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サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高

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サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高
サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編〔高性能タイプ〕
CSM_E5_N-H_advanced_operation_TG_J_2_1
各部の名称とはたらき
●形E5CN-H
動作表示
①SUB1(サブ1)
補助出力1割付で割り当てた機能が
ONのとき点灯します。
SUB2(サブ2)
補助出力2割付で割り当てた機能が
ONのとき点灯します。
温度単位
第1表示
設定データの表示単位が温度の場合
に表示します。
表示は選択されている
「温
度単位」の設定値により決定され、
「C」
ならば「°
C」、
「F」
ならば「°
F」
を表します。
ST動作中には本表示が点滅します。
現在値または設定データの種別を表示
します。
第2表示
目標値、設定データの読出値、変更時
の入力値を表示します。
SUB3(サブ3)
動作表示として使用しません。
②HA (ヒータ断線・SSR故障・ヒータ過電流
検出出力表示)
ヒータ断線、
SSR故障またはヒータ過
電流が発生したとき点灯します。
③OUT1、OUT2
(制御出力1、制御出力2)
制御出力1割付で割り当てた機能お
よび制御出力2割付で割り当てた機
能がONのとき点灯します。
ただし、電流出力の場合、0%出力
のみ消灯となります。
U(アップキー )
Uキーを押すごとに、第2表示の値をア
ップまたは設定項目を進めます。押し続
けると増加の度合いが早くなります。
SUB1
SUB2
SUB3
HA
OUT1 STOP
OUT2 CWM MANU
D(ダウンキー )
E5CN-H
Dキーを押すごとに、第2表示の値をダ
ウンまたは設定項目を戻します。押し続
けると減少の度合いが早くなります。
④STOP(ストップ)
運転停止時に点灯します。
制御中にイベントもしくは「ラン/ストッ
プ」
をストップにしたとき点灯します。
M(モード)キー
⑤CMW
(通信による書き込み制御)
通信書き込み「許可」
(ON)
で点灯、
「禁止」
(OFF)
で消灯します。
⑥MANU(マニュアルモード)
「オート/マニュアルモード」がマニュ
アルモードで点灯します。
O(レベ ル)キー
設定レベルを切り替える場合は、
この
キーを押してください。
「運転レベル」
←→「調整レベル」、
「初期設定レベル」
←→「通信設定レベル」
に切り替わります。
設定レベル内の設定データを切り替え
る場合は、
このキーを押してください。
押し続けると設定データを逆送りするこ
とができます。
(1秒毎に逆方向遷移)
O+Mキー
「プロテクトレベル」に切り替わります。
⑦ (Key)
「設定変更プロテクト」がON(プロテ
クト状態でUキー、Dキーが無効)
のときに点灯します。
※ ご使用上の注意事項など、ご使用の際に必要な内容につきましては、必ず下記のユーザーズマニュアルをお読みください。
「形E5CN-H/形E5AN-H/形E5EN-H デジタル調節計 ユーザーズマニュアル」
(カタログ番号:SGTD-735)
「形E5CN-H/形E5AN-H/形E5EN-H デジタル調節計 通信マニュアル」
(カタログ番号:SGTD-737)
PDF版ユーザーズマニュアルは以下のサイトからダウンロードができます。
www.fa.omron.co.jp
ご購入 当社代理店 または オムロンFAストア
www.fa.omron.co.jp
1
サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
●形E5AN-H
動作表示
①SUB1(サブ1)
補助出力1割付で割り当てた機能が
ONのとき点灯します。
SUB2(サブ2)
補助出力2割付で割り当てた機能が
ONのとき点灯します。
温度単位
第1 表示
設定データの表示単位が温度の場合に
表示します。表示は選択されている
「温
度単位」の設定値により決定され、
「C」
ならば「°
C」、
「F」
ならば「°
F」
を表します。
ST動作中には本表示が点滅します。
現在値または設定データの種別を表示
します。
第2 表示
目標値、設定データの読出値、変更時
の入力値を表示します。
SUB3(サブ3)
動作表示として使用しません。
②HA (ヒータ断線・SSR故障・ヒータ過電流
検出出力表示)
PV
SUB1
SUB2
SUB3
HA
ヒータ断線、
SSR故障またはヒータ過
電流が発生したとき点灯します。
SV
③OUT1、OUT2
(制御出力1、制御出力2)
制御出力1割付で割り当てた機能お
よび制御出力2割付で割り当てた機
能がONのとき点灯します。
ただし、電流出力の場合、0%出力
のみ消灯となります。
位置比例タイプの場合 、OUT1は
オープン側出力、OUT2はクローズ
側出力がONのとき点灯します。
CMW MANU
D(ダウンキー)
PF
A/M
Ir
⑤CMW
(通信による書き込み制御)
通信書き込み「許可」
(ON)
で点灯、
「禁止」
(OFF)
で消灯します。
⑥MANU(マニュアルモード)
「オート/マニュアルモード」がマニュ
アルモードで点灯します。
⑦ (Key)
「設定変更プロテクト」がON(プロテ
クト状態でUキー、Dキーが無効)
のときに点灯します。
Dキーを押すごとに、第2表示の値をダ
ウンまたは設定項目を戻します。押し続
けると減少の度合いが早くなります。
E5AN-H
M(モード)キー
④STOP(ストップ)
運転停止時に点灯します。
制御中にイベントもしくは「ラン/ストッ
プ」
をストップにしたとき点灯します。
Uキーを押すごとに、第2表示の値をア
ップまたは設定項目を進めます。押し続
けると増加の度合いが早くなります。
MV
OUT1 RSP STOP
OUT2
U(アップキー)
O(レベ ル)キー
設定レベルを切り替える場合は、
この
キーを押してください。
「運転レベル」
←→「調整レベル」、
「初期設定レベル」
←→「通信設定レベル」
に切り替わります。
赤外線通信による通信許可を表示します。
通信許可で点灯、禁止で消灯します。
・赤外線通信の受光部
赤外線ケーブルを使用する際に使用
します。
設定レベル内の設定データを切り替え
る場合は、
このキーを押してください。
押し続けると設定データを逆送りするこ
とができます。
(1秒毎に逆方向遷移)
O+Mキー
「プロテクトレベル」に切り替わります。
⑧RSP
「SPモード」がリモートSPモードのとき
に点灯します。
お問い合わせ 0120-919-066 または直通電話 055-982-5015(通話料がかかります)
www.fa.omron.co.jp
2D・3D CADデータ/マニュアル/最新の商品情報は
2
サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
●形E5EN-H
動 作表示
①SUB1(サブ1)
補助出力1割付で割り当てた機能が
ONのとき点灯します。
SUB2(サブ2)
補助出力2割付で割り当てた機能が
ONのとき点灯します。
温度単位
第1 表 示
設定データの表示単位が温度の場合
に表示します。
表示は選択されている
「温
度単位」の設定値により決定され、
「C」
ならば「°
C」、
「F」
ならば「°
F」
を表します。
ST動作中には本表示が点滅します。
現在値または設定データの種別を表示
します。
第2 表 示
目標値、設定データの読出値、変更時
の入力値を表示します。
SUB3(サブ3)
動作表示として使用しません。
②HA (ヒータ断線・SSR故障・ヒータ過電流
検出出力表示)
ヒータ断線、
SSR故障またはヒータ過
電流が発生したとき点灯します。
ただし、電流出力の場合、0%出力
のみ消灯となります。
位置比例タイプの場合 、OUT1は
オープン側出力、OUT2はクローズ
側出力がONのとき点灯します。
③OUT1、OUT2
(制御出力1、制御出力2)
U(アップキー)
SUB1 SUB2
HA SUB3
PV
SV
RSP
MV
OUT1 STOP
OUT2 CMW MANU
D(ダウンキー)
PF
A/M
Ir
O(レベル)キー
④STOP(ストップ)
⑤CMW
(通信による書き込み制御)
通信書き込み「許可」
(ON)
で点灯、
「禁止」
(OFF)
で消灯します。
⑥MANU(マニュアルモード)
「オート/マニュアルモード」がマニュ
アルモードで点灯します。
Dキーを押すごとに、第2表示の値をダ
ウンまたは設定項目を戻します。押し続
けると減少の度合いが早くなります。
E5EN-H
制御出力1割付で割り当てた機能お
よび制御出力2割付で割り当てた機
能がONのとき点灯します。
ただし、電流出力の場合、0%出力
のみ消灯となります。
運転停止時に点灯します。
制御中にイベントもしくは「ラン/ストッ
プ」
をストップにしたとき点灯します。
Uキーを押すごとに、第2表示の値をア
ップまたは設定項目を進めます。押し続
けると増加の度合いが早くなります。
M(モード)キー
設定レベルを切り替える場合は、
この
キーを押してください。
「運転レベル」
←→「調整レベル」、
「初期設定レベル」
←→「通信設定レベル」
に切り替わります。
赤外線通信による通信許可を表示します。
通信許可で点灯、禁止で消灯します。
・赤外線通信の受光部
赤外線ケーブルを使用する際に使用
します。
設定レベルを切り替える場合は、
この
キーを押してください。
「運転レベル」
←→「調整レベル」、
「初期設定レベル」
←→「通信設定レベル」
に切り替わります。
O+Mキー
「プロテクトレベル」に切り替わります。
⑦ (Key)
「設定変更プロテクト」がON(プロテ
クト状態でUキー、Dキーが無効)
のときに点灯します。
⑧RSP
「SPモード」がリモートSPモードのとき
に点灯します。
ご購入 当社代理店 または オムロンFAストア
www.fa.omron.co.jp
3
サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
取りつけ方について
形E5AN-H/E5EN-H
形E5CN-H
取りつけ金具
端子カバー
(形E53-COV17)
取りつけ金具
パネル
パネル
アダプタ
端子カバー
(形E53-COV16)
端子カバー
(形E53-COV16)
防水パッキン
形E5CN-H
防水パッキン
パネル
(1)防水になるように取りつけるには、本体に防水パッキンを挿
入してください。密着取りつけ時は防水ができません。防水
機能が不要の場合、防水パッキンは不要です。
(2)形E5CN-Hを、パネルの取りつけ穴に挿入します。
(3)アダプタを端子部側から、パネルに当たるまで押し込んで本
体を仮固定します。
(4)アダプタの固定ねじ
(2ヵ所)
を締めつけます。締めつけ時は、
2ヵ所のねじを交互に少しずつバランスをとりながら締めて
ください。また、締めつけトルクは0.29∼0.39N・mにしてく
ださい。
形E5AN-H
防水パッキン
形E5EN-H
(1)取りつけは、本体をパネル
(厚1∼8mm)
角穴へ入れ、付属の
取付金具をリアケースの上面および下面の固定溝にはめ込
んでください。
(2)上下の取付金具のねじを、交互に少しずつバランスをとりなが
ら、ラチェットが空回りするところまで締めつけてください。
端子カバーの取りつけ方
形E5CNの場合、
「UP」の文字を確認し、端子カバーを上下の穴
にはめ込みます。
形 E5EN/E5AN の場合、端子カバー形 E53-COV16 を下図のよう
に、端子カバーをたわませながら端子台へ取りつけてください。
逆方向には取りつけられません。
矢印の方向に
たわませながら
挿入してください
端子カバー
形E53-COV16
(別売)
お問い合わせ 0120-919-066 または直通電話 055-982-5015(通話料がかかります)
www.fa.omron.co.jp
2D・3D CADデータ/マニュアル/最新の商品情報は
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サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
ドローアウト
●ドローアウト
形E5AN-H/形E5EN-H
メンテナンス時に端子配線をはずさずに、本体だけを引き抜くこ
とができます。ドローアウト時はケースと本体の仕様を確認して
ください。
ドローアウト時には、前面下部のねじに合ったプラスドライバを
用意してください。
工具挿入穴
工具挿入穴
形E5CN-H
工具挿入穴
マイナスドライバ
(単位:mm)
(2)
(2)
(2)
(3)
(3)
(1)
(1)
(1)
(1)
0.4
(3)
2.0
(1)工具挿入穴
(上下2箇所)
に工具
(マイナスドライバ)
を挿入し、
フックをはずしてください。
(2)フロント−リア間の隙間に工具(マイナスドライバ)を差し
入れ、フロントパネルを少し引き出してください。そして、
フロントパネル上下面をもって手前に引き抜いてください。
この際、無理な力を加えないでください。
(3)はめ込むときは、基板を平行にして、シーリングゴムがある
ことを確認して、リアケースに差し込んでください。その
際、上下のフックが確実に掛かるように、リアケース上下面
のフック部を手で押さえてください。この際、電子部品を
ケースに接触させないでください。
形E5AN-H
(1)
形E5EN-H
(1)
(1)工具挿入穴
(上下2箇所)
に工具
(マイナスドライバ)
を挿入し、
フックをはずしてください。
(2)フロント−リア間の隙間
(上下4箇所)
をあて布をした工具
(マ
イナスドライバ)
でこじり、フロントパネルを少し引き出して
ください。そして、フロントパネル左右面をもって手前に引
き抜いてください。この際、無理な力を加えないでください。
(3)はめ込むときは、基板を平行にして、シーリングゴムがある
ことを確認して、カチッと音がするまで、リアケースに差し
込んでください。その際、上下のフックが確実に掛かるよう
に、リアケース上下面のフック部を手で押さえてください。
この際、電子部品をケースに接触させないでください。
配線時のお願い
・ノイズの影響を避けるため、信号線と電力線は別配線にしてください。
・ケーブルにはツイストペア AWG24
(断面積 0.205mm2)∼ AWG14
(断面積2.081mm2)をご使用ください。
(電線被覆剥きしろ:5∼6mm)
・端子部には圧着端子を使用して配線してください。
・端子ねじは、締めつけトルクを0.74∼0.90N・mにしてください。
・圧着端子はM3.5の次の形状を使用してください。
・端子台の取りはずしは、故障や誤動作の原因となりますので行
わないでください。
7.2mm以下
7.2mm以下
ご購入 当社代理店 または オムロンFAストア
www.fa.omron.co.jp
5
サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
セットアップガイダンス
センサ入力種別、警報種別、制御周期などのハードウェア初期設定を本機では、設定画面にて行います。
設定画面の切替はOキーとMキーを使用して行い、キーを押す時間により移行先を切り替えています。
ここでは代表的な使用例を3つ挙げ説明しています。
(1) ON/OFF制御でご使用いただく場合
●代表的使用例
代表的使用例の見方
入力種別
制御方式
警報種別
警報値1
目標値
1
設定データの変更
in-t
0
M
in-h
100 M
in-l
0 M
cntl
pid
cntl
:5 K熱電対 −200.0∼+1300.0℃
:ON/OFF制御
:2 上限
:20℃
(偏差を設定します。)
:100℃
設定手順
pid
は続いて設定データがあるこ
とを意味します。目的とする
設定データに切り替わるまで
モードキーを押し続けます。
電源投入
電源投入
運転レベル
C
25.0
0.0
現在値/目標値
2
数値の変更
C
25.0
0.0
各画面の数値データ、選択肢は
UDにて変更できます。
25.0
0.0
初期設定レベル
入力仕様の設定
3
表示について
C
Oキーを3秒以上押す
初期設定レベル
入力種別を確認し
ます。
in-t
UDキーでON/
OFF制御を選択
します。
cntl
5
第1表示
第2表示
制御仕様の設定
入力種別 5
M
onof
ON/OFF
制御の時 onof
PIDの時
pid
ON/OFFの時
onofを設定
します。
M
警報種別の設定
警報の種別を確認
します。
alt1
2
警報1種別 2
M
Oキーを1秒以上押す
運転レベル
C
UDキーで目標値を
100.0℃に設定します。
25.0
100.0
現在値/目標値100.0
M
運転レベル
警報値の設定
r-s
ラン状態であること
を確認します。
UDキーで警報値を
20.0℃に設定します。
run
M
C
al-1
20.0
ランの時
run
ストップの時 stop
警報値1 20.0
M
運転開始
運転開始 ※ ご使用上の注意事項など、ご使用の際に必要な内容につきましては、必ず下記のユーザーズマニュアルをお読みください。
「形E5CN-H/形E5AN-H/形E5EN-H デジタル調節計 ユーザーズマニュアル」
(カタログ番号:SGTD-735)
「形E5CN-H/形E5AN-H/形E5EN-H デジタル調節計 通信マニュアル」
(カタログ番号:SGTD-737)
PDF版ユーザーズマニュアルは以下のサイトからダウンロードができます。
www.fa.omron.co.jp
お問い合わせ 0120-919-066 または直通電話 055-982-5015(通話料がかかります)
www.fa.omron.co.jp
2D・3D CADデータ/マニュアル/最新の商品情報は
6
サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
(2) オートチューニングによるPID制御でご使用いただく場合
代表的使用例の見方
●代表的使用例
1
設定データの変更
入力種別 :9 T熱電対 −200.0∼+400.0℃
制御方式 :PID制御
AT
(オートチューニング)実行によりPID定数を求めます。
警報種別 :2 上限
警報値1
:30℃
目標値
:150℃
in-t
0
M
in-h
100 M
in-l
0 M
cntl
pid
cntl
pid
は続いて設定データがあるこ
とを意味します。目的とする
設定データに切り替わるまで
モードキーを押し続けます。
設定手順
電源投入
電源投入
運転レベル
2
数値の変更
C
25.0
0.0
C
各画面の数値データ、
選択肢はUDにて変更
できます。
3
表示について
C
25.0
0.0
現在値/目標値
0.0
Oキーを3秒以上押す
初期設定レベル
初期設定レベル
第1表示
第2表示
25.0
入力仕様の設定
UDキーで入力種別
を選択します。
in-t
UDキーでPID制御
である事を確認します。
cntl
入力種別 9
9
M
制御仕様の設定
ON/OFFの時 onof
PIDの時
pid
pid
M
st
UDキーでSTを
OFFにします。
off
M
警報種別の設定
制御周期を確認しま
す。
cp
20
M
警報の種別を確認し
ます。
ONのとき
セルフチューニング
が動作します。
ST実行する時 on
ST停止する時 off
リレー出力のとき
20秒、SSR電圧
出力のときは2秒
を推奨します。
制御周期
(加熱)
20
(単位:秒)
alt1
警報1種別 2
2
M
Oキーを1秒以上押す
現在値/目標値
AT停止後
C
25.0
運転レベル
C
UDキーで目標値を
150.0℃に設定します。
150.0
150.0
調整レベル
C
26.0
150.0
ATの実行 PID制御
( の場合
)
AT実行中は目標値
が点滅します。
AT停止後
25.0 現在値/目標値150.0
Oキーを押す
(1秒未満)
調整レベル
at
ATを実行します。
off
at
off
100%ATを実行する時
at-2
40%ATを実行する時
at-1
AT停止する時 off
100%ATを実行する
ときには「at-2」
を、
40%ATを実行する
ときには「at-1」
を、
中止するときには
「off:AT停止」
を
選択してください。
AT終了後
(1秒未満)
Oキーを押す
AT実行中
at
at-1
現在値/目標値
運転レベル
C
目標値が150.0℃で
あることを確認します。
25.0
150.0
運転レベル
現在値/目標値
M
警報値の設定
r-s
ラン状態であること
を確認します。
UDキーで 警報値を
30.0℃に設定します。
run
M
C
al-1
30.0
ランの時
run
ストップの時 stop
警報値1 30.0
M
運転開始
ご購入 当社代理店 または オムロンFAストア
www.fa.omron.co.jp
運転開始
7
サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
(3) フローティング制御でご使用いただく場合
●代表的使用例
代表的使用例の見方
1
設定データの変更
入力種別
:5 K熱電対 −200.0∼+1300.0℃
制御方式
:フローティング制御(初期値)
SPランプ時間単位:EU/分
(初期値)
トラベルタイム
:45秒
SPランプ設定値 :10.0EU
(℃)
目標値
:250℃
in-t
0
M
in-h
100 M
in-l
0 M
cntl
pid
cntl
pid
は続いて設定データがあるこ
とを意味します。目的とする
設定データに切り替わるまで
モードキーを押し続けます。
設定手順
運転レベル
2
数値の変更
C
25.0
0.0
電源投入
電源投入
C
各画面の数値データ、選択肢は
UDにて変更できます。
25.0
現在値/目標値
0.0
Oキーを3秒以上押す
3
表示について
C
25.0
0.0
第1表示
第2表示
初期設定レベル
初期設定レベル
入力種別を確認します。
in-t
入力仕様の設定
5
入力種別 5
M
制御仕様の設定
clfl
フローティング制御
であることを確認し
ます。
flot
M
トラベルタイムの
設定
mot
UDキーでトラベル
タイムを45秒に設定
します。
フローティング
flot
制御の時
クローズ制御 clos
の時
トラベルタイム 45
45
M
Oキーを1秒以上押す
運転レベル
C
UDキーで目標値を
250.0℃に設定します。
25.0 現在値/目標値
250.0
250.0
Oキーを押す
(1秒未満)
調整レベル
調整レベル
SPランプの設定 at
off
M
UDキーでSPランプ
設定値を10.0℃に設定
します。
sprt
10.0
SPランプ設定値
10.0
(1秒未満)
Oキーを押す
運転レベル
C
25.0
250.0
現在値/目標値
250.0
M
ラン状態であること
を確認します。
r-s
run
ランの時
run
ストップの時 stop
M
運転開始
運転開始
お問い合わせ 0120-919-066 または直通電話 055-982-5015(通話料がかかります)
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2D・3D CADデータ/マニュアル/最新の商品情報は
8
サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
通電後の仕様設定
■運転するための操作方法の概要
●キー操作の全体構成
設定レベルの全体を表しています。高機能設定レベルと校正レベルへの移行はパスワードの入力が必要です。
また、プロテクト内容および使用条件により表示されない設定データがあります。
運転レベルから初期設定レベルへ移行するときは制御が停止します。
電源投入
オートモードで起動
マニュアルモードで起動
O キー1秒以上または
PF キー1秒以上 *4
運転レベル
a -m
マニュアル
モード
*3
マニュアル
制御レベル
O キー
1秒未満
O キー
1秒未満
O キー
1秒以上で点滅
a - m 表示中に
O キー3秒以上
PF
O +M キー
で点滅
調整レベル
O キー
1秒未満
PID設定
レベル
O キー
1秒未満
PF キー
*5
O キー
1秒以上
*1
100.0
O+M キー
1秒以上
プロテクトレベル
モニタ/
設定項目
°
c
25.0
O +M キー
3秒※ 以上
バンク設定
レベル
*4
キー1秒以上
°
c
PF キー
*5
O キー
1秒以上で点滅
O キー
100.0
3秒以上 制御が停止します
※キー押下時間は「プロ
テクトレベル移行時間」
で変更できます。
25.0
初期設定レベル
Oキー
1秒未満
通信設定
レベル
パスワード入力
設定値 -169
O キー
1秒以上
高機能設定レベル
パスワード入力
設定値 1201
制御中
制御停止
*2
校正レベル
機種により非表示
レベル移行
*1. ソフトリセットにより運転レベルに移行します。
*2. 校正レベルから、キー操作で他のレベルへは移行できません。移行は電断のみです。
*3. マニュアル制御レベルからのキー操作による移行は、運転レベルのみです。
制御中
制御停止中
プロテクトレベル
○
――
運転レベル
○
――
調整レベル
○
――
バンク設定レベル
○
――
PID設定レベル
○
――
マニュアル制御レベル
○
――
モニタ/設定項目レベル
○
――
初期設定レベル
――
○
高機能設定レベル
――
○
校正レベル
――
○
通信設定レベル
――
○
○ : 設定可能
このうち、初期設定レベル、通信設定レベル、高機能設定レベル、校正レベルは、制御停止状態でのみ使用できます。
これらのレベルに切り替えると制御が停止しますのでご注意ください。
*4. PFキーありの機種
(形E5AN-H/E5EN-H)
で「PF設定」
=「A-M」のとき。
*5. PFキーありの機種
(形E5AN-H/E5EN-H)
で「PF設定」
=「PFDP」のとき。
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9
サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
■各レベルの説明
●運転レベル
●初期設定レベル
・電源を投入するとこのレベルを表示します。運転レベルからは
プロテクトレベル、初期設定レベル、調整レベルへ移行できます。
・運転中は通常このモードにしてください。運転中は現在値、操
作量などがモニタできます。また、目標値、警報値および警報
上・下限値のモニタおよび変更ができます。
・初期設定レベルに移行する場合は、運転レベル、調整レベル、
バンク設定レベル、PID設定レベルまたはモニタ/設定項目レ
ベルからOキーを3秒以上押し続けてください。途中、1秒以
上で現在値表示が点滅します。入力種別の指定、制御方式の選
択、制御周期、正/ 逆動作、警報種別を設定するレベルです。
初期設定レベルからは高機能設定レベルまたは通信設定レベ
ルへ移行できます。運転レベルへ戻る場合はOキーを1秒以上
押してください。通信設定レベルへ移行するにはOキーを1回
押してください。
(初期設定レベルから運転レベルに移行するとき、表示がすべ
て点灯します。)
●調整レベル
・調整レベルに移行するにはOキーを1回(1秒未満)押してくださ
い。
・制御を行うための設定値や補正値を入力するレベルです。AT
(オートチューニング)
、通信書込の許可/禁止の切り替え、調
節感度の設定、SPモードの設定、入力補正値の設定の他、ヒー
タ断線警報、SSR故障警報、ヒータ過電流警報、PID定数があ
ります。調整レベルからはバンク設定レベル、初期設定レベ
ル、プロテクトレベルに移行できます。
●バンク設定レベル
・バンク設定レベルに移行するには調整レベルからOキーを
1回(1秒未満)押してください。
・各バンクの目標値・警報値・PID組番号などを入力するレベル
です。バンク設定レベルからはPID設定レベル、初期設定レベ
ル、プロテクトレベルへ移行できます。
●PID設定レベル
・PID 設定レベルに移行するにはバンク設定レベルから O キー
を1回
(1秒未満)押してください。
・各PID組のPID値、操作量リミット上・下限値、自動選択レン
ジ上限値などを入力するレベルです。PID設定レベルからは運
転レベル、初期設定レベル、プロテクトレベルへの移行ができ
ます。
●モニタ/設定項目レベル
・モニタ/設定項目レベルに切り替えるには運転レベル、調整レ
ベル、バンク設定レベルまたは PID 設定レベルから PF キーを
押してください。モニタ/設定項目1∼5で設定した内容を表示
できます。モニタ設定項目レベルからは運転レベル、初期設定
レベルへ移行できます。
●マニュアル制御レベル
・運転レベルの「オート/マニュアル切替」表示にてOキーを3
秒以上押したままにすると、マニュアル制御レベルを表示しま
す。
(動作表示の『MANU』が点灯します。)
・「PF 設定」を「A-M」
(オート / マニュアル)に設定すると、調整
レベル、運転レベル、バンク設定レベルまたはPID設定レベル
から PF キーを 1 秒以上押すとマニュアル制御レベルを表示し
ます。
・マニュアルモードにて、操作量を変更するレベルです。
・運転レベルへ戻る場合は、O キーを 1 秒以上押してください。
また、「PF設定」が
「A-M」の場合はPFキーを1秒以上押すと運
転レベルへ戻ります。
注. 運転レベルの「オート/マニュアル切替」表示にてOキーを3秒以上押
し続けた場合は、初期設定レベルではなく、マニュアル制御レベルへ
移行します。
●プロテクトレベル
・プロテクトレベルに切り替えるには運転レベル、調整レベル、
バンク設定レベルまたはPID設定レベルからOキーとMキー
を同時に3秒*以上押し続けてください。不用意なキー操作を
防止する設定データです。プロテクトされたレベルは表示され
ませんので、設定データの変更が制限されます。
*キー押下時間は「プロテクトレベル移行時間」で変更できます。
●通信設定レベル
・通信設定レベルへ移行するには初期設定レベルから O キーを
1回(1 秒未満)押してください。通信機能を使用する場合は通
信条件をこのレベルで設定してください。
上位機器(パソコン)
と通信することで目標値の読み出し/書き込みおよび操作量の
モニタなどが行えます。
●高機能設定レベル
・高機能設定レベルに移行する場合は、「プロテクトレベル」の
「初期/通信プロテクト」設定値を「0」にした後
(初期値が「0」
になっています。)、初期設定レベルからパスワード
(−169)を
入力してください。
・高機能設定レベルからは、校正レベルまたは初期設定レベルへ
移行できます。
・表示自動復帰時間、待機シーケンス、ユーザ校正等への移行を
設定するレベルです。
●校正レベル
・校正レベルに移行する場合は、高機能設定レベルでパスワード
(1201)を入力してください。入力回路の特性のズレを補正し
ます。
・校正レベルからは、キー操作で他のレベルへ移行することはで
きません。一旦電源をしゃ断して、立ち上げ直してください。
お問い合わせ 0120-919-066 または直通電話 055-982-5015(通話料がかかります)
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2D・3D CADデータ/マニュアル/最新の商品情報は
10
サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
■初期設定
デジタル調節計の基本仕様を設定するレベルです。接続するセン
サ入力の種類を選択する「入力種別」や目標値の設定範囲を制限
したり、警報モードなどをこのレベルで設定します。
運転レベルから初期設定レベルに移行するには「オート/マニュ
アル切替」表示以外の表示でOキーを3秒以上押してください。
電源投入
オートモードで起動
マニュアルモードで起動
O キー1秒以上または
PF キー1秒以上 *4
運転レベル
マニュアル
モード
*3
O キー
1秒以上で点滅
a - m 表示中に
O キー3秒以上
マニュアル
制御レベル
O キー
1秒未満
O キー
1秒未満
PF
PID設定
レベル
O キー
1秒未満
*5
O キー
1秒以上
°
c
100.0
*1
初期設定レベル
Oキー
1秒未満
O キー
1秒以上
100.0
O+M キー
1秒以上
PF キー
*5
O キー
1秒以上で点滅
O キー
3秒以上 制御が停止します
25.0
25.0
・入力種別でアナログ入力を選択したとき「スケーリング上限
値」
「スケーリング下限値」
「小数点位置」メニューが表示され
ます。
プロテクトレベル
モニタ/
設定項目
PF キー
°
c
O +M キー
3秒※ 以上
バンク設定
レベル
*4
キー1秒以上
・プロテクトレベルにおいて「初期/通信プロテクト」の設定値
が2の時は初期設定レベルは表示されません。設定値0または1
で使用できます。
O +M キー
で点滅
調整レベル
O キー
1秒未満
a -m
※キー押下時間は「プロ
テクトレベル移行時間」
で変更できます。
通信設定
レベル
パスワード入力
設定値 -169
高機能設定レベル
パスワード入力
設定値 1201
校正レベル
*2
制御中
制御停止
機種により非表示
レベル移行
■初期設定レベル
in-t 入力種別
ptrn プログラム
off パターン
5
M
in-h スケーリング上限値
100
M
in-l スケーリング下限値
0
M
dp
sl-h
c:°
C
f:°
F
目標値リミット上限値
-200.0
M
pid
M
s-hc
stnd
M
st
on
M
100.0
M
tr-l 伝送出力下限値
0.0
M
o1-t リニア電流出力種別
PID・ON/OFF
onof:ON/OFF制御
pid :2自由度PID制御
標準/加熱冷却
stnd:標準
h-c :加熱冷却
ST
on :有効
off:無効
4-20
M
c-cp 制御周期(冷却)
oreV 正/逆動作
alt1
1
M
or-r:逆動作(加熱)
or-d:正動作(冷却)
ev-1 イベント入力割付1
none
M
警報1種別
ev-2 イベント入力割付2
2
M
stop
M
alh1 警報1ヒステリシス
ev-3 イベント入力割付3
0.2
M
alt2
none
M
警報2種別
ev-4 イベント入力割付4
2
M
none
M
alh2 警報2ヒステリシス
cl flクローズ/フローティング
0.2
M
alt3
警報3種別
alh3
警報3ヒステリシス
4-20:4∼20mA
0-20:0∼20mA
ev-b バンクNo.選択使用数
20
M
or-r
M
sl-l 目標値リミット下限値
cntl
tr-h 伝送出力上限値
20
M
1300.0
M
C
off *
M
cp 制御周期(加熱)
小数点位置
d-u 温度単位
C
7有効バンク
tr-t 伝送出力種別
M
0
M
c
M
pbnk プログラム
off :簡易プログラム機能OFF
stop:プログラムエンド時
ストップモードに移行
cont:プログラムエンド時
ランモードを継続
loop:バンクNo.「0」
に戻り
繰り返しプログラム運転
を継続
flot
M
cal bモータ
2
M
off キャリブレーション
M
mot トラベルタイム
0.2
M
30
M
sqr 開平演算有効
off
M
amov 高機能設定レベル移行
0 工場出荷時はこのパラメータは表示されません。
高機能設定レベルへの移行は
〔初期/通信プロテクト〕
(18ページ参照)
にて
設定値
「1」→「0」に変更してください。
M
運転レベルに戻す場合はOキーを1秒以上押してください。
*
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伝送種別
OFF
目標値
ランプ目標値
現在値
操作量
(加熱)
操作量
(冷却)
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設定値
OFF
SP
SP-M
PV
MV
C-MV
11
サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
■入力種別
入力種別
■警報種別
仕様
Pt100 測温
抵抗体
JPt100 K J T 熱電対
電圧入力
0 −200.0∼850.0(℃) /−300.0∼1500.0(°
F)
1 −199.9∼500.0(℃) /−199.9∼900.0(°
F)
2 0.0∼100.0(℃)
3 −199.9∼500.0(℃) /−199.9∼900.0(°
F)
4 0.0∼100.0(℃)
5 −200.0∼1300.0(℃)/−300.0∼2300.0(°
F)
6 −20.0∼500.0(℃) /0.0∼900.0(°
F)
7 8 /0.0∼210.0(°
F)
/0.0∼210.0(°
F)
−20.0∼400.0(℃) /0.0∼750.0(°
F)
9 −200.0∼400.0(℃) /−300.0∼700.0(°
F)
10 −199.9∼400.0(℃) /−199.9∼700.0(°
F)
−200.0∼600.0(℃) /−300.0∼1100.0(°
F)
L 12 −100.0∼850.0(℃) /−100.0∼1500.0(°
F)
U 13 −200.0∼400.0(℃) /−300.0∼700.0(°
F)
14 −199.9∼400.0(℃) /−199.9∼700.0(°
F)
15 16 警報1∼3の種別を次の警報種別から選択します。
設
定
値
警報種別
警報出力機能
警報値(X)が正
0 警報機能なし
*2
X
OFF
3 下限
OFF
4 上下限範囲
*1
上限待機
シーケンス付
ON
下限待機
7 シーケンス付
ON
*1
L
/0.0∼3000.0(°
F)
S 17 0.0∼1700.0(℃)
B 18 100.0∼1800.0(℃) /300.0∼3200.0(°
F)
/0.0∼3000.0(°
F)
W
19
0.0∼2300.0(℃)
/0.0∼3200.0(°
F)
PLⅡ
20
0.0∼1300.0(℃)
/0.0∼2300.0(°
F)
K
21
−50.00∼200.00(℃)/−50.00∼200.00(°
F)
J
22
−50.00∼200.00(℃)/−50.00∼200.00(°
F)
T
23
−50.00∼200.00(℃)/−50.00∼200.00(°
F)
Pt100
24
−50.00∼200.00(℃)/−50.00∼200.00(°
F)
4∼20mV
25
0∼20mV
26
1∼5V
27
0∼5V
28
0∼10V
29
スケーリングにより次のいずれかの範囲
−19999∼32400
−1999.9∼3240.0
−199.99∼324.00
−19.999∼32.400
9 絶対値下限
10 11 12 13
14
注1. 初期値は、「5:K熱電対」です。
注2. 測温抵抗体以外の設定値で、誤って測温抵抗体を接続したときは、S.ERR
を表示します。S.ERRを解除するには、配線を見直し、電源を入れ直し
てください。
例: この例は、110℃/°
F以上で警報をONしたい場合です。
絶対値警報以外を選んだ場合
(警報の「1」∼「7」の場合)警報値を
目標からの偏差値で設定します。
8 絶対値上限
X
絶対値警報を選んだ場合
(警報の設定が「8」∼「11」の場合)
警報値0℃/°
Fからの絶対値で設定
します。
15
絶対値下限待機
シーケンス付
ON
*6
警報値
警報値
110℃/°
F
SP
X
ON
OFF
SP
X
SP
X
ON
OFF
0
X
0
X
ON
OFF
0
X
0
X
ON
OFF
0
X
0
X
ON
OFF
0
0
――
PV変化率警報
RSP絶対値上限
OFF
X
LBA (警報1種別のみ)
――
X
ON
OFF
X
ON
OFF
0
0
RSP絶対値下限
*6
X
ON
OFF
X
ON
OFF
0
0
注. 設定値「1」∼「7」の警報種別において、警報値はSP
(目標値)に対する
偏差を設定します。
*1. 設定値1、4、5は警報種別の上・下限値が個別に設定でき、L、Hで表しています。
・警報設定値(X)が各々正/負の場合の動作
*2. 設定値:1 上下限警報
ケース2
ケース1
ケース3(常時ON)
H<0、L<0
L
10℃/°
F
OFF
X
ON
SP
ON
OFF
*4
*5
ON
絶対値上限待機
シーケンス付
H
SP
OFF
ON
H
L
OFF
OFF
SP
SP
OFF
OFF
X
OFF
*3
OFF
ON
SP
ON
SP
ON
上下限待機
5 シーケンス付
OFF
X
ON
X
ON
SP
−200.0∼1300.0(℃)/−200.0∼2300.0(°
F)
0.0∼1700.0(℃)
H
SP
ON
2 上限
6 L
OFF
*1
警報値(X)
が負
出力OFF
ON
1 上下限
−100.0∼850.0(℃) /−100.0∼1500.0(°
F)
11 R 電流入力
入力設定範囲
E N 測温抵抗体
設定値
H SP
H<0、L>0
|H|<|L|
H
SP L H
H>0、L<0
|H|>|L|
H
SP
L
H<0、L>0
|H|≧|L|
L SP
SP H
目標値
100℃/°
F
0℃/°
F
L
H>0、L<0
|H|≦|L|
*3. 設定値:4 上下限範囲
ケース1
ケース3(常時OFF)
ケース2
H<0、L<0
L
H SP
H<0、L>0
|H|<|L|
SP L
H SP
H
H>0、L<0
|H|>|L|
H
L
L SP
SP H L
H<0、L>0
|H|≧|L|
H>0、L<0
|H|≦|L|
*4. 設定値:5 上下限待機シーケンス付警報
※上記 上下限警報で ・ケース1、2の場合、ヒステリシスが上限・下限で重なる場合は、
常時OFF
・ケース3の場合、常時OFF
*5. 設定値:5 上下限待機シーケンス付警報
ヒステリシスが上限・下限で重なる場合は、常時OFF
*6. リモートSP入力ありの時に表示されます。
警報種別は「警報1∼3種別」
(初期設定レベル)で、警報ごとに独立
して設定してください。初期値は「2:上限」です。
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■設定データ操作一覧
電源投入
入力補正機能
オートモードで起動
マニュアルモードで起動
O キー1秒以上または
PF キー1秒以上 *4
運転レベル
マニュアル
モード
*3
マニュアル
制御レベル
O キー
1秒未満
O キー
1秒未満
O キー
1秒以上で点滅
a - m 表示中に
O キー3秒以上
PF
O +M キー
で点滅
調整レベル
O キー
1秒未満
a -m
PID設定
レベル
O キー
1秒未満
バンク設定
レベル
PF キー
*5
モニタ/
設定項目
*1
初期設定レベル
Oキー
1秒未満
100.0
センサ測定温度
温度表示
100℃
100℃
プロテクトレベル
10(+10℃補正)
100℃
PF キー
*5
110℃
※キー押下時間は「プロ
テクトレベル移行時間」
で変更できます。
−10(−10℃補正)
100℃
90℃
通信設定
レベル
高機能設定レベル
パスワード入力
設定値 1201
校正レベル
制御中
制御停止
*2
入力補正設定
RUN/STOP機能
パスワード入力
設定値 -169
O キー
1秒以上
補正例
(補正なし)
0
O+M キー
1秒以上
O キー
°
c
25.0 1秒以上で点滅
O キー
100.0
3秒以上 制御が停止します
O キー
1秒以上
25.0
O +M キー
3秒※ 以上
*4
キー1秒以上
°
c
センサ範囲のすべての点において、
「温度入力補正値」の設定
値分だけ入力補正されます。
機種により非表示
レベル移行
●ファジィセルフチューニング機能について
ファジィセルフチューニングでは、目標値変更時にステップ応答
法によりPIDをチューニングします。
SRTが働く条件
目標値(SP)の変更(電源投入時も含みます)があった場合で、
次の4つの条件を共に満たすときはSRTを開始します。
① SPが前回のSRT実施SPと異なる場合。
② SP 変更幅が現状の比例帯×約 1.27(P × 1.27+4)より大きい場
合。
(電源投入時はそのときのSP と測定値(PV)との差を変更
幅とします。)
③ 温度が暫定状態である。
(電源投入時出力が出ていないときは
平衡状態でもよい)
④ 逆動作のとき上向きのSP変更である。また、正動作のとき下
向きのSP変更である場合。
次の場合は SRT が正しく実行されないので DT、HT にてチュー
ニングします。
(P×1.27)
に達するまで最大傾き
(R)
が求ま
① 測定値が比例帯×1.27
らない場合。
(SRT終了時までに)
(ただし、SRT終了時までに求めた比例帯が測定前の比例帯より
大きい場合はPIDを変更します。
(より正しい値に変更します。))
② SRT中にSPを変更し、SRT終了条件を満たした場合。
(PID変更しません。)
●alfa アルファ
(α)
運転レベルにて、運転
(RUN)
/停止
(STOP)
を指定するための
機能です。この機能は、設備のメンテナンスなどで、一時的
に デ ジ タ ル 調 節 計 を 停 止 す る 必 要 が あ る 場 合 な ど に、
「STOP」に設定して使います。ただし、この機能で「STOP」
に設定しても、制御出力以外
(警報など)
は、設定通りに出力
します。
「RUN」を選択すると運転、「STOP」を選択すると停止しま
す。停止時は、STOP表示
が点灯します。工場出荷時は、
「RUN」
(運転)に設定しています。
正/逆動作機能
冷却制御(目標値よりも温度が高ければ出力が ON する制御
…例えば冷蔵庫など)の場合は正動作に、加熱制御(目標値
よりも温度が低ければ出力が ON する制御…例えばオーブン
など)の場合には逆動作に設定してください。
調節感度機能
ON/OFF制御にて、ONとOFFの切替わり時にもたせるヒス
テリシス幅のことで、動作を安定させるための機能です。
PV表示色切替機能
「PV表示色切替」により、どのような表示機能が設定される
かを示します。
モード 設定内容
常時
機能
PV表示色
用途例
org
橙
常時 : 橙
他機器に合わせる
red
赤
常時 : 赤
他機器に合わせる
grn
緑
常時 : 緑
他機器に合わせる
警報値
ALM1 ON
PV
警報1
に連動
設定範囲 0.00∼1.00
2自由度PID制御の内部パラメータ を調節すれば、微分先行型
PID、比例先行型PID(I-PD)制御などのPID制御ができます。
α
SP
ALM1 OFF
ALM1 ON
用途例
r-g
赤→緑
赤
緑
到達信号表示
g-r
緑→赤
緑
赤
異常信号表示
PV整定帯 PV整定帯
低
α=0.00
(微分先行型PID制御)
PV 整定帯
に連動
目標値
α=0.65
α=1.00
(比例先行型PID制御)
内
高
PV
SP
高い
用途例
r-g.r 赤→緑→赤
低い PV整定帯内
赤
緑
赤
整定表示
g-o.r 緑→橙→赤
緑
橙
赤
整定表示
o-g.r 橙→緑→赤
橙
緑
赤
整定表示
αによる目標値応答の違い
α
目標値応答での速応性を向上したいときは を工場出荷時の推
奨値よりも小さくします。
(ただし、オーバーシュートが大きくなります。)
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サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
■設定データ一覧
● 高性能タイプ
機種や設定によって表示されないデータがあります。
詳細は、「形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H デジタル調節計 ユーザーズマニュアル」
(カタログ番号:SGTD-735)をご覧ください。
電源投入
マニュアル制御
レベル
プロテクト
レベル
運転レベル
調整レベル
初期設定
レベル
通信設定
レベル
バンク設定
レベル
PID設定
レベル
モニタ/設定項目
レベル
高機能設定
レベル
Oキー1秒未満
PID設定レベル
バンク設定レベル
Oキー1秒未満
Oキー1秒未満
表示PID選択
d.p i d PID1
1
d.p i d
2
d.b nk
0
PID2
表示バンク選択
バンク0
d.b nk バンク1
1
d.p i d
d.b nk
3 PID3
バンク2
22
d.p i d
8
d.bnk
PID8
7
バンク7
M
°
c
1.p
8.0
°
c
233.0
M
8.i
M
233.0
1.d
M
40.0
8.d
M
1.olh
40.0
105.0
8.o l h
1.00
M
1.lba
0
M
°
c
M
8.aut
PID8自動選択レンジ上限値
°
c
1.0 0
M
8.lba
0
M
0.0
M
0.a 3h
M
PID8LBA検出時間
°
c
°
c
°
c
M
0.a 3l
M
0.0
0.a1l
M
0.sok
0.a-2
1
M
0.0
0.wtb
M
off
M
バンク7PID組番号
°
c
°
c
7.a-1
0.0
°
c
バンク7
警報値1
バンク7
0.0 警報上限値1
°
c
°
c
ど
ち
ら
か
設
定
7.a 2l
M
7.a - 3
0.0
°
c
M
7.a 3h
0.0
7.a1l バンク7
0.0
M
7.a 2h
0.0
M
7.a 1h
M
バンク7
0.0 警報値2
警報下限値1
バンク7
警報上限値2
ど
ち
ら
か
設
定
M
M
°
c
7.a -2
0.0
バンク7SPランプ
off 設定値
0.0
M
0.a1h
°
c
1
M
M
PID8冷却係数
7.pid
0.a- 1
0.0
M
8.c sc
0.a 2l
M
0.0
1320.0
M
7.spr
°
c
バンク7目標値
0.0
M
M
0.0
°
c
7.lsp
0.a -3
off
°
c
°
c
0.0
0.spr
- 5.0
1.aut
°
c
M
PID8微分時間
0.a 2h
0.0
0.pid
1
PID8操作量リミット上限値
M
°
c
M
PID8積分時間
M
8.ol l PID8操作量リミット下限値
M
0.lsp
0.0
105.0
-5.0
M
1.csc
°
c
M
M
1.oll
1320.0
M
PID8比例帯
8.0
M
1.i
°
c
M
8.p
°
c
バンク7
警報下限値2
バンク7
警報値3
バンク7
警報上限値3
ど
ち
ら
か
設
定
M
7.a3l
バンク7
0.0 警報下限値3
M
7.s ok
バンク7ソーク時間
1
M
7.wtb
バンク7ウェイト幅
off
M
お問い合わせ 0120-919-066 または直通電話 055-982-5015(通話料がかかります)
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2D・3D CADデータ/マニュアル/最新の商品情報は
14
サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
電 源 投 入
マニュアルモードで起動
マニュアル制御レベル
°
c
PF キー1秒未満
*1
25.0
PID制御
100.0 のみ
現在値/操作量
Oキー1秒以上
または
PF キー1秒未満
*1
オートモード
で起動
O +M キー
3秒以上
Oキー1秒未満
運転レベル
調整レベル
°
c
l.adj
M
調整レベル表示
p
°c
調整レベル移行時
に1回のみ表示
M
i
off
233.0
M
M
cmwt 通信書込
d
off
M
c-sc
M
spmd SPモード
°
c
M
c-db
of-r
50.0
0.0
M
M
hb1 ヒータ断検出1
1.0
M
oc1 ヒータ過電流検出1
°
c
M
chys
M
hb2 ヒータ断検出2
°
c
sp-m
P、PD制御時
オフセットをクリア
調節感度(冷却)
ウェイト幅
ストップ時操作量
0.0
M
°
c
M
sprt
M
ol-h
M
lcr2 漏れ電流値2モニタ
ヒータ電流値1モニタ
al2h
°
c
0.0
警報下限値2
ヒータ電流値2モニタ
0.0
0.0
M
漏れ電流値1モニタ
M
al3h
漏れ電流値2モニタ
M
al3l 警報下限値3
°
c
°
c
°
c
0.0
M
プログラムスタート
M
o
ソーク残り時間モニタ
c-o
sktr
警報値3
ど
ち
ら
か
設
定
警報上限値3
0.0
0.0
prst
ど
ち
ら
か
設
定
警報上限値2
M
al-3
操作量モニタ(加熱)
0.0
M
操作量モニタ(冷却)
0.0
0
M
M
v-m
バルブ開度モニタ
0.0
M
操作量リミット上限値
M
orl 操作量変化率
M
温度入力補正値
0.0 リミット
0.0 0
insl 下限温度入力補正値
ランプ目標値モニタ
M
lcr2
PF
-5.0
50.0
2点補正
警報値2
M
°
c
0.0
lcr1
M
ol-l 操作量リミット下限値
M
hs2 SSR故障検出2
1点補正
O +Mキー
1秒以上
105.0
0.0
上限温度入力補正値
M
al-2
M
ct2
SPランプ設定値
警報下限値1
0.0
off
50.0
0.0 0
リモートSPモニタ
M
0.0
0.0
M
hs1 SSR故障検出1
°
c
rset
mv-e 異常時操作量
警報上限値1
0.0
0.0
ct1
ヒステリシス設定
M
al1l
M
al2l
0.0
mv-s
°
c
バンク№
al1h
0.0
M
M
M
マニュアルリセット値
°
c
ど
ち
ら
か
設
定
0.0
0.0
M
lcr1 漏れ電流値1モニタ
0.0 0
rsp
1
50.0
PID制御のみ
オート/マニュアル切替機
能追加で追加
M
off
M
oc2 ヒータ過電流検出2
°c
デッドバンド
M
wt-b
0.0
°
c
M
°
c
警報値1
M
オート/マニュアル切替
0
加熱冷却時間
soak ソーク時間
ヒータ電流値2モニタ
0.0
M
bank
冷却係数
M
M
M
M
1.0
50.0
insh
O キー
3秒以上
hys 調節感度(加熱)
°
c
0.0
°c
a-m
微分時間
al-1
0.0
M
PID設定
M
M
ct1 ヒータ電流値1モニタ
ins
積分時間
0.0
lsp
M
°
c
現在値/ 目標値
0.0
1.00
off
°c
25.0
ラン/ストップ
run
M
°
c
40.0
M
irda 赤外線通信使用
r-s
現在値
PV表示追加で追加
8.0
at AT実行/中止
ct2
25.0
比例帯
キー
*2
モニタ/設定項目レベル
(形E5AN/EN-Hのみ)
M
ど
ち
ら
か
設
定
db
位置比例デッドバンド
2.0
oc-h
25.0
モニタ/設定
PF
モニタ/設定
項目表示2
0.0 項目表示1
M
PF
モニタ/設定
項目表示3
PF
開閉ヒステリシス
0.8
M
sqrp
0.0
M
モニタ/設定
項目表示4
PF
モニタ/設定
項目表示5
開平演算ローカット点
※表示するモニタ/設定項目は「モニタ/設定項目1∼5」(高機能設定レベル)で設定
PF
キー *2
*1 PFキーありの機種
(形E5AN/EN-H)
で
「PF設定」
=「A-M」の時。
*2 PFキーありの機種
(形E5AN/EN-H)
で
「PF設定」
=「PFDP」の時。
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サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
Oキー1秒以上
Oキー3秒以上
「オートマニュアル切替」表示以外
初期設定レベル
O キー1秒未満
O キー
1秒未満
プロテクトレベル
※キー押下時間は「プロテクトレベル移行時間」
で変更可
pmov
M
oapt
運転/調整プロテクト
運転・調整・マニュアル制御
0 レベルのメニュー表示、書込
M
icpt
み等を制限
初期/通信プロテクト
初期設定・通信設定・高機能
0 設定レベルへの移行を制限
M
wtpt
設定変更プロテクト
off キー操作による設定変更を
M
制限
pfpt
PFキープロテクト
off PFキー操作を制限
M
pmsk
パラメータマスク有効
パラメータマスク設定時のみ
on 表示
M
プロテクトレベル移行
0 パスワード
prlp
M
※通信機能ありの場合のみ/変更した設定は電断
またはソフトリセット後に適用
パスワードの設定
入力種別
5
alt2
M
2
in-h
スケーリング上限値
100
プロテクトレベル移行
パスワード設定時のみ表示
0 プロテクトレベルへの移行を制限
in-t
通信設定レベル
psel
cwf
M
u-no
プロトコル選択
9.6
CompoWay/F
(sysway)のみ
通信データ長
7
°
c
°
c
目標値リミット上限値
M
sl-l 目標値リミット下限値
-200.0
M
cntl
通信パリティ
M
M
s-hc
送信待ち時間
M
PID・ON/OFF
標準/加熱冷却
M
st ST
on
7
M
cp
20
M
c-cp
入力種別が温度 、
標準制御、PID制御のとき
プログラムパターン
プログラム有効バンク
PID制御、制御出力
をON/OFF出力へ割
付のとき
制御周期(加熱)
ON/OFF出力の周期設定
伝送出力下限値
M
o1-t
リニア電流出力種別
4-20
リニア出力
M
バンク№選択使用数
ev-1
イベント入力
M
イベント入力
M
ev-3
イベント入力
none 割付3
M
ev-4
イベント入力
none 割付4
制御周期(冷却)
M
clfl
flot
正/逆動作
M
calb
off
警報1種別
2
警報1
0.2 ヒステリシス
M
M
tr-l
stop 割付2
M
alh1
伝送出力上限値
100.0
ev-2
M
°
c
tr-h
none 割付1
or-r
alt1
リニア出力
M
1
20
M
orev
伝送出力種別
M
off
M
pbnk
M
tr-t
ev-b
stnd
M
ptrn
警報3
0.0
pid
20
M
alh3
off
目標値の制限
通信ストップビット
even
sdwt
M
sl-h
°
c
0.2 ヒステリシス
1300.0
2
M
prty
入力種別がアナログ
温度単位
c ℃、゚F入力種別が温度
M
sbit
小数点位置
M
d-u
通信速度
警報3種別
2
0
M
len
alt3
M
dp
警報2
M
0
通信ユニットNo.
M
alh2
0.2 ヒステリシス
M
in-l スケーリング下限値
CompoWay/F(sysway)
Modbusを切替
1
M
bps
°
c
警報2種別
M
mot
クローズ/
フローティング
モータキャリブレーション
トラベルタイム
30
M
sqr
開平演算有効
off
M
amov
高機能設定レベル移行
0 初期/通信プロテクトが「0」
M
のとき表示
お問い合わせ 0120-919-066 または直通電話 055-982-5015(通話料がかかります)
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2D・3D CADデータ/マニュアル/最新の商品情報は
パスワード
(-169)
を
設定することで移行
16
サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
電源投入
マニュアル制御
レベル
プロテクト
レベル
運転レベル
調整レベル
初期設定
レベル
通信設定
レベル
バンク設定
レベル
PID設定
レベル
モニタ/設定項目
レベル
高機能設定
レベル
Oキー1秒以上
init
高機能設定レベル
M
M
M
M
M
n-o
ヒータ断
ヒステリシス
0.1
cjc
AT算出ゲイン
M
at-h
M
リミットサイクル
操作量振幅
20.0
lcma
M
inf 入力デジタル
0.0 フィルタ
M
off
M
°
c
lbab
out1
a1on
PV表示追加
pmvd
M
M
sub1
警報2ON
0 ディレー
M
M
sub2
警報3ON
0 ディレー
警報1OFF
00 ディレー
補助出力2割付
M
警報2OFF
0 ディレー
M
a3of
警報3OFF
0 ディレー
M
ご購入 当社代理店 または オムロンFAストア
表示キャラクタ切替
on
m
M
ソーク時間単位
ra2m
ra1
0
制御出力2ON/OFF
制御出力1ON/OFF
回数アラーム設定値
M
ヒータ過電流ラッチ
ra2
制御出力2ON/OFF
0 回数アラーム設定値
ヒータ過電流
0.1 ヒステリシス
M
pf
制御出力1ON/OFF
M
ヒータ過電流使用
off
och
ra1m
0 回数モニタ
M
M
t-u
表示リフレッシュ周期
0.25
M
冷却係数自動調整
on
ocl
d.ref
0 回数モニタ
off
ocu
SVステータス
off 表示機能
M
PV変化率演算周期
M
M
csel
csca
M
svst
M
M
alm2
M
a1of
マニュアル操作量
リミット有効
M
補助出力1割付
PVステータス
off 表示機能
位置比例操作量
off ダイレクト設定
pvrp
PV小数点表示
on
M
17
alm1
a3on
pvst
M
制御出力2割付
M
PVデッドバンド
M
none
a2on
a2of
制御出力1割付
操作量表示選択
o
pvdp
0.0
off
odsl
PID組自動選択
ヒステリシス
M
M
out2
p-db
manl
o
警報1ON
°
c
LBA検出幅
M
pv-b PV整定帯
0 ディレー
0.8
pvad
8.0
M
ATヒステリシス
M
M
3.0
5.0
1.0
°
c
°
c
0.50
M
PV表示色切替
pidh
LBA検出時間
0
lbal LBA検出閾値
M
M
at-g
°
c
red
0.65
M
lba
冷接点補償方式
M
colr
α
M
「現在値/目標値」
M
PID組自動選択
pv データ
pidi
SSR故障
0.1 ヒステリシス
spdp
4 表示画面選択
M
M
hsh
モニタ/設定項目5
M
RSP入力異常出力
off
off
off 論理切替
M
rseo
pfd5
モニタ/設定項目4
0
M
M
入力異常出力
SPトラッキング
off
hsl SSR故障ラッチ
M
15.0
sptr
SSR故障使用
on
rlrv MBコマンド
st-b ST整定帯
alfa
hsu
on
M
°
c
M
M
hbh
pfd4
0
off
off
M
リモートSP下限値
M
M
M
rspl
M
sero
ヒータ断ラッチ
°
c
モニタ/設定項目3
0
-200.0
3 移行時間
M
1300.0
pfd3
M
M
on
M
リモートSP上限値
M
RT
モニタ/設定項目2
0
off
prlt プロテクトレベル
ヒータ断使用
rsph
pfd2
off
off
M
hbl
rt
a3lt 警報3ラッチ
補助出力2非励磁
°
c
M
a2lt 警報2ラッチ
補助出力1非励磁
n-o
hbu
オート/マニュアル
on 切替機能追加
off
リモートSP有効
M
amad
モニタ/設定項目1
M
off
M
a1lt 警報1ラッチ
待機シーケンス
a 再起動
rspu
ストップ時/
pfd1
1
M
off 異常時操作量追加
off
rest
sb2n
mvse
ret 表示自動復帰時間
SPランプ
m 時間単位
警報SP選択
sp-m
M
M
M
alsp
入力補正種別
ins1
off
spru
sb1n
istp
o-dp 操作量表示
設定値初期化
off
M
rac
0
ON/OFF回数
カウンタリセット
M
PF設定
a-m
M
www.fa.omron.co.jp
cmov
校正レベル移行
0
M
17
サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
●プロテクトレベル
●パラメータマスク有効
pmov プロテクトレベル移行
パスワード設定時のみ表示
パラメータマスク機能のON/OFFを設定します。
パラメータマスク機能を使用するには、設定ツールソフトウェア
が必要です。
設定ツール:CX-Thermo形EST2-2C-MV4以降
0 プロテクトレベルへの移行
を制限。
M
運転/調整プロテクト
oapt 運転・調整・マニュアル制御
0 レベルのメニュー表示、書込
M
み等を制限
●プロテクトレベル移行パスワード(初期値は「0」です。)
icpt 初期/通信プロテクト
初期設定・通信設定・高機能
1 設定レベルへの移行を制限
M
プロテクトレベルへ移行するためのパスワードを設定します。
UキーとOキー、またはDキーとOキーの同時押しにて設定で
きます。
パスワードを忘れた場合は、プロテクトによる制限の解除、変更
ができなくなるのでご注意ください。
万が一、パスワードを忘れた場合は、弊社までご連絡ください。
wtpt 設定変更プロテクト
キー操作による設定変更を
off 制限
M
pfpt PFキープロテクト
off
M
pmsk パラメータマスク有効
パラメータマスク設定時のみ
on
パスワード設定時は、プロテクトレベル移行
表示
pmov 表示画面で
0
パスワードを入力後、OまたはMキーを押すか、あるいは2秒間
M
prlp プロテクトレベル
0 移行パスワード
パスワードの設定
M
キー操作しないと運転/調整プロテクトが表示されます。
●運転/調整プロテクト
設定値とプロテクト範囲の関係は下の表のとおりです。
設定値
レベル
運転
レベル
0 1 2 3 現在値
○
○
○
○
現在値/目標値
◎
◎
◎
○
その他
◎
◎
×
×
◎
×
×
×
調整レベル
◎:表示/設定変更可能
○:表示のみ可能
×:表示またはレベル
移行不可能
・設定値「0」のときはプロテクトがかかりません。
・初期値は「0」です。
●初期/通信プロテクト
初期設定レベル / 通信設定レベル / 高機能設定レベルへの移行を
制限します。
設定値
初期設定レベル
通信設定レベル
高機能設定レベル
0 ○
○
○
1 ○
○
×
2 ×
×
×
・初期値は「0」です。
○:移行可能
×:移行不可能
●設定変更プロテクト
キー操作での設定変更を制限します。
設定値
内容
OFF キー操作での設定変更可
ON キー操作での設定変更不可(但し、
プロテクトレベルについては可)
・初期値は「OFF」です。「ON」のときは、「
」表示が点灯します。
●PFキープロテクト
PFキーの操作をプロテクトします。
(形E5AN/E5EN-Hのみ)
設定値
内容
OFF PFキーは有効
ON PFキーは無効
(ファンクションキーとしての操作を禁止)
・初期値は「OFF」です。
お問い合わせ 0120-919-066 または直通電話 055-982-5015(通話料がかかります)
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2D・3D CADデータ/マニュアル/最新の商品情報は
18
サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
●通信設定レベル
●通信設定項目
通信仕様の設定は通信設定レベルで行います。通信設定項目の設
定はパネル操作で行ってください。
通信設定項目の種別と設定内容は次のとおりです。
設定値は、設定操作後の電源再投入により有効となりますので
ご注意ください。
項目
記号
設定値
設定内容
初期値
cwf
プロトコル選択
psel cwf/mod
CompoWay/F(Sysway)
/Modbus 通信ユニットNo.
u-no 0∼99
0∼99
bps
通信速度
通信データ長
通信ストップビット
通信パリティ
送信待ち時間
1.2/2.4/4.8/
9.6/19.2/
38.4/57.6
len 7/8
sbit 1/2
prty none/eVen/
odd
sdwt 0∼99
●通信ユニットNo.(u-no)
9.6
7/8(ビット)
7
1/2 2
0∼99(ms)
eVen
20
通信を行う前に、前面キーの操作で下記の手順により、通信ユ
ニットNo.や通信速度などの設定を行ってください。通信項目設
定以外の操作方法については、お使いの機種のユーザーズマニュ
アル
(形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-Hデジタル調節計ユーザーズマ
ニュアル(SGTD-735))を参照してください。
( 1 )Oキーを3秒以上押し、
「運転レベル」→「初期設定レベル」
に移行します。
( 2 )Oキーを押し、
「初期設定レベル」→「通信設定レベル」に
移行します。
( 3 )Mキーを押すと下図のように設定項目が替わります。
( 4 )U Dキーを押すと設定データを変更できます。
psel プロトコル選択
cwf
M
Compoway/F
(sysway)
Modbusを切替
u-no 通信ユニットNo.
1
M
bps 通信速度
9.6
M
len 通信データ長 *
7
M
通信プロトコルの選択ができます。CompoWay/F(Sysway)、
Modbusから設定してください。
1
1.2/2.4/4.8/9.6/19.2/
38.4/57.6(kbps)
なし、
偶数、奇数
●プロトコル選択(psel)
上位コンピュータと通信する場合は、上位コンピュータが各デジ
タル調節計を識別するためのユニットNo.を各デジタル調節計に
設定します。0∼99まで1ごとに設定できます。ご購入時は1に設
定されています。複数個で通信を行う場合は同一ユニットNo.を
重複して設定しますと正常に動作しませんので注意してくださ
い。
●通信速度(bps)
上位コンピュータと通信する場合の通信速度を設定します。通信
速度はそれぞれ次のとおりです。
1.2
(1200bps)、2.4
(2400bps)、4.8
(4800bps)、9.6
(9600bps)、19.2
(19200bps)、38.4(38400bps)、57.6(57600bps)
●通信データ長(len)
通信のデータビット長の変更ができます。データビットは7ビッ
トと8ビットがあります。
●通信ストップビット(sbit)
通信のストップビットの変更ができます。ストップビットは1ま
たは2のどちらかの設定ができます。
●通信パリティ(prty)
通信パリティの設定ができます。パリティは、無し(none)、
、奇数(odd)から設定してください。
偶数(even)
●送信待ち時間(sdwt)
送信待ち時間を0∼99msまで1msごとに設定できます。ご購入時
は20msに設定されています。
sbit 通信ストップビット *
2
M
prty 通信パリティ
even
M
sdwt 送信待ち時間
20
M
*「プロトコル選択」がCompoway/Fの
ときのみ表示されます。
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19
サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
■警報ディレー機能
警報ディレーは、警報出力に対する遅延設定です。警報1/2/3個
別にON/OFFディレーが設定できます。
警報1 ON/OFFディレーは警報機能にのみはたらき、その他警報
機能(ヒータ断線警報、SSR 故障警報、ヒータ過電流警報、入力
異常出力警報)との OR 出力となっている場合は、その他の警報
に対してのディレーは設定できません。
警報1/2/3のON/OFFディレーは、SUB1/SUB2/SUB3の単発光
表示、通信ステータスにも有効となります。電源投入時、または
初期設定レベルから運転レベルへの移行時(ソフトリセット)に
も警報ONディレーは働きます。初期設定レベル移行時、または
AD コンバータ異常発生時の警報出力はすぐに全 OFF となり
OFFディレーを行いません。
●警報ONディレー/OFFディレー動作(上限警報の場合)
PV
警報ヒステリシス
警報設定
警報ステータス
ONディレー
設定時間
ONディレー
設定時間
OFFディレー
設定時間
警報ラッチ=「OFF」の場合
ONしない
・警報 ON の区間が ON ディレー設定以下の場合は、警報出力は
ONしません。同様に、警報OFFの区間がOFFディレー設定以
下の場合は、警報出力はOFFしません。
・ONディレー中に警報がON→OFF→ONした場合、最後に警報
がONした時点から計測し直します。同様に、OFFディレー中
に警報がOFF→ON→OFFした場合、最後に警報がOFFした時
点から計測し直します。
■ループ断線警報機能(LBA)
・ループ断線警報は、標準タイプのみ使用可能です。
・ループ断線警報は、制御偏差(SP-PV)が「LBA 検出閾値」以
上の状態で、制御偏差がLBA検出時間内で「LBA検出幅」以
上減少しないときは、制御ループのどこかで異常があるものと
して警報出力をする機能です。
・LBA検出は以下のようなときに行います。
LBA
検出閾値
目標値
LBA検出幅
LBA検出幅
LBA
検出閾値
LBA検出幅
LBA検出を
しない区間
LBA検出
時間
①
②
③
LBA OFF
LBA検出時間
④
LBA検出時間
⑤
LBA ON
LBA検出時間
⑥
LBA OFF
⑦
LBA ON
①∼②の区間では、制御偏差が小さくなり(目標値に近づき)、
かつ制御偏差の減少幅が「LBA検出幅」より大きいため、LBA
はOFFのままです。
③∼④では、PVが「LBA検出閾値」内のため、LBA検出を行
いません。
(LBAはOFFのままです。)
④∼⑤では、PVが「LBA検出閾値」外で、かつLBA検出時間
内に「LBA 検出幅」より大きい制御偏差の減少が見られない
ため、LBAはONとなります。
⑤∼⑥では、制御偏差は目標値に近づく方向であり、かつ
「LBA検出幅」より大きく制御偏差が減少しているため、LBA
はOFFします。
⑥∼⑦では、制御偏差は目標値に近づく方向ですが、制御偏差
の減少幅が「LBA検出幅」より小さいため、LBAはONします。
・「LBA 検出時間」、「LBA 検出閾値」、「LBA 検出幅」および
「PID」の設定値が不適切な場合、本来検出すべきでない箇所
での誤検出や、検出すべき箇所で検出できないことがありま
す。
・想定外の過大な外乱が継続的に発生し、大きな偏差が減少しな
い場合は、LBA検出することがあります。
・周囲温度に近い目標値の場合、断線故障があっても定常状態で
の偏差が LBA 検出閾値以内となり、検出できないことがあり
ます。
・飽和操作量でも到達不可能なほど過大な、または過少な目標値
を設定すると定常状態での制御偏差が残り、LBA 検出される
場合があります。
・昇温制御中の昇温方向の故障
(例えばSSR短絡故障)
は検出でき
ません。
・降温制御中の降温方向の故障(例えばヒータ断線故障)は検出
できません。
お問い合わせ 0120-919-066 または直通電話 055-982-5015(通話料がかかります)
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サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
●LBAに関連するパラメータ
パラメータ名
記号
PID*
LBA 検出時間
(*:1∼8)
*.lba
LBA 検出時間
lba
LBA 検出
閾値
LBA 検出幅
●LBA検出時間の決定
設定範囲
備考
0のときはLBA機能
が無効となります。
0∼9999(秒)
LBA 検出時間をマニュアルで設定する場合は、以下に示すLBA
基準時間の2倍である値を「LBA検出時間」として設定します。
(1)出力を最大にします。
(2)入力の変化幅が、LBA検出幅に達するまで時間を測定します。
温度
温度入力
0.1∼3240.0
初期値は8.0
(℃または°
F)
* (℃または°
F)
アナログ入力
0.01∼99.99
(%FS)
温度入力
0.0∼3240.0
初期値は3.0
(℃または°
F)
* (℃または°
F)
アナログ入力
0.00∼99.99
(%FS)
lbal
lbab
PV
測定時間Tm
初期値は10.00%FS
LBA検出幅
MV=100%
初期値は0.20%FS
時間
LBA検出時間=Tm×2
* アナログ入力時は「単位なし」となります。
・LBA出力は警報1種別により「12」
(LBA)を選択したときに有
効となります。
・警報2種別・警報3種別では「12」
(LBA)
は選択できますが無効
となります。
・SPランプ中はLBAの検出は行いません。
・AT中、マニュアル操作中、ストップ時はLBA検出を行いませ
ん。
・警報 1 ラッチを「ON」にしていた場合、LBA に対してラッチ
機能が有効となります。
・リモートSP時はLBAの検出は行いません。
●LBA検出時間の自動設定
・ON/OFF 制御時は自動設定はできません。高機能設定レベル
の「LBA検出時間」で設定してください。
・PID制御時は、LBA検出時間はPID組ごとに設定できます。設
定をする時には「PID設定レベル」の「表示PID選択」よりPID
組番号を選択し、「LBA検出時間」を設定してください。
・LBA検出時間は、ATにより自動設定を行います。
ATを開始した時のPID組に実行結果が反映されます。
(加熱冷却制御時は自動設定を行いません。
)
・ATにより、最適なLBA検出時間が得られないときは、「LBA
検出時間」
(PID設定レベル)で設定してください。
(3)測定時間の2倍を「LBA検出時間」とします。
●LBA検出閾値
・制御ループが正しく動作している場合の制御偏差幅を設定し
ます。
・初期値は温度入力で「8.0
(℃または°
F)」、アナログ入力で
「10.00%FS」です。
●LBA検出幅
・制御偏差が「LBA検出閾値」以上の状態で、制御偏差が「LBA
検出幅」以上変化しないときは、制御ループのどこかで異常が
あるものとして警報出力をONします。
・初期値は温度入力で「3.0
(℃または°
F)」、アナログ入力で
「0.20%FS」です。
■マニュアル制御機能
・標準タイプでは操作量、位置比例タイプではバルブ開度または
設定により操作量を操作します。
・マニュアル制御レベルの「現在値/操作量」表示にて、マニュ
アルモードでの操作量の設定が可能となります。この時、オー
トモードからマニュアルモードへの移行時のマニュアル操作
量の初期値はオートモードの最終操作量となります。また、マ
ニュアルモードでは、変更値は即時に確定し、実操作量に反映
されます。
・マニュアル操作は、PID制御時のみ有効となります。
操作量
(%)
0
マニュアル
●標準タイプ
バランスレスバンプレス
時間
操作量切替 OFF
ON
電断 ・マニュアルモード中は表示自動復帰機能は働きません。
・マニュアル動作とオート動作の切り替え時、操作量はバランス
レスバンプレス動作をします。*
・マニュアル動作中に電断があった場合、電源復帰時に電断時の
操作量でマニュアル動作を再開します。
・オート/マニュアル切り替え回数は最大100万回です。
ご購入 当社代理店 または オムロンFAストア
マニュアル動作をまとめると次のようになります。
オート
* バランスレスバンプレスとは、動作の切り替え時に操作量などが急激に変
化しないように、切り替え直前の値を引き継いでスタートし、徐々に切り
替え後の値に近づける動作です。
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サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
●位置比例タイプ
●運転レベルからマニュアル制御レベルへの移行方法
・フローディング制御または「位置比例操作量ダイレクト設定」
が「OFF」の場合
・運転レベルの「オート/マニュアル切替」表示で、Oキーを
3秒以上押すとマニュアルモードとなり、マニュアル制御レベ
ルに移行します。マニュアル操作中は「現在値/操作量
(マニュ
アル操作量)」表示以外の表示には移行できません。マニュア
ル制御レベルの「現在値/操作量」表示で、レベルキーを1秒以
上押すとオートモードとなり、運転レベルに移行し、運転レベ
ルの先頭パラメータを表示します。
・Uキーを押すとオープン側、Dキーを押すとクローズ側がONにな
ります。
・マニュアルモード中は表示自動復帰機能は働きません。
・マニュアル動作とオート動作の切り替え時、操作量はバランスレス
バンプレス動作をします。*
・オート/マニュアル切り替え回数は最大100万回です。
・クローズ制御で「位置比例操作量ダイレクト設定」が「ON」の場合
運転レベル
・標準タイプと同様に操作量を数値で設定します。
・マニュアルモード中は表示自動復帰機能は働きません。
・マニュアル動作とオート動作の切り替え時、操作量はバランスレス
バンプレス動作をします。*
C
Oキー1秒以上
25.0 現在値
* バランスレスバンプレスとは、動作の切り替え時に操作量などが急激に変
化しないように、切り替え直前の値を引き継いでスタートし、徐々に切り
替え後の値に近づける動作です。
・マニュアル動作中に電断があった場合、電源復帰時に電断時の
操作量でマニュアル動作を再開します。
・オート/マニュアル切り替え回数は最大100万回です。
・ポテンショメータ入力異常が発生した場合の動作は以下のよ
うになります。
「マニュアル操作量リミット有効」=OFFの場合
M
C
100.0
マニュアル制御レベル
C
25.0
20.0
マニュアル操作量≧100
マニュアル操作量≦0
オープン側出力がON
クローズ側出力がON
現在値/操作量
マニュアル操作量が上記以外の場合は、オープン側出力・クロー
ズ側出力ともにOFFします。
25.0 現在値/目標値
a-m
M
ト/マニュアル
a-m オー
切替
Oキー3秒以上
※1秒以上で
a-m表示が点滅
M
bank バンクNo.
0
「マニュアル操作量リミット有効」=ONの場合
M
マニュアル操作量
=操作量リミット上限値
オープン側出力がON
マニュアル操作量
=操作量リミット下限値
クローズ側出力がON
マニュアル操作量が上記以外の場合は、オープン側出力・クロー
ズ側出力ともにOFFします。
●関連する表示/パラメータ
パラメータ名
記号
現在値/操作量
(マニュアル操作量)
位置比例操作量
ダイレクト設定
―
pmvd
オート/マニュアル
切替
a-m
オート/マニュアル
切替機能追加
amad
レベル
備考
●PFキーからのマニュアル制御レベル移行方法
マニュアル操作量の変更を行う。
マニュアル 標準:−5.0∼105.0 *1
制御レベル 加熱冷却:−105.0∼105.0 *1
位置比例:−5.0∼105.0 *1 *2
マニュアル操作時、停止時、
異常
時の各操作量の指定方法を選択
高機能設定
する。
レベル
OFF:全閉/保持/全開
ON:−5.0∼105.0%
運転レベル
オート/マニュアルのモード切替
を行う。
高機能設定 オート/マニュアルのモード切替
レベル
を有効とする。
*1. マニュアル操作量リミット有効の場合は、操作量リミット上限値∼操作
量リミット下限値になります。
*2. 位置比例操作量ダイレクト設定が「ON」の場合のみ有効になります。
●マニュアル操作量リミット有効
「マニュアル操作量リミット有効」を「ON(有効)」にすると操
作量リミットが働き、マニュアル操作量の設定範囲は操作量リ
ミット上限値∼操作量リミット下限値になります。OFF(無効)
の場合は、操作量リミットは働きません。
設定データ
マニュアル操作量リミット有効
設定範囲
OFF:無効:ON:有効
・イベント入力で「MANU」
(オート/マニュアル)を選択してい
るときは、
「オート/マニュアル切替」は表示されません。この
場合はイベント入力によりオート/マニュアルのモード切替を
行います。
初期値
ON
・「PF設定」を「A-M」
(オート/マニュアル)
に設定すると、調整レ
ベル/運転レベル/バンク設定レベル/PID設定レベルからPFキー
を1秒以上押すとマニュアルモードとなり、マニュアル制御レベ
ルに移行します。マニュアル操作中は「現在値/操作量
(マニュア
ル操作量)」表示以外の表示には移行できません。マニュアル制
御レベルの「現在値/操作量」表示で、PFキーを1秒以上押すと
オートモードとなり、運転レベルに移行し、運転レベルの先頭パ
ラメータを表示します。
・イベント入力で「MANU」
(オート/マニュアル)を選択していると
きは、
「オート/マニュアル切替」は表示されません。この場合はイ
ベント入力によりオート/マニュアルのモード切替を行います。
●オート/マニュアル切替機能追加
マニュアルモードに移行するには、高機能設定レベルの「オート
/マニュアル切替機能追加」をONにしておく必要があります。初
期値は「on」になります。
※マニュアル操作と他機能との優先度
STOP中もマニュアル操作量が優先されます。
ATまたはST中にマニュアルモードに移行した場合は、ATま
たはSTは中止されます。
※マニュアル操作とSPランプ
SPランプ中にマニュアルモードに移行した場合もSPランプ動
作は継続されます。
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サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
■伝送出力機能
・伝送出力機能は、伝送出力のある機種
(形E5AN/EN-H□F)
で使用することができます。ただし、伝送出力のない機種でも制御出力が
電流出力またはリニア電圧出力の場合は、制御出力を簡易伝送出力として使用することができます。
・伝送出力を使用する場合は、「伝送種別」のパラメータを「OFF」以外の設定値に変更します。
(この操作により、「伝送出力上限値」「伝送出力下限値」パラメータが有効となります。)
・伝送出力のある機種と、伝送出力のない機種で制御出力1または制御出力2を簡易伝送出力として使用する場合の違いは以下のように
なります。
伝送出力
制御出力1
制御出力2
――
――
あり
伝送出力先
伝送出力
なし
電流出力/リニア電圧出力
なし/リレー出力/電圧出力
(SSR駆動用)
/SSR出力
制御出力1
なし
電流出力/リニア電圧出力
電流出力/リニア電圧出力
制御出力1
なし
リレー出力/電圧出力
(SSR駆動用)/SSR出力
電流出力/リニア電圧出力
制御出力2
なし
リレー出力/電圧出力
(SSR駆動用)/SSR出力
なし/リレー出力/電圧出力
(SSR駆動用)
/SSR出力
なし
●精度とユーザー校正
精度
ユーザ校正
伝送出力あり
±0.3%FS
あり *
簡易伝送出力
規定なし
なし
* 校正方法の詳細については、
「形E5CN/E5AN/E5EN デジタル調節計 ユーザーズマニュアル」
(カタログ番号:SGTD-734)
をご覧ください。
●伝送出力種別
伝送種別
OFF *1
設定範囲
off
――
sp
目標値*3
ランプ目標値
●伝送スケーリング
記号
目標値リミット下限値∼目標値リミット上限値
sp-m 目標値リミット下限値∼目標値リミット上限値
現在値
pv
入力設定範囲下限値∼入力設定範囲上限値
または、
スケーリング下限値∼スケーリング上限値
操作量(加熱)
*4
mv
−5.0∼105.0(加熱冷却制御のときは、
0.0∼105.0)*2
操作量(冷却)
c-mv
*5
0.0∼105.0 *2
バルブ開度
*6
−10.0∼110.0
v-m
*1. 初期値は「OFF」とします。伝送出力のない機種では「制御出力1割付」
「制御出力2割付」の内容に従い出力します。
*2. 「伝送出力種別」で制御出力(加熱)または制御出力
(冷却)
を設定した場
合と、「制御出力1/2割付」で制御出力(加熱)
または制御出力(冷却)を設
定した場合では出力値が異なります。
【例】電流出力(4-20mA)で操作量
(加熱)
を選択した場合
・ 伝送出力として使用する場合は、0%で4.0mA、100%で20.0mA
が出力されます。
・ 制御出力として使用する場合は、操作対象を確実に0または
100%にする必要があるため、0%で3.7mA、100%で20.3mAが
出力されます。
・「伝送出力下限値」を「伝送出力上限値」より大きく設定する
ことで、逆スケーリングも可能です。また、4 ∼ 20mA の設定
で「伝送出力上限値」=「伝送出力下限値」とした場合、伝送
出力は0%
(4mA)を常に出力します。
・「目標値」、
「ランプ目標値」
「現在値」を選択している場合、
「入
力種別」
「スケーリング上下限値」
「目標値リミッタ上下限値」
「温度単位」のパラメータ変更により「伝送出力上限値」
「伝送
出力下限値」はそれぞれ設定範囲の上下限に強制的に初期化さ
れます。
「操作量
(加熱)
」、
「操作量
(冷却)」を選択している場合、
「標準
/加熱冷却」のパラメータ変更により標準制御と加熱冷却制御
の切替が行われたときは、「伝送出力上限値」「伝送出力下限
値」はそれぞれ「100.0」「0.0」に初期化されます。
・リニア電流出力種別が 4 ∼ 20mA で、「伝送出力上限値」が
「90.0」、
「伝送出力下限値」が「10.0」の場合の出力電流値は下
図のようになります。
・0.0∼100.0%でスケーリングを行った場合、−5.0∼0.0での出力
は0.0%、100.0∼105.0での出力は100.0%と同じ値になります。
出力電流値
(mA)
出力電流値
(mA)
20.3
20
伝送出力値
制御出力
20
4
4
3.7
0
0
100
操作量
(%)
10
90
100
伝送出力下限値
伝送出力上限値
操作量
(%)
(リニア電流出力種別の設定が4∼20mAの場合)
(リニア電流出力種別の設定が4∼20mAの場合)
*3. 目標値を選択した場合、「SPモード」がリモートSPに選択されている間
はリモートSPが出力されます。
*4. 位置比例タイプでも設定できますが機能は無効になります。
*5. 標準制御、位置比例タイプでも設定できますが機能は無効になります。
*6. 位置比例タイプでポテンショメータ入力がある場合のみ表示されます。
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サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
■簡易プログラム機能
・簡易プログラムは複数のバンクから構成されています。
「プログラム有効バンク」で最終バンクを指定することにより、任意のバンク数で簡易プログラムを作成する事ができます。
また、簡易プログラムはバンク0∼最終バンクの間の任意のバンクで開始する事ができます。ひとつのバンクの動作が終了すると、次
バンクへの切替が行われ、次バンクの動作が開始されます。最終バンクの動作が終了した後の動作は「プログラムパターン」で指定
する事ができます。
・「プログラムスタート」の「RSET」→「STRT」への変更でプログラムはスタートします。
・「プログラムスタート」の「STRT」→「RSET」への変更でプログラム運転は停止となります。
・プログラムのリセットは任意のバンクの実行中に行えます。
ウエイト幅0
SP0
ウエイト幅n
SPn
ウエイト幅1
SP1
ソーク時間0
ソーク時間1
ソーク時間n
( バンク0 )
( バンク1 )
( バンクn )
●簡易プログラム機能に関連するパラメータ
パラメータ名
記号
設定範囲/モニタ範囲
プログラムパターン
ptrn
OFF、STOP、CONT、LOOP
――
初期設定レベル
プログラムスタート
prst
RSET、STRT
――
運転レベル
バンク※ソーク時間 *2
ソーク時間単位
※soak
t-u
m(分)
/h
(時間)
※wt-b
バンク※ウェイト幅 *2
0∼9999
単位
分または時間
――
温度入力:OFF、
0.1∼3240.0
アナログ入力:
OFF、
0.01∼99.99
℃または°
F *1
分または時間
ソーク残り時間モニタ
sktr
0∼9999
プログラム有効バンク*3
pbnk
0∼7
――
表示レベル
バンク設定レベル
高機能設定レベル
バンク設定レベル
運転レベル
初期設定レベル
(※:0∼7)
*1. アナログ入力の場合、設定単位は%FSとなります。
*2. 調整レベルの「ソーク時間」「ウェイト幅」を変更すると現在選択中バンクに反映されます。
*3. 「プログラムパターン」≠OFFの場合に表示されます。設定したバンク以外のバンクNo.への切り替えはできません。
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サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
異常時の表示について(トラブルシューティング)
異常が発生すると、第1表示にエラー内容を表示します。エラー表示によってエラーの内容を確認し、その内容についての処置をしてく
ださい。
第1表示
異常内容
異常時の出力状態
処置
制御出力
警報出力
異常高温
として処理
s.err(S.Err)
入力異常 *
入力の誤配線、断線、短絡および入力種別を確認してください。
OFF
e333
A/D
コンバータ異常
入力異常を確認後、電源を入れ直してください。
表示内容が変わらない場合は修理が必要です。
正常になった場合はノイズの影響が考えられるので、ノイズが発生していないか
確認してください。
OFF
OFF e111(E111)
メモリ異常
電源を入れ直してください。
表示内容が変わらない場合は修理が必要です。
正常になった場合はノイズの影響が考えられるので、ノイズが発生していないか
確認してください。
OFF
OFF (E333)
注. 入力が制御可能範囲内で表示可能範囲(−1999∼32400)を超えた場合、−19999より小さい値は
、32400より大きい値は
と表示します。
この表示のときは制御出力および警報出力とも正常に動作します。
制御可能範囲についての詳細は、「形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H デジタル調節計 ユーザーズマニュアル」
(カタログ番号:SGTD-735)
を参照してください。
* 表示が「現在値」または
「現在値/目標値」、
「現在値/操作量」の場合エラー表示します。他の状態ではエラー表示しません。
トラブルシューティング
故障とお考えになる前に
デジタル調節計が正常に動作しない場合は、修理を依頼される前に下記に該当する項目をお確かめください。
どこで
現象
温度単位
(℃/゚F)が点滅する
初回
通電時
内容
ST(セルフチューニング)実行中です。
[工場出荷時:
[ON]に設定]。
確認事項
製品の異常ではありません。ST(セルフチューニング)実行中には、
温度単位(℃/゚F)が点滅します。
温度誤差が大きい
入力異常(S.Err 表示)
となる
入力種別が合っていない。
センサの種別を確認して、入力種別を正しく設定してください。
測温体が正しく取りつけられていない。
測温体の取りつけ場所、極性を確認し、正しく取りつけてください。
通信不可
推奨外の変換器使用。
接続機器に異常がないかご確認ください。*
ON/OFF 制御を選択している。
PID 制御を選択し、ST
(セルフチューニング)またはAT(オート
チューニング)を実行してください。
なお、セルフチューニングを使用される場合は、デジタル調節計と負
荷(ヒータなど)の電源は同時、あるいは負荷の電源を先に投入してく
ださい。
デジタル調節計の電源を投入してから負荷の電源を投入する
と正しいセルフチューニングおよび最適な制御ができなくなります。
温度上昇、下降の速さに比べ制御周期が長い。
制御周期を短くしてください。
制御周期は短いほうが制御性が良いですが、リレーの場合は寿命を考
慮して20 秒以上で使用されることをお勧めします。
PID 定数が不適切。
以下のいずれかの方法により、適切なPID 定数を設定してください。
・AT(オートチューニング)を実行してください。
・マニュアル設定にてPID 定数を個別に設定してください。
SSR の動作不良。
漏れ電流での動作が考えられる場合は、ブリーダ抵抗をつけてください。
SSR 故障警報の使用による異常の検知についてもご検討ください。
オーバーシュートする
アンダーシュートする
ハンティングする
使用時
目的の制御に合った動作に設定されていない。
[工場出荷時:
[逆動作]に設定]
温度が上昇しない
目的の制御に合うよう正動作または逆動作を設定してください。
加熱動作の場合は「逆動作」になります。
ヒータが断線/劣化している。
ヒータに断線/劣化等の異常がないか確認してください。
ヒータ断線警報の使用による異常の検知についてもご検討ください。
ヒータの容量不足。
ヒータの加熱容量は十分か確認ください。
冷却系が働いている。
冷却系が働いていないか確認ください。
周辺機器の加熱防止用機器が作動している。
加熱防止温度設定をデジタル調節計の設定温度より高く設定してく
ださい。
* 詳細については、「形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H デジタル調節計 通信マニュアル」
(カタログ番号:STGD-737)をご覧ください。
ご購入 当社代理店 または オムロンFAストア
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サーマックNEO 新・形E5CN-H/E5AN-H/E5EN-H 操作編 〔高性能タイプ〕
どこで
現象
内容
STOP に設定されている。
[工場出荷時:
[RUN]
に設定]
出力がONしない
動作しない
使用時
温度誤差が大きい
入力異常(S.err表示)となる
目的の制御に合った動作に設定されていない。
[工場出荷時:
[逆動作]に設定]
目的の制御に合うよう正動作または逆動作を設定してください。
加熱動作の場合は「逆動作」になります。
ON/OFF 動作の場合に、
調節感度に大きな値が
設定されている。
[工場出荷時:
[1.0℃]に設定]
調節感度に適切な値を設定してください。
STOP に設定されている。
[工場出荷時:[RUN]に設定]
RUN/STOP 設定で
[RUN]を設定してください。
表示「STOP」が点灯していると制御停止です。
測温体が断線/短絡している。
測温体に断線/短絡等の異常がないか確認してください。
測温体のリード線と動力線を同一配管して引き回
しているため、動力線からのノイズの影響を受け
ている。
(一般的には表示値がふらつく)
別配線にする。または、引き回しを少なくする。
デジタル調節計と熱電対の間を銅線で接続している。
熱電対のリード線を直接接続する。または、熱電対に合った補償導線
で接続する。
測温体の設置場所が不適切。
測温体の測温場所が適切か確認してください。
入力補正が正しく設定されていない。
[工場出荷時:
[0℃]に設定]
キー操作ができない
レベルの切り替えができない
長時間
使用時
確認事項
RUN/STOP 設定で
[RUN]を設定してください。
表示「STOP」が点灯していると制御停止です。
入力補正に適切な値を設定してください。
入力補正を行わない場合は、入力補正値を[3]に設定してください。
設定変更プロテクトがONになっている。
設定変更プロテクトをOFF に設定してください。
プロテクトで操作が制限されている。
必要に応じて「運転/調整プロテクト」
「初期/通信プロテクト」
「設定
変更プロテクト」の値を設定してください。
端子の締め付けがゆるくなっていることが考えら
れます。
端子を規定トルク
(0.74∼0.90N・m)で締め直してください。
内部部品が寿命になっている。
デジタル調節計内部に実装されている電解コンデンサは周囲温度、
負荷率に、構造的な寿命は周囲環境(振動・衝撃)に依存されます。
また、出力リレーについても寿命があり、開閉容量、開閉条件により大
きく異なりますので、必ず実使用条件を考慮し、定格負荷、電気的寿命
回数内でご使用ください。
寿命を越えた状態で使用すると、接点溶着や焼損の恐れがあります。
同時期に購入されたデジタル調節計と併せて交換をお願いします。
制御が不安定になる
内部パラメータを工場出荷状態に戻す場合
一から設定をやり直すために設定を初期の状態に戻したい場合などに行ってください。
なお詳細は、14ページの「■設定データ一覧」を参照ください。
設定値初期化は、高機能設定レベルで行います。
高機能設定レベルに移行するには「初期設定レベル」でパスワード(-169)
を入力します。
パスワードを入力するには、「プロテクトレベル」の「初期/通信プロテクト」の設定値を0 にしておく必要があります。
(初期値は0に設定されています。)
① プロテクトレベルに移行します。
「初期/通信プロテクト」の設定値が「0」であることを確認します。
② 高機能設定レベルに移行します。
高機能設定レベル(表示部上段『init』)に移行します。
表示部下段を「fact」にします。数秒後初期化が終わると、自動的に「OFF」に戻ります。
お問い合わせ 0120-919-066 または直通電話 055-982-5015(通話料がかかります)
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