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JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告
JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立東出水小学校 1 実施期日 平成28年6月15日(水) 3校時~4校時(90分間) 5校時~6校時(90分間) 2 夢先生 橋本 啓(元プロ野球選手) 大阪府出身。幼少期に野球を始め,中学時代は東大阪布施ボーイズで プレー。天理高校 3 年時に選抜高校野球大会で優勝,その後の大会では 2 試合連続ノーヒットノーランを達成した。1997 年のドラフト会議で広島 東洋カープから 8 位指名を受けて入団。1999 年に球場内の不慮の事故に 巻き込まれ,その影響から退団を余儀なくされた。その後アメリカに渡 り,2001 年に 1A のバーモント・エクスポズと契約。2003 年には韓国の ロッテ・ジャイアンツでプレーした。2004 年からは社会人クラブの大和 高田クラブに所属。引退後,2007 年に整骨院を開業した。 3 対象児童生徒 5年い組 24人(男子14人,女子10人) 5年ろ組 25人(男子14人,女子11人) 4 夢の教室の内容 ・ 前半はゲームの時間で,チームワークゲーム等が行われた。学級全員 で協力して達成する課題が与えられ,子供たちは作戦を考えながら,協 力してゲームに取り組んだ。 ・ 後半はトークの時間で,夢先生の夢トークが行われた。自身の体験を もとに,夢曲線を描きながら,挫折と目標の達成を繰り返してきたこと を話された。まとめとして, 「夢をもつこと(夢はあきらめない) 」 「1回 の失敗であきらめず何度も挑戦すること」 「支えてくれる家族や友人・仲 間を大切にすること」が大事であると話された。最後に,子供たちが夢 シートを記入し,代表の子供たちが発表して終わった。 5 児童生徒の感想 ・ ぼくは,指揮者の夢をかなえるために努力したいです。落ちこむこと があっても,すっと前に進んでいきます。夢の教室で教わったことは, 忘れないようにしたいです。 ・ 啓先生の話を聞いて,夢がかなうことは,すごく努力することが大切 なんだと思いました。また,夢がかなわなくても,次の夢に向かって進 むことも大切なんだと思いました。啓先生と授業ができてよかったです。 ・ いろいろなことを啓先生から学んだので,これから夢を追いかけると き,落ちこんだり苦しんだりしたときの心の支えになると思います。本 当にありがとうございました。 ・ 私は夢の教室で学んだことがあります。それは,どんなことがあって も, 「夢をあきらめない」ということです。どんなにくじけても,夢をあ きらめない啓先生を,私はすごいなあと思いました。 6 教職員の感想 ・ 子供たちが,生き生きと活動していた。ゲームを通して,一つになっ て助け合い,励まし合うことができた。子供たちには,このチームワー クを,今後の学校生活にも生かしてほしい。 ・ 将来の夢を漠然ととらえている子供が多い中,実体験をされた先生の 話を通して,夢は努力すれば実現可能なものであり,また,挫折をして も努力をしていくことが大切であると感じることができた貴重な時間だ った。 7 保護者の感想 ・ プロの方に直接話を聞ける機会を準備してくださり,子供たちにとっ ては,とても貴重な体験になった。 ・ 挫折しても努力することが大切であると教えてくださり,ありがたか った。今日の話を今後に生かして,夢を叶えてほしい。 8 児童生徒の将来のへ夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 ・ 看護師になって,病気の人を助けたい。そのために,看護師の仕事に ついて,もっとくわしく調べようと思う。 ・ プロ野球選手になって,お父さん・お母さんを喜ばせたい。そのため に,両親や兄・チームメートなどを大切にし,夢をあきらめないで努力 を続けたい。 ・ ピアニストになってもっと難しい曲をひきたい。そのために,もっと ピアノの練習をして,もっとコンクールにも出て金賞をねらいたい。 ・ 料理人になって,レストランを開きたい。そのために,家で料理をし たり,手伝いをいっぱいしたりしたい。 9 その他 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立出水小学校 1 実施期日 平成28年6月14日(火) 3校時~6校時(90分間×2学級) 2 夢先生 …〈片岡安祐美〉 熊本県出身。小学校 3 年時に野球を始めた。高校卒業後の 2005 年には, クラブチームの茨城ゴールデンゴールズに加入。 野球界のアイドル的存在と して人気を博している。2011 年には同クラブの監督に就任。選手 との兼任で 活躍している。また,中学 3 年時に選出された女子野球日本代表でも各種世界 大会に出場。2003 年に開催された第 3 回女子野球世界選手権では,チームの 優勝,世界一に大きく貢献。翌年の第 4 回大会では連覇を達成した。 3 対象児童生徒 5年1組 5年2組 23人(男子12人,女子11人) 24人(男子13人,女子11人) 4 夢の教室の内容 今回は,テレビでも活躍されている片岡先生 をお招きして,ユメセンの授業を行った。 まずは,ご本人の自己紹介から始まった。そ れだけでも子供たちはとても嬉しそうに話を聞 いていた。 次に,レクリエーションである。友達と協力 するよさを感じることのできる,有意義な活動 であった。子供たちは友達と話し合い,協力し 合って,ゲームにのめり込んでいた。 心も身体もほぐした後は,教室に戻って,片 岡先生の授業である。夢に向かって頑張ってい た時期,壁にぶつかり挫折しそうになった時期, そして,そんな時期を自分の努力や周りからの 支えをもって乗り越えた喜びについて,熱く語 っていただいた。 最後には,子供たちが夢シートをもとに,自 分の夢や目標を書き表した。子供たちは,夢へ のビジョンが明確になったようで,少し照れな がらも,どの子も目を輝かせて取り組んでいた。 5 児童生徒の感想 ・ 今日,夢先生が来てくれて,夢の教室がありました。今年は片岡さんで した。ぼくは,片岡さんが女性だけど,まだ甲子園に出たいという夢を追 いかけていることがすごいと思いました。ぼくの夢は科学者です。目標は 3 年~4 年頃から考えている,光合成の力を人が使えるようにすることです。 片岡さんとレクリエーションをしました。ボールを相手に投げたり,青い 線の上からはみでることは禁止でした。夢先生の勉強は楽しかったです。 ・ 今日は 5,6 時間目に野球のかんとくをしている人で,片岡あゆみさんが 夢先生としてきてくれました。片岡さんはとっても明るくて,5 時間目のレ クリエーションではとっても楽しくしていたので,「よかったー」と思い ました。6 時間目の片岡さんは,小さい頃の野球の話や野球でつらかったこ となどを話してくれて,夢をめざしてがんばるために支えてくれた家族が おうえんしてくれたことなどで,片岡さんはつらい練習をたえたし,家で やる練習も欠かさずやることができたのだと思います。今日は片岡さんの 小さい頃と私のことと合わせると,とてもちがいます。だから,私も学校 の勉強も動物の勉強も一生けん命がんばって,将来,大人になったら,自 分の夢がかなっているととってもうれしいです。 ・ 今日はユメセンで野球選手の片岡あゆみさんが来てくださいました。テ レビでよく見るので,とてもうれしかったです。実際に会ってみると,テ レビで見るよりかわいくて,私は「いいなぁ」と思いました。1 時間はみん なでゲームをしたりしました。男の人と対決して,1 回目は負けました。次 は片岡選手と作戦を立ててしました。そしたら勝てました。そのとき,私 はとてもうれしかったです。その一つの勝負にかけて本気で戦って勝った ので,とてもチームワークを感じたし,ふだんもこうやってやりたいと思 いました。2 時間目は先生がどうやって野球選手になれたかを勉強しました。 私の夢は「いろんな人を笑顔にできるピアニスト」です。「そのためにど うすればよいか」を話してくれたので,よく話を聞きました。その話はと ても勉強になって,これからの自分につなげていこうと思いました。話し 終わったら記念さつえいをして,一人一人あく手をしてくれました。その 中に,生田先生が混ざっていて少し笑えました。これからも少しずつ,夢 に向かってがんばります。 ・ 今日,5 時間目,6 時間目に夢の教室がありました。今日来た人は,片岡 あゆみ選手,マネージャーの「いまっち」が来ました。5 時間目はすっごく 走りました。いまっちがサッカーをやっていて,リフティングをして,片 岡先生がリフティングを 10 回できると思う人は立つ,できないと思う人は すわるで,私は立つに決めました。そしたらできました。見ていたら,上 にボールが上がって,私は「あっ」と思いました。けど,ぎりぎりででき たのですごいと思いました。とっても楽しかったです。6 時間目は片岡選手 の話を聞きました。片岡選手は小学 3 年生から野球を始めたそうです。あ と,熊本県出身だそうです。とってもとっても楽しかったし,すっごくす っごくうれしかったです。 6 教職員の感想 ・ 今回で2回目になります。前回も感じましたが,やはり第一線で活躍さ れている方, 「本物」に触れる機会というのは,子供たちにとって貴重な体 験になると思いました。この,子供たちにとって一生に一度あるかないか の機会を設けることは,必ず子供たちの将来,ひいては日本の将来のため に役だってくれるはずです。ぜひ,続けてほしい取組だと感じました。 ・ 今回,初めて体験しましたが,やはり子供たちの意気込みが違うと感じ ました。実際にテレビで活躍されている方のお話は,一言一言に重みがあ り,子供たちの心にすっと染みこんでいくようでした。子供たちは,この 体験をずっと忘れないことでしょう。とてもよい取組だと思います。 7 保護者の感想 ・ 子供たちがとても生き生きと活動していたの が,心に残りました。今回の勉強で少しでも自 分の夢を持ってくれたらうれしいです。 ・ 子供たちのためになる,とてもいい取組だと 思いました。テレビに出ていたり,活躍されて いたりした方のお話は,子供たちの心に入りや すいと思います。子供たちにとって,いい体験ができたと思います。 8 児童生徒の将来のへ夢達成への計画等「★夢シート★」の中か ら抜粋 将来の夢……「警察官になりたい」 そのために…毎日勉強や運動を努力したい。くじけそうになってもあきら めずに頑張りたい。 将来の夢……「サッカー選手になってワールドカップに出たい」 そのために…毎日朝6時から練習をして,必ず1日1時間以上練習をした い。特にドリブルとシュートを練習したい。 将来の夢……「消防士になりたい」 そのために…習っている剣道で体力を付けて,勉強もして,どんなことが あってもあきらめずに,人を助ける仕事をしたい。 将来の夢……「パティシエになりたい」 そのために…お母さんと一緒にお菓子作りを頑張りたい。片岡先生のよう に,あきらめずに頑張りたい。 9 その他 企画,予算等,いろいろと大変だったと思います。そんな中,子供たちに このような機会を設けていただき,大変感謝しています。今後もこの活動が 続くことを祈っています。 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立江内小学校 1 実施期日 平成28年6月10日(金) 3校時~4校時(90分間) 2 夢先生 廣瀬 栄理子(北京オリンピック バドミントン ベスト16) 兵庫県出身。小学生時に兄と共にバドミントンを始める。中学時代は宝塚コマツジュニアバドミン トンクラブに所属。高校は青森の強豪,青森山田高校に進学し,インターハイダブルス優勝,全日本 ジュニアバドミントン選手権大会連覇など数々のタイトルを獲得。高校卒業した 2003 年に三洋電機株 式会社(当時)に入社。バドミントンチームに加入。2004 年に全日本総合バドミントン選手権大会シ ングルスで初優勝を飾ると,その後,3連覇を含め,同大会を4度制覇。2008 年の北京オリンピック ではベスト 16 に進出。その後もヨネックス全英選手権大会で準優勝を果たすなど活躍。2014 年に現 役を引退し,2015 年にヨネックスアドバイザリースタッフに就任し,バドミントンの普及活動を行っ ている。また,2016 年には,バドミントン U-19 日本代表のコーチに就任。 3 対象児童生徒 5年1組 13人(男子6人、女子7人) 4 夢の教室の内容 3時間目は体育館でゲームを行った。アイスブレーキングとして,フラフープとビブスを使って「○ ×ゲーム」のようなゲームを行った。ルールやゲームの特性をなかなか理解できなかったが,チームで 作戦を考えて,楽しく実施することができた。後半では,子供対大人の対戦で,子供のチームに廣瀬先 生が入り,楽しくゲームを進めることができた。 4時間目は教室で廣瀬先生の「夢トーク」を聞かせていただいた。けがをしたり壁にぶち当たったり したときに「何ができるか」を考えることや周囲の人への感謝の気持ちを持つことの大切さを,競技人 生を振り返りながら,子供たちに寄り添うように当時の気持ちを語っていただいた。 「前半のゲームの様子」 「後半の夢トークの様子」 5 児童生徒の感想 ・ バドミントンで日本一になったえりちゃんが来ました。4時間目の話でぼくは,夢をあきらめずしっか り追いかけて考えると,夢に一歩ずつ近づくんだなあと思いました。だから僕もこのように夢を追い続け たいです。 (男子) ・ 「夢の教室」を受け,心に残った言葉は「考える」という言葉です。理由は先生が何度もおっしゃって いたので,それだけその言葉が大切なんだなあと思いました。私の夢は物理学者になることです。それに なるためにその「考える」ということが大事なんだなあと思いました。今好きなことは,読書なので,そ れを生かして夢に向けて頑張ります。 (女子) ・ 僕はこの教室を受けてみて,夢をかなえるまでには考えることが大切なんだなあと思いました。考える ことでやることが変わるんだなあと思いました。みんなに感謝しないといけないことやみんなと協力して 成功に向かうことの大切さも分かりました。夢教室をきっかけに,自分の夢に向かって頑張っていければ いいなあと思います。 (男子) ・ 夢先生の廣瀬栄理子先生は,大きなけがをしたけれど,やっぱりオリンピックに出たいという気持ちに なり,リハビリを頑張ってオリンピックに出るなんてすごいと思いました。私はパティシエかコックにな りたいです。自分の作った料理でみんなを喜ばせたいし,料理をすることが好きだからです。私も栄理子 さんみたいに,何ができるかなと考えて,失敗してもあきらめずに頑張って夢をかなえたいです。 (女子) 6 教職員の感想 今年度,出水市に赴任し,初めて「夢の教室」を体験した。少し恥ずかしがり屋の子供が多い5 年生。はじめはアシスタントの先生が気持ちを乗せようとするがなかなか乗ってこなくて,もどか しい思いにもなったが, 「ぎりぎりまで私たちに任せてください。 」という打ち合わせでの言葉を胸 に,その一言をこらえるので精一杯だった。でも時間が経ち,プレーの一部を見せてもらったり, 近くにいて一緒にゲームをしたり,話をしたりする中で,徐々に打ち解けていくのがわかった。そ の世界でトップに立った人の話す言葉一つ一つに重みがあり,子供たちも話の中に引き込まれてい った。先の子供たちの感想にもある通り,夢を持つこと,夢をかなえることに対してその思いを子 供たちは強くしたのではないかと思う。私も含め,とても素晴らしい経験をさせてもらったことに 対して,廣瀬栄理子先生をはじめ,日本サッカー協会,出水市教育委員会に感謝します。ありがと うございました。 7 保護者の感想 夢を成功へと導くには,目の前で「できる事」を一つ一つこなしていくこと。そして,本人の 努力はもちろんのこと,周囲の励ましや支えが大切だそうです。なかなか言えることではありま せんが,「『できる できる!! あなたなら絶対できる』と呪文のように言えたらいいのに」とつく づく思った夢の教室でした。 8 児童生徒の将来への夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 ① ~になって A サッカー選手 ~したい オリンピックを目指す B 水泳選手 オリンピックに行って 活やくする たくさんの人を喜ばせ るようにしたい C 車の修理士 D 保育士 E かん護師 9 子供たちの役に立ちた い かん者さんや他の人の 役に立つ仕事をしたい ② そのためにできること,やってみようと思うこと ・いつもより練習を増やし,苦手なフェイントの練習をがんばる。 ・失敗してもあきらめずにがんばる。 ・水泳の授業を一生けん命がんばる。 ・50m自由形で小学生のうちに35秒台で泳ぐ。 ・車の部品の名前を覚えること ・車について知ること ・車の仕組みを知ること ・車がどうやって作られるかを知ること ・下級生にやさしくして,保育士になったときに生かす。 ・インターネットや本で調べる。 ・かん護師になるにはどうしたらいいか調べてみる。 ・かん護師はどんな仕事なのかを考えてみる。 ・お母さんがかん護師なのでお母さんに聞いてみる。 その他 廣瀬先生だけでなく,ディレクターの三國さんや進行の法師人さんなど,児童への関わりや意欲 づけがとても参考になった。 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立野田小学校 1 実施期日 平成28年6月9日(木) 3校時~4校時(90分間) 2 夢先生 廣瀬 栄理子さん(バドミントンU-19 日本代表コーチ) 兵庫県出身。2003 年 三洋電機株式会社入社。全国バドミントン 選手権大会シングルス優勝。4 連覇。北京オリンピック出場し,ベス ト16進出。ヨネックス全英選手権大会出場し,準優勝。バドミン トンチーム加入。2008 年 北京オリンピック出場。 2014 年 現役 引退。2015 年 ヨネックスアドバイザリースタッフ就任。 2016 年 バドミントン」U-19 日本代表コーチ就任。 3 対象児童生徒 5年い組 21人(男子11人、女子10人) 4 夢の教室の内容 チームワークゲームを実施。みんなで協力す ることの大切さを楽しく学ぶことができた。 また,バドミントンのスマッシュが時速二百 キロを越える打球を見せていただいたり児童と ラリーをしてバドミントンを体験したりした。 教室では夢先生の今までのよい結果や目標を 達成した喜びの体験談だけでなく,それまでに は挫折や苦悩があり,それらをどのように乗り 越えてきたかも話を伺うことができた。 5 児童生徒の感想 女子 夢先生の話を聞いて,ただバレー選手になりたいと思うだけで なく,目標やそのためにどのようなことをしていくのかを考える ことができた。 男子 ぼくは,すぐに練習がつらいと「やめたい。」と思うことがあ ったが,みんな楽しいことだけでなく,嫌なこともある。自分 もあきらめずに自分の夢に向かって頑張りたい。 男子 夢先生の話を聞いて,ぼくもサッカー選手になってオリンピッ クに出場したいと思いました。そのためにも練習を頑張りたいと 思いました。 女子 私の夢は,まだ,はっきり決まっていません。でも,自分が好 きなことの中から見付けて,しっかり目標を決めて挑戦していき たいと思います。 6 教職員の感想 実際の経験談を生で聞いて子どもたちはとても喜んでいた。自分に 7 保護者の感想 ・ 子供が夢先生の話を嬉しそうにしていました。今回,時間が合わず 参観できませんでしたが,ぜひ,機会があったら参観したいです。 ・ 夢先生と一緒にバドミントンをしたらしく,喜んでいました。また, 夢先生と友達と一緒にゲームをしたことも楽しかったようです。。 ・ 夢先生のように夢を実現された方の話を直接聞くことができたこと で,自分も夢を叶えたいと改めて思ったようです。 8 児童生徒の将来のへ夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 バレー選手になる。 ↑ 練習を休まない。練習がきつくても諦めない。 ↑ 学校や家や少年団でも体力づくりをしたり健康に気を付けたりする。 看護師になる。 ↑ 看護師のなるための大学に進学する。 ↑ 勉強をいっぱい頑張る。苦手な教科にも取り組む。 9 その他 ・ 夢先生が優しく話しかけてくださるので子供たちも自分の気持ちや 考えを話しやすかったようでした。 ・ 達成できたことだけでなく,苦労や挫折も視覚的に見ながら話を伺 うことができたので,子供たちも目標を達成することは簡単ではない が,目標を達成するためにまず自分は何から始めればよいか,くじけ そうになったらどうすればよいかなど考えることができました。 ・ 子供たちも友達と協力する楽しさやみんなでやり遂げた達成感を味 わうことができました。 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立野田小学校 1 実施期日 平成28年6月9日(木) 5校時~6校時(90分間) 2 夢先生 法師人 美佳(前 さいたまレイナス) 東京出身。ユニバーシアード日本代表に選出。同年ユニバーシアード北 京大会に出場。大学卒業後。2004 年さいたまレイナスに加入。2009 年ア ルビレックス新潟レディースに移籍。2010 年現役引退。 3 対象児童生徒 5年ろ組 21人(男子11人、女子10人) 4 夢の教室の内容 チームワークゲームを実施。みんなで協力する ことの大切さを楽しく学ぶことができた。 また,スポーツ選手のすごいところを紹介しても らった。バトミントンのスマッシュが時速200 キロを越えるという話しを聞いて,実際に見せて もらった。 また,教室では夢先生の今までどんな努力をし てきたのかという話を聞いた。 挫折や苦しいことを経験したが,どうやって乗 り越えてきたのかという話を聞いた。 5 児童生徒の感想 男子 夢先生の話を聞いて,何か目標を持てばなんでも叶えることが出来 と思いました。 男子 自分の夢はゲームを作る人になることです。夢先生の話を聞いて, 頑張ろうと思った。 女子 夢先生の話を聞いてとても勇気が持てた。苦しいことがあっても乗 り越えていきたい。 女子 私の夢は,保育士になることです。夢先生の話を聞いて色々なこと に挑戦して頑張りたいと思った。 6 教職員の感想 実際の経験談を生で聞いて子供たちはとても喜んでいた。自分には話せ ないようなことをたくさん話してくれた。私自身も子供たちと頑張ろうと 思った。 7 保護者の感想 ・ 子供が夢先生の話をしてくれました。とても嬉しそうに今日あった 話をしてくれた。 ・ 自分の夢を聞いてもらってとても嬉しそうだった。子供が喜んでい るのが分かった。社会に出ても頑張ることの大切さを教えてもらっ た。 ・ 夢を叶えた人の話が聞けて良かった。家ではなかなか話ができ内の で良い機会になったと思う。 8 児童生徒の将来のへ夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 ユーチューバ-になる。 ↑ 機械の勉強やパソコンの勉強をたくさんする。 ↑ 学校の勉強を頑張る。 保育士になる ↑ 資格が取れる学校に進学する ↑ 野田小の先輩として後輩のお世話をする。 ↑ 勉強をいっぱい頑張る 9 その他 ・ 夢先生の話がとても上手でした。 ・ 失敗した経験談を聞いて,くじけたり失敗することがどんな人にも あるんだと子どもたちも自覚ができたと思う。 ・ 子供たちにとってもあこがれが持てるような話になった。 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立荘学校 1 実施期日 平成28年6月3日(金) 5校時~6校時(90分間) 2 夢先生 富平 辰文(元キックボクサー) 通称 ミスター闘争本能。JAPAN のど根性野郎 階級 ヘビー級(K-1) 国籍 日本 生年月日 1976年2月9日(40歳) 出身地 愛知県名古屋市 身長 185cm 体重 95kg スタイル 新極真会 2005 年 6 月 14 日、K-1 WORLD GP 2005 in HIROSHIMA では 1 回戦で 天田ヒロミに判定勝ち、準決勝で藤本祐介に KO 勝ちしたものの、決 勝ではボブ・サップに判定負け。 3 対象児童生徒 2・3年1組 11人(男子4人、女子7人) 4 夢の教室の内容 自己紹介,アシスタント紹介 ウォーミングアップ,サブゲーム メインゲーム 休憩 夢先生のトーク みんなの夢 まとめ,写真撮影 5 児童生徒の感想 私は,将来の夢を持っています。でも,勉強面で諦めている部分もあ りましたが,トミー先生の話を聞いて夢を持つことの大切さを改めて感 じました。小さな夢も大きな夢も諦めずに頑張って叶えられるようにし たいです。 僕は,トミー先生の話を聞いて自分の夢に向かってもっと努力しよう と思いました。僕の夢はソフトテニスの大会で九州大会まで行くという ことなのでさらに努力して自分の夢を叶えたいと思います。 6 教員の感想 自分が部活動を通して夢に向かって努力していた頃を思い出しまし た。絶対に最後まで諦めない。夢に向かってコツコツ努力することの大 事さを改めて実感することができました。 7 保護者の感想 子供が夢を諦めずに,頑張っていくために親としてできること,どん な言葉を掛けていったらいいのかを考えて応援していかなければと思 いました。 8 児童生徒の将来のへ夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 ・ 勉強を毎日頑張る。 ・ 集中して練習に取り組む。 ・ 諦めず,恐れず(ビビらず)に挑戦していく。 9 その他 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立大川内学校 1 2 実施期日 平成28年6月3日(金) 5校時~6校時(90分間) 夢先生 富平 辰文(格闘家 元K1ファイター) 愛知県出身。元プロキックボクサー。2000年に行われたK-1に初 参戦すると,2002年に行われたK-1 JAPAN GP2002で3 位に入賞をはたしました。以後,K-1ジャパンGPで準優勝するなど30 戦以上の試合に出場。 3 対象児童生徒 2年生・3年生 17人(男子9人、女子8人) 4 夢の教室の内容 授業の前半は,体育館で体を動かしながら学ぶ 「ゲームの時間」。ここでは仲間と協力して目的達成を目指す楽 しさやすばらしさを味わった。活動内容は,全員で横一列になり 歩数を数えながら前進して,ラインピッタリに止まるという課 題で,夢先生を中心に,全員で考え意見を出し合い,見事に課題 を達成することができた。 後半は,教室で夢について考える「トークの時間」。富平選手 が格闘家として夢を叶えるまでの過程について話があった。そ の中で「びびらない」「挑戦する」「あきらめない」 ということを強く意識していくことが、夢を叶える ことにつながるという講話であった。 中学生の心に響く授業となった。 5 児童生徒の感想 ○ 挑戦することにも勇気がいるし,あきらめない ことも簡単にできることではないけど,これから生活していく中で,挑戦す る機会や諦めそうになる場面は来ると思います。これからは最後まで諦め ない心を持ちたいです。 ○ 夢の教室ではトミー先生のキックの威力がマットを通じても伝わってき てすごかったです。 ○ 今回の夢の教室で協力することの大切さやいろいろなことに諦めないで 挑戦していくことの大切さを学びました。 6 教職員の感想 ○ 元プロの方の授業ということで,生徒の目が輝き意欲的に取り組んでい た。一緒に活動することで協力することの大切さや諦めない心について考 え,夢を持って頑張ることの大切さを学べるとても良い機会だったと思う。 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立米ノ津中学校 1 実施期日 平成28年5月17日(火) 3校時~4校時(90分間) 2 夢先生 高橋 泰(サッカー選手) 東京都出身。高校サッカーの名門・帝京高校時代に全国高校サッカー選手権大会で2 年連続決勝に進出。高校を卒業した1999 年にサンフレッチェ広島に加入しました。加 入1 年目から主力として活躍。公式戦で10 得点を挙げました。2004 年に大宮アルデ ィージャに、2005 年にジェフユナイテッド千葉に移籍。2006 年、当時JFL所属のロッ ソ熊本( 現 ロアッソ熊本)に加入すると、翌2007 年にはリーグ戦で29 得点を記録 し、チームのJ2 昇格に大きく貢献しました。その後、アビスパ福岡、愛媛FC、カマタ マーレ讃岐でプレー。2015 年シーズン終了後に現役を引退し、2016 年にロアッソ熊 本のアカデミーコーチに就任しました。 3 対象児童生徒 2年2組 42人(男子23人、女子19人) 4 夢の教室の内容 10:45~11:20(ゲームの時間) オープニング ウォーミングアップ 自己紹介 コミュニケーションや アシスタント紹介 人間関係づくり メインゲーム みんなで1つの目標を 達成するゲームをし,チ ームワークを高める。 11:35~12:30(トークの時間) 夢先生による夢トーク ・ 自己紹介の映像を交えながら,中学生の頃の話や 夢を持ったきっかけなどについてトークする。 ・ 小さい頃からの夢を掴むまでの話を黒板に夢曲線 を描きながら披露する。 夢シートへの記入 ・ 自分の今の夢を記入し て発表する。 ・ 後日,夢シートに夢先 生からのメッセージを もらう。 5 児童生徒の感想 ○ 夢の教室では、先生がJリーガーになるための努力と当時の心境を聞い て、「何回失敗しても、遠回りしてもいいから少しずつ夢をかなえる努力 を続けること」を教わりました。最初は不安でしたが、終わってからとて も貴重な2時間だったと感じました。 ○ 僕は今回の夢の教室で勉強の大切さと努力することの大切さを学びま した。高橋先生は宿題などやるべきことはしっかりやり、サッカーでもレ ギュラーになるための努力をたくさんやったそうです。今回学んだことを 自分の目標につなげていきたいです。 ○ 私は世界的に活躍できるダンサーになりたいという夢がありました。で も叶えられるはずがないとその夢をあきらめかけていました。でも、高橋 先生のお話を聞いて、「失敗しても挫折しても努力すれば夢はかなえられ る」と思いました。これからいろいろなことに挑戦したいです。 ○ 私は、高橋先生の夢の教室の授業を受けて、「いくら苦手なことがあっ ても一生懸命取り組むというところがすごい」と思いました。私も何事に も一生懸命取り組んで、家族や友達など身の回りの人に感謝しながら高橋 先生みたいに自分の夢をかなえたいです。 6 教職員の感想 ○ プロサッカー選手という、子供たちにとってあこがれの職業についた人 と一緒にゲームをしたり、直接話を聞かせてもらったりしたことは、非常 に良い体験であった。「努力すれば夢はかなえられる」という言葉が子供 たちには実感をもって伝わり、自分も努力すれば夢かなえられるかもしれ ないという希望を抱くことができたのではないかと感じる。 7 保護者の感想 ○ 学校から帰ってくるなり「夢の教室」の様子をうれしそうに教えてくれ ました。娘の心の中はわかりませんが、高橋選手のお話を聞いていろいろ 考えることがあったのではないでしょうか。なかなか将来の夢がさだまら ないようですが、今回の授業をきっかけに夢を持ち、夢に向かって努力し ていってほしいと願います。 8 児童生徒の将来のへ夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 夢はプロ野球選手になって完封試合すること。今の自分は、宿題がしっ かり提出できなかったり、先生や先輩に何か言われるとすぐに落ち込んで しまったりする。 夢をかなえるために、とにかく野球を最後まで続けること、しっかり勉 強すること、人を見下したりしないことを心がけたい。 9 その他 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立米ノ津中学校 1 実施期日 平成28年5月16日(月) 5校時~6校時(90分間) 2 夢先生 法師人 美佳(サッカー選手) 東京都出身。日本体育大学在学中の2001 年にユニバーシアード日本女子代表に選出 され、同年に開催されたユニバーシアード北京大会に出場。大学卒業後の2004 年にさ いたまレイナス( 現 浦和レッズレディース)に加入しました。148cm と小柄ながら豊 富な運動量とタイミングの良い前線への飛び出しでMF としてプレー。加入1 年目から 公式戦11 試合に出場するなど活躍しました。2009 年にアルビレックス新潟レディース に移籍。2010 年のシーズン終了後に現役を引退し、現在はJFA こころのプロジェクト スペシャルスタッフとして全国各地で「夢の教室」を実施しています。 3 対象児童生徒 2年3組 40人(男子21人、女子19人) 4 夢の教室の内容 13:35~14:10(ゲームの時間) オープニング ウォーミングアップ 自己紹介 コミュニケーションや アシスタント紹介 人間関係づくり メインゲーム みんなで1つの目標を 達成するゲームをし,チ ームワークを高める。 14:25~15:20(トークの時間) 夢先生による夢トーク ・ 自己紹介の映像を交えながら,中学生の頃の話や 夢を持ったきっかけなどについてトークする。 ・ 小さい頃からの夢を掴むまでの話を黒板に夢曲線 を描きながら披露する。 夢シートへの記入 ・ 自分の今の夢を記入し て,後日,夢シートに夢 先生からのメッセージ をもらう。 ・ 全体写真を撮る。 5 児童生徒の感想 ● 僕にはまだ将来の夢がありません。しかし,夢の教室の授業を受けて, 夢をもちたいと思いました。法師人さんのお話を聞いて,いちばん心に 残っていることは,いじめられてもサッカーをやめなかったということ です。僕は野球部に所属していますが,練習が苦手です。でも,これか らは一生懸命練習して,日本一のチームになれるように頑張りたいで す。また,最近の大会では優勝していないので,みんなで力を合わせて 優勝したいです。 ● 夢先生のお話の中で特に大切だと思ったことは,常に目標をもち,そ の目標に向かって努力するということです。僕は勉強が苦手で,なかな か成績が上がりません。だから,一つ一つの教科に目標をもって勉強に 取り組み,成績を上げたいです。吹奏楽部では仲間と協力して7月のコ ンクールで金賞を獲りたいです。夢を叶えるのは難しいことですが,せ いいっぱい努力します。 ● 法師人さんのお話を聞いて,なんだか自分に似ているなあと思いまし た。背が低くて,女の子だという理由で試合に出られないという法師人 さんの気持ちがよく分かります。私もサッカーをしていて,最近,少し ずつ試合に出られるようになってきました。また,男子との合同練習に 参加したり,女子だけの練習に参加したりしています。女子と男子では 体力が全然違うので,時々突き飛ばされてしまいます。法師人さんはど うやって体格の大きい選手と戦っているのですか?教えてください。私 はこれからもサッカーを続けます。もしサッカー選手になれたら,法師 人さんと一緒にプレーしたいです。 6 教職員の感想 「人生で大事なことは何を選ぶのか,何をするのかではなく,自分が選 んだ道で,自分にできることを精一杯やることです。」 法師人美佳さんの講話の中で,この言葉に強く心を打たれました。これ から携わる教育活動において,子供たちが将来に対する夢や希望を持ち, それぞれの個性や特徴に合った進路を実現し,自分の選んだ道で,自分の 能力を精一杯発揮できるように支援していきたいと改めて思いました。 7 保護者の感想 将来について真剣に考えたことのなかった我が子が,夢先生の授業を受 けて以来,「将来,何になろうかなあ…」と口にするようになりました。ま た,子供たちの将来について,家族みんなで話す機会が増えました。親と しては本人の性格や特技を生かした職場で活躍してほしいと願っていま す。そのために親としてできることを精一杯サポートしていきたいと思い ます。 8 児童生徒の将来の夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 夢先生の講話を聞いて,夢をもち,何があってもあきらめずにやり遂げ ることはすごく大切なことだと思いました。私は将来,動物看護師になり たいと思っています。そのために,動物について一生懸命勉強したいと考 えています。また,苦手なことを苦手なままで終わらせるのではなく,最 後までやり遂げられるよう努力していきたいです。自分の力を信じて頑張 ります。 9 その他 特にありません。 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立米ノ津中学校 1 実施期日 平成28年5月16日(月) 3校時~4校時(90分間) 2 夢先生 高橋 泰(サッカー選手) 東京都出身。高校サッカーの名門・帝京高校時代に全国高校サッカー選手権大会で2 年連続決勝に進出。高校を卒業した1999 年にサンフレッチェ広島に加入しました。加 入1 年目から主力として活躍。公式戦で10 得点を挙げました。2004 年に大宮アルデ ィージャに、2005 年にジェフユナイテッド千葉に移籍。2006 年、当時JFL所属のロッ ソ熊本( 現 ロアッソ熊本)に加入すると、翌2007 年にはリーグ戦で29 得点を記録 し、チームのJ2 昇格に大きく貢献しました。その後、アビスパ福岡、愛媛FC、カマタ マーレ讃岐でプレー。2015 年シーズン終了後に現役を引退し、2016 年にロアッソ熊 本のアカデミーコーチに就任しました。 3 対象児童生徒 2年1組 40人(男子22人、女子18人) 4 夢の教室の内容 10:45~11:20(ゲームの時間) オープニング ウォーミングアップ 自己紹介 コミュニケーションや アシスタント紹介 人間関係づくり メインゲーム みんなで1つの目標を 達成するゲームをし,チ ームワークを高める。 11:35~12:30(トークの時間) 夢先生による夢トーク ・ 自己紹介の映像を交えながら,中学生の頃の話や 夢を持ったきっかけなどについてトークする。 ・ 小さい頃からの夢を掴むまでの話を黒板に夢曲線 を描きながら披露する。 夢シートへの記入 ・ 自分の今の夢を記入 し,後日,夢シートに夢 先生からのメッセージ をもらう。 ・ 全体写真を撮る。 5 児童生徒の感想 ○ 人生に成功している人たちは皆,才能があるからだと思ってました。 先生みたいに,たくさんサッカーして努力して,「夢」を掴んでいる人 もいるんだと感じました。私はすぐにあきらめてしまう性格なので,部 活を続けている人を「すごい」と思います。ゲームも楽しかったです。 皆で,一緒に体を動かしたことが,心に残っています。 ○ 今日は私たちに,将来の話をしていただき,ありがとうございました。 「夢」は自分にとって,とても大切なものだと思いました。うまくいか ないことがあっても,あきらめずに支えてくれた人たちに感謝をして恩 返しをしたいです。そして,小さな目標を立てて頑張ります。 ○ 今日は授業をしていただきありがとうございました。3時間目はクラ ス全員の「絆」が高まったと思います。4時間目は貴重なお話をありが とうございました。途中で辞めようと思っても,あきらめずに続けて 「夢」を掴んだ先生はすごいと思います。僕も夢に向かって頑張ります。 ○ 今回の授業で「夢」のありがたさを改めて実感できるとてもいい機会 になりました。夢に続く小さなステップを一つずつ作って,自分の夢で ある「教師」になれるよう,しっかり勉強や部活を頑張っていきたいで す。今回は本当にありがとうございました。 6 教職員の感想 子供の頃の夢は移り変わってゆくもの。幼い頃の夢が変化していくの は,人生のいろんな場面で,出会った人々や周囲の環境に影響されやすい からだ。「夢はありません…」と答える子供たちも,実際は,何か心に抱 いているものがあるかも知れない。ただ,自分に自信が持てなかったり, 主張することが苦手だったりする。将来の夢について,みんなで話し合え るそんな学級づくりを目指していきたい。 7 保護者の感想 我が子が,いきなり「私,介護福祉士になる」と言い出したとき,ハッ としました。もう,そんなことを考える年になってるんだと。親子で「夢」 について会話することは,今までなかった。どんな人生であろうと,前向 きに頑張り始めた娘を,温かく見守っていきたい。 8 児童生徒の将来のへ夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 ○ 釣り師になって大物を釣ったりしたい。(男子) ○ ダンスパフォーマーになって親孝行したい。(女子) ○ 介護福祉士になって,おばあちゃん達を笑わせたい。 (女子) ○ 英語教師になって,子供たちに英語を教えたい。 (女子) ○ 薬剤師,医者になって,人を助ける仕事をしたい。(男子) ○ 建築士になって,たくさんの家を建てたい。(男子) ○ 教師になって,教え子を立派な子どもにしたい。 (男子) 9 その他 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立下水流小学校 1 実施期日 平成28年2月25日(木) 3校時~4校時(90分間) 5校時~6校時(90分間) 2 夢先生 登尾 顕徳先生 (ユニバーシアード日本代表・元Jリーガー) 鹿児島県出身。中学から本格的にサッカーに取り組み,福岡大学4年時 にユニバーシアード日本代表に選出され優勝を果たした。2006 年に京都パ ープルサンガに加入し DF として活躍。2008 年に徳島ヴォルティスに移籍。 その後,ギラヴァンツ北九州を経て,2013 年に選手兼コーチとしてヴォル カ鹿児島(現鹿児島ユナイテッド FC)に加入。同年のシーズン終了後に現役 を引退し,2014 年に同チームのヘッドコーチに,2015 年はゼネラルマネ ージャーに就任。 3 対象児童 5年1組 20人(男子9人、女子10人) 5年2組 21人(男子10人、女子11人) 4 夢の教室の内容 (1)自己紹介 (2)ウォーミングアップ (3)メインゲーム (4)夢トーク (5)夢シート記入 (6)まとめ (7)写真撮影 5 児童等の感想 ・ 一番面白かったのは,しっぽ取りのしっぽを守るゲームです。最初は 全然できなかったけど,相談してやっと守ることができました。とても 楽しくてうれしかったです。また今度もやりたいです。 ・ みんなで協力しながらゲームをしました。夢を伝えるということを知 りました。これからも夢を持ち続けたいです。 ・ これまでしたことのないゲームがみんなでできて楽しかったです。授 業で話を聞いて,つらいことも乗り越えてすごいなあと思いました。私 も夢をかなえられるように努力したいと思います。 ・ 夢をかなえるためには,大変なこともあるけどあきらめないでがんば ろうと思いました。 6 教職員等の感想 ・ どの児童もとても楽しくゲームに参加していました。チームワークゲー ムでは,全員で楽しみながら作戦を立て,クリアするために生き生きと頑 張る姿がみられ,協力し達成する喜びをみんなで味わうことができ,とて もよかったです。 ・ 夢先生自身の体験談のひとつひとつの言葉に説得力があり,全ての子供 が真剣に聴き入り,夢の実現のためには,周りの人に自分の夢を「伝える」 ことが必要だということを学ぶことができました。 ・ 夢をかなえたいと思えるきっかけになったと思います。 7 児童の将来のへ夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 ・ プロ野球選手になって野球でみんなを笑顔にしたい。そのために強豪校 に入り,野球が上手になる。 ・ 刑事になって悪さをする人をつかまえる仕事をしたい。そのために勉強 をたくさんたくさん頑張って運動も頑張って今できることをする。そし て,どんなものにも立ち向かっていく勇気をつける。 ・ プロサッカー選手になって(プロになれなくてもずっとサッカーを続け たい),日本代表でプレイしたい。そのために,自分のいやだ,きつい, もうあきらめたいという気持ちに打ち勝って,絶対勝つ,負けてたまるか という気持ちに変える。 ・ 花・野菜を育てる人になって,みんなに自分の作った花・野菜を届けた い。そのために,家で花や野菜を育て,花や野菜のことを調べる。 8 その他 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立高尾野小学校 1 実施期日 平成28年2月24日(水) 3校時~4校時(90分間) 5校時~6校時(90分間) 2 夢先生 マック鈴木先生 兵庫県出身。高校中退後、アメリカの1A サリナス・スパーズ に球団職員兼練習生として参加。ボールボーイや洗濯係,ブル ペンピッチャーなどを経て,1993 年にシアトル・マリナーズと 契約, 傘下の 1A サンバーナディーノ・スピリッツでプレーした。 翌年に 2A,1995 年にメジャーに昇格。1997 年にメジャーデビ ューを果たし、3 人目の日本人メジャーリーガーとなった。ま た,日本プロ野球界を経由しない初の日本人選手。1998 年にメ ジャー初勝利。その後,ニューヨーク・メッツやカンザスシテ ィ・ロイヤルズなど 4 つのメジャー球団で活躍。2003 年に日本 のオリックス・ブルーウェーブ(現 オリックス・バファローズ) に加入。2006 年からはメキシコや台湾,ベネズエラ,ドミニカ などでプレー。2011 年には日本の関西独立リーグ,神戸 サン ズ(当時)の選手兼任監督に就任し,シーズン終了後に退団。 現在はメジャーリー グの解説などを行っている。 3 対象児童 5年1組 41人(男子19人,女子22人) 5年2組 40人(男子18人,女子22人) 4 夢の教室の内容 前半は,まず,マック鈴木先生に代 表の児童8人がボールの取り方の基 礎を教えてもらい,キャッチボールを 行った。その後,「クラス全員で協力 すること」をテーマにした鬼ごっこを 実施。クラス全員で作戦を考えながら, みんなで考えた作戦を実行し,成功し た。 後半は,野球を始めた小学2年生か らメジャーリーガーになるまでの話 を聞いた。体験談をふまえ,夢を叶え るために「準備しておくこと」「努力 をすること」「継続すること」の大切 さを教えていただいた。 その後,夢シートに自分の夢を記入 し,発表した。 5 児童等の感想 ・ わたしは,マック鈴木先生と同じように,小学2年生からス ポーツを始めた。今の目標は,バレーボールで4位に入ること だ。バレーボールは,一人でなく,6人でするチームプレーだ から,チーム内で仲良く協力して,強いチームになりたい。 ・ これからは,まず,夢を見つけて,それに向かってがんばり たい。また,マック先生のように,親への感謝の気持ちと,み んなで協力することを忘れず,夢を叶えていきたい。 ・ これからは,チームワークをまず大切にしたい。次に,自分 の夢のために努力し,準備をしたいと思う。 ・ ぼくは,夢を叶えるためには,自分の努力と,努力を継続す ること。そして,周りの人との協力が大切なんだなあと思った。 6 教職員等の感想 ・ レクリエーションでは,キャッチボールを急遽お願いしたが, 快く引き受けてくださって,子どもたちも喜んでいた。 ・ ゲームの中では,様々な作戦を考え,何度か失敗しながら, クラス全員で悩みながら作戦を練る姿が印象的だった。何度も 考え直した分,ゲームをクリアしたときの子どもたちの顔が充 実感に満ちていた。 ・ 夢トークでは,マック鈴木先生の成功体験だけでなく,失敗 談も聞くことができ,子どもたちは興味深く聞いていた。 ・ 夢トークの「努力すること」「きちんと準備をしておくこと」 「継続すること」という内容が,普段,子どもたちに指導して いる内容と重なり,子どもたちの意識がより高まった。 7 児童の将来の夢への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 ・ 陸上選手になって,オリンピックに出たい。そのために,少 年団をがんばりたい。休みの日でもがんばって練習したい。 ・ 医者になって,たくさんの病気を治したい。そのために,医 学に関することをたくさん知って,少しでも知識を増やしたい。 ・ しっかり者になって,母親や父親を幸せにしたい。そのため に,宿題をがんばったり,忘れ物をしたりしないようにするこ とが大切だと思う。母は体調が悪いから,母のためにもがんば りたい。 ・ 看護師になって,たくさんの人を笑顔にしたい。そのために, 誰にでも優しく接して,みんなを笑顔にしたいと思う。そして, 100歳のひいばあちゃんがいるので,接し方をもう少しよく できればと思う。 ・ 保育士になって,たくさんの子どもを笑顔にしたい。子ども をみるためには,思いやり,優しさが必要だと思う。だから, 人を笑顔にできることをしたい。そして,いつも,自分が笑顔 でいたい。じゃないと,だれも笑顔にすることができないから。 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立切通小学校 1 実施期日 平成27年11月17日(火) 1校時~2校時(90分間) 2 夢先生 藤本 主税 先生(元日本代表 サッカー選手) 山口県出身。徳島市立高校卒業後の1996年にアビスパ福岡に加入。 MFとして一年目から出場機会を得るなど活躍。1999年にサンフレッ チェ広島に移籍すると,攻撃の中心としてチームをけん引し,天皇杯全日 本サッカー選手権大会準優勝に貢献。また,その活躍が認められ,200 1年には日本代表にも選出された。その後,名古屋グランパスエイト,ヴ ィッセル神戸でプレーし,2005年に大宮アルディージャに加入。攻撃 的MFとして活躍する傍ら,強いリーダーシップを買われ,長きにわたっ てキャプテンを務めた。2012年にロアッソ熊本に移籍し,2014年 シーズン終了後に引退。2015年にロアッソ熊本ジュニアユース監督に 就任。 3 対象児童 5・6年 6人(男子2人,女子4人) 4 夢の教室の内容 ①自己紹介 ②ウォーミングアップゲーム ③チームワークゲーム ④写真撮影 ⑤夢トーク ⑥夢シート記入 ⑦まとめ 5 児童等の感想 ○ 人生良いことばかりではないことが心に残った。私はそれに負けない で夢を実現することを目標にしたい。 ○ 6年 女子 夢先生が自信をもつことが大切だとおっしゃっていたので私も自信 をもてるようになりたい。 6年 女子 ○ 夢をもつと,自分の努力がためされるのかなと思った。たくさん努力 した人には,その分の達成感が味わえるということを知った。 6年 男子 ○ ぼくは,自分の夢をかなえるため,鹿児島に練習に行っている。夢先 生のように,夢を追い続けていきたい。 6 6年 男子 教職員等の感想 良く練られ,子供たちを上手く乗せながら,活動させてくださった。 子供たちがこれから夢や目標を具体的に持ちながら,努力を継続できる ように,学校生活でも支えていきたい。 7 児童の将来のへ夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 ○ 小説家になって,自分の本を出したい。 そのために,文章を書く練習をしたり,いろいろな本を読んだりした い。 ○ 力士になって,横綱になりたい。 そのために,毎日しこをふんだり,腕立てをしたりしたい。 ○ 助産師になって,赤ちゃんの元気な姿を産んだ親に見せてあげたい。 そのために,一生懸命勉強して,産んだお母さんの気持ちが分かるよ うになりたい。 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立荘小学校 1 実施期日 平成27年11月17日(火) 1校時~2校時(90分間) 2 夢先生 藤本 主税 先生(元日本代表 サッカー選手) 山口県出身。徳島市立高校卒業後の1996年にアビスパ福岡に加入。 MFとして一年目から出場機会を得るなど活躍。1999年にサンフレッ チェ広島に移籍すると,攻撃の中心としてチームをけん引し,天皇杯全日 本サッカー選手権大会準優勝に貢献。また,その活躍が認められ,200 1年には日本代表にも選出された。その後,名古屋グランパスエイト,ヴ ィッセル神戸でプレーし,2005年に大宮アルディージャに加入。攻撃 的MFとして活躍する傍ら,強いリーダーシップを買われ,長きにわたっ てキャプテンを務めた。2012年にロアッソ熊本に移籍し,2014年 シーズン終了後に引退。2015年にロアッソ熊本ジュニアユース監督に 就任。 3 対象児童 5・6年 14人(男子8人、女子6人) 4 夢の教室の内容 ① 自己紹介 ② ウォーミングアップ ③ ゲーム(チームワークゲーム) ④ 写真撮影 ⑤ 夢トーク ⑥ 夢シート記入 ⑦ まとめ 5 児童等の感想 ・ 仲間同士で声をかけ合う大切さや恩返しの大切さを学べた。 ・ 夢って何でもいいじゃんと思っていたけど,夢をもつことやその夢に 向かう姿勢がとても大切なんだと思った。 ・ 家族・友達・先生・・・自分は,いろいろな人に支えられているんだ と実感した。 ・ 夢先生のおかげで,自分の夢に自信がもてるようになった。家族や友 達の力があって協力をしてこそ達成できるものでもあると改めて思っ た。 6 教職員等の感想 ・子供たちが,自分の将来について考える良い機会となった。 ・日本代表クラスのスポーツ選手が直接話をしてくれるので,子供たち も真剣に聴く態度が見られた。 7 児童の将来の夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 ・プロのテニス選手になるために,毎日練習をし,英会話の学習に力を入れ たい。 ・バドミントン選手になるために,毎日素振りやフットワークをしたい。 ・パン屋さんになるために,本をたくさん読みたい。 ・司書になるために,たくさんの本を読んだり,友達に本の紹介をしたりし たい。 ・トリマーになるために,動物を大切に育て,犬の図鑑などで勉強をしたい。 ・陸上選手になるために,朝のランニングを毎日続けたい。 ・幼稚園の先生になるために,勉強やピアノの練習を毎日がんばりたい。 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立蕨島小学校 1 実施期日 平成27年11月17日(火) 1校時~2校時(90分間) 2 夢先生 藤本 主税 先生(元日本代表 サッカー選手) 山口県出身。徳島市立高校卒業後の1996年にアビスパ福岡に加入。 MFとして一年目から出場機会を得るなど活躍。1999年にサンフレッ チェ広島に移籍すると,攻撃の中心としてチームをけん引し,天皇杯全日 本サッカー選手権大会準優勝に貢献。また,その活躍が認められ,200 1年には日本代表にも選出された。その後,名古屋グランパスエイト,ヴ ィッセル神戸でプレーし,2005年に大宮アルディージャに加入。攻撃 的MFとして活躍する傍ら,強いリーダーシップを買われ,長きにわたっ てキャプテンを務めた。2012年にロアッソ熊本に移籍し,2014年 シーズン終了後に引退。2015年にロアッソ熊本ジュニアユース監督に 就任。 3 対象児童 5・6年 6人(男子4人、女子2人) 4 夢の教室の内容 ① 自己紹介 ② ウォーミングアップ ③ ゲーム(チームワークゲーム) ④ 写真撮影 ⑤ 夢トーク ⑥ 夢シート記入 ⑦ まとめ 5 児童等の感想 ・ チームワークの大切さや協力して頑張れば達成できることを学んだ。 ・ 友達や家族に支えられているということを改めて学んだ。 ・ 夢をもつことはとてもいいことで,これからの自分がどのように過ご していけばよいか考えるよい機会になった。 6 教職員等の感想 ・ 子どもたちが,自分の将来を考えるよい機会となった。 ・ 子どもたちが,実際に夢を実現させた夢先生の話を聞くことで,自分 の将来のことを考える良い機会になった。 7 児童の将来の夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 ・ 水泳選手になるために,走ったり,筋トレをしたり日々のトレーニン グをする。 ・ 弁当屋さんになるために,お母さんの手伝いを進んで行うようにする。 また,いろいろなメニューを考える。 ・ 女優になるために,毎日演技(泣く,笑う)の練習をする。 ・ 大工になるために,図工の時間や家で工作の練習をする。 ・ 発明家になるためにみんなが困っていることを聞き,役に立つものの アイディアを考える。 ・ 薬剤師になるために,どんな資格が必要か調べ,必要な勉強をする。 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立大川内小学校 1 実施期日 平成27年11月17日(火) 1校時~2校時(90分間) 2 夢先生 藤本 主税 先生(元日本代表 サッカー選手) 山口県出身。徳島市立高校卒業後の1996年にアビスパ福岡に加入。 MFとして一年目から出場機会を得るなど活躍。1999年にサンフレッ チェ広島に移籍すると,攻撃の中心としてチームをけん引し,天皇杯全日 本サッカー選手権大会準優勝に貢献。また,その活躍が認められ,200 1年には日本代表にも選出された。その後,名古屋グランパスエイト,ヴ ィッセル神戸でプレーし,2005年に大宮アルディージャに加入。攻撃 的MFとして活躍する傍ら,強いリーダーシップを買われ,長きにわたっ てキャプテンを務めた。2012年にロアッソ熊本に移籍し,2014年 シーズン終了後に引退。2015年にロアッソ熊本ジュニアユース監督に 就任。 3 対象児童 5・6年 8人(男子3人、女子5人) 4 夢の教室の内容 ① 自己紹介 ② ウォーミングアップ ③ ゲーム(チームワークゲーム) ④ 写真撮影 ⑤ 夢トーク ⑥ 夢シート記入 ⑦ まとめ 5 6 児童等の感想 ・ ゲームの時間の活動で,たくさんの人と,一つのことをしようとすると 難しいことが分かった。そして,話し合ったり声を掛け合ったりするこ との大切さが分かった。 ・ 仲間がいないと目標が達成できないことが分かった。 ・ 人との意見の交流の大切さが分かった。 ・ たくさんの人で相談すれば,いいアイデアが浮かぶことが分かった。 ・ 夢先生のトークを聞いて,夢や目標を持って頑張り抜くことが大切だと 分かった。 ・ 目標を応援してくれる友人の大切さが分かった。 ・ 夢をかなえるまでに大切なことが分かった。また,その苦労も分かった。 ・一つの夢を持つことで,辛いことを乗り越えることができ,また,そ れまでの頑張りが将来につながることが分かった。 教職員等の感想 ・小学校高学年というこの時期に,将来の夢について考える機会があるこ とは大変有意義だと思う。 ・日本代表クラスのスポーツ選手の真剣な話なので,子どもたちも真剣に 聴く態度が見られた。 ・一流選手の体験談は,学ぶべき内容がたくさんあり有意義だった。特に, 「一つの夢が叶ったら,次の目標の達成に向けての努力を始める」とい う言葉は子供たちにいつまでも覚えていてほしいと思う。 7 児童の将来の夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 ・ ゲームクリエーターになるために,いろいろなゲームに触れ,たくさん 本を読んで,いろいろな世界観を身に付けたい。 ・ 看護師になったときにコミュニケーションするために,英語や手話もが んばりたい。 ・ タレントになるために,上京して劇団に入りたい。そのためにいろいろ な情報収集を始めたい。 ・ 水泳選手になるために,今後も練習を続けたい。 ・ 薬剤師になるために,学習を頑張り,希望の進学ができるようにしたい。 ・ 車会社の社長になるために,機械の分解を体験したい。まずはバイクか ら取り組みたい。 ・ 調理師になるために,希望の進学先に行けるように学習をがんばりた い。 ・ 保育士になるために,読み聞かせやピアノの練習を続けたい。 8 その他 ・ 第4回小規模5校集合学習において五校で合同実施。 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立米ノ津東小学校 1 2 実施期日 平成27年11月6日(金) 3~4校時(90分間) 5~6校時(90分間) 夢先生 大島 めぐみ先生 1999年 世界陸上女子5000m出場 2000年 2002年 シドニーオリンピック出場 名古屋国際女子マラソン 3位入賞 2004年 アテネオリンピック出場 等 現在は,プロランナーとして活動する傍ら,IAAFレベルⅠを取得する など指導者としても活動している。 3 対象児童 5年1組 30人(男子16人,女子14人) 5年2組 30人(男子16人,女子14人) 4 夢の教室の内容 ○ 前半は,体育館にて夢先生とアシ スタントと一緒にレクリエーション を行った。じゃんけんをして時間内 にゴールを目指すゲームで大勢の友 達と交わったり,一つの目標を達成 するゲームにクラス全員で挑んだり する活動を通して,仲間と協力し合 うことの大切さを学んだ。 ○ 後半は,教室にて夢の実現に向けた 話をうかがった。陸上を本格的に始め た頃からオリンピック出場という夢 の達成までの道のりは決してたやす いものではなかった話を通して,夢を 実現させるには,自分のおかれた状況 で何をしなければならないのか「考え て」「行動する」ことの大切さを学ん だ。 5 児童等の感想 ・ 夢は一直線ではいけず,失敗することもあるけれど,あきらめないで努力 し続けることが成功につながるのだなと思いました。 ・ 夢の教室で夢をかなえるためにはいろいろなつらいこともあるけれど,そ れを乗り越えれば夢はかなうのだなと思いました。ジグザグでつらいことが あっても夢はかなえられるという言葉が心に残りました。 ・ 自分にも今,夢はありますが,その夢に向かう中で大切なことは「あきら めないこと」や「自信を持つこと」だと夢先生の話から感じました。これか らも夢に向かってがんばっていきたいという気持ちが強くなりました。 ・ 夢先生の話の中で出てきた「くやしい」「あきらめたくない」という言葉 は,わたしも思ったことがある言葉でした。これから私が心がけたいことは, 夢先生の話で一番印象に残った「考えて行動する」ということです。 6 教職員等の感想 ・ レクリエーションでは,子供たちが生き生きと活動していた姿が印象的だ った。単にゲームを楽しむだけでなく,全員で1つの目標を達成するための 話合いの場を設けたことで達成感を味わうことができた。また,お互いのこ とに目を向けることもでき,協調性も高まったように感じた。 ・ 夢先生の体験談から, 「考えて行動する」ことをはじめ, 「自信を持つこと」 「あきらめないこと」が夢の実現につながるということを子供たちは強く感 じとっていた。また,人として「あいさつ」をしっかりとすることの大切さ も夢先生の話から感じとっていたようなので,日頃の生活の中で意識を高め られたらと思う。 7 児童の将来への夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 ・ バスケットボール選手になって5年後の国体に出場したい。そのために, 人の倍以上練習をしたい。また,あいさつなど人とのかかわりも大事にした い。 ・ バレーボール選手になってオリンピックに出場したい。そのために,練習 を休まない。また,自分がやるべきことや守るべきことをしっかりとやって, みんなをひっぱっていける人になりたい。 ・ ファッションモデルになってパリまで行って仕事がしたい。そのために, 人に親切にしたりあいさつをしっかりしたりするなど,人として大切なこと を身に付けたい。また,どんなに辛い思いをしても立ち直れるような強い心 も持ちたい。 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立米ノ津学校 1 実施期日 平成27年11月5日(木) 3校時~4校時(90分間) 2 夢先生 佐藤 久佳 先生(北京オリンピック 400mメドレー銅メダル) 北海道出身。3 歳で水泳を始め、中学 3 年時に全国中学校体育大会の水泳 200m 個人メドレーで準優勝。 高校 3 年時には、インターハイで 200m 個人メドレー優勝、 ジュニアオリンピックでは 200m 個人メドレーと 100m 自由形で優勝を果たしまし た。100m 自由形では日本高校記録を樹立し、これを機に自由形に転向。2005 年に は日本学生選手権の 100m 自由形で優勝、日本記録を樹立しました。同年の世界選 手権にも出場。2007 年には日本選手権で日本記録更新、日本学生選手権ではアジ ア新記録を樹立しました。同年の世界競泳では 400m メドレーリレーで金メダルを 獲得。翌 2008 年には日本選手権で優勝、北京オリンピックでは 400m メドレーリ レーで銅メダルを獲得しました。2014 年 6 月に現役を引退し、現在は水泳指導な どを行っています。 3 対象児童 5年1組 22人(男子10人、女子12人) 4 夢の教室の内容 【3校時】 ○ スタッフ,夢先生紹介 ○ ウォーミングアップ ○ メインゲーム(じゃんけん,だるまさん) 【4校時】 ○ 夢先生の夢トーク ○ みんなの夢(シート記入,発表) ○ 写真撮影 5 児童等の感想 【男子】 ○ ぼくは,夢より目標の大切さがわかりました。一つ一つ目標を持っていれ ばいいんだなと思いました。大変なときもあるけど,楽しいときもある。こ れからは目標を持ち,一つ一つしていきたいと思います。 ○ ぼくは初めて有名人に会いました。先生の話を聞いて,嫌でもさぼらずが んばろうという気持ちを教わりました。 【女子】 ○ 夢教室で,私はあきらめないでやると楽しいことがあるんだと思いました。 私は,自分の夢をみんなに言うことがなかったので,みんなに言えてよかっ たです。 ○ わたしは夢の教室で,夢をかなえられるって大変ということがあらためて わかりました。これから夢をあきらめず努力していきたいと思いました。 6 教職員等の感想 【教職員】 オリンピックで活躍された先生も,いろんなことを乗り越えて夢を実現さ れた話を聞くことができてよかったです。子供達も今後,自分の夢に向けて 一歩一歩前へ進んでほしいと感じました。 【保護者】 ○ 日頃の生活の中で褒めるということをあまりしないので,自分自身も考 えさせられる所もあり,子供自身の中でも習い事をセーブしないといけな い時期かなと考えてもいる時期でもあり,第三者の話を聞くことができ, 何かを考えてくれたのではと思いました。 ○ 子供達に夢を持てるようになってほしいです。目の前の目標を頑張れる ように今日から意識をして,親も一緒にやれればと思います。 7 児童の将来のへ夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 【プロ野球選手】 1 毎日素振りを100回する。 2 前の日にできなかったことを次に日にはする。 3 感謝や努力を忘れない。 【水泳選手】 1 練習を休まない 2 誰にも負けないくらい練習する。 3 誰かに負けてもあきらめない。 【保育士】 1 ピアノを練習して,小さい子が知っている曲を弾けるようになる。 2 習字を練習して,ペンでも鉛筆でもきれいに書けるようになりたい。 3 英語も練習して,どんな国の子供でも教えられるようになりたい。 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立米ノ津学校 1 実施期日 平成27年11月5日(木) 3校時~4校時(90分間) 2 夢先生 佐藤 久佳 先生(北京オリンピック 400mメドレー銅メダル) 北海道出身。3 歳で水泳を始め、中学 3 年時に全国中学校体育大会の水泳 200m 個人メドレーで準優勝。 高校 3 年時には、インターハイで 200m 個人メドレー優勝、 ジュニアオリンピックでは 200m 個人メドレーと 100m 自由形で優勝を果たしまし た。100m 自由形では日本高校記録を樹立し、これを機に自由形に転向。2005 年に は日本学生選手権の 100m 自由形で優勝、日本記録を樹立しました。同年の世界選 手権にも出場。2007 年には日本選手権で日本記録更新、日本学生選手権ではアジ ア新記録を樹立しました。同年の世界競泳では 400m メドレーリレーで金メダルを 獲得。翌 2008 年には日本選手権で優勝、北京オリンピックでは 400m メドレーリ レーで銅メダルを獲得しました。2014 年 6 月に現役を引退し、現在は水泳指導な どを行っています。 3 対象児童 5年2組 23人(男子11人、女子12人) 4 夢の教室の内容 【5校時】 ○ スタッフ,夢先生紹介 ○ ウォーミングアップ ○ メインゲーム(じゃんけん,だるまさん) 【6校時】 ○ 夢先生の夢トーク ○ みんなの夢(シート記入,発表) ○ 写真撮影 5 児童等の感想 【男子】 ○ ぼくは夢先生の話を聞いて,夢を持つことは大切なんだなあと思いました。 それに失敗してもあきらめないことも大切なんだなあと思いました。だから ぼくは夢にむけて勉強や練習をがんばっていきたいと思いました。 ○ 今日はいろいろなゲームをして楽しかったです。夢の話を聞いて,ぼくも 夢に向けてがんばろうと思いました。遠いところから来てくださってありが とうございました。 【女子】 ○ 私はまだ5年生だからなのか,あまり夢のことを考えたことがありません でした。話を聞いていくうちに夢を持つことがとても大切だということが分 かってきました。最初はどうでもいいと感じていたことも,夢がころころ変 わることもありました。だけど,今日学んだことを生かして,自分の夢に自 信を持ってこれからがんばっていきたいと思います。 ○ わたしは,夢先生と同じで,勉強ができればほめてもらえるから,勉強を 必死にやっていました。でも,これからは目標をたてて,毎日少しずつ努力 していきました。 6 教職員等の感想 【教職員】 全員で課題を達成するために,子供達が生き生きと活動する姿が見られた。 客観的に活動を見る事で,クラスとして男女仲が良かったり,声をかけあっ たりする自分本位な面を見ることができた。今後の学級づくりに生かしてい きたい。 【保護者】 ○ 子供達が楽しめたり,興味がもてたりするような工夫ですすめられてい て,親も楽しんで参観させていただきました。野球ではうまくなりたいけ ど,練習に行きたくなかったりすることもある我が子に,夢の話が心に響 いたのではないかと思う。 ○ 5時間目の教室では,みんなとても楽しそうにしていて良かったです。 夢は大きくもって,目標をもてばできるのかなあと思いました。挫折を繰 り返しながら,強くなってほしいと思う授業でした。 7 児童の将来のへ夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 【漫画家】 1 プロの漫画家の絵を描き写す。 2 オリジナルの作品も描いてみる。 3 漫画がうまくなる方法についての情報を調べる。 【ホテルコンシェルジュ】 1 分かりやすく,丁寧な文字で説明するために今習っている習字をがんば る。 2 外国人にも対応できるように,今習っているECCをがんばる。 【パティシエ】 1 勉強をがんばる。 2 人に感謝する気持ちを持っておく。 3 人に見られても緊張しないように,自信を持ちたい。 JFLこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立江内小学校 1 2 3 4 5 実施期日 平成27年 7月14日(火) 3校時~4校時(90分間) 夢先生 福嶋 洋 先生 愛知県出身。都立駒場高校卒業後の 2001 年にアビスパ福岡に加入。182 ㎝の長身を生かして FW としてプレーし,U-22(22 歳以下)日本代表も経 験。加入 3 年目にはチームの主力として活躍。2005 年にはロッソ熊本(現 ロアッソ熊本)に,2007 年には V・ファーレン長崎に移籍。J リーグ昇格 を目指して戦っていた。 対象児童 5年1組 12人(男子8人、女子4人) 夢の教室の内容 前半は体育館でゲームを行った。アイスブレーキングとして,ボールを 使った運動やおにごっこなど,ルールを工夫し,簡単にはうまくいかない ものを,福島先生を中心にクラスのみんなで取り組んだ。作戦を練りなが ら目標を達成するゲームを通して,協力する大切さを学ぶことができた。 後半は教室で福嶋先生の「夢トーク」を聞かせていただいた。現役時代 の映像を見た後,人より頑張ったことやうまくいかなかったことなど,夢 に向かって努力することについて,当時の気持ちを語っていただいた。 児童等の感想 ・「努力って,がんばるものじゃなくて,楽しむもの」という福嶋先生の 言葉が心に残った。(男子) ・ 一緒にゲームをして,簡単にはできなかったけど,福嶋先生にアドバ イスをいただいて,みんなで考えて協力して達成できたのでうれしかっ た。(女子) ・ ゲームは,ただ参加するより,考えて,協力して取り組む方が楽しい し大切だと分かったので,これからも大切にしていきたい。(男子) ・ うまくいくことばかりじゃなかったけど,夢が達成できたのは,努力 されてきたからこそだと思った。(女子) 6 教職員等の感想 普段,関わることができない一流のアスリートの方との交流は,児童に とっても教職員にとっても,大変貴重な時間であった。夢の教室を受ける 前, 「夢が見つからない」 「夢を叶える自信がない」という児童が数名いた が,授業後,「ゆっくり考えていいと分かって安心した。」「夢のために今 からできることを見つけた。」という声が聞かれた。夢の教室を通して, 児童が夢や目標をじっくりと見つめることができたことを実感した。素晴 らしい機会を与えていただき,感謝している。また, 「努力を楽しむ」 「小 さな達成感を喜ぶ」「うまくいかないとき,行動を変える」など,小学 5 年生が,今取り組める言葉も教えて頂いたので,今後の目標にしていきた いと思う。 7 児童の将来の夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 ・ 野球選手になってホームランを打ちたいので,毎日素振りを100回 していきたい。 ・ サッカー選手になってセリエAで得点を取りたいので,家にあるゴー ルを使って両足で蹴れるように練習する。 ・ 保育士になってたくさんお世話をしたいので,勉強したり家の手伝い を進んでしたりしたい。 8 その他 福嶋先生だけでなく,ディレクターの山室さんや進行の今井さんなど, JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立野田小学校 1 2 3 実施期日 平成27年7月13日(月) 5校時~6校時(90分間) 夢先生 福嶋 洋 先生(プロサッカー選手) ・ 愛知県出身。都立駒馬高校卒業後,アビスパ福岡に入団。 ・ ポジションは FW。 ・ U-22日本代表も経験。 ・ その後,ロッソ熊本に移籍。 ・ 2007年から V・ファンファーレ長崎に移籍。 ・ 2010年退団。 対象児童 5年い組 30人(男子19人、女子11人) 4 夢の教室の内容 ・ 前半はゲームの時間で,チームワークゲーム等が行われた。学級全員 と夢先生対もう 1 人の先生で対決をするゲームだった。協力すると達成 可能になる課題が与えられ,相手の先生も手を抜かず,真剣勝負だった。 子どもたちは夢先生と作戦を考えながら,協力してゲームに取り組んだ。 チームワークが次第に良くなっていった。 ・ 後半はトークの時間で,夢先生の夢トークが行われた。自己紹介の映 像放映に始まり,夢をつかむまでの話を,自身の体験をもとに夢曲線を 描きながら進められた。まとめとして,夢を諦めずに思い続けること, 夢を叶えるためにまずは行動を変えることを出して,子どもたちに夢の 大切さやそれに向かって頑張っていく姿勢の素晴らしさを話された。最 後に,子どもたちが夢シートを記入し,代表の子どもたちが発表して終 わった。 5 児童等の感想 ・ ぼくも夢先生のようにサッカー選手になりたいので,夢を強く思い続 けて,努力していきたいです。 ・ ゲームのときに,最初は全然勝てなくて悔しかったです。でも,みん なで協力して最後に勝てた時はとても嬉しく,みんなで喜びました。 ・ 夢先生もたくさん諦めそうになったときもあったと聞いて驚きまし た。それでも夢を叶えた先生はすごいと思いました。 ・ 水泳大会で思うような結果が出ず,落ち込んでいたんですが,諦めず 努力することの大切さを知り,元気になりました。 6 教職員等の感想 ・ ゲームの時間には,子どもたちが短時間で表情が変わっていくのが分 かりました。協力しないと勝てない状況から,みんなで一生懸命作戦を 考え,一人一人が決めたことを守ることで勝利を勝ち取ったときの子ど もたちの達成感に満ちあふれた表情を忘れることができません。さらに クラスの団結力も高まりました。 ・ トークの時間では,夢を叶えることの素晴らしさだけではなく,挫折 した経験からの努力を話していただけたので,子どもたちが夢を叶える には強い気持ちを持ち続けて,努力することの大切さを考えることがで きました。改めて自分の夢やそれに向けての行動を見つめ直す機会にな ったようです。 7 児童の将来の夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 ・ サッカー選手になり,日本代表になって活躍したい。そのために,毎 日リフティングを100回続けていきたい。 ・ ケーキ屋さんになって人を笑顔にしたい。そのために,今からお母さ んに教わってお菓子作りをしたい。少しずつレパートリーを増やしてい きたい。 ・ プロのバレー選手になりたい。監督の言うことをしっかり聞いて,練 習を続けていきたい。きついこともあるけど,なりたいという気持ちを 忘れないようにしたい。 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立東出水小学校 1 実施期日 平成27年6月26日(金) 3校時~4校時(90分間) 5校時~6校時(90分間) 2 夢先生 岡里 明美(女子バスケットボール元日本代表選手) ・ 茨城県出身。名古屋短期大学附属高校(現 桜花学園高校)1 年,3 年 時に高校女子バスケットボール 3 冠(インターハイ,国体,全国高校バ スケットボール選抜優勝大会)を達成した。 ・ 卒業後,1993 年に株式会社シャンソン化粧品に入社。同社の女子バス ケットボールチーム,シャンソン V マジックの一員として,チームの日 本リーグ~W リーグ 10 連覇などに貢献した。 ・ 1993 年から 2003 年 まで 10 年間,日本代表として活躍。1996 年のア トランタオリンピックで 7 位入賞,1998 年のアジア大会では金メダルを 獲得。2003 年に現役引退。 ・ 2005 年に富士通レッドウェーブのコーチに就任,2009 年にヘッドコー チに昇格し,W リーグにおける日本人女性初のヘッドコーチとなる。現 在,株式会社 GO WITH THE FLOW に所属し全国でクリニック活動を展開し ている。 3 対象児童 5年い組 20人(男子12人,女子 8人) 5年ろ組 21人(男子11人,女子10人) 4 夢の教室の内容 ・ 前半はゲームの時間で,チームワークゲーム等が行われた。学級全員 で協力して達成する課題が与えられ,子どもたちは作戦を考えながら, 協力してゲームに取り組んだ。 ・ 後半はトークの時間で,夢先生の夢トークが行われた。自己紹介の映 像放映に始まり,夢をつかむまでの話を,自身の体験をもとに夢曲線を 描きながら進められた。まとめとして,夢をもつこと,勇気を出してチ ャレンジすること,周りに感謝することで頑張っていくことができると 話された。最後に,子どもたちが夢シートを記入し,代表の子どもたち が発表して終わった。 5 児童等の感想 ・ 夢の教室で,夢をかなえるためには,楽しいことだけでなく,つらい ことや苦しいことをのりこえなければいけないことを学んだ。あきらめ たらそこで終わりだけど,あきらめない心をもてばきっと夢がかなうこ とも知った。これからも,夢に向けてがんばろうと思う。 ・ 今回の学習で,三つの大切なことを知りました。夢をもつこと,勇気 を出すこと,感謝することでした。私は,勇気を出すことがぬけている と思いました。これからは,大きなかべにぶつかってもにげないように 努力したいと思います。 ・ 明美先生のおかげで,「夢はあきらめないこと」という言葉が印象に 残りました。私の夢はかんごしですが,最初はどうやればかんごしにな れるか不安でしたが,不安じゃなくなりました。 ・ 夢先生のおかげで,夢はくろうをしてこそかなうということやあきら めずに勇気をもつということを知りました。そして,夢のことを思い切 って言えたので,とてもよかったと思います。 6 教職員等の感想 ・ 子供たちが,生き生きと活動したり表現したりしていた。一つになっ て助け合い,励まし合うことができた。子供たちが夢に向かって進む中 で,今日のことを思い出してほしい。 ・ 漠然ととらえている夢に対して,実体験をされた先生との出会いを通 して,より現実的なものと感じることができる貴重な時間だったと思い ます。 7 児童の将来のへ夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 ・ 美容師になって,みんなを笑顔にしたい。そのために,美容師につい てインターネットや本などで調べて,少しでも美容師に近づきたいと思 う。 ・ サッカー選手になってワールドカップでゆう勝したい。そのために, 今のジュニアチームでキャプテンになって,県で一番になってゆう勝し たい。 ・ 薬ざい師になって病気の人を治したい。そのために,理科の先生や算 数の先生のところに行って勉強のことを教えてもらい,分からないこと やぎ問に思ったことをすぐ解決できるようにしたい。 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立出水小学校 1 2 実施期日 平成27年6月25日(木) 5校時~6校時(90分間) 夢先生 川上直子 先生 兵庫県出身。小学校入学と同時にサッカーを始め、中学から TASAKI に所属。1993 年からは田崎ペルーレ FC で活躍、2003 年日 本女子サッカーリーグの初優勝に貢献。2003 年ワールドカップ、 2004 年アテネオリンピック出場し、右サイドバッグとして活躍。 現在は、小学生を対象としたサッカー教室で指導を行いながらタ レントとして活躍。2007 年には、女性として初めて JFA アンバサ ダーに就任した。 3 対象児童 5年2組 25人(男子12人、女子13人) 4 夢の教室の内容 まず,体育館にて夢先生の号令 のもと、アシスタントと一緒にゲ ームを行った。 友達とじゃんけんをして優勝者 を決めたり、クラス全員で一つの 目標を達成するゲームに挑んだり した。ゲームの途中では,うまく いかなかった原因を話し合った り,新たな作戦を練ったりした。 最後には,協調性や達成感を味 わうことができた。 次に教室にて夢先生による「夢ト ーク」の時間を行った。 サッカーをしていたころの映像 を観たり,小さい頃から夢をつかむ までの話を聞いたりした。途中、ケ ガで挫折しそうになったときに乗 り越えられた経験から夢をもつこ との大切さを教えてもらった。 最後に,子どもたちが「夢シート」 を記入し,数人が自分の夢について 発表をした。 5 児童等の感想 ・ プロになるまでいろいろな苦労をしていることが分かりました。 一人じゃ夢を叶えられないことや失敗してもチャレンジすることの大 切さを知ったので、苦手なこともチャレンジしたいです。(男子) ・ ぼくは、今まで失敗することをおそれていて何もできない人でした。 でも強い気持ちがあればどんな試練も乗り越えられると教えてくれて ありがとうございました。 (男子) ・ 右足と左足をけがしたとき、友達から「それは試練だよ」という手紙 が来たと言ったことがとても心に残りました。私もどんな試練が来ても あきらめずに夢を叶えたいです。(女子) ・ レクリエーションでみんなで協力や相談することでチームワークがよ くなってくるのを感じてとてもうれしかったです。(女子) 6 教職員等の感想 ・ レクリエーションでは、子どもたちが少しずつ互いの意見を聞き合い、 一つにまとまっていく様子がよく分かり、成長を感じました。 夢トークでは、川上先生の実体験が子どもたちの胸に響き、自分の夢 と重ね合わせることができていたように思います。 ・ 子どもたちの積極的な姿勢がとても素晴らしかった。目を輝かせ、生 き生きと活動していたことやクラスでまとまって集団行動やアイデア を出しあっていたところなど、子どもたちの良い面がとても良く引き出 せていたと思う。「試練」や「努力」など、人生においてもとても大切 なことを分かりやすく話されていて私自身とても勉強になりました。 7 児童の将来のへ夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 ・ テニスの選手になってオリンピックで金メダルをとりたい。そのため に、バックやサーブの練習を 10 分でも多くする。テニスの試合で負け てもあきらめない。 ・ Jリーグの選手になって活躍したい。そのために練習がないときも、 トレーニングをしたり本を読んだりして、だれよりも上手になりたい。 JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立出水小学校 1 2 実施期日 平成27年6月25日(木) 3校時~4校時(90分間) 夢先生 川上直子 先生 兵庫県出身。小学校入学と同時にサッカーを始め、中学から TASAKI に所属。1993 年からは田崎ペルーレ FC で活躍、2003 年日 本女子サッカーリーグの初優勝に貢献。2003 年ワールドカップ、 2004 年アテネオリンピック出場し、右サイドバッグとして活躍。 現在は、小学生を対象としたサッカー教室で指導を行いながらタ レントとして活躍。2007 年には、女性として初めて JFA アンバサ ダーに就任した。 3 対象児童 5年1組 25人(男子13人、女子12人) 4 夢の教室の内容 まず,体育館にて夢先生の号令 のもと、アシスタントと一緒にゲ ームを行った。 友達とじゃんけんをして優勝者 を決めたり、クラス全員で一つの 目標を達成するゲームに挑んだり した。ゲームの途中では,うまく いかなかった原因を話し合った り,新たな作戦を練ったりした。 最後には,協調性や達成感を味 わうことができた。 次に教室にて夢先生による「夢ト ーク」の時間を行った。 サッカーをしていたころの映像 を観たり,小さい頃から夢をつかむ までの話を聞いたりした。途中、ケ ガで挫折しそうになったときに乗 り越えられた経験から夢をもつこ との大切さを教えてもらった。 最後に,子どもたちが「夢シート」 を記入し,数人が自分の夢について 発表をした。 5 児童等の感想 ・ 今まではピアノを続けることを「いやだな」と思っていたけど、これ からも続けようと思えた。もし試練の壁にぶつかっても、がんばって夢 をあきらめないことが大切だと思った。(女子) ・ 川上選手の話を聞いて、努力するだけでは目標にはたどりつけず、家 族や友達の支えがあるからだということを知りました。(男子) ・ 川上先生のおかげで試練はだれにでもあるということが分かった。 また、努力して試練を乗り越えれば、頑張れるということが分かった。 (男子) ・ ぼくも努力して試練という壁を乗り越えようと思った。川上先生のお かげで陸上の練習をあきらめずにちゃんとやろうと強く思うことがで きた。(男子) 6 教職員等の感想 ・ チームワークゲームを通して、子どもたちが生き生きと協力しながら 目標に向かう姿がとても印象的でした。「夢トーク」では、プロの世界 で生きてきた、生の言葉一つ一つが心にしみました。特に、「試練」の 話に共感しました。こんな貴重な機会に感謝します。 ・ ゲームでは全員が頑張っており良かったと思う。特に、作戦タイムの 時にいろんな意見が出ていた。 教室での話の時間には、ほぼ全員がしっかりと話を聞いていた。クラ ス全員で気持ちを合わせようとする気持ちが伝わってきた。 7 児童の将来のへ夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 保育士になるために①1年生とたくさん遊ぶ。小さい子にやさしくする。 ②ピアノやおどりなどをがんばる。 ③毎日笑顔でいる。 医者になるために ①今続けている水泳をあきらめずにがんばる。 ②毎日、宿題以外にも勉強をする。 ③自分で考えた勉強をする。 水泳選手になるために①夏休みにラジオ体操に出て、その後遠回りして走 りながら帰る。 ②体力がついたら100mのラスト25mを速く 泳げるように練習する。 JFLこころのプロジェクト「夢の教室」の実施報告 出水市立西出水学校 1 実施期日 平成27年6月23日(火) 3校時~4校時(90分間)5~6校時(90分間) 平成27年6月24日(水) 3校時~4校時(90分間) 2 夢先生 越本 隆志 3 先生(元WBC世界フェザー級チャンピオン) 日本・東洋太平洋フェザー級チャンピオン 現在,Fukuoka Boxing Gym 会長 対象児童 23日(火)5年1組41人(男子23人,女子18人) 5年2組41人(男子24人,女子17人) 24日(水)5年3組40人(男子24人、女子16人) 4 夢の教室の内容 前半は,体育館でチームワークゲーム(①グループ対抗のタッチ 鬼②グループ内でのタッチ鬼③全員でのタッチ鬼等)を行うことで, 「仲間と協力することの大切さ」を学んだ。 後半は,講師自らの体験をもとに「夢をもつことの大切さ」や周 囲への「感謝の気持ちの大切さ」を学んだ。 〔活動の様子〕 チームワークゲーム 記念撮影 講話 5 児童等の感想 ○ 男子A チームで活動する時は,みんなでよく考えることが大切だということ がわかりました。 ○ 男子B ゲームだけでなく色々な活動では,ルールを守ることやチームワークが 大事だということがわかりました。 ○ 女子A 練習等つらいことがあっても,途中であきらめず続けることが夢をかな えるために大切だということがよくわかりました。 ○ 女子B 夢をかなえるには,自分の努力だけでなく,周りの人の助けが必要だ ということがわかりました。 6 教職員等の感想 ○ 子どもたち一人ひとりが生き生きと活動し,話し合いの場では出され た課題をクリアするために意見をよく発表していた。 ○ 夢先生自身の体験談から,夢の実現には本人の努力だけではなく,周 囲の協力も必要であることが子どもたちもわかったように思う。 (常に謙 虚に,感謝の気持ちを忘れずにいることの大切さ) ○ 90分間の活動であったが,子どもたち一人ひとりの夢がより具体 的・現実的なものに変わったことを実感できた。 7 児童の将来のへ夢達成への計画等「★夢シート★」の中から抜粋 ○ 薬剤師を目指して,勉強を頑張ったり,本を読んだり,普段から努力 していきたい。 ○ コーチの話をしっかり聞き,練習を頑張って,水泳でオリンピックに 出場したい。 ○ 家で工夫して料理をし,将来,料理人として自分の店を出したい。 ○ 司書になるために,本をたくさん読んだり,勉強を頑張ったり,努力 するとともに,周囲に「ありがとう」の気持ちをもつようにしたい。 ○ 看護師になって人助けをしたい。そのために普段から困っている人が いたら助けるようにしたい。 ○ 声優を目指して,工夫して(色々な人の立場になって)本を読むよう にしたい。