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PowerPoint プレゼンテーション
テキサスホールデム 目次 1.テキサスホールデムのルールおよび語句説明 2.基本的なゲームの進め方 3.プリフロップにおける戦術 4.フロップにおける戦術 5.ターンにおける戦術 6.リバーにおける戦術 7.基本的な確率 8.プレイヤースタイル 9.心構え 10.実践 1. テキサスホールデムはトランプを使ったポーカーゲームの一種です。 基本的には強い役をそろえたものが勝利します。 役の強さは以下の通りです。 テキサスホールデムは5枚のカードを何度か交換するというポーカーではありません。 まず各プレイヤーにカードが2枚ずつ配られます。 この時に最初のアクションを行います。(アクションについては後で) 最初のアクションが全員終了するとプレイヤー全員が共有するカードが3枚場に出ます。 ここでもアクションを各プレイヤーが行い、場にもう一枚カードが出ます。 場に4枚カードが出たあと再びアクションを行い、場に最後の一枚が出ます。 場に5枚出た後、最後のアクションを行います。 各プレイヤーは手札の2枚と場に出ているカード5枚の計7枚から5枚を選び 役の強弱を判定します。 3人でプレイした例 A A アクション B C A A アクション B C アクション B C B C 最初、手札が2枚の時をプリフロップと呼び 場にカードが3枚出た時またはその3枚のカードをフロップと呼びます。 場にカードが4枚になった時をターンと呼び、5枚になった時をリバーと呼びます。 A B C プリフロップ B C フロップ A A A B C ターン B C リバー アクションについて ベット・・・・チップを増やすことで、自分の手の強さをアピールできる。 特にベットとはチップを最初に増やすアクションです。 レイズ・・・・基本的にはベットと同じだが、ベットアクション後にさらにチップを増やす アクションであり、レイズの上にはリレイズ、リリレイズがあります。 コール・・・・勝負するのに足りない額だけをプラスして額を合わすアクション フォールド・・・・照りない額をプラスしたくない時に勝負を降りるアクション チェック・・・・チップを増やすことも、足りない額をプラスすることもないときに行うアクション オールイン・・・・ベットやレイズと意味は同じですが、自分の持つチップを全てかけるという アクション 2.基本的なゲームの進め方 5人でテキサスホールデムをプレイする場合を考えます。 全員チップを500$持っているとします。 BB D C E B SB まず、日本語的には親と呼ばれるボタン(BTN) またはディーラーポジションを決め、 BTNの左隣に強制的にチップを出さない といけないスモールブラインド(SB)と ビックブラインド(BB)を配置します。 A BTN BB D C 2$ B SB 1$ E A BTN SBがチップを1$、強制的に出すことにすると BBはその2倍のチップを2$出さなければ なりません。 BB D C 2$ B 1$ E SB カードを各プレイヤーに2枚ずつ配ります。 BBの次の人から時計回りにアクションを 行っていきます。 A BTN BET!!6$ BB D C 2$ B SB 6$ 1$ E A BTN Dさんの2枚はかなり強い手でしたので ベットアクションを行いました。 (手が強いか弱いかは後で説明します) Eさんの手はそこまで強い手ではありません でした。そこでEさんは勝負を降りるために フォールドしました。 フォールド・・・ コール・・・ Aさんもいい手を持っていました。 そこでDさんの6$に合うように6$を出しました。 BB D C 6$ B 6$ 6$ E 6$ SB Cさんは2$を失うのがもったいないと感じ、 少し弱い手ではありましたが、 4$加えコールしました。 A コール! Bさんはなかなかおもしろい手を持っていたので すでに出してあった1$に5$を加え、6$にし コールしました。 BTN コール! 4人が出した6$は一度集められます。 この時、集まったチップの額のことをポットと 呼びます。この例ではポットは24$です。 BB D C 24$ E B SB A BTN チップを集められた後、フロップに進んでいきます。 ボード(共有のカード)に3枚のカードが出され、 次からアクションを行うときは、BTNの人が最後 にアクションを行うように順番が回るので、 SBのBさんからアクションを行います。 ベット・・10$・・ レイズ30$!! BB Bさんは何も役ができませんでした。 そこでチップを出さずにチェックしました。 Cさんは弱いペアができましたので、少し ベットしました。 Dさんは強い手ができたのでCさんのベット に対し、レイズしました。 Aさんも強い手ができそうだったのでDさんの レイズに対してコールしました。 D C 10$ B 24$ 30$ E 30$ SB A チェック・・ BTN コール! コール・・・ BB Bさんは手ができてなかったので、 フォールドしました。 Cさんは弱い手でしたが降りることができず コールしました。 D C 30$ B SB フォールド・・ 24$ 30$ A BTN 30$ E チェック・・・ ベット100$ BB D C 114$ 100$ 100$ E B SB A BTN ターンになりました。 SBがフォールドしたので、ここからはBB からアクションを行います。 Cさんは変わらず弱い手のままだったので チェックしました。 Dさんは変わらず強い手だったので、さらに ベットしました。 Aさんは強い手ができそうになくなったので ここでフォールドしました。 Cさんはここでも降りることができずコールしました。 フォールド・・・ オールイン! コール! BB D C 114$ 364$ E B SB 364$ A BTN リバーになりました。Cさんはこのままでは勝てない と思い、ブラフ(嘘)でオールインしました。 Dさんは十分に強い手ができていたので、 コールし、ポット842$を手に入れました。 Cさんは手持ちのチップを全部使ってしまったので ここで敗北が決定してしまいました。 以上が簡単なゲームの進め方になります。 3.プリフロップでの戦術 9人でゲームをする場合、どれくらいの割合で参加するのがいいのか? これはだいたい18%から22%くらいで参加するのが良いとされています。 これは最初の2枚の時点で、ある程度勝率が計算できることに起因します。 例えば、プリフロップ時点で最強とされるAAと23のオフスーツ(マークがバラバラのこと) とが戦う場合、AAが85%程度で勝つことが見込まれます。 ポーカーは一回勝負ではないので、常に確率が良いほうでプレイすることで、 勝利する確率が高まっていきます。 簡単に、強い手を順に載せていきます。 (oはオフスーツを意味し、sはスーテッド(マークが同じ)を意味しています) めっちゃ強い AA KK QQ AKs 結構強い JJ TT AQs AJs AKo KQs ちょっと強い 99 ATs JTs QJs KJs AQo そこそこ T9s AJo 88 KQo QTs KTs など 各スターティングハンドの人数別の勝率を次に載せました。 プリフロップは参加人数によって戦い方が変わってきます。 基本的には、強いハンドではベットアクションを行い、 弱いハンドではフォールドすることが大切です。 このようにしてプレイしていくことで、相手プレイヤーからのリスペクトが生まれてくると 重要な場面でのブラフの成功率が上がってきます。 逆にどのような手でもプレイしていくと、ブラフの成功率は下がっていきますが、本当に 強い手の時に相手プレイヤーが勝負してきてくれることがあります。 しかしそのような戦い方はFISH(フィッシュ)と呼ばれ、下手なプレイヤーに分類されます。 確率的に考えると納得がいくかと思います。 どんな手でも参加するようなプレイヤーをルーズなプレイヤーと呼び ある程度絞った手で参加するようなプレイヤーをタイトなプレイヤーと呼びます。 プリフロップで考えに入れないといけないこととしてポジションがあげられます。 BBの次の人は最初に行動しないといけないため、ポジションが悪いです。 そのためBBの次のポジションはUNG(Under The Gun)と呼ばれ、危険なポジション とされています。 なぜ、先に行動すると危険なのかというと、後に行動できるプレイヤーほど情報が 多く得られるからです。 例えば、9人でプレイしているときに、UNGにAToが来たとします。UNGがベットすると それ以降のプレイヤーは弱い手だとおりますが、強い手だとコールないしはレイズを してきます。もちろんレイズやコールしたプレイヤーはUNGの手がかなり良い手だと知って 来ているので、UNGのAToでは、勝てる見込みが少なくなってしまいます。 良いポジションの時は自分の前にベットやレイズが入っていないことを確認できてから アクションできるのでその時々にあった行動をとりやすくなります。 もちろんポジションが良くても、前に入っているベットやレイズの意味やアクション起こした人 のプレイスタイルを考慮して、プレイする必要性があります。 5. ターンでの戦術 ターンではフロップまでのことを一度リセットして考える必要があります。 たとえAAをもっていてもターンで同じスーツのカードの4枚目が落ちたり ストレートになりそうなカードが出た時に、フロップと同じようにプレイするのは 危険を伴います。しかし、弱気なプレイをしてしまうと相手にチャンスを与えてしまい みすみす相手にポットを与えてしまう結果になってしまいます。 ここでは自分目線だけでなく相手の立場にも立ってみて慎重にプレイをするべきでしょう。 あと1枚でフラッシュが・・・あと一枚でストレートが・・・といった誘惑もあるとは思いますが 冷静に確率(役ができる確率だけでなく勝つことのできる確率)を計算するべきです。 6. リバーでの戦術 リバーではポットが大きくなっていることが多いですので、自分の持っているチップ量も 十分に考慮に入れてプレイする必要があります。リバーのプレイが一番初心者と経験者の スキルの違いが出るところだともいわれます。手が勝っているか負けているかは別にして ストーリー性もしくは意味のあるプレイをする必要があります。 7. 基本的な確率