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【地域活性化支援事業】 平成27年度大阪府プロフェッショナル人材戦略

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【地域活性化支援事業】 平成27年度大阪府プロフェッショナル人材戦略
【地域活性化支援事業】
平成27年度大阪府プロフェッショナル人材戦略拠点運営事業
仕様書
1 委託業務名
【地域活性化支援事業】平成27年度 大阪府プロフェッショナル人材戦略拠点運営事業
2 業務の趣旨・目的
大阪府プロフェッショナル人材戦略拠点運営事業(以下、
「本事業」という。
)は、大阪府が内閣府
から委託を受け、プロフェッショナル人材戦略拠点を設置し、府内の中小企業に対して攻めの経営や
事業承継への取組みなど、経営改善への意欲を喚起し、プロフェッショナル人材の活用による経営革
新の実現を促し、中小企業とプロフェッショナル人材を結びつけることを目的に実施する。
本事業では、プロフェッショナル人材戦略拠点の有効的・効果的な事業運営・展開が可能となるよ
うに、事業遂行に必要な企業情報の抽出・企業訪問、企業のプロフェッショナル人材ニーズとプロフ
ェッショナル人材をマッチングする民間人材ビジネス事業者や、日頃から地域の中小企業と接してい
る地域金融機関等の各関係者間のネットワーク形成、セミナーの企画・運営、ポータルサイトによる
有効な情報の発信や効果的な広報活動などを通じて、地域と企業の成長戦略を実現していく。
3 履行期間 平成27年12月中旬(予定)~平成28年3月31日
4 履行場所 大阪府が指定する場所
5 委託金額の上限額
11,800千円(消費税及び地方消費税を含む)
6 用語の定義
本実施要領において、以下用語は、以下に示す定義による。
(1)プロフェッショナル人材
地域の中小企業が求める新たな商品・サービスの開発、その販売開拓、個々のサービスの生産性向
上、事業承継などの具体的な取組を通じて、企業の成長戦略を具現化していく経験豊富な人材。
(2)プロフェッショナル人材戦略拠点
地域の中小企業に攻めの経営のマインドを植え付ける旗振り役となり、プロフェッショナル人材に
対する地域のニーズを明確化していくと同時に、多様な施策と個々の案件との相乗効果を目指し、地
域における様々なニーズの顕在化に取り組む関係者を積極的にコーディネートする各地域の拠点。
(3)プロフェッショナル人材戦略全国事務局(以下、
「全国事務局」という。
)
全国・ブロック別の協議会の開催、各拠点に対する助言・情報展開等を通じて各拠点全体をとりま
とめるとともに、地域の中小企業、都市圏の人材等に対するセミナー・研修等を通じ、それぞれの意
識喚起を図るなど、プロフェッショナル人材事業全体の推進、運営・管理を担う本部組織。内閣府が
みずほ情報総研株式会社へ委託。
(4)プロフェッショナル人材戦略マネージャー(以下、
「戦略マネージャー」という。
)
地域と企業の成長戦略の具現化と優れた人材の好循環の形成をマネージメントし、地域全体の人材
1
戦略のコーディネート役を担うプロフェッショナル人材戦略拠点の責任者。府内中小企業に対して、
経営革新の実現や経営課題の解決のためのプロフェショナル人材ニーズの訪問ヒアリングを行う。
7 業務内容、提案事項等
大阪府は、内閣府からの委託を受け、平成 28 年1月上旬までに「大阪府プロフェッショナル人材戦
略拠点」
(以下、
「本拠点」という。
)を設置し、戦略マネージャーを1名配置する。
大阪府は、本拠点の事業目標として、活動目標として相談件数 70 件以上及び、成果目標として成約
件数5件以上を達成する。
・相談件数は、少なくとも中小企業経営者との面談により、制度説明、意識喚起、および経営課題の
聴取を図った先であって、その後、少なくとも継続的にアプローチが可能な関係性を築けている先を
1件とカウントする(企業の受付担当者等への説明や、
(対応者が経営者であっても)内容が資料交付
に留まるケースはカウントしない)
。
・成約件数は、当該プロフェッショナル人材が、本拠点に登録している民間ビジネス事業者とのマッ
チングにより雇用された件数とする。
本事業の実施にあたっては、別添の「大阪府プロフェッショナル人材戦略拠点事業概要図」を参考にす
ること。
提案者は、本拠点における事業目標を達成するため、本拠点業務のうち次の(1)から(6)の業務に
ついて、提案すること。
戦略マネージャーや大阪府担当者と協議の上、計画・実行・検証・改善をくりかえしながら実施するこ
と。
事業実施にあたっては、府の商工施策、雇用施策はもちろんのこと、国や市町村などの関連施策とも十
分連携し、効率的・効果的な事業運営に努めること。
(1)プロフェッショナル人材戦略拠点の運営
設置場所:エルおおさか本館 3 階(OSAKA しごとフィールドに併設)
。
広
さ:約 55 ㎡
賃
料:無償
※業務に必要な電話回線工事やLAN工事は受託者負担により実施すること。
光熱費(共益費含む)
:1㎡あたり月額 845 円(消費税及び地方消費税を含む)として積算すること。
※OSAKA しごとフィールド・・・大阪府内で就職活動をしている若年層、中高年層、障がい者の方た
ちに就労支援・応援をするために大阪府が運営する施設。
(OSAKA しごとフィールド URL⇒http://shigotofield.jp/)
(ア)営業日・時間
・本拠点の営業日・時間は、月曜日から金曜日まで9時 30 分~18 時 00 分を原則とする(祝祭日及び
12 月 29 日~1月3日は休み)
。標記時間帯での業務が困難な場合は大阪府と協議すること。
(イ)統括マネージャー等の配置
・本事業の実施にあたり、統括マネージャーとアシスタントを配置すること。
・中小企業の経営課題の掘り起こしや求人ニーズの把握等において、必要に応じて、中小企業診断士
等、企業に精通している専門性を持った企業支援コンサルタント(専門性を持った外部コンサルタン
ト)を活用すること。
2
・委託契約締結後、戦略マネージャーの採用までの期間においては、統括マネージャーを中心に企業
訪問など事業を開始すること。
・実施体制について、本事業実施以後、府との調整等に対応するため、統括マネージャー又はそれに
準じる者と必ず連絡が取れるようにすること。
(ウ)求人ニーズの取扱いについて
・本事業は、中小企業の求人ニーズを民間ビジネス事業者へ取り繋ぎ、マッチングを促進していくス
キームとなるため、当該ニーズの取り繋ぎに公正さが担保される必要がある。
従って、本事業の受託事業者と、民間人材ビジネス事業者との間において、当該事業スキームにお
ける情報展開の公正さが、しっかり保たれるような仕組みや体制を整備し、民間人材ビジネス事業者
にとって不利益を被る恐れを排除しなければならない。
<役割>
・統括マネージャー(委託運営責任者)
本拠点の委託先運営責任者として、府との調整等に対応すること。
府内中小企業への訪問などを通じて、企業の事業・経営ニーズの把握、プロフェッショナル人
材ニーズの掘り起こしなど、コーディネートを中心に活動。
・アシスタント
統括マネージャーのサポート、事務所来訪者への相談対応、庶務事務等。
職種等
人数
①統括マネージャー
(委託運営責任者)
1人
②アシスタント
2人
必要な資格・経験等
中小企業への経営支援・経営相談(販路開拓・
事業承継・人材確保等)かつ法人営業の業務に
10 年以上従事した経験を有すること。
法人営業の業務に3年以上従事した経験を有す
ること(1名以上)
。
【留意事項】
・①②は、本拠点に常駐し、本業務に従事させること。
・①②は、兼ねることができない。
(提案事項1)
・事業拠点での実施体制について
・統括マネージャー及びアシスタントの資格、経歴等について
・事業全体の具体的なスケジュールについて
・取り扱う人材ニーズの公正な情報展開の仕組みについて
・企業情報及び個人情報の管理方法について
【提案にあたっての留意点】
・配置する人員については、それぞれの担当業務に応じ、必要なスキル・ノウハウ・実務経験を有し
た人材を配置すること。
・配置する人数やスキル(業務経験年数や類似事業での実績等)を明示のうえ、具体的に組織図を添
付すること。
・企業支援コンサルタントを活用する場合は、資格、経歴、役割等を明記すること。
3
(2)対象企業の抽出、企業訪問
本事業の対象となる府内中小企業で攻めの経営や事業承継への取組みなど経営改善への意欲のある
企業を、提案者が有する企業情報やネットワーク、外部の情報を活用して、3,000 社程度抽出する。
本拠点にて、抽出した企業群をアプローチリストとして活用する。
それら企業に対して、経営革新の実現や経営課題を解決するための人材ニーズのヒアリングを行う
ことを目的に企業訪問を行う。
【業務内容】
(ア)対象企業の抽出・アプローチリストの作成
・従来事業の継承を目的とした守りの経営から、新事業や新販路開拓など経営体質強化を含む攻め
の経営や事業承継、新たな取組に積極的にチャレンジする企業やポテンシャルの高い企業を抽出す
ること。
・平成28年1月末までにアプローチ先リスト(3,000 社程度)の作成をすること。
・アプローチリストや個別企業情報については、大阪府と共有し、企業訪問に活用すること。
・詳細については、別途、大阪府と協議して決定すること。
◆対象企業の条件
・大阪府内に事業所を有する中小企業であること
・攻めの経営に転じる可能性を有する企業。また、攻めの経営に資する技術、製品、ノウハウ等
を有している企業
・事業承継の取組みに対して、プロフェッショナル人材の活用が効果的と見込める企業
・その他、経営改善の意欲を喚起することで、企業の成長戦略の実現につながる企業
(イ)ヒアリングシートの作成
・企業訪問時や相談時に必要となるヒアリングシートを作成すること。
・詳細については、別途、大阪府と協議して決定すること。
(ウ)企業訪問の実施
・
(イ)で作成したヒアリングシートをもとに企業訪問を行うこと。
・攻めの経営への意識喚起、経営課題等のヒアリングを行うこと。
・企業が求める具体的なプロフェッショナル人材ニーズについてヒアリングを行うこと。
・国や大阪府等が実施する商工労働関係施策について、中小企業経営者に説明すること。
・中小企業経営者と継続的な関係構築を目指すこと。
・企業訪問に関しては、戦略マネージャーが着任するまでの期間については、統括マネージャーが
中心となって行うこと。
・訪問時のエビデンスとして、ヒアリングシートと相手方の名刺を、大阪府に提出すること。
・詳細については、別途、大阪府と協議して決定すること。
(提案事項2)
・本事業の対象となる企業群の抽出方法について
・効果的な企業開拓方法等(スケジュール含む)について
・提案者が有する企業とのネットワークについて
・ヒアリング項目について
・対象企業へのアプローチ方法について
【提案にあたっての留意点】
4
・対象企業の抽出や開拓等にあたり信用調査会社や商工会・商工会議所等から企業情報を取得する
場合、受託事業者が本事業の事業費で購入すること。
(3)地域金融機関等・民間ビジネス事業者との連携
(ア)地域金融機関等との連携
【業務内容】
・
(2)の業務で抽出した対象企業へのアプローチについては、可能な限り、地域の中小企業と接し
ている地域金融機関、商工会議所、士業、各種国が実施している中小企業支援窓口(よろず支援拠
点等)等と連携して実施すること。
(参考 URL)大阪府よろず支援拠点⇒http://www.yorozu-osaka.jp/
・地域金融機関等と連携して、地域の中小企業に対し、攻めの経営や事業承継への取組みなど、経
営改善の意欲を喚起し、抱えている経営課題の解決に向けて、新たな商品・サービスの開発、その
販路の開拓や、個々のサービスの生産性向上などの具体的な取組を通じて、成長戦略を具現化して
いく企業を開拓すること。
(提案事項3)
・地域金融機関等との具体的な連携手法について
【提案にあたっての留意点】
・効率的、効果的な連携方法などについて提案すること。
・地域金融機関等との連携実績がある場合は、その実績やネットワーク等について記載すること。
(イ)民間人材ビジネス事業者との連携
【業務内容】
・本事業は、ハローワーク等とは異なり、人材紹介機能(あっせん機能)を有していないことから、
人材紹介機能(あっせん機能)を有している民間人材ビジネス事業者との連携を前提としている。
従って、本事業に関するプロフェッショナル人材の求人ニーズを得て、マッチングを行うことがで
きるのは、本拠点に事前登録された民間人材ビジネス事業者(以下、
「事前登録事業者」という。
)
のみである。
具体的には、地域金融機関等と連携し、経営改善への意欲のある地域の中小企業に対し、プロフ
ェッショナル人材の活用を促していき、企業訪問を通じて得られたプロフェッショナル人材ニーズ
(求人ニーズ)は、事前登録事業者へ取り繋ぐこと。
なお、民間人材ビジネス事業者を利用しないケース(中小企業から民間人材ビジネス事業者の利
用を拒まれた等)については、本事業での成約件数には含めないが、OSAKA しごとフィールドやハ
ローワークなど他事業を紹介すること。
・大阪府では、府内の中小企業が、東京圏からプロフェッショナル人材を受入れるにあたり負担す
る人件費等の一部を助成するおおさかUIJターン助成金制度を構築している。当該助成金制度の
「登録有料職業紹介事業者」と連携すること。
・事前登録事業者とプロフェッショナル人材ニーズの紹介や掘り起こしなどで連携していくこと。
<<事前登録事業者について>>
・事前登録事業者の募集方法、管理方法、その事業者の要件などについては、大阪府が定める。
5
・民間人材ビジネス事業者の事前登録は、複数社を前提としている背景から、求人ニーズのある
中小企業を、どの民間人材ビジネス事業者に紹介・取り繋ぎをするかは、大阪府がルールを設定
し、運用する(例えば、どの民間人材ビジネス事業者に紹介・取り繋ぎするかは、利用者である
中小企業が決定する、など。
)
。
・本事業の受託事業者及び、受託事業者のグループ企業や関連企業が、次のアからウにあてはま
る場合は、本事業スキームの情報展開の公正性の観点から、事前登録事業者として登録すること
はできない。
(ア) 職業安定法(昭和 22 年法律第 141 号)第 30 条第1項に規定する有料職業紹介事業の許可
を有している法人
(イ) 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(昭和 60 年法
律第 88 号)第5条1項に規定する一般労働者派遣事業の許可を有している法人
(ウ) 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(昭和 60 年法
律第 88 号)第 16 条1項に規定する特定労働者派遣事業の届出を行っている法人
【事業実施にあたっての留意事項】
・本拠点は、職業安定法に基づく職業紹介の許可を有していないことから、求職者から直接問い合
わせがあった場合、そのニーズを事前登録事業者へ取り繋ぐこと(本拠点は求職者に対して、個
別の具体的な求人情報の提供は行わない)
。
・プロフェッショナル人材の求人ニーズのある中小企業へ求職者を直接紹介・取り繋ぎを行わない
こと。
・事前登録事業者との情報のやり取りについては、個人情報の取り扱いについて注意すること。
(4)府内中小企業の経営者向けセミナーの企画・運営
・府内の中小企業を対象に、攻めの経営や事業承継への取組みなど、経営改善等の意欲を喚起し、プロ
フェッショナル人材の活用による経営改革を促すことを目的とするセミナーを企画し、運営すること。
【業務内容】
(ⅰ)開催概要
・セミナー開催回数:2回以上
・開 催 地:大阪府内
・参加対象者:府内に本社または、事業所を有する中小企業
・人 数 規 模:各50社程度
・開 催 時 間:各1~2時間程度
・講 師 等:専門性を持った講師を手配すること。
(ⅱ)セミナーの企画及び実施
(ⅲ)セミナー参加者の集客
(ⅳ)会場準備及び運営
(ⅴ)その他
・上記に定めのない事項については、協議のうえ決定すること。
6
(提案事項4)
・具体的なセミナープログラムについて
・具体的なセミナーの集客方法について
・セミナーの運営体制、実施回数等について
【提案にあたっての留意点】
・同様のセミナー受託実績、実施実績を有している場合は、記載すること。
・会場費及び講師への謝金・旅費等については、本事業から支出すること。
(5)各種プロモーションの実施
(ア)
「大阪府プロフェッショナル人材戦略拠点」に関する各種プロモーションの実施
全国事務局が開設するポータルサイト等と連携を図りながら、大阪府で取り組むプロフェッショナル
人材のUIJターン事業など、プロフェッショナル人材関連事業のプロモーションを行うこと。
【業務内容】
・本拠点での取り組み内容やUIJターン助成金などプロフェッショナル人材の確保に関する有益
な情報について、幅広く府内中小企業に周知すること。
・OSAKAしごとフィールドやおおさかUIJターン促進事業等、大阪府が取り組む各種事業と
連携して事業周知を行うこと。
・地域金融機関、商工会議所、士業、各種国が実施している中小企業支援窓口(よろず支援拠点等)
等と連携して、事業周知を行うこと。
・チラシやリーフレットだけでなく、ホームページやSNS等を活用したプロモーションを行うこ
と。
(提案事項5)
・斬新で効果的な広報ツールを活用した広報戦略について
【提案にあたっての留意点】
・内閣府が作成するポータルサイトと重複しないように注意すること。
・ホームページの制作・運営について、ホスティングサーバー等を利用してもかまわないが、適切
なセキュリティー対策が行われていること。また、ドメイン管理費やサーバー費用等は、本事業の
事業費から支出すること。
・サイトデザインやページ構成、編集記事など、具体的な完成イメージがわかるよう、画像も使っ
てわかりやすく提案すること。
(イ)内閣府が開設するポータルサイトへの登録情報の作成、更新、管理
本ポータルサイトは、全国事務局が、各地のプロフェッショナル人材戦略拠点から収集した求人情報
(匿名情報)や好事例等を掲載するもので、別途、内閣府が開設するものである。
【業務内容】
・ポータルサイトに掲載登録する求人情報(関与している案件)や本拠点及び戦略マネージャーの
紹介原稿等を作成すること。なお、内容及び提出方法については、別途、大阪府より通知する。
・求人情報の更新管理を行うこと。なお、成約や求人取下げ等に至った場合は、速やかに当該求人
情報の削除を全国事務局に依頼すること。
・その他、ポータルサイト運営に係る事務について実施すること。
7
(6)
「大阪府プロフェッショナル人材戦略協議会」事務局運営補助、国が指定する各種人材戦略
協議会への参加等
(ア)大阪府プロフェッショナル人材戦略協議会の事務局運営補助
・大阪府では、府内の地域金融機関、民間人材ビジネス事業者、商工会議所等を構成メンバーとし
て、関係者間の連携を強化し、本事業を浸透させ、効果的なものとしていく観点から、戦略マネー
ジャーを議長とする大阪府プロフェッショナル人材戦略協議会を設置する。
【業務内容】
・大阪府からの指示のもと、同協議会の運営を補助すること。
・協議会の開催内容については、別途、大阪府が指示する。
【実施概要】
・開催回数:3回
・開 催 地:大阪府内
・参加対象者:府内の地域金融機関、民間人材ビジネス事業者、商工会議所等
・人 数 規 模:10~20名程度
(イ)ブロック別プロフェッショナル人材戦略協議会の参加
【業務内容】
・統括マネージャー等は、全国事務局が四半期に1回程度実施するブロック別プロフェッショナル
人材戦略協議会に、必要に応じて参加すること。
・開催内容等については、別途、大阪府より通知する。
【開催概要】
・開 催 地:ブロックごとに内閣府が定めた地域
・参加対象者:ブロック内の戦略マネージャー、内閣府、全国事務局担当者 等
(ウ)全国プロフェッショナル人材戦略協議会の参加
【業務内容】
・統括マネージャー等は、全国事務局が半期に1回程度実施する全国プロフェッショナル人材戦略
協議会に、必要に応じて参加すること。
・開催内容等については、別途、大阪府より通知する。
【開催概要】
・開 催 地:東京都内(詳細未定)
・参加対象者:各都道府県の戦略マネージャー、内閣府、全国事務局担当者 等
【提案にあたっての留意点】
・見積積算においては、1回程度の出張費用等(東京⇔新大阪:新幹線)を計上すること。
(エ)全国事務局が実施する研修等への参加
【業務内容】
・全国事務局が実施するスタッフ(統括マネージャー、アシスタント)向け研修に参加すること。
【提案にあたっての留意点】
・見積積算においては、2回程度の出張費用等(東京⇔新大阪:新幹線)を計上すること。
8
8 業務実施上の留意点
・受託者は、不測の事態により業務を実施することが困難になった場合には、遅延なくその旨を大阪
府に連絡し、その指示に従うものとする。
・受託者は、事業の過程において大阪府から指示された事案については、迅速かつ的確に実施するも
のとする。
・提案内容については、大阪府と協議を行いながら真摯に履行すること。
・本業実施にあたっては、大阪府と必要な連携を計ることとし、別途、大阪府が指示する会議などに
出席すること。
9 報告・分析等
・受託事業者は、事業実施中、定期的に、進捗状況を大阪府に報告することとし、業務が著しく遅滞
した場合などは、府の求めに応じて、原因の分析、課題の抽出、改善策の策定など必要な措置をとり、
その結果について書面で報告すること。
・業務の進捗については、日常的な報告に加え、毎月 10 日までに前月の事業実施状況を書面で次の
項目に関して報告すること。
(報告様式等については別途通知)
(ⅰ)本拠点が関与し、地域の中小企業にプロフェッショナル人材が採用された全ての成約実績、
相談件数。なお、受託事業者は、事前登録事業者と連携し、実際の就職の有無、転職前後の居住
地等について把握すること
(ⅱ)協議会やセミナーの開催状況、成功事例、課題・問題点等
・大阪府は、必要に応じ、業務内容等について臨時に報告を求めることがある。
10 再委託
再委託は原則禁止とする。ただし、セミナー等の実施にあたり、専門性等から一部を受託事業者にお
いて実施することが困難な場合や、自ら実施するより高い効果が期待される場合は、各種講師等への再
委託により実施することができる。再委託により実施する場合は、下表に基づき、大阪府と協議し、承
認を得ること。
1 再委託の承認
(1) 次のいずれにも該当しない場合に限り、やむを得ないと認める部分について、再委託を承
認することとする。
ア 業務の主要な部分を再委託すること。
イ 契約金額の相当部分を再委託すること。
ウ 競争入札における他の入札参加者に再委託すること。
エ 随意契約によることとした理由と不整合を生じる再委託をすること。
2 承認する場合に付する条件
(1) 受注者は、業務の一部を再委託する場合は、再委託先の名称、再委託する理由、再委託し
て処理する内容、再委託する期間、再委託に要する費用、委託先において取り扱う情報、再
委託先における安全性及び信頼性を確保する対策並びに再委託先に対する管理及び監督の方
法を明確にしなければならない。
9
(2) (1)の場合、受注者は、再委託先に本契約に基づく一切の義務を順守させるとともに、発
注者に対して、再委託先の全ての行為及びその結果について責任を負うものとする。なお、
委託内容・指導内容を具体的に明記した委託契約書、完了報告書等を整備するとともに、発
注者の求めに応じて提出しなければならない。
(3) 受注者は、再委託先に対して本委託業務の一部を委託した場合は、その履行状況を管理・
監督するとともに、発注者の求めに応じて、管理・監督の状況を報告しなければならない。
(4) 受注者は、再委託先に対して、本委託業務の主旨及び大阪府の委託事業であることを説明
し、本委託事業の関係書類等を本事業終了後、翌年度4月1日から起算して5年間保存する
とともに、発注者からの求めに応じて、受注者が実施する調査への協力について承諾させる
こととする。なお、再委託先の承諾が得られない場合は再委託をしてはならない。
(5) 再委託先の選定については、経済性の観点から、可能な範囲において相見積りを取り、相
見積りの中で最低価格を提示した者を選定(一般の競争等)しなければならない。なお、経
済性の観点によらず内容の優劣により選定する等、相見積りを取っていない場合又は最低価
格を提示した者を選定していない場合には、その選定理由を明らかにした選定理由書を発注
者に提出し協議しなければならない。
(6) 受注者は、委任した事務、事業が終了したかどうかを完了報告書により確認しなければな
らない。なお、完了報告書には、検収日を記載し、検収担当者が押印するものとする。
(7) 再委託先への支払いは受注者の名義で行うとともに、銀行振込受領書等により支払の事実
(支払の相手方、支払日、支払額等)を明確にしなければならない。
11 事業費の取扱いについて
(1)本事業の経費をもって、他の業務の経費をまかなってはならない。
(2)事業費は実費弁済の考え方をとることとし、利益等は含めない。
(事業者が実際に支払った経費分だ
けの請求を認め、利益率の付加は認めない。
)よって、本事業のために支出した全ての経費(既存労
働者の人件費や一般管理費、雑費、諸経費等を含む)について、給与明細、公的証明書、領収書等
の各種証拠書類の提示を求める。
※人件費は実際に支給した給与額等(給与明細等で証明できる額)の積み上げで積算(精算)するこ
ととし、
いわゆる単価方式
(例:支給実績に関わらず、
主任研究員は1日 60,000 円で一律計上する。
)
は認められない。
(3)人件費には、諸手当、賞与、退職手当等(受託者の社内規程において労働者に対する支払いが義務
付けられている場合に限り、算定は本事業に従事していない期間を除く。また、支払いは、本事業
従事期間内のみ対象。
)及び社会保険(健康保険、厚生年金、介護保険、児童手当)
、及び労働保険
(雇用保険、労災保険)に係る事業主負担分を含む。なお、社会保険、労働保険については、法定
どおり加入させること。
(保険について、誤解釈のケースが見受けられる。積算等にあたっては、法改正等に十分留意する
とともに、必要に応じて関係機関に問い合わせるなどして、違法状態とならないようにすること。
)
(4)支援される者に係る費用(旅費、日当、資格取得に係る受験料や免許登録に係る費用等)は対象外
とする。
(5)なお、
“営利目的の事業”は本事業の対象とならない。よって、事業費は原則として委託料により賄
10
うこととし、収入を事業費の財源として見込むことはできない。事業を円滑に実施するため、委託
契約に基づく業務の範囲内で事業費の精算に含まれない経費を支出する場合や、委託金額を超えて
事業費を支出する場合は、あらかじめ大阪府と協議すること。
12 会計関係資料の作成及び提出等
① 大阪府及び全国事務局との連携
会計関係資料については、大阪府及び全国事務局の指導・助言を受けるなど、連携を図った上で、作
成・提出のこと。
② 会計関係資料の中間提出
平成 28 年1月 31 日までの事業実施分の会計関係資料を仮締めの上、平成 28 年 2 月 12 日までに大阪
府あて提出のこと。
③ 大阪府あて会計関係資料の提出
事業開始日から平成 28 年3月 31 日までの事業実施分については、平成 28 年3月 31 日に大阪府あて
提出のこと。
13 財産取得について
財産価値が生じるような工事費など、財産取得となる経費は認めない。
また、物品等で本事業終了後、財産価値が残存する場合は、売却等を行いその金額を返還しなければ
ならない。
※ パソコン、机等は適正な価格のレンタルが望ましい。
14 書類の保存について
全ての証拠書類は本事業終了後、翌年度4月1日から起算して5年間保存しなければならない。
15 事業完了後、府へ提出するもの
受託者は、事業終了後、下記資料等を大阪府に提出すること。
・7-(2)-(ウ)に関する企業訪問時のヒアリングシート等資料一式
・7-(4)に関するセミナー実施報告書
・7-(6)に関する資料・会議録等
・その他、大阪府が指示する資料
16 精算について
(1) 受託者は、本事業に係る経理と他の経理を明確に区分すること。また、事業終了後、大阪府に対し
て支出額を記載した収支精算書を提出し、大阪府の確認を受けること。なお、精算の結果、受託者へ
交付した委託料に残額が生じた時は、大阪府からの通知に基づき返納すること。
(2) 大阪府は、給与明細、賃金台帳、業務日誌、出勤簿、公的証明書、請求書、領収書等の各種証拠書
類との確認を行い、見積りよりもそれぞれの事業費の実績が下回った場合などは、減額・返還を求
めることができる。
17 その他
11
(1)受託者は、契約締結後直ちに事業の実施体制に基づく責任者を指定し、大阪府へ報告すること。
(2) 事業開始時までに事業計画書(事業スケジュール)を大阪府へ提出すること。
(3) 本事業の実施で得られた成果(著作物等)
、情報(個人情報を含む。
)等については大阪府に帰属す
る。
(4) 提案事業を行うにつき、当該業務が法令等の規定により官公署の免許、許可又は認可を受けている
必要がある場合には、当該免許、許可、認可を受けている者であること。
(5)見積りの詳細については、大阪府と本事業の委託契約を締結する際に協議すること。
(6) 大阪府は特別の理由がない限り最優秀提案者を契約交渉の相手方に決定するが、そのことをもって
提案内容(経費も含む)まで認めるものではない。契約締結及び事業実施にあたっては、必ず大阪
府と協議を行いながら進めること。
(7) 個人情報の取扱いについては「
【地域活性化支援事業】平成27年度 大阪府プロフェッショナル人
材戦略拠点運営事業に係る企画提案公募要領」特記仕様書Ⅱ個人情報取扱特記事項を遵守すること。
なお、個人情報保護の観点から受託者は『誓約書』
(別紙1)を提出すること。
≪同特記事項第 8(10)に定める個人情報保護のための必要な措置≫
本業務により知り得た個人情報の取扱いは、本業務に従事する作業員(事業開始時に作業員名簿を
作成し、大阪府へ提出すること。
)のみが行うこと。受託事業者は、作業員に、同特記事項を遵守
する旨の誓約書を提出させること。
(8)平成 28 年度事業については、国の平成 28 年度予算案議決後に、改めて、国と大阪で委託契約を締結
する予定である。業務の支障がないよう、次期受注者に対し、事業開始前までに、円滑かつ誠実な引
継ぎを行うこと。
(9) その他、事業の実施に際しては大阪府の指示に従うこと。
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