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仕様書(PDF形式, 219.67KB)
平成25年度 「生ごみ3キリ運動」普及啓発に関する企画運営業務 委託仕様書
1 委託業務名
平成25年度 「生ごみ3キリ運動」普及啓発に関する企画運営業務
2 委託業務の目的
京都市では,平成22年3月に,更なるごみの減量や再資源化により,
「ピーク時からのごみ量の半
減」を目指す挑戦的な目標を掲げた,京都市循環型社会推進基本計画(2009-2020)を策定した。
計画の目標達成に向け,今後,更なるごみ減量を進めていくためには,家庭ごみの4割を占める
生ごみについて,その約4割が食べ残しや手つかずの食品といった可食部であるとともに,水分が
約8割を占めていることから,市民の意識と行動が変化することによって,大幅な減量を進めてい
く余地があり,買った食材を使い切る「使いキリ」
,食べ残しをしない「食べキリ」
,排出前に水を
切る「水キリ」
,これらの3つの「キリ」を推進する「生ごみ3キリ運動」を広く知らせ,市民に主
体的に取り組んでもらえるよう継続的に啓発していくことが必要である。
このため,平成24年度から「生ごみ3キリ運動」の普及啓発を実施しており,
「生ごみ3キリク
イズキャンペーン」や「3キリ自己診断キャンペーン」
,
「エコ・クッキング教室の開催」に加え,
「生ごみ3キリ啓発ソング及び啓発アニメ動画の作成」を実施した。また,広報媒体を利用した啓
発として,
「京都リビング新聞」に3キリに関する記事を掲載した。
平成25年度については,引き続き,
「生ごみ3キリクイズキャンペーン」や「生ごみ3キリ体験
型企画」を実施し,継続的な啓発に努めるとともに,新たに「食べ残しゼロ優秀店舗認定モデル事
業」等を展開していくことにより,幅広い市民への生ごみの減量に関する普及啓発を進めることが
必要である。
3 過去に作成した生ごみ減量に関する啓発媒体
・ 平成24年3月 タブロイド(市民しんぶん区版への折込)
http://www.sukkiri-kyoto.com/pdf/digest.pdf
・ 平成24年3月 ホームページ「京都 生ごみスッキリ情報館」
http://www.sukkiri-kyoto.com/
・ 平成24年度~ 小学4年生向け下敷き(※)
・ 平成24年7月 お試し水切りネット(※)
・ 平成24年8月 リーフレット「カンタン!コレだけ!ごみ減量ガイド」
(※)
・ 平成25年1月 小冊子「生ごみ減量ハンドブック」
(※)
・ 平成25年1月 タブロイド(市民しんぶん区版への折込)
(※)
※ 受託希望者に成果品を送付する。
4 委託業務内容
(1)生ごみ3キリキャンペーン等の啓発運動
「生ごみ3キリ運動」の持続的な定着に向け,3R推進月間の10月を目途に,啓発の取組と
して生ごみ3キリキャンペーンを企画提案するなかで,「生ごみ3キリ運動」の持続的な定着に
向けた市民啓発の実施として,ア~エの広報計画を含む企画提案も行い,本市と協議の上で実施
する。
また,その内容ホームページ「京都 生ごみスッキリ情報館」にも効果的に反映されるようにす
ること。
○ 平成24年度のキャンペーンの例
・ 市民に広く生ごみ3キリ運動をPRするとともに,生ごみ3キリに関する参加型キャン
ペーン(クイズ応募等)等を実施 など
(提案時には,具体的な内容,数量を提案願います。)
1
ア 継続的な広報
キャンペーンの広報も兼ねて,生ごみ3キリに関する特集を企画し,継続的に広報を実施する
こととする。
イ 食べ残し料理のリメイク啓発小冊子の作成
やむを得ず食べキリできなかったおかずをリメイクするレシピ小冊子の内容を作成する(印刷
は本市が別途行う。)とともに,配布計画を提案し(キャンペーンの開催時配布等含む),本市
と協議の上で実施する。
また,啓発小冊子が広く市民の目に留まるための工夫として,親しみやすく覚えやすい愛称を
つけることを考える(例:4つめのR本,R+本等)。
実施時期は,本事業で取り組む企画と連携することを念頭に,継続的に広報できるよう提案す
ることとする。
○ 効果的な新小冊子の内容と配布計画の例
・ 一般的な家庭料理のうち,比較的翌日以降に持ち越されるもの(カレー,ポテトサラダ
等)を段階的にリメイクできるレシピの掲載。斬新なアイデアの掲載。
・ 市内のスーパーマーケット○箇所で,□月□日~△月△日の×日間で,計◇部を配布す
る(提案時には,具体的な内容,数量を提案願います。)。
・ レシピ案募集「あなたのレシピ教えてくださいコーナー」
など
ウ 生ごみ3キリ啓発小冊子の活用
平成24年度に本市が作成した小冊子を応募期限が終了している企画等を誤解のないよう加工
し,効果的に活用できる計画を提案し,本市と協議の上で実施する。実施時期は,本事業で取り
組む企画と連携することや継続的に広報することを提案することとする。
エ 啓発ソング・啓発アニメ動画の活用による「生ごみ3キリ運動」の啓発
平成25年6月からホームページ「京都 生ごみスッキリ情報館」で配信される啓発ソング・啓
発アニメ動画の活用による啓発を企画する。
イベントやキャンペーン,商店街等における啓発に活用することも念頭においた効果的な内容
とする。デジタルコンテンツなどを企画する場合は汎用性のある形式とすること。
(2)生ごみ3キリ体験型企画の開催
賢い買い物のしかた,エコクッキング,水切りなどの3つのキリをテーマにした市民講座等を
開催する。企画は自由に提案することとするが,継続性のある内容が望ましい。
(3)食べ残しゼロ優秀店舗認定モデル事業の実施
飲食店における食べ残しゼロを目指し,平成25年度は,参加店舗の選定を行い,「選べるご
はんサイズ」,「1個から注文してね」,「お持ち帰りOKの店」等,食べ残しゼロを推奨でき
る企画によるモデル事業を行う。
平成26年度には,本格実施を目指し,表彰制度やランク付けを行い,ガイドブック作成によ
る宣伝効果を狙う。
(4)ホームページ「京都 生ごみスッキリ情報館」の更新
「生ごみ3キリ運動」の定着に向けたや啓発運動と連動した更新等を実施する。
さらに,平成24年度に作成したリニューアルコンテンツである市民からの生ごみ減量アイデ
アの投稿の受付・発信,啓発ソング・啓発アニメ動画の発信など市民にとってより魅力的で,情
報の波及効果を生み出すことができるページへの更新を行うこととする。
なお,ホームページの運営管理は別の事業者が行っているので,ページの更新作業に当たって
は,連携を密にして実施することとする。
(5)その他の業務
前述のもののほか,生ごみ3キリの普及により効果的な業務の提案があれば,提案を妨げない
(本市と協議の上で実施する。)。また,本業務の遂行に必要な業務を実施するものとする。
2
5 業務スケジュール
(1)生ごみ3キリキャンペーン等の啓発運動
・ 生ごみ3キリキャンペーン開催時期:10月に実施
・ 継続的な広報:10月のキャンペーンの広報を兼ねることができる時期に実施
・ リメイク啓発小冊子(レシピ本)の作成・配布:10月のキャンペーン開催時に配布できる
ことが望ましい。
・ 生ごみ3キリ啓発小冊子の有効活用:通年でスーパーマーケットや公共施設での配架により
継続的に広報媒体として活用
・ 啓発ソング・啓発アニメ動画の活用:6月以降にイベントやキャンペーン,商店街等におけ
る啓発に活用
(2)生ごみ3キリ体験型企画の開催
・1月から開催(今年度の10月のキャンペーンに続く位置付けで実施)
(3)食べ残しゼロ優秀店舗認定モデル事業の実施
・ モデル参加店舗の募集を行い,食べ残しをゼロにするメニューの創設:契約後早期の実施
・ 平成26年度に本格実施できるよう表彰制度やランク付けの制度設計
・ 本格実施後にガイドブック作成するための制度設計:モデル事業実施結果を受けて作成
(4)ホームページ「京都 生ごみスッキリ情報館」の更新
・ 必要に応じて更新
6 委託業務の進行等
(1)業務スケジュールの調整
受託者は,業務開始に先立ち,今後の業務スケジュール表を作成し,京都市 環境政策局 循環
型社会推進部 循環企画課に届け出て承認を得るものとする。
(2)業務終了時検査及び委託料の精算
この委託業務の委託料は,業務終了後,京都市の検査を受け精算するものする。
なお,受託者は,必要な証拠書類を京都市に示し,検査を受検するものとする。京都市は,必
要により証拠書類等の写しを受託者から求めることができるものとする。
(3)協議事項
この仕様書に定めのない事項又は業務の遂行に当たり疑義が生じた場合は,京都市と受託者の
協議によりその解決を図るものとし,当該協議が整わないときは,京都市の指示するところによ
るものとする。
7 その他
(1)個人情報等の保護
受託者は,この委託業務によって知り得た個人情報及び通常秘密とされる企業情報をこの事業
の目的外に使用してはならない。これは委託期間終了後も同様とする。また,業務終了時には,取
得した個人情報等を全て京都市に引き渡すものとする。
(2)損害賠償
委託業務の実施に伴い第三者に与えた損害は,京都市の責に帰すべきものを除き,
全て受託者の
責任において処理すること。
(3)著作権の取扱
円滑な事業の実施,成果の普及を図るため,この委託業務により生じた著作権については, 原
則として京都市に帰属させるものとする。
(以 上)
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