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7. - 明治国際医療大学

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7. - 明治国際医療大学
7.授業計画
回 概要
1 [授業概要]
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15
備考(授業時間外学習の指示等)
看護師として、東洋医学を学ぶ
ことの意味、目的を理解する。
シラバスの説明および本講義の
全体像を理解する。
教科書の第1章の予習と講義を通
して全体像を把握する。また復習
を行うことにより理解を深める。
教科書の第2章の予習と講義を通
して全体像を把握する。また復習
を行うことにより理解を深める。
配布したプリントを講義前に読
み、全体像を把握して受講する。
配布したプリントを講義前に読
み、全体像を把握して受講する。
配布したプリントを講義前に読
み、全体像を把握して受講する。
配布したプリントを講義前に読
み、全体像を把握して受講する。
配布したプリントを講義前に読
み、全体像を把握して受講する。
東洋医学の基礎理論の長所と短所
を理解する。
世界三大伝統医学とは何か、また
伝統医学の歴史(1)
伝統医学の共通点を理解すること
世界三大伝統医学の歴史と特徴を理解する。
により、看護との共通点を考える。
インド、ヨーロッパの伝統医学に
伝統医学の歴史(2)
アーユルヴェーダ、ユナニ・ティブについて学ぶ。 ついて理解する。(教科書・第6章)
中国伝統医学の歴史的背景を理解
伝統医学の歴史(3)
する。(教科書・第7章)
中国医学の歴史について学ぶ。
日本における医学・医療の変遷を
伝統医学の歴史(まとめ)
理解する。(教科書・第8章)
日本における医学の歴史について学ぶ。
看護師として、伝統医学をどのよ
全体のまとめ
うに活かすかを考える。
試験
東洋医学総論
[到達目標]
東洋医学の基本的な考え方について理解する。
医学・医療の歴史的変遷および現状・方向性
医学・医療を、時間的および空間的に捉え、こら
からの進むべき方向性について考える。
PHC・統合医療・始原医学とは何か
WHOの活動と方向性および統合医療、ナイチンゲー
ルの看護論、始原医学の基本を理解する。
気の医学(1)気
気、血、水の変調が病と関連していることを学ぶ。
気の医学(2)陰陽
東洋医学の基礎理論である陰陽説について学ぶ。
気の医学(3)五行
東洋医学の基礎理論である五行説について学ぶ。
気の医学(4)臓腑
東洋医学の臓腑学説について学ぶ。
気の医学(5)経絡
東洋医学の経絡学説について学ぶ。
東洋医学の基礎理論(まとめ)
8.成績評価
篠原担当分:50点、渡邉担当分:50点のオムニバス形式で評価する。
出席日数は、3/5以上を受験資格とし、60点以下の者は、追・再試験を実施する。
両者の評価を総合して、60点以上を可、70点以上を良、80点以上を優とする。
出席および平常評価(出席カード:30%)、試験評価(70%)とする。
科目名: 東洋医学診断・治療学
1.講義の基本情報
配当学部
配当年次
開 設 期
単 位 数
時 間 数
授業形態
必修・選択の別
:看護学部
:2年
:前期
:1単位
:30
:講義
:必修
2.担当教員の基本情報
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:和辻 直
:伝統鍼灸学教室(6号館2階)
:[email protected]
:講義開始時に告知する。
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:篠原昭二
:伝統鍼灸学教室(6号館2階)
:[email protected]
:講義開始時に告知する。
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:関 真亮
:伝統鍼灸学教室(6号館2階)
:[email protected]
:講義開始時に告知する。
3.授業目標
最近、医療では伝統医学の再評価がなされ、活用されはじめている。心身
の状態を包括的に把握できる東洋医学を看護実践に生かすことができるよう
に、基本的な東洋医学の診断・治療学について学習することが目的である。
東洋医学の基礎を復習し、東洋医学の診察法(四診法),診断学、治療の特徴
等について概説する。
4.教科書
授業内に配られたプリント
5.参考書
新しい鍼灸診療、北出利勝編集、医歯薬出版社
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
授業内に配られたプリントの復習を行う
7.授業計画
回 概要
1 [授業概要]
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ガイダンス、東洋医学の身体観、気の医学
[到達目標]東洋医学の身体観を学び、心と体の関係
を簡単に説明できる。
気・血・津液、臓腑と経絡について
気・血・津液、臓腑の働きを学び、概略が説明できる。
東洋医学の診察1(望診、舌診)
望診(眼、鼻、口、髪、爪)や舌診の概要が説明できる。
東洋医学の診察2(問診、聞診)
東洋医学の聞診(声診)、問診の概要を説明できる。
東洋医学の診察3(舌診と腹診)
舌診、腹診を体験し、その診察の概要を説明できる。
東洋医学の診察4(切経、背診)
脈診を体験し、その診察の概要を説明できる。
東洋医学の診察5(脈診、小括)
脈診の正常な脈、六祖脈の概要を説明できる。
東洋医学の診断1(八綱の弁証)
基本的な病証を理解でき、その概略を説明できる。
東洋医学の診断2(気血津液の証)
気・血・津液病証を理解でき、その概略を説明できる。
東洋医学の診断3(臓腑の証)
臓腑の証を理解でき、臓腑の主症状を説明できる。
漢方薬について
生薬や漢方薬の概括を知ることができる。
12 鍼灸・按摩について
鍼・灸を理解し、鍼灸治療の応用を知ることができる。
13 東洋医学の治療学のまとめ
14
東洋医学の治療学の概括を説明できる。
総括:東洋医学の診断・治療学
東洋医学の診断・治療学の要点を説明できる。
備考(授業時間外学習の指示等)
予習:1年次の東洋医学の基礎理論
を読む。
復習:東洋医学の身体観を学び、心
と体の関係をまとめる。
復習:配布プリントを読んでまとめ
る。
復習:配布プリントを読んで、望診
の内容をまとめる。
復習:配布プリントを読んで、聞診・
問診の内容をまとめる。
復習:配布プリントを読んで、舌診・
腹診の内容をまとめる。
復習:配布プリントを読んで、切経・
背診の内容をまとめる。
復習:配布プリントを読んで、脈診
の内容をまとめる。
復習:配布プリントを読んで、八綱
の弁証をまとめる。
復習:配布プリントを読んで、気血
津液の証をまとめる。
復習:配布プリントを読んで、臓腑
の証をまとめる。
復習:配布プリントを読んで、漢方
薬の種類をまとめる。
復習:配布プリントを読んで、鍼灸
治療の種類をまとめる
復習:配布プリントを読んで、東洋
医学の治療の種類をまとめる。
復習:これまでの配布プリントを読
んで、東洋医学診断・治療学の要点
を整理し、まとめる。
15 まとめ
8.成績評価
1.授業回数の 5 分の 3 以上出席した者に対して評価を行う。
2.評価割合(筆記試験80%、小テスト10%、授業態度の評価10%等を総合して行う。
科目名: 生命と遺伝
1.講義の基本情報
配当学部
配当年次
開 設 期
単 位 数
時 間 数
授業形態
必修・選択の別
:看護学部
:2年
:後期
:1
:30
:講義
:選択
2.担当教員の基本情報
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:藤本真慈(非常勤講師)
:京都大学再生医科学研究所再生統御学部門再生免疫学分野
:[email protected]
:
3.授業目標
多種多様な生物が地球上に存在し、いまだに新種が発見され続けている。しか
しながら、ヒトからインフルエンザウイルスにいたるまで、すべての生命の遺伝
物質は同じで、遺伝現象の仕組みも(ほぼ)共通である。看護学を学ぶための基礎
として、遺伝子とその働きについて十分に理解することを主たる目標とする。さ
らに、生命の多様性に気づき、最終的には一つ一つの命の大切さに気づくような
講義をおこないたい。
4.教科書
「生命と遺伝子 宇宙船地球劇場の生命の物語」山岸秀夫 著(裳華房)
5.参考書
授業開始後、適宜指示します。
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
受講生が実施可能な課題を数回出す予定ですので、それに取り組むことを望み
ます。また、自分でテーマを決め、身近な自然を継続的に観察することを奨励し
ます。授業に関する質問等は、随時受け付けます。
7.授業計画
回 概要
1 [授業概要]生命の誕生
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[到達目標]人類誕生から現在に至るまでの時間の
短さを理解する
核酸の構造と特徴
核酸のpolymerizationを理解する。
タンパク質の構造と機能
タンパク質のさまざまな機能を理解する。
遺伝子とメンデルの法則
遺伝の基礎となるメンデルの法則を理解する。
セントラルドグマ
遺伝情報の流れの原則を理解する。
遺伝子発現調節
遺伝子発現調節の精巧な仕組みを理解する。
遺伝性疾患
遺伝性疾患の原因について理解する。
リンパ球と免疫システム
リンパ球の抗原レセプターの多様性を理解する。
アレルギー、自己免疫疾患
免疫システムが破綻するとどうなるのかを知る。
遺伝子工学(1)
制限酵素、クローニングの理解
遺伝子工学(2)
塩基配列決定の原理を理解する。
遺伝子工学(3)
PCRの理解
細胞工学
細胞を見る技術を理解する。
総復習とライフサイエンスの功罪について
GM作物、クローン動物作成方法を理解する。
まとめ
備考(授業時間外学習の指示等)
地球誕生から現在に至るまでを1
年に圧縮すると、例えば、恐竜の
絶滅が何月何日何時ごろかを計算
してみる。
核酸の化学式に慣れる。
アミノ酸の側鎖の違いを理解す
る。
メンデルの法則が導き出された実
験を追体験する。
セントラルドグマにあてはまらな
い例があるかを調べる。
ホメオスタシスについて調べてみ
る。
具体的な遺伝性疾患を調べる。
抗原レセプター遺伝子の可変領域
塩基配列の具体例を見る。
花粉症について考える。
シミュレーションで制限酵素地図
を作ってみる。
実際の波形データから塩基配列を
決定する。
PCR用プライマーをデザインして
みる。
細胞をソーティングして何ができ
るかを調べる。
GM作物、クローン動物が地球にと
って必要なのか否かを考える。
8.成績評価
評価方法: 明治国際医療大学周辺の豊富な自然を対象に、生命の営みに関する
課題を自主的に設定し、実験・観察等を継続して実行し結果発表した場合は、特に
積極的に評価したい。
評価割合:試験60%、課題30%、学習への取り組み態度10%、程を予定している。
試験以外は、できる限り減点法ではなく、加点法で臨みたい。
科目名: 人間看護工学
1.講義の基本情報
配当学部
配当年次
開 設 期
単 位 数
時 間 数
授業形態
必修・選択の別
:看護学部
:2年
:後期
:1
:30
:講義
:選択
2.担当教員の基本情報
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:栗田 裕(非常勤講師)
:滋賀県立大学工学部機械システム工学科
:[email protected]
:
3.授業目標
授業目標:日常生活や看護・介護の場面に現れるさまざまな姿勢や動作の良し悪
しを、力学的根拠に基づいて判断できる力を養う。
概要:講義や演習に加えて、その場で実際に動作を行い、その負担を体感するこ
とで、ボディメカニクスの本質を直感的に理解できるようにする。
4.教科書
なし(授業中にプリントを配布する)
5.参考書
「看護動作を助ける基礎人間工学」小川鑛一著(東京電機大学出版局)
「看護動作のエビデンス」小川鑛一著(東京電機大学出版局)
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
配布プリントの対応部分を精読し、わからない部分があれば調べ、それでもわか
らなければ質問したりして解決すること。
7.授業計画
回 概要
1 [授業概要]
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姿勢の安定と重心位置
[到達目標]
おじぎ動作の観察(導入),重力,重心,体重計
を使った重心位置の測定
姿勢の安定と重心位置
支持基底面,床反力計を使ったリアルタイム重心
測定
姿勢の安定と重心位置
人体各部の質量と寸法,種々の姿勢と重心位置
姿勢の安定と重心位置
椅子からの立ち上がり,リアルタイム動作解析<
重心>
姿勢の保持と関節モーメント
物を拾い上げる動作(導入),てこの原理とモー
メント,物体のつりあい
姿勢の保持と関節モーメント
重力によるモーメント,上体の傾きと腰関節モー
メント
姿勢の保持と関節モーメント
種々の姿勢と腰の負担
姿勢の保持と関節モーメント
椅子からの立ち上がり,リアルタイム動作解析<
腰関節モーメント>
力仕事と作業姿勢
壁を押す力(導入),力に関する基礎事項
力仕事と作業姿勢
水平方向に押す力,水平方向に引く力
力仕事と作業姿勢
鉛直方向に押す力
力仕事と作業姿勢
体幹中心からずれた力を受ける場合
加速・減速に必要な力とモーメント
物を急に動かすときの力(導入),物体の移動と
加速・減速,運動の表し方,力と運動の関係
加速・減速に必要な力とモーメント
動作時の加速と減速,動作時間と床反力の関係
加速・減速に必要な力とモーメント
リアルタイム動作解析<動的な力とモーメント>
8.成績評価
集中講義への出席とレポートによる。
備考(授業時間外学習の指示等)
科目名: 疫
学
1.講義の基本情報
配当学部
:看護学部
配当年次
:3年
開 設 期
:前期
単 位 数
:1
時 間 数
:30
授業形態
:講義
必修・選択の別 :必修
2.担当教員の基本情報
担当教員名
:林 恭平(非常勤講師)
研究室
:京都府立医科大学 老化研・社会医学
メールアドレス :[email protected]
オフィスアワー :
3.授業目標
疫学は、医療・保健における問題点(健康な状態から疾病状態まで)を把握し、
その解決策を模索する一連の流れの中で、問題点を分析する論理的な思考法と、
それを裏付ける情報(データ)の処理、解析する手法について学ぶ学問である。具
体的には、人間集団を対象にして調査を行い、その対象に存在する医療・保健に
関する問題点を数値(指標)で表現し、その表現された数値間の関係を、統計学
等の基礎学問の論理により解析、分析を行い、さらに明確になったその問題を解
決する方法を模索する。本授業では、疫学の基本的な考え方、疫学での基本的か
つ重要な指標の意味と算出方法を知り、指標の数値から導かれる状況の把握と、
問題点を明確にする論法を理解し、問題解決法を模索することができることを目
標にする。
4.教科書
基礎から学ぶ楽しい疫学
中村
好一 著 ( 医学書院)
5.参考書
「はじめて学ぶやさしい疫学ー疫学への招待ー」日本疫学会
監修(南江堂)
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
講義は、教科書のどの部分の説明をしているかを示しながら、教科書の記述項
目の重要な点、理解が困難だと思われる点に絞って話す事が多いので、講義後の
復習はその部分を中心に、講義で触れなかった教科書のページは各自で読み取っ
ておくこと。
また重要な点、教科書とは異なった説明などをプリントして配布するので、そ
れと比較しながら教科書を復習して理解を深める。
講義の終わり部分に質問時間を想定した時間配分をする予定であるが、その時
点で質問できなくても2回以後の講義では 前回の講義の重要点を復習しなが
ら進めていくので、その時に質問をするなどで問題点を解決するように復習をし
ておくこと。
実際の疫学研究での指標の計算、統計処理等は コンピュータを使って行うの
でコンピュータ(特に表計算ソフトのEXCEL等)を使えるような講義・実習
を履修して、講義の内容の計算処理ができるようになる(なっておく)事が望ま
しい。
7.授業計画
回 概要
1 [授業概要]疫学とはどんな学問か:その目的・目
2
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10
標
[到達目標]
疫学、疫学調査の基本的な流れを概観する
疫学指標の考え方:その測定・表現の仕方
疫学で使用される指標の算出法、データの測定法
の基本を理解する
既存のデータにはどのようなものがあるか
疫学で利用可能な、公表されている指標にどのよ
うなものがあるかを知る。
因果関係:原因と結果を結び付ける論理
因果関係の理解とそれを裏付ける論理の進め方を
理解、説明できる
疫学研究法の分類1:記述疫学と分析疫学
大きな分類である記述疫学と分析疫学の方法や目
標の違いを理解する
疫学研究法の分類2:代表的な分析疫学研究法の
コホート研究と症例対照研究
コホート研究と症例対照研究について、その違い、
利点・欠点等を理解する
偏りと交絡1;疫学研究での誤差についての考察
疫学における偶然誤差と系統誤差について理解・
説明ができる
偏りと交絡2:偏り、交絡の制御方法
偏りや交絡因子の分類とその制御方法を理解でき
る
統計学手法1:分布を表現する記述統計
記述統計を実施し、把握されたデータ分布の内
容・意味を理解し、利用できる
疫学における統計学手法2:推測統計
推測統計の推定と検定の考え方が理解できる
11 推測:基本的な推定の手法
推定の方法が理解でき、基本的な推定を行うこと
備考(授業時間外学習の指示等)
同時に配るプリントを参考に、講
義内容に相当する教科書の部分を
再読・復習(全講義時間共通)
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
講義で使用したデータの計算を自
分でもう一度計算・処理する練習
をする
講義で使用したデータの計算を自
分でもう一度計算・処理する練習
をする
講義で使用したデータの計算を自
分でもう一度計算・処理する練習
12
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15
ができる
検定:基本的な検定の手法
幾つかの基本的な検定法を使い分けることができ
る
多変量解析:その原理と分類
多変量解析の原理を理解し、分類された手法の違
いが理解できる
統計学演習
統計学手法を整理し手使い分けができる
疫学復習・演習:
疫学研究を整理し手使い分けができる
8.成績評価
基本的に講義後の試験の点で評価する
をする
講義で使用したデータの計算を自
分でもう一度計算・処理する練習
をする
問題を解く練習をする
講義全体の復習
科目名: 医療情報学
1.講義の基本情報
配当学部
配当年次
開 設 期
単 位 数
時 間 数
授業形態
必修・選択の別
:看護学部
:2年
:後期
:1
:30
:講義
:必修
2.担当教員の基本情報
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:梅田 雅宏
:病院1階 MR センター
:[email protected]
:月曜日17:00-18:00
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:渡邉 康晴
:情報メディア教室
:[email protected]
:木曜日17:00-18:00
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:河合 裕子
:病院1階 MR センター
:[email protected]
:月曜日17:00-18:00
3.授業目標
医療に必要な知識を学び、コンピュータでの「情報処理」を学び、PCウイルス等か
ら身を守る知識を身につける。表計算ソフトの理解を深め、統計の基本を理解する。
4.教科書
教科書は特に指定しないが、学内webのデジタル講義/医療情報およびLMSの医療統
計のコースを利用する。(http://www2.meiji-u.ac.jp/faculty/dep_medinfo/index.html)
5.参考書
医療・保健学のためのやさしい統計学(正井栄一, 金原出版)
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
適宜、復習を行い、コンピュータスキル獲得に努めて下さい。
7.授業計画
回 概要
1 [授業概要]
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ガイダンス、医療情報総論、個人情報保護を知る
[到達目標]
個人情報保護の概念が説明できる
悪意のあるプログラム(マルウェア)を知る
種々のマルウェアを理解できる
データベースを利用した評価表の作成1
データベースの概要を知り、活用法が理解できる
データベースを利用した評価表の作成3
意欲の評価表(Vitality Index)が作成できる
データベースを利用した評価表の作成4
ADL評価表(Barthel Index)が作成できる
データベースを利用した評価表の作成5
認知スケール評価表(HDS-R)が作成できる
(復習)評価表作成のまとめ
作成した評価表をブラッシュアップできる
対応のある2群の比較、対応のあるt検定
t検定の関数について理解する
対応のない2群の比較、対応のないt検定
対応のない2群の比較について理解する
χ2乗検定を含むその他の検定法の理解
χ2乗検定について理解する
(復習)2群の統計のまとめ
t検定とχ2乗検定が独力で行える
2群のデータの検定の小テスト
2群のデータの検定を理解する
表計算ソフトの理解を深める
表計算ソフトを利用した四則演算、グラフ作成を
学習する
関数の説明とヘルプの使い方と利用法検索の練習
Web検索やヘルプの利用法を身につける
データ整理法と表現法の解説、小テスト
表計算ソフトの利用法を身につけ、データ整理に
応用する
備考(授業時間外学習の指示等)
データベースを用いて電子カルテ
を作成します。
評価表を作成し、ファイルを提出
して下さい。
必要な項目を作成し、評価表を仕
完成させて下さい。
必要な項目を作成し、評価表を仕
完成させて下さい。
電子ファイルを提出して下さい。
統計の基礎および用語の復習。
TTEST関数について理解を深める。
2群の比較の統計手法についてま
とめておく。
表計算ソフトの基本を復習してお
く。
わからないことをweb検索やヘル
プで調べる方法を身につける。
表計算ソフトの使い方についてま
とめておく。
8.成績評価
評価はレポート(電子ファイルの提出)と出席点、小テストで行います。
<レポートについて>
授業中に課題や提出期限を指示します。必ず提出して下さい。
<出席点について>
遅刻・早退を含め出席点を極めて重視します。出席点は、PCのログイン状況から判
断します。
<小テスト>
第12講と第15講で小テストを行います。必ず出席し、受験して下さい。
科目名: カウンセリング論
1.講義の基本情報
配当学部
:看護学部
配当年次
:2年次
開 設 期
:前期
単 位 数
:1
時 間 数
:30
授業形態
:講義
必修・選択の別 :選択
2.担当教員の基本情報
担当教員名
:八田勘司 (非常勤講師)
研究室
:
メールアドレス :
オフィスアワー :
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:(調整中)
:
:
:
3.授業目標
看護における対人援助の1つとして、対人関係カウンセリング(IPC)の理論と技
術を学ぶ。
4.教科書
「対人関係カウンセリング」(IPC)著者
水島広子(創元社)
5.参考書
「プロカウンセラーの聞く技術」著者 東山 紘久(創元社)
「プロカウンセラーのコミュニケーション術」著者 東山 紘久(創元社)
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
事前に教科書を一通り読んでおくこと。
7.授業計画
回
概要
[授業概要]
1
2
3
4
5
6
本講義の概要:対人関係カウンセリング(IPC)の
進め方を理解する。
[到達目標]
目の前で語られている問題を4つのストレス領域
(悲哀、対人関係の不和、役割の変化、社会的孤立)
のいずれかの枠組みで見ることができるようにな
る。
対人関係カウンセリング(IPC)の全体像をつかむ
1.IPCとは 2.基本的な考え方を理解する 3.
IPCの目標を理解する 4.何に焦点を当てるか
5.IPCカウンセラーの姿勢
対人関係カウンセリング(IPC)を始める
第1回面接 第2回面接
対人関係カウンセリング(IPC)の具体的なストレ
ス領域に取り組む
第3~5回面接 悲哀、対人関係の不和、役割の変
化、社会的孤立
対人関係カウンセリング(IPC)を終える
第6回面接 第7回面接
対人関係カウンセリング(IPC)を実行する上での
さまざま問題点とその対処法
7
Q&Aまとめ
8
(以降の授業内容については調整中)
9
10
11
12
13
14
15
8.成績評価
筆記試験
備考(授業時間外学習の指示等)
科目名: 家族社会学
1.講義の基本情報
配当学部
配当年次
開 設 期
単 位 数
時 間 数
授業形態
必修・選択の別
:看護学部
:3年次
:前期
:1単位
:30時間
:講義
:選択
2.担当教員の基本情報
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:今西 康裕(非常勤講師)
:
:[email protected]
:
3.授業目標
教育目標は、学生が「家族」について理解し、今日の家族の抱える諸課題を整理
して、それらを乗り越える適切な方策とはどのようなものかを思索できるようにな
ることである。指導方法としては、まず、家族の基本的な形態や機能を確認し、ま
たそれらを時代・国際比較すること等により、家族の多様性を説明する。その上で、
現代の日本社会における家族の形態や機能の特徴をあらためて教示するとともに、
日本の家族が抱えている諸課題の解決策を考察する。
4.教科書
星野智子・和田美智代『家族のこれから』(三学出版)
5.参考書
必要に応じて適宜、紹介する。
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
特に求めないが、新聞等の「家族」に関する連載やコラム等に関心をもち、それ
らに目を通しておくようにしてほしい。
7.授業計画
回 概要
1 [授業概要]
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
備考(授業時間外学習の指示等)
家族とは何か
[到達目標]
家族という社会集団を他の集団と比較し、家族の持つ特
徴を知る。
家族の形態
家族の形態は、国によって時代によって様々であること
を知る。
家族の機能
家族の機能のもつさまざまな機能を知る。
多様な現代家族
現代家族の多様性を知る。
事実婚と法律婚
日本は法律婚主義であるが、事実婚を選ぶ人が増えて
おり、その背景・現実を探る。
夫婦の姓
日本は、法律婚した場合、夫婦が同一性を名乗ることに
なる。その意味を考える。
出産することの意味
子どもを持つことの意味を社会学的に考える。
不妊治療の国際比較
ビデオなどの視覚教材も活用し、国内外の実情を知る。
育児
今日の育児に関する諸問題について考察する。
家族と労働
育児休暇制度等、家族と労働に関する諸問題について
考察する。
家庭内暴力・DV
ビデオ等の視覚教材も活用し、これらの実態を明らかに
するとともに、その要因と解決策をも探る。
幼児虐待
幼児虐待の背景と実態を知る。幼児虐待の要因と解決
策を考察する。
離婚
離婚について、諸外国と国際比較する。
「家」やお墓の継承とそれらに関する法的課題
お墓の継承トラブルは多い。法的課題を提示する。
総括
現代家族について、その諸課題をまとめ、それぞれの解
決策を考える。
8.成績評価
受講姿勢や日々の提出物(小コメント等)等の平常点40%、テスト60%で総合的に
評価する。
科目名: 看護と法律
1.講義の基本情報
配当学部
配当年次
開 設 期
単 位 数
時 間 数
授業形態
必修・選択の別
:看護学部
:1年次
:後期
:1
:30
:講義
:1
2.担当教員の基本情報
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:吉本 寛司(非常勤講師)
:京都府立医科大学大学院 法医学
:[email protected]
:
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:安原 正博(非常勤講師)
:京丹後市立弥栄病院
:
:
3.授業目標
医療に従事するためには、医療関係法規に対する基本的理解が不可欠である。
厚生行政、保健師助産師看護師法、医事法規、医療関係法、保健関係法、福祉関係
法、薬事関係法など、看護職に必要な法令について学習し、医療倫理を理解する。
4.教科書
「系統看護学講座
看護関係法令 健康支援と社会保障制度(4)」(医学書院)
5.参考書
厚生の指標 増刊
国民衛生の動向
2011/2012(厚生統計協会)
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
各回終了後、教科書を熟読し復習する。
新聞等に掲載される日々の生活事例に興味を持つ。
7.授業計画
回 概要
1 [授業概要]
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
法規の概念
[到達目標]
衛生法規の沿革、分類、意義の理解
保健師助産師看護師法
同法の理解
医師法
医療過誤
同法の理解
医療過誤の医事法的理解
医療従事者に関する諸法規
看護師との関係 法的理解
医療法
同法の理解
臓器の移植に関する法律
死体解剖保存法
脳死と臓器移植の法的理解
死体取扱い制度の理解
医療倫理・患者の自己決定権
終末期医療
医療倫理の変遷その理解
安楽死尊厳死の理解
死の定義理解
薬事関連法
薬事法、各種取締法の理解
予防衛生法規
感染症法等の理解
環境衛生法規
保健福祉関係法規の理解
公害関係法規
環境基本法の理解
環境に関する生命倫理
演習(1)
備考(授業時間外学習の指示等)
法の種類
法の分類理解
看護学概論の理解
医療の連携と責任
医療提供の理念
医療施設の開設事項
生と死の社会学的生物学的理解
生命倫理感の涵養
看護師の取扱い範囲
感染症の動向と対策
介護体験
13 演習(2)
14 演習(3)
15 まとめ
8.成績評価
筆記試験、講義レポート提出、適宜行う小試験及び出欠による総合評価
(試験80%、講義レポート20%)
科目名: 看護学概論
1.講義の基本情報
配当学部
配当年次
開 設 期
単 位 数
時 間 数
授業形態
必修・選択の別
:看護学部
:1年
:前期
:1
:30
:講義
:必修
2.担当教員の基本情報
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:小山敦代
:10号館802研究室
:a_koyama @Meiji-u.ac.jp
:適時
3.授業目標
1.看護の基本となる概念が理解できる。
1)看護の本質(概念)
2)人間と健康
3)生活と健康
2.看護活動の展開として、信頼関係の構築、問題解決過程、看護実践の過程に
ついて概要が理解できる。
4.保健医療福祉チームにおける看護の役割と責任が認識できる。
5.看護専門職者としてふさわしい資質、倫理感、価値観を培うことができる。
4.教科書
「看護学概論 看護追求へのアプローチ」ライダー島崎玲子・岡崎寿美子・
小山敦代編著、医歯薬出版、2009
「まとめてわかる看護学概論」小山敦代・池西静江編著、メディカ出版、2011
5.参考書
「対訳看護覚え書」F.ナイチンゲール著、うぶすな書院、1998
「看護の基本となるもの」V.ヘンダーソン著、日本看護協会出版会、2006
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
・教科書を熟読し、配布プリントと併せて理解に努めること。
・必要時、事前学習・事後学習課題を課す。
7.授業計画
回 概要
1 [授業概要]
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
看護(学)への導入
[到達目標]
看護および看護学の特質、看護の概念、ケアとケ
アリング
看護の変遷(1)
看護の歴史的発展過程と社会・文化との関連
看護の変遷(2)
看護の歴史的発展過程とこれからの看護
看護学の4つの概念
看護学の柱となる概念、「人間」「健康」「環境」
「看護」
看護学における人間観
全体としての人間
看護の対象である人間の一般的理解と個別性ある
人としての理解
健康の概念、
健康の諸定義、主観的健康と客観的健康
健康の諸相、健康への影響要因
環境(社会)と人間
環境と人間が相互に影響しあう関係
よりよく
生きるための環境調整
看護の機能と役割
看護の本質的な機能と役割
看護の協働的機能
と役割
基本的ニーズとその充足、QOL
基本的ニーズと健康とのかかわり
生活の安全と環境、日常生活行動の援助、
看護の展開
信頼関係の構築、問題解決過程(看護過程)
看護実践過程
保健・医療・福祉システム
保健医療福祉チームの機能と看護の役割
看護における法的側面
看護と法の関わり 保健師助産師看護師法他
看護における倫理と価値
看護職者としての倫理の原則と価値
倫理的課
題と倫理的課題への対応
看護教育、
看護教育制度の変遷と21世紀に求められる看護
看護基礎教育と看護継続教育、
専門職としての看護、まとめ
専門職として備えるべき要件、キャリア形成(自
分自身の将来像)
備考(授業時間外学習の指示等)
「看護」のイメージマップを書く
川島みどり:技術があって初めて
優しくなれる、新訂キラリ看護、
医学書院、2008を読む
事前事後学習課題配布
DVD「日本の看護」視聴して
事前事後学習課題配布
DVD「アメリカの看護」視聴して
養老孟司:脳と心人体、VTR視聴
事後学習課題配布
前回のVTRから「人間」に焦点を当
てて図式化
自分の健康度チエック、健康的な
生活の見直し
事前・事後学習課題配布
事前・事後学習課題配布
VTR「看護サービス提供の実際」視
聴、記入シート作成
事前・事後学習課題配布
事前・事後学習課題配布
インターネットor新聞記事医療
(看護)事故の情報収集
事前・事後学習課題配布
看護専門職としての自分の将来像
を考える
8.成績評価
・出席状況、筆記試験、事前・事後課題、授業の積極的参加等で総合的に評価
科目名: 看護基礎理論
1.講義の基本情報
配当学部
配当年次
開 設 期
単 位 数
時 間 数
授業形態
必修・選択の別
:看護学部
:1年
:後期
:1
:30
:講義
:必修
2.担当教員の基本情報
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:小山敦代
:10号館802研究室
:a_koyama @Meiji-u.ac.jp
:適時
3.授業目標
1.看護理論の発達の背景と変遷がわかる。
2.看護の概念と理論の意味と重要性を述べることができる。
3.主な看護理論家と看護理論の内容を知ることができる。
4.主な看護理論の看護実践への活用がわかる。
5.「私の考える看護理論」として、レポートにまとめることができる。
4.教科書
※「看護学概論 看護追求へのアプローチ」ライダー島崎玲子・岡崎寿美子・
小山敦代編著、医歯薬出版、2009
※「まとめてわかる看護学概論」小山敦代・池西静江編著、メディカ出版、2011
「対訳看護覚え書」F.ナイチンゲール著、うぶすな書院、1998
「看護の基本となるもの」V.ヘンダーソン著、日本看護協会出版会、2006
※は看護学概論テキストとして購入済
5.参考書
「看護理論」筒井真優美編、南江堂、2008
「看護理論家とその業績」第3版、都留伸子監訳、医学書院、2004
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
・予習・復習のプリントを配布するので、教科書をもとに熟読すること
・テキストの演習課題をとおして具体的に理解すること。
7.授業計画
回 概要
1 [授業概要]
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
看護理論の基本的理解
[到達目標]
看護理論とは 看護理論の分類
看護理論の変遷
ニード理論 相互作用論 システム理論 全体性
理論 ケアリング 中範囲理論
ナイチンゲール
「看護覚え書」をみんなで読もう(1)
ナイチンゲール
私達が読んだ「看護覚え書」の冊子を作り発表(2)
ヘンダーソン
ヘンダーソンとニード論(1)
ヘンダーソン
ヘンダーソンとニード論(2)
看護実践と理論
看護実践を導く理論、その活用
ペプロ―、ウイーデンバック、オーランド
人間関係理論、三者のプロセスレコード
トラベルビー
人間対人間の看護
オレム
セルフケア理論と現代社会
ロイ
適応理論
ワトソン
ケアリングの哲学と科学
ベナー
初心者から達人へ
私の考える看護理論、
討議・発表
私の考える看護理論、まとめ
レポート
備考(授業時間外学習の指示等)
「看護学概論」での学びを基に看
護とは何か再考する。
看護理論をなぜ学ぶのか考える。
事前・事後学習課題配布
「看護覚え書」の分担箇所を読む
冊子配布
「看護の基本となるもの」を読む
テキストの演習課題
「基礎看護学実習Ⅰ」の受け持ち
患者を通して考える
テキストのCase Study
テキストの事例
テキストのCase Study
テキストのCase Study
看護理論に関する国家試験問題
看護理論に関する国家試験問題
看護理論について自分の考えをま
とめる
8.成績評価
出席状況、レポート、事前・事後課題、授業への積極的参加、筆記試験等で総合的
に評価する。
科目名: 生活援助論Ⅰ
1.講義の基本情報
配当学部
配当年次
開 設 期
単 位 数
時 間 数
授業形態
必修・選択の別
:看護学部
:1年次
:前期
:2単位
:60時間
:講義
:必修
2.担当教員の基本情報
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:西山ゆかり
:10号館7F
:[email protected]
:第1回目の講義で提示します。
その他の演習・自己学習に関わる教員:
中島小乃美・岡田朱民・中島真由美・糀谷康子
3.授業目標
1)生活の概念について主体的に考え理解を深めることができる。
2)基本的ニーズを理解し、その充足のための援助行動に取り組む姿勢を身につけるこ
とができる。
3)看護の実践に必要な「環境」を理解し、看護の対象となる人々の生活環境を整える
ための基本的技術を身につけることができる。
4) 看護の対象となる人々と看護実践者の双方の「安全・安楽」の原則を理解し、効率
的な姿勢や動作についての基本的な考えを学び、行動に移すことができる。
5)看護の対象になる人々の日常生活における「動く」
「休む」
「食べる」
「排泄する」こ
とのニーズを把握し、生活を支える看護介入の基礎を習得することができる。
4)生活援助の意義を考究し、日本の文化と社会における生活について理解することができ
る。
4.教科書
坪井良子・松田たみ子(著):考える基礎看護技術Ⅰ・Ⅱ, ヌーベルヒロカワ、2008
志自岐康子・松尾ミヨ子他(著):基礎看護技術, メディカ出版、2009
*生活援助論Ⅰ・Ⅱ・看護技術学の教科書として2年間使用します。
5.参考書
三上れつ,小松万喜子 編著:演習・実習に役に立つ基礎看護技術、ヌーベルヒロカワ、2008
藤野彰子,長谷部佳子,安達祐子 編著:看護技術ベーシック改訂版、医学芸術社、2007
香春知永/齋藤やよい:基礎看護技術:看護過程のなかで技術を理解する、南江堂2009
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
・生活援助論は、履修する項目が多いので、講義までに教科書を読んであるていど理解して
臨むこと。
・各技術は積み上げの技術であり、自己学習を行い次の項目に入るまでに技術をマスターす
ること。自己学習のために、実習室は9:30~17:00まで開放している。希望者には担当教
員が個別指導を行うので、自主的に練習すること。
・必要時、事前学習・事後学習課題を課す。
7.授業計画
回
概要
備考(授業時間外
学習の指示等)
[授業概要]
生活とは・環境とは(講義・グループワーク)
1
[到達目標]
2
「生活」についてグループでまとめ発表することができる。
人にとっての「環境」と「健康」について考える。
対象者にとっての安全・安楽な病床環境を研究的に考える。
3
4
5
6
ベッドメーキング・衛生的手洗い(講義・デモンストレーション・演習)
ベッドメーキングの方法について理解する。
安全・安楽な病床を整え、対象者にとっての病床について考える。
ボディーメカニクス(講義・デモンストレーション)
ボディーメカニクスの意義を理解し、原則に基づいた方法を理解できる。
ボディーメカニクスを考えながらベッドメーキングができる。
7
ベッドメーキング(演習)
8
対象者と看護者にとって安全・安楽なベッドメーキングの方法を習得できる。 クをします。
コミュニケーション(講義・演習)
9
人間関係の基本としてのコミュニケーションの意義について理解することが
10
できる。
言語的・非言語的コミュニケーションの意味と方法を習得することができる。
11
ベッド内移動(講義・デモンストレーション)
12
水平移動・平行移動・側臥位・端座位のベッド内移動方法が理解できる。
13
14
ベッド内移動(演習)
ボディーメカニクスを考えながら、ベッド内移動ができる。
対象者と看護者の安全を考えながらベッド内移動ができる。
演習では技術チェッ
安楽な体位・入眠(講義・デモンストレーション・演習)
ベッド内移動の技術
15
安楽な体位・休息の意味について理解し、安楽な体位の方法が理解できる。
チェックをします。
16
看護にとっての安楽について考える。
グループで安楽な体位を研究的に取り組み発表することができる。
17
18
リネンチェンジ(デモンストレーション・演習)
臥床中の患者にとって安全・安楽なリネンチェンジの方法が理解できる。
ボディーメカニクスを活用し、リネンチェンジができる。
移乗・移動・移送((講義・デモンストレーション・演習)
19
安全な車イス移乗・移動の方法が理解できる。
20
安全な車イス、ストレッチャー移乗・移動の方法が習得できる。
移乗・移動・移送における看護の安全と責任について考える(医療事故)。
21
22
食事
食の意義、食に関するメカニズム
対象者の安全と自立を考えた食事行動の援助(演習)
23
24
安楽なケア(温罨法・冷罨法)
罨法の意義・目的の重要性
安全と安楽を考慮した適切な安楽の援助(演習)
25
バイタルサイン(講義・デモンストレーション)
26
バイタルサインの重要性と測定の意義について理解することができる。
27
バイタルサイン(演習)
実習までに技術チェ
28
原理原則に基づきバイタルサインが測定できる。
ックを受けること。
29
技術試験:項目と詳細については後日提示する。
自己学習を 3 回以上
30
おこなっていること。
8.成績評価
出席状況、レポートの提出、筆記試験ならびに技術の到達度等で総合的に評価する。
技術の到達度に関しては、自己学習・技術試験を総合的に評価し加算する。
科目名: 生活援助論Ⅱ
1.講義の基本情報
配当学部
:看護学部
配当年次
:2年次
開 設 期
:前期
単 位 数
:2単位
時 間 数
:60時間
授業形態
:講義
必修・選択の別 :必修
2.担当教員の基本情報
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:中島小乃美
:10号館7F
:[email protected]
:第1回目の講義で提示する
担当教員名
:西山ゆかり
研究室
:10号館7F
メールアドレス :[email protected]
オフィスアワー :第1回目の講義で提示する
その他の演習・自己学習に関わる教員:
岡田朱民・中島真由美・糀谷康子
3.授業目標
1)患者・看護師役割をとりながら、各ケアの根拠を理解し、対象のニードに応じた具体的介入方法
を身につける。
2)援助を行う中で、看護職者として必要な知識・技術・態度を身につける。
3)看護過程を用いた生活援助の実施・評価を行うことで、個別性のある援助の必要性が理解でき
る。
4.教科書
志自岐康子(編著):基礎看護技術、メディカ出版、2007
坪井良子(編著):考える基礎看護技術Ⅰ・Ⅱ、ヌーベルヒロカワ、2008(1年次購入済み)
5.参考書
演習・実習に役に立つ基礎看護技術、三上れつ(編著)、ヌーベルヒロカワ、2008
看護技術ベーシック改訂版、藤野彰子(編著)、医学芸術社、2007
基礎看護技術:看護過程のなかで技術を理解する、香春知永/齋藤やよい(編著)、南江堂2009
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
・生活援助論は、履修する項目が多いので、講義までに教科書を読んである程度理解して臨むこ
と。
・各技術は積み上げの学習であり、次の項目に入るまでに自己学習を行い、技術をマスターするこ
と。
・各援助技術は、事例に基づく援助計画が立案・実施・評価ができるような演習を行うため、ヘルス
アセスメントと看護過程論の知識を連動させること。
・9月の基礎看護学実習Ⅱでは、実際に学んできた知識・技術を受け持ち患者に実施することにな
るので、自主的に学習すること。
・必要時、事前学習・事後学習課題を課す。
7.授業計画
回
概要
備考(授業時間外学
習の指示等)
1
[授業概要]
2
生活援助論 II を学習するにあたって(学習方法と演習方法の説明)
スタンダードプリコーション(講義・デモンストレーション・演習)
[到達目標]
医療廃棄物の取り扱いがわかる。
医療者として清潔の概念が理解できる。
感染予防の原理原則が理解できる。
スタンダードプリコーションを理解したうえで衛生的手洗いが実施できる。
3
4
清潔の援助とは(講義)。口腔の清潔(講義・デモンストレーション・演習)
生活における清潔の意義と重要性を理解する。
技術試験までに 3 回は
自己学習すること
口腔ケアの意義と臥床患者の安全な口腔ケアの方法(管理方法)を理解す
る。
5
頭皮の清潔(講義・デモンストレーション)
実習までに洗髪車、洗
6
床上安静患者の洗髪:ケリーパット、洗髪車、ドライシャンプー、洗髪台を用い
髪台での洗髪ができるこ
た方法を理解し、患者の状態に合わせた援助方法が考えられる。
と
7
頭皮の清潔(演習)
技術試験までに 3 回は
8
対象に合わせた方法を選択し、安全・安楽な洗髪ができる。
自己学習すること
9
10
身体の清潔(講義・デモンストレーション)
11
床上安静患者の身体を清潔にする方法と衣生活に影響を及ぼす要因と必要
性について理解する。
12
身体の清潔(演習)
技術試験までに 3 回は
13
セルフケア能力・生活習慣を考慮した安全・安楽な清拭・手浴・足浴ができる。
自己学習すること
14
清潔援助の際に、床上安静患者の安全安楽な寝衣交換を行うことができる。
15
看護過程論を用いた援助
事例に基づく生活援助 ① (演習)
16
食事・経管栄養の援助(講義・デモンストレーション・演習)
生活援助論Ⅰの食事の
17
安全な経管栄養法のチューブ管理と栄養剤の注入方法を理解し、モデル人形
援助の復習
18
を用いた経管栄養の実際:栄養剤の準備と注入ができる。
19
排泄の援助と陰部の清潔(講義・デモンストレーション・演習)
ヘルスアセスメントの消
20
床上安静患者の安全・安楽な排尿、排便の援助と排泄後の陰部の清潔を保つ
化器系を復習
方法を理解する。
排便を促すケア:腹部マッサージ・浣腸・摘便の方法について理解する。
21
排泄の援助と陰部の清潔(演習)
22
患者に合わせた便器、尿器の選択・援助方法が考えられ介助が実施でき、排
泄後の陰部の清潔を保つことができる。
モデル人形を用いた浣腸・敵便の実際ができる。
23
看護過程論を用いた援助
事例に基づく生活援助 ③ (演習)
24
呼吸を整える援助(講義・デモンストレーション・演習)
ヘルスアセスメントの呼
25
呼吸を整えるための吸引、吸入の基本的方法を理解し、モデル人形を用いて
吸器系の復習
実施できる。
酸素ボンベの取り扱い方法を理解し、安全な酸素療法が実施できる。
酸素ボンベの残量と使用可能時間が計算できる。
26
看護過程論を用いた援助
事例に合わせた援助計
27
事例を用いた援助④・⑤(演習)
画を事前に立案する。
28
死後のケア
死後のケアの必要性について考え、方法について理解することができる。
29
技術試験:項目(清潔の援助)と詳細は後日提示する。
30
自己学習を 3 回以上おこ
なっていること。
8.成績評価
出席状況、レポートの提出、筆記試験ならびに技術の到達度等で総合的に評価する。
技術の到達度に関しては、自己学習・技術試験を総合的に評価し加算する。
科目名: 看護技術学
1.講義の基本情報
配当学部
:看護学部
配当年次
:2年次
開 設 期
:後期
単 位 数
:2単位
時 間 数
:60時間
授業形態
:講義
必修・選択の別 :必修
2.担当教員の基本情報
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:中島小乃美
:10号館7F
:[email protected]
:第1回目の講義で提示する
その他の演習・自己学習に関わる教員:
西山ゆかり・岡田朱民・中島真由美・糀谷康子・小山敦代
3.授業目標
1)基礎となる治療的看護技術のひとつひとつの根拠を理解する。
2)医療事故防止の基本を理解し、患者の安全を守るための方法を習得するとともに、その責任に
ついて考える。
3)検査・治療という直接的に患者の生命に影響を与える場での,看護者として必要な倫理を身につ
ける。
4.教科書(生活援助論Ⅰ・Ⅱで購入済み)
基礎看護技術、志自岐康子(編著)、メディカ出版、2007
考える基礎看護技術Ⅰ・Ⅱ、坪井良子(編著)、ヌーベルヒロカワ、2008
5.参考書
演習・実習に役に立つ基礎看護技術、坪井良子(編著)、ヌーベルヒロカワ、2008
看護技術ベーシック改訂版、藤野彰子(編著)、医学芸術社、2007
基礎看護技術:看護過程のなかで技術を理解する、香春知永/齋藤やよい(編著)、南江堂2009
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
・ 看護技術学は、治療の項目が多いので、解剖学・生理学・薬理学・免疫学の知識の復習をして講
義に臨むこと。
・ 各技術は、感染や与薬といった1つ1つが患者の生命を脅かす技術であり、医療事故につながる
ため自己学習を行い確実な技術をマスターすること。
・ 各援助技術は、事例に基づく援助計画が実施できるような演習を行うため、看護過程論の知識を
連動させること。
・ 自己学習のために、実習室は9:30~17:00まで開放している。希望者には担当教員が個別指導を
行うので、自主的に練習すること。
・ 必要時、事前学習・事後学習課題を課す。
7.授業計画
回
概要
備考(授業時間外学習
の指示等)
1
[授業概要]
2
治療的看護技術とは(講義)
感染を予防する技術:無菌操作(講義・デモンストレーション)
[到達目標]
検査・治療を受ける人々の看護と看護師の役割・責任・倫理について考える
ことができる。
無菌操作の必要性が理解できる。
3
感染を予防する技術:無菌操作(演習)
演習までに自己学習するこ
4
滅菌物の取り扱い方法が分かる。
と
鉗子操作、滅菌パックの開け方、消毒薬の作り方、汚染器具の消毒方法が
実施できる。
5
感染を予防する技術:無菌操作(演習)
感染予防の具体的創傷処置の介助が実施できる。
6
看護過程論を用いた援助
事例に基づく治療的看護技術(演習)
7
感染を予防する技術:創管理と包帯法(講義・演習)
演習までに自己学習するこ
8
事例に基づく創傷処置の展開ができる。
と
感染を予防する創傷の管理と保護:巻軸包帯・三角巾・絆創膏の実施ができ
る。
9
感染を予防する技術:隔離(講義・演習)
演習までに自己学習するこ
10
感染源から身を守る方法を理解し、清潔・汚染区域でのガウンテクニックが
と
実施できる。
11
排泄の援助:導尿と尿検査(講義・デモンストレーション)
講義までに自己学習して臨
12
無菌操作による導尿の方法(滅菌包みの開け方、滅菌手袋の装着を含む)
むこと
を理解することができる。
尿の採取方法と検体の管理方法が分かる。
13
排泄の援助:導尿と尿検査(演習)
演習までに自己学習するこ
14
導尿の実際と尿比重の測定ができる。
と
15
医療事故(講義・グループワーク)
16
医療の場におけるさまざまな危険性と事故について理解できる。
薬物の取り扱いと法律について理解できる。
17
与薬の技術:各薬の投与方法(講義)
18
各与薬方法と薬理作用について理解できる。
経口・経皮・吸入・口腔内・直腸・点眼・点鼻・点耳の投与方法、誤認、誤薬予
防について理解できる。薬品の力価計算ができる。
19
与薬の技術:注射(講義・デモンストレーション・演習)
20
皮内・皮下・筋肉内注射の与薬方法が理解できる。
医師の指示受けから筋肉内注射の準備までが実施できる。
21
与薬の技術:筋肉注射(演習)
演習までに自己学習するこ
22
モデル人形を用いた筋肉注射(上腕・臀部)ができる。
と
23
与薬の技術::静脈内注射(講義・演習)
24
静脈内注射・輸液の管理の方法を理解し、モデル人形に実施することができ
る(輸液の準備・穿刺・固定・輸液速度の調整)。
輸液の滴下速度と終了時間が計算できる。
25
血液検査:静脈血採取法(講義・デモンストレーション・演習)
26
静脈血採取の基本的方法と検体の取り扱い方法について理解し、採血モデ
ルを用いた静脈血採血ができる。
27
与薬の技術:輸血(講義・グループワーク)
28
血液の管理と輸血の方法を理解し、安全な実施方法が分かる。
輸血に関する医療事故について考えることができる。
29
技術試験:項目(与薬の援助)と詳細は後日提示する。
30
自己学習を 3 回以上おこな
っていること。
8.成績評価
出席状況、レポートの提出、筆記試験ならびに技術の到達度等で総合的に評価する。
技術の到達度に関しては、自己学習・技術試験を総合的に評価し加算する。
科目名: 看護過程論
1.講義の基本情報
配当学部
配当年次
開 設 期
単 位 数
時 間 数
授業形態
必修・選択の別
:看護学部
:2年次
:前期
:30時間
:1単位
:演習
:必修
2.担当教員の基本情報
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:西山ゆかり
:10号館7F
:[email protected]
:第1回目の講義で提示する。
その他の演習・自己学習に関わる教員:
中島小乃美・岡田朱民・中島真由美・糀谷康子
3.授業目標
1)看護過程の概念が理解できる。
2)系統的思考プロセスの各段階と相互関係が理解できる。
3)演習を通して看護過程の展開方法について具体的に理解できる。
4)看護診断について概要がわかる。
4.教科書
R.アルファロ著,江本愛子監訳:基本から学ぶ看護過程と看護診断第 6 版、医学書院,2008
任和子:看護過程展開ガイド、照林社、2009
5.参考書
リンダJ.カルペニート著、 新道幸恵監訳:看護診断ハンドブック、医学書院
井上智子編:症状から見た看護過程の展開ー病態生理とケアのポイント、医学書院,2007
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
演習は事例を用いたPBL(Problem Based Learning)チュートリアルで行う。PBLとは、小人
数のグループ学習であり、課題について調べ考えることに重点を置いた学習者主体の問題解決
型学習方法である。事例2をグループ学習と個人学習で看護を展開することになる。従って、
各自が積極的に授業に参加し、看護過程を理解していないと基礎看護学実習Ⅱでは展開できな
いことになる。
7.授業計画
回
概要
1
[授業概要]
看護過程とは
[到達目標]
看護過程の意義・概要・構造(各段階)を理解する。
2
備考(授業時間外学習の指示等)
看護過程と看護理論
看護過程と代表的な看護理論の関連を理解する。
3
看護過程の構成要素(1)
アセスメントの意義と情報とその解釈が分かる。
4
看護過程の構成要素(2)
情報の分析・統合、及び全体像を把握する。
5
看護過程の構成要素(3)
看護上の問題(看護診断)が明確化でき、患者の状態に合わせた優先順
位をつけることができる。
6
看護過程の構成要素(4)
一貫性のある焦点アセスメント・目標設定・看護計画の立案ができる。
7
看護過程の構成要素(5)
実施と評価、記録・報告ができる。
8
事例1の看護過程展開①
情報収集・分析までのグループ発表ができる。
9
事例1の看護過程展開②
情報の分析・統合までのグループ発表ができる。
10
事例1の看護過程展開③
事例の全体像までのグループ発表ができる。
11
事例1の看護過程展開④
優先順位を考え問題の明確化までをグループ発表ができる。
12
事例1の看護過程展開⑤
目標を設定し、看護計画を立案、看護計画の実施ができる。
13
事例1の看護過程展開⑥
評価・修正・まとめができる。
14
事例2の看護過程展開①
個人での看護計画の立案ができる。
15
事例2の看護過程展開②
個人での看護計画の立案ができる。
8.成績評価
出席状況、発表、レポート、筆記試験等で総合的に評価する。
事例2:授業最終日に提出
科目名: ヘルスアセスメント
1.講義の基本情報
配当学部
配当年次
開 設 期
単 位 数
時 間 数
授業形態
必修・選択の別
:看護学部
:1年次・編入生
:後期
:1単位
:30時間
:演習
:必修
2.担当教員の基本情報
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:西山ゆかり
:10号館7F
:[email protected]
:第1回目の講義で提示します。
その他の演習・自己学習に関わる教員:
中島小乃美・岡田朱民・中島真由美・糀谷康子
3.授業目標
1)ヘルスアセスメントの概念が理解できる。
2)インタビュー、フィジカルアセスメントおよび身体計測の基礎的知識・技術・態度を習
得する。
3)総合的なヘルスアセスメントの理解を深め、全身のアセスメントを系統立てて実施する。
4)健康状態のアセスメントに必要な知識を学習し、人々の生活に及ぼす影響要因を考える。
4.教科書
基礎看護学、ヘルスアセスメント、川村佐和子,志自岐康子,城生弘美 編著、メディカ出版、
2010.
5.参考書
1)フィジカルアセスメントガイドブック、山内豊明 編著、医学書院、2005.
2)実践!フィジカルアセスメント第3版、小野田千枝子 監修、金原出版 、2001
3)成人看護学ヘルスアセスメント、横山美樹,石川ふみよ 編著、ヌーベルヒロカワ、2007
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
・人体の機能と構造・生理学等の基礎知識がないと全身を系統的にアセスメントすることが
できないので、事前学習として必要な知識を予習して授業に臨むこと。特に人体の部位と
名称、その機能が分からないと、演習ができない。
・必要時、事前学習・事後学習課題を課す。
7.授業計画
回 概要
備考(授業時間外
学習の指示等)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
[授業概要]
ヘルスアセスメントとは(講義)
[到達目標]
1.ヘルスアセスメントの概念が理解できる。
2.問診、視診、触診、打診、聴診の方法とアセスメントが理解できる。
一般状態の観察/バイタルサイン(講義)
1.栄養状態、排泄、活動/入眠などの一般状態のアセスメントに必要な知識
を習得する。
2.バイタルサインの重要性と測定の意義について理解することができる。
バイタルサインの測定(演習)
基本原理・原則に基づいた方法でのバイタルサイン測定ができる。
筋・骨格系のヘルスアセスメント(講義)
筋・骨格系(身体計測、関節可動域)のアセスメントの方法について理解する
ことができる。
筋・骨格系のヘルスアセスメント(演習)
筋・骨格系(身体計測、関節可動域)のアセスメントの方法を習得することが
できる。
呼吸系のヘルスアセスメント(講義)
肺・胸郭のアセスメントの方法について理解することができる。
呼吸系のヘルスアセスメント(演習)
肺・胸郭のアセスメントの方法を習得することができる。
循環器系のヘルスアセスメント(講義)
心・血管系のアセスメントの方法について理解することができる。
循環器系のヘルスアセスメント(演習)
心・血管系のアセスメントの方法を習得することができる。
消化器系のヘルスアセスメント(講義)
消化器系(栄養・代謝・排泄)のアセスメントの方法について理解することが
できる。
消化器系のヘルスアセスメント(演習)
消化器系(栄養・代謝・排泄)のアセスメントの方法を習得することができる。
感覚器系のヘルスアセスメント(講義)
視覚・聴覚・皮膚知覚のアセスメントの方法について理解することができる。
感覚器系のヘルスアセスメント(演習)
視覚・聴覚・皮膚知覚のアセスメントの方法を習得することができる。
脳神経系のヘルスアセスメントとシステムレビュー(講義)
脳神経系のアセスメントの方法について理解することができる。
脳神経系のヘルスアセスメント(演習)
脳神経系のアセスメントの方法を習得することができる。
患者の訴えから全身のアセスメントを系統立てて実施
8.成績評価
演習レポート、筆記試験で総合的に評価する。
生活援助論Ⅰの生活
についての復習
生活援助論Ⅰのバイ
タルサインの復習
生活援助論Ⅰのコミ
ュニケーションの復
習
骨の名称と安楽な体
位を復習
胸部の部位と名称の
復習
全身の血管の名称と
心臓の復習
腹部の名称と消化器
系(口~肛門)の機
能と構造の復習
目、耳、皮膚の構造
と機能の復習
脳神経の構造と機
能、自律神経系の復
習
科目名: 基礎看護学実習Ⅰ
1.講義の基本情報
配当学部
配当年次
開 設 期
単 位 数
時 間 数
授業形態
必修・選択の別
:看護学部
:1年
:後期
:1
:45
:実習
:必修
2.担当教員の基本情報
担当教員名
:小山敦代
研究室
:10号館8F
メールアドレス :[email protected]
オフィスアワー :実習前後期間中随時
実習担当教員名と研究室
:10号館7F 西山ゆかり・中島小乃美
6F 岡田朱民・中島真由美・糀谷康子
3.授業目標
様々な治療の場と看護活動を見学し、治療を受けながら療養している人々の健康状態と
環境・生活の関係を考える。また、日常生活行動援助の見学・体験を通して、チーム医療
の中で看護の機能と役割について学ぶ。
1. 療養中の人々に接する体験を通して、環境と生活について考え理解する。
2. 療養中の人々に接する体験を通して、健康について考え理解する。
3. 患者・家族とのコミュニケーションを通して、療養中の人々を理解する。
4. 日常生活行動の援助体験を通して、看護援助の重要性を理解する。
5. 看護者と共に行動する中で、チーム医療における看護の機能と役割を考える。
6. 患者および患者を取りまく人々とのかかわりを通して、看護者としてふさわしい行動
をとることができる。
4.教科書
実習要項を事前に配布する。特に指定しない。
5.参考書
「看護学概論」「看護基礎理論」「生活援助論Ⅰ」
「ヘルスアセスメント」で紹介された文
献および資料
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
・生活援助論Ⅰとヘルスアセスメント演習で学んだ技術を実習では実際に行うので、患者さ
んの安全が保証されるように技術練習しておくこと。特に、バイタルサインの測定と一般
状態の観察は必ず行う技術である。
・実習では、ヘンダーソンとナイチンゲールの理論を基に行うため、夏休みにこの2つの理
論は読んでおくことを勧めます。
7.授業計画
概要
備考(授業時間外学習の指示等)
[実習期間] 2週10日間
・詳細は実習要項に記載する。
平成 23 年 11 月 7 日(月)~11 日(土)の内 5 日間
但し 11 月 4 日(金)13:30~16:30
実習オリエンテーション
(学内)
[実習場所]
明治国際医療大学附属病院、亀岡市立病院
綾部市立病院、明治国際医療大学附属鍼灸センター
明治国際医療大学附属病院総合リハビリテーション
センター
[実習方法]
様々な治療の場と看護活動を見学する。
[実習内容]
1.生活援助論Ⅰで学んだ日常生活行動の援助を、看護
師と共に原理原則に基づき実践する。
2.ヘルスアセスメントで学んだ観察方法使い、患者の
健康状態を観察する。
3.カンファレンスやレポート等を通して、健康・環境・
看護について考える。
4.これから目指す看護専門職者としての自己の課題を
明確にする。
8.成績評価
出席状況、実習への積極的姿勢、レポートを総合して評価する。
科目名: 基礎看護学実習Ⅱ
1.講義の基本情報
配当学部
配当年次
開 設 期
単 位 数
時 間 数
授業形態
必修・選択の別
:看護学部
:2年
:後期
:2
:90
:実習
:必修
2.担当教員の基本情報
担当教員名
:小山敦代・西山ゆかり・中島小乃美・岡田朱民・中島真由美
糀谷康子
研究室
:10号館8F(小山)7F(西山・中島小)
6F(岡田・中島真・糀谷)
メールアドレス :[email protected]
オフィスアワー :実習前後期間中随時
3.授業目標
看護の対象を理解し、看護過程の展開ができる基礎的能力を養う。
1.指導のもとに受け持ち患者を総合的に理解し、看護過程の展開ができる。
2.指導のもとに患者の個別性にあわせた看護援助が実施できる。
3.患者と患者をとりまく人々と良い関係を築き、看護者としてふさわしい行
動をとることができる。
4.実習経験を通して看護について考え、看護専門職者をめざした自己の課題
を明確にできる。
4.教科書
実習要項を事前に配布する。特に指定しない。
5.参考書
「看護過程論」「生活援助論Ⅰ・Ⅱ」で紹介された文献および資料
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
・受け持ち患者の全体像の把握、病態生理の理解に努めること。
・看護過程論・演習での学びと併せて看護過程展開の理解に努めること。
・安全・安楽・自立を念頭に置き、その人にあった看護援助方法を考える。
7.授業計画
概要
備考(授業時間外学習の指示等)
[実習期間] 2週10日間
・詳細は実習要項に記載する。
前半G:平成 23 年 8 月 22 日(月)~9 月 2 日(金)
後半G:平成 23 年 9 月 5 日(月) ~9 月 16 日(金)
但し 8 月 19 日(金)実習オリエンテーション (学内)
8 月 25 日(木)
前半G
(学内)
9 月 8 日(木) 後半G
(学内)
9 月 16 日(金)実習まとめ
(学内)
[実習場所]
明治国際医療大学附属病院
亀岡市立病院
綾部市立病院
公立南丹病院
京都府立医科大学附属病院
[実習方法]
成人期~老年期にある患者を 1 名受け持ち、看護師・
教員の指導のもとに看護過程を展開する。
[実習内容]
1.患者の状態に合わせた日常生活行動の援助を安全・
安楽に実施する。
2.受け持ち患者の看護過程を展開する。
3.カンファレンスやレポート等を通して、看護につい
て考えを深め看護専門職者としての自己の課題を
明確にする。
8.成績評価
出席状況、実習への積極的姿勢、レポートを総合して評価する。
科目名: 成人看護学概論
1.講義の基本情報
配当学部
配当年次
開 設 期
単 位 数
時 間 数
授業形態
必修・選択の別
:看護学部
:1年
:後期
:1
:30
:講義
:必修
2.担当教員の基本情報
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:田口豊恵
:10号館
:[email protected]
:講義中に指示
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:寺谷愉利子
:10号館
:[email protected]
:講義中に指示
3.授業目標
成人期は,青年期・壮年期・向老期という長いライフサイクルを経過する.ま
た,人生の大半を占め,社会的にも重要な使命と役割を担う時期でもある.成人
期の人々の特徴と健康上の問題を理解し,看護倫理とセーフティマネージメント
を含む成人看護の機能と役割について学ぶ.さらに,これらの人々の健康維持・
促進ならびに健康障害時に活用される看護理論に視点を置き,幅広く効果的な援
助の方法について学習する.
4.教科書
1)成人看護学概論 大西和子他
2)厚生の指標,国民衛生の動向
ヌーヴェルヒロカワ
厚生統計協会編 厚生統計協会(最新版)
5.参考書
講義中に提示
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
講義中に指示する.
7.授業計画
回 概要
1 成人看護学とは,成人各期の特徴①
2
3
成人看護学の理念,目的,目標が理解できる
青年期の特徴と発達課題が理解できる
成人各期の特徴②
壮年期の特徴と発達課題が理解できる
成人各期の特徴③
向老期の特徴と発達課題が理解できる
4 成人保健の動向①
5
国民衛生の動向からみた成人期の健康問題と課題
が理解できる
成人保健の動向②
生活習慣病の予防と職業病について理解できる
6 グループワーク
備考(授業時間外学習の指示等)
青年期の特徴と発達課題について
教科書を読んでくること
壮年期の特徴と発達課題について
教科書を読んでくること
向老期の特徴と発達課題について
教科書を読んでくること
グループワーク課題提示
前時間に指示する
グループ分けと課題を決定する
グループワーク準備,発表方法の
検討
グループワーク準備,発表方法の
検討
7 成人保健の動向③
8
9
10
11
GW発表
成人保健の動向④
GW発表
成人期の健康障害の特徴①
急性期・回復期の特徴と経過が理解できる
成人看護で活用される理論①
危機理論について理解できる
成人期の健康障害の特徴②
慢性期・終末期の特徴と経過が理解できる
12 成人看護で活用される理論②
13
14
15
ストレスコーピング理論について理解できる
問題解決思考とは
成人看護学領域における問題解決思考について理
解できる
成人期における看護倫理とセーフティマネージメ
ント
看護倫理,セーフティマネージメントについて理
解できる
まとめ
前時間に指示する
前時間に指示する
前時間に指示する
前時間に指示する
前時間に指示する
前時間に指示する
8.成績評価
出席状況,グループワープ発表,レポート,筆記試験で総合的に評価する.
科目名:成人急性期看護援助論Ⅰ
1.講義の基本情報
配当学部
配当年次
開 設 期
単 位 数
時 間 数
授業形態
必修・選択の別
:看護学部
:2年
:前期
:1
:30
:講義
:必修
2.担当教員の基本情報
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:調整中
:調整中
:
:講義中に指示
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:中森美季
:10号館6階共同研究室1
:[email protected]
:講義中に指示
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:智原栄一
:鍼灸センター2階教授室
:[email protected]
:火曜日17:00-18:00
3.授業目標
概要
成人期にある対象の急性期から回復期までの過程における基本的な看護につ
いて学ぶ.特に,周手術期看護を理解する上で必要な基礎的な知識を学ぶ.また,
救急時における看護技術について学ぶ.
目標
1)急性期から回復期にある対象・家族の身体的・心理的・社会的特徴を理解す
ることができる.
2)周手術期の前・中・後の3つの医療環境と各期の看護の特徴を理解すること
ができる.
3)障害される臓器の解剖・生理学的特徴を踏まえ,麻酔や手術侵襲について理
解することができる.
4)周手術期にある対象のニーズを理解した上で看護の方向性について考えるこ
とができる.
5)周手術期にある対象のニーズに応じた看護を考えることができる.
6)統合医療の理念を取り入れ、周手術期にある対象のニーズに応じた看護を考
えることができる。
7)演習を通して,救急時の看護技術が習得できる.
4.教科書
1)臨床外科看護総論 青木照明他 医学書院
2)周手術期看護論 雄西智恵美他 ヌーヴェルヒロカワ
3)救急看護学 山勢博彰 医学書院
4)成人看護実習ガイドⅠ(急性期・周手術期)井上智子
照林社
5.参考書
1)麻酔看護の知識と技術 青木 正 医学書院
2)イラストで学ぶ麻酔看護,続イラストで学ぶ麻酔看護 弓削孟文 メディカ
出版
3)講義から実習へ 周手術期看護1 外来/病棟における術前看護 竹内登美
子 医歯薬出版株式会社
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
講義中に提示する.
7.授業計画
回 概要
1 急性期・周手術期とは
2
3
4
5
6
7
8
急性期(特に周手術期)の看護の特徴と役割が理解
できる
手術前の看護①
手術に向けての準備と援助方法が理解できる
急性期・周手術期における生命危機と管理
周術期における呼吸・循環器系の危機状況の内容
と対処法・モニタリングが理解できる
鎮痛のメカニズムと薬剤投与法の概略
鎮痛のメカニズムと全身麻酔・硬膜外麻酔・腰椎
麻酔など代表的な鎮痛法の内容が理解できる
各種麻酔による生体侵襲
麻酔による生体侵襲について理解できる
手術前の看護②
入院から手術直前の援助方法が理解できる
手術中の看護
手術室及び回復室看護の役割が理解できる
手術直後の看護
手術直後の受け入れ方法と観察方法が理解できる
備考(授業時間外学習の指示等)
発達課題(青年期・壮年期)
急性期について自己学習
各種検査,術前オリエンテーショ
ンについて自己学習
術前カレンダーの作成
手術室の環境と特徴について自己
学習
術後ベッドの課題,麻酔覚醒後の
観察方法について自己学習
9 手術後の看護①
観察方法とアセスメントの視点が理解できる
10 手術後の看護②
11
12
13
14
15
観察方法とアセスメントの視点が理解できる
回復期の看護
術後の継続看護の必要性が理解できる
医療者に必要な心肺蘇生法
BLSの要点からALSへの発展までが理解できる
心肺蘇生法(演習)
BLS・ALSに必要な技術が理解できる
生命危機状態にある患者の看護
ICU看護の特徴と役割について理解できる
まとめ
創部・体内留置ドレーンなどの観
察方法,ドレーン留置位置につい
て自己学習
生命危機状態の対象のモニタリン
グについて自己学習
社会資源・社会保障制度について
自己学習
BLSとALSの内容と手順について自
己学習
BLSとALS課題
ICUの環境と特徴,ICUに入室する
対象,せん妄について自己学習
8.成績評価
出席状況,授業態度,レポート,筆記試験にて総合的に評価する.
科目名:成人急性期看護援助論Ⅱ
1.講義の基本情報
配当学部
配当年次
開 設 期
単 位 数
時 間 数
授業形態
必修・選択の別
:看護学部
:2
:後期
:1
:30
:講義
:必修
2.担当教員の基本情報
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:調整中
:調整中
:
:講義中に指示
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:中森美季
:10号館6階共同研究室1
:[email protected]
:講義中に指示
3.授業目標
概要
既習の知識をふまえて、手術や麻酔,突然の発症による生体侵襲が心身に及ぼ
す影響について学ぶ.また,生体侵襲による心身に及ぼす影響を予防するために
必要な知識・技術・態度について学ぶ.そして,対症別,疾患別など対象の病態・
状態に応じた看護について学ぶ.
目標
1)周手術期または生命危機状態にある対象の系統的なアセスメントの視点が理
解できる.
2)術後の機能障害が対象のセルフケア能力におよぼす影響についてアセスメン
トすることができる.
3)術後の回復過程を知り,対象が自ら回復意欲と目標をもてる支援方法につい
て考えることができる.
4)周手術期に必要な看護技術が習得できる.
5)対象の病態・状態をふまえ、統合医療の理念を取り入れた看護を考えること
ができる。
6)看護過程を通して対象に応じた看護実践について考えることができる.
4.教科書
1)成人急性期看護援助論Ⅰに同じ
2)臨床外科看護各論 北島政樹 医学書院
3)系統看護学講座 成人看護学 2・3・5 呼吸器,循環器,消化器
他 医学書院
浅野浩一郎
5.参考書
1)講義から実習へ 周手術期看護 2・3 術中術後の生体反応と急性期看護開
腹術/腹腔鏡下手術を受ける患者の看護 竹内登美子 医歯薬出版株式会社
2)カラー版 まんがで見る 術前・術後ケアのポイント 下間正隆 照林社
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
講義中に提示
7.授業計画
回 概要
1 術後合併症と看護①
2
3
術後合併症の原因と発生機序をふまえた術前アセ
スメントの視点,予防方法等を理解できる
術後合併症と看護②
術後合併症の観察の視点と早期離床の目的と方法
を理解できる
周手術期の患者の看護①
呼吸器系の手術を受ける患者の特徴を理解できる
4 周手術期の患者の看護②
5
呼吸器系の手術を受ける患者の看護を理解できる
周手術期の患者の看護③
消化器系の手術を受ける患者の特徴を理解できる
6 周手術期の患者の看護④
7
8
9
10
消化器系の手術を受ける患者の看護を理解できる
周手術期の患者の看護⑤
乳腺系の手術を受ける患者の特徴と看護を理解で
きる
看護過程の展開①
事例に応じた情報の整理と分析ができる
周手術期の患者に必要な看護技術①
感染予防,創傷管理の技術が習得できる
周手術期の患者に必要な看護技術②
早期離床の技術が習得できる
備考(授業時間外学習の指示等)
術後合併症については夏季休暇前
に課題提示
術後カレンダーの作成,早期離床
とその目的について自己学習
呼吸器系の解剖・生理,肺がんの
原因,症状,診断,治療について
復習
前時間に指示
消化器系の解剖・生理,胃がんの
原因,症状,診断,治療について
復習
前時間に指示
乳腺系の解剖・生理,乳がんの原
因,症状,診断,治療について復
習
看護過程の課題①(前時間に指示)
感染予防,創傷管理の課題(前時
間に指示)
早期離床の課題(前時間に指示)
11 看護過程の展開②
12
13
事例に応じた問題点が抽出できる
看護過程の展開③
事例に応じた看護計画が立案できる
重症患者の看護①
循環器系の重症患者の看護が理解できる
14 重症患者の看護②
呼吸器系の重症患者の看護が理解できる
看護過程の課題②(前時間に指示)
看護過程の課題③(前時間に指示)
循環器系の解剖・生理,虚血性心
疾患の原因,症状,診断,治療に
ついて復習
呼吸器系の解剖・生理,呼吸不全
の原因,症状,診断,治療につい
て復習,人工呼吸器について自己
学習
15 まとめ
8.成績評価
出席状況,授業態度,レポート,筆記試験にて総合的に評価する.
科目名:成人慢性期看護援助論Ⅰ
1.講義の基本情報
配当学部
配当年次
開 設 期
単 位 数
時 間 数
授業形態
必修・選択の別
:看護学部
:2年次
:前期
:1単位
:30時間
:講義
:必修
2.担当教員の基本情報
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:寺谷 愉利子
:10号館(看護学部棟)8階808
:[email protected]
:日時指定なし
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:高岡 寿江
:10号館(看護学部棟)7階711
:[email protected]
:詳細は授業時間内に説明する。
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:荒木 大治
:10号館(看護学部棟)7階713
:[email protected]
:詳細は授業時間内に説明する。
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:山村 義治
:病院2階教授室
:[email protected]
:詳細は授業時間内に説明する。
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:柴田 長次
:病院1階放射線科
:[email protected]
:詳細は授業時間内に説明する。
3.授業目標
1)慢性疾患の特徴と健康障害が生活に与える影響について理解する。
2)慢性的な健康障害をもつ成人期の患者とその家族の療養生活の特徴、および
療養生活を支援する看護について理解する。
3)生活の再編成を必要とする慢性的な健康障害をもつ成人期の患者とその家族
の療養生活の特徴とその看護について理解する。
【臨床検査】
臨床検査についての意義と必要性、疾病の確定診断の重要な手段であることを
理解し、患者の病状・症状の査定をする上での活用方法について説明できる。
【放射線治療】
放射線診断が疾病の確定診断の重要な手段であることを理解し、患者の病状・
症状の査定をする上での活用方法について説明できる。そして、薬物療法、手
術療法と並び三大治療法の一つである放射線治療の種類、適応疾患、効果・副
作用について理解する。
4.教科書
『慢性期看護論』
(ヌーヴェルヒロカワ)
『系統看護学講座 成人看護学 〔2〕~〔8〕,〔11〕』
(医学書院)
『系統看護学講座 別巻 臨床放射線医学』
(医学書院)
『系統看護学講座 別巻 臨床検査』
(医学書院)
『系統看護学講座 別巻 緩和ケア』
(医学書院)
5.参考書
『病気がみえる(1)~(5)』
『NANDA-I 看護診断 定義と分類
*詳細は授業時間内に説明する。
2009-2011』
(MEDIC MEDIA)
(医学書院)
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
・成人慢性期疾病治療論の授業に合わせて慢性期援助論の授業を進めるので、授
業計画は変更があります。必ず事前に連絡しますので、『系統看護学講座 成人
看護学 〔2〕~〔8〕,〔11〕』の教科書も授業概要に合わせて持参すること。
・毎授業時、自己学習の課題を出します。それは授業評価に加味する。
*詳細は授業時間内に説明する。
7.授業計画
回 概要
1 [授業概要]
2
オリエンテーション
[到達目標]
成人慢性期看護の特徴が説明できる。
疾病管理(看護問題・医療問題)
慢性疾患及び慢性的な健康課題を有する対象
(患者・家族)の状態を査定し、疾病管理に
向けて看護援助するために、看護問題・医療
問題の抽出が必要であることを説明できる。
備考(授業時間外学習の指示等)
教科書「慢性期看護論」の[パート1理
論編]の項を読んでおくこと。また、1
年次に成人看護学概論で学んだことを
復習しておくこと。
「看護診断」「看護過程」に関する文献
を読み、「医療問題」「看護援助」「看
護問題」について事前学習し、授業前に
レポートを提出する。
3
4
5
6
看護計画(介入・成果)
慢性疾患及び慢性的な健康課題を有する対象
の看護援助を実践するために、計画的な看護
計画(介入・成果)の立案の必要性が理解で
きる。
生活の再編成を必要とする患者とその家族へ
の看護(1)
慢性の呼吸機能障害(慢性閉塞性肺疾患)を
もつ対象の疾病管理が説明できる。
生活の再編成を必要とする患者とその家族へ
の看護(2)
慢性の呼吸機能障害(気管支喘息)をもつ対
象の疾病管理が説明できる。
生活の再編成を必要とする患者とその家族へ
の看護(3)
慢性の栄養摂取機能障害(胃・十二指腸潰瘍)
をもつ対象の疾病管理が説明できる。
7
生活の再編成を必要とする患者とその家族へ
の看護(4)
慢性の代謝機能障害(慢性肝炎・肝硬変)を
もつ対象の疾病管理が説明できる。
8
生活の再編成を必要とする患者とその家族へ
の看護(6)
慢性の代謝機能障害(糖尿病)をもつ対象の
疾病管理が説明できる。
生活の再編成を必要とする患者とその家族へ
の看護(7)
慢性の循環機能障害(狭心症)をもつ対象の
疾病管理が説明できる。
9
10
11
12
生活の再編成を必要とする患者とその家族へ
の看護(8)
慢性の循環機能障害(心不全)をもつ対象の
疾病管理が説明できる。
臨床検査(1)
臨床検査の意義と目的(尿検査・血液検査・
輸血)、検体の取り扱い、データの読み方の
基礎と基準値を説明することができる。
臨床検査(2)
心電図・呼吸機能などの生理学的検査、内視
鏡検査の種類と適応を説明することができ
る。
事前学習の詳細は前の授業時間内に説
明する。
『慢性期看護論』の[慢性の呼吸機能障
害をもつ患者の看護]の項を読んでおく
こと。
呼吸機能障害のメカニズムについて事
前学習し、授業前にレポートを提出す
る。
『慢性期看護論』の[慢性の呼吸機能障
害をもつ患者の看護]の項を読んでおく
こと。
『慢性期看護論』の[慢性の栄養摂取・
代謝機能障害をもつ患者の看護]の項を
読んでおくこと。栄養摂取機能障害のメ
カニズムについて事前学習し、授業前に
レポートを提出する。
『慢性期看護論』の[慢性の栄養摂取・
代謝機能障害をもつ患者の看護]の項を
読んでおくこと。代謝機能障害のメカニ
ズムについて事前学習し、授業前にレポ
ートを提出する。
『慢性期看護論』の[慢性の栄養摂取・
代謝機能障害をもつ患者の看護]の項を
読んでおくこと。
『慢性期看護論』の[慢性の循環機能障
害をもつ患者の看護]の項を読んでおく
こと。
循環機能障害のメカニズムについて事
前学習し、授業前にレポートを提出す
る。
『慢性期看護論』の[慢性の循環機能障
害をもつ患者の看護]の項を読んでおく
こと。
詳細は授業時間内に説明する。
詳細は授業時間内に説明する。
13
14
15
放射線治療(1)
医用X線の性質と種類、単純X線検査の読影の
基本、CT・エコー・MRIの基本的性質とその違
いを説明することができる。
放射線治療(2)
放射線治療の原理と種類、放射線治療の適応
疾患、放射線治療の副作用を説明することが
できる。
試験
詳細は授業時間内に説明する。
詳細は授業時間内に説明する。
8.成績評価
筆記試験・課題レポート・ミニレポート・授業参加状況から総合的に評価します。
科目名:成人慢性期看護援助論Ⅱ
1.講義の基本情報
配当学部
配当年次
開 設 期
単 位 数
時 間 数
授業形態
必修・選択の別
:看護学部
:2年次
:後期
:1単位
:30時間
:講義
:必修
2.担当教員の基本情報
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:高岡 寿江
:10号館(看護学部棟)7階711
:[email protected]
:詳細は授業時間内に説明する。
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:寺谷 愉利子
:10号館(看護学部棟)8階808
:[email protected]
:日時指定なし
担当教員名
研究室
メールアドレス
オフィスアワー
:荒木 大治
:10号館(看護学部棟)7階713
:[email protected]
:詳細は授業時間内に説明する。
3.授業目標
1)生活の再構築を必要とする慢性的な健康障害をもつ成人期の患者とその
家族の療養生活の特徴とその看護について理解する。
2)終末期にある患者とその家族への看護について理解する。
3)事例を通して、情報整理、医療問題・看護問題抽出、看護援助計画(介入・成果)
立案ができる。
4.教科書
『慢性期看護論』
(ヌーヴェルヒロカワ)
『系統看護学講座 成人看護学 〔2〕~〔8〕,〔11〕』
(医学書院)
『系統看護学講座 別巻 臨床放射線医学』
(医学書院)
『系統看護学講座 別巻 臨床検査』
(医学書院)
『系統看護学講座 別巻 緩和ケア』
5.参考書
『病気がみえる(1)~(5)』
『NANDA-I 看護診断 定義と分類 2009-2011』
*詳細は授業時間内に説明する。
(医学書院)
(MEDIC MEDIA)
(医学書院)
6.授業時間外の学習(準備学習等)について
・『系統看護学講座 成人看護学 〔2〕~〔8〕,〔11〕』の教科書も授業概要に
合わせて持参すること。
・毎授業時、自己学習の課題を出します。それは授業評価に加味する。
*詳細は授業時間内に説明する。
7.授業計画
回 概要
1 [授業概要]
2
3
4
5
6
オリエンテーション
成人慢性期看護過程演習(1)
[到達目標]
成人慢性期看護過程演習授業をイメージする
ことができる。
グループにおける自分の役割を説明すること
ができる。
成人慢性期看護過程演習(2)
グループワークに積極的に参加し、自分の役
割と課題を果たすことができる。
成人慢性期看護過程演習(3)
グループワークに積極的に参加し、自分の役
割と課題を果たすことができる。
生活の再構築を必要とする患者とその家族へ
の看護(1)
生活の再構築を必要とする対象(患者・家族)
の疾病管理が説明できる。
慢性の内部環境調節障害をもつ対象の疾病管
理が説明できる。
生活の再構築を必要とする患者とその家族へ
の看護(2)
慢性の内部環境調節障害をもつ対象の疾病管
理が説明できる。
生活の再構築を必要とする患者とその家族へ
の看護(3)
慢性の脳・神経機能障害をもつ対象の疾病管
理が説明できる。
7 化学療法を受ける患者の特徴と看護
化学療法を受ける対象者の疾病管理が説明で
備考(授業時間外学習の指示等)
・「看護過程論」の授業で使った教科書と
参考書を持参する。
・夏休み課題「代謝機能のメカニズム、糖
尿病の病態生理、検査、治療、看護」のレ
ポート
9/30(金)9:30提出期限
詳細は授業時間内に説明する。
詳細は授業時間内に説明する。
『慢性期看護論』の[慢性の内部環境調節
障害をもつ患者の看護]の項を読んでおく
こと。
内部環境調節のメカニズムについて事前
学習し、授業前にレポートを提出する。
『慢性期看護論』の[慢性の内部環境調節
障害をもつ患者の看護]の項を読んでおく
こと。
『慢性期看護論』の[慢性の脳・神経機能
障害をもつ患者の看護]の項を読んでおく
こと。
能・神経機能のメカニズムについて事前学
習し、授業前にレポートを提出する。
『慢性期看護論』の[慢性の化学療法を受
ける患者の看護]の項を読んでおくこと。
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