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子ども・子育 て 支 援法 目次 第一章 総則(第一条 第七条) 第
子 ど も ・ 子 育て 支 援 法 - 総則(第一条 目次 第一章 子ども・子育て 支援給付 第二節 第一節 子どものための教育・保育給付 子ど ものための現金給付(第九条・第十条) 通則(第八条) 第七条) 第二章 第三節 - 第二款 第一款 施設型給付費 及び地域型保育給付費等の 支給(第二十七条 支給 認定等(第十 九条 通則(第十一条 第十八条) 第三款 - 第二十六条) 特定教育・保育施設(第三十一条 特定教育・保育施設及び特定地域型 保育事業 者 第一節 特定地域型 保育事業者(第四十三条 第三 章 第二節 - 第四十二条) - 第五十四条) - 第三十条) 一頁 - 子ども・子育て 支援事業計 画(第六十条 地域子ども・子育て 支援事業(第五十九条) 第五十七条) 第四章 費用等(第六十五条 業務管理体制の整備等(第 五十五条 第 五章 子 ど も ・ 子 育て 会 議 等 ( 第 七 十 二 条 第三節 第六章 第八十二 条) 教 育 ・ 保 育 に 関す る 情 報 の 報 告 及 び 公 表 ( 第 五 十 八 条 ) 第七章 雑則(第七十八条 第八 十七条) 第四 節 第八章 罰則(第八十三条 - 第七十七条) 第 六 十四 条) - 第七十一条) - - - 総則 第九章 附則 第一章 こ の 法 律 は 、 我 が 国 に おけ る 急 速な 少 子 化 の 進 行 並 び に 家庭 及 び 地 域 を 取り 巻 く 環 境 の 変 化 に鑑 み (目 的) 第一条 、 児 童 福 祉 法 ( 昭 和 二 十 二 年 法 律 第 百 六 十 四 号 ) そ の 他 の 子 ど も に 関 す る 法 律 に よ る 施 策 と 相 ま って 、 子 二頁 ど も ・ 子 育て 支 援 給 付 そ の 他 の 子 ど も 及 び 子 ど も を 養 育 して い る 者 に 必 要 な 支 援 を 行 い 、 も っ て 一 人 一 人 の 子 ど も が 健 や か に 成 長 す る こ と がで き る 社 会 の 実 現 に 寄 与 す る こ と を 目 的 と す る 。 (基本理念) 子ども・子育て支援は、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本 子 ど も ・ 子 育て 支 援 給 付 そ の 他 の 子 ど も ・ 子 育て 支 援 は 、 地 域 の 実 情 に 応 じて 、 総 合 的 か つ 効 率 的 に 提 す る よう に 支 援す るも ので あって 、 良 質 かつ 適 切な も ので な け れ ばな らな い 。 子 ど も ・ 子 育て 支 援 給 付 そ の 他 の 子 ど も ・ 子 育て 支 援 の 内 容 及 び 水 準 は 、 全 て の 子 ど も が 健 や か に 成 長 割 を 果 た す と と も に 、 相 互 に 協 力 して 行 わ れ な け れ ば な ら な い 。 的 認 識 の 下 に 、 家 庭 、 学 校 、 地 域 、 職 域 そ の 他 の 社 会 の あ ら ゆ る 分 野 に お け る 全て の 構 成 員 が 、 各 々 の 役 第二条 2 3 供 さ れ る よ う 配 慮 して 行 わ れ な け れ ば な ら な い 。 子ど もの健や かな 成長のために適切な環境が等しく確保されるよう、子ども及びその保護者 に必要な 市町 村(特別区を 含む 。以下同 じ。)は、こ の法律の実施に関し、次に掲げる責務を有す る。 (市町村等の責務) 第三条 一 三頁 2 3 二 三 子 ど も ・ 子 育て 支 援 給 付 及 び 地 域 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 を 総 合 的 か つ 計 画 的 に 行 う こ と 。 子 ど も 及 び そ の 保 護 者 が 、 確 実 に 子 ど も ・ 子 育て 支 援 給 付 を 受 け 、 及 び 地 域 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 そ の 他 の 子 ど も ・ 子 育て 支 援 を 円 滑 に 利 用 す る た め に 必 要 な 援 助 を 行 う と と も に 、 関 係 機 関 と の 連 絡 調 整その他の便宜の提供を行うこと。 子 ど も 及 び そ の 保 護 者 が 置 かれて い る 環 境 に 応 じて 、 子 ど も の 保 護 者 の 選 択 に 基 づ き 、 多 様 な 施 設 又 は 事 業 者 か ら 、 良 質 か つ 適 切 な 教 育 及 び 保 育 そ の 他 の 子 ど も ・ 子 育て 支 援 が 総 合 的 か つ 効 率 的 に 提 供 さ れ る よ う 、 そ の 提 供 体 制 を 確 保す る こ と 。 都道府県は、 市町村が行う 子ども・子育て 支援給付 及び地域子ども・子育て 支援事業が適正かつ円滑 に 行 わ れ る よ う 、 市 町 村 に 対 す る 必 要 な 助 言 及 び 適 切 な 援 助 を 行 う と と も に 、 子 ど も ・ 子 育て 支 援 の う ち 、 特 に 専 門 性 の 高 い 施 策 及 び 各 市 町 村 の 区 域 を 超 え た 広 域 的な 対 応 が 必 要な 施 策 を 講 じ な け れ ば な らな い 。 国 は 、 市 町 村 が 行 う 子 ど も ・ 子 育て 支 援 給 付 及 び 地 域 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 そ の 他 こ の 法 律 に 基 づ く 業 務 が 適 正 か つ 円 滑 に行 わ れ るよ う 、 市 町 村 及 び 都 道 府 県と 相 互 に 連 携 を 図り な が ら 、 子 ど も ・ 子 育て 支 援の提供 体制の確保に 関す る施策そ の他の必要な 各般の 措置を講じな ければならな い。 四頁 事 業 主 は 、 そ の 雇 用す る 労 働 者 に 係 る 多 様 な 労 働 条 件 の 整 備 そ の 他 の 労 働 者 の 職 業 生 活 と 家 庭 生 活 (事業主 の責務) 第四 条 と の 両 立 が 図 ら れ る よ う に す る た め に 必 要 な 雇 用 環 境 の 整 備 を 行 う こ と に よ り 当 該 労 働 者 の 子 育て の 支 援 に 努 め る と と も に 、 国 又 は 地 方 公 共 団 体 が 講 ず る 子 ど も ・ 子 育て 支 援 に 協 力 し な け れ ば な ら な い 。 国 民 は 、 子 ど も ・ 子 育て 支 援 の 重 要 性 に 対 す る 関 心 と 理 解 を 深 め る と と も に 、 国 又 は 地 方 公 共 団 体 (国民の責務) 第五条 が 講 ず る 子 ど も ・ 子 育て 支 援 に 協 力 し な け れ ば な ら な い 。 (定 義) こ の 法 律 に お いて 「 子 ど も 」 と は 、 十 八 歳 に 達 す る 日 以 後 の 最 初 の 三 月 三 十 一 日 まで の 間 に あ る 者 こ の 法 律 に お いて 「 保 護 者 」 と は 、 親 権 を 行 う 者 、 未 成 年 後 見 人 そ の 他 の 者で 、 子 ど も を 現 に 監 護 す る をいい、「小学校就学 前子ども」と は、子どものうち小学校就学の始 期に達するまで の者をいう 。 第六条 2 こ の 法 律 に お い て 「 子 ど も ・ 子 育て 支 援 」 と は 、 全 て の 子 ど も の 健 や か な 成 長 の た め に 適 切 な 環 境 者をいう。 第七条 五頁 が 等 し く 確 保 さ れ る よ う 、 国 若 し く は 地 方 公 共 団 体 又 は 地 域 に お け る 子 育て の 支 援 を 行 う 者 が 実 施 す る 子 ど も 及 び 子 ど も の 保 護 者 に 対す る 支 援 を い う 。 こ の 法 律 に お いて 「 教 育 」 と は 、 満 三 歳 以 上 の 小 学 校 就 学 前 子ど も に 対 し て義務教育及びその後の教育 こ の 法 律 に お いて 「 保 育 」 と は 、 児 童 福 祉 法 第 六 条 の 三 第 七 項 に 規 定 す る 保 育 を い う 。 2 の 基 礎 を 培 う も の と し て 教 育 基 本 法 ( 平 成 十 八 年 法 律 第 百 二 十 号) 第 六 条 第 一項 に 規 定す る法 律 に 定 め る 3 こ の 法 律 に お いて 「 教 育 ・ 保 育 施 設 」 と は 、 就 学 前 の 子 ど も に 関 す る 教 育 、 保 育 等 の 総 合 的 な 提 供 の 推 学 校 に お いて 行 わ れ る 教 育 を い う 。 4 進 に 関す る 法 律 ( 平 成 十 八 年 法 律 第 七 十 七 号 。 以 下 「 認 定 こ ど も 園 法 」 と い う 。 ) 第 二 条 第 六 項 に 規 定 す る 認 定 こ ど も 園 ( 以 下 「 認 定 こ ど も 園 」 と い う 。 ) 、 学 校 教 育法 ( 昭 和 二 十 二 年 法 律 第 二 十 六 号 ) 第 一 条 に規定す る幼 稚園(認 定こども園法 第三条第一項 又は第 三項の認定を 受けたもの及 び同条第九項 の規定に よる公示がされたものを除く。以下「幼稚園 」という 。)及び児童福祉法第三 十九条第一項 に規定す る保 育所(認定こ ども園法第三 条第一項の認 定を受けたも の及び 同条第九項の 規定による公 示がされたも のを 除く。以下「保育所」という。)をいう。 六頁 5 6 7 8 9 こ の 法 律 に お いて 「 地 域 型 保 育 」 と は 、 家 庭 的 保 育 、 小 規 模 保 育 、 居 宅 訪 問 型 保 育 及 び 事 業 所 内 保 育 を いい、「地域型保育事業」とは、地域型保育を行う事業をいう。 こ の 法 律 に お いて 「 家 庭 的 保 育 」 と は 、 児 童 福 祉 法 第 六 条 の 三 第 九 項 に 規 定 す る 家 庭 的 保 育 事 業 と して 行われ る 保育をいう。 こ の 法 律 に お いて 「 小 規 模 保 育 」 と は 、 児 童 福 祉 法 第 六 条 の 三 第 十 項 に 規 定 す る 小 規 模 保 育 事 業 と し て 行われる保育をいう。 こ の 法 律 に お いて 「 居 宅 訪 問 型 保 育 」 と は 、 児 童 福 祉 法 第 六 条 の 三 第 十 一 項 に 規 定 す る 居 宅 訪 問 型 保 育 事 業 と して 行 わ れ る 保 育 を い う 。 こ の 法 律 に お いて 「 事 業 所 内 保 育 」 と は 、 児 童 福 祉 法 第 六 条 の 三 第 十 二 項 に 規 定 す る 事 業 所 内 保 育 事 業 通則 子 ど も ・ 子 育て 支 援 給 付 と して 行 わ れ る 保 育 を い う 。 第二 章 第一節 (子ども ・子 育て 支援 給付の種 類) 七頁 第八条 第九条 子どもの ための現金給 付 子 ど も ・ 子 育て 支 援 給 付 は 、 子 ど も の た め の 現 金 給 付及 び 子 ど も の た め の 教 育 ・ 保 育 給 付 と す る 。 第二 節 子ど ものための現金給付は、児童手当(児童手当法 (昭和四十六年法律第七十三号)に規定す る児 子 ど も の た め の 現 金 給 付 に つ いて は 、 こ の 法 律 に 別 段 の 定 め が あ る も の を 除 き 、 児 童 手 当 法 の 定 め 童手当を いう 。以下同 じ。)の支給 とす る。 第十条 通則 子どものための教育・保育給付 るところ によ る。 第三節 第一款 子 ど も の た め の 教 育 ・ 保 育給 付 は 、 施 設 型 給 付 費 、 特例 施 設 型 給 付 費 、 地 域 型 保 育給 付 費 及 び 特 (子どものた めの教育・ 保 育給付) 第十一条 例地域型保育給付 費の支給とす る。 市町村は、偽りその他不正の手段により子ど ものための教 育・保育給付を受けた者が あるときは (不正利得の 徴 収) 第十二条 八頁 2 3 、 そ の 者 か ら 、 そ の 子 ど も の た め の 教 育 ・ 保 育 給 付 の 額 に 相 当 す る 金 額 の 全 部 又 は 一 部 を 徴 収す る こ と が で き る。 市 町 村 は 、 第 二 十 七 条 第 一 項 に 規 定 す る 特 定 教 育 ・ 保育 施 設 又 は 第 二 十 九 条 第 一項 に規 定す る 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 が 、 偽 り そ の 他 不 正 の 行 為 に よ り 第 二 十 七 条 第 五 項 ( 第 二 十 八 条 第 四 項 に お いて 準 用す る 場 合 を 含む 。 ) 又 は 第 二 十 九 条 第 五 項 ( 第 三 十 条 第 四 項 に お いて 準 用す る 場 合 を 含む 。 ) の 規 定 に よ る 支 払 を 受 け た と き は 、 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 又 は 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 か ら 、 そ の 支 払 っ た額 に つ き 返 還さ せ る べ き 額 を 徴 収 す る ほ か 、 そ の 返 還 さ せ る べ き 額 に 百 分 の 四 十 を 乗 じて 得 た 額 を 徴 収 す る こ と がで き る 。 前二項の規定 による徴収金 は、地方自治法 (昭和二 十二年法律第六十七号)第二百三十一条の三第三項 に規定す る法 律で 定め る歳 入とす る。 市 町 村 は 、 子 ど も の た め の 教 育 ・ 保 育 給 付 に 関 して 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 こ の 法 律 の 施 行 (報告等) 第十三条 に 必 要 な 限 度 に お いて 、 小 学 校 就 学 前 子 ど も 、 小 学 校 就 学 前 子 ど も の 保 護 者 若 し く は 小 学 校 就 学 前 子 ど も の 属 す る 世 帯 の 世 帯 主 そ の 他 そ の 世 帯 に 属 す る 者 又 は こ れ ら の 者で あ っ た 者 に 対 し 、 報 告 若 し く は 文 書 そ 九頁 2 3 の 他 の 物 件 の 提 出 若 し く は 提 示 を 命 じ 、 又 は 当 該 職 員 に 質 問 さ せ る こ と がで き る 。 前 項 の 規 定 に よ る 質 問を 行 う 場 合 に おいて は 、 当 該 職 員 は 、 そ の 身分 を 示 す 証 明 書 を 携 帯 し 、 かつ 、 関 係人の請求が あるときは、これを提示しなければならない。 第 一 項 の 規 定 に よ る 権 限 は 、 犯 罪 捜 査 の た め に 認 め ら れ た も の と 解 釈 して は な ら な い 。 市 町 村 は 、 子 ど も の た め の 教 育 ・ 保 育 給 付 に 関 して 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 こ の 法 律 の 施 行 前 条 第 二 項 の 規 定 は 前 項 の 規 定 に よ る 質 問 又 は 検 査 に つ いて 、 同 条 第 三 項 の 規 定 は 前 項 の 規 定 に よ る 権 で き る。 保 育 を 行 う 施 設 若 し く は 事 業 所 に 立 ち 入 り 、 そ の 設 備 若 し く は 帳 簿 書 類 そ の 他 の 物 件 を 検 査 さ せ るこ と が そ の 他 の 物 件 の 提 出 若 し く は 提 示 を 命 じ 、 又 は 当 該 職 員 に 関 係 者 に 対 して 質 問 さ せ 、 若 し く は 当 該 教 育 ・ 下 同 じ 。 ) を 行 う 者 若 し く は こ れ を 使 用 す る 者 若 し く は こ れ ら の 者で あ っ た 者 に 対 し 、 報 告 若 し く は 文 書 に 必 要 な 限 度 に お い て 、 当 該 子 ど も の た め の 教 育 ・ 保 育 給 付 に係 る教 育 ・ 保 育 (教 育 又 は 保 育 を い う 。以 第十四条 2 限 に つ いて 準 用す る 。 (内閣総 理大臣又は都 道府県知事の 教育・保育に 関す る 調査等) 一〇頁 内 閣 総 理 大 臣 又 は 都 道 府 県 知 事 は 、 子 ど も の た め の 教 育 ・ 保 育 給 付 に 関 して 必 要 が あ る と 認 め る 第 十 三 条 第 二 項 の 規 定 は 前 二 項 の 規 定 に よ る 質 問 に つ いて 、 同 条 第 三 項 の 規 定 は 前 二 項 の 規 定 に よ る 権 く は 提 示 を 命 じ 、 又 は 当 該 職 員 に 関 係 者 に 対 して 質 問 さ せ る こ と がで き る 。 行 っ た 教 育 ・ 保 育 に 関 し 、 報 告 若 し く は 当 該 教 育 ・ 保 育 の 提 供 の 記録 、 帳 簿 書 類そ の 他 の 物 件 の 提 出 若 し 、 こ の 法 律 の 施 行 に 必 要 な 限 度 に お いて 、 教 育 ・ 保 育 を 行 っ た 者 若 し く は こ れ を 使 用 し た 者 に 対 し 、 そ の 内 閣 総 理 大 臣 又 は 都 道 府 県 知 事 は 、 子 ど も の た め の 教 育 ・ 保 育 給 付 に 関 して 必 要 が あ る と 認 め る と き は 当 該 職 員 に 質 問 さ せ る こ と がで き る 。 育給付に係る教育・保育の内容に関し、報告若しくは文書その他の物 件の提出若しくは提示を命じ、又は も 若 し く は 小 学 校 就 学 前 子 ど も の 保 護 者 又 は こ れ ら の 者で あ っ た 者 に 対 し 、 当 該 子 ど も の た め の 教 育 ・ 保 とき は、この法律の施行に必要な限度において 、子どものための教育・保育給付に係る小学校就学前子ど 第十五条 2 3 限 に つ いて 準 用す る 。 市 町 村 は 、 子 ど も の た め の 教 育 ・ 保 育 給 付 に 関 して 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 こ の 法 律 の 施 行 (資料の提供 等) 第十六条 一一頁 に 必 要 な 限 度 に お いて 、 小 学 校 就 学 前 子 ど も 、 小 学 校 就 学 前 子 ど も の 保 護 者 又 は 小 学 校 就 学 前 子 ど も の 扶 養義 務者(民法(明治二十九年法律第八十九号)に規 定す る扶養 義 務者をいう 。 附則第六条 において 同じ 。 ) の 資 産 又 は 収 入 の 状 況 に つ き 、 官 公 署 に 対 し 必 要な 文書 の 閲 覧若 し く は 資料 の 提供 を 求 め 、 又 は 銀 行 、 信 託 会 社 そ の 他の 機 関 若 し く は 小 学 校 就 学 前 子 ど も の 保護 者 の 雇 用 主 そ の 他の 関 係 人 に 報 告 を 求 め るこ と がで き る 。 子どものための教育・保育給付を受け る権利 は、譲り渡し、担保に供し、又は差し押さえ ること (受給 権の 保護) 第十七条 がで き な い 。 租 税 そ の 他 の 公 課 は 、 子 ど も の た め の 教 育 ・ 保 育 給 付 と し て 支 給 を 受 け た 金 品 を 標 準 と して 、 課 (租税その他の公課の禁止 ) 第十八条 支給 認定等 す る こ と がで き な い 。 第二款 (支給要件) 一二頁 子 ど も の た め の 教 育 ・ 保 育給 付 は 、 次 に掲 げ る小学 校 就 学 前子ど も の 保 護 者 に 対 し 、 そ の 小 学 校 一 満三歳以上の 小学校就学前子ども(次号 に掲げる小学校就学 前子どもに該当す るものを 除く。) 内 閣 総 理 大 臣 は 、 前 項 第 二 号 の 内 閣 府 令 を 定 め 、 又 は変 更 し よ う とす ると き は 、 あ ら か じ め 、 厚 生 労 働 保 育 を 受 け る こ と が 困 難で あ る も の 満 三 歳 未 満 の 小 学 校 就 学 前 子 ど もで あ っ て 、 前 号 の 内 閣 府 令 で 定 め る 事 由 に よ り 家 庭 に お い て 必 要 な よ り 家 庭 に お いて 必 要 な 保 育 を 受 け る こ と が 困 難 で あ る も の 満 三 歳 以 上 の 小 学 校 就 学 前 子 ど も で あ っ て 、 保 護 者 の 労 働 又 は 疾 病 そ の 他 の 内 閣 府 令で 定 め る 事 由 に 三 二 第一項第 四 号に規定す る特例 保育の 利 用について 行う 。 用保育、同項 第三号に規定す る特別利用教育、第二十 九条第 一項に規定す る特定地域型 保育又は第三 十条 就 学 前 子 ど も の 第 二 十 七 条 第 一 項 に 規 定 す る 特 定 教 育 ・ 保 育 、 第 二 十 八 条 第 一 項 第 二 号 に 規 定す る 特 別 利 第十九条 2 大 臣 に 協 議 しな け れ ば な ら な い 。 前条第一項各号に掲げる小学校就学前子どもの保護者は、子どものための教育・保育給付を受け (市町村の認定等) 第二十条 一三頁 2 3 4 よ う と す る と き は 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 市 町 村 に 対 し 、 そ の 小 学 校 就 学 前 子 ど も ご と に 、 子 どものための教育・保育給付を受ける資格を 有す るこ と 及びその 該当す る同項 各 号に掲 げ る 小学 校就学 前 子 ど も の 区 分 に つ いて の 認 定 を 申 請 し 、 そ の 認 定 を 受 け な け れ ば な ら な い 。 前項 の 認 定 は 、 小 学 校 就 学 前子 ど も の 保護 者 の 居住 地の 市町 村 が 行う も の とす る。 ただ し 、 小 学 校 就 学 前 子 ど も の 保 護 者 が 居 住 地 を 有 し な い と き 、 又 は 明 ら かで な い と き は 、 そ の 小 学 校 就 学 前 子 ど も の 保 護 者 の現在地の市町村が行うものとする。 市 町 村 は 、 第 一 項 の 規 定 に よ る 申 請 が あ っ た 場合 に お いて 、 当 該 申 請 に係 る小 学 校 就学 前子 ど も が 前 条 第 一 項 第 二 号 又 は 第 三 号 に 掲 げ る 小 学 校 就 学 前 子 ど も に 該 当 す る と 認 め る と き は 、 政 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 当 該 小 学 校 就 学 前 子 ど も に 係 る 保 育 必 要 量 ( 月 を 単 位 と して 内 閣 府 令で 定 め る 期 間 に お い て 施 設 型 給付費、 特例施設型給 付費、地域型 保育給付費又 は特例 地域型保育給 付 費を支給す る 保育の量を いう。以 下同じ。)の認定を行うものとする。 市町村は、第一項及び 前項の認定(以下「支給認定」と いう 。)を行 ったとき は、 その結果を当 該支給 認 定 に 係 る 保 護 者 ( 以 下 「 支 給 認 定 保 護 者 」 と い う 。 ) に 通 知 し な け れ ば な ら な い 。 こ の 場 合 に お いて 、 一四頁 5 6 7 市 町 村 は 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 当 該 支 給 認 定 に 係 る 小 学 校 就 学 前 子 ど も ( 以 下 「 支 給 認 定 子 ど も 」 と い う 。 ) の 該 当 す る 前 条 第 一 項 各 号 に 掲 げ る 小 学 校 就 学 前子 ど も の 区 分 、 保育 必 要 量そ の 他 の 内 閣 府 令で 定 め る 事 項 を 記 載 し た 認 定 証 ( 以 下 「 支 給 認 定 証 」 と い う 。 ) を 交 付 す る も の と す る 。 市 町 村 は 、 第 一 項 の 規 定 に よ る 申 請 に つ いて 、 当 該 保 護 者 が 子 ど も の た め の 教 育 ・ 保 育 給 付 を 受 け る 資 格 を 有 す る と 認 め ら れ な い と き は 、 理 由 を 付 して 、 そ の 旨 を 当 該 申 請 に 係 る 保 護 者 に 通 知 す る も の と す る 。 第 一 項 の 規 定 に よ る 申 請 に 対す る 処 分 は 、 当 該 申 請 の あ っ た 日 か ら 三 十 日 以 内 に し な け れ ば な ら な い 。 た だ し 、 当 該 申 請 に 係 る 保 護 者 の 労 働 又 は 疾 病 の 状 況 の 調 査 に 日 時 を 要す るこ と そ の 他 の 特 別 な 理 由 が あ る 場 合 に は 、 当 該 申 請 の あ っ た 日 か ら 三 十 日 以 内 に 、 当 該 保 護 者 に 対 し 、 当 該 申 請 に 対す る 処分 を す る た め に な お 要す る 期 間 ( 次 項 に お いて 「 処 理 見 込 期 間 」 と い う 。 ) 及 び そ の 理 由 を 通 知 し 、 こ れ を 延 期 す る こ と がで き る 。 第一項の規定 による申請を した日から三 十日以内に当該申請 に対す る処分 がされないとき、若しくは前 項 た だ し 書 の 通 知 が な い と き 、 又 は 処 理 見 込 期 間 が 経 過 し た 日 まで に 当 該 申 請 に 対 す る 処 分 が さ れ な い と き は 、 当 該 申 請 に係 る 保護 者 は 、 市 町 村 が 当 該 申 請 を 却 下 し た も の と みな す こ と がで き る 。 一五頁 支 給 認 定 は 、 内 閣 府 令で 定 め る 期 間 ( 以 下 「 支 給 認 定 の 有 効 期 間 」 と い う 。 ) 内 に 限 り 、 そ の (支給認定の有効期間) 第二 十一条 支 給 認 定 保 護 者 は 、 支 給 認 定 の 有 効 期 間 内 に お いて 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 市 町 村 効力を有す る 。 (届出) 第二 十二条 に 対 し 、 そ の 労 働 又 は 疾 病 の 状 況 そ の 他 の 内 閣 府 令で 定 め る 事 項 を 届 け 出 、 か つ 、 内 閣 府 令で 定 め る 書 類 その他の物件を提出しなければならない。 (支給認定の変更) 支給認定保護 者は、 現 に 受 け て い る支給認 定 に 係 る 当 該 支 給 認 定 子ど も の 該 当 す る第十九条第 市 町 村 は 、 前 項 の 規 定 に よ る 申 請 に よ り 、 支 給 認 定 保護 者 に つ き 、 必 要 が あ る と 認 め る と き は、 支 給 認 で き る。 が あ る と き は 、 内 閣 府 令 で 定 め る と こ ろ に よ り 、 市 町 村 に 対 し 、 支給 認 定 の 変 更の 認 定 を 申 請す るこ と が 一 項 各 号 に 掲 げ る 小 学 校 就 学 前 子 ど も の 区 分 、 保 育 必 要 量 そ の 他 の 内 閣 府 令で 定 め る 事 項 を 変 更 す る 必 要 第二十三条 2 一六頁 3 4 5 6 定の変更の認定を行う ことがで き る 。この 場合に おいて 、 市町村は、 当 該変更の認 定 に係 る支給認 定 保護 者に対し、支給認定証の提出を 求めるものとす る。 第 二 十 条 第 二 項 、 第 三 項 、 第 四 項 前 段 及 び 第 五 項 か ら 第 七 項 まで の 規 定 は 、 前 項 の 支 給 認 定 の 変 更 の 認 定 に つ い て 準 用 す る 。 こ の 場 合 に お い て 、 必 要 な 技 術 的 読 替 え は 、 政 令で 定 め る 。 市町村は、職 権により、支給認定保護者 につき、第 十九条第一項第三号に掲げる小学校就学前子どもに 該 当 す る 支 給 認 定 子 ど も が 満 三 歳 に 達 し た と き そ の 他 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 支 給 認 定 の 変 更 の 認 定 を 行 う こ と がで き る 。 こ の 場 合 に お いて 、 市 町 村 は 、 内 閣 府 令 で 定 め る ところ により、当 該変更の認定 に係る支給認定保護者 に対し、支給認定証の提出を求めるものとす る。 第 二 十 条 第 二 項 、 第 三 項 及 び 第 四 項 前 段 の 規 定 は 、 前 項 の 支 給 認 定 の 変 更 の 認 定 に つ いて 準 用す る 。 こ の 場 合 に お い て 、 必 要 な 技 術 的 読 替 え は 、 政 令で 定 め る 。 市 町 村 は 、 第 二 項 又 は 第 四 項 の 支 給 認 定 の 変 更 の 認 定 を 行 っ た 場 合 に は 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 支 給 認 定 証 に 当 該 変 更 の 認 定 に 係 る 事 項 を 記 載 し 、 こ れ を 返 還す る も の と す る 。 (支給認 定の取消し) 一七頁 三 二 一 支 給 認 定 を 行 っ た 市 町 村 は 、 次 に 掲 げ る 場 合 に は 、 当 該 支 給 認 定 を 取 り 消す こ と がで き る 。 前項 の規定により 支給認定の取消しを行った 市町村は、内閣府令で 定めるところ により、当 該取消しに その 他政 令で 定め ると き 。 るに至ったと認め るとき。 当 該 支 給 認 定 保 護 者 が 、 支 給 認 定 の 有 効 期 間 内 に 、 当 該 市 町 村 以 外の 市 町 村 の 区 域 内 に 居 住 地を 有す 第三号に掲げ る小学校就学 前子どもに該当しなくな ったとき 。 当 該 支 給 認 定 に 係 る 満 三 歳 未満 の 小 学 校 就 学 前 子 ど も が 、 支 給 認 定 の 有 効 期間 内 に 、 第 十 九 条 第 一 項 第二十四 条 2 係る支給認定保護 者に対し支給 認定証の返還を求めるものとす る。 都道府県は、市町村が行う第二十条、第二 十三条及び前条の規定によ る業務に関し、その設置 (都 道府 県に よ る援 助等) 第二十五条 す る 福 祉 事 務 所 ( 社 会 福 祉 法 ( 昭 和 二 十 六 年 法 律 第 四 十 五 号 ) に 定 め る 福 祉 に 関す る 事 務 所 を い う 。 ) 、 児 童 相 談 所 又 は 保 健 所 に よ る 技 術 的 事 項 に つ いて の 協 力 そ の 他 市 町 村 に 対 す る 必 要 な 援 助 を 行 う こ と がで き る。 一八頁 施設型給付費及び地域型保育給付費等の支給 こ の 款 に 定 め る も の の ほ か 、 支 給 認 定 の 申 請 そ の 他 の 手 続 に 関 し 必 要 な 事 項 は 、 内 閣 府 令で 定 (内閣府 令への委 任) 第二 十六条 める。 第三款 市町村は、支給認定子どもが、支給認定の有効期間内において、市町村長 (特別区の区長を含 (施 設型給付費の 支給) 第二十七条 む 。 以 下 同 じ 。 ) が 施 設 型 給 付 費 の 支 給 に 係 る 施 設 と し て 確 認 す る教 育・ 保 育 施 設 (以 下 「 特定 教 育 ・ 保 育 施 設 」と いう 。 ) から当 該 確 認 に係 る教 育 ・ 保 育 ( 地域 型 保 育 を 除 き 、 第 十 九 条 第 一 項 第 一 号 に 掲 げ る 小学校就学前子どもに該当す る支給認定 子どもにあって は 認 定こども園に おいて 受け る教育・保育( 保育 に あ っ て は 、 同 号 に 掲 げ る 小 学 校 就 学 前 子 ど も に 該 当 す る 支 給 認 定 子 ど も に 対 して 提 供 さ れ る 教 育 に 係 る 標 準 的 な 一 日 当 た り の 時 間 及 び 期 間 を 勘 案 し て 内 閣 府 令で 定 め る 一 日 当 た り の 時 間 及 び 期 間 の 範 囲 内 に お いて 行 わ れ る も の に 限 る 。 ) 又 は 幼 稚 園 に おいて 受 け る教 育 に 限り 、 同項 第 二 号 に掲 げ る小 学 校 就 学 前子 ど も に 該 当 す る 支 給 認 定 子 ど も に あ って は 認 定 こ ど も 園 に お いて 受 け る 教 育 ・ 保 育 又 は 保 育 所 に お いて 受 一九頁 2 3 け る 保 育 に 限 り 、 同 項 第 三 号 に 掲 げ る 小 学 校 就 学 前 子 ど も に 該 当 す る 支 給 認 定 子 ど も に あ って は 認 定 こ ど も 園 又 は 保 育 所 に お いて 受 け る 保 育 に 限 る 。 以 下 「 特 定 教 育 ・ 保 育 」 と い う 。 ) を 受 け た と き は 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 当 該 支 給 認 定 子 ど も に 係 る 支 給 認 定 保 護 者 に 対 し 、 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 ( 保 育 にあって は、保育必要 量の範囲内の ものに限る。以下「 支給認定教育・保育」という。)に要した費用に ついて 、施設型給付費を支給す る。 特定教育 ・保育施設から支給認定教 育・保育を受 けよう とす る支給認 定子どもに係 る支給認定保護者は 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 に 支 給 認 定 証 を 提 示 して 当 該 支 給 認 定 教 育 ・ 保 育 を 当 該 支 給 認 定 子 ど も に 受 け さ せ る も の と す る 。 た だ し 、 緊 急 の 場合 そ の 他 や む を 得 な い 事 由の あ る 場 合 について は、この限りで な い。 施 設 型 給 付 費 の 額 は 、 一 月 に つ き 、 第 一 号 に 掲 げ る 額 か ら 第 二 号 に 掲 げ る 額 を 控 除 して 得 た 額 ( 当 該 額 第十九条第一項各号に掲げる小学校就学前子どもの区分、保育必要量、当該特定教育・保育施設の所 が零 を下回る場合 には、零とす る。)とす る 。 一 在す る 地 域 等 を 勘 案 し て 算 定 さ れ る 特 定 教 育 ・ 保 育 に 通 常 要す る 費 用 の 額 を 勘 案 し て 内 閣 総 理 大 臣 が 定 二〇頁 4 5 二 め る基 準 によ り 算定 し た 費 用の 額 ( そ の 額 が 現 に 当 該 支 給 認 定 教 育 ・ 保 育 に 要 し た 費 用の 額 を 超え ると きは、当該現に支給認定教育・保育に要した費用の額) 政 令で 定 め る 額 を 限 度 と して 当 該 支 給 認 定 保 護 者 の 属 す る 世 帯 の 所 得 の 状 況 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 して 市町村が 定める額 内 閣 総 理 大 臣 は 、 第 一 項 の 一 日 当 た り の 時 間 及 び 期 間を 定 め る 内 閣 府 令 を 定 め 、 又 は 変 更 し よ う と す る とき、及び前項第一号の基準を定め、又 は変更しよう とするときは、あら かじめ、第一項の一日当たりの 時 間 及 び 期 間 を 定 め る 内 閣 府 令 に つ いて は 文 部 科 学 大 臣 に 、 前 項 第 一 号 の 基 準 に つ いて は 文 部 科 学 大 臣 及 び 厚 生 労 働 大 臣 に 協 議 す る と と も に 、 第 七 十 二 条 に 規 定 す る 子 ど も ・ 子 育て 会 議 の 意 見 を 聴 か な け れ ば な らない。 支給 認定子どもが 特定教育・保 育施設から支給認定 教育・保育を 受けたときは、市町村は、当該支給認 定子どもに係る支給認定保護者が当該特定教育・保育 施設に支払うべき当該支給認定教育・ 保育に要した 費 用 に つ い て 、 施 設 型 給 付 費 と して 当 該 支 給 認 定 保 護 者 に 支 給 す べ き 額 の 限 度 に お い て 、 当 該 支 給 認 定 保 護 者 に 代 わ り 、 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 に 支 払う こ と が で き る 。 二一頁 6 7 8 前項 の規定による 支払があったとき は、支給 認定保護者に対し施 設型給付費の 支給があったも のと みな す。 市町村は、特定教育・ 保育施設から 施設型給付費の請求があったとき は、第三項第 一号の内閣総理大臣 が 定 め る 基 準 及 び 第 三 十 四 条 第 二 項 の 市 町 村 の 条 例で 定 め る 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 運 営 に 関す る 基 準 ( 特 定 教 育 ・ 保 育 の 取 扱 い に 関 す る 部 分 に 限 る 。 ) に 照 ら して 審 査 の 上 、 支 払 う も の と す る 。 前各項に定めるものの ほか、施設型給付費の支給 及び 特定教育・保育施設の施設型給付費の請求に関し 必 要 な 事 項 は 、 内 閣 府 令で 定 め る 。 市 町 村 は 、 次 に 掲 げ る 場 合 に お い て 、 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に (特例施設型給付 費の支給) 第二十八条 より、第 一号に規定す る特定教育・ 保育に要した 費用、 第二 号に規定す る特別利 用 保育に要した 費用又は 支 給 認 定 子 ど も が 、 当 該 支 給 認 定 子 ど も に 係 る 支 給 認定 保護 者が第二 十 条第 一項 の 規 定 によ る申 請を 第 三 号 に 規 定 す る 特 別 利 用 教 育 に 要 し た 費 用 に つ いて 、 特 例 施 設 型 給 付 費 を 支 給 す る こ と が で き る 。 一 し た 日 か ら 当 該 支 給 認 定 の 効 力 が 生 じ た 日 の 前 日 まで の 間 に 、 緊 急 そ の 他 や む を 得 な い 理 由 に よ り 特 定 二二頁 2 二 三 一 教育・保育を受けたとき。 第十九条第一項第一号に掲 げる小学校就 学前子ど もに該当す る支給認定子 ど もが、 特定 教 育・保育施 設(保育所に限る。)から 特別利用保育(同号に掲げる小学 校就学前子どもに該当す る支給認定子ども に 対 して 提 供 さ れ る 教 育 に 係 る 標 準 的 な 一 日 当 た り の 時 間 及 び 期 間 を 勘 案 して 内 閣 府 令で 定 め る 一 日 当 た り の 時 間 及 び 期 間 の 範 囲 内 に お いて 行 わ れ る 保 育 ( 地 域 型 保 育 を 除 く 。 ) を い う 。 以 下 同 じ 。 ) を 受 け た と き ( 地 域 に お け る 教 育 の 体 制 の 整 備 の 状 況 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 して 必 要 が あ る と 市 町 村 が 認 め る とき に限 る。)。 第十九条第一項第二号に掲 げる小学校就 学前子ど もに該当す る支給認定子 ど もが、 特定 教 育・保育施 設(幼稚園に限る。)から 特別利用教育(教育のうち 同号に掲げる小学校就学前子どもに該当する支給 認 定 子 ど も に 対 して 提 供 さ れ る も の を い い 、 特 定 教 育 ・ 保 育 を 除 く 。 以 下 同 じ 。 ) を 受 け た と き 。 前 条 第 三 項 第 一 号 の 内 閣 総 理 大 臣 が 定 め る 基 準 に よ り 算 定 し た 費 用の 額 ( そ の 額 が 特例施設型給 付費の額は、 一月につき、次の各号に掲げる区分に応じ、当 該各号に定め る額とす る。 特定教育・保育 現に当該 特定教育・保育に要した費 用の額を超え るとき は、当該現に 特定教育・保育に要した費 用の額 二三頁 3 二 三 ) か ら 政 令で 定 め る 額 を 限 度 と して 当 該 支 給 認 定 保 護 者 の 属 す る 世 帯 の 所 得 の 状 況 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 特 別 利 用 保 育 に 通 常 要 す る 費 用 の 額 を 勘 案 して 内 閣 総 理 大 臣 が 定 め る 基 準 に よ り 算 定 して 市 町 村 が 定 め る 額 を 控 除 し て 得 た 額 ( 当 該 額 が 零 を 下 回 る 場 合 に は 、 零 と す る 。 ) を 基 準 と して 市 町村が定める額 特別利用保育 した費用の額(その額が現に当 該特別利用保育に要した費用の額を超えるとき は、当該現に特別利用保 育 に 要 し た 費 用 の 額 ) か ら 政 令 で 定 め る 額 を 限 度 と して 当 該 支 給 認 定 保 護 者 の 属 す る 世 帯 の 所 得 の 状 況 特別利用教 育に通常要す る費用の額を勘案して 内閣総理大 臣が定める基準により算定 その他の事情を勘案して市町村が定める額を控除して得た額(当該額が零を下回る場合には、零とする。) 特別利用教育 した費用の額 (その額が現に当該特別利 用教育に要した費用の額を超え るときは、当該 現に特別利用教 育 に 要 し た 費 用 の 額 ) か ら 政 令で 定 め る 額 を 限 度 と して 当 該 支 給 認 定 保 護 者 の 属 す る 世 帯 の 所 得 の 状 況 その他の事情を勘案して市町村が定める額を控除して得た額(当該額が零を下回る場合には、零とする。) 内 閣 総 理 大 臣 は 、 第 一 項 第 二 号 の 内 閣 府 令 を 定 め 、 又 は 変 更 し よ う と す るとき 、 並 び に 前 項 第 二 号及 び 第 三 号 の 基 準 を 定 め 、 又 は 変 更 し よ う と す る と き は 、 あ ら か じ め 、 第 一 項 第 二 号 の 内 閣 府 令 に つ いて は 文 二四頁 4 5 部 科 学 大 臣 に 、 前 項 第 二 号 及 び 第 三 号 の 基 準 に つ いて は 文 部 科 学 大 臣 及 び 厚 生 労 働 大 臣 に 協 議 す る と と も に 、 第 七 十 二 条 に 規 定 す る 子 ど も ・ 子 育て 会 議 の 意 見 を 聴 か な け れ ば な ら な い 。 前 条 第 二 項 及 び 第 五項 か ら 第 七 項 ま で の 規 定 は 、 特 例 施 設 型 給 付 費 ( 第 一 項 第 一 号 に 係 る も の を 除 く 。 第 四 十 条 第 一 項 第 四 号 に お いて 同 じ 。 ) の 支 給 に つ いて 準 用す る 。 こ の 場 合 に お い て 、 必 要 な 技 術 的 読 替 え は 、 政 令で 定 め る 。 前 各 項 に 定 め る も の の ほ か 、 特例 施 設 型 給 付 費 の 支 給 及 び 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 特 例 施 設 型 給 付 費 の 請 求 に 関 し 必 要 な 事 項 は 、 内 閣 府 令で 定 め る 。 市町村は、支給認定子ども (第十九条第一項第三号に掲げる小学校就学前子どもに該当する支 (地域型保育給付 費の支給) 第二十九条 給 認 定 子 ど も に 限 る 。 以 下 「 満 三 歳 未 満 保 育 認 定 子 ど も 」 と い う 。 ) が 、 支 給 認 定 の 有 効 期 間 内 に お いて 、 当 該 市 町 村 の 長 が 地 域 型 保 育 給 付 費 の 支 給 に 係 る 事 業 を 行 う 者 と して 確 認 す る 地 域 型 保 育 を 行 う 事 業 者 ( 以 下 「 特 定 地 域 型 保育 事 業 者 」 と い う 。 ) か ら 当 該 確 認 に 係 る 地 域 型 保 育 ( 以 下 「 特 定 地 域 型 保 育 」と いう。)を受けたとき は、内閣府令で 定めるところ により、当該満三 歳 未満保育認 定子どもに係 る支給認 二五頁 2 3 定保護者 に対し、当該 特定地域型保育(保育必要 量の範 囲内のものに 限る。以下「 満三歳未満保育認定地 域 型 保 育 」 と い う 。 ) に 要 し た 費 用 に つ いて 、 地 域 型 保 育 給 付 費 を 支 給 す る 。 特 定 地 域 型 保育 事 業 者 か ら 満 三 歳 未 満 保育 認 定 地 域 型 保 育を 受 け よう とす る満 三 歳 未満 保 育 認 定 子 ど も に 係 る 支 給 認 定 保 護 者 は 、 内 閣 府 令 で 定 め る と こ ろ によ り 、 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 に 支 給 認 定 証 を 提 示 し て 当 該満三歳未満 保育認定地域 型 保育を当該 満三歳未満 保育認定 子どもに受け させるものとす る。ただ し 、 緊 急 の 場 合 そ の 他 や む を 得 な い 事 由 の あ る 場 合 に つ いて は 、 こ の 限 り で な い 。 地 域 型 保 育 給 付 費 の 額 は 、 一 月 に つ き 、 第 一 号 に 掲 げ る 額 か ら 第 二 号 に 掲 げ る 額 を 控 除 して 得 た 額 ( 当 地 域 型 保 育 の 種 類ご と に 、 保 育 必 要 量、当 該 地 域 型 保育 の 種 類 に 係 る 特 定 地 域 型 保 育 の 事 業 を 行 う 事 該額 が零を下回る 場合には、零 とす る。)とす る。 一 業 所 ( 以 下 「 特 定 地 域 型 保 育 事 業 所 」 と い う 。 ) の 所 在 す る 地 域 等 を 勘 案 して 算 定 さ れ る 当 該 特 定 地 域 型 保 育 に 通 常 要 す る 費 用 の 額 を 勘 案 して 内 閣 総 理 大 臣 が 定 め る 基 準 に よ り 算 定 し た 費 用 の 額 ( そ の 額 が 現 に 当 該 満 三 歳 未 満 保 育 認 定 地 域 型 保 育 に 要 し た 費 用の 額 を 超え るとき は 、 当 該 現 に満 三 歳 未満 保育 認 定地域型 保育に要した費用の額) 二六頁 4 5 6 7 二 政 令 で 定 め る 額 を 限 度 と して 当 該 支 給 認 定 保 護 者 の 属す る 世 帯 の 所 得 の 状 況 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 して 市町 村が定める額 内 閣 総 理 大 臣 は 、 前 項 第 一 号 の 基 準 を 定 め 、 又 は 変 更し よう とす ると き は 、 あら か じめ 、 厚生労 働 大 臣 に 協 議 す る と と も に 、 第 七 十 二 条 に 規 定 す る 子 ど も ・ 子 育て 会 議 の 意 見 を 聴 か な け れ ば な ら な い 。 満三歳未満保育認定子ども が特定地域型 保育事業者 から満三 歳 未満保育認 定 地域型保育を受けたとき は 、 市 町 村 は 、 当 該 満 三 歳 未 満 保 育 認 定 子 ど も に 係 る 支 給 認 定 保護 者 が 当 該 特定 地 域 型 保 育 事 業 者 に 支 払う べ き 当 該 満 三 歳 未 満 保 育 認 定 地 域 型 保 育 に 要 し た 費 用 に つ いて 、 地 域 型 保 育 給 付 費 と して 当 該 支 給 認 定 保 護 者 に 支 給 す べ き 額 の 限 度 に お いて 、 当 該 支 給 認 定 保 護 者 に 代 わ り 、 当 該 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 に 支 払 う こ と がで き る 。 前項 の規定による 支払があったとき は、支給 認定保護者に対し地 域型 保育給付 費の支給があったものと みな す 。 市町村は、特定地域型 保育事業者から地域型保育給付費の請求があっ たときは、第三項第一号の 内閣総 理 大 臣 が 定 め る 基 準 及 び 第 四 十 六 条 第 二 項 の 市 町 村 の 条 例で 定 め る 特 定 地 域 型 保 育 事 業 の 運 営 に 関す る 基 二七頁 8 準 ( 特 定 地 域 型 保 育 の 取 扱 い に 関 す る 部 分 に 限 る 。 ) に 照 ら して 審 査 の 上 、 支 払 う も の と す る 。 前各項に定め るもののほか、地域型保育給付費の支給及び特定地域型保育事業者の地域型保育給付費の 請 求 に 関 し 必 要 な 事 項 は 、 内 閣 府 令で 定 め る 。 市 町 村 は 、 次 に 掲 げ る 場 合 に お い て 、 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ (特例地域型保育給付 費の支給) 第三 十条 り、当該特定 地域型保育 ( 第 三 号 に 規 定 す る 特 定 利 用 地 域 型 保 育 に あ っ て は 、 保 育 必 要 量 の 範 囲 内 の も の に 限 る 。 ) に 要 し た 費 用又 は 第 四 号 に 規 定 す る 特 例 保 育 ( 第 十 九 条 第 一 項 第 二 号 又 は 第 三 号 に 掲 げ る 小 学 校就 学前子どもに 該当す る支給 認定子どもに係るもの にあって は 、 保育必要量の範囲内のも のに限る。) 第十 九条第一項第 一号に掲げる小学校就学前子ども に該当す る支給認定子ども が、特定地域型保育事 得ない理由により 特定地域 型 保育を受け たとき 。 項 の 規 定 に よ る 申 請 を し た 日 か ら 当 該 支 給 認 定 の 効 力 が 生 じ た 日 の 前 日 まで の 間 に 、 緊 急 そ の 他 や む を 満 三 歳 未 満 保 育 認 定 子 ど も が 、 当 該 満 三 歳 未 満 保 育 認 定 子 ど も に 係 る 支 給 認 定 保護 者 が 第 二 十条 第 一 に 要 し た 費 用 に つ い て 、 特 例 地 域 型 保 育 給 付 費 を 支 給 す る こ と がで き る 。 一 二 二八頁 三 四 業 者 か ら 特 定 地 域 型 保 育 ( 同 号 に 掲 げ る 小 学 校 就 学 前 子 ど も に 該 当 す る 支 給 認 定 子 ど も に 対 して 提 供 さ れ る 教 育 に 係 る 標 準 的 な 一 日 当 た り の 時 間 及 び 期 間 を 勘 案 して 内 閣 府 令で 定 め る 一 日 当 た り の 時 間 及 び 期 間 の 範 囲 内 に お いて 行 わ れ る も の に 限 る 。 次 項 及 び 附 則 第 九 条 第 一 項 第 三 号 イ に お い て 「 特 別 利 用 地 域 型 保 育 」 と い う 。 ) を 受 け た と き ( 地 域 に お け る 教 育 の 体 制 の 整 備 の 状 況 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 して 必 要が あると市町村が認めるとき に限る。)。 第十九条第一項第二号に掲げる小学 校就学前子ど もに該当す る支給認定子どもが、 特定地域型保育事 業者から 特定利 用地域 型 保育(特定 地域型 保育のうち 同 号に掲げる小 学校就学前子 どもに該当す る支給 認 定 子 ど も に 対 し て 提 供 さ れ る も の を い う 。 次 項 に お いて 同 じ 。 ) を 受 け た と き ( 地 域 に お け る 同 号 に 掲 げ る 小 学 校 就 学 前 子 ど も に 該 当 す る 支 給 認 定 子 ど も に係 る教育・保育の 体 制の整備の 状況その 他の 事 情を勘案 して 必要があ ると 市町村が 認め るとき に 限る。 )。 特 定 教 育 ・ 保 育 及 び 特 定 地 域 型 保 育 の 確 保 が 著 し く 困 難で あ る 離 島 そ の 他 の 地 域で あ っ て 内 閣 総 理 大 臣 が 定 め る 基 準 に 該 当す る も の に 居住 地 を 有す る 支 給 認 定 保 護 者 に 係 る 支 給 認 定 子 ど も が 、 特 例 保 育 ( 特定教 育 ・ 保 育 及 び 特 定 地 域 型 保 育 以 外の 保 育を い い 、 第 十 九 条 第 一 項 第 一 号 に掲 げ る小学 校 就 学 前子 二九頁 2 一 二 どもに該当す る支給認定子どもに係 るものにあって は、 同号に掲げる小学校就学前子どもに該当す る支 給 認 定 子 ど も に 対 して 提 供 さ れ る 教 育 に 係 る 標 準 的 な 一 日 当 た り の 時 間 及 び 期 間 を 勘 案 して 内 閣 府 令で 定 め る 一 日 当 た り の 時 間 及 び 期 間 の 範 囲 内 に お いて 行 わ れ る も の に 限 る 。 以 下 同 じ 。 ) を 受 け た と き 。 特例 地域型 保育給 付費の額は、 一月につき、 次の各 号に掲げる区 分 に応じ、当 該各号に定め る額とす る。 特 定 地 域 型 保 育 ( 特 別 利 用 地 域 型 保 育 及 び 特 定 利 用 地 域 型 保 育 を 除 く 。 以 下 こ の 号 に お いて 同 じ 。 ) 前条第三項第 一号の内閣総理大臣が定め る基準により算定した費用の額(その額が現に当該特定地域 型 保 育 に 要 し た 費 用の 額 を 超え ると き は 、 当 該 現 に 特定 地 域 型 保 育 に 要 し た 費 用の 額 ) から 政 令で 定 め る 額 を 限 度 と して 当 該 支 給 認 定 保 護 者 の 属 す る 世 帯 の 所 得 の 状 況 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 して 市 町 村 が 定 め 特 別 利 用 地 域 型 保 育 に 通 常 要 す る 費 用 の 額 を 勘 案 して 内 閣 総 理 大 臣 が 定 め る 基 る 額 を 控 除 し て 得 た 額 ( 当 該 額 が 零 を 下 回 る 場 合 に は 、 零 と す る 。 ) を 基 準 と して 市 町 村 が 定 め る 額 特別利用地域型保育 準 に よ り 算 定 し た 費 用 の 額 ( そ の 額 が 現 に 当 該 特 別 利 用 地 域 型 保 育 に 要 し た 費 用の 額 を 超 え ると き は 、 当 該 現 に 特 別 利 用 地 域 型 保 育 に 要 し た 費 用 の 額 ) か ら 政 令で 定 め る 額 を 限 度 と して 当 該 支 給 認 定 保 護 者 の 属 す る 世 帯 の 所 得 の 状 況 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 し て 市 町 村 が 定 め る 額 を 控 除 して 得 た 額 ( 当 該 額 が 零 を 三〇頁 3 三 四 特 定 利 用 地 域 型 保 育 に 通 常 要す る 費 用 の 額 を 勘 案 して 内 閣 総 理 大 臣 が 定 め る 基 下回る場合には、零とす る。) 特定利 用地域 型 保育 準により算定 した費用の額 (その額が現に当該特定利用地域型保育に要した費用の額を 超え るときは、 当 該 現 に 特 定 利 用 地 域 型 保 育 に 要 し た 費 用 の 額 ) か ら 政 令で 定 め る 額 を 限 度 と して 当 該 支 給 認 定 保 護 者 の 属 す る 世 帯 の 所 得 の 状 況 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 して 市 町 村 が 定 め る 額 を 控 除 し て 得 た 額 ( 当 該 額 が 零 を 特例保育に通常要す る費用の額を 勘案して 内閣総理大 臣が定める基準により算定 した費用 下回る場合には、零とす る。) 特例 保育 の 額 ( そ の 額 が 現 に 当 該 特 例 保 育 に 要 し た 費 用 の 額 を 超 え る と き は 、 当 該 現 に 特例 保 育 に 要 し た 費 用 の 額 ) か ら 政 令 で 定 め る 額 を 限 度 と して 当 該 支 給 認 定 保護 者 の 属 す る 世 帯 の 所 得 の 状 況 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 して 市 町 村 が 定 め る 額 を 控 除 して 得 た 額 ( 当 該 額 が 零 を 下 回 る 場 合 に は 、 零 と す る 。 ) を 基 準 と して 市町 村が定める額 内 閣 総 理 大 臣 は 、 第 一 項 第 二 号 及 び 第 四 号 の 内 閣 府 令 を 定 め 、 又 は 変 更 し よ う と す ると き 、 並 び に前 項 第 二 号 か ら 第 四 号 まで の 基 準 を 定 め 、 又 は 変 更 し よ う と す る と き は 、 あ ら か じ め 、 第 一 項 第 二 号 及 び 第 四 三一頁 4 5 号 の 内 閣 府 令 に つ いて は 文 部 科 学 大 臣 に 、 前 項 第 三 号 の 基 準 に つ いて は 厚 生 労 働 大 臣 に 、 同 項 第 二 号 及 び 第 四 号 の 基 準 に つ いて は 文 部 科 学 大 臣 及 び 厚 生 労 働 大 臣 に 協 議 す る と と も に 、 第 七 十 二 条 に 規 定 す る 子 ど も ・ 子 育て 会 議 の 意 見 を 聴 か な け れ ば な ら な い 。 前 条 第 二 項 及 び 第 五 項 か ら 第 七 項 まで の 規 定 は 、 特 例 地 域 型 保 育 給 付 費 ( 第 一 項 第 二 号 及 び 第 三 号 に 係 る も の に 限 る 。 第 五 十 二 条 第 一 項 第 四 号 に お いて 同 じ 。 ) の 支 給 に つ いて 準 用 す る 。 こ の 場 合 に お いて 、 必 要 な 技 術 的 読 替 え は 、 政 令で 定 め る 。 前 各 項 に 定 め るも の の ほ か、 特 例 地 域 型 保 育 給 付 費 の 支給 及 び 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 の 特例 地 域 型 保 育 特定教育・保育施設 特定教育・保育施 設及び特定地域型保育事業者 給付費の請求に関し必要な事項 は、内閣府令で 定める。 第三章 第一節 第 二 十 七 条 第 一 項 の 確 認 は 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 ( 国 ( (特定教育・保育施設の確認) 第三十一 条 国 立 大 学 法 人 法 ( 平 成 十 五 年 法 律 第 百 十 二 号 ) 第 二 条 第 一 項 に 規 定 す る 国 立 大 学 法 人 を 含む 。 附 則 第 七 条 三二頁 2 3 に お いて 同 じ 。 ) を 除 き 、 法 人 に 限 る 。 以 下 同 じ 。 ) の 申 請 に よ り 、 次 の 各 号 に 掲 げ る 教 育 ・ 保 育 施 設 の 一 幼稚園 第十九条第一項第二号に掲げる小学校就学前子どもの区分及び同項第三号に掲げる小学校就 第十九条第一項第一号に掲げる小学 校就学 前子どもの区分 認定こど も園 区 分 に 応 じ 、 当 該 各 号 に 定 め る 小 学 校 就 学 前 子 ど も の 区 分 ご と の 利 用 定 員 を 定 めて 、 市 町 村 長 が 行 う 。 二 保育所 第十九条第一項各号に掲げる小学 校就学 前子どもの区分 三 学前子どもの区分 市 町 村 長 は 、 前 項 の 規 定 に よ り 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 利 用定 員 を 定 め よう とす ると き は 、 あら か じめ 、 第 七 十 七 条 第 一 項 の 審 議 会 そ の 他 の 合 議 制 の 機 関 を 設 置 して い る 場 合 に あ っ て は そ の 意 見 を 、 そ の 他 の 場 合 に あ っ て は 子 ど も の 保 護 者 そ の 他 子 ど も ・ 子 育て 支 援 に 係 る 当 事 者 の 意 見 を 聴 か な け れ ば な ら な い 。 市 町 村 長 は 、 第 一 項 の 規 定 に よ り 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 利 用 定 員 を 定 め よ う と す る と き は 、 内 閣 府 令で 定め るところ により、あらかじめ、都道府県知事に協議しなけれ ばならない。 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 は 、 第 二 十 七 条 第 一 項 の 確 認 に お いて 定 め ら れ た 利 用 定 員 を 増 加 (特定教育・ 保育施設の確 認の変更) 第三十二 条 三三頁 2 3 し よ う と す る と き は 、 あ ら か じ め 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 に 係 る 同 項 の確 認の変更を申請す ることができる。 前 条 第 三 項 の 規 定 は 、 前 項 の 確 認 の 変 更 の 申 請 が あ っ た 場 合 に つ いて 準 用す る 。 こ の 場 合 に お い て 、 必 要 な 技 術 的 読 替 え は 、 政 令で 定 め る 。 市 町 村 長 は 、 前 項 の 規 定 に よ り 前 条 第 三 項 の 規 定 を 準 用す る 場 合 の ほ か 、 第 二 十 七 条 第 一 項 の 確 認 に お い て 定 め た 利 用 定 員 を 変 更 し よ う と す る と き は 、 あ ら か じ め 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 都 道 府 県 知事に協議しなければならない。 (特定教育・保育施設の設置者の責務) 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 は 、 支 給 認 定 保 護 者から利 用の 申 込みを受け たときは、正 当な理 特定教育・保育施設の設置者は、第十九条第一項各 号に掲げ る小学校就学 前子どもの区分ごとの当該 特 由がなけ れば、これを 拒んで はならない。 第三十三条 2 定教育・保育施設における前項の申込みに係る支給認 定子ども及び当該特定教育・保育施設を現に利 用し て い る支給認定子ども の総数が、当 該区分に応ず る当該 特定教育・保育施設の第二 十七条第一項 の確認に 三四頁 3 4 5 6 おいて 定 められ た利 用 定員の総数を 超え る場合に おいて は、内閣府令で 定め るとこ ろ により、前項 の申 込 み に 係 る 支 給 認 定 子 ど も を 公 正 な 方 法で 選 考 し な け れ ば な ら な い 。 内 閣 総 理 大 臣 は 、 前 項 の 内 閣 府 令 を 定 め 、 又 は 変 更 し よ う と す るとき は 、 あ ら か じ め 、 文 部 科 学 大 臣 及 び 厚生 労 働 大 臣 に 協 議 しな け れ ば な らな い 。 特定教育・保育施設の設置者は、支給認定子どもに対し適切な教育・保育(地域型保育を除く。以下こ の 項 及 び 次 項 に お いて 同 じ 。 ) を 提 供 す る と と も に 、 市 町 村 、 児 童 相 談 所 、 児 童 福 祉 法 第 七 条 第 一 項 に 規 定 す る 児 童 福 祉 施 設 ( 第 四 十 五 条 第 四 項 に お いて 「 児 童 福 祉 施 設 」 と い う 。 ) 、 教 育 機 関 そ の 他 の 関 係 機 関 と の 緊 密 な 連 携 を 図 り つ つ 、 良 質 な 教 育 ・ 保 育 を 小 学 校 就 学 前 子 ど も の 置 か れて い る 状 況 そ の 他の 事 情 に応じ、効果的に行うよう に努めなけれ ばならない。 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 は 、 そ の 提 供 す る 教 育 ・ 保 育 の 質 の 評 価 を 行 う こ と そ の 他 の 措 置を 講 ず る こと により、教育・保育の質の 向上に努めなければな らない。 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 は 、 小 学 校 就 学 前 子 ど も の 人 格 を 尊 重 す ると と も に 、 こ の 法 律 又 は こ の 法 律に基づく命令を遵守し、誠実にそ の職務を遂行 しなければならない 。 三五頁 特定教育・保育施 設の設置者は、次の各号に掲げる教育・保育施 設の区分に応 じ、当該各号に (特定教 育・保育施設の基準) 第三 十四条 認定こども園 認 定 こ ど も 園 法 第 三 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 都 道 府 県 の 条 例で 定 め る 要 件 ( 当 該 認 定 こ 定める基準(以下「教育・ 保育施設の認可基準」という。)を遵守しなければならない。 一 ど も 園 が 同 項 の 認 定 を 受 け た も の で あ る 場 合 又 は 同 項 の 条 例 で 定 め る 要 件 に 適 合 して い る も の と して 同 条第九項の規 定による公示 がされたもので ある場合 に 限 る 。 ) 、 同 条 第 三 項 の 規 定 によ り 都 道府 県の 条 例で 定 め る 要 件 ( 当 該 認 定 こ ど も 園 が 同 項 の 認 定 を 受 け た も ので あ る 場 合 又 は 同 項 の 条 例で 定 め る 要 件 に 適 合 して い る も の と して 同 条 第 九 項 の 規 定 に よ る 公 示 が さ れ た も の で あ る 場 合 に 限 る 。 ) 又 は 同 法 第 十三条第一項 の規定により 都道府県(地方自治法第二百五十二条の十九第 一項の指定都 市又は同法第二 百 五 十 二 条 の 二 十 二 第 一 項 の 中 核 市 ( 以 下 「 指 定 都 市 等 」 と い う 。 ) の 区 域 内 に 所 在す る 幼 保 連 携 型 認 定 こ ど も 園 ( 認 定 こ ど も 園 法 第 二 条 第 七 項 に 規 定す る幼 保 連 携 型 認 定 こ ど も 園 を い う 。 以 下 同 じ 。 ) ( 都 道 府 県 が 設 置す る も の を 除 く 。 第 三 十 九 条 第 二 項 及び 第 四 十 条 第 一 項 第 二 号 に お いて 「 指 定 都 市 等 所 在幼 保連 携型認定こど も園」という 。)について は、当 該指定都市等 )の条例で 定 め る設備及び運 営に 三六頁 2 3 二 三 児童福祉法第四十五条第一項の規定により都道府県(指定都市等又は同法第五十九条の四第 学 校 教 育 法 第 三 条 に 規 定す る 学 校 の 設 備 、 編 制 そ の 他 に 関す る 設 置 基 準 ( 幼 稚 園 に 係 る も の つ い て の 基 準 ( 当 該 認 定 こ ど も 園 が 幼 保 連 携 型 認 定 こ ど も 園で あ る 場 合 に 限 る 。 ) 幼稚園 に限る。) 保育 所 一項 に規定す る児童相談所設置市(以下「児童相談 所設 置市」と いう。)の区 域内に所在す る保育所( 都 道 府 県 が 設 置す る も の を 除 く 。 第 三 十 九 条 第 二 項 及び 第 四 十 条 第 一 項 第 二 号 に お いて 「 指 定 都 市 等 所 在 保 育 所 」 と い う 。 ) に つ いて は 、 当 該 指 定 都 市 等 又 は 児 童 相 談 所 設 置 市 ) の 条 例 で 定 め る 児 童 福 祉 施 設 の 設 備 及 び 運 営 に つ いて の 基 準 ( 保 育 所 に 係 る も の に 限 る 。 ) 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 は 、 市 町 村 の 条 例で 定 め る 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 運 営 に 関す る 基 準 に 従 い 、特定教 育・保育(特定教育・保育施設が特別利 用保育又は特別利用教育を行う 場合にあって は、特別利 用保 育又は特別利 用教育を含む 。以下この節 において 同じ。)を 提供しなけれ ばならない。 市 町 村 が 前 項 の 条 例 を 定 め る に 当 た っ て は 、 次 に 掲 げ る 事 項 に つ い て は 内 閣 府 令で 定 め る 基 準 に 従 い 定 め る も の と し 、 そ の 他 の 事 項 に つ い て は 内 閣府 令で 定 め る 基 準 を 参 酌 す る も の と す る 。 三七頁 4 5 一 二 特定 教育・保育施 設に係 る利 用 定員 (第二十 七条第 一項の確認に おいて 定めるものに限る。第 五項及 び 次 条 第 二 項 に お いて 「 利 用 定 員 」 と い う 。 ) 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 運 営 に 関す る 事 項で あ って 、 小 学 校 就 学 前 子 ど も の 適 切 な 処 遇 の 確 保 及 び 秘 密 の 保 持 並 び に 小 学 校 就 学 前 子 ど も の 健 全 な 発 達 に 密 接 に 関 連 す る も の と して 内 閣 府 令で 定 め る も の 内 閣 総 理 大 臣 は 、 前 項 に 規 定 す る 内 閣 府 令で 定 め る 基 準 を 定 め 、 又 は 変 更 し よ う と す る と き 、 及 び 同 項 第 二 号 の 内 閣 府 令 を 定 め 、 又 は 変 更 し よ う と す ると き は 、 あ ら か じ め 、 文 部 科 学 大 臣 及 び 厚 生 労 働 大 臣 に 協 議 す る と と も に 、 特 定 教 育 ・ 保 育 の 取 扱 い に 関 す る 部 分 に つ い て 第 七 十 二 条 に 規 定 す る 子 ど も ・ 子 育て 会議 の意見を聴かなければならない。 特定教育・保育施設の 設置者は、次 条第二項の規 定によ る利用定員の 減 少の届出を したとき又は第三十 六条の規定による確認の辞退をするときは、当該 届出の 日又は同条に規定す る予告 期間の 開始日 の 前一月 以 内 に 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 を 受 け て い た 者で あ っ て 、 当 該 利 用 定 員 の 減 少 又 は 確 認 の 辞 退 の 日 以 後 に お い て も 引き 続 き 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 に 相 当 す る 教 育 ・ 保 育 の 提 供 を 希望 す る 者 に 対 し 、 必 要な 教 育 ・ 保 育 が 継続的に 提供され るよう、 他の 特定 教育・保育施 設の設 置者その 他関係者との連絡 調整その 他の 便宜の提 三八頁 供を行わなければならない。 (変 更の 届出等) 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 は 、 設 置 者 の 住 所 そ の 他 の 内 閣 府 令で 定 め る 事 項 に 変 更 が あ っ た 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 は 、 当 該 利 用 定 員 の 減 少 を し よ う と す ると き は 、 内 閣 府 令で 定 め ると こ ろ と き は 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 十 日 以 内 に 、 そ の 旨 を 市 町 村 長 に 届 け 出 な け れ ば な ら な い 。 第三十五条 2 に よ り 、 そ の 利 用 定 員 の 減 少 の 日 の 三 月 前 まで に 、 そ の 旨 を 市 町 村 長 に 届 け 出 な け れ ば な ら な い 。 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 は 、 三 月 以 上 の 予 告 期 間 を 設 け て 、 そ の 確 認 を 辞 退 す る こ と がで き る 。 (確認の 辞 退) 第三 十六条 市 町 村 長 は 、 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 に よ る 第 三 十 四 条 第 五項 に 規 定す る 便 宜 の 提供 が 円 (市町村長等 による連絡調 整又は援助) 第三十七条 滑 に 行 わ れ るた め 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 及 び 他の 特 定 教 育 ・ 保 育 施設の設置者その他の関係 者相互間の連 絡調整又は当 該特定 教育・保育施 設の設置者及び当該関係者 に対 す る助言その他の援助を行うことができる。 三九頁 2 3 都 道 府 県知 事 は 、 同 一 の 特定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者に つ い て 二 以 上 の 市 町 村 長 が 前 項 の 規 定 に よ る 連 絡 調 整 又 は 援 助 を 行 う 場 合 に お いて 、 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 に よ る 第 三 十 四 条 第 五 項 に 規 定 す る便宜の提供 が円滑に行われ るため必要があると認め るとき は、当該市町 村長相互間の 連絡調整又は当該 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 に 対す る 市 町 村 の 区 域 を 超 え た 広 域 的 な 見 地 か ら の 助 言 そ の 他 の 援 助を 行 う こ と がで き る 。 内 閣 総 理 大 臣 は 、 同 一 の 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 に つ いて 二 以 上 の 都 道 府 県 知 事 が 前 項 の 規 定 に よ る 連 絡 調 整 又 は 援 助 を 行 う 場 合 に お いて 、 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 に よ る 第 三 十 四 条 第 五 項 に 規 定す る便宜の提供 が円滑に行われ るため必要があると 認めるとき は、当該都道府県知事相互 間の連絡調整 又は当該特定 教育・ 保育施 設の設置者に 対す る都 道府 県の区 域を超え た広 域 的な 見地からの 助言その 他の 市町村長は、 必 要があると 認め るとき は 、こ の 法 律の施行 に 必 要な 限度に おいて 、 特定 教 育・ 援 助 を 行 う こ と がで き る 。 (報告等) 第三十八条 保 育 施 設 又 は 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 若 し く は 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者で あ っ た 者 若 し く は 特 定 四〇頁 2 教 育 ・ 保 育 施 設 の 職 員 で あ っ た 者 ( 以 下 こ の 項 に お いて 「 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者で あ っ た 者 等 」 と い う 。 ) に 対 し 、 報 告 若 し く は 帳 簿 書 類そ の 他 の 物 件 の 提 出 若 し く は 提 示 を 命 じ、 特定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 若 し く は 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 職 員 若 し く は 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者で あ っ た 者 等 に 対 し 出 頭 を 求 め 、 又 は 当 該 市 町 村 の 職 員 に 関 係 者 に 対 して 質 問 さ せ 、 若 し く は 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 、 特 定 教 育 ・ 保 育施 設の設置者の 事務所その他 特定教育・保育施設の運営に関係 のある場所に立ち 入り、そ の設備若しく は 帳 簿 書 類 そ の 他 の 物 件 を 検 査 さ せ る こ と がで き る 。 第 十 三 条 第 二 項 の 規 定 は 前 項 の 規 定 に よ る 質 問 又 は 検 査 に つ いて 、 同 条 第 三 項 の 規 定 は 前 項 の 規 定 に よ る 権 限 に つ いて 準 用す る 。 市 町 村 長 は 、 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 が 、 次 の 各 号 に 掲 げ る 場 合 に 該 当 す ると 認め る と き (勧告、命令等) 第三十九条 は 、 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 に 対 し 、 期 限 を 定 めて 、 当 該 各 号 に 定 め る 措 置 を と る べ き こ と を 勧 第 三 十 四 条 第 二 項 の 市 町 村 の 条 例で 定 め る 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 運 営 に 関 す る 基 準 に 従 っ て 施 設 型 給 告す ること がで き る。 一 四一頁 2 二 付 費 の 支 給 に 係 る 施 設 と して 適 正 な 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 運 営 を して い な い 場 合 こと 。 当 該便宜の 提供 を 適正 に行う こ と 。 当該基準を遵守する 第三 十四 条第 五項 に規 定す る便宜の 提供を 施設型 給付 費 の 支給 に係 る 施設と して 適 正 に行って い な い 場合 市 町 村 長 ( 指 定 都 市 等 所 在 幼 保 連 携 型 認 定 こ ど も 園 に つ いて は 当 該 指 定 都 市 等 の 長 を 除 き 、 指 定 都 市 等 所 在 保 育 所 に つ いて は 当 該 指 定 都 市 等 又 は 児 童 相 談 所 設 置 市 の 長 を 除 く 。 第 五 項 に お い て 同 じ 。 ) は 、 特 定教育・ 保育施設(指 定都市等所在幼保連携型認 定こど も園及び指定都市等所在保育所を除く。以下この 項 及 び 第 五 項 に お いて 同 じ 。 ) の 設 置 者 が 教 育 ・ 保 育 施 設 の 認 可 基 準 に 従 って 施 設 型 給 付 費 の 支 給 に 係 る 施 設 と して 適 正 な 教 育 ・ 保 育 施 設 の 運 営 を して い な い と 認 め る と き は 、 遅 滞 な く 、 そ の 旨 を 、 当 該 特 定 教 育・保育施設に係る教 育・保育施設の認可等(教 育・ 保育施設に係る認定こども園法第十七条第一項、学 校教 育法第四条第 一項若しくは児童福祉法第三十五条第四項の認可又は認定こ ども園法第三 条第一項若し く は 第 三 項 の 認 定 を い う 。 第 五 項 及 び 次 条 第 一 項 第 二 号 に お いて 同 じ 。 ) を 行 っ た 都 道 府 県 知 事 に 通 知 し なければならない。 四二頁 3 4 5 市 町 村 長 は 、 第 一 項 の 規 定 に よ る 勧 告 を し た 場 合 に お いて 、 そ の 勧 告 を 受 け た 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 が 、 同 項 の 期 限 内 に こ れ に 従 わ な か っ た と き は 、 そ の 旨 を 公 表す る こ と が で き る 。 市 町 村 長 は 、 第 一 項 の 規 定 に よ る 勧 告 を 受 け た 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 が 、 正 当 な 理 由 が な くて そ の勧告に係る措置をと らな かったときは、当該特定教育・保育施設の 設置者に対し、期限を定めて 、その 勧 告 に 係 る 措 置 を と る べ き こ と を 命 ず る こ と がで き る 。 市 町 村 長 は 、 前 項 の 規 定 に よ る 命 令 を し た と き は 、 そ の 旨を 公 示す る と と も に 、 遅 滞な く 、 そ の 旨を 、 当該特定教育・保育施 設に係る教育・保育施設の 認可 等を行った都道府県知事に通知しなければならない。 市 町 村 長 は 、 次 の 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る 場 合 に お いて は 、 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 に 係 る 第 (確 認の取消し等 ) 第四十条 二 十 七 条 第 一 項 の 確 認 を 取 り 消 し 、 又 は 期 間 を 定 めて そ の 確 認 の 全 部 若 し く は 一 部 の 効 力 を 停 止 す る こ と 一 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 が 、 教 育 ・ 保 育 施 設 の 認 可 基 準 に 従 って 施 設 型 給 付 費 の 支 給 に 係 る 施 設 特定教育・保育施設の設置者が、第三十三条第六項の規定に違反したと認められるとき。 がで き る 。 二 四三頁 三 と して 適 正 な 教 育 ・ 保 育 施 設 の 運 営 を す る こ と が で き な く な っ た と 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 に 係 る 教 育 ・保育施設の認可 等を行った都 道府県知事(指定都 市等所在幼保連携型認定こ ども園について は当該指 定 都 市 等 の 長 と し 、 指 定 都 市 等 所 在 保 育 所 に つ いて は 当 該 指 定 都 市 等 又 は 児 童 相 談 所 設 置 市 の 長 と す る 。)が認めたとき。 特定教育・保 育施設の設置者が、第三十四条第二 項の市町村 の条例で 定め る特定教育・ 保育施設の運 営に関す る基 準に従って 施 設型給付費の 支給 に係る 施設として 適正な 特定 教 育・保育施 設の運 営をす る 施設型給付費又は特例施設型給付費の請 求に関し不正があっ たとき。 こ と がで き な く な っ た と き 。 四 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 が 、 第 三 十 八 条 第 一 項 の 規 定 によ り 報告 又 は帳 簿 書 類 そ の 他の物 件 の 提 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 又 は そ の 職 員 が 、 第 三 十 八 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 出 頭 を 求 め ら れて こ れ 出若しくは提示を命ぜ られて これ に 従わず、又は 虚偽の 報告をしたとき。 五 六 に応ぜず、同項の規定によ る質問に対して 答弁せず、若しくは虚偽の答弁をし、又は同項の規定によ る 検査を拒 み、妨げ、若 しくは忌避したとき。ただ し、当 該特定教育・ 保育施設の職員がその行為をした 四四頁 2 場合において 、その行 為を防止す るため、当該特定教育・保育施設の 設置者が相当 の注意及び 監督を尽 特定教育 ・保育施設の 設置者が、不 正の手段によ り第二 十七条第一項 の確認を受け たとき 。 くしたときを除く。 七 前 各 号 に掲 げ る 場 合 の ほ か、 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 が 、こ の 法 律 そ の 他 国 民 の 福 祉 若 し く は学 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 の 役 員 ( 業 務 を 執 行 す る社 員 、 取締 役 、 執 行 役又 は こ れ ら に準 ず る 者 を な行為をしたとき。 前各号に掲げる場合のほか、特定教 育・保育施設の設置者が、教育・ 保育に関し不正又は著しく不当 校 教 育 に 関 す る 法 律 で 政 令で 定 め る も の 又 は こ れ ら の 法 律 に 基 づ く 命 令 若 し く は 処 分 に 違 反 し た と き 。 八 九 十 いい、相談役、顧問その他いかなる名 称を有す る者で あるかを問わず、法人に対し業務を執行す る社員 、 取 締 役 、 執 行 役 又 は こ れ ら に 準 ず る 者 と 同 等 以 上 の 支 配 力 を 有す る も の と 認 め ら れ る 者 を 含む 。 以 下 同じ。)又はその長のうち に過去五年以内に教育・ 保育に関し不正又は著しく不当な行為を した者があ るとき 。 前 項 の 規 定 に よ り 第 二 十 七 条 第 一 項 の 確 認 を 取 り 消 さ れ た 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 ( 政 令で 定 め る 者 を 四五頁 除 く 。 ) 及 び こ れ に 準 ず る 者 と して 政 令で 定 め る 者 は 、 そ の 取 消 し の 日 又 は こ れ に 準 ず る 日 と して 政 令で 市 町 村 長 は 、 次 に 掲 げ る 場 合 に は 、 遅 滞な く 、 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 の 名 称 、 当 該 定 め る 日 か ら 起 算 して 五 年 を 経 過 す る まで の 間 は 、 第 三 十 一 条 第 一 項 の 申 請 を す る こ と がで き な い 。 (公示) 第四十一 条 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 所 在 地 そ の 他 の 内 閣 府 令で 定 め る 事 項 を 都 道 府 県 知 事 に 届 け 出 る と と も に 、 こ れ を 二 一 前 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 第 二 十 七 条 第 一 項 の 確 認 を 取り 消 し 、 又 は 確 認 の 全 部 若 し く は 一 部 の 効 力 を 第三十六条の規定による第二十七条第一項の確認の辞退があったとき。 第二 十七条第一項 の確認をしたとき。 公示しなけれ ばならない。 三 停止したとき。 市 町 村 は 、 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 に 関 し 必 要 な 情 報の 提 供 を 行 う と と も に 、 支給 認 定 保 護 者 か ら (市町村によるあっせん及び要請) 第四十二条 求 め が あ っ た 場 合 そ の 他必 要 と 認 め ら れ る 場 合 に は 、 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 を 利 用 し よ う と す る 支 給 認 定 子 四六頁 2 どもに係 る支給認定 保護者の教育・ 保育に係 る希望、当 該支給認定子 どもの養育の 状況、当該支給 認定 保 護者に必要な支援の内容その他の事情を勘案し、当該支給認定子どもが適切に特定教育・保育施設を利用 で き る よ う 、 相 談 に 応 じ 、 必 要 な 助 言 又 は 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 利 用 に つ いて の あ っ せ ん を 行 う と と も に 、 必 要 に 応 じて 、 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 に 対 し 、 当 該 支 給 認 定 子 ど も の 利 用 の 要 請 を 行 う も の と す る。 特定地域 型 保育事業者 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 設 置 者 は 、 前 項 の 規 定 に よ り 行 わ れ る あっ せん 及び 要請 に 対 し、 協 力 しな け れ ば な らな い 。 第二 節 第 二 十 九 条 第 一 項 の 確 認 は 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 地 域 型 保 育 事 業 を 行 う 者 の 申 請 (特定地域型 保育事業者の 確認) 第四十三 条 によ り、地域型保育の種 類及び 当該地域型保育の種 類 に係る地域型保育事業を 行う事業所(以下「地域型 保 育 事 業 所 」 と いう 。 ) ご と に、 第 十 九 条 第 一項 第 三 号 に掲 げ る小学 校 就 学 前子ど も に 係 る利 用定員 (事 業 所 内 保 育 の 事 業 を 行 う 事 業 所 (以 下 「 事 業 所 内 保 育 事 業 所 」と い う 。 ) に あ って は 、 そ の 雇 用 す る労 働 四七頁 2 3 者の監護す る小学校就学前子どもを 保育す るため当該事業所内保育の 事業を自ら施 設を設置し、又 は委託 して 行 う 事 業 主 に 係 る 当 該 小 学 校 就 学 前 子 ど も ( 当 該 事 業 所 内 保 育 の 事 業 が 、 事 業 主 団 体 に 係 る も の に あ って は 事 業 主 団 体 の 構 成 員 で あ る 事 業 主 の 雇 用す る 労 働 者 の 監 護 す る 小 学 校 就 学 前 子 ど も と し 、 共 済 組 合 等 (児 童 福 祉 法 第 六 条 の 三 第 十 二 項 第 一 号 ハ に規 定す る 共 済 組 合 等 を いう 。 ) に係 るも の に あって は 共 済 組 合 等 の 構成 員 ( 同 号 ハ に規 定 す る 共 済 組 合 等 の 構成 員 を いう 。 ) の 監護す る 小 学 校 就 学 前 子 ど も とす る 。 以 下 「労 働 者 等 の 監護す る小学 校 就 学 前子 ど も 」と いう 。 ) 及 び そ の 他 の 小 学 校 就 学 前子 ど も ご と に 定 め る 第 十 九 条 第 一 項 第 三 号 に 掲 げ る 小 学 校 就 学 前 子 ど も に 係 る 利 用 定 員 と す る 。 ) を 定 めて 、 市 町 村 長 が 行う 。 前項の確 認は、当該確 認をす る市町 村長がその長で ある市町村の区域 に居住地を有す る者に対す る地域 型 保 育 給 付 費 及 び 特 例 地 域 型 保 育 給 付 費 の 支 給 に つ いて 、 そ の 効 力 を 有 す る 。 市町村長は、第一項の規定により特定地域型 保育事業(特定地域型保育を行う 事業をいう。以下同じ。 ) の 利 用 定 員 を 定 め よ う と す ると き は 、 あ ら か じ め 、 第 七 十 七 条 第 一 項 の 審議 会 そ の 他 の 合 議 制 の 機 関を 設 置 して い る 場 合 に あ っ て は そ の 意 見 を 、 そ の 他 の 場 合 に あ っ て は 子 ど も の 保 護 者 そ の 他 子 ど も ・ 子 育て 四八頁 4 5 支援に係 る当事者の意見を聴かなければならない 。 市 町 村 長 は 、 第 一 項 の 申 請 が あ っ た 場 合 に お いて 、 当 該 申 請 に 係 る 地 域 型 保 育 事 業 所 が 当 該 市 町 村 の 区 域 の 外 に あ る 場 合で あ っ て 、 そ の 所 在 地 の 市 町 村 長 ( 以 下 こ の 条 に お いて 「 所 在 地 市 町 村 長 」 と い う 。 ) の 同 意 を 得 て い な い と き は 、 第 二 十 九 条 第 一 項 の 確 認 を して は な ら な い 。 た だ し 、 第 一 項 の 申 請 を 受 け た 市 町 村 長 ( 以 下 こ の 条 に お いて 「 被 申 請 市 町 村 長 」 と い う 。 ) と 所 在 地 市 町 村 長 と の 協 議 に よ り 、 こ の 項 本 文 の 規 定 に よ る 同 意 を 要 し な い こ と に つ いて 所 在 地 市 町 村 長 の 同 意 が あ る と き は 、 こ の 限 りで な い 。 前 項 た だ し 書 の 規 定 に よ り 同 項 本 文 の 規 定 が 適 用 さ れ な い 場 合で あ っ て 、 第 一 項 の 申 請 に 係 る 地 域 型 保 育 事 業 所 ( 所 在 地 市 町 村 長 の 管 轄 す る 区 域 に あ る も の に 限 る 。 ) に つ いて 、 次 の 各 号 に 掲 げ る と き は 、 そ れ ぞ れ 当 該 各 号 に 定 め る 時 に 、 当 該 申 請 者 に つ いて 、 被 申 請 市 町 村 長 に よ る 第 二 十 九 条 第 一 項 の 確 認 が あ 所在地市町村長が第二十九条第一項の確 認をしたとき っ た も の と みな す 。 一 所在地市町村長による第二十九条第 一項の確認がされて いるとき 被申請市町村長が当該地域型保育 当該確認がされた時 二 事業所に係る地域型保育事業を行う 者から第一項 の申請を受けた時 四九頁 6 所 在 地 市 町 村 長 に よ る 第 二 十 九 条 第 一 項 の 確 認 に つ いて の 第 五 十 二 条 第 一 項 の 規 定 に よ る 取 消 し 又 は 効 力の 停止は、前項 の規定により受けたものと みなされ た被申請市町村長による第二十九条第一項の確認の 効力に影響を 及ぼさない。 (特定地域型保育事業 者の確認の変 更) 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 は 、 第 二 十 九 条 第 一 項 の 確 認 に お いて 定 め ら れ た 利 用 定 員 を 増 加 し よ う 前 条 第 四 項 か ら 第 六 項 まで の 規 定 は 、 前 項 の 確 認 の 変 更 の 申 請 が あ っ た 場 合 に つ いて 準 用 す る 。 こ の 場 認 の 変 更 を 申 請 す る こ と がで き る 。 と す る と き は 、 あ ら か じ め 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 当 該 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 に 係 る 同 項 の 確 第四 十四条 2 合 に お い て 、 必 要 な 技 術 的 読 替 え は 、 政 令で 定 め る 。 (特定地域型保育事業 者の責務) 特定 地域型保育事業者は、支給 認定保護者 から利用の申込みを受けたときは、 正当な理由がな 特定 地域型保育事業者は、前項 の申込みに係 る満三 歳 未満保育認 定子ども及び当該特定地域型保育事業 け れ ば 、 こ れ を 拒 んで は な ら な い 。 第四 十五条 2 五〇頁 3 4 5 6 者 に 係 る 特 定 地 域 型 保 育 事 業 を 現 に 利 用 して い る 満 三 歳 未 満 保 育 認 定 子 ど も の 総 数 が 、 そ の 利 用 定 員 ( 第 二 十 九 条 第 一 項 の 確 認 に お いて 定 め ら れ た 第 十 九 条 第 一 項 第 三 号 に 掲 げ る 小 学 校 就 学 前 子 ど も に 係 る 利 用 定 員 を い う 。 ) の 総 数 を 超 え る 場 合 に お い て は 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 前 項 の 申 込 み に 係 る 満 三 歳 未 満 保 育 認 定 子 ど も を 公 正 な 方 法で 選 考 しな け れ ば な ら な い 。 内 閣 総 理 大 臣 は 、 前 項 の 内 閣 府 令 を 定 め 、 又 は 変 更 し よ う と す る と き は 、 あら か じ め 、 厚生 労 働 大 臣 に 協議しなけれ ばならない。 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 は 、 満 三 歳 未 満 保 育 認 定 子 ど も に 対 し 適 切 な 地 域 型 保 育 を 提 供 す ると と も に 、 市 町村、教育・保育施設、児童相談所、児童福祉施設、教育機関その他の関係機 関との緊密な 連携を図りつ つ、良質な 地 域型保育を小学校就学前子どもの置かれて い る 状況その他の 事情に応じ、 効果的に行う よう に努めな ければならな い。 特定地域型保育事業者は、 その提供す る 地域型保育の質の評 価を行うこと その他の措置を講ずること に より、地域型 保育の質の向上に努めなければならない 。 特定 地域型保育事 業者は、小学 校就学前子ど もの人 格を尊重するとともに、こ の法律又はこ の法律に基 五一頁 づ く 命 令 を 遵 守 し 、 誠 実 に そ の 職 務 を 遂 行 しな け れ ば な ら な い 。 (特定地域型保育事業の基準) 特定 地 域 型 保 育 事 業 者 は 、 地 域 型 保 育の 種 類 に 応 じ、 児 童 福 祉 法 第 三 十四 条の 十 六 第 一 項 の 規 市 町 村 が 前 項 の 条 例 を 定 め る に 当 た っ て は 、 次 に 掲 げ る 事 項 に つ い て は 内 閣 府 令で 定 め る 基 準 に 従 い 定 地域型保育を提供しな ければならな い。 特定地域 型 保育事業者 は、市町村の 条例で 定める 特定地 域型 保育事業 の運 営 に関す る基準 に従い 、 特定 。)を遵守しなければならない 。 定により 市町村の条例で 定 める設備 及び運 営 につ いて の 基 準 (以下「 地域型 保育事 業 の認可基準 」という 第四十六条 2 3 特定地域型保育事業の運営に関す る 事項で あって 、小 学 校 就学 前子 ど も の 適 切な 処 遇の 確 保及び 秘密 び 次 条 第 二 項 に お いて 「 利 用 定 員 」 と い う 。 ) 特定 地域型 保育事 業に係 る利 用 定員 (第二十 九条第 一項の確認に おいて 定めるものに限る。 第 五項及 め る も の と し 、 そ の 他 の 事 項 に つ い て は 内 閣 府 令で 定 め る 基 準 を 参 酌 す る も の と す る 。 一 二 の 保 持 等 並 び に 小 学 校 就 学 前 子 ど も の 健 全 な 発 達 に 密 接 に 関 連 す る も の と して 内 閣 府 令で 定 め る も の 五二頁 4 5 内 閣 総 理 大 臣 は 、 前 項 に 規 定 す る 内 閣 府 令で 定 め る 基 準 を 定 め 、 又 は 変 更 し よ う と す る と き 及 び 同 項 第 二 号 の 内 閣 府 令 を 定 め 、 又 は 変 更 し よ う とす るとき は 、 あ ら か じ め 、 厚生 労 働 大 臣 に 協 議す ると と も に 、 特 定 地 域 型 保 育 の 取 扱 い に 関 す る 部 分 に つ い て 第 七 十 二 条 に 規 定 す る 子 ど も ・ 子 育て 会 議 の 意 見 を 聴 か な ければな らない。 特定地域型保育事業者は、次条第二項の規定による利用定員の減少の届出をしたとき又は第四十八条の 規 定 に よ る 確 認 の 辞 退 を す る と き は 、 当 該 届 出 の 日 又 は 同 条 に規 定す る予 告 期 間の 開始 日 の 前 一 月以 内 に 当 該 特 定 地 域 型 保 育 を 受 けて い た 者 で あ って 、 当 該 利 用 定 員 の 減 少 又 は 確 認 の 辞 退 の 日 以 後 に お いて も 引 き続き当該特定地域型保育に相当する地域型 保育の提 供を希望す る者に対し、必要な地域型 保育が継続的 に 提供 さ れ る よう 、 他の 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 そ の 他 関係 者 と の 連 絡 調 整 そ の 他の 便 宜 の 提供 を 行 わ な け ればならない。 特定地域型 保 育事業者は、 当該特定地域 型 保育 事業所の名 称及び所在地そ の 他内閣府令で 定め (変 更の 届出等) 第四十七条 る 事 項 に 変 更 が あ っ た と き は 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 十 日 以 内 に 、 そ の 旨 を 市 町 村 長 に 届 け 出 五三頁 2 なければならない。 特定 地 域 型 保 育 事 業 者 は 、 当 該 特定 地 域 型 保 育 事 業 の 利 用定 員 の 減 少を し よう とす ると き は 、 内 閣府 令 で 定 め る と こ ろ によ り 、 そ の 利 用 定 員 の 減 少 の 日 の 三 月 前 ま で に 、 そ の 旨 を 市 町 村 長 に 届け 出 な け れ ばな らない。 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 は 、 三 月 以 上 の 予 告 期 間 を 設 け て 、 そ の 確 認 を 辞 退 す る こ と がで き る 。 (確 認の辞 退) 第四十八条 (市町村長等による連 絡調整又は援 助) 市 町 村 長 は 、 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 に よ る 第 四 十 六 条 第 五 項 に 規 定す る便 宜 の 提供 が 円 滑 に 行 都 道 府 県 知 事 は 、 同 一 の 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 に つ いて 二 以 上 の 市 町 村 長 が 前 項 の 規 定 に よ る 連 絡 調 整 う こ と がで き る 。 の 関係 者 相 互 間 の 連 絡 調 整 又 は 当 該 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 及 び 当 該 関 係 者 に 対す る 助 言 そ の 他 の 援 助を 行 われるため必 要があると認めるときは、当該特定地域 型保育事業者及び他の特定地域型 保育事業者そ の 他 第四 十九条 2 又 は 援 助 を 行 う 場合 に お い て 、 当 該 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 に よ る 第 四 十 六 条 第 五項 に規 定 す る便 宜 の 提 供 五四頁 3 が円滑に行われ るため 必要があると 認めるときは、当該 市町村長相互 間の連絡調整又は当該特定地域型保 育 事 業 者 に 対す る 市 町 村 の 区 域 を 超 え た 広 域 的 な 見 地 か ら の 助 言 そ の 他の 援 助 を 行 う こ と がで き る 。 内 閣 総 理 大 臣 は 、 同 一 の 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 に つ いて 二 以 上 の 都 道 府 県 知 事 が 前 項 の 規 定 に よ る 連 絡 調 整 又 は 援 助 を 行 う 場 合 に お い て 、 当 該 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 に よ る 第 四 十 六 条 第 五項 に規 定 す る便 宜 の 提供 が円滑に行われ るため必要があると認め るときは 、当該都道府県知事相互 間の連絡調整又は当該特定 地 域 型 保 育 事 業 者 に 対 す る 都 道 府 県 の 区 域 を 超 え た 広 域 的 な 見 地 か ら の 助 言 そ の 他 の 援 助 を 行 う こ と がで き る。 市 町 村長は、必 要があると 認 め るとき は、 こ の法 律の施行 に必 要な 限度において 、 特定地 域型 保 (報告等) 第五十条 育 事 業 者 又 は 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 で あ っ た 者 若 し く は 特 定 地 域 型 保 育 事 業 所 の 職 員で あ っ た 者 ( 以 下 こ の 項 に お いて 「 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者で あ っ た 者 等 」 と い う 。 ) に 対 し 、 報 告 若 し く は 帳 簿 書 類 そ の 他 の 物件の提出若 しくは提示を 命じ、特定地域型保育事業 者若しくは特定地域型保育事業所の職員若しくは特 定 地 域 型 保 育 事 業 者で あ っ た 者 等 に 対 し 出 頭 を 求 め 、 又 は 当 該 市 町 村 の 職 員 に 関 係 者 に 対 して 質 問 さ せ 、 五五頁 2 若しくは 特定地域型保育事業者の特定地域型保育事業所、事務所その 他特定地域型 保育事業に関係のある 場所 に立ち 入り、その設備若しくは帳簿書類その他の物件を検査させることができる。 第 十 三 条 第 二 項 の 規 定 は 前 項 の 規 定 に よ る 質 問 又 は 検 査 に つ いて 、 同 条 第 三 項 の 規 定 は 前 項 の 規 定 に よ る 権 限 に つ いて 準 用す る 。 市町村長は、 特定地域型保育事業者が、次の各 号に掲げる場合に該当す ると認めるとき は、当 (勧告、命令等) 第五十一条 該 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 に 対 し 、 期 限 を 定 めて 、 当 該 各 号 に 定 め る 措 置 を と る べ き こ と を 勧 告 す る こ と が 当 該 基 準 を 遵 守す る こ と 。 当該基 第四十六条第二項の市町村の条例で 定め る特定地域型 保育事業の運営に関す る基準に従って 地域型保 保 育 事 業 の 運 営 を して い な い 場 合 地 域 型 保 育 事 業 の 認 可 基 準 に 従 っ て 地 域 型 保 育 給 付 費 の 支 給 に 係 る 事 業 を 行 う 者 と して 適 正 な 地 域 型 で き る。 一 二 育 給 付 費 の 支 給 に 係 る 事 業 を 行 う 者 と し て 適 正 な 特 定 地 域 型 保 育 事 業 の 運 営 を して い な い 場 合 準 を 遵 守 す るこ と 。 五六頁 2 3 4 三 当該便宜の提供を適正に行うこと。 第 四 十 六 条 第 五 項 に 規 定 す る 便 宜 の 提 供 を 地 域 型 保 育 給 付 費 の 支 給 に 係 る 事 業 を 行 う 者 と して 適 正 に 行って いない場合 市 町 村 長 は 、 前 項 の 規 定 に よ る 勧 告 を し た 場 合 に お いて 、 そ の 勧 告 を 受 け た 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 が 、 同 項 の 期 限 内 に こ れ に 従 わ な か っ た と き は 、 そ の 旨 を 公 表す る こ と が で き る 。 市 町 村 長 は 、 第 一 項 の 規 定 に よ る 勧 告 を 受 け た 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 が 、 正 当 な 理 由 が な くて そ の 勧 告 に 係 る 措 置 を と ら な か っ た と き は 、 当 該 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 に 対 し 、 期 限 を 定 めて 、 そ の 勧 告 に 係 る 措 置 を と る べ き こ と を 命 ず る こ と がで き る 。 市 町 村 長 は 、 前 項 の 規 定 に よ る 命 令 を し た と き は 、 そ の 旨を 公 示 し な け れ ばな ら な い 。 市町村長 は、次の各号のいずれ かに該当す る場合において は、当該特定地域型保育事業者に係 (確認の 取消 し等) 第五十二条 る 第 二 十 九 条 第 一 項 の 確 認 を 取 り 消 し 、 又 は 期 間 を 定 めて そ の 確 認 の 全 部 若 し く は 一 部 の 効 力 を 停 止 す る 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 が 、 第 四 十 五 条 第 六 項 の 規 定 に違 反 し た と 認め ら れ ると き 。 こ と がで き る 。 一 五七頁 二 三 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 が 、 地 域 型 保 育 事 業 の 認 可 基 準 に 従 って 地 域 型 保 育 給 付 費 の 支 給 に 係 る 事 業 を 行 う 者 と して 適 正 な 地 域 型 保 育 事 業 の 運 営 を す る こ と がで き な く な っ た と き 。 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 が 、 第 四 十 六 条 第 二 項 の 市 町 村 の 条 例で 定 め る 特 定 地 域 型 保 育 事 業 の 運 営 に 関 す る 基 準 に 従 っ て 地 域 型 保 育 給 付 費 の 支 給 に 係 る 事 業 を 行 う 者 と して 適 正 な 特 定 地 域 型 保 育 事 業 の 運 営 地域型保育給付費又は 特例地域型保育給付費の請 求に関し不正があっ たとき。 をす ることがで き な くなったと き 。 四 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 が 、 第 五 十 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 報 告 又 は 帳 簿 書 類 そ の 他の 物 件 の 提 出 若 し く 特定地域 型 保育事業者 又はその 特定 地域型 保育事 業所の 職員が、第 五十条第一項の 規定により出頭を は提示を命ぜられて これ に従わ ず、又は虚偽の報告をしたとき。 五 六 求められてこれに応ぜず、同項の規定による質問に対して 答 弁せず、 若しくは虚偽の答弁をし、 又は同 項の規定による検査を拒み、妨 げ、若しくは 忌避したとき。ただ し、当該特定 地域型保育事業所の職員 が そ の 行 為 を し た 場 合 に お いて 、 そ の 行 為 を 防 止 す る た め 、 当 該 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 が 相 当 の 注 意 及 び監督を 尽くしたときを除く。 五八頁 2 七 前 各 号 に 掲 げ る 場 合 の ほ か 、 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 が 、 こ の 法 律 そ の 他 国 民 の 福 祉 に 関 す る 法 律で 政 特定 地域型保育事業者が、不正の手段により 第二十 九条第一項の確認を受けたとき。 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 が 法 人で あ る 場 合 に お いて 、 当 該 法 人 の 役 員 又 は そ の 事 業 所 を 管 理 す る 者 そ の とき 。 前各 号に掲げる場合のほか、特定地域型保育事業者が、保育に関し不正又は著しく不当な行為をした 令で 定 め る も の 又 は こ れ ら の 法 律 に 基 づ く 命 令 若 し く は 処 分 に 違 反 し た と き 。 八 九 十 他の政令で 定める使用人のうち に過去五年以内に保育に関し不正又は著しく不当な 行為をした者がある 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 が 法 人で な い 場 合 に お い て 、 そ の 管 理 者 が 過 去 五 年 以 内 に 保 育 に 関 し 不 正 又 とき 。 十一 は 著 し く 不 当 な 行 為 を し た 者で あ る と き 。 前 項 の 規 定 に よ り 第 二 十 九 条 第 一 項 の 確 認 を 取 り 消 さ れ た 地 域 型 保 育 事 業 を 行 う 者 ( 政 令で 定 め る 者 を 除 く 。 ) 及 び こ れ に 準 ず る 者 と して 政 令 で 定 め る 者 は 、 そ の 取 消 し の 日 又 は こ れ に 準 ず る 日 と して 政 令で 定 め る 日 か ら 起 算 して 五 年 を 経 過 す る まで の 間 は 、 第 四 十 三 条 第 一 項 の 申 請 を す る こ と がで き な い 。 五九頁 (公示) 第五十三条 市 町 村 長 は 、 次 に 掲 げ る 場 合 に は 、 遅 滞な く 、 当 該 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 の 名 称、 当 該 特 定 地 域 型 保 育 事 業 所 の 所 在 地 そ の 他 の 内 閣 府 令で 定 め る 事 項 を 都 道 府 県 知 事 に 届 け 出 る と と も に 、 こ れ を 公 示 二 一 前 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 第 二 十 九 条 第 一 項 の 確 認 を 取り 消 し 、 又 は 確 認 の 全 部 若 し く は 一 部 の 効 力を 第四十八 条の規定によ る第二十九条第一項の確認の辞退があったとき 。 第二十九条第 一項の確認を したとき。 しなけれ ばな らない。 三 停止 したとき。 市 町 村 は 、 特定 地 域 型 保 育 事 業 に 関 し 必 要 な 情 報の 提 供 を 行 う と と も に、 支 給 認 定 保護 者 か ら (市町村によ るあっせん及び要請) 第五十四条 求め があった場合その他必要と 認められる場合には、 特定地域型 保育事業を利 用しようとす る満三歳未満 保育認定子ど もに係る支給 認定保護者の 地域型保育に係る希望、当該満三歳未満保育認定子どもの養 育の 状 況 、 当 該 支 給 認 定 保 護 者 に 必 要 な 支 援 の 内 容 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 し 、 当 該 満 三 歳 未満 保 育 認 定 子 ど も が 六〇頁 2 適 切 に 特 定 地 域 型 保 育 事 業 を 利 用で き る よ う 、 相 談 に 応 じ 、 必 要 な 助 言 又 は 特 定 地 域 型 保 育 事 業 の 利 用 に つ い て の あ っ せ ん を 行 う と と も に 、 必 要 に 応 じて 、 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 に 対 し 、 当 該 満 三 歳 未 満 保 育 認 定子どもの利 用の要請を行うものとす る。 業務管理体制の整備等 特定 地域型保育事業者は、前項 の規定により 行われ る あっ せん及 び 要請 に対し 、 協力しなけ ればな らな い。 第三節 (業務管理体制の整備等) 特定 教育・保育施 設の設置者及 び 特定地域 型 保育事 業 者(以下「 特定教育・保 育提供者」と い 特 定 教 育 ・ 保 育 提 供 者 は 、 次 の 各 号 に 掲 げ る 区 分 に 応 じ 、 当 該 各 号 に 定 め る 者 に 対 し 、 内 閣 府 令で 定 め 定める基 準に従い、業 務管理体制を 整備しなけれ ばならない。 う 。 ) は 、 第 三 十 三 条 第 六 項 又 は 第 四 十 五 条 第 六 項 に 規 定 す る 義 務 の 履 行 が 確 保 さ れ る よ う 、 内 閣 府 令で 第五十五条 2 そ の 確 認 に 係 る 全 て の 教 育 ・ 保 育 施 設 又 は 地 域 型 保 育事 業 所 ( そ の 確 認 に 係 る 地 域 型 保 育 の 種 類 が 異 るところ によ り、業務管理 体制の整備 に 関す る事項 を 届け 出 な けれ ばな ら な い 。 一 六一頁 3 4 5 二 三 な る も の を 含む 。 次 号 に お いて 同 じ 。 ) が 一 の 市 町 村 の 区 域 に 所 在す る 特 定 教 育 ・ 保 育 提 供 者 長 内閣総理大臣 都 道 府 県知 事 市町村 その確認 に係る教育・ 保育施設又は 地域型保育事 業所が二以上の都道府県の区域に 所在す る特定 教育 ・保育提供者 前二 号に掲げ る特定教育・ 保育提供者以 外の 特定 教育・ 保育 提供者 前 項 の 規 定 に よ る 届 出 を 行 っ た 特 定 教 育 ・ 保 育 提 供 者 は 、 そ の 届け 出 た 事 項 に 変 更 が あ っ た と き は 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 遅 滞 な く 、 そ の 旨 を 当 該 届 出 を 行 っ た 同 項 各 号 に 定 め る 者 ( 以 下 こ の 節 に おいて 「 市町 村 長 等 」と いう 。 ) に 届け 出な け れ ば な らな い 。 第二項の 規定による届 出を行った特定教育・保育 提供者 は、同項各号 に掲げる区分 の 変更により 、 同項 の 規 定 に よ り 当 該 届 出 を 行 っ た 市 町 村 長 等 以 外 の 市 町 村 長 等 に 届 出 を 行 う と き は 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 そ の 旨 を 当 該 届出を 行 っ た 市町 村 長 等 にも 届け 出な け れ ばな らな い 。 市町村長 等は、前三項の規定による 届出が適正になされ るよう、相互 に密接な連携を図るものとす る。 (報告等) 六二頁 前条第二項の規定によ る届出を受け た市町村長等は、当 該届出を行った特定教育・保育提供者 市 町 村 長 は 、 そ の 行 っ た 又 は そ の 行 おう と す る 確 認 に 係 る 特 定 教 育 ・ 保 育 提 供 者 に おけ る 前 条 第 一 項 の っ た 市 町 村 長 ( 次 条 第 五 項 に お いて 「 確 認 市 町 村 長 」 と い う 。 ) と 密 接 な 連 携 の 下 に 行 う も の と す る 。 内閣総理大臣又は都道府県知事が前項の権限を行うとき は、当該特定教育・保育提供者に係る確認を行 の 提 供 に 関 係 の あ る 場 所 に 立 ち 入 り 、 そ の 設 備 若 し く は 帳 簿 書 類 そ の 他 の 物 件 を 検 査 さ せ る こ と がで き る 。 育・保育 提供者の当該確認に係る教 育・保育施設若しく は 地域型保育事業所、事務 所その他の教 育・保育 供者の職員に対し出頭を求め、又は当該市町村長等の職員に関係者に対し質問させ、若しくは当該特定教 書 類 そ の 他の物 件 の 提 出 若 し く は 提 示 を 命 じ 、 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 提 供 者 若 し く は 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 提 る と き は 、 こ の 法 律 の 施 行 に 必 要 な 限 度 に お いて 、 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 提 供 者 に 対 し 、 報 告 若 し く は 帳 簿 ・ 保 育 提 供 者 を 除 く 。 ) に お け る 同 条 第 一 項 の 規 定 に よ る 業 務 管 理 体 制 の 整 備 に 関 して 必 要 が あ る と 認 め (同 条第四項の規 定による届出を受けた市町 村長等に あって は、 同項の規定によ る届出を行 っ た 特定教育 第五十六条 2 3 規 定 に よ る 業 務 管 理 体 制 の 整 備 に 関 して 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 内 閣 総 理 大 臣 又 は 都 道 府 県 知 事 に 対 し 、 第 一 項 の 権 限 を 行 う よ う 求 め る こ と がで き る 。 六三頁 4 5 内 閣 総 理 大 臣 又 は 都 道 府 県 知 事 は 、 前 項 の 規 定 に よ る 市 町 村 長 の 求 め に 応 じて 第 一 項 の 権 限 を 行 っ た と き は 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 そ の 結 果 を 当 該 権 限 を 行 う よ う 求 め た 市 町 村 長 に 通 知 し な け れ ば な らな い 。 第十 三条第二項の 規定は第一項 の規定による質問又 は検査について 、同条第三 項の規定は第 一項の規定 に よ る 権 限 に つ い て 準 用す る 。 (勧告、命令等) 第五十五条第二項の規 定による届出を受け た市町村長等 は、当該届出を行った特定教育・保育 市 町 村 長 等 は 、 前 項 の 規 定 に よ る 勧 告 を し た 場 合 に お いて 、 そ の 勧 告 を 受 け た 特 定 教 育 ・ 保 育 提 供 者 が 従 っ て 適 正 な 業 務 管 理 体 制 を 整 備 す べ き こ と を 勧 告 す る こ と がで き る 。 い な い と 認 め る と き は 、 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 提 供 者 に 対 し 、 期 限 を 定 め て 、 当 該 内 閣 府 令で 定 め る 基 準 に 支 給 に 係 る 施 設 又 は 地 域 型 保 育 給 付 費 の 支 給 に 係 る 事 業 を 行 う 者 と し て 適 正 な 業 務 管 理 体 制 の 整 備 を して 定 教 育 ・ 保 育 提 供 者 を 除 く 。 ) が 、 同 条 第 一 項 に 規 定 す る 内 閣 府 令で 定 め る 基 準 に 従 っ て 施 設 型 給 付 費 の 提供 者(同条第四項の規定によ る届出を受け た市町村長等にあって は、同項の規定による届出を行った特 第五十七条 2 六四頁 同 項 の 期 限 内 に こ れ に 従 わ な か っ た と き は 、 そ の 旨 を 公 表す る こ と が で き る 。 市 町 村 長 等 は 、 第 一 項 の 規 定 に よ る 勧 告 を 受 け た 特 定 教 育 ・ 保 育 提 供 者 が 、 正 当 な 理 由 が な くて そ の 勧 市町村長等は、前項の規定 による命令を したときは、その旨を公示しなければならない。 3 告 に 係 る 措 置 を と ら な か っ た と き は 、 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 提 供 者 に 対 し 、 期 限 を 定 めて 、 そ の 勧 告 に 係 る 4 内閣総理大臣又は都道府県知事は、 特定教育・保育提供 者が第三項の 規 定 によ る命 令に違反 した とき は 措 置を と るべ き こ と を 命 ず るこ と がで き る 。 5 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 当 該 違 反 の 内 容 を 確 認 市 町 村 長 に 通 知 し な け れ ば な ら な い 。 教 育 ・ 保 育 に 関す る 情 報 の 報 告 及 び 公 表 特 定 教 育 ・ 保 育 提 供 者 は 、 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 又 は 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 (以 下 「 特定 教 育 ・ 第四 節 第五十八条 保 育 施 設 等 」 と い う 。 ) の 確 認 を 受 け 、 教 育 ・ 保 育 の 提 供 を 開 始 し よ う と す る と き そ の 他 内 閣 府 令で 定 め ると き は、政令で 定め るところ により、その 提供す る 教 育・ 保育 に係 る教 育・ 保育情報(教 育・ 保育の内 容 及 び 教 育 ・ 保 育 を 提 供 す る 施 設 又 は 事 業 者 の 運 営 状 況 に 関 す る 情 報で あ っ て 、 小 学 校 就 学 前 子 ど も に 教 育・保育を受けさせ、 又は受けさせようとす る小学校 就 学 前 子 ど も の 保護 者 が 適 切 か つ 円 滑 に 教 育・ 保 育 六五頁 2 3 4 5 を 小 学 校 就 学 前 子 ど も に 受 け さ せ る 機 会 を 確 保 す る た め に 公 表 さ れ る こ と が 必 要 な も の と して 内 閣 府 令で 定め るものをいう 。以下同じ。)を、教育・ 保育を提供す る施設又は事業所の 所在地の都道府県知事に報 告しなければならない。 都 道 府 県 知 事 は 、 前 項 の 規 定 に よ る 報 告 を 受 け た 後 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 当 該 報 告 の 内 容 を公 表しなければならない。 都 道 府 県 知 事 は 、 第 一 項 の 規 定 に よ る 報 告 に 関 し て 必 要 が あ る と 認 め ると き は 、 こ の法 律 の 施 行 に必 要 な 限 度 に お いて 、 当 該 報 告 を し た 特 定 教 育 ・ 保 育 提 供 者 に 対 し 、 教 育 ・ 保 育 情 報 の う ち 内 閣 府 令 で 定 め る も の に つ いて 、 調 査 を 行 う こ と がで き る 。 都 道 府 県 知 事 は 、 特 定 教 育 ・ 保 育 提 供 者 が 第 一 項 の 規 定 によ る 報 告 を せず 、 若 し く は 虚 偽 の 報 告 を し 、 又 は 前 項 の 規 定 に よ る 調 査 を 受 け ず 、 若 し く は 調 査 の 実 施 を 妨 げ た と き は 、 期 間 を 定 めて 、 当 該 特 定 教 育 ・保育提供者に対し、その報告を行い、若しくはその 報告の内容を是正し、又 はその調査を受けることを 命ず ることがで き る。 都 道 府 県 知 事 は 、 特 定 教 育 ・ 保 育 提 供 者 に 対 して 前 項 の 規 定 に よ る 処 分 を し た と き は 、 遅 滞 な く 、 そ の 六六頁 6 7 旨を、当 該特定教育・ 保育施設等の確認をした市町村長 に通知しなければならない。 都 道 府 県 知 事 は 、 特 定 教 育 ・ 保 育 提 供 者 が 、 第 四 項 の規 定 に よ る 命 令 に 従 わ な い 場 合 に お いて 、 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 等 の 確 認 を 取 り 消 し 、 又 は 期 間 を 定 めて そ の 確 認 の 全 部 若 し く は 一 部 の 効 力 を 停 止 す る こ と が 適 当 で あ る と 認 め る と き は 、 理 由 を 付 して 、 そ の 旨 を そ の 確 認 を し た 市 町 村 長 に 通 知 し な け れ ば な らな い。 都道府県知事は、小学 校就学前子ど もに教育・保育を受 けさせ、又は受けさせよう とす る小学校 就学前 子どもの 保護者が適切 かつ円滑に教 育・保育を小学校就学前子どもに受けさせる機 会の確保に資す るため 、教 育・保育の質 及び教育・保育を担当す る職員に関す る情報(教育・保育情 報に該当す るものを除く。 ) で あ っ て 内 閣 府 令で 定 め る も の の 提 供 を 希 望 す る 特 定 教 育 ・ 保 育 提 供 者 か ら 提 供 を 受 け た 当 該 情 報 に つ 市 町 村 は 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 第 六 十 一 条 第 一 項 に 規 定 す る 市 町 村 子 ど も ・ 子 育 地 域 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 いて 、 公 表を 行う よう 配 慮す るも の とす る 。 第四 章 第五十九条 て 支 援 事 業 計 画 に 従 っ て 、 地 域 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 と して 、 次 に 掲 げ る 事 業 を 行 う も の と す る 。 六七頁 一 支 給 認 定 保 護 者で あ っ て 、 そ の 支 給 認 定 子 ど も ( 第 十 九 条 第 一 項 第 一 号 に 掲 げ る 小 学 校 就 学 前 子 ど も を総合的に行う事業 要な 情 報 の 提供 及 び 助 言を 行 う と と も に 、 関係 機 関と の 連 絡 調 整 そ の 他の 内 閣 府 令で 定 め る 便 宜 の 提供 域 の 子 ど も ・ 子 育て 支 援 に 関 す る 各 般 の 問 題 に つ き 、 子 ど も 又 は 子 ど も の 保 護 者 か ら の 相 談 に 応 じ 、 必 の 他 の 子 ど も ・ 子 育て 支 援 を 円 滑 に 利 用で き る よ う 、 子 ど も 及 び そ の 保 護 者 の 身 近 な 場 所 に お い て 、 地 子 ど も 及 び そ の 保 護 者 が 、 確 実 に 子 ど も 子 育て 支 援 給 付 を 受 け 、 及 び 地 域 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 そ ・ 二 に 該 当 す る も の を 除 く 。 以 下 こ の 号 及 び 附 則 第 六 条 に お いて 「 保 育 認 定 子 ど も 」 と い う 。 ) が 、 や む を 得 な い 理 由 に よ り 利 用 日 及 び 利 用 時 間 帯 ( 当 該 支 給 認 定 保 護 者 が 特定 教 育 ・ 保 育 施 設 等 又 は 特例 保 育 を 行う事業者と 締結した特定 保育(特定教 育・保育(保育に限 る。)、特定 地域型保育又 は 特例保育を い う 。 以 下 こ の 号 に お い て 同 じ 。 ) の 提 供 に 関 す る 契 約 に お いて 、 当 該 保 育 認 定 子 ど も が 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 等 又 は 特 例 保 育 を 行 う 事 業 者 に よ る 特 定 保 育 を 受 け る 日 及 び 時 間 帯 と して 定 め ら れ た 日 及 び 時 間 帯を いう 。 ) 以 外の 日 及 び 時 間 に おいて 当 該 特定 教 育・ 保 育 施 設 等 又 は 特例 保 育を 行 う 事 業 者 に よ る 保 育 ( 保 育 必 要 量 の 範 囲 内 の も の を 除 く 。 以 下 こ の 号 に お いて 「 時 間 外 保 育 」 と い う 。 ) を 受 け た も の 六八頁 三 に 対 し 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 当 該 支 給 認 定 保 護 者 が 支 払 う べ き 時 間 外 保 育 の 費 用 の 全 部 又 は一部の助成を行うことにより 、必要な 保育を確保す る事業 支 給 認 定 保 護 者 の う ち 、 当 該 支 給 認 定 保 護 者 の 属 す る 世 帯 の 所 得 の 状 況 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 して 市 町 村 が 定 め る 基 準 に 該 当 す る も の ( 以 下 こ の 号 に お いて 「 特 定 支 給 認 定 保 護 者 」 と い う 。 ) に 係 る 支 給 認 定子 どもが特定教 育・保育、特別利用保育、 特別利 用教育、特定 地域型保育又 は 特例保育(以下この号 に お いて 「 特 定 教 育 ・ 保 育 等 」 と い う 。 ) を 受 け た 場 合 に お いて 、 当 該 特 定 支 給 認 定 保 護 者 が 支 払 う べ き 日 用 品 、 文 房 具 そ の 他 の 教 育 ・ 保 育 に 必 要 な 物 品 の 購 入 に 要す る 費 用 又 は 特 定 教 育 ・ 保 育 等 に 係 る 行 事 へ の 参 加 に 要 す る 費 用 そ の 他 こ れ ら に 類 す る 費 用 と して 市 町 村 が 定 め る も の の 全 部 又 は 一 部 を 助 成 す る事業 特定教育・保育施 設等への民間事業者の参入 の促進 に関す る調査 研究その他多様な事業者の 能 力を活 児 童 福 祉 法 第 六 条 の 三 第 二 項 に 規 定 す る放 課 後 児 童 健 全 育成 事 業 四 五 児童 福祉法第六条の三第三項に規定す る子育て 短期支援事業 用した特定教育・ 保育施設等の 設置又は運営 を促進す るための事 業 六 六九頁 八 七 児童福祉法第六条の三第五項に規定す る養育支援訪 問事業そ の 他同法第二 十五条の二第 一項 に規定す 児童 福祉法第六条の三第四項に規定す る乳児 家庭全 戸訪問事業 る要保護児童 対策地域協議 会その他の者 による同条第二項に規定す る要保護児童等に対す る支援に資す る事業 児童福祉法第六条の三第六項に規定す る地域子育て 支援拠点事業 児童福祉法第六 条の三第十三項に規定す る病児保育事業 九 十一 児童福祉法 第六条の三第 十四項に規定す る子育て 援 助活動 支援事業 児童福祉法第六条の三 第七項に規定す る一時預かり事業 十二 母 子 保 健 法 ( 昭 和 四 十 年 法 律 第 百 四 十 一 号 ) 第 十 三 条 第 一 項 の 規 定 に 基 づ き 妊 婦 に 対 して 健 康 診 査 十 十三 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 計 画 を 実 施す る 事 業 第五章 内 閣 総 理 大 臣 は 、 教 育 ・ 保 育 及 び 地 域 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 の 提 供 体 制 を 整 備 し 、 子 ど も ・ 子 (基本指針) 第六十条 七〇頁 2 育て 支 援 給 付 及 び 地 域 子 ど も ・ 子 育 て 支 援 事 業 の 円 滑 な 実 施 の 確 保 そ の 他 子 ど も ・ 子 育て 支 援 の た め の 施 前 各 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、 子 ど も ・ 子 育て 支 援 給 付 及 び 地 域 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 の 円 滑 な 実 施 策との連携 に 関す る事項 労 働 者 の 職 業 生 活 と 家 庭 生 活 と の 両 立 が 図 ら れ る よ う にす る た め に 必 要な 雇 用 環 境 の 整 備 に 関す る 施 と の 連 携 に 関す る 事 項 児童福祉法その他の関係法律による専門的な知識及び技術を必要とす る児童の福祉増進のための 施策 計 画 及 び 第 六 十 二 条 第 一 項 に 規 定 す る 都 道 府 県 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 支 援 計 画 の 作 成 に 関 す る 事 項 て 支 援 事 業 の 量 の 見 込 み を 定 め る に 当 た っ て 参 酌 す べ き 標 準 そ の 他 当 該 市 町 村 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 次 条 第 一 項 に 規 定 す る 市 町 村 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 計 画 に お い て 教 育 ・ 保 育 及 び 地 域 子 ど も ・ 子 育 そ の 他 の 教 育 ・ 保 育 を 提 供 す る 体 制 の 確 保 及 び 地 域 子 ど も ・ 子 育 て 支 援 事 業 の 実 施 に 関す る 基 本 的 事 項 子 ど も ・ 子 育て 支 援 の 意 義 並 び に 子 ど も ・ 子 育て 支 援 給 付 に 係 る 教 育 ・ 保 育 を 一 体 的 に 提 供 す る 体 制 基 本 指 針 に お いて は 、 次 に 掲 げ る 事 項 に つ いて 定 め る も の と す る 。 策 を 総 合 的 に 推 進 す る た め の 基 本 的 な 指 針 ( 以 下「 基 本 指 針 」と いう 。 ) を 定 め るも の とす る。 一 二 三 四 五 七一頁 3 4 の 確 保 そ の 他 子 ど も ・ 子 育て 支 援 の た め の 施 策 の 総 合 的 な 推 進 の た め に 必 要 な 事 項 内 閣 総 理 大 臣 は 、 基 本 指 針 を 定 め 、 又 は 変 更 し よ う とす ると き は 、 あ ら か じ め 、 文 部 科 学 大 臣 、 厚 生 労 働 大 臣 そ の 他 の 関 係 行 政 機 関 の 長 に 協 議 す る と と も に 、 第 七 十 二 条 に 規 定 す る 子 ど も ・ 子 育て 会 議 の 意 見 を 聴 かな け れ ば な ら な い 。 内閣総理大臣は、基本指針を定め、又はこれを変更したとき は、遅滞なく、これを公表しなければな ら ない。 (市町村子ども・子育て 支援事業計 画) 市 町 村 は 、 基 本 指 針 に 即 して 、 五 年 を 一 期 と す る 教 育 ・ 保 育 及 び 地 域 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 市 町 村 が 、 地 理 的 条 件 、 人 口 、 交 通 事 情 そ の 他 の 社 会的 条件、 教 育・ 保育を 提供す るため の 施 設 の 整 市 町 村 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 計 画 に お い て は 、 次 に 掲 げ る 事 項 を 定 め る も の と す る 。 支援事業計画」という 。)を定めるものとす る。 の 提 供 体 制 の 確 保 そ の 他 こ の 法 律 に 基 づ く 業 務 の 円 滑 な 実 施 に 関 す る 計 画 ( 以 下 「 市 町 村 子 ど も ・ 子 育て 第六 十一条 2 一 備 の 状 況 そ の 他 の 条 件 を 総 合 的 に 勘 案 して 定 め る 区 域 ( 以 下 「 教 育 ・ 保 育 提 供 区 域 」 と い う 。 ) ご と の 七二頁 3 二 三 当 該 教 育 ・ 保 育 提 供 区 域 に おけ る 各 年 度 の 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 に係 る 必 要利 用定 員 総 数 (第 十 九 条 第 一 項 各 号 に 掲 げ る 小 学 校 就 学 前 子 ど も の 区 分 ご と の 必 要利 用 定 員 総 数 と す る 。 ) 、 特 定 地 域 型 保 育 事 業 所 ( 事 業 所 内 保 育 事 業 所 に お け る労 働 者 等 の 監 護す る 小 学 校 就 学 前 子 ど も に 係 る 部 分 を 除 く 。 ) に 係 る 必 要利用定員総数(同項 第三号に掲げ る小学校就学 前子ど もに係るもの に限る。)その他の教育・ 保育の 量の見込み並びに実施しようとする教育・保育の提供体制の確保の内容及びその実施時期 教 育 ・ 保 育 提 供 区 域 ご と の 当 該 教 育 ・ 保 育 提 供 区 域 に お け る 各 年 度 の 地 域 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 の 量 の 見 込 み 並 び に 実 施 し よ う と す る 地 域 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 の 提 供 体 制 の 確 保 の 内 容 及 び そ の 実 施 時期 子 ど も ・ 子 育て 支 援 給 付 に 係 る 教 育 ・ 保 育 の 一 体 的 提 供 及 び 当 該 教 育 ・ 保 育 の 推 進 に 関 す る 体 制 の 確 保の内容 市 町 村 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 計 画 に お い て は 、 前 項 各 号 に 規 定 す る も の の ほ か 、 次 に 掲 げ る 事 項 に つ 産 後 の 休 業 及 び 育 児 休 業 後 に お け る 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 等 の 円 滑 な 利 用 の 確 保 に 関す る 事 項 いて 定 め る よ う努めるものとす る。 一 七三頁 4 5 6 二 三 保 護 を 要 す る 子 ど も の 養 育 環 境 の 整 備 、 児 童 福 祉 法 第 四 条 第 二 項 に 規 定 す る 障 害 児 に 対 して 行 わ れ る 保 護 並 び に 日 常 生 活 上 の 指 導 及 び 知 識 技 能 の 付 与 そ の 他の子ども に関す る専 門 的な 知 識及び 技術を 要す る支援に関す る都道府県が行う施策との 連携に関す る事項 労 働 者 の 職 業 生 活 と 家 庭 生 活 と の 両 立 が 図 ら れ る よ う に す る た め に 必 要な 雇 用 環 境 の 整 備 に 関す る 施 策と の連携 に関す る事項 市 町 村 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 計 画 は 、 教 育 ・ 保 育 提 供 区 域 に お け る 子 ど も の 数 、 子 ど も の 保 護 者 の 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 等 及 び 地 域 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 の 利 用 に 関 す る 意 向 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 し て 作 成 さ れな ければならな い。 市 町 村 は 、 教 育 ・ 保 育 提 供 区 域 に お け る 子 ど も 及 び そ の 保護 者 の 置 か れ て い る 環 境 そ の 他 の 事 情 を 正 確 に 把 握 し た 上で 、 こ れ ら の 事 情 を 勘 案 し て 、 市 町 村 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 計 画 を 作 成 す る よ う 努 め る も のとす る。 市 町 村 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 計 画 は 、 社 会 福 祉 法 第 百 七 条 に 規 定 す る 市 町 村 地 域 福 祉 計 画 、 教 育 基 本 法 第 十 七 条 第 二 項 の 規 定 に よ り 市 町 村 が 定 め る 教 育 の 振 興 の た め の 施 策 に 関す る 基 本 的 な 計 画 ( 次 条 第 四 七四頁 7 8 9 項 に お い て 「 教 育 振 興 基 本 計 画 」 と い う 。 ) そ の 他 の 法 律 の 規 定 に よ る 計 画で あ っ て 子 ど も の 福 祉 又 は 教 育 に 関 す る 事 項 を 定 め る も の と 調 和 が 保 た れ た も ので な け れ ば な ら な い 。 市 町 村 は 、 市 町 村 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 計 画 を 定 め 、 又 は 変 更 し よ う と す る と き は 、 あ ら か じ め 、 第 七 十 七 条 第 一 項 の 審 議 会 そ の 他 の 合 議 制 の 機 関 を 設 置 し て い る 場 合 に あ って は そ の 意 見 を 、 そ の 他 の 場 合 に あ っ て は 子 ど も の 保 護 者 そ の 他 子 ど も ・ 子 育て 支 援 に 係 る 当 事 者 の 意 見 を 聴 か な け れ ば な ら な い 。 市 町 村 は 、 市 町 村 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 計 画 を 定 め 、 又 は 変 更 し よ う と す る と き は 、 あ ら か じ め 、 イ ン タ ー ネ ッ ト の 利 用 そ の 他 の 内 閣 府 令で 定 め る 方 法 に よ り 広 く 住 民 の 意 見 を 求 め る こ と そ の 他 の 住 民 の 意 見 を 反 映 さ せ る た め に 必 要な 措 置を 講ず る よ う 努 め る も の と す る 。 市 町 村 は 、 市 町 村 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 計 画 を 定 め 、 又 は 変 更 し よ う と す る と き は 、 あ ら か じ め 、 都 道府県に 協議しなけれ ばならない。 七五頁 市町 村は、市町村子ども・子育て 支援事業計 画を定め、又は変更したときは、遅滞なく、これを都道府 ( 都 道 府 県 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 支 援 計 画 ) 県知事に提出しなければな らない。 10 都 道 府 県 は 、 基 本 指 針 に 即 して 、 五 年 を 一 期 と す る 教 育 ・ 保 育 及 び 地 域 子 ど も ・ 子 育 て 支 援 事 保 護 を 要 す る 子 ど も の 養 育 環 境 の 整 備 、 児 童 福 祉 法 第 四 条 第 二 項 に 規 定 す る 障 害 児 に 対 して 行 わ れ る 及び資質の向上のために講ずる措置に関す る事項 特 定 教 育 ・ 保 育 及 び 特 定 地 域 型 保 育 を 行 う 者 並 び に 地 域 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 に 従 事 す る 者 の 確 保 保の内容 子 ど も ・ 子 育て 支 援 給 付 に 係 る 教 育 ・ 保 育 の 一 体 的 提 供 及 び 当 該 教 育 ・ 保 育 の 推 進 に 関 す る 体 制 の 確 よう とす る教育・ 保育の提供体 制の確 保の内 容及び そ の実施時期 就 学 前子 ど も の 区 分 ご と の 必 要利 用 定 員 総 数 とす る 。 ) そ の 他の 教 育 ・ 保 育の 量の 見 込 み並 び に 実 施 し 域 に おけ る 各 年 度 の 特定 教 育 ・ 保 育 施 設 に係 る必 要 利 用定 員 総 数 (第 十 九 条 第 一項 各 号 に掲 げ る小 学 校 都 道府 県 が当 該都 道府 県内 の 市町 村 が 定 め る教 育 ・ 保育 提 供 区 域 を 勘 案 し て 定 め る 区 域 ご と の 当 該 区 都 道 府 県 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 支 援 計 画 に お い て は 、 次 に 掲 げ る 事 項 を 定 め る も の と す る 。 育て 支 援 事 業 支 援 計 画 」 と い う 。 ) を 定 め る も の と す る 。 業 の 提 供 体 制 の 確 保 そ の 他こ の 法 律 に 基 づ く 業 務 の 円 滑 な 実 施 に 関す る 計 画 ( 以 下 「 都 道 府 県 子 ど も ・ 子 第六十二 条 2 一 二 三 四 七六頁 3 4 五 保 護 並 び に 日 常 生 活 上 の 指 導 及 び 知 識 技 能 の 付 与 そ の 他 の 子 ど も に 関 す る 専 門 的 な 知 識 及 び 技 術 を 要す る支援に関す る施 策の実施に関す る事項 前号の施 策の円滑な実 施を図るため に必要な 市町 村との 連携に関す る事項 都 道 府 県 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 支 援 計 画 に お い て は 、 前 項 各 号 に 掲 げ る 事 項 の ほ か 、 次 に 掲 げ る 事 項 につ いて 定めるよう努めるもの とす る。 特定教育 ・保育施設の 利 用定員の設 定に関す る第 三十一条第三項及び第三十二条第三項の規定による 教育・保育情報の公表に関する事項 一 二 労 働 者 の 職 業 生 活 と 家 庭 生 活 と の 両 立 が 図 ら れ る よ う に す る た め に 必 要な 雇 用 環 境 の 整 備 に 関 す る 施 協議に係 る調整その 他市町村の区域 を 超え た広域 的な 見 地から行う 調 整に関す る事項 三 策との連 携 に関す る事 項 都 道 府 県 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 支 援 計 画 は 、 社 会 福 祉 法 第 百 八 条 に 規 定 す る 都 道 府 県 地 域 福 祉 支 援 計 画 、 教 育 基 本 法 第 十 七 条 第 二 項 の 規 定 に よ り 都 道 府 県 が 定 め る教 育振 興基 本 計 画そ の 他 の 法 律 の 規 定 によ る 計 画で あ っ て 子 ど も の 福 祉 又 は 教 育 に 関 す る 事 項 を 定 め る も の と 調 和 が 保 た れ た も の で な け れ ば な ら な 七七頁 5 6 い。 都 道 府 県 は 、 都 道 府 県 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 支 援 計 画 を 定 め 、 又 は 変 更 し よ う と す る と き は 、 あ ら か じ め 、 第 七 十 七 条 第 四 項 の 審 議 会 そ の 他 の 合 議 制 の 機 関 を 設 置 して い る 場 合 に あ っ て は そ の 意 見 を 、 そ の 他の 場合 にあって は子 どもの 保護者 その他子ども・子育て 支援に係る当事者の意見を聴かなけれ ばならな い。 都 道 府 県 は 、 都 道 府 県 子 ど も ・ 子 育 て 支 援 事 業 支 援計 画 を 定 め 、 又 は 変 更 し た と き は 、 遅 滞 な く 、 こ れ を内閣総 理大臣に提出しなければな らない。 (都 道府 県知事の 助言等) 都 道 府 県 知 事 は 、 市 町 村 に 対 し 、 市 町 村 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 計 画 の 作 成 上 の 技 術 的 事 項 に 内 閣 総 理 大 臣 は 、 都 道 府 県 に 対 し 、 都 道 府 県 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 支 援 計 画 の 作 成 の 手 法 そ の 他 都 道 つ いて 必 要 な 助 言 そ の 他 の 援 助 の 実 施 に 努 め る も の と す る 。 第六十三条 2 府 県 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 支 援 計 画 の 作 成 上 重 要 な 技 術 的 事 項 に つ い て 必 要 な 助 言 そ の 他 の 援 助 の 実 施 に努めるものとす る。 七八頁 国 は 、 市 町 村 又 は 都 道 府 県 が 、 市 町 村 子 ど も ・ 子 育 て 支 援 事 業 計 画又 は 都 道 府 県子 ど も ・ 子 育 (国の援 助) 第六 十四条 て 支援事業支援計画に定め られた事業を 実施しようとす るときは、当該事業が円滑に実 施されるよう に必 費用等 要な 助言 その 他の 援 助 の実施 に努め るものとす る 。 第六章 (市町村の支 弁) 次 に 掲 げ る 費 用 は 、 市 町 村 の 支 弁と す る 。 市 町 村 が 設 置 す る 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 に 係 る 施 設 型 給 付 費 及 び 特 例 施 設 型 給 付 費 の 支 給 に 要す る 費 用 第六十五条 一 都 道府 県 及 び 市町 村 以 外の 者 が 設 置す る 特定 教 育 ・ 保 育 施 設 に係 る 施 設 型 給 付 費 及 び 特例 施 設 型 給 付 地 域 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 に 要 す る 費 用 費並びに 地域型保育給 付費及び特例 地域型保育給 付費の 支給に要す る 費用 二 三 都 道 府 県 が 設 置 す る 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 に 係 る 施 設 型 給 付 費 及 び 特例 施 設 型 給 付 費 の 支 給 に 要 (都 道府 県の 支 弁) 第六十六 条 七九頁 す る費 用 は 、 都 道府 県 の 支 弁とす る 。 (都 道府 県の 負担 等) 都 道 府 県 は 、 政 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 第 六 十 五 条 の 規 定 に よ り 市 町 村 が 支 弁 す る 同 条 第 二 都 道 府 県 は 、 政 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 市 町 村 に 対 し 、 第 六 十 五 条 の 規 定 に よ り 市 町 村 が 支 弁 す る 同 次 条 第 一 項 に お い て 「 施 設 型 給 付 費 等 負 担 対 象 額 」 と い う 。 ) の 四 分 の 一 を 負 担す る 。 号 に 掲 げ る 費 用 の う ち 、 国 及 び 都 道 府 県 が 負 担 す べ き も の と して 政 令 で 定 め る と こ ろ に よ り 算 定 し た 額 ( 第六十七条 2 条 第 三 号 に 掲 げ る 費 用 に 充て る た め 、 当 該 都 道 府 県 の 予 算 の 範 囲 内 で 、 交 付 金 を 交 付 す る こ と が で き る 。 (市町村に対す る 交付金の交付等) 国 は 、 政 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 第 六 十 五 条 の 規 定 に よ り 市 町 村 が 支 弁 す る 同 条 第 二 号 に 掲 国 は 、 政 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 市 町 村 に 対 し 、 第 六 十 五 条 の 規 定 に よ り 市 町 村 が 支 弁 す る 同 条 第 三 げ る 費 用 の う ち 、 施 設 型 給 付 費 等 負 担 対 象 額 の 二 分 の 一 を 負 担す る 。 第六十八条 2 号 に 掲 げ る 費 用 に 充て る た め 、 予 算 の 範 囲 内 で 、 交 付 金 を 交 付 す る こ と が で き る 。 (拠出金の徴収及び納付義務) 八〇頁 政 府 は 、 児 童 手 当 の 支 給 に 要す る 費 用 ( 児 童 手 当 法 第 十 八 条 第 一 項 に 規 定 す る も の に 限 る 。 次 二 一 私 立 学 校 教 職 員 共 済 法 ( 昭 和 二 十 八 年 法 律 第 二 百 四 十 五 号 ) 第 二 十八 条 第 一 項 に規 定 す る学 校法 人 等 厚生年金 保険法 (昭和二十九年法律 第百十 五号) 第八十 二条第一項 に規定す る事業 主 一般事業 主は、拠出金 を納付す る義 務を負う。 他 同 法 に 規 定 す る 団 体で 政 令で 定 め る も の 国家公務員共済組 合法(昭和三 十三年法律第百二十八号)第百二 十六条第一項 に規定す る連 合会その そ の 他 同 法 に 規 定 す る 団 体 で 政 令で 定 め る も の 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 ( 昭 和 三 十 七 年 法 律 第 百 五 十 二 号 ) 第 百 四 十 四 条 の 三 第 一 項 に 規 定す る 団 体 四 三 という。)から、 拠出金を徴収す る。 域 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 費 用 」 と い う 。 ) に 充 て る た め 、 次 に 掲 げ る 者 ( 次 項 に お い て 「 一 般 事 業 主 」 第 二 号 、 第 五 号 及 び 第 十 一 号 に 掲 げ る も の に 限 る 。 ) に 要す る 費 用 ( 次 条 第 二 項 に お い て 「 拠 出 金 対 象 地 条 第 二 項 に お い て 「 拠 出 金 対 象 児 童 手 当 費 用 」 と い う 。 ) 及 び 地 域 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 ( 第 五 十 九 条 第六十九条 2 (拠出金の額) 八一頁 第七十条 拠 出 金 の 額 は、 次 の 表 の 上欄 に 掲 げ る 法 律 に 基 づ く 保 険 料 又 は 掛 金 の 計 算の 基 礎 と な る 同 表 の 中 欄に掲げる額及び 同表の下欄に掲げる額(育児休業、 介護休業等 育児又は家族 介護を行う労 働者の福祉に 関す る 法 律 ( 平 成 三 年 法 律 第 七 十 六 号 ) 第 二 条 第 一 号 に 規 定 す る 育 児 休 業 若 し く は 同 法 第 二 十 三 条 第 二 項 の 育 児 休 業 に 関す る 制 度 に 準 ず る 措 置 若 し く は 同 法 第 二 十 四 条 第 一 項 ( 第 二 号 に 係 る 部 分 に 限 る 。 ) の 規 定 に よ り 同 項 第 二 号 に 規 定 す る 育 児 休 業 に 関 す る 制 度 に 準 じて 講 ず る 措 置 に よ る 休 業 、 国 会 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関す る 法 律 ( 平 成 三 年 法 律 第 百 八 号 ) 第 三 条 第 一 項 に 規 定 す る 育 児 休 業 、 国 家 公 務 員 の 育 児 休 業 等 に 関す る 法 律 ( 平 成 三 年 法 律 第 百 九 号 ) 第 三 条 第 一 項 ( 同 法 第 二 十 七 条 第 一 項 及 び 裁 判 所 職 員 臨 時 措 置 法 ( 昭 和 二 十 六 年 法 律 第 二 百 九 十 九 号 ) ( 第 七 号 に 係 る 部 分 に 限 る 。 ) に お いて 準 用す る 場 合 を 含 む 。 ) に 規 定す る 育 児 休 業 又 は 地 方 公 務 員 の 育 児 休 業 等 に 関す る 法 律 ( 平 成 三 年 法 律 第 百 十 号 ) 第 二 条 第 一 項 に 規 定す る育 児休 業を して い る被 用者 に ついて 、当 該 育児休 業又は休 業を したこ と によ り、同 表の 上欄 に掲げ る法律に基づき保険料の徴収を行わず、又は掛金を免 除し、若しくは徴収しな いこととされ た 場合にあっ て は 、 当 該 被 用 者 に 係 る も の を 除 く 。 次 項 に お いて 「 賦 課 標 準 」 と い う 。 ) に 拠 出 金 率 を 乗 じて 得 た 額 の 総額とす る。 八二頁 2 3 4 国家公務員共済組合法 地 方 公 務員 等 共 済 組 合 法 私立 学校教職員共済法 厚生年 金 保険法 標準 報酬の月額 給料の額 標準給与の 月額 標準 報酬月額 標準 期末手当等の 額 期末手 当等の額 標準 賞与 の額 標準 賞与額 前 項 の 拠 出 金 率 は 、 拠 出 金 対 象 児 童 手 当 費 用 及 び 拠 出 金 対 象 地 域 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 費 用 の 予 想 総 額、賦課標準の予想総額及び第六十八条第二項の規定によ り国が交付す る額並びに児 童手当法第十 八条第 一 項 の 規 定 に よ り 国 庫 が 負 担 す る 額 等 の 予 想 総 額 に 照 ら し 、 お おむ ね 五 年 を 通 じ 財 政 の 均 衡 を 保 つ こ と が で き る も の で な け れ ば な ら な い も の と し 、 千 分 の 一 ・ 五 以 内 に お い て 、 政 令で 定 め る 。 内 閣 総 理 大 臣 は 、 前 項 の 規 定 に よ り 拠 出 金 率 を 定 め よう と す ると き は 、 あ ら か じ め 、 厚 生 労 働 大 臣 に 協 議 しな け れ ば な ら な い 。 全 国 的 な 事 業 主 の 団 体 は 、 第 一 項 の 拠 出 金 率 に 関 し 、 内 閣 総 理 大 臣 に 対 して 意 見 を 申 し 出 る こ と がで き る。 (拠出金の徴収方法) 八三頁 拠 出 金 の 徴 収 に つ いて は 、 厚 生 年 金 保 険 の 保 険 料 そ の 他 の 徴 収 金 の 徴 収 の 例 に よ る 。 前項 の規定により 厚生労働大臣が行う権限のうち 、 国税滞納処分 の例による処分その他政令で 定めるも 以 下 「 拠 出 金 等 」 と い う 。 ) の 徴 収 に 関 す る 政 府 の 権 限で 政 令で 定 め る も の は 、 厚 生 労 働 大 臣 が 行 う 。 前 項 の 拠 出 金 及 び 当 該 拠 出 金 に 係 る 厚 生 年 金 保 険 の 保 険 料 そ の 他 の 徴 収 金 の 例 に よ り 徴 収す る 徴 収 金 ( 第七十一条 2 3 の に 係 る 事 務 は 、 政 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 日 本 年 金 機 構 ( 以 下 こ の 条 に お い て 「 機 構 」 と い う 。 ) に 行わせるものとす る。 厚 生 労 働 大 臣 は 、 前 項 の 規 定 に よ り 機 構 に 行 わ せ る も の と し た そ の 権 限 に 係 る 事 務 に つ いて 、 機 構 に よ 財 務 大 臣 は 、 政 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 前 項 の 規 定 に よ り 委 任 さ れ た 権 限 を 、 国 税 庁 長 官 に 委 任 す る 。 4 る 当 該 権 限 に 係 る 事 務 の 実 施 が 困 難 と 認 め る 場 合 そ の 他 政 令で 定 め る 場 合 に は 、 当 該 権 限 を 自 ら 行 う こ と がで き る。こ の 場合において 、 厚生労 働 大臣は、その 権限の 一部を、政令で 定め るとこ ろ により、財 務大 5 国 税 庁 長 官 は 、 政 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 前 項 の 規 定 に よ り 委 任 さ れ た 権 限 の 全 部 又 は 一 部 を 当 該 権 臣 に 委 任 す る こ と がで き る 。 6 限 に 係 る 拠 出 金 等 を 納 付 す る 義 務 を 負 う 者 ( 次 項 に お い て 「 納 付 義 務 者 」と い う 。 ) の 事 業 所 又 は 事 務 所 八四頁 7 8 9 の 所 在 地 を 管 轄 す る 国 税 局 長 に 委 任 す る こ と がで き る 。 国 税 局 長 は 、 政 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 前 項 の 規 定 に よ り 委 任 さ れ た 権 限 の 全 部 又 は 一 部 を 当 該 権 限 に 係 る 納 付 義 務 者 の 事 業 所 又 は 事 務 所 の 所 在 地 を 管 轄 す る 税 務 署 長 に 委 任 す る こ と がで き る 。 厚 生 労 働 大 臣 は 、 第 三 項で 定 め る も の の ほ か 、 政 令 で 定 め る と こ ろ に よ り 、 第 二 項 の 規 定 に よ る 権 限 の うち 厚生労働省令で 定めるもの に係る事務(当該権限を行使す る事務を除く。)を機構に行わせるものと す る。 政 府 は 、 拠 出 金 等 の 取 立 て に 関 す る 事 務 を 、 当 該 拠 出 金 等 の 取 立 て に つ い て 便 宜 を 有 す る 法 人 で 政 令で 定 め る も の に 取 り 扱 わ せ る こ と がで き る 。 子 ど も ・ 子 育て 会 議 等 内 閣 府 に 、 子 ど も ・ 子 育て 会 議 ( 以 下 こ の 章 に お い て 「 会 議 」 と い う 。 ) を 置 く 。 八五頁 第 一 項 か ら 第 八 項 まで の 規 定 に よ る 拠 出 金 等 の 徴 収 並 び に 前 項 の 規 定 に よ る 拠 出 金 等 の 取 立 て 及 び 政 府 第七十二 条 (設置) 第七章 へ の 納 付 に つ い て 必 要 な 事 項 は 、 政 令で 定 め る 。 10 (権限) 第七十三条 会議は、この法律又は他の法律 によりその権限に属させられた事項を処理するほか、内閣総理 2 会議は、この 法律に基づく 施策の実施状況を調査審議し、必 要があると認 めるとき は、 内閣総理大臣そ 会 議 は 、 前 項 に 規 定 す る 重 要 事 項 に 関 し 内 閣 総 理 大 臣 そ の 他 の 関 係 各 大 臣 に 意 見 を 述 べ る こ と がで き る 。 大 臣 の 諮 問 に 応 じ 、 こ の 法 律 の 施 行 に関す る重要事項を調査 審議す る。 3 の他の関係各 大臣に意見を 述べ ることがで き る。 (会議の 組織及び運 営 ) 会 議 は 、 委 員 二 十 五 人 以 内で 組 織 す る 。 委員は、非常勤とす る。 から、内閣総理大 臣が任命す る。 、 子 ど も ・ 子 育て 支 援 に 関 す る 事 業 に 従 事 す る 者 及 び 子 ど も ・ 子 育て 支 援 に 関 し 学 識 経 験 の あ る 者 の う ち 会 議 の 委 員 は 、 子 ど も の 保 護 者 、 都 道 府 県 知 事 、 市 町 村 長 、 事 業 主 を 代 表す る 者 、 労 働 者 を 代 表 す る 者 第七十四条 2 3 (資料提出の要求等) 八六頁 会議は、 その 所掌事務を遂行す るた め に必 要があると 認 め るとき は、 関係行政機 関の 長 に対し 会 議 は 、 そ の 所 掌 事 務 を 遂 行 す る た め に 特 に 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 前 項 に 規 定す る 者 以 外 の 者 に 、 資 料 の 提 出 、 意 見 の 表 明 、 説 明 そ の 他 必 要 な 協 力 を 求 め る こ と がで き る 。 第七十五条 2 対 して も 、 必 要 な 協 力 を 依 頼 す る こ と がで き る 。 第 七 十 二 条 か ら 前 条 まで に 定 め る も の の ほ か 、 会 議 の 組 織 及 び 運 営 に 関 し 必 要 な 事 項 は 、 政 令 (政 令への委 任) 第七十六条 で 定め る 。 市町村は、条例で 定めると ころ により、 次 に掲 げ る事務を処理す るため、 審議会その他の合議 (市町村等におけ る合議制の機 関) 第七十七条 二 一 市 町 村 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 計 画 に 関 し 、 第 六 十 一 条 第 七 項 に 規 定 す る 事 項 を 処 理 す る こ と 。 特 定 地 域 型 保 育 事 業 の 利 用 定 員 の 設 定 に 関 し 、 第 四 十 三 条 第 三 項 に 規 定す る事 項 を 処理 す る こ と 。 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 利 用 定 員 の 設 定 に 関 し 、 第 三 十 一 条 第 二 項 に 規 定す る 事 項 を 処 理 す るこ と 。 制の機 関 を 置くよう努 め るものとす る。 三 八七頁 2 3 4 5 四 当 該 市 町 村 に お け る 子 ど も ・ 子 育て 支 援 に 関 す る 施 策 の 総 合 的 か つ 計 画 的 な 推 進 に 関 し 必 要 な 事 項 及 び当 該施策の実施 状況を調査審議す ること。 前 項 の 合 議 制 の 機 関 は 、 同 項 各 号 に 掲 げ る 事 務 を 処 理 す る に 当 た って は 、 地 域 の 子 ど も 及 び 子 育て 家 庭 の実情を 十分に踏まえなければならない。 前 二 項 に 定 め るも の の ほ か 、 第 一 項 の 合 議 制の 機 関 の 組 織 及 び運 営 に 関 し 必 要な 事 項 は 、 市 町 村 の 条 例 で 定め る。 都 道 府 県 は 、 条例で 定 め ると こ ろ によ り 、 次 に掲 げ る 事 務を 処理 す る た め 、 審 議 会 そ の 他の 合 議 制の 機 一 当 該 都 道 府 県 に お け る 子 ど も ・ 子 育て 支 援 に 関 す る 施 策 の 総 合 的 か つ 計 画 的 な 推 進 に 関 し 必 要 な 事 項 都道府県子ども・子育て 支援事業支援計画に関し、第六 十二条第五項 に規定す る事項を処理す ること。 関を 置くよう 努め るものとす る 。 二 及 び 当 該 施 策 の 実 施 状 況 を 調 査 審 議 す るこ と 。 雑則 第 二 項 及 び 第 三 項 の 規 定 は 、 前 項 の 規 定 に よ り 都 道 府 県 に 合 議 制 の 機 関 が 置 かれ た 場 合 に 準 用す る 。 第八章 八八頁 (時効) 子 ど も の た め の 教 育 ・ 保 育 給付を受ける権利及び 拠 出 金 等 そ の 他 こ の 法 律 の 規 定 によ る徴 収金 拠 出 金 等 そ の 他こ の 法 律 の 規 定 に よ る 徴 収 金 の 納 入 の 告 知 又 は 催 促 は 、 民 法 第 百 五 十 三 条 の 規 定 に か か 裁 判 上の請 求 と み な す 。 子 ど も の た め の 教 育 ・ 保 育 給 付 の 支 給 に 関 す る 処 分 に つ いて の 不 服 申 立 て は 、 時 効 の 中 断 に 関 して は 、 を 徴 収す る 権 利 は 、 二 年 を 経 過 し た と き は 、 時 効 に よ って 消 滅 す る 。 第七十八条 2 3 わ ら ず 、 時 効中 断 の 効 力 を 有す る 。 こ の 法 律 又 は こ の 法 律 に 基 づ く 命 令 に 規 定 す る 期 間 の 計 算 に つ いて は 、 民 法 の 期 間 に 関 す る 規 (期間の計算) 第七十九条 定を準用す る。 第 七 十 一 条 第 二 項 か ら 第 七 項 まで の 規 定 に よ る 拠 出 金 等 の 徴 収 に 関 す る 処 分 ( 厚 生 労 働 大 臣 に よ (審査請求) 第八十条 る 処 分 を 除 く 。 ) に 不 服 が あ る 者 は 、 厚 生 労 働 大 臣 に 対 して 行 政 不 服 審 査 法 ( 昭 和 三 十 七 年 法 律 第 百 六 十 八九頁 号) によ る審査請求をす ることがで き る 。 子 ど も の た め の 教 育 ・ 保 育 給 付 の 支 給 に 関す る 処 分 又 は 拠 出 金 等 そ の 他こ の 法 律 の 規 定 に よ る (不 服申立て と 訴 訟との 関係) 第八十一条 徴 収 金 に 関す る 処 分 の 取 消 し の 訴 え は 、 当 該 処 分 に つ い て の 審 査 請 求 に 対 す る 裁 決 又 は 当 該 処 分 に つ いて の 異 議 申 立 て に 対 す る決 定 を 経 た 後 で な け れ ば 、 提 起 す るこ と が で き な い 。 この法律 に特別の規定があるものを除くほか、この法律の実施のための手続その他その執行に (実施規定) 第八十二 条 第十五条第一項の規定 による報告若 しくは物件の提出若 しくは提示を せず、若しくは虚偽の報 罰則 ついて 必要な細則は、内閣府令で 定める。 第九章 第八十三 条 告 若 し く は 虚 偽 の 物 件 の 提 出 若 し く は 提 示 を し 、 又 は 同 項 の 規 定 に よ る 当 該 職 員 の 質 問 に 対 して 、 答 弁 せ 第三十八 条第一項又は第五十条第一項の規 定による報告若しくは物件の提出若しくは提示をせ ず 、 若 し く は 虚 偽 の 答 弁 を し た 者 は 、 三 十 万 円 以 下 の 罰 金 に 処す る 。 第八十四 条 九〇頁 ず、若しくは虚偽の報告若しくは虚偽の物件の提出若しくは提示をし、又はこれらの規定による当 該職員 の 質 問 に 対 して 答 弁 を せ ず 、 若 し く は 虚 偽 の 答 弁 を し 、 若 し く は こ れ ら の 規 定 に よ る 検 査 を 拒 み 、 妨 げ 、 法 人 の 代 表 者 又 は 法 人 若 し く は 人 の 代 理 人 、 使 用 人 そ の 他の 従 業 者 が 、 そ の 法 人 又 は人 の 業 務 若 し く は 忌 避 し た 者 は 、 三 十 万 円 以 下 の 罰 金 に 処す る 。 第八十五条 第十五条第二項の規定 による報告若 しくは物件の提出若 しくは提示を せず、若しくは虚偽の報 に 関 して 前 条 の 違 反 行 為 を し た と き は 、 行 為 者 を 罰 す る ほ か 、 そ の 法 人 又 は 人 に 対 して も 、 同 条 の 刑 を 科 す る。 第八十六 条 告 若 し く は 虚 偽 の 物 件 の 提 出 若 し く は 提 示 を し 、 又 は 同 項 の 規 定 に よ る 当 該 職 員 の 質 問 に 対 して 、 答 弁 せ 市 町 村 は 、 条 例で 、 正 当 な 理 由な し に 、 第 十 三 条 第 一 項 の 規 定 に よ る 報 告 若 し く は 物 件 の 提 出 ず、若しくは虚偽の答弁を した者は、十万円以下の過料に処する。 第八十七条 若しくは提示をせず、若しくは 虚偽の報告若 しくは虚偽の物件の 提出若しくは 提示をし、又 は同項の規定 に よ る 当 該 職 員 の 質 問 に 対 して 、 答 弁 せ ず 、 若 し く は 虚 偽 の 答 弁 を し た 者 に 対 し 十 万 円 以 下 の 過 料 を 科 す る規定を 設け ることがで き る。 九一頁 2 3 市 町 村 は 、 条 例で 、 正 当 な 理 由 な し に 、 第 十 四 条 第 一 項 の 規 定 に よ る 報 告 若 し く は 物 件 の 提 出 若 し く は 提示をせず、若しくは虚偽の報告若しくは虚偽の物件の提出若し くは提示をし、又は同項の 規定による当 該 職 員 の 質 問 に 対 して 、 答 弁 せ ず 、 若 し く は 虚 偽 の 答 弁 を し 、 若 し く は 同 項 の 規 定 に よ る 検 査 を 拒 み 、 妨 げ 、 若 し く は 忌 避 し た 者 に 対 し 十 万 円 以 下 の 過 料 を 科 す る 規 定 を 設 け る こ と がで き る 。 市 町 村 は 、 条 例で 、 第 二 十 三 条 第 二 項 若 し く は 第 四 項 又 は 第 二 十 四 条 第 二 項 の 規 定 に よ る 支 給 認 定 証 の 則 提 出 又 は 返 還 を 求 め ら れ て こ れ に 応 じ な い 者 に 対 し 十 万 円 以 下 の 過 料 を 科 す る 規 定 を 設 け る こ と がで き る 。 附 こ の 法 律 は 、 社 会 保 障 の 安 定 財 源 の 確 保 等 を 図 る 税 制の 抜 本 的 な 改 革 を 行 う た め の 消 費 税 法 の 一 部 (施 行 期日 ) 第一条 を改正す る等の法律(平成二十四年法律第六十八 号)附則第一条第二 号に掲げる規 定の施行の日の属す る 年 の 翌 年 の 四 月 一 日 まで の 間 に お い て 政 令で 定 め る 日 か ら 施 行 す る 。 た だ し 、 次 の 各 号 に 掲 げ る 規 定 は 、 附則第二条第四項、第十二条(第三十一条の規定による第二十七条第一項の確認の手続(第七十七条 当 該 各 号 に 定 め る 日 か ら 施 行す る 。 一 九二頁 二 第 一 項 の 審 議 会 そ の 他 の 合 議 制 の 機 関 ( 以 下 こ の 号 及 び 次 号 に お いて 「 市 町 村 合 議 制 機 関 」 と い う 。 ) の意 見を聴く部分 に限る。)、 第四十三条の 規定による第二十九条第一項の確 認の手続 (市町村合議制 機 関 の 意 見 を 聴 く 部 分 に 限 る 。 ) 、 第 六 十 一 条 の 規 定 に よ る 市 町 村 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 計 画 の 策 定 の準備 (市町村合議制機関の意見を 聴く部分に限 る。) 及び第六十二 条の規定によ る都道府県子 ども・ 子育て 支援事業支援計画の策定の準備(第七十七条第四項の審議 会その他の合議制の機関(次号におい 公布の日 て 「 都 道 府 県 合 議 制 機 関 」 と い う 。 )の意見を聴く部分に限る。)に係 る部分を除く。)及び第十三条 の規定 第七章の規定並びに附則第 四条、第十一 条及び第十二条(第三十一条の規定による第二十七条第一項 の確認の手続(市町村合議制機関の意見を聴く部分に限る。 )、第四十三 条の規定による第二十九条第 一 項 の 確 認 の 手 続 ( 市 町 村 合 議 制 機 関 の 意 見 を 聴 く 部分 に 限 る 。 ) 、 第 六 十 一 条 の 規 定 に よ る 市 町村 子 ども ・子育て支援事業計画の策定の準備(市 町村合 議制 機 関 の意 見 を 聴 く 部 分 に 限 る 。 )及 び 第 六 十 二 平成 二十五年四月一日 条の規定による都道府県子ども・子育て 支援事業支援計画の策定の準備( 都道府県合議制機関の意見を 聴く部分に限る。)に 係る部分に限る。)の規定 九三頁 三 四 附則第十条の規定 社 会 保 障 の 安 定 財 源 の 確 保 等 を 図 る 税 制の 抜 本 的な 改 革 を 行 う た め の 消 費 税 法 の こ の 法 律 の 施 行 の 日 (以 下 「 施 行 日 」 と い う 。 一 部 を 改 正 す る 等 の 法 律 の 施 行 の 日 の 属 す る 年 の 翌 年 の 四 月 一 日 まで の 間 に お い て 政 令で 定 め る 日 附則第七条ただし書及び附則第八条ただ し書の規定 ) 前 の 政 令で 定 め る 日 (検 討) 政 府 は 、 総 合 的 な 子 ど も ・ 子 育て 支 援 の 実 施 を 図 る 観 点 か ら 、 出 産 及 び 育 児 休 業 に 係 る 給 付 を 子 ど 政 府 は 、 質 の 高 い 教 育 ・ 保 育 そ の 他 の 子 ど も ・ 子 育 て 支 援 の 提供 を 推 進 す るた め 、 幼 稚 園 教 諭 、 保 育 士 て 検 討 を 加 え 、 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 そ の 結 果 に 基 づ いて 必 要 な 措 置 を 講 ず る も の と す る 。 政府は、 平成二十七年 度以降の次世代育成支援対策推進法(平成十五年法律第百二 十 号)の延長 につい 要の 措置を 講ず る ものとす る。 も ・ 子 育 て 支 援 給 付 と す る こ と に つ いて 検 討 を 加 え 、 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 そ の 結 果 に 基 づ い て 所 第二条 2 3 及 び 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 に 従 事す る 者 等 の 処 遇 の 改 善 に 資す る た め の 施 策 の 在り 方 並 び に 保 育 士 資 格 を 有 す る 者で あ っ て 現 に 保 育 に 関 す る 業 務 に 従 事 して い な い 者 の 就 業 の 促 進 そ の 他 の 教 育 ・ 保 育 そ の 他 の 九四頁 4 5 子 ど も ・ 子 育て 支 援 に 係 る 人 材 確 保 の た め の 方 策 に つ い て 検 討 を 加 え 、 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 そ の 結 果 に 基 づ いて 所 要 の 措 置 を 講 ず る も の と す る 。 政 府 は 、 こ の 法 律 の 公 布 後 二 年 を 目 途 と して 、 総 合 的 な 子 ど も ・ 子 育 て 支 援 を 実 施 す る た め の 行 政 組 織 の 在 り 方 に つ いて 検 討 を 加 え 、 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 そ の 結 果 に 基 づ いて 所 要 の 措 置 を 講 ず る も の とす る。 政 府 は 、 前 各 項 に 定 め る 事 項 の ほ か 、 こ の 法 律 の 施 行 後 五 年 を 目 途 と して 、 こ の 法 律 の 施 行 の 状 況 を 勘 案 し 、 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 こ の 法 律 の 規 定 に つ いて 検 討 を 加 え 、 そ の 結 果 に 基 づ いて 所 要 の 措 置 を 講 ず るも の とす る 。 政 府 は 、 教 育 ・ 保 育 そ の 他 の 子 ど も ・ 子 育て 支 援 の 量 的 拡 充 及 び 質 の 向 上 を 図 る た め の 安 定 し た 財 (財源の確 保) 第三条 源の確保に努めるものとする。 国 及 び 地 方 公 共 団 体 は 、 施 行 日 の 前 日 ま で の 間 、 子 ど も ・ 子 育て 支 援 の 推 進 を 図 る た め の 基 礎 資 料 (保育の需要及び供給の状況の把握) 第四条 九五頁 と して 、 内 閣 府 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 保 育 の 需 要 及 び 供 給 の 状 況 の 把 握 に 努 め な け れ ば な ら な い 。 第 九 条 の 規 定 の 適 用 に つ いて は 、 当 分 の 間 、 同 条 中 「 同 じ 。 ) 」 と あ る の は 、 「 同 じ 。 ) 及 び 同 法 (子どものための現金給付に関する経過措置) 第五条 附則第二条第一項の給 付」とする。 市町 村は、児童福祉法第二十四 条第一項の規 定により保育所における保育を行うため、当分の間、 (保育所に係る委 託費の支払等) 第六条 保 育 認 定 子 ど も が 、 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 ( 都 道 府 県 及 び 市 町 村 以 外 の 者 が 設 置す る 保 育 所 に 限 る 。 以 下 こ の条 において 「 特 定保育所」と いう 。) から 特定教育 ・保育(保 育に限る。以 下この条において 同じ。) を 受 け た 場 合 に つ いて は 、 当 該 特 定 教 育 ・ 保 育 ( 保 育 必 要 量 の 範 囲 内 の も の に 限 る 。 以 下 こ の 条 に お いて 「 支 給 認 定 保 育 」 と い う 。 ) に 要 し た 費 用 に つ い て 、 一 月 につき 、 第 二 十 七 条 第 三 項 第 一 号 に規 定す る 特 定 教 育 ・ 保 育 に 通 常 要す る 費 用 の 額 を 勘 案 し て 内 閣 総 理 大 臣 が 定 め る 基 準 に よ り 算 定 し た 費 用 の 額 ( そ の 額が現に当該支給認定保育に要した費用の額を超え るときは、当該現に支給認定保育に要した費用の額) に 相 当 す る 額 ( 以 下 こ の 条 に お い て 「 保 育 費 用 」 と い う 。 ) を 当 該 特 定 保 育 所 に 委 託 費 と して 支 払 う も の 九六頁 2 3 4 5 とす る。この場合において 、第二十 七条の規定は 適用しない。 特 定 保 育 所 に お け る 保 育 認 定 子 ど も に 係 る 特 定 教 育 ・ 保 育 に つ いて は 、 当 分 の 間 、 第 三 十 三 条 第 一 項 及 び 第 二 項 並 び に 第 四 十 二 条 、 母 子 及 び 寡 婦 福 祉 法 ( 昭 和 三 十 九年 法 律 第 百 二 十 九 号 ) 第 二 十 八 条 第 二 項 並 び に 児 童 虐 待 の 防 止 等 に 関す る 法 律 ( 平 成 十 二 年 法 律 第 八 十 二 号 ) 第 十 三 条 の 二 第 二 項 の 規 定 は 適 用 し な い。 第 一 項 の 場 合 に おけ る こ の 法 律 及 び 国 有 財 産 特 別 措 置 法 ( 昭 和 二 十 七 年 法 律 第 二 百 十 九 号 ) の 規 定 の 適 用 に つ い て の 必 要 な 技 術 的 読 替 え は 、 政 令で 定 め る 。 第 一 項 の 場 合 に お いて 、 保 育 費 用 の 支 払 を し た 市 町 村 の 長 は 、 当 該 保 育 費 用 に 係 る 保 育 認 定 子 ど も の 支 給 認 定 保 護 者 又 は 扶 養 義 務 者 か ら 、 当 該 保 育 費 用 を こ れ ら の 者 か ら 徴 収 し た 場 合 に おけ る 家 計 に 与 え る影 響 を 考 慮 して 特 定 保 育 所 に お け る 保 育 に 係 る 保 育 認 定 子 ど も の 年 齢 等 に 応 じて 定 め る 額 を 徴 収 す る も の と する。 前項 に規 定す る額の 収 納の事務につ いて は、 収入 の確 保及び 保育費用 に係 る 保育認 定子どもの支給認定 保 護 者 又 は 扶 養 義 務 者 の 便 益 の 増 進 に 寄 与 す る と 認 め る 場 合 に 限 り 、 政 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 私 人 に 九七頁 6 7 8 委 託 す る こ と がで き る 。 第四項の規定 による費用の徴収は、これ を保育費用に係る保育認定子ども の支給認定保護者又は扶養義 務 者 の 居 住 地 又 は 財 産 所 在 地 の 都 道 府 県 又 は 市 町 村 に 嘱 託 す る こ と がで き る 。 第四 項の規定によ り徴 収され る 費用を、指定 の 期限 内に納付しな い者があると き は、地方税 の 滞納 処分 の 例 に よ り 処 分 す る こ と がで き る 。 こ の 場 合 に お け る 徴 収 金 の 先 取 特 権 の 順 位 は 、 国 税 及 び 地 方 税 に 次 ぐ ものとす る。 第 四 項 の 規 定 に よ り 市 町 村 が 同 項 に 規 定 す る 額 を 徴 収す る 場 合 に お け る 児 童 福 祉 法 及 び 児 童 手 当 法 の 規 定 の 適 用 に つ い て の 必 要 な 技 術 的 読 替 え は 、 政 令で 定 め る 。 こ の法律の施 行の際現に存する就学前の 子ども に関する教育 、保育等の総 合的な提供の推進に関す (特定教育・保育施設に関する経過措置) 第七条 る 法 律 の一 部を 改 正 す る 法 律 ( 平 成 二 十 四 年 法 律 第 六 十 六 号 ) の 規定 に よ る 改 正 前 の 認 定 こ ど も 園 法 第 七 条第一項に規定する認定こども園(国の設置するものを除き 、施行日にお いて 現に法人 以外の者が設 置す るも のを 含む 。)、幼 稚園(国の設 置するも のを 除き 、施行日において 現に法人以 外の者が設置するも の 九八頁 を 含む 。 ) 又 は 子 ど も ・ 子 育 て 支 援 法 及 び 就学 前 の 子 ど も に 関 す る 教 育 、 保 育 等 の 総 合 的 な 提 供 の 推 進 に 関す る 法律 の一 部 を 改 正す る 法 律 の施 行に 伴 う 関 係 法 律 の整 備等 に 関す る 法律 ( 平成 二十 四 年 法律第 六 十 七 号 ) 第 六 条 の 規 定 に よ る 改 正 前 の 児 童 福 祉 法 ( 次 条 及 び 附 則 第 十 条 第 一 項 に お いて 「 旧 児 童 福 祉 法 」 と い う 。 ) 第 三 十 九 条 第 一 項 に 規 定 す る 保 育 所 ( 施 行 日 に お いて 現 に 法 人 以 外 の 者 が 設 置 す る も の を 含む 。 ) に つ いて は 、 施 行 日 に 、 第 二 十 七 条 第 一 項 の 確 認 が あ っ た も の と み な す 。 た だ し 、 当 該 認 定 こ ど も 園 、 幼 稚 園 又は 保 育 所 の設 置 者 が 施 行日 の前 日 まで に 、内 閣 府令 で 定 めるとこ ろ に よ り 、別 段 の申 出を し たと き は 、こ の 限 りで な い 。 この法律の施行の際現に旧児童福祉法第六条の三第 九項 に規定す る家庭的 保育 事業を行って い る市 ( 特 定 地 域 型 保 育 事 業 者 に 関す る 経 過 措 置 ) 第八条 町 村 に つ いて は 、 施 行 日 に 、 家 庭 的 保 育 に 係 る 第 二 十 九 条 第 一 項 の 確 認 が あ っ た も の と み な す 。 た だ し 、 当 該 市 町 村 が 施 行 日 の 前 日 まで に 、 内 閣 府 令 で 定 め る と こ ろ に よ り 、 別 段 の 申 出 を し た と き は 、 こ の 限 り でない。 ( 施 設 型 給 付 費 等 の 支 給 の 基 準 及 び 費 用 の 負 担 等 に 関す る 経 過 措 置 ) 九九頁 第九条 第十九条第一項第一号に掲 げる小学校就 学前子 どもに該当す る支給認定子 どもに係る子ど ものため の教 育・保育給付の額は、第二 十七条第三項 、第二十八条第二項 第一号及び第二号並びに第三十条第二項 第二号及び第四号の規定にかかわらず、当分の間、一 月につき、次の各号に掲げる子どものための教 育・ 次のイ及びロに掲げる額の合計額 こ の法 律 の 施行 前の 私 立学 校振 興助 成法 (昭 和 五十年法 律 第六 十 一 号 ) 第 九条の規 定 によ る私立 幼 施設型給付費の支給 保育給付 の区分に応じ、それぞれ当 該各号に定め る額とす る。 一 イ 稚園(国 (国立大学法 人法第二条第 一項に規定す る国立 大学法人を含む 。)、都道府県及び市町 村以 外 の 者 が 設 置 す る 幼 稚 園 を い う 。 以 下 こ の 項 に お い て 同 じ 。 ) の 経 常 的 経 費 に 充て る た め の 国 の 補 助 金 の 総 額 ( 以 下 こ の 項 に お いて 「 国 の 補 助 金 の 総 額 」 と い う 。 ) 、 私 立 幼 稚 園 に 係 る 保 護 者 の 負 担 額 、 当 該 施 設 型 給 付 費 の 支 給 に 係 る 支 給 認 定 教 育 ・ 保 育 を 行 っ た 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 所 在す る 地 域 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 して 内 閣 総 理 大 臣 が 定 め る 基 準 に よ り 算 定 し た 額 ( そ の 額 が 現 に 当 該 支 給 認 定 教 育 ・ 保 育 に 要 し た 費 用の 額 を 超 え るとき は 、 当 該 現 に 支 給 認 定 教 育 ・ 保 育 に 要 し た 費 用 の 額 ) か ら 政 令 で 定 め る 額 を 限 度 と し て 当 該 支 給 認 定 保 護 者 の 属 す る 世 帯 の 所 得 の 状 況 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 して 市 町 一〇〇頁 二 村が定め る額を控除して 得た額 (当 該額が零を下 回る場合には、零とす る。) 当該特定教育・保育施設の 所在す る地域の実情、特定教育・ 保育に通常要す る費用の額 とイの内閣 に掲 げる額の合計額 教 育 ・ 保 育 を 行 っ た 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 所 在す る 地 域 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 し て 内 閣 総 理 大 臣 が 定 め る 基 準 に よ り 算 定 し た 額 ( そ の 額 が 現 に 当 該 特定 教 育 ・ 保 育 に 要 し た 費 用の 額 を 超 え ると き は 、 当 該 現 に 特 定 教 育 ・ 保 育 に 要 し た 費 用 の 額 ) か ら 政 令で 定 め る 額 を 限 度 と して 当 該 支 給 認 定 保 護 者 の 属 す る 世 帯 の 所 得 の 状 況 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 して 市 町 村 が 定 め る 額 を 控 除 し て 得 た 額 ( 当 該 額 が 零を下回る場合には、零とす る。)を基準として 市町村が定める額 当該特定 教育・保育施 設の所在す る 地域の実 情、特定教 育・保育に通常要す る費用の額と 一〇一頁 の内 (1) ロ 及び 次の イ又はロに掲 げる教 育・保育の区 分 に応じ、そ れぞれイ又は ロに定め 総 理 大 臣 が 定 め る 基 準 に よ り 算 定 し た 額 と の 差 額 そ の 他 の 事 情 を 参 酌 して 市 町 村 が 定 め る 額 次の 特例 施設型給付費 の 支給 特定教育・保育 (2) る額 イ (1) 国の補助金の総額、私立幼稚園に係 る保護者の負担額、当該特例施設型給付費の支給に係る特定 (1) (2) 三 次の 及び 閣 総 理 大 臣 が 定 め る 基 準 に よ り 算 定 し た 額 と の 差 額 そ の 他 の 事 情 を 参 酌 して 市 町 村 が 定 め る 額 特別利用保育 回る場合には、零とする。) に掲げる額 の合計 額 当該特定教育・保育施設の 所在す る地域の実情、特別利用保育に通常要す る費用の額と 及び に掲げる額の合計額 の内閣 一〇二頁 次のイ又はロに掲げる保育の区分に応じ、それぞれイ又はロに定める 総 理 大 臣 が 定 め る 基 準 に よ り 算 定 し た 額 と の 差 額 そ の 他 の 事 情 を 参 酌 して 市 町 村 が 定 め る 額 次の (1) る 世 帯 の 所 得 の 状 況 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 して 市 町 村 が 定 め る 額 を 控 除 して 得 た 額 ( 当 該 額 が 零 を 下 現 に 特 別 利 用 保 育 に 要 し た 費 用 の 額 ) か ら 政 令 で 定 め る 額 を 限 度 と して 当 該 支 給 認 定 保 護 者 の 属 す る基 準により 算定 した額 (その 額が現に当該 特別利 用 保 育 に 要 し た 費 用 の 額 を 超え ると き は 、 当 該 利 用 保 育 を 行 っ た 特 定 教 育 ・ 保 育 施 設 の 所 在 す る 地 域 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 して 内 閣 総 理 大 臣 が 定 め 国 の 補 助 金 の 総 額 、 私 立 幼 稚 園 に 係 る 保 護 者 の 負 担 額 、 当 該 特例 施 設 型 給 付 費 の 支 給 に 係 る 特 別 (1) 特例 地域型 保 育給付費の支 給 特別利用地域型保育 (2) ロ (2) (1) 額 イ (1) (2) ロ て 得た額 (当 該額が零を下 回る場合には 、零とす る。) 当 該 支 給 認 定 保 護 者 の 属 す る 世 帯 の 所 得 の 状 況 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 して 市 町 村 が 定 め る 額 を 控 除 し 超 え る と き は 、 当 該 現 に 特 別 利 用 地 域 型 保 育 に 要 し た 費 用 の 額 ) か ら 政 令で 定 め る 額 を 限 度 と し て 理大臣が定め る基準により 算定した額(その額 が現に当該特別利用地域型 保育に要した費用の額を 特 別 利 用 地 域 型 保 育 を 行 っ た 特 定 地 域 型 保 育 事 業 所 の 所 在 す る 地 域 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 して 内 閣 総 国の補助金の総額、私立幼稚園に係 る保護者の負担額、当該特例地域型保育給付費の支給に係る (1) 当 該 特 定 地 域 型 保 育 事 業 所 の 所 在す る 地 域 の 実 情 、 特 別 利 用 地 域 型 保 育 に 通 常 要 す る 費 用 の 額 と 次の 及び の 内 閣 総 理 大 臣 が 定 め る 基 準 に よ り 算 定 し た 額 と の 差 額 そ の 他の 事 情を 参酌 して 市町 村 が 定 め る 特例 保育 に掲げ る額の合計額 (2) 一〇三頁 準 に よ り 算 定 し た 額 ( そ の 額 が 現 に 当 該 特 例 保 育 に 要 し た 費 用 の 額 を 超 え ると き は 、 当 該 現 に 特 例 特 例 保 育 を 行 っ た 施 設 又 は 事 業 所 の 所 在 す る 地 域 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 して 内 閣 総 理 大 臣 が 定 め る 基 国の 補助金の総額 、私立幼稚園に係る保護者の負担額、当該特例 地域型保育給 付費の支給に係る (1) 額 (2) (1) (1) 保 育 に 要 し た 費 用 の 額 ) か ら 政 令で 定 め る 額 を 限 度 と し て 当 該 支 給 認 定 保 護 者 の 属 す る 世 帯 の 所 得 の 状 況 そ の 他 の 事 情 を 勘 案 して 市 町 村 が 定 め る 額 を 控 除 して 得 た 額 ( 当 該 額 が 零 を 下 回 る 場 合 に は 並 び に第三 号イ 及びロ の基準を定め、又は変 (1) 規 定 す る 子 ど も ・ 子 育て 会 議 の 意 見 を 聴 か な け れ ば な ら な い 。 並びに第三号イ 及びロ に 掲 げ る 額 に係 る 部 分 を 除 く 。 ) 」とす る 。 及びロ 一〇四頁 並 び に第三 (2) (1) 、零とす る。)を基準として 市町村が定める額 当 該 特 例 保 育 を 行 う 施 設 又 は 事 業 所 の 所 在す る 地 域 の 実 情 、 特 例 保 育 に 通 常 要す る 費 用 の 額 と 及び ロ (1) の 内 閣 総 理 大 臣 が 定 め る 基 準 に よ り 算 定 し た 額 と の 差 額 そ の 他の 事 情を 参酌 して 市町 村 が 定 め る額 内閣総理大臣は、前項第一号イ、第二号イ (1) 更しよう とす るとき は 、 あら かじめ 、 文部 科学 大 臣 及び 厚生労 働 大 臣 に 協議す ると と も に、 第 七 十二 条 に (1) 第一項の 場合における第六十七条第 一項及び第六 十八条 第一項の規定 の適用について は、これら の規定 及びロ (2) 中「同条第二号に掲げ る費用」とあるのは、「同条第二 号に掲げる費 用(附則第九条第一項第一号ロ、第 二号イ (2) 都 道 府 県 は 、 当 該 都 道 府 県 の 予 算 の 範 囲 内 に お い て 、 政 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 第 六 十 五 条 の 規 定 に (2) 2 (2) よ り 市 町 村 が 支 弁す る 同 条 第 二 号 に 掲 げ る 費 用 の う ち 、 第 一 項 第 一 号 ロ 、 第 二 号 イ (2) 3 4 (2) 及びロ に 掲 げ る 額 に 係 る 部 分 の 一 部 を 補 助す る こ と がで き る 。 旧 児 童 福 祉 法 第 五 十 六 条 の 八 第 一 項 に 規 定 す る 特 定 市町 村 (以 下 こ の 条 に おいて 「 特定 市町 村 」と (保育の需要の増大等への対応) 号イ (2) 及び厚生労働大臣に協議しなければならない。 一〇五頁 内閣総理大臣は、第一項の内閣府令を定め、又は変更し ようとす るときは、あらかじめ、文部科学大臣 な 移 行 を 図 る た め 、 施 行 日 の 前 日 まで の 間 、 保 育 緊 急 確 保 事 業 を 行 う こ と がで き る 。 て 支 援 事 業 計 画 に 基 づ く 子 ど も の た め の 教 育 ・ 保 育 給 付 及 び 地 域 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 の 実 施 へ の 円 滑 特定市町 村以 外の市町 村(以下この 条において 「 事業実 施市町村」と いう 。)は、 市町村子ども ・子育 保育計画に定め、当該市町村保育計画に従って 当 該 保 育緊 急確 保 事業を行う も のとす る。 急確保事業」という。)のうち必要と認めるものを旧児 童福祉法第五十六条の八第二項に規定す る市町村 そ の 他 の 子 ど も ・ 子 育て 支 援 に 関 す る 事 業 で あ っ て 内 閣 府 令 で 定 め る も の ( 以 下 こ の 条 に お い て 「 保 育 緊 ・ 子 育て 支 援 事 業 の 実 施 へ の 円 滑 な 移 行 を 図 る た め 、 施 行 日 の 前 日 まで の 間 、 小 学 校 就 学 前 子 ど も の 保 育 い う 。 ) は 、 市 町 村 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 計 画 に 基 づ く 子 ど も の た め の 教 育 ・ 保 育 給 付 及 び 地 域 子 ど も 第十条 2 3 (2) 国は 、 保育緊急確 保事業を行う 特定市町村又 は事業 実 施市町村に 対 し、予 算の 範 囲内で 、政令で 定める 一〇六頁 の 基 準 を 定 め よ う と す る と き は 、 施 行 日 前 に お いて も 第 七 十 二 条 に (1) 4 と こ ろ に よ り 、 当 該 保 育 緊 急 確 保 事 業 に 要 す る 費 用 の 一 部 を 補 助 す る こ と がで き る 。 国及び都 道府県は、特定市町村又は事業実施市町村が、 保育緊急確保事業を実施しようとするときは、 及びロ (1) 5 当 該 保 育 緊 急 確 保 事 業 が 円 滑 に 実 施 さ れ る よ う に 必 要な 助 言 そ の 他の 援 助の 実 施 に 努 め る も の と す る 。 内 閣総 理 大 臣 は 、 第 二 十 七 条 第 一項 の 一 日 当 た り の 時 間及び 期 間を 定 め る内 閣府 令、 同 条 第 三 項 (施行前の準備) 第十一条 第一号の基準、第二十八条第一項第二号の内閣府 令、同条第二項第二 号及び第三号の基準、第二十九条第 三 項 第 一 号 の 基 準 、 第 三 十 条 第 一 項 第 二 号 及 び 第 四 号 の 内 閣 府 令 、 同 条 第 二 項 第 二 号 か ら 第 四 号 まで の 基 準 、 第 三 十 四 条 第 三 項 の 内 閣 府 令で 定 め る 基 準 ( 特 定 教 育 ・ 保 育 の 取 扱 い に 関 す る 部 分 に 限 る 。 ) 、 同 項 第 二 号 の 内 閣 府 令 ( 特 定 教 育 ・ 保 育 の 取 扱 い に 関 す る 部 分 に 限 る 。 ) 、 第 四 十 六 条 第 三 項 の 内 閣 府 令で 定 め る 基 準 ( 特 定 地 域 型 保 育 の 取 扱 い に 関す る 部 分 に 限 る 。 ) 、 同 項 第 二 号 の 内 閣 府 令 ( 特 定 地 域 型 保 育 の 並びに第三号イ (1) 取 扱 い に 関す る 部 分 に 限 る 。 ) 、 第 六 十 条 第 一 項 の 基 本 指 針 並 び に 附 則 第 九 条 第 一 項 第 一 号 イ 、 第 二 号 イ 及びロ (1) 前条に規定す るもののほか、この法律を施行す るため に必要な条例 の制定又は改正、第二十条の 規 定す る 子 ど も ・ 子 育て 会 議 の 意 見 を 聴 く こ と が で き る 。 第十二条 規定による支給認定の手続 、第三十一条の規定による第二十七条第一項の確認の手続、 第四十二条の規定 によ る情 報の 提供、相 談、 助言、 あ っ せん及び利 用の要請 (以下この 条 において 「 情 報の 提供等 」という 。 ) 、 第 四 十 三 条 の 規 定 に よ る 第 二 十 九 条 第 一 項 の 確 認 の 手 続 、 第 五 十 四 条 の 規 定 に よ る 情 報の 提供 等 、 第 六 十 一 条 の 規 定 に よ る 市 町 村 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 計 画 の 策 定 の 準 備 、 第 六 十 二 条 の 規 定 に よ る 都 道 府 県 子 ど も ・ 子 育て 支 援 事 業 支 援 計 画 の 策 定 の 準 備 、 第 七 十 四 条 の 規 定 に よ る 子 ど も ・ 子 育て 会 議 の 委 員 の 任 命 に 関 し 必 要 な 行 為 そ の 他 の 行 為 は 、 こ の 法 律 の 施 行 前 に お いて も 行 う こ と がで き る 。 こ の 附 則 に 規 定 す る も の の ほ か 、 こ の 法 律 の 施 行 に 伴 い 必 要 な 経 過 措 置 は 、 政 令で 定 め る 。 (政令への委 任) 第十三条 一〇七頁 一〇八頁