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“つづき発見”講座

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“つづき発見”講座
平成 24 年度
区民企画運営講座:
“つづき発見”講座
テーマ・概要
「この緑豊富な素晴らしい環境の都筑をもっと皆さんに知ってもらいたい、そして一緒に歩くことにより新しい仲間を作りなが
ら、新しい魅力を発見したい」という思いで運営委員会が結成されました。そして『「あんなことが地図にあったらいいね」「こん
な情報も欲しいね」「もっとベンチが欲しいね」「お花の開花情報やお寺なども詳しく知りたい」という様々な欲求を一つにまとめ
られないか?』・・・ということから始まり、「あなたの知らなかった都筑を歩いて、見て、感じながら、新しい仲間とオリジナルな
地図を作ろう」をテーマに講座企画をスタートしました。
「参加者みんなで緑道を歩いてみよう」「健脚向きのコースや弱者にも優しいコース設定もしたい」ということで、運営委員が事
前に区内を歩き、遊歩道・公園・寺社などの資料を簡単にまとめ、講座資料を作成しました。
講座では運営委員が選んだ5コースを説明の上、参加者に歩きたいコースを選んでいただき、それに基づきグループ分けを
して、各グループ10名程度で歩いてみました。
参加者には、都筑を知る講義やフィールドワークを通じて、普段は一人では行けないような場所や、今まで気が付かなかっ
たところを歩いていただき、「新しい発見」と「歩く楽しみ」を味わっていただくとともに、地図作りに向けて多くの発見をしていた
だきました。
このテーマは講座で終わることなく、次につなげることが大切だと考えます。今回は都筑の北部を見て回りましたが、次回は
南部地区を開拓したいと考えています。そして、「本当の地図作り」を目指して行きたいと思います。
プロフィール
受講人数:
連続講座〔計11名(男:7名、女:4名)〕・・・のべ人数 48名
受 講 費 : 500円(全5回)
運 営 委 員 会 名 : つづきナビゲーター運営委員会
〔委員名〕
鈴木紘正(代表)・岡野安宏・高木秀行・生田晃隆・酒井幸男・対木重次・志田貴好
プログラム
回
日 時
平成 24 年
1
10月10日(水)
10:00~12:30
平成 24 年
2
10月21日(水)
内 容
オリエンテーション
代表挨拶・スタッフ&受講者紹介
講義 1:都筑概史
講義 2:港北ニュータウン今昔
第1回のふりかえり
グループ演習と発表
フィールドワークコースの決定
講 師
福富洋一郎 氏
竹内正二 氏
運営委員会
10:00~12:30
平成 24 年
3
11月7日(水)
フィールドワーク1
・A/Bの2コースに分かれての
フィールドワーク
10:00~12:30
平成 24 年
4
11月21日(水)
フィールドワーク2
・A/Bの2コースに分かれての
フィールドワーク
10:00~12:30
平成 24 年
5
12月5日(水)
10:00~12:30
グループ演習と発表
「第3・4回で発見した情報」
講座受講感想と今後の展望発表
アンケート記入
グループリーダー(運営委員)
会 場
中川西
地区センター
中川西
地区センター
A(中川~北山田コース)
B 生田晃隆
B(東山田~北山田コース)
10名
9名
フィールドワーク
A 鈴木紘正
A(仲町台周回コース)
B 高木秀行
B(東山田~北山田コース)
運営委員会
11名
フィールドワーク
A 高木秀行
グループリーダー(運営委員)
参加人数
中川西
地区センター
9名
9名
第1回
10月10日(水)
快晴
参加者11名
まず全員の自己紹介から始まり、続いてこの都筑を知り尽くした早渕川ファンクラブの福富洋一郎氏より
「都筑概史:都筑の今昔と魅力」の話を、更に横浜市職員として港北ニュータウン建設の最前線で活躍され
た竹内正二氏に「港北ニュータウン今昔:開発に際しての理念と苦労、グリーンマトリックス」の講義をし
ていただきました。そしてこの講座の参加者でありニュータウン計画を企画・指揮された「港北ニュータウ
ン研究会」川手昭二氏より補足の説明などもあり、大変充実した講座となりました。特に「緑の環境を最大
限に保存するまちづくり」を基本に「乱開発を防ぎ、農業との調和を大切に、市民参加のまちづくり」に苦
労があったとの説明に、参加者全員が納得、
「この努力があってこその今」であると理解しました。
最後に次回の説明と、そのための演習課題と講座資料を配付して終了しました。
第2回
10月21日(水)
晴
参加者10名
参加者を二つのグループに分け、スタッフも加わってのグループ討議形式をとりました。まず、
「こんな
ことが知りたい、あんなことが知りたい」など、都筑に関する各自の思いを話し合い、マップに載っていて
欲しい情報とは何か、それぞれの好き勝手な話の中から希望を探ってみました。
次に「つづき発見」講座資料より、都筑の緑道、遊歩道、寺社仏閣などの具体的な説明と、事前にスタッ
フが手分けして歩いてみた推奨5コースごとの見所や難易度の解説の後、各々歩いてみたいコースの選択を
して、第 3・4 回フィールドワークのグループ分けをし、それぞれの集合場所と時間をお知らせして終了し
ました。終了後、スタッフは近くのカフェに集まり各コースごとのリーダーを決め、お互いの連絡方法など
も話合って散会しました。
グループに分かれての討議に熱が
第3回
Aグループ
活発な意見交換をする
11月7日(水) 快晴
フィールドワークの説明
参加者 9 名
中川~北山田コース(4名)
比較的平坦なコースで距離も短いので、少し回り道をしながら黄葉を楽しみ、後半は干支の置石探しを。
くさぶえのみち から徳生公園、夏みかん公園まで歩き、そこから ふじやとのみち を十二支の置石を探
しながらの散策をし、最後に山田富士公園でBグループと合流。楽しい2時間余のワークでした。
中川コースのスタート地点で
Bグループ
徳生公園でパチリ!
十二支の置石探し
東山田~北山田コース(5名)
快晴に恵まれた一同は東山田駅に集合、鎌田堂から竹林の中の階段を上って東山田郷土資料館へ。そこで
館長から詳しい説明を聞きました。そこではニュータウン建設に際して、土地を譲渡した多くの農家から提
供された貴重な品々が展示され、はるか昔の囲炉裏の上に資料館が建っているなど、貴重な話が聞けました。
観音寺では、色づいた大銀杏やサクラの黄葉などを愛で、東山田公園からの眺望を堪能、桜並木を抜けて
横浜国際プールの天空広場に至り、素晴らしい竹林を抜けて山田富士公園に下りました。昔、田んぼがあっ
たところで、それを埋め立て、湧き出る水を集めて立派な池が造成されていました。
ここで、しばしの休憩を取る間、Aグループの方々とも合流し記念撮影の上、北山田駅で解散しました。
東山田郷土資料館で説明を受ける
第4回
Aグループ
11月21日(水)
古地図発見
快晴
山田富士公園で A/B グループ合流
参加者 9 名
仲町台周回コース(6名)
今日も快晴!仲町台駅に集合し、勝田に向けて出発、竹林の中の切通しを抜けると畑が広がり、カラスウ
リの実がオレンジ色に色づくなか、中原街道に出ました。やがて関家の住まいに到着、参加者であり都筑の
歴史をよく知る秋山氏から詳細な説明を受け、隣の稲荷大明神の社を回りこみ、登りきると壽福寺に到着。
親鸞聖人の像に手を合わせ、山桜の解説の後、杉山神社に至りました。ここの氏子総代も関さんだったそう
です。この付近関氏一族の村という感じです。山を下ると最乗寺、ここの大銀杏は樹齢 600 年で、黄葉も
あいまって素晴らしい眺めを堪能しました。ここでお寺めぐりは終わり、快適な緑道となります。中原街道
に沿うようにして早渕川に出、川に沿って畑道を下るとかなりあ公園に出ます。ここより「せきれいのみち」
の始まりです。緑と黄葉のトンネルの中を快適に歩むとやがて せせらぎ公園 に出ます。古民家では秋山氏
の解説を聞きながら休憩。そして仲町台駅で解散。楽しい秋のフィールドワークとなりました。
関家の来歴を聞く
最乗寺の樹齢 600 年の大銀杏と
せきれいのみちを歩く
Bグループ
東山田~北山田コース(3名)
第3回のBグループと同じコースです。アップダウンが多いコースなので安全に気をつけました。鎌田堂
では鎌倉時代へ、更に東山田郷土資料館では弥生時代までタイムスリップしたような体験を味わい、観音寺
の大銀杏の黄葉に感激、東山田公園からの眺望を楽しみながら横浜国際プールへ、天空広場からの富士山は
見えませんでしたが、山田富士公園ではのんびりと楽しみ北山田駅で散会しました。
ふじやとのみち
第5回
観音寺にあった都筑郡山田村の跡
12月5日(水) 快晴
東山田公園の眺望
参加者9名
今日も快晴の中、中川地区センターに集合、講座のまとめを行ないました。リーダーの挨拶後、第3・4
回に歩いたコースを振り返り、四季の変化も見せながらのスライドショーに「都筑にはこんな良い所が沢山
あるんだ」「何も遠くに行かなくても四季の景色が楽しめますね」といった意見を頂きました。この後、壁
面に貼られたコースの地図に、参加者各自がフィールドワークで発見したこと・気づいたことを書きました。
更にこの地域を知り尽くしている川手氏・秋山氏に補足の説明を頂き、特に明治初期に作られたフランス式
地図やドイツ式の地図にはビックリ!そして全員が講座の感想と今後の展開についての意見を発表し、最後
に運営委員からの感想と感謝の気持ちが伝えられ、「この取り組みがこれで終わることなく、次へと繋がる
ものにしていきたい」との強い気持ちが話され、参加者全員の賛同を頂きました。
終了後、近くのカフェでスタッフ一同、労をねぎらいながら、「来年度は都筑の南部も見て回り、オリジ
ナルの地図作りをさらに目指そう」ということで散会しました。
惜しみない協力と知恵を出しフォローしていただいた地域振興課の河原さん・湯浅さんに感謝を込めて報
告といたします。有難うございました。
紅葉真っ盛りの山崎公園
思い思いのコメントを・・
グループディスカッション
スタッフ一同
お疲れ様でした
フィールドワークを振り返る
皆で歩いたコースを地図に
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