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柏 市 柏 市 の 人 口 (平成22年国勢調査結果報告) 解 説 編
国 勢 調 査 か ら み た 柏 市 の 人 口 (平成22年国勢調査結果報告) 解 説 編 柏 市 統計表中の一般的な符号の用法については,次のとおりである。 「-」 該当数字なし 「…」 資料なし 「0」 単位未満,該当数字を四捨五入した結果0としたもの 「X」 該当数字の公表を差し控えたもの 「△」 負数 参考資料: 平成22年国勢調査報告 総務省統計局発行 我が国人口の概観 総務省統計局発行 その他関係機関発行の図書及び解説書 記載事項に関する詳細については,企画部情報政策課統計担当 連絡先:電話04-7168-1011(直通) は じ め に 国勢調査は,我が国の人口の実態を把握し,各種行政施策の 基礎資料を得ることを目的として実施される最も基本的な調査 で,大正9年以来ほぼ5年ごとに実施されており,平成22年 国勢調査はその第19回目に当たります。 今回の調査は,我が国の人口構造が大きく変化する中で,社 会・経済の諸課題を解決するための重要な役割を果たすことが 期待されていました。 我が国では,現在,世界に類を見ない急速な高齢化,低い出 生率とそれに伴う生産年齢人口の減少,産業・職業の就業構造 の変化,都市圏への人口集中と地方圏からの人口流出,国際化 に伴う外国人の増加など,人口に関する社会的・経済的な課題 が山積しています。このような様々な諸課題に適切に対応して いくためには,信頼度の高い,全国レベルでも地域レベルでも 欠くことのできない大変重要な調査でありました。このような 大切な調査が市民の皆様をはじめ,多数の関係者各位の御協力 により実施できたことに対し深く感謝申し上げます。 本データは,平成22年10月1日現在で実施された,平成 22年国勢調査の結果を利用に供するため,本市を中心として 人口や世帯数を,男女別や地域別などにまとめたものです。広 く関係者各位に御活用いただければ幸いに存じます。 なお,調査の実施にあたり,ひとかたならぬ御協力と御尽力 をいただきました国勢調査調査員・指導員並びに町会・自治会 等の方々に対し,心から感謝申し上げますとともに,今後の統 計調査におきましても,御理解,御協力をいただきますようお 願い申し上げます。 平成25年8月 企画部長 岩 崎 克 康 目次 ページ 第1章 平成22年国勢調査の概要及び用語の解説 1 平成22年国勢調査の概要 3 2 用語の解説 5 参考 国勢調査の調査事項の変遷(大正9年調査~平成22年調査) 11 第2章 結果の解説 1 人口 (1) 柏市の人口 17 (2) 人口集中地区 18 (3) 男女別人口 19 (4) 年齢別人口 20 (5) 人口ピラミッド 21 (6) 配偶関係 25 (7) 世帯 27 (8) 世帯の家族類型 28 (9) 65歳以上世帯員がいる一般世帯 29 (10) 住宅の状態 30 (11) 外国人人口 31 (12) 国籍別外国人の推移 32 (13) 人口県内10市比較 33 2 産業 (1) 労働力状態 36 (2) 従業上の地位 38 (3) 産業 40 (4) 夫婦の労働力状態とこども 42 (5) 外国人の労働力状態 43 (6) 産業県内10市比較 44 3 職業 (1) 職業(大分類),男女別15歳以上就業者数 45 (2) 職業(大分類),年齢(5歳階級)別15歳以上就業者数 46 (3) 職業県内10市比較 49 4 従業地・通学地 (1) 夜間人口・昼間人口 50 (2) 柏市への流入人口 51 (3) 柏市からの流出人口 52 (4) 通勤・通学依存度 53 (5) 15歳以上就業者の流入・流出状況 54 (6) 従業地・通学地県内10市の15歳以上自宅外就業者・通学者による利用交通状況 55 5 人口重心 (1) 日本の重心 56 (2) 千葉県の重心 57 (3) 柏市の重心 58 第3章 時系列統計表 第37表 人口及び世帯数の推移 61 第38表 人口集中地区の推移 62 第39表 国籍別外国人の推移 62 第40表 年齢(5歳階級)別男女別人口の推移 63 第41表 年齢(5歳階級)別,男女別15歳以上就業者数の推移 67 第42表 産業(大分類),産業(3部門)別15歳以上就業者数の推移 68 第43表 夜間人口,流出・流入人口,昼間人口の推移(昭和35年~平成22) 71 第44表 常住地による従業・通学市区町村別15歳以上就業者数及び通学者数の推移 72 第45表 従業地・通学地による常住市区町村別15歳以上就業者数及び通学者数の推移 73 図 柏市人口集中地区境界図 74 参考資料 平成22年国勢調査調査票 75 ■□□ 第1章 平成22年国勢調査の 概要及び用語の解説 1 平成22年国勢調査の概要 調査の目的・改革 国勢調査は,我が国の人口の状況を明らかにするため,大正9年以来ほぼ5年ごとに行わ れており,平成22年国勢調査はその19回目に当たる。 国勢調査は,大正9年を初めとする10年ごとの大規模調査と,その中間年の簡易調査と に大別され,今回の平成22年国勢調査は大規模調査である。 なお,大規模調査と簡易調査の差異は,主として調査事項の数にある。その内容をみる と,戦前は,大規模調査(大正9年,昭和5年,15年)の調査事項としては男女,年齢,配 偶関係等の人口の基本的属性及び産業,職業等の経済的属性であり,簡易調査(大正14 年,昭和10年)の調査事項としては人口の基本的属性のみに限られていた。戦後は,国勢 調査結果に対する需要が高まったことから調査事項の充実が図られ,大規模調査(昭和25 年,35年,45年,55年,平成2年,12年)の調査事項には人口の基本的属性及び経済的属 性のほか住宅,人口移動,教育に関する事項が加えられ,簡易調査(昭和30年,40年,50 年,60年,平成7年,17年)の調査事項には人口の基本的属性のほか経済的属性及び住宅 に関する事項が加えられている。 なお,沖縄県は,昭和47年5月15日に我が国に復帰し,昭和50年の国勢調査から調査地 域となったが,復帰前の沖縄県においても,琉球列島軍政本部又は琉球政府によって5回 の国勢調査が実施されている。 調査の時期 平成22年国勢調査は,平成22年10月1日午前零時(以下「調査時」という。)現在に よって行われた。 調査の根拠法令 平成22年国勢調査は,統計法(平成19年法律第53号)第5条第2項の規定並びに次の政令 及び総務省令に基づいて行われた。 国勢調査令(昭和55年政令第98号) 国勢調査施行規則(昭和55年総理府令第21号) 国勢調査の調査区の設定の基準等に関する総務省令(昭和59年総理府令第24号) 調査の地域 平成22年国勢調査は,我が国の地域のうち,国勢調査施行規則第1条に規定する次の島 を除く地域において行われた。 (1) 歯舞群島,色丹島,国後島及び択捉島 (2) 島根県隠岐郡隠岐の島町にある竹島 調査の対象 平成22年国勢調査は,調査時において,本邦内に常住している者について行った。ここ で「常住している者」とは,当該住居に3か月以上にわたって住んでいるか,又は住むこ とになっている者をいい,3か月以上にわたって住んでいる住居又は住むことになってい る住居のない者は,調査時現在居た場所に「常住している者」とみなした。 ただし,次の者については,それぞれ次に述べる場所に「常住している者」とみなして その場所で調査した。 1 学校教育法(昭和22年法律第26号)第1条に規定する学校,第124条に規定する専修学 校又は第134条第1項に規定する各種学校に在学している者で,通学のために寄宿舎,下 宿その他これらに類する宿泊施設に宿泊している者は,その宿泊している施設 2 病院又は療養所に引き続き3か月以上入院し,又は入所している者はその入院先,そ れ以外の者は3か月以上入院の見込みの有無にかかわらず自宅 3 船舶(自衛隊の使用する船舶を除く。)に乗り組んでいる者で陸上に生活の本拠を有 する者はその住所,陸上に生活の本拠の無い者はその船舶 なお,後者の場合は,日本の船舶のみを調査の対象とし,調査時に本邦の港に停泊し ている船舶のほか,調査時前に本邦の港を出港し,途中外国の港に寄港せず調査時後5 日以内に本邦の港に入港した船舶について調査した。 4 自衛隊の営舎内又は自衛隊の使用する船舶内の居住者は,その営舎又は当該船舶が籍 在 -3- を置く地方総監部(基地隊に配属されている船舶については,その基地隊本部)の所在 する場所 5 刑務所,少年刑務所又は拘置所に収容されている者のうち,死刑の確定した者及び受 刑者並びに少年院又は婦人補導院の在院者は,その刑務所,少年刑務所,拘置所,少年 院又は婦人補導院 本邦内に常住している者は,外国人を含めてすべて調査の対象としたが,次の者は調 査から除外した。 (1) 外国政府の外交使節団・領事機関の構成員(随員を含む。)及びその家族 (2) 外国軍隊の軍人・軍属及びその家族 調査事項 平成22年国勢調査では,次に掲げる事項について調査した。 (世帯員に関する事項) (1) 氏名 (2) 男女の別 (3) 出生の年月 (4) 世帯主との続き柄 (5) 配偶の関係 (6) 国籍 (7) 現住居での居住期間 (8) 5年前の住居の所在地 (9) 教育 (10) 就業状態 (11) 所属の事業所の名称及び事業の種類 (12) 仕事の種類 (13) 従業上の地位 (14) 従業地又は通学地 (15) 利用交通手段 (世帯に関する事項) (1) 世帯の種類 (2) 世帯員の数 (3) 住居の種類 (4) 住宅の床面積 (5) 住宅の建て方 調査の方法 平成22年国勢調査は,総務省統計局 - 都道府県 - 市町村 - 国勢調査指導員 - 国勢調 査員の流れにより行った。 調査の実施に先立ち,平成22年国勢調査調査区を設定し,調査区の境界を示す地図を作 成した。調査区は,原則として1調査区におおむね50世帯が含まれるように設定されてい る。 なお,調査区は,平成2年国勢調査より恒久的な単位区域として設定されている基本単 位区を基に構成されている。 平成22年国勢調査は,総務大臣により任命された約70万人の国勢調査員が調査票を世帯 ごとに配布し,調査員が取集するか郵送で提出する方法により行った。また,東京都をモ デル地域として,インターネットによる回答も導入した。なお,調査票は,調査の事項に ついて世帯が記入(インターネットの場合は,入力)を行った。 なお,調査に用いられた調査票は,直接,光学式文字読取装置で読み取りができるもの で,1枚に4名分記入できる連記票である。 ただし,世帯員の不在等の事由により,前述の方法による調査ができなかった世帯につ いては,国勢調査員が,当該世帯について「氏名」,「男女の別」及び「世帯員の数」の 3項目に限って,その近隣の者に質問することにより調査した。 -4- 2 用語の解説 人口 国勢調査で調査した人口は,調査年の10月1日午前零時現在(以下「調査時」とい う。)の人口です。(昭和20年の人口を掲載している場合は,同年11月1日午前零時現在 で行われた人口調査による人口) 調査した人口は「常住人口」です。常住人口とは,調査時に常住している場所で調査す る方法(常住地方式)による人口をいいます。すなわち,当該住居に3か月以上にわたっ て住んでいるか,又は住むことになっている者をいい,3か月以上にわたって住んでいる 住居又は住むことになっている住居のない者は,調査時にいた場所に「常住している者」 とみなしています。 人口重心 「人口重心」とは,人口の一人一人が同じ重さを持つと仮定して,その地域内の人口 が,全体として平衡を保つことのできる点をいいます。 市区町村の人口重心は基本単位区別集計結果から計算し,都道府県の人口重心はこの市 区町村の人口重心を用いて計算し,全国の人口重心はこの都道府県の人口重心を用いて計 算しています。 市区町村,都道府県及び全国の人口重心は,次の計算により算出しています。 (1) 市区町村の人口重心 ∑wiyi y= ∑wi ∑wixicos(yi) x= ∑wicos(yi) x,y :人口重心の経度,緯度 xi,yi:基本単位区ごとの面積の中心点の経度,緯度(注) wi :基本単位区ごとの人口 (注)上式の計算に用いた基本単位区の緯度,経度は,総務省統計局が保有する地理情報 システムであるセンサス・マッピング・システム(CMS)に登録されている基本単位区 境界情報(約2,500分の1の地形図)上で測定しています。 (2) 都道府県の人口重心 都道府県の人口重心は,(1)で求めた市区町村の人口重心の経度,緯度をxi,yiと し,市区町村の人口をwiとして(1)の計算式で算出しています。 (3) 全国の人口重心 全国の人口重心は,(2)で求めた都道府県の人口重心の経度,緯度をxi,yiとし, 都道府県の人口をwiとして(1)の計算式で算出しています 面積と人口密度 統計表に掲載してある面積及び人口密度は,国土交通省国土地理院が公表した各年の 「全国都道府県市区町村別面積調」によっています。 ただし,国土地理院が公表した市区町村別面積には,その一部に,(1)市区町村の境界 に変更等があっても国土地理院の調査が未了のため変更以前の面積が表示されているも の,(2)境界未定のため関係市区町村の合計面積のみが表示されているものがあります。 これらについては,調査結果の利用者の便宜を図るため,総務省統計局において面積を推 定し,その旨を注記しています。したがって,これらの市区町村の面積は,国土地理院の 公表する面積とは一致しないことがありますので,利用の際には注意が必要です。 なお,人口密度については,国勢調査令等によって調査の対象外であった地域の面積を 除いて算出しています。 人口集中地区の面積は,総務省統計局において測定したものです。ただし,全域が人口 集中地区となる市区町村の面積は,上記の「全国都道府県市区町村別面積調」によってい ます。 -5- 人口性比 「人口性比」とは,女性100人に対する男性の数をいいます。 男性 人口性比= ×100 女性 配偶関係 「配偶関係」は,届出の有無にかかわらず,実際の状態により,次のとおり区分してい ます。 未婚-まだ結婚したことのない人 有配偶-届出の有無に関係なく,妻又は夫のある人 死別-妻又は夫と死別して独身の人 離別-妻又は夫と離別して独身の人 国籍 国勢調査では,国籍を「日本」のほか,以下のように区分しています。 平成17年以降-11区分「韓国,朝鮮」,「中国」,「フィリピン」,「タイ」,「イン ドネシア」,「ベトナム」,「イギリス」,「アメリカ」,「ブラジ ル」,「ペルー」,「その他」 平成7年及び12年-10区分「韓国,朝鮮」,「中国」,「フィリピン」,「タイ」, 「フィリピン,タイ以外の東南アジア,南アジア」,「イギリ ス」,「アメリカ」,「ブラジル」,「ペルー」,「その他」 平成2年-6区分「韓国,朝鮮」,「中国」,「アメリカ」,「フィリピン」,「東南 アジア,南アジアのその他」,「その他」 昭和60年以前-4区分「韓国,朝鮮」,「中国」,「アメリカ」,「その他」 世帯の種類 昭和60年以降の調査では,世帯を次のとおり「一般世帯」と「施設等の世帯」に区分し ています。 一般世帯 ア 住居と生計を共にしている人の集まり又は一戸を構えて住んでいる単身者 ただし,これらの世帯と住居を共にする単身の住み込みの雇人については,人数 に関係なく雇主の世帯に含めています。 イ 上記の世帯と住居を共にし,別に生計を維持している間借りの単身者又は下宿屋 などに下宿している単身者 ウ 会社・団体・商店・官公庁などの寄宿舎,独身寮などに居住している単身者 施設等の世帯 寮・寄宿舎の学生・生徒-学校の寮・寄宿舎で起居を共にし,通学している学生・ 生徒の集まり(世帯の単位:棟ごと) 病院・療養所の入院者-病院・療養所などに,すでに3か月以上入院している入院患 者の集まり(世帯の単位:棟ごと) 社会施設の入所者-老人ホーム,児童保護施設などの入所者の集まり(世帯の単位: 棟ごと) 自衛隊営舎内居住者-自衛隊の営舎内又は艦船内の居住者の集まり(世帯の単位:中 隊又は艦船ごと) 矯正施設の入所者-刑務所及び拘置所の被収容者並びに少年院及び婦人補導院の在院 者の集まり(世帯の単位:建物ごと) その他-定まった住居を持たない単身者や陸上に生活の本拠(住所)を有しない船舶 乗組員など(世帯の単位:一人一人) 世帯主・世帯人員 (世帯主) 国勢調査における世帯主とは,収入の多少,住民基本台帳の届出等に関係なく,各世帯 の判断によっています。 (世帯人員) 世帯を構成する各人(世帯員)を合わせた数をいいます。 -6- 世帯の家族類型 「世帯の家族類型」は,一般世帯を,その世帯員の世帯主との続き柄により,次のとお り区分した分類をいいます。 親族のみの世帯-二人以上の世帯員から成る世帯のうち,世帯主と親族関係にある世帯 員のみからなる世帯 非親族を含む世帯-二人以上の世帯員から成る世帯のうち,世帯主と親族関係にない人 がいる世帯 単独世帯-世帯人員が一人の世帯 また,親族のみの世帯については,その親族の中で原則として最も若い世代の夫婦とそ の他の親族世帯員との関係によって,次のとおり区分しています。 I 核家族世帯 (1) 夫婦のみの世帯 (2) 夫婦と子供から成る世帯 (3) 男親と子供から成る世帯 (4) 女親と子供から成る世帯 住宅の所有の関係 住宅に居住する一般世帯について,住宅の所有の関係を,次のとおり区分しています。 (主世帯) 「間借り」以外の次の5区分に居住する世帯 持ち家-居住する住宅がその世帯の所有である場合。なお,所有する住宅は登記の 有無を問わず,また,分割払いの分譲住宅などで支払が完了していない場 合も含みます。 公営の借家-その世帯の借りている住宅が,都道府県営又は市(区)町村営の賃貸 住宅やアパートであって,かつ給与住宅でない場合 都市再生機構・公社の借家-その世帯の借りている住宅が,都市再生機構又は都道 府県・市区町村の住宅供給公社・住宅協会・開発公社 などの賃貸住宅やアパートであって,かつ給与住宅で ない場合。※雇用・能力開発機構の雇用促進住宅(移 転就職者用宿舎)も含みます。 民営の借家-その世帯の借りている住宅が,「公営の借家」,「都市再生機構・公 社の借家」及び「給与住宅」でない場合 給与住宅-勤務先の会社・官公庁・団体などの所有又は管理する住宅に,職務の都 合上又は給与の一部として居住している場合※家賃の支払の有無を問わ ず,また,勤務先の会社又は雇主が借りている一般の住宅に住んでいる 場合も含みます。 (間借り) 他の世帯が住んでいる住宅(持ち家,公営の借家,都市再生機構・公社の借家,民営 の借家,給与住宅)の一部を借りて住んでいる場合 労働力状態・労働力率 (労働力状態) 「労働力状態」とは,15歳以上の人について,調査年の9月24日から30日までの1週間 (以下「調査週間」という。)に「仕事をしたかどうかの別」により,次のとおり区分し たものです。 労働力人口 就業者と完全失業者を合わせた人 就業者-調査週間中,賃金,給料,諸手当,営業収益,手数料,内職収入など収入 (現物収入を含む。)を伴う仕事を少しでもした人なお,収入を伴う仕事 を持っていて,調査週間中,少しも仕事をしなかった人のうち,次のいず れかに該当する場合は就業者としています。 (1) 勤めている人が,病気や休暇などで休んでいても,賃金や給料をも らうことになっている場合や,雇用保険法に基づく育児休業基本給付金 や介護休業給付金をもらうことになっている場合 (2) 事業を営んでいる人が,病気や休暇などで仕事を休み始めてから30 日未満の場合また,家族の人が自家営業(個人経営の農業や工場・店の 仕事など)の手伝いをした場合は,無給であっても,収入を伴う仕事を -7- したこととして,就業者に含めています。 完全失業者-調査週間中,収入を伴う仕事を少しもしなかった人のうち,仕事に就 くことが可能であって,かつ,ハローワーク(公共職業安定所)に申 し込むなどして積極的に仕事を探していた人 非労働力人口 調査週間中,収入を伴う仕事を少しもしなかった人のうち,休業者及び完全失業者以 外の人(労働力状態「不詳」を除く) 従業上の地位 「従業上の地位」とは,就業者について,調査週間中にその人が仕事をしていた事業所 における地位によって,以下のとおり区分したものです。 雇用者-会社員・工員・公務員・団体職員・個人商店の従業員・住み込みの家事手伝 い・日々雇用されている人・パートタイムやアルバイトなど,会社・団体・個 人や官公庁に雇用されている人で,次にいう「役員」でない人 役員-会社の社長・取締役・監査役,団体・公益法人や独立行政法人の理事・監事など の役員 雇人のある業主-個人経営の商店主・工場主・農業主などの事業主や開業医・弁護士な どで,雇人がいる人 雇人のない業主-個人経営の商店主・工場主・農業主などの事業主や開業医・弁護士・ 著述家・家政婦などで,個人又は家族とだけで事業を営んでいる人 家族従業者-農家や個人商店などで,農仕事や店の仕事などを手伝っている家族 家庭内職者-家庭内で賃仕事(家庭内職)をしている人 産業 「産業」とは,就業者について,調査週間中にその人が実際に仕事をしていた事業所の 主な事業の種類によって分類したものをいいます(調査週間中「仕事を休んでいた人」に ついては,その人がふだん仕事をしている主な事業所の事業の種類)。 国勢調査に用いている産業分類は,日本標準産業分類を国勢調査に適合するように集約 して編成したもので,分類の詳しさの程度により,大分類,中分類,小分類があります。 第1次産業 A 農業,林業 B 漁業 第2次産業 C 鉱業,採石業,砂利採取業 D 建設業 E 製造業 第3次産業 F 電気・ガス・熱供給・水道業 G 情報通信業 H 運輸業,郵便業 I 卸売業,小売業 J 金融業,保険業 K 不動産業,物品賃貸業 L 学術研究,専門・技術サービス業 M 宿泊業,飲食サービス業 N 生活関連サービス業,娯楽業 O 教育,学習支援業 P 医療,福祉 Q 複合サービス事業 R サービス業(他に分類されないもの) S 公務(他に分類されるものを除く) 職業 「職業」とは,就業者について,調査週間中,その人が実際に従事していた仕事の種類 によって分類したものをいいます。(調査週間中「仕事を休んでいた人」については,そ の人がふだん実際に従事していた仕事の種類) なお,従事した仕事が二つ以上ある場合は,その人が主に従事した仕事の種類によって います。 -8- 管理的職業従事者 専門的・技術的職業従事者 事務従事者 販売従事者 サービス職業従事者 保安職業従事者 農林漁業従事者 生産工程従事者 輸送・機械運転従事者 建設・採掘従事者 運搬・清掃・包装等従事者 分類不能の職業 従業地・通学地 「従業地・通学地」とは,就業者が従業している,又は通学者が通学している場所をい い,次のとおり区分しています。 (自市区町村で従業・通学) 従業・通学先が常住している市区町村と同一の市区町村にある場合 自宅-従業している場所が,自分の居住する家又は家に附属した店・作業場などで ある場合※併用住宅の商店・工場の事業主とその家族従業者や住み込みの従 業員などの従業先はここに含みます。※農林漁家の人で,自家の田畑・山林 や漁船で仕事をしている場合,自営の大工,左官などが自宅を離れて仕事を している場合もここに含みます。 自宅外-常住地と同じ市区町村に従業・通学先がある人で上記の「自宅」以外の場 合 (他市区町村で従業・通学) 従業・通学先が常住している市区町村以外にある場合。これは,いわゆるその市 区町村からの流出人口を示すものとなっています。 自市内他区-常住地が20大都市(注)にある人で,同じ市又は東京都特別区内の他 の区に従業地・通学地がある場合。例)常住地が横浜市瀬谷区にある 人で,横浜市中区に従業地・通学地がある場合 県内他市区町村-従業・通学先が常住地と同じ都道府県内の他の市区町村にある場 合。例)常住地が横浜市瀬谷区にある人で,川崎市川崎区に従業 地・通学地がある場合 他県-従業・通学先が常住地と異なる都道府県にある場合 夜間人口と昼間人口 (常住地による人口(夜間人口)) 調査時に調査の地域に常住している人口です。 (従業地・通学地による人口(昼間人口)) 従業地・通学地集計の結果を用いて,次により算出された人口です。 [ 例:A市の昼間人口の算出方法] A市の昼間人口=A市の夜間人口-A市からの流出人口+A市への流入人口 したがって,夜間勤務の人,夜間学校に通っている人も便宜,昼間勤務,昼間通学と みなして昼間人口に含んでいます。ただし,この昼間人口には,買物客などの非定常的 な移動は考慮していません。 昼間人口は昭和35年調査から算出していますが,35年及び40年調査では,通学者の出 入りを計算する際に,15歳以上の人に限っており,この点が45年調査以降と異なってい ます。 (昼夜間人口比率) 昼夜間人口比率は,常住人口100人当りの昼間人口の割合であり,100を超えているとき は通勤・通学人口の流入超過,100を下回っている時は流出超過を示している。 [ 例:A市の昼夜間人口比率の算出方法] A市の昼夜間人口比率=(A市の昼間人口)÷(A市の常住人口)×100 -9- 利用交通手段 従業地・通学地に通勤・通学するためにふだん利用している交通手段の種類により,次 のとおり区分しています。 なお,通勤も通学もしている人については通勤に利用している交通手段を,2種類以上 を利用している場合はそのすべての交通手段を,日によって異なる場合は主として利用し ている交通手段を,行きと帰りが異なる場合は「行き」の利用交通手段をそれぞれ集計し ています。 1 徒歩だけ-徒歩だけで通勤又は通学している場合 2 鉄道・電車-電車・気動車・地下鉄・路面電車・モノレールなどを利用している場 合 3 乗合バス-乗合バス(トロリーバスを含む。)を利用している場合 4 勤め先・学校のバス-勤め先の会社や通学先の学校の自家用バスを利用している場 合 5 自家用車-自家用車(事業用と兼用の自家用車を含む。)を利用している場合 6 ハイヤー・タクシー-ハイヤー・タクシーを利用している場合(雇い上げのハイ ヤー・タクシーを利用している場合も含む。) 7 オートバイ-オートバイ・モーターバイク・スクーターなどを利用している場合 8 自転車-自転車を利用している場合 9 その他-船・ロープウェイなど,上記以外の交通手段を利用している場合 人口集中地区 「人口集中地区」とは,市区町村の境域内において,人口密度の高い基本単位区(原則 として人口密度が1平方キロメートル当たり4,000人以上)が隣接し,かつ,その隣接した 基本単位区内の人口が5,000人以上となる地域です。 人口集中地区は,平成2年調査までは,国勢調査の調査員が担当する地域である調査区 を基に設定してきましたが,平成7年調査からは基本単位区(リンク)を基にしていま す。 -10- 参考 国勢調査の調査事項の変遷(大正9年調査~平成22年調査) 大正9年 大正14年 昭和5年 昭和10年 昭和15年 (第1回国勢調査) (簡易調査) (大規模調査) (簡易調査) (大規模調査) 氏名 世帯における地位 男女の別 出生の年月日 配偶の関係 民籍又は国籍 ― 出生地 ― ― 氏名 ― 男女の別 出生の年月 配偶の関係 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 職業及び職業上の地位 本業及び本業上の地位 ― ― ― ― 副業及び副業上の地位 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 準世帯の種類及び名称 ― 世帯人員 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 世帯の種類 ― ― ― ― ― ― ― ― ― 氏名 世帯における地位 男女の別 出生の年月日 配偶の関係 民籍又は国籍 ― 出生地 ― ― 氏名 世帯における地位 男女の別 男女の別 出生の年月日 出生の年月日 配偶の関係 配偶の関係 ― 民籍又は出生地 ― ― 常住地 出生地 ― ― ― ― 指定技能 ― ― 指定の職業 現 職 ― ― 職 名 ― ― 従業期間 前 職 ― ― 職 名 ― ― 従業期間 ― ― 指定の学歴 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 職業 ― 事業主なりや否やの別 本業 ― 家族従業者なりや否やの別 職業 ― 事業所(勤務先を含む)名 所属の産業 ― 事業所の事業種目 失業 ― ― 従業の場所 ― ― 副業 ― ― 職業 ― ― ― ― 自己の勤務する部門の事業種目 ― ― 職名 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 昭和12年7月1日の ― ― 事業所(勤務先を含む)名 ― ― 事業所の事業種目 ― ― 自己の勤務する部門の事業種目 職名 ― ― 兵役の関係 ― ― ― ― ― 本籍地 ― ― ― 準世帯の種類及び名称 準世帯の種類及び名称 準世帯の種類及び名称 ― ― ― 世帯人員 世帯人員 世帯人員 ― ― ― ― ― ― ― ― ― 住居の室数 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― -11- 氏名 ― 昭和22年 昭和25年 昭和30年 昭和35年 昭和40年 (臨時調査) (大規模調査) (簡易調査) (大規模調査) (簡易調査) 氏名 ― 男女の別 出生の年月日と数え年 配偶の関係 国籍又は出身地 ― ― ― ― 氏名 世帯主との続柄 男女の別 出生の年月日 配偶の関係 国籍又は出身地 一時現在者 出生地 ― ― 氏名 世帯主との続柄 男女の別 出生の年月日 配偶の関係 国籍 ― ― ― ― 氏名 世帯主との続柄 男女の別 出生の年月日 配偶の関係 国籍 ― ― ― 1年前の常住地 氏名 世帯主との続柄 男女の別 出生の年月 配偶の関係 国籍 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 就業状態 就業日数 従業上の地位 所属の産業 ― ― ― 職業 ― ― 追加就業希望とその理由 ― ― ― ― 失業者について 就業の経験の有無 失業前の従業上の地位 失業前の所属の産業 失業前の職業 引揚者か否かの別 身体障害の状況 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 在学か否かの別と在学年数 初婚か否かの別 結婚年数 出生児数 就業状態 就業時間 従業上の地位 所属の事業所の名称及び 事業の種類 ― ― 仕事の種類 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 引揚者か否かの別 ― 調査時に在不在の別 不在の理由 世帯の種別 ― 世帯人員 ― 住居の種別 住宅の所有の関係 ― 居住室の畳数 ― ― 教育 ― 結婚年数 出生児数 就業状態 就業状態 ― 就業時間 従業上の地位 従業上の地位 所属の事業所の名称及び 所属の事業所の名称及び 事業の種類 事業の種類 ― ― ― ― 仕事の種類 仕事の種類 ― ― ― ― ― ― ― ― 事業所の所在地 従業地又は通学地 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 世帯の種別 世帯の種別 ― 準世帯の種類 世帯人員 世帯人員 ― 家計の収入の種類 住居の種別 住居の種別 住宅の所有の関係 住宅の所有の関係 ― ― 居住室の畳数 居住室の畳数 ― ― ― ― -12- 就業状態 ― 従業上の地位 所属の事業所の名称及び 事業の種類 ― ― 仕事の種類 ― ― ― ― 従業地又は通学地 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 世帯の種別 ― 世帯人員 ― 住居の種類 ― 居住室数 居住室の畳数 ― ― 昭和45年 昭和50年 昭和55年 昭和60年 平成2年 (大規模調査) (簡易調査) (大規模調査) (簡易調査) (大規模調査) 氏名 世帯主との続柄 男女の別 出生の年月 配偶の関係 国籍 ― ― 現住居への入居時期 従前の常住地 氏名 世帯主との続柄 男女の別 出生の年月 配偶の関係 国籍 ― ― ― ― 氏名 世帯主との続柄 男女の別 出生の年月 配偶の関係 国籍 ― ― 現住居への入居時期 従前の常住地 氏名 世帯主との続柄 男女の別 出生の年月 配偶の関係 国籍 ― ― ― ― 氏名 世帯主との続柄 男女の別 出生の年月 配偶の関係 国籍 ― ― ― 5年前の住居の所在地 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 教育 ― ― ― 教育 ― ― ― 結婚年数 出生児数 就業状態 就業状態 就業状態 就業状態 就業状態 ― 従業上の地位 所属の事業所の名称及び 事業の種類 ― ― 仕事の種類 ― ― ― ― 従業地又は通学地 利用交通手段 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 世帯の種類 ― 世帯人員 家計の収入の種類 住居の種類 ― 居住室数 居住室の畳数 ― ― ― 従業上の地位 所属の事業所の名称及び 事業の種類 ― ― 仕事の種類 ― ― ― ― 従業地又は通学地 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 世帯の種類 ― 世帯人員 ― 住居の種類 ― 居住室数 居住室の畳数 ― ― ― 従業上の地位 所属の事業所の名称及び 事業の種類 ― ― 仕事の種類 ― ― ― ― 従業地又は通学地 利用交通手段 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 世帯の種類 ― 世帯人員 家計の収入の種類 住居の種類 ― 居住室数 居住室の畳数 ― 住宅の建て方 ― 従業上の地位 所属の事業所の名称及び 事業の種類 ― ― 仕事の種類 ― ― ― ― 従業地又は通学地 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 世帯の種類 ― 世帯人員 ― 住居の種類 ― 居住室数 居住室の畳数 ― 住宅の建て方 ― 従業上の地位 所属の事業所の名称及び 事業の種類 ― ― 仕事の種類 ― ― ― ― 従業地又は通学地 利用交通手段 通勤時間又は通学時間 ― ― ― ― ― ― ― ― ― 世帯の種類 ― 世帯人員 家計の収入の種類 住居の種類 ― 居住室数 ― 住宅の床面積 住宅の建て方 -13- 平成7年 平成12年 平成17年 平成22年 (簡易調査) (大規模調査) (簡易調査) (大規模調査) 氏名 世帯主との続柄 男女の別 出生の年月 配偶の関係 国籍 ― ― ― ― 氏名 世帯主との続柄 男女の別 出生の年月 配偶の関係 国籍 ― ― 現住居での居住期間 5年前の住居の所在地 氏名 世帯主との続柄 男女の別 出生の年月 配偶の関係 国籍 ― ― ― ― 氏名 世帯主との続柄 男女の別 出生の年月 配偶の関係 国籍 ― ― 現在の住居における居住期間 5年前の住居の所在地 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 在学、卒業等教育の状況 ― ― ― 就業状態 就業状態 ― 就業時間 従業上の地位 従業上の地位 所属の事業所の名称及び 所属の事業所の名称及び 事業の種類 事業の種類 ― ― ― ― 仕事の種類 仕事の種類 ― ― ― ― ― ― ― ― 従業地又は通学地 従業地又は通学地 ― 利用交通手段 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 世帯の種類 世帯の種類 ― ― 世帯人員 世帯人員 ― 家計の収入の種類 住居の種類 住居の種類 ― 居住室数 ― ― ― 住宅の床面積 住宅の床面積 住宅の建て方 住宅の建て方 就業状態 就業時間 従業上の地位 所属の事業所の名称及び 事業の種類 ― ― 仕事の種類 ― ― ― ― 従業地又は通学地 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 世帯の種類 ― 世帯人員 ― 住居の種類 ― ― ― 住宅の床面積 住宅の建て方 -14- 教育 ― ― ― 就業状態 ― 従業上の地位 所属の事業所の名称及び 事業の種類 ― ― 仕事の種類 ― ― ― ― 従業地又は通学地 利用交通手段 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 世帯の種類 ― 世帯人員 ― 住居の種類 ― ― ― 住宅の床面積 住宅の建て方 ■■□ 第2章 結果の解説 1 人口 (1) 柏市の人口 - 前回調査より人口が23,049人,世帯数は18,274世帯の増加 - 平成22年国勢調査(10月1日現在)における柏市の人口は404,012人であった。人 口の推移をみると,昭和40年に10万人,昭和50年に20万人,平成2年に30万人を超 え,今回40万人を超えた。 増加数は,昭和45年~50年の52,430人をピークに減ってきており,平成17年~2 2年の増加数は23,049人であった。 世帯数は,昭和50年に5万世帯,平成2年に10万世帯を超え,今回の調査では162,2 87世帯となり,昭和40年の27,746世帯に比べて17.1倍になっている。 表1 柏市の人口・世帯数等の推移 単位:人,世帯,% 人 口 世 帯 数 対前回 対前回 年 次 総 数 増加数 増加率 総 数 男 女 増加数 増加率 55,227 54,010 27,746 昭和40年 109,237 45 150,635 76,562 74,073 41,398 37.9 40,216 12,470 44.9 50 203,065 103,565 99,500 52,430 34.8 57,445 17,229 42.8 55 239,198 121,509 117,689 36,133 17.8 73,172 15,727 27.4 60 273,128 138,150 134,978 33,930 14.2 84,271 11,099 15.2 平成 2年 305,058 154,372 150,686 31,930 11.7 100,398 16,127 19.1 7 317,750 159,841 157,909 12,692 4.2 111,129 10,731 10.7 12 327,851 164,209 163,642 10,101 3.2 121,221 10,092 9.1 190,138 190,825 17 380,963 7,185 2.2 144,013 8,521 7.0 22 404,012 23,049 6.1 162,287 18,274 12.7 201,045 202,967 注)17年度増加数等は,旧昭南町との合併により,12年度の人口・世帯数を17年度調査時の市域に 組替え算出 図1 柏市の人口・世帯数の推移 人口 (人) 450,000 世帯数 (世帯) 200,000 400,000 180,000 350,000 160,000 140,000 300,000 120,000 250,000 100,000 200,000 80,000 150,000 60,000 100,000 40,000 50,000 20,000 0 0 昭和40年 45 50 55 60 平成2年 -17- 7 12 17 22 (2) 人口集中地区 - 人口集中地区360,149人 面積39.7k㎡ - 平成22年10月1日現在の柏市の人口集中地区面積は39.7k㎡で,総面積(11 4.9k㎡)の34.6%と3割程度となっており,17年(38.8k㎡)に比べると 0.9k㎡の拡大となった。 また,人口集中地区の人口密度は9078.6人/k㎡で,17年(8757.7人/k ㎡)に比べて320.9人/k㎡上昇した。 なお,人口集中地区面積に柏市人口(404,012人)の89.1%と約9割の人が 居住している。 表2 柏市の人口集中地区人口,面積,人口密度の推移 年 人 次 口(人) 面 積(k㎡) 人口密度(1k㎡当たり) 市域に占める割合 人口集中地区 全区域 人口集中地区 人 口(%) 面 積(%) 全区域 全区域 54,843 109,237 4.9 73.0 11,192.4 1,496.2 50.2 6.7 89,599 150,635 9.4 73.0 9,531.8 2,063.5 59.5 12.9 146,060 203,065 17.9 73.0 8,159.8 2,781.7 71.9 24.5 188,862 239,198 22.0 73.0 8,584.6 3,276.7 79.0 30.1 225,531 273,128 26.6 73.0 8,478.6 3,741.5 82.6 36.4 276,932 305,058 34.0 73.0 8,145.1 4,182.9 90.8 46.6 295,107 317,750 35.3 73.0 8,360.0 4,358.1 92.9 48.4 305,007 327,851 35.3 73.0 8,630.6 4,496.7 93.0 48.5 339,712 380,963 38.8 114.9 8,757.7 3,315.6 89.2 33.8 360,149 404,012 39.7 114.9 9,078.6 3,516.2 89.1 34.5 人口集中地区 昭和40年 45 50 55 60 平成 2年 7 12 17 22 図2 柏市の人口密度の推移 集中地区 (人) 市内全域 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 昭和40年 45 50 55 60 平成 2年 -18- 7 12 17 22 (3) 男女別人口 - 柏市の人口性比平成17年調査に続き100を割る - 平成22年10月1日現在の柏市の人口を男女別にみると,男性が201,045人,女 性が202,967人で,女性が1,922人上回っている。17年に比べると,男性は1 0,907人の増加(5.7%増),女性は12,142人の増加(6.4%増)となっ た。 また,性比(女性100人に対する男性の数)は99.1で,17年(99.6)に比べ て0.5ポイント低下し過去最低となっている。 表3 柏市の男女別人口の推移 単位:人 年 次 総数 109,237 150,635 203,065 239,198 273,128 305,058 317,750 327,851 380,963 404,012 昭和40年 45 50 55 60 平成 2年 7 12 17 22 人 口 男 55,227 76,562 103,565 121,509 138,150 154,372 159,841 164,209 190,138 201,045 人口性比 女 54,010 74,073 99,500 117,689 134,978 150,686 157,909 163,642 190,825 202,967 102.3 103.4 104.1 103.2 102.4 102.4 101.2 100.3 99.6 99.1 注)大正9年~昭和25年は,合併以前の市域に組替えて算出した推計人口である。 ※性比=男の人口÷女の人口×100 図3 柏市の性比の比較 男 (人) 女 人口性比 105.0 200,000 104.0 103.0 150,000 102.0 101.0 100,000 100.0 99.0 50,000 98.0 97.0 96.0 0 昭和40年 45 50 55 60 平成 2年 -19- 7 12 17 22 (4) 年齢別人口 - 65歳以上人口が17,746人増加 3.5ポイント上昇 - 平成22年10月1日現在の柏市の人口を年齢(3区分)別にみると,15歳未満人口 は54,571人(総人口(年齢不詳を除く)の13.6%),15~64歳人口は26 7,374人(66.5%),65歳以上人口は80,129人(19.9%)となっ た。17年に比べると15歳未満人口は3,385人の増加(6.6%増),15~64 歳人口は543人の増加(0.2%増),65歳以上人口は17,746人の増加(2 8.4%増)となっている。 年齢(3区分)の割合を17年と比べると,15歳未満人口は0.1ポイントの上昇, 15~64歳人口は3.6ポイントの低下,65歳以上人口は3.5ポイントの上昇と なっており,少子高齢化が一層進行している。 図4 年齢(3区分)別割合の推移 0~14歳 22 13.6 17 13.5 12 14.0 7 15~64歳 66.5 19.9 70.1 16.4 73.6 15.7 12.4 75.0 19.1 平成 2年 0% 10% 9.3 73.8 24.0 昭和60年 65歳以上 7.1 70.1 20% 30% 40% 50% 60% 5.9 70% 80% 90% 100% 表4 年齢(5歳階級)別人口の推移 単位:人 年齢 昭和60年 平成2年 7年 総 数 273,128 305,058 317,750 0 ~ 4 17,102 15,281 14,288 5 ~ 9 21,846 19,351 15,767 10 ~ 14 26,678 23,566 19,721 15 ~ 19 23,470 29,605 24,929 20 ~ 24 19,590 26,550 31,160 25 ~ 29 16,457 20,640 25,447 30 ~ 34 20,557 18,623 20,907 35 ~ 39 27,979 23,100 19,365 40 ~ 44 25,527 30,021 23,406 45 ~ 49 20,831 26,351 30,037 50 ~ 54 16,795 21,163 25,909 11,989 16,978 20,852 55 ~ 59 8,135 12,115 16,260 60 ~ 64 5,738 7,980 11,417 65 ~ 69 4,782 5,548 7,436 70 ~ 74 3,123 4,287 4,990 75 ~ 79 1,606 2,455 3,500 80 ~ 84 812 1,393 2,195 85 歳 以 上 (再掲) 15 歳 未 満 65,626 58,198 49,776 15 ~ 64 191,330 225,146 238,272 65 歳 以 上 16,061 21,663 29,538 注)総数には,年齢「不詳」を含む。 12年 17年 327,851 15,006 14,989 15,991 20,814 26,460 29,027 24,970 21,826 19,581 23,272 29,298 25,412 20,488 15,695 10,792 6,716 4,046 3,437 380,963 16,633 17,364 17,189 19,543 24,901 27,433 31,739 27,893 24,303 22,180 26,687 33,514 28,638 22,337 16,637 11,107 6,633 5,669 総数 404,012 18,341 18,182 18,048 18,483 21,595 26,285 30,272 34,825 29,609 24,729 22,341 26,473 32,762 27,395 20,828 14,913 9,291 7,702 22年 男 201,045 9,471 9,230 9,269 9,501 11,231 13,534 15,641 18,013 15,338 12,575 10,944 12,693 15,788 13,468 10,288 6,964 3,769 2,211 45,986 241,148 40,686 51,186 266,831 62,383 54,571 267,374 80,129 27,970 135,258 36,700 -20- 女 202,967 8,870 8,952 8,779 8,982 10,364 12,751 14,631 16,812 14,271 12,154 11,397 13,780 16,974 13,927 10,540 7,949 5,522 5,491 26,601 132,116 43,429 (5) 人口ピラミッド - 柏市の人口(平成22年)ピラミッドは,ひょうたん型である - 柏市の人口ピラミッドは,昭和30年には人口減退型を示す「つぼ型」に近い型になっていた が,昭和40年,45年,50年には出生数が増加したため,「星型」の様相を呈した。 昭和55年以降は出生数が減少してきたため,昭和60年では「ひょうたん型」となり,今回調 査においても出生数の低下が続いたために,典型的な「ひょうたん型」となっている。また,柏市 の年齢を1歳階級別に区分した人口ピラミッドでは,全国に類似した各年齢の特徴をみることがで きる。男性の60歳代及び70歳代で女性より少なくなっているのは,日中戦争,第2次世界大戦 の影響によるものである。64~65歳は,終戦前後の混乱期による出生減,61~63歳の突出 した人口は,昭和22年~24年の出生数が激増した「第1次ベビーブーム」と呼ばれるものであ る。44歳は,昭和41年の「ひのえうま」の年に当たり,出生が抑制されたためであるといわれ ている。 さらに36~39歳の突出した人口は「第2次ベビーブーム」と呼ばれる世代の出生による出生 増であり,昭和46~49年の「第2次ベビーブーム」と呼ばれるものである。 図5 柏市の人口ピラミッド(平成22年) 平成22年 女 昭和35年 女 平成22年 男 昭和35年 男 (%) 3 2.5 2 1.5 1 0.5 0 -0.5 -1 99 93 90 -2 -2.5 -3 71歳:日中戦争 の動員による昭 和14年の出生減 64,65歳:第2次世 界大戦終戦(昭和 20年)前後におけ る出生減 96 -1.5 87 84 81 78 75 72 69 66 63 60 57 (歳) 54 44歳:昭和41 年(ひのえう ま)の出生減 51 48 61~65 歳:昭和 22年~24 年の第1 次ベビー ブーム 45 42 39 36 33 平成22年 平成22年 36~39歳: 昭和46年~ 49年の第2 次ベビー ブーム 30 27 24 21 18 15 12 9 6 3 昭和35年 昭和35年 0 3.00 2.50 2.00 1.50 1.00 0.50 0.00 0.50 (%) -21- 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 図6 柏市の人口ピラミッドの推移(昭和30年~平成22年) 女 男 昭和30年 (%) 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 女 男 昭和35年 (%) 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 100歳以上 100歳以上 90~94 90~94 80~84 80~84 70~74 70~74 60~64 60~64 50~54 50~54 40~44 40~44 30~34 30~34 20~24 20~24 10~14 10~14 0~4歳 0~4 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 (%) :アルミ製一円硬貨が発行 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 (%) :日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約締結 :日本の自動車生産台数,米国を抜いて第1位に。 女 男 昭和40年 (%) 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 昭和45年 男 (%) 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 100歳以上 100歳以上 90~94 90~94 80~84 80~84 70~74 70~74 60~64 60~64 50~54 50~54 40~44 40~44 30~34 30~34 20~24 20~24 10~14 10~14 0~4歳 0~4歳 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 (%) :名神高速道路が前面開通 :朝永振一郎日本学術会議会長, ノーベル物理学賞を受賞 女 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 (%) :大阪・千里丘陵で日本万国博覧会開幕 :全国の総人口が1億人を突破 :自家用車が4世帯に1台の割合で普及, マイカーの時代に -22- 図6 柏市の人口ピラミッドの推移(昭和30年~平成22年) -続き- 女 男 昭和50年 (%) 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 100歳以上 昭和55年 女 男 (%) 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 100歳以上 90~94 90~94 80~84 80~84 70~74 70~74 60~64 60~64 50~54 50~54 40~44 40~44 30~34 30~34 20~24 20~24 10~14 10~14 0~4歳 0~4歳 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 (%) :沖縄海洋博開幕 :天皇・皇后両陛下は初の訪米 :エリザベス女王来日 :3億円事件ついに時効 昭和60年 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 (%) :鈴木善行内閣成立 :日本の自動車生産台数,米国を抜いて第1位に :大平首相急死,衆参同日選挙で自民圧勝 :巨人軍長嶋監督辞任,王引退 女 平成2年 男 (%) 男 (%) 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 100歳以上 100歳以上 90~94 90~94 80~84 80~84 70~74 70~74 60~64 60~64 50~54 50~54 40~44 40~44 30~34 30~34 20~24 20~24 10~14 10~14 0~4歳 0~4歳 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 (%) (%) :世界最長の青函海底トンネル貫通 :科学万博つくば'85開幕 :日本電信電話公社,日本専売公社が民営化 :男女雇用機会均等法可決 女 :大阪で国際花と緑の博覧会開幕 :厚生省,前年の出世数が過去最低と発表,出生率低下 が深刻なテーマに :イラク軍がクウェート侵略 -23- 図6 柏市の人口ピラミッドの推移(昭和30年~平成22年) -続き- 女 男 平成7年 (%) 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 平成12年 100歳以上 90~94 90~94 80~84 80~84 70~74 70~74 60~64 60~64 50~54 50~54 40~44 40~44 30~34 30~34 20~24 20~24 10~14 10~14 0~4歳 0~4歳 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 (%) 平成17年 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 (%) :シドニーオリンピック開幕 :百貨店大手・そごうグループが民事再生法の適用を申請し, ,倒産 :伊豆諸島の三宅島で雄山が17年ぶりに噴火・全島非難が発 令される 女 平成22年 男 女 男 (%) 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 (%) 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 100歳以上 100歳以上 90~94 90~94 80~84 80~84 70~74 70~74 60~64 60~64 50~54 50~54 40~44 40~44 30~34 30~34 20~24 20~24 10~14 10~14 0~4歳 0~4歳 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 (%) 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 (%) :沼南町と合併後初めての国勢調査 :日本人の人口,初の減少 :郵政民政化法が成立 男 (%) 7.0 5.0 3.0 1.0 1.0 3.0 5.0 7.0 100歳以上 :阪神・淡路大震災が起こる :柏レイソルがJリーグ戦デビュー 女 :成田スカイアクセス開業 :宇宙飛行士山崎直子さんへ県民栄誉賞の授与 :ノーベル化学賞に根岸栄一氏・鈴木章両氏 -24- (6) 配偶関係 - 15歳以上人口の未婚率 男性32.7% 女性24.1% - 15歳以上人口の配偶関係を男女別にみると,男性は15歳以上人口171,958人の うち,未婚が54,470人(32.7%),有配偶が103,380人(62.0%)で,死 別が4,110人(2.5%),離別が4,828人(2.9%)となっている。女性は1 5歳以上人口175,545人のうち,未婚が41,264人(24.1%),有配偶が10 4,397人(61.0%),死別が17,866人(10.4%),離別が7,664人 (4.5%)となっている。男女とも未婚率は前回を下回り,有配偶率は男性は前回を上 回っているものの,女性は下回っている。 表5 柏市の男女別配偶関係(15歳以上人口)の推移 単位:人 男 年 次 総数 未婚 有配偶 死別 昭和50年 73,389 21,581 50,268 1,070 55 87,808 26,269 59,351 1,300 60 104,166 33,211 67,938 1,637 平成 2年 124,276 43,915 76,000 1,977 7 134,241 48,426 80,572 2,271 12 140,625 49,419 84,626 3,142 17 163,653 53,630 99,628 3,757 22 171,958 54,470 103,380 4,110 注) 総数には配偶関係「不詳」を含む。 離別 456 740 1,137 1,664 2,021 2,745 3,814 4,828 総数 70,984 86,160 103,225 122,533 133,569 141,209 165,561 175,545 未婚 13,936 18,186 24,332 32,915 36,971 37,813 40,574 41,264 女 有配偶 50,557 59,706 68,341 76,557 81,276 85,242 100,438 104,397 死別 5,424 6,630 8,170 9,507 11,117 12,647 16,521 17,866 表6 柏市の男女別配偶関係(15歳以上人口)割合の推移 単位:% 男 年 次 女 未婚 有配偶 死別 昭和50年 29.4 68.5 1.5 55 30.0 67.7 1.5 60 31.9 65.4 1.6 平成 2年 35.5 61.5 1.6 7 36.3 60.5 1.7 12 35.3 60.5 2.2 17 33.3 62.0 2.3 22 32.6 62.0 2.5 注)年齢「不詳」を除いて算出。 離別 0.6 0.8 1.1 1.4 1.5 2.0 2.4 2.9 未婚 19.6 21.2 23.6 27.0 27.8 26.9 24.7 24.1 有配偶 71.2 69.4 66.3 62.8 61.1 60.7 61.2 61.0 死別 7.7 7.7 7.9 7.8 8.4 9.0 10.1 10.4 離別 1.5 1.7 2.2 2.4 2.7 3.4 4.0 4.5 図7 柏市の男女別配偶関係(15歳以上人口)割合(平成22年) 未婚 有配偶 死別 離別 2.5 男 32.6 女 2.9 62.0 24.1 10.4 61.0 4.5 0% 10% 20% 30% 40% 50% -25- 60% 70% 80% 90% 100% 離別 1,061 1,497 2,237 2,939 3,596 4,690 6,555 7,664 - 男女共に,40から44歳の未婚率が上昇 - 年齢(5歳階級)別に未婚率の推移をみると,平成17年と比較して40~44歳 の未婚率の上昇が顕著であった。男性は,40~44歳が28.1%で,17年(2 1.8%)に比べて6.3ポイント上昇しており,45~49歳が21.3%で,1 7年(15.2%)に比べて6.1ポイント上昇している。女性は,40~44歳が 16.6%で,平成17年(11.0%)に比べて5.6ポイント上昇しており,4 5~49歳が11.6%で,17年(6.9%)に比べて4.7ポイント上昇してい る。 表7 年齢(5歳階級),男女別15歳以上人口の配偶関係別割合の推移 未婚 有配偶 死別 年齢 平成 (5歳階級) 12年 17年 22年 12年 17年 22年 12年 17年 22年 12年 (男) 総数 35.3 33.3 32.6 60.5 62.0 62.0 2.2 2.3 2.5 2.0 15~19 歳 99.7 99.7 99.8 0.3 0.3 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 20~24 95.7 96.0 95.5 4.2 3.8 4.3 0.0 0.0 0.0 0.1 25~29 75.3 76.1 74.7 24.1 23.2 24.5 0.0 0.0 0.1 0.6 30~34 44.9 49.0 48.0 53.4 49.4 50.5 0.1 0.0 0.0 1.6 35~39 27.1 30.9 34.4 70.4 66.1 62.9 0.2 0.1 0.1 2.3 40~44 17.2 21.8 28.1 79.7 74.3 67.9 0.3 0.3 0.2 2.8 45~49 12.7 15.2 21.3 84.1 80.3 73.2 0.6 0.6 0.5 2.6 50~54 8.2 11.6 15.4 86.8 83.8 79.2 1.3 0.9 0.9 3.7 55~59 4.6 7.4 12.1 90.0 86.8 81.8 2.1 1.8 1.4 3.3 60~64 2.6 4.1 7.7 90.1 89.6 84.9 4.1 2.9 2.5 3.2 65歳以上 1.5 1.8 2.7 84.9 86.0 85.1 11.7 10.0 9.3 1.9 (女) 総数 26.9 24.7 24.1 60.7 61.2 61.0 9.0 10.1 10.4 3.4 15~19 歳 99.5 99.3 99.4 0.5 0.7 0.5 0.0 0.0 0.0 0.0 20~24 91.6 91.8 91.1 8.0 7.7 8.5 0.0 0.0 0.0 0.4 25~29 59.5 63.2 62.3 38.8 35.2 36.1 0.0 0.0 0.1 1.7 30~34 27.6 33.5 33.8 69.0 62.9 63.2 0.2 0.1 0.1 3.2 35~39 13.7 18.7 22.8 81.5 75.9 72.7 0.4 0.3 0.2 4.4 40~44 7.9 11.0 16.6 87.1 82.2 76.2 0.9 0.8 0.7 4.1 45~49 4.8 6.9 11.6 89.0 86.0 79.4 1.9 1.8 1.4 4.3 50~54 3.7 4.3 7.4 87.7 87.1 83.0 3.3 3.2 2.7 5.3 55~59 2.6 3.3 4.7 85.5 85.7 83.8 7.2 5.5 5.3 4.7 60~64 2.8 2.2 3.9 79.7 82.1 81.6 12.9 10.5 8.4 4.6 65歳以上 2.8 2.5 2.8 49.7 53.4 56.7 43.8 40.1 36.1 3.7 単位:% 離別 17年 22年 2.4 0.0 0.2 0.7 1.5 2.9 3.6 3.9 3.7 4.0 3.4 2.2 2.4 0.0 0.2 0.7 1.6 2.9 3.6 3.9 3.7 4.0 3.4 2.2 4.0 0.0 0.5 1.6 3.5 5.1 6.0 5.3 5.4 5.6 5.2 4.0 4.0 0.0 0.5 1.6 3.5 5.1 6.0 5.3 5.4 5.5 5.2 4.0 図8 年齢(5歳階級),男女別15歳以上人口の未婚率の推移 (男) (女) 25~29 35~39 (%) 80.0 70.0 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 平成 12年 17年 30~34 40~44 25~29 35~39 (%) 80.0 70.0 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 22年 平成 12年 -26- 17年 30~34 40~44 22年 (7) 世帯数 - 一般世帯で3人以下の世帯が全体の77.2%を占める - 世帯総数は,162,287世帯で,17 図9 一般世帯の世帯人員別割合 年(144,013世帯)に比べて,18, 274世帯増加(12.7%増)した。この うち,住居と生計を共にしている人の集まり 又は一戸を構えて住んでいる単身者,会社・ 団体などの寄宿舎,独身寮などの単身者から なる「一般世帯」は162,108世帯,世 帯人員は397,788人となっている。 また,寮の学生・生徒,病院の入院者,社 会施設の入所者などの集まりである「施設等 の世帯」は179世帯,世帯人員は686人 となっている。 一般世帯を世帯人員別にみると,「1人世 帯」が47,624世帯で全体の29.4% を占めて最も多く,以下,「2人世帯」が4 4,692世帯(27.6%),「3人世 帯」が32,747世帯(20.2%), 「4人世帯」が26,627世帯(16. 4%)の順になっており,3人以下の世帯は全 体の4分の3以上を占めている。 5人 以上 6.4% 4人 16.4% 1人 29.4% 一般世帯数 162,108世帯 3人 20.2% 2人 27.6% 表8 柏市の世帯の種類別世帯数及び世帯人員(平成17年~22年) 実 区 分 数(世帯・人) 平成17年 平成22年 144,013 帯 総 数 143,565 一 般 世 帯 数 105 施 設 等 の 世 帯 世 帯 人 員 総 数 380,400 一 般 世 帯 人 員 374,862 施設等の世帯人員 5,538 注) 総数には「不詳世帯」を含む。 162,287 162,108 179 404,012 397,788 6,224 世 増 加 数 増 加 率(%) 平成17年~ 平成17年 22年 ~22年 18,274 12.7 18,543 12.9 74 70.5 23,612 6.2 22,926 6.1 686 12.4 表9 柏市の世帯人員別一般世帯数(平成17年~22年) 区 分 総 数 1人 2人 3人 4人 5人 6人 7人 8人 9人 10人以上 実 数・構 成 比 平 成 17 年 平 成 22 年 (世帯) (%) (世帯) (%) 143,565 100.0 162,108 100.0 29.4 35,393 24.7 47,624 38,933 27.1 44,692 27.6 30,844 21.5 32,747 20.2 27,319 19.0 26,627 16.4 7,869 5.5 7,563 4.7 2,276 1.6 2,085 1.3 728 0.5 545 0.3 150 0.1 162 0.1 39 0.0 45 0.0 14 0.0 18 0.0 -27- 増 加 数 増加率(%) 平成17年 平成17年 ~22年 ~22年 18,543 12.9 12,231 34.6 5,759 14.8 1,903 6.2 △ 692 △ 2.5 △ 306 △ 3.9 △ 191 △ 8.4 △ 183 △ 25.1 12 8.0 6 15.4 4 28.6 (8) 世帯の家族類型 - 核家族世帯の割合は低下,単独世帯の割合が上昇 - 一般世帯を家族類型別にみると,核家族世帯が101,714世帯(一般世帯数の6 2.7%),核家族以外の世帯が11,136世帯(6.9%),非親族を含む世帯が 1,627世帯(1.0%),単独世帯が47,624世帯(29.4%)となってい る。17年と比べると,核家族世帯は5,772世帯増加(6.0%増)しているが, 一般世帯に占める割合は4.1ポイント低下した。一方,単独世帯は12,231世帯 増加(34.6%増)しており,割合も5.2ポイント上昇した。 核家族世帯の内訳をみると,夫婦のみの世帯は33,781世帯で,17年(30, 127世帯)に比べて3,654世帯増加(12.1%増)しており,一般世帯に占め る割合は20.8%で,17年(21.0%)に比べて0.2ポイント低下した。夫婦 と子供から成る世帯は54,846世帯で,17年(54,545世帯)に比べて30 1世帯増加(0.6%増)しており,一般世帯に占める割合は33.8%で,17年 (38.0%)に比べて4.2ポイント低下した。ひとり親と子供からなる世帯は1 3,087世帯で,17年(11,270世帯)に比べて1,817世帯増加(16. 1%増)しており,一般世帯に占める割合は8.1%で,17年(7.8%)に比べて 0.3ポイント上昇した。 表10 柏市の世帯の家族類型別一般世帯数(平成17年~22年) 一般世帯数(世帯) 家族類型割合(%) 増加率(%) 世 帯 の 家 族 類 型 平成17年~ 平成17年 平成22年 平成17年 平成22年 22年 総 数 143,565 162,108 100.0 100.0 12.9 A 親族のみの世帯 107,405 112,850 74.8 69.6 5.1 Ⅰ 核家族世帯 95,942 101,714 66.8 62.7 6.0 (1)夫婦のみの世帯 30,127 33,781 21.0 20.8 12.1 (2)夫婦と子供から成る世帯 54,545 54,846 38.0 33.8 0.6 (3)ひとり親と子供から成る世帯 11,270 13,087 7.8 8.1 16.1 男親と子供から成る世帯 1,904 2,105 1.3 1.3 10.6 女親と子供から成る世帯 9,366 10,982 6.5 6.8 17.3 Ⅱ 核家族以外の世帯 11,463 11,136 8.0 6.9 △ 2.9 B 非親族世帯 767 1,627 0.5 1.0 112.1 C 単独世帯 35,393 47,624 24.7 29.4 34.6 注)割合については,小数点第2位を四捨五入しているため,総数と内訳が必ずしも一致しない。 図10 一般世帯の家族類型別割合の推移 核家族世帯 核家族以外の世帯 非親族世帯 単独世帯 1.0 平成22年 62.7 平成17年 6.9 66.8 29.4 8.0 24.7 0.5 0% 10% 20% 30% 40% 50% -28- 60% 70% 80% 90% 100% (9) 65歳以上世帯員がいる一般世帯 - 65歳以上世帯員がいる一般世帯は52,645世帯,一般世帯数の30%を超える - 一般世帯総数のうち65歳以上世帯員がいる世帯は,52,645世帯で,32.4%を占 めており,一般世帯総数の3割が65歳以上世帯員がいる世帯となっている。平成17年(4 1,687世帯)と比べると,10,958世帯増加(26.3%増)となった。 65歳以上世帯員がいる世帯数を家族類型別にみると,「Ⅰ核家族世帯」が32,323世 帯(一般世帯総数の19.9%)で最も多く,以下,「C単独世帯」が11,053世帯 (6.8%),「Ⅱ核家族以外の世帯」が8,974世帯(5.5%),「B非親族世帯」が 295世帯(0.2%)の順となっている。 表11 柏市の65歳以上の親族のいる一般世帯の家族類型 実 数 割 合(%) 増加数 増加率(%) 世帯の家族類型 平成 12年 17年 12年 17年 17年 22年 12年 17年 22年 ~17年 ~22年 ~17年 ~22年 12年 一般世帯総数 121,137 143,565 162,108 100.0 100.0 100.0 22,428 18,543 18.5 12.9 65歳以上世帯員 - 26.3 28,442 41,687 52,645 23.5 29.0 32.4 13,245 10,958 がいる世帯 7,384 - 21.8 A 親族世帯 23,567 33,913 41,297 19.5 23.6 25.4 10,346 Ⅰ 核家族世帯 15,782 24,916 32,323 13.1 17.3 19.9 9,134 7,407 - 29.7 (1)夫婦のみの 8,785 13,753 17,522 7.3 9.5 10.8 4,968 3,769 - 27.4 世帯 (2)夫婦と子 4,397 7,168 9,470 3.6 5.0 5.8 2,771 2,302 - 32.1 供から成る世帯 (3)ひとり親 と子供から成る 2,600 3,995 5,331 2.2 2.8 3.3 1,395 1,336 - 33.4 世帯 Ⅱ 核家族以外 7,785 8,997 8,974 6.4 6.3 5.5 1,212 △ 23 - △ 0.3 の世帯 B 非親族世帯 29 54 0.0 0.0 0.2 25 241 - 446.3 295 C 単独世帯 4,846 7,720 11,053 4.0 5.4 6.8 2,874 3,333 - 43.2 注)平成12年調査からの増加率については,人口20万人未満の市町村の高齢親族のいる家族類型が 公表されていないため算出せず。ただし,総数については他の公表値から12年結果を17年調査 の市域に組替え算出。 図11 65歳以上世帯員がいる一般世帯数の推移 夫婦のみの世帯 核家族以外の世帯 夫婦と子供から成る世帯 非親族世帯 ひとり親と子供から成る世帯 単独世帯 平成 12年 17年 22年 0 10,000 20,000 30,000 -29- 40,000 50,000 60,000 世帯 (10) 住宅の状態 - 「持ち家」及び「民営の借家」に住む割合が上昇 - 住宅の所有の関係別に住宅に住む一般世帯数をみると,「持ち家」に住む世帯が105,894世帯 で,全体の66.3%と最も多く,半分以上を占めている。以下,「民営の借家」が40,887世帯 (全体の25.6%),「給与住宅」が5,939世帯(3.7%),「公営・都市機構・公社の借家」 が5,534世帯(3.5%),「間借り」が1,490世帯(0.9%)の順となっている。 平成17年と比べると,「持ち家」は12,879世帯増加し,住宅に住む一般世帯に占める割合も 0.2ポイントの上昇となった。また,「民営の借家」も6,757世帯増加し,住宅に住む一般世帯に 占める割合も1.3ポイントの上昇となった。 表12 柏市の住宅に住む一般世帯の所有の関係別世帯数 年 次 住 宅 に 住 む 一 般 世 帯 主 世 帯 借 家 総 数 総 数 持 ち 家 総 数 公 営 ・ 都 市 機 構 ・ 民営の借家 給 与 住 宅 公社の借家 実 数 95,011 58,576 36,435 6,317 22,894 104,975 64,038 40,937 5,862 26,787 115,858 73,656 42,202 6,174 29,177 130,987 84,480 45,190 6,938 30,677 139,255 93,015 46,240 6,126 34,130 158,254 105,894 52,360 5,534 40,887 割 合(%) 平成 2年 100.0 99.4 61.3 38.1 6.6 24.0 7年 100.0 99.2 60.5 38.7 5.5 25.3 12年 100.0 99.0 62.9 36.1 5.3 24.9 12年(組替) 100.0 96.8 62.4 33.4 5.1 22.7 17年 100.0 99.0 66.1 32.9 4.4 24.3 22年 100.0 99.1 66.3 32.8 3.5 25.6 注 1)12年(組替)は,17年調査時の市域に基づき組替えた12年調査の世帯数。 2)12年~17年の増加率は,12年(組替)との比較。 平成 2年 7年 12年 12年(組替) 17年 22年 95,580 105,845 117,040 135,380 140,655 159,744 間 借 り 7,224 8,288 6,851 7,575 5,984 5,939 569 870 1,182 1,317 1,400 1,490 7.6 7.8 5.9 5.6 4.3 3.7 0.6 0.8 1.0 1.0 1.0 0.9 図12 住宅に住む一般世帯の住宅の所有の関係別割合の推移 持ち家 公営・都市機構・公社の借家 22年 民営の借家 3.5 66.3 給与住宅 間借り 3.7 25.6 4.4 17年 66.1 12年 0.9 4.3 1.0 5.6 1.0 24.3 62.4 5.1 22.7 0.8 7年 60.5 5.5 25.3 7.8 0.6 61.3 平成2年 0% 20% 6.6 40% 60% -30- 24.0 80% 7.6 100% (11) 外国人人口 - 柏市の外国人は前回調査より33.6%増加し4,717人に - 柏市に居住する外国人人口は,4,717人で,平成17年(3,532人)に比べて 1,185人増加(33.6%増)となった。柏市における外国人は昭和60年には60 0人台であったが,平成2年調査で1,200人,平成7年調査で2,000人を超え, 柏市に住む外国人は増加してきた。平成17年調査では一時的に減少がみられたものの, 今回調査では再び増加し,4,700人を超えた。 男女別にみると,男性が2,046人,女性が2,671人で女性が625人上回って おり,性比(女性100人に対する男性の数)は76.6となっている。 総人口に対する外国人人口の割合をみると,昭和60年は0.2%であったのが,平成 22年は1.2%と6倍となっている。 表13 外国人人口の推移 外国人人口 年次 総数 667 1,279 2,081 3,569 3,532 4,717 昭和60年 平成2年 7年 12年 17年 22年 男 339 612 989 1,602 1,655 2,046 増加数 女 328 667 1,092 1,967 1,877 2,671 164 612 802 1,488 △ 37 1,185 増加率 (%) 性比 (女=100) 32.6 91.8 62.7 71.5 △ 1.0 33.6 103.4 91.8 90.6 81.4 88.2 76.6 外国人人 口の割合 (%) 0.2 0.4 0.7 1.1 0.9 1.2 (参考) 総人口 273,128 305,058 317,750 327,851 380,963 404,012 図13 外国人人口の推移 男 (人) 5,000 女 4,500 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 昭和60年 平成2年 7年 -31- 12年 17年 22年 (12) 国籍別外国人の推移 - 外国人の29.4%は中国 - 柏市の外国人を国籍別にみると,中国が1,386人と最も多く,柏市に在住する外国人の2 9.4%を占めている。以下,韓国・朝鮮が803人(構成比17.0%),フィリピンが41 5人(同8.8%),タイが109人(同2.3%),アメリカが101人(同2.1%)の順 となっている。 国籍別人口を17年と比べると,中国(900人)が486人の増加(54.0%増),イン ドネシア(33人)が26人の増加(78.8%増),アメリカ(75人)が26人の増加(3 4.7%増),ベトナム(24人)が11人の増加(45.8%増),タイ(98人)が11人 の増加(11.2%増)となっている。また,その他(897人)は731人の増加(81. 5%増)である。 表14 柏市の国籍別外国人の推移 単位:人 年 次 総数 中国 韓国 朝鮮 フィリ アメリカ ピン タイ ペルー ブラジル 昭和60年 667 74 445 … 27 … … … 平成2年 1,279 247 571 132 45 114 … … 7年 2,061 393 692 298 76 65 52 186 12年 3,569 835 949 688 98 96 88 242 17年 3,532 900 807 467 75 98 84 122 22年 4,717 1,386 803 415 101 109 81 77 注)1 総数には無国籍及び国名「不詳」を含む。 2「…」は集計区分がなかったため不詳であり,その他に含まれる。 図14 柏市の国籍別外国人構成比(平成22年) 中国 29.4% その他 34.5% イギリス 0.5% ベトナム 0.7% 韓国朝鮮 17.0% インドネシア 1.3% ブラジル 1.6% ペルー 1.7% タイ 2.3% アメリカ 2.1% フィリピン 8.8% -32- インド ベトナムイギリス その他 ネシア … … … … 33 59 … … … … 24 35 … … 23 16 25 23 88 170 276 557 897 1,628 (13) 人口県内10市比較 - 柏市の人口は県内5番目 増加率では3番目 - 平成22年の柏市の人口は404,012人で,千葉県内の中では,千葉市(961, 749人),船橋市(609,040人),松戸市(484,457人),市川市(47 3,919人)に続いて5番目の人口規模となっている。以下,市原市(280,416 人),八千代市(189,781人),佐倉市(172,183人),浦安市(164, 877人),習志野市(164,530人)の順となっている。 平成17から22年の人口増加数は,船橋市が39,205人増と最も増加しており, 柏市は23,049人増で千葉県内の10市の中では3番目の増加数となっている。 表15 千葉県内10市の人口推移 人 口 平成17年 平成22年 (組替) 千 葉 県 6,216,289 6,056,462 千 葉 市 961,749 924,319 船 橋 市 609,040 569,835 松 戸 市 484,457 472,579 市 川 市 473,919 466,608 柏 市 404,012 380,963 市 原 市 280,416 280,255 八千代市 189,781 180,729 佐 倉 市 172,183 171,246 浦 安 市 164,877 155,290 習志野市 164,530 158,785 市 名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 増加率 (%) 増加数 159,827 37,430 39,205 11,878 7,311 23,049 161 9,052 937 9,587 5,745 人口密度 (1k㎡当 り) 面積 (k㎡) 2.6 5,156.70 4.0 272.08 6.9 85.64 2.5 61.33 1.6 57.49 6.1 114.90 0.1 368.20 5.0 51.27 0.5 103.59 6.2 17.30 3.6 20.99 世帯数 1,205.5 2,515,904 3,534.8 406,309 7,111.6 261,415 7,899.2 209,570 8,243.5 220,582 3,516.2 162,287 761.6 111,973 3,701.6 74,824 1,662.2 65,035 9,530.5 71,411 7,838.5 70,132 図15 千葉県内10市の人口増加数及び増加率(平成17~22年) 増加数 増加率 (%) (人) 45,000 (%) 8.0 40,000 7.0 35,000 6.0 30,000 5.0 25,000 4.0 20,000 3.0 15,000 習志野市 浦安市 佐倉市 -33- 八千代市 市原市 0.0 柏市 0 市川市 1.0 松戸市 5,000 船橋市 2.0 千葉市 10,000 図16 柏市人口分布図 図17 柏市世帯分布図 -34- 図18 柏市15歳未満人口分布図 図19 柏市65歳以上人口分布図 -35- 2 産業 (1) 労働力状態 - 柏市の労働力人口,199,194人に - 柏市の15歳以上人口の労働力状態をみると,15歳以上人口347,503人のうち,就業 者が188,536人(59.1%),完全失業者が10,658人(3.3%)となり,これ を合わせた労働力(就業者及び完全失業者)人口は199,194人(62.4%)である。ま た,非労働力人口(家事従事者,通学者,高齢者など)は120,062人(37.6%)と なった。 平成22年と17年の労働力状態別割合を見てみると,就業者は1.2ポイント増,完全失業 者は0.2ポイント増,非労働力人口は1.4ポイント減となっている。 労働力状態を男女別にみると,男性は,15歳以上人口171,958人のうち,就業者が1 12,526人(71.6%),完全失業者が6,975人(4.4%),非労働力人口が3 7,647人(24.0%)である。他方,女性では15歳以上人口175,545人のうち, 就業者が76,010人(46.9%),完全失業者が3,683人(2.3%),非労働力人 口が82,415人(50.8%)となっている。 表16 柏市の労働力状態別男女別人口 単位:人 平成17年 労働力状態 総数 男 15歳以上人口 329,214 163,653 192,861 117,722 労働力人口 就業者 183,015 111,224 完全失業者 9,846 6,498 非労働力人口 123,143 36,163 注)総数には労働力状態「不詳」を含む。 女 165,561 75,139 71,791 3,348 86,980 平成22年 男 171,958 119,501 112,526 6,975 37,647 総数 347,503 199,194 188,536 10,658 120,062 女 175,545 79,693 76,010 3,683 82,415 図20 柏市の労働力状態別割合比較 就業者 平成17年 完全失業者 非労働力人口 57.9 39.0 3.3 3.1 59.1 平成22年 0% 10% 20% 37.6 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 図21 柏市の労働力状態別男女別人口割合(平成22年) 就業者 男 完全失業者 非労働力人口 71.6 24.0 2.3 4.4 46.9 女 0% 10% 20% 50.8 30% 40% 50% -36- 60% 70% 80% 90% 100% - 女性の労働力人口,5.1倍の79,693人に - 柏市の労働力人口の推移をみると,増加が続いており,昭和55年には10万人,平成2年 には15万人を超え,昭和40年(49,897人)から平成22年までに,4.0倍に増加 した。 男女別にみてみると,共に増加が続いており,男性では昭和50年に5万人,昭和60年に 10万人を超え,昭和40年(34,376人)から平成22年までに3.5倍に増加した。 女性では,平成2年に5万人を超え,昭和40年(15,521人)から平成22年までに 5.1倍に増加した。増加した理由としては,女性を取り巻く社会環境の変化が要因と考えら れる。 平成17年からは,15歳以上の人口をみると女性が男性を上回り,平成22年では女性が 3,587人上回っている。 表17 柏市の労働力人口の推移 単位:人 年 次 昭和40年 45 50 55 60 平成2年 7 12 17 22 総 数 人口総数 109,237 150,635 203,065 239,198 273,128 305,058 317,750 327,851 380,963 404,012 15歳以上人口 79,413 108,501 144,373 173,968 207,391 246,809 267,810 281,834 329,214 347,503 男 女 労働力人口 人口総数 15歳以上人口 労働力人口 人口総数 15歳以上人口 労働力人口 55,227 76,562 103,565 121,509 138,150 154,372 159,841 164,209 190,138 201,045 49,897 68,603 87,621 104,579 126,084 151,543 167,420 170,439 192,861 199,194 40,083 55,267 73,389 87,808 104,166 124,276 134,241 140,625 163,653 171,958 34,376 47,925 63,234 72,949 84,047 98,490 106,452 106,806 117,722 119,501 54,010 74,073 99,500 117,689 134,978 150,686 157,909 163,642 190,825 202,967 39,330 53,234 70,984 86,160 103,225 122,533 133,569 141,209 165,561 175,545 15,521 20,678 24,387 31,630 42,037 53,053 60,968 63,633 75,139 79,693 図22 柏市の男女別15歳以上人口及び労働力人口の推移 15歳以上人口(男) 15歳以上人口(女) 労働力人口(男) 労働力人口(女) (人) 200,000 (人) 200,000 180,000 180,000 160,000 160,000 140,000 140,000 120,000 120,000 100,000 100,000 80,000 80,000 60,000 60,000 40,000 40,000 20,000 20,000 0 0 昭和40年 45 50 55 60 平成2年 -37- 7 12 17 22 (2) 従業上の地位 - 雇用者の割合が全体の8割以上を占める - 平成22年の15歳以上就業者数を従業上の地位別にみると,会社などに雇用されてい る「雇用者」が152,814人(15歳以上就業者数の81.1%)で全体の8割以上 を占めており,「役員(雇用者)」は9,825人(5.2%),「雇人のない業主(自 営業主)」9,075人(4.8%),「家族従業者」は4,149人(2.2%), 「雇人のある業主(自営業主)」は3,151人(1.7%),「家庭内職者」は262 人(0.1%)となった。 男女別にみると,男女共に「雇用者」が多く,男性が88,609人(78.7%), 女性が64,205人(84.5%)となった。 表18 従業上の地位(8区分),男女別15歳以上就業者数(平成22年) 就業者数 総数 男 総 数 188,536 112,526 雇 用 者 152,814 88,609 役 員 9,825 8,156 雇 人 の あ る 業 主 3,151 2,583 雇 人 の な い 業 主 9,075 6,674 家 族 従 業 者 4,149 904 家 庭 内 職 者 262 27 注)総数には,従業上の地位「不詳」を含む。 従 業 上 の 地 位 女 76,010 64,205 1,669 568 2,401 3,245 235 総数 100.0 81.1 5.2 1.7 4.8 2.2 0.1 割合(%) 男 100.0 78.7 7.2 2.3 5.9 0.8 0.0 女 100.0 84.5 2.2 0.7 3.2 4.3 0.3 図23 従業上の地位(8区分),男女別15歳以上就業者数の割合(平成22年) 雇用者 役員 雇人のある業主 雇人のない業主 家族従業者 家庭内職者 1.7 4.8 2.2 81.1 総数 5.2 2.3 男 78.7 女 84.5 0% 10% 20% 30% 40% 5.9 0.1 0.8 7.2 0.0 0.3 50% 60% -38- 70% 2.2 0.7 3.2 4.3 80% 90% 100% - 女性雇用者の5割以上が「パート・アルバイト・その他」 - 「雇用者」の内訳をみると,「正規の職員・従業者」が100,646人(雇用者全体 の65.9%),「労働者派遣事業所の派遣職員」が5,470人(3.6%),「パー ト・アルバイト・その他」が46,698人(30.6%)となった。 男女別にみると,男性は「正規の職員・従業者」が73,572人(男性雇用者全体の 83.0%),「労働者派遣事業所の派遣職員」が2,031人(2.3%),「パー ト・アルバイト・その他」が13,006人(14.7%)となった。一方女性は,「正 規の職員・従業者」が27,074人(女性雇用者全体の42.2%),「労働者派遣事 業所の派遣職員」が3,439人(5.4%),「パート・アルバイト・その他」が3 3,692人(52.5%)となった。男性では「正規の職員・従業者」が最も高くなっ ているのに対し,女性は「パート・アルバイト・その他」が最も高く,5割以上となって いる。 表19 従業上の地位(3区分),男女別15歳以上雇用者数(平成22年) 従 業 上 の 地 位 総 数 正規の職員・従業員 労働者派遣事業所の派遣社員 パート・アルバイト・その他 総数 152,814 100,646 5,470 46,698 就業者数 男 88,609 73,572 2,031 13,006 割合(%) 総数 男 100.0 100.0 65.9 83.0 3.6 2.3 30.6 14.7 女 64,205 27,074 3,439 33,692 女 100.0 42.2 5.4 52.5 図24 従業上の地位,男女別15歳以上雇用者数割合 正規の職員・従業員 労働者派遣事業所の派遣社員 パート・アルバイト・その他 3.6 65.9 総数 30.6 2.3 男 83.0 女 42.2 0% 10% 20% 14.7 5.4 30% 40% 52.5 50% -39- 60% 70% 80% 90% 100% (3) 産業 - 「医療・福祉」が2,758人増で最も増加 - 平成22年の15歳以上就業者を産業大分類別にみると,「卸売業・小売業」が33,8 47人で全体の18.0%を占めて最も多く,以下,「製造業」が19,127人(10. 2%),「医療・福祉」が16,037人(8.5%),「建設業」が13,092人 (6.9%),「サービス業(他に分類されないもの)」が11,689人(6.2%), 「運輸業・郵便事業」が11,447人(6.1%)などと続いている。 平成17年と22年を比較すると「医療・福祉」が2,758人の増加(20.8% 増),「宿泊業・飲食サービス業」が1,323人の増加(14.9%増),「運輸業・郵 便業」が1,302人の増加(12.8%増),「不動産業・物品賃貸業」が1,103人 の増加(28.8%増)となった。一方,大幅に減少しているのが「漁業」で2人の減少 (66.7%減)となった。 表20 産業(大分類)別15歳以上就業者数 就業者数 産業(第分類) 平成17年 22年 総 数 183,015 188,536 農業,林業 2,969 2,295 漁業 3 1 鉱業,採石業,砂利採取業 26 24 建設業 製造業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業,郵便業 卸売業,小売業 金融業,保険業 不動産業,物品賃貸業 学術研究,専門・技術サービス業 宿泊業,飲食サービス業 生活関連サービス業,娯楽業 教育,学習支援業 医療,福祉 複合サービス事業 サービス業(他に分類されないもの) 公務(他に分類されるものを除く) 分類不能の産業 14,881 22,470 742 10,245 10,145 34,326 7,607 3,830 割合(%) 17年 22年 100.0 100.0 1.6 1.2 0.0 0.0 0.0 0.0 13,092 19,127 749 10,348 11,447 33,847 7,644 4,933 7,907 10,207 7,290 9,601 16,037 570 11,689 7,302 14,426 8,884 9,391 13,279 1,498 29,385 7,541 5,793 8.1 12.3 0.4 5.6 5.5 18.8 4.2 2.1 0.0 4.9 0.0 5.1 7.3 0.8 16.1 4.1 3.2 6.9 10.2 0.4 5.5 6.1 18.0 4.1 2.6 4.2 5.4 3.9 5.1 8.5 0.3 6.2 3.9 7.7 増加数 増加率(%) 17~22年 17~22年 5,521 3.0 △ 674 △ 22.7 △ 2 △ 66.7 △ 2 △ 7.7 △ 1,789 △ 3,343 7 103 1,302 △ 479 37 1,103 7,907 1,323 7,290 210 2,758 △ 928 △ 17,696 △ 239 8,633 △ 12.0 △ 14.9 0.9 1.0 12.8 △ 1.4 0.5 28.8 14.9 2.2 20.8 △ 61.9 △ 60.2 △ 3.2 149.0 図25 産業(大分類)別15歳以上就業者数の割合 卸売業,小売業 分類不能の産業 運輸業,郵便業 製造業 建設業 その他 医療,福祉 サービス業(他に分類されないもの) 3.2 18.8 平成17年 12.3 7.3 8.1 16.1 5.5 28.7 7.7 18.0 22年 0% 10% 10.1 20% 8.5 30% 6.9 40% 6.2 6.1 50% -40- 60% 36.5 70% 80% 90% 100% - 男女共に,主な産業は「卸売業,小売業」 - 図26 産業(大分類)別15歳以上就業者数の割合 (人) 20000 男 女 15000 10000 5000 運輸業,郵便業 サービス業(他に分類 されないもの) 建設業 分類不能の産業 医療,福祉 製造業 0 卸売業,小売業 産業(大分類)別就業者数を男女別 にみると,男性は「卸売業,小売業」 が17,698人で男性全体の15. 7%を占めて最も多く,以下,「製造 業」が14,229人(12. 6%),「建設業」が11,178人 (9.9%),「運輸業,郵便業」が 8,712人(7.7%)などと続い ている。女性は「卸売業,小売業」が 16,149人で女性全体の21. 2%を占めて最も多く,以下,「医 療・福祉」が12,135人(16. 0%),「宿泊業,飲食サービス業」 が5,971人(7.9%),「教 育,学習支援業」が5,156人 (6.8%)などと続いている。 就業者の男女別割合をみると,女性 の割合は「医療,福祉」が75.7% で最も高く,以下,「宿泊業,飲食 サービス業」が58.5%,「生活関 連サービス業,娯楽業」が56. 6%,「教育,学習支援業」が53. 7%とつづいており,この4産業にお いて女性が男性を上回っている。 表21 産業(大分類)別15歳以上就業者数 産業(大分類) 総 数 農業,林業 漁業 鉱業,採石業,砂利採取業 建設業 製造業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業,郵便業 卸売業,小売業 金融業,保険業 不動産業,物品賃貸業 学術研究,専門・技術サービス業 宿泊業,飲食サービス業 生活関連サービス業,娯楽業 教育,学習支援業 医療,福祉 複合サービス事業 サービス業(他に分類されないもの) 公務(他に分類されるものを除く) 分類不能の産業 就業者数 男 女 112,526 76,010 1,302 993 1 20 4 11,178 1,914 14,229 4,898 647 102 8,224 2,124 8,712 2,735 17,698 16,149 3,865 3,779 3,270 1,663 5549 2,358 4,236 5,971 3,166 4,124 4,445 5,156 3,902 12,135 350 220 7,746 3,943 5,804 1,498 8,182 6,244 -41- 産業別割合(%) 男 女 100.0 100.0 1.2 1.3 0.0 0.0 0.0 9.9 2.5 12.6 6.4 0.6 0.1 7.3 2.8 7.7 3.6 15.7 21.2 3.4 5.0 2.9 2.2 4.9 3.1 3.8 7.9 2.8 5.4 4.0 6.8 3.5 16.0 0.3 0.3 6.9 5.2 5.2 2.0 7.3 8.2 男女別割合(%) 男 女 59.7 40.3 56.7 43.3 100.0 83.3 16.7 85.4 14.6 74.4 25.6 86.4 13.6 79.5 20.5 76.1 23.9 52.3 47.7 50.6 49.4 66.3 33.7 70.2 29.8 41.5 58.5 43.4 56.6 46.3 53.7 24.3 75.7 61.4 38.6 66.3 33.7 79.5 20.5 56.7 43.3 (4) 夫婦の労働力状態とこども - 子供が3人以上では,「夫婦ともに就業者」が5割を占める - 平成22年の夫婦のいる一般世帯を,夫婦の就業・非就業別にみると,「夫婦ともに就 業者」の世帯が37,358世帯(夫婦のいる一般世帯全体の38.2%)で最も多く, 「夫が就業者・妻が非就業者」が33,600世帯(34.4%)で続いている。 次に,子供の有無別に夫婦の就業・非就業状態をみると,「子供なし」は「夫婦ともに 就業者」が11,201世帯で31.1%を占めて最も多くなっている。一方,「子供あ り」は「夫婦ともに就業者」が26,157世帯で42.4%を占めて最も多くなってい りる。「子供あり」の世帯について,子供の数別に夫婦の就業・非就業状態をみると, 「子供が1人」は「夫が就業者・妻が非就業者」が11,355世帯(38.1%)で最 も多くなっている。一方,「子供が2人」,「子供が3人以上」では,「夫婦ともに就業 者」がそれぞれ12,358世帯(48.4%),3,183世帯(50.7%)で5割 近くまた5割を占めて最も多くなっている。 表22 子供の有無・数,夫婦の就業・非就業別夫婦のいる一般世帯の割合 夫が就業者 夫が非就業者 総数 総数 妻が 妻が 総数 妻が 妻が (1) (2) 就業者 非就業者 (2) 就業者 非就業者 夫 婦 の い る 一 般 世 帯 数 総数 97,691 71,695 37,358 33,600 20,031 3,077 16,873 子供なし 36,050 20,738 11,201 9,165 12,281 1,414 10,818 子供あり 61,641 50,957 26,157 24,435 7,750 1,663 6,055 子供が1人 29,808 22,177 10,616 11,355 6,000 1,083 4,891 子供が2人 25,557 23,034 12,358 10,558 1,572 491 1,076 子供が3人以上 6,276 5,746 3,183 2,522 178 89 88 割 合 (%) 総数 100.0 73.4 38.2 34.4 20.5 3.1 17.3 子供なし 100.0 57.5 31.1 25.4 34.1 3.9 30.0 子供あり 100.0 82.7 42.4 39.6 12.6 2.7 9.8 子供が1人 100.0 74.4 35.6 38.1 20.1 3.6 16.4 子供が2人 100.0 90.1 48.4 41.3 6.2 1.9 4.2 子供が3人以上 100.0 91.6 50.7 40.2 2.8 1.4 1.4 注)1 総数(1)夫婦の労働力状態「不詳」を含む。 2 総数(2)妻の労働力状態「不詳」を含む。 子供の有無・数 図27 子供の有無・数,夫婦の就業・非就業別夫婦のいる一般世帯の割合 夫婦ともに就業者 夫が就業者・妻が 非就業者 夫が非就業者・妻が 就業者 夫婦共に 非就業者 3.9 31.1 子供なし 25.4 30.0 42.4 子供あり 2.7 39.6 9.8 3.6 (子供が1人) 35.6 38.1 48.4 (子供が2人) 16.4 1.9 4.2 41.3 1.4 (子供が3人以上) 50.7 0% 10% 20% 30% 40.2 40% 50% -42- 60% 70% 80% 1.4 90% 100% (5) 外国人の労働状態 - 柏市の外国人の労働力人口2,006人,前回調査に比べ20.4%増 - 平成22年の15歳以上外国人人口の労働力状態をみると,「労働力人口」は2,00 6人で平成17年(1,666人)に比べて340人の増加(20.4%増),「非労働 力人口」は1,191人で17年(1,102人)に比べて89人の増加(8.1%増) となった。 「労働力人口」の内訳をみると,「就業者」は1,861人で17年(1,561人) に比べて300人の増加(19.2%増),「完全失業者」は145人で17年(105 人)に比べて40人の増加(38.1%増)となった。 労働力状態を男女別にみると,男性は,就業者が947人(58.3%),完全失業が 71人(4.4%),非労働力人口が272人(16.7%)である。他方,女性では就 業者が7914人(40.2%),完全失業者が74人(3.3%),非労働力人口が9 19人(40.4)となっている。 表23 労働力状態(3区分)別15歳以上外国人人口 労働力状態 15歳以上外国人人口 増加率 (%) 17~22年 17~22年 増加数 平成17年 22年 総数 総数 3,233 3,898 労働力人口 1,666 2,006 就業者 1,561 1,861 完全失業者 105 145 非労働力人口 1,102 1,191 男 総数 1,502 1,625 労働力人口 985 1,018 就業者 928 947 完全失業者 57 71 非労働力人口 188 272 女 総数 1,731 2,273 労働力人口 681 988 就業者 633 914 完全失業者 48 74 非労働力人口 914 919 注)1 総数には労働力状態「不詳」を含む。 2 無国籍及び国名「不詳」を含む。 665 340 300 40 89 20.6 20.4 19.2 38.1 8.1 123 33 19 14 84 8.2 3.4 2 24.6 44.7 542 307 281 26 5 31.3 45.1 44.4 54.2 0.5 図28 柏市の外国人の労働力状態別割合比較 就業者 男 完全失業者 非労働力人口 58.3 16.7 3.3 女 4.4 40.2 0% 10% 20% 40.4 30% 40% 50% 60% -43- 70% 80% 90% 100% (6) 産業県内10市比較 - 柏市の第1次産業は10市中3番目。第2次産業は5番目。第3次産業は7番目。 - 千葉県内の10市別に就業者の産業別割合をみると,第1次産業は市原市が1.8%で最も 高く,以下,佐倉市が1.5%,柏市及び八千代市が1.2%などと続き,柏市は10市中3 番目となっている。 第2次産業は市原市が27.7%と唯一2割を超えて最も高く,以下,八千代市が19. 3%,佐倉市が18.8%などと続き,柏市は17.1%で5番目となっている。柏市は「建 設業」では6.9%で3番目となっているが,「製造業」では10.2%で6番目となってお り,第2次産業の順位は中間の位置となっている。 第3次産業は,浦安市が79.1%で最も高く,ついで千葉市が75.4%,船橋市75. 2%などと続き,柏市は74.0%で7番目となっている。多くの市では,第3次産業のうち 「卸売業・小売業」及び「医療・福祉」が上位を占めており,柏市においても「卸売業・小売 業」が18.0%で最も高く,10市中3番目,「医療・福祉」が8.5%で4番目となって いる。その他の主な産業では,「サービス業(他に分類されないもの)」は6.2%で9番 目,「宿泊業・飲食サービス業」は5.4%で6番目,「運輸業・郵便業」は6.1%で9番 目などとなっている。 表24 県内10市別15歳以上就業者の産業別割合 単位:% 第1次 産業 第2次 産業 市名 千葉市 市川市 船橋市 松戸市 佐倉市 習志野市 柏市 市原市 八千代市 浦安市 0.7 0.6 0.9 0.8 1.5 0.4 1.2 1.8 1.2 0.1 第3次 産業 建設業 製造業 7.1 6.3 6.6 6.8 6.5 5.3 6.9 10.2 6.7 4.3 9.7 9.7 10.0 10.7 12.3 10.6 10.2 17.5 12.6 7.7 16.8 16.0 16.6 17.5 18.8 15.9 17.1 27.7 19.3 12.0 運輸 業,郵 便業 卸売 業,小 売業 6.5 6.4 6.9 5.6 8.3 7.2 6.1 6.7 8.9 7.2 17.8 17.9 18.1 18.6 17.3 17.4 18.0 14.2 17.6 17.1 75.4 74.6 75.2 74.6 73.8 74.1 74.0 61.9 73.5 79.1 宿泊 業,飲 食サー ビス業 5.8 5.8 5.5 5.9 5.0 5.2 5.4 5.2 4.8 6.5 医療, 福祉 9.4 7.0 7.7 8.3 9.5 7.3 8.5 8.4 8.8 6.1 サービス 業(他に 分類され ないも の) 7.1 6.9 6.7 6.8 6.7 6.5 6.2 6.5 6.4 6.1 図29 県内10市別15歳以上就業者の産業別割合 第1次産業 第2次産業 第3次産業 浦安市 八千代市 市原市 柏市 習志野市 佐倉市 松戸市 船橋市 市川市 千葉市 0% 20% 40% 60% -44- 80% 100% 3 職業 (1) 職業(大分類),男女別15歳以上就業者数 - 職業(大分類),男女も共に「事務従事者」が最も多い - 平成22年の柏市の15歳以上就業者(188,536人)を職業大分類別にみると, 「事務従事者」が41,667人で全体の22.1%を占めて最も多く,以下,「専門 的・技術的職業従事者」が30,735人(16.3%),「販売従事者」が30,26 6人(16.1%),「サービス職業従事者」が20,122人(10.7%)などと続 き,「農林業従事者」が2,367人(1.3%)で最も少なくなっている。 男女別にみると,男性は「事務従事者」が19,853人で,男性就業者の17.6% を占めて最も多く,以下,「販売従事者」が18,841人(16.7%),「専門的・技 術的職業従事者」が18,539人(16.5%),「生産工程従事者」が11,766人 (10.5%)などと続いている。 女性は「事務従事者」が21,814人(28.7%)で,女性就業者の4分の1以上を 占めて最も多く,以下「サービス職業従事者」が12,665人(16.7%),「専門 的・技術的職業従事者」が12,196人(16.0%),「販売従事者」が11,425 人(15.0%),「運搬・清掃・包装等従事者」が5,572人(7.3%)などと続 いている。 表25 職業(大分類),男女別15歳以上就業者数 就業者数 職業(大分類) 総数 男 総 数 管理的職業従事者 専門的・技術的職業従事者 事務従事者 販売従事者 サービス職業従事者 保安職業従事者 農林漁業従事者 生産工程従事者 輸送・機械運転従事者 建設・採掘従事者 運搬・清掃・包装等従事者 分類不能の職業 188,536 4,498 30,735 41,667 30,266 20,122 4,512 2,367 15,993 5,680 7,239 11,315 14,142 112,526 4,046 18,539 19,853 18,841 7,457 4,220 1,377 11,766 5,486 7,088 5,743 8,110 女 総数 76,010 452 12,196 21,814 11,425 12,665 292 990 4,227 194 151 5,572 6,032 割合(%) 男 100.0 2.4 16.3 22.1 16.1 10.7 2.4 1.3 8.5 3.0 3.8 6.0 7.5 100.0 3.6 16.5 17.6 16.7 6.6 3.8 1.2 10.5 4.9 6.3 5.1 7.2 女 100.0 0.6 16.0 28.7 15.0 16.7 0.4 1.3 5.6 0.3 0.2 7.3 7.9 図30 職業(大分類),男女別15歳以上就業者数 (人) 25,000 男 20,000 女 15,000 10,000 5,000 分類不能の職業 運搬・清掃・包装 等従事者 建設・採掘従事者 輸送・機械運転従 事者 生産工程従事者 -45- 農林漁業従事者 保安職業従事者 サービス職業従事 者 販売従事者 事務従事者 専門的・技術的職 業従事者 管理的職業従事者 0 (2) 職業(大分類),年齢(5歳階級)別15歳以上就業者数 - 各年齢階級で「35~39歳」の就業者数が最も多い - 15歳以上就業者を年齢(5歳階級)別にみると,「35~39歳」が24,201人で全 年齢区分の中で最も多く,全体(188,536人)に占める割合が12.8%と最も高く なっている。一方,「15~19歳」は2,472人(1.3%)と,他の年齢区分と比較し て極端に低い割合となった。 次に,職業大分類別に割合をみると,生産年齢人口のうち25~64歳の各年齢階級は「事 務従事者」が最も高くなっており,いづれも2割を超えている。生産年齢人口のうち若い世代 である「15~19歳」は「サービス職業従事者」が29.9%と最も高く3割に非常に近 い。「20~24歳」は「販売従事者」が21.4%と最も高く,老年人口である「65歳以 上」は「事務従事者」が13.0%と最も高くなっている。 「管理的職業従事者」は,年齢が上がるにつれて割合が高くなっており,全年齢割合(2. 4%)を超えるのは50歳より上の格年齢階級となっている。「専門的・技術的職業従事者」 及び「事務従事者」は,「15~19歳」が4.9%及び5.3%となり,全年齢割合を共に 大きく下回った。「運搬・清掃・包装等従事者」は,老年人口が全年齢区分の中で唯一1割を 超えて,10.3%となった。 表26 職業(大分類),年齢(5歳階級)別15歳以上就業者数 年齢 総数 専門 管理的 的・技 サービ 保安職 農林漁 生産工 事務従 販売従 総数 職業従 術的職 ス職業 業従事 業従事 程従事 事者 事者 事者 従事者 者 者 者 業従事 者 就 業 者 数 188,536 15~19歳 2,472 20~24 12,342 25~29 18,797 30~34 20,768 35~39 24,201 40~44 21,598 45~49 18,809 50~54 16,912 55~59 18,290 60~64 18,087 65歳以上 16,260 総数 100.0 輸送・ 運搬・ 建設・ 機械運 清掃・ 採掘従 転従事 包装等 事者 者 従事者 4,498 30,735 41,667 30,266 20,122 4,512 2,367 15,993 5,680 7,239 11,315 2 23 102 232 301 346 467 800 1,106 1,119 121 1,916 4,007 4,294 4,261 3,636 3,320 2,962 2,507 2,092 1,619 131 1,887 4,009 4,778 5,794 5,291 4,946 4,510 4,558 3,642 2,121 684 2,642 3,343 3,419 4,065 3,636 3,056 2,544 2,620 2,372 1,885 738 2,398 2,053 1,963 2,079 1,939 1,658 1,588 1,757 2,060 1,889 30 381 578 548 558 426 400 455 418 415 303 6 45 81 93 107 88 147 176 280 380 964 160 875 1,354 1,729 2,283 2,001 1,532 1,337 1,683 1,649 1,390 10 111 329 531 745 751 607 510 657 786 643 72 306 557 778 1,156 970 665 564 758 783 630 136 511 710 868 1,238 1,150 1,065 960 1,335 1,665 1,677 16.3 割 合 (%) 22.1 16.1 10.7 2.4 1.3 8.5 3.0 3.8 6.0 0.4 0.9 1.8 2.6 3.1 3.5 3.2 3.0 3.6 4.3 4.0 2.9 2.5 3.0 3.7 4.8 4.5 3.5 3.3 4.1 4.3 3.9 5.5 4.1 3.8 4.2 5.1 5.3 5.7 5.7 7.3 9.2 10.3 2.4 15~19歳 100.0 4.9 5.3 27.7 20~24 100.0 0.0 15.5 15.3 21.4 25~29 100.0 0.1 21.3 21.3 17.8 30~34 100.0 0.5 20.7 23.0 16.5 35~39 100.0 1.0 17.6 23.9 16.8 40~44 100.0 1.4 16.8 24.5 16.8 45~49 100.0 1.8 17.7 26.3 16.2 50~54 100.0 2.8 17.5 26.7 15.0 55~59 100.0 4.4 13.7 24.9 14.3 60~64 100.0 6.1 11.6 20.1 13.1 65歳以上 100.0 6.9 10.0 13.0 11.6 注) 総数には,「分類不能の職業」を含む。 29.9 19.4 10.9 9.5 8.6 9.0 8.8 9.4 9.6 11.4 11.6 -46- 1.2 3.1 3.1 2.6 2.3 2.0 2.1 2.7 2.3 2.3 1.9 0.2 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.8 1.0 1.5 2.1 5.9 6.5 7.1 7.2 8.3 9.4 9.3 8.1 7.9 9.2 9.1 8.5 図31 職業(大分類),年齢(5歳階級)別15歳以上就業者数の割合 専門的・技術的職業従事者 サービス職業従事者 その他 事務従事者 生産工程従事者 販売従事者 輸送・機械運転従事者 3.0 16.3 総数 4.9 22.1 16.1 10.7 8.5 23.3 0.4 5.3 27.7 15~19歳 29.9 6.5 25.3 0.9 15.5 20~24 15.3 21.4 19.4 7.1 20.4 1.8 21.3 25~29 21.3 17.8 10.9 7.2 19.7 2.6 20.7 30~34 23.0 16.5 9.5 8.3 19.4 3.1 17.6 35~39 23.9 16.8 8.6 9.4 20.6 3.5 40~44 16.8 24.5 16.8 9.0 9.3 20.1 3.2 45~49 17.7 26.3 16.2 8.8 8.1 19.7 3.0 50~54 17.5 26.7 15.0 9.4 7.9 20.5 3.6 55~59 13.7 24.9 14.3 9.6 9.2 24.7 4.3 60~64 11.6 20.1 13.1 11.4 9.1 30.4 4.0 65歳以上 10.0 0% 13.0 20% 11.6 11.6 8.5 40% 41.3 60% -47- 80% 100% 職業(大分類)別15歳以上就業者の男女,年齢構成をみると「サービス職業従事者」 では,他の職業に比べ65歳以上になるにつれ,男性の従事割合が高くなっている。 「販売時従事者」,「サービス職業従事者」,「生産工程従事者」は男性と比較し女性 が各年齢層に平均的に従事しており,女性に従事しやすい職業ということがわかる。「運 輸・機械運転従事者」では男性の従事割合が高いものの,25~29歳・35~54歳の 各年齢階級で女性の割合が高いのが目立つ。 図32 職業(大分類)別15歳以上就業者の男女,年齢構成 専門的・技術的職業従事者 事務従事者 男 (歳) 女 15~19 (歳) 15~19 20~24 20~24 25~29 25~29 30~34 30~34 35~39 35~39 40~44 40~44 45~49 45~49 50~54 50~54 55~59 55~59 60~64 男 女 60~64 65歳以上 65歳以上 20 10 0 10 20 (%) 販売従事者 20 10 0 10 20(%) 0 10 (%) 20 0 10 サービス職業従事者 (歳) 15~19 (歳) 15~19 20~24 20~24 25~29 25~29 30~34 30~34 35~39 35~39 40~44 40~44 45~49 45~49 50~54 50~54 55~59 55~59 60~64 60~64 65歳以上 65歳以上 20 10 0 10 20 (%) 生産工程従事者 20 輸送・機械運転従事者 (歳) 15~19 (歳) 15~19 20~24 20~24 25~29 25~29 30~34 30~34 35~39 35~39 40~44 40~44 45~49 45~49 50~54 50~54 55~59 55~59 60~64 60~64 65歳以上 65歳以上 20 10 10 0 10 20 (%) 20 -48- 10 20(%) (3) 職業県内10市比較 - 柏市の就業者数は10市中5番目。職業別で「保安職業従事者」は10市中3番目。 - 千葉県内の10市別に15歳以上就業者数をみると,千葉市が一番多く430,638人 で最も多く,以下船橋市283,555人,松戸市226,256人などと続き,柏市は1 88,536人で10市中5番目となっている。 柏市の職業(大分類)別で最も多い「事務従事者」でみてみると,千葉市が最も多く10 0,163人,以下船橋市68,253人,市川市53,378人などと続き,柏市は4 1,667人で10市中5番目となっている。 また,唯一「保安職業従事者」については,4,512人で10市中3番目となってお り,「農林漁業従事者」は,2,367人で10市中4番目,「運輸・機械運転従事者」 は,5,680人で6番目などとなっており,その他の職業(大分類)別ではいずれも10 市中5番目となっている。 表27 県内10市別職業(大分類)別15歳以上就業者数 千葉市 市川市 船橋市 松戸市 佐倉市 総 数 管理的職業従 事者 専門的・技術 的職業従事者 430,838 223,211 283,555 226,256 79,779 習志野 市 柏市 市原市 79,037 188,536 125,292 八千代 浦安市 市 85,944 80,748 10,030 5,764 6,197 5,097 2,143 1,687 4,498 2,454 1,918 2,702 71,137 37,285 45,335 36,958 12,556 13,288 30,735 15,402 12,606 14,684 事務従事者 100,163 53,378 68,253 50,570 18,060 18,955 41,667 21,735 19,545 21,370 販売従事者 67,428 37,185 47,116 37,951 11,886 12,520 30,266 14,349 13,673 13,548 46,848 22,964 29,876 25,529 8,712 7,627 20,122 13,805 9,124 8,676 8,494 3,092 5,609 4,326 1,516 1,528 4,512 2,190 1,738 657 3,092 1,296 2,749 1,774 1,214 367 2,367 2,408 1,058 101 36,481 15,765 22,136 19,504 8,386 6,324 15,993 21,083 8,998 4,039 14,512 6,680 8,810 7,166 2,774 2,175 5,680 6,058 3,199 2,129 16,371 7,173 9,925 8,501 2,888 2,073 7,239 7,274 3,145 1,639 26,479 13,501 17,274 13,166 5,021 5,021 11,315 7,996 5,891 4,238 29,803 19,128 20,275 15,714 4,623 7,472 14,142 10,538 5,049 6,965 サービス職業 従事者 保安職業従事 者 農林漁業従事 者 生産工程従事 者 輸送・機械運 転従事者 建設・採掘従 事者 運搬・清掃・ 包装等従事者 分類不能の職 業 図33 県内10市別職業(大分類)別15歳以上就業者数 (人) 450,000 400,000 350,000 300,000 250,000 200,000 150,000 100,000 50,000 0 千葉市 市川市 船橋市 松戸市 佐倉市 -49- 習志野市 柏市 市原市 八千代市 浦安市 4 従業地・通学地 (1) 夜間人口・昼間人口 - 昼間人口は増加,昼夜間人口比率は低下 - 柏市の昼間人口(従業地・通学地による人口)は,362,941人で,前回調査の 17年(342,287人)に比べて20,654人の増加(6.0%増)となってお り,昼夜間人口比率(夜間人口(常住地による人口)100人当りの昼間人口)は8 9.8で,17年(90.0)に比べて0.1ポイント低下した。昭和40年以降の推 移をみると,昼間人口は増加を続けているのに対し,昼夜間人口比率は昭和60年から 低下した。平成7年になると再び上昇したが,平成17年をピークに22年は再び低下 した。 昼間人口のうち,市外から通勤・通学する流入人口は72,205人で,17年(7 5,561人)に比べて3,356人の減少(4.4%減)となった。一方,市内常住 者のうち市外へ通勤・通学する流出人口は113,276人で,17年(113,67 4人)に比べて398人の減少(0.3%減)となり,わずかではあるが平成17年に 続き減少した。 流入人口と流出人口の差である流出超過人口は41,071人で,17年(38,1 13人)に比べて2,958人の増加(7.8%増)と増加となった。 表28 昼間人口の推移 年次 昼間人口 夜間人口 流入人口 流出人口 流出超過人口 昼夜間人口比率 (A)=(B)-(E) (B) (C) (D) (E)=(D)-(C) (A)/(B)(%) 昭和40年 87,105 109,237 7,719 29,851 22,132 79.7 45 123,361 150,635 15,221 42,495 27,274 81.9 50 170,205 203,065 24,442 57,302 32,860 83.8 55 201,676 238,925 34,413 71,662 37,249 84.4 60 228,427 273,017 44,700 89,290 44,590 83.7 平成 2年 252,140 305,007 59,017 111,884 52,867 82.7 7 266,012 317,586 67,471 119,045 51,574 83.8 12 323,447 373,728 78,824 129,105 50,281 86.5 17 342,287 380,400 75,561 113,674 38,113 90.0 22 362,941 404,012 72,205 113,276 41,071 89.8 注) 1 昼間・夜間人口には,労働力状態「不詳」を含む。 2 昼間人口には,従業地・通学地「不詳」で,当地に常住している者を含む。 図34 昼間人口及び昼夜間人口比率の推移 昼間人口 (万人) 400 昼夜間人口比率 (%) 91.0 350 89.0 300 87.0 250 200 85.0 150 83.0 100 81.0 50 79.0 0 昭和40年 45 50 55 60 平成 2年 -50- 7 12 17 22 (2) 柏市への流入人口 - 近隣市からの流入人口が全体の51.4% - 平成22年の流入人口を県内10市及び近隣市町村別にみると,松戸市から11,512人 が最も多く,以下,流山市が11,146人,我孫子市が8,070人,野田市が5,905 人などと続いており,この4市で全体の5割以上を占めている。 流入人口の17~22年の増加状況をみると,鎌ケ谷市114人の増加(5.7%増)となっ ているものの,我孫子市が1,192人の減少(12.9%減),流山市が446人の減少 (3.8%減),野田市が355人の減少(5.7%減),松戸市が266人の減少(2.3% 減)などと続き,全体では3,453人の減少(4.6%減)となった。 流入人口を通勤者と通学者に分けてみると,通勤者は流山市からが9,682人で最も多 く,以下,松戸市からが9,320人,我孫子市からが7,092人などと続いている。通学 者は松戸市からが2,192人で最も多く,以下,流山市からが1,464人,我孫子市から が978人などと続いている。 表29 県内10市及び近隣市町村別柏市への流入人口 22年 17~22年 平成 増加率 市町村 17年 総数 通勤者 通学者 増加数 (%) 総数 74,758 71,305 60,019 11,286 △ 3,453 △ 4.6 千葉市 市川市 船橋市 松戸市 佐倉市 習志野市 市原市 八千代市 浦安市 流山市 我孫子市 野田市 鎌ケ谷市 その他の 市町村 22年割合(%) 総数 通勤者 通学者 100.0 84.2 15.8 1,354 1,126 2,532 11,778 355 397 128 621 165 11,592 9,262 6,260 1,992 1,353 1,117 2,575 11,512 334 428 112 591 169 11,146 8,070 5,905 2,106 1,192 901 2,100 9,320 284 374 97 542 109 9,682 7,092 5,007 1,641 161 216 475 2,192 50 54 15 49 60 1,464 978 898 465 △ 1 △ 9 43 △ 266 △ 21 31 △ 16 △ 30 4 △ 446 △ 1,192 △ 355 114 △ 0.1 △ 0.8 1.7 △ 2.3 △ 5.9 7.8 △ 12.5 △ 4.8 2.4 △ 3.8 △ 12.9 △ 5.7 5.7 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 88.1 80.7 81.6 81.0 85.0 87.4 86.6 91.7 64.5 86.9 87.9 84.8 77.9 11.9 19.3 18.4 19.0 15.0 12.6 13.4 8.3 35.5 13.1 12.1 15.2 22.1 27,196 25,887 21,678 4,209 △ 1,309 △ 4.8 100.0 83.7 16.3 図35 県内10市及び近隣市町村別柏市への流入人口 (人) 14,000 17年 12,000 22年 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 千葉市 市川市 船橋市 松戸市 佐倉市 習志野市 市原市 -51- 八千代市 浦安市 流山市 我孫子市 野田市 鎌ケ谷市 (3) 柏市からの流出人口 - 近隣市への流出人口は全体の18.6% - 平成22年の流出人口を県内10市及び近隣市町村別にみると,松戸市が11,471人で 最も多く,以下,流山市が4,447人,我孫子市が3,198人,野田市が3,453人な どと続いている。 流出人口の17~22年の増加状況をみると,流山市が704人の増加(15.8%増)と最 も多く増加しており,以下,千葉市が265人の増加(11.2%増),鎌ケ谷市が163人 の増加(12.0%増)などと続いている。一方,松戸市は226人の減少(1.9%減),船 橋市は70人の減少(2.2%減),我孫子市は37人の減少(0.9%減)となった。 流出人口を通勤者と通学者に分けてみると,通勤者は松戸市へが10,304人で最も多 く,以下,流山市へが4,447人,我孫子市へが3,198人などと続いている。通学者は 松戸市へが1,167人で最も多く,以下,我孫子市へが937人,流山市へが714人など と続いている。 表30 県内10市及び近隣市町村別柏市からの流出人口 22年 17~22年 平成 増加率 市町村 17年 総数 通勤者 通学者 増加数 (%) 総数 112,713 121,559 108,149 13,410 8,846 7.8 22年割合(%) 総数 通勤者 通学者 100.0 89.0 11.0 2,376 千葉市 2,641 2,288 353 265 11.2 100.0 1,640 市川市 1,767 1,450 317 127 7.7 100.0 3,119 船橋市 3,049 2,657 392 △ 70 △ 2.2 100.0 11,697 松戸市 11,471 10,304 1,167 △ 226 △ 1.9 100.0 112 佐倉市 112 110 2 0 0.0 100.0 651 習志野市 745 417 328 94 14.4 100.0 118 市原市 103 77 26 △ 15 △ 12.7 100.0 549 八千代市 569 425 144 20 3.6 100.0 991 浦安市 976 864 112 △ 15 △ 1.5 100.0 4,457 流山市 5,161 4,447 714 704 15.8 100.0 4,172 我孫子市 4,135 3,198 937 △ 37 △ 0.9 100.0 3,428 野田市 3,453 2,877 576 25 0.7 100.0 1,358 鎌ケ谷市 1,521 1,258 263 163 12.0 100.0 その他の 78,045 76,451 69,807 6,644 △ 1,594 △ 2.0 100.0 市町村 注) 総数には,他市区町村に従業・通学で,従業地・通学地「不詳」を含む。 88.1 80.7 81.6 81.0 85.0 87.4 86.6 91.7 64.5 86.9 87.9 84.8 77.9 11.9 19.3 18.4 19.0 15.0 12.6 13.4 8.3 35.5 13.1 12.1 15.2 22.1 91.3 8.7 図36 県内10市及び近隣市町村別柏市からの流出人口 (人) 14,000 17年 22年 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 千葉市 市川市 船橋市 松戸市 佐倉市 習志野市 -52- 市原市 八千代市 浦安市 流山市 我孫子市 野田市 鎌ケ谷市 (4) 通勤・通学依存度 - 柏市への通勤・通学依存度は流山市が12.9%で最も高い - 県内10市及び近隣市町村の柏市への通勤・通学依存度(当該市町村に常住する15歳以上 の就業者・通学者のうち柏市で従業・通学する者の割合)をみると,流山市が12.9%で最 も高く,以下,我孫子市が12.7%,野田市が7.1%などと続いている。 通勤・通学依存度を通勤及び通学に分けてみると,通勤依存度は,流山市が12.5%で最 も高く,以下,我孫子市が12.4%,野田市が7.1%などと続いている。通学依存度は, 流山市が16.1%で最も高く,以下,我孫子市が15.2%,野田市が10.6%,松戸市 と鎌ケ谷市が9.3%などと続いている。 通勤依存度と通学依存度を比べると,通学依存度が通勤依存度を上回っている市町村が多い のがわかる。 表31 県内10市及び近隣市町村別柏市への通勤・通学依存度 各市町村の常住就業者・通学 柏市への流入人口(A) 市町村 者数(B) 総数 通勤者 通学者 総数 通勤者 通学者 1,353 千葉市 1,192 161 479,896 430,838 49,058 1,117 市川市 901 216 244,616 223,211 21,405 2,575 船橋市 2,100 475 313,905 283,555 30,350 11,512 松戸市 9,320 2,192 249,729 226,256 23,473 334 佐倉市 284 50 89,070 79,779 9,291 428 習志野市 374 54 89,811 79,037 10,774 112 市原市 97 15 138,911 125,292 13,619 591 八千代市 542 49 95,182 85,944 9,238 169 浦安市 109 60 89,853 80,748 9,105 11,146 流山市 9,682 1,464 86,690 77,569 9,121 8,070 我孫子市 7,092 978 63,646 57,221 6,425 5,905 野田市 5,007 898 83,110 74,612 8,498 2,106 鎌ケ谷市 1,641 465 54,751 49,748 5,003 通勤・通学依存度(%) (A)/(B) 総数 通勤者 通学者 0.3 0.3 0.3 0.5 0.4 1.0 0.8 0.7 1.6 4.6 4.1 9.3 0.4 0.4 0.5 0.5 0.5 0.5 0.1 0.1 0.1 0.6 0.6 0.5 0.2 0.1 0.7 12.9 12.5 16.1 12.7 12.4 15.2 7.1 6.7 10.6 3.8 3.3 9.3 図37 県内10市及び近隣市町村別柏市への通勤・通学依存度 (%) 14.0 12.0 10.0 8.0 6.0 4.0 2.0 0.0 千葉市 市川市 船橋市 松戸市 佐倉市 習志野市 -53- 市原市 八千代市 浦安市 流山市 我孫子市 野田市 鎌ケ谷市 (5) 15歳以上就業者の流入・流出状況 - 15歳以上就業者の流入者数の割合は流山市が16.1%で最も高い - 15歳以上就業者の流入者数(以下「流入就業者」という。)の割合をみると,流山市 が16.1%で最も高く,以下,我孫子市が11.8%,野田市が8.4%と続いてお り,近隣市で全体の3割を占めている。 15歳以上就業者の流出者数(以下「流出就業者」という。)の割合をみると,流山市 が4.4%で最も高く,以下,我孫子市が3.2%,野田市が2.9%と続いている。 15歳以上就業者の流出超過数(以下「流出超過就業者」という。)は,全体で40, 160人となった。内訳をみると,流出超過となっているのは千葉市が1,096人と最 も多く,以下,松戸市が984人,浦安市が755人,船橋市が557人などと続いてい る。一方,流入超過をみると流山市が5,235人で最も多く,以下,我孫子市が3,8 94人,野田市が2,130人などとなっている。 表32 県内10市及び近隣市町村別15歳以上就業者の流入・流出状況 割 合 (%) 市町村 流入就業者 流出就業者 流出超過就業者 流入就業者 流出就業者 総数 60,019 100,179 40,160 100.0 100.0 千葉市 市川市 船橋市 松戸市 佐倉市 習志野市 市原市 八千代市 浦安市 流山市 我孫子市 野田市 鎌ケ谷市 その他の市町村 1,192 901 2,100 9,320 284 374 97 542 109 9,682 7,092 5,007 1,641 21,678 2,288 1,450 2,657 10,304 110 417 77 425 864 4,447 3,198 2,877 1,258 69,807 1,096 549 557 984 △ 174 43 △ 20 △ 117 755 △ 5,235 △ 3,894 △ 2,130 △ 383 48,129 2.0 1.5 3.5 15.5 0.5 0.6 0.2 0.9 0.2 16.1 11.8 8.4 2.7 36.1 2.3 1.4 2.6 10.3 0.1 0.4 0.1 0.4 0.9 4.4 3.2 2.9 1.3 69.7 図38 県内10市及び近隣市町村別15歳以上就業者の流入・流出状況 流入就業者 流出就業者 流出超過就業者 (人) (人) 15000 流 10000 入 ・ 5000 流 出 0 就 業 5000 者 数 10000 4,000 流 出 2,000 超 過 0 就 -2,000 業 者 -4,000 数 鎌ケ谷 市 野田市 我孫子 市 流山市 -54- 浦安市 八千代 市 市原市 習志野 市 佐倉市 松戸市 船橋市 市川市 千葉市 15000 6,000 -6,000 (6) 従業地・通学地県内10市の15歳以上自宅外就業者・通学者による利用交通状況 - 柏市では「鉄道・電車」だけが最も多い - 15歳以上自宅外就業者・通学者を利用交通手段別にみると,柏市では「鉄道・電車」だ けが54,214人(28.2%)と最も多く,次いで,「自家用車」だけが44,232 人(23.0%)となっており,この2手段で全体の5割を超えている。以下,「自転車」だ けが20,172人(10.5%)などと続いており,上位3つは「利用交通手段が1種 類」が占めた。 県内10市別にみると,千葉市・佐倉市・市原市は「自家用車」だけが最も多く,他の7 市は「鉄道・電車」だけが最も多い結果となった。2番目に多い手段をみると,千葉市・佐 倉市・市原市は「鉄道・電車」だけが最も多く,船橋市・松戸市・習志野市・柏市・八千代 市は「自家用車」,市川市・浦安市は「自転車」だけとなった。県内10市では利用交通手 段として,「鉄道・電車」だけを多く利用していることがわかる。 表33 県内10市の15歳以上自宅外就業者・通学者による利用交通状況 単位:人 習志野 八千代 利用交通手段 千葉市 市川市 船橋市 松戸市 佐倉市 柏市 市原市 浦安市 市 市 総数 446,361 222,281 287,349 229,624 82,714 85,633 192,201 127,123 88,606 82,545 Ⅰ 利用交通手 333,990 167,786 219,842 175,439 段が1種類 65,582 64,601 138,468 99,335 71,427 55,559 1 徒歩だけ 26,147 2 鉄道・電車 114,541 3 乗合バス 10,622 15,366 13,964 3,991 5,026 10,655 5,552 5,087 3,942 96,585 118,952 93,399 25,175 30,429 54,214 11,673 30,108 27,462 12,930 2,648 3,153 2,302 793 2,035 2,940 1,164 1,324 3,018 1,512 508 735 333 434 611 593 2,451 588 308 117,922 24,343 45,010 36,335 28,944 13,237 44,232 65,053 22,856 7,740 6 ハイヤー・ タクシー 226 89 93 71 23 20 51 23 25 77 7 オートバイ 8,478 5,400 6,914 4,908 1,222 2,285 3,760 2,414 1,863 1,532 8 自転車 47,343 25,564 27,172 21,782 4,304 10,433 20,172 9,208 8,751 10,853 9 その他 4,891 2,027 2,447 2,345 696 525 1,851 1,797 825 627 40,696 52,891 41,193 13,132 18,472 41,504 18,018 12,991 21,650 14,676 22,741 18,286 5,351 9,331 18,077 5,539 5,510 10,553 1,270 2,692 1,755 740 873 1,243 500 746 257 1,348 2,535 1,861 2,081 562 2,774 4,300 1,035 444 975 1,617 1,120 508 462 1,282 791 349 225 19,515 19,879 15,501 3,342 5,903 15,148 4,184 3,830 8,118 2,912 3,427 2,670 1,110 1,341 2,980 2,704 1,521 2,053 4,076 4,892 3,798 1,403 1,659 4,388 2,709 1,234 2,128 9,723 9,724 9,194 2,597 901 7,841 7,061 2,954 3,208 4 勤め先・学 校のバス 5 自家用車 Ⅱ 利用交通手 85,175 段が2種類 10 鉄道・電車 44,617 及び乗合バス 11 鉄道・電車 2,742 及び勤め先・ 12 鉄道・電車 4,732 及び自家用車 13 鉄道・電車 2,250 及びオートバ 14 鉄道・電車 22,845 及び自転車 15 その他利用 7,989 交通手段が2種 Ⅲ 利用交通手 8,762 段が3種類以上 不詳 18,434 -55- 5 人口重心 (1) 日本の重心 - 日本の人口重心は南東へ約2.4km移動 - 人口重心とは,人口の1人1人が同じ重さを持つと仮定して,その地域内の人口が,全体 として平衡を保つことのできる点をいう。 平成22年国勢調査による日本の人口重心は,東経137度01分45.46秒,北緯35度35分 35.31秒となっており,これは岐阜県関市立武儀東小学校(東経137度00分40.60秒,北緯35 度35分08.15秒)から東北東へ約1.8kmの位置にある。平成17年の人口重心(東経137度00分 27.43秒,北緯35度36分20.65秒)に比べ,南東へ約2.4㎞(東へ約2.0㎞,南へ約1.4㎞)移 動している。 日本の人口重心の動きを長期的にみると,首都圏への人口の転入超過が続いてきたことな どにより,おおむね東南東方向へ移動している。国勢調査の行われる5年ごとの人口重心の 移動距離は,昭和40年~45年に東へ約8.3㎞移動したのを最長に,その後は約1~3㎞の移 動となっており,平成12年以降の日本の人口重心は,現在の関市となっている。 表34 我が国の人口重心の推移(昭和40年~平成22年) 年次 東経 北緯 昭和40年 45 50 55 60 136度45分46秒 136 51 11 136 53 08 136 54 08 136 55 07 35度39分46秒 35 39 03 35 38 17 35 38 19 35 37 45 平成2年 136 57 06 35 37 19 7 136 57 55 35 37 12 12 136 58 45 35 36 53 12 2) 136 59 16.83 35 36 54.50 17 137 00 27.43 35 36 20.65 22 137 01 45.46 35 35 35.31 位置 岐阜県山県郡美山町円原 岐阜県武儀郡洞戸村高賀 岐阜県美濃市今渕ヶ岳と瓢ヶ岳のほぼ中間 岐阜県郡山郡美並村片知山の北約1200m 岐阜県郡山郡美並村片知山の東約1400m 岐阜県郡山郡美並村長良川鉄道半在駅の東北東 約650m 岐阜県郡山郡美並村長良川鉄道半在駅の東約 1825m 岐阜県武儀郡武儀町北西部 岐阜県武儀郡武儀町富之保 (武儀郡武儀町立武儀東小学校3)から北北西約 3900m) 岐阜県関市富之保 (関市立武儀東小学校から北約2260m) 岐阜県関市富之保 (関市立武儀東小学校から東北東約1835m) 前回からの 移動距離 - 8.3㎞ 3.3㎞ 1.5㎞ 1.8㎞ 3.1㎞ 1.3㎞ 1.4㎞ - 2.1㎞ 2.4㎞ 注)1 人口重心の位置は,各調査時に用いた所在地名によっている。 2 平成17年から人口重心の算出方法を変更しており,平成12年~18年の移動距離を算出す るため,17年以降の算出方法により遡及計算したもの。 3 現在の関市立武儀東小学校。 図39 我が国の人口重心の推移(昭和40年~平成22年) -56- (2) 千葉県の重心 - 千葉県の人口重心は,千葉市花見川区畑町付近で微動 - 千葉県の人口重心は,平成22年1月1日現在で,千葉市花見川区畑町付近の東経140度5分11 秒・北緯35度40分20秒の位置にあり,平成22年国勢調査人口(平成22年10月1日現在)をも とに算出した地点より北西方向に約465m移動した。大正9年の人口重心は,市原市瀬又付近 であるが,その後,人口重心は北西方向に移動してきているが,近年は千葉市花見川区畑町 内でわずかに移動している。 表35 千葉県の人口重心の推移(大正9年~平成22年) 千葉県 推移( 年 平成 年) 東 経 北 緯 移動距離 年 次 位 置 度 分 秒 度 分 秒 km 大正 9年 140 12 26 35 32 36 ― 市原市瀬又付近 14年 140 12 12 35 32 00 0.8 千葉市誉田町付近 昭和 5年 140 12 11 35 33 23 0.7 〃 10年 140 12 10 35 33 40 0.5 〃 15年 140 11 57 35 34 01 0.7 千葉市平山町付近 22年 140 11 18 35 34 18 1.1 〃 25年 140 11 12 35 34 29 0.4 〃 30年 140 10 45 35 34 55 1.0 〃 35年 140 09 56 35 35 34 1.7 千葉市仁戸名町付近 40年 140 08 07 35 36 56 3.7 千葉市貝塚町付近 45年 140 06 31 35 37 45 2.9 千葉市轟町付近 50年 140 05 40 35 38 31 1.9 千葉市小仲台付近 55年 140 05 15 35 39 04 1.2 千葉市小中台町付近 60年 140 05 03 35 39 21 0.6 千葉市朝日ヶ丘付近 平成 2年 140 04 56 35 39 39 0.6 千葉市畑町付近 7年 140 05 08 35 40 00 0.7 千葉市花見川区畑町付近 12年 140 05 20 35 40 06 0.2 〃 12年A 140 05 34 35 40 06 ― 〃 17年 140 05 25 35 40 10 0.3 〃 22年 140 05 11 35 40 20 0.5 〃 資料:国勢調査(総務省統計局) 図40 千葉県の人口重心の推移(大正9年~平成22年) -57- (3) 柏市の重心 - 合併後の人口重心は,柏市立第3小学校体育館付近を北に移動 - 柏市の人口重心についてみると,平成17 年に旧昭南町と合併した時点で,柏市立第3 小学校付近にあり,平成22年には北の方向へ約35メートル移動している。 表36 柏市の人口重心の推移 移動距離 (メート 年度 ル) 場 所 平成17年 139 58 16.09 35 51 14.48 柏市立第3小学校敷地付近 平成22年 139 58 15.71 35 51 15.60 35 〃 東 経 度 分 秒 北 緯 度 分 秒 図40 柏市人口重心の推移 平成22年 平成17年 -58- ■■■ 第3章 時系列統計表 第37表 人口及び世帯数の推移 単位:人,% 人 年 次 口 増 加 数 総 数 男 女 昭和30年 45,020 22,412 22,608 35年 63,745 31,780 31,965 18,725 9,368 40年 109,237 55,227 54,010 45,492 45年 150,635 76,562 74,073 50年 203,065 103,565 55年 239,198 総 数 男 - 女 - - 増 加 総 数 男 率 女 - - - 9,357 41.6 41.8 41.4 23,447 22,045 71.4 73.8 69.0 41,398 21,335 20,063 37.9 38.6 37.1 99,500 52,430 27,003 25,427 34.8 35.3 34.3 121,509 117,689 36,133 17,944 18,189 17.8 17.3 18.3 60年 273,128 138,150 134,978 33,930 16,641 17,289 14.2 13.7 14.7 平成2年 305,058 154,372 150,686 31,930 16,222 15,708 11.7 11.7 11.6 7年 317,750 159,841 157,909 12,692 5,469 7,223 4.2 3.5 4.8 12年 327,851 164,209 163,642 10,101 4,368 5,733 3.2 2.7 3.6 17年 380,963 190,138 190,825 7,185 2,700 4,485 2.2 1.6 2.7 22年 404,012 201,045 202,967 23,049 10,907 12,142 6.1 5.7 6.4 増加率 人口 指数 人口 性比 世帯 人員 世帯数 年 次 総 数 増加数 人口密度 100.0 99.1 5.2 610.9 59.2 141.6 99.4 4.7 864.9 14,073 102.9 242.6 102.3 3.9 1,496.2 40,216 12,470 44.9 334.6 103.4 3.7 2,063.5 50年 57,445 17,229 42.8 451.1 104.1 3.5 2,781.7 55年 73,172 15,727 27.4 531.3 103.2 3.3 3,276.7 60年 84,271 11,099 15.2 606.7 102.4 3.2 3,741.5 平成2年 100,398 16,127 19.1 677.6 102.4 3.0 4,182.9 7年 111,129 10,731 10.7 705.8 101.2 2.9 4,358.1 12年 121,221 10,092 9.1 728.2 100.3 2.7 4,496.7 17年 144,013 8,521 7.0 846.2 99.6 2.6 3,315.6 22年 162,287 18,274 12.7 897.4 99.1 2.5 3,516.2 昭和30年 8,586 - 35年 13,673 5,087 40年 27,746 45年 - 注)1 人口指数は昭和30年を100とした。 2 人口性比は女子100人に対する男子の数。 3 人口密度は1k㎡当たりの数値。面積は,国土地理院「全国都道府県市町村別面積調」 (平成2年については,「平成元年全国都道府県市区町村別面積調」)による。 4 17年度増加数は,12年度調査結果を17年度調査時の市域に組替え算出。 -61- 第38表 年 次 人口集中地区の推移 人 口 面 積 人 口 密 度 単位:人,㎞2,% 市 域 に 占 め る 割 合 人 口 面 積 昭和35年 22,436 2.5 8,974.4 35.2 3.4 40年 54,843 4.9 11,192.4 50.2 6.7 45年 89,599 9.4 9,531.8 59.5 12.9 50年 146,060 17.9 8,159.8 71.9 24.5 55年 188,862 22.0 8,584.6 79.0 30.1 60年 225,531 26.6 8,478.6 82.6 36.4 平成2年 276,932 34.0 8,145.1 90.8 46.6 7年 295,107 35.3 8,369.5 92.9 48.4 12年 305,007 35.3 8,630.6 93.0 48.5 17年 339,712 38.8 8,757.7 89.2 33.8 22年 360,149 39.7 9,078.6 89.1 34.5 第39表 国籍別外国人数の推移 昭和30年 253 242 6 - - 単位:人 インド ネシア - 35年 - - - - - - 40年 302 292 10 - - - 45年 417 402 15 - - - 50年 419 407 12 - - - 55年 503 401 32 - - - 60年 667 445 74 - - - 平成2年 1,279 571 247 132 114 - 7年 2,081 692 393 298 65 - 12年 3,569 949 835 688 96 - 17年 3,532 807 900 467 98 33 22年 4,717 803 1,386 415 109 59 年 年 次 次 韓 国 朝 鮮 総 数 ベトナム 中 国 イギリス フィリピン アメリカ ブラジル タ イ ペルー その他 昭和30年 - - - - - 5 35年 - - - - - - 40年 - - - - - 10 45年 - - 5 - - 10 50年 - - 5 - - 22 55年 - - 19 - - 34 60年 - - 27 - - 88 平成2年 - - 45 - - 170 7年 - 23 76 186 52 276 12年 - 16 98 242 88 557 17年 24 25 75 122 84 897 22年 35 23 101 77 81 1,628 注)昭和55,60年,平成7年,12年の総数は無国籍及び国名「不詳」を含む。 -62- 第40表 年齢(5歳階級)別,男女別人口の推移 単位:人 昭 和 30 年 年 昭 和 35 年 昭 和 40 年 齢 総 数 男 女 男 女 男 女 45,020 22,412 22,608 63,745 31,780 31,965 109,237 55,227 54,010 0~ 4歳 5,027 2,584 2,443 6,598 3,345 3,253 13,020 6,595 6,425 5~ 9 5,923 3,030 2,893 6,292 3,240 3,052 8,997 4,562 4,435 10~14 4,872 2,470 2,402 6,974 3,589 3,385 7,807 3,987 3,820 15~19 4,445 2,242 2,203 6,614 3,366 3,248 10,529 5,521 5,008 20~24 4,081 2,041 2,040 5,580 2,736 2,844 10,585 5,343 5,242 25~29 3,909 1,918 1,991 6,126 2,893 3,233 12,913 5,982 6,931 30~34 3,272 1,566 1,706 6,114 3,181 2,933 12,708 6,886 5,822 35~39 2,784 1,329 1,455 4,375 2,181 2,194 9,187 4,973 4,214 40~44 2,558 1,198 1,360 3,396 1,651 1,745 5,736 2,973 2,763 45~49 2,056 1,084 972 3,057 1,429 1,628 4,258 2,075 2,183 50~54 1,702 881 821 2,436 1,246 1,190 3,878 1,791 2,087 55~59 1,388 721 667 2,013 1,033 980 3,143 1,547 1,596 60~64 1,087 542 545 1,551 784 767 2,533 1,268 1,265 65~69 838 396 442 1,130 513 617 1,726 846 880 70~74 568 223 345 803 348 455 1,140 502 638 75~79 338 127 211 425 151 274 689 262 427 80~84 135 47 88 190 69 121 288 85 203 85~89 33 13 20 61 22 39 84 29 55 90~94 3 - 3 10 3 7 16 - 16 95~99 1 - 1 - - - - - - 100歳以上 - - - - - - - - - - - - - - - - - - 総 数 不 詳 総 数 -63- 総 数 第40表 年齢(5歳階級)別,男女別人口の推移 -続き- 単位:人 昭 和 45 年 年 昭 和 50 年 昭 和 55 年 齢 総 数 男 女 150,635 76,562 74,073 203,065 103,565 99,500 239,198 121,509 117,689 0~ 4歳 17,785 9,031 8,754 22,669 11,742 10,927 19,156 9,910 9,246 5~ 9 14,330 7,273 7,057 20,200 10,336 9,864 24,597 12,672 11,925 10~14 10,019 4,991 5,028 15,695 8,016 7,679 21,204 10,923 10,281 15~19 10,797 5,705 5,092 12,833 6,661 6,172 17,691 9,236 8,455 20~24 15,262 8,207 7,055 15,627 8,663 6,964 15,626 8,458 7,168 25~29 16,209 7,685 8,524 21,488 10,639 10,849 18,019 9,023 8,996 30~34 16,678 8,461 8,217 21,702 10,648 11,054 24,661 12,060 12,601 35~39 14,256 7,757 6,499 19,421 10,056 9,365 23,773 11,835 11,938 40~44 10,029 5,429 4,600 15,752 8,479 7,273 20,169 10,542 9,627 45~49 6,671 3,360 3,311 11,191 5,964 5,227 16,484 8,765 7,719 50~54 4,912 2,321 2,591 7,591 3,777 3,814 11,846 6,219 5,627 55~59 4,455 2,042 2,413 5,532 2,599 2,933 8,041 3,985 4,056 60~64 3,445 1,707 1,738 4,916 2,179 2,737 5,734 2,608 3,126 65~69 2,549 1,267 1,282 3,562 1,706 1,856 4,858 2,099 2,759 70~74 1,684 758 926 2,404 1,108 1,296 3,407 1,535 1,872 75~79 927 363 564 1,404 579 825 2,088 895 1,193 80~84 456 156 300 659 245 414 1,080 399 681 85~89 136 39 97 234 73 161 387 120 267 90~94 33 10 23 53 12 41 97 28 69 95~99 2 - 2 4 1 3 7 1 6 100歳以上 - - - - - - - - - - - - 128 82 46 273 196 77 総 数 不 詳 総 数 男 -64- 女 総 数 男 女 単位:人 昭 和 60 年 年 総 数 総 平 成 2 年 平 成 7 年 齢 数 男 女 総 数 男 女 総 数 男 女 273,128 138,150 134,978 305,058 154,372 150,686 317,750 159,841 157,909 0~ 4歳 17,102 8,813 8,289 15,281 7,928 7,353 14,288 7,319 6,969 5~ 9 21,846 11,262 10,584 19,351 9,893 9,458 15,767 8,075 7,692 10~14 26,678 13,832 12,846 23,566 12,238 11,328 19,721 10,096 9,625 15~19 23,470 12,110 11,360 29,605 15,385 14,220 24,929 12,941 11,988 20~24 19,590 10,524 9,066 26,550 14,124 12,426 31,160 16,323 14,837 25~29 16,457 8,491 7,966 20,640 10,925 9,715 25,447 13,281 12,166 30~34 20,557 9,963 10,594 18,623 9,315 9,308 20,907 10,916 9,991 35~39 27,979 13,718 14,261 23,100 11,316 11,784 19,365 9,699 9,666 40~44 25,527 12,889 12,638 30,021 14,821 15,200 23,406 11,383 12,023 45~49 20,831 10,832 9,999 26,351 13,328 13,023 30,037 14,688 15,349 50~54 16,795 8,843 7,952 21,163 11,009 10,154 25,909 13,025 12,884 55~59 11,989 6,225 5,764 16,978 8,890 8,088 20,852 10,836 10,016 60~64 8,135 3,927 4,208 12,115 6,146 5,969 16,260 8,391 7,869 65~69 5,738 2,523 3,215 7,980 3,698 4,282 11,417 5,690 5,727 70~74 4,782 1,973 2,809 5,548 2,307 3,241 7,436 3,261 4,175 75~79 3,123 1,273 1,850 4,287 1,677 2,610 4,990 1,927 3,063 80~84 1,606 619 987 2,455 883 1,572 3,500 1,229 2,271 85~89 642 209 433 1,052 361 691 1,617 501 1,116 90~94 148 44 104 295 78 217 485 129 356 95~99 21 3 18 42 12 30 90 20 70 100歳以上 1 - 1 4 1 3 3 1 2 111 77 34 51 37 14 164 110 54 不 詳 -65- 第40表 年齢(5歳階級)別,男女別人口の推移 -続き- 単位:人 平 成 12 年 年 総 数 総 平 成 17 年 平 成 22 年 齢 数 男 女 総 数 男 女 総 数 男 女 327,851 164,209 163,642 380,963 190,138 190,825 404,012 201,045 202,967 0~ 4歳 15,006 7,668 7,338 16,633 8,416 8,217 18,341 9,471 8,870 5~ 9 14,989 7,704 7,285 17,364 8,897 8,467 18,182 9,230 8,952 10~14 15,991 8,191 7,800 17,189 8,831 8,358 18,048 9,269 8,779 15~19 20,814 10,676 10,138 19,543 10,068 9,475 18,483 9,501 8,982 20~24 26,460 13,840 12,620 24,901 13,045 11,856 21,595 11,231 10,364 25~29 29,027 15,097 13,930 27,433 14,219 13,214 26,285 13,534 12,751 30~34 24,970 12,872 12,098 31,739 16,430 15,309 30,272 15,641 14,631 35~39 21,826 11,235 10,591 27,893 14,343 13,550 34,825 18,013 16,812 40~44 19,581 9,805 9,776 24,303 12,402 11,901 29,609 15,338 14,271 45~49 23,272 11,222 12,050 22,180 10,932 11,248 24,729 12,575 12,154 50~54 29,298 14,264 15,034 26,687 12,905 13,782 22,341 10,944 11,397 55~59 25,412 12,709 12,703 33,514 16,286 17,228 26,473 12,693 13,780 60~64 20,488 10,479 10,009 28,638 14,300 14,338 32,762 15,788 16,974 65~69 15,695 7,927 7,768 22,337 11,317 11,020 27,395 13,468 13,927 70~74 10,792 5,219 5,573 16,637 8,157 8,480 20,828 10,288 10,540 75~79 6,716 2,845 3,871 11,107 5,061 6,046 14,913 6,964 7,949 80~84 4,046 1,416 2,630 6,633 2,566 4,067 9,291 3,769 5,522 85~89 2,450 776 1,674 3,544 1,065 2,479 4,931 1,615 3,316 90~94 817 211 606 1,693 466 1,227 2,103 473 1,630 95~99 155 32 123 385 88 297 586 113 473 100歳以上 15 - 15 47 3 44 82 10 72 31 21 10 563 341 222 1,938 1,117 821 不 詳 -66- 第41表 年齢(5歳階級)別,男女別15歳以上就業者数の推移 単位:人 区分 総 数 昭 和 45 年 総 数 男 昭 和 50 年 女 総 数 男 昭 和 55 年 女 総 数 男 47,319 20,410 85,821 61,941 3,884 2,156 1,728 2,714 1,513 1,201 2,643 1,463 1,180 20~24 11,069 6,540 4,529 10,476 6,316 4,160 10,165 5,373 25~29 10,153 7,484 2,669 13,681 10,283 3,398 12,006 30~34 10,796 8,324 2,472 13,238 10,444 2,794 35~39 9,997 7,602 2,395 13,124 9,887 40~44 7,450 5,320 2,130 11,322 45~49 4,892 3,274 1,618 50~54 3,435 2,249 1,186 55~59 2,813 1,878 60~64 1,810 65歳以上 1,430 区分 総 数 15~19歳 総 数 総 数 女 40,832 3,115 1,585 1,530 4,792 12,731 6,634 6,097 8,657 3,349 11,748 8,085 3,663 15,616 11,778 3,838 13,151 9,665 3,486 3,237 16,236 11,641 4,595 19,501 13,394 6,107 8,325 2,997 14,803 10,377 4,426 19,296 12,600 6,696 8,155 5,844 2,311 12,101 8,579 3,522 16,089 10,627 5,462 5,254 3,646 1,608 8,460 6,056 2,404 12,335 8,608 3,727 935 3,501 2,391 1,110 5,130 3,673 1,457 7,821 5,700 2,121 1,362 448 2,405 1,727 678 2,776 1,934 842 3,832 2,705 1,127 1,130 300 1,951 1,565 386 2,482 1,890 592 2,989 2,173 816 平 成 7 年 男 147,435 95,871 女 総 数 男 平 成 12 年 女 51,564 160,451 102,007 30,997 122,608 男 81,776 平 成 2 年 71,421 女 67,729 15~19歳 23,880 102,418 昭 和 60 年 総 数 男 58,444 161,917 101,138 平 成 17 年 女 総 数 男 60,779 192,861 117,722 女 75,139 4,153 2,359 1,794 2,921 1,564 1,357 2,595 1,308 1,287 3,120 1,572 1,548 20~24 17,832 9,084 8,748 20,173 10,187 9,986 15,774 7,866 7,908 15,792 7,980 7,812 25~29 15,845 10,288 5,557 19,723 12,167 7,556 22,329 13,098 9,231 21,721 12,345 9,376 30~34 12,432 8,975 3,457 14,525 10,380 4,145 17,453 11,733 5,720 23,441 14,813 8,628 35~39 16,028 10,984 5,044 13,612 9,345 4,267 15,241 10,407 4,834 20,485 13,174 7,311 40~44 22,660 14,505 8,155 17,488 10,980 6,508 14,831 9,251 5,580 18,926 11,546 7,380 45~49 20,525 13,033 7,492 23,157 14,199 8,958 17,669 10,567 7,102 17,793 10,274 7,519 50~54 16,018 10,734 5,284 19,653 12,549 7,104 21,796 13,402 8,394 20,322 12,037 8,285 55~59 11,683 8,405 3,278 14,787 10,175 4,612 17,568 11,620 5,948 23,814 14,972 8,842 60~64 6,032 4,498 1,534 8,224 6,004 2,220 9,394 6,630 2,764 15,129 10,408 4,721 65歳以上 4,227 3,006 1,221 6,188 4,457 1,731 7,267 5,256 2,011 12,318 8,601 3,717 区分 総 数 15~19歳 平 成 22年 総 数 男 188,536 112,526 2,472 女 76,010 1,172 1,300 20~24 12,342 6,197 6,145 25~29 18,797 10,455 8,342 30~34 20,768 12,768 8,000 35~39 24,201 15,250 8,951 40~44 21,598 13,067 8,531 45~49 18,809 10,963 7,846 50~54 16,912 9,631 7,281 55~59 18,290 10,945 7,345 60~64 18,087 11,342 6,745 65歳以上 16,260 10,736 5,524 -67- 第42表 産業(大分類),産業(3部門)別15歳以上就業者数の推移 産業(大分類),産業(3部門) 総 A 農 B 林 C 漁 D 鉱 E 建 F 製 設 造 昭和 30 年 昭和 35 年 昭和 40 年 昭和 45 年 昭和 50 年 数 19,496 27,906 49,346 67,729 85,821 業 業 業 9,376 6 8 8,224 2 10 6,948 12 23 5,495 3 25 3,947 12 25 業 業 業 10 663 2,355 31 1,738 5,324 203 89 4,216 12,815 369 41 6,047 19,819 498 30 8,082 22,580 656 1,645 2,659 4,446 6,342 - 7,514 - 2,392 4,269 9,312 13,884 20,155 G 電気・ガス・熱供給・水 道 業 H 情 報 通 信 業 輸 業 I 運 J 卸 売 ・ 小 売 業 K 金 融 ・ 保 険 業 動 産 業 L 不 M 飲 食 店 , 宿 泊 業 N 医 療 , 福 祉 O 教 育 , 学 習 支 援 業 P 複 合 サ ー ビ ス 事 業 Q サービス業(他に分類され } } 286 } } 735 2,120 } 3,027 } 4,681 - - 2,193 3,518 7,019 10,126 14,061 R 公務(他に分類されない も の ) 560 1,192 1,948 2,374 3,684 S 分 類 不 能 の 産 業 2 1 29 48 394 な (再 1第 2第 3第 い も の ) 掲) 1 次 2 次 3 次 産 産 産 業 業 業 9,390 3,028 7,076 8,236 7,093 12,576 6,983 17,120 25,214 5,523 25,907 36,251 3,984 30,692 50,751 (構成割合) 1 次 4第 2 次 5第 3 次 6第 産 産 産 業 業 業 48.2 15.5 36.3 29.5 25.4 45.1 14.2 34.7 51.1 8.2 38.3 53.5 4.6 35.8 59.1 -68- 区分 昭和 55 年 総数 昭和 60 年 平成 2 年 平成 7 年 平成 12 年 平成 17 年 102,418 122,608 147,435 160,451 161,917 183,015 A B C 3,395 12 31 3,029 10 48 2,567 5 32 2,325 6 8 1,837 6 3 2,964 5 3 D E F 34 9,792 24,048 48 10,592 27,371 47 13,331 30,425 38 14,658 28,440 37 13,649 24,945 26 14,881 22,470 769 8,329 25,299 4,916 1,396 - 745 8,839 31,131 6,580 1,589 - 801 10,079 35,630 8,918 2,508 - 864 10,903 40,069 9,494 2,586 - 797 11,524 40,302 8,151 2,904 - 742 10,245 10,145 34,326 7,607 3,830 8,884 13,279 9,391 1,498 19,611 27,205 36,098 43,570 49,009 29,385 4,693 4,938 5,538 5,692 5,461 7,541 93 483 1,456 1,798 3,292 5,793 1 2 3 3,438 33,874 65,013 3,087 38,011 81,027 2,604 43,803 99,572 2,339 43,136 113,178 1,846 38,631 118,148 2,972 37,377 136,873 4 5 6 3.4 33.1 63.5 2.5 31.0 66.1 1.8 29.7 67.5 1.5 26.9 70.5 1.1 23.9 73.0 1.6 20.4 74.8 G H I J K L M N O P Q R S -69- 第42表 産業(大分類),産業(3部門)別15歳以上就業者数の推移 -続き- 単位:人,% 産業(大分類),産業(3部門) 平成 22 年 総数 188,536 A 農業,林業 うち農業 B 漁業 2,295 2,288 1 C 鉱業,採石業,砂利採取業 D 建設業 E 製造業 24 13,092 19,127 F G H I J K L M N O 749 10,348 11,447 33,847 7,644 4,933 7,907 10,207 7,290 9,601 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業,郵便業 卸売業,小売業 金融業,保険業 不動産業,物品賃貸業 学術研究,専門・技術サービス業 宿泊業,飲食サービス業 生活関連サービス業,娯楽業 教育,学習支援業 P 医療,福祉 16,037 Q 複合サービス事業 570 R サービス業(他に分類されないもの) 11,689 S 公務(他に分類されるものを除く) 7,302 T 分類不能の産業 (再 第 第 第 14,426 掲) 1 2 3 次 次 次 産 産 産 業 業 業 2,296 32,243 139,571 (構成割合) 第 1 次 産 業 第 2 次 産 業 第 3 次 産 業 注)日本標準産業分類は,平成19年11月に改定 1.2 17.1 74.0 -70- 第43表 夜間人口,流出・流入人口,昼間人口の推移 単位:人 市 年 次 夜間人口(A) に 常 住 市内で従業・通学 総 昭和35年 内 数 す る 者 市外で従業・通学 (B) 就業者 通学者 総 数 就業者 通学者 63,745 17,952 16,237 1,715 13,349 11,669 1,680 40 109,237 26,253 23,784 2,469 29,851 25,562 4,289 45 150,635 36,000 33,555 2,445 42,495 34,174 8,321 50 203,065 69,307 38,599 30,708 57,302 47,222 10,080 55 238,925 87,857 44,044 43,813 71,662 58,374 13,288 60 273,017 100,162 49,908 50,254 89,290 72,700 16,590 平成2年 305,007 104,045 57,524 46,521 111,884 89,911 21,973 7 317,586 101,531 62,581 38,950 119,045 97,870 21,175 12 327,820 101,066 66,648 34,418 112,175 95,269 16,906 17 380,400 120,053 83,511 36,542 113,674 99,504 14,170 22 404,012 111,407 74,811 36,596 113,276 100,180 13,096 年 次 総 市 外 に 常 住 す る 者 昼間人口 柏市に従業・通学 (C) (D) 数 就業者 通学者 (A)-(B)+(C) 昭和35年 2,846 1,841 1,005 53,242 40 7,719 5,508 2,211 87,105 45 15,221 12,819 2,402 123,361 50 24,442 21,291 3,151 170,205 55 34,413 29,847 4,566 201,676 60 44,700 36,827 7,873 228,427 平成2年 59,017 47,109 11,908 252,140 7 67,471 53,823 13,648 266,012 12 68,329 56,095 12,234 283,974 17 75,561 62,184 13,377 342,287 22 72,205 60,019 12,186 362,941 注) 昭和50年以降は15歳未満の通学者を含む。 -71- 第44表 常住地による従業・通学市区町村別15歳以上就業者数及び通学者数の推移 単位:人 15 歳 以 年 次 総 昭和45年 数 上 就 業 自宅外の 県内他市 市内で従業 町村で従業 自宅で従業 者 他県で従業 67,729 15,784 17,771 6,277 27,897 50 85,821 14,880 23,719 9,248 37,974 55 102,418 15,357 28,687 13,220 45,154 60 122,608 14,061 35,847 17,906 54,794 147,435 15,060 42,464 22,604 67,307 7 160,451 12,875 49,706 27,402 70,468 12 161,917 12,370 54,278 28,277 66,992 17 183,015 14,629 68,882 31,736 67,768 22 174,990 12,372 62,439 33,214 66,965 平成2年 15 歳 以 年 次 上 通 学 者 県内他市 総 数 市内で通学 他県へ通学 町村へ通学 昭和45年 8,420 2,445 2,599 3,376 50 12,791 3,540 3,648 5,603 55 18,625 6,322 5,213 7,090 60 24,834 9,014 7,280 8,540 31,173 10,273 9,337 11,563 7 29,400 9,692 8,082 11,626 12 25,242 9,274 6,808 9,160 17 22,657 9,448 5,841 7,368 22 19,705 7,775 5,416 6,514 平成2年 -72- 第45表 従業地・通学地による常住市区町村別15歳以上就業者数及び通学者数の推移 単位:人 15 年 次 総 昭和45年 数 歳 以 自宅で従業 上 就 業 者 自宅外の 県内他市町村に 他県に常住し 市内で従業 常住し市内で従業 市内で従業 46,374 15,784 17,771 8,006 4,813 50 59,890 14,880 23,719 13,830 7,461 55 73,891 15,357 28,687 19,781 10,066 60 86,735 14,061 35,847 25,300 11,527 104,633 15,060 42,464 32,050 15,059 7 116,404 12,875 49,706 36,690 17,133 12 122,743 12,370 54,278 38,699 17,396 17 145,695 14,629 68,882 43,357 18,827 22 134,830 12,372 62,439 41,662 18,357 平成2年 15 年 次 昭和45年 総 数 歳 以 市内で通学 上 通 学 者 県内他市町村に 他県に常住し 常住し市内へ通学 市内に通学 4,633 2,445 1,927 261 50 6,346 3,540 2,440 366 55 10,729 6,322 3,591 816 60 16,698 9,014 6,147 1,537 22,077 10,273 8,570 3,234 7 23,208 9,692 9,064 4,452 12 21,087 9,274 7,920 3,893 17 22,022 9,448 8,509 4,065 22 22,302 7,775 11,286 3,241 平成2年 -73- 図 柏市人口集中地区境界図 Ⅱ 我孫子市 流山市 Ⅰ Ⅲ 柏 市 Ⅳ 鎌ケ谷 出典「平成22年国勢調査報告 第2巻人口等基本集計結果 その2都道府県・市区町村編」 平成17年~22年 人口密度(1km2 人口増減率 面積(km2)(b) 当たり) 人口増減数 (a)/(b) (%) 総 数 360,149 20,437 6.02 39.67 9,078.6 Ⅰ 317,316 18,477 6.18 35.04 9,055.8 Ⅱ 18,215 704 4.02 1.58 11,528.5 Ⅲ 17,848 770 4.51 2.34 7,627.4 Ⅳ 6,770 486 7.73 0.72 9,402.8 注) 国土交通省国土地理院「平成22年全国都道府県市区町村別面積調」による。また,境界未 定地域については,総務省統計局において面積を推定している。 人口集中地区 平成22年 (a) -74- 参考資料 平成22年国勢調査調査票 -75- -76- 国 勢 調 査 か ら み た 柏 市 の 人 口 (平成22年国勢調査結果報告) 解 説 編 平成25年8月発行 編集/柏市企画部情報政策課統計担当 発行/ 柏 市 〒277-8505 柏市柏五丁目10番1号 (04)7168-1011