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インターンシップ講習生(Ⅱ期:H25.8.19~8.30)のつぶやき 講習生の
■インターンシップ講習生(Ⅱ期:H25.8.19~8.30)のつぶやき 講習生の横顔 講習生の紹介 ・氏名 太田 葵 ・大学 北海道大学 農学部 農業工学科 3年 ・受け入れ:資源評価担当 ・氏名 木島有香 ・大学 九州大学 農学部 生物資源環境学科 3年 ・受け入れ:資源評価担当 ・氏名 松本瑛実香 ・大学 茨城大学 農学部 地域環境科学科 3年 ・受け入れ:資源循環シス テム担当 実習内容と感想 農業農村整備事業を整理すると、授業で学んだ ことが実践されている面が多く見受けられ、授 業での様々な科目を実際には複合していく必要 があると感じた。 作業実習として行った ArcGIS とエクセルデータの参照作業は、数も膨大で単 調であったが、補助金や事業の仕組みを実践的 に理解していくのに役立った。データの取りま とめでは、様々な視点からのデータ分析をおも しろいと感じたが、思った成果がでなかったり、 どんな意味があるか考えきれなかったりした。 自分が何をしりたくて取りまとめるかきちんと 整理することが大切だと感じた。 主として鳥取県における事業に関するデータを エクセルと ArcGIS を用いた整理した。集計時 には、様々な角度から整理していくということ が重要だと学んだ。多種の事業内容を扱ううち に、事業内容から地区の特徴を考察するように なった。また、土浦市手野地区のハス田のほ場 整備事業を見学した。実際に事業に関わった方 からの話は聞き応えがあった。貴重なお話を聞 いた。研究員の方からは現場に親しんだ話を聞 くことができて楽しむことができた。 まず「消化液施用によるソルガムの分解促進効 果」 「消化液・エタノール廃液のメタン発生ポテ ンシャル」の実験を行った。今まで大学で目に したことのない器具を用いて行ったため、様々 な知識が身についたと同時に毎日が新鮮で刺激 的であった。次にメタン発生消化液輸送散布計 画策定支援モデルについてアプリケーションモ ニターとしての使用・検算作業を行った。 今後の抱負 実習を通じて、大学で学んでいることの多くが 現場で基礎的に理解しておくことだと体感した ので、これまでの授業で学んだことをもう一度 復習しなおしたい。また、研究者の方は質問が 上手く、視察の際も県職員の方やJAの方から いろいろな話を引き出していた。自分の知識が まだ未熟とはいえ、話を理解することに精一杯 だったので、つねに視点をかえ疑問をもてるよ うに意識したい。さらに、自分がまとめたデー タをどう活用するかもっとよく考えてより深い 考察ができるようになりたいと思う。 10 日間の実習を通して、大学で学んでいること が実際の現場で生きていることを実感できた。 これから大学で講義を受けるとき、きちんと生 きた話としてとらえながら学ぶことができるだ ろうと思う。研究員の方々とお話をするなかで、 何度も自分の将来について考えさせられた。し っかりと自分の進みたい道を見極めることから 始めようと心に誓った。また、実習期間を共に 過ごした仲間と、これからも連絡を取っていこ うと思う。 今後、活用されていくであろうアプリケーショ ンの作成に関われたことをとてもうれしく思 う。この 2 週間でわたしは様々な知識を身に着 けた。大学ではあまり学んでいない分野だが興 味があったためとても有意義な時間を過ごすこ とができた。大学でもぜひこのような分野につ いて研究してみたいと思う。 ■インターンシップ講習生(Ⅱ期:H25.8.19~8.30)のつぶやき 講習生の横顔 講習生の紹介 ・氏名 橘 和宏 ・大学 三重大学 生物資源学部 共生環境学科 3年 ・受け入れ:資源循環シス テム担当 ・氏名 千葉大地 ・大学 弘前大学 農学生命科学部 地域環境工学科 3年 受け入れ:構造担当 ・氏名 匿名希望 ・大学 北里大学 3年 ・受け入れ:構造担当 実習内容と感想 主としてメタン発酵消化液について学んだ。実 習を通して感じたことは、バイオマスエネルギ ーの普及は大変であることをよく理解できた。 消化液として排水処理するにしてもコストやエ ネルギーが多くかかるし、液肥として輸送・散 布するにしても計画・施用がとても大変である。 モデルを使って作業を行ったが、初心者の自分 たちには難しいと思う部分がいくつかあった。 農家の方への説明もとても重要だと感じる。消 化液への正しい知識と消化液の利用による効果 が見られれば、普及にもつながると思う。 今回の実習では、主として、ダムに設置された 地震計から計測された加速度のデータをテキス トファイルに変換し、配置図や全体図とともに PDF にまとめ、最後にエクセルにグラフととも にまとめる作業を行った。また、地震による被 災状況の確認やダム見学を行い、実際の現場で はどこで測定しているのか、どういった測定を しているのかを知ることができた。 実習内容は、ダム地震計のデータ整理と解析。 地震データ解析に用いられるコーダ波の解説、 フーリエ変換やフーリエ逆変換の解説とそれに よって出てくるデータの説明、そこから何がわ かるかの解説。ダムにおける地震波変化の法則 の解説。実際にダムに赴き、地震計測の行い方 の実習。などであった。 今後の抱負 実習前はとても不安だったが、メタン発酵消化 液とは何かから丁寧に教えてもらい、習った範 囲のことは自信をもって答えられると思う。バ イオ分野には元々興味があったがさらに興味が 増し、もっと勉強したくなった。生活に関して も他のインターンシップ生と仲良くなれて本当 に良かった。今回学んだことをしっかり自分の ものにし、自分のこれからの研究や卒論、仕事 につながっていくくように学業に精進していこ うと感じた。 大学では地震に関して学んではいなかったが、 地震動によってダムへどのような影響があるか を学べてとても興味を持つことができた。地震 がダムに与えた影響を解析する準備段階のデー タ整理をしたことで、少しででも研究のお役に 立てたのではと考える。そして、今回の夏期実 習で学んだことをこれからの自分が学ぶことに 生かせるように忘れないようにして役立ていき たい。 自分の力が足りず、教えていただいたことの多 くの部分を理解が及ばず取りこぼしてしまって いると感じ、大学の講義で学ぶ基礎がとても重 要であること。今まで実感がなかったが、大学 で学んだことが実際に使われていることを今回 の実習で学び、感じることができた。今回の実 習で感じたことや、学んだことを忘れずに、必 要だと感じたことを学習していきたい。また、 基礎を復習していきたい。 ■インターンシップ講習生(Ⅱ期:H25.8.19~8.30)のつぶやき 講習生の横顔 講習生の紹介 ・氏名 石渡康介 ・大学 北海道大学 農学部 農業工学科 3年 ・受け入れ:施設機能担当 ・氏名 西谷麻菜美 ・大学 筑波大学 生命環境学群 生物資源学類 3年 ・受け入れ:施設機能担当 ・氏名 本田泰大 ・大学 新潟大学 3年 ・受け入れ:施設機能担当 実習内容と感想 コンクリートを中心に、モルタルの配合方法や 配合比による物性変化、強度試験の方法などを 教わりました。その他にもレーザー距離計測を 行い、コンクリート補修の様子を見学しました。 各種計測実験データから、その整理・考察の方 法、測定の精度を考えるやり方などを教わりま した。コンクリートの知識はほとんどないなか、 どうしたらうまくいくのかを考えさせられまし た。 モルタルを練り、その物性を測定し、コンクリ ートの基礎的な実験を行った。水セメント比を 変え、空気量、フロー、スランプを測定したと ころ、モルタルの物性が変化していた。縮小鉄 筋の曲げ強度試験では、鉄筋が入っている梁の 方が大きな荷重に耐えられるが、鉄筋が増える とせん断破壊が起きてしまう結果となった。実 験では値の再現性を得る難しさを知った。また、 実験道具を自ら作るということが新鮮だった。 コンクリートの性質について理解するために、 モルタルを実際に練り、水セメント比や含水比 などの違いによってどのような性質の違いが出 てくるのかを考察した。またモルタルで供試体 を作成して実際に圧縮強度試験に使うという流 れを体験した。さらにデータを場合に応じた方 法で解析し、そこから言えることをどのように 説得力を持たせて人に説明するかということも 学んだ。一方で実際の現場を見るという機会も たくさん設けてもらった。 今後の抱負 短い間でしたが、いろいろな実験や測定をして みて、思っていたより作業には時間がかかり、 研究には体力が必要だと思いました。研究の様 子や研究環境を知ることができ、研究者の方々 や民間企業の方、他の学生などとの話も良い刺 激になり、進路を考えるのに役立ちました。大 学の研究室は農業気象で、分野は違うのですが、 実験や計測の難しさや考える面白さなどは共通 していると思います。自分は研究職に就きたい のですが、もっといろいろなものを実際に見て 知ったうえで進路を決定しようと思いました。 授業でやったのに身についていないことが多 く、戸惑うことが多かった。自分の知識の無さ を反省し、今後さらに勉強に励みたいと思った。 実習期間中、他大学の実習生や研究者とお話す る機会が多くあった。自分とは違う意見や考え を持っている人との交流はとても刺激になり、 自分の世界が広がったと感じる。今後も、様々 な交流を持ち視野を広げていきたい。 今回のインターンシップはとても有意義な時間 であったと思う。自分は大学院に進むつもりな ので、研究とはどんなものかを研究室に入る前 に実感することができてよかった。将来的には 民間企業で技術職になりたいと考えているが、 研究者の課題の解決のための飽くなき探求心や 問題に挑戦する姿勢はこれから社会に出ていく 際の参考にさせてもらいたいと思った。 ■インターンシップ講習生(Ⅱ期:H25.8.19~8.30)のつぶやき 講習生の横顔 講習生の紹介 ・氏名 矢口洪一 ・大学 茨城大学 農学部 地域環境科学科 3年 ・受け入れ:水路システム 担当 実習内容と感想 この10日間で実習したことはJICAの人たちと の水理実験と現地見学。新潟大学の人たちとの 二次流の実験。河床変動シミュレーション。ク ローズドパイプラインの実験。福島県いわき市 愛谷用水への現地見学である。 特に JICA の方との実習によって外国への興味 が大きくなり、将来は外国に関係のあるところ で働きたいと感じた。そのためにまず英語を勉 強したいと思った。 今後の抱負 ここでの実習を受ける前、水理学は半強制的に やっていました。しかし、このたった 10 日間で 水路は人間の生きてくうえで必ず必要なもの で、すごく奥の深いことが分かった。今まで水 田の近くで見てきたものがどのようなもので、 どのような役割を果たしているのかも勉強でき て非常に面白かった。今後は大学でもここで身 に着けた知識と水路に対する興味を持って学ぶ ので深い理解ができる気がする。この実習でた くさんの体験ができて、たくさんの交流ができ て、たくさんの夢ができた。 ○農村工学研究所は、皆さんが社会に巣立ってからもお付き合いしたいと願っています。