PICマイコンの書き込みと動作確認

GPSロガー用ソフトのダウンロード
PICマイコンの Mission
書き込みと動作確認
Mission1 ではハードウェアの組み立てを解説しました．
Mission2 では必要なソフトウェアをダウンロードしてPIC マ
イコンに書き込んでみます．この作業を経ることにより，
Mission1 で組み立てたハードウェアが簡易GPSロガーとして
動作するようになります．
2
稲崎 弘次
フェースによる小型サイズのプログラマで，簡
ダウンロードと書き込み
単な操作で書き込みができるのが特徴です（写真
今回製作した簡易 GPSロガーの PIC用ソフト
2-1）．
ウェア（HEX ファイル）は，次のURL からダウン
PICkit2に，PIC18F2550 を書き込むための書き
ロードすることができます．とりあえず動作だけ
込みアダプタを用意します．蛇の目基板と IC ソ
を目標にするなら，HEX ファイルだけをダウン
ケット（28ピン）
，10 kΩの抵抗，ピン・ヘッダ（6
ロードしてください．
ピン）を用意して，写真2-2，図2-1のようにはん
だ付けしてください．
http://www8.plala.or.jp/InHisTime/
筆者の場合，PIC 書き込み器（ライタ）には，マ
● 書き込み手順
イクロチップ社純正のPICkit2（PIC プログラマ＆
① PICkit2，書き込みアダプタ，PIC18F2550，ダ
デバッガ）を使用しています．ほぼすべてのフラッ
ウンロードしたHEXファイルを用意します（写
シュ・タイプのPIC に対応したISP（インサーキッ
真2-3）．
ト）方式のプログラマです．また，USB インタ
写真2-1 PICkit2（PIC 書き込み器）の外観
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② PICkit2 に付いている専用のソフトウェアを起
写真2-2 書き込みアダプタの実装（例）
Mission 2 PICマイコンの書き込みと動作確認
PIC18F2550
10k
PICkit2
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図2-1 書き込みアダプタの回路図
写真2-3 PICkit2，書き込みアダプタ，PIC18F2550
図2-2 PICkit2 の起動
2009 July
写真2-4 PICkit2 と書き込みアダプタの接続
図2-3 HEXファイルのインポートの指定
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