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ドライリン T リニアガイドシステム
ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T リニアガイドシステム 優れた耐食性 優れた耐摩耗性 低い摩耗係数 非常に静かな走行音 無潤滑 747 ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T | リニアガイドシステム ドライリン T リニアガイドシステムは当初、オートメーションや搬送装置などのアプリケーショ ン向けに開発されました。苛酷な環境条件下でも機能する高機能でメンテナンスフリーのリニア ガイドを製造することが、設計の主眼でした。多くのボールベアリングガイドと寸法互換性があ ります。 カスタムメイドのすきま調整 レールとキャリッジ本体はアルミニウム製 スチール製部品はすべて、耐久性の高いステンレス製 高性能ポリマーのイグリデュール J 製の スライド部がガイドベアリングの機能を果たし、 最適な動作特性を確実に提供 カバーは硬質樹脂製またはステンレス製 レールは硬質アルマイト処理アルミニウム製 以下の場合は他の製品をお勧めします 特長: 設置場所を節約したい場合 ドライリン N(P.769) ドライリン W(P.783) 部品がすべてステンレス製の製品が必要な場合 ドライリン W(P.783) ドライリン R(P.817) 駆動部を組込む場合 ドライリン SHT(P.963) ドライリン E(P.1031) 100% 無潤滑 すきま調整可能 すきま自動調整 高い静的負荷容量 無潤滑で最大寿命 50,000km 優れた耐塵性 振動が少なく低騒音 サイズ15 サイズ20 サイズ25 サイズ30 多くの ボールベアリングガイドと 寸法互換性あり +90º –40º 無潤滑 748 クリーンルーム認証 フラウンホーファー生産 工学自動化研究所(IPA) P.746 詳しい情報は RoHS 対応 2002/95/EC ESD 準拠 (静電気放電が 発生しない) www.igus.co.jp/jp/drylinT 温度 ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T | 製品概要 標準タイプ 仮組状態で納品され、即座に使用可能 すきま調整および微調整を手動で行う 無潤滑でメンテナンスフリー 優れた耐食性 P.755 オートマティック(自動調整タイプ) 予圧キーの取外し後にベアリングのすきまを自動調 整し、使用中に調整する機構を装備 無潤滑でメンテナンスフリー 優れた耐食性 P.755 手動クランプ付き 手動クランプ メンテナンスフリー、無潤滑運転 優れた耐食性 P.756 高耐久性タイプ 苛酷な環境(塵埃、残留接着剤、切粉、泥等)下で の使用に適する 樹脂製のスライド部はカバー板の内部に固定される ため、脱落しない P.757 コンパクトタイプ 狭い設置場所に適する、幅の狭い リニアガイドキャリッジ 樹脂製のスライド部はカバー板の内部に固定される ため、脱落しない P.757 ミニチュアタイプ 小型、コンパクトで無潤滑 調整が簡単 高強度で低コスト P.758 クランプ すべての寸法に適するコンパクトで強力な クランプ – 最大クランプ力 500N P.759 製品問い合わせ | TEL:03-5819-2500 | FAX:03-5819-2055 | E-MAIL:[email protected] 749 ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T | 使用事例 代表的な業種分野と使用領域 一般産業機械 木材加工機械 機械工具 搬送装置など 技術改良でコストダウン: 170 の革新的な使用事例をオンラインでご覧い ただけます。 www.igus.co.jp/drylin-applications www.igus.co.jp/packaging 郵便物仕分け装置 750 寿命計算、CAD データ、詳しい情報は 切削機械 www.igus.co.jp/automotive www.igus.co.jp/jp/DryLinT ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T | テクニカルデータ ガイドレール 材質 物質 表面処理 硬度 キャリッジ 基本構造 材質 表面処理 スライド部材 ボルト、ばね カバー 最大表面速度 温度範囲 表 01:ドライリン テクニカルデータ アルミニウム、押出し形材 AlMgSi0.5 硬質アルマイト 50µm 500HV アルミニウム、押出し形材 AlMgSi055 アルマイト メンテナンスフリーのイグリデュール J すべり軸受 ステンレス 樹脂 15m/s –40℃∼ +90℃ M0X 型 C0Y C0(-Y) C0Z M0X M0Y M0Z [kN] [kN] [kN] [Nm] [Nm] [Nm] 0.48 0.48 0.24 3.4 1.8 1.8 04-12 0.96 04-15 1.4 01-15 4 01-/02-20 7.4 01-/02-25 10 01-/02-30 14 0.96 1.4 4 7.4 10 14 0.48 0.7 2 3.7 5 7 9.2 17 32 85 125 200 4.4 8 25 45 65 100 4.4 8 25 45 65 100 04-09 表 02:ドライリン 許容静荷重容量 C0Y Z C0Z M0Z M 0Y Y C0(-Y) 図 01:荷重方向の定義 10,000 1,000 荷重 F [N] 100 10 0.1 1.0 速度 v [m/s] TK-01-15 y 方向 TK-01-/02-20 TK-01-/02-25 TK-01-/02-30 10 TK-04-15 TK-04-12 TK-04-09 z 方向 図 02:ドライリン T – 許容動荷重 製品問い合わせ | TEL:03-5819-2500 | FAX:03-5819-2055 | E-MAIL:[email protected] 751 ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T | 設計ガイド 取付け要領 取付レール間の最大 0.5mm の平行誤差は、フィックス / フローティングベアリングにより補正が可能です。組 立時には、フローティングベアリングの両側のすきま が等しくなるようにします。 右側の図に、当社推奨のフィックス / フローティング ベアリングの構成をいくつか示します。 リニアガイドのねじれを防ぐために、レールおよびキャ リッジの取付面は十分な平坦度に仕上げます(例:機 械加工)。取付面のわずかな差異は、すきま調整により、 ある程度(0.5mm)まで個別に補正されます。すきま 調整は荷重のない場合に限って可能です。詳しくは当 社技術担当までお問合せください。 側面 / 垂直取付けのフローティングベアリング、 z 方向断面 1 2 3 4 レール スライド部 フィックスベアリング フローティングベアリング LLZ または LLY 水平取付けのフローティングベアリング、z 方向断面 ドライリン T リニアガイドシステムの取付け 「Reset Clearance」が記載されているキャリッジの側を、 先にレールに取付けます(図を参照)。 水平取付けのフローティングベアリングと側面取付け のキャリッジ、y 方向断面 TW シリーズ、すきま調整タイプ TWA シリーズ、オートマティック(自動調整タイプ) レールジョイント 752 寿命計算、CAD データ、詳しい情報は www.igus.co.jp/jp/DryLinT ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T | 設計ガイド リニアガイド用フローティングベアリング 偏心荷重 平行レールを 2 本配置する設計の場合、片側はフロー ティングベアリングにする必要があります。 フィックス / フローティングベアリングの設定・取付 方法は、水平・垂直・側面取付のそれぞれで最適な方 法を選びます。この設定・取付方法により、平行誤差 により生じるリニアガイドの食い込みや詰まりは起き ません。フローティングベアリングは、予想される平 行誤差の方向を考慮して遊びを設定します。これによ り、片側にある程度の遊びが追加されます。 組立時には、フローティングベアリングが両方向に同 等の遊びをもつようにします。当社推奨の設定・取付 方法を、関連章で説明しています。 また、キャリッジが拘束されることがないように、レー ルとキャリッジの接触面は、十分に平坦にする ( 機械 加工など ) 必要があります。 メンテナンスフリーのドライリンを有効活用するため、 設計上いくつかの法則を守る必要があります。 ドライリンを使用する場合には、2 対 1 の法則を適用 します。これはフィックスベアリングの間隔を 1 とし た時、駆動ポイントからフィックスベアリングまでの 距離をこの 2 倍以上に設定すると、理論上、静摩擦係 数は 0.25 となり、ベアリングは動かなくなってしまう というものです。この法則は、負荷や駆動力には関係 しません。 これは摩擦力によるもので、フィックス(すきま調整済) ベアリングのみが対象です。駆動ポイントとドライリ ンとの距離が長ければ長いほど、摩耗も増加し大きな 駆動力が必要になります。 この法則から外れた場合、動きが不安定になったり、 拘束されて動かなくなることがあります。ただし、た いていの場合、少し改善を加えれば、この問題は解消 されます。 詳しくは当社技術担当までお問合せください。 フローティング フィックス フローティング フィックス 2x 1x 図 03:平行誤差の自動補正 ドライリンエキスパート& 寿命計算: www.igus.co.jp/drylin-expert 図 04:2 対 1 の法則 ドライリン CAD コンフィギュレータ: www.igus.co.jp/drylin-cad-expert 製品問い合わせ | TEL:03-5819-2500 | FAX:03-5819-2055 | E-MAIL:[email protected] 753 ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T リニアガイドシステム | 製品概要 ドライリン T ガイドレール TS-01-... レールはアルマイト処理アルミニウム製 標準穴配置 対称 C5 = C6 取付け穴のないレールをご注文の際は、 「取付け穴なし」を末尾に加えてください。 白色アルマイト処理のレールをご注文の際は、 「CA」を末尾に加えてください (例:TS-01-15-CA)。 * TS-11-20:白色アルマイト処理し、軽量化した レール。TS-01-20 の代替品。 TS-11-...* 硬質アルマイト処理の表面 P.736 a b h1 K1 h C5 C6 C4 L 寸法 [mm] 製品番号 重量 L a 最大 -0.2 C4 C5 C5 C6 C6 h h1 最小 最大 最小 最大 [kg/m] K1 部 ボルト b DIN 912 TS-01-15 TS-01-20 TS-11-20* TS-01-25 0.6 1.0 0.5 1.3 4,000 4,000 4,000 4,000 15 60 20 20 60 20 20 120 20 23 60 20 TS-01-30 1.9 4,000 28 80 49.5 49.5 79.5 49.5 20 20 20 20 49.5 49.5 79.5 49.5 15.5 19.0 19.0 21.5 ly lz [mm4] [mm4] Wby Wbz [mm3] [mm3] 488 1,067 620 1,608 10.0 12.3 12.3 13.8 M4 M5 M5 M6 22 6,440 4,290 585 31 22,570 11,520 1,456 31 12,140 6,360 780 34 34,700 19,300 2,041 20 59.5 20 59.5 26.0 15.8 M8 40 70,040 40,780 3,502 2,832 注記:DZN 912 = 六角穴付ボルト 対応するキャリッジ TW-01:リニアガイドキャリッジ すきま調整タイプ TW-02:リニアガイドキャリッジ 高耐久性タイプ P.757 P.755 TW-03:リニアガイドキャリッジ コンパクトタイプ P.757 TWA-01:リニアガイドキャリッジ オートマティック(自動調整タイプ) P.755 TW-01-HKA:リニアガイドキャリッジ 手動クランプ付き P.756 納期 標準品 国内在庫:2 ∼ 3 営業日 ドイツ在庫:2 ∼ 3 週間 ※ 一部例外もあります。お問い合わせください。 754 寿命計算、CAD データ、詳しい情報は 製品番号の構成 P.760 TS レール(単体) TW ガイドキャリッジ(単体) TK 組立品(TS+TW 組立) www.igus.co.jp/jp/DryLinT ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T リニアガイドシステム | 製品概要 ドライリン T リニアガイドキャリッジ – すきま調整タイプ C C1 C3 C3 H5 K2 K3 A2 C2 キャリッジは手動ですきま調整可能 末尾の添え字「-LLY」は、y 方向のフローティング ベアリング付きキャリッジ A 末尾の添え字「-LLZ」は、z 方向のフローティング ベアリング付きキャリッジ ドライリン T レール TS-01 との組合せで使用 X H H1 Y Z A1 寸法 [mm] 製品番号 重量 H A C ±0.35 A1 A2 C1 C2 C3 ±0.35 H1 H5 トルク K2 ねじ ±0.35 最大 K3 部 ボルト [Nm] DIN 912 1.5 2.5 6.0 15.0 M4 M5 M6 M8 [kg] TW-01-15 TW-01-20 TW-01-25 TW-01-30 0.11 0.19 0.29 0.50 24 30 36 42 47 74 63 87 70 96 90 109 16.0 21.5 23.5 31.0 38 53 57 72 50 61 68 79 30 40 45 52 9 10 11 12 4.0 5.0 5.0 6.5 160 M5 19.8 M6 24.8 M8 27.0 M10 ドライリン T リニアガイドキャリッジ – オートマティック(自動調整タイプ) C C1 C3 C3 H5 K2 K3 A2 C2 自動調芯キャリッジ(すきま自動調整) 末尾の添え字「-LLY」は、y 方向のフローティング ベアリング付きキャリッジ 末尾の添え字「-LLZ」は、z 方向のフローティング ベアリング付きキャリッジ ドライリン T レール TS-01 との組合せで使用 A H H1 Y X Z A1 寸法 [mm] 製品番号 重量 H A C ±0.35 A1 A2 C1 C2 C3 ±0.35 H1 H5 ±0.35 K2 ねじ [kg] TWA-01-15 TWA-01-20 TWA-01-25 TWA-01-30 0.11 0.19 0.29 0.50 24 30 36 42 47 68 63 81 70 90 90 103 16.0 21.5 23.5 31.0 38 53 57 72 50 61 68 79 30 40 45 52 9 10 11 12 4.0 5.0 5.0 6.5 16.0 19.8 24.8 27.0 M5 M6 M8 M10 トルク 最大 K3 部 ボルト [Nm] DIN 912 1.5 2.5 6.0 15.0 M4 M5 M6 M8 注記:DZN 912 = 六角穴付ボルト 製品問い合わせ | TEL:03-5819-2500 | FAX:03-5819-2055 | E-MAIL:[email protected] 755 ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T リニアガイドシステム | 製品概要 ドライリン T リニアガイドキャリッジ – 手動クランプ付き C C1 C3 C3 H5 K2 A2 K3 リニアガイドキャリッジ - 手動クランプ付き すきまを手動で調整可能 ドライリン T レール TS-01 との組合せで使用 P.754 他の寸法は標準タイプのリニアガイド キャリッジと同じ P.755 C2 Kz A Dk H H1 Ky Y X Z A1 寸法 [mm] 製品番号 サイズ Kz Ky Dk クランプねじ TW-01-15-HKA 15 19.0 11.5 20.0 M6 TW-01-20-HKA TW-01-25-HKA TW-01-30-HKA 20 25 30 18.0 17.0 20.0 15.0 19.0 21.5 28.0 28.0 28.0 M8 M8 M8 ドライリン T 手動クランプ付きシリーズは、シンプルな機能を追加する形で開発されました。ポリマーをク ランプするとクリープが発生し、これにより時間と共にクランプ力が低下 ( 最大 70%)します。このため、 安全に関する部品はクランプしないでください。クランプのその他のオプションについては、当社技術担当 者までお問い合わせください。 納期 標準品 国内在庫:2 ∼ 3 営業日 ドイツ在庫:2 ∼ 3 週間 ※ 一部例外もあります。お問い合わせください。 756 寿命計算、CAD データ、詳しい情報は 製品番号の構成 P.760 TS レール(単体) TW ガイドキャリッジ(単体) TK 組立品(TS+TW 組立) www.igus.co.jp/jp/DryLinT ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T リニアガイドシステム | 製品概要 ドライリン T リニアガイドキャリッジ – 高耐久性タイプ H5 C K3 A2 C2 厳しい環境(塵埃、接着樹脂、切粉、泥等)向けの リニアガイドキャリッジ ご要望により、フローティングベアリング付きのキャ リッジも承ります ドライリン T レール TS-01 との組合せで使用 P.754 K2 A Y H X H1 Z 寸法 [mm] 製品番号 重量 H H5 A C A2 C2 H1 ±0.35 K2 K3 M6 M8 M10 M5 M6 M8 ±0.35 [kg] TW-02-20 TW-02-25 TW-02-30 0.19 0.29 0.50 30 36 42 19.8 24.8 27.0 63 70 90 70 77 92 53 57 72 40 45 52 5.0 5.0 6.5 ドライリン T リニアガイドキャリッジ – コンパクトタイプ C C1 C3 L C C1 C5 C3 C6 C4 K2 H5 K1 h C2 h1 K3 A2 苛酷な用途向けのコンパクトなリニアガイドキャ リッジ(すきまは調整不可) 小幅型で、市販のボールベアリングシステムに対応 ドライリン T レールとの組合せで使用 サイズ 20(TS-01-20 および TS-11-20) P.754 A2 A b K2 A Y Dk a H H1 Ky H1 H Kz H5 C2 X Z A1 A1 寸法 [mm] 製品番号 重量 H A C A1 A2 C1 ±0.35 C2 H1 H5 K2 ±0.35 最大 [kg] TW-03-25 0.16 トルク [Nm] 36 48 84 12.5 35 68 35 5 13 M6 6.0 ご注文例:TS-03-25、幅が狭く高さが長いキャリッジ 製品問い合わせ | TEL:03-5819-2500 | FAX:03-5819-2055 | E-MAIL:[email protected] 757 ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T リニアガイドシステム | 製品概要 ドライリン T ミニチュアタイプ レールは硬質アルマイト処理アルミニウム製 キャリッジハウジングはクロメート処理の亜鉛ダイ キャスト 耐摩耗性が高く交換可能なスライド部はイグリ デュール J 製 取付け穴のないレールをご注文の際は、「取付け穴な し」を末尾に加えてください。 取付け高さ、巾が小さい 取付けが簡単 無潤滑でメンテナンスフリー TS-04-... a b h1 K1 h C5 C6 C4 L ドライリン T ミニチュアタイプ用レール – 寸法 [mm] 製品番号 重量 L a 最大 -0.2 C4 C5 C5 C6 C6 h K1 部 ボルト h1 最小 最大 最小 最大 [kg/m] TS-04-07 新製品 TS-04-09 TS-04-12 TS-04-15 0.08 0.11 0.20 0.33 b ly lz [mm4] [mm4] [mm3] [mm3] 8 131 90 9.6 252 169 13 856 574 C 17 2,420 1,410 C1 32 52 132 285 29 49 120 239 DIN 912 2,000 7 2,000 9 2,000 12 3,000 15 1 20 25 40 5 12 5 12 5.5 3.7 5 14.5 5 14.5 6.3 4.6 5 17.0 5 17.0 8.6 5.9 10 29.5 10 29.5 10.8 7.0 M2 M2 M3 M3 Wby Wbz C C1 C2 C2 A a A2 H5 y H5 H H1 H H1 K2 A1 A1 K2 a K3 A2 A x z ドライリン T ミニチュアタイプキャリッジ – 寸法 [mm] 製品番号 重量 K3 H A ±0.2 -0.2 C A1 A2 C1 C2 ±0.3 ±0.35 H1 H5 ±0.35 K2 ねじ [g] トルク K3 部 ボルト 最大値 [Nm] DIN 912 TW-04-07 新製品 TW-04-09 8 17 8 10 17 20 23 29 5 5.5 12 15 21 18 8 13 1.5 1.7 7.2 M2 M2 0.25 0.25 M2 TW-04-12 TW-04-15 34 61 13 16 27 32 34 42 7.5 8.5 20 25 22 31 15 20 2.2 2.8 9.5 11 M3 M3 0.50 0.50 M2 (M3)* M2 (M3)* *(M...):内径変更後 納期 標準品 DIN 912 = 六角穴付ボルト 国内在庫:2 ∼ 3 営業日 ドイツ在庫:2 ∼ 3 週間 ※ 一部例外もあります。お問い合わせください。 758 寿命計算、CAD データ、詳しい情報は 製品番号の構成 P.760 TS レール(単体) TW ガイドキャリッジ(単体) TK 組立品(TS+TW 組立) www.igus.co.jp/jp/DryLinT ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T リニアガイドシステム | 製品概要 即座に位置決め可能な手動クランプ lg A すべての寸法(15 ∼ 30)に 適する高荷重用のコンパクト クランプ – 最大クランプ力 500N エアークランプ (お問い合わせください) 組立が簡単 H H H2 lg b A H1 H2 a b H1 a C2 K2 C2 C A2 A2 ドライリン T リニアガイドシステム用クランプ – 寸法 [mm] TWBM-11:小幅型、樹脂製クランプ K2 c C K c K 製品番号 TWBM-11-15 A 47 a 22 A2 23 H 24 H1 4 H2 20 K 30 K2 M4 C 15 C2 15 c 4 lg 44 b 18.9 TWBM-11-20 TWBM-11-25 TWBM-11-30 63 70 90 31 34 40 28 35 38 30 36 42 6 5 6.5 24 31 35.5 30 39 47 M5 M6 M6 15 20 20 15 20 20 6.5 7.5 9 44 63.63 78 23 26.2 32.4 H1 H1 H2 H H K2 H2 K2 高いクランプ力:クランプ 1 個 につき最大 500N 真鍮製 位置決め穴は TW-01-25 と同じ C C C2 bg bg A A A2 A2 C2 lg lg ドライリン T 手動クランプ – 寸法 [mm] TWBM-01:真鍮製のクランプを備えた頑丈な設計、位置決め穴は TW-01-25 と同じ 製品番号 TWBM-01-25* A 80 A2 57 H 36 H1 5 H2 16 K2 M8 C 68 C2 45 lg 80 bg 99 * レール TS-01-25 専用 納期 標準品 国内在庫:2 ∼ 3 営業日 ドイツ在庫:2 ∼ 3 週間 ※ 一部例外もあります。お問い合わせください。 製品番号の構成 P.760 TS レール(単体) TW ガイドキャリッジ(単体) TK 組立品(TS+TW 組立) 製品問い合わせ | TEL:03-5819-2500 | FAX:03-5819-2055 | E-MAIL:[email protected] 759 ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T | 製品番号の構成 製品番号の構成: TK(A)-01-15-HKA-2-2000 レール長さ(mm) キャリッジ数 オプション 空白:標準タイプ -LLY:y 方向のフローティングベアリング付きキャリッジ -LLZ:z 方向のフローティングベアリング付きキャリッジ -HKA:手動クランプ付きキャリッジ (型 01 のみ) サイズ 型 01:標準タイプ 02:高耐久性タイプ 04:ミニチュアタイプ 組立品 TK:レールとキャリッジの組立品 TKA:オートマティック(自動調整タイプ)の組立品 説明: 注文例(TK-01-15-2、500)は、サイズ 15、キャリッジ 2 個、レールの長さが 500mm のドライリン T リニアガイド 一式(TKA:オートマティック(自動調整タイプ))を示します(単品部品の製品番号については該当ページを参照)。 製品番号の構成 TK-01-15-2、500、LLY(Z) は、y(z) 方向のフローティングベアリング付き組立品を意味します。 キャリッジに合わせたレール: 取付け穴のないレールをご注文の際は、「取付け穴なし」を末尾に加えてください。 白色アルマイト処理のドライリン T レールもご用意しています。「CA」を末尾に加えてください。 ドライリン T スライド部交換部品(セット) 材質:イグリデュール J P.85 キャリッジ TW-01-15 スライド部品セットの製品番号 TEK-01-15 TW-01-20 TW-01-25 TW-01-30 TW-02-20 TW-02-25 TW-02-30 TW-04-09 TW-04-12 TW-04-15 TEK-01-20 TEK-01-25 TEK-01-30 TEK-02-20 TEK-02-25 TEK-02-30 TEK-04-09 TEK-04-12 TEK-04-15 760 寿命計算、CAD データ、詳しい情報は www.igus.co.jp/jp/DryLinT ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T | 調整と取付け ドライリン T – すきま調整 ドライリン T は、すぐに取付けできる状態で納品され ます。キャリッジのすきまは工場で調整します。個々 の装置に加わる力に応じて、事前調整量を決定します。 特別な調整を必要とする場合は、ベアリングのすきま の増減について、注文時にお知らせください。ドライ リン T リニアガイドシステムのすきまは、必要に応じ て再調整できます。キャリッジが無負荷の時に、すき ま調整を行ってください。 1. 保護カバーを取外した後、ロックナットを緩めます。 面間寸法: SW 5:TW-01-15、TW-01-20 の場合 SW 7:TW-01-25、TW-01-30 の場合 2. 六角棒レンチを用いて、ガイド装置の 3 箇所でベア リングのすきまを調整します。 六角棒レンチのサイズ: 1.5mm:TW-01-15、TW-01-20 の場合 2.0mm:TW-01-25、TW-01-30 の場合 3. 3 個所を調整した後、キャリッジのすきまを確認し ます。調整が正しくできていればロックナットを締 めて、カバーを取付けます。 4. すきまを小さくしすぎると、スライド部材が動かな くなり、単に調整ねじを緩めるだけでは「すきま」 は元に戻らなくなります。このときには、反対側に あるリセットボタンを押して、スライド部を緩めま す。リセットボタンのばねを強く押込みます。リセッ トボタンを押す前に、それぞれの調節ねじを緩めて おきます。この作業には、必ず下記のサイズのピン を用いてください。 2.5mm:TW-01-15、TW-01-20 の場合 3.0mm:TW-01-25、TW-01-30 の場合 1 2 横方向ガイド: – すきまを小さくする + すきまを大きくする 3 左側の垂直方向ガイド 4 右側の垂直方向ガイド 製品問い合わせ | TEL:03-5819-2500 | FAX:03-5819-2055 | E-MAIL:[email protected] 761 ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T | 調整と取付け ドライリン T オートマティック (自動調整タイプ)– すきま調整 ドライリン T オートマティックシリーズは、すきまの 自動調整が可能です。再調整は 0.1mm 間隔で行われま す。すきまが 0.1mm を超え、システムに荷重がかから なくなると、すぐにばねが調整くさびを締めます。 1. 3 本の赤いピンが差し込まれた状態でキャリッジは 納品されます。このピンはキャリッジをレールに取 付けるために必要です。ピンを一旦取り外した場合 は、再度差し込む必要があります。3 本のピンを差 し込み、右方向に 90°回します。 2. キャリッジをレールに取り付けてから、ピンを左方 向に 90°回して取り外します。すきまが自動的に調 整されます。 3. キャリッジのすきまを確認します。 4. キャリッジは必要に応じて、いつでも取り外せます。 取り外すには、キャリッジの穴にピンを差し込んで 作業します(手順 1 を参照)。 762 寿命計算、CAD データ、詳しい情報は 1 ロックする 2 3 ロック解除 4 www.igus.co.jp/jp/DryLinT ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T | システム設計 ドライリン T リニアガイドシステムを正確に設計する 上で、力のかかる位置が許容範囲内にあるかどうか、 また最も高い荷重を受けるすべり部分で過荷重になっ ていないかどうかを調べる必要があります。 必要な駆動力と許容最高速度の計算が重要です。各方 向について異なる計算式を使用する必要があります。 次に挙げる計算式には、衝撃荷重ならびに加速力に関 する保証値は含まれていないことにご注意ください。 駆動は常に x 方向で起こり、追加荷重や増加する駆動 抵抗(ブロッキングの危険)の発生(例えばクランク している箇所など)は無視することができません。 計算式の変数: 取付けの種類を選ぶ 水平取付け レール 1 本 + キャリッジ 1 個 レール 1 本 + キャリッジ 2 個 レール 2 本 + キャリッジ 4 個 側面取付け レール 1 本 + キャリッジ 1 個 レール 1 本 + キャリッジ 2 個 レール 2 本 + キャリッジ 4 個 垂直取付け レール 1 本 + キャリッジ 1 個 レール 1 本 + キャリッジ 2 個 レール 2 本 + キャリッジ 4 個 ステップ 2: 駆動力 質量力 y 方向または z 方向の ベアリング荷重 sx, sy, sz: ゼロ点から重心までの x、y、z 方向の距離 ay, az: ゼロ点から駆動ポイントまでの y、z 方向の距離 wx: レール上のキャリッジ間の距離 LX: 下表の定数 Zm: 下表の定数 Y0: 下表の定数 b: レール間の距離 µ: 摩擦係数 µ = 0:静荷重の場合 µ = 0.2:動荷重の場合 ZW: レールあたりのキャリッジの数 Fa: Fs: Fy, Fz: [N] [N] [N] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] 運用荷重の間隔距離が許容値内かどうかを確認する ステップ 3: 必要な駆動力を計算する ステップ 4: y 方向および z 方向におけるベアリングの最大荷重を計 算する ステップ 5: 影響を最大に受けるベアリングにステップ 4 で計算し た荷重をかけて、ベアリングの最大荷重を調べる ステップ 6: ステップ 4 で得られた荷重に対する許容最高速度を決 定する 係数 定数値 [mm]: 製品番号 TW-01-15 TW-01-20 TW-01-25 TW-01-30 推奨手順 ステップ 1: LX 29 35 41 49 Zm 16 23 25 29 Y0 11.5 15.0 19.0 21.5 K1 レール 1 本 + レール 1 本 + レール 2 本 + キャリッジ 1 個 キャリッジ 2 個 キャリッジ 3 ∼ 4 個 |(ay + Y0)/Lx| |(ay + Y0)/Wx| |(ay + Y0)/Wx| K2 (sy + Y0)/Lx K3 K4 K5 K6 K7 |az/Lx| |sx/Lx| sz/Lx |(sy + Y0)/Zm| |sz/Zm| (sy + Y0)/Wx |az/Wx| |sx/Wx| |sz/Wx| |(sy + Y0)/Zm| |sz/Zm| (sy + Y0)/Wx |az/Wx| |sx/Wx| |sz/Wx| |(sy + Y0)/b| |(sz/b) – 0.5| 製品問い合わせ | TEL:03-5819-2500 | FAX:03-5819-2055 | E-MAIL:[email protected] 763 ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T | システム設計 10.0 5.0 TW-01-30 TW-01-25 2.0 TW-01-20 1.0 許容平均速度 [m/s] 0.5 TW-01-15 0.2 0.1 10 20 50 ベアリング荷重(中心)[N] 100 200 図 05:算出したベアリング荷重に対する許容最大速度を求める図 製品番号 Fymax, Fzmax [N] TW-01-15 2,000 TW-01-20 TW-01-25 TW-01-30 3,700 5,000 7,000 表 03:最大許容荷重 764 寿命計算、CAD データ、詳しい情報は www.igus.co.jp/jp/DryLinT 500 1,000 2,000 ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T | 水平取付け 運用荷重間の最大許容距離: ステップ 2: レール 1 本 + キャリッジ 1 個の場合 sy + sz < ay + az < sy < sz < 運用荷重の最大間隔距離が許容値内かどうかを確認す る(最大許容距離を参照) Fa 2 Lx – Y0 2 Lx – Y0 5 Zm 5 Zm sx sz 必要駆動力を計算する 3.1 x 方向もしくは z 方向での重心、 キャリッジ外 µ Fa1 = ·Fs 1 – 2µ K3 az ay ステップ 3: 3.2 z 方向での重心、 キャリッジ外 Fs ゼロ点 y x z 運用荷重間の最大許容距離: 2µ K7 Fa2 = ·Fs 1 – 2µ K3 3.3 x 方向での重心、 キャリッジ外 2µ K4 Fa3= Fs 1 – 2µ K3 – 2µ K1 レール 1 本 + キャリッジ 2 個の場合 レール 2 本 + キャリッジ 4 個の場合 sy + sz < ay + az < 2 wx – Y0 2 wx – Y0 重心が特定できない場合: Fa = MAX (Fa1, Fa2, Fa3) ステップ 4: sz フローティング ベアリング Fs Fa ay sx WX az ゼロ点 y b ベアリングの最大荷重を計算する 4.1 y 方向の ベアリングの最大荷重 z x フィックスベアリング ( ) Fy =2 Fs 2 K4 + 0.5 max ZwZw • K + 0.5)+ 2Fa K ( Zw 7 2 1 4.2 z 方向の ベアリングの最大荷重 4Fa K3 Fzmax = Zw2 製品問い合わせ | TEL:03-5819-2500 | FAX:03-5819-2055 | E-MAIL:[email protected] 765 ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T | 側面取付け ステップ 2: 運用荷重間の最大許容距離: 運用荷重の最大間隔距離が 許容値内かどうかを確認する (最大許容距離を参照) ステップ 3: 必要な駆動力を計算する レール 1 本 + キャリッジ 2 個の場合 レール 2 本 + キャリッジ 4 個の場合 sy + sz < ay + az < sy < sz < 2 Lx – Y0 2 Lx – Y0 5 Zm 5 Zm 最初に以下の 2 つの計算を行う z sx y (1 + 2 K6) µ Fa1 = · Fs 1 – 2µ K1 x (2 K4+2 K6) µ Fa2 = · Fs 1 – 2µ K1 – 2µ K3 sy ゼロ点 Fs 駆動力 Fa は計算した最大値に対応する Fa az ay Fa = MAX (Fa1, Fa2, Fa3) ステップ 4: ベアリングの最大荷重を計算する 4.1 y 方向の ベアリングの最大荷重 1 Fy = Fs K6 + 2Fa K 2 ZwZw max 運用荷重間の最大許容距離: レール 1 本 + キャリッジ 2 個の場合 レール 2 本 + キャリッジ 4 個の場合 sy + sz < ay + az < 2 wx – Y0 2 wx – Y0 4.2 z 方向の ベアリングの最大荷重 ( ) Fz =2 Fs 2 K4+0.5 + 4Fa 2K3 Zw Zw Zw max WX ゼロ点 sy フィックス ベアリング sx az Fs Fa ay b フローティング ベアリング x y z 766 寿命計算、CAD データ、詳しい情報は www.igus.co.jp/jp/DryLinT ドライリンT リニアガイド システム ドライリン T | 垂直取付け 運用荷重間の最大許容距離: ステップ 2: レール 1 本 + キャリッジ 1 個の場合 sy + sz < ay + az < sy < sz < 2 Lx – Y0 2 Lx – Y0 5 Zm 5 Zm 運用荷重の最大間隔距離が 許容値内かどうかを確認する (最大許容距離を参照) ステップ 3: 必要な駆動力を計算する 最初に以下の 4 つの計算を行う az Fa =2µ (sz + sy + Y0) – wx · Fs 2µ (az + ay + Y0) – wx 1 Fa Fa =2µ (–sz + sy + Y0) – wx · Fs 2µ (–az + ay + Y0) – wx 2 ay ゼロ点 sy Fa =2µ (sz – sy – Y0) – wx · Fs 2µ (az – ay – Y0) – wx 3 Fs x Fa =2µ (sz + sy + Y0) + wx · Fs 2µ (az + ay + Y0) + wx 4 z y 駆動力 Fa は計算した最大値に対応する 運用荷重間の最大許容距離: レール 1 本 + キャリッジ 2 個の場合 レール 2 本 + キャリッジ 4 個の場合 sy + sz < ay + az < Fa = MAX (Fa , Fa , Fa , Fa ) 1 2 wx – Y0 2 wx – Y0 2 3 4 ステップ 4: ベアリングの最大荷重を計算する 4.1 y 方向の ベアリングの最大荷重 Fy = Faay+Y0–Fs K • 2 2 wx Zw max フロー ティング ベアリング b フィックス ベアリング 2 4.2 z 方向の ベアリングの最大荷重 Fz = Faaz– Fs K • 4 wx Zw2 max 5 ay az Fa ゼロ点 - sy WX Fs z sz x y 製品問い合わせ | TEL:03-5819-2500 | FAX:03-5819-2055 | E-MAIL:[email protected] 767 ドライリンT リニアガイド システム メモ 768 寿命計算、CAD データ、詳しい情報は www.igus.co.jp/jp/DryLinT