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三田市が進める英語教育(PDF:311KB)
三田市が進める英語教育 英語によるコミュニケーション能力の素地・基礎を養い、 国際社会で活躍貢献できる人材の育成をめざす 中学校 コミュニケーション能力の基礎を養う「聞くこと」 「話すこと」「読むこと」 「書くこと」の 4 技能を 総合的に学習 小学校 「話す」「聞く」を中心に、コミュニケーション能 力の素地を養う体験的な学習を取り入れた英語活 動(1~4 年) ・外国語活動(5・6 年) 幼稚園・保育所 英語や外国人、外国の文化に出会う体験 就学前から中学校までの 11 年間を見通した 英語教育の推進 三田市では、小中学校 9 年間、就学前から 11 年間を見通した「三田の英語教育」を進め ています。これからの時代を生きる子どもたちに「言語や文化についての理解」を深めたり、 「コミュニケーション能力の素地や基礎」を養ったりすることを主なねらいとしています。 幼稚園・保育所では年間 2~3 回(学期に1回 程度)、教育委員会の指導主事と ALT が訪問して、 英語体験を行っています。英語の歌に合わせて元 気いっぱいに体を動かしたり、いろいろなゲーム を楽しんだりしています。 英語に親しむことをねらいとしていますが、 歌やゲームを体験することだけでなく、外国人で ある ALT との出会いに大興奮。自分から話しか けたり、スキンシップを図ろうとしたりする子ど もたちの姿が見られます。 <幼稚園:ALT による英語体験の様子> 小学校では、現行の学習指導要領に基づき、5・6 年生で年間 35 時間の「外国語活動」を行っ ています。さらに、より早い時期から英語に慣れ親しむことが重要と捉え、「話す」「聞く」活動 を中心に、1~4 年生においても英語活動(1・2 年生…年間 5 時間、3・4 年生…年間 10 時間) を行っています。授業では、担任のみだけでなく、 より英語に親しむことができるように、担任と ALT、担任と小学校外国語活動サポーター(地域 在住の外国人や英語が堪能な日本人)による指導 も実施しています。子どもたちは、外国の文化に ふれる活動をしたり、一緒にゲームや歌を楽しん だり、英語で自分自身のことを伝えたりします。 5・6 年生を中心に、各学校に導入されている電 子黒板を使ってデジタル教材を活用した授業も <中学校教の英語の先生による 小学校での授業(出前授業)> 行われています。 さらに、小学校から中学校への滑らかな接続を 意識して、小学校 6 年生児童を対象に、中学校の英語科教員による出前授業や中学校のオープン スクールで英語の授業体験なども実施しています。 中学校では、小学校までの学習経験を生かして、「聞くこと」「話すこと」「読むこと」「書くこ と」の 4 技能を総合的に身に付けることをめざしています。小学校 6 年生で実施するアンケート では、中学校での英語学習に不安を抱いている児童が少なくありません。その不安の軽減等を図 りながら、より確かな力を育てていきます。デジタル教科書の導入、電子黒板等 ICT 機器の活用、 英語科教員と ALT による T.T.(ティーム・ティーチング)の実施等、より実践的な英語力の育成 につながる授業を創造しています。 10 年後、20 年後、ますます国際化の進んだ社会で活躍する子どもたちの姿を期待し、今後も 「三田の英語教育」を充実させていきます。