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A( C)B(A + ∙ + = ∙ +

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A( C)B(A + ∙ + = ∙ +
【復習】 論理式の双対性
論理回路Ⅰ (第3回)
A  (B  C)  (A  B)  (A  C)
鹿間 信介
摂南大学 工学部 電気電子工学科

A  (B  C)  (A  B)  (A  C)
ブール代数と論理式
3.2 ブール代数(続き)
3.3 真理値表から論理式を求める
論理式では、ある論理式の+、・、0、1、を同時に
入れ替えても等価な論理式が得られる。
3.3.1 主加法標準形

演習
論理回路Ⅰ
摂大・鹿間
【復習】 ブール代数の公理と双対性
重要
#4 分配則
#1 可換則
A・B = B・A
A+B = B+A
A・(B+C) = A・B+A・C
A+B・C = (A+B)・(A+C)
#2 結合則
#5 相補則 -- A は補元
A・(B・C) = (A・B)・C
A+(B+C) = (A+B)+C
A A  0
#3 吸収則
論理関数の定理(1)-公理より証明される命題
A・A = A
A+A = A
双対性: 演算記号入替えてもOK
摂大・鹿間
重要
論理関数の定理(2)
双対
(1.2の証明)
A+A=A+(A・(A+B)) -- 吸収則 (第1式)
= A・(A+C)
-- A・BをCとした
=A+A・D
-- A+BをDとした
=A
-- 吸収則 (第1式)
=A
-- 吸収則 (第2式)
<証明完>
0,1を含む式では、0 ⇔ 1のこと
藤井: 「ディジタル電子回路」, 2.2節
--(1.1)
--(1.2)
A・A= A・(A+A・B) -- 吸収則 (第2式)
“・” AND ⇔ ”+” OR
論理回路Ⅰ
重要
#1 べき等則
(1.1の証明)
A A 1
A・(A+B) = A
A+(A・B) = A
摂大・鹿間
論理回路Ⅰ
<証明完>
藤井: 「ディジタル電子回路」, 2.2節
論理回路Ⅰ
論理関数の定理(3)
摂大・鹿間
重要
#3
#2
A・1 = A
A+0 = A
--(2.1)
--(2.2)
A・0 = 0
A+1 = 1
双対
--(3.1)
--(3.2)
双対
(2.1の証明)
(1.2の証明)
(3.1の証明)
(3.2の証明)
A 1  A  ( A  A) -- 相補則 (第2式)
A  0  A  ( A  A) -- 相補則 (第1式)
A  0  A  ( A  A) -- 相補則 (第1式)
A  1  A  ( A  A) -- 相補則 (第2式)
 ( A  A)  A -- 結合則 (第1式)
 ( A  A)  A -- 結合則 (第2式)
A
-- 吸収則 (第1式)
A
<証明完>
-- 吸収則 (第2式)
<証明完>
 A A
0
-- べき等則 (第1式)
 A A
-- べき等則 (第2式)
-- 相補則 (第1式)
1
-- 相補則 (第2式)
<証明完>
論理回路Ⅰ
藤井: 「ディジタル電子回路」, 2.2節
摂大・鹿間
論理回路Ⅰ
藤井: 「ディジタル電子回路」, 2.2節
<証明完>
摂大・鹿間
1
重要
論理関数の定理(4)
#4 二重否定
( A)  A
#5
A の補元 A はただ一つ存在する
(4の証明)
--(4)
( A)  ( A)  0
 (( A )  A )  (( A )  A )
-- 分配則
 A1  ( A  A 2 )
 (( A )  A ) 1
-- 相補則
 A1  A  A1  A 2
-- 分配則
 (( A)  A)  ( A  A)
-- 相補則
 0  A 1  A2
-- 相補則
 A  ( A)  A
A0
-- 分配則
 A  A 2  A1  A 2
-- 相補則
-- 相補則
 A 2  ( A  A1 )
-- 分配則
A
-- 定理2
 A2  1
-- 相補則
摂大・鹿間
重要
論理関数の定理(6)
#6 ド・モルガンの定理 -- ORとANDの入替え用!
A  B  A  B --(6.1)
A  B  A  B --(6.2)
 A2
∴ Aの補元はただ1つである
双対
論理回路Ⅰ
 (( A  A )  B )  ( A  ( B  B ))
 (1  B )  ( A  1)
 1 1
1
A+B の補元は A  B であり、
定理5より補元はただ一つだけ
なので、 A B がA+B の補元
であることが示せればよい。
( A  B)  ( A  B )  A  ( A  B)  B  ( A  B)
-- 相補則
-- 定理2
<証明完>
摂大・鹿間
藤井: 「ディジタル電子回路」, 2.2節
例題3-3 双対の等式を求めよ
(a) A( B  C )  AB  AC
(b) A  0  A
OR ⇒ AND
0⇒1
AND ⇒ OR
OR ⇒ AND
( A  B )  A  B  (( A  B )  A )  (( A  B )  B )
(6.1)の証明
-- 定理2
A1  A1  1
-- 相補則
藤井: 「ディジタル電子回路」, 2.2節
--(5)
(証明) Aが、異なる2つの補元 A1 , A2 を持ったとすると、
-- 定理2
 ( A)  A  A
<証明完>
論理回路Ⅰ
重要
論理関数の定理(5)
A  BC  ( A  B)( A  C )
A 1  A
 ( A  A )  B  A ( B  B )
 0 B  A0
0
<証明完>
藤井: 「ディジタル電子回路」, 2.2節
論理回路Ⅰ
摂大・鹿間
例題3-4 ド・モルガンの定理をベン図で証明せよ
A
B
・
A
B
=
論理回路Ⅰ
B
+
A
! OR⇔AND変換にはド・モルガンの定理
Y  A B
B
ハッチング゙の
全体領域(OR)
A  B  A B
A
例題3-5 次の論理式をAND演算に変換せよ
ハッチングの
共通領域(AND)
A B  A  B
A
B
=
A
摂大・鹿間
論理回路Ⅰ
 A B
--- 二重否定
 A B
--- ド・モルガンの定理
B
摂大・鹿間
論理回路Ⅰ
摂大・鹿間
2
算術演算と論理演算の違い(まとめ)
例題3-5’ 次の論理式をOR演算に変換せよ
! OR⇔AND変換にはド・モルガンの定理
演算子
Y  A B
2進数算術演算
 A B
 A B
摂大・鹿間

主加法標準形

通常の代数における多項式の整式に対応する表現形式

「最小項」の積和で表現
例: AB+A’B+AB’
最小項: すべての変数を含む論理積の項 (2変数の例: AB)
主乗法標準形 (双対な形)

通常の代数における変数(あるいはその否定)の和同士をかけたもの

「最大項」の和積で表現


例: (A+B)・(A’+B)・(A+B’)
最大項: すべての変数を含む論理和の項 (2変数の例: A+B)
摂大・鹿間
論理回路Ⅰ
重要
主加法標準形(2/2)
A
0
0
0
0
1
1
1
1
論理回路Ⅰ
B
0
0
1
1
0
0
1
1
C
0
1
0
1
0
1
0
1
Y
0
0
0
1
1
0
1
1
0,1 (数値)
・ (論理積) + (論理和) 0,1 (状態)
摂大・鹿間
主加法標準形(1/1)
3.3.1 主加法標準形

+ (加算)
論理回路Ⅰ
3.3 真理値表から論理式を求める

・ (乗算)
値
--- ド・モルガンの定理
論理回路Ⅰ

和
--- 二重否定
2値論理演算

積

出力が1になる入力組合せを列挙

各組合せに対し1になるAND項を列挙

列挙したAND項をORで結合して完成

この論理式構成法を主加法標準形という
ABC
AB C
真理値表から論理式を導きたい場合、どうする?
A
0
0
0
0
1
1
1
1
B
0
0
1
1
0
0
1
1
C
0
1
0
1
0
1
0
1
Y
0
0
0
1
1
0
1
1
摂大・鹿間
論理回路Ⅰ
例題3-6 真理値表から論理式を主加法標準形で求めよ
A
0
0
1
1
B
0
1
0
1
Y
0
1
1
0
AB
AB
Y  A B  AB
( A  B)
Y  A BC  A B C  AB C  ABC
ABC
ABC
摂大・鹿間
論理回路Ⅰ
摂大・鹿間
3
例題3-7 多数決の真理値表より論理式を主加法標準形で求めよ
【付録】ブール代数の公理と定理 (まとめ)
C
0
1
0
1
0
1
0
1
Y
0
0
0
1
0
1
1
1
A・B = B・A
A+B = B+A
#5 相補則 -- A は補元
#2 結合則
A・(B・C) = (A・B)・C
A+(B+C) = (A+B)+C
#3 吸収則
AB C
Y  A BC  A BC  AB C  ABC
ABC
#1 べき等則
A・A = A
A+A = A
#2
ABC
摂大・鹿間
論理回路Ⅰ
A・1=A
A+0=A
AA  0
A A 1
双対性:
双対性:演算記号入替えてもOK
演算記号入替えてもOK
“・”
“・”AND
AND ⇔
⇔ ”+”
”+”OR
OR
0,1を含む式では、0
0,1を含む式では、0⇔
⇔1のこと
1のこと
A・(A+B) = A
A+(A・B) = A
ABC
定理
論理回路Ⅰ
B
0
0
1
1
0
0
1
1
公理
A
0
0
0
0
1
1
1
1
重要
#4 分配則
A・(B+C) = A・B+A・C
A+B・C = (A+B)・(A+C)
#1 可換則
#3
A・0 = 0
A+1 = 1
#4 二重否定
( A)  A
#5 A の補元 A はただ一つ存在する
#6 ド・モルガンの定理 (OR⇔AND変換用)
A  B  A B
A B  A  B
摂大・鹿間
4
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