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塗料・塗装からの VOC排出抑制の状況

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塗料・塗装からの VOC排出抑制の状況
第14回塗料産業フォーラム
塗料・塗装からの
VOC排出抑制の状況
大阪 平成17年12月 7日
東京 平成17年12月14日
(社)日本塗料工業会
久米 政文
本報告の内容
1.VOC排出規制 環境省:改正・大気汚染防止法ー関係政省令
2.VOC排出規制への対応状況 2.1 東京都 VOC排出量削減対策の構想と促進 2.2 日本塗料工業会の取組みと進捗状況 ① 塗料製造工場からのVOC(改正大気汚染防止法対応)
② 塗料、塗装からのVOC(日塗工の自主取組み)
3.課題への対応 3.1 VOC排出抑制定点観測中間結果(お客様の対応状況)
3.2 塗料の対応課題 1.VOC排出規制
1.1 改正・大気汚染防止法ー関係政省令
なぜ30%なの?
改正大気汚染防止法
光化学オキシダント注意報
非超過割合とVOC削減
法規制
3割
ベストミックス
1割
法規制
2割
自主取組み
平成18年4月1日より施行
1.VOC排出規制
1.2 法規制対象施設
1.化学製品製造関係施設
・乾燥施設
2.塗装関係施設
・吹付塗装施設
VOCを溶剤として使用する化学製品製造の
用に供する乾燥施設
送風能力
3,000㎥/時以上
排出基準
600ppmC
・乾燥施設
塗装の用に供する乾燥施設
(吹付塗装及び電着塗装に係
わるものを除く)
100,000 ㎥/時以上
自動車製造 既設 700ppmC
新設 400ppmC
その他 700ppmC
10,000 ㎥/時以上
木製品製造 1,000ppmC
その他 600ppmC
1.VOC排出規制
1.3 事業者などによるVOCの自主取組み
事業者等によるVOCの自主的取組促進のための指針
(経済産業省・産業技術環境局・環境指導室)
1) VOCの排出状況
VOC合計 基準年 H17年度 中間計画 最終年度
(H12年度) (H20年度) (H22年度)
全国 使用量
排出量
削減率
2) 各地区における排出量(現状と中間および最終削減目標)
関東地区(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)
関西地区(大阪府、兵庫県)
中部地区(愛知県、三重県)
3) 物質ごとの排出量
化学物質ごとの排出量
4) 排出抑制技術
技術の概要、排出抑制物質、削減効果、運転費用など
本報告の内容
1.VOC排出規制 環境省:改正・大気汚染防止法ー関係政省令
2.VOC排出規制への対応状況 2.1 東京都 VOC排出量削減対策の構想と促進 2.2 日本塗料工業会の取組みと進捗状況 ① 塗料製造工場からのVOC(改正大気汚染防止法対応)
② 塗料、塗装からのVOC(日塗工の自主取組み)
3.課題への対応 3.1 VOC排出抑制定点観測中間結果(お客様の対応状況)
3.2 塗料の対応課題 2.VOC排出規制への対応状況
2.1 東京都
VOC排出量削減対策の 推進
VOC対 策の 背景・必要性
VO C対策の目標
○ 光化学 オキ シダン ト高濃 度日の削減
VOCと大気汚染
○SPM の環境基準全局達成
○有害化学物質の環境リスク低減
光化学
SPM
オキシダント
環境基準達成率
一般局 0%
環境基準達成率
一般局 51%(100%)
NOx
自排局 0%
平成 22 年度までにVOC
排 出量の 30% 以上を削 減
する(平成 12 年度比)。
自排局 12%(97%)
VOC
排出規制
<VOC の特徴>
◎特定の排出口以外からの揮発
量が多い。
○工場内の工程が多様
↓
量の削減には、排出口での濃度規
有害
課題と取組の方向
VOCを排出する事業所の
燃焼
自動車
V OC対 策の体系図
植物
制だけでなく、多様な手法を組み
合わせた 自主的取組が効果的
VOC対策検討委員会
VOC対策ガイドの作成と活用
(工場内対策分野)
自主的取組への
技術支援
(中小事業者への支援)
多くが 中小企業
大気汚染防止法と環境確保条例
VOC対策アドバイザー派遣
VOC に関する管理方法の作成支援
金属表面
処理
給油
1 0,900
12%
3,95 0
4%
V OC を多 く排 出す る 中
蒸発系溶剤
その他
4,02 0 4%
中小中小
小事業者の取組が不可欠。
シンボル事業等による普及啓発
中小
屋外塗装等の製品使用から
も多量に排出される。
平成 12 年度
中小
VOC 対策ガイドの作成(屋外塗装分野)
塗装
4 3,610
46%
中小
クリ ーニ
ング
11,060
12%
低VOC製品の
94,080t/年
屋外
低VOC製 品
情報の不 足
公共部門での低 VOC 製品優先使用
普及・啓発
低 VOC 塗料ラベ ルによる普及拡大
中小
印刷
20,54 0
2 2%
コ スト減と排 出量削 減
が両立する対策が理想
大 防法
最 終消 費者 に 対する 働 き
(29,110)
(31%)
かけが必要。
八都県市による推進体制の構築
東京都グリーン購入ガイド
(2005年版)
塗料
・建築物内装用(鉄部も含む)
有害金属を配合しない塗料であって、水性塗料であること。
(有害金属:鉛、クロム類0.05%以下、VOC:10%以下)
・建築物外装用
有害金属を配合しない塗料であって、従来の溶剤型塗料と
比較しVOC含有量を低減した塗料であること。
(有害金属:鉛、クロム類0.05%以下)
http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/kikaku/green-guide/
2.VOC排出規制への対応状況
2.2 日本塗料工業会の取組みと進捗状況
平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年
(2000)
(2001)
(2002)
(2003)
(2004)
(2005)
(2006)
(2007)
(2008)
(2009)
(2010)
公 布
(5月26日)
施行日
(6月1日)
VOC規制等に係る規定の施行期日(4月1日)
改正・大気汚染防止法
VOC関連施行令、施行規則
改正法の施行令(枠組みに係る事項)
・VOCの範囲から除く物質:メタン等の8種類
・VOC規制対象施設:塗装施設等の9種類の施設を定める
・VOC規制対象施設と排出濃度基準値:吹付塗装の場合
排風量10,000m3/以上施設で700ppmC
VOC関連施行令、施行規則公布(6月10日)
VOC
環境省
30%
削減目標
削減
経済産業省
自主行動計画策定(予定)
(社)日本塗料工業会
削減目標(ガイドライン)
★総務委員会 VOC研究WG
VOC
VOC
30%
50%
削減
削減
見直し
★日塗工・VOC自主削減取組み宣言
★塗料からのVOC削減内容の提案
塗料からのVOC排出抑制自主目標設定
2.VOC排出規制への対応状況
2.2 日本塗料工業会の取組みと進捗状況
1) 事業者などによるVOCの自主取組み
(経済産業省・産業技術環境局・環境指導室)
1.VOCの排出状況
2.各地区における排出量
VOC排出状況(実績と平成12年度推計)
︵
4,500
大 4,000
気 3,500
排 3,000
出 2,500
量 2,000
1,500
t 1,000
500
0
PRTR
溶剤5品目
報告値
その他
38%
3947
3153
1,750
1,625
1,497
︶
488
平成12年度
平成13年度
平成14年度
関東地区
24%
2954
関西地区
24%
1,300
1,256
488
419
平成15年度
平成16年度
最終削減目標(平成22年度)
平成12年度の 30∼35%
中部地区
14%
<やるべきこと>
1.計画の遂行
2.排出抑制技術などの適用履歴
年間排出量 [トン]
*印は排出源として
「塗装」を含む
0
10,000
20,000
30,0 00
40,000
50,000
60,000
日本ガス協会
70,000
80,000
90,0 00
100,000
産構審・合同WG(11月30日)
自主行動計画
平成17年11月現在
21業界団体(1,176 社)
日本染色協会
日本製紙連合会
12年度【基準】
*日本鉄鋼連盟
16年度
*電気_電子4団体
20年度【中間目標】
日本塗料工業会
22年度【目標】
*自動車部品工業会
*自動車工業会
*線材製品協会
日本伸銅協会
全国鍍金工業組合連合会
天然ガス協会
石油連盟
日本化学工業協会
10
20
30
40
50
H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22
削
減
率
%
︸
*日本建材_住宅設備産業協会
]
*日本アルミニウム協会
万
ト
ン
0
[
*日本溶融亜鉛鍍金協会
[
*日本電線工業会
年
間
排
出
量
50
45
40
35
30
25
20
15
10
5
0
塗料業界としての対応
2) 日塗工の自主取組み
塗料、塗装からのVOC∼法規制に先駆けた協力
1. 理解と認識が必要
2. 具体的取組みを実施
3. 具体的目標を明示
4. 自ら進捗状況を把握
プレス発表(平成16年6月1日)
(取組み方法、目標設定)
・会員・ユーザーへの
ガイドライン頒布
・官庁、ユーザー団体、講演会等
での説明と協力お願い。
・各社の実態調査
・技術委員会、製品安全委員会
などでのVOC取組み検討。
・進捗状況の発表。
塗料・塗装での大気へのVOC排出量
VOC大気排出量︵
万トン︶
45
40
35
30
25
20
15
10
5
0
30%
H13
H15
H16
H18
50%
H20
・平成15年度分は、記入ミスがあり、修正
平成15年度は、平成13年度に比べ8.8%削減。
平成16年度は平成15年度に比べ0.5%減でほぼ横ばい。
大気排出溶剤種の変化
H13年 度
H15年 度
H 16年度
140,000
120,000
︵
大 100,000
気
排
80,000
出
量
60,000
︶
t
40,000
20,000
今回の分類外のその他の溶剤が増加(今後内訳の解明が必要)
そ の他
トルエン、キシレン、石油系炭化水素類は低下。
MIBK
MEK
<まとめ>
石油系炭化水素類
酢酸 ブ チル
酢 酸 エチ ル
ブ タ ノー ル
IPA
エ チ ル ベンゼ ン
キ シ レン
ト ル エン
0
塗料品種の希釈率比較(H13/H15/H16)
その他 の塗 料
ト ラ フ ィ ック ペイ ン ト
粉体 塗 料
<まとめ> ハイソリッド化などの動向を見たが、明確ではない。
水性 樹 脂 系 塗 料
厚 膜 型 エ マ ル シ ョン
エ マ ル シ ョ ン ペイ ン ト
その他 溶 剤 系
シ リ コー ン ・ふ っ素 樹 脂
塩 化 ゴ ム系
ビ ニル樹 脂
船 底 塗 料 ・一 般 系
不飽 和 ポ リ エステ ル
ウ レタ ン樹 脂 系
エポ キ シ ・一 般 系
ア ク リ ル ・焼 付 乾 燥
ア ク リ ル ・常 温 乾 燥
ア ミ ノ ア ル キ ッド 樹 脂 系
さ び 止 ペイ ン ト
調 合 ペイ ン ト
ワ ニ ス ・エ ナ メ ル
ラ ッカ ー
0
H16 年度
H15年度
H13年度
溶剤比率(%)
70
60
50
40
30
20
10
低VOC塗料比較(%)
H13年度
H15年度
H16年度
100
90
80
︵
割
合
︶
%
70
60
50
40
30
20
10
輸出
そ の他
路 面表 示
家 庭用
木 工製 品
金 属製 品
機械
電 気機 械
自 補修
自 動 車 ・新
船舶
構 造物
建 築建 材
建物
0
<まとめ>
・建築用は水性化 ・船舶用はハイソリッド化 ・自動車用は水性化 ・路面用は無溶剤化
本報告の内容
1.VOC排出規制 環境省:改正・大気汚染防止法ー関係政省令
2.VOC排出規制への対応状況 2.1 東京都 VOC排出量削減対策の構想と促進 2.2 日本塗料工業会の取組みと進捗状況 ① 塗料製造工場からのVOC(改正大気汚染防止法対応)
② 塗料、塗装からのVOC(日塗工の自主取組み)
3.課題への対応 3.1 VOC排出抑制定点観測中間結果(お客様の対応状況)
3.2 塗料の対応課題 塗料業界全体VOC抑制への課題と対応状況
<課題>
・低VOC塗料の開発と現行品の
置換
<工業ライン定点観測結果>
1.ユーザーのVOC対応の変化
・VOC排出抑制に対するユーザー
や業界の理解と協力実行
・低VOC塗料のグリーン購入品と
しての採用
・塗料の使われ方に対する市場
実態の把握(大気放出量など)
・塗料需要の低下因子(景気、
ユーザー生産の海外移転、他
への置換)
対策済み
29%
動きなし
27%
検討中
37%
VOC対応への
認識向上
2.対策の内訳
インシュ
ネ等
8%
変更実施
7%
非T, X
等
6%
水性化
38%
粉体化
17%
ハイソ
リッド 化
31 %
需要分野ごとの対応
自動車塗料分野
工程ごとのVOC使用割合
樹脂塗装
18%
電着
3%
主なVOC排出工程と形態
その他
2%
上塗塗装
65%
中塗塗装
12%
約 95%
http://www.env.go.jp/council/07air/y074-06.html
資料3-4
自動車塗料分野 –2
VOC排出削減ステップ
VOC排出抑制対策と実施例
120
100
VOC
排出量
g/m2
80
塗着効率向上
シンナー回収
膜厚制御
乾燥炉インシネ
{
ベル化
メタリックベル化
ハンド静電化
ロボット化
ムダ吹き低減
ハイソリッドクリヤ
60
水性ベース導入
40
水性中塗り導入
20
0
工業塗装 No.192
http://www.env.go.jp/council/07air/y074-06.html
資料3-4
自動車塗料分野
-3
塗装システムの改善
エアーミックス方式による
洗浄シンナー使用量の削減
自動車工業会の自主目標(案)
低VOC塗料採用の課題
http://www.env.go.jp/council/07air/y074-06.html
建築用塗料分野
・外部用塗料
• 内部用塗料
<今後の動向>
g/㎡
現状
近未来
250
200
150
100
50
0
内壁セメント系
社団法人 日本塗料協会 COLOR
外壁鉄系
NAVi 色彩ガイドブック
<現状と課題>
1.内部は水性化
2.外部は未だ溶剤系が主流 ・外部セメント系は、水性化方向
・外部鉄系は水性化が、大きな課題
外壁セメント系 重防食塗料分野
VOC排出量削減策 ∼塗料面での対応策∼
低VOC塗料への代替による削減 ( )内はVOC量
現行塗料
(30-40wt.%)
ハイソリッド化
(15-20wt.%)
無溶剤化
(0wt.%)
水性化
(5-10wt.%)
下塗・中塗・上塗⇒溶剤型
中塗・上塗⇒水性化
下塗⇒無溶剤化、
ハイソリッド化、水性化
ポリウレタン樹脂塗料用上塗
水性塗料上塗
水性塗料上塗
ポリウレタン(エポキシ)樹脂塗料用中塗
水性エポキシ樹脂塗料用中塗
水性エポキシ樹脂塗料用中塗
エポキシ樹脂塗料
弱溶剤型エポキシ樹脂塗料
無溶剤型エポキシ樹脂塗料 ハイソリッドエポキシ樹脂塗料
ミストコート(エポキシ樹脂塗料)
ミストコート(エポキシ樹脂塗料)
ミストコート(水性エポキシ樹脂塗料)
無機ジンクリッチペイント
無機ジンクリッチペイント
無機ジンクリッチペイント
「鋼構造物塗装設計施工指針」 2005年5月9日
重防食塗料分野
<MIRvoc値>
基本要求性能項目及びその評価
性能項目
塗装系の施行性
(塗装作業性)
塗装系の構造物検査性
(鋼さ裂検査性)
塗装系の環境適合性
一般環境で
塗膜の
15年間
耐久性
(防食性) 一般環境で
15年間以上
光化学反応の実測値から求めた値(Maximum
Incremental Reactivity:1gのVOC種から
発生するオゾンのg数)
評価方法
範囲
対象とする鋼構造物の使用鋼材、表面状
態、架設環境・施工条件で施工できること
旧塗膜への塗り重ね性
附属書E構造物の疲労き裂検査性評価試
験法
JIS JIS K 5674 附属書1に準拠し、塗膜中
の鉛及びクロム量を分析する
附属書 F 塗装系中の指定化学物質(指
定化学物質)量の評価方法
附属書 G 塗装系中の揮発性有機化合物
(VOC)量の評価方法
附属書 C 防食性評価試験方法)複合サ
イクル試験方法)
MR
HR
要求レベル
鋼橋梁や匹敵する大型鋼構造物での
屋外現場施工実績を有すること
旧塗膜又は同等塗膜への塗り重ねに
支障ないことの確認があること
鋼の疲労き裂発生及び進展を、塗膜
を剥がさずとも目視で検査できること
鉛量:0.06%以下
クロム量:0.03%以下
2.2g/(m2・年)以下
MIRvoc 13g/(m2・年)以下
MR
HR
中期耐久比較用の基準塗装系と同等
の成績
長期耐久比較用の基準塗装系と同等
の成績
鋼構造物塗装設計施工指針 2005((財)鉄道総合技術研究所 平成17年5月9日 初版)
解表3.1.2 基本要求性能項目及びその評価
船舶塗料分野
塗装仕様面での対応策
使用品種を削減することにより
個々の品種の残塗料量削減が
可能
品種切替時に使用される洗浄
シンナーの使用量削減が可能
低VOC塗料によるVOC量削減比較
30万重量トン(DWT)VLCCの例
現行塗装仕様
170−190トン
VOC削減仕様
120−130トン
削減率
30%
使用塗料品種の削減
ユニバーサルプライマーによる塗装
部位ごとにことなっていたプライマーを
一本化することにより大幅な品種統合、
VOC量削減が実現できる
建造船に占める各塗装部位VOC排出割合(%)
W.B.T
外板暴露部
その他
0
10
20
30
40
50
60
船舶塗料分野
–2
塗装作業のレベル向上による対応策
低VOC、無溶剤塗料などを使用するため、新しい塗装機器、塗装方法も同時に導入される
高圧エアレススプレー
http://www.sunac.co.jp/
大型バルクコンテナによる塗料輸送
http://www.cmp.co.jp
冬場の加温、ラインヒーター
温度による粘度調整により希釈シンナーを削減
自動塗料混合装置
塗料混合の集中管理によるVOC排出を抑制
■今後の対応 塗料・塗装機器の新技術、塗装方法は従来と異なる点もあるため、
現場作業者への教育が必要
塗料品種での課題
1.低VOC塗料課題
(1)ハイソリッド化
・当面のVOC削減には有効
・削減には限界
(2)無溶剤化
1)粉体塗料
・切り札だが、適用対象が限定
2)無溶剤
・粘度が高く仕上がりなど低下
・PRTR使用量増加
(3)水性化
・室内用は普及定着、
防錆用は要開発
・自動車用は拡大へ
2.顧客要求品質と
競合商品との競争
社会に役に立つため、使って
もらうための更なる挑戦!
品質
作業性
コスト
環境
塗料使用ユーザー
三位一体
協力
塗装機
塗料メーカー
設備メーカー
おわり
Fly UP