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第23期 事業報告書
証券コード 7208 証券取引所 大阪証券取引所市場第二部 事 業 年 度 毎年4月1日から翌年3月31日まで 定時株主総会 毎年6月開催 基 定時株主総会基準日 3月31日 剰余金の配当基準日 期末 3月31日 中間 9月30日 準 日 株主名簿管理人 東京都千代田区丸の内1丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社 第 23 期 事業報告書 同事務取扱場所 大阪市中央区伏見町3丁目6番3号 (お問い合わせ先) 三菱UFJ信託銀行株式会社 大阪証券代行部 電話0120-094-777 (フリーダイヤル) 平成 17 年 4月1日から平成18 年 3月 31日まで 同 取 次 所 三菱UFJ信託銀行株式会社 全国本支店 なお、 株式関係のお手続き用紙のご請求は、 以下の三菱UFJ信託銀行の 電話およびインターネットでも24時間承っております。 電話 (フリーダイヤル) 0120-244-479 (本店証券代行部) 0120-684-479 (大阪証券代行部) インターネットホームページ http://www.tr.mufg.jp/daikou/ 公 告 方 法 電子公告 当社ホームページ(http://www.kanemitsu.co.jp/ir/library.html)にて掲載 単元株式数 1000株 ホームページ:http://www.kanemitsu.co.jp 1 株主のみなさまへ 株主のみなさまにおかれましては、 ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。 次期の見通し 平素は格別のご高配を賜り、 厚く御礼申しあげます。 次期の見通しにつきましては、国内の経済状況は、個人消費の回復、堅調な企業収益を背景とした設備投資の増加が予想され、国内需要を 中心とした回復基調は維持されると思われます。 反面、個人消費の伸びは、定率減税の縮小や公的年金保険料の引き上げなどにより家計の負担が増えることや、消費者物価が上昇に転じた ことで、 実質の可処分所得の伸びが低下するなど昨年の伸びを下回ることが予想されます。 一方、自動車業界にあっては、国内販売、輸出とも前年に引き続いて堅調に推移するものと思われます。こうした環境のもと、当社グループ の業況は一応の安定した受注が見込まれますが、鋼材の値上げによる原材料費増加等の利益圧迫要因もあり、合理化努力による更なる経 営体質強化が不可欠であり、課題解決に向け努力する所存であります。 具体的には、 このたび、 第23期(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで)の事業報告書にて、 事業の概況等をご報告申しあげます。 当社グループは、 創業以来、 技術開発型経営を志向し、 地球環境に配慮したモノづくりに取組んでまいりました。 昭和36年には独自開発の回転成形法にて当社主力製品であります自動車用プーリの一枚鋼板からの一体成形に成功、 以来、 高精度・軽量化・低コストな自動車部品メーカーとして国内自動車会社全社に対し直接間接に製品供給してまいりました。 また、 タイ現地法人KANEMITSU PULLEY CO.,LTD.を通じてASEAN地域への供給体制も構築するとともに、 本年4月に中国広東省に現地法人を設立、 来春より本格稼動を開始することとしています。 こうしたプーリの開発で培われた塑性加工技術は、 さらにエアバッグ用部品・トランスミッション用部品 ・ギア製品などへも応用し、 プーリ以外の自動車部品の開発、 生産へとつなげております。 今後は、 オンリーワン経営の更なる進化を目指しつつ、 「プーリ国内シェアの更なるアップ」 「製品開発力&設備開発力の強化」 「グローバル生産体制の構築」 の3点を成長戦略の柱とし、 当社グループの企業価値向上に向けて一層の経営努力を傾注して行く所存であります。 の4項目を対処すべき課題とし、 全社総力を挙げて取り組んでまいります。 これにより次期業績の予想といたしましては、連結売上高6,000百万円、連結経常利益720百万円、 連結当期純利益 450百万円を見込んでおります。 なお、 当社は株式公開に向け準備を進めておりましたが、 中期経営計画 当期 平成17年12月22日、 大阪証券取引所市場第二部に上場を果たしました。 当社グループは平成18年4月から平成21年3月までの中長期的な取り組みを中期経営計画(ビジネスプラン)として策定してお ります。 この中で当社グループが平成21年3月期の計数目標として掲げている経営指標は以下のとおりです。 株主のみなさまにおかれましては、 今後とも格別のご理解とご支援を賜りますよう、 よろしくお願い申しあげます。 平成18年6月 当期の概況 当連結会計年度におけるわが国経済は、 年度前半、 IT関連分野の在庫調整を主因として景気は踊り場局面にありましたが、 輸出の持ち直しに より在庫調整が終了したことから、 後半、 生産は増加基調が明確となり、 景気は踊り場を脱しました。 企業収益は堅調に推移し、 潤沢なキャッ シュフローを背景に設備投資は増加基調が続きました。 一方、 自動車業界も堅調に推移し、 国内市場の生産台数は前年比2.7%増の1,079万台 となり、 4年連続で1,000万台を超えました。 このような環境のもと、 当社グループといたしましては、 重点課題として、 ①世界で通用するオン リーワン製品の商品化とそれを製造するオンリーワン設備の開発、 ②グループ全体でのグローバルな販売、 生産体制の整備、 ③品質クレーム ゼロ体質の構築、 ④子会社であるタイ現地法人の戦略的強化、 ⑤人材の計画的育成、 の5項目に全社総力を挙げて取り組んでまいりました。 その結果当連結会計年度の主要製品プーリ他の売上高は5,829百万円 (対前年比増減率+16.0%) となりました。 また、 利益面におきましては、 鋼材価格の高騰はありましたが、 合理化によるコスト削減を行った結果、 経常利益は758百万円 (対前年比増減率+42.4%) 、 当期純利益は496 百万円 (対前年比増減率+56.3%) となりました。 1 品質水準の向上と安定に取り組む ① ②プーリの拡販とプーリ外製品の開発を推進する ③グローバル展開を強化する ④人材の育成と業務改善により経営体質の強化を図る 2 ①連結売上高 7,000百万円 ②連結売上高経常利益率 10.0%以上 ③株主資本当期純利益率 10.0%以上 経営理念 ● モノづくりの原点に立って行動する ● 株主、顧客、従業員を大切にする ● 社会に貢献する 経営方針 グローバル化時代に即応し 新たな事業分野を開拓しつつ 品質と生産性の向上に努め経営基盤の拡充を目指す 2 連結財務諸表 個別財務諸表 連結賃借対照表 科 目 当連結会計年度 (平成18年3月31日) 連結損益計算書 金額(千円) 前連結会計年度 (平成17年3月31日) 科 目 資産の部 流動資産 現金及び預金 受取手形及び売掛金 たな卸資産 繰延税金資産 その他の流動資産 固定資産 有形固定資産 建物及び構築物 機械装置及び運搬具 工具器具備品 土地 建設仮勘定 無形固定資産 投資その他の資産 投資有価証券 繰延税金資産 その他の投資 資産合計 科 目 2,801,054 755,987 1,489,107 468,823 66,083 21,051 4,783,553 3,522,063 645,629 767,520 93,964 1,877,036 137,911 5,892 1,255,597 759,687 260,249 235,659 7,584,608 当連結会計年度 (平成18年3月31日) 2,444,219 727,683 1,261,388 375,025 52,751 27,370 4,215,608 3,402,427 619,002 781,007 97,482 1,853,573 51,362 4,190 808,990 241,431 333,786 233,772 6,659,827 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 営業外費用 経常利益 特別利益 特別損失 税金等調整前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 少数株主利益 当期純利益 3 1,444,166 629,574 − 90,695 180,000 172,000 109,896 262,000 1,201,967 290,000 376,440 335,982 138,481 − 61,064 2,646,134 27,027 連結剰余金計算書 前連結会計年度 (平成17年3月31日) 科 目 金額(千円) 当連結会計年度 前連結会計年度 (自 平成17年4月1日 (自 平成16年4月1日 至 平成18年3月31日) 至 平成17年3月31日) 資本剰余金の部 資本剰余金期首残高 資本剰余金増加高 資本剰余金期末残高 利益剰余金の部 利益剰余金期首残高 利益剰余金増加高 当期純利益 利益剰余金減少高 配当金 役員賞与 利益剰余金期末残高 1,292,247 473,711 9,275 200,574 180,000 42,000 104,934 281,753 1,337,372 470,000 17,215 378,170 136,890 332,013 3,082 2,629,619 217,100 197,760 414,860 217,100 − 217,100 3,383,084 496,209 496,209 83,925 53,925 30,000 3,795,368 3,152,318 317,440 317,440 86,675 53,925 32,750 3,383,084 連結キャッシュ・フロー計算書 6,113 372,900 217,100 3,383,084 52,177 △1,167 − 4,024,094 6,659,827 5,024,250 3,743,398 1,280,852 744,731 536,120 14,086 17,548 532,659 19,750 32,931 519,477 196,220 2,275 3,540 317,440 貸借対照表 金額(千円) 当事業年度 科 目 3 営業活動によるキャッシュ・フ ロー 投資活動によるキャッシュ・フ ロー 財務活動によるキャッシュ・フ ロー 現金及び現金同等物に係る換算差 当連結会計年度 (自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31 日) 667,868 △990,322 351,071 △315 28,303 727,683 金額(千円) 前連結会計年度 (自 平成16年4月1日 至 平成17年3月31日 ) 351,114 △191,687 △346,954 2,490 △185,036 912,720 損益計算書 前事業年度 金額(千円) 当事業年度 (平成18年3月31日) (平成17年3月31日) 資産の部 科 目 利益処分計算書 前事業年度 (自 平成17年4月1日 (自 平成16年4月1日 金額(千円) 当事業年度 科 目 至 平成18年3月31日) 至 平成17年3月31日) 売上高 5,273,051 4,760,667 当期未処分利益 前事業年度 (平成18年6月28日) (平成17年6月28日) 446,750 381,700 流動資産 2,746,844 2,412,606 売上原価 3,948,041 3,613,860 任意積立金取崩額 固定資産 4,597,198 4,198,184 売上総利益 1,325,010 1,146,806 特別償却準備金取崩額 6,884 7,751 有形固定資産 3,110,589 3,113,211 販売費及び一般管理費 778,977 682,204 当期未処分利益合計 453,635 389,452 無形固定資産 4,432 3,209 営業利益 546,033 464,601 利益処分額 投資その他の資産 1,482,176 1,081,763 営業外収益 96,997 55,113 配当金 73,644 53,925 資産合計 7,344,042 6,610,791 営業外費用 33,345 17,179 役員賞与金 35,000 30,000 経常利益 609,684 502,536 (1000) (500) 負債の部 科 目 521,100 414,860 3,795,368 171,680 13,205 △4,769 4,911,446 7,584,608 5,829,861 4,235,526 1,594,334 846,163 748,171 49,015 38,510 758,676 4,310 2,499 760,486 270,485 △21,476 15,267 496,209 負債の部 流動負債 買掛金 短期借入金 1年以内返済予定の長期借入金 1年以内償還予定の社債 未払法人税等 賞与引当金 その他の流動負債 固定負債 社債 長期借入金 長期未払金 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 その他の固定負債 負債合計 少数株主持分 少数株主持分 資本の部 資本金 資本剰余金 利益剰余金 その他有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 自己株式 資本合計 負債、少数株主持分及び資本合計 金額(千円) 当連結会計年度 前連結会計年度 (自 平成17年4月1日 (自 平成16年4月1日 至 平成18年3月31日) 至 平成17年3月31日) 4 (うち監査役賞与金) 流動負債 1,411,402 1,219,731 特別利益 4,702 19,750 任意積立金 固定負債 1,143,059 1,339,472 特別損失 2,499 32,608 別途積立金 260,000 220,000 負債合計 2,554,461 2,559,203 税引前当期純利益 611,886 489,677 次期繰越利益 84,990 85,527 資本の部 資本金 521,100 372,900 及び事業税 資本剰余金 414,860 217,100 法人税等調整額 資本準備金 414,860 217,100 当期純利益 3,686,708 3,409,410 利益準備金 27,146 27,146 任意積立金 3,212,812 3,000,563 当期未処分利益 446,750 381,700 その他有価証券評価差額金 171,680 52,177 自己株式 △4,769 − 資本合計 4,789,580 4,051,587 負債及び資本合計 7,344,042 6,610,791 利益剰余金 (注)日付は株主総会承認年月日であります 法人税、住民税 270,485 196,220 △19,822 4,643 361,223 288,813 前期繰越利益 85,527 92,887 当期未処分利益 446,750 381,700 4 5 オンリーワン製品 回転成形法 プーリ (総売上に対して93%を占める主力製品、更なるシェアアップを目指す) 動力を伝達する機能部品として、 エンジンにはなくてはならないプーリ。 カネミツは、 数千種にのぼるプーリを開発・生産し、 国内最大手のメーカーとして知ら れています。 最大の需要先は自動車。 カネミツは、 国内全ての完成車メーカーに製品を供給し、 市場でのシェアは35%と、 圧倒的な強さを誇っています。 「回転する製品は回転してつくる方が良い」 という、 至ってシンプルな発想から生まれた回転成形法は、 素材を回転させながらサイドから圧力を加 えて塑性変形させる加工方法です。 強度や耐久性に優れ、 部品の軽量化・コスト低減・高精度化等にも貢献します。 また、 熱を一切加えず、 金属の切 削粉が元々発生しないつくり方を採用、 使用する加工油も循環濾過式と、 地球環境への配慮も忘れておりません。 なお、 「オンリーワンの製品はオンリーワンの設備から」 という考え方から、 回転成形法を高いレベルで実現するために、 成形機を自社で開発製作していま プレス技術 製造業において最もポピュラーであると言えるプレス機を使った加工方法ですが、 カネミツでは、 この分野においても豊富な経験と技術的蓄 積を有しています。 そして回転成形機同様、 「独自の製品は独自の設備から」 という考え方から、 数年前より自社開発のインテリジェント成形 機 (プレス機能含) の構想を具現化、 更に技術に磨きをかける準備が整いつつあります。 カネミツの特長・強み シングルプーリ ダブルプーリ ポリVプーリ カネミツは、 独自発想による 「塑性加工技術」 「 、設備・金型の自社開発」 「 、特許戦略」 。 この3つの特長からオンリーワン製品が生み出されている。 このことが、 1社に偏らない国内全ての完成車メーカーへの全方位納入を実現し、 高い国内シェアと、 収益性を確保しているのだと言えます。 フラットプーリ 国内全ての完成車メーカーとの全方位納入を実現 当社のプーリの完成車別納入構成 (平成18年3月期) アイドルプーリ ボス一体プーリ ポリVダブルプーリ 日デ いすゞ 0.4% 0.2% 日野 0.9% ボス付プーリ ふそう 1.6% 富士重工 0.7% スズキ 3.6% ダイハツ 6.6% スプロケット・ピストン・エアバッグ部品 (現在総売上に対して7%、今後の伸長に期待) カネミツは、 プーリの開発と生産を通じて培った技術を活かし、 スプロケットやエアバッグ用部品などの機能部品を開発・生産しています。 長年培っ た精密プレス技術、 一体成形技術は、 従来、 切削加工やファインブランキングで製造されていたものを1枚の鋼板からつくることを可能にしました。 生産台数比率 (平成18年度) JTEKT 12.6% トヨタ 31.6% その他 15.1% 用途:インフレーター 売上高 日産 9.2% (単位:百万円) 連結 回転成形法とプレス加工技術、 豊富な独自技術の蓄積と、 未来へのあくなき挑戦。 自動車エンジン用のプーリで、 世界でも屈指のメーカーへと成長を遂げたカネミツ。 それを支えているのが、 回転成形法とプレス加工を両輪とする独自の加工技術です。 また、 それぞれの特徴を応用した技術やそれぞれを組み合わせた複合技術が次々と生み出されています。 明るい未来へ、 あくなき挑戦は続きます。 5,000 4,000 独自技術 4,776 4,646 (単位:百万円) 5,273 4,760 連結 800 700 600 658 667 3,000 2,000 502 高精度化 496 1,000 300 17/3 18/3 361 288 143 16/3 17/3 18/3 一株あたり当期純利益 18/3 (単位: %) 連結 102.96 70 60 40 17/3 株主資本比率 単体 単体 80 80 20 16/3 (単位:円) 連結 66.63 60 150 日産 12.5% 出典:日本自動車工業会統計資料 120 100 100 ホンダ 11.4% 100 317 200 スズキ 10.4% 単体 400 200 コスト低減 (単位:百万円) 連結 400 300 マツダ 8.3% ショーワ 6.4% 山田製作所 6.3% 500 609 532 当期純利益 単体 758 500 16/3 5 5,024 経常利益 単体 5,829 6,000 ホンダ 15.4% トヨタ 35.5% ダイハツ 6.6% KYB 6.8% 三菱 3.6% 小倉クラッチ 3.7% 富士機工 5.4% ダイハツ工業 5.9% その他 2.5% 富士重工 4.3% 三菱 6.5% デンソー 6.9% 財務状況 用途:ピストン アイシン精機 9.6% マツダ 2.0% 三菱 8.1% 用途:カムシャフト、 クランクシャフト いすゞ 2.0% その他(68社) 31.1% マツダ 6.7% 軽量化 6 取引先別売上構成 (平成18年3月期) [参考] 完成車メ−カー別の国内自動車 72.82 59.99 50 54.8 60.4 55.2 64.8 61.3 65.2 40 30 30.06 31.98 20 10 16/3 17/3 18/3 16/3 17/3 18/3 6 グローバル生産体制 国内外の拠点データ 国内各工場別に位置づけを明確化。 〔本社・明石工場〕 兵庫県明石市大蔵本町 〔三木工場〕 兵庫県三木市別所町巴 カーメーカーのアジアシフトに呼応。 タイ現地法人(カネミツプーリ) 三 木 工 場 〔加西工場〕 兵庫県加西市網引町丸山 ラオス ミャンマー タイ 加 西 工 場 バンコク カンボジア タイ・ラヨーン県 イースタンシーボード工業団地内 ●主力製品であるボス一体プーリを 中心に、 全体の54%を生産 ●設計開発部門を併設した、 ●国内完成車メーカーのアジア拠点への ベトナム 製品供給基地 ●KTTC (カネミツタイランドテクニカルセンター) 8 開発志向の戦略工場 黒竜江 設立予定。 日本の設計開発機能の一部を移転 ● 事業内容 鋼板製プーリ、 金属加工製 品及び販売 ●生産能力600万個 ●自動車用プーリの量産工場 新彊ウイグル自治区 ●オンリーワン設備の開発工場 遼 寧 河 北 ●ポリVプーリ、 フラットプーリを中心に、 北京 全体の23%を生産 天津 中国現地法人設立 明 石 工 場 ●名 称 ●住 所 ●自動車用プーリや農機の 多品種小ロット品対応工場 山 西 7 383万米ドル (約4億40百万円) ●事業の内容 自動車用プーリ、金属加工品及び金型・治 具の製造販売 ●生 産能力 山 東 寧夏回族自治区 青 海 江 蘇 陝 西 河 南 安 徽 南京 湖 北 四 川 長江 上海 淅 江 中華人民共和国広東省佛山市禅城区高新 技術産業開発区 ●資 本 金 ●シングルプーリ、 ダブルプーリを中心に、 全体の23%を生産 佛山金光汽車零部件有限公司 (Foshan Kanemitsu Automotive Parts Co.,Ltd.) 黄河 甘 粛 当社グループは平成18年4月 中華人民共和国に 子会社を以下のとおり設立いたしました。 チベット自治区 7 吉 林 内蒙古自治区 マレーシア 湖 南 江 西 福 建 貴 州 雲 南 広 東 広西壮族自治区 台湾 広州 香港 800万個 海 南 8 9 株式情報 会社概要と沿革 株式状況 会 社 の 概 況 平成18年3月31日現在 会社沿革 当会社の発行可能株式総数 17,000,000 株 商 号 株式会社カネミツ 1947年 1月 (資)金光銅工熔接所を設立 発行済株式の総数 4,914,000 株 本社所在地 兵庫県明石市大蔵本町20番26号 1961年 1月 回転成形法によるプーリを開発 創 業 1947年1月10日 1980年 6月 兵庫県三木市に三木工場を設置 設 立 1950年12月27日 1984年 事 業 内 容 自動車、農業機械、一般機械用の 鋼板製プーリ・塑性加工製品の 開発・設計・製造及び販売 1985年 1月 (資)金光銅工熔接所を吸収合併 1単元の株式の数 1,000 株 株主数 555 名 大 株 主 地域別株主数分布図 金光俊明 114,080株 2.32% 大阪中小企業投資育成株式会社 380,640株 7.74% エイチエスビーシーバンク ピーエルシーアカウントアトランティス ジャパングロースファンド 125,000株 2.54% 外地 6名 1.08% 九州地方 7名 1.26% 北海道地方 2名 0.36% 四国地方 9名 1.62% 東北地方 5名 0.90% 中国地方 23名 4.14% 資 本 金 521,100,000円 従業員数 261名(連結) 事 業 所 本社・明石工場、三木工場、加西工場 日本生命保険相互会社 136,340株 2.77% 2,109,020株 明治安田生命保険相互会社 136,340株 2.77% 自社従業員持株会 358,960株 7.30% 近畿地方 223名 40.18% 555名 関東地方 201名 36.22% 金光秀治 138,000株 2.80% 関連会社 KANEMITSU PULLEY CO.,LTD.( タイ) 佛山金光汽車零部件有限公司(中国) 金光正弘 224,600株 4.57% 金光之夫 354,840株 7.22% 中部地方 79名 14.23% カネミツ株価推移 出来高 (千株) 株価 (円) 4,000 1,300 3,000 1,200 2,000 1,100 1,000 2005 12/22 9 1992年 7月 1993年 ボス一体型プーリを開発 10月 三木工場敷地内に第二工場を建設 1998年 7月 ISO9001品質システムの認証を取得 1999年 1月 「中小企業センター賞」を受賞 1999年 11月 タイに現地法人 KANEMITSU PULLEY CO.,LTD.を設立 1999年 12月 兵庫県加西市に加西工場を設置 2001年 3月 QS9000品質システムの認証を取得 バンドー化学株式会社 140,220株 2.85% 0 10月 (株)カネミツを設立 1,000 2006 1月 900 2月 3月 3/31日 役 員 2002年 12月 インテリジェント成形機を開発 国助成金対象(新産業創造プログラム) 平成18年6月28日現在 2003年 2月 ISO14001環境マネージメントシステムの 認証を取得 代表取締役社長 金光 之夫 代表取締役副社長 金光 正弘 代表取締役専務 金光 俊明 2005年 常務取締役 土井 恵介 取締役 大西 将隆 2006年 4月 中国現地法人 佛山金光汽車零部件有限公司を設立 取締役 高橋 康弘 取締役 金光 秀治 取締役 林 功 取締役 竹治 康公 常勤監査役 岡本 司郎 監査役 平尾 和俊 監査役 上原 健嗣 監査役 勝又 重利 2004年 4月 加西工場敷地内に第二工場を増設 12月 大阪証券取引所市場第2部に上場 10