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重点的取り組み・政策・施策評価報告書<平成21~26年度評価

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重点的取り組み・政策・施策評価報告書<平成21~26年度評価
熊本市第6次総合計画
重点的取り組み・政策・施策評価
報告書
<平成 21∼26 年度評価>
熊
本
市
≪目
次≫
本書の趣旨
................................................................. 1
本書の構成
................................................................. 1
本書の見方
................................................................. 3
Ⅰ
重点的取り組み(わくわくプロジェクト)の評価
........................... 5
1
重点的取り組み(わくわくプロジェクト)の評価の概要
2
重点的取り組み(わくわくプロジェクト)の評価結果
◆
「くらし
わくわく」プロジェクト
................... 7
..................... 15
..................................... 15
夢わく 1
子どもも大人もみんなの笑顔が輪になるまちをつくる
夢わく 2
だれもが能力を発揮でき、将来も住み続けたいと思える
.......... 15
まちをつくる ................................................ 22
◆
「めぐみ
わくわく」プロジェクト
夢わく 3
ふるさとの自然を守り、世界に誇れる環境先進都市をつくる
夢わく 4
伝統と文化が息づき、「くまもと」の恵みを満喫できる
まちをつくる
◆
◆
「おでかけ
わくわく」プロジェクト
................................... 35
だれもがおでかけしたくなるまちをつくる
夢わく 6
バス・電車、自転車などで気軽におでかけできるまちをつくる
「出会い
.... 28
.............................................. 32
夢わく 5
夢わく 7
わくわく」プロジェクト
.................... 35
.. 38
..................................... 43
温かいおもてなしの心があふれ、楽しい交流が生まれる
まちをつくる
Ⅱ
..................................... 28
政策・分野別施策の評価
.............................................. 43
................................................. 49
第1章 一人ひとりの人権が等しく尊重され、わけ隔てなく参画できる社会の実現
第1節
人権尊重の社会づくりの推進
第2節
男女共同参画の推進
................................ 54
........................................ 56
第2章 ともに支え合い、文化に親しみ安全で安心して心豊かに暮らせる生活の実現
58
第1節
自主自立の地域づくりの推進
................................ 62
第2節
市民生活の安全・安心の推進
................................ 64
第3節
危機管理防災体制の強化
第4節
消防・救急救助体制の強化
第5節
文化の振興と国際交流の推進
第6節
住民記録・土地情報の適正な管理と提供
.................................... 68
.................................. 71
................................ 74
...................... 77
第3章 生涯を通して健やかで、いきいきと暮らせる保健・福祉の充実
第4章
51
.......... 80
第1節
生涯を通じた健康づくりの推進
............................. 83
第2節
安全・安心のための保健衛生と医療の推進
.................... 85
第3節
高齢者、障がいのある人などへの生活支援
.................... 89
第4節
社会保障制度の適正な運営
.................................. 92
子育てしやすく、子どもたちの健やかな成長をはぐくむ環境づくりの推進
第1節
子どもたちの健やかな成長支援
第2節
子育てしやすい環境づくりの推進
95
.............................. 98
............................ 101
第5章
第6章
第7章
第8章
◆
Ⅲ
豊かな人間性と未来を切り拓く力をはぐくむ教育の振興
............... 104
第1節
生きる力をはぐくむ学校教育の推進
.......................... 107
第2節
生涯を通じた学習・スポーツの振興
.......................... 113
第3節
歴史的文化遺産の継承と活用
................................ 117
水と緑の良好な環境の保全と循環型社会の構築
....................... 121
第1節
環境保全活動の推進と良好な環境の保全
第2節
豊かな水と緑に囲まれた良好な環境の形成
第3節
資源循環型社会の構築
商工業の振興
第2節
観光・MICEの振興
第3節
農水産業の振興
.................... 127
...................................... 130
地域の活力をつくりだす産業・経済の振興
第1節
...................... 124
............................. 133
.............................................. 137
...................................... 142
............................................ 146
安全でだれにも優しく使いやすい都市基盤の充実
..................... 152
第1節
計画的な都市づくり
第2節
魅力と活力のある中心市街地の創造
第3節
利便性の高い公共交通体系の確立
第4節
良好な道路の整備・保全
.................................... 169
第5節
総合的な治水対策の推進
.................................... 173
第6節
安全で良好な建築物の整備・推進
第7節
良質な水道水の安定供給
第8節
着実な汚水処理施設の整備
基本計画の推進に向けて
........................................ 159
............................ 166
............................ 176
.................................... 179
.................................. 182
............................................... 185
1
協働と自主自立によるまちづくり
2
信頼される市政運営
3
効率的で質の高い行政運営
4
市域を超えた広域的連携
参考資料
.......................... 163
................................. 187
............................................. 189
....................................... 192
......................................... 198
............................................................... 201
第6次総合計画成果指標一覧
............................................... 203
平成26年度「熊本市第6次総合計画」市民アンケート調査報告書(抜粋)
..... 210
■本書の趣旨
本市は、平成21年3月に新しい熊本づくりの基本目標と10年間(計画年次平成
21年度∼30年度)の取り組み方針を掲げた「第6次総合計画」を策定しました。
この計画に基づき、財源や人材など限られた資源を最大限に活かしながら、効果的
かつ効率的に政策、施策等を進めるとともに、市民、地域団体・NPOなど、事業者、
行政が協働でまちづくりに取り組んでいくこととしています。
また、本市では、平成14年度から行政評価制度を導入しており、この計画の進行
管理においては、政策及び施策ごとに目標達成状況を適宜把握するとともに、手法の
有効性などについて評価検証を行い、改善を加えながら目標達成に努めているところ
です。
今年度、新たな総合計画の策定しており、総合計画の基本構想の策定に際しては、
熊本市行政評価制度実施要綱に基づき、政策評価を行うこととしています。今回、平
成 21∼26 年度に実施した重点的取り組み・政策・施策の評価を行い、総合計画に
掲げる目標の達成状況や課題、改善内容、今後の方向性等について取りまとめました
ので、市民の皆様に公表いたします。
■本書の構成
【基本構想のめざすまちの姿】
わくわく
「湧々都市くまもと」
∼九州の真ん中! 人ほほえみ
Ⅰ
暮らしうるおう
集いのまち∼
まちづくりの重点的取り組み(わくわくプロジェクト)の評価
基本構想に掲げるめざすまちの姿の実現に向け、特に重点的に取り組むわくわく
プロジェクトとそれを具体化する夢わくわくプラン(「夢わく」)の評価を掲載して
います。
(4つのわくわくプロジェクト、7つの夢わく)
1
「くらし
わくわく」プロジェクト
子どもも大人もみんなの笑顔が輪になるまちをつくる
夢わく 2
だれもが能力を発揮でき、将来も住み続けたいと思えるまちをつくる
2
夢わく 1
「めぐみ
わくわく」プロジェクト
ふるさとの自然を守り、世界に誇れる環境先進都市をつくる
夢わく 4
伝統と文化が息づき、「くまもと」の恵みを満喫できるまちをつくる
3
夢わく 3
「おでかけ
わくわく」プロジェクト
だれもがおでかけしたくなるまちをつくる
夢わく 6
バス・電車、自転車などで気軽におでかけできるまちをつくる
4
夢わく 5
「出会い
夢わく 7
わくわく」プロジェクト
温かいおもてなしの心があふれ、楽しい交流が生まれるまちをつくる
1
なお、重点的取り組みについては、「1 重点的取り組み(わくわくプロジェク
ト)の評価の概要」と「2 重点的取り組み(わくわくプロジェクト)の評価結果」
で構成しており、評価結果から抜粋して作成した概要と、重点的取り組みの評価結
果を掲載しています。
Ⅱ
政策・施策(分野別施策、基本計画の推進に向けて)の評価
めざすまちの姿を実現するための政策・施策の評価を、総合的、体系的に掲
載しています。(8つの政策、31の施策)
【政策】
第1章
一人ひとりの人権が等しく尊重され、わけ隔てなく参画できる社会の実現
第2章
ともに支え合い、文化に親しみ安全で安心して心豊かに暮らせる生活の実現
第3章
生涯を通して健やかで、いきいきと暮らせる保健・福祉の充実
第4章
子育てしやすく、子どもたちの健やかな成長をはぐくむ環境づくりの推進
第5章
豊かな人間性と未来を切り拓く力をはぐくむ教育の振興
第6章
水と緑の良好な環境の保全と循環型社会の構築
第7章
地域の活力をつくりだす産業・経済の振興
第8章
安全でだれにも優しく使いやすい都市基盤の充実
重点的取り組み及び各分野別施策を確実に推進し、成果をあげるため、すべ
ての施策、事業について、次のことを基本として取り組みます。その取り組み
の評価を掲載しています。(4つの基本計画の推進に向けて)
1
2
3
4
協働と自主自立によるまちづくり
信頼される市政運営
効率的で質の高い行政運営
市域を越えた広域的連携
2
○総合計画の体系図
基
本
構
想
政策(8)
基本計画の
推進に向けて
4つのプロジェクト
7つの夢わく
(4)
施策(31)
事業(約240)
細事業(約1,510)
■本書の見方
「重点的取り組み」、
「政策」、
「分野別施策」及び「基本計画の推進に向けて」に
ついて、政策・施策等の概要、取り組み状況、目標の達成状況、課題・改善内容、
次年度以降の方向性などをPDCAサイクルごとに整理して記載しています。
【評価の構成項目】
ⅰ)夢わく・政策・施策の概要(PLAN)
ⅱ)取り組みの状況・施策の主な構成事業(DO)
ⅲ)成果指標と主な課題(CHECK)
ⅳ)今後の方向性(ACTION)
1
夢わく・政策・施策の概要(PLAN)
総合計画に掲げた夢わく・政策・施策の概要を記載しています。
2
取り組みの状況・施策の主な構成事業(DO)
前年度、今年度の細事業の取り組み状況について記載しています。
重点的取り組みについては、該当細事業一覧に、分野別施策については、施策
の主な構成事業に、それぞれ細事業評価結果を掲載していますが、平成27 年度
新規細事業については評価を行っていないため、原則掲載しておりません。
3
なお、施策評価については、当該施策を主に所管する局の事業・細事業を中心
に抜粋して掲載しており、施策全体の事業費や人件費は必ずしも決算値と一致し
ない場合があります。また、平成26 年度までで終了している細事業については
原則掲載していません。
3
成果指標と主な課題(CHECK)
各成果指標の推移、達成度を記載しています。また、その要因に関する検証及
び主な課題について記載しています。
なお、達成度は、以下のA∼Dで表しています。
A
B
C
D
4
平成30年度の目標値を既に達成している。
目標値に向けて順調に推移している。
基準値以上ではあるが、目標値に向けて順調に推移していない。
基準値を下回っている。
今後の方向性(ACTION)
課題を踏まえ、平成28年度以降の課題解決に向けた取り組みの方向性につい
て記載しています。
4
Ⅰ 重点的取り組み
(わくわくプロジェクト)
の評価
5
6
1 重点的取り組み(わくわくプロジェクト)の評価の概要
◆ 成果指標一覧
実績値
基準値
夢わく
成果指標
目標値
単位
達成
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
度
夢わく
1
子どもたちが健や
かに成長していると
感じる市民の割合
%
52.0
52.2
50.9
56.5
56.4
56.8
55.8
60
65
C
夢わく
2
本市で働き、住み
続けたいと感じる市
民の割合
%
69.6
72.2
68.4
73.2
71.8
71.7
69.5
75
80
C
夢わく
3
環境に配慮したま
ちづくりが進んでき
たと感じる市民の
割合
%
55.5
58.1
54.7
57.9
63.2
63.6
60.4
60
65
C
夢わく
4
熊本のめぐみ(歴
史、文化、町並み、
食など)を実感して
いる市民の割合
%
67.0
69.5
65.5
68.8
69.7
70.9
67.9
75
80
C
夢わく
5
おでかけスポットが
多くて楽しいまちと
感じる市民の割合
%
42.1
40.7
39.1
41.4
43.4
44.2
38.5
50
55
D
夢わく
6
自家用車を使わず
に出かけることが
多くなったと感じる
市民の割合
%
31.1
27.0
23.6
22.5
25.6
23.2
23.4
35
40
D
夢わく
7
観光客の満足度
%
71
74
76
72
76
78
86
75
80
A
◆ 夢わく掲載の細事業の評価結果
夢わく
拡大・充実
現状維持
見直し・改善
縮小・終期
設定
廃止・休止
合計
夢わく1
19
22
3
0
0
44
夢わく2
21
17
1
0
0
39
夢わく3
7
9
8
0
0
24
夢わく4
5
12
2
0
0
19
夢わく5
3
4
3
0
0
10
夢わく6
6
18
6
0
0
30
夢わく7
11
19
1
0
0
31
計
72
101
24
0
0
197
7
★ くらしわくわくプロジェクト
夢わく1 子どもも大人もみんなの笑顔が輪になるまちをつくる
【関係局:健康福祉子ども局、教育委員会、市民局、観光文化交流局、都市建設局】
【成果指標の状況】
子どもたちが健やかに成長していると感じる市民の割合は、H25年度の目標値に達しておらず、横ばいに推
移していることから、C評価。また、こんにちは赤ちゃん事業実施校区数もH25年度目標値に達していないもの
の、順調に推移しているためB評価。
なお、学校が楽しいと感じる子どもの割合は、H30年度の目標値を達成しており、A評価。学校支援ボランティ
アの延べ活動者数は、H25年度の目標を達成し、H30年度の目標に向けて順調に推移しており、B評価。
【成果指標の向上に向けた主な課題】
◆子どもたちが楽しく、いきいきと学び遊べる環境づくり
・児童育成クラブについて、開所時間の延長や障がい児など配慮を要する児童への対応といったニーズが多
様化・複雑化しており、指導員の増加や学校との連携の強化が必要。
・教育活動で支援を要する園・学校が著しく増加しており、園・学校の状況に応じて学級支援員の適切な配置
を行っていくことが必要。
・子どものいじめや不登校等の課題を解決するため、専門的な知識を有するスクールカウンセラーやスクール
ソーシャルワーカーに相談できる体制を充実させることが必要。
・子どもたちの豊かな人間性や社会性を育むために、ホンモノに触れる体験事業について全校で取り組みや
すくなるよう検討するとともに、地域での職場体験や自然の中での農業体験等を充実することが必要。
・子どもスポーツ教室については、子どもたちの安心・安全な居場所づくり、体力向上が図れるものであるが、
児童、保護者のニーズに沿って新規実施を行うにあたっては、学校や地域の理解・協力が必要。
◆社会全体で子育てやワーク・ライフ・バランスを応援するまちづくり
・生後4ヶ月までの乳児のいる全家庭への訪問を実施しているが、子育て支援ネットワーク等の地域組織との
連携強化が必要。
・待機児童解消のため、新たに策定した熊本市幼児教育・保育施設整備計画に基づき、計画的な整備を進め
ることが必要。
【今後の方向性など】
◆子どもたちが楽しく、いきいきと学び遊べる環境づくり
・児童育成クラブの巡回指導を強化。また、各クラブの統括的役割を担う専任指導員の拡充を図る。さらに、公
設公営クラブに加え、民間事業者の参入を検討。
・支援を要する幼児児童生徒及び園・学校の実態をより詳しく把握し、学級支援員の適切な人材確保と専門性
向上のための研修を実施。
・子どものいじめや不登校等の課題に適切に対応するため、さらに、スクールカウンセラーやスクールソーシャ
ルワーカーに相談できる体制の充実を図る。
・豊かな人間性や社会性を育むために、教育委員会がコーディネートした講師を希望する学校へ派遣して、こ
れまで以上にホンモノに触れる体験事業実施校の拡大を図るとともに、児童生徒の地域での職場体験や自
然の中での農業体験等に取り組む。
・子どもスポーツ教室において、総合型地域スポーツクラブとさらなる連携・協力を進め、学校の理解・協力を
得ながら新規実施校を増やす。
◆社会全体で子育てやワーク・ライフ・バランスを応援するまちづくり
・全校区において地域組織による委託を進め、地域の様々な子育て支援活動につないでいく。
・新たに策定した熊本市幼児教育・保育施設整備計画に基づき、計画的な保育所整備や幼稚園の認定こども
園への移行、家庭的保育・事業所内保育等の量的拡充を図ることにより待機児童の解消に努めるとともに、
保育士の研修充実や就職支援を行うなど、「質の改善」にも取り組み、子どもや子育て中の親を支援してい
く。
8
★ くらしわくわくプロジェクト
夢わく2 だれもが能力を発揮でき、将来も住み続けたいと思えるまちをつくる
【関係局:農水商工局、市民局、健康福祉子ども局、総務局、5 区役所】
【成果指標の状況】
本市で働き、住み続けたいと感じる市民の割合は、ここ数年下降傾向にあり、H26年度においては基準値を
下回る結果となり、D評価。目標達成に向けて改善策が必要。
一方、補助指標である産学連携事業化件数及び新製品・新技術研究開発助成件数、地域活動参加者の中
でスタッフとして主体的に関わった市民の割合についてはH30年度の目標を達成。
【成果指標の向上に向けた主な課題】
◆暮らしを支え、働く意欲に応える「熊本元気産業」づくり
・経済状況や雇用情勢は、緩やかに持ち直しているものの地方を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続い
ており、求人と求職のニーズが一致しない雇用のミスマッチが生じている。また、若年者における早期離職の
傾向が続いている。
・中小製造業においては、原材料価格の高騰等を背景に、収益環境は引き続き厳しい状況にあるため、新た
な事業分野への進出や魅力ある製品・技術の研究開発が大きな課題。
・新規参入による就農は、農地や農業用機械の確保などの課題が大きく、農業に対する意欲があっても就農
に辿りつかないケースが多く、就農に結び付けるためには、農地や各種支援制度の情報提供など、就農相談
体制を充実させることが必要。
◆暮らしを豊かに、将来も住み続けたいと思える地域づくり
・各区まちづくりビジョンに基づき、区民の参画と協働により、区の特性を生かした魅力あるまちづくり事業に取
り組んでいるが、今後更なる情報共有を図るとともに、地域団体等と充分に連携を図ることが必要。
・自主防災クラブの結成促進については、防災意識が高まりを受けて確実な結成増に向けて取り組む必要が
ある。また、結成されているものの活動実績が少ないクラブがあるため、活性化に向けた支援を行うととも
に、結成後の育成支援の充実が必要。
【今後の方向性など】
◆暮らしを支え、働く意欲に応える「熊本元気産業」づくり
・就職面談会を開催し、企業と求職者の相互理解による、より良い就職の場の提供に努める。また、高校生に
対する就職支援教育を実施することで、就職観の育成と就業定着を図る。
・大学等の学術機関等との連携を強化し、地場中小・ベンチャー企業による新製品・新技術の研究開発や販路
開拓を支援するとともに、企業誘致戦略を展開。さらに、医療・福祉・健康関連産業やクリエイティブ産業、本
市の地域特性を活かした産業の振興と就業機会の拡充。
・農業の持続的発展のため、既に就農している農業後継者や就農希望者を対象に補助事業をはじめ農地、中
古機械等の情報提供を行うため、各区役所に就農・営農相談員を配置し就農支援を行う。
◆暮らしを豊かに、将来も住み続けたいと思える地域づくり
・自治基本条例に基づき、さまざまな分野において、市民参画や協働で取り組む事業を拡充するとともに、各
区のまちづくりビジョンに基づき、参画と協働による区の特性を生かした魅力あるまちづくりに取り組む。ま
た、区役所の関係課が連携を図りながら、各校区の特性に応じた健康づくりの取り組みを支援する健康まち
づくりを推進。
・「自助」「共助」「公助」の理念のもと、地域防災力の要となる自主防災クラブの活性化に向けた支援を充実。
また、住民自らがハザードマップの作成に携わることで、自らの身は自ら守るという自助と、地域住民が助け
合う共助の意識を涵養するとともに、災害時の安全な避難経路や緊急避難場所等の明確化に取り組むこと
により、市民の防災意識、地域防災力の向上を図る。
9
★ めぐみわくわくプロジェクト
夢わく3 ふるさとの自然を守り、世界に誇れる環境先進都市をつくる
【関係局:環境局、上下水道局】
【成果指標の状況】
環境に配慮したまちづくりが進んできたと感じる市民の割合について、H25年度までは順調に推移している
が、H26年度は60.4%と落ち込みが見られ、C評価。昨今、電力不足の問題や、大陸からの汚染物質の飛来な
ど、市民の環境についての関心は高まっているが、30歳代以下の年齢層では、比較的環境保全への関心の低
さがうかがえる。
また、汚泥の有効利用率については、H25年度の下水汚泥固形燃料化施設による下水汚泥の有効利用を実
施し、民間委託による有効利用(セメント原料化、コンポスト化)と併せて有効利用率は100%となりA評価。
【成果指標の向上に向けた主な課題】
◆地球温暖化防止をリードする都市づくり
・地球温暖化の防止に地域から貢献することを目的として策定した「熊本市低炭素都市づくり戦略計画」に基
づき、関係機関及び各主体と連携し戦略の推進を図ってきたが、H24年度の本市の温室効果ガス排出量は
大幅に増加。H26年度には戦略計画の見直しを行い、今後も戦略計画に基づき、家庭における更なる創エネ
ルギーや省エネルギーの推進などにより排出量の削減を図る必要がある。
◆見て、ふれて、豊かさを体感できる水と緑の空間づくり
・水ブランド事業をさらに定着・浸透させていくことが必要。
・地下水かん養対策の実施により、観測している地下水位が横ばい若しくは上昇傾向にあるなどの効果が見ら
れるが、効果を持続性のあるものにするため、取り組みの拡大や見直し、新たな対策等を検討することが重
要。
・硝酸性窒素削減対策は、関係機関と協働で対策を推進する必要がある。また、東部地区は、本市地下水の
重要なかん養域であることから、硝酸性窒素濃度上昇の主な原因である家畜排せつ物の適正処理を進める
ことが必要。
◆地球環境を守るライフスタイルの実践
・地球温暖化防止に向けた市民の実践行動を促進するためには、ライフステージ別環境教育カリキュラムを、
より市民のニーズに合致させていく必要がある。
・更なるレジ袋削減に向け、「レジ袋削減に向けた取り組みに関する協定」への参加事業者の増加や広域での
連携した取り組みを拡大・充実していく必要がある。
・市民のごみ減量・リサイクルに関する意識向上を図り、実践活動の輪を拡大することが必要。
【今後の方向性など】
◆地球温暖化防止をリードする都市づくり
・関係機関及び各主体との連携を図り、創エネルギーや省エネルギーの推進、環境教育の充実など、戦略計
画に掲げた4つの戦略に基づく取り組みを着実に推進する。また、新たな短期目標の達成に向け、太陽光発
電システム、HEMS及び蓄電池などといった機器が複合的に導入されたスマートハウスの普及を促進する。
◆見て、ふれて、豊かさを体感できる水と緑の空間づくり
・地下水都市熊本を内外に効果的にPRし、市民の地下水保全への意識の定着を図る。
・森林土壌の保水力効果の高い健全な造林事業を継続しつつ、国、県、あるいは学識経験者等の協力を仰ぎ
ながら、本市の地下水保全対策事業においてかん養される地下水の総量を精査していくことが重要。
・水質保全対策では、熊本県及び(公財)くまもと地下水財団と連携し、本市以外の熊本地域各市町村の硝酸
性窒素削減対策を実施していく。
◆地球環境を守るライフスタイルの実践
・ライフステージ別環境教育カリキュラムの推進を図る等、地域に根ざしたきめ細かな環境教育を推進し、市民
や事業者の実践行動を促進する。
・レジ袋削減のため、協定の不参加事業者への呼びかけ、都市圏の市町村や事業者等と協働で取り組む。
・家庭や地域、学校を対象にした、ごみ減量・リサイクルに関する周知・啓発の強化を図る。
10
★ めぐみわくわくプロジェクト
夢わく4 伝統と文化が息づき、「くまもと」の恵みを満喫できるまちをつくる
【関係局:観光文化交流局、農水商工局、健康福祉子ども局、都市建設局、教育委員会】
【成果指標の状況】
熊本のめぐみ(歴史、文化、町並み、食など)を実感している市民の割合については、H26年度、基準値は上
回るものの減少に転じ、C評価。目標達成に向けて更なる取組みの強化が必要。
なお、ふれあい給食等実施学校数は、H25年度以降はH30年度の目標値を達成しており、A評価。一方、その
他の補助指標については、H25年度より減少となっている。
【成果指標の向上に向けた主な課題】
◆地域に息づく伝統や市民の力が生み出す新しい熊本文化の振興
・熊本城第Ⅱ期復元整備事業は、文化庁指摘事項に伴い年次計画を見直す必要あり。新一口城主制度は、
寄附金が減少傾向。
・城下町の風情を感じられる町並みづくりを進めるために、町並みづくり助成制度の広報周知が必要。
◆豊かな農と食の恵みを生かしたまちづくり
・農業わくわく化事業は、事業費に対し全体の申請額が上回る状態が続いており、要件を満たすものについて
は採択できるような工夫が必要。さらに、事業内容の拡充も農家から要望が寄せられているため必要性や効
果等について分析することが必要。
・市民に対する農産物への理解促進を更に深めるため、イベントのみならずあらゆる場面において、市民が地
元農産物を入手し味わうことが出来るような環境づくりが必要。
・市民に対する食の安全安心・食育推進に関するさらなる啓発や環境づくり、また、食品関連事業者・関連団
体の食育の取り組みを推進していくことが必要。
【今後の方向性など】
◆地域に息づく伝統や市民の力が生み出す新しい熊本文化の振興
・熊本城第Ⅱ期復元整備事業は、H27年度迄に総括報告書(整備事業編)を刊行し、適正な保存整備を実施。
新一口城主制度は、各種広報媒体等を通じて広報活動に努める。
・新町・古町地区の歴史的建造物等への回遊性を誘発し、町屋等への修景助成と合わせて、町並み景観を形
成するための道路の美装化等を行い、地域の魅力向上を図る。
◆豊かな農と食の恵みを生かしたまちづくり
・農業わくわく化事業は、これまで実施してきた内容について緊急度や効果等を深く検討を行い、今後、必要性
の高い多くの取り組みに応えるよう努める。
・直売所においては、年間を通した農産物や加工品の安定供給と、さらには、地元農産物を手軽に入手するこ
とができるよう、安全・安心な農産物への理解促進と新商品の開発強化を図り、効果的なPR活動も行う。
・安全・安心な学校給食を提供するとともに、望ましい食生活を営む態度を養うため、年間指導計画に基づく食
育に関する指導、学校給食への地場産物の活用、地域住民を招いての「ふれあい給食」等を通じ、食育をよ
り一層推進する。
11
★ おでかけわくわくプロジェクト
夢わく5 だれもがおでかけしたくなるまちをつくる
【関係局:農水商工局、観光文化交流局、都市建設局】
【成果指標の状況】
おでかけスポットが多くて楽しいまちと感じる市民の割合は、H26年度、基準値を下回っている。目標達成に
向けて更なる取り組みの強化が必要。
動植物園の入場者数はわくわく江津湖フェスタをはじめ様々なイベント開催により近年増加傾向にあるもの
のH26年度は横ばいとなっている。近隣・地区公園トイレのバリアフリー化率は、既にH30年度の目標値を達成
し、完了。
【成果指標の向上に向けた主な課題】
◆にぎわいと楽しさあふれるまちづくり
・官民一体となったイベント事業等や商店街が実施する活性化事業等により、一定の賑わいは創出できている
が、持続的な賑わい創出につなげていくことが必要。
・空き店舗の解消については、民間や個人など対象範囲の拡大等補助要件の見直しにより、一定の成果が出
てきているものの、街全体に広げていくためには、抜本的な対策を検討することが必要。
・火の国まつり、お城まつりについては、多彩で魅力あるイベントを実施している民間の活力を最大限に生か
すことが有効であり、連携した取り組みにより、にぎわい創出を図ることが必要。
◆自然の豊かさと安らぎに満ちたオアシスの創出
・来園者の少ない平日や荒天の対策として、効果的な集客事業の展開を検討することが必要。
【今後の方向性など】
◆にぎわいと楽しさあふれるまちづくり
・中心市街地の持続的な賑わい創出に向けて、本市が桜町・花畑地区の新たな方向性として示した「にぎわい
と潤いに満ちた上質な都市空間」におけるシンボルプロムナード及び広場等の利活用について「桜町・花畑
周辺地区まちづくりマネジメント検討委員会」をはじめ、商店街、民間団体等からの意見を踏まえながら検討
を行う。
・商店街自らが実施するイベント事業等への支援を引き続き行っていくことはもとより、空き店舗対策として、高
止まりしている家賃等、空き店舗の課題解消に向け、商店街団体や不動産オーナーによる組織を立ち上げ、
空き店舗の利活用策について検討し、実施。
・火の国まつり、お城まつりについては、官民の連携を進め、内容の充実を図りながら、今後も継続して本市全
体の活性化や観光客誘致に繋がるにぎわい創出に努める。
◆自然の豊かさと安らぎに満ちたオアシスの創出
・動植物園の給排水施設整備の計画は、第4期再編整備との整合性を図りながら実施。
・公園のバリアフリー化(近隣・地区公園)については、地域の憩いの場である公園をさらに使いやすくするた
めの計画の実施は完了したものの、今後の公園整備・改修においてバリアフリー化を進める。
12
★ おでかけわくわくプロジェクト
夢わく6 バス・電車、自転車などで気軽におでかけできるまちをつくる
【関係局:都市建設局、健康福祉子ども局】
【成果指標の状況】
自家用車を使わずに出かけることが多くなったと感じる市民の割合は、年々下降傾向にあり、D評価。目標達
成に向けて改善策が必要。
なお、市中心部の放置自転車の台数についてはH30年度の目標値を達成しておりA評価。
【成果指標の向上に向けた主な課題】
◆だれもが利用しやすい公共交通システムの整備
・将来のバス路線網再編に向けたゾーンバスシステム導入に係る乗換拠点整備検討や競合路線の解消な
ど、コンパクトシティ等の都市政策と連動した取組みを一層進めていくことが必要。
・熊本市優待証は、対象となる高齢者が増えていく一方で、利用件数が下降している。
◆自転車が利用しやすい環境や快適な歩行空間の整備
・市中心部は高密度に土地利用が図られ、駐輪場として活用できる空地がない。これからの駐輪対策は行政
と民間事業者が連携・協働して進めることが必要。また、放置自転車の更なる解消と、駐輪場の利用促進が
必要。
◆駅、港、空港、高速インターチェンジと都心とのアクセス向上
・北熊本スマートインターチェンジは用地交渉が難航し、供用開始時期に遅延が生じる見込み。
・熊本駅については、乗り換え便利な駅とするため、新幹線開業後の利用実態を踏まえた交通結節機能の強
化についてさらなる検討が必要。
【今後の方向性など】
◆だれもが利用しやすい公共交通システムの整備
・持続可能な公共交通ネットワーク形成を図るため、ゾーンバスシステムの導入や、バス路線網再編等、公共
交通基本条例の基づく取組みの着実な推進を図る。
・熊本市優待証及びおでかけ乗車券については、交通系ICカードへの対応を行っていく。
◆自転車が利用しやすい環境や快適な歩行空間の整備
・駐輪マナーの啓発と撤去活動の強化に継続して取り組むとともに、「熊本市駐輪場マップ」の周知、指導員に
よる駐輪場への案内など駐輪場の利用促進に努める。また、民間事業者による駐輪場の運営を促進する。
◆駅、港、空港、高速インターチェンジと都心とのアクセス向上
・北熊本スマートインターチェンジの早期供用開始に向けて、より一層の担当部局との調整を図るとともに、国
土交通省やNEXCO西日本と十分な協議を行い計画的に事業を進める。
・熊本駅部については、駅前広場のレイアウトの策定・公表を行い、連立事業の進捗に合わせ平成31年度中
の完成を目指す。
13
★ 出会いわくわくプロジェクト
夢わく7 温かいおもてなしの心があふれ、楽しい交流が生まれるまちをつくる
【関係局:観光文化交流局、農水商工局、健康福祉子ども局、都市建設局、環境局、市民局】
【成果指標の状況】
観光客の満足度とスポーツコンベンション開催件数についてはH30年度の目標値を達成。見本市、商談会出
展企業の商談件数についてはH25年度の目標値を達成。全ての指標においてA評価。
【成果指標の向上に向けた主な課題】
◆世界に誇る熊本シティブランドづくりと国内外への「くまもと」の魅力の発信
・地下水、城(城下町)、路面電車、江津湖など本市の魅力を磨き上げ、内外に効果的にPRすることが必要。
・観光客誘致については、九州新幹線全線開業及び東アジア戦略の展開に向け、今後も、新幹線沿線主要都
市及び本市とゆかりの深い東アジアの都市等をターゲットに、上海事務所や他都市との広域連携による取り
組みが必要。
・各種競技団体や熊本国際観光コンベンション協会、JOCなどと連携し、国内外のスポーツイベントを招致し、
スポーツの競技力向上と集客による賑わいの創出を図っていくことが必要。
・2019女子ハンドボール世界選手権大会については、施設の改修整備などの検討が必要。
◆おもてなしの心でもてなす人と仕組みづくり
・観光ボランティアの育成や多言語表記の観光案内標識の整備、熊本城周遊バスの利用者増加に向けた検
討、無料Wi-Fi環境の向上が必要。
◆九州、アジアの交流拠点にふさわしいまちづくりと内外との活発な交流の促進
・九州の縦軸・横軸を形成する都市をはじめとした九州各都市との更なる連携強化を図り、九州中央に位置す
る本市の拠点性を高めていくことが必要。
・東アジアとの経済交流について、県や貿易専門機関等との連携強化を図り、新たに海外展開に取り組む企
業の拡大を図るとともに、海外情勢や企業ニーズの急激な変化に迅速に対応することが必要。
・熊本∼台湾・高雄間定期便の利用率を確保することが必要。
・桜町・花畑地区については、事業効果を最大限に発揮するために、地域・再開発事業者・行政が一体となっ
て、熊本城のエントランスにふさわしい、わくわくしたまちづくりに取り組むことが必要。
・熊本駅周辺整備事業については、高架下や0番線跡地等についても利活用を促進することが必要。
【今後の方向性など】
◆世界に誇る熊本シティブランドづくりと国内外への「くまもと」の魅力の発信
・MICE開催に影響力のある国内外のキーパーソンとのネットワーク強化を図るとともに、インバンウンド効果の
高いインセンティブトラベルの取組みを行い、MICE施設の整備と併せ国内外から選ばれる都市を目指す。
・本市プロモーションの推進にあたっては、プロフェッショナル人材との連携をはじめ、選択と集中による展開を
図る。
・2019女子ハンドボール世界選手権については、熊本県・日本(県)ハンドボール協会などの関係団体と連携し
大会成功へ向けて事業を推進する。
◆おもてなしの心でもてなす人と仕組みづくり
・観光ボランティアの育成や多言語表記の観光案内標識の整備を行うとともに、熊本城周遊バスの利用者動
向調査等の実施、観光拠点等の無料Wi-Fi環境整備を拡充。
◆九州、アジアの交流拠点にふさわしいまちづくりと内外との活発な交流の促進
・四都市連携の各分野での取り組みの推進等、九州の縦軸・横軸連携強化により、九州中央に位置する本市
の拠点性を高める取り組みを推進。
・東アジアでの事業については、商談会、見本市、物産展などのビジネス機会を拡大する事業の継続や進出
企業等のネットワークを活用した観光、農業等と一体になった本市プロモーション事業を実施。
・県と連携し、熊本∼台湾・高雄間定期便の着実な利用の促進を図る。
・桜町地区再開発事業の確実な事業進捗と、花畑町広場の暫定的利活用の推進、オープンスペースの整備
計画や運営管理計画の検討を行う。
・民間開発の誘導や地域の方とのワークショップや勉強会を通じた具体的なにぎわいづくりの施策などの検討
を進め、駅前にふさわしいまちづくりを進める。
14
2 重点的取組み(わくわくプロジェクト)の評価結果
★ くらしわくわくプロジェクト
夢わく1
子どもも大人もみんなの笑顔が輪になるまちをつくる
【関係局:健康福祉子ども局、教育委員会、市民局、観光文化交流局、都市建設局】
1 夢わくの概要(PLAN)
◆夢わく1の概要
◆子どもたちが楽しく、いきいきと学び遊べる環境づくり
○放課後の学びや遊びの場である部活動、児童育成クラブや放課後子ども教室、元気に安全に遊べる公園など、子どもが楽しく親が
安心できる居場所づくり
○学ぶ楽しさ・分かる喜びを実感できる学習、自然や生き物、芸術・文化とふれあう体験、住んでいるまちを誇りに思い、郷土の先輩や
熊本の歴史に学ぶ機会づくり など
◆社会全体で子育てやワーク・ライフ・バランスを応援するまちづくり
○子どもを安心して産み育てられる保育、保健・医療サービスの充実や、既存の保育園や幼稚園等を生かした新たな保育環境づくり
○女性や子育て世代などがいきいきと活動できるよう、仕事と子育てなどの両立を支援する仕組みづくり など
2 取り組みの状況(DO)
①取り組みの概要
◆子どもたちが楽しく、いきいきと学び遊べる環境づくり
○児童育成クラブの整備など子どもの放課後の居場所づくりに関する事業に取り組んできました。
○放課後子どもプラン推進事業による学びノート教室の開催等、子どもの安全・安心な居場所づくりに取り組むとともに、おはなしボラ
ンティアと協働した「おはなし会」等の実施、熊本博物館での子ども科学・ものづくり教室や各種講座を通して、熊本の自然、歴史・文
化を楽しく学べる機会の充実を図りました。
○少人数学級による、一人ひとりを大切にしたきめ細かな指導や学びノートの活用を通した、基礎学力の定着に取り組むとともに、ホ
ンモノにふれる体験などによる、豊かな感性や多様な個性を育み生きる力が養われる心の教育の充実、学級支援員を特別支援学級
等へ配置するなど、一人ひとりの個性や特性を伸ばし、学ぶ楽しさと分かる喜びを実感できる学校づくりに取り組んできました。
○地域住民が自主運営している「総合型地域スポーツクラブ」に運営を業務委託し、活動拠点となる学校と連携しながら各種スポーツ
教室を実施しました。
※H26年度実施状況
継続:出水南小学校、城北小学校、花園小学校、城山小学校、川上小学校、菱形小学校、月出小学校、奥古閑小学校、山本小学
校
新規:西里小学校、一新小学校
◆社会全体で子育てやワーク・ライフ・バランスを応援するまちづくり
○仕事と子育ての両立を支援する仕組みづくりを構築し、子どもを安心して産み育てられるよう、保育サービスの充実や、病児・病後
児保育の拡大、子ども医療費助成、生後4ヶ月までの乳児のいる家庭への訪問事業などを実施しているほか、父親の子育てを応援す
る取り組み等を推進しました。
○学校支援ボランティアの活動促進や学校評議員制度の活用等、子どもたちの健やかな成長を支援する学校・地域・家庭の連携を
推進しました。
○児童館(室)のある公民館で地域の子育て支援諸団体と連携し、子育て相談等を行う「子育てサロン」を実施しました。
○社会的ルールやしつけのあり方などについて考える「家庭教育セミナー」を実施しました。
○「夢わくわく」公園機能向上経費として各区保健子ども課の協力を得て、子育て中の保護者にアンケートを実施し、その結果を踏ま
えH21年度に平成中央公園、H22年度に錦ヶ丘公園、H23年度に八景水谷公園、H24年度に白川公園、H25年度に小島公園に幼
児用の遊具等を備えた広さ200∼300㎡の子育て支援コーナーを設置しました。
15
②主な事業一覧
細事業名
所管課
地域子ども活動推進事業
青少年育成課
熊本城子どもわくわく体験学
習
青少年育成課
人と動物くらしイキイキ事業
動物愛護セン
ター
概 要
子どもたちが様々な野外体験活動などを通して、「生きる力」を育むことが
できるよう青少年活動(野外活動等)の指導者を養成し、安全で教育的効
果の高い青少年活動を推進する。
子どもたちが熊本城での様々な体験学習を通して、熊本の歴史や文化を
楽しく学ぶ機会を提供する。
動物愛護推進協議会や獣医師会、市民等と連携し学校等に出向き「動物
ふれあい訪問教室」等による動物愛護の普及啓発を行う。
児童育成クラブの新規開設や入会児童数の増加に伴い、適切に施設整
備等を行う。
小学校区を単位として児童育成クラブを設置し、指導員の下、児童に適切
児童育成クラブ管理運営経費
青少年育成課
な遊びや生活の場を提供し、放課後や長期休業期間を安全に過ごせるよ
(政策)
うに管理運営を行う。
保護者への初期支援として、公民館で、保護者や親子でのグループ活動
子ども発達支援 等の支援活動を行う。
子育て安心親支援事業
センター
また、発達障がいなどに関し理解を深めてもらうため、県と市で連携して、
ライフステージ別に講演会を実施する。
心理相談員等を区役所保健子ども課に派遣し、乳幼児健診後等の相談・
子ども発達支援
子育てスマイルサポート事業
支援業務にあたり、専門相談・支援機関等とのスムーズな連携支援を行
センター
う。
児童育成クラブ施設整備経費 青少年育成課
ファミリーサポートセンター経
費
子ども支援課
地域における子育ての援助を受けたい人(依頼会員)と援助を行いたい人
(協力会員)の会員組織による相互援助活動を行う。病時の預かり送迎を
行う緊急子どもサポート事業と統合し、民間委託する。
子ども医療費助成事業
子ども支援課
小学校3年生までの全ての医療費について、養育者へ助成を行う
病児・病後児保育事業
子ども支援課
小学3年生までの病気や病気回復期の子どもを医療機関等で一時的に預
かり、仕事と育児の両立を支援する。
認可外保育施設助成
保育幼稚園課
認可外保育施設に対して児童・職員の健康診断費用等の助成を行う。
H21∼H26
事業費累計
H27予算額
細事業
評価結果
2,177
135 見直し・改善
2,769
558 現状維持
221,328
1,591 拡大・充実
290,103
90,913 拡大・充実
2,861,280
578,023 拡大・充実
74,457
20,277 現状維持
32,163
9,283 現状維持
22,526
17,142 現状維持
9,547,523
1,773,415 拡大・充実
371,147
80,200 現状維持
77,115
18,100 拡大・充実
165,359
30,000 拡大・充実
3,583,840
718,100 現状維持
私立保育所一時預かり事業助
保育幼稚園課
成
保護者の傷病等による緊急時に一時的に児童の預かり保育を実施するた
めの費用を助成する。
妊婦・乳児健康診査経費
子ども支援課
妊婦健康診査、乳児健康診査(3か月児、7か月児)を医療機関に委託し
て実施する。
家庭的保育事業
保育幼稚園課
家庭的保育事業を認可保育所に委託するための経費
72,108
5,800 拡大・充実
待機児童支援助成事業
保育幼稚園課
認可保育所の入所要件を満たし、入所申込を行っても入所できない児童
について、一定条件のもとで、認可外保育施設を利用している保護者に対
し、利用料の一部を助成する。
37,992
14,000 現状維持
こんにちは赤ちゃん事業
子ども支援課
助産師会や産科医療機関をはじめ、地域組織の協力も得ながら、生後4か
月までの乳児のいる家庭に対する訪問を実施する。
94,134
20,622 拡大・充実
児童福祉施設整備費助成
保育幼稚園課
社会福祉法人等が整備する施設及び設備整備に要する費用の一部を助
成する。
5,393,448
911,591 拡大・充実
乳幼児ママ・パパ教室事業
子ども支援課
家庭教育の充実のため、子育てサークル等のグループに講師を派遣し、
講座等を行う。
34,236
4,806 現状維持
少子化対策推進事業
子ども支援課
結婚から子育てに関する情報提供・意識啓発や仕事と子育ての両立支援
等に繋がる取組みを行う。
3,463
25,000 拡大・充実
少人数学級関係経費
指導課
少人数学級・少人数指導の効果を高めるため、研究推進体制を構築し、
指導方法の共有化や授業力の向上に取り組み、教師の指導力の向上を
図る。
9,987
1,763
現状維持
「学びノート教室」開催経費
指導課
基礎・基本の問題集「学びノート」を小学校全児童に配布するとともに、学
びノート教室での活用をとおして学ぶ意欲や学びの習慣化を目指し、子ど
もたちの基礎学力の定着を図る。
31,059
10,800
現状維持
英語指導者招致経費
指導課
JETプログラムより外国語指導助手(ALT)を招致するとともに、地域人材
(外国人)を活用し、小学校・中学校・高校に対し英語指導等を行う。
812,658
147,364 見直し・改善
ブラッシュアップイングリッシュ
指導課
事業
異なる国や文化の人々と積極的にコミュニケーションを図る態度を育てるた
めイングリッシュキャンプなどの体験活動的英語教育を実施する。
3,934
6,600
教職員資質向上経費
採用10年目以内の若手教師を対象とした教師塾を開催し、授業を参観し
たり、研究授業を行ったりする活動や授業の技を身につける講座を通し
て、授業力の向上を図る。
3,237
1,770 拡大・充実
教育センター
現状維持
管理職リーダーシップ向上経
教育センター
費
学校管理職としてのスキルや資質・力量を習得し、実践的かつ総合的な学
校経営力の向上を図る。
705
1,000
現状維持
ナイストライ事業経費
指導課
中学2年生を対象に、職場体験活動等を通して、生徒の豊かな心を育み、
主体的・実践的な態度を育成する。
30,193
3,904
現状維持
勤労体験学習事業
指導課
児童・生徒の体験不足を補うために、緑化活動、勤労体験活動等を行い、
食育や農業への理解を深め、子どもたちの社会性を養い、豊かな心を育
む。
26,147
3,848
現状維持
16
細事業名
所管課
概 要
H21∼H26
事業費累計
H27予算額
細事業
評価結果
感性をみがく教育の推進経費
指導課
(芸術)
子どもたちが、本物の芸術や自然科学に触れたり、各分野で活躍している
人の講話を聞いたりすることで、子どもたちに夢を持たせ感動を与えること
により、感性をみがき、心の教育の充実を図る。
13,432
スクールソーシャルワーカー
(SSW)配置事業
学校だけでは解決が困難な問題について、学校、家庭、関係機関等との
連携を図り、各関係者と協働しながら問題解決を図るスクールソーシャル
ワーカー(SSW)を派遣する。
71,050
23,667 拡大・充実
スクールカウンセラー(SC)配
総合支援課
置事業
いじめ・不登校・暴力行為などの児童生徒の問題行動に関して、高度な専
門的知識、技能に基づいた専門的カウンセリング等による対応を行うため
にスクールカウンセラー(SC)を配置する。
62,578
22,290 拡大・充実
学級支援員派遣経費
総合支援課
教育活動において支援を要する小・中学校に対し、担任の補助となる学級
支援員を派遣する。
714,368
198,108 拡大・充実
特別支援教育担当者スキル
アップ派遣事業
総合支援課
特別支援学級担当者のさらなる専門性の向上を図るため、中堅職員を対
象として、特別支援学校等、先進校への派遣研修を行う。
総合支援課
1,010
現状維持
5,920
1,660
現状維持
460,210
1,002,000
現状維持
257,000
現状維持
平成さくら支援学校建設事業 施設課
特別支援学校(高等部)の建設を行う。
特別支援学校整備事業(小中
施設課
学部)
特別支援学校(小・中学部)の建設を行う。
13,825
学校・地域連携推進経費
学務課
地域の人々が、教育活動等様々な分野で学校を支援する「学校支援ボラ
ンティア」の充実を図るとともに、保護者や地域住民等の意見や助言を聴
き、それを学校運営等に生かす「学校評議員制度」を活用し、地域と連携
協力した開かれた学校づくりを進める。
12,843
2,268 拡大・充実
子ども読書活動推進経費
市立図書館
良書を紹介する冊子の配布や図書館ボランティアと協働したおはなし会の
実施など子ども読書活動の推進を図る。
19,153
4,856 拡大・充実
子ども読書活動推進経費(植
植木図書館
木町)
良書を紹介する冊子の配布や図書館ボランティアと協働したおはなし会の
実施など子ども読書活動の推進を図る。
2,612
子ども科学・ものづくり経費
熊本博物館
小中学生が自然や科学技術、伝統や文化等について、体験を通して楽し
く学べる場(子ども科学・ものづくり教室)を提供する。
6,518
博物館展示整備経費
熊本博物館
博物館リニューアル工事等に着手する。
学校教育支援事業(博物館・
指導課)経費
熊本博物館
博物館の収蔵資料や学芸員の専門的な知識を、学校教育での学習活動
に活用する。
公民館子ども活動支援経費
中央まちづくり交
流室
子ども充実ホリデー事業と子どもチャレンジ公民館を統合
外18交流室
子育てサロン開催経費
五福まちづくり交 「子育てほっとステーション」である子育て支援センターと連携し、子育て中
流室
の保護者の悩み相談、学習、情報交換できる場を提供し、保護者同士の
外11交流室
交流や仲間づくりを進める子育て支援事業。
家庭教育推進事業
生涯学習推進課
子どもスポーツ教室
スポーツ振興課
287 見直し・改善
1,000
現状維持
172,386
974,000 拡大・充実
398
400 拡大・充実
9,218
2,800 現状維持
11,575
1,700 現状維持
小・中学生の子どもを持つ保護者に、子どもたちの悩みや子どもとの接し
方等、家庭教育についての学習機会を提供するとともに、家庭教育の重
要性について啓発する。また、NPO等との協働による家庭教育に関する
講座等を開催し、家庭や地域の教育力向上を図る。
1,063
1,200 拡大・充実
放課後等に学校の施設を活用して、子どもたちの安全・安心なスポーツ活
動拠点(居場所)づくりを行う。
9,083
1,700 現状維持
25,391,320
合計
17
6,992,551
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
子どもたちが健やかに成
長していると感じる市民
の割合
【補助指標】
こんにちは赤ちゃん事業
実施校区数
達成度
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
%
52.0
52.2
50.9
56.5
56.4
56.8
55.8
60
65
C
校区
−
46
64
79
80
90
93
92
95
B
40,000
D
人
38,584 39,079 45,307
81.5(H19)
%
83.3(H20)
85.3(H21)
76.3(H20)
71.1(H19)
82.9(H21)
【補助指標】
小中学校の学校支援ボ
ランティアにおける延べ
活動者数
人
24,045
(H19)
46,675 41,800 33,053 34,525 35,000
82.9
87.6
87.5
90.3
88.9
83.0
85.0
80.4
79.8
78.5
81.2
82.0
73.0
75.0
A
28,714(H20)
33,372 34,716 35,826 37,333 38,723 30,000
40,000
B
29,314(H21)
子どもたちが健やかに成長している
と感じる市民の割合
%
65
65
60
60
50.9
55
45
目標値
H21
【補助指標】 小学5年生
学校が楽しい
と感じる子ども
中学2年生
の割合
50
実績値
H20
【補助指標】
子ども講座参加者数
70
基準値
56.5 56.4
56.8
H23
H25
55.8
※達成度
A・・・平成30年度の目標値を既に達成している。
B・・・目標に向けて順調に推移している。
C・・・基準値は上回るが順調に推移していない。
D・・・基準値を下回っている。
52.0 52.2
40
H20
H21
H22
H24
H26
H30
②指標の分析
○子どもたちが健やかに成長していると感じる市民の割合について、H25年度目標値を達成していないものの、基準値(H20年度)の
52.0%より4.8ポイント増加しており、その要因としてはさまざまな子育て支援の取り組みが総合的に結びついてきていることが考えられ
ます。
○子ども講座の参加者数は、前年度から約1,500人増加しましたが、基準値を下回っている状況です。「子ども充実ホリデー」(前年度
比381人減)、「子育てサロン」(前年度比235人減)の参加者数は減少したものの、「お出かけ公民館」(前年度比2,301人増)の参加者
数が増加しました。これは、クラスや地区単位の開催から、小中学校単位の開催による規模の変化が要因と考えられます。
○ 「学校が楽しいと感じる子どもの割合」は、小・中学校ともH20年度以降7年間継続して基準値を上回り、高い水準で推移していま
す。これは、少人数学級の拡充や学びノート教室の充実など、子どもたち一人ひとりを大切にした教育の推進や、教育相談の充実な
ど様々な事業の展開による成果と捉えられます。
○ 「小中学校の学校支援ボランティアにおける延べ活動者数」は、H19年度から年々増加し、H26年度は19年度に比べ14,678人も
増えています。これは、学校からの呼びかけに対して、特に、朝の交通安全指導や学校図書館等の学校支援ボランティアが増えたこ
とによるものです。
18
③プロジェクトにおける主な課題等
◆子どもたちが楽しく、いきいきと学び遊べる環境づくり
○動物愛護の普及啓発活動(動物ふれあい訪問教室等)を充実させるために、今後、動物愛護推進協議会との協働をさらに進める
必要があります。
○児童育成クラブにおいて、開所時間の延長や障がい児の受け入れなど利用者ニーズは多様化しており、指導員不足や実施体制
の強化、学校との連携の強化が課題となっています。また、H24年度の老朽度調査結果による老朽化施設の建替え、児童数の増加
による施設の分離及び子ども・子育て支援事業計画に基づく狭隘な施設の解消を行う必要があります。
○子ども医療費の助成の拡充については、段階的に中学校3年までの引上げを行うために、持続可能な制度となるよう、自己負担の
あり方を含めた検討を行う必要があります。
○子どもたちの生きる力や豊かな心を育むため、道徳教育の充実が必要です。
○芸術分野及び道徳分野において、外部講師によるホンモノに触れる体験事業を実施していますが、H15年度から25年度まで未実
施の小中学校がまだ24%あります。今後、全校で取り組みやすくなるような方策を検討する必要があります。
○子どもたちの豊かな人間性や社会性を育むために、地域での職場体験や自然の中での農業体験等を充実していく必要がありま
す。
○近年、学力偏差値が低下傾向にあり、特に、小学校への学力向上に向けた支援が必要です。
○新学習指導要領の全面実施に伴い授業時数が増加され、放課後での学びノート教室の開催が難しい状況になっています。このた
め、長期休業中に開催するなど、学びノート教室の時間確保に努めていますが、開催日の確保については、更に工夫が必要です。
○少人数学級・少人数指導に関する指導法の改善及び共有化を図る必要があります。
○いじめや不登校などの課題や問題行動、悩みの解決には、学校だけでは対応が困難なケースも多く、専門的な知識を有する相談
員の必要性が高まっていることから、今後もスクールカウンセラー等の相談体制の充実を図る必要があります。
○教育活動において支援を要する学校・園に対し、担任の補助となる学級支援員を配置していますが、支援の必要な学校・園も著し
く増えており、学校の状況に応じて適切な配置を行っていく必要があります。
○子どもの教育的ニーズに応じた指導・支援を行うため、特別支援学級等の担当者や校内の特別支援教育の推進役となるコーディ
ネーターの専門性をさらに向上する必要があります。
○小学校・中学校・高等学校と学校段階が進むにつれて読書離れが進む傾向にあり、読書習慣を維持する取り組みを進める必要が
あります。
○熊本博物館のリニューアルについては、さらに特別史跡に配慮したものとするため、当初の計画を見直すこととしました。今後も国・
県等との関係機関と十分な協議をしながら進める必要があります。
○「公民館子ども活動支援」事業においては、安全安心な居場所のための単なる開放事業だけではなく、子どもたちにとって「生きる
力」を育む貴重な機会と捉え事業を展開する必要があります。
○子どもスポーツ教室については、子どもたちの安心・安全な居場所づくり、しかも体力向上が図れるスポーツ教室ということで児童、
保護者のニーズにあった事業です。また、運営に関しては、ある程度専門的な技能が必要であるため、業務委託先の確保が必要で
す。また、新規実施にあたっては学校や地域の理解・協力も必要です。
◆社会全体で子育てやワーク・ライフ・バランスを応援するまちづくり
○子育て安心親支援事業については、保護者等への支援体制を確立し、県と市が連携して啓発活動等を効果的・効率的に行ってい
く必要があります。
○子育てスマイルサポート事業については、各区役所保健子ども課に専門職員が出向き、相談の機会を提供し、支援機関と連携す
ることを目的としていますが、地域によっては区役所よりも交通の便が良い子ども発達支援センターでの相談を希望する場合があるた
め、市民のニーズに応じて適宜対応を図っていく必要があります。
○病児・病後児保育施設は地域バランス、インフルエンザ流行期の季節的な要因による利用者の変動等を考慮し設置する必要があ
ります。
○子育て世帯と地域とのつながりを出産直後から構築していくために、こんにちは赤ちゃん事業の地域組織への委託をさらに推進し
ます。
○認可外保育施設については、様々な助成を行い、その充実を図ってきましたが、児童処遇の向上を図る観点から、法令等に基づく
指導監督と合わせ、一定の財政的支援を行うことも視野に入れ、適正な保育の質を確保していくことが重要です。
○私立保育所一時預かり事業については、保護者のニーズが高く、いつでも利用できるよう補助事業園の拡大が課題です。
○「子育てサロン」事業については、子育て支援センター等と連携し、子育て支援情報や子育てサークル活動等各公民館の特色ある
事業を展開する必要があります。
○家庭教育推進については、入学説明会や就学時健診等効果的な学習機会を利用し、セミナー等を開催しましたが、関心の低い方
や学習の場に参加したくてもできない方への参加をさらに促進する必要があります。また、家庭教育を推進する地域リーダーをさらに
育成する必要があります。
○幼児が安全に遊べて、保護者が安心して快適に過ごすことができる公園となるようにニーズを把握して整備する必要があります。
19
4 今後の方向性(ACTION)
①今後のプロジェクトにおける事業展開の方向性(4ヵ年程度)
◆子どもたちが楽しく、いきいきと学び遊べる環境づくり
○動物愛護推進協議会と連携し、動物愛護の普及啓発活動をさらに進めます。また、H25年度に増築した愛護棟を活用した動物愛
護の普及啓発活動を進めます。
○児童育成クラブ運営の一層の充実や学校現場との連携の強化を図るため、巡回指導を強化するとともに、クラブを統括する専任指
導員を拡充し、多様なニーズに柔軟に対応するため、開所時間の延長を試行するとともに、できる範囲内での高学年の受入れに取り
組みます。加えて、公設公営クラブに加え、民間事業者の参入を検討していきます。
○児童育成クラブの施設整備については、将来推計に基づいて大規模クラブの解消を行うとともに、分離校建設に伴う児童育成クラ
ブの新設、老朽化した施設等の建替え、学校施設の活用等に取り組みます。さらに、子ども・子育て支援事業計画に基づく、施設要
件の解消に取り組みます。
○情報モラルに関する保護者向けリーフレットや教師向け道徳教育の手引書「豊かな心を育むためにⅡ」を作成・配布することにより、
道徳教育の充実を図ります。
○豊かな感性を育みホンモノにふれる体験事業において、より一層多くの児童生徒が体験できるよう、教育委員会がコーディネートし
た講師を希望する学校へ派遣するなど、これまで以上に開催校の拡大を図っていきます。
○子どもたちの豊かな人間性や社会性を育むために、児童生徒の地域での職場体験や自然の中での農業体験等に取り組んでいき
ます。
○学力面で支援が必要な小学校に対して学力向上支援員を配置し、支援を強化します。
○学びノート教室の時間を確保するため、長期休業中の開催校を広げ、保護者・地域への制度周知を強化することで学びノート教室
サポーターを確保し、参加児童や開催回数の増加を目指します。 ○少人数学級、少人数指導においては、「少人数のよさ」を生かした学び合いの更なる実践研究に取り組むとともに、参加体験型の研
修を工夫し、ホームページや広報紙による多面的な広報活動に取り組みながら、教師の指導力向上を図ります。
○いじめや不登校などの課題や児童生徒の問題行動等の早期発見、早期対応を適切に行うため、今後もさらにスクールカウンセラー
等の相談体制の充実を図ります。
○支援を要する児童生徒への適切な対応を実現するため、学校・園からの要望に応じた学級支援員の配置ができるよう、適切な人材
確保と専門性の向上のための研修を実施します。
○子どもの教育的ニーズに応じた指導・支援を行うため、特別支援学級等の担当者や特別支援教育コーディネーターを、特別支援
教育の先進的な取り組みを行う県内外の園・学校に引き続き派遣するとともに、特別支援学校教諭免許取得を奨励し、専門性の向上
を図ります。
○市立特別支援学校については、「特別支援学校高等部整備基本計画」に基づき、H29年度に高等部を、「特別支援学校小・中学
部整備基本計画」に基づき、H32年度に小学部・中学部を設置します。
○中学生・高校生等の関心を引くような講演会やビブリオバトルの開催等、小学校・中学校・高等学校へと持続して読書に親しむ環境
整備を進めていきます。
○熊本博物館のリニューアルについては、国・県とも十分に協議しながら着実に進め、また、教育普及、資料の収集・保存・展示、調
査研究等、博物館における活動全体の充実を図っていきます。
○子どもスポーツ教室については、今後とも、総合型地域スポーツクラブの自主運営事業として地域のスポーツ振興、子どもたちの安
心・安全な居場所づくりや体力向上を図ります。また、学校と連携しスポーツ教室事業の新規実施校を増やし、事業を展開していきま
す。
◆社会全体で子育てやワーク・ライフ・バランスを応援するまちづくり
○子育て安心親支援事業については、発達障がい支援コーディネーター養成事業を組み込み、地域療育の拠点である保育園・幼稚
園において園内での発達障がい児や保護者への適切な対応及び支援機関とのスムーズな連携ができる人材を育成することにより、
保護者等への支援体制を確立していきます。また、県市連携事業として、県民市民に発達障がいに関する啓発活動を効果的、効率
的に行うため、ライフステージ別に県と市が分担して講演会等を開催していきます。
○地域の子育て支援ネットワークを積極的に支援し、地域での子育て支援を更に充実させていきます。
○こんにちは赤ちゃん事業では、地域の様々な子育て支援活動への継続的な関わりにつなぐため、地域組織による第1子への訪問
対象の拡充を進めていきます。
○認可外保育施設について、これまでも入所児童の安心安全につながる助成については順次拡充を図ってきたところですが、今後さ
らなる効果的な助成とするための検討を行います。
○一時預かり事業については、地域バランスを考慮しながら実施園を順次拡大していくことを検討します。
○子ども・子育て支援新制度への移行に伴い、新たに策定した熊本市幼児教育・保育施設整備計画に基づき、計画的な保育所整備
や幼稚園の認定こども園への移行、更には家庭的保育・事業所内保育等の量的拡充を図ることで、待機児童の解消に努めるととも
に、保育士の研修充実や再就職支援を行うなど、「質の改善」にも取り組むことで、子どもや子育て中の親を支援していきます。
○病児・病後児保育施設については、利用実績及びニーズ調査等をもとに施設の増設等について検討します。
○子育てサークルについては、地域の関係機関や諸団体(育児サークル、主任児童委員等)、子育て支援センター等との連携強化を
図り、広く参加を呼びかけます。また、公民館から遠い地域での「おでかけ公民館」の充実に努めていきます。
○子育てサロンについては、地域の関係機関や諸団体(育児サークル、主任児童委員等)、子育て支援センター等との連携強化を図
り、広く参加を呼びかけます。
○幼児が安全に遊べて、保護者も安心して快適に過ごせるよう地元や利用者等の意見を聴きながら、子育て支援コーナーの整備が
効果的な公園の検討を行います。
20
②課題を解決し、事業展開を進めていく上で、次年度以降特に重点的に取り組む事項
○教師向け道徳教育の指導書「豊かな心を育むためにⅠ・Ⅱ」をもとに授業改善に取り組むとともに、道徳教育推進モデル校におけ
る実践を共有し、道徳教育の充実に取り組みます。
○豊かな感性を育む「子どもたちがホンモノに触れ、子どもたちの感性をみがく体験事業」をより多くの児童生徒が体験できるように、
子どもたちの興味・関心を引き付けるような講師のコーディネート等を行うなど、引き続き実施校の拡大に努め、さらなる事業の推進を
図ります。
○学力面で支援が必要な小学校に対して、学力向上支援員を派遣し、引き続き支援の強化を図ります。また、学びノートを活用した
学びノート教室の時間の確保、制度の周知、学びノート教室サポーターの拡充等に努め、基礎学力の向上を目指します。
○少人数学級や少人数指導の効果を上げるために、これまでの成果を踏まえ、指導法の共有化等を行い、教員の指導力向上に取り
組みます。
○いじめや不登校をはじめとする児童生徒の問題行動等の未然防止、早期発見、早期対応を適切に行うため、今後もスクールカウン
セラー等の相談体制を充実させるとともに、それぞれの専門性を発揮しながら、組織的に対応できるように連携の充実を図ります。
○支援を要する児童生徒及び学校の実態を、より詳しく把握するとともに、学級支援員の配置効果を分析し、より適切な配置を行いま
す。また、教育現場で活かせる実践的な研修を実施し、学級支援員の専門性の向上に努めます。
○熊本博物館のリニューアルを着実に実施するとともに、学校教育支援事業についても事業を継続しながら、その検証を行います。
○子どもスポーツ教室については、総合型地域スポーツクラブとさらなる連携・協力を進め事業を展開すると共に、学校とも連携し、理
解・協力を得ながら新規実施校を増やします。
○「夢わくわく」公園機能向上事業については、開始してから5ヵ年が経過していることから、施設に対する市民の方々の認知度、利用
度及び必要性を把握した上で、子育て世代が望んでいる公園及び施設に対し重点的な整備の検討を進めます。
21
★ くらしわくわくプロジェクト
夢わく2
だれもが能力を発揮でき、将来も住み続けたいと思えるまちをつくる
1 夢わくの概要(PLAN)
【関係局:農水商工局、市民局、健康福祉子ども局、総務局、5区役所】
◆夢わく2の概要
◆暮らしを支え、働く意欲に応える「くまもと元気産業」づくり
○豊かな農水産物を生かした第6次産業化や農商工連携、食を通じた観光振興、集積する高等教育機関との産学連携や企業のイノ
ベーションの促進、新商品開発や起業化支援などによる新たな産業の創出
○医療・福祉・健康関連産業や環境関連産業、クリエイティブ産業等、本市の地域特性を生かした産業の振興と就業機会の拡充
○ICT等の活用による生産性の高い農業経営や次世代を担う多様な担い手の確保・支援による強い農業づくりの推進、様々な人材
が自然の恵みを生かし暮らす活気あふれる元気な農村地域の創造 など
◆暮らしを豊かに、将来も住み続けたいと思える地域づくり
○多様な世代の地域活動への参加を促す仕組みづくりなど、若者の行動力やシニア層の経験等を生かした個性豊かな地域づくりの
推進
○子どもや高齢者・障がいのある人の見守り、防災・防犯などに対する地域力の強化による、だれもが安全安心して暮らせる地域づく
りの推進
○子育て世代や創造的人材など、多様な人々が暮らしやすさを実感できる環境づくり など
2 取り組みの状況(DO)
①取り組みの概要
◆暮らしを支え、働く意欲に応える「くまもと元気産業」づくり
○農業後継者不足や高齢化が深刻となっている中、新たな担い手を発掘・育成し、就農者の増加を図るため、農業に対する基礎学
習、実践的な農業研修などの支援事業を実施しました。
○産学連携や新技術や新商品開発へ支援を行うことにより、新たな産業創出や高付加価値化を図りました。
○研究成果の事業化や産業界への技術移転と交流を促すため、くまもと大学インキュベーターや技術研究機関を支援し、起業家の
育成、先端技術の集積と産業の高度化を図りました。
○九州各地から出展者を募集して「九州食の展示商談会」を開催し、広域的な販路拡大の機会を提供し、本市の強みである農業や
食料品製造業での販路拡大や農商工連携を促進しました。
○平成26年度から、UIJターン就職の促進を図る取組みとして、東京及び福岡において、地場企業と新卒者等の若者や即戦力人材
となる本市への移住を考えている在職者との就職面談会を開催しました。
○熊本学園大学と共催で、新規創業を目指す学生・社会人等を対象に、経営に必要な基礎知識や技能を学ぶ「起業家育成塾」とし
て開催していたものを、平成24年度からは、創業後間もない経営者を対象とし、実際に経営を行う中での課題や気づきに対する相互
の意見交換等を取り入れ、より実践的な内容へ改めた「肥後創成塾」として実施し、創業後の課題解決・発展の支援に取り組みまし
た。
○障がい者の雇用促進を図るため、事業主を対象とした支援に取り組んできました。
○男女の仕事と生活の調和の実現に向けて、社会参画できるよう、就労支援や両立支援の講座、ワーク・ライフ・バランスのセミナーの開催をしま
した。
◆暮らしを豊かに、将来も住み続けたいと思える地域づくり ○区だより発行による情報発信や区民祭り・スポーツ大会等の開催を通して、区民意識の醸成を図る。また、まちづくり懇話会やワー
クショップの開催等により区の現状や課題の把握及び情報の共有を行った。
○ボランティア活動などの市民公益活動の支援に取り組んできました。
○PIの活用推進や、協働事業の実施など、全庁的な市民協働推進に取り組んできました。
○多様な世代の地域活動への参加を促す仕組みづくりなど、若者の行動力やシニア層の経験等を生かした個性豊かな地域づくりを
推進しました。
○市民、民間団体等と連携し生涯学習情報システムによる学習情報の収集・提供体制を充実しました。
○NPO等との協働による家庭教育に関する講座等を開催し、地域の核となり家庭教育を推進するリーダーを育成し、県が実施して
いる「親の学びプログラム」の進行役として、講座受講修了者が公民館事業の家庭教育学級等で活躍することにより、家庭や地域の
教育力向上を図りました。
○地域活動拠点施設として地域公民館の運営、施設整備の支援を行いました。
○地域づくり活動の拠点施設として花園地域コミュニセンターほか10箇所を設置しました。
○「自助」「共助」「公助」の理念のもと、地域防災力の要となる自主防災クラブの結成や活動の促進に取り組んできました。また、防災
情報伝達手段としてH22年度より導入したコミュニティーエフエムの電波を利用し、「避難情報」等の緊急情報を自動起動して伝える
緊急告知ラジオを消防団、全自治会、民生委員等に配するとともに、「地域版ハザードマップ作成手引書」を基に、町内自治会単位
で自治会や自主防災クラブ、民生委員など地域住民による地域の特性を踏まえたハザードマップ作成を協働により作成しました。
○子どもや高齢者・障がいのある人等の見守り、防災・防犯などに対する地域力の強化による、だれもが安全で安心して暮らせる地域
づくり等を推進しました。
○市民一人ひとりの心身の健康は、地域の活力の源との考えから、市民との協働による健康づくりをテーマとしたまちづくりに取り組ん
できました。
22
②主な事業一覧
細事業名
産学連携支援事業
所管課
商工振興課
新製品・新技術研究開発助成
商工振興課
事業
概 要
H27予算額
細事業
評価結果
大学等の研究機関と地元企業が共同研究等により具体的事業化に繋げ
ていく産学連携の取り組みを支援することで、新事業や新産業への展開
を図る。
25,555
5,570 拡大・充実
中小企業者等が実施する新製品・新技術の研究開発事業に対し、経費の
一部を助成し、独自の優れた製品・技術を持つ地場企業の育成を図る。
30,023
6,050 拡大・充実
70,487
13,870 現状維持
3,000
500 現状維持
45,836
6,000 拡大・充実
26,122
7,390 拡大・充実
7,844
2,900 現状維持
33,845
9,700 現状維持
「くまもと大学連携インキュベータ」の入居者に対して賃料補助を行い、熊
本大学医学部・薬学部から生まれるライフサイエンス(生命工学)分野を中
心とする研究成果の事業化を目指し、入居起業の円滑な成長を支援す
る。
熊本学園大学と共催により、創業後間もない経営者等を対象に企業経営
の実践的知識・技能を学ぶ実践塾「肥後創成塾」を開催し中小企業の経
営基盤強化を図る。
大学連携型起業家支援経費
商工振興課
肥後創成塾開催経費
産業政策課
企業誘致戦略事業
産業政策課 企 企業誘致情報の収集強化と企業訪問機会の拡大を図るとともに、企業立
業立地推進室
地専用ホームページの運営、立地企業懇話会の開催等を行う。
雇用の安定と拡大経費
産業政策課
熊本市ものづくり大賞関連経
費
商工振興課
障がい者・母子家庭の母の雇
産業政策課
用対策経費
H21∼26
事業費累計
介護職員初任者研修や求人企業と求職者のマッチングを図る合同就職
面談会を開催するとともに、中高年齢者を対象にライフプランセミナーを
開催する。
地場中小企業の革新的で優れた技術力を活用した新製品を「熊本市もの
づくり大賞」として顕彰するとともに、受賞企業の新製品等について市がト
ライアル調達を実施することにより販路開拓を支援する。
特に就職が困難な障がい者・母子家庭の母等を雇用した事業所に雇用奨
励金を交付するとともに、法定雇用率を超えて障がい者を雇用する事業
主に雇用奨励金を交付する。
障害者雇用関係経費
障がい保健福祉 知的又は精神障がい者を雇用することにより、一般就労へ移行するため
課
の支援を行う。
38,321
9,158 拡大・充実
若手農業者総合支援対策事
業
担い手推進室、農
業政策課、東区農
農業後継者クラブへの活動支援をはじめ、新規就農予定者への農業に対
業振興課、西区農
する基礎学習、実践的な研修などの支援を行い新たな担い手の発掘・育
業振興課、南区農
業振興課、北区農 成を図る。
業振興課
25,278
9,814 拡大・充実
12,125
2,000 拡大・充実
26,845
7,180 現状維持
36,282
10,200 現状維持
3,958
2,000 拡大・充実
農業政策課、西区
活気あふれる元気な農村地域 農業振興課、南区 農村地域の維持・活性化に向けた計画策定経費及び農業交流体験事業
農業振興課、北区 等の計画推進事業に対する支援をする。
創造事業
農業振興課
農商工連携促進事業
販路拡大等支援事業
セミナーの開催や新商品開発助成事業の実施、熊本県産業技術セン
農商工連携推進
ターへの職員駐在により、農商工連携・6次産業化による新商品・新サービ
課
スの開発を推進するもの。
九州各地から出展者を募集して商談会を開催し、広域的な販路拡大の機
農商工連携推進
会を提供し、本市の強みである農業や食品製造業での販路拡大や農商
課
工連携を促進するもの。
立地企業支援事業
産業政策課 企 本市に進出した企業の事業継続を支援するため、また、さらなる雇用創出
業立地推進室
を促すため、人材育成及び就業支援を行う。
UIJターン就職促進経費
産業政策課
大都市圏でのUターン・Iターン希望者と地場企業との合同就職面談会を
開催するとともに、求人情報の提供や就職相談を行うサポートデスクを設
置し、UIJターン就職に向けたフォローアップを行う。
3,998
12,300 拡大・充実
創業支援事業計画推進経費
(くまもと創業チャレンジサ
ポート事業)
産業政策課
熊本市創業支援事業計画を推進し、関係機関と連携しながら創業を志す
方に対し統合的・継続的支援を行う。
3,000
3,500 拡大・充実
生涯学習推進経費
生涯学習情報システムによる学習情報の収集・提供を充実させる。また、
生涯学習推進課 庁内関係課、民間教育機関等の協力のもと「ふれあい出前講座」を実施
し、市民の学習機会の充実を図る。
6,173
市民公益活動推進経費
市民協働課
市民活動支援センター・あいぽーとを拠点としたボランティア等の活動へ
の支援及びボランティア活動保険の適用
196,252
市民公益活動支援基金経費
市民協働課
市民や事業者からの寄附を基金に積立て、それを財源として市民公益活
動の助成を行い、市民公益活動の推進を図る。
25,218
3,000
現状維持
市民協働推進経費
市民協働課
PIの活用の推進や、参画協働に関する研修の実施など、市民参画協働の
体制を推進する。
7,359
250
現状維持
校区自治協議会支援経費
5区役所まちづく
校区自治協議会の運営や課題解決に必要な事務的経費を補助し、役員
り推進課、区政
研修会の開催による情報共有を通して、円滑な運営を図る。
推進課
地域公民館活動助成経費
5区役所まちづく
地域公民館における交流・学習活動や施設整備に対して支援する。
り推進課
町内自治振興育成経費
5区役所まちづく 町内自治会に対する財政支援や研修会などを実施するとともに、加入率
り推進課
向上に取り組み、地域の自治活動を支援する。
23
83,616
481,952
1,309,193
633
現状維持
41,900 見直し・改善
18,850 現状維持
91,500
現状維持
290,100 現状維持
細事業名
所管課
H21∼26
事業費累計
概 要
地域コミュニティセンター建設
小学校区単位のまちづくりを推進するため、地域づくりの拠点施設として
生涯学習推進課
経費
計画的に整備する。
中央区まちづくり推進経費
東区まちづくり推進経費
西区まちづくり推進経費
南区まちづくり推進経費
北区まちづくり推進経費
中央区役所総務
企画課・まちづく
り推進課
東区役所総務企
画課・まちづくり
推進課
西区役所総務企
画課・まちづくり
推進課
南区役所総務企
画課・まちづくり
推進課
北区役所総務企
画課・まちづくり
推進課
H27予算額
細事業
評価結果
733,862
234,000 拡大・充実
中央区まちづくりビジョンに基づき、区のめざす姿の実現に向けて、区の
特色を生かしたまちづくりを推進する。
34,116
20,000 拡大・充実
東区まちづくりビジョンに基づき、区のめざす姿の実現に向けて、区の特
色を生かしたまちづくりを区民の参画と協働により推進する。
32,220
20,000 拡大・充実
西区まちづくりビジョンに基づき、区のめざす姿の実現に向けて、区の特
色を生かしたまちづくりを推進する。
32,191
20,000 拡大・充実
南区まちづくりビジョンに基づき、めざす区の姿の実現に向けて、区の魅
力・特性を生かしたまちづくりを区民の参画と協働により推進する。
32,971
20,000 拡大・充実
北区まちづくりビジョンに基づき、区のめざす姿の実現に向けて、区の特
色を生かしたまちづくりを推進する。
33,692
20,000 拡大・充実
校区単位の健康まちづくり経
費
健康づくり推進
課
全ての市民が生涯を通して、住みなれた地域で健康でいきいきと暮らせる
よう、健康づくりをテーマとした市民協働によるまちづくりに、小学校区を単
位に、全市的に取り組む。
34,733
15,340 拡大・充実
(特)地域自立生活支援事業
高齢者が地域における自立した生活を継続させるため、高齢者住宅に対
高齢介護福祉課 する生活支援員等の派遣、介護相談員の活動支援及び家庭内の事故等
による通報に夜間も随時対応できる体制の整備を行う。
560,454
90,556 現状維持
15,127
2,590 現状維持
68,005
9,228 拡大・充実
ひとり暮らし訪問・寝具乾燥経
市内に居住している一人暮らし高齢者を定期的に訪問し状況確認を行
高齢介護福祉課
費
う。また、衛生管理の必要な高齢者の寝具乾燥を行う。
災害時要援護者の安全を守るため、これらの人々を登録し、地域ぐるみで
迅速かつ適切に支援する仕組みを構築する。
災害時要援護者支援経費
健康福祉政策課
障害者緊急通報システム経費
障がい保健福祉 緊急時における障がい者への迅速な対応を行う通報システムを設置し、
課
地域生活の安全を確保する。
4,008
551 現状維持
相談支援事業経費
障がい保健福祉 障がい者等からの相談に応じ、必要な情報提供及び助言等を行うなど、
課
障がい者自立生活に必要な支援を行う。
499,546
121,786 現状維持
防災に関する啓発経費(政
策)
危機管理防災総 自主防災クラブに対する資機材の助成及び津波・液状化ハザードマップ
室
の作成経費。地域版ハザードマップ作成推進。
144,806
28,495 拡大・充実
新型インフルエンザ発生に備えて本市においても全庁的な対策を行う。
112,195
281 現状維持
防災情報伝達体制整備事業
危機管理防災総 市民に防災情報を周知するための緊急告知ラジオや防災行政無線等を
室
整備し、緊急災害時に対応する。
364,256
414,774 拡大・充実
成年後見制度法人後見支援
事業
障がい保健福祉 成年後見制度について、弁護士等の専門職後見人だけでなく、専門職以
課
外の市民を含めた後見人を養成することにより、制度活用の充実を図る。
5,754
5,400 拡大・充実
新型インフルエンザ対策経費 感染症対策課
5,210,218
合計
1,577,366
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
本市で働き、住み続けた
いと感じる市民の割合
基準値
実績値
達成度
目標値
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
%
69.6
72.2
68.4
73.2
71.8
71.7
69.5
75
80
D
【補助指標】
産学連携事業化件数及び
新製品・新技術研究開発
助成件数(累計)
件
5
10
17
24
30
38
46
30
55
A
【補助指標】
肥後創成塾参加人数
人
38
47
70
31
10
14
11
-
-
-
【補助指標】
新規就農者数
人
28
28
47
43
46
40
42
-
-
-
%
43.0
50.9
52.6
55.8
59.8
67.1
72.5
65
85
B
%
35.3
40.6
40.8
40.9
40.0
42.2
42.1
37
40
A
【補助指標】
自主防災クラブ世帯結成
率(再掲)
【補助指標】参加した市民
のうち過去1年間に地域活
動にスタッフとして関わっ
た市民の割合
24
%
本市で働き、住み続けたいと感じる市民の
80.0
75.0
73.2
72.2
70.0
80
69.5
71.8 71.7
69.6
※達成度
A・・・平成30年度の目標値を既に達成している。
B・・・目標に向けて順調に推移している。
C・・・基準値は上回るが順調に推移していない。
D・・・基準値を下回っている。
68.4
60.0
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
②指標の分析
○本市で働き、住み続けたいと感じる市民の割合については、2.2ポイント減少しています。今後は、UIJターン就職促進や求職者へ
の就業機会の拡大を図る取組等により、本市で働きたいと感じる市民の割合が向上するように努めるとともに、多様な世代の地域活
動への参加を促す仕組みづくりや、地域のまちづくり活動への支援など様々な取り組みを通して、住み続けたいと感じるまちづくりに
努めていく必要があります。
○大学等学術機関が有する研究シーズと地場中小製造業の技術とのマッチングを推進するとともに、地場製造業の新たな製品・技
術開発を支援することにより、地場製造業の新事業創出及び新製品・新技術研究開発件数(累計)についても平成21年度から平成2
6年度までの累計で46件を創出しました。
○熊本学園大学との共催事業である「肥後創成塾」については、実践的かつ継続的な演習を実現するため対象と定員についても見
直しを図り、定員12名に対して、平成25年度は14名、平成26年度は11名の受講者となりました。
○平成26年度の新規就農者数は、平成25年度に比べ2名増加し42名となりました。その中で、農業経験がなく新たに就農した者は11
名増の19名で、全体の40%を占めており、これら新規就農者の営農定着を図る必要があります。
○自主防災クラブの結成率については、専従職員(消防局OB)による未結成町内への個別説明会の実施及び防災出前講座による
啓発活動や「まなぼうさい」などの防災訓練の実施等による地域における防災意識の高まりと共に上昇し、H25年度の実績値より5.4ポ
イント上昇しました。
③プロジェクトにおける主な課題等
◆暮らしを支え、働く意欲に応える「くまもと元気産業」づくり
○経済状況や雇用情勢は、緩やかに持ち直しているものの地方を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いており、求人と求職の
ニーズが一致せず雇用のミスマッチが生じています。また、若年者における早期離職が続いています。
○中小製造業においては、景況判断は着実に改善しているもの、原材料価格の高騰等を背景に、収益環境は引き続き厳しい状況に
あるため、新たな事業分野への進出や魅力ある製品・技術の研究開発が大きな課題となっています。
○旧起業家育成塾については、起業を志す動機付けについて一定の役割を果たしてきたと考えていますが、新規起業者の廃業率
は高い水準にあり、くまもと森都心プラザへの創業支援室の開設等にあわせ、より実践的な「肥後創成塾」として実施することで創業を
志す方への段階に応じた支援体制を整えることが必要です。
○新規就農者の就農形態は親元就農が殆どで、新規参入による就農の場合は、農地や農業用機械の確保などの課題が大きく、農
業に対する意欲があっても就農に辿りつかないケースが多く、就農に結び付けるためには農地や各種支援制度の情報提供など、就
農相談体制を充実させる必要があります。
○障がい者の一般就労を促進するために、関係機関との連携のもと、就労希望者に対する充分な職場確保及び雇用環境の充実を
図る必要があります。
◆暮らしを豊かに、将来も住み続けたいと思える地域づくり
○市民グループ等との協働によるはあもにいフェスタの開催等をとおし、男女共同参画に関する啓発に取り組んでいますが、男性や
若者世代などをはじめ、関心や理解が充分浸透していない状況です。
○各区のまちづくりビジョンに基づき、区民の参画と協働により、区の特性を生かした魅力あるまちづくり事業に取り組んでいます。今
後も更なる情報共有を図るとともに、地域団体等と充分に連携を図ることが求められます。
○各まちづくり交流室でまちづくりサポーター養成・活用講座を開講し、新たに地域活動へ参加する機会の提供や地域リーダー育成
に取り組んでいます。今後は、講座修了者が地域で活動するためのコーディネイト機能が必要となります。
○自治基本条例に基づいて、情報共有・参画・協働の仕組みを整えることが求められています。また、地域社会に関心を持ち、公益
活動に参加したいという市民が増える中、市政・まちづくりのさまざまな分野における計画段階からの市民参画を進めるとともに、地域
団体・NPO等との協働で地域課題の解決に向けた取り組みを進めていく必要があります。
○生涯学習推進については、市民、民間団体等と連携し、生涯学習情報の効果的な提供を行うとともに利用拡大を図る必要がありま
す。また、ふれあい出前講座については、社会情勢に応じた講座内容の充実を図る必要があります。
○地域コミュニティセンター建設については、未設置校区への計画的な整備を行っているところですが、用地確保が困難な状況で
す。
○高齢者の安全安心事業及び一人暮らし訪問・寝具乾燥経費、障がい者緊急通報システム経費について、地域包括支援センター
及び関係機関と連絡を密に取りながら利用者への周知及び利用促進を図ることが必要です。また、介護保険法改正に伴う新制度に
対応した施策展開を実施することが必要です。
○健康まちづくりの取り組みが全校区に定着するよう、区役所を中心に校区自治協議会等との協議をさらに進める必要があります。
25
○自主防災クラブの結成促進については、東日本大震災を踏まえ防災意識が高まっているこの時に確実な結成増に向けて取り組ん
でいかねばなりません。そのためにこれまで結成促進にあたってきた消防局との連携を強化し体制の見直しをすすめてまいりました。
自主防災クラブについては、地域の日常的な連携と安全を確保するための自主的な防災組織であり、各クラブにおいて訓練などの活
動が多岐にわたって行われていますが、クラブが結成されているものの、活動実績が少ないクラブがあることも実情であり、活性化に
向けた支援が必要です。今後は、結成後の育成支援の充実にも努めていく必要があります。
○防災情報伝達体制整備事業では、緊急告知ラジオを教育機関等への配布と共に、購入を希望される市民への有償頒布を進めて
まいりました。また、沿岸部を中心に既存分の防災行政無線(同報系)のデジタル化やラジオの不感地域などについては防災行政無
線の整備等を図っていく必要があります。
4 今後の方向性(ACTION)
①今後のプロジェクトにおける事業展開の方向性(4ヵ年程度)
◆暮らしを支え、働く意欲に応える「くまもと元気産業」づくり
○産学連携支援事業、新製品・新技術研究開発支援事業、大学連携型起業家支援事業について、引き続き大学等の学術機関や
関係機関との連携を強化して中小・ベンチャー企業による新製品・新技術の研究開発や販路開拓を支援し、地場産業の振興を図り
ます。
○医療・介護・健康関連産業やクリエイティブ産業等、本市の地域特性を活かした産業の振興と就業機会の拡充を図ります。
○企業誘致戦略事業では、企業誘致関連情報の収集を強化するとともに、見本市への出展や企業立地専用ホームページの運用等
により本市のビジネス環境や企業立地補助制度等の更なる情報発信に努めます。また、立地企業懇話会の開催を通して立地企業の
ニーズ把握とそのフォローアップを行います。
○立地企業支援事業では、本市に進出した企業の事業継続を支援するため、コールセンター等人材のさらなる掘り起こしを行うオ
フィス系ビジネス体験講座を開催するとともに、管理的立場にある従業員のスキルアップを図るためのスーパーバイザー研修を開催
する。
○雇用の安定と拡大経費について、新規学卒者等の若年者をはじめ、求職者への就業機会の拡大を図るため、就職面談会を開催
し、企業と求職者の相互理解による、より良い就職の場の提供や早期離職防止に努めます。また、高校生に対する就職支援教育を
実施することで、就職観の育成と就業定着を図ります。
○肥後創成塾開催経費については、創業後間もない経営者を対象とし、事業が継続的に拡大発展していけるよう、経営者として必要
な知識技能を修得する実践段階の支援として実施し、中小企業に対する段階に応じた支援体制の整備充実を図っていきます。
○創業支援事業計画推進経費(創業チャレンジサポート事業)については、支援機関及び金融機関等と連携をしながら起業家の掘
り起こしからビジネスプランの実現まで総合的・継続的に支援を行います。
○農業の持続的発展のためには、将来の地域農業を担う農業後継者の育成、確保が重要であり、既に就農している農業後継者や、
就農希望者を対象に補助事業をはじめ農地、中古機械等の情報提供を行うため、各区役所に就農・営農相談員を配置し就農支援
を行います。
○農商工連携促進事業、販路拡大等支援事業について、助成制度や産業支援機関との連携等により農商工連携や6次産業化によ
る新商品開発を促進するとともに、九州食の展示商談会の開催により、九州規模のスケールを生かして素材や商品の販路開拓・拡大
を推進します。
○障がい者が就業労経験を積んで一般就労へ移行するため、一人ひとりにあった就労の場を確保できるよう職場開拓に取り組み、
雇用の拡大・充実を図ります。
◆暮らしを豊かに、将来も住み続けたいと思える地域づくり
○市民グループ・団体と協働しながら、魅力あるはあもにいフェスタを開催します。
○町内自治会及び校区自治協議会における住民の身近な課題解決に向けた取組み、地域の特性を活かした創意と工夫による事業
など、主体的なまちづくり活動を積極的に支援します。
○各区のまちづくりビジョンに基づき、参画と協働による区の特性を生かした魅力あるまちづくりに取り組みます。
○自治基本条例に基づき、情報共有・参画・協働の仕組みを整え、さまざまな分野において、市民参画や協働で取り組む事業を拡
充します。また、市民活動支援センター・あいぽーとを拠点とし、市民活動団体の総合的な支援を行い市民公益活動の推進を図りま
す。
○市民、民間団体等と連携し、生涯学習情報システムに掲載する情報の内容充実を図ります。また、ふれあい出前講座については、
国の機関やNPO、高等教育機関等民間団体とさらなる連携を図ります。
○県が実施している「親の学びプログラム」の進行役として、講座受講修了者を公民館事業の家庭教育学級等で活用することにより、
地域や家庭の教育力向上に取り組みます。
○地域コミュニティセンター建設については、計画段階からワークショップを開催するなど住民の意見・要望を反映させ、計画的な整
備を進めていきます。また、未設置校区については、施設の複合化や既存施設の活用等を検討します。
○FM放送の電波を利用する「緊急告知ラジオ」を区役所等の防災拠点施設、自主防災クラブ、消防団、自治会、民生委員、災害時
要援護者支援団体、福祉避難所、教育機関等へ配布するとともに、有償による市民への頒布を行っており、引き続き企業や各種団
体も含め普及に努めます。
○「自助」「共助」「公助」の理念のもと、地域防災力の要となる自主防災クラブの結成を促進し、結成クラブの活性化に向けた支援を
充実させていきます。また、住民自らがハザードマップの作成に携わることで、自らの身は自ら守るという自助と、地域住民が助け合う
共助の意識を涵養するとともに、災害時の安全な避難経路や指定緊急避難場所や地域指定一時避難場所の明確化に取り組むこと
により、市民の防災意識、地域の防災力の向上を図ります。
○市民の生命・身体の安全確保に努め、災害に強いまちづくりを推進するため、老朽化した同報系防災行政無線の機器を統一しデ
ジタル無線に更新するとともに、高潮、津波被害の恐れのある沿岸部や土砂災害危険箇所で緊急告知ラジオの受信が困難地域など
に屋外拡声子局を新設し情報伝達体制を強化・拡充します。
26
○今後一人暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯が増加することが予想され、見守りを強化することが重要となり、一人暮らし訪問・寝
具乾燥経費についても、各区役所や地域包括支援センター及び関係機関と連絡を密に取りながら、より一層のサービス提供に努め
ます。
○障がい者緊急通報システムについては、24時間体制での対応や月1回の安否確認等の実施により、自立して地域生活を送る障が
いのある方の不安を軽減することで、より一層のサービス提供に努めます。
○健康まちづくりの推進にあたっては、区役所の関係課が連携を図りながら、各校区の特性に応じた健康づくりの取り組みを支援す
るとともに、市民と取り組みの成果等を共有し、活動の継続、拡大を図ります。
②課題を解決し、事業展開を進めていく上で、次年度以降特に重点的に取り組む事項
◆暮らしを支え、働く意欲に応える「くまもと元気産業」づくり
○UIJターン就職促進については、人口減少が進む中、多くの若者が進学や就職で大都市圏域へ流出している状況にあることから、
地場企業に優秀な人材が確保できるよう、大都市圏でのUIJターン就職面談会を開催するとともに、求人情報の提供や就職相談を行
うサポートデスクを設置し、その後のフォローアップを行う。
◆暮らしを豊かに、将来も住み続けたいと思える地域づくり
○防災に関する啓発については、自主防災クラブ結成後の活動が活性化するよう結成2、3年目の既設クラブにも訓練用資機材等を
支給し活動支援の充実を図ります。
○防災情報伝達体制整備については、同報系防災行政無線及び屋外拡声子局の新設・更新等をH29年度までに計画的に整備し
ていきます。
27
★ めぐみわくわくプロジェクト
夢わく3
ふるさとの自然を守り、世界に誇れる環境先進都市をつくる
【関係局:環境局、上下水道局】
1 夢わくの概要(PLAN)
◆夢わく3の概要
◆地球温暖化防止をリードする都市づくり
○環境保全型エネルギーの活用や省エネルギーの推進、公共交通機関の利用促進などによる、低炭素都市の実現
○屋上緑化や壁面緑化などによるヒートアイランド現象の緩和 など
◆見て、ふれて、豊かさを体感できる水と緑の空間づくり
○「熊本水遺産」や名水百選の活用、街かどの水の演出など、地下水都市を印象づける空間づくり
○街なかにおける木陰づくりや市電軌道敷緑化など、新たな緑の創出による「森の都」を印象づける空間づくり など
◆地球環境を守るライフスタイルの実践
○省エネや節水運動、ごみ減量・リサイクル(3R)の推進などによる、市民総参加の持続可能な資源循環型社会づくり など
2 取り組みの状況(DO)
①取り組みの概要
◆地球温暖化防止をリードする都市づくり
○「熊本市低炭素都市づくり戦略計画」に基づき、地域における温室効果ガスの排出量削減を目指して、地球温暖化対策に取り組む
ことで、低炭素都市づくりを進めます。
○屋上等緑化の推進や緑のカーテン普及に取り組んできました。
○下水汚泥消化ガス発電事業は、下水汚泥を処理する過程で発生する消化ガスを発電の燃料として有効活用するもので、中部浄化
センター内に消化ガス発電施設を設置し、平成25年度から稼動しています。
今後、東部及び西部浄化センターに導入していく予定にしており、平成26年度は、東部浄化センターにおいて消化ガス発電設備工
事に着手しました。
◆見て、ふれて、豊かさを体感できる水と緑の空間づくり
○市電緑のじゅうたん事業として、軌道敷緑化整備済の935mの維持管理を行いました。
○水ブランドの情報発信やくまもと「水」検定、水守制度の運営により担い手育成に努めたほか、街なか親水施設の維持・管理を実施
しました。
◆地球環境を守るライフスタイルの実践
○節水対策では、市民1人1日あたりの生活用水使用量218リットルの目標達成に向け、節水市民運動を展開しました。
○市民や事業者に環境保全行動の実践を促進するため、環境啓発イベントや「エコキッズプロジェクト」の実施により、市民意識の醸
成と環境活動を推進する人材の育成を図りました。
○学識経験者、市民団体、事業者等から構成される「熊本市レジ袋削減推進協議会」を設置し、各主体の相互の理解と連携を図りな
がら、レジ袋無料配布中止(有料化)等の実施や不参加の事業者への参加呼びかけ等、レジ袋の削減に向けた取り組みを推進しまし
た。
○家庭ごみ有料化を平成21年10月から導入したほか、翌年10月からはプラスチック製容器包装の分別収集・リサイクルを開始し、ごみ
排出量の削減やリサイクル率の向上に取り組みました。
○集団回収助成制度の助成対象品目を拡充し、平成23年7月から適用することとしました。また、生ごみ減量を推進するため、ダン
ボールコンポストの作り方講座の開催(公民館)やイベントでの無料配布を行うなどリサイクルの推進に取り組みました。
○平成25年10月「水銀に関する水俣条例」が熊本で採択されたことを受け、「水銀フリー(不使用)社会」の実現を図るため、平成26年
10月から廃蛍光管等の「特定品目」の分別収集を開始しました。
②主な事業一覧
細事業
評価結果
所管課
環境国際協力経費
環境政策課
東アジア経済交流推進機構や、ICLEI等の国際機関を通じ環境保全に
向けた情報交換、技術交流等の連携を推進する。
わくわく江津湖フェスタ環境
フェア開催経費
環境政策課
「わくわく江津湖フェスタ」の一環として、身近な環境問題から地球環境問
題まで様々な情報提供や、体験学習等ができるイベントを開催し、環境
保全の実践行動を促す啓発を行う。
22,562
環境活動支援経費
環境政策課
第3次環境総合計画の推進に寄与する市民活動団体の活動に対し補助
を行う。
3,327
920 見直し・改善
エコキッズ事業経費
環境政策課
平成23年度に本市とともに事業を構築した市民活動団体との協働によ
り、子どもたちの環境活動の支援やエコキッズサミットの開催等を行い、
環境保全活動の推進を図る。
5,057
1,000 見直し・改善
「熊本市低炭素都市づくり戦略計画」に基づき、地域における温室効果
ガスの排出量削減を目指して、地球温暖化対策に取り組むことで、低炭
素都市づくりを進める。
7,212
1,350
低炭素都市づくり戦略計画経 環境政策課
温暖化対策室
費
概 要
H21∼26
事業費累計
細事業名
28
1,804
H27予算額
100 見直し・改善
4,000 拡大・充実
現状維持
細事業名
所管課
概 要
H21∼26
事業費累計
H27予算額
細事業
評価結果
環境政策課
温暖化対策室
学識経験者、市民団体、事業者等から構成される「熊本市レジ袋削減推
進協議会」を設置し、各主体の相互の理解と連携を図りながら、レジ袋の
無料配布中止(有料化)等の実施や不参加の事業者への参加呼びかけ
等、レジ袋の削減に向けた取り組みを推進する。
5,938
700 見直し・改善
ライフステージ別環境教育カリ 環境政策課
キュラム推進経費
温暖化対策室
市民がライフステージに応じて、効果的な環境教育を受けることができる
よう「ライフステージ別環境教育カリキュラム」の効果的な運用を図る。
16,407
4,400 見直し・改善
地下水都市熊本空間創出経
水保全課
費
市民及び観光客に日本一の地下水都市をPRし、魅力ある熊本の街づく
りに貢献するため、街なかの親水施設、熊本水遺産等の水資源の活用
整備を図っていく。
80,402
6,000
白川中流域かん養推進経費 水保全課
地下水量保全を目的に、本市の地下水に最も寄与度が高い白川中流域
において、転作田を活用した地下水かん養事業を推進する。
294,058
56,570 拡大・充実
水源かん養林整備経費
水保全課
白川・緑川等の最下流に位置し、地下水の恩恵を最大限に享受している
本市の責務として白川・緑川等の上流域である水源地域において、森林
づくりを推進する。
463,700
87,514
硝酸性窒素削減対策経費
水保全課
第2次熊本市硝酸性窒素削減計画に基づき、削減のための具体的な施
策を実施する。
34,568
くまもと水ブランド情報発信経
費
(夢わく7再掲)
水保全課
本市の財産である水を生かした都市ブランドを形成するため、くまもと水
ブランドの総合的な情報発信、熊本水遺産制度の推進を行うことにより、
地下水都市熊本をPRしていく。
37,259
4,000
くまもと水ブランド担い手育成
推進経費
(夢わく7再掲)
水保全課
くまもと「水」検定制度やくまもと水守制度の運営をとおして水保全活動を
担う人材育成を行っていく。
18,036
5,415 拡大・充実
節水対策経費
水保全課
節水型社会を構築するため、年間を通して節水市民運動を展開するとと
もに、学校や地域における節水学習や節水器具の普及を図る。
73,089
屋上等緑化経費
環境共生課
屋上等緑化助成、緑のカーテン普及、軌道敷内プランターやアーケード
内樹木の維持管理など、新たな緑の創出を行う。
37,547
7,400 見直し・改善
市電緑のじゅうたん事業
環境共生課
市電軌道敷に芝生による植栽を行うことで、街なかに新たな緑の空間を
創出するもので、「サポーター制度」による市民の寄付を募り、緑化およ
び維持管理など事業の推進を図っていく。
380,282
18,900 見直し・改善
自然環境保全経費
環境共生課
市域に残る良好な緑地を「環境保護地区」として指定し、保全していくほ
か、市民・事業者等と協働で自然豊かな江津湖地域の生態系保全等に
も取り組んでいく。
109,298
23,200 見直し・改善
生物多様性保全推進経費
環境共生課
生物多様性を確保し、そのもたらす恵沢を将来にわたり享受できるよう地
域戦略を策定し、市民・事業者・行政が協働で生物多様性を確保するた
めの施策を推進していく。
3,967
6,400
現状維持
多量排出事業所(延床面積3,000㎡以上又は従業員20人以上の事業
事業ごみ減量・リサイクル推進
所)に対し、計画的に事業所への立入調査を行い、廃棄物減量・リサイク
ごみ減量推進課
経費
ル責任者の設置及び廃棄物減量・リサイクルに関する具体的な取り組み
状況を把握して、助言・指導を行う。
24,722
877
現状維持
「環境にやさしい店」推進経費
リサイクル推進経費
ごみ減量推進課
家庭や地域におけるごみ減量・リサイクル活動を推進するため、集団回
収活動を支援する。
家庭より収集した使用済み乾電池の処理や不法投棄又はルール違反の
家電4品目の家電リサイクル法に基づく処理を行うと共に、資源物の拠点
回収やごみ焼却後の灰をセメントの原料としてリサイクルを行い、資源物
の適正処理を図る。
家庭より収集した「資源物」「特定品目」「紙」「ペットボトル」「プラスチック
製容器包装」「大型ごみ」に選別・加工等の処理を行い、再資源化を行い
ます。
資源物適正処理推進経費
廃棄物計画課
資源物再資源化推進経費
廃棄物計画課
下水汚泥有効活用事業
計画調整課
下水道整備課
温室効果ガスを削減するため、下水汚泥を固形燃料化し、バイオマスエ
ネルギーとして活用する。
下水汚泥消化ガス発電事業
計画調整課
下水道整備課
温室効果ガスを削減するため、下水汚泥消化ガスを電力や熱に変換し
バイオマスエネルギーとして活用する。
29
現状維持
18,550 拡大・充実
10,328
現状維持
現状維持
339,934
53,400 拡大・充実
302,556
60,000 拡大・充実
4,794,518
1,039,400
現状維持
2,824,698
231,200
現状維持
628,149
10,509,090
合計
現状維持
318,100 拡大・充実
1,959,624
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
環境に配慮したまちづく
りが進んできたと感じる
市民の割合
【補助指標】汚泥の有効
利用率
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
%
55.5
58.1
54.7
57.9
63.2
63.6
60.4
60
65
C
%
17.0
27.6
30.9
31.3
31.8
100.0
100.0
100.0
100.0
A
環境に配慮したまちづくりが進んでき
たと感じる市民の割合
70 %
60
50
55.5
63.6
57.9
58.1
63.2
60.4
※達成度
A・・・平成30年度の目標値を既に達成している。
B・・・目標に向けて順調に推移している。
C・・・基準値は上回るが順調に推移していない。
D・・・基準値を下回っている。
65
60
54.7
40
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
②指標の分析
○「環境に配慮したまちづくりが進んできたと感じる市民の割合」について、平成25年度までは順調に推移しておりましたが、平成26年
度は60.4%と落ち込みが見られます。昨今、電力不足の問題や、大陸からの汚染物質の飛来など、市民の環境についての関心は高
まっていますが、30歳代以下の年齢層では、比較的環境保全への関心の低さがうかがえます。
○汚泥の有効利用率については、平成25年度から下水汚泥固形燃料化施設による下水汚泥の有効利用を実施し、民間委託による
有効利用(セメント原料化、コンポスト化)と併せて有効利用率は100%となりました。
③プロジェクトにおける主な課題等
◆地球温暖化防止をリードする都市づくり
○本市を低炭素都市へ転換し、世界共通の喫緊の課題である地球温暖化の防止に地域から貢献することを目的として策定した「熊
本市低炭素都市づくり戦略計画」に基づき、学識経験者や事業者、市民団体等の関係機関及び各主体と連携し、事業の進捗管理を
行いながら、戦略計画の推進を図ってきました。このような中、平成26年度に公表した平成24年度の本市の温室効果ガス排出量は大
幅に増加しており、平成26年度の目標である13%∼16%削減の達成は困難な状況となっています。平成26年度には、戦略計画の見
直しを図り、平成27年度以降の新たな短期目標を掲げるとともに、近年、増加傾向にある家庭部門からの温室効果ガス排出量を削減
するため、市民の具体的な取り組みについても掲載しました。今後は、見直した戦略計画を引き続き推進するとともに、家庭における
更なる排出量削減に向け、創エネルギーや省エネルギーを進める必要があります。
○ヒートアイランド現象緩和が期待されるとして、中心市街化区域における屋上等緑化を推進してきましたが、設置数は減少傾向にあ
ります。今後は補助対象区域を見直すなど、補助金制度の活用促進に向け取り組む必要があります。
○地球温暖化防止に対する取り組みとして、市施設において緑のカーテンを率先して設置してきました。市民の取り組みを推進する
ため、更なる普及啓発を行う必要があります。
○下水汚泥有効活用事業は長期にわたる事業であり、事業の適切な運営と長期の安定性を図る観点からモニタリングを継続的に実
施していく必要があります。
○下水汚泥消化ガス発電事業は、既存のボイラー施設の代替機能を併せ持っているため、下水道施設長寿命化計画と整合を図り実
施していく必要があります。
◆見て、ふれて、豊かさを体感できる水と緑の空間づくり
○くまもと水ブランド事業の推進については、今後もさらに定着・浸透させていく必要があります。
○地下水かん養対策では、「水源かん養林整備5ヵ年計画」に基づく造林や保育管理、かん養効果の高い白川中流域の水田湛水事
業などの実施により、観測している地下水位が横ばい若しくは上昇傾向にあるなど、効果が見られます。しかしながら、長期的には依
然として地下水量は減少傾向にあることから、効果を持続性の高いものとするため、事業を継続するだけでなく、取り組みの拡大や見
直し、新たな対策等を検討することが重要です。
○硝酸性窒素削減対策は、広域での取組みが必要なことから、熊本県及び(公財)くまもと地下水財団と協働で熊本地域の対策を推
進する必要があります。また、東部地区は、本市地下水の重要なかん養域であることから、硝酸性窒素濃度上昇の主な原因である家
畜排せつ物の適正処理を進める必要があります。
○街なかに新たな緑を創出するため市電軌道敷内を緑化する「市電緑のじゅうたん事業」を水道町電停から花畑町電停間を実施して
おり、今後は花畑町周辺の道路交通計画の検討状況をみながら整備していく必要があります。
○行政と市民、事業者、団体が一体となって「市電緑のじゅうたん事業」に取り組むためにサポーター制度を導入しました。制度の周
知度を高めるため、PRを強化していく必要があります。
◆地球環境を守るライフスタイルの実践
○環境教育や啓発イベントなどその内容及び広報等の更なる充実を図り、幅広い世代を対象に継続して啓発を行う必要があります。 ○地球温暖化防止に向けた市民の実践行動を促進するためには、ライフステージ別環境教育カリキュラムをより市民のニーズに合致
させていく必要があります。
○さらなるレジ袋の削減に向けて、「レジ袋削減に向けた取組みに関する協定」への参加事業者の増加や広域での連携した取り組み
を拡大・充実していく必要があります。
○市民のごみ減量・リサイクルに関する意識向上を図り、実践活動の輪を拡大することが必要です。
30
4 今後の方向性(ACTION)
①今後のプロジェクトにおける事業展開の方向性(4ヵ年程度)
◆地球温暖化防止をリードする都市づくり
○「熊本市低炭素都市づくり戦略計画」の庁内推進体制である「熊本市低炭素都市づくり戦略計画推進本部」及び全市的な推進体制
である「熊本市低炭素都市づくり戦略計画推進協議会」において、事業の進捗管理を行いながら、関係機関及び各主体との連携を図
り、創エネルギーや省エネルギーの推進、環境教育の充実など、戦略計画に掲げた4つの戦略に基づく取り組みを着実に推進しま
す。新たな短期目標の達成に向けては、特に、家庭における更なる再生可能エネルギーの普及や省エネルギーの推進を図るため、
太陽光発電システム、HEMS及び蓄電池などといった「創・省・蓄エネルギー」のための機器が複合的に導入されたスマートハウスの
普及を促進します。
○屋上等緑化補助の対象区域拡大等の制度改正をPRし、更に推進します。
○緑のカーテンは、モニター事業に替わり、平成25年度から緑のカーテンコンテスト(個人のみ)を実施しており、平成26年度は新た
に学校部門を設け、更なる普及を図ります。
○平成25年4月の下水汚泥固形燃料化施設の供用開始に伴い、民間委託によるセメント化等とあわせて下水汚泥の有効利用率が
100%を達成しましたが、長期にわたる事業であり、事業の適切な運営と長期の安定性を図る観点からモニタリングを継続的に実施し
ていく必要があります。
○下水汚泥消化ガス発電事業は、今後、東部及び西部浄化センターに導入していく予定でありますが、平成26年度は東部浄化セン
ターに消化ガス発電設備工事の着手を行い、平成28年度の供用開始を目指しています。
◆見て、ふれて、豊かさを体感できる水と緑の空間づくり
○くまもと水ブランド推進については、街なかの親水施設の活用や既存水資源の整備を推進しながら地下水都市熊本を内外に効果
的にPRするとともに、「水」検定制度や水守制度の運営・活用により市民の地下水保全への意識の定着を図っていきます。
○地下水量保全対策では、白川中流域における転作田を活用した地下水かん養対策を推進してきましたが、活用可能な水田の大半
が既に利用されている状況であり、今後の同地域における大幅な事業拡大は見込めないことから、引き続き水循環型営農推進協議
会等と連携しながら、湛水期間の見直しや新たなかん養対策の検討を進めていく必要があります。また、順調に事業が進捗している
水源かん養林整備事業についても、多面的な機能、中でも本市のニーズに合致する水源かん養機能に多大な効果を発揮する森林
の、これまで計上されてこなかった水源かん養機能に関する数値化に取り組んでいきます。いずれにしても、森林土壌の保水力効果
の高い健全な造林事業を継続しつつ、国、県、あるいは学識経験者等の協力を仰ぎながら、本市の地下水保全対策事業においてか
ん養される地下水の総量を精査していくことが重要です。
○水質保全対策では、本市以外の熊本地域各市町村の硝酸性窒素削減対策の実施を熊本県及び(公財)くまもと地下水財団と連携
し、家畜排せつ物の適正処理のための新たな方策の検討を行います。
○街なかに新たな緑を創出するため市電軌道敷内を緑化する「市電緑のじゅうたん事業」を水道町電停から花畑町電停間を実施しま
した。今後は、花畑町周辺の道路交通計画の検討状況をみながら整備していくとともに、維持管理方法を検討し、費用削減に向け工
夫する必要があります。
◆地球環境を守るライフスタイルの実践
○環境教育や啓発イベント等へ、より多くの市民参加を促すため、広報等の更なる充実を図り、内容についても、市民活動団体や企
業等に広く参加を呼びかけ、各主体の強みを活かしたより啓発効果の高い事業を実施していきます。
○地球温暖化対策の推進に関する法律に基づき指定した熊本市地球温暖化防止活動推進センター及び同法に基づき委嘱した熊
本市地球温暖化防止活動推進員と連携を図りながら、ライフステージ別環境教育カリキュラムの推進を図る等、地域に根ざしたきめ細
かな環境教育を推進し、市民や事業者の実践行動を促進します。
○レジ袋削減に向けた取り組みをこれまで以上に普及させていくために、協定の不参加事業者への呼びかけを継続します。また、熊
本都市圏域へも拡大させていくために、都市圏の市町村や事業者、市民団体等と協働でレジ袋削減に向けた広域的な取り組みを推
進します。
○家庭や地域、学校を対象にした、ごみ減量・リサイクルに関する周知・啓発の強化を図るとともに、市民の活動を活性化させるような
仕組みや取り組みを検討します。また、事業系廃棄物の減量・リサイクルの推進については、立入調査による助言・指導を継続して行
います。
○節水対策では、平成30年度までに市民1人1日あたりの生活用水使用量218リットルの目標達成を目指し、節水意識の定着を図るた
め、更なる広報、啓発を展開していく必要があります。
②課題を解決し、事業展開を進めていく上で、次年度以降に重点的に取り組む事項
◆地球温暖化防止をリードする都市づくり
○汚水処分については、事業の適切な運営と長期の安定性を図る観点からモニタリングを継続的に実施します。
○下水汚泥消化ガス発電事業は、下水道施設長寿命化計画との整合を図り実施します。
◆見て、ふれて、豊かさを体感できる水と緑の空間づくり
○本市の重要な地下水かん養域である東部地区についての畜産(主に乳牛)地帯における、家畜排せつ物による硝酸性窒素汚染の
対策として、家畜排せつ物の適正処理と堆きゅう肥の広域流通を図るための施設を整備します。
○2013国連“生命の水”最優秀賞受賞を契機に、水資源の周知や積極的な広報を行い、更なる水ブランドの推進を図ります。
◆地球環境を守るライフスタイルの実践
○環境活動を行っている市民団体への支援については、広報を工夫し支援の対象をさらに広げ、より多くの市民に対して環境に対す
る意識の向上を図ります。また、支援するだけでなく、効果的な活動を推進するために、審査基準を見直し、支援後の報告についても
工夫していきます。
○温室効果ガス排出量削減に向けては、 特に家庭における更なる再生可能エネルギーの普及及び省エネルギーの推進を図るた
め、太陽光発電システム、HEMS及び蓄電池などの創エネルギー機器及び省エネルギー機器が複合的に導入されたスマートハウス
の普及を促進します。
○家庭ごみの更なる20%減量を達成するために、燃やすごみの半分近くを占める生ごみの減量対策を強化するとともに、プラスチック
製容器包装をはじめ紙類や資源物などの分別徹底に向けた啓発を行います。
31
★ めぐみわくわくプロジェクト
夢わく4
伝統と文化が息づき、「くまもと」の恵を満喫できるまちをつくる
【関係局:観光文化交流局、農水商工局、健康福祉子ども局、都市建設局、教育委員会】
1 夢わくの概要(PLAN)
◆夢わく4の概要
◆地域に息づく伝統や市民の力が生み出す新しい熊本文化の振興
○市民総参加による熊本城復元整備計画の推進や、俳句、邦楽、神楽や獅子舞などの地域に伝わる伝統の継承、「みずあかり」などの市
民の力が生み出す新しい熊本文化の振興 など
◆豊かな農と食の恵みを生かしたまちづくり
○熊本の良質な食材と食文化を生かした食育の推進による健康づくりや、熊本産の花で彩るうるおいのある暮らしづくり
○肥後スープなどの地産地消メニューの開発・販売や、地産地消レストラン等の認定・拡大等による、「食の恵みのまち くまもと」の確立と
発信 など
2 取り組みの状況(DO)
①取り組みの概要
◆地域に息づく伝統や市民の力が生み出す新しい熊本文化の振興
○熊本城第Ⅱ期復元整備事業を進めるとともに一口城主の募集を行っています。また、熊本城への来園者の利便性・快適性を高めるた
めのハード・ソフト面での整備を行っています。
○国指定史跡「池辺寺跡」の短期整備工事の実施、国指定史跡熊本藩川尻米蔵の保存修復事業の実施、さらには神楽や獅子舞など地
域に伝わる伝統芸能等の保存団体への事業費補助に取り組んできました。
○景観法に基づく届出の受付・指導を行い、景観形成建造物の改修費用に一部助成を行いました。
○城下町の風情を感じられる町並みづくり事業では、町屋など保存修景のための対象行為の一部を助成する制度を創設しました。また、
町並み協定に締結された通りなどを城下町づくりモデル街区に認定しました。
○川尻地区の歴史を活かした町並みづくり事業では、第五町内(中町・下町・小路町筋)、外城筋の2地区が町並み協定を締結されたの
で「町並み協定地区」に認定しました。
◆豊かな農と食の恵みを生かしたまちづくり
○農産物直販所の合同販売会や農産物フェアなどを通じ市産農産物のPRを行いました。
○毎年6月の食育月間を中心とした啓発、食品関連事業者との協働による食の環境整備を図ります。
○安全・安心な学校給食を提供するとともに、食育を推進することにより、食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけ、健やかな
心身を備えた児童、生徒の育成に取り組みました。
②主な事業一覧
細事業名
所管課
概 要
H21∼26
事業費累計
H27予算額
細事業
評価結果
新「一口城主」募集経費
熊本城総合事務
新「一口城主」制度の事務処理及び募集経費
所
651,002
熊本城第Ⅱ期復元整備事業
熊本城総合事務
熊本城第Ⅱ期復元整備計画に伴う整備経費
所
299,122
1,300 見直し・改善
石垣保存修理経費
熊本城総合事務
年次計画に基づく、石垣の保存修理に関する経費
所
127,352
0 見直し・改善
池辺寺遺跡保存整備経費
文化振興課
池辺寺跡の短期整備工事を実施する。
235,858
1,034,000 現状維持
文化財保存修復経費
(夢わく5へ再掲)
文化振興課
特に重要な文化財を損壊や倒壊又は滅失から守るため、国、県の補助事
業、また熊本市文化財保存修復基金の対象事業として大規模な保存修復
事業を行う。
329,764
86,669 現状維持
文化団体助成
文化振興課
伝統芸能等の保存会への保存振興事業費の補助や顕彰会等の文化関係
団体への顕彰・公開等の事業費補助を行う。
18,289
2,785 現状維持
未指定文化財調査経費
文化振興課
指定文化財として後世に残していくべき文化財を調査し、今後の指定につ
なげていくもの。特に合併により指定が外れている旧城南、植木町指定文
化財を中心に調査を行う。
8,417
7,300 拡大・充実
国史跡保存管理計画策定経
費
文化振興課
史跡を適切かつ計画的に保存管理し、整備活用を図るための基本方針や
基準、整備方針などを定めた保存管理計画を史跡ごとに策定する。
3,439
2,900 拡大・充実
熊本城調査研究事業
熊本城調査研究
特別史跡熊本城跡の調査研究を計画的・継続的に行う。
センター
草枕国際俳句大会経費
文化振興課
文化活動支援経費
文化振興課
17,400
現状維持
41,385
47,600
現状維持
夏目漱石を顕彰し、「熊本と俳句」を全国的に発信する国際色豊かな俳句
大会を開催する。
41,885
6,000
現状維持
熊本県文化協会への補助、舞台芸術助成事業及び新たな芸術文化支援
事業の実施など市民文化活動の支援を行う。
108,166
18,700
現状維持
32
細事業名
所管課
H21∼26
事業費累計
概 要
毎年6月の食育月間を中心とした食育の啓発や各世代の健康課題解決を
食の安全安心・食育推進経費 健康づくり推進課 目的とした取り組みを行うとともに食品関連事業者との協働により食環境整
備を図る。
学校給食を通した食育の推進を行う。
H27予算額
14,002
細事業
評価結果
2,480 拡大・充実
学校給食・食育推進事業
健康教育課
熊本市農業わくわく化事業
農商工連携推進 農業経営の安定・所得向上を図るため、各区の農業特性を活かした、やる
課
気のある農業者等の生産や流通など多様な取り組みに対する支援を行う。
63,884
30,000 拡大・充実
こだわり熊本やさい流通促進
事業
市産農産物の生産者等と飲食店・流通業者等を直接繋ぐ新たな農産物流
農商工連携推進
通モデルを構築し、「農家所得の向上」及び「市産農産物の普及拡大」を達
課
成する。
8,944
5,500 拡大・充実
農産物フェア開催経費
・農産物フェア実行委員会への補助金
農商工連携推進
・全国でも有数の生産地である本市農業をアピールし、農産業の活性化を
課
図るとともに、市民、消費者への農業理解を促進する。
35,700
5,400 現状維持
景観条例関係経費
開発景観課
景観法に基づく届出行為に対する指導・助言及び都市景観を印象付ける
景観形成建造物等を保存、活用する。
20,452
4,619 現状維持
城下町の風情を感じられる町
並みづくり事業
開発景観課
新町・古町地区の地域住民と協働で城下町の風情を感じられる町並みづく
りを推進する。
34,162
8,209 現状維持
3,026
5,752 現状維持
川尻地区の歴史を活かした町
開発景観課
並みづくり事業
7,486
川尻地区の地域住民と協働で歴史を活かした町並みづくりを推進する。
2,052,335
合計
1,674
現状維持
1,288,288
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
熊本のめぐみ(歴史、文
化、町並み、食など)を実
感している市民の割合
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
%
67.0
69.5
65.5
68.8
69.7
70.9
67.9
75
80
C
%
31.1
34.8
31.9
35.3
34.4
37.4
35.0
40
45
C
%
50.7
49.8
45.6
46.5
43.7
45.1
39.4
55
60
D
人
1,555
1,574
1,707
1,264
4,344
4,118
2,925
1,630
4,500
C
【補助指標】
健全な食生活が実践でき
る市民の割合
%
49.0
55.0
51.5
51.7
54.8
53.2
52.3
64
−
C
【補助指標】
ふれあい給食等実施学
校数
校
100
93
121
127
132
134
134
125
134
A
【補助指標】
文化に親しんでいる市民
の割合
【補助指標】
過去1年間に歴史的文化
遺産にふれた市民の割
合
【補助指標】
食と農に関する知識の習得
や生産者と消費者との交流
の場への参加者数
熊本のめぐみ(歴史、文化、町並み、食など)を実感している市
民の割合
80
80 %
70.9
68.8
69.5
70
65
※達成度
A・・・平成30年度の目標値を既に達成している。
B・・・目標に向けて順調に推移している。
C・・・基準値は上回るが順調に推移していない。
D・・・基準値を下回っている。
75
75
67.9
69.7
67
65.5
60
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
33
②指標の分析
○過去1年間に歴史的文化遺産にふれた市民の割合は前年度より5.7%減少しています。熊本城本丸御殿が完成したH20年度より、同割
合は減少傾向にありますが、特にH26年度は国史跡等への新規指定や熊本に関係の深い大河ドラマの放映など、大きな話題がなかった
ことも影響していると考えられます。
また、本市には地蔵や石碑など、身近なところに歴史的文化遺産は多く残されていますが、これらが十分認識されていないことも同割合
が低調な理由の一つと考えられます。区役所等とも連携して、これらの身近な地域の歴史的文化遺産についての紹介や活用などに努め
ていきます。
○健全な食生活が実践できる市民の割合については、H26年度は52.3%と前年度よりも下回りましたが、食育啓発イベントや食育実践講
座など食育推進活動を展開させ、基準値よりも3.3%微増傾向となっています。ただし、目標値には至っておらず引き続き各世代に応じた
食育の取り組みが必要です。
○食と農に関する知識の習得や生産者と消費者との交流の場への参加者数については、生産者から直接農産物を購入できる農産物
フェアの開催や農業体験の実施などの様々な農業者と消費者との交流事業により、消費者の食の安全安心や農業への理解・関心も高
まっている状況です。H26年度の参加者数は前年度を下回りましたが、これは、各区で開催している事業において、前年度で終了したも
のがある事や、継続して実施している事業において、アンケートの協力者数が減少したものであり、基準値は大幅に超えていることから、
今後も継続した取組みが必要と考えています。
③プロジェクトにおける主な課題等
◆地域に息づく伝統や市民の力が生み出す新しい熊本文化の振興
○熊本城第Ⅱ期復元整備事業については、文化庁指摘事項に伴い年次計画を見直す必要があります。
○新一口城主制度については、寄附金が減少傾向にあります。
○本市には多くの歴史・文化的遺産が存在しますが、市民が足を運ぶ機会が少ない状況であり、多くの市民にこれらを知っていただく必
要があります。
○歴史的文化遺産を後世に適切に継承していくためには、調査に基づく適切な保存管理が必要です。
○城下町の風情を感じられる町並みづくりを進めるために、町並みづくり助成制度の広報周知に努める必要があります。
◆豊かな農と食の恵みを生かしたまちづくり
○農業わくわく化事業については、事業費に対し全体の申請額が上回る状態が続いており、要件を満たすものについては採択できるよう
な工夫が必要。さらに、事業内容の拡充も農家から要望が寄せられているため必要性や効果等について分析する必要があります。
○市民に対する農産物への理解促進を更に深めるため、イベントのみならずあらゆる場面において、市民が地元農産物を入手し味わうこ
とが出来るような環境づくりが必要です。
○市民に対する食の安全安心・食育推進についての啓発や事業者・団体における食育の取り組みを推進していくことが必要です。
○学校給食における食育の推進にあたっては、ふれあい給食の全校実施に向けて、食育に関する学校への情報提供などをより充実させる必要があり
ます。
4 今後の方向性(ACTION)
①今後のプロジェクトにおける事業展開の方向性(4ヵ年程度)
◆地域に息づく伝統や市民の力が生み出す新しい熊本文化の振興
○熊本城第Ⅱ期復元整備事業については、平成27年度迄に特別史跡熊本城跡保存活用委員会の意見を伺いながら、総括報告書(整
備事業編)を刊行し、平左衛門丸塀、西櫓御門、百間櫓復元整備の年次計画を見直し、適正な保存整備を実施します。新一口城主制度
については、継続して募集を行うとともに、各種広報媒体等を通じて広報活動に努めます。
○文化財保存修復については、「熊本藩川尻米蔵跡」の保存修理を行います。併せて保存管理計画の策定を行います。
○旧町指定を中心とした未指定文化財の調査を行い、順次、指定を行い保存を図っていきます。
○池辺寺跡など歴史的遺産の保存・修復に努めるとともに、歴史講座、史跡めぐり、現地見学会を行うなど、子どもたちをはじめ市民が広
く文化財に触れる機会を作り、文化財の重要性等に理解が得られるよう努めます。
○新町・古町地区の歴史的建造物等への回遊性を誘発し、町屋等への修景助成と合わせて、町並み景観を形成するための道路の美装
化等を行い、地域の魅力向上を図ります。
◆豊かな農と食の恵みを生かしたまちづくり
○農業わくわく化事業については、これまで実施してきた内容について緊急度や効果等を深く検討を行い、今後、必要性の高い多くの取
り組みに応えるよう努めます。
○本市は多くの農産物を産出する農業都市であるにもかかわらず、その認知度はまだ高くありません。そこで、観光客を対象としてホテル
等に対して市農産物を使った食材の流通支援やPR等を行っていきます。
○直販所について、年間を通した商品の供給と加工品等の開発による商品力の強化が必要であり、同時に効果的なPR活動も一緒に行
う必要があります。
○熊本市ファミリー農園の利用を希望されている方は、特に、熊本市中心部の希望が多くみられ、市中心部においては農園数が少なく、
十分とは言えません。そこで、利用者の希望に近いファミリー農園を紹介したり、ホームページ゙等で区画の空き状況、場所等を掲載していると
ころです。現状で、市中心部の市民農園を増やすことは困難ですが、できる限り農園を利用したい声に応じていく必要があります。
○安全・安心な学校給食を提供するとともに、望ましい食生活を営む態度を養うため、年間指導計画に基づく食育に関する指導、学校給
食への地場産物の活用、地域住民を招いての「ふれあい給食」等を通じ、食育をより一層推進していきます。
②課題を解決し、事業展開を進めていく上で、次年度以降特に重点的に取り組む事項
◆地域に息づく伝統や市民の力が生み出す新しい熊本文化の振興
○未指定文化財の調査に関する経費について、集中的に専門調査を行い、指定に向けた作業を行います。
○国指定保存管理計画策定に関する経費について、熊本藩川尻米蔵跡は、整備と並行して保存活用のルールつくりを行っていきます。
○池辺寺遺跡保存整備事業について、短期整備終了後の活用と管理を地元の協力・理解を得ながら進めていく。また、遺跡を適切な環
境で恒久的に保存するために、指定範囲の追加等、周辺域も含めた池辺寺跡全体の保存整備を行います。
◆豊かな農と食の恵みを生かしたまちづくり
○地域の方々との交流による地域への愛着心の涵養や、会食を通して、楽しい食事の必要性を学習するなどの食育の推進を図るため、
ふれあい給食の取り組みを継続して実施します。
34
★ おでかけわくわくプロジェクト
夢わく5
だれもがおでかけしたくなるまちをつくる
【関係局:農水商工局、観光文化交流局、都市建設局】
1 夢わくの概要(PLAN)
◆夢わく5の概要
◆ にぎわいと楽しさあふれるまちづくり
○ ストリート・アート・プレックス、ゆかたまつりなどのにぎわい創出による中心市街地の魅力の向上や、地域のまつり、商店街のイベン
トなど、地域の個性を生かしたにぎわいづくり
○ マスコミ、ホームページ、携帯電話などを活用した、積極的なイベント情報の発信 など
◆自然の豊かさと安らぎに満ちたオアシスの創出
○ 江津湖や動植物園の魅力向上や多自然型河川の整備などによる、水の豊かさと安らぎを感じられるオアシスづくり
○ 金峰山、立田山、雁回山などにおける散策コースの整備等、森林浴や野鳥・野草観察など、自然と一体化できる森と緑のオアシス
づくり など
2 取り組みの状況(DO)
①取り組みの概要
◆にぎわいと楽しさあふれるまちづくり
○「ストリートアートプレックス事業」や「大にぎわい市」等、官民一体となった取り組みや商店街自らが実施する活性化事業等を通じ
て、四季折々のイベントが繰り広げられることにより、中心市街地をはじめ地域のコミュニティの核となる商店街の賑わいと魅力の創出
に努めています。また空き店舗事業への支援を通じて、住民の交流拠点・憩いの場を創設するとともに、高齢者や子育て世帯など、い
わゆる「買物弱者」の方々が気軽に買物に出かけられるような仕組みづくりを行っています。
○中心市街地等の賑わい創出を図るため、官民一体となって「火の国まつり」等のイベントを実施しています。また、賑わい創出事業
を行う民間イベント主催団体等に対して支援を行っています。
○記念館へのさらなる来場を促すため、展示のリニューアルなどの整備のほか、企画展や講座の開催、記念年を生かした特別展の開
催など記念館の魅力アップを図っていきます。
◆自然の豊かさと安らぎに満ちたオアシスの創出
○身近で且つ、まとまった広さを有する全ての近隣・地区公園のトイレ等を改修するなどバリアフリー化に対応するために、H21年度か
らH25年度までトイレの建て替えを行い、19箇所のトイレについてバリアフリー化を行いました。
○現在、動物の生態観察を重視した施設の再編整備を行っています。第4期再編整備(アフリカサバンナの水辺ゾーン)では、それに
関連する、給排水施設の整備を行い、地下水保全や水資源の再利用化を図っていきます。
○多くの市民に来園を促し、動植物を身近に感じてもらう機会を創出するため、動物のタッチング等を行える動物ふれあい体験を行っ
ています。また、季節ごとに動植物を活かした新春こどもまつり、春のこどもまつり、秋桜まつり等のイベントや、普段見ることのできない
動物の夜の様子を観察する機会として、夏休み夜間開園を行っています。
②主な事業一覧
細事業名
所管課
概 要
H21∼26
事業費累計
H27予算額
細事業
評価結果
にぎわいづくり推進経費
熊本市にぎわい創造部会(火の国まつり、お城まつり運営委員会)へ負担
金を支出し、中心市街地をはじめ、まつりやイベントを通じた賑わい創出を
観光振興課
図る。
(にぎわい推進
わくわく江津湖フェスタ実行委員会へ負担金を支出し、水前寺江津湖一帯
室)、熊本城総合
の魅力創出を図り、観光資源化に取り組む。
事務所
民間イベント主催者が実施する賑わいづくりへの支援を行う。
官民イベント主催者間での情報共有を促進する。
603,604
106,700 見直し・改善
まちなか賑わい創出事業
商工振興課
中心市街地の賑わいを生み出し、感性ある街づくりを促進するため、商店
街等において音楽・舞踏・大道芸等ストリートパフォーマンス活動を行う「ス
トリートアートプレックスクマモト」を官民協働で開催する。
32,000
5,500 現状維持
桜町・花畑地区賑わい創出事
商工振興課
業
熊本城と中心商店街との回遊性を高め、まちなかのにぎわいを創出するた
め、「城下町大にぎわい市」を官民協働で開催する。
29,300
13,000 現状維持
商店街活性化対策事業
商工振興課
商店街等が実施する活性化のためのイベント等事業や地域課題に対応し
た事業、商店街ビジョン策定等に対して助成を行う。
236,662
26,000 拡大・充実
商店街買物弱者対策経費
商工振興課
商店街等が実施する買物弱者対策のモデル事業にかかる調査及びプラ
ン作成を行い、持続可能な買物弱者対策に繋げる。
3,312
1,000 見直し・改善
商店街空き店舗対策事業
商工振興課
商店街団体等が実施する空き店舗対策事業に対し助成するとともに遊休
不動産の利活用に向けた実践型セミナーを開催する。
30,585
23,800 見直し・改善
動植物園再編整備経費
動植物園
再編整備計画の第4期として、サバンナの水辺エリア整備を行い、魅力あ
る動植物園を目指す。
再編整備に関連し給排水施設の整備を行い、水資源の再利用化を図る。
796,251
68,000 拡大・充実
動植物園集客対策経費
動植物園
新春こどもまつり、春のこどもまつり、夜間開園、秋桜まつり等の開催及び
情報発信を充実することで更なる集客対策を図る。
103,803
17,400 現状維持
35
細事業名
所管課
記念館保全活用経費
文化振興課
文化財保存修復経費
(夢わく4再掲)
文化振興課
H21∼26
事業費累計
概 要
記念館改善計画に基づき、展示物、解説文の改修を行う。また、歴史体験
学習の実施や、効果的な広告・PR、各記念館の記念年にあわせたイベン
ト等を開催する。
特に重要な文化財を損壊や倒壊又は滅失から守るため、国、県の補助事
業、また熊本市文化財保存修復基金の対象事業として大規模な保存修復
事業を行う。
H27予算額
31,261
4,300 拡大・充実
329,764
86,669 現状維持
2,196,542
合計
細事業
評価結果
352,369
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
%
42.1
40.7
39.1
41.4
43.4
44.2
38.5
50
55
D
【補助指標】
商店街通行者数
千人
615
628
595
690
666
674
672
700
750
C
【補助指標】
動植物園入園者数
万人
60
68
65
65
71
73
73
76
77
C
【補助指標】
近隣・地区公園トイレの
バリアフリー化箇所数
箇所
13/32
17/32
21/32
25/32
29/32
32/32
32/32
32/32
32/32
A
おでかけスポットが多く
て楽しいまちと感じる市
民の割合
おでかけスポットが多くて楽しいまちと感じる
市民の割合(%)
60
50
50
45
※達成度
A・・・平成30年度の目標値を既に達成している。
B・・・目標に向けて順調に推移している。
C・・・基準値は上回るが順調に推移していない。
D・・・基準値を下回っている。
55
55
42.1
43.4
44.2
40
40.7 39.1
35
38.5
41.4
30
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
②指標の分析
○中心商店街(26地点)及び熊本駅・地域商店街(10地点)における平日・日曜2日間の歩行者通行量は、郊外大型店等との競合や
生活スタイルの変化等により、減少傾向が続き、H22年度は、ピーク時(S62年:98.2万人)の約58%となる59.5万人と過去最低を記録
しています。H23年度以降は、調査方法を一部変更したため、これまでの数値と単純に比較は出来ませんが、九州新幹線全線開業・
城彩苑など観光交流施設等のオープンによる観光客等の増加等により、H23年度においては69万人に増加し、以降H24年度66.6万
人、H25年度67.4万人、H26年度67.2万人とほぼ横ばいになっています。
○本市の近隣・地区公園のトイレを全てバリアフリー化することを目指しており、H21年度は北部公園、錦ヶ丘公園、柿原公園、渡鹿公
園、H22年度は小島公園、清水新地公園、長嶺公園、武蔵ヶ丘中央公園、H23年度は託麻南中央公園、坪井中央公園、楠中央公
園、瑞厳寺公園、H24年度は飽田公園、秋津中央公園、八王寺中央公園、木部中央公園、H25年度は古荘公園、今熊公園、池亀公
園の既設トイレを車椅子でも利用可能なバリアフリータイプのトイレへ建て替えを行い目標を完了しました。
○動植物園の入園者数は、再編整備の効果やわくわく江津湖フェスタをはじめ、イベント等の開催により増加傾向となっていますが、
目標は達成できていません。
その原因としては、魅力的な広報と来園者の少ない平日や荒天の対策が不足していたことに起因すると考えられます。
36
③プロジェクトにおける主な課題等
◆にぎわいと楽しさあふれるまちづくり
○中心市街地等の賑わいの指標である商店街通行者数の目標達成には交流人口の増加等、継続的な賑わい創出が重要な課題と
なっています。
○官民一体となったイベント事業等や商店街が実施する活性化事業等により、一定の賑わいは創出したものの、持続的な賑わいを創
出するまでには至っていません。
また、H23年度より、買物弱者対策や空き店舗対策の支援を重点的に行ってきましたが、空き店舗事業においては、民間や個人な
ど対象範囲の拡大等補助要件の見直しにより、有効に活用されてはいるものの、家賃の高止まり等の課題があり、抜本的な空き店舗
解消にはつながっていません。
○記念館の魅力をアップし、さらの多くの市民に入館してもらえるような継続的な取り組みにあわせ、インパクトのある事業も検討・実施
していきます。
○火の国まつり、お城まつりについては、多彩で魅力あるイベントを実施している民間の活力を最大限に生かすことが有効であり、連
携した取り組みにより、にぎわい創出を図る必要があります。また、現在、主催の官民を問わず連携を進めており、引き続き民間のノウ
ハウを取り入れながら、まつりの魅力アップを進めていきます。
◆自然の豊かさと安らぎに満ちたオアシスの創出
○わくわく江津湖フェスタについては、官民一体となった取り組みが不可欠であり、今後も継続していくことで、水前寺・江津湖・動植
物園一体の魅力向上に繋がるイベントとしていきます。
○動植物園における使用水量の削減を目指し、給排水設備整備の設計を進めており、第4期再編整備計画(アフリカサバンナの水辺
ゾーン)と整合性を図りながら、効率的な計画となるような設計を進めます。
○来園者の少ない平日や荒天の対策として、効果的な集客事業の展開を検討する必要があります。
4 今後の方向性(ACTION)
①今後のプロジェクトにおける事業展開の方向性
◆にぎわいと楽しさあふれるまちづくり
○中心市街地の継続的な賑わい創出に向けて、本市が桜町・花畑地区の新たな方向性として示した「にぎわいと潤いに満ちた上質
な都市空間」におけるシンボルプロムナード及び広場等の利活用について「桜町・花畑周辺地区まちづくりマネジメント検討委員会」
をはじめ、商店街、民間団体等からのご意見を踏まえながら検討していきます。
○地域商店街の賑わい創出に向けて、商店街自らが実施するイベント事業等への支援を引き続き行っていくことはもとより、空き店舗
の課題解消に向け、商店街団体やまちづくり会社等と連携し、空き店舗の利活用策について検討していきます。
○火の国まつり、お城まつりについては、多彩で魅力あるイベントを実施している民間の活力を最大限に生かすことが有効であり、官
民の連携を進め、内容の充実を図りながら、今後も継続して本市全体の活性化や観光客誘致に繋がるにぎわい創出に努めていきま
す。
○夏目漱石内坪井旧居を中心に、漱石生誕、来熊記念年に合わせた関連イベントの開催を計画・実施します。
◆自然の豊かさと安らぎに満ちたオアシスの創出
○公園のバリアフリー化(近隣・地区公園)については、地域の憩いの場である公園をさらに使いやすくするための計画の実施は完了
したものの、今後の公園整備・改修においてバリアフリー化を進めていきます。
○わくわく江津湖フェスタを継続して開催し、江津湖の魅力を発信しながら、水前寺・江津湖・動植物園一体となった観光資源の魅力
の向上等に取り組みます。
○動植物園の集客イベントの内容については、多角的に分析を行ない、平日や荒天の対策を含め来園者のニーズにあったものを実
施します。また、イベント終了後には問題点、改善点の検証を行い、次回の開催に向けて対策を行います。
○給排水施設整備の計画は、第4期再編整備との整合性を図りながら行います。
②課題を解決し、事業展開を進めていく上で、次年度以降特に重点的に取り組む事項
◆にぎわいと楽しさあふれるまちづくり
○漱石生誕、来熊記念年に合わせた関連イベントの開催を計画・実施します。
◆自然の豊かさと安らぎに満ちたオアシスの創出
○動植物園の給排水施設整備の計画は、第4期再編整備との整合性を図りながら給排水施設整備の実施設計を行います。
○江津湖魅力一体化事業について、関連機関との協議を行います。
○給排水施設整備の計画は、第4期再編整備との整合性を図りながら給排水施設整備の本体工事を行います。
○動植物園に来園したくなるような魅力的なイベントの開催や、効果的な情報発信を行います。
37
★ おでかけわくわくプロジェクト
夢わく6
バス・電車、自転車などで気軽におでかけできるまちをつくる
【関係局:都市建設局、健康福祉子ども局】
1 夢わくの概要(PLAN)
◆夢わく6の概要
◆だれもが利用しやすい公共交通システムの整備
○交通機関相互の結節強化やバス網再編、コミュニティバスの導入検討やデマンドタクシーの充実、利用者のニーズに即したダイヤ
改正などによる公共交通機関の利便性の向上
○車輌・施設・設備等のバリアフリー化、ICカードの導入による公共交通機関と商店街などの連携促進 など
◆自転車が利用しやすい環境や快適な歩行空間の整備
○街なかにおける駐輪場や自転車走行環境の整備などによる自転車が利用しやすい環境づくりや、市民一人ひとりの自転車利用マ
ナー向上や木陰の創出などによる安全で快適な歩行空間の創出 など
◆駅、港、空港、高速インターチェンジと都心とのアクセス向上
○スマートインターチェンジの整備促進、熊本駅や交通センター等から空港への公共交通機関によるアクセス機能の強化 など
2 取り組みの状況(DO)
①取り組みの概要
◆だれもが利用しやすい公共交通システムの整備
○H27年度中の熊本都市圏都市交通マスタープランを策定を目指して、H24年度に実施したパーソントリップ調査結果の分析に取り
組みました。
○市電の電停改良や交通結節の向上に資する川尻・熊本間新駅の設置に向けた取り組みをはじめ、バス路線網再編に係るバス乗
換拠点改善調査を実施したほか、コミュニティ交通では「ゆうゆうバス」の運行見直しや公共交通空白地域へのデマンド型乗合タク
シーの導入を進めました。
○市民の生活、社会活動に必要な交通手段の確保を図るため、路線バスの欠損額等を補助しました。
○高齢者・障がい者・被爆者の方に「熊本市優待証(さくらカード)」を交付、また、障がい者については、提示するだけで乗車できるお
でかけパス券を交付し社会参加の促進を図りました。
◆自転車が利用しやすい環境や快適な歩行空間の整備
○中心市街地における今後の回遊性の向上やまちづくりと連携した円滑な交通処理対策を講じるため、交通処理計画を取りまとめま
した。
○「第2次熊本市自転車利用環境整備基本計画・実施計画」に基づき、走行空間の整備ではこれまでの歩道内整備に加え、車道内
での整備も検討することとし、大江地区に自転車専用レーンの整備・供用の開始を実施したほか、市内中心部の放置自転車の解消
などの駐輪対策をはじめ、有料レンタサイクルの社会実験に継続して取り組むとともに、交通ルール・マナー対策としてスタントマンに
よる体験型の安全教育を実施するなど取り組みの強化・拡充を行いました。
○中心市街地の再開発に合わせて、自動車交通処理対策の検討を行いました。
○市内中心部の放置自転車の解消対策、地域拠点や公共交通の乗り換え拠点等における駐輪対策、自転車走行空間については、
今までのピクトによる歩道内の自転車と歩行者の分離から自転車交通量に応じ、歩道から自転車を分離することを検討、また、有料レ
ンタサイクルの導入検討やマナーの向上などの利用促進など3つの計画を主軸とした基本計画を策定しました。
○中心市街地における歩行者回遊空間の将来のあり方を検討するとともに、中心市街地に流入する自動車交通を抑制するため、適
正な駐車場配置について検討を行いました。
○市中心部の駐輪場有料化を実施するとともに、自転車放置禁止区域に指定し、指導員による駐輪指導や駐輪場案内のほか、放置
自転車の即時撤去の強化を図り、放置自転車の解消に努めました。また、民間事業者による駐輪場の整備・運営を促進するため、整
備費用や短時間駐輪の無料制度実施に伴う運営費について補助を行いました。
◆駅、港、空港、高速インターチェンジと都心とのアクセス向上
○スマートインターチェンジの整備促進、熊本駅や交通センター等から空港への公共交通機関によるアクセス機能の強化 など
○北熊本スマートインターチェンジについては、NEXCO西日本と基本協定(H24.1)を締結し、また、その他事業実施に必要な細目
協定を随時締結して事業を実施しているところです。関連するアクセス道路の整備については測量、詳細設計を実施し、境界立会等
を実施しました。しかし、用地交渉が難航している状況であり、より一層担当部局との調整を図り、また、国土交通省、NEXCO西日本
と十分協議を行いながら計画的に事業を進めていきます。
○城南スマートインターチェンジについては、NEXCO西日本と高速道路債務返済機構への実施計画書の提出(H24.3)後、連結許
可を取得(H24.4)しました。また、基本協定(H24.8)、測量・調査・設計に関する細目(受委託)協定(H24.10)を締結し、路線測量及
び巾杭設計を実施しました。その後、境界立会(H26.3)を行い、関係地権者の用地面積についての全員の承諾(H26.6)を貰いまし
た。現在、用地交渉中です。
○九州新幹線の全線開業にあわせて新幹線口となる熊本駅新幹線口(西口)駅前広場とアクセス道路を整備しました。引き続き、鉄
道による市街地の東西分断解消のため、鹿児島本線等の連続立体交差事業を実施しています。また、熊本の陸の玄関口である熊本
駅を乗換え便利な駅とするため、新幹線開業後の利用実態を踏まえつつ、白川口(東口)駅前広場の整備計画の検討を進めていま
す。
38
②主な事業一覧
細事業名
所管課
概 要
H21∼26
事業費累計
H27予算額
細事業
評価結果
第4回熊本都市圏総合都市交
都市政策課
通体系調査経費
熊本都市圏におけるパーソントリップ実態調査により、交通の実態を把握
し、将来の総合的な都市交通計画を策定する。
中心市街地交通のあり方検討
都市政策課
経費
中心市街地の交通処理対策を講じるための調査検討を実施する。
電停改良経費
交通政策総室
市電の利便性向上のため、電停改良についてバリアフリー化を進める。
177,445
137,000 拡大・充実
公共交通機関利用促進啓発
経費
交通政策総室
公共交通機関への利用促進を図るため、公共交通機関利用促進キャン
ペーンなどの利用促進策を進める。
12,037
450 現状維持
地方バス路線維持費助成
交通政策総室
市民の生活、社会活動に必要な交通手段の確保を図るため、路線バスの
欠損額等を補助する。
地域生活交通確保(コミュニ
ティ路線)関係経費
交通政策総室
平成24年4月より運行開始したコミュニティバス(ゆうゆうバス)の運行費補
助及びコミュニティ路線フォローアップ調査等を行う。
178,988
19,300 拡大・充実
熊本・川尻駅間新駅整備経費 交通政策総室
熊本・川尻駅間新駅設置に係る駅舎整備費について、JRに負担金支出
するとともに、周辺道路及び駅前広場の整備を行う。
319,688
790,000 現状維持
公共交通基本条例推進経費
交通政策総室
公共交通協議会の運営及び条例周知のためのオープンハウスを開催す
る
3,171
1,560 現状維持
バス乗換拠点改善調査経費
交通政策総室
基幹路線と生活路線との連携強化のため、交通結節点や乗継ポイントの
改善に向けての調査検討を行う。
15,507
0 拡大・充実
レンタサイクル推進経費
交通政策総室
中心部の駅・観光施設等をポートとした有料レンタサイクルの社会実験を
行う。
22,821
駐輪場関連経費
(※ 駐輪場整備事業)
土木管理課自転
放置自転車の解消を図るため、駐輪場用地の借上げ等を行う。
車対策室
349,641
5,156 現状維持
自転車走行空間整備経費
道路整備課、土 通勤、通学、買い物など自転車利用が比較的多い道路について、新たな
木管理課自転車 自転車走行空間の確保など歩行者と自転車利用者が安全に通行できるよ
対策室
う整備を行う。
383,031
134,745 拡大・充実
放置自転車ゼロ作戦推進経費
民間事業者による駐輪場の運営を支援するため、補助を行うとともに、放
土木管理課自転
(※ 自転車駐車場有料化経
置自転車の指導・撤去を実施する。また、駐輪場案内システムの効果的な
車対策室
費)
運用を行う。
250,612
81,800 現状維持
放置自転車整理指導員を配置し、放置防止指導や駐輪場への案内業務
放置自転車撤去啓発経費(経 土木管理課自転
を行う。放置自転車の移動保管を行う。また、広報啓発のため、駐輪場案
常・政策)
車対策室
内リーフレットの作成や誘導看板の設置等を行う。
373,188
56,084 現状維持
道路整備課、東
交通安全施設整備経費(交付
交通事故の防止や歩行者等の安全で円滑な移動の確保のために歩道、
部・西部・北部土
金)
自歩道及び交差点改良をはじめとする交通安全施設等の整備を行う。
木センター
304,962
264,712 現状維持
道路整備課、東
交通事故の防止や歩行者等の安全で円滑な移動の確保のために歩道、
部・西部・北部土
自歩道及び交差点改良をはじめとする交通安全施設等の整備を行う。
木センター
948,037
213,563 現状維持
110,969
112,200 現状維持
交通弱者に配慮した交差点や歩道の改良に取り組む他、照明灯、反射鏡
など交通安全施設を効果的に整備していくため、現況調査を行い計画的
に整備していく。
2,495,279
512,200 現状維持
電線共同溝整備経費
無電柱化計画に基づき、道路上の電線類を地中化し電柱を撤去するとと
道路整備課、西
もに、歩道の改良を行い、歩行者及び自転車利用者が安全・快適に通行
部土木センター
できるよう整備し、加えて災害に強い街づくりを行う。
595,150
18,100 現状維持
(国県道)電線共同溝整備経
費(交付金)
無電柱化計画に基づき、道路上の電線類を地中化し電柱を撤去するとと
道路整備課、東
もに、歩道の改良を行い、歩行者及び自転車利用者が安全・快適に通行
部土木センター
できるよう整備し、加えて災害に強い街づくりを行う。
453,697
116,103 現状維持
(国県道)電線共同溝整備経
費(単独)
無電柱化計画に基づき、道路上の電線類を地中化し電柱を撤去するとと
道路整備課、東
もに、歩道の改良を行い、歩行者及び自転車利用者が安全・快適に通行
部土木センター
できるよう整備し、加えて災害に強い街づくりを行う。
36,921
20,000 現状維持
233,800
160,664 拡大・充実
68,957
12,600 拡大・充実
(国県道)交通安全施設整備
経費(交付金)
(国県道)交通安全施設整備
経費(単独)
単独交通安全施設整備経費
道路整備課、東
部・西部・北部土
木センター
道路整備課、東
部・西部・北部土
木センター、河
内分室、富合・城
南・植木地域整
備室
交通事故の防止や歩行者等の安全で円滑な移動の確保のために歩道、
自歩道及び交差点改良をはじめとする交通安全施設等の整備を行う。
道路整備課、西
(城南町)スマートインターチェ 部土木セン
城南バスストップにETC専用インターチェンジの整備を行う。
ンジ整備経費
ター、城南地域
整備室
道路整備課、北
(北熊本)スマートインターチェ 部土木セン
北熊本サービスエリア周辺にETC専用インターチェンジの整備を行う。
ンジ整備経費
ター、植木地域
整備室
39
124,936
0
見直し・改
善
29,376
0
見直し・改
善
3,023,395
525,600
6,000
見直し・改
善
見直し・改
善
細事業名
所管課
H21∼26
事業費累計
概 要
連続立体交差促進経費
熊本駅周辺整備 熊本駅及び上熊本駅を含む鹿児島本線約6km、豊肥本線約1kmについ
事務所
て県に負担金を支払う。(事業主体:熊本県)
上熊本駅東口駅前広場整備
事業
H27予算額
細事業
評価結果
4,105,139
422,500 現状維持
熊本駅周辺整備 連続立体交差事業により在来線の高架下に移設された上熊本駅舎の整
事務所
備に併せて、上熊本駅東口駅前広場を整備する。
69,124
667,300 現状維持
熊本駅東口駅前広場整備事
業
陸の玄関口である熊本駅を乗り換え便利な駅とするため、連続立体交差
熊本駅周辺整備
事業の完成に併せて市電やバス、タクシーなどへ乗り換えしやすい駅前
事務所
広場を整備する。
19,929
800 現状維持
熊本駅周辺まちづくり推進経
費
熊本駅周辺整備 熊本駅周辺地域まちづくり推進協議会等の運営、まちづくりのあり方等地
事務所
元協議を行い、検討する。
56,437
3,800 現状維持
熊本市優待証交付経費
健康福祉政策課
「熊本市優待証(さくらカード)」を交付し、高齢者・障がい者・被爆者の社会
参加の促進を図る。
4,245,424
762,900 見直し・改善
熊本市おでかけパス券交付経 障がい保健福祉 熊本市優待証(さくらカード)を所持する障がい者へ、さらなる社会参加促進
費
課
を図るため、提示するだけで乗車できるおでかけパス券を交付する。
1,338,428
238,900 見直し・改善
障がい保健福祉 1人で外出できない重度の障がい者に対し、家族等が運転する自家用車
課
向けの燃料費助成券を交付し、社会参加の促進を図る。
8,406
★燃料費助成事業
20,354,495
合計
11,400 現状維持
5,295,437
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
自家用車を使わずに出
かけることが多くなったと
感じる市民の割合
【補助指標】
おでかけ乗車券利用者
件数
【補助指標】
市中心部の放置自転車
の台数
%
件
基準値
実績値
達成度
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
31.1
27.0
23.6
22.5
25.6
23.2
23.4
35
40
D
5,861,605
5,843,762
5,751,598
5,648,717
5,515,989
−
−
−
1,857
1,593
173
106
63
1,500
100
A
6,054,698 5,920,392
台
目標値
H20
2,541
1,731
自家用車を使わずに出かけることが多く
なったと感じる市民の割合
40
40.0 %
30.0
25.0
※達成度
A・・・平成30年度の目標値を既に達成している。
B・・・目標に向けて順調に推移している。
C・・・基準値は上回るが順調に推移していない。
D・・・基準値を下回っている。
35
35.0
23.6
31.1
25.6
20.0
H20
H21
23.2
22.5
27.0
H22
H23
H24
H25
23.4
H26 H30
②指標の分析
○自家用車を使わずに出かけることが多くなったと感じる市民の割合は、平成20年度から減少傾向にあります。
○おでかけ乗車券利用件数については、平成20年度基準値より減少しています。高齢者の自動車運転免許保有率が高いことも要
因として考えられます。
○市中心部の放置自転車の台数は、駐輪場の整備や駐輪マナーの指導・啓発、放置自転車の撤去等により一時に比べ大幅に減少
し、目標達成に向けて貢献していると考えます。
40
③プロジェクトにおける主な課題等
◆だれもが利用しやすい公共交通システムの整備
○H27年度中の熊本都市圏都市交通マスタープラン策定を目指し取り組むとともに本市としては、都市計画道路の見直しや道路整
備プログラムの策定に取り組む必要があります。
○電停改良計画については、策定後5年が経過し、法律の改正もなされていることから、計画の一部見直しを行うとともに、計画に
沿った着実な整備を進めていく必要があります。
○バス乗換拠点改善調査については、既存バス網の状況やバス利用者動向を踏まえながら、今後のゾーンバスシステム導入に向け
た検討を行っていく必要があります。
○熊本市優待証は、高齢者や障がい者の社会参加の促進を図る手段として実施しており、平成24年度に行ったアンケート調査にお
いても「外出が増えた」等事業の効果を表す結果が見られた。しかし、対象となる高齢者が増えていく一方で、自家用車に乗る高齢者
が多く見られることもあり、おでかけ乗車券の利用件数は下降しているのが課題である。
◆自転車が利用しやすい環境や快適な歩行空間の整備
○中心市街地における再開発等の様々な事業の進捗状況に合わせて、必要とされる取り組みを精査しながら、交通対策の検討や検
証が必要です。
○自転車走行空間整備事業については、平成24年3月に見直した「第2次自転車利用環境整備計画」に沿って事業を推進していく
必要があります。
○自転車の利用促進には、走行空間(自転車レーン等)の整備により迅速性や快適性を高める必要がありますが、自動車分担率の
高い本市においては、関係機関との合意形成を含め、その空間を確保することが容易ではありません。また、歩道の段差解消や交差
点の改良などの安全対策の実施も急務です。
○これまでの駐輪場整備は行政が主体となり進めてきましたが、市中心部においては高密度に土地利用が図られ、駐輪場として活用
できる空地がないため、これからの駐輪対策は行政と民間事業者が連携・協働して進める必要があります。また、放置自転車の更なる
解消と、駐輪場の利用を促進していく必要があります。
◆駅、港、空港、高速インターチェンジと都心とのアクセス向上
○北熊本及び城南スマートインターチェンジについては、共に連結許可が下り、北熊本は平成27年度末、城南は平成28年度の供用
に向け事業を進めてきました。しかし、北熊本は用地交渉が難航し、27年度末での供用開始が困難な状況となっております。今後
は、より一層担当部局との調整を図り、計画的に事業を進めていくことが必要です。また、本事業は、NEXCO西日本との受委託を行
いながら事業を推進していくため、文化財調査、用地取得、工事工程などスケジュール管理に細心の注意を払いながら事業を進めて
いく必要があります。
○熊本駅周辺整備事業については、今後も地域や権利者の皆様と一体となって、ユニバーサルデザインや水と緑のうるおい空間に
配慮した、住みやすく、訪れたくなるようなまちづくりを進め、交流の促進を図っていく必要があります。また、高架下や0番線跡地等に
ついても利活用を促進する必要があります。
○新幹線口(西口)駅前広場や、街路整備により西側からのアクセスが可能となりました。引き続き、鹿児島本線等の連続立体交差事
業を進め、それに合わせ整備する白川口(東口)駅前広場や上熊本駅東西駅前広場の完成に向けて県、市、JR九州で協議を進め
ていきます。特に熊本駅については、乗り換え便利な駅とするため、新幹線開業後の利用実態を踏まえた交通結節機能の強化につ
いてさらに検討が必要です。
4 今後の方向性(ACTION)
①今後のプロジェクトにおける事業展開の方向性(4ヵ年程度)
◆だれもが利用しやすい公共交通システムの整備
○電停改良計画に沿って、交通バリアフリー法に趣旨にのっとり、今後とも着実に電停改良事業を推進します。また、持続可能な公共
交通ネットワーク形成を図るため、ゾーンバスシステムの導入や、バス網再編に取り組んでいきます。
○公共交通基本条例に基づく取組みの着実な推進を図ります。
○熊本市優待証及びおでかけ乗車券については、交通系ICカードへの対応を行っていくとともに、受益と負担の関係等事業のあり
方については引き続き検証を行っていく必要があります。
◆自転車が利用しやすい環境や快適な歩行空間の整備
○中心市街地における各事業の進捗状況を踏まえつつ、中心市街地における交通処理方針を検討し、歩行者や自転車が快適に回
遊できる緑豊かな都市空間を創造していきます。
○自転車レーンの整備などの整備手法の検討を行い、関係機関との合意形成に努めていきます。
○歩行者や緊急車両等の通行を妨げ、都市景観を損なう要因となっている放置自転車の解消に向け、駐輪マナーの啓発と撤去活
動の強化に継続して取り組むとともに、携帯電話やパソコン等から駐輪場の位置や満空情報等を提供している「熊本市駐輪場マッ
プ」の周知、及び指導員による駐輪場への丁寧な案内など、駐輪場の利用促進に努めます。また、有料化を機に始まった民間事業
者による駐輪場の運営を、今後も促進していきます。
◆駅、港、空港、高速インターチェンジと都心とのアクセス向上
○北熊本スマートインターチェンジについては、平成27年度末の供用が困難な状況となっていますが、早期供用開始に向けて、より
一層の担当部局との調整を図り、合わせて、国土交通省、NEXCO西日本と十分協議を行いながら計画的に事業を進めていきます。
○城南スマートインターチェンジについては、平成28年度の供用開始に向けてNEXCO西日本と十分協議を行い、事業を推進して
いきます。
○上熊本駅部では、平成26年度末の連続立体交差事業の完成により、駅舎も高架下に新設されました。それに合わせ、交通結節性
を更に高めるため、現在東口駅前広場の整備を進めています。
○熊本駅部では、平成26年度から白川口(東口)駅前広場の基本設計等に着手しました。今後、駅前広場レイアウトの策定、公表を
行い、連立事業の進捗に合わせ、平成30年から工事に着手し、平成31年度中の完成を目指します。
○新幹線口(西口)駅前広場や、街路整備により西側からのアクセスが可能となりました。引き続き、鹿児島本線等の連続立体交差事
業を進め、それに合わせ整備する白川口(東口)駅前広場や上熊本駅東西駅前広場の完成に向けて県、市、JR九州で協議を進め
ていきます。
○熊本駅白川口(東口)駅前広場の整備をはじめ、水と緑を活かした公共空間の整備に加えて民間開発の誘導や地域の方とのワー
クショップや勉強会を通じた具体的なにぎわいづくりの施策などの検討を進め、駅前にふさわしいまちづくりを進めます。
41
②課題を解決し、事業展開を進めていく上で、次年度以降特に重点的に取り組む事項
◆だれもが利用しやすい公共交通システムの整備
○熊本都市圏を見据えた持続可能な公共交通網の形成に向けて、国の法改正に基づく「地域公共交通網形成計画」を協議会等の
議論を経て策定するとともに、当該計画策定の中で基幹公共交通の強化やバス路線網再編に繋がる乗換拠点の設定等を行ってい
きます。
◆自転車が利用しやすい環境や快適な歩行空間の整備
○利用者増加に向けた取り組みを継続するとともに、他都市の事例も参考にしながら本市にふさわしい新たな事業スキームの検討を
行います。
○(主)熊本玉名線(国道3号∼坪井橋)での自転車走行空間の実現に向けて交通管理者及び地元調整に取り組み進めていきます。
○駐輪対策の推進については、駐輪指導や放置自転車の撤去を強化し、駐輪場利用の促進を図り、放置自転車等のないまちづくり
に取組みます。
◆駅、港、空港、高速インターチェンジと都心とのアクセス向上
○北熊本スマートインターチェンジについては、平成27年度末の供用が困難な状況となっていますが、早期供用開始に向けて、より
一層の担当部局との調整を図り、合わせて、国土交通省、NEXCO西日本と十分協議を行いながら計画的に事業を進めます。
○城南スマートインターチェンジについては、関係機関との協議を進め、計画的に事業を進めていきます。
42
★ 出会いわくわくプロジェクト
夢わく7
温かいおもてなしの心があふれ、楽しい交流が生まれるまちをつくる
【関係局:観光文化交流局、農水商工局、健康福祉子ども局、都市建設局、環境局、市民局】
1 夢わくの概要(PLAN)
◆夢わく7の概要
◆世界に誇る熊本シティブランドづくりと国内外への「くまもと」の魅力の発信
○「熊本城」や「地下水」など、「くまもと」の魅力を生かしたまちづくりや国内外へのシティプロモーション活動の推進 など
◆おもてなしの心でもてなす人と仕組みづくり
○観光ボランティアの育成や熊本のファンを増やすなど、郷土への愛着と来熊者へのおもてなしの心をもった人づくりの推進
○外国語の案内表示の設置など、外国人が一人でも安心して歩けるような、世界で通用するおもてなしの仕組みづくり など
◆九州、アジアの交流拠点にふさわしいまちづくりと内外との活発な交流の促進
○九州中央の交流拠点にふさわしい、城下町の風情とにぎやかな商業空間が調和した中心市街地の形成や、熊本駅をはじめとした
広域交通拠点における結節機能の向上や中九州横断道路の整備促進など、九州中央のハブ機能の確立
○九州各都市や東アジア諸都市との学術・文化、観光・経済など幅広い分野での交流の促進や、様々なコンベンションMICE(大会・
会議)の誘致等による交流機会の拡充 など
2 取り組みの状況(DO)
①取り組みの概要
◆世界に誇る熊本シティブランドづくりと国内外への「くまもと」の魅力の発信
○広告掲載による宣伝や九州内他都市と連携した観光プロモーションによる観光客の誘致、MICE開催に影響力のあるキーパーソン
とのネットワークを強化したMICE誘致の事業に取り組んできました。
○熊本市内の大規模スポーツ施設に、国内外のスポーツイベントを誘致し、スポーツの競技力向上と集客による賑わいの創出を図る
ため、JOCパートナー協定施設案内パンフレットに関して、H25年度に日本語版、H26年度には英語版を作成しました。また、JOCとの
共催によるJOCスポーツと環境・地域セミナーを開催しました。さらに、H26年度に熊本市の根幹的な体育施設(総合体育館・アクア
ドーム)において、館内の案内標識等を4ヶ国語化(日本語・英語・中国語・韓国語)にしました。
○県外広報展開として、東京モノレール車内広告を継続するとともに、天神バスターミナルのリニューアルに併せ、デジタルサイネー
ジの掲出や東京渋谷駅前のモニター、東京駅、大阪駅などに広告を掲出、また、フェイスブックを活用した情報発信に取り組むなど、
本市の知名度向上に向けた積極的な情報発信を行いました。
○路面電車「COCORO」や県内の観光列車を活用した県市連携プロモーション、世界に認められた地下水や豊富な農作物の魅力な
どを活かした県外向けプロモーションを展開しました。
○親善大使を活用したWEBサイトの開設、ポストカード等のグッズ作成や、親善大使が主演するオール熊本ロケの映画「アリエル王子
と監視人」のPR支援を行いました。
○H27年2月15日、熊本城マラソン2015(第4回大会)を開催しました。
○H25年度に2019女子ハンドボール世界選手権開催の熊本開催が決定しました。さらに、H27年1月に2019女子ハンドボール世界選
手権大会熊本推進協議会を発足し、大会開催へ向けての企画・運営等の実施体制を整備しました。
◆おもてなしの心でもてなす人と仕組みづくり
○観光客へ快適で利便性の高いサービスが提供できるよう、観光案内所の運営や観光案内標識整備を行うほか、熊本城の魅力を高
めるため、学習・体験機能を備えている観光交流施設の整備事業に取り組んできました。
○地理に不案内な観光客が気軽に熊本城と周辺の文化施設を回遊できるよう、熊本駅を発着地とした周遊バスの運行を行う事業者
へ運行補助を行いました。また、更なる利用者の増加・利便性の向上を目的とした運行ルートの変更を実施しました。
◆九州、アジアの交流拠点にふさわしいまちづくりと内外との活発な交流の促進
○九州各都市との連携において、福岡市、北九州市、鹿児島市との連携事業では産業や観光の分野はもとより、北九州市が得意と
する環境など新たな分野での取り組みも推進するとともに、東アジア戦略に基づく観光ルートの新規開拓や横軸の各都市との連携強
化等、九州中央に位置する本市の拠点性を高め、九州の一体的な発展を図りました。
○東アジア諸都市の旅行エージェントの招聘や本市関係の海外進出企業と連携し、観光誘致を行いました。
○MICE開催地として国内外から選ばれる都市を目指し、桜町地区に(仮称)熊本城ホールを整備するため、再開発事業者と協議を
行いました。
○熊本∼台湾・高雄間定期便就航に向けて、県と連携してプロモーションを行いました。
○東アジアでの事業については、商談会、見本市、物産展などのビジネス機会を拡大する事業を継続するとともに、進出企業等の
ネットワークを活用した観光、農業等と一体になったプロモーション事業を実施します。
また事業の実施にあたっては、県や県内市町村、貿易関係機関等で構成される「くまもとうまかもん輸出支援協議会」や九州各県の
国や自治体、民間団体等で構成される「九州経済国際化推進機構」等と「オール熊本」、「オール九州」で連携することにより効果的な
事業展開を図ります。
○香港やシンガポール、台湾・高雄市などの東アジア主要都市における見本市出展や商談会、物産展開催などのミッション派遣のほ
か、海外バイヤーを熊本に招聘し商談会を開催するなど東アジアへの販路開拓等の支援を行っています。また、東アジア輸出支援
アドバイザーの配置、海外ビジネスセミナーの開催等のスキルアップ支援に取り組んでいます。
43
○先端医療都市としての魅力向上や医療サービスネットワークの構築を図るため、くまもと医療都市ネットワーク懇話会を設置し、10
年後を見据えたグランドデザインを策定し、九州における医療の拠点を目指します。
○熊本城の周辺地区においては、桜町地区再開発事業の推進に取り組むとともに、シンボルプロムナードの整備や一体的な利活用
計画などについて検討を行ってきました。また、城下町風情が感じられる新町・古町地区において地域のまちづくり活動を支援するこ
となどにより、熊本駅から中心部までの回遊性の向上を図っています。
○熊本駅周辺地区においては、熊本駅の玄関口に位置する東A地区について、森の都を感じる緑豊かな空間の中の新たなランド
マークとして整備を進め、H24年3月には再開発ビル全体がグランドオープンを迎えました。このうち、本市が有するビジネス支援セン
ター等を備えたくまもと森都心プラザの安定的な管理運営を行います。駅の西側では、都市機能の導入や安全で快適な居住環境形
成のため土地区画整理事業を推進します。また、駅周辺にふさわしい街並み形成のため、周辺の街路等の都市基盤の整備に加え、
地区計画等により民有空間の開発誘導を行っていきます。
②主な事業一覧
細事業名
所管課
概 要
H21∼26
事業費累計
H27予算額
細事業
評価結果
重点広報経費
広報課
本市が取り組む主要な施策や事業などを、分かりやすく積極的に広報す
る。
62,324
熊本シティブランド戦略推進
経費
シティプロモー
ション課
本市の魅力をシティブランド戦略として、国内外に広く、かつ効果的に発
信していきます。
421,385
県市等連携プロモーション経
費
シティプロモー
ション課
熊本県等と連携し、首都圏や関西圏に対し”熊本”を一体的にプロモー
ションしていきます。
25,077
10,500 現状維持
九州都市間交流連携推進経
費
シティプロモー
ション課
鹿児島市、熊本市、福岡市、北九州市交流連携協定に基づく事業を総合
的に調整・推進するとともに、九州の横軸に位置する各都市との交流連携
を深め、縦軸との相乗効果による九州の一体的な発展を目指します。
4,279
700 拡大・充実
国際交流促進経費
シティプロモー
ション課国際室
友好姉妹都市等からの代表団受け入れや派遣等を実施し、民間交流団
体の活動支援、友好姉妹都市及び海外諸都市との交流を促進する。
44,233
5,600 拡大・充実
東アジア戦略推進経費
シティプロモー
ション課国際室
H24.1に開所した熊本上海事務所を拠点として、東アジア地域との交流、
連携、情報発信などを戦略的に進め、東アジアから選ばれる都市となるこ
とを目指します。
157,728
38,800 現状維持
多文化共生経費
シティプロモー
ション課国際室
在住外国人をサポートするための行政手続きガイドブック(要約版)や防
災ガイドブックの作成、また留学生やその家族のに向けた相談窓口への
支援を行う。また、フェアトレードシティとしてフェアトレード活動の広報・啓
発活動を行います。
10,141
3,300 現状維持
(仮称)熊本城ホール整備事
業
MICE推進課
(仮称)熊本城ホールを桜町地区に整備することにより、MICE開催地とし
ての機能強化を図り、国内外から選ばれる都市を目指す。
43,532
38,000 拡大・充実
MICE推進事業
MICE推進課
地域経済の活性化及び都市イメージの向上等のため、関係団体との連
携、受入体制の充実などソフト施策の強化を図り、本市におけるMICE開
催の促進を図る。
175,732
58,100 拡大・充実
国内宣伝経費
観光振興課
本市が保有する観光資源の磨き上げ・活性化を図り、入込みが多い九州・
山口圏内と新幹線沿線主要都市をターゲットとして、多角的な観光客誘致
活動を行う。更に、閑散期の誘致策や、ネットやSNSを活用した展開を引
き続き実施することにより、本市への観光客誘致を図る。
250,201
40,900 拡大・充実
広域観光ネットワーク推進経
費
観光振興課
九州内主要都市や阿蘇・天草地域と連携し、広域での観光PRを行う。
84,900
14,200 現状維持
国際観光客誘致経費
観光振興課
東アジア戦略に基づく台湾や韓国・中国などにターゲットを絞り、上海事
務所や他都市との広域連携による誘致活動を行うことで、本市の更なる知
名度向上、外国人観光客の増加を図る。
72,885
13,865 拡大・充実
コンベンション協会助成
観光振興課
熊本国際観光コンベンション協会の行うMICE誘致支援事業や観光客誘
致事業、情報収集・提供事業等に対する補助を行う。
598,026
68,500 現状維持
観光案内所運営経費
観光振興課
旅行者のニーズに対応した最新の観光情報が提供できるよう観光案内所
の充実を図る。
193,851
36,488 現状維持
観光おもてなし向上経費
観光振興課
接遇や観光施設に関する知識などを身につける研修を行い、本市観光の
おもてなしの向上を図る。
35,302
500 現状維持
桜の馬場観光交流施設管理
運営経費
観光振興課
PFI事業者に施設の維持管理運営等を委託することにより、民間の有する
ノウハウを活用した広報や展示更新を行い、質の高い公共サービスの提
供を実施する。
1,648,701
203,400 現状維持
熊本合同庁舎地内における暫
観光振興課
定活用事業
観光バスを対象とした乗降スペースとして使用するため、熊本合同庁舎敷
地の一部を暫定的に活用する。
67,233
13,087 現状維持
314,928
102,620 現状維持
熊本城おもてなし経費
熊本城総合事務
来園者の利便性・快適性を高めるためのハード・ソフト経費
所
44
6,000 現状維持
38,671
見直し・改
善
細事業名
所管課
スポーツコンベンション事業
H21∼26
事業費累計
概 要
市内の大規模施設に、国内外のスポーツイベントを誘致し、市民にスポー
ツの振興と集客力によるにぎわいを創出する。
スポーツ振興課
熊本県、日本(県)ハンドボール協会と連携し、今後の検討事項、課題等
2019女子ハンドボール世界選
スポーツ振興課 について整理を行い大会準備を進める。また同時に市民の機運醸成を図
手権大会開催準備経費
るために大会開催の広報、啓発を実施する。
「熊本城マラソン」の開催により、市民のスポーツ振興と集客力によるにぎ
熊本城マラソン開催経費
スポーツ振興課 わいを図るとともに、毎年開催することで、熊本の魅力を全国にアピール
する。
ロアッソ熊本支援事業
ロアッソ熊本のホームゲーム時、ゴール裏にピッチボード公告を設置し、ま
た市主催の冠試合を実施するなど、熊本市をPRする。
スポーツ振興課
くまもと森都心プラザ等管理運
産業政策課
営経費
熊本駅前東A地区に開設したビジネス支援センター等を有する、くまもと
森都心プラザの管理運営を行う経費。
東アジア経済交流戦略経費
東アジア主要都市での見本市出展や商談会開催などによるビジネスマッ
農商工連携推進
チング支援や、アドバイザー派遣、海外セミナー開催によるスキルアップ
課
支援などにより東アジアとのビジネス促進を図る。
医療都市推進経費
医療政策課
H27予算額
13,602
6,050 拡大・充実
808
24,500 拡大・充実
420,583
120,510 現状維持
36,703
9,200 現状維持
7,784,888
504,073 現状維持
95,457
14,600 現状維持
くまもと医療都市ネットワーク懇話会を設置し、先端医療都市としての魅力
向上や医療サービスネットワークの構築を図っていく。
高齢化が進む中、在宅医療に参入するかかりつけ医を増やす等、増え続
ける医療ニーズに対応できる在宅医療提供体制の確保・充実を図ってい
く。
在宅医療推進経費
医療政策課
花畑地区広場整備事業
都心活性推進課 花畑地区に、オープンスペースの賑わい機能を果たす広場を整備する。
桜町地区再開発事業
都心活性推進課
地区面積約3.7haでの再開発事業で、市街地再開発事業等の補助メ
ニューを活用し、事業の推進を図る。
桜町・花畑周辺地区まちづくり
オープンスペースの整備計画や一体的な利活用・運営管理に向けた検討
都心活性推進課
推進経費
を行うとともに、(仮称)花畑広場の利用を促進する。
観光客の観光拠点への円滑な移動を促すため、熊本城周遊バス「しろめ
ぐりん」運行事業に対する補助を行う。
熊本城周遊バス運行費助成
交通政策総室
(特)熊本駅西土地区画整理
事業
熊本駅周辺整備 対象面積約18.1ha、西口駅前広場、5つの都市計画道路、5つの公園を
事務所
含め、良好な住宅地の造成を図る。
1,800 現状維持
16,650
5,428 現状維持
1,332,136
21,200 拡大・充実
252,453
947,000 拡大・充実
44,651
16,000 拡大・充実
112,640
28,700 現状維持
7,845,537
106,915 現状維持
9,587,417
合計
細事業
評価結果
2,499,207
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
基準値
単位
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
観光客の満足度
%
71
74
76
72
76
78
86
75
80
A
【補助指標】
スポーツコンベンション
の開催件数
件
11
19
13
34
34
36
44
21
31
A
【補助指標】
見本市、商談会出展企業
の商談件数(県内企業)
件
268
297
278
378
1450
1479
1491
270
1480
A
90
観光客の満足度
%
86
85
80
75
※達成度
A・・・平成30年度の目標値を既に達成している。
B・・・目標に向けて順調に推移している。
C・・・基準値は上回るが順調に推移していない。
D・・・基準値を下回っている。
80
78
76
76
74
71
72
70
H20
75
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
45
②指標の分析
○H26年度の観光客の満足度は、昨年度の実績及び目標値を上回り順調に推移しています。
○スポーツコンベンションの開催件数は、H22年度からH26年度にかけて順調に増加しています。H24年度以降は目標値を上回る数
値を保っています。
○九州や東アジアとの経済交流状況を示す補助指標である見本市、商談会における商談件数については、H24年度より「九州食の
展示商談会」における商談数(H24年度には917件、H25年度には928件)が加わったことにより、大幅に増加し、順調に推移していま
す。
③プロジェクトにおける主な課題等
◆世界に誇る熊本シティブランドづくりと国内外への「くまもと」の魅力の発信
○熊本シティブランド戦略プランに基づき、本市のシティブランドを県外を中心として発信しました。平成24年度実施した認知度調査
では、前回の平成18年度調査に比べ認知度の向上(75.0⇒80.9)という一定の効果を得ることができましたが、さらに魅力的な熊本シ
ティブランドの確立に向け地下水、城(城下町)、路面電車、江津湖など本市の魅力を磨き上げ、内外に効果的にPRすることが必要で
す。
○「わくわく都市くまもと」をコンセプトとした本市の「くまもとシティブランド戦略」は、新幹線開業や政令市移行に向けての機運の盛り
上げや話題づくり、本市の魅力やイメージ向上等に一定の役割を果たしてきており、新総合計画の策定に併せて新しいコンセプトな
どの見直しを行います。
○広告掲載による宣伝や九州内他都市と連携した観光プロモーションによる観光客の誘致、メディアを活用した旅行商品造成に取り
組んできましたが、新幹線開業の効果を引き続き活かすとともに東アジア戦略の展開に向け、今後も、新幹線沿線主要都市及び本
市とゆかりの深い東アジアの都市や誘客が見込める国にターゲットを絞り、上海事務所や他都市との広域連携による取り組み強化が
必要です。
○お城まつりなどのイベントの充実や、熊本城おもてなし武将隊の活用により、より一層魅力向上を図る必要があります。
○今後も各種競技団体や熊本国際観光コンベンション協会、JOCなどと連携し熊本市内の大規模スポーツ施設に、国内外のスポー
ツイベントを誘致し、スポーツの競技力向上と集客による賑わいの創出を図っていく必要があります。
○2019女子ハンドボール世界選手権大会の開催会場決定後は、施設の機能向上を中心としたハード面での改修整備などを費用対
効果を考慮しながら検討していく必要があります。
○熊本城マラソンについては、将来にわたり持続可能な大会とするために、運営のあり方を見直す必要があります。
◆おもてなしの心でもてなす人と仕組みづくり
○快適で利便性の高いサービスが提供できるよう、観光案内所の運営や観光案内標識の補修・整備等に取り組んできました。今後も
引き続き、観光ボランティアの育成や多言語表記の観光案内標識の整備に取り組んでいきます。
○熊本城周遊バスについては、H26年10月の運行ルート見直しにより、運行ルートに関する苦情・要望等はなくなったものの、H26年
度利用者数は前年比90%程度に留まっており、利用者数の伸び悩みが課題です。
○さらなる利便性の向上に向け、利用者の視点に立ち、必要に応じ熊本城周遊バスの運行間隔やルートの検討を行っていくことが必
要です。
○外国人観光客に不可欠である無料Wi-Fi環境の整備については、さらなる利便性の向上を図るべく、民間の観光施設や宿泊施設
等も視野に入れた展開を行っていく必要があります。
◆九州、アジアの交流拠点にふさわしいまちづくりと内外との活発な交流の促進
○九州各都市との連携について、縦軸となる鹿児島市、福岡市、北九州市との四都市連携は着実に成果があがっています。また、横
軸を形成する各都市と観光部門などで連携に取り組んでいるところですが、更に連携強化を図り、九州新幹線全線開業効果を横軸
方向へと広げ、九州中央に位置する本市の拠点性を高めていくことが必要です。今後も都市間連携について各局の取り組みを把握
し、連携のあり方について検討するとともに全庁的に推進していく必要があります。 ○熊本∼台湾・高雄間定期便の利用率(搭乗率)を確保する必要があります。
○東アジアとの経済交流にあたっては、県や貿易専門機関等との連携強化を図りながら効果的な商談機会を企業へ提供するととも
に、新たに海外ビジネス展開に取り組む企業の拡大を図る必要があります。また、海外情勢や企業ニーズの急激な変化に迅速に対
応していく必要があります。
○くまもと医療都市ネットワーク懇話会で策定した「くまもと医療都市2012グランドデザイン」の実現に向け、高齢者等が住みなれた地
域で療養できる在宅医療体制の整備や自分の治療に納得できないがん患者に対応する体制整備等が必要です。
○桜町・花畑地区については、再開発事業の円滑な推進とともに事業効果を最大限に発揮するために、地域・再開発事業者・行政
が一体となって、熊本城のエントランスにふさわしい、人々が集う、歩きたくなるわくわくしたまちづくりに取り組む必要があります。
○熊本駅周辺整備事業については、今後も地域や権利者の皆様と一体となって、ユニバーサルデザインや水と緑のうるおい空間に
配慮した、住みやすく、訪れたくなるようなまちづくりを進め、交流の促進を図っていく必要があります。また、高架下や0番線跡地等に
ついても利活用を促進する必要があります。
46
4 今後の方向性(ACTION)
①今後のプロジェクトにおける事業展開の方向性(4ヵ年程度)
◆世界に誇る熊本シティブランドづくりと国内外への「くまもと」の魅力の発信
○九州新幹線全線開業及び東アジア戦略に基づき、新幹線沿線主要都市及び本市とゆかりの深い東アジアの都市や誘客が見込め
る国にターゲットを絞り、観光・コンベンション誘致活動の更なる強化に取り組みます。
○MICE開催に影響力のある国内外のキーパーソンとのネットワーク強化とメディアを活用した「くまもと」の魅力を発信するとともに、イ
ンバウンド効果の高いインセンティブ・トラベルのための旅行商品の造成に取り組みます。また、国内外から選ばれる都市を目指し、M
ICE施設の整備に向けて取り組みます。
○「わくわく都市くまもと」をコンセプトとした本市のシティブランド戦略は、新幹線開業や政令市移行に向けての機運の盛り上げや話
題づくり、本市の魅力やイメージ向上等に一定の役割を果たしてきましたが、新総合計画の策定により、見直しの時期を迎えていま
す。今後は新総合計画の策定に併せて新しいコンセプトなどの見直しを行います。
○今後の本市プロモーションの推進に当たっては、新総合計画との整合性を踏まえた上で、取り組むことが必要ですが、県の小山薫
堂氏というプロフェッショナルなキーマンの活用に見られるように、ブランディングには、役所の物差しを超えた知見でのコンセプト作り
や具体的プランの提案が必要不可欠です。このような中、「本市の魅力の創造または、増加させることにより印象及び知名度を向上さ
せ、国内外へ広く情報を発信する」という不変的ミッションを遂行するため、プロフェッショナルな人材との連携や活用をはじめ、素材
の選択と集中を図り、重点的にプロモーションを行っていきます。
○今後も各種競技団体や熊本国際観光コンベンション協会、JOCなどと連携しながら大規模大会の誘致を実施していきます。
○2019女子ハンドボール世界選手権大会については、熊本県・日本(県)ハンドボール協会などの関係団体と協力・連携しながら大
会成功へ向けて事業を推進します。
○熊本城マラソンについては、次年度以降も同様規模の大会を開催します。
◆おもてなしの心でもてなす人と仕組みづくり
○観光ボランティアの育成や多言語表記の観光案内標識を整備していきます。また、熊本城周遊バスについては、利用者へのアン
ケートやOD調査による課題を分析し、利用者数の増加を目指します。
○熊本県と連携しながら観光拠点等の無料Wi-Fi環境整備を拡充していくとともに、国で検討されているWi-Fi認証の統一(簡略化)
の動向をみながら、他のSSIDとの連携による利便性の向上を図っていきます。
◆九州、アジアの交流拠点にふさわしいまちづくりと内外との活発な交流の促進
○東アジア諸都市の旅行エージェントの招聘や本市関係の海外進出企業と連携し、観光誘致を行います。
○九州各都市との連携において、福岡市、北九州市、鹿児島市との連携事業では産業や観光をはじめ、様々な分野での取り組みを
推進するとともに、東アジア経済交流推進機構等新たな連携の枠組みへの加入や横軸の各都市との連携強化を図る等、九州中央に
位置する本市の特性を活かし、九州の一体的な発展を目指します。
○(仮称)熊本城ホールを桜町地区に整備することにより、MICE開催地としての機能強化を図り、国内外から選ばれる都市を目指ざ
します。
○桜町の再開発事業の事業推進に向け、積極的に支援を行っていきます。また、桜町・花畑地区については、再開発事業の進捗に
合わせ、シンボルプロムナード及び広場を含め、周辺地区のまちづくりについて、賑わいと潤いに満ちた上質な都市空間が一体的に
形成されるよう整備を進めます。
○県と連携し、熊本∼台湾高雄間定期便の着実な利用の促進を図ります。
○東アジアでの事業については、商談会、見本市、物産展などのビジネス機会を拡大する事業を継続するとともに、進出企業等の
ネットワークを活用した観光、農業等と一体になった本市プロモーション事業を実施します。また事業の実施にあたっては、「オール熊
本」、「オール九州」で連携することにより効果的な事業展開を図ります。
○くまもと森都心プラザを、「人、情報、文化が交流し、豊かさと活力を生み出す『情報交流拠点』」を基本コンセプトに運営します。施
設運営にあたっては、市と指定管理者との協力、協働の体制をより強化し、実施する事業や提供するサービスの質的向上を図り、来
館者数の増加に繋げます。
○「くまもと医療都市2012グランドデザイン」の実現に向け、「くまもと在宅医療・ケア支援センター」を中心に在宅医療体制の整備を目
的とした在宅医療相談窓口の設置や関係専門職種の多職種連携を進めるとともに、がん治療に関する情報発信や相談に対応できる
体制等を「がんサポートセンター」を中心に整備していきます。
○熊本駅西土地区画整理事業は、連続立体交差事業との調整を行い、可能な限り早期完成を目指し、駅西地区の安全で快適な居
住環境の形成を図ります。
47
②課題を解決し、事業展開を進めていく上で、次年度以降特に重点的に取り組む事項
◆世界に誇る熊本シティブランドづくりと国内外への「くまもと」の魅力の発信に関する経費
○九州新幹線全線開業及び東アジア戦略に向け、新幹線沿線主要都市及び本市とゆかりの深い東アジアの都市や誘客が見込める
国にターゲットを絞り、観光・コンベンション誘致活動の更なる強化に取り組みます。
○スポーツコンベンションについて、JOCパートナー協定施設案内パンフレット作成(4ヶ国語)などに取り組みます。
○2019女子ハンドボール世界選手権大会に関して、市民の機運醸成を図るために大会開催の広報、啓発活動を実施していきます。
○熊本城マラソン2016(第5回大会)の開催、効果的・効率的な運営手法や民間を主体とした実施への移行等を検討します。
○本市の魅力を増加させるとともに新たな素材を発掘・創造し、磨き上げていくことで、市民のシビックプライド(誇り)を醸成させ、これ
らを広く国内外へ発信することにより、本市の印象や知名度向上に繋げていきます。
・わくわく親善大使活用プロモーション
・熊本ゆかりの先哲(夏目漱石・宮本武蔵)プロモーション
・創造都市実現のためのSomething Newプロジェクト(大都市のクリエーター等と本市市民との交流事業)
○熊本城の新たな魅力創出に向けて、城彩苑と連携を図るとともに、お城まつり等のイベントを充実させ、加えて熊本城おもてなし武
将隊を積極的に活用し、来園者へのおもてなし向上に努めます。
◆おもてなしの心でもてなす人と仕組みづくり
○熊本城の新たな魅力創出に向けて、城彩苑と連携を図りながら、また、熊本城おもてなし武将隊の武将を増やし、より一層のおもて
なし向上に努めます。
○熊本城、城彩苑及び中心市街地アーケードに続いて、熊本城周遊バスに無料Wi-Fi環境を整備します。
◆九州、アジアの交流拠点にふさわしいまちづくりと内外との活発な交流の促進
○在宅医療に関する市民の理解を深めるための住民啓発や、在宅医療に関わる医療・介護資源情報の更新に取り組みます。
○桜町地区再開発事業については、H27年5月に施行認可を行い、H27年夏頃の工事着手に向けて円滑に事業を進めていく必要が
あります。
○花畑地区広場整備事業については、全庁的な利活用の検討を行うとともに、市民と協働でイベントを実施し、様々な広報手段を通
じて利活用の促進を行う必要があります。
○桜町・花畑周辺地区のまちづくりでは、(仮称)花畑広場を暫定的に供用することにより、運営ノウハウの蓄積や利活用等の担い手
の育成、広場使用者等からの意見聴取などを行い、「桜町・花畑周辺地区まちづくりマネジメント基本計画」に基づき、オープンスペー
スの整備計画や運営管理計画を検討していく必要があります。
48
Ⅱ 政策・分野別施策の評価
49
50
第1章
一人ひとりの人権が等しく尊重され、わけ隔てなく参画できる社会の実現
◆政策の概要
人類普遍の願いである自由と平等の実現に向け、国際連合において、世界人権宣言や女子に対するあらゆる形態の差別の撤
廃に関する条約の採択など、世界的な取り組みが進む中で、人権を尊重する社会について、市民の関心も確実に高まっていま
す。しかしながら、出身地、性別、国籍や障がいなどによる不当な差別や偏見が未だに根強く残っています。また、今日のめまぐる
しく変化する社会情勢の中で、児童虐待やDV(ドメスティック・バイオレンス)、インターネットによる誹謗・中傷、性同一性障害への
差別など、人権侵害の形態も複雑、多様化しています。
今後とも、公共の福祉に反しない限り人権を尊重するという日本国憲法の精神にかんがみ、市民一人ひとりが人権問題を自らの
課題として受け止め、差別や人権侵害を許さない確固とした信念を持って、人権が等しく尊重され、だれもがわけ隔てなく参画で
きる社会を築き上げていかなければなりません。
そこで、学校や職場、地域や家庭など、あらゆる機会を捉えて人権教育・啓発を推進し、市民の人権意識をさらに高めるととも
に、人権問題の解消や男女共同参画社会の実現に向けた課題の解決のために、市民、事業者、行政等が一体となった取り組み
を進めます。
《成果指標》
◆指標
基準値
成果指標
実績値
目標値
達成度
単位
自分の人権が守られていると
感じる市民の割合
%
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
48.8
−
51.8
52.2
51.1
52.8
52
55
60
自分の人権が守られていると感じる市民の割合
60
60
%
58
56
55
54
51.8
52
52.2
50
48
46
52
※達成度
A・・・平成30年度の目標値を既に達成している。
B・・・目標に向けて順調に推移している。
C・・・基準値は上回るが順調に推移していない。
D・・・基準値を下回っている。
52.8
51.1
48.8
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
51
H30
C
《指標の分析と現状や課題》
指標の分析
自分の人権が守られていると感じる市民の割合については、基準値と比較すると3.2ポイントの増加となっているものの、平成25年度と比較
すると0.8ポイント下がっています。これらのことから長期的に見ると上向きに推移しているものの前年度からの微減であり、平成25年度の目標
値に及ばないことから、今後も継続して人権意識の高揚のため、熊本市人権教育・啓発基本計画中間見直しにより再整理した18の人権課題
に効率的に取り組んでいく必要があります。
現状
○人権尊重の社会づくりの推進 ・様々な人権課題が現存する中、特に近年はいじめ、子どもや高齢者への虐待などの人権侵害が頻発し、社会問題となっています。また、イ
ンターネット等の普及に伴い、安易に身勝手な誹謗中傷が起こるなど、新たな人権課題も発生しています。本市では、熊本市人権啓発市民
協議会と一体となって、人権に関する講演会、ハンセン病療養所や水俣等への現地訪問研修、各区人権啓発映画会、人権啓発セミナー、
人権啓発作品募集などの市民参画型の人権啓発事業を通して、市民一人ひとりが日常生活の中で、人権に対する意識を高めるとともにすべ
ての人の人権が尊重される社会の実現を目指し取り組んでいます。また、市職員の人権教育を推進し、人権尊重の理念を基盤とする施策を
実施しています。
○男女共同参画社会の推進
・幅広い男女共同参画分野における多様な課題を、身近なものとして捉えやすいものについては関心も高く、一方で、間接的に不利益を被っ
ていても、自らの課題としての認識が低く、改善に向けた取り組みが進まないテーマが存在する現状もあります。
また、重大な人権侵害であるDV被害については、相談体制の強化や他機関、民間支援団体との連携促進などを目的とし、配偶者暴力相
談支援センター事業を開始したことで、包括的な支援体制の充実を図りました。一方で、実際に被害を受けても相談していない被害者の割合
も高く、潜在的なDV被害者が数多く存在する現状もあります。
課題
○人権尊重の社会づくりの推進
・人権教育啓発の機会となる開催事業へのより多くの市民の参加を得ることが課題となっています。さらなる参加と理解が得られるよう、その実
施形態、内容などを創意工夫することが大切です。
○男女共同参画社会の推進
・性別や年代によって、男女共同参画に対する認識が多様である中、それぞれの環境に応じ、より身近な課題として感じることのできるような
アプローチを行い、さらなる啓発事業の強化が求められています。それは、地域、職場、学校等と、違った環境でのそれぞれの課題につい
て、画一的な取り組みではなく、効果的な啓発となるよう工夫が必要です。
また、潜在的なDV被害者の救済については、相談窓口のさらなる周知と同時に、多様化する相談内容に対応できるよう、相談の質の向上
も重要となってきます。事例検討や研修等を重ね、また他機関や民間支援団体との連携を密にすることにより、質の高い相談体制の構築、ま
た被害者に寄り添った支援が今後さらに求められます。
《今後の方向性》
今後の政策展開の方向性
○人権尊重の社会づくりの推進
・市民参画と協働による人権教育・啓発の推進
市民は、一人ひとりが人権意識の高揚に努めるとともに、特に市民生活と深い関わりを持つ家庭、地域、学校、職場等においても、市や行
政機関等と連携しつつ、市民参画と協働による人権教育・啓発に取り組みます。
・人権尊重を基調とした施策の推進
人権尊重の理念が行政施策の基本であることを再認識するとともに、この理念を基調とした施策や事業を推進します。
・人権感覚豊かな市職員の育成
すべての職員を対象として体系的な人権研修を行うと共に、日常の業務に即した各職場における人権研修を実施して、人権感覚豊かな職
員の育成に努めます。
・関係機関等との連携強化
国、県との連携は不可欠なものであります。特に、現在、市と協働で人権啓発活動を行っている「熊本市人権啓発市民協議会」との連携は、
大変重要な役割を担っています。今後は、関係行政機関や民間団体・地域団体等との連携を更に強化し、情報の共有化、相談体制のネット
ワーク化、啓発事業の充実に努めてまいります。
○男女共同参画社会の推進
・連携・協働による男女共同参画社会の実現に向けた啓発の推進
市民一人ひとりが性別にかかわらず個性や能力を最大限発揮できるよう、男女共同参画社会の形成に向けて市民・事業者と連携・協働を
図りながら、さらなる啓発に取り組みます。
・社会参画へのさらなる支援
男女共同参画基本計画に掲げる施策を推進するため、庁内の推進体制の強化を図り、政策・方針決定過程への男女の参画機会の確保、
ワーク・ライフ・バランスの推進、地域における男女共同参画の推進に努めます。
DVの防止と被害者支援のため、相談員の資質向上や関係機関との連携強化に努めます。
52
《施策・事業の体系》
第1章
一人ひとりの人権が等しく尊重され、わけ隔てなく参画できる社会の実現
第1節
人権尊重の社会づくりの推進
【基本方針】
人権尊重意識の高揚(A)
人権擁護活動の推進(B)
第2節
【事業】
・人権教育・啓発推進事業
・ふれあい文化センター運営事業
・人権擁護活動体制整備事業
男女共同参画の推進
【基本方針】
【事業】
男女共同参画のための意識づくり(A)
・男女共同参画啓発事業
男女共同参画のための社会環境の整
備(B)
・社会参画支援事業
・男女共同参画センター管理運営事業
53
第1章 第1節
人権尊重の社会づくりの推進
∼ すべての人の人権が尊重される社会をつくる ∼
【施策実施局:市民局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆市民と協働して、人権教育及び啓発を積極的に尊重します(A)
○市民、地域団体・NPO等や事業者と協働し様々な人権啓発事業を実施し、人権尊重意識の高揚を促すとともに、市民等が行う
人権啓発活動を積極的に支援します。
◆様々な分野での人権擁護活動を推進します(B)
○国、県及び人権擁護委員等との連携を強化し、人権擁護に努めます。 2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
345,763千円
細事業名
(A)人権教育・啓発推進事
業
(A)ふれあい文化センター
運営事業
(B)人権擁護活動体制整備
事業
所管課
H21∼26
事業費
累計
概 要
人権啓発経費
熊本市人権啓発市民協議会への運営助成を行
人権推進総室 うとともに、人権の花運動等の人権啓発活動を
行う。熊本市人権教育・啓発基本計画の推進。
ふれあい文化センター管
理運営経費(経常)
ふれあい文化
センター
地域福祉経費(経常)
H27予算額
細事業
評価結果
101,978
17,780 現状維持
人権課題の解決に向けて、人権啓発や福祉活
動などで利用しやすい施設の維持管理に努め
る。
95,539
17,794 現状維持
ふれあい文化
センター
高齢者のリハビリと生きがい実践を目的に健康
で住みよい社会づくりを行う。
15,062
2,440 現状維持
(植木町)ふれあい文化セ
ンター運営費
植木ふれあい
文化センター
人権課題の解決に向けて、人権啓発や福祉活
動などで利用しやすい施設の維持管理に努め
る。
39,859
7,058 現状維持
人権擁護経費
人権推進総室
人権擁護委員協議会へ運営費等に対し、補助
を実施する。
12,929
2,204 現状維持
社会人権推進経費(経常)
ふれあい文化
センター
市民の人権教育に関する事業を行う。
3,451
611 現状維持
※参考:人件費(H24∼H26)
141,440 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
(A)様々な人権問題について関
心がある市民の割合
%
71.6
68.6
68.7
64.2
66.5
67.3
67.4
75
80
D
(B)自分の人権が侵害されたこと
があると思う市民の割合
%
19.3
21.2
23.2
21.5
22.4
22.8
22.4
17
15
D
(A)様々な人権問題について感心がある市民の割合
85
%
80
80
75
75
70
65
(B)自分の人権が侵害されたことがあると思う市民の割合
68.7
71.6
68.6
60
%
25
21.5
21.2
66.5
67.4
64.2
30
22.4
22.8
20
19.3
67.3
22.4
23.2
17
15
15
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
H20
54
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
②指標の分析
(A)
○様々な人権問題について関心がある市民の割合については67.4%と、関心がある割合を平成25年度と比較すると0.1ポイントの微増となっていま
す。このことから、今後もこれまで以上に継続して人権問題について関心を高めるための機会を多く提供していく必要性があります。
(B)
○自分の人権が侵害されたことがあると思う市民の割合については、22.4%であり前年度と比較すると0.4%減じており、平成24年度と同ポイントと
なっております。このことから引き続き目標値に向け人権侵害をなくすための更なる啓発活動の推進や、人権擁護体制の充実が必要とされていま
す。
③現状
(A)
○人権教育・啓発推進事業
国連の「世界人権宣言」採択から60有余年、世界には今も戦争や人命軽視的な政策などの人権侵害の問題が山積みしています。国内でも社
会的弱者への差別や虐待、IT社会を反映した人権に関わる新たな諸問題が発生し、人権教育・啓発への取組みを、総合的かつ計画的に粘り強
く継続していく必要があります。
○ふれあい文化センター運営事業
人権に関する理解を深めるとともに、市民の交流を図るための講座・クラブの開設、高齢者の生きがいと健康増進を図る学習活動や各種サービ
スを実施しているが、公民館的な広範囲の市民の利用増加を図る必要があります。
(B)
○人権擁護活動体制整備事業
差別や人権侵害などがなくならない背景には「人々の中に見られる同質性・均一性を重視しがちな性向や非合理的な因習的意識の存在」「国
際化、情報化、高齢化、少子化等の社会の急激な変化」「障がい者に対する障がいの発生原因や症状についての理解不足、感染症患者等に対
する医学的にみて不正確な知識や思い込み」「人権尊重の理念についての正しい理解やこれを実践する態度が人々の中に十分に定着していな
いこと」等があると言われています。また、これまで「人権を侵害された人(被害者)に対する救済や支援」「被害者にならないための人権教育や啓
発」といった取組みが中心で、身近に人権侵害が起きた場合に「自分には関係ないと見て見ぬふりをする人(傍観者)が少なくないこと」が問題の
解決を遅らせているといった指摘もあります。このようなことから、人権に関わる問題を市民一人ひとりの身近な場所や日常生活の中に存在する問
題ととらえ事例に学びながらも人権教育・啓発を推進していくことが重要です。
④課題
(A)
○人権教育・啓発推進事業
人権尊重意識の高揚の定着を図るため、市民・企業・地域団体と協働での人権教育・啓発活動を推進してきましたが、今後も更なる市民と協働
した啓発事業を取り組んでいく必要があります。
○ふれあい文化センター運営事業
広報誌「かけはし」の充実、地域会合の場の活用、人権に関する理解を深めるとともに、市民の交流を図るための高齢者の生きがいと健康増進
を図る学習活動や各種サービスを実施しました。次年度以降も適正な施設維持管理・運営に努め、利用者の増加を目指しながら人権啓発の拠
点施設となるよう活動します。
(B)
○人権擁護活動体制整備事業
熊本地方法務局との連携強化、また人権相談窓口の充実を図るため熊本人権擁護委員協議会と十分協議してきましたが、まだまだ人権相談
窓口設置の市民への効果的な周知や人権擁護についての広報活動が必要となっています。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○人権教育・啓発推進事業
人権尊重意識の高揚の定着を図るため、熊本市は熊本市人権啓発市民協議会と協力し、加入企業団体等を巻き込んで更なる啓発事業を充
実させていきます。
○ふれあい文化センター運営事業
市民のふれあいと連携を図るとともに、生活文化及び福祉の向上並びに人権啓発の拠点となるコミュニティーセンターとしての活性化や利用者
の増加、センター機能の充実に取り組みます。
(B)
○人権擁護活動体制整備事業
熊本地方法務局、熊本人権擁護委員協議会等と連携し、区役所における人権擁護委員による人権相談の利用促進を図ります。また専門性を
持った人権擁護委員を推薦し、様々な分野の相談に各区で対応できるように努めます。
55
第1章 第2節
男女共同参画の推進
∼家庭・職場・学校・地域等での男女共同参画を進める∼
【施策実施局:市民局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆男女が性別による差別的取り扱いを受けることがないよう、市民の男女平等意識を高めます(A)
○出前講座など学習機会の提供、啓発紙等の作成・配布、「男女共同参画センターはあもにい」における各種セミナーの開催等、
積極的な啓発・情報提供に取り組みます。
◆社会の各分野で、男女がともに責任を担い、個性や能力が発揮できる環境を整備します(B)
○「熊本市男女共同参画基本計画」に基づく施策の着実な推進を図り、市の審議会等委員への女性登用促進に取り組むととも
に、ワーク・ライフ・バランスの推進、DV防止など男女がともに個性と能力を発揮できる社会環境の整備を図ります。また、男女共同
参画施設の中核施設である「男女共同参画センターはあもにい」の機能充実を図るなど地域における男女共同参画を推進しま
す。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
962,510千円
細事業名
所管課
H21∼26
事業費
累計
概 要
H27予算額
細事業
評価結果
男女共同参画啓発経費
(経常)
男女共生推進 啓発情報紙や啓発冊子等を作成、配布し、男
室
女共同参画への理解促進を図る。
5,653
1,285
見直し・改善
男女共同参画啓発経費
(政策)
「くまもと男女共同参画会議」の運営、DV防止
男女共生推進
関連事業や出前講座等の開催による啓発など
室
市民との連携により男女共同参画推進を図る。
14,402
2,900
見直し・改善
男女共同参画支援経費
(経常)
男女共生推進 総合相談室において、一般相談、専門相談を
室
実施する。
25,924
3,187 拡大・充実
5,286
6,684 拡大・充実
男女共同参画センター管 男女共生推進 指定管理者制度の導入による魅力ある事業展
理運営経費
室
開、効率的な管理運営を図る。
729,559
153,994 現状維持
男女共同参画センター施 男女共生推進 経年劣化した設備等を改修し、利用者の安心・
設整備経費
室
安全を図る。
180,635
11,500 拡大・充実
(A)男女共同参画啓発事業
(B)社会参画支援事業
DV被害者のための相談窓口のほか、必要に応
配偶者暴力相談支援セン 男女共生推進
じ同行支援など被害者に寄り添った支援を図
ター経費
室
る。
(B)男女共同参画センター
管理運営事業
※参考:人件費(H24∼H26)
47,239 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
(A)「男女共同参画」の内容を
知っている市民の割合
(B)男女がともに参画している社
会と感じる市民の割合
基準値
実績値
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
%
49.0
50.6
50.6
50.9
51.5
52.6
50.1
60
70
C
%
35.2
38.1
37.2
39.7
38.5
38.5
33.4
45
50
D
70
%
65.0
50.0
45.0
H20
H21
52.6
50.1
H22
H23
50
%
45
38.1
39.7
37.2
35
38.5
38.5
33.4
35.2
50.9
50.6
50
40
51.5
50.6
49.0
(B)男女がともに参画している社会と感じる市民の割合
45
60
60.0
55.0
達成度
H20
(A)「男女共同参画」の内容を知っている市民の割合
70.0
目標値
30
H24
H25
H26
H30
H20
56
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
②指標の分析
(A)
○「男女共同参画」の内容を知っている市民の割合は、H26年度の実績は50.1%と前年度と比べ2.5ポイント減少しました。男女共同参画社会の
実現を目指すことは、性別や世代を超えた課題であり、今後、それぞれの立場に応じ、わかりやすく効果的な啓発・情報発信に取り組むことが必
要です。
(B)
○男女がともに参画している社会と感じる市民の割合は、H26年度の実績は33.4%と前年度と比べ5.1ポイント減少しました。社会の様々な分野に
おいて男女ともに個性と能力を発揮できるような社会実現のため、さらに支援の充実が求められています。
③現状
(A)
〇男女共同参画啓発事業
啓発事業における裾野を拡げる意味で有効な出前講座については、様々な機会を捉え周知を図ることにより、利用者、利用団体数ともに増加
しています。しかし、ハラスメントについての講座要請が大半を占めている現状から、その関心の高さがうかがえますが、その他分野については例
年と比較しても顕著な伸びが見られず、全体として開催テーマに偏りがあります。
(B)
〇社会参画支援事業
社会参画の弊害となっているDVは重大な人権侵害であり、その被害者支援を目的として配偶者暴力相談支援センター事業を開始し、相談事
業を始め被害者支援体制の充実を図りました。今後、相談窓口のさらなる周知に努め、潜在的な被害者の救済を図る必要があります。
〇男女共同参画センター管理運営事業
男女共同参画センターはあもにいでは、指定管理の利点である民間事業者のノウハウを活かした事業展開により、利用者数も順調に増加して
います。社会のニーズに対応した事業を実施し、啓発、支援全般にわたる施策推進に大きく寄与しています。
④課題
(A)
〇男女共同参画啓発事業
各種講座など啓発事業については、テーマによる関心の高さに差が見られることから、幅広い男女共同参画分野において、それぞれの環境で
身近な課題としての認識とその理解を深めるために、今後さらに地域・職場・学校等における事業展開の充実を図る必要があります。
(B)
〇社会参画支援事業
窓口の周知に努め、相談体制の充実を図ることは、同時に、今後さらに件数の増加や相談内容の多様化が予想されます。関係機関との連携を
より密にするとともに、事例検討や研修会などを通し相談員の資質の向上に努める必要があります。
〇男女共同参画センター管理運営事業
男女共同参画センターはあもにいにおいては、幅広い市民への利用を促し、特に男性やこれからの時代を担う子ども・若者世代に向けた情報
発信を行う必要があります。また、開館から25年を経過し、施設や設備の老朽化が顕著であることから、利用者目線での計画的な改修・整備に取
り組む必要があります。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
〇男女共同参画啓発事業
男女共同参画意識の啓発・教育の推進について、性別や世代ごとの異なる市民ニーズを捉えるとともに、市民・事業者との連携・協働を図りな
がら、男女共同参画社会の形成に向けた意識づくりを進めます。
(B)
〇社会参画支援事業
男女共同参画の推進体制の整備と活動への支援について、庁内推進体制を整備・活用し基本計画に掲げる施策の推進を図り、政策・方針決
定過程への男女の参画機会の確保、ワーク・ライフ・バランスの推進、地域における男女共同参画の推進に努め、また、配偶者暴力相談支援セン
ター事業の充実を図り、さらなるDV相談体制の強化と被害者の自立支援に努めます。
〇男女共同参画センター管理運営事業
男女共同参画センターはあもにいの機能充実について、適切な維持管理に努めるとともに、民間事業者が有するノウハウを活用することにより、
男女ともに親しまれる施設として利用者の拡大に努め、男女共同参画を推進します。
57
第2章
ともに支え合い、文化に親しみ安全で安心して心豊かに暮らせる生活の実現
◆政策の概要
都市化の進展や少子高齢化社会の到来、住民意識や価値観の多様化など、地域社会を取り巻く環境が大きく変化し、災害等も
複雑・大規模化している中、自分たちの住むまちを安全で暮らしやすい場にしていくためには、「自分たちのまちは自分たちでつく
る」という理念のもと、なによりそこに暮らす人たちが力を合わせて支え合い、地域の課題を解決していくことが求められています。
そこで、地域の主体的な活動を核として、地域の特性を生かした互いに助け合う自主自立の地域づくりを進めるとともに、犯罪や
災害から生命や財産が守られ、だれもが安心して暮らせる地域社会の実現を目指します。
また、市民が豊かな個性や能力をはぐくみ、充実した人生を送れるよう、多彩な文化に親しみ、創造する機会を広げ、その成果を
社会の中で生かしていけるような環境づくりを進めるとともに、国際化などに対応し、国内外との交流を推進します。
《成果指標》
◆指標
基準値
成果指標
自分のまちにずっと住んでい
たいと感じる市民の割合
%
100
実績値
目標値
達成度
単位
%
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
79.8
80.9
79.2
81.6
81.6
80.9
81.8
85
90
自分のまちにずっと住んでいたいと感じる市民の割合
95
90.0
90
85.0
85
80.9
81.6
81.6
81.8
80
79.8
80.9
79.2
75
70
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
58
※達成度
A・・・平成30年度の目標値を既に達成している。
B・・・目標に向けて順調に推移している。
C・・・基準値は上回るが順調に推移していない。
D・・・基準値を下回っている。
C
《指標の分析と現状や課題》
指標の分析
○自分のまちにずっと住んでいたいと感じる市民の割合は、基準値(H20年度)の79.8%から横ばいの傾向にあり、H26年度では81.8%と、基
準値から2.0ポイント上昇しているものの、目標に向けて順調に推移しているとは言えません。自主自立の地域づくりや安心して暮らせる地域
社会の実現などをめざして取り組んできましたが、住民意識や価値感の多様化など、地域社会を取り巻く環境が大きく変化し、災害等も複雑・
大規模化している中、市民の意識として向上するほどには至っていないと考えられます。
○今後は、外国人など外からの視点を取り入れた取組みなども必要性が増すものと考えられます。
現状
○自主自立の地域づくりの推進
・わが国では、少子高齢化が急速に進み、本格的な人口減少社会の到来を迎えています。本市においても、将来人口推計では、H 52 年
(2040 年)に 66 万人程度になるとされており、今後、急速に人口が減少していくことが予想されます。また、高齢化率も、年々増加しており、超
高齢社会が大きく進展し、H 52 年(2040 年)には33%を超え3人に一人となることが推計されています。このような少子高齢化や人口減少によ
り、社会保障の制度疲労や都市活力の低下、地域コミュニティの崩壊・機能の破綻などを招くことが懸念されます。
○市民生活の安全・安心の推進
放置自転車の台数、街頭犯罪等の認知件数は、大幅に減少しているが、暴行・傷害等の粗暴犯、ストーカーや振り込め詐欺などは増加傾向
にあります。特に、近年は、社会情勢の変化に伴い、ワンクリック詐欺や電話勧誘問題などの情報通信に関わる問題が増加しており、消費者
問題が複雑多様化しています。
○危機管理防災体制の強化
・自主防災クラブの設立については、結成率がH25年度の67.1%から72.5%に上昇したものの全国平均77.9%には及ばない状況にあります。
・同報系デジタル防災行政無線の整備について、H26年度に親局(本庁舎)や遠隔制御局(消防局・区役所等)の整備を行いました。
・今後は屋外拡声子局の既設の更新に加え、浸水被害の恐れがある地域に新設することとしています。
○住民記録・土地情報の適正な管理と提供
・正確で迅速な事務処理と個人情報の適正管理のため、職員研修に取り組んでいます。また、個人情報保護を徹底するため、情報セキュリ
ティに関する研修及び内部監査を実施しました。
・社会保障・税番号制度への円滑な移行に向け、番号制度推進本部並び様々な分野からなる専門部会を設置し、協議を進めています。
・昨年度はH26年10月27日付けで松尾町上松尾地域の一部、H27年3月12日付けで中松尾地域の一部(追加分)の住居表示を実施しました。
区名入り街区表示板への刷新については、H26年度計画分を予定どおり行い、全体の67%の刷新を完了しました。区名入り街区表示板への
刷新については、H28年度までに完了する計画です。
○消防・救急救助体制の強化
・人為的ミスによる火災発生を防ぐための啓発活動や広域防災センターを活用した防火防災教育の充実強化など、市民の防火防災意識の向
上を図ることと併せて、消防署所等の整備を進めており、市民と消防が一体となった消防力の強化を図っています。
・AED(自動体外式除細動器)の取り扱いも含めた、応急手当講習会を推進することで、応急手当のできる人材の育成を図っているところであ
り、市民の安全に対する意識の高まりを受け受講者は増加しています。
○文化の振興と国際交流の推進
・現在、外国語表記の推進やおもてなし対応の充実など在熊外国人やインバウンドの外国人を想定した取組みを行っていますが、このことだ
けでは、市民も外国人もずっと住み続けたいと感じるまちづくりは困難です。
・在熊外国人へのアンケート結果では、暮らしやすいと感じている割合は高いものの(88.6%)、この外からの視点と住んでみた内からの視点を併
せ持つ在熊外国人が暮らしやすいと感じていない主な理由を見ると、「交通の便が悪い」が圧倒的に多い(42.9%)ことから、暮らしやすさにはソ
フト面に加えハード面の充実も必要なことが伺えます。今後、数値を伸ばしていくためには、公共交通の整備などハード面を含め、国際化の面
から見ても普遍的な暮らしやすさを追求することが必要と思われます。
・伝統的な全国規模の文化行事を開催するほか、若者文化など新たな芸術文化などにも取り組んでいます。
課題
○自主自立の地域づくりの推進
・自治会加入の促進が必要であるが、そのPRの手法や方策に工夫が求められます。
・地域コミュニティセンター未設置校区への対応を検討する必要があります。
○市民生活の安全・安心の推進
・消費者センターへの相談内容は、年々複雑多様化しているため、相談体制の強化や消費者の自立支援の啓発を含めた消費者教育を推進
する必要があります。
○危機管理防災体制の強化
・自主防災クラブの結成率は上昇してきましたが、未だ結成率の低い地域があります。啓発活動の中で結成を阻害する要因を探り、引き続き
結成の促進に努めていく必要があります。
・市民を対象とした情報伝達体制については、緊急告知ラジオの有償配布、白川及び合志川流域におけるサイレンの整備を行いましたが、さ
らに防災行政無線等を順次整備するとともに、わかりやすい避難発令の伝達手法の検討をしていく必要があります。
○住民記録・土地情報の適正な管理と提供(第4節)
研修内容の充実やセキュリティ監査を徹底することで情報セキュリティや個人情報保護に関する意識を高めるとともに、窓口サービスの向上を
図ります。また、地籍調査事業については第6次十箇年計画を着実に進めていきます。
○消防・救急救助体制の強化
・1区1消防署体制の完成に向けて、各区役所や区消防団との連携を強化していく必要があります。
○文化の振興と国際交流の推進
・誰もがすっと住み続けたいようなまちを目指すにあたっては、近隣都市や国内都市との比較による同質競争には限界がある(他都市と変わり
ばえのしない取組みやまちづくりに留まってしまう)ことから、その解決策の一つとしては、世界の最も優れた事例を知り、精査した上で取捨選
択し、それらの都市とQOLの向上に向けた競争をしていくスタンスが重要と思われます。
・文化の振興を図るためには、市民の文化芸術に触れる機会の創出とともに、伝統文化のみならず若者文化など新たな芸術文化などにも取り
組み、担い手づくりが必要となっています。
・効果的な事業の実施や広報活動の充実により、市民の文化芸術を鑑賞する機会の充実を図るとともに、活動者への支援等を通して文化芸
術活動を活発化する必要があります。
59
《今後の方向性》
今後の政策展開の方向性
○自主自立の地域づくりの推進
・町内自治会に対する財政支援や研修会などを実施するとともに、加入率向上に取り組み、地域の自治活動を支援します。
・校区自治協議会及び町内自治会における地域課題解決に向けた取り組みなど、主体的なまちづくり活動を積極的に支援します。
・財政支援により地域公民館等の活動を支援します。
・各区のまちづくりビジョンに基づいて、地域の魅力や特性を生かした区ごとのまちづくりを推進します。
・公民館機能を有するまちづくりセンターを設置し、まちづくり支援の拠点とします。
・まちづくりセンターに地域担当職員を配置し、行政情報の発信や地域情報の収集等を行うなど地域のコーディネーター機能を強化します。
・区役所は、地域のまちづくりを支援するため、区のまちづくりにおける企画調整機能を強化します。
・地域づくり活動の拠点となる地域コミュニティセンターを住民の意見を取り入れながら計画的に整備するとともに、地域住民による運営を支援
します。また、未設置校区については、合築による複合化や既存施設の利活用等の検討を行います。
○市民生活の安全・安心の推進
・警察など関係機関等と連携し、市民の交通安全に対する意識啓発を図ります。
・子どもや高齢者を対象とする交通安全教室を開催し、交通事故の防止に努めます。
・各防犯関係機関と連携を図り、防犯パトロールや防犯講座の開催などを行います。
・校区防犯協会などの防犯団体へ活動支援を行います。
○危機管理防災体制の強化
・「自助」「共助」「公助」の理念のもと、地域防災力の要となる自主防災クラブの結成を促進し、結成クラブの活性化に向けた支援を充実させて
いきます。
・「地域版ハザードマップ作成手引書」を基に住民自らがハザードマップの作成に携わることで、自らの身は自ら守るという自助と、地域住民が
助け合う共助の意識を涵養するとともに、災害時の安全な避難経路や一時避難場所の明確化に取り組むことにより、市民の防災意識、地域防
災力の向上を図ります。
・防災リーダー育成のため防災士等との連携を深め、地域防災力の向上を図る仕組みづくりに取り組むとともに、職場や家庭で参加できる防
災訓練を実施します。
・同報系防災行政無線の機器を統一しデジタル無線に更新するとともに、高潮、津波被害の恐れのある沿岸部や土砂災害危険箇所で緊急告
知ラジオの受信が困難地域などに屋外拡声子局を新設し情報伝達体制を強化・拡充します。
・FM放送の電波を利用する「緊急告知ラジオ」の市民への有償頒布を、引き続き企業や各種団体も含め普及に努めます。
○消防・救急救助体制の強化
・人為的ミスによる火災発生件数の減少並びに住宅用火災警報器の設置率の向上及び維持管理の必要性の周知を図ります。
・消防団員の活動しやすい装備等の導入や車両及び施設の整備等を計画的に進め、迅速的確な災害対応に向けた充実を図ります。
・1区1消防署体制の整備完了にあわせ、各区役所や区消防団との連携をより強化していきます。
・応急手当講習会の講習内容の更なる充実を図り、市民ニーズの多様化に対応すべく、救急車及び救急医療の適正利用について幅広く啓
蒙を図ることで、救急需要の削減につなげます。
○文化の振興と国際交流の推進
・アジアと共生し、ともに発展を目指します。(東アジア戦略の着実な推進)
(1)経済・観光分野を中心とした交流・連携・競争による実利の追求
(2)未来志向、安全平和のための異文化理解・友好親善
・世界基準のまちづくりと政策立案のためのグローバルな交流・連携・競争を行っていきます。
(1)質の高い都市外交による情報収集と発信(学び合い・ベンチマーキング、政策連携、国際会議・政策コンペ等への参加など)
(2)世界に良い影響を与える都市へ(環境保全、交通システム、福祉、子育て、文化、マナーなどで賞賛され、視察されるまち)
(3)短期的な実利にとらわれない都市交流(文化交流、人材育成)
・国際都市KUMAMOTOにふさわしい地域の国際化と多文化共生の推進を図ります。(外国人にも暮らしやすいまち)
(1)国際社会の共通ルールへの対応(都市交流、海外VIP、国際イベント等への適切な対応と助言機能)
(2)地域の国際化推進(ユニバーサルデザイン、多言語表記など。ガイドラインとしての「国際化指針」を準用)
(3)偏見・差別のないオープンでクリエイティブな多文化共生社会の実現
・文化活動団体や文化活動者等との協同による文化事業の実施や、国内外へ向けて発信する本市の特性を活かした文化事業を展開します。
・地域文化の振興及び育成並びに継承を図るとともに、芸術文化を活かしたまちづくりを推進し、都市の全体の魅力向上を発信します。
○住民記録・土地情報の適正な管理と提供
・情報セキュリティ対策に関する職員研修については、時間外縮減を鑑み研修時間帯の見直し等を行うとともに、研修内容を充実します。ま
た、情報セキュリティ監査を徹底するため、前年度指摘された部署の改善結果の確認を徹底していきます。
・戸籍住民基本台帳管理事業については、正確で迅速な事務処理と個人情報の適正管理に取り組むための職員研修を行うとともに、社会保
障・税番号制度の導入に係る総合的企画及び調整などを行います。また、番号通知・個人番号カード交付などを運用し、番号制度の普及啓
発を行います。
・H26年度に実施した市民アンケート調査の結果を受け、窓口業務改善に取り組みます。また、H27年度の市民アンケート調査を実施します。
・市民が安心して利用できる施設とするため、施設・設備等の改修等を行います。
・土日や時間外の証明発行が可能な市民サービスコーナーを運用し、利便性の向上を図ります。
・校区自治協議会等の地域会合に積極的に参加し、地域住民の意見を行政運営に反映させます。
・保留地域の解消を含めた未実施区域の現状把握を行い計画的な実施に向け検討を行っていきます。
また、区名入り街区表示板については、H28年度までに計画的に取り替えていきます。
60
《施策・事業の体系》
第2章
ともに支え合い、文化に親しみ安全で安心して心豊かに暮らせる生活の実現
第1節
自主自立の地域づくりの推進
【基本方針】
【事業】
住民の自主的なまちづくり活動の推進
(A)
・住民自治活動活性化事業
第2節
市民生活の安全・安心の推進
【基本方針】
交通安全・駐輪対策の推進(A)
防犯活動の推進(B)
自立した消費者の育成(C)
第3節
地域防災力の向上(A)
危機管理防災体制の整備(B)
災害対応力の強化(A)
救急救助体制の強化(B)
・防犯活動推進事業
・消費者保護推進事業
・計量検査事業
【事業】
・危機管理防災意識啓発事業
・自主防災活動推進事業
・危機事象に備えた計画等策定事業
・防災関係機関連携強化事業
・防災拠点施設等整備事業
【事業】
・火災予防対策推進事業
・地域防災体制整備事業
・消防機能整備事業
・救急救助業務高度化事業
・市民救護能力向上事業
文化の振興と国際交流の推進
【基本方針】
文化の振興(A)
国際交流の推進(B)
第6節
・駐輪対策推進事業
消防・救急救助体制の強化
【基本方針】
第5節
【事業】
・交通安全推進事業
危機管理防災体制の強化
【基本方針】
第4節
・まちづくり支援事業
・地域活動拠点運営・整備事業
【事業】
・文化活動活性化事業
・文化に親しむ環境整備事業
・国内外との交流・協力促進事業
・外国人にも暮らしやすい環境整備事業
住民記録・土地情報の適正な管理と提供
【基本方針】
住民記録情報の適正管理及びやさし
い窓口づくりの推進(A)
分かりやすい住居表示の実施及び正
確な地籍図などの整備(B)
【事業】
・戸籍住民基本台帳管理事業
・やさしい窓口づくり推進事業
・地籍調査事業
・住居表示整備事業
61
第2章 第1節
自主自立の地域づくりの推進
【施策実施局:市民局、5区役所】
∼住民による自主自立の地域づくりを進める∼
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆住民自らが住んでいるまちに関心を持ち、地域課題の解決やまちづくり活動に取り組みます(A)
○町内自治会に対する財政支援や研修会などを実施するとともに、加入率向上に取組み、校区自治協議会における地域課題解決
に向けた取り組みなど、主体的なまちづくり活動を積極的に支援します。
○各区のまちづくりビジョンに基づいて、地域の魅力や特性を生かした区ごとのまちづくりを推進します。また、区役所をまちづくりの
拠点として、まちづくり交流室における支援機能を充実し、地域の実情に応じた支援体制づくりを進めます。
○地域づくり活動の拠点となる地域コミュニティセンターを計画的に整備し地域住民による運営を支援します。また、地域公民館の整
備・運営を支援します。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼H26):
事業名
細事業名
町内自治振興育成経費
(A)住民自治活動活性化事
業
所管課
H21∼26
事業費
累計
概 要
町内自治会に対する財政支援や研修会などを実
5区役所まちづ
施するとともに、加入率向上に取り組み、地域の 1,309,193
くり推進課
自治活動を支援する。
H27予算額
細事業
評価結果
290,100 現状維持
5区役所まちづ 校区自治協議会の運営や課題解決に必要な事
校区自治協議会支援経費 くり推進課、区 務的経費を補助し、役員研修会の開催による情
政推進課
報共有を通して、円滑な運営を図る。
83,616
18,850 現状維持
中央区まちづくりビジョンに基づき、区のめざす
中央区役所総
姿の実現に向けて、区の特色を生かしたまちづく
中央区まちづくり推進経費 務企画課・まち
りを推進する。※事業費累計についてはH21-24
づくり推進課
コミュニティ助成経費を含める。
34,116
20,000 拡大・充実
東区まちづくり推進経費
東区役所総務 東区まちづくりビジョンに基づき、区のめざす姿の
企画課・まちづ 実現に向けて、区の特色を生かしたまちづくりを
くり推進課
区民の参画と協働により推進する。
32,220
20,000 拡大・充実
西区まちづくり推進経費
西区役所総務 西区まちづくりビジョンに基づき、区のめざす姿の
企画課・まちづ 実現に向けて、区の特性を生かしたまちづくりを
くり推進課
区民の参画と協働により推進する。
32,191
20,000 拡大・充実
南区まちづくり推進経費
南区役所総務 南区まちづくりビジョンに基づき、めざす区の姿の
企画課・まちづ 実現に向けて、区の魅力・特性を生かしたまちづ
くり推進課
くりを区民の参画と協働により推進する。
32,971
20,000 拡大・充実
北区まちづくり推進経費
北区役所総務 北区まちづくりビジョンに基づき、区のめざす姿の
企画課・まちづ 実現に向けて、区の特色を生かしたまちづくりを
くり推進課
推進する。
33,692
20,000 拡大・充実
火の国未来づくりネット
ワーク支援経費
区政推進課
火の国未来づくりネットワークの構成団体として、
地域づくり団体の相互交流及び地域づくり団体と
自治体との連携を促進するとともに、地域づくりの
情報提供等を行う。
1,850
518 現状維持
地域コミュニティセンター建設経 生涯学習推進 小学校区単位のまちづくりを推進するため、地域
費
課
づくりの拠点施設として計画的に整備する。
733,862
234,000 拡大・充実
地域公民館活動助成経費
5区役所まちづ 地域公民館における交流・学習活動や施設整備
くり推進課
に対して支援する。
481,952
91,500 現状維持
五福まちづくり交流セン
ター管理経費(経常)
五福まちづくり 五福まちづくり交流センターを維持管理していく
交流室
ために必要な経費。
125,970
22,821 現状維持
924,784
185,281 現状維持
(A)まちづくり支援事業
(A)地域活動拠点運営・整
備事業
4,239,866 千円
地域コミュニティセンター運営経 5区役所まちづ 小学校区単位のまちづくりを推進するため、地域
費(経常)
くり推進課
づくりの拠点施設として管理・運営を行う。
※参考:人件費(H24∼H26)
62
112,927 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
(A)過去1年間に地域活動に参
加した市民の割合
%
48.6
44.8
44.5
43.9
46.7
47.7
43.4
55
60
D
(A)参加した市民のうち過去1年
間に地域活動にスタッフとして関
わった市民の割合
%
35.3
40.6
40.8
40.9
40.0
42.2
42.1
37
40
A
(A)過去1年間に地域活動に参加した市民の割合
%
60
60.0
(A)参加した市民のうち過去1年間に地域活動にスタッフとして
関わった市民の割合
%
50
55.0
56
45
40.6
52
40.8
40.9
42.2
42.1
40.0
40
35.3
48
44
48.6
44.8
44.5
H21
H22
40
H20
46.7
47.7
43.4
H25
H26
43.9
H23
40.0
37.0
35
30
H24
H20
H30
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
②指標の分析
(A)
○過去1年間に地域活動に参加した市民の割合については、前回調査と比較すると、「参加したことがある」は、47.7%から4.3ポイント減少していま
す。また、参加した市民のうち過去1年間に地域活動にスタッフとして関わった市民の割合は、前回調査と比較すると、「はい」は、42.2%から0.1ポ
イント減少しています。
③現状
(A)
○住民自治活動活性化事業、まちづくり支援事業
H24年4月の政令指定都市移行後、5つの区を設置し、各々の区の特性を活かしたまちづくりを推進する観点から、区まちづくりビジョンに基づ
き、区のまちづくりを推進してきた。H27年4月に自治基本条例を改正し、区におけるまちづくりとして、地域の特性を踏まえた自主的で自立的な、
区におけるまちづくりを、区役所の拠点性を生かしながら、推進することとしている。また、H27年3月に「区役所の在り方に関する基本方針」を策定
し、区のまちづくり機能の強化、出張所等の再編など今後の区の方向性を示したところである。
○地域活動拠点運営・整備事業
地域づくりの活動拠点施設として、計画的に地域コミュニティセンターの整備を進めていますが、19校区で未設置となっています。
④課題
(A)
○住民自治活動活性化事業
研修会や自治会活動紹介等により、自主的な自治会活動を支援するとともに、自治会加入の促進に取り組んでいますが、PRの手段、方策に工
夫が求められます。
○まちづくり支援事業
各区のまちづくりビジョンに基づき、区民の参画と協働により、区の特性を生かした魅力あるまちづくり事業に取り組んでいます。今後も、各区のま
ちづくりビジョンに掲げる“めざす区の姿”の実現に向け、参画と協働によるまちづくりを推進するとともに、地域コミュニティの活性化を促し、住民自
らの創意工夫による自主自立のまちづくりを支援することが重要となります。更なる情報共有を図り、まちづくり懇話会等と充分な連携を図ることが
求められます。
○地域活動拠点運営・整備事業
地域コミュニティセンター未設置校区における建設用地の確保や施設の老朽化等が顕著になっており計画的な対応が必要です。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○住民自治活動活性化事業
町内自治会及び校区自治協議会における住民の身近な課題解決に向けた取組み、地域の特性を活かした創意と工夫による事業など、主体的
なまちづくり活動を積極的に支援します。
○まちづくり支援事業
校区自治協議会や町内自治会等と情報を共有し、地域の特性や実情に沿ったまちづくり支援機能の充実を図り、新たな地域リーダー育成に取
り組み、特色ある地域活動につなげていきます。
また、各区のまちづくりビジョンに基づき、参画と協働による区の特性を生かした魅力あるまちづくりに取り組みます。
○地域活動拠点運営・整備事業
地域づくりの活動拠点となる地域コミュニティセンターを、ワークショップを開催するなど住民の意見・要望を反映させ、計画的な整備に努めるとと
もに、未設置校区については、施設の複合化や既存施設の利活用等を検討します。また、適正な管理・運営ができよう施設・設備の改修や補修を
行っていきます。
63
第2章 第2節
市民生活の安全・安心の推進
∼安全で安心して暮らせる環境づくりを推進する∼
【施策実施局:市民局、都市建設局、農水商工局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆交通マナーを遵守し、不法駐輪をなくします(A)
○交通安全教室を開催するなど市民の意識啓発を図ります。
○駐輪マナーの向上に努め、駐輪場利用の定着を図ります。
◆地域が一体となって、犯罪を防止します(B)
○防犯パトロールの実施や防犯講座を開催するほか、校区防犯協会などの防犯団体への活動支援を行います。
◆自立した消費者の育成を図ります(C)
○相談体制を強化するとともに、セミナーを開催するなど消費者保護に努めます。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
(A)交通安全推進事業
細事業名
543,619 千円
所管課
H21∼26
事業費
累計
H27予算額
細事業
評価結果
交通安全教育経費(経常) 市民協働課
幼児から高齢者まで各年代に応じた参加・体験・
実践型の交通安全教育を継続して実施する。交
通安全思想の普及高揚及び交通安全活動の推
進に寄与する。
34,643
6,111 現状維持
交通指導員経費(経常)
市民協働課
交通指導員による街頭指導を行い、地域のリー
ダーとして、交通事故の防止及び地域住民の交
通安全意識の高揚・啓発を図る。
62,956
11,498 現状維持
交通指導員経費(政策)
市民協働課
①各種行事の開催並びに関係各機関の行事へ
の協力
②指導員相互の連絡調整、関係機関・団体との
連携など
12,060
2,010 現状維持
交通安全運動経費(経常) 市民協働課
安全かつ快適な交通社会を実現のために、広
報活動を積極的に推進し、交通安全運動を関係
機関・団体等と連携し、交通安全意識の高揚を
図る。また、熊本市交通安全計画の策定を行う。
10,405
1,817 現状維持
違法駐車対策経費
市民協働課
熊本市違法駐車等の防止に関する条例に基づ
き、市内中心部等の重点地区の委託による違法
駐車等の指導啓発を実施。
4,519
849 現状維持
熊本市暴走族根絶対策経
市民協働課
費
暴走族追放運動を醸成し、交通安全意識高揚
のため、関係機関・団体と連携し、熊本市暴走族
根絶連絡協議会において暴走族根絶対策を実
施する。
1,246
190 現状維持
交通遺児対策経費
市民協働課
交通遺児の健全な育成を図るため、交通遺児援
助基金からの運用収入等により、就学援助金
(@50,000)及び図書カード(@10,000)を支給す
る。
26,064
1,158 現状維持
交通事故相談所経費
市民協働課
交通事故被害者救済の相談窓口として、交通事
故に伴う損害の賠償及び示談方法等の助言指
導を行う。平日9時∼16時。
24,474
4,400 現状維持
中学生等への交通事故擬似体験による自転車
交通安全教育を実施する。併せて保護者や近
隣企業にも参加を呼びかけ裾野の広い安全教
育とする。
8,552
2,600 現状維持
放置自転車の削減と自転車利用者の駐輪マ
放置自転車撤去啓発経費 土木管理課
ナー向上のための啓発指導を行う。放置自転車
(経常・政策)
自転車対策室 の移動、保管、返還等の業務を行う。リーフレッ
ト、看板などによる広報啓発を行う。
373,188
56,084 現状維持
土木管理課
放置自転車対策としての駐輪場の整備や、駐輪
自転車対策室 場用地としての民有地の賃借などを行う。
349,641
5,156 現状維持
250,612
81,800 現状維持
交通安全教育経費(政策) 市民協働課
(A)駐輪対策推進事業
概 要
駐輪場関連経費
駐輪場の有料化を実施することによる民間活力
放置自転車ゼロ作戦推進 土木管理課
の導入を推進するため、民間駐輪場への整備・
経費
自転車対策室 運営補助を行う。放置自転車の指導・撤去を行
う。駐輪場案内システムの管理・運営を行う。
64
防犯団体助成
市民協働課
犯罪がない安全で明るく住みよい地域社会を実
現するため、防犯団体や沿岸警備協力団体の
活動を支援する。
犯罪被害者支援事業
市民協働課
被害者やその家族・遺族の犯罪被害の回復や
軽減に資することを目的とする団体に対して運
営費補助を行う。
(B)防犯活動推進事業
(C)消費者保護推進事業
26,893 現状維持
5,316
919 現状維持
安全安心まちづくり推進経
市民協働課
費
「犯罪を防止し安全で安心なまち熊本市をつくる
条例」に基づき、犯罪の機会をなくすための諸対
策を実施する。
21,731
232 現状維持
繁華街安全安心パトロー
ル等関連経費
市民協働課
繁華街における違法行為の防止に資するパト
ロールを実施する(路上喫煙・ポイ捨て指導も併
せて実施)。
30,041
40,512 拡大・充実
消費者行政推進経費
消費者セン
ター
自ら考え行動できる自立した消費者を育成する
ため、出前講座、消費者セミナーなどの啓発活
動を行う。
7,383
691 拡大・充実
消費者センター一般管理 消費者セン
経費
ター
消費生活に関する情報提供に努めるとともに、
消費生活相談や苦情に対する適切な処理を行
う。(法律相談等)
86,530
25,381 現状維持
消費者セン
ター
消費者センターの周知を図るとともに、悪質商法
等の被害未然防止のための出前講座等を充実
させ、啓発を行う。
13,541
6,800 現状維持
計量検査所管理運営経費 計量検査所
市民の計量に関する意識を高めるとともに、計量
器の定期検査や商品量目等の立入検査を実施
するなど、事業者への周知・指導を行う。
41,925
6,355 現状維持
消費者センター啓発経費
(C)計量検査事業
152,233
※参考:人件費(H24∼H26)
65
430,910 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
(A)市中心部の放置自転車の台
数
台
2,541
(H19)
1,731
1,857
1,593
173
106
63
1,500
100
A
(B)市内における街頭犯罪等の
認知件数
件
7,291
(H19)
5,983
5,369
4,878
4,628
4,536
3,465
7,000
未満
7,000
未満
A
(C)消費者センターへの相談によ
り解決可能になった割合
%
88.2
(H19)
88.9
92.9
91.4
89.5
92.8
92.3
95
100
C
%
100
(A)市中心部の放置自転車の台数
3,000
2,500
2,000
1,500
1,000
500
0
%
(C)消費者センターへの相談により解決可能になった割合
100
98
95
96
1,857
2,541
94
1,593
1,731
H21
1,500
106
H22
H23
H24
H25
63
H26
100
88
86
H30
92.3
91.4
92
92.8
90
173
H20
92.9
89.5
88.2
H20
88.9
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
(B)市内における街頭犯罪等の認知件数
7500
7000
6500
6000
5500
5000
4500
4000
3500
3000
%
7,291
7,000
5,983
5,369
4,878
4,536
4,628
H20
H21
H22
H23
H24
7000
3465
H25
H26
H30
②指標の分析
(A)
○市中心部の放置自転車は、駐輪場の整備や駐輪マナーの指導・啓発、及び撤去の徹底により大幅に減少しました。
(B)
○市内における街頭犯罪等の認知件数は、大幅に減少しているものの、社会・経済状況に影響を受け易いため、市民の安全安心まちづくりに対
する意識高揚、地域力向上のための活動をより推進する必要があります。
(C)
○消費者センターへの相談内容は、年々、複雑多様化しており、消費者センターだけでは解決できない相談もあるため目標値の達成は出来ませ
んでしたが、今後も、関係機関と連携を密にしながら、より身近な消費生活相談を行うとともに啓発事業や情報提供を行い相談解決件数の向上に
努めます。
66
③現状
(A)放置自転車の台数が示すように、駐輪マナーは向上し、駐輪場利用についても概ね定着している。
(B)街頭犯罪等の認知件数は、大幅に減少しているが、暴行・傷害等の粗暴犯、ストーカーや振り込め詐欺などは増加傾向にあり治安情勢は依
然として予断を許さない状況になっている。
(C)消費者を取り巻く社会情勢の変化に伴い、消費者問題も複雑多様化している。特に、ワンクリック詐欺や電話勧誘問題なとの情報通信に関わ
る問題の増加や、高齢者からの相談が増加傾向にある。
④課題
(A)
○交通安全推進事業
交通ルールやマナーの遵守のため、交通安全教室を拡充して実施していく必要があります。また、危険運転やアーケード内への乗入が多発して
いることから、自転車利用者の運転マナーを向上させる必要があります。
○駐輪対策推進事業
これまでの駐輪場整備は行政が主体となり進めてきましたが、市中心部においては高密度に土地利用が図られ、駐輪場として活用できる空地が
ないため、これからの駐輪対策は行政と民間事業者が連携・協働して進める必要があります。
また、駐輪場の利用を促進して放置自転車の更なる解消を図っていく必要があります。
(B)
○防犯活動推進事業
身近なところで犯罪が発生しているため、地域住民による自主的な防犯活動を推進する必要があります。
(C)
○消費者保護推進事業
相談内容は、年々、複雑多様化しているため、相談員の資質の向上等相談体制の強化や情報の提供、出前講座等消費者の自立支援の啓発を
含めた消費者教育を推進する必要があります。
○計量検査事業
特定計量器の定期検査の業務委託については、委託先の調査・検討をしましたが、現段階では受託先がない状況です。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○交通安全推進事業
市民の交通安全に対する意識が高まるよう啓発活動に努め、交通事故を防止します。
○駐輪対策推進事業
歩行者や緊急車両等の通行を妨げ、都市景観を損なう要因となっている放置自転車の解消に向け、駐輪マナーの啓発と撤去活動の強化に継
続して取り組むとともに、携帯電話やパソコン等から駐輪場の位置や満空情報等を提供している「熊本市駐輪場マップ」の周知、及び指導員による
駐輪場への丁寧な案内など、駐輪場の利用促進に努めます。
また、有料化を機に始まった民間事業者による駐輪場の運営を、今後も促進していきます。
(B)
○防犯活動推進事業
住民による自主的な防犯活動が推進されるよう、校区防犯協会等の防犯ボランティア団体等の活動を支援します。
(C)
○消費者保護推進事業
消費者未然防止とよりよい消費生活の実現のため制定した消費生活条例を踏まえ、不当な取引行為の防止を徹底させていくとともに、消費者行
政推進計画(平成26年3月策定)に基づき、重点項目として定めた消費者教育の推進・高齢者の消費者被害未然防止をはじめ、消費者施策を総
合的かつ計画的に推進します。
特に、複雑多様化している相談に対応するため、研修の充実等による相談員の資質の向上を図り、相談体制を強化するとともに、ホームページ・
新聞・チラシ等による情報提供や出前講座、子供向けセミナー等の開催により消費者の自立支援の啓発を含めた消費者教育に努めます。
○計量検査事業
今後も定期検査の業務委託について検討することとし、当面は直営による業務執行を行います。
67
第2章 第3節 危機管理防災体制の強化
∼災害被害を未然に防止し、最小限に抑える∼
∼危機管理防災体制を強化する∼
【施策実施局:総務局、健康福祉子ども局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆自助・共助の精神のもと、市民主体の地域防災力の向上を図ります(A)。
○市民参加型の訓練や防災講座を通して、危機管理防災意識の啓発に努めるとともに、避難場所や避難経路など防災に関する情
報提供を積極的に行います。
○自主防災クラブの結成を進めるなど地域防災力の向上に努めます。
◆災害発生時に、的確な対応ができる危機管理防災体制を整備します(B)。
○危機管理防災に関する諸計画の見直しや防災関係機関との連携強化に努めるとともに、民間企業等との災害時応急活動に関す
る協定の締結を進め、防災体制の強化に努めます。
○災害時や危機事象発生時に機能が十分発揮できるように防災倉庫・備蓄倉庫の維持管理や避難所の充実に努めるとともに、正確
な情報を迅速に収集・伝達できるよう情報通信機器を整備し、適正な管理を行います。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
細事業名
(A)危機管理防災意識啓発 防災に関する啓発経費
(経常)
事業
1,048,941千円
所管課
H21∼26
事業費
累計
概 要
より多くの地域の団体と連携して各種防災訓練
危機管理防災
を実施(年2回)することで、住民の防災意識の向
総室
上を図る。
H27予算額
細事業
評価結果
8,961
1,647 現状維持
自主防災クラブに対する資機材の助成及び津
危機管理防災
波・液状化ハザードマップの作成経費。地域版
総室
ハザードマップ作成推進。
144,806
28,495 拡大・充実
地域防災計画策定経費
熊本市防災会議の承認を得て、地域防災計画
危機管理防災
書を修正し作成する。また、災害時の応援協定
総室
を官民問わず幅広く締結する。
20,096
10,440 拡大・充実
国民保護法関連経費
熊本市国民保護協議会の承認を得て、熊本市
危機管理防災
国民保護計画を修正する。また、市民の協力を
総室
得ながら関係機関との連携を強化する。
1,107
1,100 拡大・充実
20,714
5,073 現状維持
災害対策本部経費(政策) 危機管理防災
防災情報システムの維持管理及び更新を行う。
※テレメーター
総室
275,615
24,017 現状維持
市民に防災情報を周知するための緊急告知ラジ
防災情報伝達体制整備事 危機管理防災
オや防災行政無線等を整備し、緊急災害時に
業
総室
対応する。
364,256
414,774 拡大・充実
危機管理防災 河川の氾濫や堤防の決壊を防ぐため、土のう等
総室
の水防資機材の適切な調達を行う。
56,095
7,955 現状維持
水防活動経費(政策)
危機管理防災 河川の氾濫や堤防の決壊を防ぐため、水防倉庫
総室
の維持管理を行う。
108,297
1,858 拡大・充実
災害対策本部経費(経常)
危機管理防災 気象情報の収集並びに水防本部内に設置して
総室
いる設備・機器類の維持管理を行う。
43,654
7,503 現状維持
防災に関する啓発経費
(A)自主防災活動推進事業 (政策)
(B)危機事象に備えた計画
等策定事業
(B)防災関係機関連携強化
防災訓練経費
事業
(B)防災拠点施設等整備事 水防活動経費
業
総合防災訓練を実施することにより、災害時の迅
危機管理防災
速な応急活動を検証する。また、自主防災クラブ
総室
やボランティアとの協働も推進する。
※参考:人件費(H24∼H26)
68
21,257,419 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
基準値
単位
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
(A)自主防災クラブ世帯結成率
%
43.0
50.9
52.6
55.8
59.8
67.1
72.5
65
85
B
(A)避難場所の認知度
%
85.9
87.3
84.2
84.5
88.5
88.5
86.9
90
95
C
(B)災害時応援協定締結数
件
29.0
35.0
45.0
53.0
61.0
71.0
75.0
35
75
A
(A)避難場所の認知度
(A)自主防災クラブ世帯結成率
85
%
85
75
67.1
65
50.9
55
52.6
45
35
55.8
72.5
95
90
43
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
88.5
87.3
65
59.8
(B)災害時応援協定締結数
%
%
90
85.9
84.2
80
71
70
53
60
88.5
85
95
86.9
84.5
80
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
30
61
75
45
50
40
75
35
29
35
20
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
②指標の分析
(A)
○自主防災クラブ世帯結成率については、啓発活動による防災意識の高まりと共に自主防災クラブ結成率も上昇しています。
○避難場所の認知度については、「わが家の防災マニュアル」の全戸配布(H23年)や出前講座、地域ごとの「まなぼうさい(各種防災訓練)」の開
催等の啓発活動により上昇傾向にあるものの、河川の増水やがけ崩れ等の危険箇所の少ない地域においては若干認知度が低い傾向がありま
す。
(B)
○災害時応援協定締結数については、H25年度の目標値に達成しました。これは、民間企業の社会貢献への取り組みが活発化し、危機管理防
災意識の浸透が図られたものと思われます。
③現状
(A)
○危機管理防災意識啓発事業・自主防災活動推進事業
自主防災クラブの設立については、未結成地域の町内自治会に対し、専従職員(消防局OB)によるきめ細かな説明を行うとともに、県の補助事
業も活用して結成促進を図りながら、結成率がH25年度の67.1%から72.5%に上昇したものの全国平均77.9%には及ばない状況にあります。
(B)
○危機事業に備えた計画等策定事業・防災関係機関関連強化事業
H25年度実施の防災アセスメント(被害想定)調査の結果を踏まえ地域防災計画書に改訂することとしており、併せて、防災対応方針の検討、各
種防災対策のマニュアルの整備に向けた見直しを進めています。
総合防災訓練や国民保護訓練において、関係機関等の協力を得て実施することにより、災害時における連携強化を図っています。
○防災拠点施設等整備事業
同報系デジタル防災行政無線の整備について、H26年度に親局(本庁舎)や遠隔制御局(消防局・区役所等)の整備を行いました。今後は屋外
拡声子局の既設の更新及び高潮、津波被害の恐れのある沿岸部や土砂災害危険箇所で緊急告知ラジオの受信が困難地域などに屋外拡声子
局を新設することとしています。
④課題
(A)
○危機管理防災意識啓発事業・自主防災活動推進事業
市民参加型の訓練や講座を通して防災意識の啓発に努めてきました。自主防災クラブの未結成地域に対して重点的に啓発活動を行い、結成
率は上昇してきましたが、未だ結成率の低い地域があります。啓発活動の中で結成を阻害する要因を探り、引き続き結成の促進に努めていく必要
があります。
(B)
○危機事業に備えた計画等策定事業・防災関係機関関連強化事業
危機管理防災に関する諸計画の見直しや、民間企業等との災害時応急活動に関する協定の締結を進めるとともに、総合防災訓練や国民保護
訓練の実施により、関係機関との連携強化に努めてきました。東日本大震災や九州北部豪雨災害を踏まえ、関係機関等とのホットラインの整備や
災害対策指揮室を設置し情報のトリアージ(優先度の選別)による適切な意思決定の実施環境を整備し、災害対策本部と消防局、区役所・土木セ
ンター等と連携した情報収集及び共有体制の強化に努めています。
○防災拠点施設等整備事業
市組織内の防災情報伝達体制については、移動系通信手段、防災拠点施設間の通信手段及び避難所と災害拠点施設間の通信手段について
整備しました。また、市民を対象とした情報伝達体制については、緊急告知ラジオの有償配布、白川及び合志川流域におけるサイレンの整備を行
いましたが、さらに防災行政無線等を順次整備するとともに、わかりやすい避難発令の伝達手法の検討をしていく必要があります。
69
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○危機管理防災意識啓発事業・自主防災活動推進事業
「自助」「共助」「公助」の理念のもと、地域防災力の要となる自主防災クラブの結成を促進し、結成クラブの活性化に向けた支援を充実させていき
ます。また、「地域版ハザードマップ作成手引書」を基に住民自らがハザードマップの作成に携わることで、自らの身は自ら守るという自助と、地域
住民が助け合う共助の意識を涵養するとともに、災害時の安全な避難経路や一時避難場所の明確化に取り組むことにより、市民の防災意識、地
域防災力の向上を図ります。
防災リーダー育成のため防災士等との連携を深め、地域防災力の向上を図る仕組みづくりに取り組むとともに、職場や家庭で参加できる防災訓
練を実施します。
(B)
○危機事業に備えた計画等策定事業
H25年度実施の防災アセスメント(被害想定)調査に基づき地域防災計画を見直します。
国民保護訓練は「研修」「図上訓練」「実働訓練」を基本とし、関係機関との連携強化及びスキルアップを図ります。
○防災拠点施設等整備事業
市民の生命・身体の安全確保に努め、災害に強いまちづくりを推進するため、老朽化した同報系防災行政無線の機器を統一しデジタル無線に
更新するとともに、高潮、津波被害の恐れのある沿岸部や土砂災害危険箇所で緊急告知ラジオの受信が困難地域などに屋外拡声子局を新設し
情報伝達体制を強化・拡充します。
また、FM放送の電波を利用する「緊急告知ラジオ」を区役所等の防災拠点施設、自主防災クラブ、消防団、自治会、民生委員、災害時要援護
者支援団体、福祉避難所、教育機関等へ配布しました。H24年度からは市民への有償頒布を開始しており、引き続き企業や各種団体も含め普及
に努めます。
70
第2章 第4節 消防・救急救助体制の強化
∼ 火災を未然に防止し、災害や事故発生時には迅速かつ的確に対応する ∼
【施策実施局:消防局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆市民と消防が一体となり、火災や自然災害等への対応力を強化します(A)。
市民と消防が一体となり地域防災体制を構築し、火災予防対策を推進するとともに、消防機能を整備することで、火災や自然災
害等への対応力を強化します。
◆市民の救護能力の向上を図るとともに、救急救助体制を強化します(B)。
市民の救護能力の向上を図るために、AED講習を含めた応急手当の普及啓発などをさらに推進し、救急救助業務を高度化す
ることで救急救助体制を強化します。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
(A)火災予防対策推進事業
(A)地域防災体制整備事
業
(A)消防機能整備事業
(B)救急救助業務高度化
事業
(B)市民救護能力向上事
業
細事業名
14,533,911千円
所管課
概 要
H21∼26
事業費
累計
H27予算額
細事業
評価結果
防災センター運営経費(経
予防課
常)
防災センターの円滑な運営を図る。
音楽隊経費
消防音楽隊の音楽技術の向上と演奏活動の充
実強化を図る。
10,181
1,405 現状維持
予防広報・市民啓発経費 予防課
火災を未然に防ぐために、火災予防を市民に促
す。
16,364
3,811 現状維持
消防団運営経費(経常)
消防課
消防団運営を円滑に行うため、人的・物的、両
面における必要最低限な整備拡充を図る。
2,117,078
384,721 拡大・充実
消防団車両等整備経費
消防課
消防団の車両・資機材が、災害時にその機能を
十分発揮できるよう整備を図る。
195,214
40,283 現状維持
消防団機械倉庫建設経費 消防課
防災資機材の備蓄場所として、また、団員の会
議、研修、さらには地域住民の集会、防災研修
の場所として整備を図る。
94,789
12,065 拡大・充実
一般工事経費
管理課
防災拠点である消防署・消防出張所の機能維
持、執務環境の改修を図る。
360,221
76,000 拡大・充実
車両整備経費
管理課
消防活動に不可欠な消防車や救急車を更新す
1,205,897
る。
205,777 拡大・充実
車両・機材等管理経費
管理課
消防車両等の維持管理及び消防用資機材等の
修理、保守点検等を行う。
358,849
68,477 拡大・充実
庁舎・出張所管理経費
管理課
消防庁舎施設の修理、保守、点検等を行う。
741,611
146,196 現状維持
消防司令管制システム維
情報司令課
持管理経費
消防司令管制システムの正常機能の維持のた
めに保守点検等を行う。
825,377
156,730 拡大・充実
消火栓設置負担金
消防課
消火栓の新設、増設及び維持管理を行う。
568,118
118,000 拡大・充実
システム改修経費
予防課、情報
司令課
管轄区域の変更等に伴う、各種マスタデータの
変更及び追加を行う。
82,830
52,242 現状維持
総務課
8,074
519,456
見直し・改善
(仮称)北消防署建設事業 管理課
(仮称)北消防署の整備を行う。
職員研修経費(経常)
消防課
組織成長の基盤を支える職員個々の資質を高
めるために必要な研修及び業務を遂行するため
に必要な免許を取得する。
68,933
9,465 拡大・充実
救急救助経費
消防課、救急
課
救急、救助業務の円滑な業務遂行を図る。
44,706
8,415 拡大・充実
職員研修経費(政策)
消防課、救急
課
救急救命士及び新規採用職員の育成をする。
68,789
24,300 拡大・充実
市民に対し、緊急時に必要な知識と技術を深め
るために、普及活動を展開する。
6,235
771 現状維持
応急手当市民普及啓発経
救急課
費
588,423
1,329
※参考:人件費(H24∼H26) 16,380,231 千円
71
縮小・終期設定
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
(A)火災発生件数(人的ミスによ
るもの)
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
件
93
(H19)
56(H20)
83(H21)
70
70
50
52
61
70
60
B
(A)火災出場から4分30秒以内
に現場に到着した件数の割合
%
71
(H19)
73(H20)
73(H21)
74
73
72
69
70
80
増加
D
(B)救命率
%
14.3
(H19)
10.6(H20)
18.1(H21)
18.1
17.5
15.8
17.2
14.5
17
20
C
(A)火災発生件数(人的ミスによるも
の)
85
80
75
70
65
60
55
50
件
(B)救命率
(A)火災出場から4分30秒以内に現場に
到着した件数の割合
83
80
20
80
%
18
70
70
61
56
50
52
74
75
70
70
73 73
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
17.2
17.5
15.8
17 14.5
14
69
70
60
18.1 18.1
16
72
73
20
%
65
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
12
10
10.6
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
②指標の分析
(A)火災発生件数(人的ミスによるもの)については、基準値(H19年)の93件から年々減少傾向にあるが、H26年は前年より9件増加が見られ
た。これは、住宅用火災警報器(以下「住警器」という。)等の普及やガスコンロの過熱立ち消え防止装置の義務化などによる調理中の減少が
見られる一方、タバコに起因する出火の急激な増加が要因であると考えられる。以上により、増加傾向にある火災原因を食い止めるべく、更な
る火災予防の啓発に取り組んでいく。
(A)火災出場から4分30秒以内に現場に到着した件数の割合は、H22年に基準値(H19年)の71%から3%上昇した後、徐々に下降していたと
ころ、H26年は新たに管轄となった富合町、城南町、益城町及び西原村地域を含めたにも関わらず前年から1%上昇した。これは、1区1署体
制に向け南消防署等を開設したことが一因であると考えられる。以上により、1区1署体制を推進し、消防力の強化を図りながら、効果効率的な
消防部隊の運用についても研究・検討していく。
(B)救命率については、H21年からH24年まで緩やかに下降していたが、H25年は目標値を達成した。しかしH26年の救命率は14.5%と前年
から2.7%下がった。これは救命率の算定に当たり、心肺停止時に目撃があった心臓疾患による傷病者の数値を反映するが、その傷病者に対
する除細動実施数が前年の40人から33人へ減少したことにより生存数も減少したことが要因であると考えられる。以上により、AED(自動体外
式除細動器)の取り扱いを含めた応急手当講習をさらに推進していくとともに、救急救命士の養成や救急ワークステーションの活用により、救
命体制のさらなる充実強化を図っていく必要がある。
③現状
(A)
○火災予防対策推進事業
人為的ミスによる火災発生を防ぐための啓発活動や住警器の設置促進等の住宅防火対策を推進してきた結果、住警器の推計設置率は、
86.3%(H27年5月現在)と、H21年12月の推計設置率(44.4%)から大幅に上昇した。
また、市民の防火防災意識を涵養するためには、広域防災センターの活用が有効であることから、「熊本市広域防災センターあり方検討会」
の結果(H25年3月)等を踏まえ、H25年度に新たにワークショップコーナーを新設するなど、特に幼少年をターゲットとした防火防災教育の充
実強化を図っている。
○地域防災体制整備事業
幼少年クラブ、自主防災クラブ、事業所の自衛消防組織等の活動支援を行い、また、消防団の資質、知識及び技術の向上のため訓練指導
を実施するとともに、限られた予算内で車両・施設等の更新・整備を行うなど、地域防災力の充実強化を図っている。
○消防機能整備事業
消防本部機能と危機管理防災機能の連携を強化すべく、消防力強化のため消防署所や各種消防車両・資機材等の計画的な整備を進めて
きた。特に、1区1消防署体制整備として、H28年4月から運用開始する(仮称)北消防署を建設中であり、その他の署所と併せて消防司令管制
システム等の整備や消防救急アナログ無線から消防救急デジタル無線への切替のための準備を進めている。
(B)
○救急救助業務高度化事業
質の高い救急救助活動を行うために必要とされる、高度な知識・技術を習得するため、消防大学等へ計165人、大型自動車免許や潜水士等
の各種資格取得に39人の職員を派遣するなど、人材の育成、スキルアップ、資機材の拡充等を図った。
救急部門においては、感染症対策や救急救命士資格の取得及び救急救命士取得後の更なる技術向上を、救急ワークステーション研修等
で図っている。
○市民救護能力向上事業
きめ細やかな講習体制を確立し、応急手当のできる人材の育成を図っており、H26年度は応急手当講習会を36,937人が受講。年々受講者
は増加している。
72
④課題
(A)
○火災予防対策推進事業
今後も、住警器の設置率100%を目指した指導の実施及び設置から年数が経過した住警器の作動不良防止等、適切な維持管理方法の周
知が必要である。
また、防災センターについては、施設面や運営方法などを適時見直し、時代に遅れる事無く、来館者のニーズに沿った方策が必要となって
いる。
○地域防災体制整備事業
少年消防クラブの編成率の低下や、自主防災クラブの活動の形骸化に対して、活性化のため指導内容の見直しが必要となっている。
また、消防団員の更なる資質の向上と迅速的確な災害対応を実現させるため車両や施設等の整備に係る更新計画の見直しなどを検討する
必要がある。
○消防機能整備事業
H28年4月に(仮称)北消防署の運用を開始することで、1区1消防署体制が整うことに合わせ、各区役所や区消防団との連携を強化していく
必要がある。
また、H28年4月に消防救急アナログ無線から消防救急デジタル無線へ切り替わることにより、維持管理に必要な経費の大幅な増加が見込
まれる。
(B)
○救急救助業務高度化事業
署所の増設等により、各資格所持者(救助隊・救急隊)や消防自動車を運転する機関員の不足が予想されることから、人材育成が不可欠で
あり、職員の教育を進めるほか、活動に伴う人的・物的資源の活用や経費等の確保をどう図っていくかが必要となっている。
職員一人ひとりの質を維持、向上するため、さらなる自己研鑽を含めた総合的な教育・訓練体制の充実強化が必要である。
○市民救護能力向上事業
救急講習は、企業・事業所・各種学校関係を中心にニーズが高く、特に震災以降における市民の安全に対する意識の高まりを受け、講習内
容も多様化していることから、質の高い講習会を実施するための方策や体制を強化していく必要がある。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○火災予防対策推進事業
人為的ミスによる火災発生を防ぐための啓発活動や住警器の設置促進などの住宅防火対策を継続して推進することで、火災発生件数の減
少及び住警器の設置率の向上を図る。あわせて、新設住宅の義務設置から9年が経過していることから、引き続き、維持管理の必要性を周知
していく。
また、広域防災センターについては、来館者の意見等を元にした検証を継続して行い、内容の充実やソフト面の強化を図っていく。
○地域防災体制整備事業
少年消防クラブの活性化及び幼年消防クラブの育成指導強化並びに自主防災クラブの地域主導型の訓練を推進するため、引き続き、消防
署から各地域に向け働きかけを行う。
また、消防団員の活動しやすい装備等の導入や車両及び施設の整備等を計画的に進め、迅速的確な災害対応に向けた充実を図る。
○消防機能整備事業
1区1消防署体制の整備完了にあわせ、各区役所や区消防団との連携をより強化していく。一方で、老朽化した庁舎の建替え・改修や消防車
両の計画的な更新を実施する。
また、H31年4月から新消防司令管制システムの運用を開始するために、必要な事業を進めていく。
(B)
○救急救助業務高度化事業
消防業務全般に関する必要な研修及び計画的な資格取得を実施することで、救急救助技術の高度化・専門化を推進し、人材の育成に努め
る。
また、救急ワークステーション運用開始後の評価・検証を行い、継続的かつ安定的な運営体制を確立する。
○市民救護能力向上事業
市民ニーズの多様化に対応すべく、応急手当講習会の講習内容の充実を図るとともに、救急車及び救急医療の適正利用について幅広く啓
蒙を図ることで、救急需要の削減につなげたい。
73
第2章 第5節 文化の振興と国際交流の推進
∼ 多彩な文化に親しみ、創造する機会を拡充するとともに、国際交流を推進する ∼
【施策実施局:観光文化交流局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆市民が多彩な文化に親しみ、参画しやすい環境づくりに取り組みます(A)
○本市の特性を生かした文化事業を展開し、市民の文化活動を活性化するとともに安全で快適なホールの管理運営と利用者の
ニーズに応じたサービスの提供を行うなど、文化に親しむ環境づくりに取り組みます。
◆市民主体の国際交流を推進します(B)
○友好姉妹都市・友好協力都市はもとより、その他国内外の都市との間においても、市民主体の交流・協力関係を一層促進するとと
もに、在熊外国人に対するサポート体制の拡充や、外国人と日本人が、相互理解できるよう啓発活動に努めます。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
細事業名
1,674,465千円
所管課
概 要
H21∼26
事業費
累計
H27予算額
細事業
評価結果
草枕国際俳句大会経費
文化振興課
「熊本の都市の魅力と俳句」を国内外に向けて
発信するため、俳人夏目漱石を顕彰した国際俳
句大会を開催する。
41,885
6,000
見直し・改善
文化活動支援経費
文化振興課
熊本県文化協会、九州文化協会への補助金、く
まもと全国邦楽コンクール、新たな芸術文化発
掘支援事業への負担金、舞台芸術助成事業とし
て会場使用料相当額の助成を行う。
108,166
18,700
見直し・改善
人づくり基金経費
文化振興課
社会の各分野で指導的な役割を果たす創造性
豊かな人材を育成するため、国内外での研修に
対し女性を行う。
49,243
4,490 現状維持
地域の芸術文化環境づく
文化振興課
り支援事業
地域における創造的で文化的な表現活動のた
めの環境づくりを行うため、財団法人地域創造
へ分担金をし、市民の文化芸術活動を間接的に
行う。
10,496
3,433 現状維持
文化事業推進経費
市民会館
市民会館他文化ホールを活用した自主文化事
業及び学校や地域の公民館での出張講座等の
開催により、市民が芸術文化に親しむ機会を提
供する。
56,253
15,800 現状維持
美術作品等収集経費
文化振興課
熊本市美術品等収集審査委員会を開催し、優
れた美術作品の選定と収集に努めた。
1,934
420 現状維持
美術館施設整備経費
文化振興課
現代美術館の施設を改善し充実させるため、施
設の整備年次計画に基づき、改修等を実施す
る。
425,114
7,535 現状維持
(B)文化に親しむ環境整備 舞台業務管理運営経費
事業
市民会館
市民会館において、利用者(住民)のニーズに
対応した柔軟かつ丁寧なサービスを行うととも
に、より質の高い舞台芸術を提供する。
12,596
2,180
見直し・改善
市民会館管理運営経費
市民会館
ホールや会議室など、会館の基本的な管理運
営を行う。
734,463
120,143
見直し・改善
市民会館施設整備事業
市民会館
施設の安全確保と設備機能の充実及び長寿化
を図り、計画的に改修・整備を行う。
395,057
15,200 現状維持
健軍文化ホール施設整備
市民会館
事業
施設の安全確保と設備機能の充実及び長寿化
を図り、計画的に改修・整備を行う。
828
5,270 現状維持
国際交流促進経費
友好姉妹都市等からの代表団受け入れや派遣
シティプロモー
等を実施し、民間交流団体の活動支援、友好姉
ション課国際室
妹都市及び海外諸都市との交流を促進する。
44,233
5,600 拡大・充実
東アジア戦略推進経費
H24.1に開所した熊本上海事務所を拠点とし
シティプロモー て、東アジア地域との交流、連携、情報発信など
ション課
を戦略的に進め、東アジアから選ばれる都市と
なることを目指す。
157,728
38,800 現状維持
(A)文化活動活性化事業
(B)国内外との交流・協力促
進事業
74
(H24∼)
海外から国際交流員を招致し、学校、公民館主
催講座等の国際交流に関連する学習・体験活
シティプロモー
動へ講師として派遣する。また、在住外国人に
ション課国際室
対する外国語による相談や通訳等のサービスを
提供する。
国際交流員招致経費
107,131
22,200 現状維持
54,720
26,480 現状維持
10,141
3,300 現状維持
国際交流会館の施設を改善し充実することで、
(B)外国人にも暮らしやすい 国際交流会館施設整備経 シティプロモー 安全で利用しやすい国際交流の拠点施設を整
費
ション課国際室
環境整備事業
備する。
在住外国人をサポートするための行政手続きガ
イドブック(要約版)や防災ガイドブックの作成、
シティプロモー
また、留学生やその家族に向けた相談窓口への
ション課国際室
支援を行う。また、フェアトレードシティとしてフェ
アトレード活動の広報・啓発活動を行う。
多文化共生経費
※参考:人件費(H24∼H26)
609,015 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
(A)文化に親しんでいる市民の割
合
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
%
31.1
34.8
31.9
35.3
34.4
37.4
35.0
40
45
C
(B)過去1年間に、国際交流・協
力活動に関わったことがある市民
の割合
%
9.9
11.7
11.7
11.2
11.5
11.4
11.0
13
15
C
(B)暮らしやすいまちと感じる外
国人の割合
%
88.8
-
-
-
-
-
88.6
90
95
D
(B)過去1年間に、国際交流・協力活動に
関わったことがある市民の割合
(A)文化に親しんでいる市民の割合
40
38
36
40
%
34.8
34.4
32
30
31.1
%
100
90
15
37.4
35.3
34
20
(B)暮らしやすいまちと感じる外国人の
割合
%
15
10
9.9
31.9
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
90
13
35
11.7 11.7 11.2 11.5 11.4
11
5
88.8
95
88.6
80
70
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
②指標の分析
(A)
○昨年度は、熊本県と共同で、新たに芸術文化発掘事業に取り組んだほか、第20回記念のくまもと全国邦楽邦楽コンクールや邦楽新鋭展Vol.4を
開催したものの、文化に親しんでいる市民の割合は、前年度より2.4ポイント減少しました。近年、熊本市現代美術館の全館及び企画展入場者数も
増加傾向にあり、過去5年間では、基準値より3.9ポイント増加するなど微増傾向となっております。
(B)
○文化に親しむ環境整備事業
本市施設における(市民会館・国際交流会館・はあもにい・健軍文化字ホール)利用率については、市民会館・国際交流会館が毎年度80%以上と
高い数値を示しています。
○過去1年間に、国際交流・協力活動に関わったことがある市民の割合は、基準年から1.5ポイント増加していますが、中間年の目標値には1.6ポイ
ント達していません。平成30年度には目標値を15ポイントと設定していることから、これまで以上に市民にとって魅力的と思えるような切り口、テーマ
なども設定するなどしながら取り組んでいくことが必要と考えます。
○暮らしやすいまちと感じる外国人の割合は、基準年からほぼ横ばい(0.2ポイント減少)となっていますが、中間年の目標値にも0.4ポイント達して
いません。基準年時点で暮らしやすいと答えた割合が高い中で、さらにアップを図るには、暮らしやすいと感じていない層へのアプローチが必要で
す。その主な理由は、上位から順に「交通の便が悪い」(42.9)が圧倒的に多く、次いで「外国人に対する行政サービスが分かりにくい」(21.4%)で
あったことから、今後は、外国人から見ても利用しやすい公共交通システムの整備や多言語による行政サービスに取り組んでいくことが必要と考え
ます。
75
③現状
(A)
○文化活動活性化事業
第20回くまもと全国邦楽コンクールや第19回「草枕」国際俳句大会の全国大会規模の文化行事を開催したほか、平成27年2月にはくまもと全国邦
楽コンクール最優秀賞受賞者が一堂に介する「邦楽新鋭展」を熊本で開催しました。また熊本県と共同で新たな芸術文化発掘事業を開始するな
ど、ポップカルチャーなどに代表される若者文化など新たな芸術文化などの推進にも取り組みました。
○文化に親しむ環境整備事業
市民会館では、H14年度に建物総合診断を行い、H44年度までの長期保全計画を策定し、第2期工事として平成24年度に屋上防水工事、H25年
度に舞台機構制御機器取替、大ホール・大会議室音響設備、大ホール舞台調光設備などの改修工事を実施しました。
(B)
○国内外との交流・協力促進事業
友好姉妹都市等との派遣・受入れ等を実施し、民間交流団体の活動支援、友好姉妹都市及び海外諸都市との交流を促進しました。
H24.1に開所した熊本上海事務所を拠点として、東アジア地域との交流、連携、情報発信などを戦略的に進め、東アジアから選ばれる都市となる
ことを目指しました。
○外国人にも暮らしやすい環境整備事業
国際交流員を学校、公民館主催講座等の学習・体験活動へ講師として派遣するとともに、在住外国人に対しては外国語による相談や通訳等の
サービスを提供しました。
国際交流会館の施設を改善し充実することで、安全で利用しやすい国際交流の拠点施設を整備しました。
在住外国人をサポートするための行政手続きガイドブックや防災ガイドブックを作成し、また、フェアトレードシティとしてフェアトレード活動の広
報・啓発活動を行いました。
④課題
(A)
○文化活動活性化事業
文化芸術の振興を図るためには、市民の文化芸術に触れる機会の創出とともに、伝統文化のみならずポップカルチャーなどに代表される若者文
化など新たな芸術文化などにも取り組むとともに、アートを中心とする芸術文化の担い手づくりが必要となっています。今後とも、活動者・鑑賞者が
増加するよう、より効果的な事業の実施や広報活動の充実により、市民の文化芸術を鑑賞する機会の充実を図るとともに、活動者への支援等を通
して文化芸術活動を活発化する必要があります。
○文化に親しむ環境整備事業
施設の老朽化が進んでおり、計画的な施設・設備の改修が必要である。
(B)
○国内外との交流・協力促進事業
友好姉妹都市等の数が増加し、東アジア諸国の行政や団体等との交流が活発化してきましたが、今後はいかに質の高い交流にシフトしていくか
が問われます。
アセアン諸国の経済成長の中で観光需要も生まれてきていることから、アセアン諸国を含むアジア全体でのプロモーション活動にバランスよく取
り組んでいくことが必要です。
熊本上海事務所の活動については、様々な社会状況とは切り離して長期間継続していくことが重要です。
東アジア地域からの留学生拡大に向けた取り組みについては、各大学がそれぞれ行っている面があり、これまで以上に大学コンソーシアム熊本
でワンストップで対応できるようにすることが必要です。
○外国人にも暮らしやすい環境整備事業
暮らしやすいまちと感じる外国人の割合が上昇するよう、多言語によるサービスなど、ニーズに即したハード・ソフト整備が必要です。特に、東日
本大震災以来、防災意識が高まる中、在熊外国人に対しては災害情報カード(防災マニュアル)を作成していますが、今後は生活に直結する多言
語によるガイドブック等の充実も図ることが必要です。
本市は人口に比して在熊外国人数は多くなく、今後は、観光で訪れるだけではなく留学や仕事などで長期間住みたいと思えるまちづくりの観点
が必要です。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○文化活動活性化事業
市民が、学校や地域など身近な場所で優れた芸術文化・伝統文化に親しむ機会をふやすために人づくり基金の活用者などを活用しながら、熊
本市文化事業協会との共催で実施している芸術文化出張講座を引き続き行うとともに、県市合同で実施している新たな芸術文化発掘支援事業に
取り組んでいきます。また、熊本市芸術文化会議による意見を参考に、芸術文化を活かしたまちづくりに取り組んでまいります。
○文化に親しむ環境整備事業
本市施設については、今後も計画的な施設整備を行い、安全で快適なホールの管理運営と利用者のニーズに対応できるようサービスの向上に
取り組んでいきます。
(B)
○国内外との交流・協力促進事業
友好姉妹都市等との交流を観光・経済上の実利だけでなく、「誰もが憧れる上質な生活都市」の実現につなげていきます。
東アジア戦略については、上海事務所を拠点として、中国本土はもとより、韓国、台湾、香港、シンガポールをはじめ、タイ、マレーシア、インドネ
シア、ベトナムなどのASEAN諸国等も視野に入れた取り組みとして進めます。
県、市、大学コンソーシアム熊本により、留学生支援の拠点づくりを行います(ワンストップ窓口の設置、留学生ネットワークの構築、日本語講座の
開設等)。
熊本市国際交流振興事業団と連携して、民間の様々な活動を支援します。
○外国人にも暮らしやすい環境整備事業
在熊外国人にとって暮らしやすい環境の整備を進めていくとともに、市民及び在熊外国人に対して異文化理解を促進し、多文化共生のまちづく
りを進めます。
76
第2章 第6節 住民記録・土地情報の適性な管理と提供
∼ 情報のセキュリティ対策に努め、窓口サービスの向上を図る ∼
【施策実施局:市民局、都市建設局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆住民記録情報を適正に管理するとともに、市民が利用しやすい「やさしい窓口づくり」を推進します(A)
○戸籍等住民記録情報を適正に管理し、個人情報を守るとともに、正確で迅速な事務処理に努めます。また、市民が利用しやす
い窓口サービスを提供します。
○社会保障・税番号制度の導入にあたっては、市民にとって利便性の高い公平・公正な社会の実現に努めるとともに特定個人情
報を保護するための措置を講じます。
◆分かりやすい住居表示の実施及び正確な地籍図などを整備します(B)
○地元の方々と一緒に、分かりやすい町界と由緒ある親しみ深い新しい町名表示を実施します。また、地籍調査により地籍図及び
地籍簿を作成し、土地情報の保全、管理を行います。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼H26):
事業名
細事業名
3,425,723 千円
所管課
H21∼26
細事業
事業費 H27予算額
評価結果
累計
概 要
北部・河内・飽 戸籍届・住民異動届・印鑑登録等の事務及びこ
5総合出張所戸籍事務関
田・天明・城南 れらを公証する証明発行事務を適正かつ迅速に
係経費(経常)
総合出張所
処理する。
21,682
4,041 現状維持
住民基本台帳ネットワークにより住民票の広域交
付が可能となり、また、住民基本台帳カードの発
行にともない転入手続きの簡素化、電子証明書
の利用が可能となる。
23,611
1,264 現状維持
公共サービス民間提案制度に基づくくまもと森都
くまもと森都心プラザ内市 西区役所区民
心プラザ市民サービスコーナー運営業務委託及
民サービスコーナー経費 課
び管理経費。
15,091
9,880 現状維持
(A)やさしい窓口づくり推進 総合出張所・出張所等管 総合出張所・出 戸籍等住民記録情報の適正管理と迅速な提供
1,779,896
理運営経費
張所等
利用しやすい「やさしい窓口づくり」の推進
事業
332,946 現状維持
(A)戸籍住民基本台帳管理
事業
住民基本台帳
ネットワーク経費
5区役所
区民課
総合出張所・出張所等施 総合出張所・出 市民が安心して利用できる施設とするため、施
設整備経費
張所等
設・設備等の改修等を行う。
(B)地籍調査事業
(B)住居表示整備事業
774,821
66,335 現状維持
地籍調査経費
土木管理課
土地に関する基礎資料として多目的に利活用す
ることを趣旨として、現地復元能力を有する地籍
図・地籍簿を作成する。
143,478
32,828 現状維持
(植木町)地籍調査経費
土木管理課
土地に関する基礎資料として多目的に利活用す
ることを趣旨として、現地復元能力を有する地籍
図・地籍簿を作成する。
368,965
84,928 現状維持
都市再生地籍調査事業
土木管理課
H24年度から都市部において、道路・水路等の
官民境界等を後続の地籍調査事業本体に先行
して調査し、道路台帳や法定外公共物等の管理
にも利活用できるよう行っていく。
206,109
79,000 現状維持
区政推進課
行政区名を表記した街区表示板を作製し、張替
えを実施する。
地番表示による住所を、町界町名を合理化し街
区番号及び住居番号を利用したわかり易い住居
表示による住所に改める。
88,097
19,800 現状維持
住居表示整備経費
※参考:人件費(H24∼H25)
77
2,073,196 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
(A)窓口対応に満足している市
民の割合
%
79
78.0
78.0
83.0
80.0
82.7
83.4
82
85
B
(B)住居表示進捗率
%
94.83
94.83
94.84
94.84
94.84
95.17
95.55
95.25
95.56
B
(A)窓口対応に満足している市民の割合
%
90.0
(B)住居表示進捗率
%
96.00
95.6
85.0
85.0
80.0
82.7
83.0
79.0
83.4
95.50
82.0
95.00
80.0
75.0
78.0
78.0
H21
H22
95.25
94.83 94.83 94.84 94.84 94.84
95.6
95.25
95.17
94.50
94.00
70.0
H20
H23
H24
H25
H26
H20
H30
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
②指標の分析
(A)
○窓口対応に満足している市民の割合については、H26年度83.4%で、前年度と比較して、0.7ポイント増加しており、H23年度から80%台を維
持するなど、高い水準であるといえます。
(B)
○住居表示進捗率(人口集中地区における実施率)については、昭和40年の事業開始当初から同地区を中心に進めてきた結果、その9割以
上を完了しています。
③現状
(A)
○情報セキュリティ対策
正確で迅速な事務処理と個人情報の適正管理のため、職員研修に取り組んだ。また、個人情報保護を徹底するため、情報セキュリティに関す
る研修及び内部監査を実施した。
○戸籍住民基本台帳管理事業
社会保障・税番号制度への円滑な移行に向け、番号制度推進本部並び様々な分野からなる専門部会を設置し、協議を進めている。
(B)
○住居表示整備事業
昨年度はH26年10月27日付けで松尾町上松尾地域の一部、H27年3月12日付けで中松尾地域の一部(追加分)の住居表示を実施した。区
名入り街区表示板への刷新については、H26年度計画分を予定どおり行い、全体の67%の刷新を完了した。区名入り街区表示板への刷新に
ついては、H28年度までに完了する計画。
④課題
(A)
○情報セキュリティ対策
職員の情報セキュリティや個人情報保護に関する意識を高めるため、毎年実施している研修内容の充実を図るとともにセキュリティ監査を徹底
することが大切です。
○窓口サービスの向上
市民が利用しやすい窓口サービスを提供するため、毎年実施している窓口アンケート調査から得られる市民からの意見を参考にしながら、費
用対効果も考慮しつつ具体的な改善を図る必要があります。なお、成果指標の目標値を達成するためには、アンケートで「ふつう」と回答された
約2割の方々に満足を感じていただくことが課題となります。
(B)
○地籍調査事業
第6次十箇年計画を着実に進めていく必要があります。
○住居表示整備事業について
政令指定都市移行に伴い、街区表示板を区名入りに刷新するとともに、住居表示未実施地区に区名入りの町名表示板を設置するため、既存
の設置状況及び設置可能場所の調査及び準備を行いました。
78
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○情報セキュリティ対策
職員研修については、時間外縮減を鑑み研修時間帯の見直し等を行うとともに、研修内容を充実します。また、情報セキュリティ監査を徹底
するため、前年度指摘された部署の改善結果の確認を徹底していきます。
○窓口サービスの向上
窓口アンケート調査に伴う市民からの意見について、全窓口で改善できるよう、担当者会議等を利用して検討します。H27年度には、社会保
障・税番号制度の導入による大幅な業務改善が見込まれます。更に、区役所等のあり方検討及び機能再編について実施計画を策定することと
しており、それら特殊要因を踏まえ、区役所・出張所等窓口における利便性向上のための方策を検討する。また、番号制度導入にあわせたコン
ビニ交付導入も検討しており、今後の市民サービスコーナーの役割を踏まえて、機能やサービス等を検討していきます。
(B)
○地籍調査事業
第6次十箇年計画に基づき、東区戸島・北区植木の地籍調査事業及び、都市計画区域における市街化区域内の都市再生地籍調査事業(官
民境界等先行調査)を着実に実施していきます。
○住居表示整備事業
保留地域の解消を含めた未実施区域の現状把握を行い計画的な実施に向け検討を行っていきます。
また、区名入り街区表示板については、H28年度までに計画的に取り替えていきます。
79
第3章
生涯を通して健やかで、いきいきと暮らせる保健・福祉の充実
◆政策の概要
生涯にわたり健やかでいきいきと暮らしていくことは、市民一人ひとりの願いです。
しかし、今日の社会においては、ストレスなど心身の健康を阻害する要因が多様化している一方で、高齢化の急速な進展に伴
い、様々な福祉ニーズの対応が求められており、今後ますます医療や介護の需要が高まることが予測されます。また、食品の偽装
表示や残留農薬など食の安全に対する不安感が依然として払拭されていない状況です。
そこで、まず、自らの健康は自らで守るという観点から、市民の健康づくりの意識を高めていくことが必要です。
また、食中毒や感染症などの健康危機から市民を守るために健康危機管理体制を充実するとともに、適切な医療サービス体制
を確保します。
さらに、すべての人が生きがいを持って社会参加できるよう、高齢者、障がいのある人など、一人ひとりの状況に応じたきめ細や
かな保健・医療・福祉サービスを提供するとともに、市民や地域の自主的な健康づくりや福祉活動を支援します。
また、国民健康保険制度の安定的な運営や高齢期の生活を支える国民年金制度の普及、更には、適正な生活保護制度の運営
を進めていきます。
《成果指標》
◆指標
基準値
成果指標
実績値
目標値
健やかにいきいきと暮らしてい
ると感じる市民の割合
%
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
56.3
59.1
58.5
57.8
58.9
57.8
56.9
60
65
健やかにいきいきと暮らしていると感じる市民の割合
70
%
60
65
59.1
58.5
57.8
58.9
60
56.3
57.8
※達成度
A・・・平成30年度の目標値を既に達成している。
B・・・目標に向けて順調に推移している。
C・・・基準値は上回るが順調に推移していない。
D・・・基準値を下回っている。
56.9
50
40
H20
達成度
単位
H21
H22
H23
H24
H25
H26
80
H30
C
《指標の分析と主な課題》
指標の分析
○健やかにいきいきと暮らしていると感じる市民の割合は、基準値(H20年度)の56.3%から横ばいの傾向にあり、H25年度では57.8%と、基準値
から1.5ポイント上昇しているものの、目標に向けて順調に推移しているとは言えません。生涯を通じた健康づくりや安全・安心のための保健衛生と
医療の推進などに取り組んできたものの、今日の社会においては、ストレスなど心身の健康を阻害する要因が多様化している一方で、高齢化の
急速な進展に伴い、ますます医療や介護の需要が高まる中、市民の意識として向上するほどには至っていないと考えられます。
現状
○生涯を通じた健康づくりの推進
誰もが住み慣れた地域で健康に暮らし続けることができるよう、地域の特色に応じた健康なまちづくりを総合的に推進しています。
○安全・安心のための保健衛生と医療の推進
食の安全・安心確保への関心は高いものがある一方で、消費者の食嗜好の多様化により食中毒の発生リスクが高くなりつつあります。
○高齢者、障がいのある人などへの生活支援
高齢化が着実に進展しており、ひとり暮らし高齢者や認知症高齢者など、支援を必要とする高齢者が増加しています。
障がいのある人においては、平成26年には障がい福祉サービスの支給決定者が6,500人に達し、今後も増加が見込まれます。
○社会保障制度の適正な運営
少子高齢化の進展や人口減少社会の到来を背景として、国においては、医療保険制度や年金制度など社会保障制度の見直しが進められて
います。
課題
○生涯を通じた健康づくりの推進
小学校校区単位の健康まちづくりの取り組み状況は校区によって様々であり、全校区で定着するよう進める必要があります。
○安全・安心のための保健衛生と医療の推進
死者、重症者、及び多数の患者を出す重大な食中毒事件や異物混入事件等食の安全性を揺るがす事件・事故が多発する中、今後もこれらへ
の対策等を強化する必要があります。
○高齢者、障がいのある人などへの生活支援
高齢者が安心して暮らしていくことができるよう、生活支援体制の充実を図るとともに、健康と生きがいづくりにも積極的に取り組む必要がありま
す。障がいのある人などへの在宅での生活には、個々に応じた多様な支援が必要であることから、支援体制の整備を充実することが必要です。
○社会保障制度の適正な運営
高齢化の進行による医療費の増加や保険料収納率の低迷等により、国民健康保険会計は厳しい財政状況にあるほか、高齢者世帯を中心に生
活保護世帯も増加傾向にあります。
《今後の方向性》
今後の政策展開の方向性
○生涯を通じた健康づくりの推進
市民協働による健康づくりを進め、健康なまちづくりをさらに推進していきます。
○安全・安心のための保健衛生と医療の推進
食品表示法の周知、HACCPによる衛生管理の導入を食品関連事業者に勧めるとともに、消費者へ食品衛生知識の普及を積極的に行い、食
の安全安心の確保の推進に取組んでいきます。
○高齢者、障がいのある人などへの生活支援
地域包括ケアシステムの構築を目指すとともに、介護予防・日常生活支援総合事業の円滑な導入に向けた取り組みを進めていきます。また、全
ての人が住み慣れた地域で支え合いながら、生きがいを持って暮らしていくため、一人ひとりのニーズに合ったきめ細やかな福祉サービスを提供
していきます。
○社会保障制度の適正な運営
国民健康保険会計では、給付の適正化を図るとともに、区役所と連携した治療勧奨の実施、生活習慣病の重症化予防対策、ジェネリック医薬
品の利用促進や重複・頻回受診対策を進めていきます。
生活保護精度では、適正な運用を行うため必要な生活支援や就労支援を行うとともに、貧困の連鎖を解消させるために高校進学支援を中心と
した、子ども達への健全な育成を支援する事業を実施します。
81
《施策・事業の体系》
第3章
生涯を通して健やかで、いきいきと暮らせる保健・福祉の充実
第1節
生涯を通じた健康づくりの推進
【基本方針】
【事業】
生活習慣病予防を中心とした健康づく
りの推進(A)
・健康づくり活動支援事業
・健康教育相談事業
・がん等対策事業
・栄養改善・食育推進事業
・保健サービス体制充実事業
第2節
安全・安心のための保健衛生と医療の推進
【基本方針】
生活衛生の向上(A)
【事業】
・食品衛生対策事業
・生活衛生推進事業
・人と動物との共生推進事業
・墓地・斎場管理運営事業
健康危機管理体制の充実(B)
適切な医療を提供する体制の確保(C)
・感染症対策事業
・健康危機管理体制強化事業
・地域医療推進事業
・市民病院・植木病院管理運営事業
・市民病院・植木病院施設・設備整備運営事業
第3節
高齢者、障がいのある人などへの生活支援
【基本方針】
地域福祉活動の支援(A)
高齢者が生きがいを持って安心して暮
らせる生活の支援(B)
【事業】
・地域福祉活動推進事業
・指導監査事業
・高齢者元気生きがい推進事業
・在宅高齢者生活支援事業
・高齢者福祉施設支援事業
・介護保険事業
障がいのある人の自立支援(C)
・障がい者社会参加・就労支援事業
・障がい者在宅生活・施設利用支援事業
・障がい者への保健・医療支援事業
第4節
社会保障制度の適正な運営
【基本方針】
国民健康保険事業の健全な運営(A)
後期高齢者医療制度の円滑な運営(B)
国民年金制度に対する理解と加入の
促進(C)
生活保護制度の適正な運営(D)
【事業】
・国民健康保険適正給付事業
・国民健康保険料収納向上事業
・後期高齢者医療事業
・国民年金事業
・生活保護者支援事業
82
第3章 第1節 生涯を通じた健康づくりの推進
∼健康づくり活動の支援を充実する∼
【施策実施局:健康福祉子ども局、5区役所】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆健全な心身をはぐくむため、生活習慣病予防を中心とした健康づくりに取り組みます(A)
○健全な心身をはぐくむため、健康づくり活動の支援や啓発、健康相談と情報提供、がん検診等の充実を図り生活習慣病予防を中
心とした健康づくりに取り組みます。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼H26):
3,704,988 千円
H21∼H26
事業名
細事業名
所管課
概 要
事業費
累計
医療専門団体と行政が実行委員会を組織し、10月
健康づくり推進
の健康づくり月間に熊本市民健康フェスティバル
課
を開催し、市民の健康維持・増進を図る。
健康づくり月間経費
H27予算額
細事業
評価結果
37,500
6,000 現状維持
33,840
15,340 拡大・充実
22,381
2,925 現状維持
(A)健康づくり活動支援事業
校区単位の健康まちづくり 健康づくり推進 区役所をまちづくりの拠点とし校区の実情にあった
経費
課
方法で、校区住民との協働による健康をテーマとし
たまちづくりを行う。
(A)健康教育相談事業
健康教育相談経費
健康づくり推進
健康手帳を作成し交付する。健康教育・健康相談
課・5区役所保健
を実施する
子ども課
がん検診経費
健康づくり推進 各種がん検診(肺がん、胃がん、大腸がん、乳が
課
ん、子宮頸がん)を実施する。
1,037,313
203,600
見直し・改善
614,932
61,900
見直し・改善
(A)がん等対策事業
特定の対象者に対し、乳がん検診、子宮頸がんの
働く世代の女性支援のため 健康づくり推進
検診費用が無料になるクーポン券を送付し受診を
のがん検診推進事業経費 課
促進する。
健康づくり推進
食生活改善推進員を養成し、地域住民の食生活
課・5区役所保健
を中心とした健康づくり活動を支援する。
子ども課
(A)栄養改善・食育推進事業 食生活改善推進経費
※参考:人件費(H24∼H26)
11,013
2,874 拡大・充実
892,600 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
(A)自ら健康づくりに取り組んでい
る市民の割合
%
基準値
単位
%
実績値
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
66.6
66.1
65.4
67.6
68.9
66.5
65.8
70
75
75
75
68.9
65
66.6
66.1
H20
H21
60
65.4 67.6
70
※達成度
A・・・平成30年度の目標値を既に達成している。
B・・・目標に向けて順調に推移している。
C・・・基準値は上回るが順調に推移していない。
D・・・基準値を下回っている。
65.8
66.5
55
50
H22
H23
H24
H25
達成度
H21
(A)自ら健康づくりに取り組んでいる市民の割合
70
目標値
H20
H26
H30
83
D
②指標の分析
(A)
○自ら健康づくりに取り組んでいる市民の割合については、前年度から0.7ポイント減少しています。H24年度から開始した市民協働による健康まちづ
くりの取組みを更に進め、市民の健康に対する意識向上を図る必要があります。
③現状
(A)
○健康づくり活動支援事業
10月の健康づくり月間に合わせて健康フェスティバルを開催しており、医療専門団体や市民団体等との協働により催事を展開し、市民に健康を啓発
する機会になっています。H24年度から全小学校区において健康をテーマとした市民との協働による校区単位のまちづくりを開始しました。校区単位
の健康まちづくりの全市的な展開を図るため、庁内推進会議や各区プロジェクトチーム等で協議するとともに、取り組みの成果を住民と共有し、活動の
更なる推進を図るための評価指標等を決定しました。
○健康教育相談事業
健康手帳の交付については健康イベント会場等での交付を行う等、広く健康手帳の活用を啓発しています。
○がん等対策事業
市政だよりやホームページ等、様々な広報媒体や各種イベントを通じた市民への啓発に加え、無料クーポン券の送付等、受診率向上に向けた取り
組みを行っています。
○栄養改善・食育推進事業
地域における食を通じた健康づくり活動を行う食生活改善推進員を養成し、推進員の資質向上のための研修会も実施しています。
④課題
(A)
○健康づくり活動支援事業
熊本市民健康フェスティバルは、引き続きより多くの市民に対する健康に関する知識と重要性についての普及啓発ができるよう、より効果的な周知・
広報を行うとともに、来場者の増加を図るため、より魅力ある催事を実施する必要があります。校区単位の健康まちづくりは、校区によって取り組み状況
は様々であり、今後、この取り組みが全校区に定着するよう、区役所を中心に校区自治協議会等との協議をさらに進める必要があります。
○健康教育相談事業
健康手帳を交付していますが、対象者の活用方法への理解が薄く自身の健康づくりに活用することができる手帳の周知を行っていく必要がありま
す。
○がん等対策事業
各種がん(肺がん・胃がん・大腸がん・乳がん・子宮頸がん)検診を実施していますが、がん検診と特定健診を同時に実施するなど受診しやすい体制
整備をする必要があります。また、働く世代の女性支援のためのがん検診推進事業では、無料クーポン券を交付している乳がん・子宮頸がん検診の
クーポン券の有効活用に向けて、対象者への広報を更に強化する必要があります。
○栄養改善・食育推進事業
日ごろの地域活動や研修会等を通じたコミュニケーションの充実や食生活改善推進員養成課程の修了者に対する働きかけをより積極的に行い、食
生活改善推進員協議会会員の増加を図る必要があります。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性
(A)
○健康づくり活動支援事業
健康フェスティバルを市政だよりをはじめ市が有する広報手段を最大限に活用するとともに、新聞等でも引き続き広報します。また、熊本市民健康
フェスティバル実行委員会において、より魅力ある催事内容となるよう検討します。また、校区単位の健康まちづくりでは全校区展開に向けて、校区自
治協議会など地域組織等との健康づくりに関する協議をさらに進め、校区の状況等に応じた取り組みを推進します。また、各区及び各校区において
評価方針を協議し評価を行い、活動実績やアンケート調査等から取り組みの成果等を校区住民と共有し、活動の継続、活性化を図ります。
○健康教育相談事業
市民に対し、健康手帳の活用と交付方法についての啓発を強化していきます。
○がん等対策事業
がん検診受診率向上のため、健康くまもと21推進会議がん部会での協議及び受けやすい受診体制の整備を進めるとともに、市民にわかりやすい、
効果的な啓発方法を検証しながら情報提供を行います。
○栄養改善・食育推進事業
食生活改善推進員の育成及びその活動を支援することによって、市民運動としての食育を推進するための原動力となり、食生活改善を通じた健康
づくりを推進します。
84
第3章 第2節 安全・安心のための保健衛生と医療の推進
∼安全と安心のための保健衛生と適切な医療体制を確保する∼
【施策実施局:健康福祉子ども局、病院局、南・北区役所】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆食の安全・安心の確保など、身近な生活衛生の向上に努めます(A)
○食の安全・安心の確保、生活衛生対策の推進、墓地・斎場の適正な管理と指導等の身近な生活衛生の向上に努めます。
◆感染症の予防など健康危機管理体制を充実します(B)
○感染症の予防対策と拡大防止対策の推進、健康危機管理体制の充実を図ります。
◆救急医療を含め適切な医療が受けられる体制を確保します(C)
○救急医療等の医療体制の充実を図るとともに、病院事業における質の高い医療サービスの提供に努めます。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼H26):
53,281,421 千円
H21∼H26
事業名
細事業名
所管課
概 要
事業費
累計
H27予算額
細事業
評価結果
(A)食品衛生対策事業
食品保健事業
食品保健課
営業施設等への監視・指導・及び食品の収去検
査等により市民の食品による危害発生防止と健
康の保護を図る。
50,284
6,892 現状維持
(A)生活衛生推進事業
生活衛生関連営業施設対
生活衛生課
策経費
日常生活に密着した生活衛生関連営業施設に
対する許認可、監視・指導を実施し、特に、レジ
オネラ症対策、飲用水等の衛生確保、一般公衆
浴場への補助金交付等を行い、市民の安全で
快適な生活環境を確保する。
15,759
3,638 現状維持
動物愛護推進経費
動物愛護セン
ター
動物愛護推進協議会等と連携した譲渡会やしつ
け教室、イベント等を実施し、動物愛護の啓発普
及の強化に努める。
27,430
1,967 現状維持
人と動物くらしイキイキ事
業
動物愛護セン
ター
動物愛護推進協議会や獣医師会、市民等と連
携し学校等に出向き「動物ふれあい訪問教室」
等による動物愛護の普及啓発を行う。また、野良
猫対策としての地域猫活動の支援を行う。
221,328
1,591 拡大・充実
(A)墓地・斎場管理運営事
業
墓地管理運営経費(経常)
市営墓地7ヶ所(桃尾、小峯、浦山、立田山、花
健康福祉政策
園、城山、清水)と市所有墓地2ヶ所(春日、花岡
課
山)の維持管理を行う。
258,764
(B)感染症対策事業
平成24年度までは、任意接種の助成事業とし
て、実施されていたが、平成25年度から法定接
種となった。
子宮頸がん予防接種経費
子宮頸がんについては、接種後の副反応が想定
ヒブ予防接種経費
感染症対策課 外の頻度で発生したため、平成25年6月から積 3,320,024
小児用肺炎球菌予防接種
極的勧奨を中止しており、国の動向を見守って
経費
いる状況。ヒブ、小児用肺炎球菌については、接
種勧奨等を積極的に行い接種率向上に努めて
いく。
(A)人と動物との共生推進
事業
(B)健康危機管理体制強化 新型インフルエンザ対策
経費
事業
(C)地域医療推進事業
救急医療対策経費
感染症対策課
国の新型インフルエンザ対策に従い対応を進め
ていく。新型インフルエンザ発生を想定した訓練
や研修会の実施を行い、感染拡大を可能な限り
抑制し、市民の生命及び健康を保護する。
医療政策課
休日や夜間の急病やケガに対応できるよう、休
日夜間急患センターや休日在宅当番医等の初
期救急医療体制を維持する。また、入院を必要
とする救急患者に対しては、病院群輪番制を維
持していく。
85
51,355
見直し・改善
622,000 現状維持
112,194
281 現状維持
1,367,239
229,632 現状維持
H21∼H26
事業名
細事業名
所管課
概 要
事業費
累計
(企)市民病院医業費用経 市民病院経営 市民病院の施設・器械等の維持・管理、薬品類
費(人件費を除く)
企画課
の購入・管理などを適正に行う。
(C)市民病院・植木病院管 (企)市民病院診療所医業 市民病院経営 芳野診療所の施設・器械等の維持・管理、薬品
費用経費(人件費を除く) 企画課
類の購入・管理などを適正に行う。
理運営事業
(企)植木病院医業費用経
植木病院
費(人件費を除く)
植木病院の施設・器械等の維持・管理、薬品類
の購入・管理などを適正に行う。
(企)市民病院施設・設備整 市民病院経営
医療機器等の整備を行う。
備事業経費
企画課
(C)市民病院・植木病院施
設・設備整備運営事業
(企)植木病院施設・設備整
備事業経費
植木病院
医療機器等の整備を行う。
※参考:人件費(H24∼H26)
細事業
評価結果
H27予算額
31,122,775 5,922,231 見直し・改善
144,256
29,781 現状維持
4,109,038
668,451
見直し・改善
4,799,246
611,102
見直し・改善
938,870
72,387
見直し・改善
3,660,900 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
(A)食品の安全性について不安
を感じている市民の割合
%
89.2
73.7
70.8
66.8
64.9
72.0
73.3
65
60
C
(B)感染症患者発生数
件
152
153
153
143
130
104
154
110
90
D
(C)安心して適切な医療が受け
られると感じる市民の割合
%
58.6
58.7
59.0
59.5
61.7
66.0
70.1
65
70
A
100
90
70
60
件
89.2
80
72
66.8
73.7 70.8
64.9
65
(C)安心して適切な医療が受けられる
と感じる市民の割合
(B)感染症患者発生数
(A)食品の安全性について不安
を感じている市民の割合
%
73.3
60
50
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
160
150
140
130
120
110
100
90
%
153
152
154
153
143
130
60
90
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
70.1 70
70
65
110
104
75
55
66
58.6 58.7 59
61.7
65
59.5
50
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
②指標の分析
(A)
○食品の安全性について不安を感じている市民の割合については、平成20年度基準値より下がってはいるもののH25年度から上昇傾向とな
りH26年度は73.3%となりました。上昇傾向となった理由としては、これまでに発生した食品事件が消費者の食の安全の信頼回復を妨げ、加
えてH26年度相次いだ食品への異物の混入が大きく影響していると考えられます。
(B)
○感染症患者発生数については、H26年の結核患者数は98件と横ばいですが、腸管出血性大腸菌等3類感染者数が56件と、大幅に増加し
たため全体の報告数が増加しています。これは、保育園で発生した食中毒を原因とする感染者数45件の増加によるものです。このためH26年
の目標は達成しておらず、今後ますます感染症予防のための啓発活動を強化する必要があります。
(C)
○安心して適切な医療が受けられると感じる市民の割合については、毎年少しずつ増加しており、H20年度基準値と比較すると11.5ポイント
増の70.1%となり、そのうち「とても感じる」は6.9ポイント増の23.0%となっています。一方、「あまり感じない」、「全く感じない」を合わせた割合
は毎年減少し、5.6ポイント減の9.3%となるなど、救急医療等の医療体制の充実を図り、質の高い医療サービスの提供に継続的に取り組んで
きた一定の成果が現れてきていると考えられます。
86
③現状
(A)
○食品衛生対策事業
食品の安全安心の確保に取組むため「第2次熊本市食の安全安心・食育推進計画」を策定し、「食」に関して総合的、計画的な展開を図っ
ています。消費者の食の安全確保への意識は高いものがある一方で、生活様式や嗜好の多様化が進み食に起因する健康危害の発生リスク
は高まり、加熱を要する食肉の「生食」や「半生食」への抵抗感や危機感の希薄化が食中毒へつながっていることが挙げられます。
○生活衛生推進事業
H23年度に策定した熊本市生活衛生関連営業施設監視指導計画指針(以下「指針」)に基づく、効率的・効果的な監視指導に努めていま
す。また、政令指定都市移行後は、区役所まちづくり推進課と連携して、衛生害虫に関する相談に対応しています。
○人と動物との共生推進事業
「人と動物とが共生できる安心で安全な住みよいまちづくり」を目指し、「殺処分ゼロ」をスローガンに動物愛護推進協議会と市民協働で動物
愛護の取り組みを展開している。その結果、犬猫の殺処分数は激減している。(H26年度の犬の殺処分数は0)
〇墓地・斎場管理運営事業
安全で快適な墓参ができるよう定期的な除草等による景観維持や園路及びのり面補修や転落防止柵などの改修工事を実施しています。
(B)
○感染症対策事業
医療機関と契約して予防接種事業を行っている。市外においても予防接種が受けれるように、県の広域化予防接種事業、助成金制度を活
用して予防接種機会を確保しています。また、ヒブ・小児肺炎球菌予防接種などについて、出生時に対象者の全ての方に「予防接種のご案
内」を送付し、予防接種の勧奨を実施しています。
○健康危機管理体制強化事業
感染症の予防対策と拡大防止対策の推進
予防対策については、市民、施設等を対象として出前講座として感染症の講演を実施しています。また、患者発生時には、速やかな調査・
接触者検診等により感染拡大防止を図っています。その他結核対策事業では、DOTS(直接服薬確認療法)を行い、患者の確実な治療支援
を行い感染拡大の防止を図っています。
(C)
○地域医療推進事業
「救命救急センター」が市内に3ヶ所あるなど、通常時の恵まれた医療提供体制に加えて、「休日・夜間急患センター」を設置し、小児科、内
科、外科で365日24時間いつでも受診できる初期救急体制を整備しています。また、入院が必要な場合の二次救急体制についても、病院群
輪番制や救急告示医療機関などが対応し、救急車の搬送も円滑に行われています。
○病院事業
現在、市民病院は国が策定を義務付けた病院改革プランの着実な実施により効率化を進めており、一定の成果を挙げています。
現計画はH25年度を最終年度とする予定であったが、次期計画の骨格となる国のガイドラインがH26年度末に提示され、その内容を踏まえ
た経営改善計画とする必要があることから、その間は現計画を継続実施することとし、H28年度に新計画を策定します。
また、H27年度着工を目指し、病院建替えの準備を進めてきたところであるが、建設費の高騰等により平成27年度着工を見送っています。
④課題
(A)
○食品衛生対策事業
食品関連事業者に対しては、食品衛生法及び健康増進法に基づき食品営業施設、給食施設等に対して調査・監視・指導を行い、また、市
民に対してはリスクコミュニケーションの観点から食の安全安心に関する情報提供を行っています。今後も食中毒対策等を含めた食品による
健康危害防止を強化する必要があります。さらに、牛肉の安全・安心を確保するため牛のBSE全頭検査を継続実施してきましたが、食肉セン
ターにおける牛のと畜解体処理の終了に伴いH25年7月末でBSE検査業務は廃止しました。
○生活衛生推進事業
指針に基づき監視指導に努めていますが、多数の生活衛生関係営業施設があり、業種によっては、状況把握が困難な施設があります。ま
た、衛生害虫等の相談窓口については、政令市移行後の組織改編を踏まえた体制の整備が必要です。
○人と動物との共生推進事業
動物愛護推進協議会との検討会議等を開催し、市民への啓発イベント等啓発活動を実施してきましたが、鳴き声や放し飼い等の犬の飼い
方に関する相談や野良猫に関する相談も多く、動物愛護法及び条例に基づく啓発はもとより、飼い主や市民に対して動物愛護の概念を理解
させるようさらなる啓蒙啓発を強化することが必要です。
ふれあい訪問教室など訪問型の動物愛護の普及啓発活動は、人員、予算など現在の体制では、実施回数に限界があります。
○墓地・斎場管理運営事業
市営墓地の整備については、安全性等を踏まえた継続的な取り組みが必要です。
(B)
○感染症対策事業
感染症の集団発生の抑制及び重症化の防止を図るため、子どもの定期予防接種を積極的に推進する必要があります。
○健康危機管理体制強化事業
新型インフルエンザに関して、医療機関向けの講演会を県と合同で実施しました。国・県の行動計画の変更に対応し、各種マニュアル等の
改訂を行う必要があります。
(C)
○地域医療推進事業
熊本市の救急医療は恵まれた体制にあり、今後も初期救急、二次救急体制を維持していくことが大切です。また、今後も「くまもと医療都市
2012グランドデザイン」の実現に向けた取り組みを進めていくことが必要です。
○病院事業
建設費の高騰等により27年度着工を見送った病院建替えの影響により、施設の老朽化の進展が危惧されます。そのような環境の中で、多様
化する患者ニーズに応えるために最低限の施設の整備・改修に取り組み、質の高い医療サービスを提供することが課題となっています。
87
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性
(A)
○食品衛生対策事業
H27年4月1日から食品衛生法、JAS法、健康増進法の表示に関する規定を統合し、包括的かつ一元的な制度とする食品表示法が施行
されました。また、HACCPによる衛生管理が食品事業者に求められ、新表示や衛生管理が円滑に進むよう支援や監視・指導を行います。
更に、最近の食中毒の特徴であるノロウイルス、カンピロバクターによる食中毒防止に向けて事業者への指導並びに消費者への注意喚起
を積極的に行います。
なお、H27年度中に食肉センターは廃止の予定であり、それに伴い食肉衛生検査所も廃止の見込みです。
○生活衛生推進事業
環境衛生関連施設については、監視指導の頻度や方法等を見直しながら、より効率的・効果的な立入検査等を実施するとともに、市民相談
窓口については、区役所や本庁の関係課との連携強化・役割分担を検討しながら適切に対応していきます。
○人と動物との共生推進事業
熊本市動物愛護推進協議会と協働で動物の愛護及び適正飼育に関する普及啓発を図るなど、広報活動を強化します。また、訪問型の動
物愛護の普及啓発活動を実施しならが、愛護棟を活用した動物愛護の普及啓発活動を進めるとともに、野良猫対策としての地域猫活動の更
なる支援を行います。
〇墓地・斎場管理運営事業
安全で快適な墓参ができるよう、園路補修や転落防止柵の設置等の施設整備並びに除草・樹木剪定などの環境整備を引き続き行います。
(B)
○感染症対策事業
引き続き予防接種機会が損なわれないように広域化予防接種事業・予防接種助成事業を維持します。また、A類の予防接種については、
個別通知等を活用して予防接種勧奨を実施していきます。勧奨を中止している子宮頸がん予防接種についても、国の勧奨再開をもって積極
的に勧奨を実施します。
○健康危機管理体制強化事業
感染症患者発生数については、H26年度は結核患者数は未確定ですが、腸管出血性大腸菌等3類感染者が54件と、大幅に増加していま
す。これは、保育園で発生した食中毒を原因とする感染者の増加です。このため平成26年度の目標は達成しておらず、今後ますます感染症
予防のための啓発活動を強化する必要があります。
(C)
○地域医療推進事業
今後も初期救急、二次救急体制を維持していきます。また、「くまもと医療都市2012グランドデザイン」の実現に向け、在宅医療提供体制の
確保・充実とがんサポートセンターによるがん患者への支援等を継続していきます。
○病院事業
地域の医療機関との連携を深め、自治体病院としての役割を全うするとともに、今後は、26年度末に示された公立病院改革ガイドラインや県
が策定する地域医療ビジョンの動向を注視しながら次期熊本市民病院経営改善計画〔改革プラン〕及び植木病院改革プランの策定を行い、
より健全な経営を目指します。
また、建設費の高騰等により27年度着工を見送った病院建替えについても、上記改革プランや、県が策定する地域医療構想を注視しなが
ら早期着工に向けた準備を進めます。
88
第3章 第3節 高齢者、障がいのある人などへの生活支援
∼高齢者や障がいのある人などが、生きがいを持って安心して暮らせる生活を支援する∼
【施策実施局:健康福祉子ども局、5区役所】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆高齢者や障がいのある人などを、地域の中でお互いに助け合い、支えていきます(A)
○地域における助け合いを推進するため、ボランティアの育成、地域の福祉活動の中心となる民生委員・児童委員や社会福祉協議会
などの活動を支援します。
◆高齢者が健康で生きがいを持ち安心して暮らせるよう支援します(B)
○高齢者の健康と生きがいづくりを推進し、高齢者が安心して暮らせる生活の支援を行います。
◆障がいのある人が、地域で自立して暮らせるように支援します(C)
○障がいのある人が、地域で自立して暮らせるように、社会参加の支援、在宅生活支援の充実を図ります。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼H26):
事業名
379,806,496 千円
細事業名
(A)地域福祉活動推進事業 民生委員活動等経費
(A)指導監査事業
所管課
H21∼H26
H27予算額
事業費
累計
概 要
健康福祉政策
課
社会福祉施設指導監査事
指導監査課
業
民生委員審査専門分科会・民生委員推薦会・民
生委員推薦準備会の開催、民生委員活動費の支
給、研修会の実施等を行う。
社会福祉法人及び社会福祉施設の指導監査を
行う。
細事業
評価結果
906,789
160,739 現状維持
7,771
5,472 現状維持
(B)高齢者元気生きがい推進
生きがい活動推進経費
事業
高齢介護福祉
課
生きがい作業所、老人農園等の管理運営を行う。
22,999
1,119 見直し・改善
(B)在宅高齢者生活支援事
業
高齢者住宅整備費助成
高齢介護福祉
課
在宅高齢者が安全かつ快適な生活ができるよう
に、住宅を改造する場合に必要な費用の一部を
助成する。
68,259
15,000 現状維持
(B)高齢者福祉施設支援事
業
老人福祉施設整備費助成
高齢介護福祉
課
はつらつプランに基づき社会福祉法人等が行う老
人福祉施設の施設整備に要する費用の一部負担 1,688,438
を行う。
593,360 現状維持
(B)介護保険事業
(特)居宅介護サービス給
付
高齢介護福祉
課
要介護者が指定居宅サービス事業者から訪問介
護等のサービスを受けた場合に保険給付として当 100,879,003 21,858,000 現状維持
該要介護者に給付する。
(C)障がい者社会参加・就労
就労移行支援給付費
支援事業
障がい保健福
祉課
一般就労を希望する障がい者に対し、一定の期
間、実習等を通じて就労に必要な知識及び能力
の向上や技術の習得など、障がい者の適性に
合った支援を行う。
1,411,641
(C)障がい者在宅生活・施設
生活介護給付費
利用支援事業
障がい保健福
祉課
常時介護を要する障がい者へ、施設において入
浴、排泄又は食事の介護、創作的活動の機会な
どを提供する。
12,100,088 3,117,000 現状維持
(C)障がい者への保健・医療
更生医療給付費
支援事業
障がい保健福
祉課
障がいが補われ、又は、障がいの程度が軽減され
ることにより、生活能力の向上や社会活動を容易 9,531,743 1,806,096 現状維持
にするために必要な医療費を助成する。
※参考:人件費(H24∼H26)
89
2,901,601 千円
347,000 現状維持
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
(A)地域福祉活動(福祉ボランティ
アなど)に関わりを持つ市民の割
合
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
%
12.6
12.3
13.2
12.6
12.2
15.4
13.7
20
30
C
(B)65歳以上の元気な高齢者の
割合
%
78.61
81.70
80.60
79.83
79.42
79.05
78.72
79.00
79.50
C
(C)施設入所から地域生活に移行
した障がいのある人の数
人
168
198
219
293
312
325
337
330
400
B
%
30
(A)地域福祉活動(福祉ボランティアな
ど)に関わりを持つ市民の割合
20
22
14
30
人
400
83
26
18
(B)65歳以上の元気な高齢者の割合
%
85
12.6 12.3 13.2 12.6 12.2
15.4
81
81.7
79
13.7
10
77
80.6 79.83
79.1
75
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
400
330
350
79.42 79 78.7279.5
78.61
(C)施設入所から地域生活に移行した障が
いのある人の数
293
300
219
250
200
168
337
312 325
198
150
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
②指標の分析
(A)
○地域福祉活動(福祉ボランティアなど)に関わりを持つ市民の割合については、H25年度に、前年度比3.2%上昇しましたが、H26年度においては
前年度比1.7%の減少となりました。年代別では、60歳以上の年代の方が比較的多くボランティアに参加されています。
(B)
○65歳以上の元気な高齢者の割合については、H20年度基準値から0.11ポイント増加していますが、平成21年度からは2.98ポイント減少していま
す。65歳以上の高齢者、特に75歳以上の高齢者の増加により要介護・支援の認定を受ける高齢者が増加したため元気な高齢者の割合が減少したも
のと考えられます。
(C)
○施設入所から地域生活に移行した障がいのある人の数については、平成20年度基準値から169人増加しています。グループホームの増加などに
より、施設から居宅への移行が進んだものと考えられます。
③現状
(A)
○地域福祉活動推進事業
近年の少子高齢化や核家族化の進展、住民の抱える課題の複雑・多様化等に伴い、地域福祉の担い手である民生委員・児童委員の活動が多岐
に渡り、困難性を増している状況です。
(B)
○高齢者元気生きがい推進事業
高齢者が生きがいを持って元気に過ごすことができる場となる施設の維持管理や活躍の場となる団体への助成等を行います。
○在宅高齢者生活支援事業
在宅高齢者が安全かつ快適な生活ができるように、住宅を改造する場合に必要な費用の一部を助成します。熊本県建築士事務所協会と熊本県理
学療法士協会に審査を委託し、適正な補助を行います。
○高齢者福祉施設支援事業
H27年度社会福祉施設整備事前協議において、第6期はつらつプランの目標数に応じた特別養護老人ホーム等の採択を行いました。
○介護保険事業
要介護者等が適切に介護サービスを利用できるよう関係団体・機関と連携をとりながら介護保険事業の運営を行っています。
(C)
○障がい者社会参加・就労支援事業
一般就労に向けた訓練を行う就労移行支援事業の実利用者数は、第3期熊本市障がい福祉計画における目標値と同水準で増加しています。
○障がい者在宅生活・施設利用支援事業
重度の障がい者が日中に活動する場である生活介護事業の実利用者数は、第3期熊本市障がい福祉計画における目標値を下回っています。これ
は、H26年度において事業所の指定がなかったことから、供給量が増加しなかったことが要因と考えられます。
○障がい者への保健・医療支援事業
障がいの程度が軽減されることにより、生活能力の向上や社会活動を容易にするために必要な医療費を助成しています。
90
④課題
(A)
○地域福祉活動推進事業
民生委員・児童委員の担い手が不足しており、また福祉ニーズの多様化に伴い民生委員・児童委員の業務が増加しています。
(B)
○高齢者元気生きがい推進事業
老人憩の家・老人福祉センター等施設の老朽化に伴う改修等行いました。これらの施設について、地域で活発な利用が進むような仕組みを構築し
ていく必要があります。また、H27年度までに耐震化への対応方針を示すことが必要な中央老人福祉センターのあり方について、検討することが必要
です。
○在宅高齢者生活支援事業
世帯等の所得が基準以下で要介護(支援)者の在宅生活を支援するため、介護保険制度での改修で対応できない住宅改造の支援を行いました。
継続して一定の申請件数があり、お風呂の改修やトイレ改修等の工事が増加しており、今後も継続した支援が必要と考えられます。
○高齢者福祉施設支援事業
介護サービスの基盤となる施設について、第6期はつらつプランに基づく目標数の整備に努めます。
○介護保険事業
低所得で生計困難な方に対して介護保険サービス利用者負担を軽減する制度がありますが、この制度は社会福祉法人等が利用者の負担額を軽
減し、市町村は法人に対してその一部助成を行うというものです。県と連携しこの制度の推進に努めた結果、H26年度も前年より利用者がやや増えて
おり、今後も推進していくことが必要と考えられます。
(C)
○障がい者社会参加・就労支援事業
就労を希望する65歳未満の障がい者に職業訓練等を実施していますが、一般就労に結びついた障がい者は増加傾向にあり、1人ひとりに合った就
労の場を選択できるよう、引き続き支援を強化する必要があります。
○障がい者生活・施設利用支援事業
重度の障がいのある方に介護、支援等を提供していますが、福祉施設での事業実施が大半であり、医療依存度の高い重度の障がい者に対する
サービス提供が可能な施設等が不足しています。
○障がい者への保健・医療支援事業
給付件数並びに事業費はH18年の障害者自立支援法施行後においても増加の一途であること等から、国において様々な検討がなされ、H22年12
月に同法が改正されたところであり、制度の適正な運用に取り組むことが必要です。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性
(A)
○地域福祉活動推進事業
民生委員・児童委員と関係部署の連携を強化し、フォローを行うとともに、充実した研修を実施すること等により、民生委員・児童委員活動業務の軽
減及び支援体制の強化を図ります。
(B)
○高齢者元気生きがい推進事業
生きがい作業所については、利用者等と協議を行いながら、今後の利活用方針を示します。中央老人福祉センターについては、耐震化への方針を
H27年度中に示します。
○在宅高齢者生活支援事業
高齢者住宅整備事業について、継続して一定の申請件数があり、今後も制度の周知に努めます。
○高齢者福祉施設支援事業
第6期はつらつプランに基づき、団塊の世代が75歳となるH37年度の高齢者人口や要介護認定者数等の状況を見据えた施設整備を行います。
○介護保険事業
社会福祉法人による介護保険サービス利用者負担軽減制度の実績者数の増に伴い法人への一部助成額も増えましたが、今後もこの制度の周知
に努めます。
(C)
○障がい者社会参加・就労支援事業
H27年度からの第4期障がい福祉計画においては、一般就労に向けた訓練を行う就労移行支援事業所の利用者を増加させることとしており、職業
安定所や相談支援事業所等と連携を図りながら、計画に掲げた成果指標の達成を目指します。
H25年度に設置した「熊本市障がい者就労・生活支援センター」を活用し、障がい者に対し、就労支援、定着支援、生活支援及び求人開拓等に関
する業務を行うことで、地域における障がいのある方の就労支援を推進します。
○障がい者在宅生活・施設利用支援事業
施設整備助成を活用するなどし、医療依存度の高い重度の障がい者や、強度行動障がいのある障がい者に対するサービス提供体制の確保に努
めます。
○障がい者への保健・医療支援事業
障がいが補われ、または、障がいの程度が軽減されることにより生活能力の向上や社会生活を容易にするために、必要な医療費の助成を継続する
とともに、適正な執行に努め、給付・認定業務の精度を高めていきます。
91
第3章 第4節 社会保障制度の適正な運営
∼社会保障制度を適正に運営する∼
【施策実施局:健康福祉子ども局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆国民健康保険事業の健全な運営ができるよう、医療費適正化や保険料収納率の向上等に取り組みます(A)
○国民健康保険事業の健全な運営ができるように、生活習慣病予防や特定健診等の受診率向上などによる医療費の適正化や徴収
体制の強化による保険料収納率の向上など、国民健康保険会計の健全化を図ります。
◆後期高齢者医療制度における円滑な運営に取り組みます(B)
○後期高齢者医療制度における円滑な運営に取り組むため、制度に関する広報活動の充実を図ります。
◆国民年金制度に対する理解と加入の促進を図ります(C)
○国民年金制度の周知と相談受付体制の充実を図ります。
◆生活保護の適正な運用を行うとともに、自立に向けたきめ細やかな支援を行います(D)
○生活保護制度の適正な運用を行うため、生活保護対象者に対して必要な生活支援・就労支援を行うなど、生活保護者等への適切
な支援を行います。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼H26):
706,194,671 千円
H21∼H26
事業名
細事業名
所管課
概 要
H27予算額
事業費
累計
(A)国民健康保険適正給付 (特)一般被保険者療養給
国保年金課
付
事業
一般被保険者にかかる療養の給付を行う。
258,346,656 47,934,000
(A)国民健康保険料収納向
(特)収納率向上対策経費 国保年金課
上事業
保険料の徴収、滞納処分を行う。
1,394,687
細事業
評価結果
現状維持
255,954 現状維持
熊本県後期高齢者医療広
国保年金課
域連合負担金
後期高齢者医療広域連合に対する療養給付費負
38,727,904 7,021,204 現状維持
担金等を支払う。
(特)後期高齢者医療広域
国保年金課
連合納付金
熊本県後期高齢者医療広域連合への納付金を支
43,043,604 7,953,210 現状維持
払う。
(C)国民年金事業
国民年金関係経費
国保年金課
市政だよりやホームページ等を活用した市民への
情報提供および複雑な年金相談等を行う。
(D)生活保護者支援事業
生活保護費
保護管理援護
き、国が生活困窮の程度に応じて必要な保護を行
課、5区役所保護
い、その最低限度の生活を保障するとともに、その
課
(B)後期高齢者医療事業
88,572
18,941 現状維持
生活保護は、憲法第25条に規定する理念に基づ
148,867,496 28,166,000
現状維持
自立を助長する。
※参考:人件費(H24∼H26)
3,436,261 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
基準値
実績値
H20
H21
目標値
達成度
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
92,068
198,022
311,327
69,695
△ 55,411
黒字
黒字
C
(A)国民健康保険会計における
実質単年度収支
万円
(B)後期高齢者医療制度につい
ての理解度
%
39.5
41.9
41.4
41.9
43.9
46.2
43.3
55
70
C
(C)公的年金制度についての理
解度
%
66.6
71.8
67.0
69.1
71.5
71.4
68.8
75
80
C
(D)生活保護自立助長支援によ
り就労を開始した人の割合
%
20.0
32.9
33.3
44.4
53.6
54.1
56.5
25
30
A
△136,787
△18,210
(H19)
(B)後期高齢者医療制度
%
についての理解度
70
70
65
60
55
55
50
43.9 46.2
41.9 41.4
45
43.3
39.5
40
41.9
35
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
%
80
(C)公的年金制度についての理解度
80
75
75
71.8
71.5
70
65
67
69.1
%
65.0
(D)生活保護自立助長支援により
就労を開始した人の割合
54.1
55.0
71.4
53.6
45.0
68.8 35.0
66.6
15.0
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
92
30
44.4
32.9
33.3
25.0
60
56.5
25
20.0
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
②指標の分析
(A)
○国保会計については、「国民健康保険会計健全化計画」に基づき累積赤字の解消に取り組み、H21年度末には過去最大の82億円の累積赤字
が、H25年度末には15億円まで減少したものの、保険給付費の増加等により、H26年度の単年度収支は5.5億円の赤字となり、累積赤字は20.4億
円となっています。
(B)
○後期高齢者医療制度の理解度については、H20年度基準値を上回って推移しているものの、目標には届いていないため、今後も引き続き、後
期高齢者医療制度の広報等に取り組んでいきます。
(C)
○公的年金制度の理解度については、H20年度基準値を上回って推移しているものの、目標には届いていないため、今後も引き続き、公的年金
制度の広報等に取り組んでいきます。
(D)
○生活保護自立助長支援により就労を開始した人の割合については、H20年度基準値より34.1ポイント増加(H23年度より0.5ポイント増加)してい
ますが、就労可能な被保護世帯に対して就労支援員を5名から12名へと増員し、求職相談・助言指導、職業開拓等きめ細かな就労支援を行った
効果が現れた要因と考えられます。
③現状
(A)
○国民健康保険適正給付事業
近年、保険給付費の対前年伸び率は鈍化していたものの、今年度においては、3.1%の大きな伸びを示しており、これまで以上に医療費適正化
に取り組む必要があります。
○国民健康保険料収納向上事業
収納率は、H22年度から87%台で推移しており、H26年度末で87.76%で対前年+0.47%上昇していますが、目標収納率には達していない状況
です。
(B)
○後期高齢者医療事業
H20年度事業開始以来、後期高齢者医療制度の広報等に取り組んできましたが、目標値に届いていない状況ですが、年代別でみると60歳以
上の高年齢層の理解度は高い傾向にあります。
(C)
○国民年金事業
公的年金制度について市政だより等で広報に取り組んできましたが、目標値に届いてない状況です。年代別でみると若年層の理解度が低い傾
向にあります。
(D)生活保護者支援事業
生活保護自立助長支援の取組みにより、就労を開始した人の割合はH21年度から目標値を上回り着実に向上しており、H26年度は65.0%に達
しています。
④課題
(A)
○国民健康保険適正給付事業
特定健診の受診率、特定保健指導実施率は、「特定健康診査等実施計画」に本市が定める目標には届いていないため、今後も個人への働き
かけの強化や実施体制の整備、広報・啓発等のを強化が必要です。また医療費適正化を更に推進するためにも生活習慣病の重症化予防対策、
ジェネリック医薬品の利用促進や重複・頻回受診対策を進めていくことが必要です。
○国民健康保険料収納向上事業
職員による休日及び夜間納付相談、休日徴収、夜間電話催告、国保喪失・居所不明調査、滞納処分等を実施していますが目標収納率には達
していないため、収納率向上に向けさらなる対策強化が必要です。
(B)
○後期高齢者医療事業
市政だより掲載等の広報活動を行っていますが、今後の安定した制度運営のために引き続き制度の広報・周知活動が必要です。
(C)
○国民年金事業
制度改正の周知及び公的年金制度の理解を図るため周知・広報活動に取り組む必要があります。
(D)
○生活保護者支援事業
失業等による就労可能なその他世帯を中心とした生活保護申請の急増に対応するため、申請段階では真に必要な方が生活保護を適切に受給
できると共に、保護開始後は自立助長に繋がるような訪問活動の実施及び就労支援員等による支援の一体的かつ適正な運用が必要です。
また、政令指定都市移行に伴い、福祉事務所が1ヵ所から5ヵ所へと分割されました。これに伴い、各福祉事務所では地域の実情に合った対応
を図りつつも、法定受託事務として、均一性の取れた事務の施行が実現できるよう、市自身で監査業務を実施する必要があります。
93
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性
(A)
○国民健康保険事業の健全な運営
医療費の適正化について、今後もレセプト点検や医療費通知の実施等により、給付の適正化を図るとともに、特定健診についても引き続き、対
象者全員への受診券の送付や個別健診実施機関数・集団健診実施回数の拡充、広報・啓発の強化に努めます。また、区役所と連携した治療勧
奨の実施、生活習慣病の重症化予防対策、ジェネリック医薬品の利用促進や重複・頻回受診対策を進めていきます。
○国民健康保険料収納向上事業
また、国民健康保険料の収納業務については、現行対策を踏まえ口座振替の推進強化などあらゆる方策を検討、強化しながら、きめ細やかな
納付指導・相談にあたります。また、納付環境を整備するためにコンビニ収納委託を継続していくほか、滞納対策として、初期未納者への電話折
衝・訪問徴収による未納解消を図り分納相談にも応じ、累積滞納者に対しては、電話催告・訪問徴収・生活実態の把握に努め、悪質滞納者には
滞納処分を行います。
(B)
○後期高齢者医療制度における円滑な運営
制度の理解度を高め、後期高齢者医療の適正な運営を行うため、市政だより等による広報を積極的に行うとともに、出前講座を実施し、さらなる
啓発に努めます。
(C)
○国民年金制度の理解と加入促進
日本年金機構・熊本西年金事務所と連携を図りながら、市政だより・ホームページ等を活用した広報周知活動の実施や窓口での丁寧な説明を
行うことにより、公的年金制度のより一層の理解と加入促進に努めます。
(D)
○生活保護制度の適正な運用
政令指定都市移行に伴い福祉事務所が1ヵ所から5ヵ所へと分割されました。
各福祉事務所管内の特性を把握し、地域の実情に合った対応を図りつつも、法定受託事務として、均一性の取れた事務の施行に努めるため、
福祉事務所同士の定期的な情報交換及び熊本県との連携強化を進めます。
また、適正な生活保護事務の運営に資するため、各福祉事務所の指導監査を保護管理援護課で実施していきます。
さらに、就労意欲を喚起させる為の事業と、貧困の連鎖を解消させるための高校進学支援を中心とした子ども達への健全な育成を支援する事
業を委託により実施します。
94
第4章 子育てしやすく、子どもたちの健やかな成長をはぐくむ環境づくりの推進
◆政策の概要
未来を担う子どもたちは、本市の宝であり、子どもたちの元気な声がひびくまちの実現を目指し、総合的な次世代育成支援対策
に取り組んできました。
しかし、少子化の進展に歯止めがかからず、核家族化や地域のつながりの希薄化等により、子どもや子育て家庭を取り巻く環境
が変化するとともに、子育ての困難さが増大しており、子育てや子どもの成長を社会全体で支えていくことがますます必要となって
います。
そこで、今後は、すべての人が、家庭や子育てに夢を持ち、子どもを安心して産み育てることができ、かつ、子どもたちが、将来
に夢や希望を抱き、健やかに成長することができる環境づくりを、地域の人々や団体をはじめ、事業者や関係機関等と連携を図り
ながら推進し、子育てと子どもたちの健やかな成長を支援する社会を築いていきます。
《成果指標》
◆指標
基準値
成果指標
実績値
目標値
達成度
単位
子どもたちが健やかに成長し
ていると感じる市民の割合
%
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
52.0
52.2
50.9
56.5
56.4
56.8
55.8
60
65
C
子どもたちが健やかに成長していると感じる市民の割合
70%
65
60
60
56.5
52.0
52.2
※達成度
A・・・平成30年度の目標値を既に達成している。
B・・・目標に向けて順調に推移している。
C・・・基準値は上回るが順調に推移していない。
D・・・基準値を下回っている。
56.4
56.8
50.9
50
55.8
40
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
《指標の分析と主な課題》
指標の分析
○子どもたちが健やかに成長していると感じる市民の割合は、基準値(H20年度)の52.0%から年々上昇する傾向にあり、目標値には達しなかっ
たものの、H25年度には56.8%となり、基準値から4.8ポイント上昇しており、順調に推移していると評価できます。核家族化や地域のつながりの希
薄化等により、子どもや子育て家庭を取り巻く環境が変化するとともに、子育ての困難さが増大している中、市民の意識が向上する傾向にあること
は、子どもたちの健やかな成長を社会全体で支える環境をつくるとともに、子どもを安心して産み育てることができる環境をつくってきたことなどの
表れであると考えられます。しかし目標には達していないことから、今後も子どもや若者に関する電話等による相談体制の充実や待機児童の解
消、地域での子育て支援などに取り組むことが必要です。
現状
○子どもたちの健やかな成長支援
H26年度における公設公営の児童育成クラブの設置数は77ヶ所あり、その児童育成クラブに入会している児童数は5,052名となっています。ま
た、H26年度には、老朽化における建替え、大規模クラブ解消のための分離に伴い、3クラブの施設整備を行っています。
里親委託率はH26年度(4月1日現在)7.69%からH27年度(4月1日現在)9.74%と増加しており、さらにH27年度は熊本県家庭的養護推進計画
開始に伴いキックオフ広報事業として県と連携し、また里親制度普及促進・里親委託推進支援事業として、NPO法人と協働で里親に関する広報
の充実を図ります。
○子育てしやすい環境づくりの推進
子ども・子育て支援新制度関連経費については、H27年4月の新制度スタートに合わせ、H27年3月に子ども・子育て支援事業計画を策定したと
ころです。
ひとり親家庭自立支援事業については、父子家庭、母子家庭のひとり親家庭に対する経済的支援、就業支援及び育児や家事などの生活支援
に取り組んでいる。
95
課題
○子どもたちの健やかな成長支援
児童育成クラブにおいて、開所時間の延長や障がい児の受け入れなど利用者ニーズは多様化しており、指導員不足や実施体制の強化、学校
との連携の強化が課題となっています。また、H24年度の老朽度調査結果による老朽化施設の建替え、児童数の増加による施設の分離及び子ど
も・子育て支援事業計画に基づく狭隘な施設の解消を行う必要があります。
里親委託率は全国平均より低い状況であるため、里親の増加が必要です。
○子育てしやすい環境づくりの推進
保育を必要とする児童は増加していることから、更なる待機児童の解消に向け、施設整備等による受入枠の拡大を図っていく必要があります。
子ども・子育て支援新制度関連経費については、子ども・子育て支援新制度がスタートしたことから、子ども・子育て支援事業計画が円滑に実施
されているか効果検証や適切な進行管理を子ども・子育て会議で行う必要がありますを設置し、子ども・子育て支援事業計画の策定のための審
議を実施しましたが、利用者・事業者向けの情報提供が不足しており、H27年度の新制度移行に向けて制度について情報提供を行っていく必要
があります。
父子家庭、母子家庭のひとり親家庭に対するさらなる自立支援策の充実が必要です。
《今後の方向性》
今後の政策展開の方向性
○子どもたちの健やかな成長支援
子どもたちの社会参加活動や地域とのふれあい交流活動等を推進するために、地域が主体となる事業について区役所を中心として連携を強
化します。
子どもたちの活動拠点施設の機能充実のため、児童育成クラブの専任指導員拡充や多様なニーズに柔軟に対応するため開所時間の延長試
行を行うなど運営強化に取り組みます。
子どもや保護者の支援体制を充実するため、子どもに関するあらゆる相談に対応している子ども・若者総合相談センターにおいて、関係機関と
更なる連携強化を図ります。また、24時間相談体制の周知や市民啓発のためリーフレットなどの配布先拡充を行います。要保護児童対策の推進
としては、関係機関や地域と連携を強化し事業を推進します。また、里親委託を推進するため、里親による座談会や市広報等で里親制度の普及
啓発を行い、里親希望者を増やすとともに、里親委託率の向上をめざします。障がい児等の発達支援として、早期発見・早期療育のための相談
支援の3ヶ月以内での面接など、速やかな対応を行うとともに、地域療育ネットワーク作りを進め、情報の共有化を図ります。また、支援体制の充
実のため、公私立保育園等への訪問支援を実施し、保育士等へ実践的研修を実施するなど支援体制の充実を図っていきます。
○子育てしやすい環境づくりの推進
妊娠・出産の不安感を解消するために、妊婦健康診査の費用の助成や、産科医療機関等との連携を強化し、安心して妊娠・出産ができる環境
づくりに努めます。
子ども医療費助成については、中学校3年生までの拡大に向けて検討をしていきます。
保育所、幼稚園等の充実のため熊本市幼児教育・保育施設整備計画に基づく整備を着実に進めるとともに、潜在保育士を対象とした就職支援
研修会の開催や再就職支援コーディネーターによるきめ細やかな就職斡旋等に取り組むことで、安定的な保育の担い手確保を図っていきます。
加えて、一時預かり事業や延長保育事業など、多様な保育ニーズへの対応を継続して取り組んでいきます。
地域における子育て支援の充実のため、子育て支援センターを核として、子育てに関する情報提供や相談、地域に出向いた講習等を実施し
するとともに、各校区の子育て支援ネットワーク活動を支援し、連携協力を推進します。
ひとり親家庭等への自立支援としては、ハローワーク等との連携による自立支援プログラムの策定を中央区及び東区で実施し、就業支援を強化
するとともに、周知に努めます。
96
《施策・事業の体系》
第4章
子育てしやすく、子どもたちの健やかな成長をはぐくむ環境づくりの推進
第1節
子どもたちの健やかな成長支援
【基本方針】
【事業】
子どもたちが健全に育つ環境づくり
(A)
・次世代育成支援推進事業
・子ども交流活動支援事業
・子ども活動拠点整備事業
援助を必要とする子どもや家庭への支
援(B)
・子ども相談体制充実事業
・要保護児童対策事業
・障がい児等発達支援事業
第2節
子育てしやすい環境づくりの推進
【基本方針】
安心して子どもを産める環境づくり(A)
【事業】
・母と子の健康づくり推進事業
・子育て負担軽減事業
・保育・幼児教育環境充実事業
楽しく子育てができる環境づくり(B)
・地域子育て支援事業
・ひとり親家庭自立支援事業
97
第4章 第1節
子どもたちの健やかな成長支援
∼子どもたちの健やかな成長を社会全体で支える環境をつくる∼
【施策実施局:健康福祉子ども局、5区役所】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆子どもたちが健全に育つ環境をつくります(A)
○子どもたちの社会参加活動や地域とのふれあい交流活動等を推進するとともに、児童育成クラブや児童館等、子どもたちの活動拠
点施設の機能を充実し、子どもたちが健全に育つ環境をつくります。
◆援助を必要とする子供や家庭を支援します(B)
○子どもや保護者への支援体制を充実させるため、地域療育ネットワークの構築、要保護児童対策の推進、関係機関との連携強化
等を行います。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼H26):
19,019,957 千円
H21∼H26
事業名
(A)次世代育成支援推進事
業
(A)子ども交流活動支援事
業
細事業名
(B)子ども相談体制充実事業
事業費
累計
H27予算額
細事業
評価結果
子ども支援課
子育て支援活動や子どもの健全育成活動等を展
開する団体等へ助成を行う。
36,198
少子化対策推進事業
子ども支援課
結婚から子育てに関する情報提供・意識啓発や仕
事と子育ての両立支援等に繋がる取組みを行う。
3,463
25,000 拡大・充実
中学生と地域住民とのふれあい活動を推進し、中
青少年育成課、
中学生地域交流推進事業
学生に地域社会の一員としての誇りや地域への親
5区役所まちづ
経費
しみを育むため、中学校区を単位とした地域活動
くり推進課
を支援する。
22,085
4,600 拡大・充実
青少年育成課、 地域が主体となり開設するプレイパークに遊び材
5区役所まちづ 料・工作道具代やプレイリーダーの養成・派遣など
くり推進課
の支援を行う。
7,536
1,103 拡大・充実
児童育成クラブ管理運営経
青少年育成課
費(政策)
小学校区を単位として児童育成クラブを設置し、
指導員の下、児童に適切な遊びや生活の場を提
2,861,280
供し、放課後や長期休業期間を安全に過ごせるよ
うに管理運営を行う。
578,023 拡大・充実
児童育成クラブ施設整備経
青少年育成課
費
児童育成クラブの新規開設や入会児童数の増加
に伴い、適切に施設整備等を行う。
290,103
90,913 拡大・充実
電話やメール、面接等により子ども・若者に関する
子ども・若者総合相談運営 子ども・若者総 あらゆる相談に応じ、関係機関の紹介、情報の提
経費
合相談センター 供及び助言をおこない、緊急・困難なケースを関
係機関と連携し早期支援に繋ぐ。
52,697
11,035 現状維持
子ども・若者に関する相談窓口の閉庁時(夜間・休
子ども・若者総 日等)における電話相談等の業務及び、閉庁時の
合相談センター 児童相談所の虐待通告等の電話受付業務を行
う。
37,014
9,729 現状維持
要保護児童対策地域協議
子ども支援課
会運営経費
児童虐待予防及び早期発見・早期対応のため、
熊本市要保護児童対策地域協議会の運営と、各
区保健子ども課へ児童虐待相談員の配置を行う。
また、職員の資質向上を図るため、研修会等へ派
遣する。
54,658
11,812 現状維持
オレンジリボンキャンペーン
子ども支援課
経費
児童虐待に対する社会の関心と理解を深めるた
め、児童虐待防止月間(11月)を中心に、市民に対
する周知啓発活動を行う。
23,607
2,200 現状維持
里親制度普及促進事業
児童相談所
NPO法人と協働で周知広報を行う。
7,941
1,610 拡大・充実
里親委託推進支援事業
児童相談所
NPO法人と協働で里親座談会の開催や養育里親
のスキルアップ研修開催など実施し、里親や関係
機関との調整を行なう。
18,839
4,362 拡大・充実
児童福祉施設における家庭的養護の推進のた
め、社会福祉法人が整備する施設及び設備整備
に要する費用の一部を助成する。
12,334
28,500 拡大・充実
夜間・休日子ども・若者総
合相談経費
(B)要保護児童対策事業
概 要
エンゼル基金関係経費
プレイパーク関係経費
(A)子ども活動拠点整備事
業
所管課
児童福祉施設小規模化整
子ども支援課
備費助成
98
3,350
見直し・改善
H21∼H25
事業名
細事業名
所管課
概 要
事業費
累計
H27予算額
細事業
評価結果
保護者への初期支援として、公民館等で、保護者
や親子でのグループ活動等の支援活動を行う。ま
子ども発達支援
た、発達障がいなどに関し理解を深めてもらうた
センター
め、県と市で連携して、ライフステージごとに講演
会を実施する。
74,457
20,277 現状維持
心理相談員等を区役所保健子ども課に派遣し、乳
子育てスマイルサポート事 子ども発達支援
幼児健診後等の相談・支援業務にあたり、専門相
業
センター
談・支援機関等とのスムーズな連携支援を行う。
32,163
9,283 現状維持
子育て安心親支援事業
(B)障がい児等発達支援事業
※参考:人件費(H24∼H26)
1,046,031 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
(A)地域での子育て支援活動に参
加した市民の割合
(B)子どもに関する相談窓口の認
知度
基準値
実績値
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
%
15.3
14.6
14.9
16.7
18.0
18.2
17.5
20
25
C
%
57.2
57.2
59.2
59.8
60.8
60.7
57.8
70
80
C
(B)子どもに関する相談窓口の認知度
(A)地域での子育て支援活動に参加した市民の割合
25
18
20
10
20
80
%
80
75
70
70
15
15.3
14.6 14.9
18.2
16.7
65
17.5
55
0
H21
H22
57.2
60
5
H20
H23
達成度
H20
%
25
目標値
H24
H25
H26
H30
50
59.2
59.8
60.8
57.8
60.7
57.2
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
②指標の分析
(A)
○地域での子育て支援活動に参加した市民の割合は、基準値(H20年度)の15.3%から2.2ポイント増加したものの、前年度から0.7ポイント減少してお
り、目標に向かって順調に推移しているとは言えません。性別でみると、男性より女性の参加率が高く、年齢的には「40∼44歳」が約4割の参加でもっと
も多く、子育て期全体(「30∼49歳」)の参加が9割以上となっています。一方、その他の年代における参加率は10%弱と極端に低く、日常的に子どもと
かかわる必要性の有無が大きく影響しています。また、地区別では、北区18.5%、南区18.1%、東区と西区17.6%、中央区17.0%となっており、前年度
との比較では、北区、中央区の参加率が前年度と比較して増加していますが、南区、東区、西区は減少しています。
(B)
○子どもに関する相談窓口の認知度は、基準値(H20年度)の57.2%から0.6ポイント増加したものの、前年度から2.9ポイント減少しており、目標に向
かって順調に推移しているとは言えません。性別でみると、「知っている」ことが必要とされる子育て中の年代の中でも、子育て期全体(「30∼49歳」)で
の割合が65%を超えています。また、男女別では男性の認知度が女性より12.7ポイント低く、また、地区別では、「植木地域」が他に比べて認知度が低
くなっています。
③現状
(A)
○次世代育成支援推進事業
エンゼル基金については、効果的な基金活用のため対象事業など助成方法を見直しました。また、少子化対策推進事業としては、新規事業の取り
組みを始めています。
○子ども交流活動支援事業
中学生地域交流推進事業において、H26年度には、中学校区を単位とした団体36団体に対し、補助率3/4として、4,085千円の助成を行ったところ
です。
また、プレイパーク関係において、H26年度には、13団体に対し必要な材料代等の支援を行い、26回のプレイパークを実施しました。
○子ども活動拠点整備事業
H26年度における公設公営の児童育成クラブの設置数は77ヶ所であり、その児童育成クラブに入会している児童数は5,052名です。
また、H26年度には、老朽化における建替え、大規模クラブ解消のための分離に伴い、3クラブの施設整備を行いました。
(B)
○子ども相談体制充実事業
H26年4月子ども・若者総合相談センターを開設し、H26年度の総相談実件数は、5,398件(前年度比122%増)、内3,584件(66%)は閉庁時(17時
15分以降)の相談で前年度の5%増加となっています。
○要保護児童対策事業
児童虐待防止対策の周知広報を図るとともに、 「熊本市要保護児童対策地域協議会」(構成機関46団体)において、関係機関と連携協力し要保護
児童等の早期発見や適切な保護に努めています。
○障がい児等発達支援事業
障がいの早期発見、早期療育のため、心理相談員等による乳幼児健診後の相談支援を子ども発達支援センターや区役所保健子ども課で行ってい
ます。また、保護者支援を目的に、公民館等において保護者や親子でのグループ活動等の支援活動を行っています。また、県市民への啓発として発
達障がいに関する県市連携講演会を開催しています。
99
④課題
(A)
○次世代育成支援推進事業
エンゼル基金の効果的な活用のため助成方法の見直しを実施しましたが、今後の申請状況の推移を見ながら、そのニーズと事業効果の検証を実施
する必要があります。また、少子化対策推進事業については、新規の取り組みであることから、その事業効果の把握と検証が必要となります。
○子ども交流活動支援事業
中学生地域交流推進事業やプレイパークの開催など、地域が主体となった交流事業を推進していますが、地域によって活動に差があるため、支援
や協力のあり方の見直しが課題となっています。
○子ども活動拠点整備事業
児童育成クラブにおいて、開設時間の延長や障がい児の受け入れなど利用者ニーズは多様化しており、指導員不足や実施体制の強化、学校との
連携の強化が課題となっています。また、平成24年度の老朽度調査結果による老朽化施設の建替え、児童数の増加による施設の分離及び子ども・子
育て支援事業計画に基づく狭隘な施設の解消を行う必要があります。
(B)
○子ども相談体制充実事業
子どもや若者に関する電話等による総相談実件数は、子ども・若者総合相談センターがH26年度開所し、前年度比約2割強の増加となっています
が、相談窓口の認知度は低いため、更なる市民への周知が必要です。
○要保護児童対策事業
児童虐待の早期発見、早期対応、予防のため、定期的な会議などを通じ、更なる関係機関の相互連携と情報の共有化を図ることが課題です。また、
里親委託率は未だ全国平均より低い状況であるため、里親数の拡充が課題となっています。
○障がい児発達支援事業
障がいの早期発見、早期療育のため、相談に応じて診察や検査を実施していますが、相談までの期間が長く、課題となっています。また、地域での
療育を進めていくためネットワーク会議を開催してきており、さらなる充実を図っていく必要があります。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性
(A)
○次世代育成支援推進事業
エンゼル基金運用益を効果的に活用するため、助成方法の見直しの検証を引き続き行うとともに、助成団体の活動活性化、ネットワーク化を促進しま
す。少子化対策推進事業については、新規事業の効果検証とともに、効果的な事業展開を図ります。
○子ども交流活動支援事業
地域が主体となる事業について、区役所を中心として、これまで以上に関係団体や地域との連携を強化しながら事業を推進します。
○子ども活動拠点整備事業
児童育成クラブ運営の一層の充実や学校現場との連携の強化を図るため、巡回指導を強化するとともに、クラブを統括する専任指導員を拡充し、多
様なニーズに柔軟に対応するため、開所時間の延長を試行するとともに、できる範囲内での高学年の受入れに取り組みます。加えて、公設公営クラブ
に加え、民間事業者の参入を検討していきます。
また、将来推計に基づいて大規模クラブの解消を行うとともに、分離校建設に伴う児童育成クラブの新設、老朽化した施設等の建替え、学校施設の
活用等に取り組みます。さらに、子ども・子育て支援事業計画に基づく、施設要件の解消に取り組みます。
(B)
○子ども相談体制充実事業
子ども・若者総合相談センターにおいて、24時間年中無休の相談体制の更なる充実のために、子ども・若者の問題に取り組み支援する児童相談
所、区役所、教育委員会及び小中高校大学等や民間の団体等との連携を強化します。市民への啓発は、マスコミ等と合わせ、子ども・若者総合相談
センター啓発カードやリーフレットを保育幼稚園小中高校大学、専門学校や民間団体へ配布先を拡大し、周知します。
○要保護児童対策事業
要保護児童対策地域協議会の児童虐待防止連絡会議(実務者会議)を各区単位で実施し関係機関や地域と連携を強化し、事業を推進します。ま
た、里親委託を推進するため、里親による座談会や市広報等で里親制度の普及啓発を行い、里親希望者を増やすとともに、里親委託率を向上させま
す。
○障がい児等発達支援事業
障がいの疑いのある児童に対して、早期発見・早期療育のための相談支援の3ヶ月以内での面接など、速やかな対応を行うとともに、地域療育ネット
ワーク作りを進め、情報の共有化を図ります。
障がいのある子どもが、必要な療育を受けられるよう、H25年度には中島保育園(西区)及び麻生田保育園(北区)において、基幹型児童発達支援
事業として公私立保育園等に対する訪問支援を実施し、H26年度には城東保育園併設施設(中央区)において公私立保育園の保育士等を対象とし
た実践的研修を実施するなど、各区で順次事業を充実しています。
100
第4章 第2節 子育てしやすい環境づくりの推進
∼ 子どもを安心して産み育てることができる環境をつくる ∼
【施策実施局:健康福祉子ども局、5区役所】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆妊娠・出産をめぐる不安を解消し、だれもが安心して子どもを産める環境をつくります。(A)
○妊娠・出産をめぐる不安感を解消するために、母と子の健康づくり、子育てにおける経済的負担の軽減、保育所・幼稚園等の充
実等を進め、だれもが安心して子どもを産める環境をつくります。
◆子育ての悩みを軽減し、楽しく子育てができる環境をつくります。(B)
○子育ての悩みを軽減するため、地域における子育て支援の充実を図るとともに、ひとり親家庭など子育てへの負担が大きい世帯
への支援を行い、楽しく子育てができる環境をつくります。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼H26):
214,130,512 千円
H21∼H26
事業名
細事業名
所管課
妊婦・乳児健康診査経費 子ども支援課
概 要
事業費
累計
妊婦健康診査、乳児健康診査(3か月児、7か月
4,118,345
児)を医療機関に委託して実施する。
H27予算額
細事業
評価結果
718,100 現状維持
(A)母と子の健康づくり推進
養育支援家庭訪問事業
事業
子ども支援課
育児支援が必要な妊産婦、乳児に対して、助産
師、保健師による訪問支援、産後の妊婦を対象
として、産後ホームヘルプサービスを実施する。
42,172
4,790 現状維持
こんにちは赤ちゃん事業
子ども支援課
助産師会や産科医療機関をはじめ、地域組織の
協力も得ながら、生後4か月までの乳児のいる家
庭に対する訪問を実施する。
94,177
20,622 拡大・充実
子ども医療費助成
子ども支援課
小学校3年生までの子どもの医療費について、
その養育者に対し助成を行う。
病児・病後児保育事業
子ども支援課
小学3年生までの病気や病気回復期の子どもを
医療機関等で一時的に預かり、仕事と育児の両
立を支援する。
371,498
80,200 拡大・充実
認可外保育施設助成事業 保育幼稚園課
認可外保育施設に対して児童・職員の健康診断
費用等の助成を行う。
77,115
18,100 拡大・充実
私立保育所一時預かり事
業助成
保護者の傷病等による緊急時に一時的に児童の
預かり保育を実施するための費用を助成する。
165,359
30,000 拡大・充実
保育所開所時間11時間を超えた概ね30分以上
(A)保育・幼児教育環境充 私立保育所延長保育促進
保育幼稚園課 の延長保育を実施する私立保育所等に対し助 3,762,485
実事業
経費
150,000 拡大・充実
(A)子育て負担軽減事業
保育幼稚園課
9,544,812 1,773,415 現状維持
成する。
施設型給付
保育幼稚園課
新制度へ移行する幼稚園・保育所・認定こども園
77,869,984 16,800,000 拡大・充実
に対し施設型給付費を支給する。
公立保育所管理運営経費 保育幼稚園課 市立保育所20園で保育を実施する。
児童福祉施設整備費助成 保育幼稚園課
4,194,362
606,189 現状維持
社会福祉法人等が整備する施設及び設備整備
5,393,448
に要する費用の一部を助成する。
911,591 拡大・充実
101
H21∼H26
事業名
細事業名
(B)地域子育て支援事業
所管課
概 要
H27予算額
事業費
累計
細事業
評価結果
乳幼児ママ・パパ教室事
業
子ども支援課
家庭教育の充実のため、子育てサークル等のグ
ループに講師を派遣し、講座等を行う。
児童扶養手当給付経費
子ども支援課
父または母と生計を同じくしていない児童が養育
される家庭の生活の安定と自立の促進を図るた 23,240,314 3,910,000 現状維持
め手当の支給を行う。
(B)ひとり親家庭自立支援
ひとり親家庭医療費助成 子ども支援課
事業
母子家庭等自立支援給付
子ども支援課
金事業
34,236
4,806 現状維持
ひとり親家庭に対し、医療費の一部を助成する。 1,613,287
273,052 現状維持
母子家庭の母及び父子家庭の父が安定した職
に就くための講座等の受講料、又は資格を取得
するために修業する一定期間に対して促進費を
給付する。
87,000
※参考:人件費(H24∼H26)
710,293
現状維持
2,795,070 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
(A)妊婦健康診査受診率
%
95.0
(H19)
96.4
(H20)
98.8
(H21)
97.9
(H22)
98.7
(H23)
98.6
(H24)
97.9
(H25)
100
100
B
(B)子育てが楽しいと感じる市民
の割合
%
80.4
82.1
82.7
80.6
83.8
82.4
79.6
85
90
D
【補助指標】
こんにちは赤ちゃん事業実施校
区数
校区
―
46
64
79
80
90
93
92
95
B
%
%
(A)妊婦健康診査受診率
100
100
97.9
98
98.8
96
94
92
100
98.7 98.6
%
100
95
97.9
96.4
95
90
校
区
数
100
(B)子育てが楽しいと感じる
市民の割合
90
90
85
80
83.8 85
82.7
79.6
82.1
75 80.4
80.6
82.4
70
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
(B)こんにちは赤ちゃん事業
実施校区数
92
90
79
80
70
92
90
64
60
50
80
93
46
40
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
②指標の分析
(A)
○妊婦健康診査受診率については、基準値(H20年度)の95%から2.9ポイント増加しています。これは、健診助成の拡充などの施策展開によ
り、健診機会の増加とともに受診意識の向上につながったことによるものと考えられます。しかしながら、H25年度目標値の100%は下回ってる
ため、さらなる啓発が重要となります。
(B)
○子育てが楽しいと感じる市民の割合については、基準値(H20年度)の80.4%からH26年度は0.8減少していることから、子育ての悩みや不
安を軽減するための支援策の充実に更に取り組んでいく必要があります。
102
③現状
(A)
○母と子の健康づくり推進事業
妊婦健康診査は、全ての妊婦を対象に、国が示す基準に従い、最大14回を県内の医療機関に委託して実施してます。養育支援家庭訪問
事業は、熊本県助産師会、熊本市社会福祉事業団等への委託し、必要に応じて育児支援や家事支援を実施しています。こんにちは赤ちゃ
ん事業は、生後4か月までの乳児がいる全ての家庭に対して、医療機関、熊本県助産師会、校区民生委員・児童委員協議会への委託により
家庭訪問を実施しています。
○子育て負担軽減事業
子ども医療費の助成の拡充については、H23年10月から小学校3年生までの全ての医療費についてその対象者を拡充しました。
○保育・幼児教育環境充実事業
H27年4月現在の待機児童数は397人を数え、前年同期公表値(319人)比較で78人増。これまで保育所整備など保育の量の拡充に取り組
んできたが、申請率の上昇や保育の担い手の不足などの要因から、待機児童の解消には至っていません。
(B)
○地域子育て支援事業
乳幼児ママ・パパ教室については、乳幼児を持つ保護者に、ニーズに沿った出前講座を実施し、家庭教育についての学習機会を提供して
います。
○ひとり親家庭自立支援事業
ひとり親家庭自立支援事業については、父子家庭、母子家庭のひとり親家庭に対する経済的支援、就業支援及び育児や家事などの生活
支援に取り組んでいます。
④課題
(A)
○母と子の健康づくり推進事業
妊婦健診は、受診率向上に向けて、更なる周知が必要です。また、こんにちは赤ちゃん事業は、子育て世帯と地域とのつながりをつくるきっ
かけとして地域組織に委託し取り組んでいますが、未導入の校区での委託をすすめていく必要があります。
○子育て負担軽減事業
子ども医療費の助成の拡充については、段階的に中学校3年までの引上げを行うために、持続可能な制度となるよう、自己負担のあり方を
含めた検討を行う必要があります。
○保育・幼児教育環境充実事業
保育施設の整備に加え、幼稚園から認定こども園への移行、地域型保育事業の普及等に伴い、H27年4月には保育定員が2,025人増加し
ましたが、実質的な待機児童ゼロの実現に向け、引き続き「熊本市幼児教育・保育施設整備計画」に基づく保育の受け皿の整備を進めるとと
もに、この量的拡大を支える保育の担い手確保が大きな課題となっています。
また、待機児童対策のひとつとして、認可保育所の入所要件を満たし、入所申し込みを行っても入所できず、月単位で認可外保育施設を
利用している保護者に対し、利用料の一部を補助する制度を実施しています。
(B)
○地域子育て支援事業
乳幼児ママ・パパ教室については、多様化するニーズに対し効果的に対応していく必要があります。
○ひとり親家庭自立支援事業
父子家庭、母子家庭のひとり親家庭に対するさらなる自立支援策の充実が課題となっています。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性
(A)
○母と子の健康づくり推進事業
妊婦健康診査の公費による14回の健診助成や、産科医療機関等の専門職との出産をめぐる赤ちゃんとお母さんの安心づくり地域連絡会を
通して、安心して妊娠・出産ができる環境づくりに努めます。
また、地域組織における赤ちゃん訪問支援員の第1子訪問をH25年度から実施可能な校区から開始しており、引き続き地域での見守りや
子育て支援の充実に努めます。
○子育て負担軽減事業
子ども医療費助成については、現在、小学校3年生までの全ての医療費を助成対象としており、今後の助成拡充については、中学校3年生
までの拡大に向けて、制度設計を行っていきます。
○保育・幼児教育環境充実事業
熊本市幼児教育・保育施設整備計画に基づく整備を着実に進めるとともに、潜在保育士を対象とした就職支援研修会の開催や再就職支
援コーディネーターによるきめ細やかな就職斡旋等に取り組むことで、安定的な保育の担い手確保を図っていきます。
加えて、一時預かり事業や延長保育事業など、多様な保育ニーズへの対応を継続して取り組んでいきます。
(B)
○地域子育て支援事業
乳幼児ママ・パパ教室については、多様するニーズに対する効果的な対応を図ります。
○ひとり親家庭の自立支援事業
ハローワーク等との連携により、ひとり親家庭の就業支援を強化します。
103
第5章
豊かな人間性と未来を切り拓く力をはぐくむ教育の振興
◆政策の概要
次の時代を担う子どもたちの成長は、すべての市民の願いです。
現在、いじめや不登校、青少年犯罪の低年齢化など、子どもたちを取り巻く環境は、憂慮すべき状況となっており、学校はもとよ
り、家庭や地域の教育力を高め、社会全体で子どもたちの健やかな成長を支える仕組みづくりが求められています。
一方、少子高齢化、情報化の進展や経済的格差の拡大など、社会が著しく変化する中で、生涯を通して健康で生きがいのある
人生を求める意識が高まるとともに、社会の変化に対応するために必要な知識・技能を習得することが必要となっています。
そこで、今後は、次代を担う子どもたちが、将来の夢や希望を抱いて、自らの力で未来を切り拓いていくことができるよう、豊かな
人間性や社会性、自主性をはぐくむ学校教育の推進を図るとともに、学校、家庭、地域社会が連携して、子どもたちを育てるため
の取り組みを進めていきます。
また、すべての市民がいつでもどこでも自分に合ったかたちで学び、スポーツに親しめる機会を充実するとともに、その成果を社
会に還元し、社会全体の教育力の向上につながるような環境づくりに取り組みます。
さらに、熊本城をはじめとする多くの歴史的文化遺産の適正な保存管理・整備を図りながら、市民が本市の歴史にふれる機会を
拡充し、郷土への理解を深めます。
《成果指標》
◆指標
基準値
成果指標
実績値
学校教育
教育環境(学校教
育、生涯学習、スポー 生涯学習
ツ、歴史文化)に満足 スポーツ
している市民の割合
歴史文化
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
%
24.0
28.6
29.2
31.7
30.4
33.7
35.8
30
35
A
%
35.4
36.5
35.1
37.3
38.6
39
36.1
40
45
C
%
31.9
32.2
31.6
32.4
31.9
33.9
31.1
35
40
D
%
40.5
33.6
33.1
33.4
33.9
36.5
32.7
45
50
D
教育環境(学校教育、生涯学習、スポーツ、歴史
文化)に満足している市民の割合
%
目標値
単位
50
50.0
45
40.5
40.0
36.5
35.4
35.1
33.6
32.2
31.9
30.0
20.0
32.4
31.6
28.6
H21
H22
36.1
36.5
35
33.9
30.4
30
H24
H25
40
32.7
35
35.8
33.7
31.9
31.7
29.2
39.0
33.9
33.4
33.1
40
38.6
37.3
45
31.1
24.0
H20
学校教育
H23
生涯学習
スポーツ
H26
H30
歴史文化
104
※達成度
A・・・平成30年度の目標値を既に達成している。
B・・・目標に向けて順調に推移している。
C・・・基準値は上回るが順調に推移していない。
D・・・基準値を下回っている。
《指標の分析と現状や課題》
指標の分析
○教育環境に満足している市民の割合は、学校教育については、基準値(H20年度)の24.0%から年々上昇する傾向にあり、H26年度には
35.8%と、H30年度の目標値を達成しています。逆に、歴史文化については、基準値(H20年度)の40.5%から下降する傾向にあり、H25年度
には36.5%と基準値を下回っています。現在、いじめや不登校、青少年犯罪の低年齢化など、子どもたちを取り巻く環境は憂慮すべき状況で
ある中、学校教育に関する市民の意識が向上していることは、子どもの個性や能力を伸ばし、豊かな人間性やたくましさをはぐくむことに取り
組んできたことの表れであると考えられます。逆に、文化財を適正に保存、整備、活用するよう取り組んできたものの、歴史文化に関する市民
の意識は低下しています。今後も、歴史的文化遺産の適正な保存管理・整備を図りながら、市民が本市の歴史にふれる機会の拡充に取り組
むことが必要です。
○教育環境(スポーツ)に満足している市民の割合は、過去6ヵ年で最も高いH25年度でも33.9%であり、H25年度目標値である35%を大きく下
回っています。また、H22年度、H26年度では基準値を下回る数値となっています。
教育環境(歴史文化)に満足している市民の割合は、過去6ヵ年で最も高いH25年度でも36.5%であり、H25年度目標値である45%を下回って
います。H20年度は大きな話題となった熊本城本丸御殿が完成もあり、同割合(基準値)も高くなったと思われますが、それ以降の年度は基準
値を下回っています。
現状
○生きる力をはぐくむ学校教育の推進
子どもたちの学力は、近年低下傾向にありますが、全国標準値よりも高い状況にあります。なお、H26年度は前年度より小中学校ともに若干
上昇しました。また、子どもたちの体力は、横ばい傾向にあるとともに、運動をする子どもとしない子どもの二極化が進んでいます。
○生涯を通じた学習・スポーツの振興
地域のスポーツ活動支援やスポーツ施設の運営整備を行なうことで、子どもから高齢者まで誰もが安心してスポーツに親しめる機会の充実
を図っています。また、熊本市で最大級のスポーツイベントである熊本城マラソンや年4回の市民総参加型スポーツイベントを通してスポーツ
の振興及び健康づくりに取組んでいます。さらに、2019年に開催が決定している女子ハンドボール世界選手権大会及びラグビーワールドカッ
プ2019へ向けて、関係団体と連携・協力しながら準備を進めています。
○歴史的文化遺産の継承と活用
特別史跡「熊本城跡」の適切な保存活用を推進するため、「熊本城跡保存管理計画」の改訂作業を進めています。その他、国史跡「熊本藩
川尻米蔵跡」の保存修復や国史跡「池辺寺跡」の保存整備、国史跡「西南戦争遺跡」に隣接する「田原坂西南戦争資料館」の改修工事等を
進めています。
また、夏目漱石内坪井旧居等の記念館8館をはじめ、国史跡「熊本藩主細川家墓所」や同「塚原古墳群」などの貴重な歴史遺産の公開を
行っています。
併せて、未指定の文化財についても、特に貴重なものは確実に後世に継承していくため、現在、旧城南・植木町の文化財を中心に市指定
に向けた調査を進めています。
課題
○生きる力をはぐくむ学校教育の推進
本物の芸術にふれることによる感性を育む授業や、体験学習等を通して、心の充実を図るとともに少人数学級・少人数指導や学びノート教
室の充実など、きめ細かな指導を通して、さらに学力の向上を図っていく必要があります。また、運動を日常的に行うきっかけとなるよう、体育
の授業を充実させていく必要があります。
○生涯を通じた学習・スポーツの振興
公民館を利用したことがない方を中心とした生涯学習について検討する必要があります。
市民が気軽にスポーツ・レクリエーション活動に親しむことができる場及び機会の提供を継続して実施する必要があります。
○歴史的文化遺産の継承と活用
新一口城主制度については、寄附金が減少傾向にあります。
《今後の方向性》
今後の政策展開の方向性
○生きる力をはぐくむ学校教育の推進
わかりやすい授業の工夫に努めるとともに、デジタル教科書の活用を通して子どもたちの学ぶ意欲と学力の向上を図ります。また、体験学習
等の事業をできるだけ多くの学校で実施し、子どもたちの豊かな心を育み、「わくわくチャレンジ長なわとびフェスタ」の実施や体力向上検証校
での取組を通して、子どもたちの体力の向上を図ります。さらには、小中学校へのエアコンの設置や学校施設の整備を行い、学習環境の充実
を図ります。
○生涯を通じた学習・スポーツの振興
スポーツ施設の稼働状況や利用者満足度調査等を行い、利用者サービスの向上及び稼働率向上を目指します。また、地域スポーツ活動
の支援として、育成フォーラムを開催し、総合型地域スポーツクラブへの地域住民の積極的な参加を促します。2020年東京オリンピック・パラ
リンピック開催に伴うキャンプやスポーツコンベンションの誘致及び2019女子ハンドボール世界選手権大会やラグビーワールドカップ2019開
催準備では、トップアスリートとの交流の機会を設けることで、高度な技術やスポーツの魅力を伝えていきます。
○歴史的文化遺産の継承と活用
熊本藩川尻米蔵跡や池辺寺跡などの貴重な文化財の保存整備を行い、適切に後世に継承していくと共に、活用に ついても進めていきま
す。
未指定文化財について、基礎調査や必要に応じ詳細な調査等を実施し、指定が可能なものについて、順次、市指定の手続きを進めていき
ます。
活用について、単独の文化財としてだけではなく、同じストーリーで繋がる文化財群について、面として連携してストーリー性を意識した情報
発信や展示等にも努めていきます。
105
《施策・事業の体系》
第5章
豊かな人間性と未来を切り拓く力をはぐくむ教育の振興
第1節
生きる力をはぐくむ学校教育の推進
【基本方針】
確かな学力の向上(A)
【事業】
・教育内容充実事業
・学校図書館充実事業
・就学支援事業
・国際教育事業
・情報教育事業
・教職員研修事業
豊かな人間性、健やかな体の育成(B)
・心の教育推進事業
・教育相談等事業
・特別支援教育事業
・人権教育推進事業
・健康づくり推進事業
・学校給食充実事業
安全で良好な教育環境の整備(C)
・学校施設維持改良事業
・学校施設整備事業
・学校施設管理運営事業
・学校安全推進事業
・学校給食施設整備事業
学校・家庭・地域社会の連携の推進
(D)
第2節
・学校・地域連携事業
生涯を通した学習・スポーツの振興
【基本方針】
【事業】
生涯を通して学べる学習環境の整備
(A)
・学習活動支援事業
・公民館管理運営事業
・図書館管理運営事業
・博物館管理運営事業
・青少年の体験・交流活動推進事業
豊かなスポーツライフの実現(B)
・地域スポーツ活動の支援事業
・スポーツ競技力の向上事業
・スポーツ施設の運営整備事業
第3節
歴史的文化遺産の継承と活用
【基本方針】
史跡等文化財の保存と整備(A)
【事業】
・文化財調査・保存整備事業
・熊本城保存事業
・埋蔵文化財調査・保存事業
歴史的文化遺産にふれる機会の充実
(B)
・文化財・埋蔵文化財活用事業
・記念館管理運営・整備事業
106
第5章 第1節 生きる力をはぐくむ学校教育の推進
∼ 子どもの個性や能力を伸ばし、豊かな人間性やたくましさをはぐくむ ∼
【施策実施局:教育委員会事務局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆確かな学力向上を図ります(A)
学ぶ楽しさや分かる喜びのある教育を推進するとともに、教職員の指導力向上に努め、確かな学力の向上を図ります。
◆豊かな人間性や健やかな体の育成を図ります(B)
体験的な学習や道徳教育の充実、基本的生活習慣を身に付けさせるなど健康づくりの推進を行い、豊かな人間性や健やかな体の
育成を図ります。
◆安全で良好な教育環境を整備します(C)
学校施設の耐震化を計画的かつ効果的に実施するとともに、地域や関係機関と連携し子どもたちの安全確保に努め、安全で良好な
教育環境を整備します。
◆学校・家庭・地域社会の連携を推進し、社会全体で子どもたちを育てます(D)
家庭、地域の方々の特技や専門性を生かした学校教育活動への参画・支援を行い、学校・家庭・地域社会の連携を推進しながら、
社会全体で子どもたちを育てます。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
細事業名
所管課
H27予算額
細事業
評価結果
9,987
1,763 現状維持
「学びノート教室」開催経費 指導課
基礎・基本の問題集「学びノート」を小学校全
児童に配布するとともに、学びノート教室での
活用をとおして学ぶ意欲や学びの習慣化を目
指し、子どもたちの基礎学力の定着を図る。
31,059
10,800 現状維持
学校規模適正化経費
学務課
児童生徒の良好な教育環境を確保するため、
学校規模の適正化について、検討を行う。
1,671
2,400 現状維持
学校図書館充実経費
学務課
子どもたちの読書率の向上を目指し、文部科
学省が定める「学校図書館図書標準」の全校
達成と、図書の更新を行う。また、学校図書館
の機能充実と円滑な運営を期するため、全小
中学校に司書業務補助員を配置する。
973,194
165,783 拡大・充実
学校図書館支援センター
推進事業
市立図書館
93,758
11,008 現状維持
(特)奨学金貸付事業
学務課
854,150
173,650 現状維持
就学援助経費
学務課
4,128,286
776,000 拡大・充実
英語指導者招致経費
指導課
国際教育関係経費
指導課
ブラッシュアップイングリッ
シュ事業
指導課
地域教育情報ネットワーク
経費
教育センター
(A)就学支援事業
(A)情報教育事業
H21∼26
事業費
累計
少人数学級・少人数指導の効果を高めるた
め、研究推進体制を構築し、指導方法の共有
化や授業力の向上に取り組み、教師の指導力
の向上を図る。
(A)学校図書館充実事業
(A)国際教育事業
概 要
指導課
少人数学級関係経費
(A)教育内容充実事業
60,697,051千円
学校図書館と市立図書館等との連携のもと、学
校図書館支援センターを中核として学校図書
館の活用、運営支援、読書活動の推進を図
る。
経済的に修学困難な高校、大学等に在学する
生徒に奨学金を貸し付ける。貸付終了後、奨
学生からそれぞれの返還年数に応じて返還を
受ける。
経済的な理由によって、就学困難と認められる
児童生徒の保護者に対し、就学に必要な費用
を援助する。
JETプログラムにより外国語指導助手(ALT)を
招致するとともに、地域人材(外国人)を活用
し、小学校・中学校・高校に対し英語指導等を
行う。
帰国・外国人児童生徒等に対する日本語の指
導及び学習指導、生活適応指導等を行い、小
中学校における外国人児童生徒等の教育充
実を図る。
異なる国や文化の人々と積極的にコミュニケー
ションを図る態度を育てるためイングリッシュ
キャンプなどの体験活動的英語教育を実施す
る。
本市の「教育の情報化」を進める上で、e−net
を適正に整備し、適切及び安全な運用を図る
とともに、教育の充実のために活用支援を行
う。
107
812,658
147,364
見直し・改善
11,008
2,196 現状維持
3,934
6,600 現状維持
974,185
176,575 拡大・充実
事業名
細事業名
所管課
H21∼26
事業費
累計
概 要
H27予算額
細事業
評価結果
授業力向上支援員派遣事
指導課
業
授業力の優れた退職教員等(ステップアップ・
サポーター)を各学校に派遣し、授業を参観
し、授業に即して支援を行うことにより教職員の
授業力向上を図る。
63,648
13,959 現状維持
教職員資質向上経費
教育センター
採用10年目以内の若手教師を対象とした教師
塾を開催し、授業を参観したり研究授業を行っ
たりする活動や授業の技を身につける講座を
通して、授業力の向上を図る。
3,237
1,770 拡大・充実
ナイストライ事業経費
指導課
中学2年生を対象に、職場体験活動等を通し
て、生徒の豊かな心を育み、主体的・実践的な
態度を育成する。
30,193
3,904 現状維持
感性をみがく教育の推進経
指導課
費(芸術)
子どもたちが、本物の芸術や自然科学に触れ
たり、各分野で活躍している人の講話を聞いた
りすることで、子どもたちに夢を持たせ感動を与
えることにより、感性をみがき、心の教育の充実
を図る。
13,432
1,010 現状維持
いじめ・不登校対策経費
総合支援課
児童生徒が悩み等を気軽に話しストレスを和ら
げる心のサポート相談員を配置する。また、不
登校等児童生徒に対して、熊本大学教育学部
の学生(ユア・フレンド)を、話し相手・遊び相手
として、学校や家庭に派遣する。
143,510
24,788 拡大・充実
教育相談等経費
総合支援課
発達や就学、いじめや不登校などの教育に関
する相談、不登校児童生徒に対する適応指導
を行う。
173,060
32,998 拡大・充実
スクールソーシャルワー
カー(SSW)配置事業
総合支援課
学校だけでは解決が困難な問題について、学
校、家庭、関係機関等との連携を図り、各関係
者と協働しながら問題解決を図るスクールソー
シャルワーカー(SSW)を派遣する。
71,050
23,667 拡大・充実
スクールカウンセラー(SC)
総合支援課
配置事業
いじめ・不登校・暴力行為などの児童生徒の問
題行動に関して、高度な専門的知識、技能に
基づいた専門的カウンセリング等による対応を
行うためにスクールカウンセラー(SC)を配置
する。
62,578
22,290 拡大・充実
(B)特別支援教育事業
学級支援員派遣経費
教育活動において支援を要する小・中学校に
対し、担任の補助となる学級支援員を派遣す
る。
714,368
198,108 拡大・充実
(B)人権教育推進事業
子どもフォーラム開催経費 人権教育指導室
子どもの意見表明権を確保するとともに、「児童
の権利に関する条約」の周知を図ることを目的
として実施する。
2,376
(B)健康づくり推進事業
子どもの健康づくり・体力向
健康教育課
上推進経費
いきいき健康づくりプログラムを活用し、体力・
生活習慣・食生活など関連付け、幅広い体力
向上推進に取り組むとともに、熊本市子どもの
体づくり推進委員会を設置し、体力向上実証
校の取組をもとにした新たなプログラムを作成
する。生活習慣病予防検診等を活用すること
により生活習慣病の予防を図る。
73,578
10,785 現状維持
(B)学校給食充実事業
学校給食・食育推進事業
学校給食を通した食育の推進を行う。
7,486
1,674 現状維持
(A)教職員研修事業
(B)心の教育推進事業
(B)教育相談等事業
総合支援課
健康教育課
平成さくら支援学校建設事
施設課
業
特別支援学校(高等部)の建設を行う。
特別支援学校建設事業
(小中学部)
施設課
特別支援学校(小・中学部)の建設を行う。
学校安全推進経費
健康教育課
学務課
384
見直し・改善
460,210 1,002,000 現状維持
(C)学校施設整備事業
(C)学校安全推進事業
(D)学校・地域連携事業
学校・地域連携推進経費
13,825
257,000 現状維持
登下校を含め、子どもたちが安全な学校生活
を送るために、危機管理体制の充実や環境整
備を図る。
106,895
22,277 現状維持
地域の人々が、教育活動等様々な分野で学校
を支援する「学校支援ボランティア」の充実を
図るとともに、保護者や地域住民等の意見や
助言を聴き、それを学校運営等に生かす「学
校評議員制度」を活用し、地域と連携協力した
開かれた学校づくりを進める。
12,843
2,268 拡大・充実
※参考:人件費(H24∼H26)
108
1,621,555 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
基準値
単位
実績値
H20
H21
83.3(H20)
81.5(H19)
小学5年生
学校が楽しいと感じる子
どもの割合
85.3(H21)
%
中学2年生
71.1(H19)
小学6年生
53.3(H19)
76.3(H20)
82.9(H21)
53.1(H20)
(A)「全国標準学力検
査NRT(集団基準準拠
検査)」偏差値
53.2(H21)
−
54.0(H20)
53.8(H19)
中学3年生
53.9(H21)
H25
H30
82.9
87.6
87.5
90.3
88.9
83
85
A
80.4
79.8
78.5
81.2
82.0
73
75
A
52.4
52.0
51.7
51.7
51.9
維持向上 維持向上
B
53.5
53.1
53.2
52.7
52.8
維持向上 維持向上
B
30/96
29/96 32/96
38/96
48/96
C
20/54
20/54
22/54
26/54
22/54
21/54 26/54
24/54
27/54
B
%
51.2
54.2
69.7
82.9
89.5
80
100
A
24,045
28,714(H20)
人
40,000
B
83.3
80
85.3
80.4
71.1
70
H19
H20
53
79.8
78.5
H22
小学5年生
H23
H24
(目標値)
H25
H26
中学2年生
50
H19
53.1
27
30
25
H20
H21
20
20
H20
H21
22
H22
H22
H23
H24
(目標値)
27
60
H25
H26
H30
33,372
32,000
34,716
37,333
38,723
40,000
30,000
22,000
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H23
H24
H25
H26
中学3年生
H30
(目標値)
100
100
90
80
70
51
H20
28,714 29,134
24,045
51.9
54
50
(目標値)
(D)小中学校の学校支援ボランティアにおける延べ活動者数
35,826
51.7
70
21
中学生
51.7
83
80
10
小学生
52.8
95
38 32
26
22
52.0
(目標値)
100
29
26
52.7
(C)学校施設の耐震化率
%
24
20
53.1
維持向上
90
28
53.2
53.2
小学6年生
48
40
人
42,000
53.5
50
(目標値)
41
維持向上
53.9
52.4
H30
(B)体力・運動能力テストで全国平均に達している項目数
項目
54.0
51
75.0
73.0
H21
53.3
52
82.0
81.2
76.3
53.8
54
85.0
83.0
82.9
55
88.9
87.5
82.9
(A)「全国標準学力検査NRT(集団基準準拠検査)」偏差値
%
90.3
81.5
100
29,134(H21)
学校が楽しいと感じる子どもの割合
87.6
94.9
33,372 34,716 35,826 37,333 38,723 30,000
(H19)
95
30
H26
25/96
(D)小中学校の学校支援ボラン
ティアにおける延べ活動者数
75
H25
27/96
(C)学校施設の耐震化率
85
H24
42/96
−
90
達成度
H23
28/96
(B)体力・運動能力テス 小学生
トで全国平均に達してい
中学生
る項目数
%
目標値
H22
H30
109
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
②指標の分析
○「学校が楽しいと感じる子どもの割合」は、小・中学校ともH20年度以降の7年間継続して基準値を上回り、高い水準で推移しています。これは、少人
数学級や学びノート教室の充実など、子どもたち一人ひとりを大切にした教育の推進や、教育相談の充実など様々な事業の展開による成果と捉えられ
ます。
(A)
○「全国標準学力検査NRT(集団基準準拠検査)」偏差値は、小・中学校とも学力偏差値の低下傾向が続いており、基準年であるH19年度と比較する
と、小学6年生は1.4ポイント、中学3年生は1.0ポイント低下していますが、H26年度は、小学6年生・中学3年生とも全国標準値(50.0)を上回り、「3 やや
高い」ランク(51.5∼53.4)を維持しています。教科別では、小学校において学力検査の対象となっている国語と算数に大きな差はありませんが、中学校
においては、対象となっている5教科のうち社会(53.2)が最も高く、最も低い英語(52.1)とは1.1ポイントの差があります。
(B)
○「体力・運動能力テストで全国平均に達している項目数」は、小・中学校とも基準値(H20年度)から増減を繰り返しているものの、H26年度は小学校
は4項目、中学校は6項目増えています。種目別では、小学校における「反復横跳び」、「20mシャトルラン」で、男女共に、概ね全国平均を上回ってお
り、中学校においては「上体起こし」、「反復横跳び」、「20mシャトルラン」で、男女共に、全学年で全国平均を上回っています。
(C)
○「学校施設の耐震化率」は、H19年度から耐震診断の結果を踏まえながら、毎年度計画的に耐震化に取り組むとともに、国の補正予算等を有効に活
用することで当初の目標値を前倒しで達成することができました。
(D)
○「小中学校の学校支援ボランティアにおける延べ活動者数」は、H19年度から年々増加し、H26年度はH19年度に比べ14,678人も増えています。こ
れは、学校からの呼びかけに対して、特に、朝の交通安全指導や学校図書館等の学校支援ボランティアが増えたことによるものです。
③現状
(A)
○教育内容充実事業
現在の少人数学級は、国の施策として小学校1・2年、本市の施策として小学校3・4年と中学校1年において導入されています。少人数学級・少人数
指導の充実を図るため、学校訪問での参観授業や研究会及び研究モデル校の設置を通して、指導に関する研修や研究を進めています。
また、全小学校において、「学びノート教室」を開催しています。「学びノート教室」は、放課後、長期休業中等の時間を活用し、3年生以上の希望者を
対象として各学校の実情に応じて開催します。また、各中学校に希望調査を行い、夏休み期間中、退職校長会の協力を得て、「中学校学びノート教
室」を3校で開催しています。
○学校図書館充実事業
文部科学省が定める「学校図書館図書標準」に基づき、全校が100%を達成するよう蔵書の充実を図っています。また、学校図書館の機能の充実と
円滑な運営を期するため、図書館主任や司書教諭の補助として、図書館業務にあたる司書業務補助員を、H12年度から市立全小・中学校に配置して
います。
○就学支援事業
経済的に就学困難と認められる児童生徒の保護者に対し、就学に係る経費を援助しています。(支給対象者数:小学校5,715 人、中学校3,411人
計9,126人)また、経済的に修学困難な高等学校、大学等に在学する生徒学生に対し、奨学金の貸し付けを行っています。
○国際教育事業
本市中学生の英語力の向上を図り、外国語教育を推進するため、H24年度からブラッシュアッイングリッシュ事業を推進しています。ALTについては、
外国語活動や英語の授業、イングリッシュキャンプ等で積極的な活用を図っています。また、中学校では、デジタル教科書を全校に導入し、学習意欲
の向上や授業の効率化を図っています。
さらに、英語教育の早期化・教科化に向けて、富合小中学校と植木地区の取り組みとともに、錦ヶ丘中学校校区を中心に、文科省指定の小中高の研
究校での研究開発に取り組んでいます。
○情報教育事業
情報機器・設備等及びネットワークシステムの整備を行い、教員のICT活用指導力及び児童・生徒の情報活用能力の向上を図っています。また、情
報モラルやタブレット型情報端末などに対応した研修を推進し、パッケージ研修(学校への出前研修)の内容や実施回数を充実させ、学校における
ICTを活用する研修の支援を行っています。
○教職員研修事業
学校の研究課題を踏まえた派遣研修を実施する等、各種研修を実施することにより、教職員の資質及び指導力の向上を図ります。また、研究委嘱
校・指定校を選定し、その研究発表会へ教職員が参加できるようにし、研修の場としています。今年度は研究発表会を7校、研究モデル校の公開授業
を16校予定しています。また、授業力の優れた退職教員等(ステップアップ・サポーター)を各小中学校に派遣し、教職員の授業力向上を図っていま
す。
「教育都市くまもと」の教職員像をめざし、教職員のキャリアステージに応じたマネジメント力や実践的指導力、教師としての資質が向上するよう、経年
者研修やSD活性化研修など、OJTとの関連を図り取り組んでいます。H24年度に開講した教師塾「きらり」では、塾生の参加促進や師範、塾生のレベ
ルアップに向け、優れた指導力を持つ特別講師の招聘、さらには、学ぶ意欲の高い塾生を後押しするために、県外への派遣研修を実施しています。
H26年度から始めた「新任管理職研修」は、学校における組織マネジメントによる学校経営力の向上をめざして年間7回(3回はトワイライト研修)の研修
を実施しています。
(B)
○心の教育推進事業
ナイストライについては、全ての中学2年生が、幼稚園、保育園、飲食店、介護施設等の事業所で、3∼4日間の職場体験学習を行います。感性をみ
がく教育の推進については、各分野で活躍している講師を招聘し、子どもたちに本物の芸術や自然科学に触れる機会を提供します。
○教育相談等事業
児童生徒の発達や就学、いじめや不登校等の教育に関する相談を行い、相談者の不安や課題の解消を図っています。
○特別支援教育事業
「熊本市特別支援推進計画」に基づき、子どもたち一人ひとりの教育的ニーズに応じた特別支援教育の体制整備に努めています。
○人権教育推進事業
子どもたちが日頃の思いや願いを自由に述べ合い、子どもとおとなが共に学び合うことを目的に、「子どもフォーラム」をH10年度から開催しています。
H26年度からは、新たな計画のもとに、H28年度までの3年間で全小中学校で実施するよう進めています。H27年度は13中学校区(44小・中学校)で実
施します。
○健康づくり推進事業
子どもたちの体力は、横ばい傾向にあるとともに、運動をする子どもとしない子どもの二極化が進んでいます。子どもたちの体力向上に向けて、体力
向上実践校の指定などの取り組みを行ってきましたが、子どもたちの体力が向上するまでには至っていません。
H26年度は、熊本市子どもの体づくり推進委員会を設置して小学校3校・中学校2校の体力向上実証校を指定しました。H26∼28年度の3年間で、体
力向上に向けた新たな取組を行うこととしています。
110
○学校給食充実事業
安全・安心な学校給食を提供するとともに、食育を推進することにより、食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけ、健やかな心身を備えた児
童、生徒の育成に取り組みます。
(C)
○学校施設整備事業
学校施設整備は、児童・生徒の安全性確保を最優先とした耐震化事業に取り組んでおり、構造体の耐震化対策は当初計画を前倒ししてH25年度末
に完了し、引き続き天井落下防止対策を計画的に進めています。併せて、分離新設校及び特別支援学校の建設工事等を進めています。
○学校安全推進事業
登下校を含め、子ども達が安全な学校生活を送るため、学校安全対策協議会や環境整備(屋外体育施設の更新、AEDの維持管理、こどもひなんの
家設置推進)の充実のほか、地震津波に関する実践的な避難訓練や各教科における防災教育、教職員へ防災研修会を通した安全教育の充実を図っ
ています。
また、各学校の危機管理マニュアルを充実させるとともに、H26年度に作成した「熊本市通学路交通安全プログラム」において、登下校の安全対策を
継続的に行っています。
(D)
○学校・地域連携事業
学校が地域の信頼に応えながら、地域に開かれた特色ある学校づくりを推進するため、校長が学校運営に関し、学校評議員の方々を通じて、学校外
から広く意見を聴き、保護者や地域住民等の意見を把握、反映し、連携協力して、学校運営や教育活動等を行っています。また、地域の人々が様々
な分野で学校と関わり、学校を支援する学校支援ボランティア制度をH12年度から開始し、活動を展開しています。
④課題
(A)
○教育内容充実事業
NRT偏差値は、H21年度以降、全国標準値(50.0)よりも高い状況にあるものの、低下傾向にあることから、学力向上に向けたさらなる取り組みが必要
です。小学校では、H24年度に4年生の算数で全国標準を下回り、中学年の指導について課題があることから、引き続き学力向上に向けて取り組む必
要があり、特に支援が必要な小学校には、学力向上支援員を配置し、支援の充実を図っているところです。中学校では、基礎・基本の定着を目的とし
た問題集「学びノート」の活用が不十分であること、新学習指導要領の全面実施に伴う授業時数の増加によって、放課後の「学びノート教室」の開催が
難しい状況であることに加え、学びノートサポーターの人材確保についても課題となっています。また、グローバル化に対応した英語教育の推進を図る
必要があり、英語によるコミュニケーション能力の向上等が課題となっています。
○学校図書館充実事業
学校図書の整備は、H22年度に、市全体で蔵書標準冊数100%を達成しましたが、学校によっては達成できていないところがあります(H26年度末)。
今後は、蔵書に一部含まれている、使用できない図書の計画的な廃棄を行うなど、図書の更新を継続的に進めながら、学校単位でも標準冊数を達成
できるよう整備を進める必要があります。
○就学支援事業
奨学金貸付事業では、昨今の経済不況による失業や学校等を卒業しても就職先がないなどの理由により、返還が困難なケースが増えて収納率が低
下しており、奨学金貸付金の原資となる返還金の滞納対策が課題となっています。
○国際教育事業
文科省が示しているティームティーチングの授業数に応じてALTを確保し、ALTの指導力向上を図っていく必要があります。また、研究開発学校につ
いては、次期学習指導要領の改訂の参考となる具体的な研究成果を示すことが求められます。
○情報教育事業
ICTを活用した授業づくり研修等により、教員のICT活用指導力は高まりつつありますが、児童生徒の情報活用能力及び情報モラルをさらに高めるた
めの指導力の向上を図る必要があります。また、今後、セキュリティ強化を図るため、教育用と校務用のネットワーク分離について、導入方法などさらに
検討する必要があります。
○教職員研修事業
本市の目指す教職員の育成に向け、教師塾「きらり」「新任管理職研修」をはじめとした、本市独自の研修プログラムの充実や校内研修の活性化を図
る必要があります。
(B)
○心の教育推進事業
ホンモノの芸術や体験学習を通して心の教育の充実を図る、「子どもたちがホンモノに触れ、子どもたちの感性をみがく体験事業」を行っていますが、
まだ実施していない小中学校があります。今後、さらに事業を推進していくためには、未実施校においても事業を実施できるような取り組みを検討する
必要があります。
○教育相談等事業
相談内容が多様化、複雑化、困難化しており、高度な専門知識を有する相談員による対応が必要となっています。
○特別支援教育事業
特別支援教育の対象となる子どもは増加傾向にあり、様々な支援体制の整備を図る必要があります。特に、就学前の支援体制の整備、適切な支援を
継続するための関係機関等との連携、小中学校の受入体制の整備、教職員の専門性の向上、中学校卒業後の学びの場の確保などが課題となってい
ます。
○人権教育推進事業
子どもたちが自信を持って意見を表明できる機会を確保する「子どもフォーラム」を、小中学校のうち44校で実施しましたが、趣旨の説明が不十分だっ
たこと、コーディネーターの役割が明確でなかったことなどから、保護者や地域住民との意見交流が十分にできず、今後の課題となっています。
○健康づくり推進事業
今後子どもの体づくり推進委員会を中心に、体育の授業の充実をきっかけとした運動の日常化につながる新たな取組例を検討し、その検証を行い、
成果と課題を明らかにする必要があります。
○学校給食充実事業
学校給食における食育の推進にあたっては、ふれあい給食の全校実施に向けて、食育に関する学校への情報提供などをより充実させる必要がありま
す。
(C)
○学校施設整備事業
これまでは耐震化事業を最優先として進めてきましたが、学校施設の老朽化が進んでいるため、計画的かつ効率的な取り組みが必要となっていま
す。
○学校安全推進事業
東日本大震災を踏まえた防災教育の充実、学校安全・交通安全に関する指導や教育の徹底など、安全教育のさらなる充実が求められています。
(D)
○学校・地域連携事業
学校支援ボランティアは、H19年度から活動者数が大きく増加しているものの、学校間で登録者数に開きがあるため、募集方法を工夫する必要があり
ます。また、ボランティアの活性化を図るため、学校とボランティアをつなぐコーディネーターの配置を検討する必要があります。
111
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○教育内容充実事業
少人数学級や少人数指導における指導法の改善・共有化を図るために、研究モデル校を指定し、わかりやすい授業の工夫に努め、児童生徒の学ぶ
意欲と学力の向上に取り組みます。また、特に支援が必要な小学校には、学力向上支援員を配置し、支援を強化していきます。さらに、中学校の英語
力を向上させるため、デジタル教科書を活用するとともに、ALT(外国語指導助手)との効果的なティームティーチングや、小学校と中学校とが連携し
た研修体制を構築します。また、授業中にALTと1対1でコミュニケーション活動を行うスピーキングテスト、夏休みにALT等とオールイングリッシュで過
ごすイングリッシュキャンプ、イングリッシュビデオコンテストの実施等により、子どもたちの英語学習についての意欲・関心を高めていきます。
また、NRT等の結果を踏まえた内容を加える等、学びノートの内容充実を図ります。また、保護者や地域住民への学びノート教室の制度周知を強化
することで、参加児童の増加と学びノート教室サポーターの拡充による個別指導の充実を図ります。
○学校図書館充実事業
学校単位で蔵書標準冊数100%を達成できるよう、達成率に応じた予算の傾斜配分等、予算執行の方法を工夫しながら、早急な図書の整備に努め
ます。
○就学支援事業
公平性の確保のため、奨学金の貸し付け時に、奨学生及び連帯保証人に対して貸付金の返還の重要性を認識してもうらよう働きかけます。また、滞
納対策として法的措置も含めた滞納対策を継続して実施していきます。
○国際教育事業
ALTの効果的・効率的な確保方法や学校配置方法の検討を継続的に行います。また、錦ヶ丘中学校区を中心とした研究開発学校や富合地区、植
木地区における教育課程特例校での先進的な取り組みの成果と課題を検証し、市内全域における小中高の円滑な接続をめざす英語教育の充実を図
ります。
○情報教育事業
児童生徒の情報活用能力及び保護者・地域を巻き込んだ情報モラルを高めるための研修に取り組みます。また、H29年度の基幹サーバ更改に伴う
システムの最適化にあわせ、ネットワークのセキュリティ強化を図るとともに、ICTの活用による子どもたちの学力及び情報活用能力の向上と校務の情報
化による教職員の負担軽減を図ります。
○教職員研修事業
教職員等中央研修への派遣など、教職員の資質向上を図るための研修に取り組み、その成果の活用を図ります。特に、本市の将来の教育を担う教
師の育成のため、採用4年目から10年目までの教師を対象に、H24年度に開講した教師塾「きらり」や校内研修を充実させ、さらなる授業力の向上を図
ります。
(B)
○心の教育推進事業
豊かな感性を育む「子どもたちがホンモノに触れ、子どもたちの感性をみがく体験事業」を通じて、より多くの児童生徒が体験できるように、学校が翌年
度の年間行事を決める際に芸術鑑賞の日程を確保してもらうよう調整を図ります。また、子どもたちの興味・関心を引き付けるような人材を発掘し、教育
委員会がコーディネートした講師を希望する学校に派遣するなど、実施校の拡大を図ります。
○教育相談等事業
教育相談室を中心に、高度な専門性を有する医師、臨床心理士、スクールソーシャルワーカーなどの専門家と連携・協力し、より適切に相談者の
ニーズに応じた相談活動を展開していきます。
○特別支援教育事業
H24年度に策定した「熊本市特別支援教育推進計画」に基づき、就学前から中学校卒業後までの特別支援教育の取り組みを着実に推進します。
また、市立特別支援学校については、「特別支援学校高等部整備基本計画」に基づき、H29年度に高等部を、「特別支援学校小・中学部整備基本
計画」に基づき、H32年度に小学部・中学部を設置します。
○人権教育推進事業
「取り組みやすく、さらに実のあるニューフォーラム」として、H26年度から3年間で、全ての小中学校で実施できるように取り組んでいきます。今後は、
保護者や地域住民と十分な意見交流ができるように、実施校の校長に対する説明会や事前打ち合わせにおいて、効果的な方法の提示や協議に努め
ます。
○健康づくり推進事業
子どもたちの体力向上に向けて、H24年度からステップアップ・サポーター(体力向上)を派遣するとともに、全市一斉クラスマッチ「わくわくチャレンジ
長なわとびフェスタ」を実施しています。H25年度で体力向上実践校の指定が一巡したところで、H26年度は熊本市子どもの体づくり推進委員会を設置
し、小学校3校・中学校2校の体力向上実証校を指定し、H26∼28年度の3年間、体力向上に向けた新たな取組を行ないます。H28年度には、その結果
を踏まえ「体力向上プログラム」を作成し、資料として各学校等に配付し、活用をすすめます。
○学校給食充実事業
安全・安心な学校給食を提供するとともに、望ましい食生活を営む態度を養うため、年間指導計画に基づく食育に関する指導、学校給食への地場産
物の活用、地域住民を招いての「ふれあい給食」等を通じ、食育をより一層推進していきます。
(C)
○学校施設整備事業
学校施設整備は、天井落下防止対策、分離新設校及び特別支援学校の建設等を行い、安全で快適な学習環境の確保を進めます。また、学校施設
の老朽化対策については、引き続き計画的な取り組みを行うとともに、より効果的な対応を進めるため、できるだけ早い時期に長寿命化計画の策定に
努めていきます。
○学校安全推進事業
H25年度に改定した「危機管理マニュアル作成の手引き」を参考に、各学校が作成している危機管理マニュアルを充実させ、危機管理体制の確立を
図ることで、子どもたちが安全・安心な学校生活を送れるよう努めていきます。
(D)
○学校・地域連携事業
授業や部活動等の支援、さらには学校図書館や交通指導等の支援など、学校支援ボランティアの活用による特色ある学校づくりを進めるとともに、学
校評議員を通じて学校外からの意見を聞くことにより、引き続き、地域に開かれた学校づくりに努めます。また、学校支援ボランティア活動が促進される
よう、学校支援ボランティア研修会を開催するとともに、学校と学校支援ボランティアをつなぐコーディネーターの配置を進めます。
112
第5章 第2節
生涯を通じた学習・スポーツの振興
∼生涯を通じて学び、スポーツに親しむ環境をつくる∼
【施策実施局:教育委員会、観光文化交流局、市民局、健康福祉子ども局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆生涯を通して学べる機会を拡充し、学んだことを社会に生かすことができる環境を整備します(A)
○生涯を通して学べる機会を拡充するために、学習活動支援のための総合的なネットワークづくりや青少年の体験・交流活動を推進
するとともに、 図書館・博物館等の機能充実を進め、学んだことを社会に生かすことのできる環境を整備します。
◆だれもが健康で、生涯にわたりスポーツに親しむことができるスポーツライフの実現に努めます(B)
○地域団体によるスポーツ活動の支援やスポーツ愛好者から競技者まで個人の体力や技術力に応じた競技力向上を図るとともに、
多くの市民がスポーツに親しむことができるように施設を整備し、豊かなスポーツライフの実現に努めます。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
細事業名
生涯学習推進経費
16,676,724千円
所管課
(A)図書館管理運営事業
(A)博物館管理運営事業
H27予算額
細事業
評価結果
生涯学習システムによる学習情報の収集・提供
を充実させる。また、庁内関係課、民間教育機
関等の協力のもと「ふれあい出前講座」を実施
し、市民の学習機会の充実を図る。
6,173
633 現状維持
生涯学習推進課
小・中学生の子どもを持つ保護者を対象に、子
どもたちの悩みや子どもとの接し方等、家庭教
育についての学習機会を提供するとともに、家
庭教育の重要性について啓発する。また、NP
O等との協働による家庭教育に関する講座等
を開催し、家庭や地域の教育力向上を図る。
1,063
1,200 拡大・充実
10,062
1,677 現状維持
社会教育関係団体助成経
教育政策課
費
(A)公民館管理運営事業
H21∼26
事業費
累計
生涯学習推進課
(A)学習活動支援事業
家庭教育推進事業
概 要
社会教育関係団体の運営費助成等、社会教
育団体の活動充実のための支援を行う。
主催講座開催経費
中央まちづくり交
流室
他18交流室
乳幼児から高齢者まであらゆる世代を対象とし
て、現代的課題解決のための講座、市民ニー
ズに応える講座、時代の要請に応える講座、地
域課題解決のための講座等を開催。
公民館子ども活動支援経
費
中央まちづくり交
流室
他18交流室
子ども充実ホリデー事業と子どもチャレンジ公
民館を統合
9,218
2,800 現状維持
子育てサロン開催経費
五福まちづくり交
流室
他11交流室
「子育てほっとステーション」である子育て支援
センターと連携し、子育て中の保護者の悩み
相談、学習、情報交換のできる場を提供し、保
護者同士の交流や仲間づくりを進める子育て
支援事業。
11,575
1,700 現状維持
資料充実経費
市立図書館
市立図書館・城南図書館・植木図書館・とみあ
い図書館及び公民館図書室の図書・資料を充
実させる。
469,974
75,200 現状維持
図書管理システム関係経
費
市立図書館
貸出・返却、利用者等をシステム管理し、業務
の効率化と利用者の利便性を高める。
266,042
70,493 現状維持
子ども読書活動推進経費
市立図書館
良書を紹介する冊子の配布や図書館ボラン
ティアと協働したおはなし会の実施など子ども
読書活動の推進を図る。
19,153
4,856 拡大・充実
子ども科学・ものづくり経費 熊本博物館
小中学生が自然や科学技術、伝統や文化等
について、体験を通して楽しく学べる場(子ども
科学・ものづくり教室)を提供する。
6,518
1,000 現状維持
博物館情報システム関係
経費
熊本博物館
熊本博物館情報システムの保守管理を行う。
15,732
2,010 拡大・充実
博物館展示整備経費
熊本博物館
館内の発掘調査後、リニューアル工事等に着
手する。
172,386
974,000 拡大・充実
学校教育支援事業(博物
館・指導課)経費
熊本博物館
博物館の収蔵資料や学芸員の専門的な知識
を、学校教育での学習活動に活用する。
398
400 拡大・充実
113
182,140
29,266
見直し・改善
事業名
(B)地域スポーツ活動の支
援事業
(B)スポーツ競技力の向上
事業
(B)スポーツ施設の運営整
備事業
細事業名
所管課
H21∼26
事業費
累計
概 要
H27予算額
細事業
評価結果
総合型地域スポーツクラブ
スポーツ振興課
推進経費
各地域の学校施設や公共スポーツ施設を活用
し、子どもから高齢者まで市民誰もが日常的に
スポーツや健康づくりができるよう、他種目・多
世代型のスポーツクラブを地域に育成する。
20,374
2,400 現状維持
子どもスポーツ教室
スポーツ振興課
放課後等に学校の施設を活用して、子どもたち
の安全・安心なスポーツ活動拠点(居場所)づ
くりを行う。
9,083
1,700 現状維持
市民スポーツフェスタ経費 スポーツ振興課
子どもから高齢者まで市民誰もが気軽にスポー
ツに親しむことができるよう、市民総参加型のス
ポーツイベントとして、各種スポーツ大会等を
年4回開催する。
18,283
2,800 拡大・充実
社会体育振興経費
スポーツ推進委員の報酬支払、ユニフォーム
作成、各種スポーツ大会の開催等を行う。
57,925
10,366 現状維持
371,756
70,419 現状維持
1,459
299 現状維持
スポーツ振興課
学校体育施設夜間開放経
スポーツ振興課
費
地域スポーツの振興のため、夜間、学校施設
(体育館・運動場・武道場・テニスコート)を一般
の利用に開放する。
海洋センター連絡協議会
等支援事業
スポーツ振興課
B&G海洋センター関連事業。
各種団体助成
スポーツ振興課
市民スポーツの普及と振興を図るため、スポー
ツ関係団体等に助成を行う。
281,597
スポーツ振興基金経費
スポーツ振興課
市民スポーツの活動支援として、国際・全国大
会等における優秀な成績を収めた選手への顕
彰並びに大会出場激励を行う。
18,116
5,100 拡大・充実
熊本城マラソン開催経費
スポーツ振興課
「熊本城マラソン」の開催により、市民のスポー
ツ振興と集客力によるにぎわいを図るとともに、
毎年開催することで、熊本の魅力を全国にア
ピールする。
420,583
120,510 現状維持
スポーツコンベンション事
業
スポーツ振興課
市内の大規模スポーツ施設に、国内外のス
ポーツイベントを招致し、市民にスポーツの振
興と集客力によるにぎわいを創出する。
13,602
6,050 拡大・充実
43,901
見直し・改善
2019女子ハンドボール世界
スポーツ振興課
選手権大会開催準備経費
熊本県、日本(県)ハンドボール協会と連携し、
今後の検討事項、課題等について整理を行な
い大会準備を進める。また同時に市民の機運
醸成を図るために大会開催の広報、啓発を実
施する。
808
24,500 拡大・充実
第70回熊本県民体育祭開
スポーツ振興課
催準備経費
第70回熊本県民体育祭熊本市大会開催に向
けた準備を進め、同大会を開催する。
6,122
30,900 廃止・休止
社会体育施設管理運営委
スポーツ振興課
託経費
熊本市総合体育館・青年会館をはじめとする7
施設を効率的な管理運営のため指定管理者
に管理委託する。
5,462,981
944,122 現状維持
公設運動施設整備経費
スポーツ振興課
スポーツ施設の改修や機能充実を図り、市民
がスポーツに親しめる機会の拡充を行う。
4,761,469
156,700 現状維持
社会体育施設整備経費
スポーツ振興課
学校体育施設を夜間開放するため、夜間照明
施設の改修等を行う。
133,705
49,000 現状維持
水前寺競技場改修事業
スポーツ振興課
水前寺競技場の耐震化・改修を図り、市民がス
ポーツに親しめる機会の拡充を行う。
129,300
170,600 現状維持
公設運動施設維持管理経
スポーツ振興課
費
スポーツ施設の修繕等、適切な維持管理を行
う。
251,602
217,406 拡大・充実
公設運動施設維持管理経
スポーツ振興課
費(政策)
スポーツ施設の修繕等、適切な維持管理を行
う。(城南分)
17,674
体育施設窓口一元化経費 スポーツ振興課
市民のスポーツ施設確保や利便性向上のた
め、熊本県・市町村公共施設予約システムを
運営する。
346,816
74,600 現状維持
植木体力・健康づくり拠点
整備事業
新市基本計画に基づき、植木体力・健康づくり
拠点(仮称)整備事業を推進する。
294,888
260,600 拡大・充実
スポーツ振興課
※参考:人件費(H24∼H26)
114
66,600
1,554,049 千円
縮小・終期設定
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
基準値
単位
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
(A)過去1年間に生涯学習を
行った市民の割合
%
42.4
42.2
39.7
42.9
41.9
36.8
34.2
45
50
D
(B)週1回以上(1回30分以上)の
スポーツ(軽い運動を含む)をして
いる市民の割合
%
50.5
51.9
50.9
49.8
52.7
50.7
52.2
55
60.0
C
【補助指標】
図書館利用に満足している市民の
割合
%
61.0
60.0
65.0
67.0
68.0
70.0
71
70
75
B
(B)週1回以上(1回30分以上)のスポーツ(軽い運動を含
む)をしている市民の割合
(A)過去1年間に生涯学習を行った市民の割合
50
50
%
42.9
45
40
45
42.2
39.7
34.2
H22
H23
H24
H25
52.7
H26
52.2
51.9
50.5
H20
H30
55
50.9
50
45
30
H21
60
55
36.8
35
H20
%
60
41.9
42.4
65
49.8
H21
H22
H23
H24
50.7
H25
H26
H30
②指標の分析
(A)
○過去1年間に生涯学習を行った市民の割合については、学習活動の支援のため、生涯学習情報システムの構築をはじめNPOとの連携のもと出前
講座メニュー掲載や家庭教育地域リーダー養成講座の開催等、段階的に環境を整備しているものの仕事や家事が忙しくて時間がない等の理由によ
り、目標に向け順調に推移しているとは言えません。今後、より一層市民の学習ニーズ(講座内容・時間帯)を把握するとともに学習活動支援に努めて
いきます。
○図書館利用に満足している市民の割合は、利用者アンケートの結果を踏まえ、開館時間の延長、システム改修、空調や照明設備の大規模改修を
行うなど、サービスの充実に努めたことにより、H21年度から継続して施設利用者の満足度が増加しています。
(B)
○週1回以上(1回30分以上)のスポーツ(軽い運動を含む)をしている市民の割合については、H21年度からH23年度までは、減少傾向でしたが、H
23年度からH24年度にかけては割合が増加しています。これは、H23年度より開催した熊本城マラソンにより、ジョギング・ランニング等を日常的に行な
う市民が増えたことが影響しているのではないかと推測されます。H26年度はH25年度から増加しています。
③現状
(A)
○学習活動支援事業
学習活動支援事業については、民間団体等と連携し、生涯学習情報システムによる効果的な学習情報の提供や庁内関係課をはじめ、国の機関、
高等教育機関、NPO等と連携し「ふれあい出前講座」のメニューの充実を図りました。また、家庭教育については、入学説明会や就学時健診等効果
的な学習機会を利用し、セミナー等開催しました。
○公民館管理運営事業
公民館を利用したことがない方や公民館講座生へのアンケート結果を活用し、市民ニーズに応えた講座を実施しています。
○図書館管理運営事業
より市民に利用される図書館となるよう、本市が設置する図書館及び公民館図書室等も含め市全体での図書サービスのあり方について検討を行い、
今後の図書サービス業務の中での改善や取組の方向性を整理しました。また、この方向性に基づいた具体的取り組みの一つとして、富合公民館図書
室を市立図書館の分館へ移行するなど、図書サービスの充実を図っています。
○博物館管理運営事業
熊本博物館のリニューアルについては、特別史跡に配慮したものとするためH26年度に設計の変更を実施しました、H27年度は、館内の発掘調査
後、リニューアル工事等に着手します。
(B)
○地域スポーツ活動の支援事業
年4回の市民総参加型スポーツイベント(市民スポーツフェスタ)の開催や夜間学校施設の一般開放を通して、多様なスポーツに親しめる機会の拡
充を図っています。また、地域スポーツの推進を目的として、21の総合型スポーツクラブを支援し、各地域の子どもから高齢者まで誰もが日常的にス
ポーツや健康づくりができる環境を目指しています。
○スポーツ競技力の向上事業
競技団体・県等の関係団体と協力のうえ、大規模大会(2019女子ハンドボール世界選手権大会、ラグビーワールドカップ2019等)の開催準備、事前
キャンプやプレ大会誘致を実施しています。
また、熊本市で最大級のスポーツイベントである熊本城マラソンもH27年度で5回目を迎え、市民のスポーツ振興に大きく寄与しています。
○スポーツ施設の運営整備事業
安全・快適にスポーツを楽しめるようにスポーツ施設の改修や機能充実を図っています。また、新市基本計画に基づき、植木体力・健康づくり拠点
(仮称)整備事業を推進しています。
115
④課題
(A)
○学習活動支援事業
学習活動支援事業については、民間団体等と連携し、生涯学習情報システムによる効果的な学習情報の提供や庁内関係課をはじめ、国の機関、
高等教育機関、NPO等と連携し「ふれあい出前講座」のメニューの充実を図りました。今後も引き続き市民の学習ニーズや社会情勢に対応した学習
情報の提供やメニューの充実を図る必要があります。また、家庭教育については、入学説明会や就学時健診等効果的な学習機会を利用し、セミナー
等開催しましたが、関心の低い方や参加したくてもできない方への参加をさらに促進する必要があります。
○公民館管理運営事業
まちづくり活動と生涯学習の推進を各区の特色を生かして一体的に進めるため、公民館のあり方を検討する必要があります。
○図書館管理運営事業
くまもと森都心プラザ図書館や城南図書館の新設、図書管理システムの改修、市立図書館の設備の大規模改修等を実施してきましたが、今後は、
「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」や図書サービスのあり方検討の中での意見等を踏まえ、より市民に利用される図書館となるよう整備を進
めていく必要があります。
○博物館管理運営事業
熊本博物館のリニューアルについては、今後も国・県等との関係機関と十分な協議をしながら進める必要があります。
(B)
〇地域スポーツ活動の支援事業
総合型地域スポーツクラブの育成や活動場所の確保など、地域のスポーツ団体の活動支援を実施し、本市のスポーツ実施率は全国平均をやや上
回っていますが、一方でスポーツを全く行っていない人も増加しており、今後も市民が気軽にスポーツ・レクリエーション活動に親しむことができる場及
び機会の提供を継続して実施する必要があります。
〇スポーツ競技力の向上事業
熊本城マラソン事業では、参加者数や申し込み方法を検討する必要があります。また、スポーツコンベンション事業では、国際・全国的スポーツ大
会、合宿誘致や東京オリンピック競技者に対するキャンプ地としての誘致等、JOCや協議団体と連携を密にとる必要があります。
〇スポーツ施設の運営整備事業
スポーツ施設における空き時間の有効活用を図るとともに、市民のニーズにあった事業内容の整備を行う必要があります。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○学習活動支援事業
学習活動支援事業において、高等教育機関、地域団体、NPOなどと連携を進め、市民の学習ニーズや社会情勢の変化に応じた効果的な学習機
会の提供や学習情報を発信していくとともに公民館等、社会教育施設とさらに連携を強化し、一体的に生涯学習の推進に取り組みます。また、家庭教
育の推進については、各小中学校に積極的に働きかけるとともに、事業所等にも出向き家庭教育の重要性を広報啓発します。
○公民館管理運営事業
区役所内の機能再編の中で公民館のあり方を検討します。また、まちづくりに携わる人材を育成するために公民館講座内容の充実に取り組むととも
に、育成した人材が地域で活躍できる仕組みを検討します。
○図書館管理運営事業
H25年度末に開館した城南図書館は、指定管理者制度を導入し、民間事業者のネットワークやノウハウを活用した魅力ある事業の実施に努めるとと
もに、午後8時までの開館や休館日を月1回とするなど、利用者への利便性の向上を図りました。今後も、適切な施設の管理運営や安定的・継続的な
サービスの提供に努めます。
○博物館管理運営事業
熊本博物館のリニューアルについては、国・県とも十分に協議しながら着実に進め、また、教育普及、資料の収集・保存・展示、調査研究等、博物館
における活動全体の充実を図っていきます。
(B)
○地域スポーツ活動の支援事業
育成フォーラムの開催により、総合型地域スポーツクラブへの地域住民の積極的な参加を促します。また、子どもスポーツ教室への参加者アンケート
調査を行なうことで市民ニーズを捉えた充実した教室の実施に取り組みます。
○スポーツ競技力の向上事業
2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に伴うキャンプやスポーツコンベンションの誘致等及び2019女子ハンドボール世界選手権大会やラグ
ビーワールドカップ2019開催へ向けての準備・運営を行ないます。また、これらの事業を通じてトップアスリートとの交流の機会を設け、高度な技術やス
ポーツの魅力を伝えます。
○スポーツ施設の運営整備事業
多様化する市民ニーズに応じた施設の改修及び備品購入等を行いことでスポーツ環境の充実を図ります。また、施設の稼働状況及び利用者満足
度調査等を行ないながら利用者サービスの向上に取り組みます。
116
第5章 第3節 歴史的文化遺産の継承と活用
∼文化財を適正に保存・整備・活用し、郷土への愛着を深める∼
【施策実施局:観光文化交流局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆史跡などの歴史的文化遺産を保護し、適正な保存整備を進めます。(A)
○発掘調査などにおいては市民への情報提供に努めるとともに、伝統芸能保存団体に対して、保存・継承のための人材育成などへ
の支援を行い、また、地権者などの理解や協力を得ながら、計画的な文化財の保護・整備を進めます。
◆歴史的文化遺産にふれる機会を拡充することにより、市民の郷土に対する理解と愛着を深めます。(B)
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
細事業名
4,714,926千円
所管課
文化団体助成
文化振興課
伝統芸能等の保存会への保存振興事業費の補
助や顕彰会等の文化関係団体への顕彰・公開等
の事業費補助を行う。
文化財保全調査経費
文化振興課
国指定天然記念物等の保存調査経費
文化財保存修復経費
文化振興課
重要な文化財を損壊や滅失から守るため、保存
修復工事を行う。
H21∼26
事業費
累計
H27予算額
細事業
評価結果
18,289
2,785 現状維持
1,735
655 現状維持
329,764
86,669 現状維持
7,745
500 現状維持
ジェーンズ邸移築関連経費 文化振興課
移築・復元工法等に関する検討委員会を開催す
る。
史跡等購入経費
文化振興課
国指定史跡等の公有化事業
58,736
29,800 現状維持
史跡保存活用経費
文化振興課
史跡公園として適切な管理を行い文化財を適正
に保存活用する。
92,866
2,400 現状維持
未指定文化財調査経費
文化振興課
合併により指定解除となった旧城南・植木町の文
化財等について、市指定としての判断の基礎資
料作成のために文化財の専門調査を行うもの。
8,417
7,300 拡大・充実
国史跡保存管理計画策定
文化振興課
経費
国指定史跡について適切な保存管理、整備の基
本となる保存管理計画を策定するもの。26∼27年
度は「熊本藩川尻米蔵跡」について策定予定
3,439
2,900 拡大・充実
池辺寺遺跡発掘調査経費 文化振興課
池辺寺跡の遺跡範囲確認のための調査を実施す
る。
58,255
5,400 現状維持
池辺寺遺跡保存整備経費 文化振興課
保存整備事業「短期整備」を実施する。
(A)文化財調査・保存整備事業
235,858 1,034,000 現状維持
熊本城調査研
究センター
特別史跡熊本城跡の調査研究を計画的・継続的
に行う。
41,385
47,600 現状維持
熊本城跡保存活用推進経 熊本城調査研
費
究センター
熊本城跡保存活用委員会を開催し、熊本城の保
存と活用のあり方について検討を行い、「熊本城
跡保存管理計画」を改訂する。
21,743
33,900 現状維持
熊本城第Ⅱ期復元整備事 熊本城総合事
業
務所
熊本城第Ⅱ期復元整備計画に伴う整備経費
299,122
新「一口城主」制度の事務処理、募集経費及び基
金積立
651,002
17,400 現状維持
埋蔵文化財施設管理経費 文化振興課
施設管理を行い、発掘調査により得られた資料の
適正な保存と体験学習などを通して埋蔵文化財
への理解を深める。
73,842
6,606 現状維持
埋蔵文化財調査経費
文化振興課
開発に伴い遺構が壊される場合に発掘調査を行
い、国民的文化遺産である埋蔵文化財の記録保
存を行う。
1,510,201
679,500 現状維持
文化財一般管理経費(一
部)
文化振興課
記念館を中心とした企画展や歴史講座、小・中学
校等で埋蔵文化財を活用した展示会を開催す
る。
504
70 現状維持
西南戦争遺跡群連携事業 文化振興課
遺跡の範囲が広域にわたる西南戦争遺跡につい
て、関係自治体と連携して、歴史講座などのイベ
ント開催やパンフレット等の作成など効果的なP
R・活用を図る。
0
1,500 拡大・充実
熊本城調査研究事業
(A)熊本城保存事業
概 要
新「一口城主」募集経費
熊本城総合事
務所
(A)埋蔵文化財調査・保存事
業
(B)文化財・埋蔵文化財活用
事業
117
1,300
見直し・改善
事業名
細事業名
所管課
H27予算額
細事業
評価結果
当課所管の記念館の管理運営及びその他の施
設の維持管理を行う。
257,149
新田原坂資料館整備事業 文化振興課
新田原坂西南戦争資料館の建設工事等を行う。
298,457
記念館保全活用経費
文化振興課
記念館の広報PR、イベント等の開催、展示改善
計画の策定など。漱石アニバーアサリー事業の実
施。
31,261
4,300 拡大・充実
文化施設整備経費
文化振興課
記念館などの施設の修理改修を行い、参観者の
安全を確保するとともに、利便性の向上・入館者
数の拡大を図る。
125,012
1,860 現状維持
田原坂資料館管理経費
文化振興課
田原坂西南戦争資料館の管理運営及びその他
施設の維持管理を行う。また、所有する史料の補
修や新史料の蒐集等を行い展示の魅力を高め集
客を図る。
21,643
12,200 拡大・充実
記念館管理
(B)記念館管理運営・整備事
業
H21∼26
事業費
累計
概 要
文化振興課
※参考:人件費(H24∼H26)
44,571 現状維持
108,300
縮小・終期設定
669,363 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
(A)文化財指定件数
件
233.0
234
240.0
248
253
256
260
270
300
C
(B)過去1年間に歴史的文化遺産
にふれた市民の割合
%
50.7
49.8
45.6
46.5
43.7
45.1
39.4
55
60
D
(A)文化財指定件数
300
300
件
270
280
248
260
256
200
H22
60
%
55
49.8
H23
H24
H25
H26
H30
46.5
45.1
50.7
39.4
45.6
40
233
H21
50
45
240
H20
60
55
260
253
234
240
220
(B)過去1年間に歴史的文化遺産にふれた市民の割合
43.7
35
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
②指標の分析
(A)
○文化財指定件数について、 H20年度から27件増加していますが、これは主に合併前に旧町指定だった文化財の一部を調査し市指定になったもの
です。H26年度より旧町指定の未指定文化財についての専門調査を実施しており、今後、さらに指定件数が増加していくことが考えられます。
(B)
○過去1年間に歴史的文化遺産にふれた市民の割合について、H26年度は前年度より5.7%減少しました。熊本城本丸御殿が完成したH20年度より、
同割合は減少傾向にありますが、特にH26年度は国史跡等への新規指定や熊本に関係の深い大河ドラマの放映など、大きな話題がなかったことも影
響していると考えられます。
また、本市には地蔵や石碑など、身近なところに歴史的文化遺産は多く残されていますが、これらが十分認識されていないことも同割合が低調な理
由の一つと考えられます。区役所等とも連携して、これらの身近な地域の歴史的文化遺産についての紹介や活用などに努めていきます。
埋蔵文化財の発掘調査等の情報提供に関しては、過去1年間に歴史的文化遺産にふれた市民の割合が全体として減少する中で、自主講座・出前
講座等の参加数はH25年度に比べ増加しています。今後も発掘現場での現地説明会の開催、小学校や公民館講座への講師派遣など、身近なところ
で多くの市民に発掘調査で出土した遺物や資料に直接触れる機会の充実に取り組んでいきます。
118
③現状
(A)
○文化財調査・保存整備事業
未指定文化財の調査に関して、現在、城南・植木の旧町指定であった文化財について、市指定に向けた基礎調査を行っており、H27年度中には調
査を終える予定です。H28年度よりこれらの結果を整理し、指定可能なものから指定を進めていきます。
文化財の保存整備等について、現在、H30年度の完成を目標に、国史跡「川尻米蔵跡」にある米蔵の保存修復工事を行っています。また、併せて
同史跡の保存活用の基本的なルールとなる、管理計画の策定作業を今年度中に策定する予定で進めています。
国史跡の指定地である池辺寺跡百塚地区については、公開に向けた整備を着実に実施しています。また、今後、追加指定のための金子塔地区等
の発掘調査を継続して行っています。
H26年度は、熊本城飯田丸の発掘調査報告書の刊行や、熊本城・城下町などをテーマとした7回の出前講座・講演等を行い、歴史的文化遺産への
理解を深めていただけるよう努めてきました。今後は更に、調査成果を踏まえた魅力ある情報発信を行うことで、市民の熊本城への関心を一層高めて
いきます。
また、熊本城跡内でこれまで実施した保存修理・復元整備等をまとめた総括報告書作成を進めています。
○熊本城保存事業
熊本城第Ⅱ期復元整備事業については、H26年度に馬具櫓及び続塀が完成しました。
○埋蔵文化財調査・保存事業
埋蔵文化財の理解を深めるための発掘調査現地説明会等を行ったが、今後もより多くの市民の文化財への関心を高め、文化財保護への理解を広
める必要があります。
(B)
○文化財・埋蔵文化財活用事業
発掘調査で出土した遺物や資料に直接触れる機会として、熊本市埋蔵文化財資料室で毎月開催の熊本市の遺跡講座、埋蔵文化財の発掘調査に
関する現地見学会、体験講座・出前講座などを開催しています。
○記念館管理運営・整備事業
夏目漱石内坪井旧居等の記念館8館では、展示改善を順次進めており、各館の企画展なども併せ、魅力向上に努めております。また、H26年度は
小泉八雲没後110周年事業も行いました。記念館8館への市民の入館者数は、H25年度15,434名がH26年度に15,969名と約3.5%の増加であり、H9
年度の記念館有料化以降では最多となっており、より多くの市民が記念館を訪れています。
H27年度11月のオープンを目指して、田原坂西南戦争資料館の改修工事を進めています。
④課題
(A)
○文化財調査・保存整備事業
旧城南町、植木町の指定文化財については、調査を継続してきましたが、個々の文化財について、価値付けや保護すべき範囲などの資料が少な
く、指定の判断が困難となると思われるものが多い状況にあります。今後、更に詳細な調査を必要とすることも考えられます。
国史跡「川尻米蔵跡」の米蔵の保存整備工事について、解体調査を行いながら慎重に実施していますが、調査の過程で、新たな発見もあり、往年の
姿を目指した保存整備が求められます。
池辺寺跡百塚地区の公開に向けた整備(短期整備工事(H24-27年度))を実施してきましたが、竣工後の遺跡の保存・管理及び施設等の維持管理
についての準備を進める必要があります。また、今後、市民に広く公開(周知)するための方策を検討する必要があります。
特別史跡熊本城跡を後世に継承するとともに、多くの方々に歴史的価値を知っていただき関心を持っていただけるよう、調和のとれた保存整備と活
用の方法の確立が必要となっています。また、継続的に調査研究を行っていく中で、その成果を情報発信することが必要となっています。
○熊本城保存事業
熊本城第Ⅱ期復元整備事業については、文化庁指摘事項に伴い年次計画を見直す必要があります。新「一口城主」制度については、寄附金が減
少傾向にあります。
○埋蔵文化財調査・保存事業
埋蔵文化財の理解を深めるための発掘調査現地説明会等を行ったが、今後もより多くの市民の文化財への関心を高め、文化財保護への理解を広
める必要があります。
(B)
○文化財・埋蔵文化財活用事業
市民が直接埋蔵文化財に触れる機会を充実させるために、熊本市埋蔵文化財資料室の活用として毎月開催の「熊本市の遺跡講座」や発掘調査に
関する現地見学会・地域説明会、出前講座の活用など、更に周知を図り、より多くの市民、また、幅広い年代の方々に埋蔵文化財の発掘や遺跡に対
する理解を深めてもらう場を提供する必要があります。
○記念館管理運営・整備事業
各記念館・資料館の更なる魅力アップのため、これまでの各館ごとの企画展や記念イベントなどに加え、各館を共通するストーリーで結ぶような企画
展示やパンフレット等の作成を行う必要があります。
119
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○文化財調査・保存整備事業
旧町の未指定文化財について、基礎調査や必要に応じ詳細な調査等を実施し、整理後、指定が可能なものについて市指定の手続きを行います。
川尻米蔵跡については、保存管理計画を策定し、適切な保存・活用に ついて検討を行ないます。また、史跡公園についても、適正な維持・管理・活
用を行います。
池辺寺保存整備事業について、短期整備工事竣工後の遺跡の保存・管理及び施設等の維持管理等を地元の理解・協力を得ながら進めていきま
す。また、遺跡を適切な環境で恒久的に保存するために、指定範囲の追加等、周辺域も含めた池辺寺跡全体の保存整備を進めていきます。
○熊本城保存事業
熊本城第Ⅱ期復元整備事業については、H27年度迄に特別史跡熊本城跡保存活用委員会の意見を伺いながら、総括報告書(整備事業編)を刊行
し、平左衛門丸塀、西櫓御門、百間櫓復元整備の年次計画を見直し、適正な保存整備を実施します。新「一口城主」制度」については、継続して募
集を行うとともに、各種広報媒体等を通じて広報活動に努めます。
○埋蔵文化財調査・保存事業
埋蔵文化財の適正な保存に努めるとともに必要な発掘調査を実施します。また、埋蔵文化財への理解を深めるために発掘現場説明会等を引き続き
行うなど、発掘調査の成果を積極的に市民に公開することにより、多くの市民の文化財保護への理解を広められるよう活用に努めます。
(B)
○文化財・埋蔵文化財活用事業
埋蔵文化財や発掘調査に対する理解を深めるため、市民に向けた講座等の充実を図っていきます。特に、現地説明会の開催については、遺物の
発掘を現場で見る、触れることができる機会として開催の拡充に努めます。
○記念館管理運営・整備事業
記念館管理運営・整備事業は、昨年度からの事業の継続を行うと共に、漱石や記念年に合わせた特別企画を検討・実施します。、また、各種団体
(顕彰会・大学など)と連携した、歴史講座や施設見学会を実施します。さらに、観光部署と連携し各種情報誌への掲載など一層のPRに努めるととも
に、ストーリー性を意識した展示やPRにも務めます。
120
第6章
水と緑の良好な環境の保全と循環型社会の構築
◆政策の概要
○都市化の進展や生活様式の多様化などにより、本市が有する清らかな地下水や豊かな緑などの自然環境は少しずつ損なわれつ
つあります。また、大量生産・大量消費・大量廃棄に支えられた今日の人類活動により、温暖化など地球規模の環境危機が加速度
的に進行しており、いまや人類の存亡を揺るがす深刻な問題となっています。
○このような中、本市の豊かな環境を保全し、次の世代に引き継いでいくとともに、地球市民の一員として、温暖化をはじめとする地
球環境の問題の解決に向けて、自らの住む地域から具体的な行動を起こしていくことが、今を生きるわたしたちの責務です。
○そこで、今後は、市民、地域団体・NPO等、事業者、行政が、対等な立場で役割と責任を担う協働での取り組みを推進しながら、
市民一人ひとりの環境保全意識を高め、環境に負荷をかけない生活や行動の定着を図るとともに、地下水や緑などの自然環境あ
ふれる、うるおいと安らぎのある良好な環境の形成と持続可能な循環型社会を構築していきます。
《成果指標》
◆指標
基準値
成果指標
実績値
目標値
達成度
単位
良好な環境が守られていると感
じる市民の割合
%
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
63.3
66.1
64.5
69.6
72.7
74.1
72.7
70
75.0
良好な環境が守られていると感じる市民の割
80
%
74.1
75
69.6
70
60
66.1
72.7
72.7
70
64.5
63.3
50
40
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
121
H30
※達成度
A・・・平成30年度の目標値を既に達成している。
B・・・目標に向けて順調に推移している。
C・・・基準値は上回るが順調に推移していない。
D・・・基準値を下回っている。
B
《指標の分析と現状や課題》
指標の分析
○良好な環境が守られていると感じる市民の割合は、H26年度は前年度から若干減少しましたが、基準値(H20年度)の63.3%か
ら、H30年度の目標値である75%にむけて順調に伸びおり、H25年度の目標値である70%も達成できました。
現状
○環境保全活動の推進と良好な環境の保全
啓発イベントや環境教育、環境活動を行う団体の支援を行い、環境保全の理解と意識の向上及び環境活動を推進する人材の育成
を図りました。また、「熊本市低炭素都市づくり戦略計画」を策定し地球温暖化の防止を推進していますが、火力発電の増加に伴
い、温室効果ガス排出量も増加しています。さらに、光化学オキシダントや浮遊粒子状物質の影響で、大気環境基準についても未
達成となっています。
○豊かな水と緑に囲まれた良好な環境の形成
地下水対策として、水質・水量の両面から保全対策を行っているものの、改善には長期間かかるため、現在はまだ効果が十分には
現れていません。また、新たな緑の創出のため、市電の軌道敷を緑化した「市電緑のじゅうたん事業」や屋上緑化助成など、公共施
設の緑化などに取り組んでいます。
○資源循環型社会の構築
ごみの減量リサイクルの啓発については、テレビや新聞等による広報活動を行い、市民1人が1日に出すごみの量は年々減少して
いますが、家庭ごみや事業ごみのリサイクル率については、持ち去りなどの影響で、目標達成は厳しい状況です。
課題
○環境保全活動の推進と良好な環境の保全
地球温暖化を防止し、後世に先送りしないために、市民・事業者・行政が一体となって更なる省エネルギー・創エネルギーなどを
推進していく必要があります。
○豊かな水と緑に囲まれた良好な環境の形成
硝酸性窒素削減対策は、広域での取組みが必要です。また、家畜排せつ物の適正処理を進める必要があります。
○資源循環型社会の構築
ごみ減量の伸びは鈍化しており、特に生ごみの発生抑制に取り組む必要があります。
《今後の方向性》
今後の政策展開の方向性
○環境保全活動の推進と良好な環境の保全
市民一人ひとりの環境保全意識が高まる中、環境啓発イベントや環境教育のあり方を見直し、今まで関心のなかった人々へも関心
を持ってもらえるような取り組みを推進していきます。また、これまで市民、地域団体・NPO等、事業者と行政が協働して環境に負荷
をかけない生活や行動の定着を図るための取り組みを推進してきましたが、今後は、地域団体や事業者等が自立して様々な活動
が行えるよう支援していきます。また、H26年度に改定した「熊本市低炭素都市づくり戦略計画」に基づく新たな短期目標の達成に
向け、全市的な推進体制である「熊本市低炭素都市づくり戦略計画推進協議会」などにおいて、事業の進捗管理を行いながら、関
係機関及び各主体との連携を図り、創エネルギーや省エネルギーの推進、環境教育の充実など、戦略計画に掲げた4つの戦略に
基づく取り組みを着実に推進します。
○豊かな水と緑に囲まれた良好な環境の形成
地下水の水質保全のため、熊本県及びくまもと地下水財団と連携し、硝酸性窒素削減対策に取り組むとともに、地下水の水量保全
のため、白川上流域の自治体等と連携し、水源かん養対策を推進します。
また、豊かな住環境と自然生態系を維持するため、ビル等の屋上、壁面、及び民有地の緑化推進など、街なかにおける緑の創出に
努めます。
○資源循環型社会の構築
地球温暖化の進展や天然資源の枯渇など環境破壊が危ぶまれる中、ごみ減量と資源の再利用、再資源化を推進するとともに、環
境工場、最終処分場において、ごみの適正処理を進めるなど、環境負荷の少ない資源循環型社会を構築します。
122
《施策・事業の体系》
第6章
水と緑の良好な環境の保全と循環型社会の構築
第1節
環境保全活動の推進と良好な環境の保全
【基本方針】
【事業】
環境に配慮できる地球市民を目指した
実践活動の輪の拡大(A)
・環境啓発事業
・環境保全活動推進事業
・地球温暖化防止推進事業
大気汚染などの環境問題への的確な対
応と良好な生活環境の保全(B)
第2節
・環境対策事業
・環境調査・研究事業
豊かな水と緑に囲まれた良好な環境の形成
【基本方針】
良好な水環境の保全(A)
【事業】
・水質保全対策事業
・地下水量保全対策事業
・広域連携協働事業
・くまもと水ブランド事業
緑豊かな環境の保全と創造(B)
・自然環境保全事業
・街なかの緑創出事業
・漱石の森づくり事業
第3節
資源循環型社会の構築
【基本方針】
ごみ減量とリサイクルの推進(A)
【事業】
・ごみ減量・リサイクル啓発事業
・環境美化活動推進事業
・事業ごみ減量・リサイクル推進事業
・ごみ有料化関係事業
・資源リサイクル推進事業
循環型ごみ処理体制の確立と適正処理
(B)
・産業廃棄物適正処理事業
・ごみ収集事業
・合併地区ごみ処理事業
・環境工場維持管理事業
・埋立処理事業
123
第6章 第1節 環境保全活動の推進と良好な環境の保全
∼ 環境保全活動の輪を拡大し、良好な環境を保全する
【施策実施局:環境局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆環境に配慮できる地球市民を目指して、実践活動の輪を拡大します(A)
○環境問題に対する意識を高め、環境に配慮した行動を実践できる人材育成を行うため、環境啓発・環境学習を推進します。
○市民、事業者、民間団体などが相互に知恵を出し合い、協力しながら、環境保全活動の広がりをけん引する、環境パートナーシッ
プを形成します。
○本市を低炭素都市へと転換し、世界共通の喫緊の課題である地球温暖化の防止に地域から貢献するため、平成22年3月策定の
「熊本市低炭素都市づくり戦略計画」に掲げた4つの戦略に基づく取り組みを着実に推進します。
◆大気汚染などの環境問題に的確に対応し、良好な生活環境を保全します(B)
○大気・有害化学物質対策等を推進します。環境を保全し、良好な生活環境を守るために検査体制の充実を図り、調査研究の成果
を市民に分かりやすく提供します。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
細事業名
1,521,202 千円
所管課
概 要
H21∼26
事業費
累計
H27予算額
細事業
評価結果
わくわく江津湖フェスタ環境
環境政策課
フェア開催経費
「わくわく江津湖フェスタ」の一環として、身近な環
境問題から地球環境問題まで様々な情報提供
や、体験学習等ができるイベントを開催し、環境
保全の実践行動を促す啓発を行います。
22,562
4,000 拡大・充実
環境国際協力経費
環境政策課
友好協力都市である蔚山広域市と市民相互の交
流を推進します。
1,804
100 見直し・改善
市民啓発経費
環境総合セン
ター
科学的な体験学習や自然観察会を開催するとと
もに、出前講座への講師の派遣等、教育現場や
地域活動における環境学習を積極的に支援しま
す。
8,536
1,244 拡大・充実
環境活動支援経費
環境政策課
第3次環境総合計画の推進に寄与する市民活動
団体の活動に対し支援を行います。
3,327
920 見直し・改善
エコキッズ事業経費
※H27細事業名変更
環境政策課
子ども達の活動に対する広報等の支援やエコキッ
ズサミットの開催などにより、環境活動の促進を図
ります。また、四都市連携事業を通して、子ども達
の相互交流を実施します。
5,057
1,000 見直し・改善
「環境にやさしい店」推進経 環境政策課
費
温暖化対策室
学識経験者、市民団体、事業者等から構成される
「熊本市レジ袋削減推進協議会」を設置し、各主
体の相互の理解と連携を図りながら、レジ袋の無
料配布中止(有料化)等の実施や不参加の事業
者への参加呼びかけ等、レジ袋の削減に向けた
取り組みを推進します。
5,938
700 見直し・改善
低炭素都市づくり戦略計画 環境政策課
(A)地球温暖化防止推進事業
経費
温暖化対策室
「熊本市低炭素都市づくり戦略計画」に基づき、
地域における温室効果ガスの排出量削減を目指
して地球温暖化対策に取り組むことで、低炭素都
市づくりを進めます。
7,212
1,350 現状維持
(B)環境対策事業
大気汚染等監視経費
環境政策課
大気の汚染状況を8ヶ所の測定局で常時監視す
るとともに、測定の正確性を確保するために測定
機器や通信システムの維持管理等を適正に行い
ます。併せて大気汚染物質のモニタリング調査も
行います。
54,941
2,554 現状維持
(B)環境調査・研究事業
一般検査経費等
環境総合セン
ター
危機管理や監視体制を強化するため、試験・検査
の迅速化や監視項目の拡大を図り、調査研究を
推進します。
593,050
96,541 現状維持
(A)環境啓発事業
(A)環境保全活動推進事業
※参考:人件費(H24∼H26)
124
456,332 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
(A)日常生活で環境保全のため
の実践活動をしている市民の割
合
%
(B)大気環境基準達成率
%
基準値
実績値
目標値
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
52.0
51.5
61.7
60.2
67.5
67.3
65.4
60
70.0
B
70.0
75.0
A
61.5
80.8
80.8
65.4
53.8
80.8
80.8
(H19) (H20) (H21) (H22) (H23) (H24) (H25)
(B)大気環境基準達成率
(A)日常生活で環境保全のための実践活動をしている市
民の割合
75
%
100
67.5
70
65.4
60
51.5
50
H20
H21
H22
90
50
H23
H24
H25
80.8
80.8
H26
80.8
H30
80.8
75
70
70
60.2
52
%
80
60
60
55
70
67.3
61.7
65
達成度
H20
65.4
61.5
H20
53.8
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
②指標の分析
(A)
「日常生活で環境保全のための実践活動をしている市民の割合」については、H26年度は前年度から微減しているものの、基準年であるH20年度
から増加傾向にあり、目標に向け順調に推移しています。これは、昨今の電力不足の課題への対応として、本市も、市政だよりや市政広報番組な
どを通して、家庭でできる節電の取り組みを紹介し、啓発を図っていますが、あらためて環境について考える機会となり、節電だけではなく節水や
ごみ減量等の実践取り組みの浸透につながったものと考えられます。
(B)
大気環境基準達成率については、H25年度及びH26年度共に光化学オキシダントを除いて環境基準を達成しました。しかし、浮遊粒子状物質の
環境基準達成状況は、黄砂等の大陸からの流入という外的要因に左右されることが多いため、今後も注意深い監視が必要です。
③現状
(A)
○環境啓発事業
環境フェアなどの啓発イベントの開催や環境教育の実施を通じて、環境保全の理解と意識の向上に取り組んできました。
○環境保全活動推進事業
環境活動を行う市民団体や子ども達の活動の支援など、市民や市民団体との協働により環境保全活動を推進するとともに、環境活動を推進す
る人材の育成を図りました。
○地球温暖化防止活動推進事業
地球温暖化の防止に地域から貢献することを目的として策定した「熊本市低炭素都市づくり戦略計画」に基づき、学識経験者や事業者、市民団
体等の関係機関及び各主体と連携し、事業の進捗管理を行いながら、戦略計画の推進を図ってきました。このような中、H26年度に公表したH24
年度の本市の温室効果ガス排出量は、火力発電の割合の増加により大幅に増加しており、H26年度の目標である13%∼16%削減の達成は困難
な状況となっています。
(B)
○環境対策事業
大気環境基準達成率については例年、光化学オキシダントが環境基準未達成な状況です。これは全国的にも同様の傾向であり特に工業地帯
で光化学オキシダントが高い状況が続いています。また、浮遊粒子状物質の環境基準達成状況は、黄砂の大陸からの流入という外的要因に左
右されるため、今後も注意深い監視が必要です。
○環境調査・研究事業
PM2.5などの新たな環境問題や危機管理に対応するため、新たな機器の導入や技術の習得など検査体制の充実に努めています。
125
④課題
(A)
○環境啓発事業
環境フェア等の啓発イベントへの参加などの環境実践行動の割合が比較的低かった20歳代以下の年齢層をターゲットとした企画内容や広報の
更なる充実を図る必要があります。
環境学習会については新しい講座を取り入れてきましたが、今後は更なる市民のニーズに応じた日々の生活で実践できる環境保全に関する講
座の拡充や環境総合センターの環境学習機能を周知することが必要です。
○環境保全活動推進事業
今後とも、市民団体や子ども達の活動の支援、レジ袋無料配布中止(有料化)等に取り組みを継続し、市民や団体、事業者との協働を進め、環
境保全活動の実践につなげる必要があります。
○地球温暖化防止活動推進事業
H26年度には、「熊本市低炭素都市づくり戦略計画」の見直しを図り、H27年度以降の新たな短期目標を掲げるとともに、近年、増加傾向にある
家庭部門からの温室効果ガス排出量を削減するため、市民の具体的な取り組みについても掲載しました。今後は、見直した戦略計画を引き続き
推進するとともに、家庭における排出量削減に向け、更なる創エネルギーや省エネルギーを進める必要があります。
(B)
○環境対策事業
H26年度に測定局の適正配置を行い、監視体制を拡充しました。
大気汚染防止法の規制強化や排ガス規制の段階的な強化等に伴い、国内における大気汚染物質の発生原因は着実に減少しているにもかか
わらず、大気環境基準の達成状況は年度間でばらつきが生じています。このことは、大陸からの越境汚染の影響を反映している状況であることか
ら、今後も国等からの情報を注視していきます。
○環境調査・研究事業
法改正や社会情勢の変化による検査項目の増加、より微量な物質の分析など検査技術の高度化が求められており、新たな検査技術の導入や
突発的な危機管理事案など社会的問題にも対応できるように職員を育成していく必要があります。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○環境啓発事業
「環境フェア」の開催については、より多くの市民参加を促すため、さらに広報等を充実するとともに、会場や開催日についても学校行事や他イ
ベントとの調整を図ります。また、出展企画についても市民活動団体や企業等に広く参加を呼びかけ、各主体の強みを活かした啓発効果の高い
事業を実施します。
また、環境保全活動に取り組んでいるNPOや市民団体等との連携・協働を進め環境総合センターの利用拡大を図るとともに、積極的に地域や
教育現場における環境学習を支援していきます。
○環境保全活動推進事業
H23年度からの環境施策の実績評価を検証し、本市や地球を取り巻く環境の変化等を考慮したうえで、H27年度に第3次環境総合計画の中間
見直しを行います。当計画においては、重点プロジェクトとして環境教育を中心とした人づくりや協働によるまちづくりを掲げており、環境保全活動
のけん引役の育成や環境活動の支援を継続することで、地域における環境保全活動の拡大を図ります。
○地球温暖化防止活動推進事業
取り組みにあたっては、庁内推進体制である「熊本市低炭素都市づくり戦略計画推進本部」及び全市的な推進体制である「熊本市低炭素都市
づくり戦略計画推進協議会」において、事業の進捗管理を行いながら、関係機関及び各主体との連携を図り、創エネルギーや省エネルギーの推
進、環境教育の充実など、戦略計画に掲げた4つの戦略に基づく取り組みを着実に推進します。新たな短期目標の達成に向けては、 特に家庭
における更なる再生可能エネルギーの普及及び省エネルギーの推進を図るため、太陽光発電システム、HEMS及び蓄電池などの創エネルギー
機器及び省エネルギー機器が複合的に導入されたスマートハウスの普及を促進します。
(B)
○環境対策事業
適正化した測定局の監視体制により、効率的かつ効果的な大気汚染状況の把握に努め、その測定結果をホームページを利用しリアルタイムに
情報発信を行うとともに、市民からの問合せ等については、ひごまるコール等を利用した対応をおこなっていきます。また、光化学スモッグ注意報
発令やPM2.5の注意喚起の発令時には遅延なく市民へ情報発信を行い健康被害を未然に防止します。
○環境調査・研究事業
硝酸性窒素などの地下水中の化学物質、大陸よりの移流が懸念されるPM2.5などの環境問題の解決に向けた調査研究を推進するとともに、輸
入感染症や新型インフルエンザなどの新たな感染症及び食品中に含まれる有害物質などによる健康危機発生時に即応できるように、分析機器
の整備や職員の技術研修を行い検査体制を整備していきます。
126
第6章 第2節 豊かな水と緑に囲まれた良好な環境の形成
∼ 市民共有の財産である水と緑を育み、後世に伝える ∼
【施策実施局:環境局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆良好な水環境を保全します(A)
○地下水や公共用水域の水質を計画的に測定・監視するとともに、有害な化学物質の適正使用、処理の徹底など汚染・汚濁を未
然に防止し、良好な水質を保全します。
○地下水を常時監視するとともに、かん養効果の高い白川中流域の水田湛水事業をはじめ、かん養林整備などのかん養対策を
実施し地下水量を保全します。
○「地下水都市・熊本」の魅力を広く内外に情報発信し、「くまもと水ブランド」を推進します。
◆緑豊かな環境を保全し、創造します (B)
○地域の緑の拠点となる学校・公共施設の緑化を図ります。
○民有地緑化や、緑の少ない市中心部における屋上・壁面緑化及び市電軌道敷緑化などを推進します。
○うるおいと安らぎのある快適な環境づくりのため、自治会・公共施設等に花苗の配布を行うとともに、シンボルロード等、市街地に
おける花壇の管理を行います。
○市民の緑に対する関心を高めるため、緑の月間植樹の集いなどを実施し、緑化啓発に努めます。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
(A)水質保全対策事業
細事業名
1,587,318 千円
所管課
硝酸性窒素削減対策経費 水保全課
第2次熊本市硝酸性窒素削減計画に基づき、
削減のための具体的な施策を実施する。
水源かん養林整備経費
H27予算額
細事業
評価結果
18,550 拡大・充実
白川・緑川等の最下流に位置し、地下水の恩恵
を最大限に享受している本市の責務として白
川・緑川等の上流域である水源地域において、
森林づくりを推進する。
463,700
87,514 現状維持
地下水量保全を目的に、本市の地下水に最も
寄与度が高い白川中流域において、転作田を
活用した地下水かん養事業を推進する。
294,058
56,570 拡大・充実
水保全課
節水型社会を構築するため、年間を通して節水
市民運動を展開するとともに、学校や地域にお
ける節水学習会や節水器具の普及を図る。
73,089
10,328 現状維持
広域水保全体制運営経費 水保全課
公益財団法人「くまもと地下水財団」へ負担金を
交付し、地下水保全対策に関する熊本地域の
連携を図る。
32,637
9,957 現状維持
くまもと水ブランド情報発信経費 水保全課
本市の財産である水を生かした都市ブランドを
形成するため、くまもと水ブランドの総合的な情
報発信、熊本水遺産制度の推進を行うことによ
り、地下水都市熊本をPRしていく。
37,259
4,000 現状維持
くまもと「水」検定制度やくまもと水守制度の運営
をとおして水保全活動を担う人材育成を行って
いく。
18,036
5,415 拡大・充実
地下水都市熊本空間創出経費 水保全課
市民及び観光客に日本一の地下水都市をPR
し、魅力ある熊本の街づくりに貢献するため、街
なかの親水施設、平成の名水百選等の水資源
の活用整備を図っていく。
80,402
6,000 現状維持
屋上等緑化経費
環境共生課
屋上等緑化助成、緑のカーテン普及、軌道敷内
プランターやアーケード内樹木の維持管理な
ど、新たな緑の創出を行います。
37,547
7,400
見直し・改善
環境共生課
市電軌道敷に芝生等による植栽を行うことで、
街なかに新たな緑の空間を創出するもので、
「サポーター制度」による市民の寄付を募り、緑
化および維持管理など事業の推進を図っていき
ます。
380,282
18,900
見直し・改善
節水対策経費
(A)くまもと水ブランド事業
H21∼26
事業費
累計
34,568
水保全課
(A)地下水量保全対策事業 白川中流域かん養推進経費 水保全課
(A)広域連携協働事業
概 要
くまもと水ブランド担い手育成推進経費
水保全課
(B)街なかの緑創出事業
市電緑のじゅうたん事業
※参考:人件費(H24∼H26)
127
257,289 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
(A)地下水が市民共有の財産と
して守られると感じる市民の割合
%
48.0
51.9
49.0
51.1
54.6
58.6
57.1
60
70.0
C
(B)街なかに緑が多いと感じる市
民の割合
%
69.3
69.9
66.5
68.4
73.0
73.7
69.6
75
80
C
【補助指標】
地下水人工かん養量
万㎥
1,456
1,583
1,557
1,808
1,384
1,622
1,466
3,000
3000
B
【補助指標】
市民一人当たりの生活用水使用
量
ℓ/日 237.09 236.75 234.84 230.80 228.90 227.48 224.2
230.0
218.0
B
(B)街なかに緑が多いと感じる市民の割合
(A)地下水が市民共有の財産として守られると感じる市民
の割合
70
70
%
60
60
50
48
51.9
49
51.1
85
75
54.6
57.1
58.6
%
73
69.3
69.9
68.4
80
75
73.7
69.6
65
66.5
40
55
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
②指標の分析
(A)
○熊本市民の共有財産である地下水が、市民、事業者、行政の保全活動により守られていると感じる市民の割合は、H25年度調査と比較すると、
「とても感じる」「やや感じる」をあわせた割合は、58.6から57.1と前回に比べ1.5ポイント減少しています。今後は、行政等が取り組んでいるかん養
対策や節水対策などの地下水保全活動について更なるPRが必要です。
○地下水人工かん養量は、空梅雨による湛水事業の中止などの影響を受け大幅な減少がみられました。特に白川中流域かん養推進事業では、
企業実施分を含め約1,500万㎥弱と、落ち込みが見られ、個別目標値を下回る結果となりました。今後とも、順調に進捗している水源かん養林整
備事業がもたらす地下水かん養効果の検証などと併せ、事業全体の数値化や新たなかん養対策等の実現に向けた取組みが必要です。
○H26年度の市民1人1日あたりの生活用水使用量は、224.2リットルと順調に削減できています。H30年度目標値(218リットル)達成を目指し、さら
に節水の取り組みを定着させいくことが必要です。
(B)
○街なかに緑が多いと感じる市民の割合については、「とても感じる」「やや感じる」合わせた割合は、H20年度の基準値69.3%に対し一時は下降
したものの、 H23年度より上昇傾向にあったが、H26年度は69.6%と前年と比べ4.1%下降した。今後も引続き目標達成に向け、取組みを推進し
ていくと共に、行政等が取り組んでいる緑化事業について更なるPRが必要です。
③現状
(A)
○水質保全対策事業
揮発性有機化合物等による局所的な地下水汚染は、改善傾向にあります。しかし、硝酸性窒素による地下水汚染は、窒素負荷削減対策を推
進しているものの、その改善には長期間を要することから、現在は十分な効果が表われていない現状にあります。
○地下水量保全対策事業
水源かん養林整備や白川中流域における湛水事業等より、近年、地下水位は横ばい若しくは上昇傾向を示しています。しかしながら目標値に
は届いていない現状にあり、更なる水量保全対策の推進が必要です。
○くまもと水ブランド事業
本市の財産である水を生かした都市ブランドを形成するため、各種媒体を活用し広報活動を行っています。また、ウォーターライフホームページ
に英語頁の追加や英語版パンフレットを作成し、よりグローバルな広報にも取り組んでいます。
○広域連携協働事業
熊本県知事を議長に熊本地域11市町村長及び事業者で構成する「くまもと地下水会議」等を通じて、行政、(公財)くまもと地下水財団、住民、
事業者が一体となり、熊本地域全体で地下水保全への認識を高めています。
(B)
○街なかの緑創出事業
緑化スペースの少ない街なかを中心に新たに緑を創出するため、市電の軌道敷を緑化する「市電緑のじゅうたん事業」を進め、また、ヒートアイ
ランド現象の緩和や地球温暖化の抑制につながる屋上等緑化助成や緑のカーテン普及など、潤いのある街づくりを行っています。
また、地域の拠点となる学校や公共施設の緑化を行うとともに、民有地の緑化を推進するため結婚・誕生・新築・新婚式の記念樹の配布や家庭
のシンボルツリー、生垣設置、事業所の緑化に対し、助成を行い、自治会や老人会等の団体へ花苗配布を行っています。
さらに、緑に対する市民の関心を高めるため、「みどりの月間」植樹の集いとして、地元住民や学校の参加を得て、公共地や学校等の緑化を実
施している。これらを通して、多くの市民が緑の機能や役割について学び、緑化の重要性に対する認識が深まるよう努めています。
128
④課題
(A)
○水質保全対策事業
硝酸性窒素削減対策は、広域での取組みが必要なことから、熊本県及び(公財)くまもと地下水財団と協働で熊本地域の対策を推進する必要
があります。また、東部地区は、本市地下水の重要なかん養域であることから、硝酸性窒素濃度上昇の主な原因である家畜排せつ物の適正処理
及び堆肥の広域流通を進める必要があります。
○地下水量保全対策事業
白川中流域における転作田を活用した地下水かん養の推進は、個別事業において目標を達成した年があるものの、全体的には対象となる水
田の面積が限界に近づきつつあることから、農業を取り巻く状況を見極めながら、湛水期間の見直し、新たなかん養対策などを検討していく必要
があります。また、水源かん養林整備事業については、地下水かん養域内に在る森林、並びにび白川、緑川の流量確保に寄与している森林す
べてを「水源かん養林」と位置付け、適正な造林・保育管理を実施することで、持続性を持ったかん養効果の高い森林づくりを継続していくことが
必要です。
節水対策では、市民1人1日あたりの生活用水使用量218リットルを目標に掲げ、今後も引き続き年間を通した節水啓発やわくわく節水倶楽部の
活動の充実を図っていく必要があります。
○くまもと水ブランド事業
水ブランドの情報発信やくまもと「水」検定や水守制度の運営により担い手育成に努めたほか、街なか親水施設の維持・管理を実施しました。今
後も水ブランド事業を定着・浸透させていく必要があります。
○広域連携協働事業
熊本地域地下水総合管理計画に基づき、県と熊本地域11市町村、(公財)くまもと地下水財団、住民、事業者と連携しながら、地下水保全活動
をさらに推進していく必要があります。
(B)
○街なかの緑創出事業
屋上緑化等の推進については、平成25年度から制度内容の見直しを行い、補助対象区域を拡大(中活区域→市街化区域)しており、更なる補
助金制度の周知や活用を推進していく必要があります。
緑のカーテン設置は、市施設に率先し設置するとともに、民間への普及啓発を図るため、緑のカーテンコンテストを実施しましたが、更なる設置
拡大に向け、取組んでいく必要があります。
市電緑のじゅうたんサポーター制度の周知のため、PR活動を実施してきましたが、更に周知度を高めサポーター数、寄付額の増加につなげる
ためPRを強化する必要があります。また、維持管理方法を検討し、費用削減に向け工夫する必要があります。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○水質保全対策事業
本市以外の熊本地域各市町村の硝酸性窒素削減対策の実施について、熊本県及び(公財)くまもと地下水財団と連携し、グリーン農業や家畜
排せつ物の適正処理及び堆肥の広域流通を推進していきます。
○地下水量保全対策事業
地下水かん養対策では、水(雨水)の浸透能力が高いことが明らかとなっている白川中流域の転作田を活用したかん養推進事業により、人工か
ん養量の増大など大きな効果が上がっています。今後とも、これまでに達成した成果を維持するため、湛水事業を継続していくことが地下水量保
全対策にとって重要である一方、活用可能な転作田の大半が既に利用されている状況であることから、同地域における大幅な事業拡大は見込め
ず、新たな対象地区の調査やかん養対策を進めていく必要があります。また、多面的な機能、中でも本市のニーズに合致する水源かん養機能に
多大な効果を発揮する森林については、河川上流域の自治体等との連携のもと、60年の長きに亘り順調に事業が進捗してきた実績を踏まえ、
様々な機能の数値化を検討していく必要があります。これからも「熊本市水源かん養林整備方針」に沿って、森林土壌の保水力効果の高い健全
な造林事業を継続しつつ、国、県、あるいは学識経験者等の協力を仰ぎながら、本市の地下水保全対策事業においてかん養される地下水の総
量を精査していきます。
また、節水対策では、着実に市民1人1日あたりの生活用水使用量が減少しており、節水市民運動の効果が現れています。今後は、さらに節水
行動が定着するような事業を展開し、第2次熊本市地下水保全プランで定める目標値(218ℓ)の達成を目指していきます。
○くまもと水ブランド事業
九州新幹線全線開業に合わせ整備した親水空間等を活用し、地下水都市熊本を内外に効果的にPRするとともに、「水」検定制度や水守制度
の運営により市民の地下水保全の意識の高揚に努めていきます。
○広域連携協働事業
熊本地域における地下水の流動や硝酸性窒素の影響など地下水の現状を調査研究するとともに、その成果を踏まえた効果的な湛水事業の実
施、或いは水質の改善につながる具体的な対策を推進するため、(公財)くまもと地下水財団と連携を図り、各種地下水保全事業を進めていきま
す。
(B)
○街なかの緑創出事業
市電緑のじゅうたん事業は、花畑町周辺の道路交通計画の検討状況を踏まえ事業を実施します。
緑のカーテンはモニター事業に替わりH25年度から緑のカーテンコンテストを実施しており、H27年度は新たに団体部門を設け、更なる普及を図
ります。
屋上等緑化補助の壁面緑化について制度の見直しを行い利用促進に努めます。
民有地緑化の普及啓発を図るため漱石の森づくり助成制度等のPRに努めます。
市電緑のじゅうたんサポーター制度の周知拡大を図るため、更なるPRに努めます。
129
第6章 第3節 資源循環型社会の構築
∼ ごみを減らし、資源を活かし、適正に処理する ∼
【施策実施局:環境局】
【施策実施局:環境局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆ごみ減量・リサイクルに関する意識を高め、ごみを減らし、リサイクルを推進します(A)
○ごみ減量・リサイクルの意識啓発活動に努めます。
○ごみの発生抑制(リデュース)を図ります。
○資源の再使用(リユース)・再資源化(リサイクル)を推進します。
◆循環型ごみ処理体制を確立し、適正に処理します(B)
○産業廃棄物の適正な処理を推進します。
○中間処理及び最終処分体制の整備を図ります。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
34,807,369千円
H21∼26
事業費
累計
H27予算額
細事業
評価結果
360,268
56,000
拡大・充
実
中心部の歩道の定期的な清掃を実施するととも
に町内での一斉清掃、ボランティア団体による
ごみ減量推進 定期清掃、落書き消去など市民の自発的な活
きれいな街づくり推進経費
課
動を支援します。またごみステーションを管理す
る自治会等に対し、管理支援補助金を交付し、
管理の充実を図ります。
442,644
85,300 現状維持
多量排出事業所(延床面積3,000㎡以上又は従
業員20人以上の事業所)に対し、計画的に事業
(A)事業ごみ減量・リサイク 事業ごみ減量・リサイクル ごみ減量推進課 所への立入調査を行い、廃棄物減量・リサイク
事業ごみ対策室 ル責任者の設置及び廃棄物減量・リサイクルに
推進経費
ル推進事業
関する具体的な取り組み状況を把握して、助
言・指導を行います。
24,722
877 現状維持
指定収集袋の製造、保管配送、家庭ごみ処理
指定収集袋製造等関係経
手数料の受注収納管理及びごみ減量が困難な
廃棄物計画課
1,501,975
費
3歳未満の乳幼児の養育者等に対し、指定収
集袋の配布を行います。
374,028 現状維持
事業名
細事業名
所管課
概 要
ごみの減量やリサイクルについて、マスメディア
(A)ごみ減量・リサイクル啓 ごみ減量・リサイクル啓発 ごみ減量推進 等による広報活動やイベントによる周知啓発を
推進経費
課
行い、生ごみ処理機等の購入費助成など、ごみ
発事業
減量の実践を促す支援を行います。
(A)環境美化活動推進事
業
(A)ごみ有料化関係事業
リサイクル推進経費
(A)資源リサイクル推進事
業
ごみの減量やリサイクルを推進するため、地域
ごみ減量推進
の各種団体において実施している集団回収活
課
動を支援します。
家庭より収集した使用済み乾電池の処理や不
法投棄又はルール違反の家電4品目の家電リ
サイクル法に基づく処理を行うと共に、資源物の
資源物適正処理推進経費 廃棄物計画課
拠点回収やごみ焼却後の灰をセメントの原料と
してリサイクルを行い、資源物の適正処理を図り
ます。
資源物再資源化推進経費 廃棄物計画課
家庭より収集した「資源物」「特定品目」「紙」
「ペットボトル」「プラスチック製容器包装」「大型
ごみ」に選別・加工等の処理を行い、再資源化
を行います。
(B)産業廃棄物適正処理
事業
不法投棄や野外焼却等の不適正処理を防止
産業廃棄物適正処理推進 ごみ減量推進課 するとともに中間処理施設及び最終処分場の
事業ごみ対策室 監視・指導を行い、産業廃棄物の適正処理を
経費
推進します。
(B)環境工場維持管理事
業
新西部環境工場整備経費
339,934
53,400 拡大・充実
302,556
60,000 拡大・充実
4,794,518 1,039,400 現状維持
125,612
28,700 現状維持
昭和61年に竣工した西部環境工場の老朽化に
環境施設整備
伴う代替施設を、公設民営(DBO)方式により平 4,593,887 8,486,300 現状維持
室
成27年度末の供用開始を目指して整備します。
※参考:人件費(H24∼H26)
130
4,491,897 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
(A)市民1人が1日に出すごみの
量
g/日
%
(A)家庭ごみのリサイクル率
基準値
実績値
H20
H21
H22
H23
目標値
H24
H25
H26
H25
899
B
13.8
14.0
16.5
19.8
21.3
21.4
22.3
(H19) (H20) (H21) (H22) (H23) (H24) (H25)
25.4
27.8
B
4,699
B
t/年
6,863 6,183 6,818 6,321 6,172 5,681 5,613
6,336
(H19) (H20) (H21) (H22) (H23) (H24) (H25)
【補助指標】
市民1人が1日に出す家庭ごみ
の量(資源化された量を除く)
g/日
608
595
562
501
496
493
490
(H19) (H20) (H21) (H22) (H23) (H24) (H25)
(A)市民1人が1日に出すごみの量
1163
1163
1113 1037
970 976
(A)家庭ごみのリサイクル率
30
1074
947
955
899
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
H30
1,163 1,113 1,037
970
976
955
947
1,074
(H19) (H20) (H21) (H22) (H23) (H24) (H25)
(B)年間の最終埋立量
t
1200
1150
1100
1050
1000
950
900
850
達成度
25.4
25
21.3
21.3
20
15
13.8
14
16.5 19.8
21.4
460
(B)年間の最終埋立量
27.8
%
491
22.3
10
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
t
7000
6500
6000
5500
5000
4500
6863
6818
6321 6172
6336
6183
5613
5681
4699
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
②指標の分析
(A)
○市民1人が1日に出すごみの量については、目標に向けて順調に推移しており、市民・事業者のごみ減量意識向上の表れであると考えられま
す。
○家庭ごみのリサイクル率については、若干の上昇は見られるものの、まだ分別が徹底されていないことや持ち去り等の影響が伸び悩みの要因
であると考えられます。
(B)
○年間の最終埋立量については、金属ごみの直接搬入を原則禁止したことや、破砕機の導入等による金属リサイクルを推進したことにより、近
年、減少傾向にあります。
③現状
(A)
○ごみ減量・リサイクル啓発事業
ごみ減量リサイクルの啓発について、テレビ・新聞等による広報活動を行い、市民1人が1日に出すごみの量は年々減少しておりますが、短期
間で急激な成果を得ることが難しいため、継続して事業を実施していきます。
○資源リサイクル推進事業
H26年10月より水銀を含んだ蛍光管等の「特定品目」の分別収集の取り組みを開始し、H27年3月末の開始後半年間で、5,242グラムの水銀
を回収しました。
家庭ごみの総排出量が増えているにもかかわらず資源物の収集量が減少していることから、持ち去り行為の影響も考えられます。また、家庭ご
みのリサイクル率は、目標値に向けて推移しているものの、目標年度までの目標達成は厳しい状況であります。
○事業ごみ減量・リサイクル推進事業
延床面積3,000㎡以上又は従業員20人以上の事業所に対し、廃棄物減量リサイクル責任者の設置及び廃棄物減量・リサイクル計画書の提出
を指導しました。また、廃棄物減量・リサイクル計画書に基づき事業所への立入指導を実施し、具体的な取り組み状況を把握した上で助言・指
導を行いました。
(B)
○産業廃棄物適正処理事業
不法投棄の防止のため監視パトロールを実施するとともに、野外焼却等の不適正処理の防止、産業廃棄物の排出抑制、再生利用などによる
減量化やリサイクルを推進しました。また、産業廃棄物の中間処理施設や最終処分場による環境汚染を未然に防止するために処理施設等に立
入し監視、指導を行いました。
○環境工場維持管理事業
新西部環境工場の建設を平成24年から進めています。H26年度は計画どおり土木建築及びプラント工事を行いました。
131
④課題
(A)
○ごみ減量・リサイクル啓発事業
H21年10月から導入した家庭ごみ有料化後「市民1人が1日に出す家庭ごみの量(再資源化された量を除く)」は減少傾向で推移しているが、
ごみ減量の伸びは鈍化しており、特に生ごみの発生抑制に取り組む必要があります。
○資源リサイクル推進事業
H22年10月から開始した「プラスチック製容器包装」の分別収集により「家庭ごみのリサイクル率」は向上したものの、目標値の達成に向けた更
なる取り組みが必要となります。
○事業ごみ減量・リサイクル推進事業
現在、多量排出事業所に対しては、廃棄物減量・リサイクル計画書等の提出を求め、立入調査による助言・指導を行っていますが、事業系廃
棄物の更なる減量・リサイクルを推進するには、小規模事業所への指導、助言を充実する必要があります。
(B)
○産業廃棄物適正処理事業
度重なる法令改正や、法令順守に対する意識の差により、不適正処理となるケースが発生しており、更なる啓発の必要があります。
○環境工場維持管理事業
環境工場各種設備の安定稼動とともに、施設の長期耐用(延命化)を図るための適正な維持管理が必要です。また、新西部環境工場の建設
についても、引き続きH27年度末の供用開始に向けた適切な進捗管理が必要となります。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○ごみ減量・リサイクル啓発事業
家庭ごみの更なる20%減量を達成するために、燃やすごみの半分近くを占める生ごみの減量対策を強化するとともに、プラスチック製容器包
装をはじめ紙類や資源物などの分別徹底に向けた啓発を行います。
○資源リサイクル推進事業
拠点回収場所の拡充や対象品目の追加等を検討するとともに、集団回収の利用促進を図ります。
○事業ごみ減量・リサイクル推進事業
多量排出事業者の情報を更新し、新たな事業所に対しても事業ごみの減量、リサイクルの普及啓発を推進します。
(B)
○産業廃棄物適正処理事業
産業廃棄物の排出事業者及び処理業者等の啓発指導や立入調査等を、継続して実施するとともに、不適正処理については、その多くが廃
棄物の野外焼却であることから、市政だよりや市ホームページ、説明会等による広報啓発を実施します。
○環境工場維持管理事業
公設民営(DBO)方式での施設整備・運営を行う新西部環境工場について、H27年度末の供用開始を目指して施設整備を進めていきます。
また、施設の完成後約20年間にわたる運営については、安定した質の高い廃棄物処理業務の実現に向け、運営モニタリング等を行っていきま
す。
132
第7章
地域の活力をつくりだす産業・経済の振興
◆政策の概要
本市では、都市部を中心に卸・小売やサービス産業が集積し、活発な経済活動が営まれていますが、その多くは中小企業であ
り、経営基盤が脆弱な企業も多い中、人口減少、国際化、環境保全対策といった新たな課題への対応が迫られています。そこで、
本市の商工業をより活性化させるために、中心市街地のにぎわいを創出するとともに、製造業者等の商品開発・販路開拓等への
支援や新たな雇用を創出する企業誘致などを進める必要があります。
また、熊本城に代表される歴史と文化の薫り高い観光資源を生かし、国内外の多くの人々をひきつける魅力と、おもてなしの心に
あふれる観光都市を目指して、関西や東アジアをターゲットとした観光戦略やMICEの誘致などを行っています。
さらに、郊外には市域面積の約3割を占める田畑が広がり、西側は有明海に面しており、温暖な気候と清らかな地下水などの豊
かな自然環境を生かした多様な農・水産業が営まれています。しかしながら、従事者の高齢化や経営の安定が課題となっており、
担い手の育成や地産地消の推進、農水産物のブランド化などを進めることが重要です。
このように、本市の豊かな自然環境や歴史的遺産、九州中央の地理的特性を生かした、地域の活力をつくりだす産業・経済の振
興に取り組んでいきます。
《成果指標》
◆指標
基準値
成果指標
豊かで活気あるまちだと感じる
市民の割合
一人あたりの市民所得
%
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
32.4
31.8
32.2
35.9
38.0
42.8
36.8
35
40
2,666 2,736 2,764 2,582 2,518 2,642 2,713
(H17) (H18) (H19) (H20) (H21) (H22) (H23)
千円
【参考】
全国平均
50%
実績値
単位
2,928
(H17)
2,957
(H18)
豊かで活気あるまちだと感じる市民の割合
42.8
40
32.4 31.8 32.2 35.9 38
35
2,978
(H19)
千円
3,000
40
36.8
30
2,773
(H20)
2,690
(H21)
2,928
2,900
2,800
2,755
(H22)
全国平均 全国平均
以上
以上
一人あたりの市民所得
2,978
2,957
2,736
2,690
2,582
H21
H22
H23
H24
2,642
2,518
H25
※達成度
A・・・平成30年度の目標値を既に達成している。
B・・・目標に向けて順調に推移している。
C・・・基準値は上回るが順調に推移していない。
D・・・基準値を下回っている。
133
2,737
2,713
2,666
H20
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
2,755
2,764 2,773
2,500
20
B
2,737
(H23)
2,700
2,600
B
H26
《指標の分析と現状や課題》
指標の分析
○豊かで活気あるまちだと感じる市民の割合は、H21年度からH25年度にかけては順調に推移し、目標(H25年度)も達成しており、一定の成果
が見られるものの、H26年度の成果指標実績値は低下しております。引き続き、活気あるまちと感じる魅力的な施策の取り組みを実施するととも
に、多くの人々が集いその良さが認められる、にぎわいの拠点づくりを進める必要があります。
○一人あたりの市民所得については、全国平均以上という目標の達成には至っていないものの、近年は全国平均に最も近づいており、順調に
推移していると評価できます。本市では、経営基盤が脆弱な企業も多い中、市民の意識等が向上していることは、積極的に企業誘致に取り組
むとともに、観光客の受入態勢の充実などに取り組んできたことの表れであると考えられます。今後とも、更なる市民所得の向上に向けて、地場
企業の競争力向上や雇用の創出に取り組む必要があります。
現状
○商工業の振興
・商業について、小売業・卸売業の事業所数、従業員数、年間販売額をみた場合、小売業の従業者数を除いた全ての数値において減少して
います。
・工業(製造業)についても、事業所数・従業者数及び製造品出荷額全ての数値において減少しています。
○観光・MICEの振興
・広告掲載による宣伝や九州内他都市と連携した観光プロモーションによる国内外の観光客誘致やメディアを活用した旅行商品造成等や、旅
行者のニーズに対応した最新の観光情報の提供のほか、観光案内標識の整備、外国人観光客を含めた交流人口の増加に向けたICT環境の
整備を行っています。
・郊外の”にぎわい創出”のためのキーワードである”自然”を用いた施設が少なく、さらに、世界的に認められた”熊本の水”と”自然”が調和した
魅力的な施設が不足しています。
・自然と調和した施設の一つである動植物園においては、熊本の水を魅力的に演出できる機能を現段階では有していません。
○農水産業の振興
・郊外には市域面積の約3割を占める田畑が広がり、西側は有明海に面しており、多様な農・水産業が営まれています。
・食の安全安心を求める消費者ニーズに対応するため、農薬の適性使用、生産性や品質の向上、流通消費の各段階との連携などを図ってき
ており、今後もこれらの取組みを継続していく必要がある。
・経営体の強化、基盤整備、環境保全等を図っており、従事者の減少・高齢化が進む中で、持続可能な強い農水産業の実現に向けた取組み
の継続が必要。
・地域の交流活動の支援等により、農村地域のコミュニティー活性化を図っており、人口減少や高齢化による農水産業地域の活力低下に対応
した取組みの継続が必要。
課題
○商工業の振興
・長引く景気低迷の影響等により、市内総生産額は上昇傾向にあるものの、未だ目標値に届かない状況にあります。
・官民一体となったイベント事業等の展開により、まちなかの回遊性向上に努め、一定の賑わいは創出したものの、持続的な賑わいを創出する
までには至っていません。
・以然として若年層における早期離職や既卒未就職者が多いことから、若年者の就業機会の拡大に力を入れる必要があります。
○観光・MICEの振興
・九州新幹線の開業効果が落ち着く中、これまで取り組んできた観光素材の魅力向上、広報・プロモーション展開を継続的に進めることが重要
であり、今後も、新幹線沿線主要都市での積極的なプロモーションのほか、東アジア戦略に基づく台湾や韓国・中国に加え、誘客が見込める国
にターゲットを絞った海外プロモーションなどの取り組み強化が必要です。
・MICE誘致を促進するため、産学官が連携したくまもとMICE誘致推進機構を設立するとともに、コンベンション協会と連携し、効率的な誘致活
動や開催支援に取り組んできました。今後さらに、関係機関との連携を強化するとともに、(仮称)熊本城ホール整備を進めるなど受け入れ環境
を整える必要があります。
・(仮称)熊本城ホールの整備を確実に進めるとともに、コンベンションのみならずイベント、エンターテインメント等各催事の主催者とのネットワー
クを構築する必要があります。
・快適で利便性の高い受入態勢の充実を図るため、観光情報の提供や観光案内標識の整備に取り組んできました。今後も、おもてなし向上に
向け、観光案内業務の充実や観光案内標識の整備のほか、外国人観光客に不可欠な無料Wi-Fi環境の整備支援などが必要です。
・動植物園における”水と自然の調和”を表現した魅力的なエリアが必要です。
○農水産業の振興
・各区の農業の特性を生かした事業等を実施し、また、県外等の消費者に対しては、全国有数の生産地である本市農業のアピールを図る目的
で農産物フェアや各種イベントを通じ、市民や消費者に対し農業への理解をさらに促進することが必要です。
・経営の安定が課題となっており、担い手の育成や地産地消の推進、農水産物のブランド化などを進めることが重要です。
・地域コミュニティーの活性化により、農の魅力発信、環境との調和、集落機能の維持発展を図っていくことが必要です。
134
《今後の方向性》
今後の政策展開の方向性
○商工業の振興
・本市経済を持続的に発展させていくため、地場企業の競争力向上を図ります。
・本市の商業・サービス業の活性化を図ることは、地域経済の発展に欠かせないものであることから、商業・サービス産業の活性化を図ります。
・中小企業を支える人材を育成していくことが地域経済の発展には欠かせないことから、多様な人材を育成するとともに、新たな雇用機会を創
出する施策を講じていきます。
○観光・MICEの振興
・従来の新幹線沿線主要都市に加え、関東など首都圏に対し、広告掲載による宣伝や九州内他都市と連携し観光プロモーションを実施しま
す。また、本市とゆかりの深いアジアの都市や誘客が見込める国にターゲットを絞り、上海事務所や他都市との広域連携による観光客誘致に努
めます。
・引き続き、MICE開催に影響力のある国内外のキーパーソンとのネットワーク強化とメディアを活用した旅行商品造成(インセンティブ・トラベル)
に取り組みます。また、国内外から選ばれる都市を目指し、(仮称)熊本城ホールの整備に向けて取り組みます。
・(仮称)熊本城ホールが九州のコンベンション・エンターテインメントの拠点施設となるよう使い勝手の良さを追求するとともに、コンベンション、
イベント、エンターテインメント等、各方面の主催者に対する施設のPR、誘致活動に積極的に取り組みます。
・観光客へのおもてなしと利便性向上に向け、観光案内標識や無料Wi-Fi環境の整備、観光案内所などの充実を図ります。
・人材育成だけでなく、今後、伝統工芸の販路拡大事業に取り組み、伝統工芸の継承・振興を図ります。
・魅力ある動植物園づくり事業として、豊かな熊本の水を象徴するような水辺エリアの整備を行い、カバの群れ飼いなど、アフリカのサバンナを
再現した施設の新設と、江津湖の水生生物などの既存資源の魅力創出を推進するような展示方法の検討を行います。
○農水産業の振興
・消費者の心をつかむ農水産物の生産と提供を通して、消費者と生産者が支える農水産業を推進します。
・農地・農道・水路・沿岸部などの保全・整備並びに農地集積等を通じて、集落機能を維持・活性化する等して、農水産業の振興と住み良い地
域づくりを進めます。
・農水産業体験や都市農村交流について、農水産業者の活動を支援するとともに、関係団体と連携して諸活動を推進します。
135
《施策・事業の体系》
第7章
地域の活力をつくりだす産業・経済の振興
第1節
商工業の振興
【基本方針】
【事業】
地場企業の競争力向上と企業誘致の
推進(A)
・地場企業技術革新事業
・地場企業販路開拓・拡大事業
・企業誘致促進事業
・中小企業経営支援事業
・熊本駅周辺市街地再開発推進事業(農水商工局分)
商業・サービス業の活性化(B)
雇用の安定と働きやすい環境づくり
(C)
第2節
・中心商店街にぎわい創出事業
・商店街コミュニティ再生事業
・商業・流通業務機能強化事業
・雇用促進事業
・労働者福利厚生支援事業
観光・MICEの振興
観光客やMICEの誘致(A)
・観光客誘致対策事業
・コンベンション誘致対策事業
観光客受入態勢の充実(B)
・観光客受入対策事業
・観光イベント・観光資源掘り起こし事業
観光資源の魅力向上(C)
第3節
・熊本城の魅力向上事業
・桜の馬場整備事業
・魅力ある動植物園づくり事業
・動植物園管理運営事業
農水産業の振興
消費者と生産者が支える食料供給
(A)
担い手の育成と生産性の向上(B)
農水産業地域の活性化(C)
・農水産業計画推進事業
・農林業生産振興事業
・畜産振興事業
・漁業生産振興事業
・地産地消の推進事業
・市民と農業のふれあい促進事業
・(特)食肉センター管理運営・整備事業
・物産館整備事業
・食肉センター機能代替施設整備関連事業
・担い手育成事業
・経営体育成支援事業
・水田農業対策推進事業
・農業振興地域整備計画推進事業
・水産業経営基盤強化事業
・(特)農林水産業金融支援事業
・農業委員会運営事業
・生産流通施設整備事業
・土地改良基盤の整備事業
・漁港・漁場整備事業
・環境にやさしい農業推進事業
・地域農業活性化支援事業
・中山間地域振興事業
・農業地域交流促進事業
・水産業地域交流促進事業
・集落機能の維持・活性化事業
136
第7章 第1節 商工業の振興
∼ 商工業・サービス業等の集積と活性化を図る ∼
【施策実施局:農水商工局、南区、上下水道局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆地場企業の競争力向上を図るとともに、本市に活力を与える企業を誘致します(A)
○地場企業の生産技術や製品開発力等を高め、商品の高付加価値化を図る取組みを支援するとともに、国内外に向けた販路開
拓・拡大やグローバル化を進め、収益と競争力の向上を図ります。また、県内外企業を誘致し、本市経済の活力を高めます。
○中小企業への融資制度、人材育成、経営相談、経営診断等による経営改善や創業支援を行い、中小企業経営の基盤強化を図り
ます。
○熊本駅前東A地区第二種市街地再開発事業による再開発ビル内に整備した、ビジネス支援部門、観光郷土情報部門などを有す
るくまもと森都心プラザの管理運営を行い、企業の経営力の向上や観光振興などを図ります。
◆中心商店街や地域商店街の魅力を高め、活性化を図ります(B)
○くまもとの顔である中心市街地の賑わい創出のため、回遊性向上の仕組みづくりを行います。また、地域コミュニティの核となる地
域商店街の機能向上を図ります。
◆関連機関と連携・協力して、雇用の安定と働きやすい環境づくりを進めます(C)
○就業者を増加させるため、関係機関と連携して職業訓練等の強化を図ります。また、労働環境の向上のため、中小企業勤労者の
福利厚生の充実を図ります。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
細事業名
33,070,690千円
所管課
概 要
H27予算額
細事業
評価結果
新製品・新技術研究開発
助成事業
商工振興課
中小企業者等が実施する新製品・新技術の研究
開発事業に対し、経費の一部を助成し、独自の
優れた製品・技術を持つ地場企業の育成を図る。
30,023
6,050 拡大・充実
産学連携支援事業
商工振興課
大学等の研究機関と地元企業が共同研究等によ
り具体的事業化に繋げていく産学連携の取り組
みを支援することで、新事業や新産業への展開を
図る。
25,555
5,570 拡大・充実
大学連携型起業家支援経
商工振興課
費
大学初ベンチャーの創出を加速させるため、大学
の研究シーズを活用して起業・新事業展開を行う
「くまもと大学連携インキュベータ」の入居者に対
して、賃料補助を行い、入居企業の円滑な成長
を支援する。
70,487
13,870 現状維持
技術力向上支援経費
商工振興課
技術研究機関の取り組みを支援することにより、
本市製造業者の技術力・生産力の向上、工業製
品の高付加価値化、新事業や新技術の創出の
促進によって本市工業の活性化を目指す。
15,840
2,100 現状維持
医療・介護・健康サービス
商工振興課
産業支援経費
今後の成長が期待される医療・介護・健康サービ
ス分野において医工連携に関する取組みを支援
する。
2,000
5,000 拡大・充実
中小企業知的資産経営推
商工振興課
進経費
知的財産戦略をはじめとする知的資産経営を促
進するため、普及啓発のためのセミナー開催や
弁理士等の専門家派遣を実施する。
3,250
900 現状維持
四市連携地場企業販路拡
商工振興課
大推進事業
四都市が連携して、首都圏や関西圏をターゲット
に、商談会や見本市への出展などを行う。
5,245
3,400 現状維持
95,457
14,600 現状維持
193,566
87,400 現状維持
(A)地場企業技術革新事業
(A)地場企業販路開拓・拡
大事業
H21∼26
事業費
累計
東アジア主要都市へのミッション派遣によるビジ
東アジア経済交流戦略経 農商工連携推 ネスマッチング支援や海外セミナー開催によるス
進課
費
キルアップ支援などにより東アジアとのビジネス促
進を図る。
熊本港の国際物流拠点化を図るため、国際コン
テナ利用に対する助成や国際定期コンテナ航路
の増便等に対する助成を行うとともに、「熊本港
熊本港利用促進経費
産業政策課
ポートセールス協議会」を中心に新たな利用企業
の誘致活動等を行う。また、クルーズ客船の寄港
に伴うイベント等を実施する。
製造業等見本市出展支援
商工振興課
事業
製造業を主体とした中小企業等が実施する販路
開拓への取り組みに対して、必要な経費の一部
を支援する。
14,483
3,300 拡大・充実
物産振興経費
大阪において物産展を開催し物産の販売と観光
PRを行うとともに、物産の販路拡大・市場開拓等
に取り組んでいる物産振興団体への支援を行う。
14,303
2,463 現状維持
商工振興課
137
事業名
細事業名
所管課
概 要
H27予算額
細事業
評価結果
優れた新製品を開発した地場企業を認定・表彰
し、また、その新製品を試験的に購入することで、
販路拡大の支援を行う。
7,844
2,900 現状維持
セミナーの開催や新商品開発助成事業の実施、
農商工連携推 熊本県産業技術センターへの職員駐在により、
進課
農商工連携・6次産業化による新商品・新サービ
スの開発を推進する。
26,845
7,180 拡大・充実
九州各地から出展者を募集して商談会を開催
農商工連携推 し、広域的な販路拡大の機会を提供し、本市の
進課
強みである農業や食品製造業での販路拡大や農
商工連携を促進する。
36,282
10,200 現状維持
2,010,191
561,620 拡大・充実
産業政策課
企業誘致情報の収集強化と企業訪問機会の拡
企業立地推進 大を図るとともに、企業立地専用ホームページの
室
運営、立地企業懇話会の開催等を行う。
45,836
6,000 拡大・充実
首都圏を中心とした企業訪問、企業立地関連見
産業政策課
本市への出展などを行い本市への企業誘致を促
企業立地推進東京出張所
企業立地推進 進するとともに、本市観光・物産等のPR活動を行
活動経費
室
い本市への観光客誘致、知名度の向上を図るも
の。
14,896
8,600 拡大・充実
3,958
2,000 拡大・充実
熊本市ものづくり大賞関連
商工振興課
経費
(A)地場企業販路開拓・拡 農商工連携促進事業
大事業
販路拡大等支援事業
産業政策課
九州地区、大阪地区、名古屋地区を中心とした
企業立地(誘致)促進経費 企業立地推進 企業誘致活動、企業誘致アドバイザー事業、今
室
藤工業団地の管理等を行う。
企業誘致戦略事業
(A)企業誘致促進事業
H21∼26
事業費
累計
立地企業支援事業
産業政策課
本市に進出した企業の事業継続を支援するた
企業立地推進 め、また、さらなる雇用創出を促すため、人材育
室
成及び就業支援を行う。
肥後創成塾開催経費
産業政策課
熊本学園大学と共催により、創業後間もない経営
者等を対象に企業経営の実践的知識・技能を学
ぶ実践塾「肥後創成塾」を開催し中小企業の経
営基盤強化を図る。
3,000
500 現状維持
(A)中小企業経営支援事業 費(くまもと創業チャレンジ 産業政策課
熊本市創業支援事業計画を推進し、関係機関と
連携しながら創業を志す方に対し総合的・継続的
支援を行う。
3,000
3,500 拡大・充実
創業支援事業計画推進経
サポート事業)
(特)商工振興資金貸付金 産業政策課
(A)熊本駅周辺市街地再開
くまもと森都心プラザ等管
産業政策課
発推進事業(農水商工局
理運営経費
分)
中小企業へ円滑に資金を供給するため、中小企
業者向け制度融資の原資となる資金を取扱金融 20,058,000 3,343,000 現状維持
機関へ預託する。
熊本駅前東A地区に開設したビジネス支援セン
ター等を有するくまもと森都心プラザの管理運営
を行う。
中心市街地の賑わいを生み出し、感性ある街づく
りを促進するため、商店街等において音楽・舞
まちなか賑わい創出事業 商工振興課
踏・大道芸等ストリートパフォーマンス活動を行う
「ストリートアートプレックス」を官民協働で開催す
る。
中心市街地活性化基本計画(植木地区)に位置
(B)中心商店街にぎわい創
植木中央土地 づけられた賑わいを生み出すため、土地区画整
(植木町)中心市街地活性
出事業
区画整理事業 理事業による商業・住環境の整備に併せ、植木ま
化対策事業
所
ちづくり株式会社等と連携して商店街の活性化を
図る。
7,784,888
504,073 現状維持
32,000
5,500 現状維持
24,935
3,800 現状維持
商工振興課
熊本城と中心市街地商店街との回遊性を高め、
まちなかのにぎわいを創出するため、「城下町大
にぎわい市」を官民協働で開催する。
29,300
13,000 現状維持
商工振興課
商店街等が実施する活性化のためのイベント等
事業や地域課題に対応した事業、消費者の購買
意欲を喚起するプレミアム付商品券発行事業等
に対して助成を行う。
236,662
26,000 拡大・充実
(B)商店街コミュニティ再生
商店街買物弱者対策経費 商工振興課
事業
商店街等が買物弱者のために実施する送迎サー
ビスや移動販売等の事業に対し、支援等を行う。
3,312
1,000
見直し・改善
商店街空き店舗対策事業 商工振興課
商店街団体等が空き店舗を活用して実施する地
域コミュニティ施設の設置や店舗出店等の事業
に対する助成等の空き店舗対策を行う。
30,585
23,800
見直し・改善
商店街通行量調査事業
商店街活性化の基礎資料とするため、商店街の
通行量を把握する。
10,596
1,900 現状維持
大規模小売店舗立地法に基づく熊本市の意見を
形成するため、協議会の開催等を行う。
1,168
513 現状維持
桜町・花畑地区賑わい創
出事業
商店街活性化対策事業
商工振興課
(B)商業・流通業務機能強
化事業
大規模小売店舗立地事業 商工振興課
138
事業名
細事業名
所管課
H21∼26
事業費
累計
概 要
H27予算額
細事業
評価結果
産業政策課
介護職員初任者研修や求人企業と求職者のマッ
チングを図る合同就職面談会を開催するととも
に、中高年齢者を対象にライフプランセミナーを
開催する。
26,122
7,390 拡大・充実
UIJターン就職促進経費
産業政策課
大都市圏でのUターン・Iターン希望者と地場企
業との合同就職面接会を開催するとともに、求人
情報の提供や就職相談を行うサポートデスクを設
置し、UIJターン就職に向けたフォローアップを行
う。
3,998
12,300 拡大・充実
障がい者・母子家庭の母
の雇用対策経費
産業政策課
特に就職が困難な障がい者・母子家庭の母等を
雇用した事業所に対して雇用奨励金を交付する
とともに、法定雇用率を超えて障がい者を雇用す
る事業主に対して雇用奨励金を交付する。
33,845
9,700 現状維持
技能技術向上支援事業
産業政策課
技能技術の向上及び若年技能後継者の確保・育
成を図るため、認定職業訓練校及び熊本県技能
士会連合会への補助金を交付する。
173,659
1,860 現状維持
7,981
1,400 現状維持
雇用の安定と拡大経費
(C)雇用促進事業
労働条件の改善及び勤労者の福祉の向上を目
的として労働団体等が実施するメーデー等の事
業に対し補助金を交付する。
(C)労働者福利厚生支援事
労働者福祉向上支援事業 産業政策課
業
※参考:人件費(H24∼H26)
687,918 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
基準値
単位
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
十億円
2,298
(H17)
2,360
(H18)
2,431
(H19)
2,311
(H20)
2,300
(H21)
2,306
(H22)
2,323
(H23)
2,392
2,489
C
千人
615
628
595
690
666
674
672
700
750
C
(C)有効求人倍率
(中段括弧は全国平均)
−
1.02
(1.02)
(H19)
0.68
(0.77)
(H20)
0.49
(0.47)
(H21)
0.60
(0.56)
(H22)
0.71
(0.68)
(H23)
0.76
(0.82)
(H24)
【補助指標】
企業誘致件数(累計)
件
38
42
50
52
68
84
(A)市内総生産額
(B)商店街通行者数
(A)市内総生産額
十億円
2500
2400
2,431
2,360
2300
2200
2,298
(B)商店街通行者数
2,489 750
千人
700
2,311
2,300 2,306
2,323
650
600
2100
666
615
1
700
690
674
0.9
672
628
2000
0.7
0.5
550
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
0.4
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
139
58
78
%
1.02
0.97
0.9
1.02
0.82
0.8
0.6
595
98
(C)有効求人倍率
750
1.1
2,392
0.90
全国平 全国平
(0.97)
均以上 均以上
(H25)
0.77
0.71
0.6
0.68
0.76
0.68
0.49
0.56
0.47
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
D
A
②指標の分析
(A)
○H23の市内総生産の実績値は、前年度(H22)に比べプラス17億円(+0.74%)となり、若干のプラス成長となっています。同年度は、
国の実質経済成長率もプラス0.4%の微増となっていますが、平成22年秋頃から足踏み状態にあった日本経済は、一旦は持ち直しに
転じる動きを示したものの、H23年3月11日の東日本大震災とそれに伴う原子力災害により強い下押しを受けて弱い動きとなり、その影
響は、ストックの毀損、サプライチェーンの寸断、電力供給の制約等によ生産活動の落ち込みのほか、マインドの悪化による需要の減
退など多岐にわたりました。4月以降になると、被災地域の生産活動の一部が再開し、電力供給の制約が緩和する中で、サプライ
チェーンの修復が徐々に進む一方、個人消費にも持ち直しの兆しが現れ、地域経済においても同様の傾向がみられました。
(B)
○中心商店街(26地点)及び熊本駅・地域商店街(10地点)における平日・日曜2日間の歩行者通行量は、郊外大型店等との競合や
生活スタイルの変化等により、減少傾向が続き、平成22年度は、ピーク時(S62年:98.2万人)の約58%となる59.5万人と過去最低を記
録しています。H23年度以降は、調査方法を一部変更したため、これまでの数値と単純に比較は出来ないものの、九州新幹線全線開
業・城彩苑など観光交流施設等のオープンによる観光客等の増加等により、平成23年度においては69万人、以降H24年度66.6万人、
H25年度67.4万人、H26年度67.2万人となっており、目標達成には交流人口の増加等、継続的な賑わい創出が重要な課題となってい
ます。
(C)
○有効求人倍率について、H25年度実績値においては全国平均を下回りました。これは、H20年9月のリーマンショックやH23年3月の
東日本大震災の影響により悪化していた全国の景気が急速に回復しているものの、地方の景気は緩やかに回復していることが考えら
れ、依然、地方の雇用情勢は厳しく、求職者にとって深刻な問題となっています。
○補助指標である企業誘致件数については、H25年度実績がH24年度実績と同数の16件と2年連続で過去最高件数を達成、H26年
度実績も14件であったことから、累計で98件となり目標の62件を大きく上回りました。その理由としては、政令指定都市移行や九州新幹
線全線開業に伴う都市ブランド力の向上等が考えられます。
③現状
(A)
○地場企業技術革新事業
地場企業の生産技術や製品開発力向上を目指して、研究開発助成や産学連携支援等を行ってきましたが、長引く景気低迷の影響
等により成果指標である市内総生産額は上昇傾向にあるものの、未だ目標値に届かない状況にあります。
○地場企業販路開拓・拡大事業
販路開拓・拡大事業について、見本市出展支援や北九州市、福岡市、鹿児島市と連携した事業を行ってきましたが、長引く景気低迷
の影響等により成果指標である市内総生産額は上昇傾向にあるものの、未だ目標値に届かない状況にあります。
○企業誘致促進事業
H23年度に企業立地推進体制を強化し、24年度には企業立地促進条例の改正により支援制度を拡充するなど、政令指定都市移行
を見据え積極的に企業誘致に取り組んできた結果、九州新幹線全線開業の効果も相まって、進出先として企業の注目度が高まり、指
定都市移行後の3年間で立地件数が46件となっている。
○中小企業経営支援事業
経営改善や創業支援による基盤強化においては、くまもと森都心プラザビジネス支援センターや熊本学園大学との共催による経営
者向け講座開設等、企業経営における段階的支援体制の整備に努めている。
○東A地区市街地再開発情報交流施設(くまもと森都心プラザ)
定期モニタリングにより、実施する事業や提供するサービスの質的向上による利用者満足度の向上を図っている。
(B)
○中心商店街にぎわい創出事業
中心市街地活性化基本計画に基づき、複数の中心商店街や熊本城等と連携した、官民一体となったイベント事業等の展開により、
まちなかの回遊性向上に努め、一定の賑わいは創出したものの、持続的な賑わいを創出するまでには至っていません。
○商店街コミュニティ再生
商店街は、商業機能はもとより、交流拠点としてのコミュニティ機能の役割を担うなど地域住民にとって欠かせない存在ですが、郊外
大型店やインターネット通販等との競争の激化、商店主の高齢化等により厳しい状況にあります。
このようなことから、商店街活性化事業等による商店街の魅力発信や空き店舗の解消に支援を行い、一定の賑わいは創出したもの
の、持続的な賑わいを創出するまでには至っていません。
(C)
○雇用促進事業
高校生、大学生等を対象とした企業ガイダンス、雇用のミスマッチ解消及び求職者へ就業機会を提供する就職促進会を実施してい
ますが、有効求人倍率の低迷に加え、依然として若年層における早期離職や既卒未就職者が多い状況です。また、人口減少が進む
中、多くの若者が進学や就職で大都市圏へ流出している状況にあります。
○労働者福利厚生支援事業
雇用情勢が低迷する中で、大企業と格差のある中小企業勤労者の福祉向上を図るため、労働者の労働環境改善に取り組む団体へ
の助成や中小企業退職金共済掛金制度への加入促進を図るための助成を実施していますが、雇用情勢は緩やかに持ち直しの兆し
を見せているものの未だ厳しい状況にあります。
140
④課題
(A)
○地場企業技術革新事業
今後は、支援実施後の製品化や販路開拓等についてのフォローアップ体制の確立やくまもと産業支援財団等、関係団体とのより密
接な連携体制の構築、さらには企業のニーズを踏まえた、資金面、技術面、人材面等の各側面からのより効果的な支援も必要となって
います。
○地場企業販路開拓・拡大事業
販路開拓・拡大については、第3回九州食の展示商談会を開催しており、今後も商談会の拡充をはじめ、九州規模のスケールを生か
して素材や商品の販路開拓・拡大の推進が課題となっています。
また、海外販路開拓については、県や貿易専門機関等と連携しながら効果的な支援に取り組むとともに、新たに海外展開に取り組む
企業の拡大を図るための支援を強化する必要があり、専門機関等との更なる連携強化を図るための協議会を活用した効果的なビジネ
ス支援に取り組むとともに、新たに海外ビジネス展開に取り組む企業の拡大を図るため商談の事前事後フォローアップや企業のスキル
アップなどの支援を強化する必要があります。
○企業誘致促進事業
これまで企業立地推進室及び企業立地推進東京出張所の新設、企業立地推進本部の設置といった、企業誘致を推進する組織体
制を整備してきましたが、更なる企業誘致を図るためにはワンストップサービスの充実を図っていかなければなりません。
また、企業立地促進条例を改正し、企業立地促進補助金を大幅に拡充する中で、新たに物流センターを企業誘致のターゲットに設
定しましたが、社会経済情勢の変化を見極めながらターゲットの見直しをしていく必要があります。
さらに、今藤・城南の二つの公営工業団地への製造業・物流業等の誘致を実現し、早期完売を達成することが大きな課題です。
加えて、コールセンターや事務受託などのオフィス系企業の立地が進んでおり、依然として引き合いが続いていることから、更なる立
地につなげるため、多様な能力を持った人材の育成や、企業ニーズを満たす空きオフィスビルの確保についても大きな課題となってい
ます。
○中小企業経営支援事業
経営改善や創業支援による基盤強化においては、くまもと森都心プラザビジネス支援センターの開設や熊本学園大学との共催によ
る経営者向け講座開設等、企業経営における段階的支援体制の整備に努めてまいりましたが、今後も経済情勢の変化を的確に捉え
ながら時勢に即した効果的支援体制を整備していく必要があります。
○東A地区市街地再開発情報交流施設(くまもと森都心プラザ)
定期モニタリングにより、実施する事業や提供するサービスの質的向上による利用者満足度の向上を図っており、今後も引き続き指
導していくことが必要です。また、再開発地区管理組合との連携による東A地区全体の賑わい創出にも取り組んでいく必要があります。
(B)
○中心商店街にぎわい創出事業
今後は、2期中心市街地活性化基本計画の基本方針に基づき、桜町・花畑地区の持続的な賑わいを回復し、2核(通町筋地区、桜
町地区)3モール(上通り、下通り、新市街)の機能改善による回遊性向上の仕組みを構築していく必要があります。 また、中心市街地
活性化基本計画(植木地区)に基づき、熊本市植木地区の顔となる快適で暮らしやすいまちづくり、商業拠点として地域住民の生活を
支えるまちづくりを目指し、土地区画整理事業による魅力ある商業・住環境の整備と併せて、地元商工会や植木まちづくり株式会社と
連携して商店街の賑わいの回復を図る必要があります。
○商店街コミュニティ再生
H23年度より、重点的に買物弱者対策や空き店舗対策事業など、コミュニティ機能の再生に向けた支援を行っており、特に、空き店舗
事業においては、民間や個人など対象範囲の拡大等補助要件の見直しを行い、補助件数は伸びているものの抜本的な空き店舗解消
にはつながっていません。
(C)
○雇用促進事業
依然として若年層における早期離職や既卒未就職者が多いことから、若年者の就業機会の拡大に力を入れる必要があり、若年求職
者と求人企業とのマッチングを図る合同企業面談会や雇用の成長分野である介護職の資格取得講座等を開催するほか、地場企業に
優秀な人材を確保できるよう、大都市圏でのUIJターン就職面接会を開催し、雇用促進を行う必要があります。
○労働者福利厚生支援事業
雇用情勢は緩やかに持ち直しの兆しを見せているものの未だ厳しい状況にあるため、勤労者の福利厚生の充実を図る一般財団法
人熊本市勤労者福祉センターが運営する「ふれあう共済制度」への加入促進も含め、関係機関との連携強化を図り、更なる周知啓発
に努める必要があります。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性
(A)
○地場企業技術革新事業、地場企業販路開拓・拡大事業
成長産業への重点的な支援を通して、地場企業の生産技術や製品開発力等を高め、商品の高付加価値化を図るとともに、国内外
に向けた販路開拓・拡大やグローバル化を進め、収益と競争力の向上を図ります。
○企業誘致促進事業
指定都市移行による都市ブランド力、九州新幹線全線開業による拠点性の向上等を活かしながら、企業立地を一層推進し、本市経
済の活力を高め、雇用の創出を図ります。
また、中心市街地へ集積が進んでいるコールセンターや事務の受託などのオフィス系企業の更なる誘致に向け、オフィスビルの新
築・建替えを促進するための支援策を、モデル事業として実施します。
○中小企業経営支援事業
中小企業への融資制度や人材育成、経営相談及び創業支援等、経営の基盤強化に努めるとともにくまもと森都心プラザビジネス支
援センターを通じて、中小企業の経営力向上などを図ります。
(B)
○中心商店街賑わい創出事業、商店街コミュニティ再生事業
中心商店街の賑わい創出に向けて、官民一体となったイベント事業等の展開をはじめ、回遊性の向上を図ります。また、地域コミュニ
ティの核となる地域商店街の機能向上を図ります。また、植木地区の中心商店街の賑わい創出に向けて、地元商工会や植木まちづく
り株式会社などによるイベントの開催や新店舗の誘致、商業施設のリニューアルを行い、商店街の活性化を図ります。
(C)
○雇用促進事業、労働者福利厚生支援事業
若年未就職者の就業機会の拡大を図るため、関係機関と連携して求人企業とのマッチングや大都市圏でのUIJターン就職面接会に
重点的に取り組みます。また、労働環境向上による中小企業勤労者の福利厚生充実を図るため、勤労者福祉施策の周知・啓発に積
極的に取り組みます。
141
第7章 第2節 観光・MICEの振興
∼ 本市特有の歴史や文化を生かした観光・MICEの振興を図る ∼
【施策実施局:観光文化交流局、都市建設局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆国内はもとより海外、特に東アジアをターゲットとした観光客やMICEの誘致に取り組みます(A)
○各種広報媒体の活用や県・九州各都市との連携により観光客を誘致すると共に、地元大学や団体との人的ネットワークの強化を
図りMICEの誘致を行います。
◆新たな観光資源の掘り起こしを行うとともに、観光客の受入態勢を充実します(B)
○本市を訪れた観光客に満足して過ごしていただくよう、観光のイベント開催や新たな観光資源の掘り起しを行うとともに、情報提
供やサイン整備などに取り組み、快適で利便性の高い受け入れ態勢を充実します。
◆復元整備を進めている熊本城を核に、本市の観光資源のさらなる魅力の向上を図ります(C)
○観光資源の更なる魅力向上に向け、熊本城の利活用や桜の馬場地区の観光交流施設の整備、そして動物の生態観察を重視
した動植物園の再編整備に取り組みます。
○熊本を代表する観光施設であるとともに、市民の憩いの場である熊本城公園と旧細川刑部邸の適切な維持・管理を行います。
○「特別史跡熊本城跡保存活用委員会」にて、今後の熊本城の整備及び利活用について検討します。
○熊本城おもてなし武将隊を活用し、熊本城の魅力PRや県内外へのプロモーション活動を推進します。
○動植物園の再編整備に関連し、給排水施設整備を行い園内の池の清流化に取り組みます。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
細事業名
所管課
H21∼26
事業費
累計
H27予算額
細事業
評価結果
観光振興課
250,201
40,900 拡大・充実
広域観光ネットワーク推進
観光振興課
経費
九州内主要都市や阿蘇・天草地域と連携し、広
域での観光PRを行う。
84,900
14,200 現状維持
国際観光客誘致経費
観光振興課
東アジア戦略に基づく台湾や韓国・中国など、
上海事務所や九州他都市との広域連携による
誘致活動を行うことで、本市の更なる知名度向
上、外国人観光客の増加を図る。
72,885
13,865 拡大・充実
コンベンション協会助成
観光振興課
熊本国際観光コンベンション協会の行うMICE誘
致支援事業や観光客誘致事業、情報収集・提
供事業等に対する補助を行う。
598,026
68,500 現状維持
(仮称)熊本城ホールを桜町地区に整備すること
により、MICE開催地としての機能強化を図り、国
内外から選ばれる都市を目指す。
43,532
38,000 拡大・充実
(A)コンベンション誘致対策 (仮称)熊本城ホール整備 MICE推進課
事業
事業
(B)観光客受入対策事業
概 要
本市が保有する観光資源の磨き上げ・活性化を
図り、入込みが多い九州・山口圏内と新幹線沿
線主要都市をターゲットとして、多角的な観光客
誘致活動を行う。更に、閑散期の誘致策や、
ネットやSNSを活用した展開を引き続き実施す
ることにより、本市への観光客誘致を図る。
国内宣伝経費
(A)観光客誘致対策事業
6,588,014千円
MICE推進事業
MICE推進課
地域経済の活性化及び都市イメージの向上等
のため、関係団体との連携、受入体制の充実な
どソフト施策の強化を図り、本市におけるMICE
開催の促進を図る。
175,732
58,100 拡大・充実
観光案内所運営経費
観光振興課
旅行者のニーズに対応した最新の観光情報が
提供できるよう観光案内所の充実を図る。
193,851
36,488 現状維持
観光案内標識整備経費
観光振興課
観光資源の魅力を十分認識してもらうため、場
所を示した案内板、説明版の設置、建て替え等
を実施する。
73,422
9,500 拡大・充実
電子情報板管理経費
観光振興課
熊本城及び中心市街地を訪れる観光客に対
し、気軽に情報を得ることができる電子観光情
報版の運営を行う。
5,364
1,200 廃止・休止
観光おもてなし向上経費
観光振興課
接遇や観光施設に関する知識などを身につけ
る研修を行い、本市観光のおもてなしの向上を
図る。
35,302
500 現状維持
観光施設維持管理経費
観光振興課
観光資源の魅力向上を図るため、観光施設の
適正な維持管理を行う。
47,320
10,310
-
九州自然歩道利用拠点施
観光振興課
設管理運営業務
金峰山一帯の観光レクリエーションの拠点であ
る九州自然歩道利用拠点施設の管理を行う。
35,226
6,350
-
城彩苑∼頬当御門間シャ
観光振興課
トルバス運行経費
観光客が円滑に移動できるように、城彩苑∼頬
当御門間のシャトルバスを運行する。なお、H26
年1月より、利用者のニーズと費用の適正化を図
り、利用バスの小型化を実施。
98,337
142
10,673 現状維持
事業名
(B)観光客受入対策事業
細事業名
所管課
H27予算額
細事業
評価結果
熊本城・桜の馬場観光交
流施設歴史文化体験施設 観光振興課
共通入園券事業
熊本城と城彩苑の歴史文化体験施設に1枚の
券で入園できる共通入園券を発行し、観光客の
利便性の向上及び滞留時間の延長を図る。
66,960
17,400 現状維持
観光調査経費
観光振興課
観光客の動向や観光満足度及び期待値の現状
を調査し、魅力ある観光地つくりのための基礎
資料とするため、アンケート調査及び分析を行
う。
6,335
1,550 現状維持
観光施設整備事業
観光振興課
観光資源である観光施設を整備することで、本
市を訪れる観光客に対して魅力をアピールする
とともに更なる観光客誘致を図る。
11,510
32,800 現状維持
観光客の交通上の利便性を高め、観光拠点へ
熊本城周遊バス運行助成
交通政策総室 の円滑な移動を促すため、熊本城周遊バス「し
経費
ろめぐりん」運行事業に対する補助を行う。
112,640
28,700 現状維持
245,357
45,330 現状維持
くまもと工芸会館管理運営
文化振興課
業務経費
本市の工芸の振興と発展を図るために、くまもと
工芸会館の管理運営及び施設の維持管理を行
う。
伝統的工芸品普及経費
伝統的工芸品の普及常用の拡大を図るととも
に、後継者育成のため人材育成を目指す。
28,650
4,270 現状維持
老朽化に対応するため、くまもと工芸会館の施
設の改修整備を行う。
41,097
1,700 現状維持
文化振興課
くまもと工芸会館整備事業 文化振興課
にぎわいづくり推進経費
(B)観光イベント・観光資源
掘り起こし事業
熊本市にぎわい創造部会(火の国まつり、お城
まつり運営委員会)へ負担金を支出し、中心市
街地をはじめ、まつりやイベントを通じた賑わい
創出を図る。
観光振興課
わくわく江津湖フェスタ実行委員会へ負担金を
(にぎわい推進
支出し、水前寺江津湖一帯の魅力創出を図り、
室)、熊本城総
観光資源化に取り組む。
合事務所
民間イベント主催者が実施する賑わいづくりへ
の支援を行う。
官民イベント主催者間での情報共有を促進す
る。
くまもと花火大会関連経費 観光振興課
(C)熊本城の魅力向上事
業
H21∼26
事業費
累計
概 要
603,604
花火大会を復活開催するにあたり、安全対策、
警備計画、交通規制、サイン看板等の配置や会
場設営関係等の各種基礎調査及び基本設計を
実施する。
106,700
見直し・改善
7,000
100,000 拡大・充実
1,477,676
267,267 現状維持
熊本城施設管理事業
熊本城総合事
熊本城及び熊本城公園の管理経費
務所
旧細川刑部邸管理経費
熊本城総合事
文化的遺産である旧細川刑部邸の管理経費
務所
136,714
25,154 現状維持
熊本城おもてなし経費
熊本城総合事 来園者の利便性・快適性を高めるためのハー
務所
ド・ソフト整備経費
314,928
102,620 現状維持
桜の馬場観光交流施設管
観光振興課
理運営経費
PFI事業者に施設の維持管理運営等を委託す
ることにより、民間の有するノウハウを活用した広
1,648,701
報や展示更新を行い、質の高い公共サービスの
提供を実施する。
203,400 現状維持
熊本合同庁舎地内におけ
観光振興課
る暫定活用事業
観光バスを対象とした乗降スペースとして使用
するため、熊本合同庁舎敷地の一部を暫定的
に活用する。
動植物園再編整備経費
動植物園
集客対策経費
動植物園
(C)桜の馬場整備事業
(C)魅力ある動植物園事業
67,233
13,087 現状維持
第4期再編整備計画として、サバンナの水辺エリ
ア整備を行い、魅力ある動植物園を目指す。
給排水施設の整備を行い、水資源の再利用化
を図る。
796,251
68,000 拡大・充実
新春、春のこどもまつり、夜間開園及び秋桜まつ
り等のイベントを開催し、来園者数の増加を図
る。
103,803
17,400 拡大・充実
※参考:人件費(H24∼H26)
143
2,196,091 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
(A)観光消費額(暦年)
基準値
実績値
目標値
H21
H22
H23
H24
億円
598
(H19)
687
(H20)
664
(H21)
600
(H22)
621
(H23)
616
631
760
(H24) (H25) (H24)
810
(H29)
C
(B)宿泊者数(暦年)
千人
2,082
(H19)
2,202
(H20)
2,030
(H21)
2,096
(H22)
2,228
(H23)
2,346 2,430 2,500
(H24) (H25) (H24)
2,650
(H29)
B
(C)観光客の満足度
%
71
74
76
72
76
75
80
A
(C)熊本城入園者数(暦年)
千人
2,040
1,774
1,553
1,562
1,516
2,000
2,000
D
億円
640
810
760
621
631
2,000
%
86
84
82
80
78
76
74
72
70
2,500
H23
H24
H25
H26
(C)観光客の満足度
2,202
2,082
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
(C)熊本城入園者数
千人
86
2,346
2,030 2,096
H20
H30
2,650
2,430
2,228
2,200
2,100
H22
(B)宿泊者数
2,300
616
560
H21
1,603 1,631
2,400
600
H20
86
H30
2,500
664
600
H25
2,600
687
598
H26
2,700
760
680
78
千人
(A)観光消費額
800
720
H25
達成度
H20
2,100
2,000
80
76
76
74
1,900
78
1,800
75
1,700
2,040
2,000
1,603
1,600
71
1,553
1,562
H22
H23
1,500
72
H20
H21
H22
H23
H25
H26
H30
1,631
1,516
1,400
H24
2,000
177.3
H20
H21
H24
H25
H26
H30
②指標の分析
(A)
○H25年の観光消費額については、九州北部豪雨災害や近隣諸国との外交の影響により減少となっていた前年に比べ、観光客入込数の回
復に伴い、15億円の増となりました。
(B)
○宿泊者数については、目標値まで届かないものの、約243万人(対前年約8万人増、約3.5%増)と、ここ数年では最高値となりました。要因と
しては、関西以西や名古屋などの新幹線沿線都市、また、観光ビザの発給要件の緩和や受入体制の整備など、国のビジットジャパン事業に
加え、円安が進んだことにより、海外からの宿泊客が増加したことなどが考えられます。
(C)
○観光客の満足度は、86%と目標値を達成しました。今後も引き続き観光ボランティアや観光案内業務をはじめ、本市が行っているおもてなし
や観光情報提供などの取り組みが必要です。
○熊本城の入園者数は、基準値となるH20年から減少傾向でしたが、九州新幹線全線開業を機にH23年には微増。しかし、H24年は、九州北
部豪雨災害等の影響により、特に7月以降の入園者数が少なく、H23年と比べ微減となりましたが、H25年・H26年は「熊本城おもてなし武将隊」
の活躍や「ひごまる」による観光客へのおもてなしなどにより、H25年は160万人(対前年8万7千人増)、H26年は163万人(対前年3万1千人増)
となっています。
144
③現状
(A)
○観光客誘致対策事業
広告掲載による宣伝や九州内他都市と連携した観光プロモーションによる国内外の観光客誘致やメディアを活用した旅行商品造成等に取り
組んでいます。
○コンベンション誘致対策事業
エージェントに対するセールスや旅行商品の造成のほか、ボランティアガイドや着地型(体験)観光の充実など、コンベンション協会が行う観
光客誘致事業に対する補助を行っています。
H26年度は、(仮称)熊本城ホールの整備に向け再開発会社との協議を進めました。また、県や関係機関と連携しラグビーワールドカップ
2019の熊本への招致に努めるとともに、コンベンション協会と連携したインセンティブトラベル誘致活動等に取り組みました。
(B)
○観光客受入対策事業
旅行者のニーズに対応した最新の観光情報の提供のほか、観光案内標識の整備、外国人観光客を含めた交流人口の増加に向けたICT環
境の整備を行っています。
(C)
○熊本城の魅力向上事業
H26年度は、トイレ建替や洋便器化改修及び雨水対策工事等ハード面の整備や、熊本城おもてなし武将隊を活用したおもてなしを実施しま
した。
○桜の馬場整備事業
H23年3月のオープン以降、PFI事業者を指定管理者とした管理運営を行い、民間のノウハウを活用した広報や展示更新を行っています。ま
た、観光バスを対象とした乗降スペースとして、熊本合同庁舎敷地の一部を暫定的に活用しています。
④課題
(A)
○観光客誘致対策事業
九州新幹線の開業効果が落ち着く中、これまで取り組んできた観光素材の魅力向上、広報・プロモーション展開を継続的に進めることが重要
であり、今後も、新幹線沿線主要都市での積極的なプロモーションのほか、東アジア戦略に基づく台湾や韓国・中国に加え、誘客が見込める
国にターゲットを絞った海外プロモーションなどの取り組み強化が必要です。
○コンベンション誘致対策事業
(仮称)熊本城ホールの整備を確実に進めるとともに、コンベンションのみならずイベント、エンターテインメント等各催事の主催者とのネット
ワークを構築する必要があります。
(B)
○観光客受入対策事業
快適で利便性の高い受入態勢の充実を図るため、観光情報の提供や観光案内標識の整備に取り組んできました。今後も、おもてなし向上
に向け、観光案内業務の充実や観光案内標識の整備のほか、外国人観光客に不可欠な無料Wi-Fi環境の整備支援などが必要です。
また、伝統工芸工芸担い手育成事業を開始し、人材育成に取り組みました。
(C)
○熊本城の魅力向上事業
お城まつりなどのイベントの充実や、熊本城おもてなし武将隊を活用したおもてなしに努めてきましたが、より一層入園者増を図るため、魅力
ある事業を展開していく必要があります。
○桜の馬場整備事業
九州新幹線開業に合わせH23年3月にオープンした「桜の馬場 城彩苑」については、今後も、熊本城域の魅力を高め、周辺地域の回遊性
向上を図るとともに、国内外へ向けた更なるPRが必要です。
○魅力ある動植物園事業
観光客の満足度を高めるため、中心市街地の”にぎわい創出”の他、郊外の魅力をさらに高める必要があります。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○観光客誘致対策事業
従来の新幹線沿線主要都市に加え、関東など首都圏に対し、広告掲載による宣伝や九州内他都市と連携し観光プロモーションを実施しま
す。また、本市とゆかりの深いアジアの都市や誘客が見込める国にターゲットを絞り、上海事務所や他都市との広域連携による観光客誘致に
努めます。
○コンベンション誘致対策事業
(仮称)熊本城ホールが九州のコンベンション・エンターテインメントの拠点施設となるよう使い勝手の良さを追求するとともに、コンベンショ
ン、イベント、エンターテインメント等、各方面の主催者に対する施設のPR、誘致活動に積極的に取り組みます。
(B)
○観光客受入対策事業
観光客へのおもてなしと利便性向上に向け、観光案内標識や無料Wi-Fi環境の整備、観光案内所などの充実を図ります。
人材育成だけでなく、今後、伝統工芸の販路拡大事業に取り組み、伝統工芸の継承・振興を図ります。
○観光イベント・観光資源掘り起こし事業
火の国まつり、お城まつり、わくわく江津湖フェスタ等の催事を開催し、市外からの誘客や中心市街地の活性化を図ります。
また、花火大会を復活開催するために、各種課題等を調査・研究し、万全な安全対策の実施により円滑な事業運営を行います。
(C)
○熊本城の魅力向上事業
熊本城の新たな魅力創出に向けて、城彩苑と連携を図るとともに熊本城おもてなし武将隊をより積極的に活用し、来園者へのおもてなし向上
に努めます。
○桜の馬場整備事業
熊本城域の魅力を高め、観光客の滞留時間を拡大するとともに、周辺地域への回遊性を促進し、中心市街地の活性化を図ります。
○魅力ある動植物園事業
再編整備計画第4期サバンナの水辺エリアの整備を行います。
再編整備計画第4期整備の前に、水資源の再利用化を図るための給排水施設整備を行います。
イベントの充実を図ることにより、より一層の集客に努めます。
145
第7章 第3節 農水産業の振興
∼良質な農水産物の提供と農水産業の持続的発展を図る∼
【施策実施局:農水商工局、5区役所、農業委員会事務局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆安全・安心で良質な農水産物を生産し、消費者の理解を深め、消費拡大を図ります(A)
○化学合成農薬・肥料等の適正使用や土づくり等を推進し、安全・安心で良質な農産物の生産を図ります。
○直売所の拡充等により地元農水産物の地域内での流通を推進します。
○6次産業化や農商工連携等による加工品開発や新たな流通経路の開拓を推進します。
○市民に対し、地元農水産物や農水産業への一層の理解促進を図るため、交流イベントのみならず、普段から市民が地元農産物
を入手し味わうことができるようPR活動や環境づくりを行います。
○水産資源の維持と増加を図るため、生育環境の保全やアサリやハマグリ等の採貝方法のルール化、種苗の放流等を行います。
◆農水産業の担い手育成や生産性の向上を図ります(B)
○経営規模の拡大や法人化を支援するとともに、共同で営農を行う集落営農組織を育成します。
○新規就農者や農業後継者、女性農業者等の担い手を支援し、幅広い人材を確保・育成します。
○のり養殖業の協業化、漁業協同組合が行う漁業環境保全施設・設備の導入を支援します。
○各種補助事業や融資制度を活用し、経営の改善・安定化につながる施設や機械等の導入を支援します。
○鳥獣・病虫害対策や各種共済制度、価格安定対策などにより生産や経営の安定を図ります。
○農地、漁場、農水産業関連施設等の生産基盤の計画的な整備とともに保全・更新を進めます。
○化学肥料や農薬使用量の削減、有機物利用促進、エネルギー転換等を推進し、環境と調和した農水産業を展開します。
◆農水産業地域の活性化を図ります(C)
○各区の地域の特性を活かした農業振興を図ります。
○農水産業体験や都市農村交流について、農水産業者の活動を支援するとともに、関係団体と連携して活動を推進します。
○農地・農道・水路・沿岸部などの保全・整備を通じて、集落機能を維持・活性化する等して、住み良い農水産業地域づくりを進めま
す。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
細事業名
熊本市農水産業計画推進
(A)畜産振興事業
(A)地産地消の推進事業
概 要
H27予算額
細事業
評価結果
140 現状維持
8,575
7,400 拡大・充実
63,884
30,000 拡大・充実
25,778
5,620 拡大・充実
水産資源の維持増殖を図るため、有用魚貝類の
種苗を放流する。
35,773
7,300 拡大・充実
漁場環境保全対策推進経 水産振興セン
費
ター
漁場環境の改善に向けた耕耘活動への支援を
行う。
3,326
450 現状維持
漁業技術指導経費
水産振興セン
ター
水産技術の普及、アサリ生産向上のための漁場
調査と支援等を行う。
15,464
4,500 現状維持
外来魚駆除対策経費
水産振興セン
ター
内水面資源の増殖と在来種保護のための外来魚
対策に取り組む。
5,779
2,300 現状維持
市産農産物の生産者等と飲食店・流通業者等を
こだわり熊本やさい流通促 農商工連携推 直接繋ぐ新たな農産物流通モデルを構築し、「農
進課
進事業
家所得の向上」及び「市産農産物の普及拡大」を
達成する。
8,944
5,500 現状維持
農産物フェア実行委員会への補助金を助成す
る。また、全国でも有数の生産地である本市農業
農商工連携推
をアピールし、農産業の活性化を図るとともに、各
進課
種イベントを通じて市民、消費者への農業理解を
促進する。
35,700
5,400 現状維持
(A)市民との農業のふれあ
農産物フェア開催経費
い促進事業
(特)食肉センター管理運営
(A)(特)食肉センター管理 経費
運営・整備事業
(特)と畜解体経費
農業政策課
H21∼26
事業費
累計
2,464
水産資源増殖経費
(A)漁業生産振興事業
所管課
「農水産業計画」の進行管理を行う委員会を設置
し、計画の推進を図る。
くまもと産農水産物のブランド化を推進するため、
農水産物ブランド化推進 農商工連携推 HP等を活用したPR、商品紹介のリーフレットを
進課
事業
作成し、各種プロモーションで試食等を行ない広
くPR等を行う。
農業経営の安定・所得向上を図るため、各区の
農商工連携推 農業特性を活かした、やる気のある農業者等の
熊本市農業わくわく化事業
進課
生産や流通など多様な取り組みに対する支援を
行う。
家畜伝染病の予防注射や高品質畜産物生産の
農商工連携推
畜産総合対策経費
ための優良家畜の導入などにより、安定的な生産
進課
基盤を確立する。
(A)農水産業計画推進事業 経費
(A)農林業生産振興事業
13,283,280千円
水産振興セン
ター
食肉センター
食肉の流通拠点として食肉センターの適正な管
理運営を図る。
787,024
59,400 廃止・休止
食肉センター
食肉センターに搬入された馬のと畜解体を適正
に行う。
1,155,052
55,920 廃止・休止
146
事業名
細事業名
所管課
概 要
城南地域物産館建設事業 農業政策課
(A)物産館整備事業
植木地域農産物の駅(仮
称)建設事業
農業政策課
若手農業者総合支援対策
事業
農業政策課(担い手
推進室)、東区農業
振興課、西区農業
振興課、南区農業
振興課、北区農業
振興課
青年就農給付金事業
農業政策課(担い手
推進室)、東区農業
振興課、西区農業
振興課、南区農業
振興課、北区農業
振興課
熊本市新規就農支援緊急
対策事業
熊本市・城南町新市基本計画に基づき、地域の
活力をつくりだす産業・経済の振興のため物産館
を建設する。
熊本市・植木町新市基本計画に基づき、地域の
活力をつくりだす産業・経済の振興のため農産物
の駅を建設する。
農業後継者クラブの活動支援や助成を行うととも
に、農業後継者を対象とした経営研修会を開催
する。
また、職業として農業にチャレンジしたいと希望す
る者に対し、農業技術に関する実践研修を行い
新規就農者の確保を図る。
H21∼26
事業費
累計
225,011
H27予算額
細事業
評価結果
-
現状維持
207,071
186,880 拡大・充実
25,278
9,814 拡大・充実
農業への新規参入者及び親元就農者に対し、経
営リスクの軽減や営農継続を推進するため、国の
青年就農給付金を支給し就農を支援する。
368,750
190,000 現状維持
農業政策課(担い手
推進室)
職業として農業にチャレンジしたいと希望する者
に対し、農業技術に関する実践研修を行うととも
に、若手農業者に対してさらなる質の向上を図る
フォローアップ研修を実施する。
6,739
0 現状維持
認定農業者支援事業
農業政策課(担い手
推進室)、東区農業
振興課、西区農業
振興課、南区農業
振興課、北区農業
振興課
補助事業制度の周知及び積極的活用を促進す
るとともに、認定農業者及び集落営農組織の確
保に努める。また、経営研修(経営分析・診断)や
法人化研修を開催する。
26,963
3,972 現状維持
農業金融対策経費
農業政策課(担い
業制度資金を活用した場合、利息の負担軽減の
手推進室)
25,413
2,981 現状維持
農業政策課(担い手
推進室)、東区農業
振興課、西区農業
振興課、南区農業
振興課、北区農業
振興課
米の生産調整を農業者及び農業団体が主体的
に実施するため、情報の提供、助言・指導及びJA
熊本市への補助金の交付し米の計画的生産を推
進する。
35,667
2,654 現状維持
(B)農業振興地域整備計画推 熊本農業振興地域整備計
農業振興地域農用地区域の個別見直し等、熊本
区農業振興課、
画関係経費
進事業
北区農業振興課 農業振興地域整備計画の適切な管理を行う。
10,039
4,100 現状維持
(B)担い手育成事業
(B)経営体育成支援事業
認定農業者が経営改善や体質強化のために農
ための利子補給を行う。
(B)水田農業対策推進事業
新需給システム推進事業
農業政策課、南
内水面養殖振興対策経費
水産振興セン
ター
画図地区で毎年行われる錦鯉品評会への事業
費に対して補助を行う。
1,200
200 現状維持
団体助成
水産振興セン
ター
海上保安協会熊本県支部他4団体への負担金
及び熊本市漁業振興協議会他2団体の事業費
に対して補助を行う。
17,756
3,076 現状維持
漁家育成経費
水産振興セン
ター
漁業後継者クラブ事業費運営補助及び水産振興
センターでの研修経費。
5,578
937 現状維持
水産業基盤整備交付金事業(県補助)を活用した
共同利用施設整備に対して助成を行う。
26,613
7,155 現状維持
31,090
20,000 現状維持
857,650
165,000 現状維持
1,382
180 現状維持
62,483
20,167 現状維持
2,023,400
37,274 現状維持
(B)水産業経営基盤強化事業
水産基盤整備交付金事業 水産振興セン
(水産業共同利用施設整備
ター
分)
農林業従事者に対し、農業経営の近代化などに
(特)農林業振興資金貸付 農業政策課(担
必要な資金を農協等の融資機関を通じて低利貸
金
い手推進室)
(B)(特)農林水産業金融支援
付を行う。
事業
(特)水産業振興資金貸付 水産振興セン 漁業経営の近代化に必要な資金を漁協等の融
金
ター
資機関を通じて低利貸付を行う。
(B)農業委員会運営事業
農業委員会活動強化対策 熊本市農業委員
農業委員会による農業振興業務を行う。
会事務局
経費
農業者戸別所得補償制度の実施に必要となる水
経営所得安定対策推進事 農業政策課(担
田作物の確認業務等を行う地域農業再生協議会
業
い手推進室)
に対し助成を行う。
(B)生産流通施設整備事業
農業生産振興事業(県補
助事業)
園芸農家等の生産体制強化及び産地育成を図
農商工連携推
るため、病害虫防除施設や循環扇、換気施設、
進課
電照施設、全天候型マルチ施設等を整備する。
147
概 要
H21∼26
事業費
累計
一般土地改良経費
農業政策課、北区農業
振興課北部分室、西区
農業振興課河内分室、
南区農業振興課飽田天
明分室、城南分室、南
区農業振興課、北区農
業振興課、西区農業振
興課、東区農業振興
課、中央区総務企画課
ほ場や農業用排水路、農道等の農村環境の整
備、改良、維持を行い農業経営を安定化す
る。
4,049,588
560,000 現状維持
湛水防除経費
農業政策課、南区農業
振興課飽田天明分室、
城南分室、南区農業振
興課、北区農業振興
課、西区農業振興課、
東区農業振興課
農地や農村、生命や財産を守るための排水機
場の整備、改修、維持を行う。
1,074,271
57,700 拡大・充実
漁港単独改良経費
水産振興セン
ター
市管理漁港の泊地の浚渫等を実施する。
135,817
28,700 現状維持
土砂置場整備経費
水産振興セン
ター
学料地区土砂置場の仮護岸の嵩上げ工事等を
実施する。
59,354
5,000 現状維持
漁港単県小規模施設改良 水産振興セン
経費
ター
県補助を活用して漁港施設の改良工事を行い、
施設機能の向上を図る。
43,342
9,900 現状維持
水産振興セン
ター
水産庁の漁港漁場整備長期整備計画の採択を
受け天明漁港の整備を実施する。
390,572
101,523 現状維持
塩屋漁港単独用地整備経 水産振興セン
費
ター
県管理塩屋漁港区域内の市単独用地の整備を
実施する。
90,295
海岸漂着物地域対策推進 水産振興セン
経費
ター
地域グリーンニューディール基金に基づく県補助
事業を活用して漁港海岸の漂着物を回収処分す
る。
1,499
600 現状維持
水産物供給基盤機能保全 水産振興セン
経費(ストックマネジメント) ター
水産庁の水産物供給基盤機能保全事業を活用
し、計画的な漁港施設の維持補修による施設の
長寿命化や更新コストの平準化と縮減を図る。
17,434
32,658 拡大・充実
(B)環境にやさしい農業推進事 環境保全型農業総合支援 農商工連携推 環境保全型農業直接支援対策や木質ペレット加
対策経費
進課
業
温機導入等に対する助成等を行う。
21,351
7,122 拡大・充実
事業名
細事業名
(B)土地改良基盤の整備事業
水産生産基盤整備経費
(B)漁港・漁場整備事業
所管課
H27予算額
0
細事業
評価結果
縮小・終期設定
(C)地域農業活性化支援事業
活気あふれる元気な農村
地域創造事業
少子高齢化が進行する農村地域の維持・活性化
に向けた地域計画の策定を支援するとともに、地
域の農業者や農業団体等が実施する交流事業
や活動を支援する。
12,125
2,000 拡大・充実
(C)中山間地域振興事業
農業政策課、西 対象地域(県の特認地域)に対し、地域の集落が
中山間地域等直接支払経 区農業振興課河 取り組むべき項目を定めた協定(集落協定)に基
内分室、北区農 づき、H22年度から5年間にわたり直接支払を実
費
業振興課
施する。
576,230
116,000 現状維持
(C)農業地域交流推進事業
農業構造改善施設管理経
費
農業従事者及び地域住民の研修及び交流の場
として、4箇所の農業構造改善施設の利用を促進
する。
87,533
11,669 現状維持
(C)水産業地域交流促進事業
市民と水産業の交流促進 水産振興セン
事業
ター
市民と水産業の交流促進による地域の活性化を
図る。
1,479
535 現状維持
地域共同活動による農地、農業用水等の資源の
基礎的な保全活動(水路の草刈、泥上げ、農道
の砂利補充等の農地、水路等の資源の日常管理
や水質保全、生態系保全等の農村環境の向上)
に資する活動を支援する。また、施設の長寿命化
のための活動への支援(農業用用水路等の長寿
命化のための補修・更新)を行う集落を支援す
る。
616,447
598,749 拡大・充実
本市における土地改良施設の多面的な活用及
び適切な維持管理にかかる住民の共同活動を支
援する。
97
10 現状維持
(C)集落機能の維持・活性化事
業
農地・水保全管理支払事
業
農業政策課
農業政策課、北区農業
振興課北部分室、西区
農業振興課河内分室、
南区農業振興課飽田天
明分室
農業政策課、北区農業
振興課北部分室、西区
農業振興課河内分室、
南区農業振興課飽田天
明分室、城南分室、南
区農業振興課、北区農
業振興課、西区農業振
興課、東区農業振興課
ふるさとの水と土保全経
農業政策課
費
※参考:人件費(H24∼H26)
148
1,875,170 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
基準値
単位
(A)農業産出額
億円
(A)漁業生産額(暦年)
億円
(B)担い手数
(認定農業者数+集落営農組織
数)
億円
H22
H23
H24
H25
H26
453
454
445
444
461
473
481
67
74
1,626
1,648
65
68
66
471
489
B
78
80
A
1,700
1,750
C
17,000 27,000
A
84
1,675
1,638
1,652
1,694
1,657
11,311 19,118 15,514 21,890 25,934 25,310 31,197
人
(H19) (H20) (H21) (H22) (H23) (H24) (H25)
億円
489
(A)漁業生産額
85
84
80
480
481
473
470
471
461
453
445
74
74
75
70
454
450
80
78
68
67
65
444
66
65
60
440
H20
H21
H22
人
H23
H24
H25
H26
H20
H30
(B)担い手数
1,780
1,750
1,750
H21
H22
H23
1,694
1,675
1,690
1,660
1,648
1,630
1,657
H22
H23
H24
H25
H26
11,311
H20
H30
H26
H30
H21
31,197
25,310
27,000
17,000
15,000
10,000
H21
H25
21,890
19,118
20,000
1,638
1,626
H20
25,934
25,000
1,652 1,700
H24
(C)交流イベント参加者数
人
35,000
30,000
1,720
1,600
H30
(H19) (H20) (H21) (H22) (H23) (H24) (H25)
490
460
74
達成度
H25
(H18) (H19) (H20) (H21) (H22) (H23) (H24)
(A)農業産出額
500
目標値
H21
(H19) (H20) (H21) (H22) (H23) (H24) (H25)
経営体
(C)交流イベント参加者数
実績値
H20
15,514
H22
H23
H24
H25
H26
H30
②指標の分析
(A)
○農業産出額は、H26年度(H25年度実績)において、温州みかん等を中心に生産量が増加したこと、牛肉や豚肉の全国的な生産量減少や円
安等に伴う国産需要の高まりに伴い価格が上昇したこと等を要因に増加し、481億円となりました。しかしながら、品目別で見ると、米の産出額は
大きく減少しているほか、農産物価格は気象や市況の影響を受けやすく、燃料や生産資材等の経費は依然として高止まりしている状況であり、
厳しい経営環境が続いています。
○漁業生産額は、ノリ養殖業と採貝業の生産額がほとんどを占めていますが、近年の温暖化による高水温や色落ち被害によってノリ生産額が減
少傾向にあり、干潟環境の悪化等によるアサリなどの貝類生産額についても減少傾向となっています。しかしながら、H26年の実績値(H24年漁
業生産額)は、前年比18億円の増加となっており、これは基幹漁業であるノリ養殖業において生産量が約1億6700万枚増加する近年にない農作
となり、共販における販売単価も若干上昇したことから生産額が23億円以上増加したため、採貝業、網漁業及び内水面養殖業に大きな変化はな
いものの全体として生産額が大幅に増加したものです。
(B)
○高齢の認定農業者については、5年後の経営改善目標を設定せず認定の再更新をされない者が増加傾向にあります。H26年度の認定につ
いては、新規認定者に対し、再認定の更新を実施されなかった高齢者等が6名上回り目標未達成となりました。担い手の確保は喫緊の課題であ
ることから、県、市、農協、農業委員会で構成する熊本市担い手育成総合支援協議会による認定農業者の育成、確保を行いながら、国の補助事
業制度などの支援策を有効に活用し、担い手の増加に繋げたいと考えます。
(C)
○交流イベント参加者数は前年からさらに伸び、目標値を大きく上回りました。これは、参加者が多いイベントが好天に恵まれたことや各地域で
開催されるイベントの定着化などにより、地元農水産物や農水産業への市民の理解や認知度向上が図られてきているためと考えられます。
149
③現状
(A)
○農林水産業生産振興事業
土づくりを基本とした安全・安心で品質の高い農産物生産、有望品種への転換、耐候性ハウスの整備による安定した施設園芸の推進などの取
り組みを実施しました。
○地産地消の推進事業、市民と農業のふれあい促進事業
消費地での商談会や試食会、生産地見学会を開催し、農産物や農業に関する調理、体験等で、食と農の理解促進を深めました。また、生産者
団体や食育関係団体等とイベントを連携することにより市民ニーズを的確に捉え、より効果的で市民と協働できる事業展開も図りました。
(B)
○担い手育成事業、水産業経営体育成支援事業
認定農業者等の意欲ある経営体が、経営規模の拡大や経営の多角化を図っていくために必要な農業用機械等の導入に関し支援を実施して
いるところです。また、担い手の確保については、新規就農者で独立自営就農直後の経営の不安定な初期段階について、経営が軌道に乗るま
での間、給付金を給付し営農定着に向けた取り組み支援をしております。
水産業では、漁獲量の増加を目的として有用魚種の種苗放流を行うことで漁家所得の向上を図っています。また漁業後継者の育成を図るため
団体の活動に対して支援を行っています。
○土地改良基盤の整備事業、漁港・漁場整備事業
農業の生産性向上や農業構造の改善を目的とした、農用地や農業用水路、農道などの農業生産の基盤の整備を行うもので、農地造成事業や
用排水施設整備事業のほか、農用地の改良又は保全のために必要な事業に取組んでいる。
さらに、国の「多面的機能支払交付金事業」を活用し、各地域において農地維持活動や資源向上活動(共同活動・長寿命化活動)などの農村環
境保全活動が活発に行われている。
また水産業では、国庫補助を活用した天明漁港の施設整備進めるとともに、市管理漁港の各施設について長寿命化を図るため水産基盤機能
保全(ストックマネジメント)事業を実施しています。
○環境にやさしい農業推進事業
環境負荷の軽減に配慮した持続的な農業を推進するため、国の補助制度である「環境保全型農業直接支援対策」に取り組むとともに、木質バ
イオマス加温機の利用に対し支援することで、加温施設園芸のエネルギー転換を推進しました。
また、地下水への硝酸性窒素負荷軽減を図るため、土壌分析結果に基づく施肥及び家畜排せつ物の適正処理等を推進しました。
(C)
○地域農業活性化支援事業、集落機能の維持・活性化事業
これまで、地域農業の活性化や地産地消を目的とした地域の農業者や農業団体等が運営を行う「農とぴあ」事業において、H17年度からH26
年度までに7地域(西里、河内、中島、飽田、富合、植木、東門寺)を指定する等、各地域で地域特産物を生かしたイベントや生産者と消費者との
理解促進のための交流などを展開してきました。また、芳野・河内・植木の中山間地域においては国からの交付金を活用して、集落ごとに農道や
水路の維持管理、共同で利用できる農業機械の購入や農業に必要な施設整備等も行ってきました。
さらに、国・県等の交付金を活用して、各地域において、田植えや稲刈りの体験、野菜の栽培や収穫体験、炭焼き体験などの農村環境保全活
動が活発に行われているとこです。
④課題
(A)
○農林水産業生産振興事業
農業で生計を立てられるような所得を確保するため、本市の農業特性に応じた市独自の支援を充実させ、高品質安定生産、販路拡大、環境負
荷低減等の施策を展開する必要があります。また、水産業においては、ノリ養殖業やアサリ増殖のための情報の提供と共有、技術指導、漁場調
査及び水産資源の維持・増殖のための種苗放流を継続していく必要があります。
○地産地消の推進事業、市民と農業のふれあい促進事業
今後は、本市の消費者に対しては、食と農のつながりへの関心や理解を身近に深めてもらうため、各区の農業の特性を生かした事業等を実施
し、また、県外等の消費者に対しては、全国有数の生産地である本市農業のアピールを図る目的で農産物フェアや各種イベントを通じ、市民や
消費者に対し農業への理解をさらに促進することが必要です。
(B)
○担い手育成事業、水産業経営体育成支援事業
将来にわたり地域農業を存続させるためには、集落単位で農業機械を共同利用する集落営農組織や担い手農家による農作業受委託組織な
ど、地域の実態に即した生産組織の育成を更に推進する必要があります。
また、担い手の確保としては、新規就農に対する相談体制の整備や若い農業後継者の経営管理能力向上を支援するとともに、規模拡大や農
業経営の合理化、低コスト化を図るための農地集積を推進する必要があります。また、水産業では、漁業協同組合の経営強化のため荷捌き所等
共同利用施設の整備や近代化を推進するなど、漁協の経営基盤強化が課題となります。
○土地改良基盤の整備事業、漁港・漁場整備事業
農地や農道、水路、漁港等の農水産物を生産するために必要な施設や排水機場や海岸堤防、海岸樋門等の農地や農村、漁村を守るための
施設の改修や整備、維持管理をさらに推進する必要があることから、今後は、農地や農道、水路、漁港等の農水産物を生産するために必要な施
設や排水機場や海岸堤防、海岸樋門等の農地や農村、漁村等を守るための施設について、更なる生産性の向上を図るため、これらの施設の改
修や整備、維持管理を計画的に推進する必要があります。
○環境にやさしい農業推進事業
化学合成農薬や肥料の使用量の削減等に取り組む環境保全型農業は高度な技術を要するとともに係る経費や労力が発生するため、国・県・
農業団体などと連携・協力し、支援する必要があります。
(C)
○地域農業活性化支援事業、集落機能の維持・活性化事業
市民に対しては、さらなる地元農水産物や農水産業への理解促進を図るため、市主催によるイベント開催及び多様な実施主体による交流イベ
ントの支援等を市民グループ等との協働や連携により継続していく必要があります。
さらに、国の「農地・水保全管理支払事業」の交付金を活用して、各地域において、田植えや稲刈りの体験、野菜の栽培や収穫体験、炭焼き体
験などの農村環境保全活動が活発に行われているところで、これからも、農地、農道、沿岸部等の保全、整備により、さらに住みよい農村・漁村
づくりが必要ですが、これには行政のみならず、地域の積極的な活動を支援する必要があることから、今後は、地域の共同活動による水路の草
刈りや泥上げ、農道の砂利補充等の農地や水路等の日常管理や水質保全、生態系保全等の農村環境の向上に資する活動を支援する必要が
あります。
150
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性
(A)
○農林水産業生産振興事業
化学合成農薬や肥料などの適正使用や生産履歴の記帳を進め、消費者が安心して購入できる農水産物の生産、新技術や優良品種の導入に
よる農水産物の品質管理の向上に取り組みます。
○地産地消の推進事業、市民と農業のふれあい促進事業
消費地でのセールス会などによる市産農産物の効果的なPRを推進するとともに、6次産業化、農商工連携による加工品開発や販路開拓を進
めます。また、生産者と販売店などを結ぶ地域内流通仕組みづくりや直売所、学校給食などにおける地産地消の推進、食と農水産業への理解
促進にも取り組みます。
(B)
○担い手育成事業、水産業経営基盤強化事業
持続可能な強い農水産業づくりのため、次世代を担う若手農業者の育成確保を重点的に取り組むほか、農業の担い手となる認定農業者や女
性農業者への支援を実施してまいります。また、法人化や集落営農など地域の農業事情に即した多様な担い手の育成、ノリ養殖業の協業化や
生産・価格の安定化など経営安定に向けた支援を行います。
○土地改良基盤の整備事業、漁港・漁場整備事業
農地の集積を進め、圃場整備により生産性の向上や生産コストの削減と同時に担い手の育成を図るとともに、用排水路、排水機場、農道など
の整備、物揚場などの漁港施設の整備、保全を進めます。また、アサリやハマグリなどの二枚貝の生産に効果のある覆砂や作澪などの漁場整備
や漁協による漁場環境保全事業への支援を行います。
○環境にやさしい農業推進事業
農地・森林保全や水田涵養を通じた地下水・水域の保全に取り組むとともに、燃油使用量削減やバイオマス燃料への転換、化学合成農薬や化
学肥料の削減、家畜排せつ物の適正処理など環境にやさしい農水産業の展開を図ります。
(C)
○活気あふれる元気な農村地域創造事業
様々な人材が自然の恵みを活かし、暮らす活気あふれる元気な農村地域の創造に向け、地域が行う農業交流体験等に対して、各種支援を行
います。
○地域農業活性化支援事業、集落機能の維持・活性化事業
生産者と消費者との交流活動の推進、地域住民の共同による農村環境保全活動の支援などにより、集落機能の維持・活性化を図ります。
151
第8章 安全でだれにも優しく使いやすい都市基盤の充実
◆政策の概要
少子高齢化の進展とともに人口減少社会が現実となる中、都市に求められる機能はますます多様化し、さらには一層厳しくなる
であろう都市間競争を勝ち抜くため、個性的な都市の魅力づくりが重要となっています。また、利便性の高い生活環境を確保しな
がら災害に強いまちづくりを進めて行かなければなりません。
そこで、市民が安心して快適な都市生活を営めるよう、災害に強く安全で秩序ある市街地の形成を図るとともに、道路、住宅、公
園、上下水道、河川など、都市施設の整備や有効活用に努め、あわせて景観などに配慮したまちづくりを進めます。
また、バスや市電の利便性向上に努め、公共交通機関を中心とした、だれもが気軽に利用できる交通体系を総合的に整備すると
ともに、九州中央の交流拠点にふさわしい広域交通網の整備を促進します。
《成果指標》
◆指標
成果指標
単位
都市機能が充実して安全・快
適と感じる市民の割合
%
60
%
基準値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
42.6
43.0
41.9
42.9
41.0
45.3
44.2
50
55
C
都市機能が充実して安全・快適と感じる市民の割合
55
50
50
40
実績値
44.2
45.3
42.6
43
41.9
42.9
H21
H22
H23
41.0
※達成度
A・・・平成30年度の目標値を既に達成している。
B・・・目標に向けて順調に推移している。
C・・・基準値は上回るが順調に推移していない。
D・・・基準値を下回っている。
30
20
H20
H24
H25
H26
H30
《指標の分析と主な課題》
指標の分析
○都市機能が充実して安全・快適と感じる市民の割合は、基準値(H20年度)を1.6ポイント上回っていますが、H25年度より1.1ポイント減少して
います。少子高齢化の進展とともに人口減少社会が見込まれる中、だれもが快適に移動できる公共交通体系を構築することや、安全で良質な
水道水を安定的に供給することなどに取り組んできたところですが、今後も、九州中央の拠点都市にふさわしい、多核連携の都市構造を目指
した魅力的なまちづくりなどに計画的に取り組む必要があります。
152
現状
○計画的な都市づくり
良好な市街地の整備については、多核連携都市の実現に向けて、地域拠点への都市機能の維持集積を進めるための、立地適正化計画の
たたき台を作成し、H27年度中の熊本都市圏都市交通マスタープラン策定を目指して、パーソントリップ調査結果の分析に取り組みました。
本市の良好な景観の形成に重要な景観重要建造物等の指定及び保存に努め、新町・古町地区など町並みガイドラインに沿って町屋等の
保存・修景を行い城下町の風情を感じられる町並みづくりを進めています。
また、違反広告物対策として、特に禁止区域の違反広告物に対しては重点指導路線を中心に指導し、違反の是正に努めています。
○魅力と活力のある中心市街地の創造
活力ある中心市街地の創造として、桜町再開発事業の都市計画決定や施行認可を行い、今後、事業者によってH27年夏頃の工事着手に
向けて事業が進められます。また、花畑周辺地区においては、(仮称)花畑広場として桜町再開発事業期間中のにぎわいの維持及び新たな
にぎわいの創出、くつろぎの空間として暫定供用を行いました。
熊本駅周辺の魅力あるまちづくりとして、連続立体交差事業がH27年3月に連立一般部4km区間(上熊本駅を含む北側4km)の上り・下り線、
及び熊本駅部の上り線2kmの高架切替えが完了し、上熊本駅東口駅前広場は、H27年度末の整備を目指して施工を進めています。また、熊
本駅白川口(東口)駅前広場は、駅前広場計画の再検討を進めています。
○利便性の高い公共交通体系の確立
公共交通利用促進については、将来のゾーンバスシステム導入に向けたバス乗換拠点候補地の調査・検討を行い、市電の電停改良とし
て、平成22年に策定した「電停改良計画」に従って、通町筋電停の設計や市役所前電停の工事を行っています。また、新たなコミュニティ交通
として運行を開始した「ゆうゆうバス」については、運行継続基準に則した路線・系統の廃止を実施しており、また、「熊本市公共交通基本条
例」に基づく公共交通空白・不便地域に対応したデマンド型乗合タクシーについても、空白・不便地域への導入を実施しております。 中心市街地へ行くときに、公共交通機関を利用する市民の割合は、H20年度の基準値を下回っていますが、市電の年間利用者数は増加傾
向にあることから、公共交通機関全体の利便性を高め、利用を促進する必要があります。
○良好な道路の整備・保全
道路整備プログラム等の計画に沿って、地域高規格道路である熊本西環状線の2号トンネルの着手、下硯川高架橋の架設及び、市道室園
第22号線の供用を実施し、着実に整備を進めているところです。
歩行者や自転車が安全に通行できる道路空間を整備するために、歩道の拡幅や舗装補修など、また、道路整備プログラムや自転車走行環
境整備事業、電線共同溝整備事業等の計画に沿って改良を進めています。
○総合的な治水対策の推進
河川整備については、広域(旧都市基盤)河川(健軍川・藻器堀川、保田窪放水路、麹川、鶯川、万石川[完了])6河川の整備計画全体延長
(L=19,395m)に対するH26年度末の整備済延長(L=13,295m)である河川整備率は68.6%となっています。
浸水被害の軽減については、S63年5月の大雨を契機に市域の28箇所を指定し排水機場や排水路の整備を計画的に行い、H21年度末まで
に24箇所が完成しています。また、排水機場等の浸水解消対策施設の運転管理、保守や清掃については民間業者に委託し、点検や整備に
関しては管理している24箇所の浸水解消対策施設についてオーバーホール計画を策定し、計画的な維持管理を実施しています。
○安全で良好な建築物の整備・推進
良好な居住環境の誘導については、各種立入検査の実施により違反の件数は減少傾向にあり、一方、「熊本市老朽家屋等の適正管理に関
する条例」や「空家等対策の推進に関する特別措置法」が施行されたことにより、老朽化による建物の相談は増加傾向にあり、その対応を実施
している状況です。また、政令市移行や人口減少、少子高齢化の進展等、本市の住宅を取り巻く状況の変化に対応した住宅政策の基本方針
を示す住生活基本計画をH27年3月に策定しました。
建築物安全対策については、H20年度から開始している戸建木造住宅の耐震診断に加えて、H25年度から「耐震診断士派遣事業」を開始し
たことで、利用件数は大きく増加しています。また、市有建築整備事業については、市有建築物の定期点検及び保守点検の実施において指
摘された不具合を施設管理者に報告し、改善を指導しています。
市営住宅の適切な維持管理については、楠団地を中心に、本荘団地、託麻団地、廻江団地、豊田団地、山本団地の老朽化した市営住宅
の計画的な建替を進めており、平成26年度には、楠団地4期の本体工事及び山本団地の既存解体工事に着手しました。また、市営住宅の給
水管改修や水道直結及び計画修繕等の維持管理工事の実施や指定管理者(熊本市営住宅管理センター)を活用した効果的・効率的な管
理・運営を行っています。
○良質な水道水の安定供給
老朽化した水道管の更新、未普及地区の解消に向けた水道整備、水道施設の耐震化等に努めています。また、環境に配慮した水循環社会
の形成として、白川中流域かん養事業への支援など地下水保全の取り組みも行っています。
○着実な汚水処理施設の整備
上下水道事業経営基本計画及び公共下水道事業計画に基づき、下水道計画区域内における未普及地区の下水道整備を進めています。
153
課題
○計画的な都市づくり
良好な市街地の整備については、目指す都市像である多核連携都市の実現を目指し、具体的な施策等を位置づけるための立地適正化計
画の策定に向けて取り組む必要があります。また、政令指定都市移行に伴う区域区分の見直しにより指定集落内開発の区域が拡大されたこと
から、相談件数や許可件数が増加しており、その対応が課題となっています。
都市景観形成については、各種修景助成等を行い件数を積み重ねていますが、助成物件は新町・古町地区内に点在しており、今後はより
効果的に景観形成を図るため、個々の要素を繋げて面的に見せる取組みを併せて進めていく必要があります。また、屋外広告物指導につい
ては、許可業務の円滑な運営を維持しつつ、違反広告物を排除するため、今後も計画に沿った効率的な是正指導を継続していく必要があり
ます。
公園整備・改修・維持管理事業については、施設更新や工事などさらに効率的、効果的に行う必要があります。また、本市と地元で連携を図
りながら適切な公園の維持管理を行っていくために、自治会等を通じ公園愛護会の設置を積極的に呼びかけていく必要があります。
○魅力と活力のある中心市街地の創造
中心市街地活性化については、中心市街地における再開発等の様々な事業の進捗状況に合わせて取り組んでいく必要があります。
連続立体交差事業の進捗にあわせ、輻輳しながら様々な工事を行っていく予定です。1日も早い事業効果の発現に向けて、県、市、JR間の
連携をさらに深めながら、事業の円滑な推進を図る必要があります。
○利便性の高い公共交通体系の確立
公共交通利用促進については、既存バス網の状況やバス利用者動向を踏まえながら、今後のゾーンバスシステム導入に向けた検討を行っ
ていく必要があります。また、電停改良計画も策定後5年が経過し、法律の改正もなされていることから、計画の一部見直しを行うとともに、計画
に沿った着実な整備を進めていく必要があります。
企業が料金(運賃)収入をもって経営を行う独立採算制を基本原則としていることから、交通事業者を取り巻く経営環境が厳しさを増す中に
あって、経営基盤である料金(運賃)の適正化は避けられず、結果として受益者(公共交通利用者)負担の見直しに繋がる可能性があります。
公共交通利用者にとっては、生活に多大な影響があることから、民間企業を含む交通事業者は十分な説明責任を果たす必要があります。
○良好な道路の整備・保全
幹線道路整備については、整備の順番や供用時期について、道路整備プログラムに沿って事業を行っていますが、全体的に遅れており新
規着工が難しい状況です。また、北熊本及び城南の両スマートインターチェンジについては、用地取得に向けて地権者との交渉に努めている
ところです。
生活道路整備については、自転車走行空間(自転車レーン等)の整備により迅速性や快適性を高める必要がありますが、自動車分担率の
高い本市においては、関係機関との合意形成を含め、その空間を確保することが容易ではない状況です。また、早期に交差点改良や歩道改
良等を実施することにより円滑な通行を図り、歩行者・自転車の安全を確保していく必要があります。
道路橋梁建設については、道路の新設改良要望の要望箇所も多く、内容も多岐にわたっていることから、より効率的・計画的に事業を進める
必要があります。また、橋梁長寿命化計画に基づき確実に維持補修を進めていくことが必要です。
○総合的な治水対策の推進
河川整備については、現在、4河川(健軍川・藻器堀川・麹川・鶯川)の広域(旧都市基盤)河川改修事業を実施しており、埋設物等の移設協
議や用地買収等の迅速化が求められています。国庫補助内示減額により、計画的な整備の実施が困難な状況にあるため、整備箇所の優先
順位を付け、優先箇所に重点的に予算を配分し整備を進めていきます。
浸水被害の軽減については、S63年5月の大雨を契機に市域の28箇所を指定し排水機場や排水路の整備を計画的に行ってきている状況で
すが、都市型災害が顕著になっていることから、「熊本市治水総合計画推進連絡会議」において浸水箇所の再点検を行い、整備計画の検討
を進める必要があります。また、排水機場等の浸水解消対策施設は、経過年数に応じた定期整備・設備取替が必要なため、管理している24箇
所の浸水解消対策施設についてオーバーホール計画を策定し、点検・整備が遅れることにより各設備の機能維持に支障を来たさないよう、計
画的な維持管理を進めていく必要があります。
○安全で良好な建築物の整備・推進
良好な居住環境の誘導については、H26年度以降も違反建築物防止週間等を実施し、建物所有者・管理者等の建築基準法令遵守の意識
向上を図っていく必要があります。また、住生活基本計画のもと、多様化する市民ニーズに応じた情報提供の充実化、また住宅セーフティネッ
トや増加する空き家問題等における民間市場の活用など、新たな住宅政策の展開が必要となっています。
建築物安全対策については、目標値には遠く及んでおらず、更なる周知・啓発活動による市民意識の向上が必要となっています。また、市
有建築整備については、必ずしも充分な対応がなされておらず、劣化が進む状態にあり、施設の長寿命化を図るため早急かつ計画的な修繕
等を行う必要があります。
市営住宅建設については、国の補助制度の改正や、内示の減額が続いていることから、補助制度の動向に適切に対応し、計画的に取り組
んでいく必要があります。また、維持管理については、H27年度から指定管理者を二者に分割し、指定管理業務内容も拡充していることから、
モニタリングの実施と検証等を更に充実させて、より効率的できめ細やかな管理・運営を行う必要があります。
○良質な水道水の安定供給
今後も水道施設整備実施計画に基づく水道施設の維持管理や第6次拡張事業計画に基づく未普及地区及び水融通管の整備等を進める必
要があります。
○着実な汚水処理施設の整備
今後、未普及解消に要する事業に係る国庫補助金の特例措置が終了することから、より効率的かつ効果的な事業執行が必要となります。ま
た、施設等の老朽化により、改築更新費用の増加が見込まれるため、計画的な更新を行っていく必要があります。
154
《今後の方向性》
今後の政策展開の方向性
○計画的な都市づくり
良好な市街地の整備については、第2次熊本市都市マスタープラン(地域別構想)について、H26年度から具体的な施策や事業の展開を
図っていくため、全庁的な推進体制を構築するとともに、立地適正化計画の策定に併せて施策、事業、制度設計を検討し推進していくことで、
都市の将来像である「多核連携都市構造」の実現化を図ります。この他に都市計画法及び宅地造成等規制法等に基づき公平公正な指導を
行い、窓口対応のサービス向上並びに書類審査などの事務処理について適正かつ迅速に行うよう努めます。
都市景観形成については、新町・古町地区の城下町の風情を感じられる町並みづくり事業について、町並みガイドラインの保存・修景基準
に沿った修繕・改修に対し、工事の一部を助成し、城下町の風情を感じられる町並みづくりを進め、良好な景観形成の推進及び地域の住環
境の向上を図ります。
屋外広告物指導については、是正指導の効率化を進めていく上で、市域における屋外広告物の実態を把握し、新たな掲出の態様に対応し
た許可の基準を設ける必要があると考えられます。また、ヤミ金等のはり紙・はり札等については、今後も即時除却の体制を維持し、短期間に
一掃するよう努めます。
公園整備・改修・維持管理については、効率的な工事発注に努め、各土木センター及び地域整備室において公園愛護会や自治会等と協
力しながら適正な維持管理に努めていきます。また、公園施設の計画的な修繕・改修を行い、施設の長寿命化を図ります。
○魅力と活力のある中心市街地の創造
中心市街地の活性化については、再開発事業の実現に向け積極的な支援を行っていき、事業の進捗に合わせて、国との協議を進めていき
ます。また、(仮称)花畑広場を暫定的に供用し、整備や運営に関する使用者からの意見を聴取するとともに、H26年7月に策定した「桜町・花
畑周辺地区まちづくりマネジメント基本計画」を基に、桜町再開発事業との整合性を図りながら、シンボルプロムナード等のオープンスペースを
中心としたエリアマネジメントについての具体的な準備を進めていきます。
連続立体交差促進については、残る熊本駅部の下り線2km、豊肥本線1kmをH29年度末に高架に切替え、駅舎工事等を経て、H30年度末
に事業完了の予定です。
上熊本駅東口駅前広場整備は、H28年度中に周辺交差点の改良等を行い事業完了の見込みです。
熊本駅白川口(東口)駅前広場は、 連立事業の進捗にあわせ、H30年度から本格的に東口駅前広場の拡張工事に着手し、H31年度末の完
成を目指します。
新幹線・連立関連側道及び交差道路の整備については、H28年度末までに連立一般部(北側4km区間)の整備を終え、その後、連立事業
の進捗にあわせ、H30年度から熊本駅部(2km)の整備に着手する予定です。
○利便性の高い公共交通体系の確立
だれもが快適に移動できる公共交通体系を構築するために、行政・市民・交通事業者等が連携・協力しながら公共交通機関相互の結節性
向上や自家用車から公共交通機関への利用転換を促進するよう努め、公共交通を基軸とした多核連携のまちづくりに取り組む必要がありま
す。
公共交通ネットワークの充実については、電停改良計画に沿って、交通バリアフリー法に趣旨にのっとり、今後とも着実に電停改良事業を推
進します。また、持続可能な公共交通ネットワーク形成を図るため、ゾーンバスシステムの導入や、バス網再編に取り組んでいきます。
公共交通機関の利用促進については、バス利用者が減少傾向にある中、熊本県バス協会、バス事業者、行政の3者が協働で利用促進に取
り組む必要がある事業であり、今後も継続して実施していきます。
広域交通拠点の整備促進については、国・県に対して官民一体となり熊本港の継続的な整備促進を要望していくとともに、選ばれる寄港地
となるよう熊本港振興協会と熊本港ポートセールス協議会が、より一層連携した取り組みを行っていきます。
○良好な道路の整備・保全
幹線道路網の整備については、熊本市道路整備プログラムに掲げる整備時期を目標として、計画的、効率的な事業の推進を図ります。ま
た、城南スマートインターチェンジについては、H28年度の供用開始を目指し事業の進捗を図る一方、北熊本スマートインターチェンジについ
ても、一刻も早い供用開始に向けて事業調整を図ります。
安心、安全な道路の実現については、自転車レーンなどの分離された走行空間の整備に向けて協議を進めていきます。また、電線共同溝
事業については、各路線ごとの効率的な整備手法を幅広く検討するとともに、各電線管理者との連携を強化しコストの縮減に向けて協議を進
めていきます。この他に市民が安全且つ快適に道路を利用できるようにするため、舗装、橋梁、照明灯等の道路施設について、事後的管理か
ら予防保全的管理に転換を図るため維持管理計画を策定し、適切な維持管理を実施していきます。
○総合的な治水対策の推進
河川整備の推進については、健軍川におけるネック箇所である県道熊本空港線(通称:国体道路)から上流部のショートカット工事及び鶯川
の県道熊本高森線から上流の用地買収など早期に効果が見込まれる箇所を重点的に整備を行う予定です。また、「白川水系河川整備計画」
に沿った白川改修の促進及び立野ダム本体工事への早期着工に向け、引き続き国土交通省等の関係機関に対して、要望活動を行っていき
ます。
雨水排水施設の整備については、下水道(雨水)浸水対策計画に基づき、浸水頻度や緊急性の高い地区の管路整備や調整池設置を、全
体事業計画に基づく予算及び工程にて進行管理し、予定年度内での完成を目指します。また、浸水対策に関しては、「熊本市治水総合計画
推進連絡会議」において新たな浸水箇所の報告がなされるなど、都市型水害が顕著になっていることから、再度整備計画の策定を行い、実態
に即した事業展開を図ります。
雨水流出抑制対策の推進については、雨水流出抑制対策事業の普及啓発活動として、本市HP、シティFM(ラジオ)、ふれあい出前講座、
防災・環境イベント等によりPRを展開する予定であり、また、排水機場等の浸水解消対策施設のオーバーホールや改修については、オーバー
ホール計画に基づいた維持管理を行うための予算措置と併せ、出水期に頻繁に稼動する設備、老朽化した設備を重点的に整備・点検を行う
よう努めます。
155
○安全で良好な建築物の整備・推進
違反建築物をなくし良好な居住環境を誘導するため、引き続き定期的な立入検査を実施し、不適合箇所の是正指導及び建物所有者・管理
者等の建築基準法令遵守の意識向上を図ります。また、老朽化した危険な建物に関しては、「熊本市老朽家屋等の適正管理に関する条例」
や「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき、助言・指導を行うとともに、家屋等の適正な管理の必要性については継続して周知を
行っていきます。
住宅を取り巻く状況の変化に応じた、本市の住宅政策の基本方針を示す「住生活基本計画」のもと、今後更なる増加が予測される空き家の
対策や、多様化する市民ニーズに対応した情報提供の拡充・継続など、課題解決に向けた施策の推進に取り組んでいきます。
建築物安全推進については、「平成32年度までに耐震化率を95%」とする新たな国の目標を受けて、本市もH27年度に建築物耐震改修促
進計画を改訂し、住宅や建築物の更なる耐震化促進を図っていきます。
市有建築整備については、施設管理者と連携した各種点検の履行確認により、的確に劣化状況を把握し、中長期保全計画及び短期修繕
計画に反映させることで、建築物の計画的な維持補修の実施に取り組んでいきます。
市営住宅の建て替えについては、「市営住宅等長寿命化計画」に基づき、老朽化した市営住宅の建替等を、より効果的・効率的に進めてい
きます。
市営住宅の維持管理については、安全・快適な居住環境を維持するため、指定管理者分割による効果や業務内容等(特にH27年度から新
たに加えた業務等)について検証を行い、より効率的な管理・運営を図るとともに、市営住宅等長寿命化計画に基づき、良好な居住環境の維
持に努めます。
○良質な水道水の安定供給
安全で良質な水道水を安定的に供給するため、水道施設整備実施計画に基づく水道施設の維持管理や第6次拡張事業計画に基づく未普
及地区及び水融通管の整備等を進めていきます。
○着実な汚水処理施設の整備
市民の快適な生活環境と自然環境を守るため、未普及地区への下水道整備を進めるとともに、施設の老朽化による改築更新についても計
画的に進めていきます。
156
《施策・事業の体系》
第8章
安全でだれにも優しく使いやすい都市基盤の充実
第1節
計画的な都市づくり
【基本方針】
【事業】
都市機能の充実と適正な土地利用
(A)
・都市計画推進事業
・開発指導事業
・市街地整備事業
・公共工事技術管理事業
熊本らしい都市景観の形成(B)
公園緑地の整備(C)
第2節
・屋外広告物指導事業
・公園整備・改修事業
・公園維持管理事業
魅力と活力のある中心市街地の創造
【基本方針】
活力ある「くまもとの顔」づくり(A)
魅力ある「くまもとの玄関」づくり(B)
第3節
・都市景観形成事業
【事業】
・中心市街地活性化事業
・連続立体交差促進・熊本駅白川口(東口)駅前広場整備事業
・熊本駅周辺まちづくり推進事業
利便性の高い公共交通体系の確立
【基本方針】
公共交通機関の利便性の向上(A)
【事業】
・公共交通ネットワーク充実事業
・公共交通機関利用促進事業
・広域交通拠点整備促進事業
・公営交通事業
第4節
良好な道路の整備・保全
【基本方針】
交通を円滑化する道路網の構築(A)
【事業】
・都市計画道路整備事業
・幹線市道整備事業
・道路交通政策対策推進事業
安心、安全な道路の実現(B)
・道路環境整備事業
・道路橋梁建設事業
・道路橋梁維持管理事業
・道路台帳整備事業
・法定外公共物管理事業
・私道整備事業
157
第5節
総合的な治水対策の推進
【基本方針】
河川の整備促進(A)
浸水対策の推進(B)
第6節
良好な居住環境の形成(A)
建築物の安全対策の推進(B)
良好な市営住宅等の供給(C)
【事業】
・居住環境改善事業
・住宅政策事業
・建築物安全推進事業
・人にやさしいまちづくり事業
・市有建築整備事業
・市営住宅建設事業
・市営住宅維持管理事業
良質な水道水の安定供給
【基本方針】
水道の機能保全(A)
水質の管理(B)
災害に強い水道の確立(C)
第8節
・浸水解消対策事業
・排水路整備事業
・(企)公共下水道(雨水)築造事業
・雨水流出抑制対策事業
・浸水解消施設維持管理事業
安全で良好な建築物の整備・推進
【基本方針】
第7節
【事業】
・河川改修事業
・河川整備推進体制強化事業
・河川維持管理事業
・河川環境整備事業
【事業】
・水道施設維持管理事業
・水道施設機能強化事業
・水道水源保全事業
・水道水品質向上事業
・総合的危機管理システム構築事業
着実な汚水処理施設の整備
【基本方針】
汚水処理施設の整備(A)
下水道施設の適正な維持管理(B)
環境に配慮した下水道資源の活用
(C)
【事業】
・下水道普及事業
・下水道促進事業
・合併処理浄化槽普及促進事業
・し尿処理事業
・農業集落排水事業
・管渠・施設維持管理事業
・水質保全事業
・下水道資源有効活用事業
158
第8章 第1節 計画的な都市づくり
∼ 多核連携の都市構造を目指し、まちづくりを計画的に進める ∼
【施策実施局:都市建設局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆都市計画に基づき秩序ある土地利用を誘導し、良好な市街地の整備を促進します(A)
○第2次都市マスタープランについては、地域ごとの将来のまちの姿に即した秩序ある土地利用を誘導します。また、適正な位置
への都市施設や都市機能の配置を行い、快適な都市生活の実現に努めます。
◆地域の特性に即した都市景観の保全、育成、創造を図ります(B)
○歴史的建造物等の保存に努めるなど、熊本らしい景観の保全、育成を行います。
◆市民の憩いの場である公園の適切な維持管理と計画的な整備を行います(C)
○市民参画・協働による維持管理と計画的な公園整備を行います。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
(A)都市計画推進事業
(A)開発指導事業
細事業名
10,983,883 千円
所管課
概 要
H21∼26
事業費
累計
H27予算額
細事業
評価結果
熊本市都市マスタープラン
都市政策課
推進経費
目指す都市像である多核連携都市の実現を目指
し、立地適正化計画の策定に向けて取り組む。
36,540
10,000 拡大・充実
都市計画審議会経費
都市政策課
都市計画法77条の2及び熊本市都市計画審議
会条例に基づき設置している都市計画審議会を
開催する。
3,066
716 現状維持
第4回熊本都市圏総合都
都市政策課
市交通体系調査経費
熊本都市圏におけるパーソントリップ実態調査に
より、交通の実態を把握し、将来の総合的な都市
交通計画を策定する。
124,936
土地利用現況解析調査経
都市政策課
費
都市計画法第6条の規定による、都市計画の見
直しのための基礎調査を行う。
63,175
レンタサイクル推進経費
交通政策総室
中心部のホテル等をポートとした有料レンタサイ
クルの試行(委託)を行う。
16,747
開発許可関連経費
開発景観課
開発許可基準・条例等により適切な宅地開発を
指導する。
7,592
区画整理事業経費
区画整理組合の支援を行うことにより、区画整理
都心活性推進 事業の促進を図る。また過去の区画整理事業で
課
整備され当課で管理している公共施設(道路、調
整池等)の維持管理補修を行う。
(A)市街地整備事業
508,267
熊本市中心市街地活性化基本計画(植木地区)
植木中央土地
植木中央土地区画整理経
区域内の対象面積17.5ha、5つの都市計画道
区画整理事業
2,993,805
費
路、5つの公園を含め、良好な住環境の整備を図
所
る。
0
見直し・改善
0 現状維持
6,000
見直し・改善
1,408 現状維持
445
縮小・終期設定
942,248 現状維持
景観条例関係経費
開発景観課
景観法に基づく届出行為に対する指導・助言及
び都市景観を印象付ける景観形成建造物等を保
存、活用する。
20,452
4,619 現状維持
景観審議会経費
開発景観課
都市景観の形成に関する事項を調査し、審議を
行う。
1,223
501 現状維持
城下町の風情を感じられる
開発景観課
町並みづくり事業
新町・古町地区の地域住民と協働で城下町の風
情を感じられる町並みづくりを推進する。
34,162
8,209 現状維持
川尻地区の歴史を活かし
た町並みづくり事業
川尻地区の地域住民と協働で歴史を活かした町
並みづくりを推進する。
3,026
5,752 現状維持
屋外広告物条例関係経費 開発景観課
屋外広告物条例に基づく広告物の規制や指導を
行う。
58,218
10,980 現状維持
コミュニティボード整備経
費
違反広告物防止のため広告の公的掲示スペース
を提供する。
7,254
1,389 現状維持
(B)都市景観形成事業
開発景観課
(B)屋外広告物指導事業
開発景観課
159
事業名
細事業名
(C)公園整備・改修事業
所管課
H21∼26
事業費
累計
概 要
H27予算額
細事業
評価結果
公園整備事業費
各土木セン
ター
H25年度から整備を始めた街区公園1ヶ所をH27
年度に整備する予定。また、H27年度の公園審
2,495,085
査会で決定する街区公園について、H28年度に
用地買収し、H29年度に整備する予定。
163,100 現状維持
安全・安心対策事業
各土木セン
ター
長寿命化計画に基づき老朽化した施設の改修を
行うことにより、利用者の安全確保及びライフサイ
クルコストの縮減をはかる。
932,456
114,000 拡大・充実
既に長寿命化計画を策定した公園を除き開設し
て20年以上経過している1000㎡以上の街区公園
及び近隣公園や地区公園などの公園施設の長
寿命化計画を策定する。
38,092
20,000 拡大・充実
公園長寿命化計画策定経
公園課
費
公園愛護会経費
各土木セン
ター
公園愛護会で清掃等に必要な用具等を購入す
るための助成金や保管する倉庫の設置等、地域
子ども会等を含む地域ぐるみでの活動の支援を
行う。
59,527
9,159 拡大・充実
公園維持管理経費
各土木セン
ター
公園内の遊具等の点検や危険箇所の発見など
公園愛護会と連携をとりながら施設修繕、除草、
樹木剪定など公園維持管理を行う。
2,647,817
570,102 拡大・充実
(C)公園維持管理事業
水前寺江津湖公園指定管
公園課
理経費
水前寺江津湖公園について指定管理者による管
理運営を行う。
332,160
115,588 現状維持
白川リバーオアシス管理経 西部土木セン
費
ター
白川の白川橋から銀座橋の河川堤防敷を中心と
した公園地帯について適切な維持管理を行う。
24,261
2,848 現状維持
寂心緑地内にある県指定天然記念物「寂心さん
の樟」の樹木保存を目的とした整備を行う。
5,363
1,000 現状維持
北部土木セン
ター
寂心緑地整備関連経費
※参考:人件費(H24∼H26)
1,114,364 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
(A)便利で住みやすいと感じる
市民の割合
%
37.3
37.1
35.9
37.6
36.7
38.2
34.6
45
50
D
(B)街並みが美しいと感じる市民
の割合
%
46.5
47.3
45.6
47.4
50.9
50.0
47.0
50
55
C
(C)公園が使いやすいと感じる市
民の割合
%
43.8
44.2
41.9
45.0
43.9
43.7
45.0
50
55
C
60
%
50
50
40
30
37.3
37.1
36.7
37.6
60
40
38.2
%
47.3
50
45
35.9
(C)公園が使いやすいと感じる市民の
割合
(B)街並みが美しいと感じる市民の割
合
(A)便利で住みやすいと感じる市民の
割合
34.6
20
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
46.5
50
47.4
50.9
50
55
47
45.6
30
60
50
55
%
44.2
45
50
45
40
43.8
41.9
43.9 43.7
30
20
20
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
160
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
②指標の分析
(A)
○便利で住みやすいと感じる市民の割合は、「とても感じる」、「やや感じる」を合わせた割合が34.6%となっており、H20年度の基準値に比べ2.7
ポイント下回り、H25年度より3.6ポイント減少しています。年齢層でみると、「とても感じる」「やや感じる」を合わせた割合は、70歳以上の高齢者で
常に高い傾向にあります。職業別でみると、無職が高い傾向にあります。通勤・通学者と思われる年齢層、職業の市民から『便利で住みやすい』
との評価が得られていない状況にあることから、朝夕の交通渋滞が、評価が得られていない要因だと考えられます。また、性別を比較すると、「と
ても感じる」、「やや感じる」を合わせた割合は女性が36.0%、男性が33.1%で女性が上回っており、さらに、地区別でみると、東区38.5%、中央区
38.4%、南区31.9%、西区31.3%、北区30.3%となるなど、市街地以外で構成された地区の評価が低いことから、都市機能の集積を図っていく
必要があるなど、年代、性別、地区別で特性が見受けられます。
(B)
○熊本市の街並みが美しいと感じるかについては、「とても感じる」、「やや感じる」を合わせた割合は47.0%で、「あまり感じない」、「全く感じな
い」を合わせた割合を24.3ポイント上回っています。前回調査と比較すると、「とても感じる」、「やや感じる」を合わせた割合は50.0%から3.0ポイン
ト減少しています。一方、「あまり感じない」、「全く感じない」を合わせた割合は19.8%から2.9ポイント増加しています。また、性別でみると、「とて
も感じる」、「やや感じる」を合わせた割合は、女性が50.5%、男性が42.9%で、女性が上回っており、年代別でみると、「とても感じる」、「やや感じ
る」を合わせた割合は、80歳以上が61.7%で最も高く、次いで70∼74歳が56.8%、75∼79歳が53.5%となっています。家族構成別でみると、「と
ても感じる」、「やや感じる」を合わせた割合は、独り住まいが49.4%で最も高く、次いで夫婦二人住まいが48.4%、その他が47.5%となっていま
す。熊本市居住年数別でみると、「とても感じる」、「やや感じる」を合わせた割合は、30年以上が49.7%で最も高く、次いで10∼20年未満が
48.1%、5年未満が43.2%となっています。さらに、地区別でみると、「とても感じる」、「やや感じる」を合わせた割合は、高い順に東区50.7%、中
央区47.0%、北区46.9%、西区45.4%、南区44.1%となっているとなるなど、年代、居住年数、地区別で特性が見受けられます。
(C)
○公園が使いやすいと感じる市民の割合は、平成25年度と比較すると、「とても感じる」、「やや感じる」を合わせた割合は43.7%から1.3ポイント
増加しています。地区別にみると公園が使いやすいと感じる市民の割合は、中央区46.7%、東区50.7%、北区43.3%、西区44.0%、南区39.1%
となっており、中央区が1.6%、東区が1.2%、西区が7.0%、北区が4.0%と増加しているものの、南区で4.5%減少しています。また、合併した富
合地域(32.8%)、城南地域(27.9%)、植木地域(36.8%)で低くなっています。
経年による指標の値は、基準値と比較すると微増しているものの、合併やアンケート実施時期の影響によると思われる減少が見られ、目標値に
は達していません。改修等を行っている公園が全体数に対して少ないことも影響していると思われるため、さらに効率的な予算の執行に努めると
ともに、改修公園をホームページや市政だよりで広報する等、市民に対して周知する必要があると考えます。
③現状
(A)
○都市計画推進事業
多核連携都市の実現に向けて、H26年度は、地域拠点への都市機能の維持集積を進めるための立地適正化計画(たたき台)を作成しました。
自家用車等から公共交通機関への利用転換を図るとともに、円滑な都市圏交通の実現化を図るために、H24年度に実施したパーソントリップ
調査結果の分析に取り組み、H27年度中の熊本都市圏都市交通マスタープラン策定を目指します。
○市街地整備事業
田井島南土地区画整理事業については、H26年度に事業完了、組合解散、現在は、清算結了へ向けて取り組んでいます。
○開発指導事業
都市計画法及び宅地造成等規制法に基づき適正な宅地開発等が行われるよう、申請者からの許可申請等に対して基準等により厳格な審査を
行い、公平公正な指導を行っています。また、違反建築物の所有者に対しては、関係各課と連携を図りながら是正及び改善指導を行っていま
す。
(B)
○都市景観形成事業
本市の良好な景観の形成に重要な景観重要建造物等の指定及び保存に努めています。また、新町・古町地区においては、市と地域が協働で
策定した町並みガイドラインに沿って町屋等の保存・修景を行い城下町の風情を感じられる町並みづくりを進め、良好な景観形成の推進及び地
域の住環境の向上を図っています。
○屋外広告物指導事業
違反広告物対策として、特に禁止区域の違反広告物に対しては重点指導路線を中心に指導し、違反の是正に努めています。また職員、嘱託
職員をはじめ簡易除却協力団体の協力のもと巡回・パトロールを実施し、ヤミ金等のはり紙・はり札等の違反広告物の除却及び是正指導を実施
した結果、件数は減少傾向にあるものの違反が未だ後を絶たない現状です。
(C)
○公園整備・改修事業及び公園維持管理事業
熊本市には、H26年度末時点で971公園、約700haの都市公園があり、H25年度末時点よりも25公園約40ha増加しています。
161
④課題
(A)
○都市計画推進事業
本市の目指す都市像である多核連携都市の実現を目指し、具体的な施策等を位置づけるための立地適正化計画や、熊本都市圏交通マス
タープランの策定に向けて取り組む必要があります。
○市街地整備事業
土地区画整理事業は、行政施行の場合は関係地権者、組合施行の場合は組合員の理解を得て、事業をスムーズに進めることが必要です。 田井島南土地区画整理事業については、清算結了に向けての技術的援助を行う必要があります。
植木中央土地区画整理事業については、権利者及び関係機関との協議および調整を図り、施工計画に則り、H30年度の事業完了(換地処
分)を目指すことが求められます。
○開発指導事業
政令指定都市移行に伴う区域区分の見直しにより、指定集落内開発の区域が拡大され相談件数や許可件数が増加していることから、適切な
対応が課題となっています。
(B)
○都市景観形成事業
各種修景助成等を行い件数を積み重ねていますが、助成物件は新町・古町地区内に点在している状況です。今後は、より効果的に景観形成
を図るため、個々の要素を繋げて面的に見せる取組みを進めていく必要があります。
○屋外広告物指導事業
許可業務の円滑な運営を維持しつつ、違反広告物を排除するため、今後も計画に沿った効率的な是正指導を継続していく必要があります。違
反広告物の簡易除却総件数は、巡回パトロールや除却協力団体の活動により減少傾向にありますが、ヤミ金等のはり紙・はり札等については、
郊外に一度に大量に貼り出す等、手口が巧妙化してきており、引き続き対処する必要があります。
(C)
○公園整備・改修事業及び公園維持管理事業
施設更新や工事などさらに効率的、効果的に行う必要があります。また、本市と地元で連携を図りながら適切な公園の維持管理を行っていくた
めに、自治会等を通じ公園愛護会の設置を積極的に呼びかけていく必要があります。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○都市計画推進事業
H25年度末に策定した第2次熊本市都市マスタープラン(地域別構想)について、H26年度から「熊本市都市マスタープラン推進経費」として、
具体的な施策や事業の展開を図っていくため、全庁的な推進体制を構築するとともに、立地適正化計画の策定に併せて具体的な施策、事業、
制度設計を検討し推進していくことで、都市の将来像である「多核連携都市構造」の実現化を図ります。
○市街地整備事業
土地区画整理事業については、行政施行の場合は関係地権者の理解を得るための取り組みを行います。また、組合施行の場合は、組合に対
し事業計画に沿った円滑な運営ができるよう技術的支援を行ないます。
田井島南土地区画整理事業はH26年度に事業完了。また、これまでの区画整理で整備した引継ぎ困難な道路については、その処分のあり方
について検討を進めます。
植木中央土地区画整理事業については、H28年度までに建物移転を完了させ、計画どおりH30年度事業完了(換地処分)を目指し、関係権利
者の理解を得るための取り組みを行います。
○開発指導事業
都市計画法及び宅地造成等規制法等に基づき公平公正な指導を行い、窓口対応のサービス向上並びに書類審査などの事務処理について
適正かつ迅速に行うよう努めます。また、開発許可申請の手引きの内容については、適宜見直しを図ります。
(B)
○都市景観形成事業
新町・古町地区の城下町の風情を感じられる町並みづくり事業について、町並みガイドラインの保存・修景基準に沿った修繕・改修に対し工事
の一部を助成し、城下町の風情を感じられる町並みづくりを進め、良好な景観形成の推進及び地域の住環境の向上を図ります。
新町・古町地区の歴史的建造物等への回遊性を誘発し、町屋等への修景助成と合わせて、町並み景観を形成するための道路の美装化等を
行い、地域の魅力向上を図ります。
川尻地区においても、新町・古町地区と同様の取り組みを行うことで、川尻地区の歴史を活かした町並みづくりを進めます。
景観重要建造物及び景観形成建造物の指定を行い、都市景観を特徴付ける建造物の保存修景のための助成を行います。
○屋外広告物指導事業
是正指導の効率化を進めていく上で、市域における屋外広告物の実態を把握し、新たな掲出の態様に対応した許可の基準を設ける必要があ
ると考えられます。また、ヤミ金等のはり紙・はり札等については、今後も即時除却の体制を維持し、短期間に一掃するよう努めます。
(C)
○公園整備・改修事業及び公園維持管理事業
効率的な工事発注に努めます。また、各土木センター及び地域整備室において公園愛護会や自治会等と協力しながら適正な維持管理に努
めていきます。
公園施設の計画的な修繕・改修を行い、施設の長寿命化を図ります。
162
第8章 第2節 魅力と活力のある中心市街地の創造
∼九州中央の拠点都市にふさわしい魅力的なまちをつくる∼
【施策実施局:都市建設局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆中心市街地の活力を高め、魅力あふれるまちづくりに取り組みます (A)
○桜町地区の再開発事業など民間再開発事業を促進するとともに、城下町風情が感じられる熊本駅都心間のまちづくりを推進し、
熊本駅から中心部までの回遊性を高めます。
◆在来線の高架化にあわせた、熊本駅周辺の魅力あるまちづくりを進めます (B)
○九州新幹線鹿児島ルートの全線開業の効果を最大限に発揮するため、鹿児島本線等の連続立体交差事業を促進します。ま
た、周辺街路及び熊本駅東西駅前広場の整備や、熊本駅西土地区画整理事業、熊本駅前東A地区市街地再開発事業を推進し
ユニバーサルデザインや緑のうるおい空間に配慮しながら、魅力あるまちづくりを進めます。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
細事業名
15,417,725 千円
所管課
概 要
H21∼26
事業費
累計
H27予算額
細事業
評価結果
中心市街地の交通のあり
方検討経費
都市政策課
花畑、桜町地区の交通処理対策を講じるための
調査検討を実施する。
29,376
桜町地区再開発事業
地区面積約3.7haでの再開発事業で、市街地再
都心活性推進
開発事業等の補助メニューを活用し、事業の推
課
進を図る。
252,453
947,000 拡大・充実
44,651
16,000 拡大・充実
都心活性推進 花畑地区に、オープンスペースの賑わい機能を
1,332,139
課
果たす広場を整備する。
21,200 拡大・充実
桜町・花畑周辺地区まち
(A)中心市街地活性化事業 づくり推進経費
花畑地区広場整備事業
オープンスペースの整備計画や一体的な利活
都心活性推進
用・運営管理に向けた検討を行うとともに、(仮
課
称)花畑広場の利用を促進する。
地区面積約0.4haでの優良建築物等整備事業
下通A地区優良建築物等 都心活性推進
で、同事業等の補助メニューを活用し事業の推
整備事業
課
進を図る。
0
見直し・改善
0
477,400 拡大・充実
4,105,139
442,500 現状維持
連続立体交差事業により在来線の高架下に移
上熊本駅東口駅前広場整 熊本駅周辺整
設された上熊本駅舎の整備(平成26年度末)に
備事業
備事務所
併せて、上熊本駅東口駅前広場を整備する。
69,124
667,300 現状維持
(B)連続立体交差促進・熊 熊本駅東口駅前広場整備 熊本駅周辺整 各交通機関の乗り換え利便性を向上させるとと
もに、陸の玄関口としてふさわしい機能的で開
本駅東口(白川口)駅前広 事業
備事務所
放的な駅前広場を整備する。
場整備事業
19,929
800 現状維持
新幹線・連立関連側道整 熊本駅周辺整 4者(県、市、JR九州、鉄道・運輸機構)で連携
備経費
備事務所
し、高架橋に沿って側道の整備を行う。
250,547
185,300 現状維持
連続立体交差事業による踏切等の除却にあわ
連立関連交差道路整備事 熊本駅周辺整
せて交差道路を整備することにより、まちづくり
業
備事務所
の活性化や交通渋滞の解消を図る。
0
69,600 現状維持
56,437
3,800 現状維持
対象面積約18.1ha、西口駅前広場、5つの都市
(特)熊本駅西土地区画整 熊本駅周辺整
計画道路、5つの公園等の公共施設の整備を行 7,845,537
理事業
備事務所
い、宅地の利用増進を図る。
106,915 現状維持
連続立体交差促進経費
熊本駅及び上熊本駅を含む鹿児島本線約6k
熊本駅周辺整
m、豊肥本線約1kmについて県に負担金を支
備事務所
払う。(事業主体:熊本県)
熊本駅周辺地域まちづくり推進協議会等の運
熊本駅周辺まちづくり推進 熊本駅周辺整
営、まちづくりのあり方等地元協議を行い、検討
経費
備事務所
する。
(B)熊本駅周辺まちづくり
推進事業
熊本駅周辺整 市道春日2丁目二本木2丁目第1号線を整備す
備事務所
る。
0
11,700 現状維持
暮らし・にぎわい再生事業を活用し、医療系専
熊本駅周辺地区暮らし・に 都心活性推進 門学校、老人ホーム、クリニック等の公益施設を
ぎわい再生事業
課
整備し、にぎわいのある都市空間の形成を図
る。
132,600
0 現状維持
二本木口交差点改良事業
※参考:人件費(H24∼H26)
163
347,910 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
(A)中心市街地ににぎわいがあ
ると感じる市民の割合
(B)熊本駅周辺が魅力的である
と感じる市民の割合
基準値
実績値
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
%
38.2
35.0
35.3
36.9
38.5
41.3
32.5
50
60
D
%
9.6
10.5
15.0
22.8
25.3
28.5
19.4
40
70
C
(B)熊本駅周辺が魅力的であると感じる市民の割合
60
%
50
38.5
38.2
41.3
35
H20
H21
35.3
H22
36.9
H23
達成度
H21
(A)中心市街地ににぎわいがあると感じる市民の割合
60
50
40
30
20
10
0
目標値
H20
32.5
H24
H25
H26
70
60
50
40
30
20
10
0
H30
70
%
9.6
H20
10.5
H21
15.0
22.8
25.3
40
28.5
H22
H23
H24
H25
19.4
H26
H30
②指標の分析
(A)
○中心市街地ににぎわいがあると感じる市民の割合について、「とても感じる」(5.7%)、「やや感じる」(26.8%)を合わせた割合は32.5%で、
「あまり感じない」(32.2%)、「全く感じない」(6.5%)を合わせた割合(38.7%)を6.2ポイント下回っています。
前回調査と比較すると、「とても感じる」、「やや感じる」を合わせた割合は41.3%から8.8ポイント減少しており、一方、「あまり感じない」、「全く感
じない」を合わせた割合は32.0%から6.7ポイント増加しています。
性別でみると、「とても感じる」、「やや感じる」を合わせた割合は、男性が35.3%、女性が31.1%で、男性が上回っており、年代別でみると、「とて
も感じる」、「やや感じる」を合わせた割合は、25∼29歳が50.3%で最も高く、次いで20∼24歳(49.2%)、80歳以上(43.8%)となっています。
また、地区別でみると、「とても感じる」、「やや感じる」を合わせた割合は、高い順に中央区35.7%、東区34.1%、北区33.6%、西区28.9%、南
区28.1%となるなど、性別、年代、地区別で特性が見受けられます。
(B)
○熊本駅周辺が魅力的であると感じる市民の割合について、「とても感じる」、「やや感じる」を合わせた割合は19.4%となっており、H20年度の
基準値に比べ9.8ポイント増加、H25年度より9.1ポイント減少しています。性別でみると、「とても感じる」、「やや感じる」を合わせた割合は、男性
が19.9%女性が19.1%で男性がやや上回っており、年代別でみると、「とても感じる」、「やや感じる」を合わせた割合は、80歳が33.6%で最も高
く、次いで75∼79歳以上(29.6%)、20∼24 歳(24.2%)となっており、居住年数別でみると5∼10年未満が21.7%で最も高く、次いで10∼20年
未満が20.3%、30年以上が20.3%となっています。また、地区別でみると、南区21.7%、西区20.6%、北区20.2%、東区19.2%、中央区16.7%と
なるなど、年代、居住年数、地区別で特性が見受けられます。
熊本駅周辺が整備途中ということもあり、成果指標が前年度より減少していますが、今後整備が進み、交通の利便性向上、さらには歩道や街
並みの整備により快適性の向上を実感していただくことで、市民の方々の満足度も向上していくものと考えています。
③現状
(A)
○中心市街地活性化事業
桜町地区を含めた中心部の交通処理対策の一貫として、城域内の交通処理計画を検討しました。
桜町再開発事業については、H26年4月に都市計画決定、H27年5月に施行認可を行いました。今後、事業者によってH27年夏頃の工事着
手に向けて事業が進められます。
花畑地区広場整備事業については、旧産業文化会館及び民間ビル1棟の解体が完了し、(仮称)花畑広場として桜町再開発事業期間中の
にぎわいの維持及び新たなにぎわいの創出、くつろぎの空間として暫定供用を行いました。また、残る民間ビル1棟についても売買契約を行い
ました。
桜町・花畑周辺地区のまちづくりについては、H26年7月に基本構想を具現化した「桜町・花畑周辺地区まちづくりマネジメント基本計画」を策
定しました。また、より具体的に整備イメージを示すためのバーチャルリアリティシステムを開発するとともに、市民からのアイデアを基に、オープ
ニングイベント「城下町の宴」をH27年3月に開催しました。
(B)
○連続立体交差促進事業・熊本駅白川口(東口)駅前広場整備事業について
連続立体交差事業については、H27年3月に連立一般部4km区間(上熊本駅を含む北側4km)の上り・下り線、及び熊本駅部の上り線2kmの
高架切替えが完了しました。
上熊本駅東口駅前広場は、H27年度末の整備を目指して施工を進めています。
熊本駅白川口(東口)駅前広場は、 市電乗り入れの計画見直しを踏まえ、駅前広場計画の再検討を進めています。また、ターミナル機能の
一つであるバス案内所・待合所の設置に向けて、バス事業者やJR九州と協議を行っています。
新幹線・連立関連側道及び交差道路の整備については、連立一般部の高架開業に合わせ、平成27年度から北側4km区間の整備に着手し
ます。
○熊本駅周辺まちづくり推進事業について
まちづくりの創出に向けて、熊本駅周辺の3校区(春日・古町・白坪)自治会や地元企業などを交えた勉強会を開催しました。
駅西土地区画整理事業では、連立事業との工程調整が必要な道路・公園の一部を除く地区内工事が完了しました。H27年度に換地処分を
行う予定です。
東A地区市街地再開発事業については、H23年10月に「くまもと森都心プラザ」が先行オープンし、H24年3月には再開発ビル全体がグランド
オープンしました。このほか、市道春日2丁目第2号線をはじめ地区内の道路や坪井川親水空間の整備を終えています。
164
④課題
(A)
○中心市街地活性化事業
中心市街地の各事業の進捗状況に合わせて、将来自動車交通量を推計し、交差点等の解析を含めた円滑な交通処理を検討していく必要
があります。
中心市街地活性化については、中心市街地における再開発等の様々な事業の進捗状況に合わせて取り組んでいく必要があります。
また、桜町地区再開発事業については、H27年5月に施行認可を行い、H27年夏頃の工事着手に向けて円滑に事業を進めていく必要があり
ます。
花畑地区広場整備事業については、全庁的な利活用の検討を行うとともに、市民と協働でイベントを実施し、様々な広報手段を通じて利活
用の促進を行う必要があります。
桜町・花畑周辺地区まちづくりでは、(仮称)花畑広場の暫定供用期間中に、運営ノウハウの蓄積や利活用等の担い手の育成、広場使用者
等からの意見聴取などを行い、「桜町・花畑周辺地区まちづくりマネジメント基本計画」に基づき、オープンスペースの整備計画や運営管理計
画を検討していく必要があります。
(B)
○連続立体交差促進事業・熊本駅白川口(東口)駅前広場整備事業について
連続立体交差事業の進捗にあわせ、輻輳しながら様々な工事を行っていく予定です。1日も早い事業効果の発現に向けて、県、市、JR間の
連携をさらに深めながら、事業の円滑な推進を図る必要があります。
○熊本駅周辺まちづくり推進事業について
駅西土地区画整理事業、駅周辺基盤整備事業の円滑な事業推進と、民間開発の誘導や地元を交えたにぎわいづくりのソフト施策の検討な
どを進めていくことが必要です。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○中心市街地活性化推進事業
中心市街地における各事業の進捗状況を踏まえつつ、中心市街地における交通処理方針を検討し、歩行者や自転車が快適に回遊できる
緑豊かな都市空間を創造していきます。
中心市街地における再開発等の様々な事業の進捗状況に合わせて、必要とされる取り組みを精査しながら、交通対策の検討や検証に取り
組んでいきます。
桜町地区については、再開発事業の実現に向け積極的な支援を行っていきます。また、事業の進捗に合わせて、国との協議を進めていきま
す。
花畑地区については、(仮称)花畑広場を暫定的に供用し、整備や運営に関する使用者からの意見を聴取するとともに、H26年7月に策定し
た「桜町・花畑周辺地区まちづくりマネジメント基本計画」を基に、桜町再開発事業との整合性を図りながら、シンボルプロムナード等のオープ
ンスペースを中心としたエリアマネジメントについての具体的な準備を進めていきます。
(B)
○連続立体交差促進事業・熊本駅白川口(東口)駅前広場整備事業について
連続立体交差事業については、残る熊本駅部の下り線2km、豊肥本線1kmをH29年度末に高架に切替え、駅舎工事等を経て、H30年度末
に事業完了の予定です。
上熊本駅東口駅前広場整備は、H28年度中に周辺交差点の改良等を行い事業完了の見込みです。
熊本駅白川口(東口)駅前広場は、 連立事業の進捗にあわせ、H30年度から本格的に東口駅前広場の拡張工事に着手し、H31年度末の完
成を目指します。
新幹線・連立関連側道及び交差道路の整備については、H28年度末までに連立一般部(北側4km区間)の整備を終え、その後、連立事業
の進捗にあわせ、H30年度から熊本駅部(2km)の整備に着手する予定です。
○熊本駅周辺まちづくり推進事業について
熊本駅西土地区画整理事業では、新幹線開業時に西口駅前広場と周辺の整備が完了し、一般住宅の再建が大半であるが、西口駅前広場
の周辺街区では商業施設併設の中高層都市型住宅も建設されています。残工事についても安全で快適な居住環境の形成を図ります。 また、白川口(東口)駅前広場の整備をはじめ、水と緑を活かした良好な公共空間の整備に加えて、民間開発の誘導や地域の方とのワーク
ショップや勉強会を通じた具体的なにぎわいづくりの施策などの検討を進め、熊本の玄関口にふさわしいまちづくりを進めます。
165
第8章 第3節
利便性の高い公共交通体系の確立
∼ だれもが快適に移動できる公共交通体系を構築する ∼
【施策実施局:都市建設局、交通局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆公共交通機関の利便性を高め、利用を促進します。(A)
○市民に身近な公共交通ネットワークの充実を進めます。
○公共交通機関の利用促進を進めます。
○広域交通拠点の整備促進を進めます。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
細事業名
13,556,248 千円
所管課
H21∼26
事業費
累計
概 要
基幹路線と生活路線との連携強化のため、交通
バス乗換拠点改善調査経
交通政策総室 結節点や乗継ポイントの改善に向けての調査検
費
討を行う。
H27予算額
細事業
評価結果
15,507
0 拡大・充実
電停改良経費
交通政策総室
市電の利便性向上のため、電停改良について
バリアフリー化を進める。
177,445
137,000 拡大・充実
路線移譲円滑化経費
交通政策総室
今後のバス事業の安定的な存続を目指し、民
間バス事業者3社が設立した熊本都市バス株式
会社に対して、運行に必要な初期費用を支援
する。
299,000
124,500
縮小・終期設定
市民の生活、社会活動に必要な交通手段の確
地方バス路線維持費助成 交通政策総室 保を図るため、路線バスの欠損額等を補助す
る。
3,023,395
525,600
見直し・改善
熊本・川尻駅間新駅設置に係る駅舎整備費に
熊本・川尻駅間新駅整備
交通政策総室 ついて、JRに負担金支出するとともに、周辺道
経費
路及び駅前広場の整備を行う。
319,688
790,000 現状維持
平成24年4月より運行開始したコミュニティバス
地域生活交通確保(コミュニ
交通政策総室 (ゆうゆうバス)の運行費補助及びコミュニティ路
ティ路線)関係経費
線フォローアップ調査等を行う。
178,988
19,300 拡大・充実
熊本電気鉄道(株)の鉄道維持経費に対し助成
を行う。
37,679
21,045 現状維持
公共交通基本条例推進経
公共交通協議会の運営及び条例周知のための
交通政策総室
費
オープンハウスを開催する
3,171
1,560 現状維持
公共交通機関への利用促進を図るため、公共
(A)公共交通機関利用促進 公共交通利用促進啓発経
交通政策総室 交通機関利用促進キャンペーンなどの利用促
費
事業
進策を進める。
12,037
450 現状維持
阿蘇くまもと国際線利用促
阿蘇くまもと空港国際線振興協議会に対し、応
交通政策総室
進経費
分の負担を行う。
3,000
500 現状維持
12,019
2,600 現状維持
3,000
500 現状維持
10,211
1,620 現状維持
(A)公共交通ネットワーク充
実事業
鉄道維持費助成
(A)広域交通拠点整備促進
事業
熊本港関係経費
交通政策総室
交通政策総室 熊本港周辺海域の干潟生物調査を行う。
熊本港の整備促進及び内外貿易の振興を図る
熊本港振興協会運営費助
交通政策総室 ため設立された熊本港振興協会に対する補助
成
を行う。
熊本港フェスティバル開催
交通政策総室 熊本港フェスティバルを開催する。
経費
(企)市電整備事業
総務課
電車課
走行環境の改善や利便性向上を図るための設
備投資や他交通機関との結節強化を実施し、
利用者の増加を図る。
2,969,054
400,824
見直し・改善
(企)市電運営事業
総務課
電車課
経営基盤の強化を図りつつ、引き続き増客対策
2,155,911
に取り組む。
571,745
見直し・改善
(A)公営交通事業
※参考:人件費(H24∼H26)
166
4,073,382 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
(A)中心市街地に行くときに、公
共交通機関を利用する市民の割
合
%
(A)公共交通機関の年間利用者
数
千人
【補助指標】
市電の年間利用者数(変更)
(交通事業経営健全化計画の中
間見直し数値を目標値とした)
千人
基準値
実績値
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
60.3
59.2
56.5
54.0
54.9
56.0
53.2
増加
増加
D
増加
増加
D
55,834
53,979 53,170 55,378 55,542 56,724 55,436
(H19)
9,568
9,241
9,537 10,194 10,287 10,896 10,877 10,437 10,525
60,000
56,724
58,000
59.2
54
56.5
55,378
56,000
56
53.2
54.9
A
(A)公共交通機関の年間利用者数
%
60.3
達成度
H21
(A)中心市街地に行くときに、公共交通機関を
利用する市民の割合
70
65
60
55
50
45
40
目標値
H20
54,000
55,834
53,979
55,542
55,436
53,170
52,000
50,000
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
②指標の分析
(A)
○中心市街地へ行くときに公共交通機関を利用する市民の割合については、H24年度・H25年度の実績値は前年より増加しているがH26年度
は減少に転じています。主な要因としては、H26年4月1日からの料金改定に伴うバス利用者数の減少が考えられます。
○公共交通機関の年間利用者数については、H20年度の基準値と比較して、H26年度の実績値は減少に転じています。主な要因としては、
H26年4月1日からの料金改定に伴うバス利用者数の減少が考えられます。
○補助指標である市電の年間利用者数については、H20年度の基準値と比較すると利用者数は順調に推移しています。年度毎の目標値につ
いては、H25年3月に交通事業経営健全化計画の中間見直しを行い、H24年度以降の目標値を上方修正しています。(H25目標値10,333千人
→10,437千人、H30年目標値10,340千人→10,525千人)また、H26年度は、超低床電車導入や交通系ICカード定期券機能追加等の利便性向
上に取り組みましたが、年間利用者数は、0.2ポイント減少しています。主な要因としては、定期券のICカード化に伴うカウント方法の変更による
ものと分析しており、運賃収入の増加からも実質的には増加傾向にあるものと考えています。
○中心市街地に行くときに、公共交通機関を利用する市民の割合が、2.8ポイント減少しているにもかかわらず、補助指標である市電の年間利
用者数は0.2ポイントの減少に止まっています。市電の年間利用者数は、実質的な増加傾向にあり、定時性、速達性に優れ、わかりやすい料金
体制(均一運賃)と環境にやさしいイメージの鉄軌道が公共交通の基軸として利用されているものと理解しています。
③現状
(A)
〇公共交通ネットワーク充実事業
将来のゾーンバスシステム導入に向けたバス乗換拠点候補地の調査・検討を行いました。
市電の電停改良として、H22年に策定した「電停改良計画」に従って、通町筋電停の設計や市役所前電停の工事を行っています。
熊本市公共交通グランドデザインにおける基幹公共交通軸の1つであるJR鹿児島本線の熊本・川尻駅間の新駅について、H28年春の供用開
始に向け取り組んでいます。
また、政令市移行に伴い、H24年4月より新たなコミュニティ交通として運行を開始した「ゆうゆうバス」については、運行継続基準に則した路
線・系統の廃止を実施しており、また、「熊本市公共交通基本条例」に基づく公共交通空白・不便地域に対応したデマンド型乗合タクシーにつ
いても、空白・不便地域への導入を実施しております。 地方バス路線維持費助成については、市民の生活、社会活動に必要な交通手段の確保を図るため、民間バス事業者に対し路線バス運行
にかかる欠損額等の補助を実施しています。
〇公共交通機関利用促進事業
「熊本市公共交通基本条例」に基づき、モビリティマネジメント及び公共交通利用促進等の取り組みを実施しており、市民等への基本条例の
周知と合わせて、今後も引き続き利用促進に向け取組んでいく必要があります。
〇広域交通拠点整備促進事業
熊本港については、現在、−7.5m岸壁の航路浚渫や防波堤の整備などが継続して実施されていますが、港湾計画における-7.5m岸壁2
バース目、及び−10m岸壁については、事業採択は受けていない状況です。
167
④課題
(A)
〇公共交通ネットワーク充実事業
バス乗換拠点改善調査については、既存バス網の状況やバス利用者動向を踏まえながら、今後のゾーンバスシステム導入に向けた検討を
行っていく必要があります。
電停改良計画も策定後5年が経過し、法律の改正もなされていることから、計画の一部見直しを行うとともに、計画に沿った着実な整備を進め
ていく必要があります。
「ゆうゆうバス」については、運行継続基準及び住民の意見を反映しながら適宜見直し等を行っていく必要があるほか、公共交通空白・不便地
域に対応したデマンド型乗合タクシーについても、未導入の空白地域や不便地域への導入を進めていく必要があります。
〇広域交通拠点整備促進事業
近年、クルーズ船による観光が増加し、またクルーズ船も大型化しているため、これらに対応するための熊本港整備を進める必要があります。
○公営交通事業
公営企業が料金(運賃)収入をもって経営を行う独立採算制を基本原則としていることを踏まえた、持続可能な軌道事業の運営体制の確立と
マニフェストの実現に向けた財源の確保が今後の課題と認識しています。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○公共交通ネットワーク充実事業
電停改良計画に沿って、交通バリアフリー法に趣旨にのっとり、今後とも着実に電停改良事業を推進します。また、持続可能な公共交通ネット
ワーク形成を図るため、ゾーンバスシステムの導入や、バス網再編に取り組んでいきます。
○公共交通機関利用促進事業
バス利用者が減少傾向にある中、熊本県バス協会、バス事業者、行政の3者が協働で継続的な利用促進に取り組んで参ります。
○広域交通拠点整備促進事業
国・県に対して官民一体となり熊本港の継続的な整備促進を要望していくとともに、選ばれる寄港地となるよう熊本港振興協会と熊本港ポート
セールス協議会が、より一層連携した取り組みを行っていきます。
○公営交通事業
市電は、熊本城や地下水と並ぶ本市の都市ブランドの一つとして、将来にわたって安定したサービスを提供できるよう利便性や魅力を高めて
利用者の増加を図ります。また、交通事業経営健全化計画(H21年度策定)がH27年度に終了することから、新たな経営戦略の策定に向けて、
持続可能な電車事業のあり方を検討します。
168
第8章 第4節
良好な道路の整備・保全
∼渋滞の緩和を図り、安全で快適な道路環境を確保する∼
【施策実施局:都市建設局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆交通渋滞を緩和するため、環状道路をはじめとした幹線道路を整備します。(A)
○熊本都市圏の骨格となる2環状11放射道路網及び都市間を結ぶ広域道路網やスマートインターチェンジの整備を国や県に積極
的に働きかけるとともに、都市計画道路や幹線市道の整備を計画的かつ効率的に進めます。
◆安全で快適な生活道路の整備を行うとともに、道路・橋梁の効率的で適切な維持管理に努めます。(B)
○安全で快適な生活道路・歩道区間のため、電線共同溝及び自転車走行環境の整備、歩道のバリアフリー化などを推進します。ま
た、橋梁の長寿命化計画、幹線道路における舗装打換計画を策定し、適切な維持管理を行います。さらに、道路パトロールを強化
し、道路異常の早期発見に努めます。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
細事業名
60,841,901 千円
所管課
道路整備課、
東部・北部土木
街路整備経費(交付金)
センター、鉄道
高架関連整備
室
道路整備課、
東部・北部土木
街路(単独)整備経費
センター、鉄道
高架関連整備
室
道路整備課、
(A)都市計画道路整備事業
街路(地方特定)整備経費 東部・北部土木
センター
(国県道)街路整備経費
(交付金)
(国県道)街路整備経費
(単独)
地方特定道路整備経費
(A)幹線道路整備事業
道路整備課、
各土木セン
ター、鉄道高架
関連整備室
道路整備課、
各土木セン
ター、鉄道高架
関連整備室
概 要
H21∼26
事業費
累計
H27予算額
細事業
評価結果
熊本市都心部地区890haにおいて、都心部への
交通アクセス性の向上を目指し、上熊本駅周辺
11,268,684 1,130,084 現状維持
の幹線道路と熊本都市圏の内環状道路の子飼新
大江線の整備を行う。
都市計画道路整備区間の維持・補修、仮舗装等
の仮設工事、都市計画道路に関する地元対応工
事を行う。
111,461
219,200 現状維持
地域が緊急に対応しなければならない課題に応
えるため、早急に整備を行う必要がある特定の道 2,170,410
路(街路)の整備を行う。
88,800 現状維持
市域内のまちづくりの推進、交通結節点の向上、
都市の活性化を図るため、市街地内の都市計画 4,451,065 1,365,012 拡大・充実
道路の整備を行う。
市域内のまちづくりの推進、交通結節点の向上、
都市の活性化を図るため、市街地内の都市計画
道路の整備を行う。
160,459
153,900 現状維持
地域の幹線道路において、交通量の増加による
道路整備課、 通行の安全性確保及び渋滞の緩和といった日常
西部・北部土木 生活の緊急な課題についての改善を図るため、
センター
交差点の改良、道路の拡幅、歩道の設置等を行
う。
965,298
6,000 現状維持
指定都市移行に伴い、県より移譲を受けた国道
(国県道)道路橋梁改築経 道路整備課、
及び県道について、地域の実情に応じた適切な
費(交付金)
各土木センター
整備を促進する。
5,957,217 2,413,128 現状維持
指定都市移行に伴い、県より移譲を受けた国道
(国県道)道路橋梁改築経 道路整備課、
及び県道について、地域の実情に応じた適切な
費(単独)
各土木センター
整備を促進する。
1,062,319
425,600 現状維持
道路整備課、 熊本都市圏2環状11放射道路計画の外環状を形
(国県道)道路橋梁改築経
西部・北部土木 成する熊本環状道路の西側を構成する一般県道 5,137,319 3,827,746 拡大・充実
費(補助金)
センター
砂原四方寄線を整備する。
道路整備課、
(城南町)スマートインター 西部土木セン 城南バスストップにETC専用インターチェンジの
チェンジ整備経費
ター、城南地域 整備を行う。
整備室
(A)道路交通政策対策推進
事業
道路整備課、
(北熊本)スマートインター 北部土木セン 北熊本サービスエリア周辺にETC専用インター
チェンジ整備経費
ター、植木地域 チェンジの整備を行う。
整備室
169
233,800
160,664 拡大・充実
68,957
12,600 拡大・充実
事業名
(B)道路環境整備事業
細事業名
H21∼26
事業費
累計
概 要
細事業
評価結果
土木管理課
自転車対策室
通勤、通学、買い物など自転車利用が比較的多
い道路について、新たな自転車走行空間の確保
など歩行者と自転車利用者が安全に通行できる
よう整備を行う。
383,031
134,745 拡大・充実
電線共同溝整備経費
道路整備課、
西部土木セン
ター
無電柱化計画に基づき、道路上の電線類を地中
化し電柱を撤去するとともに、歩道の改良を行
い、歩行者及び自転車利用者が安全・快適に通
行できるよう整備し、加えて災害に強い街づくりを
行う。
595,150
18,100 現状維持
交通安全施設整備経費
(交付金)
道路整備課、 継続して整備中の2路線について交差点の新設
各土木センター 改良を行い交通安全対策の充実を図る。
320,110
264,712 現状維持
道路整備課、
各土木セン
単独交通安全施設整備経
ター、河内分
費
室、各地域整
備室
交通弱者に配慮した交差点や歩道の改良に取り
組む他、転落防止柵、照明灯、反射鏡など交通
2,495,279
安全施設を効果的に整備していくため、現況調
査を行い計画的に推進していく。
512,000 現状維持
道路整備課、
(国県道)電線共同溝整備
東部土木セン
経費(交付金)
ター
無電柱化計画に基づき、道路上の電線類を地中
化し電柱を撤去するとともに、歩道の改良を行
い、歩行者及び自転車利用者が安全・快適に通
行できるよう整備し、加えて災害に強い街づくりを
行う。
453,697
116,103 現状維持
道路整備課、
(国県道)電線共同溝整備
東部土木セン
経費(単独)
ター
無電柱化計画に基づき、道路上の電線類を地中
化し電柱を撤去するとともに、歩道の改良を行
い、歩行者及び自転車利用者が安全・快適に通
行できるよう整備し、加えて災害に強い街づくりを
行う。
36,921
20,000 現状維持
交通事故の防止や歩行者等の安全で円滑な移
(国県道)交通安全施設整 道路整備課、
動の確保のために歩道、自歩道及び交差点改良
備経費(単独)
各土木センター
をはじめとする交通安全施設等の整備を行う。
110,969
112,200 現状維持
道路整備課、
各土木セン
ター、河内分
室、各地域整
備室
舗装新設、側溝新設改良、無償提供による拡幅
等について、地元との協議を十分に行い、地域の 7,427,494 1,324,200 現状維持
実情に応じた効率的な整備を行う。
道路整備課、
舗装新設、側溝新設改良等について、地元との
社会資本整備総合交付金 北部土木セン
協議を十分に行い、地域の実情に応じた効率的
(新設改良)
ター、各地域整
な整備を行う。
備室
1,811,535
110,786 現状維持
県道砂原四方寄線(熊本西環状線)の整備に伴
い設置される側道で市道へ引き継がれるものに
ついての整備経費(∼H23県へ工事委託、H24
∼市直接施工)
288,089
18,200 現状維持
419,259
160,000 現状維持
道路橋梁維持補修経費
道路パトロール・橋梁点検のデータや市民からの
道路整備課、
要望に基づき、老朽化した道路及び橋梁の維持
各土木セン
1,587,371
補修工事を行う。また舗装補修・側溝清掃や鋼橋
ター、河内分室
の塗替えなど適切な維持管理を行う。
156,000 現状維持
舗装打換経費
道路整備課、
各土木セン
道路パトロールや地元からの情報を元に優先順
ター、河内分
位付けを行い、老朽化した市道の舗装打換を行
室、城南・植木 う。
地域整備室
4,689,489
735,600 現状維持
道路台帳整備経費
土木管理課
402,076
76,456 拡大拡充
道路整備課、
熊本西環状線市道整備経
北部土木セン
費
ター
道路の排水機能を確保し、道路交通の安全性を
(国県道)道路側溝整備経 道路整備課、
高めるため、側溝の機能低下箇所や未整備箇所
費(単独)
各土木センター
について、改良、新設を行う。
(B)道路橋梁維持補修事業
(B)道路台帳整備事業
H27予算額
自転車走行空間整備経費
道路橋梁整備経費
(B)道路橋梁建設事業
所管課
道路法第28条に基づく道路台帳の作成
(B)法定外公共物管理事業 道路(里道)事務経費
土木管理課、 里道・水路に関する境界立会、用途廃止及び払
各土木センター い下げ等の事務を行うもの
120,906
20,733 現状維持
(B)私道整備事業
各土木セン
ター、富合・城 生活道路として利用している私道に助成をし私道
南・植木地域整 整備を推進する。
備室
74,433
15,000 現状維持
私道整備経費
※参考:人件費(H24∼H26)
170
2,734,655 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
(A)渋滞時における自動車の平
均速度
km/h
22.3
22.1
-
21.6
23.0
21.2
20.1
25
30
D
(B)安全に道路を歩くことができ
ると感じる市民の割合
%
29.4
29.8
28.4
28.3
28.5
32.0
31.3
35
40
C
km/h
40.0
(A)渋滞時における自動車の平均速度
(B)安全に道路を歩くことができると感じる市民の割合
%
50.0
40
30
30.0
23.0
22.1
20.0
40.0
25
35
20.1
21.6
22.3
29.8
30.0
21.2
10.0
31.3
32.0
29.4
28.4
28.3
28.5
H22
H23
H24
20.0
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
H20
H21
H25
H26
H30
②指標の分析
(A)
○渋滞時における自動車の平均速度については、H20年度基準値からH24年度は初めて増加の傾向にありましたが、H25年度とH26年度を比較
すると、21.2km/hから1.1km/h減少しています。この要因は、水道町交差点において、12時間交通量では総流入量は減少しているものの、朝の
ピーク時間帯では代継橋方面からの流入量は増加しており、渋滞が悪化しているためです。目標を達成するためには、今後も引き続き、計画的、
効果的な事業の推進が必要です。
(B)
○安全に道路を歩くことができると感じる市民の割合については、H25年度と比較すると、「とても感じる」、「やや感じる」を合わせた割合は、32.0%
から0.7ポイント減少しています。引き続き、歩道の整備や電線共同溝の整備によるバリアフリー化、防護柵・区画線・道路反射鏡等の整備や夜間の
安全対策としての街路灯の設置などにより、歩行者の安全性の向上を進めていく必要があります。
③現状
(A)
○幹線道路整備事業
道路整備プログラム等の計画に沿って、地域高規格道路である熊本西環状線の2号トンネルの着手、下硯川高架橋の架設及び、市道室園第22
号線の供用を実施し、着実に整備を進めているところです。
(B)
○道路環境整備事業
歩行者や自転車が安全に通行できる道路空間を整備するために、歩道の拡幅や舗装補修など、また、道路整備プログラムや自転車走行環境整
備事業、電線共同溝整備事業等の計画に沿って改良を進めています。
④課題
(A)
○都市計画道路整備事業
県から移譲を受けた路線を含めて上熊本周辺の路線については、JR鹿児島本線の連続立体交差事業の完成に合わせて事業を進捗しており、
事業費の確保や計画的な事業の執行が必要です。また、各管理者との協議にかなりの期間を要しており、今後、事業進捗に向けた対応が求めら
れています。
○幹線道路整備事業
整備の順番や供用時期について、道路整備プログラムに沿って事業を行っていますが、全体的に遅れており新規着工が難しい状況です。
○道路交通政策対策推進事業
北熊本スマートインターチェンジはH27年度末、城南スマートインターチェンジについてはH28年度の供用開始を目指しておりましたが、北熊本ス
マートインターチェンジについては、用地交渉が難航し、平成27年度末での供用開始が困難な状況となっております。両スマートインターチェンジ
とも用地取得に向けて、地権者との交渉に努めているところです。今後は、より一層担当部局との調整を図り、計画的に事業を進めていくことが必
要です。
(B)
○道路環境整備事業
自転車走行空間整備事業について、自転車の利用促進には、走行空間(自転車レーン等)の整備により迅速性や快適性を高める必要がありま
すが、自動車分担率の高い本市においては、自転車走行空間の確保が容易ではなく、また、歩道の段差解消や交差点の改良などの安全対策の
実施も急務であることから、今後も、関係機関との円滑な合意形成が求められます。
電線共同溝事業については、現状の事業(予算)規模では1路線の完成に複数年を要すばかりでなく、工事期間の延長に伴う、夜間工事の騒音
や振動などによる沿線住民への負担が大きいことが課題です。各路線ごとの効率的な整備計画立案が重要であり、併せて柔軟な予算の配分や充
当が必要となります。
交通安全施設整備事業については、早期に交差点改良や歩道改良等を実施することにより円滑な通行を図り、歩行者・自転車の安全を確保し
ていく必要があります。
○道路橋梁建設事業
道路の新設改良要望は、箇所も多く内容も多岐にわたっていることから、より効率的・計画的に事業を進める必要があります。また、コスト縮減のた
めにもライフサイクルコストを考慮した新工法の導入を検討していく必要があります。
○道路橋梁維持補修事業
橋梁の維持補修については、橋梁長寿命化計画に基づき確実に進めていくことが必要です。また、法で定められた5年に1度の近接目視により、
橋梁の変化を的確に把握する必要があります。
171
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○都市計画道路整備事業・幹線道路整備事業
熊本市道路整備プログラムに掲げる整備時期を目標として、計画的、効率的な事業の推進を図ります。
○道路交通政策対策推進事業
城南スマートインターチェンジについては、H28年度の供用開始を目指し事業の進捗を図る一方、北熊本スマートインターチェンジについても、
一刻も早い供用開始に向けて事業調整を図ります。
(B)
○道路環境整備事業
自転車走行空間整備事業については、自転車レーンなどの分離された走行空間の整備に向けて協議を進めていきます。また、電線共同溝事業
については、各路線ごとの効率的な整備手法を幅広く検討するとともに、各電線管理者との連携を強化しコストの縮減に向けて協議を進めていきま
す。さらに、交通安全施設整備事業については、早期の完成を目指すとともに、必要な交通安全施設のより計画的、効率的な事業の推進を図りま
す。
○道路橋梁建設事業
市民が安全且つ快適に道路を利用できるようにするため、道路施設の整備を推進します。
○道路橋梁維持補修事業
舗装、橋梁、照明灯等の道路施設について、事後的管理から予防保全的管理に転換を図るため維持管理計画を策定し、適切な維持管理を実
施していきます。
172
第8章 第5節 総合的な治水対策の推進
第8章
第5節 総合的な治水対策の推進
∼河川の整備促進を図り、洪水による被害を防止・軽減する∼
∼河川の整備促進を図り、洪水による被害を防止・軽減する∼
【施策実施局:都市建設局、上下水道局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆洪水による被害を防止するため、環境に配慮しながら河川の整備を推進します(A)
○市民生活の安全を確保するため、降雨時の増水による氾濫を防止し、災害に強い河川改修を計画的に行います。また、河川改
修とあわせて、多自然川づくり等自然環境に配慮した親水空間を整備するなど、うるおいのある水辺空間を形成します。
○白川・加勢川・坪井川など、国や県が管理している河川の整備促進を図ります。
○国、県などとの連携のもと水防災フェアなどを開催し、市民に対して治水の必要性や防災意識の啓発を図ります。
○樋管・樋門など、河川管理施設を適切に管理します。
◆都市型水害など、局地的な浸水被害の軽減を図ります(B)
○市街区域内の道路の冠水や住宅地の浸水を防止するため、下水道事業による排水路等の整備を行います。
○浸水被害が頻発する地区において、その被害を解消するため、排水機場等の浸水解消対策施設の整備並びに適正な運転及
び維持管理を行います。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
(A)河川改修事業
細事業名
8,840,297 千円
所管課
概 要
H21∼26
細事業
事業費 H27予算額
評価結果
累計
河川課・東部、 広域河川の改修を行うことで、水害の不安から解
広域(旧都市基盤)河川改
西部土木セン 放(軽減)され、安全で安心なまちづくりを推進す 2,280,173
修経費
ター
る。
351,839 現状維持
河川改修の促進及び災害の軽減・防止につい
(A)河川整備推進体制強化
河川課・土木総 て、国土交通省をはじめとして関係機関に要求
各種団体負担金(河川分)
務課
を行う。また、水防災フェアを通じて市民に防災
事業
27,509
4,300
現状維持
144,990
23,232
現状維持
103,979
37,000
現状維持
意識の啓発を図る。
(A)河川維持管理事業
河川課・東部、
広域(旧都市基盤)河川維
広域(旧都市基盤)河川の維持管理を行うこと
西部、北部土
持補修経費
で、衛生的で安全な生活環境を維持する。
木センター
(A)河川環境整備事業
単独河川環境整備経費
河川課・西部土 幹線排水路の浸水対策及び水辺空間を構築す
木センター
るための河道改修。
(B)排水路整備事業
一般排水路整備経費
河川課・東部、 市街化区域内の土水路及び幹線となる排水路
西部、北部土 の整備を行うことで、水害の不安から開放(軽減) 787,749
木センター
され、安全で安心なまちづくりを促進する。
(B)浸水解消対策事業
浸水解消対策経費
排水機場等の建設、水路の整備等を行うことで、
河川課・北部土
水害の不安から解放(軽減)され、安全で安心な
木センター
まちづくりを促進する。
(B)(企)公共下水道(雨
水)築造事業
(企)建設改良費
管路の整備や調整池等の設置を行うことで、水
河川課(下水道
害から解放(軽減)され、安全で安心なまちづくり 7,102,470 1,223,000 現状維持
整備課)
を推進する。
(B)雨水流出抑制対策事
業
雨水浸透桝設置助成経費 河川課
(B)浸水解消施設維持管
理事業
6,333
104,800 現状維持
16,600 現状維持
雨水の流出を抑制するため、雨水浸透桝を設置
される者に対して助成金を交付する。
46,742
7,700 現状維持
内水排除施設維持管理経 河川課・西部土 排水機場の維持管理を行うことにより、安全で安
費
木センター
心な生活を維持する。
358,451
72,071 現状維持
491,577
41,400 現状維持
施設維持管理経費
河川課・西部土 排水機場施設等を適正に整備、維持及び管理
木センター
し、常に十分な機能を保全する。
※参考:人件費(H24∼H26)
173
393,461 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
(A)河川整備率
(都市基盤河川の全体延長に対
する整備済み延長率)
(B)雨水整備率
(市街化区域の計画面積に対す
る整備済み面積の率)
基準値
実績値
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
%
63.2
64.1
65.2
66.1
67.0
68.2
68.6
69.5
75.3
C
%
49.4
50.1
50.1
50.1
50.1
50.1
50.9
56.1
60.0
C
80.0
60.0
60.0
40.0
40.0
20.0
20.0
(B雨水整備率
(B)雨水整備率
%
100.0
100.0
100.0
80.0
達成度
H21
(A)河川整備率
%
目標値
H20
%
63.2
63.2
69.5
69.5
64.1 65.2
64.1 65.2
66.1
66.1
67.0 68.2
67.0 68.2
75.3
68.6
68.6 75.3
0.0
100.0
80.0
80.0
60.0
60.0
40.0
40.0
20.0
20.0
%
50.1
50.1
49.4
49.4
60.0
56.1
56.1
50.1
50.1
50.1
50.1
50.1
50.1
50.9 60.0
50.9
50.1
50.1
0.0
H20
H21
H22
H22
H23
H23
H24
H24
H25
H25
H26
H26
H30
H30
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H26
H30
H30
②指標の分析
(A)
○河川整備率は、広域(旧都市基盤)河川(健軍川・藻器堀川、保田窪放水路、麹川、鶯川、万石川[完了])6河川の整備計画全体延長(L=
19,395m)に対する整備率であり、H26年度末で68.6%(L=13,295m)となっていることから、今後も整備を促進していく必要があります。
(B)
○雨水整備率は、整備計画全体面積(9,829.2ha)に対する整備率であり、H26年度末で50.9%(5,001.4ha)となっていることから、目標達成に
向け今後も整備を推進していく必要があります。
③現状
(A)
○河川改修事業
河川整備率については、広域(旧都市基盤)河川(健軍川・藻器堀川、保田窪放水路、麹川、鶯川、万石川[完了])6河川の整備計画全体延
長(L=19,395m)に対するH26年度末の整備済延長(L=13,295m)となり、整備率の割合は、68.6%です。現在、広域河川改修事業を行って
いる各河川のH26年度末における河川整備率は、健軍川で77.4%、藻器堀川で68.0%、鶯川で45.1%、麹川で81.2%となっています。
○河川整備推進体制強化事業
白川、加勢川改修の早期完工及び立野ダム本体工事の早期着手に向け、国等関係機関に対して要望活動を行います。また、水防災体験を
通じて市民の防災意識の啓発を図ります。
(B)
○雨水流出抑制対策事業
S63年4月から雨水浸透桝設置補助事業を行っており、H26年度末現在で累計2,489件(6,953基)の申請がありました。
○浸水解消対策事業
S63年5月の大雨を契機に市域の28箇所を指定し排水機場や排水路の整備を計画的に行い、H21年度末までに24箇所が完成しています。
H24年度より龍田地区において事業を計画していますが整備区間内の土地所有者との用地交渉が難航している状況です。
○浸水解消施設維持管理事業
排水機場等の浸水解消対策施設の運転管理、保守や清掃については民間業者に委託していますが、点検や整備に関しては現在管理して
いる24箇所の施設についてオーバーホール計画を策定し、計画的な維持管理を実施しています。
174
④課題
(A)
○河川改修事業
現在、4河川(健軍川・藻器堀川・麹川・鶯川)の広域(旧都市基盤)河川改修事業を実施しています。埋設物等の移設協議や用地買収等の
迅速化が求められています。国庫補助内示減額により、計画的な整備の実施が困難な状況にあるため、整備箇所の優先順位を付け、優先箇
所に重点的に予算を配分し整備を進めていきます。
○河川整備推進体制強化事業
白川、加勢川の治水安全度向上に向け、激甚災害対策特別緊急事業等による河川改修の早期完工及び立野ダム本体工事の早期着工に向
けて、国等関係機関に対して要望活動を行いました。国直轄の立野ダムについては、国土交通省により立野ダム建設事業を継続とする旨の対
応方針が決定されました。今後も国や関係機関に対し、丁寧な説明と事業促進の働きかけを行います。
(B)
○(企)公共下水道(雨水)築造事業
H20年度に策定した「重点6地区における下水道浸水対策計画」に基づき、特に浸水被害の大きい地区の早急な整備を行うべく、H30年度の
事業完了を目標に取り組みを進めています。このうち、H21年度より加勢川第6排水区など3地区において事業に着手していますが、現場の土
質条件や入札不調により当初想定より進捗が遅れているところです。今後、実施工程調整を行い、早期の供用開始を目指して事業進捗を図っ
ていくことが必要です。
○浸水解消対策事業
S63年5月の大雨を契機に市域の28箇所を指定し排水機場や排水路の整備を計画的に行ってきている状況ですが、都市型水害が顕著に
なっていることから、「熊本市治水総合計画推進連絡会議」において浸水箇所の再点検を行い、整備計画の検討を進める必要があります。
○雨水流出対策事業
H20年7月の「熊本市地下水保全条例」の一部改正により、建築行為及び開発行為を行う者は、雨水浸透施設の設置が義務付けされました。
このことにより申請件数も年々増加し、H26年度末現在で、累計2,489件(6,953基)の申請がありました。引き続き、PR活動を行い申請の増加に
努める。
○浸水解消施設維持管理事業
排水機場等の浸水解消対策施設は、経過年数に応じた定期整備・設備取替が必要なため、現在管理している24箇所の施設についてオー
バーホール計画を策定しており、点検・整備を計画通りに実施することで各設備の機能維持に支障を来たすことがないよう、適切な維持管理を
進めていく必要があります。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○河川改修事業
健軍川におけるネック箇所である県道熊本空港線(通称:国体道路)から上流部のショートカット工事及び鶯川の県道熊本高森線から上流の
用地買収など早期に効果が見込まれる箇所を重点的に整備を行う予定です。
○河川整備推進体制強化事業
「白川水系河川整備計画」に沿った白川改修の促進及び立野ダム本体工事への早期着工に向け、引き続き国土交通省等の関係機関に対し
て、要望活動を行っていきます。
(B)
○(企)公共下水道(雨水)築造事業
下水道(雨水)浸水対策計画に基づき、浸水頻度や緊急性の高い地区の管路整備や調整池設置を、全体事業計画に基づく予算及び工程に
て進行管理し、予定年度内での完成を目指します。
○浸水解消対策事業
浸水対策に関しては、「熊本市治水総合計画推進連絡会議」において新たな浸水箇所の報告がなされるなど、都市型水害が顕著になってい
ることから、再度整備計画の策定を行い、実態に即した事業展開を図ります。
○雨水流出抑制対策事業
雨水流出抑制対策事業の普及啓発活動として、本市HP、シティFM(ラジオ)、ふれあい出前講座、防災・環境イベント等によりPRを展開する
予定です。
○浸水解消施設維持管理事業
排水機場等の浸水解消対策施設のオーバーホールや改修については、オーバーホール計画に基づいた維持管理を行うための予算措置と
併せ、出水期に頻繁に稼動する設備、老朽化した設備を重点的に整備・点検を行うよう努めます。
175
第8章 第6節 安全で良好な建築物の整備・推進
∼ だれもが安心して暮らしやすい建築物の整備を推進する ∼
【施策実施局:都市建設局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆建築協定制度などの活用による良好な居住環境の誘導に努めます(A)。
建築確認に関する図書の適正な保存管理、違反建築物の指導・是正、市民の苦情相談に迅速に対応し、良好な居住環境への
誘導に努めます。
◆建築物の耐震化に取り組むなど、建築物の安全対策を推進します(B)。
地震による被害の軽減を図り、安全で安心なまちづくりを目指し、補助事業を整備するなど建築物の耐震化を推進していきます。
◆老朽化した市営住宅の建て替えなどに取り組むとともに、適切な維持管理に努めます(C)。
老朽化した市営住宅の計画的な建て替えを進め、より良好な住環境を整備するとともに、適切な修繕や入居管理により良好な居
住環境を維持します。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
(A)居住環境改善事業
細事業名
11,898,533 千円
所管課
H27予算額
細事業
評価結果
建築指導課
46,654
8,642
縮小・終期設定
建築計画課
住宅に関する情報提供や相談に対応するため、
マンション管理士派遣やセミナー、住まいづくり
フェアなどを開催する。
5,731
591
見直し・改善
住生活基本計画推進事業 建築計画課
熊本市住生活基本計画に基づき、「共に支え合
い長く住み継ぎ人が集うくまもとの住まい・まちづ
くり」の基本理念のもと、安心なくらしや良質な住
まい、住みやすいまちの実現に向けた施策展開
を行う。
13,269
680 拡大・充実
建築物耐震化促進事業
住宅・建築物の耐震化を促進するため、耐震化
に関する普及啓発に取り組むとともに、戸建木
造住宅の耐震診断及び耐震改修に要する経費
について助成する。
118,597
36,600 拡大・充実
耐震改修促進法の改正により、耐震診断の実施
と結果報告が義務付けられた建築物の耐震診
断、補強設計及び耐震改修に要する経費、並び
に緊急輸送道路沿道建築物の耐震診断に要す
る経費について助成する。
32,310
115,500 拡大・充実
営繕課・設備課 市有建築物の小修繕等の設計及び監理を行う。
191,813
34,880 現状維持
住宅情報提供事業
建築計画課
(B)建築物安全推進事業
特定建築物耐震化促進事
建築計画課
業
公共施設補修調査経費
(C)市営住宅建設事業
H21∼26
事業費
累計
建築確認に関する図書(建築計画概要書、道路
位置指定、道等の判定、完了検査、建築確認
等)の適正な保存管理とともに、業務の効率化や
市民相談等への対応の迅速化を図るためのシス
テム経費。
建築確認管理システム経
費
(A)住宅政策事業
(B)市有建築整備事業
概 要
公共建築物定期点検業務
営繕課
委託経費
建築基準法に基づく市有建築物の定期点検を
行う。
201,869
45,400 現状維持
公共施設保守点検集約経
営繕課
費
市有建築物の保守点検を一元化して行う。
456,325
101,000 現状維持
公営住宅建設経費(補助) 住宅課
国庫補助(社会資本整備総合交付金等)を利用
4,854,332
して、市営住宅の建替等を行う。
16,416 現状維持
住宅維持管理経費(経常) 住宅課
安全・快適な住環境を維持し、より効率的な管
理・運営を図るため、指定管理者制度を活用す
る。
2,301,496
600,280 現状維持
住宅課
一般修繕、給水管改修等の工事及び住宅管理
システムを活用した入居・収納管理を実施し、効
率的・効果的な市営住宅の維持管理を行う。
1,008,682
124,000 現状維持
住宅課
安全・快適な居住環境を維持するために、団地
内の各施設、各設備の適切な修繕等を行う。
1,953,883
616,500
(C)市営住宅維持管理事業 市営住宅維持管理経費
市営住宅修繕経費
※参考:人件費(H24∼H26)
176
847,941 千円
見直し・改善
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
基準値
単位
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
(A)良好な居住環境が保たれて
いると感じる市民の割合
%
58.2
57.5
56.5
58.8
59.0
57.0
57.3
60
65
D
(B)耐震診断助成制度活用件数
件
19
35
50
90
138
291
451
700
1,100
C
(C)市営住宅最低居住水準未満
世帯率
%
5.7
4.2
3.9
3.6
3.4
2.8
2.6
3.6
2.6
A
(A)良好な居住環境が保たれていると感
じる市民の割合
70
%
65
65
60
55
59
57.5
60
57.3
58.8
58.2
56.5
57
50
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
(B)耐震診断助成制度活用件数
1200
1000
800
600
400
200
0
(C)市営住宅最低居住水準未満世帯率
1100
件
8
%
6
700
35
19
50
90
291
4
451
2
138
5.7
4.2
3.9
3.4
3.6
2.6
3.6
2.8
2.6
0
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
②指標の分析
(A)
○良好な居住環境が保たれていると感じる市民の割合については、H25年度実績値から0.3ポイント増加しており、「あまり感じない」「全く感じな
い」とする市民の割合が0.9ポイント減少しています。増加の要因は、他の地域と比べ東区でその傾向が大きいことが要因の一つと考えます。
(B)
○耐震診断助成制度活用件数については、緊急輸送道路沿道建築物は毎年1、2件で推移しており、戸建木造住宅はH21・22年度はやや減少
しましたが、H23年度以降は増加の傾向にあり、H25年度からは、更に増加しています。これは、H23年3月の東日本大震災の影響により市民の
耐震への関心が高まったこと、H25年度から市民負担を軽減した「耐震診断士派遣事業」を開始したことが大きな要因であると考えられますが、
目標達成に向けては厳しい状況にあります。また、H26年度からは法改正により耐震診断が義務付けられた建築物に対する耐震診断を開始し、
8棟が補助を活用しています。
(C)
○市営住宅最低居住水準未満世帯率については、H20年度基準値から3.1ポイント、H25年度実績値からは0.2ポイント改善し、H30年度の目標
を達成しています。これは、市営住宅の各入居世帯の人員に応じた適切な住戸面積水準の確保が順調に進んでいることを示しており、老朽化し
た市営住宅の建替が順調に進んでいることや、入居管理等が適切に行われているためと考えられます。
③現状
(A)
○居住環境改善事業
違反建築物防止週間、建築物防災週間、年末繁忙期等に各種立入検査を毎年実施してきたことによって、違反の件数は減少傾向でありま
す。一方、「熊本市老朽家屋等の適正管理に関する条例」や「空家等対策の推進に関する特別措置法」が施行されたことにより、老朽化による建
物の相談は増加傾向であります。
○住宅政策事業
熊本市居住支援協議会によるあんしん住み替え相談窓口や住まいづくりフェア、マンション基礎セミナーなどによる、良好な居住環境づくりの
ための情報提供に取り組んできました。政令市移行や人口減少、少子高齢化の進展等、本市の住宅を取り巻く状況の変化に対応した住宅政策
の基本方針を示す住生活基本計画を平成27年3月に策定しました。
(B)
○建築物安全推進事業
H20年度から開始している戸建木造住宅の耐震診断に加えて、H25年度から「耐震診断士派遣事業」を開始したことで、利用件数は大きく増加
しています。
○市有建築整備事業
市有建築物の定期点検及び保守点検の実施において指摘された不具合を施設管理者に報告し、改善を指導しています。
(C)
○市営住宅建設事業
楠団地を中心に、本荘団地、託麻団地、廻江団地、豊田団地、山本団地の老朽化した市営住宅の計画的な建替を進めており、H26年度に
は、楠団地4期の本体工事及び山本団地の既存解体工事に着手しました。
○市営住宅維持管理事業
市営住宅の給水管改修や水道直結及び計画修繕等の維持管理工事の実施や指定管理者(熊本市営住宅管理センター)を活用した効果的・
効率的な管理・運営を行っています。
177
④課題
(A)
○居住環境改善事業
H26年度以降も違反建築物防止週間等を実施し、建物所有者・管理者等の建築基準法令遵守の意識向上を図っていく必要があります。ま
た、前述のとおり、老朽化による危険な建物の相談が増加傾向にあることから、その対策が必要となっています。
○住宅政策事業
住生活基本計画のもと、多様化する市民ニーズに応じた情報提供の充実化、また住宅セーフティネットや増加する空き家問題等における民間
市場の活用など、新たな住宅政策の展開が必要となっています。
(B)
○建築物安全推進事業
耐震診断助成制度活用件数については、平成25年度から利用件数は大きく増加しているものの目標値には遠く及んでおらず、更なる周知・啓
発活動による市民意識の向上が必要となっています。緊急輸送道路沿道建築物については、H25年度に実施した実態調査の結果を活用して、
所有者への周知・啓発を行っていますが、今後も継続した所有者への働きかけが必要となっています。
○市有建築整備事業
必ずしも充分な対応がなされておらず、劣化が進む状態にあります。施設の長寿命化を図るため、早急かつ計画的な修繕等を行う必要があり
ます。
(C)
○市営住宅建設事業
国の補助制度の改正や、内示の減額が続いていることから、制度の動向に適切に対応し、計画的に取り組んでいく必要があります。
○市営住宅維持管理事業
市営住宅の維持管理については、平成27年度から指定管理者を二者に分割し、業務内容も拡充している。今後は、モニタリングの実施と検証
等を更に充実させて、より効率的できめ細やかな管理・運営を行う必要があります。
市営住宅の老朽化が進む中で維持管理に必要な予算も増加傾向であり、維持修繕の計画の見直し等を含め市営住宅ストックの適正な維持
管理に努めていく必要があります。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○居住環境改善事業
違反建築物をなくし良好な居住環境を誘導するため、引き続き定期的な立入検査を実施し、不適合箇所の是正指導及び建物所有者・管理者
等の建築基準法令遵守の意識向上を図ります。また、老朽化した危険な建物に関しては、「熊本市老朽家屋等の適正管理に関する条例」や「空
家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき、助言・指導を行うとともに、家屋等の適正な管理の必要性について継続して周知を行っていき
ます。
○住宅政策事業
住宅を取り巻く状況の変化に応じた、本市の住宅政策の基本方針を示す「住生活基本計画」のもと、今後更なる増加が予測される空き家の対
策や、多様化する市民ニーズに対応した情報提供の拡充・継続など、課題解決に向けた施策の推進に取り組んでいきます。
(B)
○建築物安全推進事業
「平成32年度までに耐震化率を95%」とする新たな国の目標を受けて、本市もH27年度に建築物耐震改修促進計画を改訂し、住宅や建築物
の更なる耐震化促進を図っていきます。戸建木造住宅については、平成25年度から「耐震診断士派遣事業」を新設するなど、市民負担の軽減
に繋がる方策を展開しており、継続的な普及啓発や補助制度の拡充などに取り組んでいきますが、今後は住宅全体の耐震化促進に向けた新た
な取り組みの検討が必要です。また、緊急輸送道路沿道建築物については、実態調査の結果を基に、引き続き耐震化促進のための新たな施
策の検討や所有者等への働きかけを行っていきます。
また、法改正により耐震診断が義務付けられた建築物に対し、耐震診断に対する補助を実施していますが、H27年度からは、補強計画・設計と
耐震改修に対する補助を行います。
○市有建築整備事業
施設管理者と連携した各種点検の履行確認により、的確に劣化状況を把握し、中長期保全計画及び短期修繕計画に反映させることで、建築
物の計画的な維持補修の実施に取り組んでいきます。
なお、中長期保全計画策定については、公共施設等総合管理計画と調整を図ります。
(C)
○市営住宅建設事業
「市営住宅等長寿命化計画」に基づき、老朽化した市営住宅の建替等を、より効果的・効率的に進めていきます。
○市営住宅維持管理事業
安全・快適な居住環境を維持するため、指定管理者分割による効果や業務内容等(特にH27年度から新たに加えた業務等)について検証を
行い、より効率的な管理・運営を図るとともに、市営住宅等長寿命化計画に基づき、良好な居住環境の維持に努めます。
なお、市営住宅等長寿命化計画については、立地適正化計画や今後策定が予定されている公共施設等総合管理計画の考え方を踏まえて、
中間見直しの検討を行います。
178
第8章 第7節
良質な水道水の安定供給
∼安全で良質な水道水を安定的に供給する∼
【施策実施局:上下水道局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆水道施設の維持管理や水需要に応じた効率的な水運用を行うとともに、水道水源の保全に取り組みます(A)
○安全で良質な水道水を安定的に供給するため、水道施設の適切な維持管理及び施設の機能強化を図り、水資源等の有効活用
に取り組みます。また、節水や漏水防止に関する啓発、白川中流域かん養事業への支援など水道水源の保全に努めます。
◆水道水の安全性やおいしさについての徹底した管理を行います(B)
○水道水の品質管理を徹底し、安全性やおいしさについての啓発に努めるとともに、マンションやビルの管理者に対し、直結給水方
式の利用促進、貯水槽水道の適正管理についての啓発等を行います。
◆施設の耐震化を推進するとともに、災害における危機管理体制を充実させます(C)
○基幹管路を中心に水道施設の耐震化を進めるとともに、災害時における応急給水体制の充実や給水拠点の整備を進めます。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
細事業名
(企)老朽管更新経費
23,027,535千円
所管課
H21∼26
事業費
累計
H27予算額
細事業
評価結果
水道整備課、管
路維持課、水相
談課
水の有効活用(有効率の向上)や水道水の安定
供給を確保するため、老朽配水管等の計画的な 4,484,893
更新を行う。
875,466 現状維持
水運用課
施設を長期にわたり適切に保全していくために、
各施設の保守及び老朽施設の更新を行う。
765,532
141,472 現状維持
1,701,505
736,282 現状維持
(企)施設等点検改修経費 管路維持課
(企)漏水防止対策強化経 水相談課、管路
維持課、水運用
課
(A)水道施設維持管理事業 費
水の有効活用(有効率の向上)のため、計画的
な漏水防止対策を実施する。
(企)その他施設維持管理
経費
管路維持課、水
運用課、水相談 水道施設及び上下水道局庁舎の維持管理を適
課、総務課、経営 切に実施する。
企画課
(企)自然エネルギー活用
経費
経営企画課
水道整備課
水運用課
水道事業による環境負荷を低減するために、自
然エネルギーを活用することにより、環境に配慮
した事業経営を推進する。
(企)能力強化経費
計画調整課
水道整備課
適切な水圧調整のもとで水融通を行い、運用コ
ストの低減や安定給水を図るため、取水から配
水までの施設能力強化を推進する。
4,205,205 2,921,370 現状維持
(A)水道施設機能強化事業 (企)未普及地区の整備促 計画調整課
(A)水道水源保全事業
概 要
5,228,691 2,138,311 現状維持
265,174
16
見直し・改善
進経費
水道整備課
未普及地区への水道整備を計画的に行う。
3,073,197
972,938 拡大・充実
(企)その他施設機能強化
経費
計画調整課、水
道整備課、管路
水道施設の機能強化を計画的に実施する。
維持課、 水運用
課、水相談課
1,236,834
282,677 現状維持
(企)地下水かん養の推進 経営企画課
水運用課
と水源の保全経費
将来にわたり安全で安心な水道水を安定的に供
給していくため、関係機関との連携を図り、地下
水保全に取り組んで行く。また、水道水源井を長
期にわたり適切に保全し、安定かつ安全な地下
水の採取を確保していくため、水源井戸本体の
維持管理を行う。
171,625
81,525 現状維持
(企)水道水の安全性やお
経営企画課
いしさPR経費
水のペットボトル等を活用して、水道水の安全性
やおいしさのPRを行う。
25,659
13,405 拡大・充実
(企)広報体制・媒体・手法
経営企画課
充実経費
ホームページや広報紙等を活用して、水に関す
る情報を積極的に発信する。
92,413
33,821 拡大・充実
118,539
40,585 現状維持
117,206
32,669 現状維持
51,764
19,151 現状維持
(企)学習・広報施設充実
経費
経営企画課
(企)水質管理向上経費
水運用課
水道整備課
(B)水道水品質向上事業
給排水設備課
(企)水道水品質確保経費 水運用課
水の科学館を水道情報発信の拠点的施設とし
て位置付け、水に関する環境学習を展開してい
く。
水源から給水栓までの各過程における水質を適
確に把握し、水道水の水質管理を確実に行う。
また、水質検査能力の充実及び検査体制の整
備等を図る。
取水から配水・給水までの過程を総合的に捉え
た水質確保及びその水質のPRを一体的に取り
組むとともに、水道の使用形態に応じた最適な
利用及び管理方法を推進する。
179
事業名
細事業名
所管課
地震や台風などの自然災害、テロ行為や犯罪
等、広範囲に想定されるリスクに効果的に対処
するための危機管理体制を構築する。
(企)自然災害等危機管理
総務課
計画的対応経費
(C)総合的危機管理システ
ム構築事業
H21∼26
事業費
累計
概 要
H27予算額
細事業
評価結果
641
1,198 拡大・充実
(企)応急給水経費
管路維持課、水
相談課、給排水
設備課
災害時に必要な飲料水を確保するため、拠点給
水施設の整備や給水車等による運搬給水体制
の充実を進める。
40,407
1,953 拡大・充実
(企)応急復旧経費
水運用課、管路
維持課、水相談
課
被災した水道施設を速やかに復旧させるため、
応急復旧計画を迅速かつ効率的に作成し実行
するための体制整備を行う。
1,117
6,773 現状維持
(企)その他危機管理体制
確立経費
総務課
危機管理体制確立のため必要な備品等の整備
を行う。
14,492
5,088 拡大・充実
(企)水道施設や水道管の 計画調整課、水
道整備課、水運
耐震化経費
用課
地震に強い水道施設を構築するため、基幹施設
の耐震補強を行うとともに、総合的な耐震化を実 2,609,758 1,101,239 拡大・充実
施する。
※参考:人件費(H24∼H26)
2,861,617 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
(A)水の有効率
%
94.0
94.1
94.1
93.9
93.4
92.4
92.6
95
97
D
(B)水道水をおいしいと感じる市
民の割合
%
80.7
82.8
79.3
81.4
81.9
82.7
81.7
83
85
C
(C)耐震性能を有する基幹管路の
割合
%
67.0
67.1
67.4
67.7
68.2
73.5
74.0
73
80
C
(A)水の有効率
100
%
97
98
96
%
94 94.1 94.1 93.9
94
95
93.4
100
100
80
82.8
79.3
81.4 81.9
83 81.7
85
82.7
92
90
70
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
%
(C)耐震性能を有する
基幹管路の割合
90
90
80.7
92.4 92.6
(B)水道水をおいしいと
感じる市民の割合
73
80
70
67 67.1 67.4 67.7 68.2
80
74
73.5
60
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
②指標の分析
(A)
○水の有効率については、H20年度基準値から1.4ポイント低下しています。特に老朽化した給水管が多い地区の数値が低くなっており、今後は
これらの地区を中心に漏水防止対策や老朽管の計画的取替えを行い水の有効率の向上を目指します。
(B)
○水道水をおいしいと感じる市民の割合については、H20年度基準値から1ポイント上昇していますが、H25年度実績値と比較すると1ポイント低下
しています。富合・城南・植木地区において数値が低くなっているほか、若年層において低い傾向にあることから、今後は、さらに水道水のおいしさ
や安全性についてのPRに取り組んでいきます。
(C)
○耐震性能を有する基幹管路の割合については、H20年度基準値から徐々に上昇しており、順調に推移しています。今後も計画に基づき着実に
基幹管路の耐震化を進めていきます。
180
③現状
(A)
○水道施設維持管理事業
合併町を含め見直しを行った水道施設整備実施計画に基づき、送水場の改修や老朽管等の布設替など計画的に整備を行っています。
漏水防止対策について、H25年度に見直しを行った第10次漏水防止実施計画に基づき、強化を図っています。
○水道施設機能強化事業
水道施設整備実施計画及び第6次拡張事業計画に基づき、計画的な水道施設の整備を行っています。
新市基本計画に基づき、未普及地区の水道整備を進めています。
○水道水源保全事業
水道水源を保全していくため、「白川中流域水田かん養事業」への協力や「くまもと地下水財団」に参画するなど地下水保全に取り組んでいま
す。
(B)
○水道水品質向上事業
水道水の安全性の確保とおいしさの維持・向上のため、水質検査計画に基づく水質検査を実施し、水質管理を行い、水道水の水質向上を図っ
ています。 H23年度に認定取得した水道GLPによる信頼性保障体制を維持し、信頼性向上に継続して取り組んでいます。
(C)
○総合的危機管理システム構築事業
水道施設整備実施計画に基づき、基幹道路などの水道施設の耐震化を計画的に進めているとともに、災害時における応急給水体制についても
整備を進めています。
④課題
(A)
○水道施設維持管理事業
旧城南町及び旧植木町の老朽化した管路等についても布設替を計画的に進めていく必要があります。
漏水防止対策を強化していますが、今後、漏水の実態を含め無効水量の解明が必要です。
○水道施設機能強化事業
合併による給水区域の拡大に伴い、管理体制の強化及び施設能力の向上が必要です。
○水道水源保全事業
水道水源を保全していくため様々な取り組みを行っていますが、今後も、熊本地域全体を見据え、県・市や関係団体と連携した継続的な取り組
みが必要です。
(B)
○水道水品質向上事業
水道GLP認定の水質検査機関をもつ事業体として、確実なシステム運用が必要です。
(C)
○総合的危機管理システム構築事業
合併した地域を含め、各配水区間において水融通管及び基幹管路の耐震化整備が必要です。また、応急給水を行うための拠点給水施設の整
備や災害活動用備品の充実が必要です。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○水道施設維持管理事業
旧城南町及び植木町を含め見直しを行った水道施設整備実施計画に基づき今後も引き続き水道施設の維持管理を計画的に行います。
○水道施設機能強化事業
第6次拡張事業計画に基づき、未普及地区及び水融通管の整備を進めるとともに、非耐震管についても更新を行っていきます。
○水道水源保全事業
将来にわたり安全で良質な水道水を安定供給するため、継続して地下水保全や水源井保全に努めます。また、県や熊本地域の自治体と連携し
て地下水保全に取り組んでいきます。
(B)
○水道水品質向上事業
水質検査計画に基づく水質管理を徹底するとともに、H23年度に取得した水道GLPの継続的で確実な運用により水質検査業務の更なる向上を
目指します。
(C)
○総合的危機管理システム構築事業
全市域を対象とした水道施設整備実施計画に基づき、基幹管路などの水道施設の耐震化を計画的に進めるとともに、給水拠点等の整備、応急
給水体制の充実に努めます。
181
第8章 第8節 着実な汚水処理施設の整備
∼汚水処理施設の整備と下水道資源の有効活用を図る∼
【施策実施局:上下水道局、環境局、農水商工局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆公共下水道の整備や合併処理浄化槽の普及促進を行います(A)
○生活環境の改善や海・河川などの公共用水域の水質保全を目的に、未普及地区の下水道整備促進や合流式下水道の水質改善
のため雨水滞水池の建設を行い、あわせて高度処理型合併浄化槽の普及を行います。
◆下水道管や浄化センターなどの施設の適正な維持管理に努め、計画的に更新し機能保全を図ります(B)
○下水道管の計画的な機能更新を行い適切な維持管理に努めるとともに、浄化センター・ポンプ場の延命化を図りながら、順次省エ
ネルギー機器に取り替えるなど計画的な更新を行い、適正な維持管理に努めます。
◆下水処理水や汚泥・消化ガスなどの下水道資源の有効活用に努めます(C)
○環境保全に配慮した取り組みとして、下水処理水の農業用水などへの利用を進めるとともに、下水汚泥や消化ガスが持つ資源・エ
ネルギーを有効活用します。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
細事業名
34,352,615千円
所管課
H21∼26
事業費
累計
概 要
H27予算額
(企)未普及解消築造経費
計画調整課
汚水処理の普及促進を目的とした管渠等の整備
13,867,166 7,699,300
下水道整備課 を行う。
(企)建設負担金
計画調整課
(A)下水道普及事業
熊本北部流域下水道並びに宇土市公共下水道
の汚水受入れに対して、事業割合比率に基づ
き、建設費の負担を行う。
細事業
評価結果
見直し・改善
424,742
107,626 現状維持
下水道整備により利益を受ける人から、下水道
(企)受益者負担金業務経
給排水設備課 建設費の一部を負担する受益者負担金を徴収
費
することで、下水道整備を促進する。
24,426
5,775 現状維持
水洗化改造資金への融資斡旋制度や、私道に
給排水設備課
共同で排水設備を設置する経費を助成すること
計画調整課
で、水洗化率の向上を図る。
5,252
820 現状維持
717,784
135,396 現状維持
管路維持課
下水道管の効率的かつ適正な維持管理を行うと
計画調整課
ともに、計画的な補修を進めるための調査を行
1,798,175
下水道整備課 う。
710,915 拡大・充実
水再生課
ポンプ場施設の適正な維持管理により機能保全
(企)ポンプ場施設維持経
計画調整課
に努めるとともに、計画的な補修等を行い機器の 1,204,208
費
下水道整備課 延命化を図る。
467,326 現状維持
(A)下水道促進事業
(企)水洗化促進業務経費
(A)合併処理浄化槽普及促 小型合併処理浄化槽設置
費助成(城南、植木含
浄化対策課
進事業
む。)
(企)下水道管維持経費
水再生課
公衆衛生の向上と公共用水域の水質保全を図
るため、下水道事業計画区域外において小型合
併処理浄化槽を設置する者に対し補助金を交
付する。
浄化センター施設の適正な維持管理により機能
(B)管渠・施設維持管理事 (企)処理場施設維持経費 計画調整課
保全に努めるとともに、計画的な補修等を行い機 4,219,484 1,624,370 現状維持
下水道整備課 器の延命化を図る。
業
(B)水質保全事業
(企)地震対策築造経費
計画調整課
下水道施設の長寿命化対策を進めるとともに、
下水道整備課
地震対策として下水道管やポンプ場等の改築更 1,188,961 1,244,800 拡大・充実
水再生課
新を行う。
管路維持課
(企)水質保全築造経費
公共用水域の水質保全、健全な水環境の構築
下水道整備課
を目的とした水処理施設の増設及び改築更新や 8,531,064
計画調整課
合流式下水道の改善を行う。
(企)水質検査分析経費
事業場排水の水質分析、合流式下水道放流水
給排水設備課 質調査及び浄化センター水質分析等を実施す
水再生課
ることで、良好な処理水を維持し、公共用水域の
水質を保全する。
42,702
986,000 拡大・充実
24,431 現状維持
(企)資源循環形成築造経 計画調整課
下水道施設の処理過程で発生する物質等を資
1,595,341 1,275,100 拡大・充実
費
下水道整備課 源エネルギーとして活用する施設の整備を行う。
(C)下水道資源有効活用事
業
(企)汚泥処分経費
水再生課
下水汚泥の有効利用として、固形燃料化事業を
実施するとともに、民間委託によりセメント原料化 1,451,094
及び肥料化(コンポスト)を行う。
※参考:人件費(H24∼H26)
182
560,200 現状維持
1,098,298 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
%
87.6
89.6
92.1
93.2
93.4
94.8
95.2
93.7
99.1
B
(B)浄化センター、ポンプ場の施
設機器の更新率
%
9.0
16.5
25.7
33.0
37.6
54.0
59.5
64.0
100
B
(C)汚泥の有効利用率
%
17.0
27.6
30.9
31.3
31.8
100
100
100
100
A
(A)汚水処理率
(公共下水道普及率+合併処理浄化槽普
及率+農業集落排水普及率)
(A)汚水処理率
100
99.1
%
95
92.1
93.4
93.2
90
94.8
95.2
93.7
89.6
85
87.6
80
(B)浄化センター、ポンプ場の
施設機器の更新率
100
%
80
64 59.5
60
33 37.6
40
20
(C)汚泥の有効利用率
100
9
16.5
25.7
54
100 100 100
%
100
80
60
27.6 30.9 31.3
40
20
0
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
100
17
31.8
0
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
②指標の分析
(A)
○汚水処理率については、事業計画に基づき、下水道未普及地区の整備は計画を下回ったものの、基準値から7.6ポイント上昇しています。
(B)
○施設機器の更新率については、計画的に施設の更新を実施したことにより、基準値から約50ポイント上昇しています。
(C)
○汚泥の有効利用率については、H25年度から下水汚泥固形燃料化を実施し、セメント原料化、コンポスト化と併せて100%となりました。
③現状
(A)
○下水道普及事業
市民の快適な生活環境と自然環境を守るため、下水道計画区域内における未普及地区の下水道整備を行っています。
○下水道促進事業
下水道の促進のため、受益者負担金について地元説明会等を実施していますが、利用者に理解が得られにくいのが実情です。また、水洗化
改造資金への融資斡旋利子補給制度についても利用者が減少傾向にあります。
○合併処理浄化槽普及促進事業
下水道全体計画区域外にある単独処理浄化槽及びくみ取り便槽は3,500基(戸)程度あります。
(B)
○管渠・施設維持管理事業
下水道施設の効率的な機能保全を図るため、下水道施設長寿命化計画に基づき事業を実施しています。
○水質保全事業
施設の改築更新においては、更新対象施設及び関連施設も含めて、効率的な改築更新を行い、コスト縮減に努めています。
(C)
○下水道資源有効活用事業
H25年度から下水道汚泥の固形燃料化施設を稼動させ、消化ガス発電施設についても運転しているところです。
183
④課題
(A)
○下水道普及事業
今後、未普及解消築造事業に係る国庫補助金の特例措置が終了することから、より効率的かつ効果的な事業執行が必要となります。
○下水道促進事業
水洗化改造資金への融資斡旋利子補給制度の利用者が減少傾向にあることから、広報活動の充実等について検討する必要があります。ま
た、受益者負担金についても、住民の理解が得られるよう、地元説明会等において、より一層周知に努めていく必要があります。
○合併処理浄化槽普及促進事業
単独処理浄化槽からの転換を促進するために浄化槽撤去費の助成をH25年度から制度化しましたが、利用者が少ない状況です。
(B)
○管渠・施設維持管理事業
施設及び管渠の長寿命化計画に基づき事業を推進していますが、今後も国庫補助金(交付金)の積極的な活用に努め、より効率的、効果的な
整備を行う必要があります。
また、今後、施設等の老朽化が進み、改築更新費用の増加が見込まれるため、施設等の計画的な更新に努める必要があります。
○水質保全事業
合流改善事業は、H25年度までに実施した緊急改善事業以外についても、対策を実施する必要があります。また、施設更新の効率化のため
に、適正な維持管理を行うとともに、ライフサイクルコストを最小とする取り組みが必要です。
(C)
○下水道資源有効活用事業
今後、下水道施設の新設・改築時においては、施設の規模や形状に配慮しながら、消化ガス発電設備等の導入を推進し、低炭素社会に向け
た取り組みを行う必要があります。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○下水道普及事業
上下水道事業経営基本計画及び公共下水道事業計画に基づき、計画的に未普及地区の整備を進めます。また、熊本北部流域下水道につ
いては、県が策定する経営計画(第9期・H26年度∼28年度)に参画し、事業費の調整等を行い、更なる充実を図ります。
○下水道促進事業
水洗化改造資金への融資斡旋利子補給制度や、受益者負担金に関する市民の理解を得るため、地元説明会、工事説明会及びホームページ
等を活用した市民への更なる周知を実施するとともに、配水設備の接続を促進します。
○合併処理浄化槽普及促進事業
循環型社会形成推進地域計画に基づき下水道全体計画区域外の合併処理浄化槽の普及を図ります。
(B)
○管渠・施設維持管理事業
長寿命化計画並びに総合地震対策計画に基づき、より効率的・効果的な下水道施設の維持管理を図ります。
○水質保全事業
長寿命化計画並びに総合地震対策計画に基づき、施設等の計画的な更新を図ります。
(C)
○下水道資源有効活用事業
熊本市が掲げる温室効果ガス削減の目的達成のため、浄化センターの施設空間や消化ガスなどの下水道資源を活用して発電を行い、環境
に配慮した事業経営を推進します。
浄化センターから発生する汚泥の処分については全量を有効利用していきます。
184
◆ 基本計画の推進に向けて
◆政策の概要
重点的取り組み、各分野別施策、危機管理及び区別計画を確実に推進し、成果をあげるため、すべての施策、事業に
ついて、次のことを基本として取り組みます。
1 協働と自主自立によるまちづくり
2 信頼される市政運営
3 効率的で質の高い行政運営
4 市域を越えた広域的連携
《施策・事業の体系》
第Ⅶ編
基本計画の推進に向けて
1
協働と自主自立によるまちづくり
【基本方針】
【事業】
各種施策や事業の実施の中で、市民
参画・協働を推進する。
・市民協働推進事業
市民公益活動の活性化を図る。
2
・市民公益活動推進関連経費
信頼される市政運営
【基本方針】
市政情報を適切に管理し、市民との情
報共有を進め、開かれた市政を推進
する。
【事業】
・市政情報の公開と適正な文書管理
・広報事業
・広聴事業
市民の視点に立った質の高いサービ
スを安定的に提供する。
・窓口サービス向上事業
法令順守を徹底し、事務・事業を適正
に執行する。
・職員意識向上事業
・適正事務執行推進事業
185
3
効率的で質の高い行政運営
【基本方針】
【事業】
限られた財源と人員を適切に配分し、効果
的かつ効率的な行政運営に努める。
・行財政改革推進事業
・情報化推進事業
・契約事務効率化推進事業
・課税事務円滑化事業
・市税収納率向上事業
・公有財産管理・活用事業
・(特)競輪事業
施策・事業の成果を検証し、改善を行いなが
ら戦略的かつ効率的な施策を展開する。
・総合計画推進・重要政策推進事業
・熊本シティブランド戦略推進経費
・統計調査事業
企画立案やコーディネートなどの、職
員一人ひとりの資質向上に努める。
4
・人材育成・職員支援事業
市域を越えた広域的連携
【基本方針】
【事業】
熊本都市圏市町村との連携強化に取り組
む。
・近隣市町村広域連携推進事業
九州各都市や全国の政令指定都市と連携
し、地方分権をリードする役割を担う。
・政令指定都市推進事業
・富合・城南・植木地域の円滑な運営・一体性
確立事業
・都市連携推進事業
186
◆ 基本計画の推進に向けて 1 協働と自主自立によるまちづくり
∼市民の参画と協働によるまちづくりを推進する∼
【施策実施局:市民局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆各種施策や事業の実施の中で、市民参画・協働を推進します(A)
○PI研修等の参画・協働に関する研修を実施すると共に、PIの活用の推進を図ることで、各種施策や事業実施の中での市民参画・
協働を推進します。
◆市民公益活動の活性化を図ります(B)
○専門的な能力を有する法人への業務委託開始により、NPO法人認証等事前相談及び市民公益活動支援基金の助成に伴う総合
的支援、市民活動団体への相談支援や多様な主体のコーディネート機能などあいぽーとの更なる機能充実を図ります。
また、市民活動団体とそれを応援する市民や事業者をつなぐ仕組みとして創設した市民公益活動支援基金の助成事業を通し、市
民活動団体の基盤強化に取り組みます。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
233,106千円
細事業名
所管課
H21∼26
事業費
累計
概 要
H27予算額
細事業
評価結果
PIの活用の推進や、参画協働に関する研修の実
施など、市民参画協働の体制を推進する。
7,359
250 現状維持
自治基本条例推進関連経
市民協働課
費
自治運営の基本原則の検証を行う。
4,647
608 拡大・充実
市民公益活動推進経費
市民協働課
市民活動支援センター・あいぽーとを拠点とした
ボランティア等の活動への支援及びボランティア
活動保険の適用
196,252
41,900 現状維持
市民公益活動支援基金経
市民協働課
費
市民や事業者からの寄附を基金に積立て、それ
を財源として市民公益活動の助成を行い、市民
公益活動の推進を図る。
25,218
3,000 現状維持
市民協働推進経費
市民協働課
(A)市民協働推進事業
(B)市民公益活動推進関連
経費
※参考:人件費(H24∼H26)
73,913 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
(A)市民参画・協働による事業の
割合※H21に調査方法(項目)の
変更
(B)市民公益活動に参加してい
る市民の割合
基準値
実績値
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
%
28.0
44.9
36.4
38.4
42.0
43.8
44.0
50.0
70.0
C
%
24.2
24.8
25.7
24.7
26.3
25.5
23.3
30.0
35.0
C
30
36.4
38.4
28
43.8
H21
H22
H23
H24
H25
35
30.0
24.8
25
20
H20
%
30
44
42.0
40
35
50.0
49.9
50
40
(B)市民公益活動に参加している市民の割合
70
%
60
達成度
H21
(A)市民参画・協働による事業の割合
70
目標値
H20
H26
H30
20
24.2
H20
187
25.7
H21
H22
25.5
24.7
26.3
H23
H24
23.3
H25
H26
H30
②指標の分析
(A)
○H26年度の市民参画・協働による事業の割合は、全細事業の4割と前年度より微増したものの、ほぼ横ばいの状況でした。前年度との比較から、
参画については、出前講座や地域説明会が、前年より大きく増えており、市政・まちづくりに取り組むにあたり、職員が地域へ出向き、直接、市民の
皆様へ説明をする機会を設けるという取り組みが定着してきたのではないかと思われます。協働については、事業協力、共催が大きく増加する一
方で、協定・契約が減少しています。これは、形式的な形にあまり拘らず、市民の皆様とより近い関係性の中で、協力連携して取り組みが行われて
いるという傾向が窺えます。今後も、より一層の市民参画・協働の取り組みを得るために、市民の皆様の市政・まちづくりへの関心を高める工夫が
必要です。
(B)
○市民公益活動に参加している市民の割合は、H24年度実績値から0.8ポイント減少という結果になりました。H26年2月に実施した2000人市民委
員会アンケート調査結果からも市民公益活動に「参加したことがある」割合は少なかったものの、「今後参加したい」としている割合は多いことがわ
かりました。今後は、市民公益活動に関する情報の発信について検証し、イベント等に出向くなど積極的な情報の発信に努める必要があります。
③現状
(A)
○市民協働推進事業
成果指標が示すとおり、市民参画と協働による事業の割合が横ばいで推移しているという結果から、新たな、参画・協働の取り組みが進んでいな
いと思われます。特に、これまで一度も参画・協働の取り組みを行っていない事業では、事業実施の過程において、市民の意見を取り入れる余地
はないか、或いは市民と協働できる部分はないかという視点を持って事業の進め方を再考するという認識さえ薄いと考えられます。
(B)
○市民公益活動推進関連経費
市民公益活動に参加している市民の割合は減少傾向にありますが、指標分析にもあるように「今後参加したい」という市民の割合は多く、市民公益
活動に関する情報の発信方法やその内容について、十分な検証が必要であると考えられます。
④課題
(A)
○市民協働推進事業
自治基本条例に規定する、自治の基本原則であります、情報共有、参画、協働の原則についての認識が、職員に十分に浸透していないものと考
えられます。
(B)
○市民公益活動推進関連経費
市民活動支援センター・あいぽーとの運営業務及び市民活動支援業務(NPO法人認証等事前相談や市民公益活動支援基金の業務を含む)に
ついて業務委託先の専門性が発揮できるよう市との連携強化に取り組んできましたが、個人、任意団体又はNPO法人など支援の対象ごとに目標
を明確化し事業を進めていくことが重要となっています。
また、市民公益活動支援基金については、H26年度の事業費助成を行うとともに助成事業や基金等について積極的に広報を実施してきました
が、今後も、継続して助成事業が実施できるよう安定的な寄附収入の確保ができる仕組みの充実を図っていくことが必要であると考えます。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○市民協働推進事業
PI実施方針(マニュアル)の周知や活用の促進はもとより、これら実施方針(マニュアル)の見直しを行い、PIの協議を徹底していくことで、市民参
画、協働の取り組みを一層推進します。また、PIの実践的な技法など参画協働に関する職員研修を継続して行います。さらには、自治推進委員会
での、参画・協働の取り組みの検証結果を基に、本市の参画協働の取り組みについての課題を整理しながら、新たな市民参画の手法の調査や導
入について検討を進めます。
(B)
○市民公益活動推進関連経費
個人ボランティア、任意団体及びNPO法人のそれぞれのニーズにあった支援や多様な主体のコーディネートなど総合的な支援に取り組み、自
主自立のまちづくりにつながる協働の推進を図ります。
188
◆ 基本計画の推進に向けて 2 信頼される市政運営
∼市民に信頼される、公平公正で開かれた市政を実現する∼
【施策実施局:総務局、市民局、監査事務局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆市政情報を適切に管理し、市民との情報共有を進め、開かれた市政を推進します(A)
○市政情報の公開と適正な文書管理や効果的な広報による情報提供を行い、開かれた市政を推進します。
◆市民の視点に立った質の高いサービスを安定的に提供します(B)
○コールセンターの運営により、市民サービスの向上と業務改善に取り組みます。さらに、市民説明会など、市民の声を直接聞く機
会を充実させるとともに、パブリックコメント制度などにより、幅広い市民の声を把握し、行政施策や市民サービスに適切に反映させ
ます。
◆法令順守を徹底し、事務・事業を適正に執行します(C)
○職員一人ひとりに、公務員としての法令順守を徹底し、市民の信頼を確保できるよう、熊本市職員としての倫理の保持を徹底しま
す。また、事務・事業の内容や作業手順を記したマニュアルを作成するとともに業務引継ぎを文書化し、円滑な事務引継ぎを行
い、事務・事業の継続性を確保するとともに、定期的な監査や包括外部監査で指摘された事項は速やかに改善に取り組み、オン
ブズマン制度の適正な運用を図ることなどにより、適正な事務の執行を確保し、市政に対する理解と信頼の向上を図ります。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
細事業名
1,636,630千円
所管課
要綱・審査基準・処分基準
法制課
公開事業
概 要
行政の様々な事務事業に関する手続き、運用
方法等を定めた要綱や行政が処分を行う際の
基準をホームページに掲載することにより市民
に公開する。
H21∼26
事業費
累計
H27予算額
細事業
評価結果
4,947
269 拡大・充実
本市における情報公開・個人情報保護制度の
適正な運用、市政情報プラザにおける行政情報
の提供、熊本市情報公開・個人情報保護審議
会の運営を行う。
18,122
1,526 現状維持
歴史文書資料の継承と活
総務厚生課
用事業
所蔵資料の利活用のための整理・保存及び
データベース化の実施。『新熊本市史』及び資
料室の活用促進のため、「歴史サロン花畑」を開
催。
27,674
5,045 現状維持
各種媒体を使った広報経
広報課
費
新聞、テレビ、ラジオ、メールマガジン、その他
雑誌などの様々な媒体を活用し、効果的な広報
を実施する。
412,786
68,100 現状維持
刊行物による広報経費
広報課
暮らしや催しなどに関する情報を提供する市政
だより(点字・音声版を含む)を発行する。
573,915
101,200 現状維持
熊本市ホームページ関係
広報課
経費
市の概要をはじめ、様々な施策やお知らせ情
報、各種申請手続き、各審議会の議事録など、
多くの情報を掲載し市民に提供する。
37,968
8,328
見直し・改善
平和啓発事業経費
広報課
戦争に関する記録資料などを活用し、パネル展
示による平和展を開催する。
2,799
3,500
縮小・終期設定
重点広報経費
広報課
本市が目指す「まちづくり」に関する情報や、重
要施策への取り組みなどを、広く重点的に市民
に向けて広報する。
12,671
6,000 現状維持
市民広聴経費
広聴課
市長と市民が直接意見交換する「市民との直接
対話事業」や、「市政アンケート調査」を実施す
る。
2,916
6,000 現状維持
市民の声データベースシ
ステム管理経費
広聴課
市民の声を行政及び行政内部で情報共有する
ためのシステムを運用する。
7,839
1,406 現状維持
(B)窓口サービス向上事業 コールセンター運営経費 広聴課
手続きや制度等の問合せを年中無休で時間外
にも受け付けるコールセンターを運営する。
287,383
49,772 現状維持
公益通報者保護法に基づき、不正行為の防止
人事課(コンプ
内部通報相談庁外窓口設
を目的として庁外に窓口を設置することにより匿
ライアンス推進
置経費
名性を高め、職員からの内部通報制度の利用
室)
促進を図る。
357
126 現状維持
平成23年10月に設置したコンプライアンス担当
人事課(コンプ
監の助言・指導のもと、市役所の不祥事根絶、
コンプライアンス推進経費 ライアンス推進
及び事務の適正執行を徹底するとともに、職員
室)
意識を向上させるための研修等の経費。
8,868
職員の倫理の保持及びこれに必要な体制の確
立に資するため、市長の付属機関として熊本市
人事課(コンプ
熊本市職員倫理の保持に
職員の倫理の保持に関する審議会を設置し、職
ライアンス推進
関する審議会経費
務の執行の公正さに対する市民の疑惑や不信
室)
を招くような行為の防止を図り、もって公務に対
する市民の信頼を確保する。
1,800
(A)市政情報の公開と適正
情報公開関係経費
な文書管理
(A)広報事業
法制課
(B)広聴事業
(C)職員意識向上事業
189
3,330
見直し・改善
100 現状維持
事業名
細事業名
(C)適正事務執行推進事
業
所管課
外部監査経費
行政経営課
H21∼26
事業費
累計
概 要
市の組織に属さない独立した立場にあり、専門
的な知識を持つもの(公認会計士等)を外部監
査人として契約し、外部監査を実施する。
※参考:人件費(H24∼H26)
H27予算額
91,645
細事業
評価結果
14,846 現状維持
521,095 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
(A)市ホームページへのアクセス
数
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
万件
138
152
161
166
139
153
250
160
180
A
(B)窓口対応に満足している市
民の割合(再掲)
%
79
78.0
78.0
83.0
80.0
83.7
84.4
82
85
B
(C)信頼できる市政と感じる市民
の割合
%
39.1
41.0
41.4
38.5
39.6
38.4
37.9
55
60
D
【補助指標】コールセンターへの
問い合わせ件数(1日平均)
件
62
113
121
111
106
110
141
-
-
-
(A)市ホームページへのアクセス数
万件
300
251
250
161
166
160
150
138
152
139
180
153
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
83.7
83.0
79.0 78.0
78.0
60
85
82
80
75
(C)信頼できる市政と感じる市民の割合
%
60
85
200
100
(B)窓口対応に満足している市民の割合
%
90
80.0
55
50
41.4
40
39.1
70
41.0
39.6
38.5
37.9
38.4
30
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
②指標の分析
(A)
○市ホームページへのアクセス数(本市ホームページのトップページに対するアクセス数)については、順調に増加しH22・23年度にはH25年
度の目標値を達成しています。H24年度は、139万件(日あたり3,815件)となり、H23年度の166万件(日あたり4,538件)と比較すると27万件(日
あたり722件)減少しましたが、ホームページの記事自体へのアクセス数は増加しています。これは、YahooやGoogleなどによるキーワード検索
から、トップページを経由しないアクセスが増えたものと考えられます。なお、H25年度以降は、H25年12月のホームページ改修に伴い、トップ
ページのデザイン変更ならびに利便性の向上を図ったことなどから、アクセス数が増えているものと考えられます。
(B)
○補助指標であるコールセンターへの1日の問い合わせ件数は141件とH20年度の62件から2倍以上の伸びとなり、市民への認知度も高くなり
つつあります。
(C)
○信頼できる市政と感じる市民の割合については、H26年度では、前年度と比べて、「とても感じる」「やや感じる」を合わせた割合は0.5ポイント
減少しています。一方で、「あまり感じない」「全く感じない」を合わせた割合では3.8ポイント減少し、H20年度以降において最も低い数値となっ
ており、信頼回復の傾向が見られるものの、相次ぐ不祥事などにより低調な推移をしており、全体としては、市民の信頼度は以前低いものと
なっております。市職員として市民満足度の向上を追求していく上で、その前提となる市民の信頼は必要不可欠であるため、引き続き、職員の
意識改革はもとより市政改革の取り組みの着実な推進に努めるとともに、その成果を市民にアピールしていく必要があると考えています。
190
③現状
(A)
○市政情報の公開と適正な文書管理
H27年6月からの歴史文書資料室の移転に伴い、閲覧室に設置する資料及び開架資料が以前より増加し、市民の利便性が図られています。
○広報事業
広報手段としてテレビ、ラジオ、新聞などのマスメディア利用や市政広報紙発行、ならびにホームページでの情報発信に大きく分けられます。
市民が市政情報を得る手段は、年代や性別または生活スタイルなどにより大きく異なるため、広報媒体などの特性を把握し、効果的かつ効率
的な広報展開に努めています。
(B)
○広聴事業
市長が市政運営方針や施策の推進について市民と直接意見交換を行い、本市のまちづくりや地域のまちづくりに反映させることを目的に、直
接対話事業を実施しているところです。また、市政に関するアンケート調査を実施することで、市民のニーズを把握し、政策立案の参考とすると
ともに、施策へ反映させることに努めています。
○窓口サービス向上事業
コールセンターについては、1日の問い合わせ件数が141件と当初より2倍以上に伸び、ホームページのFAQアクセス件数も199万件と利用件
数が増加し、認知度は高くなってきたところですが、継続的に周知を図り、円滑な運営に努めています。
(C)
○職員意識向上事業・適正事務執行推進事業
「信頼できる市政と感じる市民の割合」を改善するために研修の実施や監査での指摘事項の改善など様々な取り組みを実施してきたが、職員
による事件、事故、事務処理ミスは発生しており、市民の信頼が得られにくい現状にあります。
④課題
(A)
○市政情報の公開と適正な文書管理
公文書管理法の施行に伴い本市の文書管理のあり方について研究を行うとともに、市政情報(行政文書)の公開や個人情報の適正な管理を
さらに進める必要があります。
○広報事業
ホームページを除き費用対効果を数値で確認する方法が少ないため、事業の効率性が図りづらい側面があります。
(B)
○広聴事業
直接対話事業は、市長が直接市民に語り、市政に対する提案や意見を聞くことで、市政へ反映させているところですが、市政に関心の薄い市
民の意見を積極的に汲み取ることで、更なる広聴事業の充実を図って行く必要があります。
○窓口サービス向上事業
コールセンターでは、市民からの問い合わせやイベントの案内受付を迅速かつ正確に対応するために、担当課からの情報提供が必要不可欠
ですが、情報提供の遅れにより市民への適切な対応ができない場合があります。
(C)
○職員意識向上事業
「信頼できる市政と感じる市民の割合」を改善するために様々な研修や取り組みを実施してきたが、職員による事件、事故、事務処理ミスは発
生しており、今後も、事実を風化させることがないよう、職員の倫理意識の向上を図ることが必要です。
○適正事務執行推進事業
地方自治法に基づく包括外部監査での指摘事項については、概ね短期間で措置できているところですが、指摘事項の中には長期間にわ
たって措置が講じられていないものや、外部監査の結果に添えて提出された意見については、中長期で取り組んでいかなければならないこと
や、本市としては対応が困難なものもあるため、これらの未措置事項や意見に対してどのように説明責任を果たしていくのかが課題です。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○市政情報の公開と適正な文書管理
公文書管理法に対応した文書管理や市政情報の提供(公開)のあり方についてさらに研究を進めます。また、職員の法務能力、意識の向上
を図るため、必要な環境整備を進めるとともに研修等を実施します。
○広報事業
本市が取り組む様々な施策や取り組み、また市民にとって身近な区役所が提供する行政サービスなどの情報を、市政だよりやホームページ
などにより正確かつ迅速に提供し、更なる市民の暮らしやすさの向上を図っていく必要があります。
また、情報伝達手段が多様化するなか、これまでのメールマガジンやH24年度から取り組んでいるフェイスブックの活用に加え、今後も情報内
容に応じた広報媒体を積極的に取り入れ、効果的な広報活動を行っていきます。
(B)
○広聴事業
市長が地域に出向きテーマに応じた意見交換会を行う直接対話事業を継続して実施するとともに、市政やまちづくりに関心の高い市民を募
集し、アイディアや提案をいただく制度について検討します。
また、これまで実施していた市政に関するアンケート調査も継続して行い、施策立案の参考とすることで、市民に開かれた市政運営の推進に
努めていきます。
○窓口サービス向上事業
ワンストップサービスを提供するため、コールセンターへの最新情報の提供及びFAQの更新などを徹底することで、迅速・適切な対応が可能
となり、市民サービスの向上に努めるとともに、市民へのコールセンターの認知度向上を図っていきます。
(C)
○職員意識向上事業
コンプライアンスの推進に関して、職員一人ひとりが法令順守の範囲に止まらず、不祥事・不良行為による信頼喪失を“危機”と認識すること
が必要と考え、さらなる意識向上を図るために、OJT、OFFJT、自己啓発のための研修の体系化及びコンプライアンス担当監による助言・指導
の強化を図ります。
○適正事務執行推進事業
今後も、地方自治法に基づき包括外部監査を実施していくとともに、長期間にわたって措置が講じられていない指摘事項や対応することが
困難な監査人の意見について、どのようにして説明責任を果たしていくのか研究していきます。
191
◆ 基本計画の推進に向けて 3 効率的で質の高い行政運営
∼経営的視点に立って計画的に市政を運営する∼
【施策実施局:市長政策総室、総務局、財政局、農水商工局、観光文化交流局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆限られた財源と人員を適切に配分し、効果的かつ効率的な行政運営に努めます (A)
○行財政改革計画に基づき、簡素で効率的な行政体制を構築するとともに、適切かつ健全な財政運営を進めます。また、課税事務
の円滑化に取り組み、適正かつ公平な課税を推進するとともに、市税の収納率を向上させることにより、税財源を安定的に確保しま
す。さらに、公有財産の適正な管理及び活用を行っていきます。
○庁内の情報化推進により市民サービスの向上と業務の効率化を図るとともに、地域全体の情報化を促進します。
◆施策・事業の成果を検証し、改善を行いながら戦略的かつ効率的な施策を展開します(B)
○行政評価により施策・事業を検証し、より実効性の高い施策、事業に改善しながら、総合計画を着実に推進するとともに、政策決定
過程の透明性の確保と、迅速かつ戦略的な方針決定に取り組みます。また、情報化の推進と利活用、契約事務の集約・効率化を行
い、効率的な施策を展開します。
◆企画立案やコーディネートなどの、職員一人ひとりの資質向上に努めます (C)
○職員自らが自発的に学べる環境づくりを進め、職員の政策形成能力等の向上を図るとともに、行政課題や市民ニーズに的確に対
応できる人材を育成します。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
細事業名
一般管理経費(行政経営
課)
44,024,468千円
所管課
行政経営課
(A)行財政改革推進事業
概 要
行財政改革計画の着実な推進を図るため、「市
政経営会議」において進捗状況等を適宜報告す
るとともに、有識者等からなる外部委員会から意
見をいただき、取組に反映させる。また、計画の
達成状況等を市民へわかりやすく説明する。
細事業
評価結果
1,969 拡大・充実
19,824
2,300 拡大・充実
債権管理のあり方調査研
究経費
債権管理推進 適正な債権管理を行うことで、歳入及び市民の
室
公平性の確保を図るもの。
213
525 拡大・充実
一般管理費(経常)
契約検査総室 入札事務全般の管理経費
発注者支援データベース
契約検査総室 工事実績情報サービス等利用経費
経費
(A)契約事務効率化推進事業
電子入札システム関連経
費
契約事務推進経費
(A)課税事務円滑化事業
9,869
H27予算額
公会計制度改革に伴い財務諸表の作成(貸借
対照表、行政コスト計算書、資金収支計算書、
純資産変動計算書等)に取り組む。
公会計財務諸表作成経費 財政課
(A)情報化推進事業
H21∼26
事業費
累計
契約検査総室 電子入札システム運営経費
契約検査総室
暴力団排除措置及び入札等監視委員会に関す
る経費等
31,421
4,856 現状維持
10,696
3,554 現状維持
482,262
52,849 拡大・充実
61,295
15,006 現状維持
589,500 現状維持
庁内ネットワーク整備経費 情報政策課
庁内ネットワークの維持管理、情報機器等の整
備を行うとともに、次期ネットワークシステムの構
築を実施する。
4,070,156
(政策)総合行政情報シス
情報政策課
テム運営経費
総合行政情報システムの安定稼動を図る。
7,021,845 1,036,700
総合行政情報システム最
適化事業
総合行政情報システムが抱える問題点解消のた
2,576,643
め、システム全体の再構築を行う。
情報政策課
縮小・終期設定
957,200 現状維持
社会保障・税番号制度シス
情報政策課
テム対応経費
社会保障・税番号制度導入に伴うシステム構築・
改修経費等
563,636 1,342,500 現状維持
電子自治体推進経費
情報政策課
熊本県・市町村電子自治体共同運営協議会に
対する負担金に関する経費等。
184,566
保健福祉情報システム運
営経費
情報政策課
保健福祉情報システムの安定稼動を図る。
13,100
見直し・改善
1,046,905
310,200 現状維持
ICTを活用したまちづくり推
情報政策課
進事業
スマートひかりタウン熊本運営協議会への年会
費及びくまもと無料Wi−Fi整備経費。
22,836
3,900 拡大・充実
税務職員研修経費
税制課
毎年改正される税制にすばやく対応するため、
さまざまな研修を受講することにより、職員の資
質の向上を目指す。
9,110
3,512 現状維持
市民税賦課事務経費
課税管理課
個人市民税及び軽自動車税の適正・公平な課
税を行う。
340,109
54,894 現状維持
資産税賦課事務経費(経
常)
課税管理課
固定資産税及び都市計画税の適正・公平な課
税を行う。
85,543
16,700 現状維持
192
事業名
(A)市税収納率向上事業
(A)公有財産管理・活用事
業
(B)総合計画推進・重要政
策推進事業
細事業名
所管課
H21∼26
事業費
累計
概 要
H27予算額
細事業
評価結果
滞納市税徴収事務経費
納税課
滞納市税の徴収事務に要する経費(督促、催告
状印刷、収納支援嘱託員、郵便料等)
118,423
23,026 現状維持
コンビニでの市税収納事
務運用経費
納税課
コンビニエンスストアで市税を収納することで、納
税者の利便性と収納率の向上を図るもの。
92,216
17,296 現状維持
初期未納対策事務経費
納税課
収納率向上と税の公平負担を確保するため、電
話による納付催告を行い、初期未納者の減少及
び収納率の向上を図るもの。
152,125
13,645 現状維持
庁舎維持費
管財課
本庁舎等の維持管理経費(設備運転管理、清
2,694,447
掃、各種設備の保守点検及び燃料光熱水費等)
447,091 現状維持
庁舎整備経費
管財課
本庁舎等の施設の環境整備経費
1,245,514
178,000 拡大・充実
庁舎設備改修経費
管財課
本庁舎等の空調設備・電気設備等の改修経費
667,588
264,400 拡大・充実
公用車管理関係経費
車両管理課
公用車の効率的な運用・維持のため適正な管理
を行う。
340,982
49,613 現状維持
市役所駐車場管理運営経
車両管理課
費(経常)
来庁車及び公用車の駐車場として供用。
118,044
35,226 現状維持
(特)辛島公園地下駐車場
車両管理課
管理運営経費
指定管理者を活用した管理運営を行う。
第6次総合計画推進経費
政策企画課
市民アンケート調査、行政評価等を行いながら、
PDCAマネジメントサイクルを用いて第6次総合計
画推進の進捗管理を行い、着実に計画を推進
する。また基本計画の中間見直しに伴い、総合
計画改訂版等の印刷製本を行う。
23,543
1,500 現状維持
重要政策調査研究経費
政策企画課
新しい熊本づくりの推進に向けて、各局の解決
すべき重要な政策課題について調査・研究を行
う。
52,974
8,500 現状維持
都市政策研究所関係経費
中長期的なまちづくり構想に資する調査研究活
都市政策研究
動を推進するとともに、職員の政策形成能力の
所
向上を図る。
45,861
23,028 拡大・充実
熊本シティブランド戦略推 シティプロモー 本市の魅力をシティブランド戦略として、国内外
進経費
ション課
に広く、かつ効果的に発信していきます。
421,385
県市等連携プロモーション シティプロモー 熊本県等と連携し、首都圏や関西圏に対し“熊
ション課
本”を一体的にプロモーションしていきます。
25,077
10,500 現状維持
36,703
9,200 現状維持
48,227
9,355
見直し・改善
見直し・改善
1,093,050
(B)熊本シティブランド戦略 経費
推進経費
173,870
38,671
見直し・改善
見直し・改善
ロアッソ熊本支援事業
ロアッソ熊本のホームゲーム時、ゴール裏にピッ
スポーツ振興課 チボード広告を設置し、また市主催の冠試合を
実施するなど、熊本市をPRする。
職場研修経費
各局主管課
職場研修推進制度を活用し、各局主管課が計
画的に職場研修(集合・派遣)を実施する。
職員研修経費
人材育成セン
ター
階層別研修、特別研修、派遣研修、実務研修、
職場研修、講師養成研修、自主研修などを実施
する。
185,791
29,728
職員情報システム管理経
費(政策)
人事課
人事・給与関連事務処理の合理化、迅速化、正
確化を図るため、総合的に人事・給与・服務関連
事務を電子化した職員情報システムの管理。
306,214
48,157 現状維持
総務事務委託事業((旧)
旅費・臨職等事務一元化
経費(政策))
人事課
定型的な総務事務等(給与支給、共済関係、旅
費計算、社会保険・雇用保険の事務等)につい
て集約のうえ外部委託を行う。(旧:各課職員が
行っていた庶務事務(旅費支給事務、臨時・嘱
託職員の賃金等支給事務)の一部を人事課で集
中管理することで、それにより軽減されたマンパ
ワーの有効活用を図る。)
143,004
74,135 拡大・充実
交流職員人件費負担金
(経常)
人事課
県、市町村等から派遣された職員に対する人件
費負担金
258,162
11,196 現状維持
メンタルヘルス対策事業
総務厚生課
健康管理専門医、臨床心理士によるカウンセリン
グを行い、職員のメンタルケアを行う。
32,070
5,536 拡大・充実
(C)人材育成・職員支援事
業
※参考:人件費(H24∼H26)
193
4,396,133 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
(A)効果的かつ効率的に市政が
運営されていると感じる市民の割
合
基準値
実績値
目標値
達成度
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
%
24.2
22.8
22.8
21.9
24.2
19.9
20.7
50
55
D
(B)目標年次に向けて順調に推移し
ている総合計画成果指標の割合(基
準値は、まちづくり戦略計画成果指
標での実績)
%
48.9
(H19)
64.0
(H20)
62.5
(H21)
42.9
49.0
54.0
54.9
37.2
70
100
D
(C)研修等により知識・技能が高
まった、あるいは職務への意識が
高まったと感じた職員の割合
%
82.0
84.6
88.0
87.7
94.7
95.8
95.3
100
100
B
%
(A)効果的かつ効率的に市政が運営さ
れていると感じる市民の割合
55
55
50
%
100
(B)目標年次に向けて順調に推移してい
る総合計画成果指標の割合
100
80
45
62.5
60
35
22.8
21.9
25
15
54.0
24.2
22.8
19.9
24.2
40
20.7
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
70
%
100.0
(C)研修等により知識・技能が高まった、
あるいは職務への意識が高まったと感じ
た職員の割合
100 100
94.7 95.8
90.0
49.0
88
54.9
48.9
95.3
84.6
87.7
80.0
82.0
42.9
70.0
20
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H30
②指標の分析
(A)
○効果的かつ効率的に市政が運営されていると感じる市民の割合については、「とても感じる」と「やや感じる」を合わせた割合が、前年度より0.
8ポイント上昇したもののH20年度の基準値を3.5ポイント下回っています。
これは、行財政改革の効果等が市民生活において直接的に実感しづらいことに加え、本市における不祥事や度重なる事務処理ミス等、様々
な市民感情の影響もあると思われますが、行財政改革を推進する中で、予算編成においては、さらなる選択と集中による主要施策への予算配分
を行い、さらに公有財産の適正な維持管理に努めるとともに、財産の活用を検討し効率的な財政運営に努めていく必要があります。
また、市税の課税、徴収事務の効率化を図り、事務経費を削減するとともに、現年・滞納市税の収納率向上と滞納繰越額の削減に取り組む必
要があります。
今後、行財政改革を推進する中で、市民の皆様が期待するサービスや目に見えるサービスといった観点を持ち、社会情勢の変化や高度化・多
様化する市民ニーズへ的確に対応できる効率的で効果的な質の高い組織体制の確立に取り組む必要があります。
(B)
○H25年度の目標年次に向けて順調に推移している総合計画成果指標の割合は54.9%で、基準値を上回っているものの、順調に推移していた
H21年度実績を7.6ポイント下回っており、現在も順調に推移しているとは言えません。しかし、H22年度実績からすると、目標値達成に向け回復
傾向にあり、基準値を下回っているD評価の成果指標が、H23年度の23件から19件と、減少しています。また、H25年度の目標値を達成したA評
価の成果指標は、27件から36件に増加しています。
(C)
○研修等により知識・技能が高まった、あるいは職務への意識が高まったと感じた職員の割合については、H26年度は0.5ポイント減少したもの
の、H20年度の基準値からは、ほぼ目標値に合わせて右肩上がりの上昇を維持できました。その要因は、前年と同様に職務上の経験を通した知
識・技能の高まりをはじめ、職員個々の自己啓発による学び、上司や同僚、後輩からの影響を受けたことなどが挙げられます。今後も、職員の意
識を向上させ、併せて、職場環境を改善するための取組が必要です。
194
③現状
(A)
○行財政改革推進事業
H26年4月に「将来にわたり持続可能な市政運営の実現」を目標とする第5次行財政改革計画を策定しました。この目標の達成に向け、「市民
のニーズに対応した質の高いサービスの提供」「時代の変化を捉えた効率的・効果的な行政運営の推進」「確固たる財政基盤の構築」の3つの
方針に基づく71の実施プログラムを作成し、幅広い取組を推進しています。
既存の決算統計データを活用した簡便な方式により財務諸表を作成し、本市の財政状況の問題点等を共有することを目的として職員セミナー
を開催しました。財務諸表については、H29年度までに固定資産台帳の整備と複式簿記の導入を前提とした新基準による作成が国から要請さ
れています。
本市の債権の状況について、各債権保有課に対する調査や、他の指定都市の債権管理条例や一元化組織の状況についての調査を行いま
した。
また、債権管理についての全庁的な取り組みを検討する「熊本市債権管理対応会議」を設置しました。
○契約事務効率化推進事業
公平・公正で、透明性・競争性の高い契約事務を推進していくことはもとより、契約事務の効率化を図るため、これまで各々の課で実施していた
同様の契約事務を契約検査総室で集約し、実施しています。
○情報化推進事業
H21年度に策定した「熊本市総合行政情報システム最適化基本計画書」に基づき、共通基盤システム及び住民情報系システム開発に着手し、
H24年4月に稼動を達成しました。しかし、税務系、保険料系、福祉系各システムの開発計画を進めていく上で、「マイナンバー法」等国の動向を
踏まえるだけでなく、本市の業務そのものの見直しを含めて再検討することが必要となり、計画を一時凍結することとなりました。
その後、H25年5月に「マイナンバー法」が成立。H28年1月の個人番号利用開始に向けてより効果的で実現可能な開発スケジュールや費用を
精査した上でシステム開発を実施しているところです。
○課税事務円滑化事業
H24年度より特別徴収推進事業を実施し、指定事業者数はH24年度16,849事業所・H25年度24,025事業所・H26年度26,011事業所と増加して
おり、納税義務者数はH24年度187,763人・H25年度221,598人・H26年度231,187人と増加しています。
○市税収納率向上事業
市税収納率はH22年度以降毎年向上しており、H26年度は現年度98.71%(前年比+0.08)、滞納繰越24.99%(同△2.84)、現・滞計94.91%
(同+0.79)となりました。
また、収納率の向上に伴い滞納繰越額の圧縮も進んでおり、H26年度決算では47.5億円(前年比△6.1億円)となりました。
○公有財産管理・活用事業
本市が所有する公共建築物はH26.4.1現在1,513施設(4,302棟)延床面積約243万㎡ですが、これらのうち約46%が築30年以上経過し、今後
維持更新費用の著しい増加が見込まれています。また、道路橋梁や上下水道などのインフラについても同様に老朽化の問題に直面しており、
財政的な制約の範囲内で、効率的かつ計画的に対応する必要があります。
来庁者に快適な庁舎環境を提供し、職員に快適な執務環境を提供するとともに省エネ対策やエコオフィス活動にも取り組んでいるが、市庁舎
及び市別館は、築30年以上経過して老朽化が進んでおり、施設の維持・改善やニーズに十分対応できない状況が生じています。
辛島公園地下駐車場については、駐車場を取り巻く経営環境が、中心市街地の集客減少や民間の大型駐車場との競合、さらには再開発事
業の進捗に伴う影響など非常に厳しい状況にあります。
市役所駐車場については、施設の老朽化が進んでおり、駐車スペースなど現在のニーズに対応できていない部分があります。
(B)
○総合計画・重要政策推進事業
総合計画推進事業については、施策に掲げた目標の達成状況を図り、評価・検証をしながら、効果的かつ効率的に施策を展開していくために、
毎年度、市民アンケート調査を実施し、計画に掲げる成果指標の実績値を把握しています。重要政策推進事業については、調査・研究及び
データ収集等の結果を踏まえ、重要事業の実施や課題解決を図っており、総合計画に基づく戦略的で効率的な施策展開に寄与しています。
○熊本シティブランド戦略推進経費
本市の魅力を増加させるとともに新たな素材を発掘・創造し、磨き上げていくことで、市民のシビックプライド(誇り)を醸成させ、これらを広く国内
外へ発信することにより、本市の印象や知名度向上に繋げます。
・路面電車のブランディング向上
・わくわく親善大使活用プロモーション
・モノレール車内広告
・その他各種媒体、フェイスブック等を活用した情報発信
熊本県と連携し、首都圏や関西圏で熊本の魅力を発信するプロモーションに取り組んでいます。
ロアッソ熊本支援事業においては、県民運動推進本部へ職員を派遣し、市民プロスポーツに触れる機会の促進を図っています。また、熊本市主
催試合において熊本市のPRを図っています。
(C)
○人材育成・職員支援事業
組織の見直しや新たな研修ニーズに合わせた内容の充実を図るとともに、自立型職員の育成を推進するため公募による選択研修や派遣研修
の実施、さらに自己啓発支援等により職員一人ひとりの資質向上を推進しています。
職員健康管理専門医、臨床心理士による過重労働及び環境変化による健康被害防止対策等の実施により、職員のメンタルヘルスケアに取り
組んでいます。
195
④課題
(A)
○行財政改革推進事業
高度化・多様化する市民ニーズや増大する財政需要に対し、限られた行政資源(人員・財源等)で的確に対応していくためには、今後も行財
政運営の更なる効率化・最適化を図り、将来にわたり持続可能な行政サービスを提供できる市政運営体制を構築する必要があります。このような
ことから、行財政改革計画に掲げる各種プログラムを着実に推進する必要があります。
新基準による財務諸表の作成には、複式簿記の導入と固定資産台帳の整備が必要であり、これらの導入に向けた体制整備とシステムの構築
が必要となります。
債権管理条例の制定においては、条文の構成等についての検討、一元化組織の設置においては、業務範囲も含めた組織体制の検討が必要
と考えています。さらに、各債権保有課において滞納整理に関する専門性を向上させる対策も必要となります。
○契約事務効率化推進事業
これまでも、電子入札システムの活用により、主に工事・コンサル業務における契約事務の効率化を図ってきたところですが、更なる効率化を図
るため、物品購入における定例見積もり合わせについても電子化を検討しているところです。
○情報化推進事業
H21年度に策定した「熊本市総合行政情報システム最適化基本計画書」に基づき、共通基盤システム及び住民情報系システム開発に着手し、
H24年4月に稼動を達成しました。しかし、税務系、保険料系、福祉系各システムの開発計画を進めていく上で、「マイナンバー法」等国の動向を
踏まえるだけでなく、本市の業務そのものの見直しを含めて再検討することが必要となり、計画を一時凍結することとなりました。
その後、H25年5月に「マイナンバー法」が成立。H28年1月の個人番号利用開始に向けてより効果的で実現可能な開発スケジュールや費用を
精査した上でシステム開発を実施しているところです。
○課税事務円滑化事業
データ入力業務や納税通知書の封入封緘業務委託を実施したところであるが、今後も臨時職員等の雇用による課税コスト(人件費)の削減に
努め、さらに民間委託の活用を図り、適正かつ公平な課税を推進する必要があります。
また、固定資産税については、マイナンバー、新システムに対応するために納税義務者コードの整備作業を進める必要があります。償却資産
課税事務の効率化について検討する必要があります。
○市税収納率向上事業
市税収納率は毎年向上しているものの、指定都市の中では下位にあり、指定都市平均を目指し収納率向上を図る必要があります。
また、滞納繰越額の全体調定に占める割合も指定都市平均より高く、さらに圧縮を図る必要があります。
○公有財産管理・活用事業
本市は多様な分野の公共施設を有していますが、老朽化のような分野横断的な課題に加えて、施設分野ごとに取り巻く環境が異なるため、そ
れぞれの現状を正しく把握したうえで分野別の課題を抽出・整理する必要があります。
来庁者や職員に快適な庁舎環境を提供しつつ、あわせて庁舎設備の省エネ改修やエコオフィス活動に取り組むことで、適正で効率的な施設
運営に努めています。しかし最近は、庁舎施設の老朽化が進んでいることもあり、庁舎設備に関するご意見やご要望に対し、即座に対応できな
い部分が出てきています。
また、中長期的な本庁舎等の維持管理の面から、大規模改修を実施していく必要があります。
公用車の集中管理による効率的な運用を実施していますが、適正な車両台数、管理方法を検討する必要があります。
市役所駐車場については、施設の老朽化が進んでおり、駐車スペースなど現在のニーズに対応できていない部分があります。
辛島公園地下駐車場については、駐車場を取り巻く経営環境が、中心市街地の集客減少や民間の大型駐車場との競合、さらには再開発事業
の進捗に伴う影響など非常に厳しい状況にあります。
(B)
○総合計画・重要政策推進事業
市民アンケートや行政評価等を通じて、第6次総合計画の評価を行い、新総合計画の策定・推進につなげていく必要があります。また、行政評
価と予算、組織、人事管理とのさらなる連携強化及び行政評価等に係る人件費の縮減なども課題です。
○熊本シティブランド戦略推進経費
H24年度に実施した認知度調査では、80.9%の方が「熊本市のことを知っている」と回答し、H18年度に実施した前回の調査結果(75.0%)に比
べ、約6%向上することができました。H25年度も熊本シティブランド戦略プランに基づき、都市ブランド等のブランディングや情報発信等に取り組
みました。今後も魅力的な熊本シティブランドの確立に向けた、継続的な取り組みへ繋げることが必要です。
「わくわく都市くまもと」をコンセプトとした本市の「熊本シティブランド戦略」は、新幹線開業や政令市移行に向けての機運の盛り上げや話題づく
り、本市の魅力やイメージ向上等に一定の役割を果たしてきており、新総合計画の策定に併せて新しいコンセプトなどの見直しを行う必要があり
ます。
ロアッソ熊本支援事業に関しては、関係団体等と連携を密に事業を実施する必要があります。
(C)
○人材育成・職員支援事業
政令指定都市職員にふさわしい職員力の向上を目指し、多様化する市民ニーズに対応する能力を習得するための具体的な取り組みが必要で
す。また、幹部職員に対してのマネジメント能力の向上と職場活性化への支援を行う必要があります。
総務事務は企業局分等を集約した上で、外部委託を開始し、人材の有効活用を図りました。今後は、職員の知識技術の継承を図り、職員のノウ
ハウの低下を招かないようにする必要があります。
メンタルヘルス対策は、セルフケア、管理監督者によるラインケア、保健スタッフ等によるケア、事業場外資源によるケアを一体的に実施すること
が効果的であり、これらのケアを積極的に推進していく必要があります。
196
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○行財政改革推進事業
行財政運営の更なる効率化・最適化を図り、将来にわたって持続可能な行政サービスを提供できる市政運営体制の構築に向け、第5次行財
政改革計画に掲げる実施プログラムについて、その目的の達成につながるよう、実施の趣旨やスケジュールに従い着実な推進を図ります。
「今後の新地方公会計の推進に関する研究会」の報告書を踏まえ、H29年度までに新基準による財務諸表を作成することが要請されており、
固定資産台帳の整備と複式簿記の導入に向けた準備を進めます。
また、新基準による財務諸表の作成後は、作成時期の早期化や、財務諸表を活用したセグメントごとの財務分析を行うとともに、職員に対する
業務改善意識の啓発、市民等に対するよりわかりやすい財務情報の提供を行います。
歳入の確保を図るために、債権管理条例の制定や一元化組織を設置し、併せて各債権保有課への支援、指導により、適正な債権管理を行い
ます。
○契約事務効率化推進事業
公平・公正で、透明性・競争性の高い契約を実施するとともに、適正で効率的な契約事務の推進に努めます。
○情報化推進事業
市民サービスの向上、業務改善、開発・運用・保守にかかる費用適正化及び情報セキュリティの確保を基本方針とする「熊本市総合行政情報
システム最適化基本計画書」の見直しを引き続き行い、今後、構築する税務系、保険料系、福祉系各システムについて、番号制度等への対応を
十分に考慮しながら適切な時期の稼動を目指し、総合行政情報システム全体の最適化を実施します。
○課税事務円滑化事業
業務委託の推進と臨時職員等の活用による課税コスト(人件費)の削減に努め、効率的な業務の運用を検討します。償却資産申告の簡素化を
検討します。固定資産税の納税義務者コードの整理作業を迅速に行います。
○市税収納率向上事業
指定都市移行後の納税課と各税務課の業務分担について、課題及び問題点を整理し、さらなる業務分担の明確化や最適化を行い、財産調
査や滞納処分の充実及び滞納整理の効率化を図ります。
また、初期未納対策については、民間のコールセンターを活用した「市税初期滞納対策業務委託」を実施するとともに、早期納付の拡大につ
ながる体制の整備について検討を行い、さらなる収納率の向上を目指します。
○公有財産管理・活用事業
H27年度に「施設白書」を作成し、施設分野別の現状把握及び課題の抽出・整理を実施します。また、H28年度にそれらを踏まえて「熊本市公
共施設等総合管理計画」を作成し、本市の今後の公共施設マネジメントに関する基本的な方針を示します。
省エネ改修やエコオフィス活動を継続して実施することにより、燃料光熱費の削減と効率的な庁舎運営に取り組みます。
また、来庁者のニーズ等を踏まえ、適宜、修繕や改修を行うとともに、本庁舎等の中長期保全計画を作成し、大規模改修に向け必要な検討を
行います。
公用車の効率的な運用と計画的な車両の買い替えを実施していきます。
市役所駐車場については、適宜、修繕や改修工事を実施します。
また、辛島公園地下駐車場については、指定管理者と一体となり適正な管理運営を実施するとともに、地下駐車場を取り巻く環境の変化に適
宜対応を図っていきます。
(B)
○総合計画・重要政策推進事業
総合計画の推進にあたっては、新総合計画における重点的取り組み及び施策の評価結果を予算に反映させ、各課の人員配置や組織体制の
点検に活用していきます。あわせて、事務の効率化など、引き続き事業効果の向上及び事務量の軽減を図ります。重要政策推進事業について
も、重要事業の実施や課題解決を図り、新総合計画に基づく戦略的で効率的な施策展開に、より寄与させていく必要があります。
○熊本シティブランド戦略推進経費
「わくわく都市くまもと」をコンセプトとした本市のシティブランド戦略は、新幹線開業や政令市移行に向けての機運の盛り上げや話題づくり、本
市の魅力やイージ向上等に一定の役割を果たしてきており、新総合計画の策定に併せて新しいコンセプトなどの見直しを行います。
今後の本市プロモーションの推進に当たっては、新総合計画との整合性を踏まえた上で、取り組むことが必要ですが、県の小山薫堂氏というプ
ロフェッショナルなキーマンの活用に見られるように、ブランディングにおいては、役所の物差しを超えた知見でのコンセプト作りや具体的プラン
の提案が必要不可欠であります。
このような中、普遍的ミッションである「本市の魅力の創造または、増加させることにより印象及び知名度を向上させ、国内外へ広く情報を発信
する」を遂行するため、プロフェッショナルな人材との連携や活用をはじめ、素材の選択と集中を図り、重点的にプロモーションを行っていきます。
ロアッソ熊本支援事業に関しては、ホームゲームにてスポーツ都市熊本をアピールします。また、ロアッソ熊本を介して本市のスポーツの振興
やスポーツへの興味・関心・参加など市民がスポーツに関わる機会の充実を図ります。
(C)
○人材育成・職員支援事業
効果的な研修スタイルの検討・実施を行い、指定都市職員に必要な職員力(政策企画・実現力)の向上や、管理職のマネジメント能力の強化
を図ります。また、あわせて風通しのよい職場環境を築くために、新しい人事育成の仕組みを取り入れ、組織全体で人材育成に取り組む職場環
境整備を図ります。
標準報酬制への移行等、制度改正への対応を円滑かつ適正に行い、職員の負荷軽減を図ります。また、総務事務については全庁的に事務
を洗い出し、委託事務を拡大することにより、人材の更なる有効活用と費用対効果を高めます。
改正労働安全衛生法や過労死等防止対策推進法に対応するとともに、「熊本市職員の心の健康づくり計画(H23∼H27)」に基づく取組みへ
の評価分析等を行い、次期計画の策定及び策定した計画に基づく取組みにより、更なる職員の心身の健康の保持増進を図ります。
197
◆ 基本計画の推進に向けて 4 市域を超えた広域的連携
∼市域を超えた広域的連携を推進し、地域の一体的な発展を牽引する∼
【施策実施局:市長政策総室、観光文化交流局】
1 施策の概要(PLAN)
施策の基本方針と主な取り組み
◆熊本都市圏市町村との連携強化に取り組みます (A)
○熊本都市圏ビジョンに基づき、熊本都市圏市町村と連携した施策を展開します。
◆九州各都市や全国の政令指定都市と連携し、地方分権をリードする役割を担います(B)
○九州の一体的発展に向け、福岡・北九州・鹿児島市との4都市連携や九州中央地域連絡推進協議会など、九州の縦軸・横軸を形
成する各都市との連携を強化します。
2 施策の主な構成事業(DO)
施策全体の事業費(H21∼26):
事業名
3,386,260千円
細事業名
所管課
(A)近隣市町村広域連携推
広域行政推進経費
進事業
政策企画課
熊本都市圏における現状・課題を整理し、熊本
都市圏の中で本市が担うべき役割や広域連携
のあり方を調査研究することで、都市機能の強
化や近隣市町村との連携の強化を図る。
H27予算額
細事業
評価結果
25,451
4,500 拡大・充実
広域にわたり処理することが適当であると認めら
れるものに関し、広域計画を作成し、必要な連絡
調整を図り、総合的かつ計画的な広域行政を推
進する。
788,508
22,661 現状維持
鹿児島市、熊本市、福岡市、北九州市交流連携
協定に基づく事業を総合的に推進するとともに、
九州都市間交流連携推進 シティプロモー
九州の横軸に位置する各都市との交流連携を
経費
ション課
深め、縦軸との相乗効果による九州の一体的な
発展を目指します。
4,279
700 現状維持
(A)富合・城南・植木地域の円 山鹿植木広域行政事務組
政策企画課
滑な運営・一体性確立事業
合負担金
(B)都市連携推進事業
H21∼26
事業費
累計
概 要
※参考:人件費(H24∼H26)
98,250 千円
3 成果指標と主な課題(CHECK)
①指標
成果指標
単位
(A)熊本都市圏市町村との連携
事業数
(B)九州各都市との連携事業数
基準値
実績値
H22
H23
H24
H25
H26
H25
H30
件
28
31
30
29
28
29
34
33
38
B
件
19
23
23
28
30
34
38
24
29
A
50
38
31
30
20
(B)九州各都市との連携事業数
件
40
30
29
達成度
H21
(A)熊本都市圏市町村との連携事業数
50
目標値
H20
28
33
34
34
40
30
29
28
件
38
29
28
19
23
20
24
30
23
10
10
0
0
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H20
H30
198
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H30
②指標の分析
(A)
○熊本都市圏市町村と連携事業数は34事業であり、H26年度は目標値を達しています。今後も「熊本都市圏ビジョン」に掲げた戦略に基づき、構
成市町村との連携事業を拡充していく必要があります。
(B)
○九州各都市との連携事業数について、H23年度は、九州横軸連携推進フォーラムの実施などにより事業総数28件。H24年度は、縦軸である3
都市連携に北九州市が加入したことなどにより事業総数30件、H25年度34件、H26年度38件と増加しており、鹿児島市、福岡市、北九州市との四
都市連携等が着実に成果を上げているもと思われます。
③現状
(A)
○近隣市町村広域連携推進事業
熊本都市圏協議会において、広域的な課題に対応するため、様々な課題について調査研究を行うワーキンググループを設置し、どのような事業
が必要か検討を行っています。
(B)
○都市連携推進事業
鹿児島市、熊本市、福岡市、北九州市交流連携協定に基づく事業を総合的に推進し、この連携を基軸として九州各都市との連携強化に取り組
んでいる。H26年度の縦軸連携については、4市共同による東京での食の商談会(商工部門)や台湾やタイでの観光客誘致活動(観光部門)など
を実施しました。
また、横軸連携については、熊本、大分、宮崎の35市町村で組織する九州中央地域連携推進協議会でスタンプラリー等を実施し、応募者総数
は2,024通にのぼり、そのうち8ビンゴ全てを達成した方が全体の約63%でした。
④課題
(A)
○近隣市町村広域連携推進事業
今後、既存事業が定着していく中で、都市圏の更なる連携と活性化を図るため、圏域全体について新たな課題の抽出と整理等を行い、効果的な
事業を展開していく必要があります。
(B)
○都市連携推進事業
縦軸となる四都市連携は、着実に成果があがっており、九州新幹線全線開業効果を横軸方向へと広げ、九州中央に位置する本市の特性を活か
すことが必要です。また、今後も都市間連携について各局の取り組みを把握し、連携のあり方について検討するとともに全庁的に推進していくこと
が必要です。
4 今後の方向性(ACTION)
今後の施策展開の方向性(4ヵ年程度)
(A)
○近隣市町村広域連携推進事業
本格的な少子高齢・人口減少化社会の到来を迎え、効率的な行政サービスの提供が必要になるとともに、地方創生の取組みの中で、熊本都市圏
が一体となって熊本県全体を牽引していく役割がますます高まっています。本市は圏域の中心都市として、連携中枢都市制度を活用し、近隣市
町村と更なる連携の強化を図りながら、本市がけん引役になって圏域はもとより県全体の発展に努めていきます。
(B)
○都市連携推進事業
九州各都市との連携において、福岡市、北九州市、鹿児島市との連携事業では産業や観光をはじめ、様々な分野での取り組みを推進するととも
に、東アジア経済推進機構等、新たな連携の枠組みへの加入や横軸の各都市との連携強化を推進し、九州の一体的な発展を目指します。
199
1
200
Ⅲ 参考資料
201
202
第6次総合計画成果指標一覧
政策
施策
成果指標
基準値
(H20)
実績値
(H21)
実績値
(H22)
実績値
(H23)
実績値
(H24)
実績値
(H25)
実績値
(H26)
目標値
(H25)
目標値
(H30)
達成
状況
52.0
52.2
50.9
56.5
56.4
56.8
55.8
60
65
C
69.6
72.2
68.4
73.2
71.8
71.7
69.5
75
80
D
55.5
58.1
54.7
57.9
63.2
63.6
60.4
60
65
C
67.0
69.5
65.5
68.8
69.7
70.9
67.9
75
80
C
42.1
40.7
39.1
41.4
43.4
44.2
38.5
50
55
D
31.1
27.0
23.6
22.5
25.6
23.2
23.4
35
40
D
71.0
74.0
76.0
72.0
76.0
78.0
86.0
75
80
A
まちづくりの重点的取り組み(わくわくプロジェクト)
わ
夢わく1
子どもたちが健やかに成長していると感
わ
く
じる市民の割合(%)
ら
し 夢わく2
本市で働き、住み続けたいと感じる市民
の割合(%)
わ
夢わく3
環境に配慮したまちづくりが進んできた
わ
め
と感じる市民の割合(%)
ぐ
み 夢わく4
熊本のめぐみ(歴史、文化、町並み、食
など)を実感している市民の割合(%)
わ
わ
夢わく5
お おでかけスポットが多くて楽しいまちと感
で じる市民の割合(%)
か
夢わく6
け
自家用車を使わずに出かけることが多く
なったと感じる市民の割合(%)
わ
出 夢わく7
会
い 観光客の満足度(%)
【達成状況の凡例】
A:平成30年度の目標値を既に達成している。 B:目標に向けて順調に推移している。
C:基準値以上ではあるが、順調に推移していない。 D:基準値を下回っている。
−:評価できないもの。
203
第6次総合計画成果指標一覧
政策
施策
成果指標
基準値
(H20)
実績値
(H21)
実績値
(H22)
実績値
(H23)
実績値
(H24)
実績値
(H25)
実績値
(H26)
目標値
(H25)
目標値
(H30)
達成
状況
第1章 一人ひとりの人権が等しく尊重され、わけ隔てなく参画できる社会の実現
1
自分の人権が守られていると感じる市民の割
合(%)
1
第1節 人権尊重の社会づくりの推進
48.8
―
51.8
52.2
51.1
52.8
52.0
55
60
C
1
様々な人権問題について関心がある市
民の割合(%)
71.6
68.6
68.7
64.2
66.5
67.3
67.4
75
80
D
1
自分の人権が侵害されたことがあると思
う市民の割合(%)
19.3
21.2
23.2
21.5
22.4
22.8
22.4
17
15
D
1
第2節 男女共同参画の推進
1
「男女共同参画」の内容を知っている市
民の割合(%)
49.0
50.6
50.6
50.9
51.5
52.6
50.1
60
70
C
1
男女がともに参画している社会と感じる
市民の割合(%)
35.2
38.1
37.2
39.7
38.5
38.5
33.4
45
50
D
2
第2章 ともに支え合い、文化に親しみ安全で安心して心豊かに暮らせる生活の実現
2
自分のまちにずっと住んでいたいと感じる市
民の割合(%)
2
第1節 自主自立の地域づくりの推進
79.8
80.9
79.2
81.6
81.6
80.9
81.8
85
90
C
2
過去1年間に地域活動に参加した市民
の割合(%)
48.6
44.8
44.5
43.9
46.7
47.7
43.4
55
60
D
2
参加した市民のうち過去1年間に地域活
動にスタッフとして関わった市民の割合
(%)
35.3
40.6
40.8
40.9
40.0
42.2
42.1
37
40
A
2
第2節 市民生活の安全・安心の推進
2
市中心部の放置自転車の台数(台)
2,541
1,731
1,857
1,593
173
106
63
1,500
100
A
2
市内における街頭犯罪等の認知件数
(件)
7,291
5,983
5,369
4,878
4,628
4,536
3,465
7,000未満
7,000未満
A
2
消費者センターへの相談により解決可
能になった割合(%)
88.2
88.9
92.9
91.4
89.5
92.8
92.3
95
100
C
2
第3節 危機管理防災体制の強化
2
自主防災クラブ世帯結成率(%)
43.0
50.9
52.6
55.8
59.8
67.1
72.5
65
85
B
2
避難場所の認知度(%)
85.9
87.3
84.2
84.5
88.5
88.5
86.9
90
95
C
2
災害時応援協定締結数(件)
29
35
45
53
61
71
75.0
35
75
A
2
第4節 消防・救急救助体制の強化
2
火災発生件数(人為的ミスによるもの)
(件)
93
56(H20)
83(H21)
70
70
50
52
61
70
60
B
2
火災出場から4分30秒以内に現場に到
着した件数の割合(%)
71
73(H20)
73(H21)
74.0
73.0
72.0
69.0
70.0
80
増加
D
2
救命率(%)
14.3
10.6(H20)
18.1(H21)
18.1
17.5
15.8
17.2
14.5
17
20
C
2
第5節 文化の振興と国際交流の推進
2
文化に親しんでいる市民の割合(%)
31.1
34.8
31.9
35.3
34.4
37.4
35.0
40
45
C
2
過去1年間に、国際交流・協力活動に関
わったことがある市民の割合(%)
9.9
11.7
11.7
11.2
11.5
11.4
11.0
13
15
C
2
暮らしやすいまちと感じる外国人の割合
(%)
88.8
―
―
―
―
―
88.6
90
95
D
2
第6節 住民記録・土地情報の適正な管理と提供
2
窓口対応に満足している市民の割合
(%)
79
78.0
78.0
83.0
80.0
82.7
83.4
82
85
B
2
住居表示進捗率(%)
94.83
94.83
94.84
94.84
94.84
95.17
95.55
95.25
95.56
B
【達成状況の凡例】
A:平成30年度の目標値を既に達成している。 B:目標に向けて順調に推移している。
C:基準値以上ではあるが、順調に推移していない。 D:基準値を下回っている。
−:評価できないもの。
204
第6次総合計画成果指標一覧
政策
施策
3
成果指標
基準値
(H20)
実績値
(H21)
実績値
(H22)
実績値
(H23)
実績値
(H24)
実績値
(H25)
実績値
(H26)
目標値
(H25)
目標値
(H30)
達成
状況
第3章 生涯を通して健やかで、いきいきと暮らせる保健・福祉の充実
3
健やかにいきいきと暮らしていると感じる市民
の割合(%)
3
第1節 生涯を通じた健康づくりの推進
56.3
59.1
58.5
57.8
58.9
57.8
56.9
60
65
C
66.6
66.1
65.4
67.6
68.9
66.5
65.8
70
75
D
3
自ら健康づくりに取り組んでいる市民の
割合(%)
3
第2節 安全・安心のための保健衛生と医療の推進
3
食品の安全性について不安を感じてい
る市民の割合(%)
89.2
73.7
70.8
66.8
64.9
72.0
73.3
65
60
C
3
感染症患者発生数(件)
152
153
153
143
130
104
154
110
90
D
3
安心して適切な医療が受けられると感じ
る市民の割合(%)
58.6
58.7
59.0
59.5
61.7
66.0
70.1
65
70
A
3
第3節 高齢者、障がいのある人などへの生活支援
3
地域福祉活動(福祉ボランティアなど)に
関わりを持つ市民の割合(%)
12.6
12.3
13.2
12.6
12.2
15.4
13.7
20
30
C
3
65歳以上の元気な高齢者の割合(%)
78.61
81.70
80.60
79.83
79.42
79.05
78.72
79
79.5
C
3
施設入所から地域生活に移行した障が
いのある人の数(人)
168
198
219
293
312
325
337
330
400
B
△18,210
92,068
198,022
311,327
69,695
△55,411
黒字
黒字
C
3
第4節 社会保障制度の適正な運営
3
国民健康保険会計における実質単年度 △136,787
収支(千円)
(H19)
3
後期高齢者医療制度についての理解度
(%)
39.5
41.9
41.4
41.9
43.9
46.2
43.3
55
70
C
3
公的年金制度についての理解度(%)
66.6
71.8
67.0
69.1
71.5
71.4
68.8
75
80
C
3
生活保護自立助長支援により就労を開
始した人の割合(%)
20.0
32.9
33.3
44.4
53.6
54.1
56.5
25
30
A
4
第4章 子育てしやすく、子どもたちの健やかな成長をはぐくむ環境づくりの推進
4
子どもたちが健やかに成長していると感じる
市民の割合(%)
4
第1節 子どもたちの健やかな成長支援
52.0
52.2
50.9
56.5
56.4
56.8
55.8
60
65
C
4
地域での子育て支援活動に参加した市
民の割合(%)
15.3
14.6
14.9
16.7
18.0
18.2
17.5
20
25
C
4
子どもに関する相談窓口の認知度(%)
57.2
57.2
59.2
59.8
60.8
60.7
57.8
70
80
C
4
第2節 子育てしやすい環境づくりの推進
4
妊婦健康診査受診率(%)
95.0
96.4
(H20)
98.8
(H21)
97.9
(H22)
98.7
(H23)
98.6
(H24)
97.9
(H25)
100
100
B
4
子育てが楽しいと感じる市民の割合
(%)
80.4
82.1
82.7
80.6
83.8
82.4
79.6
85
90
D
【達成状況の凡例】
A:平成30年度の目標値を既に達成している。 B:目標に向けて順調に推移している。
C:基準値以上ではあるが、順調に推移していない。 D:基準値を下回っている。
−:評価できないもの。
205
第6次総合計画成果指標一覧
政策
施策
5
5
教育環境(学校教育、生涯学習、ス
ポーツ、歴史文化)に満足している
市民の割合(%)
5
5
実績値
(H21)
実績値
(H22)
実績値
(H23)
実績値
(H24)
実績値
(H25)
実績値
(H26)
目標値
(H25)
目標値
(H30)
達成
状況
第5章 豊かな人間性と未来を切り拓く力をはぐくむ教育の振興
5
5
基準値
(H20)
成果指標
学校教育
24.0
28.6
29.2
31.7
30.4
33.7
35.8
30
35
A
生涯学習
35.4
36.5
35.1
37.3
38.6
39.0
36.1
40
45
C
スポーツ
31.9
32.2
31.6
32.4
31.9
33.9
31.1
35
40
D
歴史文化
40.5
33.6
33.1
33.4
33.9
36.5
32.7
45
50
D
小学5年生
81.5
(H19)
83.3(H20)
85.3(H21)
82.9
87.6
87.5
90.3
88.9
83
85
A
中学2年生
71.1
(H19)
76.3(H20)
82.9(H21)
80.4
79.8
78.5
81.2
82.0
73
75
A
小学6年生
53.3
(H19)
53.1(H20)
53.2(H21)
52.4
52.0
51.7
51.7
51.9
維持向上
維持向上
B
中学3年生
53.8
(H19)
54.0(H20)
53.9(H21)
53.5
53.1
53.2
52.7
52.8
維持向上
維持向上
B
小学生
28/96
42/96
27/96
25/96
30/96
29/96
32/96
38/96
48/96
C
中学生
20/54
20/54
22/54
26/54
22/54
21/54
26/54
24/54
27/54
B
51.2
54.2
69.7
82.9
89.5
94.9
100.0
80
100
A
24,045
28,714(H20)
29,134(H21)
33,372
34,716
35,826
37,333
38,723
30,000
40,000
B
第1節 生きる力をはぐくむ学校教育の推進
5
学校が楽しいと感じる子どもの
割合(%)
5
5
「全国標準学力検査NRT(集
団基準準拠検査)」偏差値
5
5
体力・運動能力テストで全国平
均に達している項目数
5
5
学校施設の耐震化率(%)
5
小中学校の学校支援ボランティアにお
ける延べ活動者数(人)
5
第2節 生涯を通した学習・スポーツの振興
5
過去1年間に生涯学習を行った市民の
割合(%)
42.4
42.2
39.7
42.9
41.9
36.8
34.2
45
50
D
5
週1回以上(1回30分以上)のスポーツ
(軽い運動を含む)をしている市民の割
合(%)
50.5
51.9
50.9
49.8
52.7
50.7
52.2
55
60
C
5
第3節 歴史的文化遺産の継承と活用
5
文化財指定件数(件)
233
234
240
248
253
256
260
270
300
C
5
過去1年間に歴史的文化遺産にふれた
市民の割合(%)
50.7
49.8
45.6
46.5
43.7
45.1
39.4
55
60
D
【達成状況の凡例】
A:平成30年度の目標値を既に達成している。 B:目標に向けて順調に推移している。
C:基準値以上ではあるが、順調に推移していない。 D:基準値を下回っている。
−:評価できないもの。
206
第6次総合計画成果指標一覧
政策
施策
6
成果指標
基準値
(H20)
実績値
(H21)
実績値
(H22)
実績値
(H23)
実績値
(H24)
実績値
(H25)
実績値
(H26)
目標値
(H25)
目標値
(H30)
達成
状況
63.3
66.1
64.5
69.6
72.7
74.1
72.7
70
75
B
第6章 水と緑の良好な環境の保全と循環型社会の構築
6
良好な環境が守られていると感じる市民の割
合(%)
6
第1節 環境保全活動の推進と良好な環境の保全
6
日常生活で環境保全のための実践活動
をしている市民の割合(%)
52.0
51.5
61.7
60.2
67.5
67.3
65.4
60
70
B
6
大気環境基準達成率(%)
61.5
(H19)
80.8
(H20)
80.8
(H21)
65.4
(H22)
53.8
(H23)
80.8
(H24)
80.8
(H25)
70
75
A
6
第2節 豊かな水と緑に囲まれた良好な環境の形成
6
地下水が市民共有の財産として守られ
ていると感じる市民の割合(%)
48.0
51.9
49.0
51.1
54.6
58.6
57.1
60
70
C
6
街なかに緑が多いと感じる市民の割合
(%)
69.3
69.9
66.5
68.4
73.0
73.7
69.6
75
80
C
6
第3節 資源循環型社会の構築
6
市民1人が1日に出すごみの量(g/日)
1,163
(H19)
1,113
(H20)
1,037
(H21)
970
(H22)
976
(H23)
955
(H24)
947
(H25)
1,074
899
B
6
家庭ごみのリサイクル率(%)
13.8
(H19)
14.0
(H20)
16.5
(H21)
19.8
(H22)
21.3
(H23)
21.4
(H24)
22.3
(H25)
25.4
27.8
B
6
年間の最終埋立量(t/年)
6,863
(H19)
6,183
(H20)
6,818
(H21)
6,321
(H22)
6,172
(H23)
5,681
(H24)
5,613
(H25)
6,336
4,699
B
32.4
31.8
32.2
35.9
38.0
42.8
36.8
35
40
B
2,666
(H17)
2,736
(H18)
2,764
(H19)
2,582
(H20)
2,518
(H21)
2,642
(H22)
2,713
(H23)
7
第7章 地域の活力をつくりだす産業・経済の振興
7
豊かで活気あるまちだと感じる市民の割合
(%)
7
一人あたりの市民所得(千円)
7
第1節 商工業の振興
全国平均以上 全国平均以上
B
7
市内総生産額(十億円)
2,298
(17)
2,360
(H18)
2,431
(H19)
2,311
(H20)
2,300
(H21)
2,306
(H22)
2,323
(H23)
2,392
2,489
C
7
商店街通行者数(千人)
615
628
595
690
666
674
672
700
750
C
7
有効求人倍率
1.02
(H19)
0.68
(H20)
0.49
(H21)
0.60
(H22)
0.71
(H23)
0.76
(H24)
0.90
(H25)
598
687
(H20)
664
(H21)
600
(H22)
621
(H23)
616
(H24)
631
760
810
C
2,082
(H19)
2,202
(H20)
2,030
(H21)
2,096
(H22)
2,228
(H23)
2,346
(H24)
2,430
(H25)
2,500
(H24)
2,650
(H29)
B
71
74
76
72
76
78
86
75
80
A
2,040
1,774
1,553
1,562
1,516
1,603
1,631
2,000
2,000
D
7
全国平均以上 全国平均以上
D
第2節 観光・コンベンションの振興
7
観光消費額(暦年)(億円)
7
宿泊者数(暦年)(千人)
7
観光客の満足度(%)
7
熊本城入園者数(暦年)(千人)
7
第3節 農水産業の振興
7
農業産出額(億円)
453
(H19)
454
(H20)
445
(H21)
444
(H22)
461
(H23)
473
(H24)
481
(H25)
471
489
B
7
漁業生産額(暦年)(億円)
67
(18)
74
(H19)
74
(H20)
65
(H21)
68
(H22)
66
(H23)
84
(H24)
78
80
A
7
担い手数(認定農業者数+集落営農組
織数)
1,626
(H19)
1,648
(H20)
1,675
(H21)
1,638
(H22)
1,652
(H23)
1,694
(H24)
1,657
(H25)
1,700
1,750
C
7
交流イベント参加者数(人)
11,311
(H19)
19,118
(H20)
15,514
(H21)
21,890
(H22)
25,934
(H23)
25,310
(H24)
31,197
(H25)
17,000
27,000
A
【達成状況の凡例】
A:平成30年度の目標値を既に達成している。 B:目標に向けて順調に推移している。
C:基準値以上ではあるが、順調に推移していない。 D:基準値を下回っている。
−:評価できないもの。
207
第6次総合計画成果指標一覧
政策
施策
8
成果指標
基準値
(H20)
実績値
(H21)
実績値
(H22)
実績値
(H23)
実績値
(H24)
実績値
(H25)
実績値
(H26)
目標値
(H25)
目標値
(H30)
達成
状況
42.6
43.0
41.9
42.9
41.0
45.3
44.2
50
55
C
第8章 安全でだれにも優しく使いやすい都市基盤の充実
8
都市機能が充実して安全・快適と感じる市民
の割合(%)
8
第1節 計画的な都市づくり
8
便利で住みやすいと感じる市民の割合
(%)
37.3
37.1
35.9
37.6
36.7
38.2
34.6
45
50
D
8
街並みが美しいと感じる市民の割合
(%)
46.5
47.3
45.6
47.4
50.9
50.0
47.0
50
55
C
8
公園が使いやすいと感じる市民の割合
(%)
43.8
44.2
41.9
45.0
43.9
43.7
45.0
50
55
C
8
第2節 魅力と活力のある中心市街地の創造
8
中心市街地ににぎわいがあると感じる市
民の割合(%)
38.2
35.0
35.3
36.9
38.5
41.3
32.5
50
60
D
8
熊本駅周辺が魅力的であると感じる市
民の割合(%)
9.6
10.5
15.0
22.8
25.3
28.5
19.4
40
70
C
8
第3節 利便性の高い公共交通体系の確立
60.3
59.2
56.5
54.0
54.9
56.0
53.2
増加
増加
D
55,834
(H19)
53,979
53,170
55,378
55,542
56,724
55,436
増加
増加
D
8
中心市街地に行くときに、公共交通機関
を利用する市民の割合(%)
8
公共交通機関の年間利用者数(千人)
8
第4節 良好な道路の整備・保全
8
渋滞時における自動車の平均走行速度
(km/h)
22.3
22.1
―
21.6
23.0
21.2
20.1
25
30
D
8
安全に道路を歩くことができると感じる市
民の割合(%)
29.4
29.8
28.4
28.3
28.5
32.0
31.3
35
40
C
8
第5節 総合的な治水対策の推進
8
河川整備率 (都市基盤河川の計画延
長に対する整備済み延長の率)(%)
63.2
64.1
65.2
66.1
67.0
68.2
68.6
69.5
75.3
C
8
雨水整備率 (市街化区域の計画面積
に対する整備済み面積の率)(%)
49.4
50.1
50.1
50.1
50.1
50.1
50.9
56.1
60.0
C
58.2
57.5
56.5
58.8
59.0
57.0
57.3
60
65
D
8
第6節 安全で良好な建築物の整備・推進
8
良好な居住環境が保たれていると感じる
市民の割合(%)
8
耐震診断助成制度活用件数(件)
19
35
50
90
138
291
451
700
1,110
C
8
市営住宅最低居住水準未満世帯率
(%)
5.7
4.2
3.9
3.6
3.4
2.8
2.6
3.6
2.6
A
8
第7節 良質な水道水の安定供給
8
水の有効率(%)
94.0
94.1
94.1
93.9
93.4
92.4
92.6
95
97
D
8
水道水をおいしいと感じる市民の割合
(%)
80.7
82.8
79.3
81.4
81.9
82.7
81.7
83
85
C
8
耐震性能を有する基幹管路の割合
(%)
67.0
67.1
67.4
67.7
68.2
73.5
74.0
73
80
C
8
第8節 着実な汚水処理施設の整備
8
汚水処理率(公共下水道普及率+合併
処理浄化槽普及率+農業集落排水普及
率)(%)
87.6
89.6
92.1
93.2
93.4
94.8
95.2
93.7
99.1
B
8
浄化センター、ポンプ場の施設機器の
更新率(%)
9.0
16.5
25.7
33.0
37.6
54.0
59.5
64
100
B
8
汚泥の有効利用率(%)
17.0
27.6
30.9
31.3
31.8
100.0
100.0
100
100
A
【達成状況の凡例】
A:平成30年度の目標値を既に達成している。 B:目標に向けて順調に推移している。
C:基準値以上ではあるが、順調に推移していない。 D:基準値を下回っている。
−:評価できないもの。
208
第6次総合計画成果指標一覧
政策
施策
V
V
成果指標
基準値
(H20)
実績値
(H21)
実績値
(H22)
実績値
(H23)
実績値
(H24)
実績値
(H25)
実績値
(H26)
目標値
(H25)
目標値
(H30)
達成
状況
Ⅶ編 基本計画の推進に向けて
1 協働と自主自立によるまちづくり
V
市民参画・協働による事業の割合(%)
28
44.9
36.4
38.4
42.0
43.8
44
50
70
C
V
市民公益活動に参加している市民の割
合(%)
24.2
24.8
25.7
24.7
26.3
25.5
23.3
30
35
C
A
V
2 信頼される市政運営
V
市ホームページへのアクセス数(万件)
138
152
161
166
139
153
250
160
180
V
窓口対応に満足している市民の割合
(%)(再掲)
79
78
78
83
80
83.7
84.4
82
85
V
信頼できる市政と感じる市民の割合
(%)
39.1
41.0
41.4
38.5
39.6
38.4
37.9
55
60
D
V
3 効率的で質の高い行政運営
V
効果的かつ効率的に市政が運営されて
いると感じる市民の割合(%)
24.2
22.8
22.8
21.9
24.2
19.9
20.7
50
55
D
V
目標年次に向けて順調に推移している
総合計画成果指標の割合(%)
48.9
64.0(H20)
62.5(H21)
42.9
49.0
54.0
54.9
37.2
70
100
D
V
研修等により知識・技能が高まった、あ
るいは職務への意識が高まったと感じた
職員の割合(%)
82.0
84.6
88.0
87.7
94.7
95.8
95.3
100
100
B
V
4 市域を越えた広域的連携
V
熊本都市圏市町村との連携事業数(件)
28
31
30
29
28
29
34
33
38
B
V
九州各都市との連携事業数(件)
19
23
23
28
30
34
38
24
29
A
【達成状況の凡例】
A:平成30年度の目標値を既に達成している。 B:目標に向けて順調に推移している。
C:基準値以上ではあるが、順調に推移していない。 D:基準値を下回っている。
−:評価できないもの。
209
210
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熊本市第6次総合計画
重点的取り組み・政策・施策評価報告書<H21∼26年度>
編
集
熊本市市長政策総室政策企画課
熊本市中央区手取本町1番1号
TEL:096-328-2111(代表)
TEL:096-328-2035(直通)
FAX:096-324-1713
E-mail:[email protected]
熊本市ホームページ:
http://www.city.kumamoto.jp
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