...

【AWS Black Belt Online Seminar】 AWS re:Invent 2016 アップデート速報

by user

on
Category: Documents
9

views

Report

Comments

Transcript

【AWS Black Belt Online Seminar】 AWS re:Invent 2016 アップデート速報
【AWS Black Belt Online Seminar】
AWS re:Invent 2016 アップデート速報
2016/12/2
アマゾンウェブサービスジャパン株式会社
ソリューションアーキテクト 小林正人
1
自己紹介
小林 正人(こばやし まさと)
エンタープライズソリューション部
ソリューションアーキテクト
• 主に大企業のお客様を担当し、いわゆる社内
ITのみならずBtoCシステムも含め幅広い分野
でお客様をご支援
• 好きなAWSのサービス:EBS
2
内容についての注意点
本資料では2016年12月2日時点のサービス内容および価格についてご説明しています。
最新の情報はAWS公式ウェブサイト(http://aws.amazon.com)にてご確認ください。
資料作成には十分注意しておりますが、資料内の価格とAWS公式ウェブサイト記載の価
格に相違があった場合、AWS公式ウェブサイトの価格を優先とさせていただきます。
価格は税抜表記となっています。日本居住者のお客様がサービスを使用する場合、別途消
費税をご請求させていただきます。
AWS does not offer binding price quotes. AWS pricing is publicly available and is subject to change in
accordance with the AWS Customer Agreement available at http://aws.amazon.com/agreement/. Any
pricing information included in this document is provided only as an estimate of usage charges for AWS
services based on certain information that you have provided. Monthly charges will be based on your actual
use of AWS services, and may vary from the estimates provided.
3
アジェンダ
• AWS re:Invent 2016
• アップデート速報
• 事前発表の重要アップデート
• さいごに
4
アジェンダ
• AWS re:Invent 2016
• アップデート速報
• 事前発表の重要アップデート
• さいごに
5
開催概要
•
AWSの世界最大のカンファレンス
•
「学習型カンファレンス」であることが
特徴で、参加者が自ら学ぶための機会を
多数ご用意
– 2016年11月29日-12月2日
– ラスベガスの3カ所のホテルにて
• ベネチアン(本会場)
• アンコール(サブ会場)
• ミラージュ(サブ会場)
– 30,000人以上の参加者
– 日本から700名以上のお客さまがご参加
6
コンテンツ
•
•
•
•
•
•
•
•
基調講演と新サービス発表
450以上のセッション
スペシャルナイトイベント
ブートキャンプ&ハッカソン
re:Invent Central(展示ブース)
AWS認定試験&ラウンジ
セルフペースドラボ
様々なイベント
– ウェルカムレセプション、パブクロール、
re:Playパーティなどの各種エンターテイン
メントも盛りだくさん
7
キーノート by Andy Jassy
8
キーノート by Werner Vogels
9
GameDay
10
ブレイクアウトセッション
11
re:Invent Central(展示ブース)
12
ハンズオンラボ&ラウンジ
13
ブートキャンプ
14
アジェンダ
• AWS re:Invent 2016
• アップデート速報
• 事前発表の重要アップデート
• さいごに
15
re:Invent 2016の新発表(11/29分)
1. [NEW]AWS Organizationsを発表
2. [NEW]AWS Service Delivery Programを発表
3. [NEW]AWS Partner Solutions Finderを発表
4. [NEW]日本から新たに2社がプレミアパートナーに認定
5. [NEW]新たに2つのAPNコンピテンシーを発表
6. S3向けに4つのストレージ管理機能を発表
7. AWS Storage Gatewayのファイルゲートウェイを発表
8. AWS Storage Gatewayの値下げを発表
9. WorkSpacesでWindows10のルック&フィールが利用可能に
10.RDS for AuroraとPostgreSQLがHIPAAコンプライアンス対応
16
AWS Organizationsを発表
• いくつものAWSアカウントを運用しているお客
様向けの統合管理機能をリリース
• 複数のアカウントをそれぞれの用途に応じて
Organizational Unit(OU)に分類し、OU毎に操
作可能なサービスを制限できる
• IAMによるアクセス制御と組み合わせて利用す
ることが望ましい。Organizationsによる制限
はIAMで設定した権限よりも優先される
• まずはプレビューとして公開。追加コストなし
で利用できる
17
AWS Service Delivery Programを発表
• Amazon AuroraやAWS Lambda、Amazon
Redshiftなど、特定のプロダクトに関するナ
レッジを保有するAPNパートナーの認定プロ
グラム
• ポータルサイトで、各プロダクト毎に認定を
保有するAPNパートナーを地域毎に、簡単に
検索することが可能
• 認定基準として、対象サービスにフォーカス
した事例やトレーニングの受講が含まれる
18
AWS Partner Solutions Finderを発表
•
APNパートナー様が提供する様々なソリューションがさらに探しやすくなるツー
ルを発表。業種や用途、AWSのプロダクト名などで検索が可能に
• こちらからアクセス
https://aws.amazon.com/partners/find/
19
日本から新たに2社がプレミアパートナーに!
• APNコンサルティングパートナーとはAWS
で稼働するシステムの設計・開発・構築・
移行・管理を支援するパートナー企業様
• 中でも世界トップレベルに位置づけられ、
高い実績と経験が求められるプレミアコン
サルティングパートナーに認定された
– NEC様
– NTTデータ様
• 日本のプレミアコンサルティングパート
ナーは全部で7社に
20
新たに2つのAWSコンピテンシーを発表
• AWSコンピテンシープログラムは、APNパー
トナーが特定の分野の専門知識を持っている
ことをAWSが認定するプログラム
• 既存の14種類に加え、今回新たに2種類が追
加となった
– IoT
– Finacial Services
• SORACOM様がIoTコンピテンシーのローン
チパートナーとして認定を取得!
21
S3向けに4つのストレージ管理機能を発表
• S3 Object Tagging:
オブジェクト毎のタグ付けをサポート。IAMのアクセス
権制御にも利用可能
• S3 Analytics, Storage Class Analysis:
アクセス頻度を解析し、標準-低頻度アクセスに移行す
るタイミングを提案。利用量を見える化する機能も
• S3 Inventory:
S3に格納されたオブジェクトのリストを定期的にCSV形
式で出力することが可能に
• S3 CloudWatch Metrics:
S3関連のメトリクスをCloudWatchで参照できるように
なった。情報抽出の対象を絞ることもができる
22
SGWのファイルゲートウェイを発表
• Storage Gatewayに新たな動作モード「ファイルゲー
トウェイ」が登場
• 他サーバからはNFSで接続。書き込んだファイルはS3
にそのまま転送され、S3を直接読み書きすることも
• 従来と同じようにキャッシュを持つため、キャッシュ
済みのファイルは高速にアクセスが可能
• 一度S3に格納されたオブジェクトは、ライフサイクル
ポリシーやリージョン間コピーを実行できる
• 現時点ではオンプレミスのVMware基盤上でのみ稼働
23
AWS Storage Gatewayの値下げを発表
• ストレージコスト
– ボリュームと仮想テープ:GBあたり$0.025/月
– アーカイブ済み仮想テープ:GBあたり$0.005/月
• アプライアンス利用料金(東京$119/月)の改定
– アプライアンス利用量の月額課金は無料に
– 書き込み1GBあたり$0.01(東京で最大$119/月)
• 仮想テープライブラリにおけるアーカイブ済み
仮想テープからの取り出し料金改定
– 取り出し1GBあたり$0.01に
24
※詳細な価格情報はこちらを参照 https://aws.amazon.com/jp/storagegateway/pricing/
WorkSpacesでWin10のUIが利用可能に
• Amazon WorkSpacesでWindows 10のルッ
ク&フィールが利用できるようになった
– Windows 7のUIもひきつづき利用可能
• 従来のWorkSpacesと同様に実態はWindows
Serverだが、Windows Server 2016で提供
• Windows 10 UIを選択した場合、Plusバンド
ルで利用できるのはOffice 2016となる
• WorkSpacesが利用可能な全リージョンにて提
供を開始
25
RDS for AuroraとPostgreSQLがHIPAA対応
26
•
RDS for AuroraとRDS for PostgreSQLが米国にお
ける医療保険の相互運用性と説明責任に関する法令
(HIPAA) コンプライアンスに対応(要BAA契約)
•
これによって保護された医療情報(PHI)をRDS for
AuroraとRDS for PostgreSQLに格納し、システム
をHIPAAが求める規定に準拠できる
•
AWSにおけるHIPAA準拠のための考え方については
下記URLを参照
https://aws.amazon.com/jp/compliance/hipaacompliance/?nc1=h_ls
re:Invent 2016の新発表(11/30分) その①
1. [NEW]Amazon Aurora PostgreSQL-Compatible Editionを発表
2. [NEW]RDS向けのPerformance Insightを発表
3. [NEW]Amazon Rekognitionを発表
4. [NEW]Amazon Lexを発表
5. [NEW]Amazon Pollyを発表
6. [NEW]Amazon Athenaを発表
7. [NEW]Amazon LightSailを発表
8. [NEW]AWS Greengrassを発表
9. [NEW]AWS Snowball Edgeを発表
10.[NEW]AWS Snowmobileを発表
11.[NEW]EC2のT2ファミリのラインナップを拡充
27
re:Invent 2016の新発表(11/30分) その②
12.[NEW]EC2の新インスタンスファミリR4を発表
13.[NEW]EC2の新インスタンスファミリI3を発表
14.[NEW]EC2の新インスタンスファミリC5を発表
15.[NEW]EC2の新インスタンスファミリF1を発表
16.[NEW]Amazon EC2 Elastic GPUsを発表
17.CloudFrontのRegional Edge Cacheを発表
28
Amazon Aurora
PostgreSQL-Compatible Editionを発表
• PostgreSQL 9.6.1互換のAuroraとしてAmazon
Aurora PostgreSQL-Compatible Editionを発表
• MySQL互換のAuroraと同じストレージシステムを採
用し、PostgreSQLの2倍のスループットを実現
• RDS for PostgreSQLで利用可能な機能は同様にサ
ポート予定。PL/Perl, PL/pgSQL, Tcl,
JavaScript(V8 JavaScript Engine)対応も
• RDS for PostgreSQLのスナップショットからの移行
をサポート
29
Amazon Aurora
PostgreSQL-Compatible Editionを発表
•
SSDを利用し、最大64TBまでシームレ
スにスケールするストレージシステム
•
リードレプリカが同じストレージを参照
する構造をもち、レプリカラグを最小化
•
3AZのそれぞれに2つのデータを複製。
うち2つで障害が起きても読み書きに影
響なし。3つの場合も読み込みが可能
•
継続的にS3へ増分バックアップを実施。
パフォーマンスへの影響はない
•
障害復旧やホットスポット管理、暗号化
と要ったタスクを自動的に実施する
AZ 1
AZ 2
SQL
Transactions
Caching
Amazon S3
30
AZ 3
Amazon Aurora
PostgreSQL-Compatible Editionを発表
• バージニアリージョンでプレビューを開始。今後
の展開等については準備ができ次第発表
• 料金はAmazon Aurora MySQL-Compatible
Editionと同様
31
RDS向けのPerformance Insightを発表
• DBの知識を持ったエンジニアがいな
くとも、クエリパフォーマンスの評
価やDBの状態チェックを実施可能に
する機能
• Amazon Aurora PostgreSQLCompatible Editionには既に組み込
まれた状態でリリースされる
• 他のデータベースエンジンにも順次
展開予定
32
Amazon Rekognitionを発表
• 深層学習の技術を利用した画像認識のマ
ネージドサービス
• 学習済みモデルを利用して、画像の「状
況」「人物の顔」「物体」を検出
• S3に格納した画像に対して解析を行うこと
で、マッチする状況や物体名を受け取れる
• バージニア、オレゴン、アイルランドの
リージョンで利用可能。月5,000回の認識
と年間1,000個の顔ベクトル情報まで無料
利用枠の対象となり、以後従量課金制
33
Apple!!
※動作イメージ
Amazon Rekognitionを発表
34
Amazon Lexを発表
• 音声またはテキストメッセージに応答するチャッ
トボット開発を容易にするサービス。Amazon
Alexaと同等の自然言語エージェントを開発可能に
• 自然言語の入力を解析しその意味合いに応じたア
プリケーションコードを実行することにより、
ユーザとのインタラクションを実現
• バージニアリージョンでプレビュー中。10,000テ
キストと5,000音声の入力まで利用開始から1年間
は無料。以後1,000テキストあたり$0.75、1,000
音声あたり$4.00となる
35
Amazon Lexを発表
36
Amazon Pollyを発表
• フルマネージド型の”Text-to-speech”機能を提供
する新サービス。APIを利用して文章をPollyに渡す
と音声ストリームまたはファイルの形式で音声化
Open the pod bay
door please, HAL.
• 24の言語、47種類のボイス(男性、女性)に対応。
日本語もサポートしている
• プロ声優による音声。Pollyで出力された音声デー
タは自由に利用できる
• バージニアとオレゴン、アイルランド、オハイオ
のリージョンでプレビュー提供を開始
37
Open the pod bay
door please, HAL.
Amazon Pollyを発表
• 料金体系は従量課金
– 5,000,000文字までは無料
– 以後、1文字あたり$0.000004
• 英語の場合、一般的に1分の音声出力で概ね
$0.004くらいの課金になる
38
Amazon Athenaを発表
• Amazon S3においたファイルに対してインタラ
クティブにSQLでクエリを実行できるサービス
• ペタバイトクラスのデータに対するクエリをサ
ポート。データをS3から取り込む手間はない
• ANSI-SQLをサポート。特殊なスキルを習得する
必要はなく、誰でも容易に扱える
• バージニア、オレゴンのリージョンで利用可能
• スキャンしたデータ1TBあたり$5の料金(米国)
39
Amazon Athenaを発表
• CSV/TSV/JSON/Apache logなど多様な
フォーマットをサポート。複数ファイルも扱
え、カタログマネージャで管理する
• クラスタ管理は不要だが、テーブル定義は必
要。テーブル定義はDDLかコンソールにて
• AthenaはPrestoベースの実装。従って
PrestoのSQLクエリの大部分を実行できる
• マネジメントコンソールからのクエリ発行だ
けでなく、Athena JDBCドライバが提供さ
れるため既存のツールとの連携が容易
40
Amazon Lightsailを発表
•
単純な構成のサーバが必要な際に、数回のク
リックで、いわゆる仮想専用サーバ(VPS)のよ
うに使い始めることができるサービス
•
サーバリソース、SSDベースのストレージ、
データ転送料金が含まれた定額制の料金体系
•
複雑な設定を行うことなく、アプリケーション
の実行環境を入手し、使い始めることができる
•
41
バージニアリージョンで本日から利用可能。他
リージョンへの展開は順次実施予定
メモリ
CPU
コア
SSD
データ
転送量
料金
(米国)
512MB
1
20GB
1TB
$5/月
1GB
1
30GB
2TB
$10/月
2GB
1
40GB
3TB
$20/月
4GB
2
60GB
4TB
$40/月
8GB
2
80GB
5TB
$80/月
AWS Greengrassを発表
42
•
IoTデバイスとゲートウェイデバイス、AWS上のリソー
スとの連携を容易にする新サービス
•
ゲートウェイでGreengrass Core(GGC)を実行する。
Lambdaファンクションを実行可能で、AWSとの連携
や認証、周辺のIoTデバイスとの通信を司る
•
IoTデバイスではIoT Device SDKを利用してセンサー
データの収集やMQTTメッセージの送信を行う。ステー
タス管理はAWS IoTのデバイスシャドウで実施する
•
現時点ではリミテッドプレビューの扱い。GGCデバイス
3つまで1年間無料、以後1GGCデバイスあたり$0.16/
月または$1.49/年となる(10,000以上は応相談)
工場、オフィスなど
ゲートウェイデバイス
(Greengrass Core)
IoTデバイス群
(with IoT Device SDK)
AWS Snowball Edgeを発表
43
•
100TBの容量を備えた新型Snowballアプライアンス、
Snowball Edgeをラインナップに追加
•
接続インタフェースの拡張とともに、クラスタリングをサポー
ト。複数台を束ね、容量の増加とともに耐久性の向上を図るこ
とができる。サーバラックへの搭載にも対応
•
S3 APIまたはNFS(v3/v4.1)によるアクセスをサポート。
•
Lambdaの技術を内包(Greengrass)しており、筐体内部で
Pythonのアプリケーションコードを実行可能
•
1回のレンタルで10日まで$300(+送料)、11日目から延長1日
あたり$30の料金。Lambdaファンクションの実行は無料
AWS Snowmobileを発表
44
•
AWS Snowballを超える超巨大データ移行アプ
ライアンス、Snowmobileを発表
•
最大100PBのキャパシティを45フィート国際海
上コンテナ規格に集約、お客様サイトまでト
レーラーでお届け(電源は350KWのAC)
•
40Gbpsのインタフェースを複数搭載し、最大
1Tbpsのスループットでデータを書き込み可能
•
リリース時点ではデータインポート(AWSへの
持ち込み)のみサポート
•
米国リージョンで利用可能
※45フィート国際海上コンテナ:
http://www.pa.thr.mlit.go.jp/kakyoin/info/info004-01.html
EC2のT2ファミリのラインナップを拡充
• CPU性能のバーストをサポートしたT2ファミリに、 nano
従来よりも大きなインスタンスタイプがデビュー
• より多くのメモリを搭載しており、今までよりも
幅広いワークロードをサポート可能に
45
モデル
vCPU
RAM
Baseline
Performance
CPU Credit/
Hour
料金
(東京)
t2.nano
1
0.5GB
10%
3
$0.08/h
t2.micro
1
1GB
15%
6
$0.16/h
t2.small
1
2GB
25%
12
$0.32/h
t2.medium
2
4GB
40%
24
$0.64/h
t2.large
2
8GB
60%
36
$0.128/h
t2.xlarge
4
16GB
90%
54
$0.256/h
t2.2xlarge
8
32GB
135%
81
$0.512/h
micro
large
small
medium
xlarge
2xlarge
EC2の新インスタンスファミリR4を発表
• 大容量メモリを搭載したR3の後継としてR4を発表
• 2.4GHzのIntel Xeon E5-2686(Broadwell)を搭載し、DDR4のメモリ
と大容量で高速なL3キャッシュを利用可能
• バージニア、オハイオ、オレゴン、北カリフォルニア、アイルランド、
フランクフルト、シドニー、北京、GovCloudで本日から利用可能
46
モデル
vCPU
RAM
NW帯域
r4.large
2
15.25GB
最大10Gbps
r4.xlarge
4
30.5GB
最大10Gbps
r4.2xlarge
8
61GB
最大10Gbps
r4.4xlarge
16
122GB
最大10Gbps
r4.8xlarge
32
244GB
10Gbps
r4.16xlarge
64
488GB
20Gbps
R4
EC2の新インスタンスファミリI3を発表
• I2インスタンスの後継としてNVMeベースのSSD
を搭載したI3インスタンスを発表
• 負荷の高いリレーショナルデータベースや、
NoSQLデータベースに最適
• 低遅延のNVMe接続のSSDを搭載し4KBランダム
アクセスで最大3,300,000IOPS、16GB/sを実現
• 6種類のインスタンスタイプを提供予定。最大
64vCPU、488GBメモリ、15.2TBのSSDストレー
ジを搭載
• Elastic Network Adaptor(ENA)をサポート
47
I3
EC2の新インスタンスファミリC5を発表
• C4インスタンスの後継として、Skylakeコアの
Xeonを搭載したC5インスタンスを発表
• 前世代のBroadwell(C4に搭載)と比較して、AVX512命令セットを利用可能で機械学習やマルチメ
ディア、科学技術計算などに向く
• 6種類のインスタンスタイプ、最大72vCPUと
144GBのメモリを搭載する
• Elastic Network Adaptor(ENA)をサポートし、
EBS最適化オプションがデフォルトで有効となる
48
C5
EC2の新インスタンスファミリF1を発表
• FPGAを搭載し高性能計算用途に最適なF1を発表
• Intel Xeon E5-2686v4(2.3GHz, Turbo mode対応)と
1個から8個のFPGA(Xilinx UltraScale+ VU9P)、最大
976GBのメモリ、4TBのNVMe接続のSSDを利用可能
• FPGA Developer AMIを提供。FPGA向けアプリケー
ションはVHDLまたはVerilogを利用して開発する
• サンプルアプリケーション等はF1 Hardware
Development Kit(HDK)として提供
• バージニアリージョンにてデベロッパープレビューを実
施中。他リージョンへの展開も準備中
49
F1
Amazon EC2 Elastic GPUsを発表
• GPU搭載していないインスタンスタイプ
でも利用可能なElastic GPUsを発表
• アタッチするだけで高度なグラフィクス
アクセラレーション機能を利用可能に
• 現時点ではWindowsでのOpenGLをサ
ポートする。他のAPIについては後日対応
予定
– DirectX
– Vulkan
• 利用可能時期は追って発表予定
50
タイプ
GPU
メモリ
対応OS
API
eg1.medium
1024MB
Windows
OpenGL
eg1.large
2048MB
Windows
OpenGL
eg1.xlarge
4096MB
Windows
OpenGL
eg1.xlarge
8192MB
Windows
OpenGL
CloudFrontのRegional Edge Cacheを発表
• エッジロケーションからオリジン間に配置
する中間キャッシュサーバを追加コストな
しで自動的に利用可能に
• 物理的に様々な場所からアクセスが行われ
る場合に、オリジンに対するコンテンツ取
得を削減することができる
• Regional Edge Cacheは東京、北バージニ
ア、オレゴン、サンパウロ、フランクフル
ト、シンガポール、ソウル、ムンバイ、シ
ドニーの9カ所に設置
51
中間キャッシュ
から送出
re:Invent 2016の新発表(12/1分)①
1. [NEW]AWS Batchを発表
2. [NEW]AWS Step Functionsを発表
3. [NEW]AWS CodeBuildを発表
4. [NEW]AWS X-Rayを発表
5. [NEW]AWS Pinpointを発表
6. [NEW]Lambda@Edgeを発表
7. [NEW]AWS Shieldを発表
8. [NEW]ECS向けのオープンソーススケジューラBloxを発表
9. [NEW]AWS Glueを発表
10.[NEW]EC2 System Managerを発表
11.[NEW]AWS Personal Health Dashboardを発表
52
re:Invent 2016の新発表(12/1分)②
12.[NEW]Amazon AppStream 2.0を発表
13.VPC内のEC2インスタンスがIPv6をサポート
14.AWS LambdaがC#をサポート
15.AWS LambdaのDead Letter Queue
16.OpsWorks for Chef Automateを発表
53
AWS Batchを発表
54
•
フルマネージド型のバッチ処理実行サービス
•
並列度の高い非同期処理を、クラスタの管理を
行うことなしに容易に実現できる
•
ジョブとして登録したアプリケーションやコン
テナイメージをスケジューラが実行
•
利用するインスタンスタイプや数、スポット利
用有無などはCompute Environmentとして任
意に指定可能
•
AWS Batchの利用料金は無料。起動したリソー
スについて課金される。バージニアリージョン
にてプレビューを実施中
スケジュール
実行
処理を
依頼
AWS Batchで管理
AWS Step Functionsを発表
• ワークフローが複雑で、条件分岐が発生するような
処理を容易にデザインおよびステップ管理できる
サービス
• ワークフローはJSONで定義し、個々の処理ステップ
は、Lambda関数、EC2やECS上のアプリケーション
で実装可能
• バージニア、オハイオ、オレゴン、アイルランド、
東京リージョンで利用可能
• 毎月4,000回のState Transition(処理間の遷移)の呼
出しは無料。それ以上は1,000回毎に$0.025となる
55
AWS CodeBuildを発表
56
•
構築不要でスケーラビリティを備えビルドと
テストが実行可能なマネージドサービス
•
分単位の時間課金
•
ソースレポジトリとして、AWS
CodeCommit、 GitHub、S3を利用できる
•
ビルド環境としてLinuxのAndroid/Java/
Python/ Ruby/Go/Node.js/Dockerをサ
ポート。カスタムビルド環境も構築可能
•
CodePipelineと連携しCI/CD環境を実現
•
バージニア、オレゴン、アイルランドのリー
ジョンで利用可能
タイプ
RAM
vCPU
料金
(米国)
build.general1.small
3GB
2
$0.005
/min
Build.general1.medium
7GB
4
$0.010
/min
Build.general1.large
15GB
8
$0.020
/min
AWS X-Rayを発表
57
•
End-to-Endで分散アプリケーション環境へのリクエスト
トーレスを取得し、デバッグ・分析を行うマネージドサー
ビス
•
アプリケーションにSDKとAgentを実装することで、ト
レースデータをX-RayにJSONで送付
•
言語はNode.js, Java, C#.NETをサポートし、今後順次追
加予定
•
トレースデータを元に、サービスマップの生成と、レスポ
ンスタイム含む詳細情報を収集。コンソール/AWS
API/CLIによりデータ分析が可能
•
GovCloud/北京除く各リージョンでプレビュー実施
AWS Pinpointを発表
• モバイルアプリケーション向けターゲットプッシュ通知
サービス
• クライアントデバイスからエンゲージ情報を収集し、
ユーザのセグメントおよびファンネル分析を実施
• カスタムイベントやカスタムアトリビュートを利用し、
特定セグメントに対するキャンペーン通知と結果の再分
析や、A/Bテスト分析に活用
• スケジュール通知やサイレント通知にも対応
• 送信メッセージ数、受信イベント数、ターゲットユーザ
数毎に課金
• バージニアリージョンにて提供を開始
58
※価格情報はこちらを参照 https://aws.amazon.com/pinpoint/pricing/
Lambda@Edgeを発表
• Lambdaベースの処理をCloudFrontのエッジロケー
ションで実行し、リアルタイムにヘッダー、URLなど
の編集可能に
• アプリケーションはJavaScript(Node.js)で記述し、利
用可能メモリは128MB、実行時間の上限は50ms
• 実行のタイミングは下記の4種類
–
–
–
–
Viewer Request:リクエスト受信時に実行
Viewer Response:クライアントへの応答時に実行
Origin Request:キャッシュが無い場合に実行
Viewer Response:オリジンからの応答受信時に実行
• リミテッドプレビューを開始
59
ヘッダなど
を編集!
AWS Shieldを発表
60
•
マネージドDDoSプロテクションサービス
•
無償版のAWS Shield for Everyoneと有償版の
AWS Shield Advancedをご用意
AWS Shield for Everyone
AWS Shield Advanced
• ネットワークフローモニタリングによるクイック検知
• 一般的なL3/L4レイヤーへのアタックからのプロテクショ
ン機能
• パケットフィルター、優先度をつけたトラフィック
シェーピング等の技術を使いアプリケーションへの影響
を与えず、攻撃を軽減
• 全てのリージョンで利用可能
• 大規模かつ高度な攻撃に対する包括的な防御を実施
• CloudFront, Route53, ELBにて利用可能。 AWS WAF
の利用料金も含む
• アドバンスなL3/L4レイヤーへのアタックからのプロテク
ション機能
• ほぼリアルタイムにCloudwatchに分析・調査情報を通知
• 24x7 連絡可能なDDoS Response Teamによるスペシャ
ルサポート
• 年契約による$3,000/月とデータ転送コスト
※詳細な価格情報はこちらを参照 https://aws.amazon.com/shield/pricing/
ECS向けのオープンソーススケジューラ
Bloxを発表
• Amazon ECS向けコンテナ管理およびオーケ
ストレーションツール群を提供するオープン
ソースプロジェクト
• ECS向けカスタムスケジューラによるタスク
の制御、3rd Partyスケジューラとの連携
• クラスターのスケールも管理
• GitHubをレポジトリとして利用し、Issueや
Pull Requestを管理
http://blox.github.io
61
Cluster-StateService
daemon-scheduler
AWS Glueを発表
62
•
フルマネージドデータカタログ & ETLサービ
ス
•
データソースの所在を管理、分析用データの
準備、適切なデータストアへのデータ格納を
実施
•
自動的にトランスフォーメーションの生成
•
スケジューリングによるジョブの実行と管理
•
S3, RDS, Redshift その他 JDBC対応データ
ストアをサポート
•
プリアナウンスサービス
EC2 Systems Managerを発表
•
EC2インスタンスやオンプレミスの構成管理を自動化
するためのサービス
•
様々な運用タスクの自動化が可能
– WindowsのOSパッチ適用
– システムイメージの作成
– Windows/LinuxのOS設定 など
• AWS Configとの連携により、OSレベルの設定
変更の履歴を見える化することができる
• EC2 Systems Managerは無料で利用可能
63
AWS Personal Health Dashboardを発表
64
•
お客様が保有しているAWSリソースに関するメンテナ
ンスイベントを集約するダッシュボード機能を提供
•
アカウント毎に影響を受ける各種AWSサービスのメン
テナンス通知やサービス障害情報を統合してダッシュ
ボードに表示
•
通知後の自動アクションを、CloudWatch Eventや
Lambdaとの連携したり、APIを通じて3rd Party製の既
存監視システムとの連携も可能
•
全リージョン、全アベイラビリティゾーンで利用可能
Amazon AppStream 2.0を発表
• フルマネージドのアプリケーションストリーミン
グサービス
• アプリに場所・デバイスを問わずブラウザから簡
単・セキュアなアクセスを実現
• NICE DCVの技術を採用し、高いパフォーマンス
とセキュリティを両立
• 時間課金とは別にMicrosoft RDS SALの料金
$4.19/ユーザ/月が必要(BYOL可)
• バージニア、オレゴン、アイルランド、東京リー
ジョンで利用可能
65
※詳細な価格情報はこちらを参照 https://aws.amazon.com/appstream2/pricing/
VPC内のEC2インスタンスがIPv6をサポート
• VPC内のEC2インスタンスでIPv6をサポー
ト。対象はM3/G2以外の現行世代のインス
タンスタイプ
• IPv6環境下でプライベートサブネットを実
現するためにEGW(Egress only Internet
Gateway)を利用することになる
• 追加料金なし
• オハイオリージョンにて利用可能。他リー
ジョンには順次展開予定
66
AWS LambdaがC#をサポート
• AWS LambdaでC#によるアプリケーションを実
行可能に。.NET Core 1.0ランタイムで稼働する
• AWS Toolkit for Visual Studioに含まれるC#ア
プリケーションのテンプレートを利用して、開発
を行うことができる
• AWS CLIやManagement Consoleも利用可能。
ランタイムとして”C#”を選択し、パッケージン
グしたZipファイルをアップロードする
• 東京リージョンでも利用可能
67
AWS LambdaのDead Letter Queue
• ファンクションの実行エラー時にSQSのキューま
たはSNSトピックにその情報を通知できるように
• 単純な実行エラーの通知のほかに、原因分析のた
めにも有用な情報源となる
• 2回のリトライを行い、すべてエラーとなった場
合に通知が行われる
• S3やSNSからイベントが発行される、非同期呼び
出しで利用できる
68
失敗時の
情報
DLQ
OpsWorks for Chef Automateを発表
69
•
マネージドChef ServerとChef Automateを
OpsWorksと連携させたサービス
•
Chef AutomateによりCookbookとコードの
Continues Deploymentワークフローの制御、コン
プライアンスやセキュリティテストの実施を実現
•
OpsWorksはシステム環境のプロビジョン、パッチ
適用、バックアップ、Chef Serverの管理を実施
•
Chef Serverへの接続ノード数毎に時間課金
•
バージニア、オレゴン、アイルランドの各リージョ
ンで利用可能
OpsWorks
https://www.chef.io/chef/
その他re:Invent 2016の発表内容
1. AWS Mobile HubがAmazon Lexとの統合を発表
https://aws.amazon.com/blogs/aws/build-enterprise-mobile-apps-with-aws-mobile-hub-new-usermanagement-and-saas-integration/
2. AWS IoT Buttonのデベロッパーエクスペリエンスを改善
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/announcing-an-improved-aws-iot-button-developer-experience/
3. AWS IoT Buttonのエンタープライズ企業向けプログラムを発表
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2016/11/announcing-the-aws-iot-button-enterprise-programnow-in-limited-preview/
4. API Gatewayで開発者むけポータルの自動生成が可能に
https://aws.amazon.com/blogs/compute/generate-your-own-api-gateway-developer-portal/
5. API GatewayのAPIをAWS Marketplaceで販売可能に
https://aws.amazon.com/blogs/compute/monetize-your-apis-in-aws-marketplace-using-api-gateway/
6. AWS ConfigとAmazon EC2 Systems Managerとの連携が可能に
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2016/12/aws-config-now-integrates-with-amazon-ec2systems-manager-to-provide-continuous-monitoring-and-governance-of-software-on-your-ec2-instances-andon-premises-systems/
70
アジェンダ
• AWS re:Invent 2016
• アップデート速報
• 事前発表の重要アップデート
• さいごに
71
事前に発表された重要なアップデート
1. EC2インスタンス(t2, m4, c4)の値下げ
2. S3/Glacierストレージ料金の値下げ
3. Glacierの新たなデータ取り出しオプションを発表
4. CloudTrailでS3のオブジェクト単位操作をロギング可能に
5. QuickSightが一般利用可能に
6. CloudWatchのアップデート(保持期限延長、パーセンタイル、値下げなど)
7. SQSのアップデート(新しいFIFOキューと値下げ)
8. Lambdaの環境変数サポートとSAMを公開
9. Redshfitのオブジェクト名が日本語の利用をサポート
10.WorkSpacesのアップデート(Graphicsバンドル、ブラウザアクセス)
11.ELB(ALB)でリクエストトラッキングが可能に
12.RDS for Auroraのt2.mediumインスタンス(開発・検証用)
72
EC2インスタンス(T2,M4,C4)の値下げを発表
• T2, M4, C4ファミリのインスタンスについて、
利用料金の値下げを発表
• 東京リージョンにおけるオンデマンドインス
タンスの値下げ幅は以下のとおり
– T2 : 20パーセント
– M4 : 20パーセント
– C4 : 5パーセント
• 2016年12月1日から自動的に適用される。リ
ザーブドインスタンスについては12/1(UTC)
以後に購入したものに適用となる
73
※詳細な価格情報はこちらを参照 https://aws.amazon.com/jp/s3/pricing/
t2
m4
c4
Amazon S3/Glacierの値下げを発表
• Amazon S3とGlacierについてストレージ費
用の値下げを発表。2016年12月1日利用分よ
り自動的に適用
• Amazon S3-約24%OFF
– 0-50TB : GBあたり$0.025/月
– 51TB-500TB : GBあたり$0.024/月
– 501TB以上 : GBあたり$0.023/月
• Amazon Glacier-約56%OFF
– GBあたり$0.005/月
– 新しいデータ取り出し料金も(次ページ)
74
※詳細な価格情報はこちらを参照 https://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing/
Glacierの新たなデータ取り出しオプション
• これまでは一律3-5時間の待ち時間が必要だったが、
より高速・低速な選択肢を新たに利用可能に
高速
Expedited
標準
Standard
バルク
Bulk
待ち時間
1-5分
3-5時間
5-12時間
取出費用
$0.033/GB
$0.011/GB
$0.00275/GB
リクエスト費用
OnDemand:
$0.011/1req
Provisioned:
$110/Unit/月
$0.0571/1,000req
$0.0275/1,000req
• 高速取り出しではリソースの予約が可能。1Unitあたり3
回/5分のリクエストと最大150MB/sの帯域を利用できる
75
※月間10GBまでの取り出しは無料
※詳細な価格情報はこちらを参照 https://aws.amazon.com/jp/glacier/pricing/
CloudTrailがS3のオブジェクト操作ログに対応
• CloudTrailでS3のオブジェクト操作に関する
APIコールの履歴をデータイベント(Data
Event)として取得できるようになった
• データイベントの取得はバケット単位で指定
が必要。取得するイベントの種類(読込・書込
など)はイベントセレクタで選択可能
• データイベントの記録料金は10万件あたり
0.1ドルとなる
※他は従来どおり10万件あたり2ドル
76
QuickSightが一般利用可能に
• 様々なデータソースからSPICEエンジンに
データを取り込み、高速にデータを分析
• オンプレミスDBやSalesforceのデータもコネ
クタを介した取り込みに対応
• 利用するSPICEエンジンのキャパシティや機
能に応じた柔軟なプランを設定。無料利用枠
や60日間のトライアルもご用意(※)
• バージニア、オレゴン、アイルランドの3
リージョンで今すぐに利用できる
77
※料金はWebサイトにて(https://quicksight.aws/pricing/)
CloudWatchアップデート①
• データの保持期間を15ヶ月に延長。データの
粒度によって遡って参照できる期間が異なる
– 1分毎のデータポイント : 15日間
– 5分毎のデータポイント : 63日間
– 1時間毎のデータポイント : 15ヶ月間
• コンソールのデザインが改善され、メトリク
スの選択やビジュアライズがさらに容易に
• CloudWatchとCloudWatch Logsの連携が強
化され、グラフで指定した期間のログを容易
に参照することが可能に
78
CloudWatchアップデート②
• EBSスナップショットの作成やコピーの完了、
共有をトリガに、CloudWatch Eventsにイベ
ントを引き渡せるようになった
• CloudWatchでパーセンタイル統計が利用可
能に。これによって平均では埋もれてしまう
データを正しく解釈することが容易になる
• カスタムメトリクス利用料の値下げを発表。
メトリクス数に応じて40%から最大96%オフ
となり、2016年12月1日から自動適用
79
※料金はバージニアリージョンのもの。最初の10メトリクスまでは無料となる
メトリクス数
新料金
割引幅
11~
10,000
$0.30
/ Metrics
40%
10,001~
240,000
$0.10
/ Metrics
80%
240,001~
750,000
$0.05
/ Metrics
90%
$0.02
/ Metrics
96%
750,001+
SQSの新しいFIFOキューと値下げ
• 従来から利用可能だった標準キューの料金を
20%値下げし、100万件あたり0.4ドルに
• 新たにFIFOキューを発表
–
–
–
–
メッセージを「先入れ先出し」で扱える
同じメッセージを1度だけ取得可能に
最大で秒間300トランザクションまで対応
費用は100万件あたり0.5ドル
• FIFOキューはオハイオとオレゴンのリージョ
ンで利用可能。他リージョンへは2017年の早
い時期に展開予定
80
※料金はバージニアリージョンのもの。毎月100万件までは無料で利用可能
標準キューのイメージ
FIFOキューのイメージ
Lambdaの環境変数サポートとSAMを公開
• Lambda Functionの実行環境に対してあらか
じめ設定した環境変数を渡すことが可能に
– 環境変数の数に制限はないが、全体のサイズは
4KB以下である必要がある
•
サーバレスアプリケーション開発を支援するAWS
SAM(Serverless Application Model)を発表
– 元々はFlourishという名前で呼ばれていた
– CloudFromationと連携して動作する
– 詳細とサンプルについてはブログ参照
https://aws.amazon.com/blogs/compute/introducing-simplifiedserverless-application-deplyoment-and-management/
81
※AWS Serverless Application Model
https://github.com/awslabs/serverless-application-model
Redshiftのオブジェクト名で日本語をサポート
• テーブルやカラムの名称として日本語を含め
たUTF-8のマルチバイト文字を利用可能に
• 最大で127バイトまで。日本語は1文字を3バ
イトで表現するため、文字列長には注意
• マルチバイト文字のテーブル名やカラム名を
利用するにはドライバのアップデートが必要
– JDBCドライバー : 1.2.1以降
(http://amzn.to/2du0Llo)
– ODBCドライバー : バージョン1.3.1以降
(http://amzn.to/29SwNWK)
82
商品
コード
品名
単価
数量
1192
みかん
100
12
794
みりん
500
4
1594
メロン
400
56
1603
めかぶ
200
7
1867
きなこ
300
9
WorkSpacesアップデート
• GPUを搭載したGraphicsバンドルをリリース
– NVIDIA GPU(1,536CUDAコア、4GB VRAM)
– 8vCPU、15GB RAM、100GB Disks
– 料金は$30/月+$2.41/時間となる
• 専用クライアントを利用せず、ブラウザから
のWorkSpaces環境へのアクセスが可能に
– ネットワークに制約がある環境下でも利用可能
– Windows/MacOSで稼働するFirefoxまたは
Chromeからの接続をサポート
– 追加料金は不要だが、有効化が必要。既存環境
はリビルドを行うと利用可能に
83
※2016年12月2日時点の東京リージョンの金額です
ELB(ALB)でリクエストトラッキングが可能に
• HTTPヘッダを利用してクライアントからの
一連のリクエストを識別するリクエストト
ラッキング機能をリリース
• ヘッダの内容はバックエンドに引き渡される
とともに、ALBのアクセスログにも出力され
る
• CloudWatchのパーセンタイル統計と組み合
わせることで、ユーザエクスペリエンス改善
のための強力なツールに
84
Auroraがdb.t2.mediumでも利用可能に
• RDS for Auroraがdb.t2.mediumインスタンスでも
利用可能に。ただし開発・検証用途での利用を推奨
• 使い分け例は下記となる
–
–
–
–
開発者のローカル環境:ローカルのMySQL5.6
共有の開発・検証環境:Aurora(t2.medium)
性能検証環境:Aurora(R3ファミリ)
Type
本番環境:Aurora(R3ファミリ)
• 東京でAuroraをdb.t2.mediumで
動作させた場合の価格は$0.125/時間
85
vCPU,
RAM
Baseline
Performance
CPU Credit /
Hour
t2.nano
1, 0.5GB
5%
3
t2.micro
1, 1GB
10%
6
t2.small
1, 2GB
20%
12
t2.medium
2, 4GB
40%
24
t2.large
2, 8GB
60%
36
アジェンダ
• AWS re:Invent 2016
• アップデート速報
• 事前発表の重要アップデート
• さいごに
86
来年も開催します!
今年と同時期を予定
ぜひご参加ください!
87
88
Fly UP