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26年度事業報告書 - 宇都宮まちづくり推進機構

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26年度事業報告書 - 宇都宮まちづくり推進機構
1 平成26年度事業報告(平成26年4月1日~平成27年3月31日)
【概説】
・ 第2期宇都宮市中心市街地活性化基本計画(案)に対し,宇都宮市中心市街地活性
化協議会が意見を取りまとめ,意見書を市長宛に提出した。
・ 県内経済界を中心とした栃木県LRT研究会に参画し,中間報告書の取りまとめに
協力した。
・ 中心市街地を流れる「釜川」については,季節の花植えや清掃活動のほか,地域資
源である釜川の認知度を高める様々な取組を行ってきた。春には川床を設置,夏には
鮎のつかみ取りを実施するとともに,冬には釜川ふれあい広場をツリー型のイルミネ
ーションで華やかに演出した。
・ 宇都宮の様々な歴史を知るきっかけとするために,
「ふるさと宮まつり40年のあ
ゆみ」を発刊した。
・ 貴重な地域資源である「大谷石」については,大谷石の魅力の情報発信とまちなか
散策の一助とするため,大谷石マップ「石の街うつのみや遺産と景観」を発行した。
また,大谷石蔵での音楽会の実施を通じてその活用・保存を図るきっかけづくりに
取り組んだ。
Ⅰ 中心部活性化事業の実施
1 LRT導入促進事業
3部会合同部会
宇都宮市が目指すネットワーク型コンパクトシティ(NCC)を実現していくための重要な
LRT導入について,都市の装置としての社会経済効果等を検証し,地域経済の底上げ及び活
性化に活用すべき方策を研究・検討し,経済界として共通認識を持ってその導入に取り組むた
め,平成26年7月に栃木県内の主要経済団体等を中心に「栃木県LRT研究会(以下「研究
会」という。
)
」が設置されたところである。
当機構としては,既に3部会合同部会やまちづくりと交通部会などが様々な事業を通して,
LRT導入の考え方や必要性について共通認識を持っているところであるが,作業部会のメン
バーとして,その考え方と必要性について議論し,平成27年3月には研究会から「LRTの
導入,整備に関する研究中間報告書」が取りまとめられたところである。
◎ 中間報告書の主な内容
1 LRT導入の考え方と必要性
⑴ 現状と課題認識
⑵ 経済・産業の観点からのLRT導入・整備についての基本戦略
⑶ LRT導入・整備についての基本認識
⑷ LRT事業(営業)主体についての基本認識
⑸ LRT導入についての個別認識
⑹ LRT導入についてのアンケート調査結果
2 整備に係る社会経済効果の試算
⑴ LRT整備に伴う工事費等の直接的効果
⑵ LRT整備に伴う間接的効果
⑶ 定住人口に関する効果
下野新聞平成27年3月25日付より
2 かまがわ川床桜まつり事業
魅力ある都心創造部会
⑴ 事業の目的
釜川の更なる魅力発信を行い,多くの方に釜川の良さや見どころをPRするとともに,
今後とも釜川に多くの方が来訪・回遊されることを目的に,平成25年度に引き続いて実
施した。
⑵ 事業内容
1 実施期間 平成26年4月4日(金)~4月13日(日)
2 実施場所 釜川 牧水亭―出雲橋間
⑴ ぼんぼり点灯
ア 期
間 平成26年4月4日(金)~4月13日(日)
イ 点灯時間 各日午後6時~9時
ウ そ の 他 23個のぼんぼりを3~4メートルごとに設置
⑵ 川床設置
ア 設置場所 牧水亭―出雲橋間 釜川上辺
イ 設 置 日 平成26年4月4日(金)~4月13日(日)
ウ 開放時間 各日午前11時~午後8時
エ 座 席 数 90席
3 釜川夏の宴事業
魅力ある都心創造部会
⑴ 事業の目的
釜川の魅力発信と,その良さと見どころを知っていただくとともに,中心市街地の
賑わいづくりの一環として,
「春の宴」の川床桜まつり事業に続いて実施した。
⑵ 事業内容
1 実施日時
平成26年8月23日(土) 午前11時~午後3時
2 実施場所
釜川ジャブジャブ池及び御橋から出雲橋間南側市道
3 実施内容
⑴ 鮎のつかみ取り
ア 場 所 釜川ジャブジャブ池
イ 時 間 午前11時~午後2時
ウ 内 容 鮎300匹を3回に分けて放流し,中央小学校の児童を始めとする小学生
を対象に鮎のつかみ取りを実施
⑵ 模擬店出店
ア 場 所 釜川御橋から出雲橋間南側市道
イ 時 間 午前11時~午後3時
ウ 出店者 4事業者(鮎の塩焼き,牛串,かき氷,飲物等)
4まんがま
宮再発見事業
宮再発見専門委員会
⑴ 事業の目的
まちづくりには歴史を知ることが何より重要であるとの認識から,宇都宮のさまざまな歴史
を知っていただくことを願い,とりわけ本年は,北関東最大級のお
祭りとして定着している「ふるさと宮まつり」が,第40回の節目
を迎えることから,その歴史を取り上げ,市民のお祭りとしての存
在意義について検証する一助とした。
⑵ 事業概要
1 発行までの経緯
⑴ 記念誌発行の取組の必要性
「ふるさと宮まつり」が市民のお祭りとして広く知られて
いることは周知の事実であるが,いつどのようなきっかけで始まり,本年に記念すべ
き第40回を迎えることを知る人は非常に少ないと思われる。その歴史をまとめ,多
くの皆様に宮まつりの立ち上げから今日までの歴史を再認識していただくことが,ま
ちづくりの観点からも大変重要であると認識し,記念誌を発行することとした。
⑵ 記念誌の内容に係る検討
誰にも親しんで見ていただけるよう写真を豊富に掲載することとし,さらに,今日ま
での宮まつりを支えてきた関係者の方々のインタビュー記事や参加団体の座談会を掲載
することで,宮まつりが多くの方々の協力により成り立っていることを知っていただけ
るような内容構成とした。
⑶ 記念誌の配布対象
市民のお祭りとして定着している「ふるさと宮まつり」が本年で第40回を迎えるこ
とを周知させ,まつり自体を盛り上げる目的から,広く市民が出入りする市の関係機関
(地区市民センター,図書館等)や,市内小中学校全校に配布することとした。
また,配布残部については,希望者に実費で提供することとした。
2 記念誌の作成・配布
⑴ 協賛広告の募集及び掲載
記念誌の発行に係る経費については,協賛広告掲載という形で企業・団体・個人に対
して協賛を募り,その協賛金を充てた。協賛者の広告は,記念誌の巻末に掲載した。
※ 協賛金 101件/151口(企業・団体99件/147口,個人2件/4口)1,510千円
⑵ 写真・画像を中心に作成
第1回から第39回までについて,その時々を思い起こし,見て楽しめるよう,写真
や画像を多く掲載するとともに,当時の宇都宮の主な出来事や参加団体等が一覧できる
ように配慮した。
⑶ 作成部数・配布先
・ 作成部数 2,000部
・ 配布先 市関係機関(地区市民センター・図書館・生涯学習センター他)
市内小学校・中学校,協賛者等
5 イルミネーション事業
うつのみやイルミネーション2014
1 点灯期間 平成26年11月20日(木)~ 平成27年1月15日(木)57日間
2 「宇都宮市中心市街地ライトアップ実行委員会」事業
⑴ 点灯場所 ・ 「シンボルロード」(オリオン通り~まちかど広場)
・ 「まちかど広場」のイルミネーション
(ライトアップ実行委員会・歴史と光のフュージョンプロジェクト実行委員会共催事業)
⑵ 飾付作業 宇都宮電設会によるボランティア
⑶ 協力作業 メディア・アーツ専門学校,文星芸大(イルミネーション企画・製作・飾付等)
⑷ 協 賛 金
470千円(歴史と光のフュージョンプロジェクト実行委員会と合同で協賛募集)
まちかど広場
オリオンスクエア
3 「歴史と光のフュージョン・プロジェクト実行委員会」事業
⑴ 点灯場所 ・ 「オリオンスクエア」
・ 「まちかど広場」のイルミネーション
(ライトアップ実行委員会・歴史と光のフュージョンプロジェクト実行委員会共催事業)
⑵ 協 賛 金 2,400千円(ライトアップ実行委員会と合同で協賛募集)
4 「中心商店街」事業
内 容
各商店街等がイルミネーション事業を実施した。
①
バンバイルミネーション2014
②
東武馬車道通り 光の並木道
③
きらきらオリオン
④
ユニオン通りイルミネーション
5 点灯式
⑴ 日時 平成26年11月20日(木)
⑵ 会場 オリオンスクエア
⑶ 内容
・ 宇都宮短期大学附属高校ブラスバンド
・ ソロ歌手,ベリーダンスショーなど
・ 飲食ブースを設置
6 KAMAGAWA IN BLOOM
魅力ある都心創造部会
⑴ 点灯期間 平成26年12月12日(金)~12月25日(木)
※ ロマンチックドームは,平成27年1月15日(木)まで点灯
⑵ 点灯場所 釜川ふれあい広場,ロマンチックドーム
⑶ 内
容 ・ 釜川ふれあい広場をツリー型のイルミネーションで華やかに演出
・ 魅力ある都心創造部会メンバーが「光る花」の修復作業などを経て,市
内の学生を始めとした多くの市民の皆様の協力により実現
・ ロマンチックドームには,宇都宮工業高等学校の協力により,釜川の流
れを利用した小水力発電の電気を一部利用したイルミネーションも点灯
釜川ふれあい広場
釜川小水力発電
平成26年度「うつのみやイルミネーション2014」実施箇所
県庁舎
二荒山神社
東武馬車道通り
商店街振興組合
宇都宮中心商店街
活性化委員会
宇都宮ユニオン
通り商店街振興組合
オリオン
スクエア
宇都宮オリオン通り
商店街振興組合
ふれあい広場
(KAMAGAWA IN BLOOM)
歴史と光のフュージョン
まちかど広場
プロジェクト実行委員会
宇都宮市中心市街地
ライトアップ実行委員会
<共催事業>
中心市街地ライトアップ実行委員会
歴史と光のフュージョンプロジェクト実行委員会
城址公園
市役所
6 大谷石蔵活用事業
⑴ 大谷石・石空間フォーラム 八日市場通り石蔵音楽会
歴史的建物活用特別委員会
1 目 的
地域資源である大谷石蔵や歴史的建物の保存・活用を目的に,これらの建物所有者に対
する積極的な利活用の働きかけや,所有者(貸し手)と借り手のマッチングに繋げる契機
とするため,大谷石・石空間フォーラムの一環で新たな活用例として音楽会を実施した。
2 実施内容
⑴ 日 時 平成26年12月21日(日)午後4時30分~6時30分
⑵ 場 所 青源味噌㈱ 倉庫(住所:宇都宮市駅前通り2-2-10)
⑶ 出演等 小川倫生によるアコースティックギター演奏
青木ひろこによる朗読
鎌田泰二による和灯
⑷ 来場者数 約70名
⑵ 大谷石マップ「石の街うつのみや遺産と景観」発行事業
歴史的建物活用特別委員会
1 目 的
地域資源である大谷石蔵や歴史的建物の保存・活用に向けた基礎資料として,また,大
谷石の魅力の情報発信とまちなか散策の一助を図るため,平成18年9月以来約8年振り
にリニューアルして発行した。
2 体 裁
⑴ 判型:仕上がり天地210ミリ×左右100ミリ(長3封筒に入る大きさ)
⑵ 頁数:24頁
⑶ 製本:中綴じ(中央頁が観音開き)
⑷ 印刷色:4色(オールカラー)
3 作成部数・配布先
⑴ 作成部数:15,000部
⑵ 発行時期:平成27年3月
⑶ 配布先:市内図書館,美術館,まちかど案内所,宮カフェ,掲載先,協賛者等
4 協賛金の募集
発行費用について,趣旨に賛同した個人,企業・団体を募集した。
・ 協賛金 66件 660千円
⑶ 旧公益質屋活用事業
大谷石蔵レストラン「おしゃらく」運営状況
1 運営会社
シェフズ㈱
2 住
所
宇都宮市宮園町8-9
3 オープン
平成23年5月11日
4 利用客数
年間 ランチ9,964人 ディナー6,322人
20代から70代までの女性を中心とした幅広い
客層となっており,ランチでの子連れの女性客も多
くなっている。また,観光客も増えている。
5 料
理
地産地消を旨とし,創作料理を中心に提供してい
る。その中でも,特に野菜料理に人気がある。また,
地酒の拡充も図っている。
6 そ の 他
宇都宮の観光情報等の発信を積極的に行い,来客者
に対するおもてなしに努めている。
7 WELCOMEクリテリウム事業
魅力ある都心創造部会
(1) 事業の目的
当機構では,ジャパンカップサイクルロードレース実行委員会のおもてなし専門部会員
として,例年,ジャパンカップクリテリウムの開催に合わせ,来街者へのおもてなしや自
転車のまち宇都宮のPRなどを行っている。
その一環として,平成26年度当機構では,ジャパンカップクリテリウムの開催当日,
会場となる大通りに面するオフィスビルや空き店舗等の2階,3階等を活用し,観戦者に
快適な観覧スポットを提供することを目的として,来街者へのおもてなしや,自転車のま
ち宇都宮のPRを行う上での契機とするためにも,
「上から見るぞ 立体観戦クリテリウ
ム」事業を昨年度に引き続き実施した。
(2) 事業内容
1 実施日 平成26年10月18日(土)午後2時~5時
2 実施場所及び観戦者定員数
⑴ 宇都宮PARCO(3階・4階)/30名
⑵ 鱒渕ビル(3階)/15名
⑶ 森八ビル(2階・3階)/30名
⑷ 田中ビル(2階・3階)/20名
⑸ 栃木銀行馬場町支店(2階)/15名
3 実施結果
市内外から多くの応募があり,約3倍の倍率であった。
応募者数:96ファミリー,373名
当選者数:30ファミリー,112名
鱒渕ビル3階からの展望 →
宇都宮PARCO3階からの観覧
↓
8 釜川整備活用事業
⑴ 釜川美化活動(花植え・清掃活動)
釜川プロムナード整備協議会
1 目 的
市民主導のもと,釜川プロムナードが中心市街地における憩い・潤い空間の一端を担う
ことを目的として活動した。
2 内 容
ボランティアの方々の協力を得て,四季折々に花が咲き,多くの人が楽しみながら散策
する釜川プロムナードを目指し,定期的な花植え活動や清掃活動を行った。
⑴ 花植え活動・清掃活動
ア 毎月1回,釜川プロムナードにおける植栽の手入れ及び清掃活動を実施した。
また,四季に合わせ,4回の花植え・花の入れ替え活動を実施した。
併せて、田村忠設計事務所から提供があったしだれ桜苗木6本を市に寄贈した。
平成26年 5月17日
夏に向けた大規模花植え活動
平成26年 6月15日
夏の花追加植栽活動
平成26年11月16日
冬に向けた大規模花植え活動
平成27年 3月 8日
冬の花追加植栽活動
イ 活動場所
都橋~今小路橋区間の釜川プロムナード(重点整備区間 新橋~御橋区間)
ウ 参加者
宇都宮市緑化ボランティア,栃木県シルバー大学校同窓会上町支部ほか
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