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2.5. 企業が活動しやすい環境づくり
エネルギーフロントランナーちば推進戦略(中間とりまとめ:省エネルギー編) 平成19年2月 2.5. 企業が活動しやすい環境づくり 千葉県では、企業が活動しやすい環境づくりとして、港湾・道路等の整備・管理、工業用 地造成等の産業基盤の整備を進めている。 これらに加え、規制緩和、環境保全対策、立地企業補助や立地企業と地域住民・市町村等 との調整等により、様々な企業の活動しやすい環境づくりに努めている。 ①港湾・道路等、産業基盤の整備・管理 ・ 千葉港(市川市∼袖ヶ浦市)は海岸線延長約 133km に及ぶ日本一広い港 ・ 木更津港(木更津市∼富津市) ・ 東関東自動車道、京葉道路、東京湾アクアライン等の道路網 ・ 貨物専用鉄道(京葉臨海鉄道) ②工業用地造成(埋立、配管等) ・ 昭和25年の川崎製鉄(現JFEスチール)の誘致を端緒として、昭和32年から 「千葉方式」による用地造成が開始、9地区約6,000ヘクタールを埋立 ・ 市原・袖ヶ浦地区には東側端と国道16号の間に幅50メートルの配管用地が全長 14キロメートルにわたって配置 ③特区等規制緩和 ・ 平成16年6月 京葉臨海コンビナート活性化特区認定 組織:石油精製、石油化学7社、市原市、袖ヶ浦市、千葉県 実績:高圧ガス設備、一圧容器検査周期の延長、試験研究施設の変更手続き の簡素化、危険物船の夜間着桟の緩和等 ・ 平成18年4月 工場立地法地域準則条例施行 緑地率:工業専用地域 20%から10%以上に ④緩衝緑地等環境保全対策 ・ 配管用地の緑地化による工場立地地域と住宅地域との隔絶 ・ 臨海地域公共緑地管理基金による公共緑地の計画的管理 ⑤立地企業補助 ・ 平成17年4月 企業立地の促進に関する条例施行 補助制度を一新し、既存工場の設備更新においても最高50億円までの補助が可能 ⑥地域住民・市町村等との調整 環境等の協定、防災対策、生活環境・産業基盤整備等の調整 32