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ファンケルグループ決算説明会
ファンケルグループ決算説明会 (2015年4月1日~2015年9月30日) 2015/10/29 上期決算・通期計画 取締役専務 グループサポートセンター長 島田 和幸 決算ハイライト 上期決算サマリー 連結売上高 43,192百万円 (前年比+18.2%) 営業利益 116百万円 (前年比△61.2%) ■売上高 25,990百万円(前年比+17.8%) 営業利益 2,588百万円(前年比+98.9%) ブランド別売上高:ファンケル化粧品(前年比+16.7%)、アテニア化粧品(前年比+1.1%) ボウシャを今期から連結化(上期は売上高893百万円の寄与) 化粧品 ・ファンケル 国内(前年比+19.6%) ・・・ホワイトニングラインのリニューアル、「マイルドクレンジングオイル」などのプロモーション効果、 新製品「エイジングケア 洗顔クリーム」の発売などにより好調に推移 海外(前年比△2.5%) ・・・前期のシンガポール小売事業からの撤退などにより減収 (対象期間:2015年1~6月) ・アテニア ・・・主力製品のリニューアル効果や、既存のお客様向けのキャンペーンなどにより堅調 栄養 補助食品 その他 ■売上高 13,769百万円(前年比+23.3%) 営業利益△379百万円(前年118百万円の損失) 国内(前年比+24.7%) ・・・「大人のカロリミット」「えんきん」のプロモーション効果によるお客様数の増加などにより増収 海外(前年比+1.2%) ・・・香港、中国向けの卸販売が堅調に推移 (対象期間:2015年1~6月) ■発芽米:売上高 1,254百万円(前年比+8.7%) 営業利益 △802百万円(前年50百万円の黒字) ■青 汁:売上高 1,363百万円(前年比+1.6%) 営業利益 △455百万円(前年70百万円の黒字) ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 4 上期実績 (単位:百万円) 2015年3月期 上期 2016年3月期 上期 前年比 前々年比 売上高 36,542 43,192 +18.2% +11.5% 化粧品 22,058 25,990 +17.8% +19.5% 栄養補助食品 11,164 13,769 +23.3% +7.5% 3,319 3,432 +3.4% △18.2% 営業利益 300 116 △61.2% △83.5% 経常利益 420 221 △47.3% △76.4% 当期純利益 573 127 △77.7% その他 - ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 5 営業利益の増減分析(前年対比) 大幅増収となるものの、先行的な広告投資により減益 実績 (百万円) +増益要因 △減益要因 4,672 37 変動費 固定費 △3,845 原価率 改善による 粗利増 マーケティング 費用増 300 2015年3月期 上期 売上増 による 粗利増 △748 △235 その他 変動費増 人件費増 △64 その他 固定費増 116 2016年3月期 上期 ◆原価率 前年比△0.1% (内訳:化粧品△0.1%、サプリ+1.3%、その他△2.3%) ◆マーケティング費用 前年比+3,845百万円 (内訳:化粧品+1,101、サプリ+1,506、その他+1,237) [TVCM] 化粧品 前年2回⇒今年3回(マイルドクレンジングオイル、エイジングケア 洗顔クリーム等) サプリ 前年1回⇒今年3回(大人のカロリミット、えんきん、ウコン革命(大阪エリア)) その他 前年なし⇒今年2回(発芽米、青汁) ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 6 営業利益の増減分析(計画対比) 主力事業の上振れとマーケティング費用の使用時期の見直しより計画超過 +増益要因 △減益要因 (百万円) 変動費 2016年3月期 上期 計画 840 421 △900 売上増 による 粗利増 【売上高+592百万円】 化粧品 +190百万円 サプリ +369百万円 その他 +32百万円 △317 原価率 悪化による 粗利減 固定費 △17 △112 その他 変動費増 人件費増 167 116 固定費減 2016年3月期 上期 実績 マーケティング 費用減 【広告宣伝費△391百万円、 4 販売促進費△448百万円】 広告スケジュールの見直し 原価率 計画比+0.7% (内訳:化粧品+0.6%、サプリ+1.1%、その他△0.2%) 流通・海外卸の伸長など ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 7 通期見通し (単位:百万円) 2015年3月期 通期 2016年3月期 通期見通し 前年比 売上高 77,632 90,000 +15.9% 化粧品 47,471 54,000 +13.8% 栄養補助食品 23,285 29,000 +24.5% その他※ 6,876 7,000 +1.8% 営業利益 4,001 1,500 △62.5% 経常利益 4,283 1,650 △61.5% 当期純利益 2,301 900 △60.9% 詳細は「決算参考資料」をご覧ください ※発芽米 : 売上高2,550百万円(+7.5%) 営業利益△1,300百万円(前年97百万円の黒字) 青 汁 : 売上高2,750百万円(+2.6%) 営業利益△250百万円(前年166百万円の黒字) ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 8 通期見通し 営業利益の増減分析 大幅増収となるものの、マーケティング費用の増加により減益 計画 +増益要因 8,649 △減益要因 354 △9,701 固定費 変動費 (百万円) 原価率 改善による 粗利増 4,001 売上増 による 粗利増 2015年3月期 通期 △1,367 マーケティング 費用増 その他 変動費増 △388 人件費増 △47 その他 固定費増 1,500 2016年3月期 通期 ◆原価率 前年比△0.4% 売上の増加に伴う生産効率の向上、化粧品・サプリの売上構成比の上昇 ◆マーケティング費用 前年比+9,701百万円(内訳:化粧品+3,667、サプリ+4,493、その他+1,540) [増加要因] 化粧品 洗顔系カテゴリー、スキンケアのプロモーション費用などの増加 サプリ 「大人のカロリミット」、「えんきん」などの重点強化製品のTVCM費用などの増加 その他 発芽米、青汁事業のプロモーション費用の増加 ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 9 下期戦略 代表取締役会長 池森 賢二 グループCEO 上期総括 広告先行戦略は好スタートを切った ■上期の成果 連結売上高( 前年比 ) +18% 2002年3月期以来、13年ぶりの高い伸び (1)ファンケル化粧品の好調 国内売上高 実質 ※ +7% 3回のTV集中プロモーションはいずれも成功 (2)サプリメント事業の底打ち・反転攻勢 国内売上高 実質 ※ +16% 1Q:「大人のカロリミット」、2Q:「えんきん」の打ち出しに成功 (3)直営350店舗体制に向けた布石 ローコストモデルの構築 ※前年の消費増税後の反動減、インバウンド需要の影響を除いた実質ベース ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 11 上期 広告総括 主力製品のプロモーションには成功したが、一部に課題も残る 製品 マイルドクレンジングオイル 化 粧 品 ヘ ル ス 評価 総評 ◎ ・新規獲得に成功、ドラッグストア・ローソン の一店舗あたり売上も向上 エイジングケア 洗顔クリーム ○ ・新規獲得は成功するが、 想定以上の売れ行きにより販売抑制 大人のカロリミット 〇 ・新規獲得に成功、流通導入店舗数も拡大 えんきん ◎ ・新規獲得や流通導入店舗数は拡大したが、 想定を大幅に上回る売れ行きで販売抑制 ウコン革命 × ・流通の配荷が想定ほど進まず × ・定期登録のお客様の増加や、 流通の導入店舗数は拡大したが、 売上は期待には届かず 洗顔パウダー 発芽米・青汁 ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 12 ビューティ事業 【ファンケル化粧品】 エイジングケア 洗顔クリーム投入 ■高ニーズ剤形の新製品を投入。洗顔未使用者の獲得を推進 「TVCM」、「口コミ」、 「サンプリング」を連動させて プロモーションを展開 TVCM : 8/20~9/6 1.ローソンPOS実績 2.直販チャネル 新規獲得数 前回 プロモーション 比較※ 約3倍 洗顔カテゴリー 新規のお客様数 ローソン 2015年4月 通販・店舗 2015年8月 TVCM前 TVCM後 8/1~19 8/20~9/30 1.7倍 ※2014年8月 洗顔パウダープロモーション時との比較 ローソンでの実績を踏まえ、さらに洗顔市場でのシェア拡大を図っていく ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 14 【ファンケル化粧品】 ファンケルの無添加とは? 無添加の思想 キレイになるための化粧品が、キレイをさまたげるものであってはいけない。 特長(5つの証) 徹底的に「無添加」にこだわり抜いた化粧品 ①医薬品レベルの クリーンルームで製造 ②無添加処方を 守る密封容器 ③品質を保ったまま 使いきれる小容量 ④化粧品なのに 製造年月日を印字 ⑤開封後の使用期間 (フレッシュ期間) 無添加の価値 今も未来も、健やかでイキイキとした素肌美を叶える ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 15 【ファンケル化粧品】 無添加アクティブコンディショニング / 商品 「無添加」だから叶う自活力 「無添加アクティブコンディショニング」新発売 (9月17日) ファンケルのシンプルケア 基礎スキンケア(化粧液・乳液) ハリ感・ふっくら感の なさが気になる方に アクティブ コンディショニング EX or 乾燥が気になる方に アクティブ コンディショニング ベーシック 肌悩み別スペシャルケア(美容液・マスク・クリーム) 満足度 92% アクティブコンディショニング EX 化粧液 モニター 満足度は 高い評価 ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 16 【ファンケル化粧品】 無添加アクティブコンディショニング / 広告 ターゲットを無添加化粧品と親和性の高い女性に絞り込み、 雑誌・WEBで継続的に「長く」「深く」アプローチ 親和性の高い女性 WEB広告 雑誌 「an・an」、「Marisol」、 「VERY」、「MAQUIA」 キュレーションサイト、 ネイティブ広告等 【キャンペーンサイト】 「無添加の価値 の再訴求」 「製品の興味喚起」 ファンケルオンライン(ECサイト) 直営店舗 ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 17 【ファンケル化粧品】 無添加アクティブコンディショニング / 初動 発売後(9/17)の売上は計画を上回る推移。新規獲得も好調 ■スキンケア 売上推移 ■スキンケア 新規獲得数 9月累計 前年比+15% 発売前 発売後 2.2倍 前年比+30% (計画比+9%) 前年比△5% 9/1 9/17 9/30 2014年 9月 2015年 9月 ※スキンケア:基礎スキンケア+スペシャルケア 発売~来年3月末 スキンケアカテゴリー 売上高(前年比)+10%を目指す ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 18 【ファンケル化粧品】 下期の広告投資の考え方 目的と狙いを明確にした広告戦略の推進 スキンケア WEBをハブとした認知拡大・購買促進を図る広告展開にチャレンジ 理解促進・ 思想伝達 × 親和性の高い お客様獲得 洗顔系カテゴリー TVCMなどと連動させたプロモーションを展開 流通チャネルを中心に各チャネルの売上拡大を図る 製品機能・ 認知拡大 × チャネル誘導・ 売上拡大 ローソン 11,000店 ドラッグストア 8,300店 通信販売 【TVCM】 直営店舗 ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 19 【アテニア】 下期戦略 ■創業理念の再構築 アテニア創業理念:「高品質、低価格、ハイセンス」 夜用美容クリーム 「インナーエフェクター」 エイジングケアライン 「ドレスリフト」 一流ブランドの品質や豪華さはそのままに、市場価格の3分の1以下で提供 ■WEBを活用した独自の新しい新規獲得手法の確立 スペシャルサイトやSNSなどによる継続的な情報発信により、「評判・話題」を喚起。 「ブランドへの理解・共感」を促すことで、ロイヤルティの高いお客様層の獲得を目指す ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 20 ヘルス事業 【ヘルスサイエンス】 「体内効率設計」を訴求 「体内効率」が最大の差別化ポイント 体内で“効率よく”“持続的”に効果を発揮することを追究した設計 時間差で吸収させる技術 吸収効率を高める「微細乳化製法」 今後は「体内効率」に限らず、徹底した「安心」、「安全」、 「効果にこだわった研究開発、製造」を 企業スタンス広告などで訴えていく ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 22 【ヘルスサイエンス】 「えんきん」 販売状況① ■日本初の機能性表示食品「えんきん」 計画を大幅に上回る進捗 ・6月19日新パッケージで発売 全国有力紙にて1万人モニター募集 ■売上実績(6~9月) 前年比 ・TVCMスポットキャンペーン(7月10日~26日) 村田 雄浩さんを起用 ・流通への積極的な導入 導入店舗数 前期末比6倍 計画比 通販 2.5倍 1.8倍 店舗 3.0倍 2.5倍 流通 20.5倍 3.4倍 合計 3.9倍 2.3倍 ご購入者の65%が新規のお客様。 昨年の「大人のカロリミット」発売時の 3倍のお客様を獲得 ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 23 【ヘルスサイエンス】 「えんきん」 販売状況② 上期の状況を踏まえ、通期の売上計画を大幅に引き上げ 通販 年代別のお客様割合 えんきん 「えんきん」 売上推移 年間 30億円 カロリミット 増 額 修正計画 前年比3.5倍 期初計画 +70% (14億円) ~20才 30才~ 50才~ 70才~ ・中高年層(40代後半~60代)の 獲得に成功 ・多くの男性のお客様を獲得 12/3期 13/3期 14/3期 15/3期 16/3期 通期の売上計画を 前年比3.5倍へ大幅増額 ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 24 【ヘルスサイエンス】 お客様数の状況 「えんきん」のプロモーション、定期お届けサービスの効果により 2015年4月以降、6ヵ月連続で前年を上回る 通販サプリメントのお客様数(前年比) 115% 「えんきん」 効果 110% 健康食品 定期サービスご登録者数 2.1倍 105% 100% 95% 2014年 9月末 90% 85% 2015年 9月末 ※サプリ、発芽米、青汁 80% 13/04 13/07 13/10 14/01 14/04 14/07 14/10 15/01 15/04 15/07 ※過去4ヵ月以内に購入された既存のお客様数 定期登録者の増加により 安定的にお客様数が拡大 お客様数の増加により、「カロリミット」、「えんきん」などのスター製品以外の その他のサプリメントの売上も前年比+18%と伸長 ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 25 【ヘルスサイエンス】 クロスセルの強化 専門家が監修したご提案モデルで推奨 「医師」や「管理栄養士」などによる併買提案ロジックをパターン化 ファンケルの強み <例> (50代男性) えんきん × 100品目以上の品揃え (ニーズ) 直販チャネル (通販・直営167店) (併買製品) コシラックス ヒザや腰が痛い 楽のび 年代別サプリ 体力の衰え 還元型COQ10 更に、効果を感じたい EPA&DPA ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 26 【ヘルスサイエンス】 「年代別サプリメントシリーズ」(9/17発売) シンプルな新発想!性別と年齢別のベーシックサプリ 「何を飲めば良いか分からない」 「種類が多く自分で選べない」を解決 新規のお客様数 3.2倍 昨年 発売後 同期間※ 9/17~30 ※グッドチョイス(アソートパック)の実績 訴求が明確になったことで 新規のご購入者が増加 利便性を求めるライトユーザーの方への クロスセル商材として活用していく ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 27 【ヘルスサイエンス】 機能性表示食品 現状 消費者庁 受理済み 114品 成分データ (文献調査) 95品 + 受理待ち 約200品 製品データ(臨床試験) 19品 えんきん ※10月20日現在 受理件数は増加傾向。競合企業も受理されており、 今後、競争環境は激しくなる 当社の強み ①消費者庁の検討委員会で業界代表として制度設計に従事 ②サプリメントのパイオニアとしての研究体制、医療機関との連携、 長年のエビデンス取得実績 ③制度のポテンシャルを最大限活かしたマーケティング力 研究開発型企業としての優位性を活かしていく ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 28 【ヘルスサイエンス】 機能性表示食品 ■機能性表示食品を続々発売 2015年6月発売 2015年冬以降 臨床試験 アイケア 臨床試験 血圧ケア 中性脂肪 ケア 腰痛ケア 臨床試験 睡眠ケア 腸ケア ストレス ケア + 主力製品の届出を予定 「カロリミット」、「えんきん」に次ぐ第3のヒット製品を作り出すため、 テストマーケティングを実施 ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 29 【ヘルスサイエンス】 予防医療への取り組み 将来の市場拡大を見据え、BtoBでの事業化を推進 健康増進プログラム 定期健康診断 健康維持・生活習慣改善 アドバイス 最適なサプリメント 社内でのテスト運用の結果、参加者の健康指標は顕著に改善 今後の計画 (参考) ・本年度中の外部企業への導入を目指しアプローチ中 ・その他のアプローチとして、神奈川県の未病産業創出に 係るモデル事業で、東京海上日動火災保険様と連携し、 健康増進プログラムを提供することが決定 ・食から生活習慣病を予防する事業を展開 基準値外から 基準値内に 改善した人の割合 脂質代謝 58% 血圧 45% 肝機能 42% ※6ヵ月経過後の実績 確かなサプリメントをソリューションとして提供できる強みを活かす ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 30 【ヘルスサイエンス】 下期の広告投資の考え方 強い製品を徹底的に強化。適切なタイミングでCMを行い効果を最大化 見直し ・「発芽米」、「青汁」、「ウコン革命」は上期の広告後の調査結果を 踏まえ、予算を見直し ・来期を見据え、エリアを限定したテストマーケティングを行い 成功事例を確立する 重点配分 ・「えんきん」、「カロリミット」などの重点強化製品へ予算を増額。 売上の最大化を図る 年間の広告費の総額は期初計画から変更なし ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 31 店 舗 【店舗】 エリアマーケティングの状況 ■知名度の低い地方で認知を拡大し、お客様数および売上拡大を図る 上期は石川、広島、長崎、銀座の4エリアでテストを実施 お客様数の状況 (5月末との比較) 情報発信 ⇒ “認知度” ↗ 直営店舗への誘導 T V C M 地元メディア 新聞広告 タウン誌 交通広告 etc 4エリア +8.5% 店頭フェア イ ベ ン ト 出 店 先 催事・媒体 全国平均 +3% 5月末 9月末 下期は関西エリアに拡大。 エリア内の直営31店舗、流通4,000店舗への誘導を強化 ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 33 【店舗】 新店・リニューアル状況 ■ハイブリッドショップの成功、広告効果、インバウンドにより出店要請が相次ぐ ・上期 :新規4店、リニューアル21店 新宿タカシマヤ、横浜タカシマヤなどへ出店 ・売上:前年比 +20% (ヘルス売上比率 全店27%→リニューアル店31%) 年間 新店10店、リニューアル40店を計画 新宿タカシマヤ ■銀座エリアの売場を強化 インバウンド需要の取り込みを強化 直営店舗 ・ファンケル 銀座スクエア ・銀座並木通り店 ・有楽町マルイ店 市中免税店 複数の市中免税店への 出店を検討 ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 34 【店舗】 直営350店舗に向け、高収益な店舗モデルの開発を実現 ■ローコストモデルの構築 ローコスト・ハイブリッドショップ ◆既存の什器をほとんど壊さず、 塗装等を施し新品同様に ◆什器位置の変更や、床色の変更等により、 ビューティ・ヘルスの区分けを明確化 【効果】 x ①改装費 従来比3分の1 ②特別損失の抑制 ③夜間工事のみで完了。休業の必要なし パート社員の積極的な活用 イオンモール甲府昭和店 パート社員の割合 ◆パート社員の比率を3年後までに20%へ高める (2014年7月スタート、現在10%) ◆新任店長やパート社員を育成する 「マイスター職」導入(2015年8月) 20% 10% 1年前 現在 18/3期 ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 35 最後に 研究開発体制の強化 ■ファンケルの研究開発基盤 ・1999年3月 ファンケル総合研究所設立 博士号や薬剤師など資格を有する専門的な従業員が多数在籍 国内外の大学や医療機関とも共同研究を推進 →特許 年間50~60件出願、登録件数 国内322件、海外156件 ■2016年5月、第二研究所を「イノベーション研究所」と位置づけ開設 ・2016年5月、脳科学研究、 遺伝子組み換え、製剤研究などの 設備を擁する「第二研究所」が竣工 x ・研究員50名を増員 新たなスター製品、 新事業を創出 地上2階、地下2階建て、 延べ床面積 1,764㎡ ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 37 中計達成に向けて 広告投資を最大活用し、5年間で売上倍増を目指す ■中期経営計画(2015~2017年度) 数値目標 2015年3月期 2018年3月期 2020年3月期 売上高 776億円 1,250億円 1,500億円以上 営業利益 40億円 100億円 200億円 3% 8%以上 10%以上 ROE ■今後の重点方針 ・ビューティ : マチュア世代向け製品の上市により、中高年層を取り込み ・ヘルス : 機能性表示食品制度の徹底活用、予防医療分野の強化 ・広告 : 製品広告に加え、企業スタンス広告を打ち他社との違いを明確に訴求 基盤固めは着実に進展。 目標達成に向けて一層の飛躍を図る ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 38 中計達成に向けて 売上高と広告宣伝費の関係 160,000 1,500億円以上 30,000 1,250 億円 25,000 20,000 140,000 120,000 売上高 100,000 776億円 15,000 150億円規模 80,000 60,000 広告宣伝費 10,000 倍増 40,000 70~80億円 5,000 20,000 06/3期 08/3期 10/3期 12/3期 14/3期 16/3期 18/3期 20/3期 ※前期以前は化粧品、サプリ、発芽米、青汁事業の合計値 ・過去10年間、中途半端な広告投資により知名度がダウン。売上低迷の原因に ・今後は150億円規模の広告投資を継続し知名度を向上させる ・一定額以上の広告投資は不要のため、売上が分岐点を超えると高い収益性を実現できる ©2015 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 39