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ごみ中継施設(サテライトセンター)
新明和ごみ中継施設(圧縮・積替施設) 循環型社会および低炭素社会の実現に向けて 新明和のごみ中継施設は、効率 的なごみの収集・輸送とさらなる 広域化に対応いたします。 中継施設の導入後(広域処理) ごみ処理の広域化に伴って、エネルギー回収施設や最終処分場等への輸送効率を向上させる 中継施設 (サテライトセンター) ため、小型・中型収集車のごみを拠点にて圧縮して大型車に積み替え、効率的に輸送します。も っとも多く国内に導入されている「コンパクタ・コンテナ方式」をはじめ、ご計画の地域の実情 をふまえ、さまざまなごみ中継施設の方式をご提案いたします。 大型車 解決点 ●効率的な発電・熱回収 ●ダイオキシン削減対策 ●CO2の削減 ●交通渋滞の緩和 ●輸送費の削減 ごみ中継施設(サテライトセンター)の導入効果 効率的な発電、 ダイオキシン対策 CO2の削減、 交通渋滞緩和 トータルコストの削減 焼却処理の広域化を図ることが 広域処理が進むと、収集車がその 複数の施設を集約することで公 でき、施設を集約することで一定 まま遠方のエネルギー回収施設 共事業費(建設) ・維持管理費を 規模以上の連続炉で効率的な まで輸送するのはかえって非効率 低減します。 発電・熱回収が可能です。 です。 収集範囲が広がり輸送費は高く また、安定的な焼却処理はダイオ 大型車に積み替えることで、総合 なりますが、当システムを活用する キシン削減対策にもなります。 的な輸送費・輸送面においての ことで費用を抑制でき、 ごみ処理 このように高効率ごみ発電設備 効率化を図ることができます。 にかかわる総合的な費用としては 導入後の経済効果およびCO2排出量の試算例 高い経済性を実現します。 の導入推進と併せてごみ中継施 設を整備することでより大きな効 大規模 エネルギー 回収施設 ごみ収集車 ■直接輸送と中継輸送の経費比較 ■直接輸送と中継輸送のCO2排出量比較 10 16,000 率化を実現します。 中継施設 導入による 経費削減量 14,000 9 中継施設 導入による CO2削減量 8 12,000 10,000 ごみ収集車 【検討条件】 ●収集エリア面積 7 CO2排出量 (t-CO2/ごみt・年) 中継施設を導入しなかった場合(広域処理) ごみ収集・輸送コスト (千円/ごみt・年) 従 来(単独処理) 8,000 6,000 500km2 250日/年 ●年間稼働日数 5h/日 ●実稼働時間 ●収集・輸送車両の燃料使用 0.002619t-CO2/L にかかわるCO2排出量 6 5 4 収集量 3 4,000 直接輸送 50t 中継輸送 50t 直接輸送 300t 中継輸送 300t 2,000 ごみ収集車 問題点 ●ダイオキシン対策 ●公共事業費の増大 など エネルギー 回収施設 問題点 ●CO2の発生増大 ●交通渋滞 ●輸送費の増大 など 大規模 エネルギー 回収施設 0 10 20 30 40 輸送距離(km) 50 2 直接輸送 50t 中継輸送 50t 直接輸送 300t 中継輸送 300t 1 直接輸送 50t/日 直接輸送 300t/日 中継輸送 50t/日 中継輸送 300t/日 収集車両 輸送車両 2tパッカー車 2tパッカー車 10tアームロール車 ※1 コンパクタ・コンテナ方式での試算です。 ※2 CO 2試算は、収集・輸送車両にかかわる 0 10 20 30 40 輸送距離(km) 50 排出量の値です。 施設の概要 圧縮・積替設備 搬出設備・車両 ごみクレーン コンパクタ・コンテナ方式 搬入車両 可燃性粗大ごみ 計量設備 受入設備 破砕 設備 供給設備 啓 発 設 備 圧縮・積替設備 搬出設備・車両 埋 立 破砕設備 アームロール車 管理棟 集 じ ん ・ 脱 臭 設 備 投入 一般収集可燃ごみ 集じん・脱臭設備 計量設備 ごみ供給装置 ダストドラム 焼 却 計量設備 アームロール車 ダストドラム方式 受入ホッパ 大型パッカー車 コンテナ移動設備 コンパクタ 搬入車両 コンテナ移動装置 大型パッカー車 (25m3タイプ) 受入・供給設備 主な受入方式 コンベヤ ごみ収集車 スライドデッキ積替方式 G-RXルートパッカー ごみクレーン コンパクタ スライドデッキ コンベヤ コンベヤ投入 大型パッカー車 大型パッカー車(25m3タイプ) G-PXタウンパック 破砕設備 主な 破砕方式 集じん・脱臭設備 啓発設備 清掃ダンプ 低速二軸回転式破砕機 切断装置 研修室 工房室 代表的な設備の紹介 圧縮・積替設備の特長 搬出設備の例 ご計画地域の実情をふまえ、 さまざまな組み合せでのご提案が可能です。 効率的な施設の運転をめざし、 さまざまなコンテナ貯留方式のご提案が可能です。 コンパクタ・コンテナ方式 コンテナ移動設備 ダストドラム方式 各種の収集車で収集された一般廃棄物をコ ンパクタにより大型コンテナに高圧縮して貯 各種の収集車で収集された一般廃棄物をダストドラムに貯留し、大型パッカー車に積み替えて輸送するもので、 スライダー方式 比較的少量の可燃ごみの中継輸送に適し、設備投資金額が比較的少なくて済みます。 コンパクタ 留し、 アームロール車により輸送するもので、 大量の可燃ごみや不燃ごみに適し、設備投 資金額に対して輸送コストが少なく効率的 です。 コンパクタ 洗浄装置 コンテナ2台保管の場合 (二連式スライダー方式) スライダーの移動方向 コンテナの移動方向 スライダー ごみの流れ 空コンテナ降ろし 満量コンテナ積込み 小型パッカー車 コンテナの蓋板がコンパクタの押込板になるため ●効率的でごみの落ちやこぼれを防止。 大型パッカー車 また、サブゲートがコンパクタのゲート装置と共に 上昇・下降することにより ●ごみ投入時に、 コンテナ投入間口が大きくなり、押込み効率が向上。 ●コンテナ離脱時にサブゲートごとごみの分離作動が可能。 ●離脱後の押込み板とのすき間が小さくできるため、 ごみこぼれを防止。 伸縮式縦移動装置・スライダー方式 コンテナ5台保管の組合せ例 (二連式スライダー+横移動台車+ストック台) コンパクタ 貯留状態 貯留状態(満量) 排出状態 ドラムの回転により、 ごみ投入、 ごみの移動が数 ごみをドラムの回転により、大 ドラムはごみを出口 回繰り返されたごみ量を検 型パッカー車に積み替えます。 方向へ移動します。 知し、満量になります。 スライダー コンパクタ 横移動台車 スライダー 伸縮式縦移動装置 (油圧シリンダ) コンテナへの積替え スライドデッキ積替方式 ストック台 空コンテナ降ろし コンテナ移動設備 (1)接続準備 ごみ処理広域化のさらなる促進に向けた大規模なエネルギー回収施設の整備を進めるに あたり、現在ある既設炉の暫定利用として、効率的な搬出設備の整備が想定されます。本 (2)ごみ詰込 方式では、省スペース、短期間で整備をすることが可能です。 スライドデッキ 搬送原理 コンテナ移動設備 (3)ごみ分離 満量コンテナ積込み 1ユニット (レール3本) で駆動します。 特殊コンテナ(オプション対応) ご要望に応じコンテナ内の延焼を防ぐ消火用配管を備えたコンテナや、施設内で貯留された汚水をコンテナ 内に注入する汚水注入配管を備えたコンテナのご提案も可能です。 消火用水配管 汚水注入配管 (4)離脱準備 ○数字は、作動順番 脱着ボデー車で搬出 消火用水配管付コンテナ例 汚水注入配管付コンテナ例 リサイクルセンター併用型中継施設 大量輸送システム リサイクルセンターとの併用で、さらに高い処理効率が期待できます。当施設は資源の回収や再利用を一元化 することで、ごみ処理広域化対応の効率的な資源回収を可能にします。 小型車で収集し、中継施設で大型車などに積み替えて大量に輸送。交通量の緩和や、騒音の減少・排気ガス の問題など、環境保全に大きな効果を上げています。 可燃ごみ・不燃ごみ・粗大ごみの流れ 搬入 大型輸送車両 計量 中継輸送システムと組み合わせて、大型パッカー車(タウンパック) や、大型脱着ボデー車(アームロール) を使用するもので、積載物に 応じた車種を選定できます。 可燃ごみクレーン 中継施設 納入事例 遠賀・中間リレーセンター 可燃ごみ受入ホッパへ ▲大型パッカー車(25m3タイプ) ▲大型脱着ボデー車(アームロール) ▲コンパクタ付コンテナ 可燃物コンベヤから トレーラ プラット ホーム 可燃性粗大ごみ 前処理装置 可燃ごみ 大型車両による輸送効率をさらに高めるために、 フルトレーラ があり、 アームロール車などを使用することができます。また、複 数のコンテナを連結するため、処理施設別の輸送や不燃物な どの同時輸送が可能となります。 可燃ごみピット 供 給 可燃ごみピットより ▲アームロールフルトレーラ 積 込 移 動 可燃ごみ 受入ホッパ 船 舶 コンテナ移動装置 コンパクタ 搬 出 詰 込 粗大ごみ クレーン 粗大ごみ 受入ホッパへ 鉄 道 一般廃棄物を詰め込んだコンテナを、揚陸装置によりコンテナ 運搬船に搭載、海上輸送するもので、道路の混雑に左右されず 自由な運航ができ、大量の輸送に適して輸送コストの低減が図 れます。 各種の収集車で集められた一般廃棄物や再生資源を大型コ ンテナや貨物専用コンテナに積み込み鉄道輸送するもので、 在来の貨物線が利用でき、道路の混雑に左右されず長距離 輸送コストの低減が図れます。 リサイクルセンター 不燃ごみ 粗大ごみ 粗大ごみピット 不適物除去 粗大ごみ ピットより 磁力選別機 手選別 粗破砕機 粗大ごみ 受入ホッパ 破砕機 破 砕 回転式破砕機 風力選別機 粒度選別 ストックエリア 不燃物可燃物 分離装置 非鉄選別 アルミ選別機 風力 選別機 不燃物 バンカ 搬 出 アルミバンカ 受入ホッパ 選別機 鉄バンカ 搬 出 可燃ごみ ピットへ 金属圧縮機 脱着式ダンプ車でコンテナを搬入 コンテナ積み替え 貨車でコンテナを輸送 主な納入実績(全国に広がる新明和ごみ中継施設) 徳島県徳島市 処理能力(30t/日) 北海道長万部町 徳島市廃棄物 運搬中継施設 リレーポート山越(北海道長万部町) リレーポート茅部(北海道砂原町) リレーポート渡島西部(北海道福島町) 処理能力(33t/日) リレーポート山越 清瀬クリーンセンター積替施設 (島根県安来市) 直方市清掃工場 荒尾市リレーセンター東宮内 (福岡県直方市) (熊本県荒尾市) 北海道福島町 富山市環境センター 北部中継場(富山県富山市) 行橋市外3箇町清掃施設組合 みやこ町リレーセンター (福岡県行橋市) 処理能力(35t/日) 熊本県荒尾市 処理能力(70t/日) 荒尾市 リレーセンター 東宮内 リレーポート 渡島西部 町田市リレーセンターみなみ (東京都町田市) 遠賀・中間リレーセンター 調布市一般廃棄物積替施設 (福岡県岡垣町) (東京都調布市) 江田島市リレーセンター 新宿中継所(東京都新宿区) (広島県江田島市) (地下式中継輸送システム) 奈良県生駒市 西臼杵郡衛生組合 三郷衛生センター 横浜市神奈川輸送事務所 (宮崎県日之影町) (神奈川県横浜市) 処理能力(120t/日) 富山県富山市 生駒市 清掃リレー センター 処理能力(135t/日) 環境センター 北部中継場 知覧ごみ中継施設 母島中継施設 (鹿児島県枕崎市) 生駒市清掃リレーセンター 東かがわ市小海クリーンセンター (東京都小笠原村) (奈良県生駒市) (香川県東かがわ市) 徳島市廃棄物運搬中継施設 (徳島県徳島市) 福岡県行橋市 処理能力(143t/日) 福岡県岡垣町 行橋市外3箇町 清掃施設組合 みやこ町 リレーセンター 大渡口中継施設 (中国・重慶市) 処理能力(800t/16h) 遠賀・中間 リレーセンター 上海中継施設(建設中) (中国・上海市) 処理能力(1,700t/16h) 東京都新宿区 処理能力(210t/日) 新宿中継所 処理能力(2,000t/12h) 処理能力(中継施設195t/日) 処理能力(1,500t/13h) ※新明和工業のグループ会社の実績含む 神奈川県横浜市 処理能力(400t/日) 横浜市 神奈川輸送 事務所 納入後の対応(メンテナンス・サービス・プラント運営) 当社は、環境設備機器のメンテナンス・サービス、プラント運営を基幹事業としている新明和ウエステック(株) とともに環境システム・設備に関するより効果的かつ臨機応変なサービスを行っております。全国に広がるネッ トワーク、 365日24時間のサポート体制で、お客様のニーズにお応えします。 新明和グル ープが取り扱う各 北海道地区 種の環境設備に関し、据付工事、 設備メンテナンス 札幌 点検・整備等を行います。 帯広 函館 サービス部品・ 機器販売 各設備機器の特性を プラント運営 青森 知り尽くした 新 明 和 ならではの無駄のな 盛岡 秋田 いプラント運営をご提 消耗品は、適正在庫を有する 案いたします。 ことで部品の極限使用と設備 東北地区 の安定稼動を両立させた部品 仙台 交換を可能にしております。 郡山 新潟 金沢 中国地区 山口 福岡 行橋 松江 富山 米子 京都 小牧 岡山 高松 佐野 水戸 関東・甲信越地区 東京 横浜 千葉 大阪 紀南 松山 熊本 前橋 岐阜 宝塚 広島 長野 直営サービス拠点 中部・北陸地区 主要協力サービス拠点 近畿・四国地区 鹿児島 九州・沖縄地区 浦添 ¡本カタログの仕様及び寸法は予告なく変更することがあります。 安全に関するご注意 ●ご使用の前に「取扱説明書」をよくお読みのうえ正しくお使い下さい。 このカタログは再生紙を使用しています。 環境システム本部 営 業 部 〒110‐8620 営 業 部 〒532‐0003 業 部 〒063‐0801 業 部 〒460‐0011 名古屋市中区大須1丁目7-11 〒812‐0042 福岡市博多区豊1丁目9-43 1 (052)231‐5191 FAX(052)212‐4720 (北陸・中部) 営 業 部 (九州・中国) 札幌市西区二十四軒一条7丁目2-39 1 (011)641‐0511 FAX(011)611‐6616 (北海道・東北) 営 大阪市淀川区宮原3丁目3-31 (上村ニッセイビル) 1 (06)4807‐5520 FAX(06)6397‐6009 (関西・四国) 営 東京都台東区東上野5丁目16-5 (新明和上野ビル) 1 (03)3842‐6332 FAX(03)3842‐6335 (代表窓口) 1 (092)411‐5455 FAX(092)471‐7224 , ホームページアドレス:http://www.shinmaywa.co.jp 15年12月 W-0077 Printed in Japan 1.3