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日本・欧州で承認! 世界初
そーせいグループ 株式会社 第 24 期 第2四半期 株主通信 2013年4月1日 ~ 2013年9月30日 ! 初 日本 ・ 欧州で承認 界 世 の LAMA/LABA配合剤「ウルティブロ®」 (QVA149)が >>> トップインタビュー P1/更なる成長に向けた取り組み P7/トピックス P8/財務ハイライト P9/ 会社概要 P10/株式の状況 P10/株主メモ 裏表紙 P3 T OP INTERVIEW そーせいグループ株式会社 取締役 代表執行役社長 CEO 田村 眞一 株主の皆様には平素より当社事業にご理解とご支援を賜り、 心より御礼申し上げます。 当社グループ第24期第2四半期(2013年4月1日~2013年9 月30日) の事業活動の成果につき、ここにご報告申し上げます。 Q A 2014年3月期上期の経営成績について 聞かせてください。 当期は開発、財政面共に重要な進展がありました。 ® 昨年10月に、単剤であるシーブリ(NVA237) が日本およ び欧州において承認されましたが、今年9月に配合剤であるウル ® ティブロ(QVA149) が同じく日本及び欧州において承認されま した。この承認取得を契機に当社は12.5百万ドルのマイルストン 収入を得ると同時に、 ロイヤリティ収入という更なる安定した収益 源を得ました。 以上のような進展に加えて円高修正も手伝い、経営成績として は、売上高1,583百万円、営業損失18百万円、そして純損失39 百万円と前年度上期と比べて大幅に改善いたしました。 1 Q 世界初のLAMA/LABA配合剤ウルティブロ®が日本・欧 州で承認されましたが、 この新薬への期待や可能性につ いて聞かせてください。 A COPDの患者数は全世界で2億人を超えていると言われて います。 ウルティブロ®は、LAMA/LABA配合剤としては世界 で初めての薬であることから、新たな標準治療薬となり、 より多く の患者様のQOL向上に貢献することを期待しております。 また、経 営面では、販売に係るロイヤリティ収入は、大きな収益の柱となりま す。ウルティブロ®は大型製品となる可能性を秘めておりますので、 大きな期待を寄せております。 Q A 第Ⅲ相臨床試験を開始したSO-1105の 今後の見通しについて聞かせてください。 第Ⅲ相臨床試験は予定通り2014年の下期中に終了する見 込みです。同時に販売提携の交渉を進めておりますので、決 まり次第発表させていただきます。 トップインタビュー 会 社 理 念 日本に軸足を置いた 国際的なバイオ企業になると いうビジョンの下、 環境の 変化に迅速に対応し、 時代に 即応した戦略を実施します。 Q そーせいは設立当初からグローバルな会社でした。ものごとを複数の観点から理解、解釈しようと努力を続け るのは並大抵のことではありません。その過程から軋轢が、 そしてその克服を目指した絶え間ない努力から閃 きが、生まれてきます。その閃きこそが当社グループのビジネスモデルの基盤となっています。 時代、環境に応じて最適のビジネスモデルは変遷しますが、バイオ・医薬品産業が国境・文化の枠を乗り越え て、人々の健康・生活の質の向上に寄与するものである以上は、 より幅広い観点からの展望が不可欠です。 グローバルな視点を持つ日本発のバイオベンチャー企業であることを武器として、世界のトップレベルに互す るバイオ医薬品会社の構築を目指してまいります。 NEDOイノベーション実用化ベンチャー支援事業に 採択されて注目を浴びるAPNTですが、 「ナノ粒子を 応用した画期的点眼剤」 等の実用化に向けた 開発状況や今後の見通しについて聞かせてください。 A 平成23年度にNEDO助成事業として始めた、 ナノ粒子を応 用した新規後眼部疾患治療薬の研究開発を引き続き進めて おりますが、 そこから得られた知見を元に、 より早い実用化が期待 される前眼部疾患への薬剤開発にも着手いたしました。今回その 研究が平成25年度NEDO助成事業として 「ナノ粒子を応用した画 期的点眼剤」 に採択されました。 これまで多くの化合物のスクリーニ ングを経て、 現在は、 細菌やウイルスなどによって引き起こされる感 染性眼疾患や、 感染から誘発される炎症性眼疾患などの治療薬開 発に着手し、 複数のプロジェクトが開発研究段階にあります。 Q A そーせいCVCを新たに設立された目的について 聞かせてください。 シーブリ®、 ウルティブロ®が成功した今、それらに続く有望 な開発パイプラインの構築が当社の優先課題の一つです。 これまで、企業買収、 インライセンスやAPNTなどによって候補を 探索してまいりましたが、 そこに新たなシーズ探索の方法として加 えたのが、そーせいCVCを通じた再生医療ファンドの運営です。 再生医療ベンチャーへの投資を通じてノウハウを蓄積すると共に、 有望なパイプラインの構築を目指しております。 なお、 今期中にファンドを設立できるよう準備を進めております。 Q 開発品の価値の総和が企業価値とされる当社で ありますが、パイプラインの強化や新たなシーズの 探索状況について聞かせてください。 A どれだけ有望な開発品を保有するか、 その期待が高いほど 企業価値は高く評価されます。 当社は4つの方法(ナノ技術、インライセンス、再生医療ファン ド、企業買収)でパイプラインの強化を図っております。ナノ技術、 再生医療ファンドについては先の回答でご説明申し上げた通りで す。インライセンスについてはいくつかの候補品を評価しており、 一日も早く皆様にお伝えできるよう努力してまいります。 Q A 株主の皆様への利益還元方針および株主価値向上 への具体策に関して方針を聞かせてください。 当社は長期ホルダーの方々への株主還元を最重要課題の 一つと捉えております。今後、 シーブリ®/ウルティブロ®のロ イヤリティ収入が本格化すれば、遠くない将来に累積損失が解消 し、配当・自社株買いの原資を確保できる見通しです。 一方で、投資の回収に長い時間が掛かることを考えると、長期 的な展望に立った新たな挑戦がなければバイオベンチャーとして の存在意義を失い、長い目で見た企業価値の向上も望めません。 過去の度重なる失敗・挫折を乗り越えて達成されたCOPDでの成 功を足場として、歴史に学びつつ計算されたリスクに基づいた新 たな成長戦略を実行してまいりますので、今後ともご支援の程宜 しくお願い致します。 2 世界初 の LAMA/LABA配合剤 (QVA149)が 「ウルティブロ®」 日本・欧州で承認! LAMA/LABA配合剤として世界で初めての 1日1回吸入慢性閉塞性肺疾患 (COPD) 治療薬、 ウルティブロ®ブリーズへラー®*が 日本および欧州における製造販売承認を取得しました。 ® ウルティブロ(開発コード :QVA149) は、当社がノバルティス社に導出しているシーブリ®ブリーズへラー®*(開発コード:NVA237, * との配合剤です。2013年9月にCOPDの諸症状を緩 LAMA) とノバルティス社が独自に開発したオンブレス®ブリーズへラー®(LABA) 解するための気管支拡張剤として、 日本および欧州で承認取得し、既に日本、 ドイツ、 オランダ等で販売されています。 COPDの患者数は全世界で2億人を超えていると言われており、 また、COPDは2020年までに死亡原因の第3位になると予測されて この成長市場における標準治療薬に比べ、 より高い有効性を示しており、新たな標準治療薬として確立される います。ウルティブロ®は、 ことが期待されています。 ノバルティス社との契約に基づき、当社はウルティブロ®の全世界の売上に対する一定率のロイヤリティを受領できることになっており ます。 配合剤とすることで優れた作用 シーブリ®とオンブレス®は有効性と安全性が確 認されており、ウルティブロ®はその2つの気管支 拡張作用を併せ持つことで得られる優れた呼吸機 能改善効果により、症状や活動性を改善します (p.4にて詳しく解説しております) 。日本呼吸器学 会は 「COPDガイドライン」 で、中等症以上の患者 さんに対しLAMAとLABAの併用を推奨しており、 COPD患者の新たな選択肢として大きな期待を寄 せられています。 *欧州における製品名はウルティブロ®ブリーズへラー®、シーブリ® ブリーズへラー®、オンブレス®ブリーズへラー®で、ノバルティス 社の登録商標です。日本における製品名はウルティブロ®吸入用 カプセル、シーブリ®吸入用カプセル、オンブレス®吸入用カプセ ルで、ノバルティス社の登録商標です。 COPD製品 ® シーブリ(NVA237, LAMA) ® オンブレス(LABA) (Long Acting Muscarinic Antagonist) (Long Acting Beta Agonist) ●2005年にノバルティス社に導出 ●ノバルティス社が 独自 において承認取得 ●2014年上期に米国において承認申請予定 ●欧 州、 日本、米国等100 ●欧州、 日本、 カナダ、 オーストラリア等50ヵ国 に開発した製品 ヵ国以上において承認 ® ウルティブロ(QVA149, LAMA/LABA) ●LAMA/LABA作用機序が同時に発揮され、 各単剤より高い呼吸機能改善効 果が得られる ●2013年9月に日本、 欧州において承認 ●2014年下期に米国において承認申請予定 ▼ COPD p.6にて詳しく解説しております。 3 LAMAとLABA/副交感神経と交感神経とは LAMA と LABA の作用機序 LAMA (Long Acting Muscarinic Antagonist;長時間作用性抗コリン薬) LABA (Long Acting Beta Agonist;長時間作用性β2刺激薬) 副交感神経の抑制 交感神経の刺激 気管支の収縮抑制 気管支の拡張 ●アセチルコリンという物質が作用することによって副 ●β2という受容体は気管支に存在しており、 この受容 交感神経が活発となり、結果として気管支が収縮 ●抗コリン薬 (LAMA)はアセチルコリンの働きを抑制す ることで、気管支の収縮を防ぐ 体が刺激されることで交感神経が活発となり、気管 支が拡張 ●β2刺激薬 (LABA)はβ2受容体を刺激することで、気 管支を拡張 副交感神経 交感神経 腸管運動 促進 食事中や睡眠時、私達の 身体はリラックスした状態 心機能抑制 になります。この時、血管は 胃酸分泌 拡がり、心拍数は減少し、筋 大量の唾液 肉は緩みます。このように、 体を落ち着かせている時に 強く働く神経が副交感神経 です。 ●副交感神経の働く主な部位 肺 胃 小腸・大腸 運動をしている時、私たちは興奮している状態となり ます。この時、心臓の拍動数は増加し、汗が分泌される ようになります。 このように、体を活発に活動させる時に 働く神経が交感神経です。 瞳孔散大 気管支拡張 血管収縮 血圧上昇 膀胱 心機 能亢進 ●交感神経の働く 主な部位 α1 血管収縮 β1 心機能亢進 β2 気管支拡張 4 第Ⅲ相臨床試験データが示すウルティブロ® (QVA149) の優位性 ® ® 呼吸機能改善やCOPD症状管理等において、 ウルティブロ®は他の標準治療であるスピリーバ®およびセレタイド(アドエア ) を 有意に上回る効果を示しました。 ILLUMINTE試験*2 SHINE試験*1 1.6 △130 mL 呼吸機能 p<0.001 改善 1.5 1.4 非盲検スピリーバ ® 18μg*4 26 週目のピーク FEV1*3 最小二乗平均 FEV1(L) 最小二乗平均 FEV1(L) 26 週目のピーク FEV1*3 ウルティブロ ® ブリーズヘラー ®*5 △155 mL 呼吸機能 1.6 p<0.001 改善 1.5 1.4 セレタイド ®(アドエア ®) 500mcg/50mcg*6 ウルティブロ ® ブリーズヘラー ® *1:Bateman et al., EUR Respir J. Published online May 2013(SHINE Clinical trial) *4:スピリーバ®はベーリンガーインゲルハイム社の登録商標です。 *2:Vogelmeier et al., The Lancet Respir. Med. 2013;1:51-60(ILLUMINATE Clinical trial)*5:ウルティブロ®はノバルティス社の登録商標です。 *3:1秒間努力呼気容量(Forced expiratory volume in 1 second) *6:セレタイド®(アドエア®)はグラクソ・スミスクライン社の登録商標です。 COPD市場 現在、COPD市場は約110億ドル (2011年) と見積もられていますが、COPDの認知度の高まりと、付加価値の高い 医薬品の普及により、今後更なる拡大が見込まれ、2016年までに約148億ドルまで拡大すると推定されています。 また、現在下記3つの製品がCOPD市場の主なシェアを 占めています。 製品名 スピリーバ® ® ® ) セレタイド(アドエア ※ COPDおよび喘息適応 シムビコート® ※ COPDおよび喘息適応 *:各社2012年度のアニュアルレポート 5 COPD 市場の推移 (単位:億ドル) 売上(2012年)* 48億ドル 109 131 140 148 年間約 6%で拡大 80億ドル 32億ドル 123 116 2011 2012 2013 2014 2015 2016 COPDの症状と治療法 COPD(慢性閉塞性肺疾患) とは COPDは、 たばこの煙などの有害物質を長期にわたり吸入することで発症 する肺の進行性慢性疾患です。主な症状は、咳、痰や動作時の呼吸困難な どで、患者さんのQOLが著しく低下するだけでなく、症状は徐々に進行し て、 やがて呼吸不全を起こす命にかかわる病気です。 COPDの検査と診断 COPDの検査にはスパイロ検査という呼吸機能検査があります。スパイロメーターという装置を用いて、肺活量と息を吐くときの 空気の通りやすさを検査します。 この検査により出た数値でCOPDかどうかを診断します。 COPD重症度 FEV1% (一秒率) = FEV1(一秒量 ) :最初の一秒間で吐き出せる空気の量 FVC (努力肺活量):思い切り息を吸ってから強く 吐き出した時の息の量 FEV1%(一秒率) の値が70%未満のとき、COPDと診断 I期 軽度 特徴 FEV1/FVC<70%;FEV1≧80%予測値 II 期 中等度 FEV1/FVC<70%;50%≦FEV1<80%予測値 III 期 高度 FEV1/FVC<70%;30%≦FEV1<50%予測値 IV 期 極めて高度 FEV1/FVC<70%;FEV1<30%予測値 ※病気の進行に伴い、FEV1(一秒量)が予測値よりも低くなっていきます。 COPDガイドライン 外科療法 換気補助療法 酸素療法 吸入用ステロイドの追加 (繰り返す憎悪) LAMA + LABA 管理法 LAMA or LABA 長時間作用性抗コリン薬・β2 刺激薬の併用(テオフィリンの追加) 長時間作用性抗コリン薬(または長時間作用性β2 刺激薬) 呼吸リハビリテーション (患者教育・運動療法・栄養管理) 必要に応じて短時間作用性気管支拡張薬 管理 目安 FEV1 の低下 疾患の 喫煙習慣 進行 日本呼吸器学会は 「COPDガイドライン」 において、中等 症以上で長時間作用性抗コリン薬 (LAMA)とβ2刺激薬 (LABA) の併用を推奨しています。 は、中等症以上の患者さんの治療薬として大きな期待が 症状の程度 Ⅰ期 Ⅱ 期 Ⅲ 期 Ⅳ 期 軽 症 を総合的に判断した上で治療法を選択します。 ® LAMAとLABAの配合剤であるウルティブロ(QVA149) 禁煙・インフルエンザワクチン・全身併存症の管理 呼吸困難・運動能力の低下・繰り返す憎悪 FEV1の低下だけではなく、症状の程度を加味し、重症度 重 症 寄せられています。 6 更なる成 長に向けた取り組み 開発品の価値の総和が企業価値とされる当社でありますが、パイプラインの強化や新たなシーズの探索に向けて グループ全体で取り組んでいます。 インライセンス 当社は日本と欧州に拠点を持ち、 グローバルに幅広いネットワークを構築しております。そのネ 販売提携 ットワークを活かし、海外においては既に開発の後期段階にあるものや上市されている医薬品に ついて、 日本における開発・販売権を獲得することで当社のパイプラインの拡充を図ります。 ® 既にノルレボ(緊急避妊薬) とSO-1105(口腔咽頭カンジダ症)の実績はありますが、今後も 日本人の患者さんのアンメットニーズ (充たされていない医療ニーズ) に応えるために努力してま いります。 APNTは、難溶性の医薬品原料を50-300nm (ナノメートル) レベルの結晶粒子径に粉砕しつ つ、既存技術で問題となっていた不純物の混入を極めて低く抑えることが可能という特徴を有し ます。これにより、 これまで開発が困難であった難溶性薬物の注射、点眼、吸入製剤への展開が 期待されます。 APNTの医薬品応用として、現在糖尿病性網膜症や加齢黄斑変性症等を適応と パイプライン APNT(Activus Pure Nano-particle Technology:ナノ粉砕化技術) する新規後眼部疾患治療薬の研究開発を進めております。 また、 より早い実用化を目指し、細菌やウイルスなどによって引き起こされる感染性角膜炎や 感染から誘導される結膜炎などの前眼部疾患への薬剤開発にも注力しております。 導出 RMF1(Regenerative Medicine Fund:再生医療ファンド) 当社は2013年6月に、再生医療ファンド 「RMF1」の運営を目的として、子会社 「そーせい CVC」 を設立いたしました。 この狙いは、限られたリソースで新たなシーズ (開発候補品) を発掘す ることです。日本発の有望な技術が生み出されている成長分野である再生医療に参入し、今後 の提携、導入品、企業買収等によりパイプラインを獲得すべく様々な可能性を探索しております。 用語解説 【パイプライン】製品としての承認を得るために臨床試験等開発を進めている製品群のこと。 【導出】 インライセンスの反対に、他者に対し、薬剤に関する開発・販売などの権利を許諾すること。 7 C P TO I S 第11回「日本テクノロジー Fast50」受賞 当社は有限責任監査法人トーマツが主催するテクノロジー・メディア・テレコミュニケーション (以下、 「TMT」 ) 業界の収益成長率ランキング、第11回 「デロイト トウシュトーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50」 にお いて、直近3年間の収益 (売上高) 成長率173%を記録し、50 位中18位を受賞しました。 日本テクノロジーFast50は、国際会計事務所組織 デロイト トウシュ トーマツ リミテッドが世界各地で実施しているランキ ングプログラムの日本版です。上場・非上場、企業規模を問わ ず、TMT業界の企業を過去3年間の収益成長率で順位付けす ることにより、TMT業界での成長性を表すベンチマークとなっ ています。 CSRの取り組み 児童養護施設 「目黒若葉寮」 の子供たちと和菓子づくり 当社は社会貢献活動の一環として、児童養護施設 目黒若葉寮をサポートしています。 この施設では様々な事情に より養育者と暮らすことが出来 ない、子供たちが暮らしていま す。我々との交流が、彼らの自 立の一助となれば幸いです。 8 財務ハイライト C O N S O L I D AT E D F I N A N C I A L H I G H L I G H T S 連結業績の概要 (単位:百万円) 前第2四半期 科 目 当第2四半期 2012年4月1日~2012年9月30日 2013年4月1日~2013年9月30日 売上高 1,218 1,583 売上総利益 1,069 1,410 販売費及び一般管理費 1,285 1,429 営業損失 (△) △ 215 △18 経常損失 (△) △ 267 △133 四半期純損失 (△) △ 179 △39 売上高 (単位:百万円) ■NVA237/QVA149 ■ ノルレボ®錠 ■ その他 1,218 804 95 313 396 1,583 229 2012.9 (単位:百万円) 9 6,794 6,921 純資産 6,511 6,583 自己資本比率 89.7% 90.9% 販売費及び一般管理費 401 100 794 2013.9 2011.9 2013年3月31日現在 2013年9月30日現在 ■ のれん償却額 ■ 研究開発費 ■ その他 1,285 1,429 311 180 409 225 794 794 2012.9 2013.9 直近3カ年における主な費用はSosei R&D社買収に伴い発生した のれんの償却であり、毎期定額を計上しております。のれんの償却 は、現金の支出を伴わない費用であり、2015年8月に終了する予定 です。研究開発費に関しては、主にSO-1105に関する費用であり、 開発の進捗に伴い増加しております。 現金及び現金同等物の 期首残高 2013年4月1日~2013年9月30日 売上高としてマイルストン収入を計上しま したが、キャッシュの受領は下期になりま す。その為、 当第2四半期においては、現金 及び現金同等物は減少致しました。 総資産 1,295 ® ウルティブロ(QVA149) の日欧における承認取得に伴うマイルス ® の売上 トン収入の他、 ノルレボ®の売上およびシーブリ(NVA237) に対するロイヤリティ収入を計上しております。 当社の売上高はシーブリ®およびウルティブロ®における開発の進 捗に伴うマイルストン収入が大きな比率を占めております。この両 剤の上市後は、販売高に応じたロイヤリティ収入をノバルティス社よ り受領する事になり、当社の強力な収益源となります。 前第2四半期に比べ29.9%増加し、1,583百万円となりました。 連結キャッシュ・フローの概要 当第2四半期 (単位:百万円) 265 (単位:百万円) 前期 科 目 1,317 988 2011.9 連結財政状態の概要 現金及び現金同等物の 四半期末残高 営業活動による キャッシュ・フロー △476 2,537 投資活動による キャッシュ・フロー △7 現金及び 財務活動による キャッシュ・フロー 現金同等物に係る 換算差額 45 127 2,226 C O R P O R AT E D ATA ・ S T O C K I N F O R M AT I O N 会社概要 商 (2013年9月30日現在) 会社概要/株式の状況 株式の状況 (2013年9月30日現在) 号 そーせいグループ株式会社 発行可能株式総数 37,344,000株 立 1990年 (平成2年) 6月 22日 発行済株式総数 11,959,100株 金 17,097百万円 株 代表執行役社長 田村眞一 決 3月 31日 ※2013年4月1日をもって、1株につき100株の割合で株式分割を行い、 1単元を 100株とする単元株制度を採用いたしました。 設 資 本 算 期 従 業 員 数 32名 (連結) 本 〒102-0083 東京都千代田区麹町 2-4 麹町鶴屋八幡ビル5階 TEL:03-5210-3290 FAX:03-5210-3291 社 ロンドン・オフィス 連 結 子 会 社 2nd Floor, London BioScience Innovation Centre, 2 Royal College Street, London NW1 0NH, United Kingdom TEL:+44 (0) 20-7691-2081 FAX:+44 (0) 20-7209-2484 株式会社そーせい Sosei R&D Ltd. 株式会社アクティバスファーマ そーせい CVC 株式会社 主 数 9,961名 大株主の状況 株主名 持株数 (株) 持株比率(%) 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 639,300 5.35 STATESTREETBANK AND TRUSTCOMPANY505041 410,000 3.43 田村 眞一 374,100 3.13 鶴見 亮剛 336,700 2.82 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 308,000 2.58 NORTHERN TRUSTCO. (AVFC)REFIDELITYFUNDS 241,500 2.02 日本証券金融株式会社 193,300 1.62 CMBLS. A. RE MUTUALFUND 180,900 1.51 マネックス証券株式会社 150,429 1.26 資産管理サービス信託銀行株式会社(証券投資信託口) 132,500 1.11 役員 取締役 田 村 眞 一 取締役 代表執行役社長 CEO 藤 井 卓 也 社外取締役 Declan Doogan 社外取締役 Peter Bains 社外取締役 遠 山 友 寛 社外取締役 マネジメントチーム 田 村 眞 一 代表執行役社長 CEO 望 月 昭 典 執行役副社長 CSO 虎 見 英 俊 執行役副社長 CFO 尾 㟢 拡 執行役副社長(10月 1日付で就任) 所有者別株式分布状況 証券会社 799,865 株 6.68 % その他法人 151,000 株 1.26 % 金融機関 1,402,000 株 11.72 % 外国法人等 1,986,578 株 16.61 % 個人 7,619,657 株 63.71 % 10 ● 株主メモ 事 業 年 度 毎年4月1日から翌年3月31日 定 時 株 主 総 会 毎年6月開催 株主確定基準日 毎年3月31日 株主名簿管理人及び 特別口座の口座管理機関 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 最新のIR情報は ホームページにも掲載しています。 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 株主名簿管理人 〒168-0063 事 務 取 扱 場 所 ( 郵 便 物 送 付 先 ) 東京都杉並区和泉二丁目8番4号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 (電話照会先) ン タ ー ネ ット ( イホームページURL ) 売 買 単 位 0120-782-031 http://www.smtb.jp/personal/ agency/index.html 100株 ※2013年4月1日をもって、 1株につき100株の割合で 株式分割を行い、 1単元を100株とする単元株制度を 採用いたしました。 公 告 の 方 法 当社のホームページに掲載する。 http://www.sosei.com 上場証券取引所 東京証券取引所マザーズ 証 券 コ ー ド 4565 そーせいグループ株式会社 〒102-0083 東京都千代田区麹町2-4 麹町鶴屋八幡ビル5階 TEL:03-5210-3290 (代表) そーせい 検索 http://www.sosei.com/jp/ ユニバーサルデザイン (UD) の 考えに基づいた 見やすいデザインの文字を 採用しています。