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うとぅいむち号 ※おもてなし

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うとぅいむち号 ※おもてなし
2013年 11 月号
発行:那覇市立繁多川図書館
NO.101
〒902-0071 那覇市繁多川 4-1-38
TEL:098-917-3455
FAX:098-853-6010
E-mail:[email protected]
Web:http://edu.city.naha.okinawa.jp/lib/
うとぅいむち号
※おもてなし
東京オリンピック招致のアピールで注目された「おもてなし」という言葉。沖縄口(うちな
ーぐち)では「うとぅいむち」と言います。訪れる人を心から慈しみお迎えするという意味で
すが、繁多川職員も来館される皆様を「うとぅいむち」の心でお迎えしたいと務めております。
今月は、読書週間特集でうとぅいむちさびら。
繁多川図書館 読書週間 (10/24∼11/19)
11月3日(日)文化の日
那覇市立図書館は全館 午後5時まで開館します
舞台を旅する
∼おきなわ編∼
今 月 の 展 示 テ ー マ
小説や随筆、映画の舞台となった地を
資料とともに紹介しています
秋のおはなし会(読書週間企画)
☆11月3日(日)午前11時∼午前11時40分
☆繁多川図書館
<メイン>
・うとぅいむちさびら
<一 般>
・お仕事小説
ロビー
<読み聞かせコーナー>
☆無料・申込不要
・たべたいな おいしい絵本
全国読書週間標語
<育 児>
・パーティー☆
<識名宮 建替え工事
定例おはなし会(第 2・4 土曜日)
ぴよぴよおはなし会(第 2・4 水曜日)
☆11 月9日(土)☆
☆11 月13日・27日(水)☆
☆午前11時∼午前11時30分
☆午前11時∼午前11時30分
☆繁多川図書館
☆繁多川図書館
おはなしのへや
無料・申込不要
どなたでも参加いただけます
おはなしのへや
12月末まで>
図書館敷地内へ工事車両の
出入りがあります。皆様のご理
解をお願い申し上げます。
☆対象:乳幼児とご家族の方
無料・申込が必要です(先着3組)
★繁多川図書館は子どもの本と文化向上を目的に活動する「沖縄県子どもの本研究会」が業務受託・運営しています★
●赤ちゃん絵本 ▲幼児・児童絵本 ★児童(絵本以外)
◆YA(ヤングアダルト・・・中高生向け)
資
料
名 著
者
名 出 版 者 資
料
名 著 者 名 出 版 者
● い っ し ょ に う ん ち
ふくだい わお
フレーベル館
★ともだちのはじまり
最 上 一 平
ポ プ ラ 社
● ぱ ん だ
ぱ ん だ
しばはら ・ち
新 日 本 出 版
★ し ょう ぶ だし ょう ぶ !− 先 生 vs ぼ く ー
野村一秋
文 研 出 版
● と べ た よ と べ た よ
わかやましずこ
童
社
★伝統工芸ってなに?
日本工芸会
芸 艸 堂
● ど の こ か な ?
ヒド・ファン・ヘネ ヒテン ブ ロ ン ズ 新 社
★こども哲学 自由って、 な に?
オ スカ ー ・ ブ ルニ フ ィ エ
朝日出版社
▲ ひ と り ぼ っ ち ?
フィリップ・ヴェヒター
徳 間 書 店
★ 星 空 の か が く
えびなみつる
旬 報 社
▲
は
藤 野 可 織
フレーベル館
◆ある日犬の国から手紙が来て
田中マルコ
小
問
長
講
社
◆ちゃんと悩むための哲学
小 林 和 久
朝日学生新聞社
ジャクリーン・ウッ ドソン B L 出 版
◆リアル・ファッション
ソフィア・ベネット
小
◆ UFO が く れ た 夏
川口雅幸
アルファアポリス
▲
ぼ
最
く
初
の
質
▲ひとりひとりのやさしさ
田
宏
▲図 書 館 に児 童 館 ができた日 ジャン・ピンボロー
資
料
名 著
者
ようこそ絵本の世界へ
寺澤
美
林
女
入
門
金
言
集
心
談
徳 間 書 店
名 出 版 者 資
料
学
学
館
館
名 著 者 名 出 版 者
敬子
上 毛 新 聞 社
「おう ち外 食」 完コ ピレ シピ 1 0 7
主婦と生活社
真理子
マガジンハウス
音楽オー ディシ ョン1 00の コツ
ヤ マ ハ
自分史上最高の幸せを呼びこむ方法
鈴木 真奈美
P
P
大相撲錦絵歴代横綱名鑑
ベ ースボ ール マガジ ン
マイクロソフトでは出会えなかった天職
ジョン・ウッド
ダイヤモンド社
結婚式―新郎友人・同僚のスピーチ
正 東 社
松居直と「こどものとも」
松 居
直
ミネルヴァ書房
結婚式―新婦友人・同僚のスピーチ
正 東 社
英史
すずき出版
奇
P
P
娘
子育てが楽になることばかけ 湯 汲
面白くて眠れなく なる数学プ レ ミアム 桜 井
進
H
H
角田こども&アレルギークリニックのやさしいレシピ
角 田
和 彦
芽ばえ社
月
よーくわかる最新電子回路の基本しくみ
石 川
洋 平
秀和システム
海
資
首
赤
料
里
い
城
の
子
坂
の
8 0 0 B
料
E
S
売
の
底
る
結
バ
ー
料
芦辺
拓
光
文
社
婚
小路
幸也
祥
伝
社
神
葉室
麟
角川春樹事務所
ル
ステファン・ベンニ
河出書房新社
名 著 者 名 出 版 者
与那原 恵
筑 摩 書 房
夕
島
大田静男
みすず書房
葉
目取真
俊
影
書
房
邪馬台国は沖縄だった
木村正昭
第三文明社
矢吹
晋
花
伝
社
ち
松島 むう
アスペクト
名 歌 手 名 発
売
者 資
T
テンペストオリジナルサウンドトラック
モンゴル 800
凪
店
道
尖閣衝突は沖縄返還に始まる
資
を
名 著 者 名 出 版 者 資
へ
椰
譚
ょ
の
こ
旅
料
沖
縄
名 出 演者等 発 売 者
ハイウェーブ あ り あ ま る ご ち そ う
H.ガ ー デ ン バ ウ ン デ ィ
ア メ リ カ T V コ マ ー シ ャ ルの ルー ツ2
え い ご で あ そ ぼ 2012∼ 2013
エイベックス し
マ マ と お な か の 赤 ち ゃ ん
キン グ レ コード
あ
あ わ せ の パ ン
や
と
★ 上記以外の新着資料もございます★
り
原田知世
アスミック
ポニーキャニ オン
繁多川図書館 読書週間 企画テーマ
舞台を旅する
∼おきなわ編∼
期間:10月24日(木)∼11月19日(火)
秋 の お は な し 会
「わっはっは!」
「どきどき」
「わくわく」がいっぱいつまった「秋のおは
なし会」をひらきます。 たくさんのおともだちのさんかをまっていまーす。
◆にちじ:11月3日(日)ぶんかのひ
ごぜん11じ∼11じ40ぷん
◆ばしょ:はんたがわとしょかんロビー
◆おかねはかかりません もうしこみはいりません
★展示企画
11/19 まで
「舞台を旅する∼おきなわ編∼」をテーマに
小説や随筆、映画・ドラマなどの舞台となった、おきな
わの場所・地域を、本と共に紹介しています。
期間中、お手製カードケースのプレゼントもあります
★リサイクル広場
開催しました
10 月 26 日(土)
・27 日(日)に、リサイクル広場を
開催しました。繁多川図書館でリサイクル広場を始めて今
年で3年目。多くの方にリサイクル資料を活用していただ
けたようです。また、繁多川公民館まつりでも開催予定で
す。詳しくは12月に館内にてお知らせいたします。
舞台を旅する∼おきなわ編∼作品リスト
那覇(図書)
北部(図書)
『神々の食』
池澤 夏樹
『ユタが愛した探偵』
内田 康夫
『テンペスト』
池上 永一
『椎の川』
大城 貞俊
『トロイメライ』
池上 永一
『シュガー・ザ・キッドの兄弟』
北林 優
『月の扉』
石持 浅海
『南シナ海ドラゴン編
『ニライカナイの語り部』
鯨 統一郎
『武士猿』
今野 敏
『チェケラッチョ!!』
『獏さんおいで』
謝花 長順
『ドルフィンブルー
『虹の鳥』
目取真 俊
『群蝶の木』
目取真 俊
『漁師と歌姫』
又吉 栄喜
『この世のメドレー』
町田 康
『風音』
目取真 俊
『追い風ライダー』
米津 一成
にっぽん・海風魚旅 5』
フジ、もういちど宙へ』
椎名 誠
秦 建日子
萩原 はるな
那覇(CD)
北部(CD)
『うたぬ美らさ-芭蕉布』
『執心鐘入』
『オリオンビールCMソング大全集』
『二見情話』
中部(図書)
北部(DVD)
『炎上』
伊佐 千尋
『カデナ』
池澤 夏樹
『天国からのエール』
『八月十五夜の茶屋』
ヴァーン・スナイダー
『フジよ、ふたたび宙へ』
『恋文三十年』
佐木 隆三
『やぎの冒険』
『うんたまぎるー』
立松 和平
『喜屋武マリーの青春』
利根川 裕
『遥かなる甲子園』
戸部 良也
『帰り道が消えた』
青山 真治
『ふたたびの恋』
野沢 尚
『千のキス』
安達 千夏
『オキナワの少年』
東 峰夫
『沖縄式風力発言』
池澤 夏樹
『虹列車・雛列車』
花村 萬月
『つるかめ助産院』
小川 糸
『豚の報い』
又吉 栄喜
『サウスバウンド』
奥田 英朗
『涙そうそう』
吉田 紀子
『エゴ・サーチ』
鴻上 尚史
『ちゅらさん』
蒔田 陽平
『恋しくて』
中江 裕司
『ペンギン夫婦の作り方]』
百瀬 しのぶ
『老人と海』
本橋 成一
『はるかニライ・カナイ』
灰谷 健次郎
『シギラの月』
藤川 圭介
『ハイドゥナン』
藤崎 慎吾
中部(CD)
『ホテルハイビスカス』
『キロロのいちばんイイ歌集めました』
離島(DVD)
離島(図書)
離島(CD)
『多良間ションガネー』
『安里屋ユンタ』
『ナミィと唄えば』
『伊江島ハンドー小』
『マリリンに逢いたい』
『辺銀音楽食堂』
∼∼
本のある風景
∼∼
〔NO.29〕
『 こすずめのぼうけん 』
ルース・エインズワース/作 石井桃子/訳 堀内誠一/画
福音館書店 1977年初版
こすずめに、やわらかい茶色の羽がはえ、羽をぱたぱたさせることが、できるよう
になると、おかあさんすずめは、とび方を教えます。
「すのふちにたちなさい」と、お
かあさんはいいました。
「それから、頭をうしろにそらせ、羽をぱたぱたとやって、さ
っととびだすんです。そしていしがきの上までいったら、きょうのおけいこは、それ
でおしまい」。
ところが、こすずめは上手にとぶことができたので、無茶をしてとび続けます。や
がて、羽がいたくなり、どこかで休む所をさがします。すをみつけると、
「あの、すみ
ませんがなかへはいって、休ませていただいていいでしょうか?」とききます。とこ
ろが、どこのすでも、鳴き声がちがうからと、ことわられます。後半のとぶことがで
きないこすずめが、おかあさんと対面する場面では、一日中とびまわり、休むことが
できなかったこすずめと、こすずめをさがして、つかれたおかあさんの様子がよく表
現されています。
横長で両面が一場面になっているので、のどかな広い野山の風景が効果的に表現さ
れています。こすずめが、どこのすでもことわられる場面は、アップで表現されてい
るので、会話が聞こえるようです。
読み手も、おだやかでやさしい気分になれるので、何度でもよんでやりたい気持ち
になります。先日五歳になる孫へ読んでやると、
「もう一回読んで」といわれ、喜んで
読んでやりました。
作者はイギリスのルース・エインズワース。訳者、石井桃子は、平成二十年、百歳
で永眠されたが、日本の絵本はもとより、児童文学の土台を築いた方として記憶した
い。また作品は、耳で聞いて心地よく、大人が子どもたちに読んでやる本の筆頭に挙
げられると評価されていることを記しておきます。
[金城 清子・沖縄県子どもの本研究会会員]
ルース・エインズワース/作
石井 桃子/訳
(福音館書店
堀内 誠一/画
1977年初版)
繁多川図書館
利用案内
月∼木:午前9時 30 分∼午後7時
開
館
時
間
土・日:午前9時 30 分∼午後6時
・金曜日(金曜日が祝日にあたるときは前日も休館)
・館内整理日(毎月
休
館
日
第3水曜日)
・慰霊の日(6月23日)
・祝日(11月3日・文化の日は開館)
・年末年始
・特別整理期間(※日程は別途お知らせします)
1
12
2月
月
1
11
1月
月
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
1
2
1
2
3
4
5
6
7
3
4
5
6
7
8
9
8
9
10
11
12
13
14
10
11
12
13
14
15
16
15
16
17
18
19
20
21
17
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19
20
21
22
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24
25
26
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28
29
30
29
30
31
◆毎月第2・4土曜日は定例おはなし会開催
★毎月第2・4水曜日は(乳幼児対象)ぴよぴよおはなし会開催
貸出できる資料
本・雑誌・紙芝居
貸
出 AV(ビデオ・CD・DVD)
インターネット利用
CD・DVD館内利用
貸出点数
2週間で読めるだけ
(まんがセットは2点まで)
全館合わせて2点
貸出期間
2週間
1週間
は休館日です
予約件数
全資料合わせて 30 点
(30 点のうちAVとまんがセ
ットはそれぞれ2点まで)
利用は「インターネット端末」・「館内AV」利用要領に
基づきます
どちらの那覇市立図書館でも可能です
休館日はブックポストをご利用下さい
返 CD・DVD・ビデオは破損の恐れがあるため、直接カウンターへお返しください
却
ブックポストは各図書館入口の他、那覇市役所、銘苅庁舎・小禄・真和志・首里
の各支所、那覇市立病院にもございます
※駐車場がございません。 公共の交通機関をご利用ください。
※バス案内 停留所名…「繁多川」 系統番号・・・ 5番 識名牧志線
・・・14番 牧志開南循環線
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