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システムOAの電子メールシステム
小特集 システムOA ∪.D.C.〔る51.011.5る:占58.011.4:る81.324.078〕:る81.327.54′22.078 システムOAの電子メールシステム EtectronicMailSYSteminSYStemizedOA 企業でのOA化は,高機能ワークステーションを中心とした統合化の方向にあ 松井 洋* 戊和5カタ此血才 り,その一つとしてワークステーションを用いて企業内での情報のやりとりを 西村 力** cんgんα招〃益ぁざ椚比和 迅速かつ正確に行えるメールシステムの開発が望まれてきた。このニーズに対 応して,ホストコンピュータ(HITAC Mシリーズ)とクリエイティブワークス 小島富彦** 乃椚まぁ詭0糾わw 笹部秀雄** 戌滋β勉sα∂e テーション2050の連携による電子メールシステムを開発した。 本システムは,マルチメディア文書(文書,図,表,グラフィック,画像など) のメーリングを優れたマンマシンインタフェースで実現したものであり,従来 の単なる文書メーリングと比べて企業内のあらゆる情報をカバーしたことによ r),企業への全面的導入と大幅な効率向上を図れるものである。本稿では,電 子メールシステムの特長と機能概要について述べる。 n 緒 言 企業でのOA化は,インテリジェントワークステーションを らネットワークを介して手紙をやりとりするシステムであり, 中心とした統合化,複合化の段階に入っている1)。すなわち, 既に各種形態での電子メールシステムが見られる4)。一方,今 ホストコンピュータの持つパワフルな処理能力(大容量ファイ 回開発した電子メールシステムは,従来システムと比べてマ ルなど)とワークステーションの持つ優れたマンマシン性とを 結合して「システムOA+化する方向にある2)-3)。 ルチメディア文書メーリングで大きく上回るものである。以 下,本節では新たな実現方式を説明し,次節以降でそれによ こうした中で,企業の大規模化と地域分散による活動範囲 る本システムの特長について述べる。 の広域化に伴って,「企業における情報のやりとり+は膨大な ものとなり,事務処理面での繁雑さと送付面での遅延,不正 (1)マイクロメインフレーム結合 確を招いている。これに対して,企業内の情報伝達を迅速か ジェントワークステーション2050のマイクロメインフレーム つ正確に行えるシステム化が強く望まれてきた。更に,やり 結合(MMC:Micro-Mainframe 大形ホストコンピュータ(HITAC Mシリーズ)とインテリ とりされる情報は,従来の文字を中心とした文書から図,表, Connection)による高度な 連携を基調として,その上でマンマシンインタフェースに優 グラフィック,画像などが付加された形の複数種類を組み合 れた電子メールシステムを提供するものである(図=。 わせた文書(マルチメディア文書)となっており4),このマルチ メディア文書の編集,保管から発信,受信までの一貫したメ ールシステムが必要になってきた。このニーズに対応して日 立製作所では,大形ホストコンピュータと高機能,高性能ワ ークステーション2050の連携による電子メールシステムを開 発した。 本システムは,ホストコンピュータの持つ大容量ファイル 上でのマルチメディア情報の保管と共用をベースにして,2050 の持つ優れたマンマシンインタフェースでのマルチメディア 文書及びスプレッドシートのメーリングと掲示板サービスを 実現したものである。 B 本方式により,ユーザーは,ホスト側でのホストコンピュ ータのオペレーティングシステムVOS3/ESl(Virtual-StOrage OperatingSystem3/ExtendedSystemProductl),VOS3/ SP21(VOS3/SystemProduct21)の使用法やファイル形式な どを意識することなくホストコンピュータの資源(大容量ファ イル上のメールボックス,メール情報など)をワークステーシ ョンからの簡単な操作(アイコン操作)で利用できるようにし 図1に示した各ソフトウェアの機能は次のとおりである。 新たな実現方式とそれによる特長 (a)ホストコンピュータ側ソフトウェア テム (i)HOAPMAIL(High-LevelObjectManagement and ProcessingMailService):ユーザーごとのメールボック 電子メール(電子郵便とも言われる。)システムは,計算機か 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社 ョンの最適な機能分散により,操作性の向上とホスト資源の ワークステーションからの利用を図ったものである。 ている。 2.1ホストコンピュータと2050の連携による電子メールシス * この高度な連携は,ホストコンピュータとワークステーシ ** スを用意し,それを介してユーザー間でのメールの送受信 日立製作所ソフトウェア+二場 37 532 日立評論 VOL.69 No.6(1987-6) 「 メールボックス トホストコンビユ】タ を介してメールーーーー・--、の送受信 発 信 メール ㌔/グ 「 ̄ ̄ ̄「 回 受 1 信 1 掲 覧 示 1 板 1 メール 掲示物 メール メールボックス メールボックス l 1 1 T T 1 1 1 1 メ 回覧・同報 機能 メール発信 機能 ールポックス 生成・削除・一 の生成・ 属性変更 1 掲示板サービス機能 掲示物の登毒景・参照 1 1 1 HOAPMAル I l HOAPMOJS HOAPJINK _ \ ホスト側を意識せずにホス _.....+ 卜資源を利用 マイクロメインフレーム結合(メールデータ転送) ー一高度な連携 アイコン操作で 掲示物登録・参照 日立 掲示板 受信メール D一口 ∈ OFIS/MAルーEV 掲示物一覧 ー覧 ∈ オJ 心J 眉 ∈ OFIS/MAl+-EV OFIS/DESK一巨∨ 注:略語説明 亡] J/ノ OFIS/MAIL-EV /1 イノ OFIS/DESK-EV OFIS/DESK-EV HOAPMAIL(High-+eve10bjectMa[ageme[tandProcessingMailService) HOAPMOLS(Hi叶Leve10bjectManageme[tandProcess山gM]lti-mediaObjectLibrarySer〉ice) HOAPJINK(High-Leve=〕biect Manageme[ta【d ProcessingComm][ication LlnkContro】ler) OF】S/MAl+-EV(OffioeA]tOmatio[andl[te…ge[CeS]PPOrlSoftware/MAIL-Exce‖e[tView) OFIS/DESK-EV(OfficeAutomatjo[andlnte…genceS〕PPOrtSoftware/DESK-ExcellentView) 図l電子メールシステムの概要 ホストコンピュータとワークステーションの高度な連携によって,優れたマンマシンインタフェースのメー リングを実現している。 を行う。 1igence (ii)HOAPMOLS(High-LevelObjectManagementand スト側のHOAPMAILと連携して2050側でのメールの発信, ProcessingMulti-mediaObjectLibrarySeⅣice):マル 受信を行う。 チメディアオブジェクトライブラリを用いてマルチメディ (ii)OFIS/DESK-EV(Office ア情報の保管,検索を行う70ログラムでHOAPMAILや 1igence OFIS/MAIしEVが利用する。 2050での事務処理環境をアイコン操作の下で提供している。 (iii)HOAPLINK(High-LevelObject ProcessingCommunicationLink Management and Controller):2050とホ Support Support Software/MAIL-Excellent Automation View):ホ andIntel・ Software/DESK-Excellent View): (2)新たな情報交換アーキテクチャの採用 業務プログラム同士の対話方式として,ホストコンピュー スト内AP(アプリケーション70ロセス)間の通信を行うプロ グラムでHOAPMAILが利用する。 間のマルチメディア情報の交換のための標準規約(MIA: (b)2050ソフトウェア MultトmediaInformationInterchangeArchitecture)を適用 (i)OFIS/MAIL-EV(Office Automation andInteト タ(VOS3)と2050の間は,AP間通信方式で接続され,両者の している。更に,MIA規約により両者で交換できるマルチメ システムOAの電子メールシステム ホストコンピュータ 533 2050 AP開通イ言 (M】A+MCA) HOAPJINK 2050拡張通信管王里 事務机(DESK) HOAPMOLS HOAPMAル 監\ ∈言 OFIS/MAl+一EV 掲 示 板 百国 注:略語説明 図2 メールボックス l) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1) ○ メールキャビネット AP(AppllCationProcess) MIA(Mult卜medialnformation仙erchangeArchitect]re) MCA(Multトmedialnformatio[Content Architect]re) AP間通信によるメールデータの転送 メールデータ(マルチメディア)の転送は,MIA/MCAとして定義された情報交換ア ーキテクチャで行う。 豊富なサービス機能 ディア(テキストデータ,図形データ,表データなど)のデー 2.5 タ形式も標準化しており,相手の装置に依存しないマルチメ 一般メールと掲示板サービスの中に豊富なサービス機能を 備えている(これについては次章で述べてある)。更に,関連 ディアの処理(入九加工,編集,出力)を実現している(図2)。 この共通の情報交換アーキテクチャの採用により,マルチメ ディア文書のメーリングと受信メールの再利用を図っている する付加機能も含めて,メール情報の作成,保管及び編集か ものである。 まで,メーリングに対する一貫したシステムを提供している。 2.2 マルチメディア文書のメーリング 従来の電子メールは,文字を中心とした文書情報のメーリ ングにとどまり,企業でやりとりされる情報の一部に対して だけに適用されるものであった。これに対して本システムは, ら,受信メールのキャビネット格納,再編集及び印刷に至る 機能概要 同 3.1機能一覧 本システムでの機能一覧を表1に示す。この中から代表的 文書,図,表,グラフィック,画像などの各種情報が混在す な機能について次節以降に述べる。 るマルチメディア文書のメーリングを可能にしている。 3.2 このマルチメディア文書のメーリングは,企業でのあらゆ る情報をカバーしたものであり,企業への全面的導入を図れ るものである。 2.3 受信メール情報の再利用 従来の電子メールでのメール情報は,受信者側が参照する メールの発信と受信 図3は,メールの発信と受信の様子を示している。 ホストコンピュータ上のメールボックスを介して,メール を送ったり受け取ったりする。このメールボックスは郵便局 での私書箱に相当するものである。ホストコンピュータ側の メールボックスをワークステーション側の受発信箱アイコン だけでその再利用は行えなかった。これに対して,本システ として表示する(図4)。ワークステーション側では受発信箱 ムでのメール情報は,再編集可能な形式で送られるので受信 を使ってメールの発信や受信を行う。 側でそれを再加工,再編集できる。 再利用に加えて,ホストコンピュータ側の大容量ファイル ワークステーションから発信されたメールは,あて先のメ ールボックスに入る。受信者はメールが届いているかどうか 上での保管(なかでも,多量データのグラフィック,画像に効 を,ワークステーション上のメールボックスで調べ,メール 果的)とユーザー間での共用といったメール情報の効率的管理 が届いていたらワークステーション上に読み出したり,自分 法を提供している。 のキャビネットに格納したりすることができる。 2.ヰ 優れたマンマシンインタフェース ワークステーションからのメールの発信や受信は,アイコ ン操作(2050画面上に表示された絵文字の選択,移動)とメニ ューへの入力だけで簡単に行える。 図5に示したように,メールの受信や発信は,アイコン操 作とメニュー選択だけで簡単に行うことができる。 メールの発信,受信に関する付加機能は次のとおりである。 (1)グループ名指定による同報・回覧メール 39 534 日立評論 VO+.69 No.6(198ト6) 表l電子メールの機能一覧 機 区 一般メールと掲示板サービスの中に豊富な機能を備えている。なお,[ニコ部については本文で述べてある。 能 目 項 分 項 取り扱うメールの 種別 説 目 明 単報メール あて先が一人のメール 同報メール 同じ内容を複数のあて先に発信するメール 回覧メール 複数のあて先を指定して順番に回すメール あらかじめ決められている複数人へ発信する場合,前もって登録してあるグループ名の グループ名指定 指定だけで発信できる。 1メールの発信l メールの受信 掲示板サービス l操作性】 機密保護 関連機能 優先度指示 普通,至急の指示ができる。 配信日時指定 指定日時にメールを配信できる。 代替受信許可指示 代替受信者へのメール配信を許可するか否かを指示できる。 返信期限 返信が必要なメールに対Lて返信期限を指定できる。 配信失敗時の回収 メールが相手に届かない場合,メールを回収できる。 一覧表示 発信メールの配信状況を一覧表示によって確認できる。 受信メールの参照 自分のメールボックスに受信したメールを参照する。 受信メールの一覧表示 メールの受信状況を一覧表示によりチェックできる。 受信メールの格納 受信メールを自分のキャビネットに格納できる。 参照通知 受信メールを参照したことを発信者に通知できる。 配信通知 配信の成功又は失敗を発信者に通知できる。 代替受信者の指定 自分が受信できない場合の代理受信者を指定できる。 掲 許可された掲示責任者は,掲示物(掲示メール)を掲示できる。 示 掲示物の参照 不特定多数の利用者が掲示物を参照できる。 掲示期限 掲示時,掲示期限(年月日)を指定できる。期限を過ぎた掲示物は自動的に消去される。 アイコン,メニュー 2050画面上のアイコン,メニューを用いて簡単な操作でメールの発信や受信を行える。 ユーザーのメールボックス,メール ユーザーごとのパスワードによって保護される。 メールボックスの生成,削除 センタ管理者あるいはグループ責任者だけが生成,削除を行える。 掲示板への掲示 許可された掲示責任者だけが掲示できる。 マルチメディア情報保管サービス マルチメディア情報を保管L,複数利用者で共用できる。 印刷サービス マルチメディア文書をホストプリンタ,2050ローカルプリンタに印刷できる。 発信属性表示 受信属性表示 メール名 ホスト内キャビネット あて先 メーノレ名 圏 格納匠 状 態 配信済み 月 日 時分 参照済み 発信日時 あて先 メールボックス 詳細 ⊂】 あて先 転送 ホストコンピュータ 発信メールー覧 メール名 回覧メールを送る。 詳細 受信メール一覧 発信日時 種別 状態 ロメ ̄ル名 [] 発信者 受信日時 種別 返信 [コ 発信 発信控 受信 発信属性指定 匡] メール名 l開〈 発信指示者 優先度 発信種別 ワークステーション 単報 ワークステーション 同報・回覧 代替受信 あて先明示 配信失敗時の回収 配信日時 返信期限 文書の表示 R≒ アイコン の重ね合 MAIL わせ 白0): [璽∃極重]匪] 留 受発信箱 キャビネットなどを開いて,移動 あて先 図3 40 優先度 や複写をする。 メールの発信と受信 ホストコンピュータ上にあるユーザーごとのメールボックスを介Lて,メールの発信,受信が行われる。 移動 複写 システムOAの電子メールシステム 535 ホストコンピュータ 受発信箱属性 あて先簿登録名 ワークステーション 代替受信者 メールボックス 受信停止 垣亘] 使用開始時受信確認 MAIL BOX 使用中受信通知 発信可能メール数 Al15 Al16 Al17 Al18 A218 A217 A218 A317 A31 Al19 受発信箱 発信属性保存日数 15 受信可能メール数 A219 受信属性保存日数 図4 ホスト側のメールボックスは,ワークステーション画面上の受発信箱として見える。 メールボックスと受発信箱 閲〈 画面1アイコン操作 複写 属性 移動 DESK MAル BOX / 受発信箱 国 「報告書+のアイコンを「受発信箱+のアイコンに重ねる。 注:アイコン(lcon)2050画面上に表示 される絵文字 画面2 凸 メニューヘの入力 追加 取消し 削除 別へ ̄:/ 発信属性ページり1 次ページ 書込み 閉じる 、DESK メール名 報告書 発信指示書 MAIL BOX 至急 優先度 発信種別 1普通 2 1回覧 2単報・同報 代替受信 1 可 不可 2 あて先公開 1 可 2 不可 発信失敗時の回収 配信日時 返信期限 1 要 2 不要 年 年 月 月 受発信箱 日 // 時 報告書 分 日 あて先名 発信属性の投入 / 図5 メールの発信方法 / 簡単 な操作でメールを発信できる。 あらかじめ決められている複数人へ発信する場合,いちい ち名前(あて先)を入力することなく,前もって登録してある (3)代替受信者の指定 休暇などでメールを長期間参照できない場合の代替受信者 グループ名の指定だけで発信できる(図6)。 を指定できる。一方,発信者は代替受信者への配信を選択で (2)発信したメールの一覧表示 きる。 発信したメールが配信されたか否か,相手が参照したか否 かを一覧表示機能によりワークステーションから確認できる。 3.3 掲示板サービス 不特定多数の利用者へのお知らせとして,電子掲示板を便 41 536 日立評論 VOL.69 No.6い987-6) 経理課回覧 一■ 一′ あて先グループ一覧 グループ名 / // ′ナニニニミ> 、 ヽ■ 、 ÷\ \ /:ク/ あて先一覧 \ \\ 経王里課回覧 /シ / 経王里課回覧 ーミ、 / / あて先 一一■ ノ′ くさここここ、 一一■ \\ \ 経理課:A 経‡里課:Aほか 経理課:B 人事課:Zほか 人事課回覧 図6 グループ名指定による回覧メールの発信 経理課:C あらかじめ登薄されているグループメンバーに対Lては,グループ名指定で発信できる。 掲示属性表示 掲 示 掲示名 掲示依頼者名 掲示著名 掲示日時 掲示期限 板 ■聖≡童 m囲 m仙一 詳細 掲示物一覧 ホストコンピュータ □ 掲示名 掲示者名 掲示期限 ⊂コ 削除 掲示 掲示属性指定 参照 [コ月[]日から ⊂「月⊂コ日まで 掲示名 ワークステーション 掲示依頼者名 掲示期限 掲示物一覧 掲示物検索範囲 年 月 ワークステーション 日 回国 臨′′′国 ロ工] 掲示物の表示 匹可 R≡ [:亘] キャビネットなどを聞いて,移動 ⊂====:つ 図7 掲示と掲示物の参照 ホストコンピュータ上の掲示板を,ワークステーションからだれでも参照できる。 って掲示物(掲示メール)を掲示できる。掲示は許可された責 任者が行い,掲示物はだれでも見ることができる。 図7は,掲示板への掲示と掲示物の参照の様子を示している。 田 結 や複写をする。 言 待される。 今後,本システムのユーザー運用状況を見守りながら,電 子メールの標準化動向への対応にいっそうの努力を払う考え である。 システムOAが提供する電子メールシステムの特長と機能概 要について紹介した。本製品は,大形ホストコンピュータ (HITAC Mシリーズ)とクリエイティブワークステーション 2050の高度な連携により,マルチメディア文書やスプレッド 参考文献 シートのメーリングを,優れたマンマシンインタフェースで 1)田口,外:用途から見たワークステーションの動向,日立評論, 実現した電子メールシステムである。マルチメディア文書の メーリングは,企業でのあらゆる情報をカバーしたものであ り,企業への全面的導入を図るものである。更に,ホストコ ンピュータ側の大容量ファイルを用いてメール情報の保管, ユーザー間共用及び受信メール情報の再利用を図っている。 本システムにより,企業内情報伝達の大幅な効率向上が期 42 67,3,185∼188(昭60-3) 2)石田:本格的な普及へ向かうマイクローメインフレーム・リン ク,日経コンピュータ,1987.2(昭62-2) 3)高原二OA分野におけるワークステーションの活用法,ビジネ スコミュニケーション,Vol,12(昭60-12) 4)浦野,外:メッセージ通信処理サービス,情報処理,Vol.26, No.4(昭60-4)