...

3.植物の生活と種類 ・・・・・・P72

by user

on
Category: Documents
8

views

Report

Comments

Transcript

3.植物の生活と種類 ・・・・・・P72
3.植物の生活と種類
・・・・・・P72
見本
③
植物の生活と種類
◆◇◆ ポ イ ン ト演習 ◆◇◆
●ポイント19●
「実戦 DO! 」
P14【顕微 鏡】~ 【ルーペ】
次の問いに答えなさい。
(1) 図1は,顕微鏡を表したものである。
①
図1
A~Gの名前をそれぞれ答えなさい。
A
(
)
D
(
)
G
(
)
B
E
(
)
(
F
A
)
C
F
(
)
(
)
B
G
C
D
クリップ
E
見本
②
次のア~オを,顕微鏡で観察するときの手順に並べかえなさい。
(
ア.Cのレンズを取り付ける。
→
→
→
→
)
図2
イ.Fのレンズを取り付ける。
ア
イ
ウ
エ
ウ.プレパラートをDに置き,クリップで固定する。
エ.Fのレンズをのぞきながら,視野が明るくなるようにEを動かす。
オ.FのレンズをのぞきながらGを回して,ピントを合わせる。
③
図2は,ある生物を顕微鏡で観察したときの視野のようすである。この生物を視野の中央にも
ってくるには,プレパラートをア~エのどの向きに動かせばよいか。記号で答えなさい。
④
(
(
最初に顕微鏡の倍率は,低倍率と高倍率のどちらにしておきますか。
(2) ルーペの使い方について,正しいものを次のア~ウから選び,記号で答えなさい。
)
)
(
)
ウ
エ
ア.目の位置は動かさずに,ルーペを前後に動かして観察する。
イ.ルーペを目に近づけて持ち,観察したいものを前後に動かして観察する。
ウ.ルーペを目から離して持ち,観察したいものを前後に動かして観察する。
1 顕微鏡について,次の問いに答えなさい。
(1) 右図のア ~エから,最も倍率が高くなるレンズの組み合わせを選び,
(
記号で答え なさい。
(2) 倍率を高くすると,視野の明るさはどうなりますか。
- 72 -
(
)
)
ア
イ
2 図1の顕微鏡について,次の問いに答えなさい。
図1
(1) A~Fの部分の名前をそれぞれ答えなさい。
A
(
D
(
)
B
(
)
E
(
A
B
)
C
(
)
C
)
F
(
)
D
(2) Aのレンズが5倍と10倍の2種類あり,Cのレンズが10倍と40倍と60倍の3種
E
F
類がBについているとすると,この顕微鏡の最低倍率と最高倍率はそれぞれ
何倍になりますか。
(
最低倍率
)
最高倍率
(
図2
)
ア
イ
ウ
エ
(3) 倍率を高くすると,視野の広さと明るさはそれぞれどうなりますか。
広さ
(
)
明るさ
(
)
(4) 図2は,ある生物を顕微鏡で観察したときの視野のようすである。この生物を視野の中央にもって
(
くるには,プレパラートをア~エのどの向きに動かせばよいか。記号で答えなさい。
)
見本
3 次の文は,顕微鏡の使い方を説明したものである。
の中には適当な言葉を入れ,{
}から
はそれぞれのア,イから正しいものを選び,記号で答えなさい。
顕微鏡で観察するときは,最初に
③{ア.直射日光の当たる
のぞきながら,
⑤
①
レンズの順に取り付ける。そして
イ.直射日光の当たらない} 明るい場所に置き,
⑥
イ.遠ざけ},
レンズとの距離を⑩{ア.近づけ
④
レンズを
にのせる。このと
⑧
レンズ
レンズをのぞきながらプレパラート
イ.遠ざけ} ながらピントを合わせる。
①
(
)
②
(
)
③
(
)
④
(
)
⑤
(
)
⑥
(
)
⑦
(
)
⑧
(
)
⑨
(
)
⑩
(
)
4 ルーペの使い方で正しいものを次のア~ウから選び,記号で答えなさい。
ア
④
イ.低} くしておく。その後,横から見ながらプレパラートと
との距離をできる だけ⑨{ア.近づけ
⑧
②
の角度を調節して視野を明るくし,プレパラートを
き,倍率は⑦{ア.高
と
レンズ,次に
イ
ウ
- 73 -
(
)
●ポイント20●
「実戦DO !」
P15【身のまわ りの 植物】~【水中の小さな生物】
次の問いに答えなさい。
図1
(1) 図1は,校舎付近のようすを模式的
校舎
に表し たものである。次の①~③にあ
てはまる場所をA~C から それ ぞれ選
空き 地
運動 場
A
南
び,記号で答えなさい。また,それらの
B
C
北
場所にはえている植物を後のア~ウからそれぞれ選び,記号で答えなさい。
①
日当たりが悪く,土が湿っている。
場所
(
)
植物
(
)
②
日当たりがよく,土がやわらかい。
場所
(
)
植物
(
)
③
日当たりがよく,人にふまれて土がかたくなっている。
場所
(
)
植物
(
)
ア.ハルジオン
イ.タンポポ
ウ.ドクダミ
見本
(2) 図2は,池の水を顕微鏡で観察したときのスケ
図2
A
ッチである。
①
B
C
D
E
A~Eの生物の名前をそれぞれ答えなさい。
(
)
B
(
)
C
(
)
D
(
)
②
A
E
(
)
動き回ることができる生物をA~Eからすべて選び,記号で答えなさい。
(
)
1 右図のヒメジョオンとタンポポについて,次の問いに答えなさ
い。
(1) これらの植物は,日当たりのよいところ,悪いところのどちら
(
にはえていますか。
)
(2) 人があまり入りこまず,土がやわらかいところにはえているの
はヒメジョオン,タンポポのどちらですか。
(
)
(3) 根が地中深くまでのびているのはヒメジョオン,タンポポのど
(
ちらですか。
《ヒメジョ オン 》
《タンポポ》
)
(4) タンポポと同じようなところにはえている植物を次のア~エから選び,記号で答えなさい。
ア.オオバコ
イ.ナズナ
ウ.ドクダミ
- 74 -
エ.ハルジオン
(
)
2 右図は,アスファルトでおおわれていない道ばたのようす
A
B
よ くふま れる
ふま れない
を表したものである。これについて,次の問いに答えなさい。
道
(1) 次の文の①~⑧のそれぞれのア,イから正しいものを選
び,記号で答えなさい。
Aの部分は人や他の動物によくふまれるので,土が①{ア.かたく
おり,空気や水を②{ア.多く含んでいる
イ.あまり含んでいない}。そのため,この部分に
はえ ている植物の根は③{ア.地中深くのびている
④{ア.長く
イ.やわらかく} なって
イ.あまり発達していない}。また,茎が
イ.短く},人にふまれても折れにくい。
一方,Bの部分は人や他の動物にふまれないので,土が⑤{ア.かたく
なっており,空気や水を⑥{ア.多く含んでいる
イ.あまり含んでいない}。そのため,この部
分にはえ ている植物の根は⑦{ア.地中深くのびている
茎が⑧{ア.長く
イ.やわらかく}
イ.あまり発達していない}。また,
イ.短く},人にふまれるとすぐに折れてしまう。
見本
①
(
)
②
(
)
(
③
)
④
(
)
⑤
(
)
⑥
(
)
(
⑦
)
⑧
(
)
B
(
)
(2) AとBの部分によく見られる植物を次のア~ウからそれぞれ選び,記号で答えなさい。
ア.ドクダミやゼニゴケなど
イ.タンポポやオオバコなど
A
(
)
ウ.ハルジオンやナズナなど
3 次の図は,水中の小さな生物を顕微鏡で観察してスケッチしたものである。これについて,あとの
問いに答えなさい。
A
B
C
D
E
F
G
(1) A~Gの生物の名前をそれぞれ答えなさい。
A
(
)
B
(
)
C
(
)
E
(
)
F
(
)
G
(
)
(2) 緑色をしている生物をA~Gからすべて選び,記号で答えなさい。
D
(
)
(
(3) (2)で選んだ生物の中で,動き回ることができる生物はどれか。記号で答えなさい。
)
(
)
(4) これらの生物は,どのような場所に多く見られるか。次のア~エから選び,記号で答えなさい。
ア.海
イ.どろ水
ウ.流れの速い川
- 75 -
エ.池
(
)
●ポイント21●
「実 戦DO! 」
P15【花 のつくり】~ P16【種子 植物】
次の問いに答えなさい。
(1) 図1は,ある植物の花の断面を模式的に表したものである。
①
図1
A~Dの名前をそれぞれ答えなさい。
花弁
A
A
(
)
B
(
)
C
(
)
D
(
)
②
花粉がAにつくことを何といいますか。
③
②の後,BとDは成長してそれぞれ何になりますか。
(
C
D
B
がく
)
B
(
(2) 図2は,マツの花を表したものである。
)
D
(
図2
)
E
見本
①
雄花はE,Fのどちらか。記号で答えなさい。
②
a,b の名前をそれぞれ答えなさい。
a
(
)
b
(
)
a
(
)
F
(3) 図1のように,DがBにおおわれている植物を何といいま
(
すか。
)
b
(4) (3)に対して,図2のようなつくりの植物を何といいますか。
(
)
(5) 図1や図2のように,花を咲かせ,種子をつくってなかまをふやす植物を何といいますか。
(
1 右図は,ア ブラナの花の断面を表したものである。こ れについて,次の
A
B
C
D
E
問いに答えなさい。
(1) 花粉がつくられるところはどこか。A~Fから選び,記号で答えなさい。
(
(
(2) アブラナにおしべは何本ありますか。
)
F
)
(3) アブラナの花弁について,次のア~エから正しいものを選び,記号で答えなさい。
ア.4枚の花弁がくっついている。
イ.4枚の花弁が1枚1枚離れている。
ウ.5枚の花弁がくっついている。
エ.5枚の花弁が1枚1枚離れている。
- 76 -
)
(
)
2 図1は,エ ンドウの花のつくりを表したものであ
図1
図2
る。これについて,次の問いに答えなさい。
A
(1) エンドウの花弁について,次のア~エから正し
(
いものを選び,記号で答えなさい。
a
b
花弁
B
c
)
図3
d
ア.4枚の花弁がくっついている。
イ.4枚の花弁が1枚1枚離れている。
ウ.5枚の花弁がくっついている。
エ.5枚の花弁が1枚1枚離れている。
(2) 図2は,図1のAの部分を表したものである。図2の a ~ cの名前をそれぞれ答えなさい。
a
(
)
b
(
)
c
(3) 図3は,図1のBの部分を表したものである。図3の d の名前を答えなさい。
(
)
(
)
見本
3 右図は,タンポポの1つの花を表したものである。これについて,次の問いに答
花弁
えなさい。
(1) A~Dの名前をそれぞれ答えなさい。
A
(
)
B
(
)
C
(
)
D
(
)
A
B
C
D
(2) タンポポの1つの花にあ る花弁について,次のア~エから正し いものを選び,記
(
号で答えなさい。
ア.4枚の花弁がくっついている。
イ.4枚の花弁が1枚1枚離れている。
ウ.5枚の花弁がくっついている。
エ.5枚の花弁が1枚1枚離れている。
4 図1はある植物の花の断面を示したものであり,図2はある植
A
D
図2
果実
B
C
種子
図1
物の果実の断面を示したものである。こ れについて,次の問いに
答えなさい。
)
(1) 果実や種子ができる ためには,花粉がどこにつかなければな
らないか。図1のA~Dから選び,記号で答えなさい。また,その
部分の名前も答えなさい。
記号
(
)
名前
(
)
(
(2) (1)の部分に花粉がつくことを何といいますか。
)
(3) 図2の果実と種子は,図1の花のどの部分が成長したものか。A~Dからそれぞれ 選び,記号で答
えなさい。また,その部分の名前も答えなさい。
果実
( 記号
)
名前
- 77 -
種子 (記号
名前
)
5 右図は,サクラの花の断面を表したものである。これについて,次の
柱頭
問いに答えなさい。
(
(1) 花粉が柱頭につくことを何といいますか。
)
子房
(2) (1)の後,子房と胚珠はそれぞれ成長して何になりますか。
子房
(
)
胚珠
(
胚珠
)
(
(3) サクラのように,胚珠が子房でおおわれている植物を何といいますか。
)
(
(4) サクラの花弁について,次のア~エから正しいものを選び,記号で答えなさい。
ア.4枚の花弁がくっついている。
イ.4枚の花弁が1枚1枚離れている 。
ウ.5枚の花弁がくっついている。
エ.5枚の花弁が1枚1枚離れている 。
6 図1 は,マツの花のつく りを表したものである。こ れについて,
見本
)
図1
A
次の問いに答えなさい。
C
B
(1) CとDのうち,マツの雌花のりん片を表しているのはどちらか。ま
た,それはAとBのどちらについているか。それぞれ記号で答えな
さい。
雌花
(
)
(
場所
D
)
(2) 2つのりん片のEとFの部分をそれぞれ何といいますか。
E
(
)
F
(
(
F
)
(3) マツの花粉を図2のア~エから選び,記号で答え
なさい。
E
)
図2
ア
イ
ウ
エ
(4) マツの花粉は,何によって運ばれますか。
(
)
7 次の問いに答えなさい。
(1) 花を咲かせ,種子をつくってなかまをふやす植物を何といいますか。
(
)
(2) 子房がなく,胚珠がむき出しになっている植物を何といいますか。
(
)
(
(3) (2)のなかまを次のア~オからすべて選び,記号で答えなさい。
ア.イチョウ
イ.エンドウ
ウ.アブラナ
- 78 -
エ.マツ
オ.タンポポ
)
●ポイント22●
「実戦DO! 」
P17【根】~ 【葉】
次の問いに答えなさい。
(1) 図1は,2種類の植物の根のようすを表したものである。
①
②
Aのような根を何といいますか。
図1
(
)
(
)
A
B
a
Bで,a と b の根をそれぞれ何といいますか。
a
③
(
)
b
b
Aのような根をもつ植物を次のア~エから2つ選び,記号で答
(
えなさい。
ア.イネ
④
イ.タンポポ
ウ.アブラナ
)
エ.トウモロコシ
AやBの根の先端の近くにあり,水や水に溶けている養分を吸収する毛のように細かい根を何
(
といいますか。
見本
(2) 図2は,ある植物の茎の断面を模式的に表したものである。
①
図2
A
A,Bの管の名前をそれぞれ答えなさい。
A
②
(
B
)
B
(
)
C
)
A,Bの管が集まって束になっているCを何といいますか。
(
)
③
A,Bのうち,根で吸収した水や養分を運ぶ管はどちらか。記号で答えなさい。
④
図のような茎の断面をもつ植物を次のア~エから2つ選び,記号で答えなさい。
ア.イネ
イ.ホウセンカ
ウ.アブラナ
(
(
)
)
エ.トウモロコシ
(3) 図3はある植物の葉のようすを表したもので,図4は葉の表面
図3
図4
を顕微鏡で観察したときのスケッチである。
①
図3のように,葉の表面に見られるすじを何といいますか。
(
②
A
)
①が,図3のように平行になっている植物を次のア~エから2つ選び,記号で答えなさい。
ア.ツユクサ
イ.ユリ
ウ.サクラ
(
エ.ツバキ
③
図4のAのように,1対の孔辺細胞に囲まれたすきまを何といいますか。
④
図4のAが多く見られるのは,ふつう,葉の表側と裏側のどちらですか。
- 79 -
(
)
)
(
)
1 右図は,2種類の植物の根のつくりを表したものである。これについ
A
B
C
て,次の問いに答えなさい。
(1) A~Cの根をそれぞれ何といいますか。
A
(
)
B
(
)
C
(
)
(2) AやBのような根をもつ植物を次のア~エ から2つ選び,記号で答えなさい。
ア.アブラナ
イ.トウモロコシ
(3) 次の文中の
ウ.イネ
①
(
)
根の先端の近くにあり,水や水に溶けている養分を吸収する部分を
②
)
エ.タンポポ
の中に適当な言葉を入れなさい。
あることによって根の
(
①
②
(
)
という。
①
が
が増え,水や水に溶けている養分を効率よく吸収できる。
見本
2 右図のように,食紅で色をつけた水を入れた三角フラスコにホウセンカを
さし,しばらくしてから茎を横に切って,その切り口を観察した。これについて,
ホウセンカ
次の問いに答えなさい。
(1) 切り口のようすを示したものを次のア~エから選び,記号で答えなさい。
ア
イ
ウ
(
エ
食紅で色を
つけた水
)
(
(2) (1)で,食紅で赤く染まった部分を何といいますか。
3 図1はある植物の葉のようすを,図2は葉の表面を顕微鏡で観察
図1
)
図2
したときのスケッチである。これについて,次の問いに答えなさい。
(1) 葉脈のようすが図1のようになっている 植物を次のア~エから2つ
(
選び,記号で答えなさい。
ア.サクラ
イ.ツユクサ
ウ.ユリ
)
A
エ.ツバキ
(
(2) 図2のAのすきまを何といいますか。
(3) 図2のAのすきまは,ふつう,葉の表側と裏側のどちらに多くありますか。
- 80 -
)
(
)
●ポイント23●
「実戦DO ! 」 P18【光合成】
次の【実験】について,あとの問いに答えなさい。
【実験】
図1のように,ふ入りの葉の一部にアルミニウムはくをかぶせた
図1
ものを用意し, ① 一昼夜,暗室に置いておく。翌日の明け方に光
のよく当たる場所に置きかえ,昼過ぎに,この葉を熱湯につけた
ふ
後, ② あたためたエタノールにつける。その後,葉を水洗いしてか
ア ルミ ニウムは く
ら,③ ヨウ素液にひたし,色の変化を観察する。
(1) 下線部①で,一昼夜,暗室に置いた理由を答えなさい。
図2
(
)
ア
イ
(2) 下線部②で,葉をあたためたエタノールにつけた理由を答えなさい。
(
ウ
エ
)
見本
(3) 下線部③で,葉が青紫色になった部分を,図2のア~エから選び,記号で答えなさい。
1 次の文の
①
④
)
の中に適当な言葉を入れなさい。
植物が光を受けて,根から吸収した
り,
(
①
と気孔から取り入れた
②
から,
③
をつく
を放出するはたらきを光合成という。
(
)
②
(
)
③
(
)
④
2 右図のように,ふ入りの葉の一部をアルミニウムはくでおおい,日光によ
(
)
緑 色の部分
く当てる。その葉を熱湯に入れた後,エタノールに入れてあたため,水洗いし
た後にうすいヨウ素液に入れて色の変化を調べた。こ れについて,次の問い
に答えなさい。
ふ の部分
(1) うすいヨウ素液に入れたときの色の変化のようすを正しく表しているもの
(
を,次のア~オから選び,記号で答えなさい。
ア
イ
ウ
エ
(2) (1)で,色が変化した部分は何色になっていますか。
- 81 -
ア ルミ ニ
ウムはく
)
オ
(
)
3 ふ入りのアサガオの葉を使って次のような実験をした。これについて,あとの問いに答えなさい。
【実験】
ふ入りのアサガオの葉の一部を右図のようにアルミニウムはくでおお
ふ
って,一昼夜,暗室に置いた後に,数時間,日光に当てた。この葉をつ
みとってアルミニウムはくをはずし,湯につけた後,あたためたエタノー
ルにひたし,水洗いしてからヨウ素液をかけた。
【結果】
ふの部分と,アルミニウムはくでおおった部分は色が変化しなかった
ア ルミニウム
はく
が,それ以外の緑色の部分は青紫色になった。
(1) 葉の一部をアルミニウムはくでおおうのは,光合成の条件のうち,何をなくすのが目的ですか。
(
(2) 一昼夜,暗室に置いたのはなぜですか。
)
(
)
(3) 葉をあたためたエタノールにつけたのはなぜですか。
見本
(
)
(4) ヨウ素液をかけて青紫色になったところには,何ができていたことがわかりますか。
(
4 図1 のように,ふ入りの葉の一部をア ルミニウムはく でおおったア
)
図1
A 緑色 の部分
サガオの葉を一昼夜,暗室に置き,翌日に数時間,直射日光に当て
B ふの 部分
た。この葉をつみとり,アルミニウムはくをはずして湯につけた後,図2
のように,湯であたためたエ タノールにひたし,水洗いをしてヨウ素液
C ア ルミ ニウム はくで
おおった部分
をかけた。その結果,Aの部分は青紫色になったが,BとCの部分には
変化はなかった。これについて,次の問いに答えなさい。
図2
(1) エタノール をあ たためるのに,直接加熱せずに,湯につけてあた
ためるのはなぜですか。
(
エ タノー ル
)
湯
(2) 葉をあたためたエタノールにひたすと,葉とエタノールはそれぞれ
何色になりますか。
葉
(
)
エタノール
(
)
(3) AとBの実験の結果より,光合成には何が必要であることがわかりますか。
(
)
(4) AとCの実験の結果より,光合成には何が必要であることがわかりますか。
(
)
- 82 -
●ポイント24●
「実戦DO ! 」
青色のBTB溶液に息を吹き込んで緑色にしたものを,同じ太
A
の問いに答えなさい。
(1) 試験管AとBのBTB溶液はそれぞれ何色になりますか。
A
(
)
B
(
C
オオカナダモ
験管に横から光を当てて一定時間放置した。これについて,次
B
オオカナダモ
アルミニウムはく
さの試験管A~Cに入れ,右図のように準備した。それぞれの試
P19【呼吸】
)
(
(2) 試験管Cを用意したのはなぜですか。
)
1 右図は,植物の葉に光を当てたときの酸素と二酸化炭素の出入りを
酸 素
(1) 図のA,Bのはたらきを,それぞれ何といいますか。
A
(
)
B
(
A
B
)
二酸 化炭素
見本
示したものである。これについて,次の問いに答えなさい。
(2) 植物を暗いところに置いたときに行われなくなるのはA,Bのどちらか。
記号で答えなさい。
(
2 青色のBTB溶液に呼気を吹き込んで緑色にしたものを,3本の試
)
A
B
C
れぞれの試験管に十分に日光を当てた。これについて,次の問いに
答えなさい。
オオカナダモ
れ,さらにBの試験管は,そのまわりをアルミニウムはくでおおい,そ
アルミニウムはく
験管A~Cに入れた。そして,AとBの試験管にはオオカナダモ を入
(1) 試験管A,BのBTB溶液は,それぞれ何色に変化しましたか。
A
(
)
B
(
)
(2) (1)で,BTB溶液の色を変化させたのは,水に溶けた何という物質の増減によるものですか。
(
)
(3) 試験管A,Bのオオカナダモはどのよ うなはたらきを行ったか。次のア ~エからそれぞれ選び,記
号で答えなさい。
ア.呼吸だけを行った。
A
(
イ.光合成だけを行った。
ウ.光合成より呼吸をさかんに行った。
エ.呼吸より光合成をさかんに行った。
- 83 -
)
B
(
)
3 ポリエチレンの袋に発芽しかけた種子を入れて密閉し,約3時間後,
ポリエチレン
の袋
右図のように袋の中の気体を石灰水に通した。これについて,次の問い
石灰 水
に答えなさい。
(1) 石灰水は,どのように変化しましたか。
(
)
発芽し かけた 種子
(
(2) (1)の変化は,植物の何というはたらきによって起きたものですか。
)
4 右図のように,若い葉と空気を入れたポリエチレンの袋の口を閉じ,
暗いところに2~3時間置いた後,袋の中の気体を石灰水に通した。これ
ポリエチレン
の袋
について,次の問いに答えなさい。
(1) 石灰水はどのようになりましたか。
見本
(
若 い葉
)
(
(2) (1)より,若い葉は,暗いところでは何を出していることがわかりますか。
)
(3) この実験で,若い葉を暗いところに置いたのは,何のはたらきをさせないためですか。
(
)
5 袋にある植物の葉を入れ,光の当たらないところに置いた。しば
らくしてから,右図のように袋の中の空気を石灰水の中に押し出す
と,石灰水は白くにごった。これについて,次の問いに答えなさい。
(1) 袋を光の当たらないところに置いたのはなぜですか。
石 灰水
(
)
(2) この実験で,石灰水が白くにごったのは,袋の中に何が増えたからか。物質名を答えなさい。
(3) (2)の気体が増えたのは,植物が何というはたらきを行ったからですか。
(4) この実験についてまとめた次の文中の
植物も動物と同じように,
①
①
(
)
②
)
(
)
の中に適当な言葉を入れなさい。
を取り入れ
はたらきは一日中行われるが,昼間は
(
④
②
を出す
③
を行っている。
③
の
の方がさかんなので目立たない。
(
)
- 84 -
③
(
)
④
(
)
●ポイント25●
「実戦DO ! 」
P19【蒸散】
葉のはたらきを調べるため,右図のような装置を
つくり,それぞれを窓ぎわに24時間置いた後,減った
水の量を調べた。これについて,次の問いに答えな
さい。
油
(1) A~Dを,減った水の量が多いものから順に並べ
水
なさい。
(
→
→
)
→
(2) この実験で,減った水の量が多いも のから順
に, 17.4cm3,12.6cm3 ,6.0cm3 ,1.2cm3 であ った。
A
B
C
D
その ま ま
何 もし な
い。
葉の 裏に
ワ セ リン
を ぬる 。
葉の 表に
ワ セ リン
を ぬる 。
葉を すべ て
切 り取り ,
切 り口 にワ
セリ ン を ぬ
る。
葉の表と裏の蒸散量をそれぞれ答えなさい。
表
(
)
裏
(
)
見本
1 右図のように,水を入れた三角フラスコ にホウセンカをさしただけのものAと,葉
の表側だけにワセリンをぬったものBと,葉の裏側だけにワセリンをぬったものCを用
意し,それぞれを明るい場所に1時間置いておき,水の減り方を調べた。これについ
て,次の問いに答えなさい。
(1) 水の減り方の大きいものから順に,A~Cを並べかえなさい。
(
→
)
→
(2) 葉から水が水蒸気となって出ていくはたらきを何といいますか。
(3) (2)のはたらきは,葉の何というところで行われていますか。
(
)
(
)
2 同じ枚数の葉をつけた枝A,Bの2本を用いて,右図のように日当たりのよいとこ
ろに置いて水の減り方を調べた。これについて,次の問いに答えなさい。
(1) 水面に油を浮かべたのは何のためですか。
(
A 葉の裏 にワセリン をぬる。
)
B 葉の表 にワセリン をぬる。
(2) AとBの水の減り方は,どちらの方が多かったか。記号で答えなさい。
(
)
(3) (2)のようになると考えられるのはなぜか。「気孔」ということばを使って説明しな
さい。
(
)
- 85 -
油
水
3 葉の大きさ と数が等しい植物の枝を次のようにし
て,日当たりのよいところに数時間置いた。右の表は,
3
水の減少量(cm )
A
B
C
D
12
9
4
1
そのときの水の減少量を示したものである。この植物
の葉の表側と裏側の蒸散量をそれぞれ答えなさい。
A :そのままの枝。
B :葉の表側にワセリンをぬる。
A
油
C :葉の裏側にワセリンをぬる。
B
C
D
水
D :葉をすべて取り,切り口にワセリンをぬる。
表
(
)
裏
(
)
4 茎の太さや,葉の大きさがほぼ等しい植物の枝を,右
図のようにして日光のよく当たるところに置き,数時間後
見本
の水の減少量を調べると,次の表のようになった。こ れに
油
ついて,あとの問いに答えなさい。
水
水の減少量(cm3 )
A
x
B
15
C
7
A
D
2
B
C
D
A :そのままの枝。
B :葉の表側にワセリンをぬる。
(1) 葉の表側と裏側の蒸散量をそれぞれ答えなさい。
表
(
)
裏
(
(2) 表の x にあてはまる数値を答えなさい。
C :葉の裏側にワセリンをぬる。
)
(
)
D :葉をすべて取り,切り口にワセリンを
ぬる。
5 葉の数や大きさの等しい同じ植物の枝を用い,右
図のA~Dのような装置をつくった。これらを風通しの
よい日なたに3時間置いて,水の減少量を測定する
と,次の表のようになった。これについて,あとの問い
油
に答えなさい。
水
3
水の減少量(cm )
A
x
B
9.5
C
12.0
D
1.5
(1) 表の x にあてはまる数値を答えなさい。
(
A
B
C
葉 の裏に
ワ セリ ン
を ぬる 。
葉の表 に
ワ セ リン
を ぬる 。
その まま
何 もし な
い。
D
葉をす べ て
取り , 切り
口に ワ セリ
ンを ぬる 。
)
(2) 植物の中の水分が,水蒸気となって出ていくはたらきを何といいますか。
- 86 -
(
)
●ポイント26●
「実戦DO! 」
P20【被 子植物の分 類】~ P21【植物の 分類】
次の問いに答えなさい。
(1) 単子葉類の根,茎の断面,葉の
ア
イ
ウ
エ
オ
カ
ようすを表したものを,右図のア~
カからそれぞれ選び, 記号で答え
なさい。
根
(
)
茎
(
)
葉
(
)
(2) 右の表の空欄にあてはまるもの
分類 名
観点
を次の指示に従って選び,それぞ
被子 植物 裸子 植物 シダ植 物 コケ植 物
ふ え方
①
②
③
④
根 ・茎 ・葉の区 別
⑤
⑥
⑦
⑧
なかま
⑨
⑩
⑪
⑫
れ記号で答えなさい。
《①~④の選択肢》 ア.種子
見本
イ.胞子
《⑤~⑧の選択肢》 ウ.ある
エ.ない
《⑨~⑫の選択肢》 オ.スギゴケ
(各2つずつ選ぶこと )
①
(
)
⑨
(
)(
(
②
)
ケ.マツ
)
キ.ゼンマイ
コ.ゼニゴケ
(
)
④
(
)
)(
)
⑪
(
)(
③
(
⑩
カ.イチョウ
サ.イネ
(
⑤
)
)
⑫
ク.タンポポ
シ.ワラビ
(
)
)(
)
⑥
(
1 右の表は,被子植物を2つに分類し,その特徴をまと
イ.2枚
ウ.輪状に並んでいる。
エ.散らばっている。
オ.主根と側根がある。
カ.ひげ根がある。
①
(
)
②
(
キ.平行脈
)
③
(
)
カ.ヘチマ
イ.サクラ
キ.ツユクサ
(
)
子葉の数
①
②
根のようす
③
④
維管束のようす
⑤
⑥
葉脈のようす
⑦
⑧
ク.網状脈
④
(
)
⑤
(
)
⑥
(
)
⑦
(
ウ.タンポポ
ク.アブラナ
- 87 -
エ.イネ
)
(
(2) 次のア~クから双子葉類をすべて選び,記号で答えなさい。
ア.トウモロコシ
⑧
双子葉類
(1) ①~⑧に入る言葉や数を次のア~クからそれ ぞれ
ア.1枚
)
単子葉類
めたものである。これについて,次の問いに答えなさい。
選び,記号で答えなさい。
(
⑦
オ.ツツジ
⑧
(
)
)
2 右図は,双子葉類と単子葉類の根,茎の断面,葉を表したも
A
B
C
D
E
F
のである。これについて,次の問いに答えなさい。
(1) 双子葉類の根,茎の断面,葉を表したものはどれか。A~F
からそれぞれ選び,記号で答えなさい。
根
(
)
茎
(
)
葉
(
)
(
(2) 双子葉類では,子葉は何枚ありますか。
)
3 右図は,4種類の植物のなかまをA~Gの7つのグループに分類し
G
F
たものである。これについて,次の問いに答えなさい。
E
D
離弁花類
)
C
合弁花類
(
選び,記号で答えなさい。
裸子植物
(1) 胚珠が子房でおおわれ ているのは どのグ ループか。A~Gから
B
単子葉類
A
見本
(2) EとFのグループは,それぞれ何といいますか。
E
(
)
F
(
)
(3) Gのグループは,花を咲かせ,種子をつくってなかまをふやすグループである。このグループを何
(
といいますか。
)
(4) 次の①~⑧の植物は,A~Dのどこに分類されるか。それぞれ記号で答えなさい。
① アサガオ
⑤ アブラナ
4
(
(
)
)
② マツ
⑥ イネ
(
(
)
)
③ ツツジ
⑦ サクラ
右図は, 植物を いろいろ
(
(
)
)
④ トウモロコシ
⑧ イチョウ
(
(
)
A
B
C
な観点から5つのグループに
D
E
G
アブラナ
エンドウ
分類したものである。A~Hは
どのような特徴によ って分け
)
F
H
タンポポ
アサガオ
イネ
ユリ
マツ
イチョウ
ワラビ
ゼニゴケ
られたか。 次のア~クからそ
れぞれ選び,記号で答えなさい。
ア.子葉が1枚
イ.子葉が2枚
ウ.胚珠が子房で包まれている。
エ.胚珠がむき出しになっている。
オ.花が咲いて,種子でふえる。
カ.花が咲かず,胞子でふえる。
キ.花弁がくっついている。
ク.花弁が離れている。
A
(
)
B
(
)
C
(
)
D
(
)
- 88 -
E
(
)
F
(
)
G
(
)
H
(
)
5 右図は,5種類の種子植物を分類
したものである。
③
にあてはまるも
イチ ョウ
①
⑤
ツユクサ
④
のを次のア~クからそれぞれ選び,記
植物
号で答えなさい。
⑥
ア.花弁がくっついている。
⑦
タンポポ
⑧
アブラナ
②
ゼンマイ
イ.花弁が離れている。
ウ.花が咲く。
エ.花が咲かない。
キ.胚珠が子房でおおわれている。
①
(
)
②
(
)
③
(
)
オ.子葉が1枚出る 。
カ.子葉が2枚出る。
ク.胚珠がむき出しになっている。
④
(
)
(
⑤
6 右図の4種類の植物を次の①~③の条件で分
)
⑥
サ クラ
(
)
イチョ ウ
類するとき,A~Cのどこで分けるこ とができるか。
(
⑦
)
ワラビ
⑧
(
スギゴ ケ
見本
A
B
C
それぞれ記号で答えなさい。
① 種子でふえるか,胞子でふえるか。
(
)
③ 根・茎・葉の区別があるか,ないか。
(
)
② 子房があるか,ないか。
7 次の問いに答えなさい。
(
)
図1
図2
(1) 図1 はイヌワラビのスケ ッチである。茎はA~Cのどれか。記号で答
(
えなさい。
)
(2) イヌワラビの葉の裏についているものを取り,顕微鏡で観察すると,
A
図2のような袋状のものが見られた。これを何といいますか。
B
(
)
(3) 図3と図4は,あるコケ植物のスケッチである。次のア ~エからそれ
ぞれにあてはまるものを選び,記号で答えなさい。
図3
ア.スギゴケの雄株
イ.スギゴケの雌株
図4
ウ.ゼニゴケの雄株
エ.ゼニゴケの雌株
(
(
C
図3
)
)
(4) 次のア~エは,イヌワラビの特徴を述べたものである。このうち,コケ
植物にもあてはまるものをすべて選び,記号で答えなさい。
ア.光合成する。
イ.根・茎・葉の区別がある。
ウ.胞子でふえる。
エ.維管束がある 。
- 89 -
(
)
図4
)
◇◆◇ 実戦 演習 ◇◆◇
1 顕微鏡の使い方について,次の問いに答えなさい。
(1) 次のア ~エの文は,顕微鏡の使い方を述べたものである。誤った操作を含む文を選び,記号で
(
答えなさい。
)
ア.鏡筒内にごみが入らないように,接眼レンズ,対物レンズの順にレンズをはめる。
イ.接眼レンズをのぞきながら,反射鏡を調節して,視野が最も明るくなるようにする。
ウ.プレパラートをステージにのせ,接眼レンズをのぞきながら調節ねじを回して,対物レンズとプレ
パラートを近づける。
エ.接眼レンズをのぞきながら,対物レンズとプレパラートとの間を広げてピントを合わせ,しぼりで明
るさを調節する。
A
(2) 右図のA~Dのレンズを用いて,顕微鏡の視野を最も広く
B
C
D
見本
するには,どの接眼レンズとどの対物レンズを組み合わせれ
ばよいか。それぞれ記号で答えなさい。
接眼レンズ
(
)
対物レンズ
(
)
2 ルーペを用いて,ある植物の花を観察した。図1は,花をば
図1
らばらにして各部をスケッチしたものであり,a ~ d は各部のつく
りに応じて分類したものを示している。これについて,次の問い
a
b
c
に答えなさい。
(1) 次の文は,手に持った花をルーペを用いて観察する方法
を説明したものである。文中の{
ものを選び,記号で答えなさい。
①
ルーペを図2 の①{ア.Aの位置
持ち,②{ア.ルーペ
d
}の中からそれぞれ適当な
(
)
②
(
)
図2
イ.Bの位置}に
イ.花}を前後に動かして,よく
A
B
見える位置を探す。
(2) 図1は,何という植物の花を観察したものか。次のア~エ から選び,記号で答えなさい。
ア.アブラナ
イ.ツツジ
ウ.エンドウ
(
)
エ.アサガオ
(3) 図1の花を外側から順にはがすとき,最も外側にある部分はどれか。図1の a ~ d から選び,記号で
(
答えなさい。
- 90 -
)
3 理科の授業で,身近な植物の観察を行うことになった。そこで,校庭に咲いていた
タンポポを観察してみると,小さな花がたくさん集まっているこ とに気づいた。そこで,
a
b
c
小さな1つの花を取りはずしてルーペで観察した。右図は,タンポポの1つの花をスケ
ッチしたものである。これについて,次の問いに答えなさい。
d
(1) タ ンポポのよ うな花弁のつき 方を する 植物を何類というか。その名称を答えなさ
い。また,そのなかまを次のア~エから選び,記号で答えなさい。
名称
ア.サクラ
記号
イ.ツツジ
ウ.スギゴケ
エ.アブラナ
(
(
)
)
(2) a ~ d のうち,受粉後,成長して種子になる部分を含むのはどれか。記号で答えなさい。
4 植物のからだのつくりを調べるために,次の観察を行った。図1
(
)
図1
~図3は,観察した植物のつくりをスケッチしたものである。これにつ
a
いて,あとの問いに答えなさい。
見本
【観察1】 マツの雌花と雄花からりん片をピンセットではがし,それ
ぞれをルーペで観察した。(図1)
b
【観察2】 アブラナの花からめしべを取りはずし,縦に切って断面
のようすをルーペで観察した。(図2)
図2
図3
【観察3】 イヌワラビの葉の裏についている茶色いものの一部を
d
取り出し,顕微鏡(150倍)で観察した。(図3)
c
(1) 顕微鏡で観察するとき,はじめは低倍率で観察し,見たいところ
を決めてから高倍率に変えて観察する 。接眼レンズはそのままで
対物レンズを変えて高倍率にしたとき,次の①~③の文が正しくな
① (
) ②
ウ.変わらない}。
るように,ア ~ウからそれぞれ選び,記号で答えなさい。
① 見える範囲は,{ア.せまくなる
イ.広くなる
② 対物レンズとプレパラートの間の距離は,{ア.大きくなる
③ 視野の明るさは{ア.明るくなる
イ.暗くなる
(
イ.小さくなる
)
(
ウ.変わらない}。
(3) 次の文は,マツとアブラナの花のつくりの違いを述べたものである。
①
(
)
はあてはまる 言葉を,
(
②(
)
はあてはまる植物を下のア~オからすべて選び,記号で答えなさい。 ①
アブラナは
①
が子房に包まれているが,マツは
①
がむき出
しになっている。マツのような特徴をもつ植物のなかまを裸子植物といい,
例として
ア.ツバキ
②
があげられる。
イ.ソテツ
ウ.アジサイ
エ.スギ
- 91 -
)
ウ.変わらない}。
(2) 種子になる部分を,図中の a ~ d からすべて選び,記号で答えなさい。
②
③
オ.ツツジ
)
5 図1はアブラナのめしべの断面を模式的に示し
図2
図1
c
たものであり,図2はイチョウの雄花と雌花をスケッ
チしたものである。胚珠について正しく述べたもの
を次のア~エから選び,記号で答えなさい。 (
a
b
)
ア.胚珠は a と c であり,受粉が行われると,将来
d
種子となる。
イ.胚珠は a と d であり,受粉が行われると,将来種子となる。
ウ.胚珠は b とc であり,受粉が行われると,将来果実となる。
エ.胚珠は b とd であり,受粉が行われると,将来果実となる。
6 ホウセンカを赤インクで着色した水の入った三
茎 の断 面図
角フラスコにさしたまま ,8時間明るい場所に置い
A
葉の 断面 図
表側
B
見本
た。このホウセンカの茎と葉をできるだけうすく切
C
り,顕微鏡で観察した。右図は,茎の横断面と葉
D
の横断面のようすをそれぞれ模式的に示したもの
裏側
である。これについて,次の問いに答えなさい。
(1) A,Bで示した部分には,多数の細い管の断面が見られた。このA,Bで示した部分は,まとめて何
(
というか。その名称を答えなさい。
)
(2) 茎や葉の横断面には,赤く染まった管が多く集まった部分が見られた。A~Dで示した部分のうち,
(
赤く染まったところをすべて選び,記号で答えなさい。
7 植物の茎のつくりを観察するために,図1のよう
図1
に,トウモロコシとミニヒマワリを赤インクを溶かした
ト ウモ ロコシ
)
図2
ミ ニヒマワリ
A
赤く 染まった部 分
水の入った三角フラスコにさしておいた。図2は,数
日経過した後のそれぞれの茎の断面のようすであ
る。これについて,次の問いに答えなさい。
B
(1) 図2で赤く染まった部分は,根から吸収した水
の通る管である ことがわかる 。この管の名称を答
えなさい。
(
)
赤イン クを 溶かした水
(2) 図2の赤く染まった部分の分布から,Aの植物名と分類の組み合わせとして正しいものを次のア~
(
エから選び,記号で答えなさい。
ア.トウモロコシ・単子葉類
イ.トウモロコシ・双子葉類
エ.ミニヒマワリ・双子葉類
- 92 -
ウ.ミニヒマワリ・単子葉類
)
8 ある植物A,アブラナ,ツユクサのそれぞれのからだのしくみを調べるために,次の【観察1】~【観
察3】を行った。これについて,あとの問いに答えなさい。
【観察1】 植物A,ア ブラナ,ツユクサの葉の葉脈
図1
図2
を観察する と,植物Aとツユクサは平行で
あり,アブラナは網目状であった。
【観察2】 食紅を溶かした水に,植物A,アブラナ
を2時間つけ,その後,茎の断面を顕微鏡
で観察した。図1,図2は,植物Aとアブラ
ナの茎の断面をそれぞれ スケッチした模
図3
式図である。ただし,図1,図2の黒くぬっ
B
た部分は食紅で赤く染まった部分を示し
ている。
見本
【観察3】 ツユクサの葉の裏側の表皮をはがし,
顕微鏡で観察すると,図3のようなつくりが観察された。
(1) 【観察1】,【観察2】について,次の①~③の問いに答え なさい。
①
(
植物Aは何か。次のア~オから選び,記号で答えなさい。
ア.ヒマワリ
②
イ.マツ
ウ.アサガオ
エ.イチョウ
)
オ.トウモロコシ
アブラナの根と子葉について述べた文として最も適当なものを,次のア~エから選び,記号で答
(
えなさい。
)
ア.根は主根と側根があり,子葉は1枚である 。
イ.根は主根と側根があり,子葉は2枚である 。
ウ.根はひげ根で,子葉は1枚である。
エ.根はひげ根で,子葉は2枚である。
③
図1,図2の黒くぬった部分は,吸収された水が通った部分である。この部分を何というか。その
名称を答えなさい。
(
)
(
)
(2) 【観察3】について,次の①~③の問いに答えなさい。
①
図3のBの部分を何というか。その名称を答えなさい。
②
図3のBの部分を通して,植物のからだから水が水蒸気となって出て行くはたらきを,何といいま
(
すか。
③
)
図3のBの部分から入ってくる気体のうち,光合成の材料として使われる ものは何か。その名称
(
を答えなさい。
- 93 -
)
9 進さんと香さんは,鉢植えしたふ入りのア サガオを使って,光合成について調べる実験を行った。
次の文は,観察中の進さんと香さんと先生の会話の一部であり,図は,光を当てた後,アルミニウム
はくをはずした葉の模式図である。こ れについて,あとの問いに答えなさい。
先生
「このアサガオは,葉の一部を表裏ともアルミニ
a:光 が当たった
ふ の部分
ウムはくでおおい, Ⅰ 暗室に一昼夜置いた後,
b:光 が当たった
緑 の部 分
ア ルミ ニウム はくで
おおっていた部 分
十分に光を当てたものです。茎から葉を切り取
り,アルミニウムはくをはずして, Ⅱ あたためたエ
タノールにひたした後,水洗いし,ヨウ素液につ
d: ア ル ミ ニウ ム は く
でおお われていた
ふ の部 分
けて葉の色の変化を観察しましょう。」
〈葉の観察を行う〉
先生
c:ア ル ミ ニウ ム は く
でおおわ れていた
緑 の部分
進
「ヨウ素液による,葉の色の変化はどのようになりましたか。」
「葉の
①
は青紫色に変化しましたが,他の部分は色の変化がありませんでした。」
見本
先生
「そうですね。では,青紫色に変化した
①
と他の部分を比べると,どんなことがわかりま
すか。」
進
「
②
と比べると,葉に光が当たるとデンプンがつくられたことがわかります。」
香
「でも,
③
は光が当たっても色の変化がありません。なぜ,葉に光が当たったのにデンプ
ンができなかったのですか。」
先生
「よく気づきましたね。それは,その部分の葉の細胞の中に
X
がないからです。」
(1) 下線部Ⅰの操作を行った理由を,簡潔に答えなさい。
(
)
(2) 下線部Ⅱで,アサガオの葉をあたためたエタノ ールにひたした理由を,簡潔に答え なさい。
(
(3) 文中の
①
~
③
にあてはまる 葉の部分を,図の a ~ d からそれぞれ選び,記号で答え
なさい。
(4) 会話文中の
①
X
)
に入る適切な言葉を答え なさい。
(
)
②
(
)
③
(
(
)
)
(5) 実験後,香さんは葉でつくられたデンプンのゆくえについて調べた。次の文は,その内容の一部
である。文中の
に入る適切な言葉を答えなさい。
植物の葉でつくられたデンプンは水に溶けやすい物質になり,
(
という管を通って体の各
部に運ばれ,細胞の呼吸や体の成長に使われたり,種子や根などにたくわえられたりする。
- 94 -
)
10 夏休みの自由研究として,光合成のしくみを確かめるため,図のようなア サガオのふ入りの葉を
使って次の操作で実験を行った。これについて,あとの問いに答えなさい。ただし,図中の a と b はふ
入りの部分,c と d はふ入りでない部分である。
【操作1】 晴れた日の午後,図の点線で囲まれた部分の葉の両面をア
a
ルミニウムはくでおおい,光が当たらないようにする。
【操作2】 葉に十分に光を当てた後,すぐに葉を切り取り,アルミニウム
はくをはずして熱湯につける。その後,あたためたエタノールに
b
c
ひたす。
d
【操作3】 葉を水洗いし,薬品Aにひたし,葉が青紫色に染まるかどう
かを調べる。
なお,表1は,あらかじめ実験結果を予想したもので,表2は,実際の実験結果をまとめたもので
ある。
見本
(1) 【操作2】で,エタノールをあたためるとき,エタノールの入ったビー
表1
色の変化
カーを80~90℃の湯であたためる。その理由を簡単に答えなさい。
(
)
(2) 【操作3】で使用し た薬品Aは何か。また,葉が青紫色に染まるの
は,何という物質によるか。それぞれの名前を答えなさい。
薬品A
(
)
物質
(
)
a
変化しない
b
変化しない
c
変化しない
d
青紫色に染まる
表2
(3) 表2の実験結果から確かめられ たことは何か。次のア~オから 選
(
び,記号で答えなさい。
実験結果の予想
)
実験結果
色の変化
a
変化しなかった
ア.光合成を行うには光が必要である 。
b
変化しなかった
イ.光合成を行うには水が必要である 。
c
青紫色に染まった
ウ.光合成を行うには二酸化炭素が必要である。
d
青紫色に染まった
エ.光合成が行われると酸素が発生する。
オ.光合成は葉の緑色の部分で行われる 。
(4) ふ入りでない部分 c の実験結果は,予想と異なっている。異なる結果になった原因を正しく説明し
ているものはどれか。次のア~エから選び,記号で答えなさい。
ア.【操作1】の前に,十分な光が葉に当たっていたため。
イ.【操作2】で,当てた光の量が不足していたため。
ウ.【操作2】で,アルミニウムはくをはずした葉を熱湯につけた時間が短かったため。
エ.【操作3】で,葉を水洗いした時間が短かったため。
- 95 -
(
)
11 植物の光合成と呼吸について調べるため,次の【実験1】~【実験6】を行った。これについて,あと
の問いに答えなさい。
【実験1】 試験管A,B,C,Dを用意した。
A
【実験2】 青色のBTB溶液に息を吹き 込んで,溶
光
C
D
光
液で試験管A,B,C,Dを満たした。
【実験3】 試験管A,Cには葉の数と大きさ,茎の
長さ と太さ をそろえ たオオカ ナ ダモ を入
れ ,試験管B,Dにはオオカナダモを入れ
オオカナダモ
オオカナダモ
液の色を黄色にし た。この黄色のBTB溶
B
B TB 溶液
B TB 溶 液
ずに,それぞれの試験管の口に栓をした。
光を 通さない箱
【実験4】 試験管C,Dを光を通さない箱でおおった。
【実験5】 右図のように,試験管A,Bと光を通さない箱
試験管
A
B
BTB溶液
青色
C
D
見本
でおおった試験管C,Dを,温度が同じになる
黄色 黄色
黄色
ようにして,光が十分に当たる場所に置いた。
【実験6】 【実験5】で十分に光を当てた後,それぞれの試験管内のBTB溶液の色を調べ,表にまと
めた。
(1) 次の文は,【実験6】の2本の試験管の結果からわかることについて説明したものである。 ①
③
にあてはまる記号を,それぞれ答えなさい。
①
(
)
②
(
)
③
~
(
)
試験管AのBTB溶液の色の変化にオオカナダモがかかわっていることは,試験管Aと試験管
①
の実験結果の比較からわかる。試験管AのBTB溶液の色の変化に光がかかわっていること
は,試験管Aと試験管
②
の実験結果の比較からわかる。また,光を当てただけではBTB溶
液の色が変化しないことは,試験管Dと試験管
③
の実験結果の比較からわかる。
(2) 試験管A,Cのオオカナダモの光合成と呼吸について説明した文として最も適当なものを,次のア
(
~エから選び,記号で答えなさい。
)
ア.試験管Aでは光合成より呼吸がさかんに行われたため,BTB溶液が青色になった。また,試験
管Cでは光合成は行われず,呼吸のみが行われたため,BTB溶液が青色にならなかった。
イ.試験管Aでは光合成より呼吸がさかんに行われたため,BTB溶液が青色になった。また,試験
管Cでは呼吸は行われず,光合成のみが行われたため,BTB溶液が青色にならなかった。
ウ.試験管Aでは呼吸より光合成がさかんに行われたため,BTB溶液が青色になった。また,試験
管Cでは光合成は行われず,呼吸のみが行われたため,BTB溶液が青色にならなかった。
エ.試験管Aでは呼吸より光合成がさかんに行われたため,BTB溶液が青色になった。また,試験
管Cでは呼吸は行われず,光合成のみが行われたため,BTB溶液が青色にならなかった。
- 96 -
12 オオカナダモの光合成と呼吸について調べるために,次の【実験1】~【実験3】を行った。こ れに
ついて,あとの問いに答えなさい。
【実験1】 試験管A~Dに青色のBTB溶液を入れ,試験管A,Bについ
A
B
C
D
ては,BTB溶液が黄色になるまで息を吹き込んだ。
【実験2】 試験管A,Cにはオオカナダモを入れ,試験管B,Dには何も
入れず,すべての試験管にゴム栓をした。さらに,試験管C,D
はアルミニウムはくで完全に包み,右図のようにした。
【実験3】 試験管A~Dに強い光を十分当てた後,BTB溶液の色の変
化を調べた。その結果,試験管Aでは青色に,試験管Cでは
黄色に変化し,試験管BとDでは色の変化はなかった。
ア ルミ ニウム はく
(1) 試験管A,Cについて,オオカナダモの光合成と呼吸の関係を正しく説明しているものを次のア~
A(
オからそれぞれ選び,記号で答えなさい。
)
C(
見本
ア.光合成だけを行っている。
)
イ.呼吸だけを行っている。
ウ.光合成と呼吸を行っているが,呼吸よりも光合成による気体の出入りの方が多い。
エ.光合成と呼吸を行っているが,光合成よりも呼吸による気体の出入りの方が多い。
オ.光合成も呼吸も行っていない。
(2) 【実験2】の試験管B,Dに,オオカナダモを入れずに実験した理由を,簡潔に答えなさい。
(
)
13 植物の光合成のはたらきを調べるため,次の【実験】を行った。
黄色にした。次に,試験管AとBに同じ量のオオカナダモを入れて,ゴム栓
をした。試験管Bは,光が入らないようにまわりをアルミニウムはくでおおっ
た。試験管Cは,試験管Aの対照実験になるように,
。これらの試
アルミニウムはく
3本の試験管A~Cに青色のBTB液を入れて,ストローで息を吹き 込み
【実験】
験管A~Cに同じ強さの光を同じ時間当てたところ,試験管AのBTB液の色
は青色になったが,試験管BのBTB液の色は黄色のままだった。
A
B
上の【実験】で,オオカナダモの光合成のはたらきによって,息に含まれる物質が吸収されることを
示すための対照実験として,試験管Cをどのようにしたか。
にあてはまる最も適当なものを次の
ア~エから選び,記号で答えなさい。
(
ア.熱湯にひたしたオオカナダモを入れて,ゴム栓をして,アルミニウムはくでおおった
イ.オオカナダモを入れて,ゴム栓をしないで,アルミニウムはくでおおわなかった
ウ.オオカナダモを入れずにゴム栓をして,アルミニウムはくでおおった
エ.オオカナダモを入れずにゴム栓をして,アルミニウムはくでおおわなかった
- 97 -
)
14 タンポポの葉を使って,植物の光合成と呼吸に関する実験を行った。これについて,あとの問いに
答えなさい。
【実験】
透明なポリエチレン袋A~Dを用意し,図1のよう
図1
ポリエチレン袋
にして,袋A,Bには採取したばかりのタ ンポポの葉
を入れた後に息を吹き込み,袋C,Dには何も入れ
タンポポの 葉
ずに息を吹き込み,袋A~Dの中の二酸化炭素の濃
度を気体検知管で測定した。この後,図2のように,
袋A~Dを輪ゴムで密閉してから,袋A,Cを光が当
気 体検知 管
たる場所に,袋B,Dを光の当たらない場所に放置し
た。数時間後,袋A~Dの中の二酸化炭素の濃度を
袋A, B
袋C ,D
再び気体検知管で測定し,袋を放置する前と比べ
た。右の表は,この実験の結果をまとめたものである。
二酸化炭素の濃度
見本
図2
輪ゴ ム
袋A
光
袋B
袋C
袋D
光
袋A
減少した
袋B
増加した
袋C
変化なし
袋D
変化なし
(1) 野外でタンポポを観察したところ,葉が重なり合わないようについていた。これは光合成を行うとき,
どのような点で都合がよいか。簡潔に答えなさい。
(
)
(2) 葉の表皮には,2つの三日月形の細胞に囲まれたすき まがあり,二酸化炭素などの出入り口とし
(
てはたらいている。このすきまは何と呼ばれるか。その名称を答えなさい。
(3) 次の文は,袋C,Dを用意した目的について述べたものである。
る適切な言葉を答えなさい。
袋を置く場所にかかわらず,
①
①
の変化が,
②
①
,
②
)
②
(
)
のそれぞれに入
(
)
によることを確かめるため。
(4) 袋A,Bの中にあるタンポポの葉のはたらき について,適切に述べたものを次のア~エからそれぞ
袋A (
れ選び,記号で答えなさい。
ア.光合成だけを行っていた。
イ.呼吸だけを行っていた。
ウ.光合成と呼吸の両方を行っていたが,光合成の方がさかんであった。
エ.光合成と呼吸の両方を行っていたが,呼吸の方がさかんであった。
- 98 -
)
袋B (
)
15 植物のはたらきについて調べるために,次の【実験1】~【実験3】を行った。これについて,あとの
問いに答えなさい。
【実験1】 ほぼ同じ大きさの葉で,枚数がそろっている同じ種類の植物を2つ用意した。それぞれ,
十分な空気を入れた同じ大きさのポリエチレンの袋で葉全体を包んで密閉し,A,Bとした。
A,Bを一晩,光の当たらない暗い場所に置いた後,気体検知管で袋の中の酸素と二酸化
炭素の体積の割合をそれぞれ測定した。
図1
A
B
光が十 分に当たる
明る い場所
光 が当たらない
暗い場所
【実験2】 次に図1のように,Aは光が十分に当たる明るい
場所,Bは光が当たらない暗い場所に置いた。4時
間後,気体検知管でA,Bの袋の中の酸素と二酸
化炭素の体積の割合をそれぞ れ測定し た。 表1
は,【実験1】と【実験2】の測定結果を比較し,まと
めたものである。
見本
【実験3】 次に,A,Bからそれぞれ葉を1枚取り出
し,あたためたエタノールに入れて脱色し,
これ らの葉を水洗いした。図2のように,ペ
図2
ヨウ 素液
ヨウ素液
脱色した
Aの 葉
トリ皿に脱色した葉をそれぞれ入れ,ヨウ素
脱色 した
B の葉
ペト リ皿
ペト リ皿
液を 数滴たらし ,葉の色の変化を 観察し
た。表2は,その結果である。
表1
表2
酸素の体積の割合
二酸化炭素の体積の割合
葉の色の変化
A
①
②
A
青紫色に変化した。
B
③
④
B
変化しなかった。
(1) 表1の①~④には,それぞれどのような言葉が入ると考えられるか。次のア,イからそれぞれ選び,
(
)
(
)
(
)
(
)
記号で答えなさい。
①
ア.【実験1】より【実験2】の方が小さくなった。
イ.【実験1】より【実験2】の方が大きくなった。
②
③
④
(2) 表2のように,【実験3】のAの葉が青紫色に変化した理由を,植物が行ったはたらきと,そのはた
らき によってできた物質の名称を使って,簡潔に答えなさい。
(
)
(3) 【実験3】のAの葉を青紫色に変化させた物質は,その後どのようになるか。次のア~エからすべて
(
選び,記号で答えなさい。
ア.道管を通ってからだ全体へ運ばれる。
イ.酸素に変えられて,気孔から出て行く。
ウ.水に溶けやすい物質に変えられる。
エ.成長のための栄養分として使われる 。
- 99 -
)
16 植物のつくりとはたらきについて,次の問いに答えなさい。
(1) 図1は,真上から見たヒマワリの葉のよ うすを表し たものである 。ヒマワリのよ う
図1
な植物の葉は,日光をより多く受けられるように,真上から見ると,たがいにどの
ようなつき方をしているか。簡潔に答えなさい。
(
)
図2
(2) 図2のように,鉢植えの植物にポリエチレンの袋をかぶせ,空気の出入りがな
いように袋の口を密閉し,日光の当たる明るい場所に置いた。この袋の中の二酸
化炭素の割合を,実験を始めるときと2時間後でどのように変化したかを,気体検
知管で調べたところ,2時間後に袋の中の二酸化炭素の割合が減少した。この理
由を,「呼吸」,「光合成」という2つの言葉を使って,簡潔に答えなさい。
(
)
見本
17 植物の蒸散について調べるために,次の実験を行った。これについて,あとの問いに答えなさい。
【実験1】 ほぼ同じ大きさの葉で,枚数がそろっているア
A
B
C
ジサイの枝A~Cを用意した。Aは葉の表に,Bは
葉の裏にそれぞれワセリンをぬり,Cには何もぬら
なかった。
【実験2】 右図のように,メスシリンダーに水を入れ,A~
Cの枝をそれぞれさし,最後に油を注いだ。この
直後にそれぞれ水位を測定した。
【実験3】 風通しのよい明るい場所に置き,2時間後にそ
れぞれ水位を測定した。
油
油
油
水
水
水
葉の 表に
ワセリンを
ぬ った枝
葉の 裏に
ワセリンを
ぬ った枝
右の表は,【実験2 】,【実験3】の結果をまとめたもの
3
水の減少量(cm )
である。
何 もぬ らな
か った枝
A
B
C
2.4
0.7
2.8
(1) 【実験2】で,下線部の操作を行うのはなぜか。その理由を簡潔に答えなさい。
(
)
(2) 次の文は,この実験結果をもとに蒸散の量についてまとめたものである。文中の
にあてはまる数値を,それぞれ答えなさい。
①
表から,2時間での蒸散の量は,葉の表側から
③
(
①
)
②
cm3 ,葉の裏側から
cm3となり,葉の裏側からの蒸散の量が最も多いことがわかる。
- 100 -
(
①
)
②
③
~
③
(
cm3,茎から
)
18 植物の茎や根および葉のつくりとはたらきを調べるために,次の【観察】,【実験】を行った。これに
ついて,あとの問いに答えなさい。
【観察】
根から吸収した水が,茎のどの部分を通っ
図1
図2
ているのかを調べるために,図1のように食紅
で着色した水に,根のついたホウセンカを数時
間つけた。その後,図1の点線Aの部分で茎を
A
うすく輪切りにし,断面を顕微鏡で観察し た。
食 紅で着色
した 水
図2は,観察した茎の断面の模式図である。
【実験】
B
植物の葉と茎で行われている蒸散について
調べるために,葉の数と大きさ,茎の長さと太さをそろえたホウセンカ a ~ c を用意した。ホウ
センカ a にはすべての葉の表側だけにワセリンをぬり,ホウセンカ b にはすべての葉の裏側だ
けにワセリンをぬった。また,ホウセンカ c にはワセリンをぬらなかった。そして,図3のように,
見本
同じ量の水を入れた3本のメスシリンダーにホウセンカ a ~ cを入れ,水面を
図3
油でおおって明るく風通しのよい所に置いた。数時間後,メスシリンダー内の
水の減少量を測定し,表にまとめた。
ワセリンをぬる場所
水の減少量
ホウセンカ a
すべての葉の表側にワセリンをぬる。
2.4cm3
ホウセンカ b
すべての葉の裏側にワセリンをぬる。
1.6cm3
ホウセンカ c
ワセリンをぬらない。
3.5cm3
(1) 図2で,食紅で着色した水によって
図4 ア
イ
油
水
ウ
エ
赤く染まった部分はどこか。図4のア
~エから選び,記号で答えなさい。た
だし,黒くぬりつぶしたところは,赤く
染まった部分とする。
(
)
(2) 図2のように,茎の維管束が輪のように並んでいる特徴をもつ植物を次のア~エから選び,記号で
(
答えなさい。
ア.アヤメ
イ.ユリ
ウ.トウモロコシ
)
エ.エンドウ
(3) 図1の根のBの部分をルーペで観察する と,細い毛のようなものが無数に生えているのが見え た。
このつくりが水を吸収する上でつごうがよい理由を,簡潔に答えなさい。
(
)
(4) 【実験】の結果から,葉以外からの蒸散による水の減少量は何cm3 になりますか。
- 101 -
(
)
19 ホウセンカに,赤インクを溶かした水を根か
ら吸わせた。葉脈が赤く なってから茎を輪切り
a
c
にし ,顕微鏡で観察したところ,維管束の内側
b
が赤く染まっていた。右図は,ホウセンカの根の
d
横断面と葉の横断面を模式的に表したもので
根 の横断 面
ある。赤く染まった部分とつながる部分はそれ
葉の横 断面
(
ぞれどこか。次のア~エから正しい組み合わせを選び,記号で答えなさい。
ア.a と c
イ.a と d
ウ.b と c
)
エ.b とd
20 いろいろな植物を採取して,各部のスケッ
図1
A
B
C
チを行い,図1のA~Fのカードを作った。こ れ
について,次の問いに答えなさい。ただし,A・D
見本
は顕微鏡で観察したものである。
(1) 図2は植物の模式図であ る。A~Fのカー
ドを使って単子葉類の特徴を示す場合,図2
の 茎 ,葉 ,根 に入るのはどのカードか。A~
D
E
F
Fからそれぞれ選び,記号で答えなさい。
茎(
)
葉
(
)
根
(
)
(2) カードのAやDを 顕微鏡で観察したときの
手順で誤りがあるものを,次のア ~エから選
び,記号で答えなさい。
(
)
ア.三角フラスコに赤インクを溶かした水を入れ,それに植物をさし て,道管を着
図2
色する。
イ.茎を1cmほど切り取り,うすく縦切りにして,水を入れたペトリ皿につけておく。
茎
ウ.できるだけうすく切れたものでプレパラートをつくる。
葉
エ.対物レンズを低倍率にして顕微鏡で観察する。
(3) スケッチしたカードの植物は種子植物と呼ばれ,種子をつくってなかまをふやす
が,コケ植物は種子をつくらない植物である。コケ植物の特徴を述べた文はどれか。
(
次のア~オから選び,記号で答えなさい。
)
ア.葉緑体をもっておらず,光合成を行わない。
イ.根,茎,葉の区別がある 。
ウ.雄株に胞子のうができ,胞子でふえる。
エ.維管束がない。
オ.根のように見える仮根があり,おもに水分の吸収をしている。
- 102 -
根
21 まさみさんは,スギゴケとイヌワラビを観察し,そ
図1
図2
スギゴ ケ
イヌワラビ
れぞれ図1と図2のようにまとめた。これについて,
次の問いに答えなさい。
A
(1) スギゴ ケとイヌワラビのうち, スギゴケだけにあ
てはまる特徴はどれか。次のア~エ から選び,記
(
号で答えなさい。
)
B
ア.雄株と雌株に分かれている。
イ.維管束がある。
ウ.光合成を行う。
エ.種子をつくる。
(2) 図1に示したAと図2に示したBは,同じ名称で呼ばれている。これらの部分を何といいますか。
(
)
22 図1は植物の分類を示したものであり,図2はある種子植物の一部を表したものである。これにつ
見本
いて,あとの問いに答えなさい。
図1
図2
植 物
種 子を つく
らない植 物
種 子植 物
裸子 植物
コケ植 物
シダ 植物
被子 植物
A
単 子葉 類
双 子葉類
B
離弁 花類
合 弁花 類
C
D
(1) 右の表と次の文は,図1の種子をつくらな
根・茎・葉の区別
い植物の特徴について整理したものである。
表中の①~④の{
}の中からそれぞれ適当
なものを選び,記号で答え なさい。また,文中
の
⑤
(
⑤(
①
コケ植物やシダ植物は,種子のかわりに
⑤
④
③
{ア.あり
イ.なし}
シダ植物
②
①
{ア.あり
イ.なし}
コケ植物
にあては まる 言葉を答え なさい。
をつくってふえる。
)
②
(
花弁
柱頭
れぞれ表したものである。この種子植物は
図1のA~Dのどれに分類されるか。記号で
答えなさい。
(
やく
胚珠
)
- 103 -
)
③
)
図3
(2) 図3は,図2 の花の断面と葉の一部をそ
維管束
がく
{ア.あり
イ.なし}
{ア.あり
イ.なし}
(
)
④
(
)
Fly UP