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昭和電工株式会社 2016 年第1四半期決算説明会 Q&A要旨

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昭和電工株式会社 2016 年第1四半期決算説明会 Q&A要旨
昭和電工株式会社 2016 年第1四半期決算説明会 Q&A要旨
日 時:2016 年5月 10 日(火)18:00~18:45
説明者:取締役 常務執行役員 CFO 武藤 三郎
*内容は、開催日時点の情報に基づいております。
【全社】
Q.為替予約の状況は?
A.2Q は相当程度、下期も多少予約済み。為替感応度は、
営業利益に対し 1 円の円高で、上期△0.5 億円、下期は
△2.5 億円で、通期では△3 億円の影響。
【石油化学セグメント】
Q.1Q の原料ナフサの受払差は?
A.ナフサ価格の変動を受け、1Q対比で2Qは改善すると
見ている。2Qのエチレンーナフサ単純スプレッドは、足元
$800/t 程度で推移しており、1Q平均より拡大し、ある
程度その基調が続くと見ている。
【化学品セグメント】
Q.電子材料用高純度ガスの前年同期比の出荷動向は?
A. 1Q は定期修理に加え販売構成差もあり小幅減益となっ
たが、2Q 以降は予想通り堅調に推移していくと考えている。
Q. 高純度ガス以外の事業の状況についてはどうか?
A. 発電事業は定期修理があるものの、アンモニア原料の転換
効果などもあり、堅調に推移するものと見ている。
【エレクトロニクスセグメント】
(HD)
Q. 2Q に出荷数量が 1Q比増加すると見ている理由は?
A. HDD の生産調整一巡など個別事情を反映している。1Q
の出荷量はやや想定を下回ったが、2Q の出荷は1Q 比
増量し、上期平均では前年同期比2割減程度。
Q. 製品構成の改善度合いは?新世代品は増えているか?
また、ニアライン向けの拡大はきちんと進んでいるか?
A. 計画した戦略通りに進めている。ニアライン用のアルミが
拡大基調にある。
【無機セグメント】
(黒鉛電極)
Q. 米国の市況は? また、日米の稼働は?
A. 電極市況は年初想定よりやや下がっている。稼働は、大町
7 割、米国拠点は9割程度。
【アルミニウムセグメント】
(アルミニウム缶)
Q. アルミ地金価格が下がっているがアルミ缶事業動向は?
A. 国内のアルミニウム缶は、季節性で1Q は不需要期、2Q
は需要期となり1Q比増益になる。原料価格は下がっている
ものの、1Q はあまり数量が出ず増益に効かなかった。
【その他セグメント】
(LIB材料)
Q. 販売が堅調な理由と今後の見通し、利益はどうか?
A. 中国向け車載用の需要が想定よりかなり上回っている。フル
稼働で固定費負担を上回る利益が上がってきている状況だ。
Q. 国内車載向けの状況は? また、民生向けが多いラミネ
ート包材 SPALF®はスマホなどの需要が弱いがどうか?
A. 国内車載向けは横這いの状況。SPALF®は足元でも
堅調で、変調は特に感じていない。
Q. 負極材 SCMG®の増産は可能か? また、導電助剤
VGCF®の増量は可能か?
A. SCMG®の増産は可能。VGCF®は生産効率改善などに
よる増量は可能。
Q.数量増のペースは1Q 対2Q ではどうか?
A. 小幅数量増を想定。
*本資料の将来見通し等に関する記述は、今後以下のような様々な要因により実際の業績と大きく異なる結果となる可能性があります。
・経済情勢、ナフサ等原材料価格、製品の需要動向および市況、為替レート
・法改正や訴訟等のリスク などが含まれますが、これらに限定されるものではありません。
また、為替レートや国産ナフサ価格など予想の前提につきましては、2016 年 2 月 10 日発表の弊社決算短信をご参照ください。
以
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