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【平塚市内水ハザードマップのよくある質問と回答】 一般的な質問 マップ
【平塚市内水ハザードマップのよくある質問と回答】 一般的な質問 Q1.「ハザードマップ」とは何か。 A1.自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したものです。予測される災害の発生地 点、被害の拡大範囲および被害程度、さらには避難時危険箇所、避難場所などの情報が既存の地 図上に図示されています。 ハザードマップを利用することにより、災害発生時に住民などは迅速・的確に避難を行うこと ができ、また二次災害発生予想箇所を避けることができるため、災害による被害の低減にあたり 有効です。 Q2.平塚市のハザードマップ作成実績を知りたい。 A2.平成21年7月に「洪水ハザードマップ」を作成公表し、平成24年8月に「津波ハザードマ ップ・地震防災マップ」を作成公表しています。 Q3.「内水ハザードマップ」と「洪水ハザードマップ」の違いは何か。 A3.内水ハザードマップ、洪水ハザードマップとも、浸水に対して円滑な避難行動や平常時からの 防災意識の向上に活用されるものです。しかし、内水ハザードマップでは、下水道の雨水排水能 力を上回る大雨が降って、下水道その他の排水施設の能力不足や河川の水位上昇によって雨水を 排水できないで発生する浸水を、一方、洪水ハザードマップでは、主に河川の堤防の決壊や河川 から溢れた水により発生した浸水を対象としています。 マップ面に関する質問 Q4.マップ(浸水想定区域図)はどのように作成したのか。 A4.現況の窪地や坂道などの地形情報と水路や雨水管(下水道)などの排水施設情報に、雨の降る 量を考慮して、シミュレーションに基づいて作成しました。 Q5.シミュレーションとは何か。 A5.コンピューター上で、設定した条件を再現することです。 Q6.シミュレーションの精度について。 A6.1時間あたり50ミリ程度の雨が降った場合には、地図に近い状況になると考えております。 Q7.降雨の条件はどのような考えか。 A7. 「平塚公共下水道事業計画」の降雨量としました。1時間に50ミリ程度の大雨が市内全域に同 時に降ったときを想定しています。 Q8.1時間に50ミリ程度の大雨とはどのような状態か。 A8.バケツをひっくり返したように降り、傘をさしてもぬれる様な状況です。また、気象庁より「大 雨警報」又は「洪水警報」が発表される水準です。 *情報面の中の「雨について知ろう」で、詳しく解説しています。 Q9.作成した内水浸水想定区域が、過去の浸水実績と比べて広い(又は狭い)が、過大(又は過小) ではないか。 A9.内水浸水想定区域図は、下水道の雨水排水能力を上回る大雨が降って、下水道その他の排水施 設の能力不足や河川の水位上昇によって雨水を排水できない場合の浸水シミュレーションによ って作成します。過去の浸水実績とは雨の降り方、河川の水位状況や土地利用状況(雨の流出の しやすさ)が異なる場合、浸水する範囲や深さは異なってきます。 Q10.マップで色が塗られていないが、過去に浸水したことがある。 A10.マップ作成に使用しました情報はできる限り詳細なものでシミュレーションを行いましたが、 ピンポイントの状況までは網羅できておりません。過去に浸水がおきたところにつきましては、 引き続き備えをしていただくためにも、情報面を読んでいただきたいと考えております。 その他に関する質問 Q11.色が塗られているために不動産価値が下がるのではないか。 A11.評価方法は様々あり、ハザードマップの情報のみで不動産価値が決まるものではないと考え ております。その上で、市民の皆様の安心・安全のために、情報提供することを優先し、マップ を作成しています。 Q12.ハザードマップはどこでもらえるのか。 A12. 「平塚市内水ハザードマップ」は下水道整備課でお配りしています。また、若干ですが各公民 館にも配架しています。なお「平塚市地震防災マップ・津波ハザードマップ」及び「平塚市洪水 ハザードマップ」については、防災危機管理課にご確認ください。 Q13.色が塗られているエリアについては下水道の整備をするのか。 A13.浸水エリアのうち下水道計画区域(マップ面の凡例参照)については、平成24年度に浸水 対策の基本計画を策定し、平成25年度より順次設計を行い、平成26年度から工事を実施して いく予定です。ただし、対策の中には貯留管・ポンプ場など大規模な施設も含まれることがあり、 対策施設によっては整備に長期間を要します。 Q14.まだ下水道が整備されていない地域はどのような対策をとればよいのか。 A14.情報面を読んでいただき、最寄りの避難所や避難ルートの確認、災害に備えての準備などの 対策をお願いしております。 Q15.色が塗られていない地域は大丈夫か。 A15.大丈夫とは限りません。このマップは1時間に50ミリ程度が市内全域に降った場合にどの ような状況になるかをシミュレーションしたものです。雨は自然現象であるため、50ミリ程度 を超えることがありますので、情報面を読んでいただき、備えをしていただきたいと思います。 また、土地利用が変化すると新たに浸水の危険が生じることもあります。 Q16.30ミリや70ミリのときの状況を知りたい。 A16.30ミリや70ミリでのハザードマップは作成しておりません。 Q17.自分の家が浸水想定されているかわからないため、詳しい図面をみたい。 A17.平塚市のホームページ上で電子データ(PDF)により閲覧出来ますが、拡大して見て頂くこ とも出来ます。ただし、ピンポイントの状況までは網羅出来ておりませんので、目安として ご理解ください。 以 上