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交通事故から自分自身と家族を守るために [1092KB pdfファイル]
交通事故から 自分自身と家族を守るために! 我が家の交通安全対策 どんな事故が多く、どこで事故が発生しているのか、何に注意す べきなのか・・・を理解し、安全で慎重な運転を心がけましょう。 我が家の交通安全宣言 ① 「止まる、見る、待つ」安全確認を徹底します ② 速度 1 割減、車間距離 2 倍、出発 3 分早めを心がけます ③ 夜間外出時、反射材の着用や明るい服装を心がけます ④ 通勤・通学、買物時、いつも通る慣れた道ほど気をつけます ⑤ 安全のバロメーター、シートベルトやチャイルドシートは必ず正しく着用します ⑥ 自転車の安全ルールを守ります ⑦ 飲酒運転は絶対にしません、させません 大きな交通事故や飲酒運転で、失うものや奪い 去ってしまうものの大きさを考えてみましょう 1 この姿を貴 方は受け入れ られますか? 交通安全の心がけPart1 「大人が安全をしっかり意識し、子どもに安全を意識させましょう」 「家族で交通安全について話し合う機会を持ちましょう」 「車には気をつけて」 「安全を必ず確かめて」 「飛び出しは絶対にだめ」 「車の速度は控えめに」 「シートベルトは必ず締めて」 「飲酒運転は絶対にだめ」 「行って来ます」 、元気に出かけて行った子どもが交通事故に 遭い、大きな怪我をしたり、最悪の場合は命を落とすこともありま す。こんな悲劇は、絶対になくさなければなりません。「自分の 身体、自分の命は、自分で守る」ことをしっかり教え るとともに、交通安全をしっかり意識させましょう。交通安全は、 一人ひとりがみんな主役 2 なのです 交通安全の心がけPart2 【車を運転する場合】 ① 交差点を右・左折する場合は、曲がった先の 横断歩道の歩行者や自転車に注意! ② 人や車の少ない道路でも、油断せず、過信せず 速度は常に控えめ、安全確認の徹底! ③ ※ 夜間は、闇にまぎれた歩行者や自転車に注意! 夜間のライトは上向きが基本です。ライトを上向きにすることで、夜間 の歩行者や自転車を早期に発見できます。ライトを上向き・下向きにこま めに切り替えましょう。 上向きライトで 歩行者を早期発見 遠くまで視界良好 【二輪車(原付等)を運転する場合】 ① 交差点を直進する場合は、対向右折車に注意! ② 渋滞中の車の側方を通過する場合は、交差道路と 車の切れ目に注意! ③ 交差点では、一時停止と安全確認の徹底! 3 交通安全の心がけPart3 【自転車を運転する場合】 基本は「自転車安全利用5則」の遵守 ① 自転車は、車道が原則、歩道は例外 ② 車道は左側を通行 ③ 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行 ④ 安全ルールを守る ~飲酒運転・二人乗り・並進の禁止 ~夜間はライト点灯 ~交差点での信号遵守と一時停止・安全確認 ⑤ 子どもはヘルメットを着用 自転車は車両の仲間です。ルールを守って安 全に、そして楽しく利用しましょう。 次の場合は自転車の歩道通行が可能です。 ○ ○ 道路標識等で指定されている場合 自転車の運転者が13歳未満の子ども、70歳以上の高齢者 及び身体が不自由な人の場合 ○ 車道又は交通の状況からみて、やむを得ない場合(自分の判断) ~交通量が多く、車と接触する危険がある ~車道の幅が狭いために、車と接触する危険がある 歩道は歩行者が中心です。歩道は歩行者の安 全確保を最優先で通行しましょう。 4 交通安全の心がけPart4 【道路を横断する場合】 ① 右・左・右後の安全確認の徹底! ② 横断中でも左右を確認し、右・左折してくる 車(巻き込み事故)に注意! ③ 夜間の外出時は反射材や明るい服装の着用! ④ 歩行者用信号の点滅時は、横断せず次の青信号まで待つ! 見ること(自分の目で確認すること)が大切、 待つことはそれ以上に大切です。 【車に同乗した場合(同乗させた場合) 】 ① 後部座席を含め、すべての座席のシートベルトを正しく着用 ② 子どもの命と身体を守るチャイルドシートを正しく着用 ③ 助手席の方も、「右よし・左よし」の安全呼称と安全確認 自分自身と愛する家族の命を守るシートベルトとチャイルドシートを必ず 正しく着用しましょう。 自分自身のため 愛する家族のため 5 大人の交通事故防止Part1 【自動車運転時の事故防止】 ① 信号交差点や一時停止場所では 必ず安全確認しましょう。 ② 右折時は、対向車と対向車の陰から 譲り合いや人を思いやる 精神も大切です! 出てくるバイク等に注意しましょう。 ③ 青信号でも、油断・過信は禁物です。「だろう運転」を避け、 「かも知れない運転」を心がけましょう。 ④ 夜間や夕暮れ時、そして雨の日は、周りが見えにくく危険が いっぱいです。普段より慎重な運転を心がけましょう。 ⑤ 体調が悪い場合は、運転を控えましょう。 【自転車運転時の事故防止】 ① 自転車は車両の仲間です。自動車同様、 交差点では、必ず一時停止し、安全確認 をしましょう。 ② 夜間や夕暮れ時は、ライトを点灯し、 反射材を利用しましょう。 6 大人の交通事故防止Part2 ③ 進路を変える場合は、必ず後方の安全を確認しましょう。 ④ 安全ルールを守りましょう。 ~飲酒運転・二人乗り・並進の禁止 ~夜間はライト点灯、携帯電話の使用禁止 ~交差点での信号遵守と一時停止・安全確認 ~ブレーキ不備の自転車の運転禁止 等々 自転車が加害者となる交通事故が増加し、 自転車の危険な運転が社会問題化しています。 自転車の事故にも、多額の賠償金支払いを命じた判決もあります 自転車の違反にも、当然、懲役や罰金といった罰則があります 自転車が加害者となる事故例 ① 自転車×歩行者(すれ違い時) 自転車のルールと罰則 ① ~歩行者が頭部強打により死亡 ② 自転車×歩行者(対向時衝突) ~5 年以下の懲役又 100 万円以下の罰金 ② ~歩行者が脳挫傷により死亡 【自転車事故の主な特徴】 ○ 多くが交差点で発生 ○ 多くが何らかのルール違反 ルールは、知っ ているだけでな 飲酒運転の禁止 二人乗り・並進の禁止、夜間のライト点灯 ~5 万円以下の罰金 ③ 信号遵守と一時停止・安全確認 ~3 か月以下の懲役又 5 万円以下の罰金 ④ 携帯電話の使用 ~5 万円以下の罰金 ⑤ ブレーキを備えてない自転車の運転禁止 ~3 か月以下の懲役又 5 万円以下の罰金 く、きちんと守る ことが大切です。 7 大人の交通事故防止Part3 【歩行者事故の防止】 ① 道路を横断する場合は、少し遠回り でも横断歩道を利用しましょう。 ② 横断歩道横断中も、右・左折して くる車があります。横断の途中にも、 必ず右・左の安全を確認しましょう。 ③ 車の直前・直後からの横断や斜め横断 は非常に危険です。十分に安全確認し、 最短距離を横断しましょう。 ④ 夜間、薄暮時の外出は、明るい服装 を心がけると共に反射材を活用しましょう。 8 子どもの交通事故防止Part1 【まず保護者の皆さんへのお願い】 ① 小さい子どもと一緒に歩く場合は、手をしっかりつなぎ、 大人が車道側を歩きましょう。 ② 雨の日は、傘よりも雨衣(レインコート等)を着用させましょう。 ③ 「車も人も、急に止まれない」ことを教えましょう。 ④ 自分の身体や命は自分で守ることを自覚させましょう。 ⑤ 平素から、交通安全を意識させ、気をつける習慣を身に付 けさせましょう。 ⑥ 子どもの命と身体を守るシートベルトとチャイルドシートは、必ず正し く着用しましょう。 ⑦ 飛び出しは大きな交通事故の原因となりますので、絶対に させないようにしましょう。 ⑧ 子どもの交通安全の模範となる運転や歩行等の交通行動 を心がけましょう。 交通事故から 子どもを守るのは 大人の責任だよ! 9 子どもの交通事故防止Part2 【子ども達へのお願い】 【もう一度、自転車運転時の事故防止】 ① 自転車は車両の仲間、 「自転車安全利用5則」が基本です 1 2 3 4 自転車は、車道が原則、歩道が例外 車道は左側を通行 歩道は歩行者優先で、自転車は車道寄りを通行 安全ルールを守る ・ 飲酒運転、二人乗り、並進は禁止 ・ 夜間はライト点灯 ・ 信号を守る ・ 交差点での一時停止と安全確認 5 子どもはヘルメットを着用 車道が原則、ヘルメットの着用 車道は左側を通行 歩道は歩行者優先 交差点での一時停止と安全確認 10 子どもの交通事故防止Part3 自転車が歩道通行できるのは・・・次の3つの場合です 道路標識等で指定さ れている場合 でも ② → ・13 歳未満の子ども ・70 歳以上の高齢者 ・身体の不自由な方 車道又は交通の状況 からみてやむを得な い場合(自分の判断) 歩道は歩行者のもの、歩行者の安全が最優先です 自転車の点検 普段からハンドル、ブレーキ、ライト等を点検・整備しよう。 自転車の点検は、ブ・タ・ハ・シャ・ベルと覚えよう。 ブ・・・ブレーキ タ・・・タイヤ ② ハ・・・反射材 ③ ① (ライト) シャ・・シャタイ ⑥ ④ ⑤ 11 ベル・・ベル 交通事故を起こした場合の運転者の責任Part1 ◎ 交通事故を起こしてしまったら・・・・・ 【行政上の責任】 交通事故を起こせば「危険運転者」とし て道路上から排除される場合があります。 これを運転免許証の「行政処分」と言い ますが、事故の程度により「免許停止」や 「免許取消し」といった処分があります。 えー!免許取消し! 【刑事上の責任】 人身事故により相手方に怪我を負わせ たような場合、自動車運転過失傷害罪と なり、懲役、禁錮、罰金といった刑罰が 大変なことをして 科されることになります。 しまった・・・ 業務上過失致死傷等(自動車運転過失致死傷)刑法第211条第2項 →7 年以下の懲役若しくは禁錮又は 100 万円以下の罰金となります 12 交通事故を起こした場合の運転者の責任Part2 【民事上の責任】 人身・物損を問わず交通事故を起こした 場合は、損害賠償責任を負います。「保険 がある・・・」と思っても、まかない切れ ない場合もあります。 2億円~、払えないよ 【道義上の責任】 相手方を死亡させたり、後遺障害を負 わせた場合・・・過失とはいえ、命や将 来を奪ってしまった重い責任を貴方は 受け止められますか?謝罪や賠償に加 え、重い責任を負うことを自覚しなけれ ばなりません。 申し訳ございま せん。何と言って お詫びしたら・・ 【社会上の責任】 大きな事故を起こせば、社会的な責 任が問われます。その結果、仕事、収 入、家族、信用等の大切なものを失う 仕事が・・・! この現実に貴方は耐えられま ことにもなりかねません。 すか?想像してみて下さい・・・! 13