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平成23年第1回栗原市議会定例会 一般質問要旨 【代表質問】 発言 順位 会派名称及び発言者氏名 頁番号 発言 順位 会派名称及び発言者氏名 頁番号 1 政策フォーラム 1~2 (議席 2番 佐 藤 千 昭 ) 4 清峰会 (議席 4番 千 葉 健 司) 4~6 2 みらい栗原 2~4 (議席 29 番 瀨 戸 健治郎 ) 5 清流会 (議席 17 番 髙 橋 義 雄) 6~7 3 日本共産党栗原市議団 (議席 5番 鈴 木 道 夫 ) 4 6 くりはら迫政会 (議席 7番 阿 部 貞 光) 7~8 頁番号 発言 順位 9 9 議席 20 番 三 浦 善 浩 13 9~10 10 議席 1番 菅 原 勇 喜 13~14 【個人質問】 発言 順位 議 員 氏 名 議 員 氏 名 頁番号 1 議席 9番 佐 藤 久 義 2 議席 22 番 佐々木 3 議席 14 番 相 馬 勝 義 10 11 議席 3番 大 瀧 信 子 14~15 4 議席 11 番 濁 沼 一 孝 10~11 12 議席 21 番 佐 藤 文 男 15 5 議席 23 番 大 関 健 一 11 13 議席 24 番 富 塚 正 夫 15~16 6 議席 12 番 沼 倉 11~12 14 議席 15 番 三 塚 東 16~17 7 議席 27 番 高 橋 勝 男 12 15 議席 16 番 石 川 正 運 17~18 8 議席 13 番 佐 藤 13 16 議席 6番 佐々木 嘉 郎 18 脩 猛 優 ※ この一般質問要旨は、各議員から提出された通告書の要点をまとめたものです。 平成23年第1回栗原市議会定例会 一般質問【代表質問】通告表 発言 質問者 順位 (会派名及び発言者) 1 政策フォーラム 2番 佐 藤 千 昭 質問事項 質問要旨 1 国勢調査の速報 ⑴ 国勢調査の速報によれば、市の人口減少率は 6.6 について %で県内 13 市の中で最も高い。少子高齢化が進 行しているものと思われる。次の点はどうか。 ①国勢調査の結果は、自治体の政策立案の基礎資 料になるが、市の各種計画に影響はないか。 ②国勢調査の結果は、地方交付税算定に活用され るが、地方交付税の減額にならないか。 ③人口や世帯の減少は、市の周辺部、中山間地で 著しい。高齢者世帯の現状をみると、この傾向は 今後も続くと考える。対策をどう講じるのか。 2 農業振興につい ⑴ 市は、各種農業政策を推進しているが、TPPに て 日本が参加することになれば、市の農業は壊滅的 なダメージを受ける。次の点はどうか。 ①市の計画的な農業振興と農民生活を守るため、 TPPへの参加反対を国に強く働きかけるべきと 考えるがどうか。 ②TPPに参加した場合、市の農業等の損失額は いくら位と想定しているのか。 ③水稲所得の落ち込みから資金繰りに苦労してい る農家が多い。平成 23 年の生産経費の補助や融 資等、早急に対応されるよう提案するがどうか。 ④農協との連携により、栗原米の販売網拡大を積 極的に推進し、農家所得の確保に努めるべきと考 えるがどうか。 3 地デジの難視聴 ⑴ 昨年 12 月末時点で、全国で最大 200~250 万世帯 対策について においてデジタル化が済んでいない状況であり、 地デジ難民が生まれる可能性があるという。次の 点はどうか。 ①市で予想される難視聴地区とその対応について どのように考えているのか。 ②完全移行できない場合の問題点とその対策につ いてどのように考えているのか。 4 地籍調査につい ⑴ 地籍調査はすでに終了しているが、境界が定まっ て ていない地点もある。次の点はどうか。 ①市内の筆界未定地は、どれ位あるのか。 ②筆界確認のため、再調査を行う考えはないか。 ③境界が定まらないことから、市の用地買収をは じめ問題となったことはないか。 5 除雪について ⑴ 市の除雪対策について、次の点はどうか。 ①市民が安全・安心な生活をおくる上で、除雪に 対するニーズが高まっている。除雪対策を見直す 考えはないか。 ②除雪車は、市の保有が少なく、業者への依存度 が高いのではないか。 - 1 - 質問者 発言 順位 (会派名及び発言者) 質問事項 質問要旨 ③中山間地では、立木等の倒木処理により除雪が 遅れる。事前に調査を行い、対処しておくべきと 考えるがどうか。 6 医学部新設につ ⑴ 東北の医師不足解消に向けて、財団法人厚生会仙 いて 台厚生病院が医学部新設の方針を固めている。市 の医師不足は深刻であることから、強力に新設運 動を行う必要があると考えるがどうか。 7 環境税について ⑴ 県は平成 23 年度当初予算において、みやぎ環境 税を活用した環境対策や農業関連の新規事業に力 を入れ、平成 32 年には温室効果ガス排出量 30% 削減する方針を示している。次の点はどうか。 ①市の環境税を活用した新規事業は、どのように なっているのか。 ②市の温室効果ガス排出量の削減目標に向けての 計画は作れないのか。 ③市・私有林の間伐の推進や花粉の少ないスギの 植栽についての取り組みは、どのようになってい るのか。 8 岩手・宮城内陸 ⑴ 市は、今日まで震災復興に取り組んできたが、な 地震の復興につ お復興に向けて取り組む必要がある。次の点はど いて うか。 ①道路、河川、橋梁の今後の復旧は、どのように 取り組むのか。 ②農業用水路の復旧は、どのように取り組むの か。 ③山林の復旧や入山規制について、どのように周 知していくのか。 9 職員の育成につ ⑴ どのような方針で、職員の人材育成を行う考えな いて のか。次の点はどうか。 ①地方公務員法では、「任命権者は、職員の勤務 評定を定期的に行い、その結果に応じた措置を講 じなければならない。」と定められている。市の 勤務評定は、どのように行われているのか。 ②職員を育成する人事評価制度に向けた調査研究 チームを設置する考えはないか。 10 学校の再編につ ⑴ 栗原市立学校再編計画が進められている。再編に いて 向けては、さまざまな課題が生じているが、それ らの課題は解決されているのか。 2 みらい栗原 1 若者が定住する ⑴ 企業誘致について、 29 番 瀨 戸 健治郎 元気な栗原づく 若者が定住する元気な栗原づくりは、企業誘致 りについて や会社の増設により、平成 21 年までの5年間 で 5,065 人の雇用実績を残したと施政方針にあ った。更なる企業の誘致活動に力を入れていか なければならないが、平成 23 年度に栗原市に 拠点を置く予定の企業はあるのか。また、企業 を誘致する場所の準備を整えてから企業との交 渉が始まると思うが、どのような準備をしてい るのか。 - 2 - 発言 質問者 順位 (会派名及び発言者) 質問事項 質問要旨 2 基幹産業である 農林業について 3 「地域の特性を 生かした産業や 交流が盛んなま ちをつくるため に」について 4 教育について ⑵ 若者の結婚問題について、どのような取り組みを 考えているのか。 ⑶ 若者が定住する条件整備として、若年低所得者向 けや障害者に対応したバリアフリー化された市営 アパート建設が必要と考えるがどうか。 ⑷ 子育て支援として、放課後児童クラブや幼稚園の 延長保育は、学校区単位の取り組みが必要である がどうか。 ⑴ TPPについては、農業団体のほか多くの国民が 反対の意思を表明している。市議会も「TPPに 国民的な議論と合意がないまま参加することに反 対する意見書」を関係省庁等に提出した。TPP に対して、どのように考えているのか。 ⑵ 平成 23 年度の農業者戸別所得補償制度は、どの ような内容か。また、平成 22 年度との制度の違 いは何か。 ⑶ 畜産振興として、茂洋産子の市内保留事業が盛り 込まれているが、茂洋を含めた育種価の優れた産 子を残し、優良子牛保留対策事業を発展させるこ とが大切と考えるがどうか。 ⑷ 平成 23 年度当初予算に林業振興の新事業とし て、ペレットストーブ購入費が計上されている。 これを契機に、薪ストーブの普及にも力をいれ、 河川敷の支障木や間伐材を燃料に活用することは 一石二鳥である。また、電気自動車購入費とスタ ンド設置費も計上されているが、市民にとって普 及性のあるのはどちらか検討してはどうか。 ⑴ 観光に関して、着地主導型ツーリズムとは、具体 的にどのような取り組みなのか。 ⑵ 湯沢市、一関市、東成瀬村、栗原市の三市一村に よる「ゆっくりひとめぐり栗駒山麓連絡会議」に ついて、どのような事業を進めていくのか。 ⑶ 「地域の特性を生かした産業や交流が盛んなまち をつくるために」では、26品目の栗原ブランド を認定した。これまでの販売実績はいくらか。 ⑷ 昨年まで、東京で「栗原まるごとまつり」の開催 や各種イベントに参加し認定品の知名度向上を図 り、さらに平成 23 年度は栗原ブランドのインタ ーネット通販を活用する取り組みに対して予算計 上されているが、在京ふるさと会にブランド品の セールスや観光地のPRをお願いし、交流人口の 増加を図っていくことが有効な手段と考えるがど うか。 ⑸ 在京ふるさと会は、参加人数も減り若年層の参加は 見られない状況である。在京ふるさと会は、若い世 代に継承させなくてはならないと強く感じるが、在 京ふるさと会のあり方について、どのような方向付 けを考えているのか。 ⑴ 栗原市立学校再編計画に沿って金成小中一貫校の 建設費が計上されている。小中一貫校のメリット とデメリットは何か。 - 3 - 発言 質問者 順位 (会派名及び発言者) 質問事項 質問要旨 5 福祉について 国保について 土地借り上げ料 について 3 日本共産党栗原市議団 5番 鈴 木 道 夫 1 地方自治体とし て住民生活を守 る防波堤の役割 を 2 住宅リフォーム に助成を 3 国保税の資産割 をなくすことに ついて 4 看護師の養成に ついて 5 幼保一元化の取 り組みについて 4 清峰会 4番 千 葉 健 司 1 「着地型観光」 を基軸としたま ちづくりについ て ⑵ 栗駒中学校と岩ケ崎高校の中高一貫教育はどのよ うになったのか。 ⑶ 施政方針では、第二次行政改革大綱に基づき、人 件費の削減、物件費の徹底した抑制、補助金の見 直し抑制とあるが、金成小中一貫校の校舎のよう に耐震工事を終えたばかりの施設を解体し、総合 計画にないものを建設するのはいかがなものか。 また、今後必要なものは総合計画にのせてから建 設をすべきではないか。 ⑴ 市は高齢化率 31%の時代を迎え、介護老人ホーム の需要が高まってきているが、現在の待機者は何 人か。また、要望に応えていくため民間を含めて の建設計画はどのようになっているのか。 ⑵ 市民税の減収は、そのまま国保会計にのしかかっ てくるが、国保運営の考え方についてどのように 考えているのか。 ⑶ 各予算に土地借り上げ料(借地料)が計上されて いるが、これにどのように対処してきたのか。ま た、今後どのようにしていくのか。 ⑴ 県における市民の所得水準は、どうなっているの か。その原因は何か。さらに、市民間の所得格差 をどう把握し、具体的な指標はどう考えているの か。また、格差是正のため、低所得層への仕事の 提供、賃金向上に向けた具体的な施策は、考えて いるのか。 ⑵ 民主党政権になって1年半が経過するが、前政権 の構造改革路線を加速させるものである。国に対 し、地方自治体が住民生活を守る防波堤として、 どう対応していくのか。 ⑴ 長引く不況で仕事が少なくなっている。住宅リフ ォームが必要であっても経済的理由で工事ができ ない状況にあることから助成制度を創設し、地元 職工者の雇用の場の確保に努めてはどうか。 ⑴ 固定資産税を基準に一定割額が資産割として賦課 されている。資産割をなくし所得割一本にすべき と考えるがどうか。 ⑴ 市内医療機関全体の課題として、看護師の確保に 向けてどのように対処していくのか。 ⑴ 幼保一元化について、園児には、登・降園の時間 差に対する違和感、職員には、所管が文部科学省 と厚生労働省であることから、縦割の弊害はない か懸念される。次の点はどうか。 ①幼保一元化の効果や課題について、どう検証・ 総括され、今後に生かしていくのか。 ②今後、幼保一元化を市内全域に拡大していくの か。 ⑴ 国は、観光立国推進基本計画で国内観光の一人当 たりの宿泊数や消費総額を増やす目標を掲げ、そ の有効手段として着地型観光を挙げている。この 観光形態は、地域がプログラムを用意し、観光客 - 4 - 質問者 発言 順位 (会派名及び発言者) 質問事項 質問要旨 が参加するものである。今や全国各地が観光地と なる可能性があり、この機会を地域づくりに活か すか否かの時代である。地域づくりという課題に 対し、着地型観光はひとつの地域再生事業モデル となり、栗原型観光でもある。次の点はどうか。 ①市は、着地型観光をどのようにとらえ、現在の 観光行政と比較し、どのような課題があるか。 ②観光推進において、地域のNPO、観光物産協 会、コンソーシアム、ツアーガイド等の協力をど のように結合させていくのか。また、ライセンス 取得に向けてどのような形で実現する予定か。 ③着地型観光で地元の雇用や産業を創出し、6次 産業化すべきと考えるが、具体的施策はあるか。 ④旅行商品として優秀または成功事例を表彰する 制度を創設してはどうか。 ⑤今後、インターネットやマーケティング、商品 流通の充実をどのように強化するのか。 ⑥栗原市は、外国人旅行者は少ない。どのような 増加策を考えているのか。また、その対応策は考 えているのか。 ⑦故麦屋弥生氏監修の「くりはら田園観光都市創 造事業」第二期事業計画の進捗状況は、どうなっ ているのか。 ⑧観光を通じたまちづくりをどのように考え、実 践していくのか。 2 栗原型産業クラ ⑴ 栗原市には、基幹産業である農業分野のクラスタ スター構築策に ー化が重要であり、地域資源を有効に結びつけ、 ついて 新たな製品、販路、地域ブランド等を創出するこ とを目的とした食料産業クラスター戦略が必要で ある。国は、農林水産・商品産業分野における新 産業の創出や、研究開発を積極的に支援してお り、県内でも地域ブランドを確立した農商工連携 など成果があがっている。次の点はどうか。 ①産業クラスター戦略のうち、慶応義塾大学と東 北大学との連携協力の成果と今後の進捗はどのよ うなものか。また、地元企業との研究のコラボレ ーションによる完成品を、「栗原発」地元企業が 生産するようにできないか。 ②地元大学と市、地元企業との連携は、模索して いるのか。 ③農業分野のクラスター戦略は、どのように考え ているのか。また、瀬峰農場を栗原農場へ広げる べきと考えるがどうか。 ④市における自動車産業のクラスター化の見通し はどうか。また、地元工業界のクラスター化へ向 けた対応をどのように啓蒙しているのか。 3 栗原市の注目・ ⑴ 市が発展する上でかかせないプロジェクトが、未 開発プロジェク 完成のまま留保されている。その中で主要なプロ トについて ジェクトの進捗とその方向性について、次の点は どうか。 - 5 - 質問者 発言 順位 (会派名及び発言者) 5 質問事項 質問要旨 1 新市建設計画の ⑴ 清流会 17 番 髙 橋 義 雄 実施について 2 行政組織見直し ⑴ の実施計画概要 から ⑵ ⑶ ⑷ 3 定住化対策につ ⑴ いて ⑵ ⑶ ①旧築館高校跡地についての庁内議論はどうなっ たのか。また、県との折衝は、どれくらい進捗し たのか。 ②旧築館高校跡地については、周辺商店街や築館 総合支所等との関連で、旧宮城交通車庫跡も含め た総合的な開発を行うべきと考えるがどうか。 ③旧築館高校跡地は、低金利のうちに早期に購入 し、一部をスポーツ施設に、また利用が決まるま でその他の部分はスポーツ公園化してはどうか。 ④築館工業団地は、その後、県との折衝過程はど うなっているのか。また、企業からの問い合わせ はあるか。 ⑤築館工業団地は、県・市のオーダーメイド方式 に変更はないか。また、早期に着工すべきと考え るがどうか。 ⑥三峰工業団地、第二大林農工団地は、いつ頃を 目途に開発するのか。また、土地の引き合い等は きているのか。 市の事業を推進するにあたり、新市建設計画を尊 重するとしており、そのとおり事業が実施されて いると認識している。次の点はどうか。 ①計画された事業は、可能な限り目標に向かって 実施または着手すべきと考えるが、現在までの進 捗状況はどうなっているのか。 ②計画事業数は何事業か。また、そのうち完了、 実施中、未着手、中止等、それぞれ何事業か。 ③計画事業の一つである、栗原中央大橋から東西 への幹線道路整備計画は、どうなっているのか。 本庁、総合支所における全体的事項として、①本 庁組織への更なる集約化、スリムで効率的な組織 体制の構築を検討②係制のフラット化、原則5人 未満の係の統廃合を検討③総合支所の支所化を検 討とある。実施予定は、平成 24 年度当初からで あるが、検討経緯と結果はどのようになっている のか。 支所化による市民サービスへの影響、職員の配置 はどうなるのか。また、すべての総合支所が支所 化されるのか。 議会や市民に対する説明は、時期等も含めどのよ うに考えているのか。 合併時から平成 23 年当初までの職員数の推移は どのようになっているのか。 市の平成 17 年度から平成 22 年度までの人口動 向、増減の内訳、出生率の推移は、どのようにな っているのか。 子育て支援等の各種施策を講じてきたが、若者定 住の効果をどのように検証しているのか。 他市からの転入・入居者、子どもがいる世帯や結 婚予定の若者向け限定に、低賃料賃貸住宅の建設 についての考えはないか。 - 6 - 質問者 発言 順位 (会派名及び発言者) 6 くりはら迫政会 7番 阿 部 貞 光 質問事項 質問要旨 4 公共事業への地 ⑴ 市民からの小規模な道路整備、維持工事や用・排 域資源の活用に 水路等の整備に対する要望は、どれくらいあるの ついて か。 ⑵ 市民と行政の協働によるまちづくりを目指す上 で、住民自らが道路の維持補修や用・排水路等軽 微な事業を実施できる方策を考えるべきであるが どうか。 5 病院事業につい ⑴ 経営健全化計画では、平成 22 年度の損益収支は て 病院事業全体で約 4,000 万円の損失との計画であ る。平成 23 年度には収支均衡を図る計画になっ ているが、目標達成の見通しはどうか。 ⑵ 経営健全化計画の推進の中で、病院運営に卓越し Lた見識を有する人による経営評価委員会が設置 されているが、市民に愛され信頼される病院づく りのためには、幅広く市民の意見を聴く場を設け る必要があると考えるがどうか。 ⑶ 栗原中央病院総合医療管理システムは、平成 24 年1月に導入予定であるが、計画通り進捗してい るのか。また、導入の背景や効果について、あら ためて説明願う。 1 クレーマー対策 ⑴ 保護者や地域からの学校への要望等は、増加、多 について 様化する傾向にある。県教育委員会は、苦情、要 求等対応マニュアルを作成し、対応してきている が、一方では教員が保護者を提訴するなどクレー マーは大きな社会問題である。次の点はどうか。 ①学校に寄せられる苦情・要求に対する見解と、 その対応はどのようにしているのか。 ②学校が抱えている役割が過大で、教職員が多忙 すぎると指摘されているが、原因をどうとらえ、 どのような対策を講じているのか。 2 不育症について ⑴ 不育症は、まだ認知度が低く、検査や治療は保険 適応外であるため多額の負担が生じる。しかし、 検査と治療によって 85%の患者が出産できるとさ れている。市の少子化対策につながると考えるこ とから、次の点はどうか。 ①不育症に対する見解はどうか。 ②不育症の症状や治療法を含めた啓発に取り組む べきと考えるがどうか ③不育治療に対する助成制度の創設を望むがどう か。 3 介護予防は地域 ⑴ ミニデイ事業は、地域の実情にあった内容で開催 で されており、参加者からも喜ばれ、みんなで支え あう地域づくりとしての事業の実施を期待する。 しかし、市は平成 23 年度からミニデイ事業を高 齢者生きがい活動支援通所事業の委託事業として 実施するとしている。次の点はどうか。 ①高齢者生きがい活動支援通所事業の実施にあた り、地区開催のミニデイ事業との比較検討はどの ように行ったのか。(参加人数・回数・1回毎の 平均) - 7 - 質問者 発言 順位 (会派名及び発言者) 質問事項 質問要旨 ②お茶っこの会開催時の職員派遣要請に対し、ど のように対応するのか。 ③ミニデイ事業は、介護予防意識啓発の観点から 自治会で開催すべきと考えるがどうか。 4 下水処理事業の ⑴ 市は、平成 18 年度に汚水処理基本構想を策定、 推進について 汚水処理事業計画を見直し、平成 21 年度に事業 認可計画の変更を行った。これにより、効率よく 事業展開できるものと考えるが、今後の下水道事 業の推進について、次の点はどうか。 ①下水道事業の健全運営のためには、水洗化率を 向上させる必要があるが、どう推進していくの か。 ②水洗化が進まないが、使用料金はどのように考 えているのか。 ③市は、更なる水洗化を促進させるため、リフォ ーム助成制度の創設や排水設備設置工事に対する 補助事業の内容を見直すべきと考えるがどうか。 5 慶応義塾大学と ⑴ 市は、慶応義塾大学と平成 20 年1月 31 日に連携 の連携について 協力協定を締結し、情報技術を用いて高齢者等の 交通移動や医療、福祉を可能にするコ・モビリテ ィ社会づくりの実証実験を実施し、さまざまな研 究、開発が行われてきた。次の点はどうか。 ①コ・モビリティ社会の創生プロジェクトは、平 成 22 年度で終了するが、実証実験で得たノウハ ウを今後どう生かしていくのか。 ②地域医療連携ICTシステムは、集落が点在す る地域や高齢者が多い地域が抱える健康への不安 解消に期待できる事業である。拡大、普及を図る べきと考えるがどうか。 ③グリーン社会ICTライフインフラプロジェク トの平成 22 年度の成果と、平成 23 年度の取り組 みはどうか。またデータのフィードバックは、ど のように行い、どう活用するのか。 - 8 - 平成23年第1回栗原市議会定例会 一般質問【個人質問】通告表 発言 質問者 順位 (議席番号及び氏名) 1 2 質問事項 質問要旨 9番 佐 藤 久 義 1 公共施設と学 ⑴ 平成 18 年から平成 22 年度末まで、市内で新築さ 校、市営住宅建 れた住宅と増改築を申請された件数は何件か。ま 築に市内産木材 た、市が過去5年間に発注した市営住宅建築の件 の活用如何に 数と市内受注業者は何件か。 ⑵ 鶯沢地区の共有林野組合から引き継いだ山林に対 し、平成 22 年度末までの投資額はいくらか。 ⑶ 市内の林産業団体や建築組合、その他組合から、 公共施設への地元産木材利用の要望や陳情を受け た組合名と件数は何件か。 ⑷ 市有林に多大な管理費を投資してきているが、ど のように活用していく考えか。 ⑸ 市内林産業の支援策として、市内産木材を活用し た新築と店舗等の併用住宅及び増築する市民に対 し、経費の一部を助成すべきと考えるがどうか。 ⑹ 上町裏住宅の建て替え計画や金成小中一貫校の建 設計画に、市内の官・民有林木材を現物支給し、 市内産木材の需要拡大と建設経費の節減に努める べきと考えるがどうか。 ⑺ 平成 18 年 12 月定例議会で、公共施設や市営住宅 の建築に市有林木材を活用すべきと質問した。そ の答弁は、市有林の活用は生産指定にあたり独占 禁止法に抵触する恐れがありできないとの答弁で あった。現在もその見解に相違ないか。 2 栗駒病院裏に避 ⑴ 平成 18 年 12 月定例議会で、栗駒病院建設によっ 難場所掲示板が て避難場所がなくなることから、みちのく伝創館 ある。避難でき 広場の代替地を確保すべきと質問した。その答弁 る面積はあるか は、できる限り確保に向けて努力するであった。 その成果はどうか。 ⑵ 地震災害に備え、市内全地域の避難場所数と各地 区の自治防災組織に地域の避難場所と避難経路を 周知しているのか。 ⑶ 栗駒病院建設のため、みちのく伝創館広場の代替 地として三迫川河川敷を利用しているが、昨年か らパークゴルフ、グラウンドゴルフの愛好会会長 から駐車場と環境衛生を保つための施設の設置要 望がある。要望に答えるべきと思うがどうか。 22 番 佐々木 脩 1 徳富橋の架け替 ⑴ 徳富橋は、市内交通はもとより、三陸地方や岩手 えについて 県東磐井地方からくりこま高原駅や栗原中央病院 へのアクセスとして利用効率が高い橋梁である。 さらには、大林第一農工団地の付加価値、計画さ れている大林第二農工団地への企業の進出誘導に とって重要となる。徳富橋は、市の総合計画の中 で、栗原東大橋橋梁整備事業として予定されてい るが、その手法を含めた見通しはどうなっている のか。 - 9 - 発言 質問者 順位 (議席番号及び氏名) 3 4 質問事項 質問要旨 2 地域の文化資料 ⑴ 平成 21 年6月定例議会で、旧町村にある歴史的、 文化的な資料や民俗資料の集中的かつ一元的に管 の保存について 理すべく、資料館建設について質問した。その答 弁は、まずは残存する資料を調査の上台帳化して いくであった。その進捗状況と資料館建設の考え はどうか。また、市内各小学校にある出来事を年 表化したものや歴代校長等の写真は、今後、学校 統合が進められていく中で、これらの保存につい てどう考えているのか。さらには、旧町村の歴代 首長及び議長等の掲額写真等はどう扱うのか。 14 番 相 馬 勝 義 1 TPPの今後の ⑴ 市の基幹産業は農業であり、TPPに参加した場 栗原市の対策に 合は壊滅的なダメージを受ける。よって、関係団 ついて 体と団結し、TPP参加反対活動を進めるよう要 望するがどうか。 ⑵ 市は、TPP対策のため対策室を設け、早急に対 応すべきと考えるがどうか。 2 農畜産物の輸出 ⑴ 市は、農産物等のブランド化を積極的に推進して による農業再生 いる。グローバル化した時代の中で、今後は県や について 農業団体、生産者等が協議を行い、農畜産物の輸 出の推進が重要と考えるがどうか。 3 農地の流動化の ⑴ 土地利用型作物の生産コストを下げるため、農地 促進及び大規模 流動化の推進や大規模営農に適さない中山間地域 営農に適さない 等の振興をどのように推進していくのか。 地域での農業振 興について 11 番 濁 沼 一 孝 1 生活道路の舗装 ⑴ 市道等の生活道路については、利便性が高く快適 について な生活道路網の整備に努めるとともに、幹線道路 との連携や都市機能の充実、さらには公共施設の 整備等に即した道路網を計画的に整備するなど、 総合的な交通体系の改善を図るとしているが、現 状では整備の進捗に差異がある。次の点はどう か。 ①生活道路の舗装率は、地区別に何%位か。 ②市政懇談会での生活道路の舗装要望は、地区別 に何件か。 ③市民からの生活道路の舗装要望に対し、整備を 完了するには何年くらいかかるのか。また、経費 はどれ位かかるのか。 ④事業実施には、優先順位の基準があると思う。 公平性の観点から、議員に地区名及び工事箇所を 明示してはどうか。 2 一元化施設の建 ⑴ 栗原市立学校再編計画に基づき、栗駒、岩ケ崎、 設と廃校活用に 鳥矢崎の3小学校は、平成 25 年4月1日の統合 ついて に向けて進められているが、栗駒、岩ケ崎、鳥矢 崎の3幼稚園について、次の点はどうか。 ①幼保一元化施設ができるまでの間、どこで学習 するのか。 ②幼保一元化施設は、いつ頃まで建設する計画な のか。 ③今後廃校となる小学校校舎の利活用に影響する と思うが、どう考えているのか。 - 10 - 発言 質問者 順位 (議席番号及び氏名) 5 6 質問事項 質問要旨 3 除雪対策につい ⑴ 日本各地で雪害が多発している。市では、幹線道 て 路及び生活道路の除雪が行われているが、除雪業 者との契約路以外は除雪していない。高齢者等の 生活弱者は苦労しているが、次の点はどうか。 ①今後も契約路以外の生活道路は、除雪の対象に しないのか。 ②除雪業者との作業受委託内容に問題はないか。 ③自治会と協議を行い、協力を得られないか。 ④生活弱者を守るための対策を考えているのか。 23 番 大 関 健 一 1 障害者がいきい ⑴ 改正障害者自立支援法により、応能負担とするこ きとした生活を とを明確に法律に明記された。次の点はどうか。 おくれるには ①障害者の経済的事情に応じた「応能負担」は、 どのような判定基準により適用されるのか。 ②実質負担率は、平均 0.37%と明記された。サー ビスの利用と負担はどのように変更になるのか。 ⑵ 新たに「発達障害」と「高次脳障害」が障害者の 対象となった。これまでの経験を検証し、どのよ うに対応するのか。新たな具体的対策をどう考え ているのか。 ⑶ 相談支援体制の強化は、大きな意味がある。どの ような観点から体制の強化を図るのか。 ⑷ 総合的な相談支援センターを設置することにな る。具体的にどのような体制の強化を図るのか。 ⑸ 自立支援協議会が、改正障害者自立支援法に規定 された。具体的に、自立支援協議会の機能強化を どのように図るのか。 ⑹ 障害児支援は、具体的にどう強化していくのか。 ⑺ グループホームやケアホームの家賃補助は、どの ように措置されるのか。 ⑻ 重度視覚障害者の移動支援について、新たに個別 給付はどのように措置されるのか。 ⑼ 成年後見制度利用支援が、地域生活支援事業の必 須事業となった。この改正は、これまで以上の対 応と対策が求められると考えるがどうか。 12 番 沼 倉 猛 1 行政改革による ⑴ 市は、行政改革大綱と集中改革プランに基づき行 市民生活への影 政改革を進めているが、市民の暮らしがどのよう 響について に変わるのか。次の点はどうか。 ①平成 24 年度から本庁に行政機能や権限を集約 し、総合支所は支所化、出張所化も含めた配置を 行うとしている。本庁に権限を集約しなければな らない理由及び支所の業務内容、さらには地域へ の経済的な影響をどのように考えているのか。 ②市民と行政との協働では、自助、共助、公助の 名のもと市民の活動に委ねるべき業務の移行を積 極的に推進するとしている。市民活動に対し、支 援、援助を行うのは行政の役割ではないか。行政 改革の名のもと、行政の役割を放棄しているので はないか。 ③物品等の一括購入による経費削減効果は、平成 18 年度から平成 22 年度までの総額でいくらか。 - 11 - 発言 質問者 順位 (議席番号及び氏名) 質問事項 質問要旨 2 特別養護老人ホ ⑴ ーム増床につい て 7 27 番 高 橋 勝 男 1 市税の収納対策 ⑴ について ⑵ ⑶ 2 少子化対策につ ⑴ いて ⑵ 3 市民への情報提 ⑴ 供のあり方につ いて ④物品購入は、入札による単価契約によって中小 商店は競争にならず、合併前と比較すると物品納 入業者は額、人数とも減少している。経費削減に 努める必要はあるが、産業の支援育成という責務 もあるが、どう考えているのか。 ⑤南部学校給食センターの民間業務委託が平成 23 年度から予定されている。委託内容と委託による 経費削減はいくらと試算しているか。また、現在 の臨時職員の処遇はどうなるのか。 県は、特別養護老人ホームの入所待機者の解消を 目指し、増床計画を前倒しして整備に取り組む。 新年度中に約8割の達成を目指す方針を示してい るが、市の取り組みについて次の点はどうか。 ①市内における特別養護老人ホームの定員と入所 待機者は、それぞれ何名か。 ②市としても増床すべきと考えるが、県の増床計 画に対し、市はどのように取り組むのか。 市税の窓口納入は、ゆうちょ銀行でも取り扱える ようにしてほしいという声がある。平成 21 年 12 月定例議会で、ゆうちょ銀行の可能性について模 索するのは当然であり検討していくと答弁してい る。その後の経過はどうなっているのか。 市の口座振替依頼申込書の契約事項の中に、口座 残高が不足し、引き落としできなかった場合は、 納付書を市に返却されるとある。過去3年間の実 績及びその後の対応はどうなっているのか。 県内の市町村で、ゆうちょ銀行を市の指定金融機 関にし、市税の窓口納入できるのは仙台市だけで ある。なぜ、栗原市でできないのか。また、でき るようにするためには何が必要か。 市の少子化対策は、子育て対策とあわせ、結婚対 策が必要と考える。平成 21 年度における婚姻件 数及び各年代の未婚率はどうなっているのか。 少子化対策の一環として、結婚相談員制度の設立 が必要と考えるがどうか。 市民への周知方法として、広報を利用している。 市民からは、各種サービスや助成事業があること を知らなかったという声を聞く。広報だけでは不 十分ではないかと考え、次の点はどうか。 ①日常生活支援業務利用助成事業について ア 事業の周知方法は、どうなっているのか。 イ 事業の対象となりうるのは、何世帯か。 ウ 事業を利用しているのは、何世帯か。 ②平成 23 年度コミュニティ助成事業について ア 平成 21 年度から平成 23 年度までの事業説 明会の参加団体数及び申請者数、助成決定 数は何件か。 イ 平成 23 年度の事業説明会に、80 団体以上 200 名近い参加がある。周知方法の変更に よるものと考えるがどうか。 - 12 - 発言 質問者 質問事項 質問要旨 順位 (議席番号及び氏名) 8 13 番 佐 藤 優 1 若柳地区幼稚園 ⑴ 若柳地区幼稚園の再編後は、学校法人吉野学園が の再編と民営化 担うことで基本的合意を得ている。その合意内容 について はどのようなものか。また、若柳地区の住民に対 し、どのように周知しているのか。 ⑵ 若柳地区の説明会における意見・要望は、どのよ うなものがあったのか。また、その対応はどのよ うになっているのか。 9 20 番 三 浦 善 浩 1 「いのちを守 ⑴ 高齢者や障害者などの安全確保対策として、緊急 る」政治につい 時の情報確保のため、次に掲げる人を対象に「救 て 急医療情報キット」配付事業を取り入れてはどう か。 ①65 歳以上の一人暮らし世帯 ②65 歳以上のみの世帯 ③障害者手帳を持つ人だけの世帯 ④健康上の不安を抱えている人 ⑵ がん対策について、次の点はどうか。 ①平成 23 年度の乳がん・子宮頸がん検診の無料 クーポン配付事業の取り組みについて、どのよう に考えているのか。 ②平日に受診できない方の対策として、休日の受 診日を設定してはどうか。 ③子宮頸がんワクチン接種事業の対象者を、市内 在住の高校3年生まで拡大してはどうか。 ④働く世代への大腸がん検診の推進として、40 歳 から 60 歳までの5歳刻みの方に、無料クーポン 券配付事業を導入してはどうか。 10 1番 菅 原 勇 喜 1 国保について ⑴ 高すぎる国保税の引き下げを求めるがどうか。 ⑵ 平成 23 年度当初予算編成にあたり、国保加入者 の所得状況は、前年比どれくらいと推計している のか。 ⑶ 平成 23 年度当初予算に、前年度比 17,613 千円増 の国保税が計上されている。一人当たり、世帯当 たり、いくらの引き上げを見込んでいるのか。 ⑷ 平成 23 年度当初予算に、一般会計から法定外繰 入金は 8,415 千円が計上されている。全国平均か らみても少ないので、大幅な繰り入れを求めるが どうか。 ⑸ 県では、国保広域化の連携会議を設置し、広域化 の環境整備を進めている。広域化すれば、市の加 入者にとって負担増となることが考えられる。広 域化について、どう考えているのか。 ⑹ 市における共同安定化事業の負担金と交付金の実 績は、どのようになっているのか。 2 小規模工事登録 ⑴ 市の発注工事に際し、本制度をどのように位置づ 制度について け取り組んできたのか。 ⑵ これまでの登録業者総数と、現時点での登録業者 数はいくらか。 ⑶ 登録業者に対し、工事の周知はどのように行って きたのか。 - 13 - 発言 質問者 順位 (議席番号及び氏名) 質問事項 質問要旨 3 地域商工会の要 望、対応策につ いて 11 3番 大 瀧 信 子 1 がん検診とその 他疾患について 2 行政改革に伴う 保健師・栄養士 の配置等につい て ⑷ 本制度は、平成 19 年7月9日に要綱を制定して いるが、本庁、各総合支所ごと、各年度ごとにど れだけの発注件数、発注額、発注業者数の実績で あったか。 ⑴ 若柳金成商工会から市と議会に対し、「若柳金成 地区の商工業策について」の陳情が提出された。 その内容は次のとおりである。 ①若柳・金成地区誘致企業の推進と従業員の定住 促進について ②地域商工業活性化対策について ③新町・中町商店街街路灯について ④若柳地区における工業団地の開発整備について ⑤商工業活性化アクセス道に係る整備について さらには、若柳新町商店街から平成 21 年度栗原 エコ商店街推進事業による街路灯の電球交換を行 った際、照明が暗いことによる交換を求める陳情 が提出された。それぞれどのような対応を考えて いるのか。 ⑴ 市における平成 20 年度の全死因の約 60%は、が ん、脳血管疾患、心疾患で占めている。早期発 見、早期治療が最良の解決策であるが、自覚症状 がない早期のがんは、検診を受けなければ見つか らない。次の点はどうか。 ①直近の各種がん検診の項目と地区ごとの受診率 はどうか。 ②各種検診の受診推進にあたり、地区ごとに受診 率に差異が生じている。原因をどう分析している のか。 ③検診未受診者の把握と対策により受診率向上に 繋げられないか。 ④前立腺がんは、40 歳後半から増え始める。検診 対象者年齢を現行の 50 歳以上から引き下げるべ きと考えるがどうか。また、受診の無料化は考え られないか。 ⑤受診率は目標に到達していない。何が要因と考 えるか。 ⑥子宮頸がんワクチン接種が、平成 22 年 11 月 22 日から開始された。これまでの接種人数と年齢別 の接種率はどうか。 ⑦子宮頸がんワクチンの接種率目標 50%の根拠は 何か。 ⑧脳血管疾患は、全国平均よりも高い水準となっ ているが、実態と対策はどうなっているのか。 ⑴ 行政改革に伴い、職員の定員管理適正化を推進し ており、退職者数に対する補充数は二分の一以下 としている。次の点はどうか。 ①新規採用の中に、保健師、栄養士は何名含まれ ているのか。 ②現在、保健師、栄養士はそれぞれ何名か。ま た、今後の増減の見込みはどうか。 - 14 - 発言 質問者 順位 (議席番号及び氏名) 質問事項 質問要旨 3 身体障害者用自 動車改造費助成 事業について 12 21 番 佐 藤 文 男 1 公契約条例の制 定を 13 24 番 富 塚 正 夫 1 下水道事業等整 備計画と財政に ついて ⑵ 行政組織の見直しにより、保健師、栄養士は平成 23 年4月から保健推進室を設置し、5ブロックに 集約される。このことによって、組織力アップと 機能強化が図られ、これまで以上に質の高いサー ビスの提供を目指すとあるが、次の点はどうか。 ①各ブロックの配置人員は何人か。 ②保健師一人がサポートする市民の人数に基準は ないと聞くがどうか。 ③市民ニーズに対応する上で、理想とする保健師 一人がサポートする市民の人数は、どれくらいと 考えているのか。 ⑴ 県の要綱を参考に作られた事業だが、何年に制定 されたのか。 ⑵ 交付対象者と助成内容はどうか。 ⑶ 合併からこれまでの補助金交付件数とその内容は どのようなものか。 ⑷ 申請が認められなかったことはあるか。あれば、 件数と該当しなかった理由は何か。 ⑴ 不況下において、公共事業・物品納入・公共役務 の調達などの入札は、過当競争によるダンピング 現象が進み、地元業者は悲鳴をあげている。そこ で、適正な工事施工と安定的な労働条件を確保す るため、自治体と事業者間で結ばれる公契約が求 められる。次の点はどうか。 ①現行の入札制度に問題点はあるか。あるとすれ ば、どう改善しようとしているのか。 ②市内労働者の賃金実態はどうなっているのか。 ③施工者に対し、適正な工事施工のための留意事 項を文書で指示しているのか。 ④施工者に建設業退職金共済制度への加入と建退 共証紙貼付実績書の提出を義務づけているのか。 ⑤国土交通省総合政策局長の通達「下請け契約に おける代金支払いの適正化等について」により、 関係書類の提出を求めているのか。 ⑥地元優良企業を成長させ労働者が潤う市政実現 のため、公契約条例を制定する考えはないか。 ⑴ 汚水処理計画を平成 21 年4月に変更したが、下 水道事業、農業集落排水事業、浄化槽事業におけ る直近の進捗状況はどうか。また、今後の整備計 画地域と浄化槽の数はどうか。 ⑵ 変更後の汚水処理計画は、平成 32 年度に下水道 整備が完了の予定であるが、平成 22 年度以降の 推定総事業費はいくらか。また、これまでの3事 業の総事業費はそれぞれいくらか。 ⑶ 平成 21 年度決算において、全会計における起債 残高のうち、下水道事業特別会計が全体の 22%を 占めている。財政運営上どのように考えているの か。 - 15 - 発言 質問者 順位 (議席番号及び氏名) 質問事項 質問要旨 2 市における水道 事業(上水道・ 簡易水道)につ いて 14 15 番 三 塚 東 1 観光の戦略推進 事業について ⑷ 下水道事業特別会計における起債の種類とそれぞ れの割合と利息、また、償還方法はどのようにな っているのか。 ⑸ 一般会計から下水道事業特別会計に繰り出しを行 っているが、合併後における基準内と基準外の金 額はいくらか。また財政計画上、一般会計の足か せにならないか。 ⑹ 市における平成 21 年度末の汚水処理人口普及率 は、県平均より下回り 60%となっている。普及対 策が急務であるが、どのように考えているのか。 また、住宅の耐震バリアフリー改造と下水道の接 続を組み合わせた助成制度を創設すべきと考える がどうか。 ⑺ 汚水処理3事業の分担金、使用料の滞納件数と金 額はいくらか。また、滞納解消に向けてどのよう な取り組みを行っているのか。 ⑴ 市における水道事業の水道管の総延長、経年化率 と耐震化率はいくらか。さらに、今後の整備計画 の見通しはどうか。 ⑵ 水道事業の有収率の状況と対策についてはどう か。 ⑶ 管網図の作成に関して、直近の進捗状況と完了予 定年度はどうか。 ⑷ 総管路における公有地と民有地の割合はどうか。 また、民有地の現状の取り扱いと今後の対応は、 どのように考えているのか。 ⑸ 水道事業の赤字解消に向けてどのような取り組み を考えているのか。 ⑹ 上水道と簡易水道の統合について、どのように考 えているのか。 ⑺ 水道の未普及地域解消に向けた取り組みと課題に ついてはどうか。 ⑻ 水道事業の滞納件数と金額はいくらか。また、滞 納解消に向けてどのような取り組みを行っている のか。 ⑴ 施政方針で、平成 23 年度は「観光元年」と位置 づけ、地域の資源や総合力でもって 100 万人観光 を目指すため、くりはら田園観光都市創造事業の 具現化、観光施設等の整備、着地主導型のツーリ ズムの実践のほか、湯沢市、一関市、東成瀬村と ともに「ゆっくりひとめぐり栗駒山麓連絡会議」 の事業展開を行い、広域観光戦略推進事業に取り 組むとしている。次の点はどうか。 ①着地型観光の実践には、地域資源を生かした旅 行商品の発信が重要である。観光振興を継続して 誘客を図る手段の一つに、旅行業務取扱管理者を 配置するなど旅行業の登録を行い、観光案内所の 運営や地場産品の販売などを行う法人の設立が、 観光政策の充実とともに、観光振興につながると 考えるがどうか。 - 16 - 発言 質問者 順位 (議席番号及び氏名) 質問事項 質問要旨 2 6次産業の戦略 ⑴ 構想について 15 16 番 石 川 正 運 1 市が目指す商店 ⑴ 街活性化策と商 業振興策は ⑵ ⑶ 2 市内4商工会に ⑴ 対する市の現状 認識は ⑵ ⑶ 3 河川管理状況は ⑴ 万全か ②栗駒山麓を中心とした広域観光戦略推進事業に 取り組むとしている。岩手県ではすでに「県際広 域観光推進アクションプラン」を作成している。 市は、この計画をどう把握し、いつ、どのように 連携を図っていく考えか。 ③湯沢市は、ジオパーク登録に向けた学術調査を 実施している。平成 22 年度内に、官民でジオパ ーク推進協議会を設立させ、全体構想を策定し、 平成 23 年度内に登録に向けた活動を本格化させ る。市は、荒砥沢周辺のジオパーク構想をどのよ うに考え、進めていこうとしているのか。また、 湯沢市と連携したジオパーク構想をどのように考 えているのか。 ④湯沢市、一関市、東成瀬村とともに栗駒山麓を 中心とした広域観光戦略推進事業に取り組むとし ている。栗駒山麓を中心とした観光戦略を考える なら、3市1村による広域観光圏の樹立と圏域全 体の活性化を目的に、定住自立圏の形成に加わら ないとする考えを再考できないか。 施政方針の中で、栗原ブランドホームページの立 ち上げや、インターネット・通信販売を活用した ダイレクトマーケティング推進に取り組んでいく としているが、市は6次産業の推進と新たな雇用 創出に向け、生産者、事業者、住民による6次産 業の戦略構想を立ち上げ、栗原ブランドをはじめ 農産物などの販売目標額や新規雇用の目標値を掲 げ、6次産業の促進計画を策定し、活性化につな げる考えはないか。 市が目指す商店街活性化対策とその実現のためプ ランはどのようなものか。 クラスター型のコンパクトな商店街形成に対する 支援を行ってきたが、次の点はどうか。 ①具体的な成果は何か。 ②クラスター型から中心市街地構想を考えるべき と思うがどうか。 空き店舗状況と対策について、次の点はどうか。 ①市内の空き店舗数はいくらか。 ②空き店舗のうち、貸し出し可能な店舗数はいく らか。 ③補助を受けての利用数はいくらか。 ④本年度予算に計上している中での取り組みと手 法についてはどうか。 一自治体一商工会が基本と考えるが、現状をどう 考えるか。 商工会法上には問題ないか。 市内一商工会にすべきと考えるがどうか。一つに なることのスケールメリットを生かし、さまざま な対策や機敏な対応と発想が生まれると思うが。 市が管理する河川において、整備、未整備の割合 はどれくらいか。 - 17 - 発言 質問者 順位 (議席番号及び氏名) 質問事項 質問要旨 ⑵ 河川内の土砂堆積や雑木等の除去が必要な河川は 何箇所か。また、その作業はいつ行うのか。早急 な対応を求め、手法と対策についてはどうか。 16 6番 佐々木 嘉 郎 1 栗原丸の運航に ⑴ 市税の減少について ついて 歳入に占める市税が、前年度対比 3.2%の減と なっている。景気低迷は理解するが、どのよう に考えているのか。 ⑵ 市役所本庁舎増築等工事について 手狭な本庁舎を増築し、会議室を確保したいと の説明であった。地震後の騒擾時は、知恵を働 かせ乗り越えてきた。もっと声を聞くべきでは ないか。また、駐車場増設にかかる利用者負担 について、どのように考えているのか。 ⑶ 電気自動車用急速充電器等設置事業について 進取的事業か。利用料金や財源などは、どのよ うになっているのか。 ⑷ 市の市木に、栗を追加してはどうか。 - 18 -