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改訂52版の刊行にあたって
本書は,積算・見積り実務者に必要な参考資料として,独自の立場で目安となる標準的な施工歩掛をま
とめ,昭和39年に初版を発行したものである。
本書の発行以来,建設工事は,社会環境の変化,労働者の高齢化,技能労働者の不足あるいは使用機械
の多様化,新工法,新材料の開発などによって施工形態が変動し,積算の基礎要素である施工歩掛も顕著
に変化している。これらの事実をとらえて,本書に正確に反映させるとともに常に新しい内容を採り入れ,
施工歩掛の改訂・増補に努めてきた。
この間,読者からも多くのご意見・ご希望が寄せられ,これをうけて内容充実につとめたことはいうま
でもない。
改訂52版で,歩掛の見直し,簡素化等で改定となったのは共通工:補強土壁工,仮設工:締切排水工,
河川・砂防・海岸:コンクリート工,道路:道路打換え工・コンクリート舗装工である。
また,道路編に「連続鉄筋コンクリート舗装工」と「欠損部補修工」を新規掲載した。
さらに,平成24年10月より導入された「施工パッケージ型積算」に移行している工種については,
参考掲載(H24) 参考掲載(H25) とし,各々,平成24年度,平成25年度時点の歩掛を掲載している。
このため,ご利用の際は平成27年度「国土交通省土木工事積算基準」を併せて参照されたい。
このほか,建築,機械・電気設備工事等広範にわたり歩掛を見直しているが,多くの歩掛を掲載するた
め解説や条件等を省略したものもある。
ご承知のとおり,昭和58年以降,各省庁で積算基準の一部を公表しているが,本書の改訂にあたっては,
貴重な資料として基本的な部分について参考とさせていただいた。
今後も基礎資料の充実を図り,積算業務の合理化,迅速化に資すると共に,より適切な標準施工歩掛作
成のため,読者のご意見・ご希望を切にお願いする次第である。
本書が,積算実務者に広く活用され建設工事の進歩,発展に寄与するところがあれば幸いである。
平成27年9月
一般財団法人 建設物価調査会
−目 次−
⑨ 人力土工 ⑩ 安定処理工 1. 安定処理工 2. 安定処理工(バックホウ混合) 1. 土 木 工 事
❶ 土木工事の積算体系 ① 積算体系 1. 直接工事費 2. 間接工事費 3. 一般管理費等 4. 消費税等相当額 5. 材料等の価格等の扱い ② 直接工事費の積算,歩掛 ③ 間接工事費及び一般管理費等の積算 1. 河川・道路等工事 2. 土地改良工事 ❷ 土 工 1
❸ 共 通 工 1
1
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3
3
3
3
4
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19
68
70
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71
73
73
① 法 面 工 1. 法面整形工 73
2. コンクリート法枠工
75
(プレキャスト法枠工) 3. 現場吹付法枠工(参考) 77
4. 法面工(吹付法面とりこわし工) 78
② 基礎・裏込砕石工 80
③ コンクリートブロック積(張)工 81
④ 平石張工 86
⑤ 現場打擁壁工 88
⑥ 井桁ブロック積工 92
⑦ プレキャスト擁壁工 96
⑧ 補強土壁工
(帯綱補強土壁,アンカー補強土壁) 98
⑨ コンクリート矢板工 105
⑩ 排水構造物工 109
⑪ 軟弱地盤処理工 119
1. 袋詰式サンドドレーン工 119
2. サンドマット工(参考) 120
3. 粉体噴射撹拌工(DJM 工法) 121
4. スラリー撹拌工 124
5. 高圧噴射撹拌工 130
⑫ 薬液注入工 140
⑬ アンカー工
(ロータリーパーカッション式) 148
⑭ か ご 工 152
⑮ 発泡スチロールを用いた超軽量盛土工 153
⑯ 函 渠 工 159
⑰ 構造物とりこわし工(参考) 163
⑱ コンクリート削孔工 169
28
28
① 一般事項 1. 土量の計算 28
2. 建設機械運転労務 29
3. 原動機燃料消費量 29
4. 重建設機械分解・組立 36
② 請負工事機械経費積算要領 38
③ 機械経費の算定 41
④ 機械土工(土砂) 43
1. 施工形態 43
2. 掘削法(土砂) 43
3. 機種の選定 44
4. 機械の施工歩掛 44
5. ブルドーザの作業能力 45
6. バックホウの作業能力 45
7. 片切掘削(人力併用機械掘削) 46
8. ダンプトラック運搬 47
9. 機械運転単価表 48
⑤ 機械土工(土砂)
〔クラムシェル作業能力〕 49
⑥ 機械土工(岩石) 53
1. 掘削法の選定 53
2. 岩分類及び適用掘削法 53
3. 機種の選定 54
4. 機械損料の補正 54
5. リッパ掘削 54
6. 火薬併用リッパ掘削 55
7. 大型ブレーカ掘削 55
8. 片切掘削(人力併用機械掘削) 56
9. 片切掘削(火薬併用機械掘削) 57
10. 機械運転単価表 58
⑦ 機械土工(埋戻工及び土の敷均し,締固め工)
59
1. 埋 戻 工 59
2. 土の敷均し締固め工(参考) 61
⑧ 小規模土工 64
❹ 基 礎 工 ① 鋼管・既製コンクリート杭打工
(パイルハンマ工) ② 鋼管・既製コンクリート杭打工
(中掘工) ③ 鋼管ソイルセメント杭工 ④ 場所打杭工
(オールケーシング工・
全回転式オールケーシング工) ⑤ 場所打杭工
(リバースサーキュレーション工法) ⑥ 場所打杭工(大口径ボーリングマシン工) ⑦ 場所打杭工(ダウンザホールハンマ工) ⑧ 深 礎 工 I
170
170
175
180
189
192
196
204
212
⑨ オープンケーソン工 ⑩ ニューマチックケーソン工 217
220
❺ コンクリート工 230
① コンクリート工 ② 型 枠 工 230
234
❻ 仮 設 工 ① 鋼矢板(H 形鋼)工
(バイブロハンマ工) ② 鋼矢板(H 形鋼)工
(バイブロハンマ工)(水上施工) ③ 油圧圧入引抜工 ④ 鋼矢板工(アースオーガ併用圧入工) ⑤ 鋼矢板(H 形鋼)工(クレーン引抜工) ⑥ 仮設材設置撤去工 ⑦ 足場・支保工 ⑧ 締切排水工 ⑨ ウエルポイント工 ⑩ 仮橋・仮桟橋工 ⑪ 切土及び発破防護柵工 ⑫ 仮囲い設置・撤去工 ⑬ 濁水処理工(一般土木工事) ❼ 河川・砂防・海岸 ① 河川海岸 1. 消波根固めブロック工 2. 捨 石 工 3. 消 波 工 4. 浚渫工(ポンプ式浚渫船) ② 河川維持 1. 堤防除草工 2. 堤防芝養生工 3. 伐木除根工 4. 塵芥処理工 5. ボーリンググラウト工 6. 巨石積(張)工 7. 多自然型護岸工 ③ 砂 防 1. 土 工 2. 岩 石 工 3. コンクリート工 4. 砂防(仮設備工) 5. 砂防ソイルセメント工 ④ 地すべり防止工 1. 集水井工 2. 集排水ボーリング工 3. 山腹水路工 4. か ご 工 5. 集排水ボーリング孔洗浄工 ❽ 道 路 ① 路 盤 工 ② アスファルト舗装工 ③ グースアスファルト舗装工 ④ 半たわみ性(コンポジット)舗装工 413
⑤ 排水性アスファルト舗装工 416
⑥ コンクリート舗装工 419
⑦ ローラ転圧コンクリート舗装工(RCCP 工)
422
⑧ 連続鉄筋コンクリート舗装工 424
⑨ 道路維持修繕 427
1. 路面切削工 427
2. 切削オーバーレイ工 429
3. 舗装版破砕工 432
4. 舗装版切断工 437
5. 道路打換え工 439
6. 路上表層再生工 445
7. 路上路盤再生工 446
8. アスファルト注入工 449
9. 舗装版目地補修工 451
10. 橋梁補強工(コンクリート巻立て工) 452
11. 旧橋撤去工 462
12. 道路除草工 468
13. 道路清掃工 472
14. トンネル漏水対策工 482
15. 付属構造物塗替工 486
16. 落橋防止装置工 489
17. 欠損部補修工 493
⑩ 道路付属施設 495
1. ガードケーブル設置工 495
2. 路 側 工 496
3. 組立歩道工 501
4. 道路付属物工 506
5. 特殊ブロック設置工 507
6. しゃ音壁設置工 508
7. 雪崩発生予防柵設置工 512
8. 立入り防止柵工 514
236
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248
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366
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387
387
391
394
400
401
❾ 共 同 溝 ① 共同溝工⑴(構造物単位) ② 共同溝工⑵ ③ 電線共同溝工(C・C・BOX) ④ 情報ボックス工 ❿ 橋 梁 ① 橋台・橋脚工 ② 鋼橋架設工 ③ 鋼橋床版工 ④ 鋼床版現場溶接工 ⑤ 鋼床版 U リブ現場溶接工 ⑥ グレーチング床版架設工及び足場工 ⑦ PC 橋架設工 ⑧ ポストテンション桁製作工 ⑨ ポストテンション場所打ホロースラブ
橋工 ⑩ 橋梁排水管設置工 403
403
404
409
⓫ 土木・下水道工事市場単価 II
516
516
520
534
539
544
544
551
562
564
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568
576
578
583
584
⓬ 造 園 ① 植栽基盤工 1. 造 形 工 ② 擁 壁 工 1. 石 積 工 2. 石 張 工 ③ 植 栽 工 1. 高木植栽工 2. 中低木植栽工 3. 地被類植栽工 4. 花壇植栽工 5. 根囲い保護工 ④ 移 植 工 1. 根回し工 2. 高木移植工 3. 中低木移植工 ⑤ 樹木整姿工 1. 高中木整姿工 2. 低木整姿工 ⑥ 雨水排水設備工 1 管 渠 工 2. 地下排水工 ⑦ 園路広場整備工 1. 路床・路盤工 2. コンクリート系園路工 3. レンガ・タイル系園路工 4. 石系園路工 5. 園路縁石工 6. 階 段 工 ⑧ 修景施設整備工 1. 石 組 工 2. 袖垣・垣根工 3. 花 壇 工 ⑨ 遊戯施設整備工 1. 遊具組立設置工 ⑩ サービス施設整備工 1. ベンチ・テーブル工 ⑪ 管理施設整備工 1. 柵 工 ⑫ 建築施設組立設置工 1. パーゴラ工 ⑬ 施設仕上げ工 1. 加工仕上げ工 2. 左官仕上げ工 3. 石仕上げ工 ⑭ グラウンド・コート整備工 1. 舗装準備工 2. 路床・路盤工 3. グラウンド・コート用舗装工 ⑮ 樹木等維持管理 1. 潅 水 工 2. 病虫害防除工 3. 施 肥 工 4. 養 生 工 5. 草刈・除草工 6. 芝生管理工 7. 花木等管理工 8. 樹林管理工 9. 支障木処理工 587
587
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614
614
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⓭ 下 水 道 617
620
623
623
624
625
625
① 開削工事 1. マンホール(人孔) 625
2. 機械掘削工(小型バックホウ・バックホウ)
627
3. 機械投入埋戻工 628
4. 管 布 設 630
5. 副 管 633
6. 取付管布設工単価表 634
7. ま す 634
8. 市場単価 636
② 推進工事 651
1. 刃口推進工 651
2. 小口径推進工 659
③ 土留め工 700
1. 支 保 工 700
2. 建込み簡易土留め工 701
3. 軽量鋼矢板(標準有効幅250mm)建込み工
703
4. アルミ矢板(標準有効幅333mm)建込み工
705
⓮ 上 水 道 1. 鋳鉄管布設工 2. 鋼管布設工 3. 硬質塩化ビニル管布設工 4. ポリエチレン管布設工 5. 遠心力鉄筋コンクリート管布設工 6. 管切断工 7. 弁類及び消火栓設置工 8. 既設管撤去工 9. 鋼製貯水槽設置工 10. ダクタイル鋳鉄製貯水槽設置工 ⓯ 土地改良 ① ほ場整備工 1. ほ場整備整地工 2. 基盤整地及び簡易整備 3. 暗渠排水工 4. 弾丸暗渠工 5. 自動埋設暗渠工 ② 農地造成工 1. 人力刈払 2. レーキドーザ抜根 3. レーキドーザ排根 4. リッパドーザ岩掘削 5. アングルドーザ(階段工) 6. リッパドーザ(耕起・深耕) III
707
707
718
731
733
734
737
743
750
752
755
758
758
758
762
765
771
772
773
773
774
776
778
780
781
7. レーキドーザ及びブルドーザ(しわよせ工法) 783
8. 土壌改良資材散布(ライムソワー) 785
9. 有機質資材散布(マニアスプレッダ) 787
10. ロータリ(直装式)耕起砕土 788
11. 石礫除去工(人力) 790
12. 石礫除去工(機械) 791
13. ケンブリッジローラ鎮圧 792
14. 雑物除去(農用地造成工用) 793
15. 畑面植生 794
⓰ 調 査 ① 測 量 1. 測量業務積算基準 2. 4級基準点測量 3. 4級水準測量観測 4. 路線測量(耕地平地部) 5. 河川測量 6. 深浅測量 7. 用地測量 8. 空中写真測量 9. 現地測量 10. 航空レーザ測量 11. 地上測量の種類(参考) 12. 主たる応用測量の種類(参考) ② 地質調査 1. 地質調査積算基準 2. 地質調査市場単価 3. 地質調査標準歩掛 ③ 設計業務 1. 設計業務等積算基準 2. 設計留意書の作成 3. 電子成果品作成費 4. 設計業務等標準歩掛 <参考資料> ① 注意事項 ② 機械運転単価表 ② 共通仮設(総合仮設) 992
⑴ 仮設建物 992
⑵ 仮 囲 い 994
⑶ 屋外整理・清掃・片付け 995
③ 直接仮設 996
⑴ 遣方・墨出し・養生・整理清掃後片付け 996
⑵ 外部足場 997
⑶ 内部足場 1002
⑷ 内部躯体足場 1006
⑸ 雑 足 場 1008
⑹ 災害防止(金網類・シート・ネット類) 1008
⑺ 仮設材運搬 1010
⑻ 建設用仮設材賃料積算基準 1012
795
795
795
800
800
802
806
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842
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853
853
858
874
886
886
887
887
888
974
974
974
❹ 土 工 ① 一般事項 ② 土工機械 1. 機種の選定 2. 土工機械運転 3. 土工機械運搬 4. トラック運転 5. 土工機械分解組立 ③ 根 切 り ④ 埋戻し,盛土 1. 機種の選定 2. 埋戻し,盛土歩掛 3. 敷 均 し ⑤ 締固め,すきとり ⑥ 積 込 み ⑦ 建設発生土運搬 1. 機 種 2. 建設発生土運搬歩掛 ⑧ 小規模土工,人力土工 1. 適用範囲 2. 小規模土工用機械運転歩掛表 3. 根切り歩掛
(小規模土工の作業内容と使用機械) 4. 埋戻し歩掛
(小規模土工の作業内容と使用機械) 5. 積込み歩掛 6. 建設発生土運搬(小規模土工) ⑨ 山 留 め 1. 鋼矢板の打込み・引抜き 2. H 形鋼の打込み・引抜き 3. 山留め支保工工事費算出例 4. 山留め損料日数 5. 運転機械及び労力 6. 単 価 表 2. 建 築 工 事
❶ 建築工事の積算体系及び歩掛 ① 工事費の構成 ② 数量基準 ③ 内訳書式 ④ 工事歩掛と単価 ⑤ 下請経費等 ❷ 共 通 費 ① 共通仮設費(総合仮設費) ② 現場管理費 ③ 一般管理費等 983
983
983
983
984
985
986
❺ 地 業 986
988
991
❸ 仮 設 992
① 一般事項 992
① 一般事項 ② 地 業 ③ 床下防湿層敷き ④ 鋼管・既製コンクリート杭打工
(パイルハンマ工) IV
1015
1015
1015
1015
1016
1016
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1024
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1038
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1040
1041
1046
1046
1046
1046
1046
⑤ 鋼管・既製コンクリート杭打工
(中掘工) 1046
⑥ 場所打杭工
(オールケーシング工・全回転式
オールケーシング工) 1046
⑦ 場所打杭工
(リバースサーキュレーション工法) 1046
⑧ 杭頭処理 1046
⑨ 杭頭補強 1047
⑩ サンドドレーン工,サンドコンパクション
パイル工,サンドマット工 1047
❻ 鉄 筋 ① 一般事項 ② 鉄筋加工・組立 1. 加工・組立歩掛 2. 組立歩掛 3. 加工歩掛 4. 梁貫通孔補強加工組立歩掛 5. S造スラブ加工組立歩掛 6. 小型構造物加工組立歩掛 7. 構造別による鉄筋の割合 ③ ガス圧接 1. ガス圧接歩掛 ④ 鉄筋運搬(往復) ⑤ トラック運転 ❼ コンクリート ① 一般事項 ② コンクリート打設手間 ③ コンクリート機械器具 ❽ 型 枠 ① 一般事項 ② 型枠歩掛 ③ 打放し面補修 ④ 型枠目地棒 ⑤ 型枠運搬 ❾ 鉄 骨 ① 一般事項 ② 主体鉄骨の工場加工・組立 ③ 鉄骨運搬 ④ 現場建方 ⑤ ボルト本締め ⑥ 普通ボルト締付け(参考) ⑦ 現場溶接 ⑧ 工場塗装 ⑨ アンカーボルト埋込み ⑩ 柱底均しモルタル ⑪ 付帯鉄骨(もや・胴縁類)加工取付け ⑫ 鉄骨足場 ⑬ 災害防止金網 ⑭ 仮設材運搬 ⑮ トラック運転 ⑯ 鉄骨工場加工・組立工場直接工算出例 ❿ 既製コンクリート 1068
1069
1069
① 一般事項 ② 建築用コンクリートブロック積み(帳壁)
1069
③ 防水立上り部(れんが押え) 1072
④ れんが積み 1072
⑤ 耐火れんが積み 1072
⑥ 養 生 1072
⑦ 運 搬 1072
⑧ 軽量気泡コンクリート板(ALC パネル)取付け
1073
1048
1048
1048
1048
1049
1050
1050
1051
1051
1052
1052
1052
1052
1052
⓫ 防 水 ① 一般事項 ② アスファルト防水 ③ アスファルトモルタル防水 ④ アスファルト防水押えの伸縮目地他 ⑤ モルタル防水 ⑥ シーリング ⓬ 石 工 事 ① 一般事項 ② 石 張 り ③ テラゾ張り ④ モルタル調合比 ⑤ 養 生 ⑥ 石積み・据付(参考) ⑦ 間知石積み(参考) 1053
1053
1053
1054
⓭ タ イ ル 1055
1074
1074
1075
1079
1080
1080
1081
1082
1082
1082
1083
1083
1083
1084
1084
1085
1085
① 一般事項 ② 床タイル張り 1085
③ 外装壁タイル張り 1085
④ 外装壁役物タイル張り 1086
⑤ 内装壁タイル張り 1087
⑥ 内装壁モザイクタイル張り 1087
⑦ 内装壁モザイクタイル役物張り 1087
⑧ テラコッタ張り 1089
⑨ 先付けタイル 1089
1. 先付けタイル工場加工費(平物)PC パック
(一発目地) 1089
2. 先付けタイル現場施工費(平物) 1089
3. 先付けタイル現場施工に伴う労務加算 1089
1055
1055
1059
1059
1059
1061
1061
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1064
1064
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1066
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1067
1067
1067
1067
1067
⓮ 木 工 ① 一般事項 ② 床下地組 ③ 床板張り ④ 間仕切軸組 ⑤ 壁胴縁組 ⑥ 天井下地組 ⑦ 壁,天井板張り ⑧ 幅木,その他 V
1090
1090
1090
1090
1091
1091
1091
1092
1092
⑨ 出入口,窓枠 1093
⓯ 屋根及びとい 1094
① 一般事項 ② 屋根下地 ③ 屋根(かわら)ぶき ④ スレートぶき ⑤ 亜鉛鉄板ぶき ⑥ 銅板ぶき ⑦ アルミ合金板ぶき ⑧ 被覆鋼板ぶき ⑨ 合成樹脂波板ぶき ⑩ 波形スレートぶき役物 ⑪ と い ⑫ 鋼管とい掃除口 ⑬ 鋼管とい防露巻き ⑭ 鋼管とい塗装 ⑮ ルーフドレン ⓰ 金 属 ① 一般事項 ② 下地ラス張り ③ 軽量鉄骨下地(壁 ・ 天井) ④ 金物工事 ⑤ 雨 押 え ⑥ スリーブ ⑦ 鋼製笠木類(参考) ⓱ 左 官 ① 一般事項 ② 床コンクリート直均し仕上げ ③ 床モルタル塗り ④ 床下地モルタル塗り ⑤ 床特殊モルタル塗り ⑥ 床人造石塗り ⑦ 壁モルタル塗り ⑧ 壁下地モルタル塗り ⑨ 壁特殊モルタル塗り ⑩ 壁人造石塗り ⑪ 壁プラスター塗り ⑫ 天井モルタル塗り ⑬ 天井特殊モルタル塗り ⑭ 天井プラスター塗り ⑮ 壁各種吹き付け ⑯ 和風壁塗り ⑰ 役物モルタル塗り ⑱ 役物人造石塗り ⓲ 建 具 ① 一般事項 ② 木製建具 ⑴ 木製建具取付け ⑵ 木製建具製作(参考) ⑶ 付属金物の種類・数量他 ⑷ ドアクローザ取付け ⑸ ガラス清掃 ⑹ 木製建具運搬 ③ 金属製建具 1. 鋼製出入口戸取付け 2. 鋼製建具取付け 3. アルミニウム製出入口戸取付け 4. アルミニウム製建具取付け 5. 特殊建具金物取付け 6. シャッター ④ ガ ラ ス 1. 板ガラス 2. ガラスとめ材 3. 溝型ガラス(プロフィリット)(参考) 4. ガラスブロック(参考) 5. プリズムガラス(参考) 1094
1094
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⓳ 塗 装 1135
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1145
1146
1146
① 一般事項 ② 素地ごしらえ 1146
③ 木部素地押え(参考) 1148
④ 鉄鋼面錆止め塗料塗り
(素地ごしらえは含まない) 1148
⑤ 合成樹脂調合ペイント塗り
(素地ごしらえ・錆止め塗料塗りは含まない)
1148
⑥ 合成樹脂エマルションペイント塗り
(素地ごしらえは含まない) 1149
⑦ 多彩模様塗料塗り
(素地ごしらえは含まない)(参考) 1149
⑧ つや有合成樹脂エマルションペイント塗り
(素地ごしらえは含まない) 1149
⑨ つや有合成樹脂エマルションペイント塗り
(素地ごしらえ・錆止め塗料塗りは含まない)
1150
⑩ クリヤラッカー塗り・ラッカーエナメル塗り
(素地ごしらえは含まない) 1150
⑪ ワニス塗り・ラッカーエナメル吹付け
(参考) 1151
⑫ オイルステイン塗り
(素地ごしらえを含む) 1151
⑬ アクリル樹脂系非水分散形塗料塗り
(素地ごしらえは含まない) 1151
⑭ 合成樹脂調合ペイント塗り
(糸幅:300mm 以下) 1152
⑮ つや有合成樹脂エマルションペイント塗り
(糸幅:300mm 以下) 1152
⑯ クリヤラッカー塗り(糸幅:300mm 以下)
1152
⑰ ラッカーエナメル塗り
(糸幅:300mm 以下) 1153
⑱ オイルステイン塗り(糸幅:300mm 以下)
1153
⑲ その他塗料塗り
(素地ごしらえ・錆止め塗料は含まない)
(参考) 153
1105
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1111
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1129
1132
1132
1135
VI
⓴ 内 外 装 ① 一般事項 ② 木質系床工事 ③ プラスチック系床工事 ④ カーペット敷込み ⑤ 畳 ⑥ せっこうボード張り ⑦ けい酸カルシウム板張り ⑧ 天井ロックウール吸音板張り及び
サンドウィッチパネル ⑨ 天井ボード切込み ⑩ 木毛セメント板打込み,合成樹脂発泡材
張り及び打込み ⑪ 壁紙張り ⑫ 壁紙張り 素地ごしらえ ⑬ そ の 他 � 仕上ユニット 1155
1155
1155
1156
1156
1157
1158
1161
� 構内舗装 1162
① 一般事項 ② 植付け(高木) ③ 植付け(中低木) ④ 植付け(地被類) ⑤ 掘取り(中低木,根巻き有り) ⑥ 掘取り(中低木,根巻き無し) ⑦ 掘取り(高木,根巻き有り) ⑧ 掘取り(高木,根巻き無し) ⑨ 幹巻き(高木) ⑩ 支柱(1) ⑪ 支柱(2) ⑫ 芝 張 り ⑬ 植栽基盤整備(A種) ⑭ 植栽基盤整備(B種) ⑮ 植栽基盤整備(C種) ⑯ 植栽基盤整備(D種) � とりこわし ① 一般事項 ② 解体撤去 1. 建物のとりこわし 2. 舗装とりこわし ③ 整 地 ① 一般事項 ② 仮 設 1. 屋上防水改修 2. 外壁改修 3. 内部改修 4. 仮設材運搬(仮設間仕切り(C種)) 5. トラック運転 ③ 撤 去 ④ 外壁改修 ⑤ 塗装改修 1159
1159
1160
1160
1161
� 植 栽 � 建築改修工事 1158
1158
① 一般事項 ① 一般事項 ② 舗装材料 ③ 舗装機械運転 ④ 構内舗装歩掛 1. アスファルト舗装 2. コンクリート舗装(参考) 3. 舗装機械運搬及び直接仮設 4. 縁石及びL形側溝 ④ 表土処分 ⑤ 盛 土 ⑥ 法 面 工 ⑦ 境界標,排水,擁壁,通路舗装,
植樹 など
1155
1185
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1188
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1195
1195
3. 電気設備工事
❶ 電気設備工事の積算体系及び歩掛 1162
1163
1163
1164
1164
1171
1171
1172
❷ 共 通 費 1174
❸ 電力工事 ① 請負工事費の構成 ② 工事歩掛 ③ 下請経費等 ① 共通仮設費 ② 現場管理費 ③ 一般管理費等 1174
1174
1174
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1201
1201
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1201
1203
1203
1205
1207
1208
1208
① 一般事項 ② 配線工事 1208
1. 600V 絶縁電線
(EM-IE・EM-IC・HIV・IV・IC 等
管路入線の場合) 1208
2. 600V 絶縁ケーブル配線(EM-EEF・VVF)
1209
3. 絶縁ケーブル配線
(EM-EE・VVR コンクリート部分に
サドル止め配線する場合) 1209
4. 600V ポリエチレンケーブル配線
(EM-CE,CV 管路入線の場合) 1210
5. 高圧架橋ポリエチレンケーブル配線
(6kV EM-CE,EM-CET,6kV CV,
CVT 管路入線の場合) 1211
6. 高圧電力ケーブル端末処理(プレハブ) 1212
7. 制御用ケーブル配線
(EM-CEE,EM-CEE-S,CVV,CVV-S
管路入線の場合) 1213
8. 低圧耐火ケーブル
(EM-FP-C,NH-FP-C,FP-C 管路入線の
場合) 1214
1179
1179
1179
1179
1184
1185
VII
9. 高圧耐火ケーブル
(6kV EM-FP-C,6kV NH-FP-C,
6kV FP-C 管路入線の場合) 1217
② 配管工事 1220
1. 電線管(隠ぺい又はコンクリート打込み)
1220
2. 金属製可とう電線管 1224
3. 合成樹脂製可とう電線管(PF 管,CD 管)
(隠ぺい又はコンクリート打込み) 1224
③ 位置ボックス・プルボックス 1226
1. 位置ボックス 1226
2. プルボックス 1227
④ 金属線ぴ類 1227
⑤ 金属ダクト・金属トラフ 1228
⑥ フロアダクト及び付属品 1228
⑦ ケーブルラック 1229
⑧ 防火区画貫通処理 1229
⑨ バスダクト(600V) 1233
⑩ ライティングダクト(直付) 1235
⑪ ボンディング 1236
⑫ 塗装工事(電線管等用) 1236
⑬ 配線器具取付け 1237
1. タンブラスイッチ 1237
2. フル2線式(多重伝送制御)
リモコンスイッチ 1238
3. コンセント 1239
4. OA フロア用器具 1240
5. 医用配線器具 1240
6. プルスイッチ・計器箱その他 1240
⑭ 照明器具取付け 1241
1. 白 熱 灯 1241
2. HID灯 1242
3. HID灯(ポールライト) 1242
4. ガーデンライト 1243
5. 灯器具昇降装置 1243
6. 昇降装置操作盤 1243
7. 蛍 光 灯 1243
8. LED 照明 1246
9. 照明制御装置 1246
10. 誘 導 灯 1247
11. 非常用照明(白熱灯) 1247
⑮ 分電盤・制御盤取付け 1249
1. 開閉器箱・分電盤 1249
2. 開閉器箱・分電盤(組込機器) 1250
3. 制御盤 1251
4. 電動機・電極その他結線 1251
⑯ 受変電設備 1252
1. 受配電盤 1252
2. 変圧器,高圧進相コンデンサ 1252
3. 直列リアクトル(高圧進相コンデンサ用)
1253
4. 直流電源装置 1253
5. 工事材料 1254
6. 高圧負荷開閉器,その他 1255
⑰ 自家発電設備(参考) 1256
⑱ 雷保護設備 ⑲ 電柱建柱(人力建込みの場合) 1. コンクリート柱 2. 木 柱 3. パンザーマスト ⑳ 電柱建柱(建柱車使用の場合) 1. コンクリート柱(建柱車使用の場合) 2. 木 柱(建柱車使用の場合) ㉑ 支線取付け ㉒ 腕金取付け ㉓ 電線架設 ㉔ 引込用電線 ㉕ 架空ケーブル施設 1. 低 圧 2. 高 圧 3. 吊 架 線 ㉖ 変圧器台(柱上用) ㉗ 点検台(柱上用) ㉘ 変圧器(柱上用) ㉙ 保安開閉器その他(柱上用) ㉚ がいし取付け ㉛ 保護網・保護線 ㉜ 地中ケーブル布設 1. 600V ポリエチレンケーブル
(EM-CE,EM-CET,CV,CVT) 2. 高圧架橋ポリエチレンケーブル
(3kV,6kV EM-CE・EM-CET,3kV,
6kV CV・CVT) ㉝ 地中管路布設 1. トラフ布設 2. 防水鋳鉄管 3. 配管用炭素鋼管 4. 厚鋼電線管,硬質ビニル電線管 5. 波付硬質合成樹脂管 6. 多孔陶管(セラダクト A)布設(参考) 7. 地中埋設標,埋設標識シート 8. ブロック型ハンドホール ❹ 通信工事 1257
1259
1259
1259
1259
1260
1260
1260
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1271
1271
1273
1273
① 屋内通信線(管路内入線の場合) ② 構内ケーブル・着色識別ポリエチレン
ケーブル(管路内入線の場合) 1273
③ 耐熱ケーブル・警報用ケーブル
(管路内入線の場合) 1274
④ プリント局内ケーブル(ケーブルラック配線の場合)
1275
⑤ 同軸ケーブル(管路内に引き入れる場合)
1275
⑥ マイクロホン用コード
(管路内に引き入れる場合) 1276
⑦ 光ファイバケーブル(管路内入線の場合)
1276
⑧ 光ファイバケーブル直線接続 1276
⑨ 光ファイバケーブル成端接続 1277
⑩ 光ファイバケーブル伝送損失測定 1277
VIII
⑪ ボタン電話用ケーブル
(管路内に引き入れる場合) ⑫ LAN 用ケーブル(管路内入線の場合) ⑬ 通信機器取付け工事 1. 電 話 2. 電気時計・拡声設備 3. テレビ共同受信装置 4. インターホン装置 5. 表示・電鈴装置 ⑭ 火災報知機 ⑮ ガス漏れ警報設備 ⑯ 車路管制設備 ⑰ 監視カメラ設備 ❺ 信号工事 ① 外線工事(通信工事に準ずる) ② 内線工事 ❻ 電気設備改修工事 ① 一般事項 ② 撤去 ③ 撤去(600V 絶縁電線) ④ 撤去(600V 絶縁ケーブル) ⑤ 撤去(電線管) ⑥ 撤去(線ぴ類) ⑦ 撤去(ケーブルラック) ⑧ 撤去(プルボックス) ⑨ 撤去(位置ボックス) ⑩ 撤去(HID 灯器具) ⑪ 撤去(白熱灯器具) ⑫ 撤去(蛍光灯器具) ⑬ 撤去(Hf 蛍光灯器具) ⑭ 撤去(柱上取付け変圧器) 4. フランジ付硬質塩化ビニルライニング鋼管
1327
(SGP-FVA)フランジ接合 5. フランジ付硬質塩化ビニルライニング鋼管
(SGP-FVD)フランジ接合 1328
6. 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管
(SGP-HVA)ねじ接合(管端防食継手) 1329
7. 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管
(SGP-PA)ねじ接合(管端防食継手) 1330
8. 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管
(SGP-PD)ねじ接合(管端防食継手) 1331
9. フランジ付ポリエチレン粉体ライニング鋼管
(SGP-FPA)フランジ接合 1332
10. フランジ付ポリエチレン粉体ライニング鋼管
(SGP-FPD)フランジ接合 1333
11. 排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管
(黒)MD 継手 1334
12. 排水用ノンタールエポキシ塗装鋼管 MD 継手
1335
13. 一般配管用ステンレス鋼鋼管
(圧縮・プレス・拡管式) 1336
14. 遠心力鉄筋コンクリート管 1337
15. 銅管(M)・被覆銅管・保温付被覆銅管 1337
16. 耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管(HIVP)・
硬質ポリ塩化ビニル管(VP)・リサイクル
硬質ポリ塩化ビニル発泡三層管(RF-VP)・
硬質ポリ塩化ビニル管(VU)・リサイクル
硬質ポリ塩化ビニル三層管(RS-VU)・
排水用リサイクル硬質ポリ塩化ビニル管
(REP-VU) 1339
17. 耐火二層管 1344
18. 鉛管 1345
19. 冷媒用銅管 1346
20. 断熱材被覆銅管 1347
21. 一般弁類 1349
22. 伸縮管継手・フレキシブルジョイント等
1349
23. 計 器 類 1350
1278
1278
1281
1281
1284
1285
1287
1289
1290
1295
1295
1295
1299
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1300
1300
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1300
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1303
1303
1303
1304
1304
1304
1307
1308
4. 機械設備工事
❶ 機械設備工事の積算体系及び歩掛 ① 請負工事費の構成 ② 工事歩掛 ③ 下請経費等 ❷ 共通費 ① 共通仮設費 ② 現場管理費 ③ 一般管理費等 ❸ 配管工事 ① 一般事項 1. 配管用炭素鋼管 2. 水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管
(SGP-VA)ねじ接合(管端防食継手) 3. 水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管
(SGP-VD)ねじ接合(管端防食継手) 1309
❹ 空気調和及び換気設備工事 1309
1309
1310
1351
1351
① 一般事項 ② 冷凍機及び冷却塔 1351
1. 冷 凍 機 1351
2. 冷 却 塔 1352
③ 空気調和機 1352
1. 空気調和機 1352
2. パッケージ形空気調和機 1353
3. ルームエアコンディショナー 1354
4. ファンコイルユニット 1354
5. 全熱交換器 1355
6. 空気清浄装置 1356
④ 送 風 機 1356
1. 多翼形送風機 1356
2. 消音ボックス付送風機・パイプ用ファン 1357
3. 換気扇(圧力扇) 1357
⑤ 機器搬入費 1358
1311
1311
1313
1315
1316
1324
1324
1325
1326
IX
1. 歩 掛 2. 搬入費計算例 ⑥ ダクト設備 1. アングルフランジ工法ダクト 2. 共板フランジ工法ダクト(低圧ダクト) 3. スライドオンフランジ工法ダクト
(低圧ダクト) 4. スパイラルダクト 5. 排煙円形ダクト 6. フレキシブルダクト 7. 吹出口・吸込口 8. ダンパ類 9. 排気フード,グリス除去装置 10. 送風機用たわみ継手(キャンパス継手) 11. 変風量・定風量ユニット ⑦ 自動制御機器及び計装工事 1. 配線,配管工事 2. 制御機器取付け 3. 自動制御機器調整費 ⑧ 総合調整費 ❺ 暖房設備工事 1358
1359
1361
1361
1363
11. 衛生器具付属品 12. 水 栓 類 13. 量水器等 14. 排水金具・トラップ等 15. ガス湯沸器等 ② 消火設備 1. 屋内消火栓 2. 屋外消火栓 3. スプリンクラー消火 ③ 水槽・貯湯槽 1. 水 槽 2. 貯 湯 槽 ④ 厨房器具設備 1363
1364
1366
1366
1366
1368
1369
1369
1369
1375
1375
1377
1378
1378
❼ 保温工事 ① 一般事項 ② 保温工事の仕様 1. 材 料 2. 施 工 ③ 保温工事の歩掛 ❽ 塗装工事 1379
1379
① ボ イ ラ ② 温風暖房機 1380
③ タンク類 1380
1. 地下オイルタンク 1380
2. 地下オイルタンク用付属品 1381
3. オイルサービスタンクほか 1382
④ スリーブ・箱入れ 1384
1. スリーブ(新営工事で統計的数値を用いる場合)
1384
2. スリーブ(図面に特記のある場合) 1384
3. 箱入れ 1385
⑤ ポンプ類 1385
⑥ 配管及び付属品 1387
1. 配管工事 1387
2. 一般弁類 1387
3. トラップ装置 1388
4. 減圧弁装置 1390
5. 温度調整弁装置 1393
6. 伸縮継手等 1394
⑦ 暖房器具 1396
❻ 衛生設備工事 ① 器 具 1. 大 便 器 2. 小 便 器 3. 小便器・自動洗浄タンク 4. 小便器洗浄用埋設管 5. 仕 切 板 6. 洗 面 器 7. 手洗器・洗髪器 8. 流 し 9. 水飲器等 10. バス・シャワー ① 一般事項 ② 塗装工事の仕様 ③ 塗装工事の歩掛 ❾ 防錆工事 ① 一般事項 ② 防錆工事の仕様 1. 材 料 ③ 防錆工事の歩掛 1. 鉛 管(コンクリート内) 2. 鋼 管(地中埋設) ❿ 土 工 事 ① 一般事項 ② 土工事の歩掛 ⓫ コンクリート工事 ① 一般事項 ② コンクリート工事の歩掛 ⓬ 桝 類 1398
① 適 用 ② 材 料 ③ 桝類歩掛 ④ 桝単価作成例(参考) 1398
1398
1399
1399
1400
1401
1401
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1403
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X
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1420
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1477
1477
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1483
1483
1485
1485
1485
1486
1486
1486
1488
1496
⓭ 機械設備改修工事 1498
① 一般事項 ② 撤 去 1. 資機材の撤去工事 2. ダクト工事 3. ダクト付属品 4. ダクト類保温 1498
1498
1498
1498
1499
1500
5. 衛生器具類 6. 配管保温 ③ 改 修 1. 配管工事 2. 配管接続・切断工事 3. ダクト工事 4. 桝 類 ④ はつり工事 ⑤ 機器搬出 1501
1502
1510
1510
1510
1511
1511
1512
1513
XI
❶土木工事の積算体系― 1
❶ 土木工事の積算体系
① 積算体系
持管理に要する費用。
建設工事の積算は,特定の工事について,その原価を
エ 安全費:安全管理費,交通管理費,安全施設その
事前に推定計算する行為である。したがって,積算体系
他工事施工上必要な安全対策に要する費用。
は原価計算理論にのっとって構成される。建設工事の積
オ 役務費:土地借上げ料,電力,用水等の基本料。
算体系は「原価計算基準」のほか建設業法施行令に定め
カ 技術管理費:品質管理のための試験費,出来形管
る損益計算書,完成工事原価報告書の様式等が基礎と
理のための測量費,工程管理のための資料の作成
なって作成されている。しかし,各事業主体の積算体系
費,その他技術管理上必要な資料の作成に要する費
は,その事業の特性・実務的配慮・実績等によって,大
用。
綱に変わりはなくても,細部に相違を持っている。い
キ 営繕費:現場事務所の営繕,試験室の営繕,労働
ま,官公庁における代表的な積算体系を挙げると表―1
者宿舎の営繕,倉庫及び材料保管所等の営繕に要す
のとおりである(これによってわかるとおり,国土交通
る費用,及び労働者輸送費,営繕費に係る土地・建
省(旧建設省,旧運輸省),農林水産省等の積算体系及び
物の借上げ費用。
その計算方法はほとんど同じであるといってよい)。こ
なお,共通仮設費と直接工事費を併せたものを純
のうち,建設工事の代表的な発注官庁である国土交通省
工事費という。
の土木工事の積算体系をかりて,その構成等を説明する
⑵ 現場管理費 工事施工にあたって,工事を管理す
と次のとおりである。
るために必要な共通仮設費以外の経費である。その内
1. 直接工事費 工事目的物を施工するために直接消費
容は,次のとおりである。
されたことを確認出来る原価である。
ア 労務管理費:現場労働者に係る次の費用
直接工事に限らないが,建設工事の積算方式には積上
募集及び解散に要する費用(赴任旅費,解散手当
げ方式と実績方式がある。前者は工事費を箇所又は工事
を含む),慰安,娯楽,厚生に要する費用。直接工事
種類によって,各工事部門ごとに工種別・細別及び名称
費及び共通仮設費に含まれない作業用具及び作業用
等に区分し,それぞれの区分ごとに材料費,労務費,直
被服の費用。賃金以外の食事,通勤等に要する費
接経費に分けて計算する方式であり,後者は元請と下請
用。労災保険法等による給付以外に災害時に事業主
の間の単位工種当り取引額の実績等を参考として,工事
が負担する費用。
費を決定する方式である。積上げ方式では,材料費は工
イ 安全訓練等に要する費用:現場労働者の安全・衛
事種類等の計算単位ごとに材料単価に施工に必要な数量
生に要する費用及び研修訓練等に要する費用。
を乗じ,労務費は,労務賃金と施工に必要な労働者の数,
ウ 租税公課:固定資産税,自動車税,軽自動車税等
つまり歩掛を乗じて算定する。直接経費は直接工事のた
の租税公課。ただし,機械経費の機械器具等損料に
めに発生するもので,機械作業などに用いる機械器具の
計上された租税公課は除く。
損料,特許権使用料(工法使用料等含む),水道・光熱・
電力料等である。
エ 保険料:自動車保険(機械器具等損料に計上され
た保険料は除く),火災保険,工事保険,組立保険,
2. 間接工事費 工事対象物に直接に施工されるもので
法定外の労災保険,その他損害保険の保険料。
なく,各施工部門に対し共通に使用されるものである。
オ 従業員給料手当:現場従業員の給料,諸手当(危
共通仮設費と現場管理費に分ける。
険手当,通勤手当,火薬手当等)及び賞与。ただし,
⑴ 共通仮設費 その内容は次のとおりである。
本支店で経理される派遣会社役員等の報酬及び運転
ア 運搬費:建設機械器具の運搬等に要する費用。工
者,世話役等で純工事費に含まれる現場従業員の給
事施工上必要な建設機械器具の運搬等に要する費
料等は除く。
用。
カ 退職金:現場従業員に係る退職金及び退職給与引
イ 準備費:準備及び後片付け,調査,測量,丁張り,
除根,段切り伐開,整地,除草すり付け等に要する
当金繰入額。
キ 法定福利費:現場従業員及び現場労働者に関する
費用。
労災保険料,雇用保険料,健康保険料及び厚生年金
ウ 事業損失防止施設費:騒音,振動,地盤沈下,地
保険料並びに建設業退職金共済制度に基づく事業主
下水の断絶等に起因する事業損失を未然に防止する
負担額。
ための仮施設の設置費及び撤去費,当該仮施設の維
ク 福利厚生費:現場従業員に係る慰安娯楽,貸与被
─ ─
1
❶土木工事の積算体系― 2
表― 1 各 種 積 算 体 系
(国土交通省・都道府県)
材料費
直接工事費
労務費
工事原価
純 工 事 費
直接経費
事業損失防止施設費
準備費
技術管理費
共通仮設費
工事価格
運搬費
間接工事費
請負工事費
役務費
営繕費
一般管理費等
安全費
消費税相当額
現場管理費
(国土交通省〔港湾工事〕・都道府県)
労務費
直接工事費
材料費
直接経費
特許使用料等
水道・光熱・電力料
船舶・機械器具等損料
提供船舶・機械等経費
回航・えい航費
工事原価
運搬費
準備費
工事価格
事業損失防止施設費
共通仮設費
請負工事費
安全費
役務費
技術管理費
間接工事費
水雷・傷害等保険料
営繕費
一般管理費等
イメージアップ経費
消費税相当額
現場管理費
(農林水産省)
材 料 費
直接工事費
労 務 費
純工事費
機械経費
そ の 他
事業損失防止施設費
工事原価
共通仮設費
工事価格
搬
費
準
備
費
安
全
費
役
務
技
間接工事費
請負工事費
運
営
術
繕
管
費
理
費
費
等
現場管理費
一般管理費等
一般管理費
付 加 利 益
消費税相当額
法人税,都道府県民税,市町村民税等
株式配当金
内部留保金
支払利息割引料,支払保証料その他の営業外費用
─ ─
2
❶土木工事の積算体系―14
別表第1
⑴ 共通仮設費率
表―4 共通仮設費率
第1表
対象額
適用区分
600万円以下
600万円を超え10億円以下
10億円を超えるもの
下記の率とする。
⑵の算定式より算出された率とする。
ただし,変数値は下記による。
下記の率とする。
工種区分
河
A
川
工
b
事
12.53
238.6
- 0.1888
4.77
河 川・道 路 構 造 物 工 事
26.94
6,907.7
- 0.3554
4.37
海
岸
事
13.08
407.9
- 0.2204
4.24
工
事
12.78
57.0
- 0.0958
7.83
工
事
26.10
633.0
- 0.2043
9.18
事
27.04
1,636.8
- 0.2629
7.05
事
17.09
435.1
- 0.2074
5.92
砂 防・地 す べ り 等 工 事
15.19
624.5
- 0.2381
4.49
公
事
10.80
48.0
- 0.0956
6.62
事
9.96
40.0
- 0.0891
6.31
情 報 ボ ッ ク ス 工 事
18.93
494.9
- 0.2091
6.50
道
路
改
鋼
橋
架
P
C
舗
電
工
良
設
橋
装
工
園
線
共
工
工
同
溝
工
第2表
対象額
適用区分
200万円以下
200万円を超え1億円以下
1億円を超えるもの
下記の率とする。
⑵の算定式より算出された率とする。
ただし,変数値は下記による。
下記の率とする。
工種区分
A
b
道
路
維
持
工
事
28.49
34,596.3
- 0.4895
4.20
河
川
維
持
工
事
9.05
26.8
- 0.0748
6.76
対象額
1,000万円以下
1,000万円を超え20億円以下
20億円を超えるもの
下記の率とする。
⑵の算定式より算出された率とする。
ただし,変数値は下記による。
下記の率とする。
第3表
適用区分
工種区分
共 同 溝 等 工 事
ト
下
ン
水
ネ
道
ル
工
工
事
A
b
⑴
8.86
68.3
- 0.1267
4.53
⑵
13.79
92.5
- 0.1181
7.37
事
28.71
4,164.9
- 0.3088
5.59
⑴
12.85
422.4
- 0.2167
4.08
⑵
13.32
485.4
- 0.2231
4.08
⑶
7.64
13.5
- 0.0353
6.34
対象額
3億円以下
3億円を超え50億円以下
50億円を超えるもの
下記の率とする。
⑵の算定式より算出された率とする。
ただし,変数値は下記による。
下記の率とする。
第4表
適用区分
工種区分
コ ン ク リ ー ト ダ ム
フ
ィ
ル
ダ
ム
A
b
12.29
105.2
- 0.1100
9.02
7.57
43.7
- 0.0898
5.88
─ ─
14
❶土木工事の積算体系―15
⑵ 算定式
Kr = A・Pb
ただし Kr
:共通仮設費率(%)
P
:対象額(円)
A・b:変数値
(備考) Kr の値は,小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。
㋺ 現場管理費
◎ 現場管理費の算定
イ 現場管理費は表―2 の工種区分に従って純工事費ごとに求めた現場管理費率を,当該純工事費に乗じて得た額の範囲内とする。
ロ 2種以上の工種からなる工事については,その主たる工種の現場管理費率を適用するものとし,また,工事条件によっては工事
名にとらわれることなく工種を選定する。
ハ 設計変更で数量の増減等により主たる工種が変わっても当初設計の工種とする。
ニ 現場管理費率の補正
現場管理費率の補正については,「あ)施工時期,工事期間を考慮した現場管理費率の補正」又は,「い)大都市を考慮した現
場管理費率の補正」
,又は「あ)施工時期,工事期間等による補正率の計算」及び「う)施工地域,工事場所を考慮した現場管理
費率の補正」により補正を行うものとする。
あ)施工時期,工事期間等による補正率の計算
施工時期,工事期間等を考慮して,表―5 の「工種別現場管理費率標準値」を2%の範囲内で適切に加算することができる。
ただし重複する場合は,最高2%とする。
イ) 積雪寒冷地域で施工時期が冬期となる場合
a.積雪寒冷地域の範囲……人事院規則に規定される寒冷地手当を支給する地域とする。
ただし,コンクリートダム,フィルダムの現場管理費率を適用する工事には適用しない。
b.積雪寒冷地の施工期間を次のとおりとする。
施 工 時 期
適 用 地 域
11月1日 ~ 3月31日
北海道,青森県,秋田県
12月1日 ~ 3月31日
上記以外の地域
備 考
積雪地特性を11月中の降雪が5日以上ある
こととした。
c.工場製作工事及び冬期条件下で施工することが前提となっている除排雪工事等は適用しない。
d.現場管理費率の補正率は次によるものとする。
補正値(%)=冬期率×補正係数
冬期率=12月1日~3月31日(11月1日~3月31日)までの工事期間/工期
ただし,工期については実際に工事を施工するために要する期間で,準備期間と後片付期間を含めた期間とする。また,
冬期工事期間に準備又は後片付がかかる場合は,準備期間と後片付期間を含めた期間とする。
補 正 係 数
積 雪 寒 冷 地 域 の 区 分
補正係数
1 級 地
2 〃 3 〃 4 〃 1.80
1.60
1.40
1.20
(備考) 1. 冬期率は小数点以下3位を四捨五入して2位止めとする。
2. 補正率は小数点以下3位を四捨五入して2位止めとする。
3. 施工地域が2つ以上となる場合には,補正係数の大きい方を適用する。
ロ) 緊急工事の場合
緊急工事は2.0%補正する。緊急工事とは,昼夜間連続作業が前提となる工事で直轄河川災害復旧事業等事務取扱要綱第9
条に示す緊急復旧事業及び直轄道路災害復旧事務取扱要綱第10条に示す緊急復旧事業並びにこれと同等の緊急を要する事業と
する。
い)大都市を考慮した現場管理費率の補正
イ)大都市を考慮した現場管理費率の補正は,以下の施工地域区分及び工種区分の場合において別表第1(第1表,第2表)
の現場管理費率標準値に下表の補正係数を乗じるものとする。なお,以下の施工地域区分及び工種区分以外の場合には適用
しない。
─ ─
15
❶土木工事の積算体系―16
施工地域区分
工種区分
補正係数
鋼橋架設工事
舗装工事
大都市
1.2
電線共同溝工事
道路維持工事
(備考) 施工地域区分は以下のとおりとする。
大 都 市:札幌市,仙台市,さいたま市,川口市,草加市,千葉市,市川市,船橋市,習志野市,浦安市,東京
(23区)
,八王子市,横浜市,川崎市,相模原市,新潟市,静岡市,名古屋市,京都市,大阪市,堺市,
神戸市,尼崎市,西宮市,芦屋市,広島市,北九州市,福岡市のうち,
施工地域の区分が市街地をいう。
市街地とは,施工地域が人口集中地区(DID 地区)及びこれに準ずる地区をいう。
DID 地区とは,総務省統計局国勢調査による地域別人口密度が4,000人/km2以上でその全体が5,000
人以上となっている地域をいう。
ロ)施工地域区分が2つ以上となる場合の取扱い
工事場所において地域区分が2つ以上となり,そのうち大都市を含む場合は,大都市を考慮した現場管理費率の補正を行
うものとする。
う)施工地域,工事場所を考慮した現場管理費率の補正
イ)施工地域,工事場所を考慮した現場管理費率の補正は表―5(第1表~第4表)の現場管理費率標準値に下表の補正値を加
算するものとする。
なお,コンクリートダム,フィルダム及び電線共同溝の現場管理費率を適用する工事には適用しない。
施工地域・工事場所区分
市
地方部
街
補正値(%)
地
1.5
山 間 僻 地 及 び 離 島
0.5
施工場所が一般交通等の影響を受ける場合
1.0
施工場所が一般交通等の影響を受けない場合
―
また,以下の施工地域,工事場所及び工種区分の場合における現場管理費率の補正は表−5(第1
表,第2表)の現場管理費率標準値に下表の補正係数を乗じる。
施工地域・工事場所区分
工種区分
鋼
市街地
橋
舗
架
設
装
補正係数
工
工
事
事
電 線 共 同 溝 工 事
道
路
維
持
工
1.1
事
(備考)1. 施工地域の区分は以下のとおりとする。
市街地:施工地域が人口集中地区(DID 地区)及びこれに準ずる地区をいう。DID 地区とは,総務省統計局国勢調
査による地域別人口密度が4,000人/km2以上でその全体が5,000人以上となっている地域をいう。
山間僻地及び離島:施工地域が人事院規則における特地勤務手当てを支給するために指定した地区,及びこれに準
ずる地区をいう。
地方部:施工地域が上記以外の地区をいう。
(備考)2. 施工場所の区分は以下のとおりとする。
一般交通の影響:①施工場所において一般交通の影響を受ける場合
を受ける場合 ② 〃 地下埋設物件の影響を受ける場合
③ 〃 50 m 以内に人家等が連なっている場合
(備考)3. 現場管理費率の補正が2種類以上該当する場合は,大きい方を適用する。
─ ─
16
❶土木工事の積算体系―17
別表第1
⑴ 工種別現場管理費率標準値
第1表
純工事費
適用区分
表―5 工種別現場管理費率標準値
700万円以下
700万円を超え10億円以下
10億円を超えるもの
下記の率とする。
⑵の算定式より算出された率とする。
ただし,変数値は下記による。
下記の率とする。
工種区分
河
A
川
工
b
事
42.02
1,169.0
- 0.2110
14.75
河 川・道 路 構 造 物 工 事
28.22
52.6
- 0.0395
23.20
海
事
26.90
104.0
- 0.0858
17.57
事
32.73
80.0
- 0.0567
24.71
岸
道
路
改
鋼
橋
架
工
良
工
事
39.06
105.6
- 0.0631
28.56
事
30.09
113.1
- 0.0840
19.84
事
39.39
622.2
- 0.1751
16.52
砂 防・地 す べ り 等 工 事
44.58
1,281.7
- 0.2131
15.48
公
事
41.68
366.3
- 0.1379
21.03
事
58.82
2,235.6
- 0.2308
18.72
情 報 ボ ッ ク ス 工 事
52.66
1,570.0
- 0.2154
18.08
P
C
舗
電
設
装
共
工
工
園
線
工
橋
工
同
溝
工
注)基礎地盤から堤頂までの高さが20m 以上の砂防堰堤は,砂防・地すべり等工事に2%加算する。
第2表
純工事費
適用区分
200万円以下
200万円を超え1億円以下
1億円を超えるもの
下記の率とする。
⑵の算定式より算出された率とする。
ただし,変数値は下記による。
下記の率とする。
工種区分
A
b
道
路
維
持
工
事
51.14
316.8
- 0.1257
31.27
河
川
維
持
工
事
41.28
166.7
- 0.0962
28.34
第3表
純工事費
適用区分
1,000万円以下
1,000万円を超え20億円以下
20億円を超えるもの
下記の率とする。
⑵の算定式より算出された率とする。
ただし,変数値は下記による。
下記の率とする。
工種区分
共 同 溝 等 工 事
ト
下
ン
水
ネ
道
ル
工
工
事
A
b
⑴
48.95
367.7
- 0.1251
25.23
⑵
37.50
110.6
- 0.0671
26.28
事
43.96
203.6
- 0.0951
26.56
⑴
33.46
50.8
- 0.0259
29.17
⑵
36.91
213.5
- 0.1089
20.73
⑶
31.58
48.4
- 0.0265
27.44
第4表
純工事費
適用区分
3億円以下
3億円を超え50億円以下
50億円を超えるもの
下記の率とする。
⑵の算定式より算出された率とする。
ただし,変数値は下記による。
下記の率とする。
工種区分
A
b
コ ン ク リ ー ト ダ ム
22.60
301.3
- 0.1327
15.56
フ
33.08
166.5
- 0.0828
26.20
ィ
ル
ダ
ム
─ ─
17
❶土木工事の積算体系―18
⑵ 算定式
Jo = A・Npb
ただし Jo
:現場管理費率(%)
Np
:純工事費(円)
A,b:変数値
(備考)Jo の値は,小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。
㋩ 一般管理費等
◎ 一般管理費等の算定
イ 一般管理費等は,表―6 の工事原価ごとに求めた「一般管理費等率」を,当該工事原価に乗じて得た額の範囲内とする。
ロ 一般管理費等率の補正
・前払金支出割合の相違による取扱い
前払金支出割合が35%以下の場合の一般管理費等は,表―7 の前払金支出割合区分ごとに定める補正係数をイの算定式で算定
した一般管理費等率に乗じて得た率とする。
・契約の保証に必要な費用の取扱い
前払金支出割合の相違による補正までを行った値に,表―8の補正値を加算したものを一般管理費等とする。
・支給品等の取扱い
資材等を支給するときは,当該支給品費は一般管理費等算定の基礎となる工事原価に含めないものとする。
・契約保証にかかる補正
①契約保証費を計上する場合は原則として当初契約に見込むものとする。
②契約保証費は一般管理費等率の補正による。
表―6 一般管理費等率
ア 前払金支出割合が35%を超え40%以下の場合
工
事
原
価
500万円以下
500万円を超え30億円以下
30億円を超えるもの
20.29%
イの算定式により算出された率
7.41%
一 般 管 理 費 等 率
イ 算 定 式
Gp =-4.63586 LOG(Cp)+51.34242(%)
ただし Gp:一般管理費等率(%)
Cp:工事原価(単価:円)
Gp の値は,小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。
上表で求めた一般管理費等率に当該補正係数(表―7 )を乗じて得た率は,小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。
表―7 一般管理費等率の補正
前払金支出割合区分
補
正
係
0%から5%以下
5%を超え15%以下
15%を超え25%以下
25%を超え35%以下
1.05
1.04
1.03
1.01
数
表―8 契約保証に係る一般管理費等率の補正
保 証 の 方 法
補正値(%)
ケース1:発注者が金銭的保証を必要とする場合(工事請負契約書第4条を採用する場合)。
0.04
ケース2:発注者が役務的保証を必要とする場合。
0.09
ケース3:ケース1及び2以外の場合。
補正しない
(備考)1.ケース―3の具体例は以下のとおり。
①予算決算及び会計令第100条の2第1項第1号の規定により工事請負契約書の作成を省略できる工事請負契約である
場合。
2.契約保証費を計上する場合は,原則として当初契約の積算に見込むものとする。
─ ─
18
❶土木工事の積算体系―19
2. 土 地 改 良 工 事
これらは,土地改良事業等の工事価格の積算に必要な事項を記載したものである。
⑴ 直接工事費の積算
直接工事費は,工事の目的物を施工するにあたり,直接必要とされる費目で,次により積算する。
① 材 料 費
工事の施工に必要な材料に要する費用で,その算定は材料の数量に材料の価格を乗じて求める。
② 労 務 費
工事の施工に必要な労務に要する費用で,その算定は所要人員に労務賃金を乗じて求める。労務賃金は,別に定める「公共工
事設計労務単価」によるほか,実状に即した賃金を採用する。
③ 機 械 経 費
工事の施工に必要な機械の使用に要する費用で,その算定は別に定める「土地改良事業等請負工事機械経費算定基準」及び「土
地改良事業等請負工事標準歩掛」によるほか,適正と認められる実績又は資料により算定する。
④ そ の 他
工事の施工に要する費用で,①から③までの直接工事費以外の直接経費とし,次に掲げるものがある。
ア 特許使用料
工事の施工に要する特許の使用料及び派遣技術者等に要する費用とする。
イ 水道・光熱電力料
工事の施工に要する用水・電力電灯使用料とする。
ウ 鋼桁・門扉等の輸送費
鋼桁・門扉等工場製作に係る製品を,製作工場から据付現場までの荷造・運搬に要する費用とする。
エ 産業廃棄物処理費
産業廃棄物処理に要する費用とする。
⑵ 間接工事費
直接工事費以外の工事費で,次の①共通仮設費及び③現場管理費より構成され,その積算は実情に応じて行う。
① 共通仮設費
共通仮設費は次に掲げるものとし,その算定にあたっては,別に定める「土地改良事業等請負工事共通仮設費算定基準」によ
る。
ア 事業損失防止施設費
工事施工に起因する騒音,地盤沈下,地下水の断絶等を未然に防止するための仮施設の設置,撤去及び当該施設の維持管理
に要する費用とする。
イ 運 搬 費
機械器具等を,その所在する場所又は所在が推定される場所から工事現場内への搬入・搬出(組立・解体を含む。)に要する
費用と,機械器具等の工事現場内での小運搬に要する費用とする。
ウ 準 備 費
ア.準備及び跡片付けに要する費用
イ.調査,測量,丁張り等に要する費用
ウ.伐開,除根,除草,整地等に要する費用
エ 安 全 費
ア.交通管理に要する費用
イ.安全施設に要する費用
ウ.安全管理に要する費用
エ.アからウまでに掲げるもののほか,工事施工上必要な安全対策等に要する費用
オ 役 務 費
ア.材料置場等の土地借上げに要する費用
イ.電力,用水等の基本料金
カ 技術管理費
ア.品質管理のための試験等に要する費用
イ.出来形管理のための測量,写真管理等に要する費用
ウ.工程管理のための資料の作成に要する費用
キ 営 繕 費
ア.現場事務所,労務者宿舎,倉庫等の営繕に要する費用
イ.アに係る土地・建物の借上げ費用
ウ.労務者の輸送に要する費用
─ ─
19
❶土木工事の積算体系―20
② 共通仮設費の積算
共通仮設費のうち,運搬費,準備費,安全費,役務費,技術管理費及び営繕費等については,所定の率計算による費用に積上
げ計算による費用を加算して積算することができる。
ア 率計算による算定方法
率計算による算定方法は,別表2に定める各工種ごとの共通仮設費率を用い,次式により算定する。
なお,率の対象項目は別表1に示すとおりである。
当該費用=対象金額×共通仮設費率
対象金額=直接工事費+事業損失防止施設費+官給品費+官貸額
イ 共通仮設費率の補正
施工地域,施工場所を考慮した共通仮設費率の補正は,別表3の補正値を加算する。ただし,フィルダム及びコンクリート
ダム工事には適用しない。
ウ 積上げ計算による算定方法
積上げ計算による算定方法は,別表1に定める項目について現場条件を的確に把握し必要額を適正に積み上げるものとする。
なお,運搬費の算定は別紙によるものとする。
別表1 共通仮設費率適用範囲
項 目
運搬費
率 の 対 象 項 目
積 上 げ 計 算 に よ る 項 目
1.建設機械器具の運搬等に要する費用
1.建設機械器具の運搬等に要する費用
⑴ 質量20t未満の建設機械の搬入,搬出(組立・解体を
⑴ 質量20t以上の建設機械の貨物自動車等による搬
入,搬出(組立・解体を含む)に要する費用
含む)に要する費用
⑵ 器材等(型枠,支保材,足場材,橋梁ベント,橋梁架
設用タワー,橋梁用架設桁設備排砂管,トレミー管等)
の搬入・搬出並びに現場内小運搬に要する費用
⑵ 器材のうち,スライディングセントルの搬入,搬出
並びに現場内小運搬に要する費用
2. 仮設材等(鋼矢板,H 形鋼,覆工板たて込み簡易土
留,敷鉄板等)の運搬に要する費用
⑶ 建設機械の自走による運搬に要する費用
⑷ 建設機械等の日々回送(分解・組立,輸送)に要する
3.干拓工事・海岸工事に係る工事の施工に必要な船舶等
の回航に要する費用
費用
4.重建設機械の分解・組立及び輸送に関する費用
⑸ 建設機械の現場内小運搬に要する費用
5.その他,工事施工上必要な建設機械器具の運搬等に要
する費用
準備費
1.伐開,除根,除草等に伴い発生する建設廃棄物等の工
1.準備及び跡片付けに要する費用
事現場外への搬出及び処理に要する費用
⑴ 準備に要する費用
⑵ 現場の跡片付け,清掃,踏み荒らしに対する復旧等に
2.伐開,除根,除草等に要する費用(農用地造成工事)
3.チェーンソー等により樹木を伐採するための費用
要する費用
4.工事施工上必要な準備等に要する費用
2.調査・測量,丁張り等に要する費用
⑴ 工事施工に必要な測量及び丁張りに要する費用
⑵ 縦,横断面図の照査等に要する費用
⑶ 用地幅杭等の仮移設等に要する費用
3.伐開,除根,除草,整地,段切り,すりつけ等に要する
費用(農用地造成工事の伐開,除根,除草等に要する費用
を除く)
安全費
1.工事地域内全般の安全管理上の監視,あるいは連絡等に
1.特別仕様書,設計図書等により条件明示される費用
⑴ 交通誘導警備員及び機械の誘導員等の交通管理に要
要する費用
する費用
2.不稼働日の保安要員等の費用
3.標示板,標識,保安灯,防護柵,バリケード等の安全施
設類の設置・撤去,補修に要する費用及び使用期間中の損
⑵ 鉄道・空港関係施設等に近接した工事現場における
出入口等に配置する安全管理要員等に要する費用
2.干拓工事・海岸工事において,危険区域等で工事を施
料
4.夜間作業を行う場合における照明に要する費用(大規模
工する場合の水雷・傷害保険料
な照明施設を必要とする広範なダム工事及びトンネル内工
3.高圧作業の予防に要する費用
事を除く)
4. 河川及び海岸の工事区域に隣接して航路がある場合 5.河川,海岸工事における救命艇に要する費用
の安全標識,警戒船運転に要する費用
5. ダム工事における岩石掘削時に必要な発破監視のた 6.酸素欠乏症の予防に要する費用
めの費用
7.粉塵作業の予防に要する費用
(つづく)
─ ─
20
❶土木工事の積算体系―21
安全費
6.その他,工事施工上必要な安全対策等に要する費用
8.トンネル等における防火安全対策に要する費用
9.安全用品等に要する費用
10.安全委員会等に要する費用
役務費
1. 現場工作場,材料置場等の土地借上げに要する費用
(営繕に係る用地は除く)
2.電力,用水等の基本料金
3.電力設備用工事負担金
技術管
1.土木工事施工管理基準の品質管理に含まれる試験に要す
理費
1.特別な品質管理に要する費用
⑴ 溶接試験における放射線透過試験(現場)に要する
る費用
費用
2.出来形管理のための測量,図面作成,写真管理に要する
⑵ 管水路における水圧試験及び漏水試験に要する費用
費用
⑶ 土質試験(土木工事施工管理基準の品質管理に記載
3.工程管理のための資料の作成等に要する費用
されている試験項目以外の試験)に要する費用
4.工事完成図書類の作成及び電子納品等に要する費用
5.建設材料の品質記録保存に要する費用
2.現場条件等により積上げを要する費用
6.コンクリート中の塩化物総量規制に伴う試験に要する費
⑴ 軟弱地盤等における計器の設置・撤去及び測定取り
まとめに要する費用
用
7.コンクリートのひび割れ調査及びテストハンマによる強
⑵ 試験盛土等の工事に要する費用
3.歩掛調査及び諸経費動向調査に要する費用
度推定調査に要する費用
8.PC 上部工・アンカー工等の緊張管理,グラウト配合試 4.その他,特に技術的判断に必要な資料の作成に要する費用
験等に要する費用
9.塗装膜厚施工管理に要する費用
10.施工管理で使用する OA 機器の費用
営繕費
1.現場事務所,労務者宿舎,倉庫等の営繕(設置・撤去,
1.火薬庫等及び特に必要とされる監督員詰所の営繕(設
置・撤去,維持,補修,土地の借上げ)に要する費用(フィ
維持・補修)に要する費用
ルダム及びコンクリートダム工事を除く)
2.1に係る土地・建物の借上げに要する費用
3.労務者を日々当該現場に送迎輸送するために要する費用
(海上輸送等での労務者の輸送に要する費用は除く)
2.海上輸送等での労務者の輸送に要する費用
3.その他,工事施工上必要な営繕等に要する費用
4.火薬庫等及び特に必要とされる監督職員詰所の営繕(設
置・撤去,維持・補修,土地の借上げ)に要する費用(フィ
ルダム及びコンクリートダム工事)
別表2 工種区分
工 種 区 分
工 種 内 容
ほ 場 整 備 工 事
農地の区画整理(道路,用排水路施設を併せて行うもの及び暗渠排水工事,客土工事を単独で行
うものを含む。)工事
農 用 地 造 成 工 事
農用地造成(道路用排水路施設を併せて行うものを含む。)工事
農
道路の新設・改修工事(舗装工事を含む。)
道
工
事
水路トンネル工事
新設・改修及びこれに附帯する構造物工事。なお,シールド工法又は作業員が内部で作業する推
進工法による工事及びこれに類する工事を含む。
事
用水路及び用排水兼用水路の新設・改修工事{サイホン工事,排水路の三面張水路及び既製品水路
(既製品の大型フリューム等)を含む。}でこれと同時に施工される附帯構造物工事
河川及び排水路工事
普通河川の改修及びこれに準ずる排水路の工事で掘削,築堤,護岸,根固め及びこれらに類する
ものを行う工事
柵渠,連節ブロック,張ブロック,鋼矢板,コンクリート矢板を用いた用水路・用排兼用水路及
び土水路で排水路に類似する工事。ただし,河川高潮対策区間の河川工事については,「海岸工
事」を適用する。
管
事
既製管及びこれに類する既製品
(既製品のボックスカルバート等)
を用いる水路工事。
ただし,
畑かん
施設工事並びに推進工法(作業員が内部で作業する推進工法)及びこれに類する工事は除く。
畑 か ん 施 設 工 事
樹枝状・管網方式及びこれに類するパイプライン施設のパイプラインの布設及び附帯構造物工事
干
ポンプ浚渫船,グラブ浚渫船,バケット船等を用いて行う干拓工事及び埋立工事(陸地の用土を
用いて行う干拓及び埋立工事は対象としない。)
水
路
水
拓
工
路
工
工
事
(つづく)
─ ─
21
❶土木工事の積算体系―22
海
岸
工
海岸工事であって,次に掲げる工事
堤防工,突堤工,離岸堤工,消波根固工,護岸工,樋門
(管)
工,河口浚渫,水
(閘)
門工,養浜工,
堤防地盤処理及びこれらに類する工事
河川高潮対策区間の河川工事であって,次に掲げる工事
築堤工,掘削工,浚渫工,護岸工,特殊堤工,根固工,水制工,水路工,河川高水敷整正工,堤
防地盤処理工,河川構造物グラウト工,樋門(管)工,水(閘)門工,光ケーブル配管工,護岸工等
の補修及びこれらに類する工事
事
コンクリート補修工事
コンクリートの補修工事であって,次に掲げる工事
表面保護工法,ひび割れ補修工法,断面修復工法,目地補修工法及びこれらに類する工事
ただし,管水路内工事及びダム等の補修を除く
その他土木工事⑴
コンクリート構造物を主体とする工事であって,次に掲げる工事
橋梁(上部 ・ 下部),樋門(管),頭首工,用排水機場(下部・基礎),水路橋(上部・下部),貯水槽及
びこれらに類する工事
その他土木工事⑵
他のいずれにも該当しない工事で,次に類するものを行う工事
沈砂池,地すべり防止工,ダム等の補修,工事用ボーリング・グラウト,ため池
フ ィ ル ダ ム 工 事
フィルタイプで本体を主体とする工事
コンクリートダム工事
コンクリートダム本体を主体とする工事(砂防ダムは対象としない。)
別表 2―⑴ 共通仮設費率
対象金額
適用区分
300万円以下
300万円を超え10億円以下
10億円を超えるもの
下記の率とする。
下記の算定式より算出された率とする。
ただし,変数値は下記による。
下記の率とする。
工種区分
ほ
農
a
場
整
用
地
農
備
造
道
工
成
工
工
b
事
11.69 %
75.1
- 0.1247
5.67 %
事
14.02 %
98.0
- 0.1304
6.57 %
事
13.37 %
76.1
- 0.1166
6.79 %
水 路 ト ン ネ ル 工 事
21.16 %
403.7
- 0.1977
6.71 %
水
10.86 %
56.5
- 0.1106
5.71 %
路
工
事
河 川 及 び 排 水 路 工 事
11.63 %
66.4
- 0.1168
5.90 %
管
12.20 %
98.9
- 0.1403
5.40 %
畑
水
か
ん
路
施
工
設
工
事
事
11.58 %
39.8
- 0.0828
7.16 %
コンクリート補修工事
10.42 %
72.5
- 0.1301
4.89 %
そ の 他 土 木 工 事 ⑴
17.12 %
257.2
- 0.1817
5.96 %
そ の 他 土 木 工 事 ⑵
14.17 %
86.0
- 0.1209
7.02 %
別表 2―⑵
対象金額
適用区分
600万円以下
600万円を超え10億円以下
10億円を超えるもの
下記の率とする。
下記の算定式により算出された率とする。
ただし,変数値は下記による。
下記の率とする。
工種区分
海
岸
工
事
13.08 %
a
b
407.9
- 0.2204
4.24 %
別表 2―⑶
対象金額
適用区分
600万円以下
600万円を超え20億円以下
20億円を超えるもの
下記の率とする。
下記の算定式より算出された率とする。
ただし,変数値は下記による。
下記の率とする。
工種区分
干
拓
工
事
12.33 %
─ ─
22
a
b
423.6
- 0.2266
3.31 %
❶土木工事の積算体系―23
別表 2―⑷
対象金額
適用区分
3億円以下
3億円を超え50億円以下
50億円を超えるもの
下記の率とする。
下記の算定式より算出された率とする。
ただし,変数値は下記による。
下記の率とする。
工種区分
フ
ィ
ル
ダ
ム
工
a
b
事
7.57 %
43.7
- 0.0898
5.88 %
コンクリートダム工事
12.29 %
105.2
- 0.1100
9.02 %
算定式は次によるものとする。
Y = a・Xb
ただし, Y
:共通仮設費率(%)
X
:対象金額(円)
a,b :変数値
(注)Y の値は小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。
別表 3 共通仮設費率の補正値
施 工 地 域 ・施 工 場 所 区 分
市
山
地 方 部
補正値(%)
街
間
僻
地
及
び
2.0
島
1.0
離
地
施工場所が一般交通等の影響を受ける場合
1.5
施工場所が一般交通等の影響を受けない場合
-
(備考)1. 施工地域の区分は,以下のとおりとする。
市 街 地:施工地域が人口集中地区(DID 地区)及びこれに準ずる地区をいう。
山間僻地 施工地域が人事院規則における特地勤務手当を支給するために指
及び離島:定した地区及びこれに準ずる地区をいう。
地 方 部:施工地域が上記以外の地区をいう。
(備考)2. 一般交通等の影響を受ける場合は,以下のいずれかに該当するものとする。
① 施工場所において,一般交通の影響を受ける場合
② 施工場所において,地下埋設物件の影響を受ける場合
③ 施工場所において,50m 以内に人家が連なっている場合
③ 現場管理費
現場管理費は,工事現場の管理運営に要する費用で,次に掲げるものである。
ア 労務管理費
現場労務者に係る次の費用
ア.募集及び解散に要する費用(赴任旅費及び解散手当を含む。)
イ.慰安,娯楽及び厚生に要する費用
ウ.直接工事費及び共通仮設費に含まれない作業用具及び作業被服の費用
エ.賃金以外の食事,通勤等に要する費用
オ.労災保険法等による給付以外に災害時に事業主が負担する費用
イ 安全訓練等費
現場労働者の安全・衛生に要する費用,研修訓練等に要する費用
ウ 従業員給料手当
現場従業員の給料,諸手当(危険手当,通勤手当,火薬手当等)及び賞与等の費用。ただし,本店及び支店で経理される派
遣会社役員等の報酬・運転者,世話役等で純工事費に含まれる現場従業員の給料等は除く。
エ 退 職 金
現場従業員に係る退職金及び退職給与引当金繰入額
オ 法定福利費
現場従業員及び現場労務者に関する労災保険料,雇用保険料,健康保険料及び厚生年金保険料の法定の事業主負担額並びに
建設業退職金共済制度に基づく事業主負担額
カ 福利厚生費
現場従業員に係る慰安娯楽,貸与被服,医療,慶弔見舞等福利厚生,文化活動等に要する費用
─ ─
23
❶土木工事の積算体系―26
⑹ 消費税等相当額
消費税等相当額は,工事価格に消費税及び地方消費税の税率を乗じて得た額とする。
⑺ 細部事項
請負工事の積算に関して必要な事項は,この基準に定めるもののほか,農村振興局整備部長が別に定めるところによるものとする。
別表 5―⑴ 現場管理費率
対象金額
適用区分
300万円以下
300万円を超え10億円以下
10億円を超えるもの
下記の率とする。
下記の算定式により算出された率とする。
ただし,変数値は下記による。
下記の率とする。
工種区分
ほ
場
整
備
b
事
32.38%
82.5
- 0.0627
22.50%
農 用 地 造 成 工 事
31.26%
53.8
- 0.0364
25.30%
農
道
工
a
事
24.77%
30.7
- 0.0144
22.78%
水 路 ト ン ネ ル 工 事
工
33.30%
73.3
- 0.0529
24.49%
水
事
28.39%
56.3
- 0.0459
21.75%
河川及び排水路工事
31.71%
108.7
- 0.0826
19.63%
管
事
28.27%
79.1
- 0.0690
18.93%
畑 か ん 施 設 工 事
33.45%
161.1
- 0.1054
18.13%
コンクリート補修工事
36.26%
181.0
- 0.1078
19.39%
そ の 他 土 木 工 事 ⑴
31.16%
61.6
- 0.0457
23.89%
そ の 他 土 木 工 事 ⑵
35.26%
100.6
- 0.0703
23.44%
路
水
工
路
工
別表 5―⑵
対象金額
適用区分
700万円以下
700万円を超え10億円以下
10億円を超えるもの
下記の率とする。
下記の算定式により算出された率とする。
ただし,変数値は下記による。
下記の率とする。
工種区分
海
岸
工
事
26.90%
a
b
104.0
- 0.0858
17.57%
別表 5―⑶
対象金額
適用区分
700万円以下
700万円を超え20億円以下
20億円を超えるもの
下記の率とする。
下記の算定式により算出された率とする。
ただし,変数値は下記による。
下記の率とする。
工種区分
干
拓
工
事
24.50%
a
b
133.8
- 0.1077
13.33%
別表 5―⑷
対象金額
適用区分
3億円以下
3億円を超え50億円以下
50億円を超えるもの
下記の率とする。
下記の算定式により算出された率とする。
ただし,変数値は下記による。
下記の率とする。
工種区分
a
b
フ ィ ル ダ ム 工 事
33.08%
166.5
- 0.0828
26.50%
コンクリートダム工事
22.60%
301.3
- 0.1327
15.56%
算定式は,次によるものとする。
Y = a・xb
ただし,Y:現場管理費率(%)
x :対象金額(単位:円)
a ,b :変数値
(備考)Y の値は小数点以下は第3位を四捨五入して2位止めとする。
─ ─
26
❶土木工事の積算体系―27
別表 6 現場管理費率の補正値
施 工 地 域 ・施 工 場 所 区 分
市
街
山
間
地 方 部
僻
地
及
び
離
補正値(%)
地
1.5
島
0.5
施工場所が一般交通等の影響を受ける場合
1.0
施工場所が一般交通等の影響を受けない場合
-
(備考)1. 施工地域の区分は,以下のとおりとする。
市 街 地:施工地域が人口集中地区(DID 地区)及びこれに準ずる地区をいう。
山間僻地 施工地域が人事院規則における特地勤務手当を支給するために指
及び離島:定した地区及びこれに準ずる地区をいう。
地 方 部:施工地域が上記以外の地区をいう。
(備考)2. 一般交通等の影響を受ける場合は以下のいずれかに該当するものとする。
① 施工場所において,一般交通の影響を受ける場合
② 施工場所において,地下埋設物件の影響を受ける場合
③ 施工場所において,50m 以内に人家が連なっている場合
別表 7 一般管理費等率
前払金支出割合が40%の場合
工 事 原 価
500万円以下
500万円を超え30億円以下
30億円を超えるもの
一般管理費等率(Yp)
20.29%
-4.63586・log Xp+51.34242
7.41%
(備考) 1. Xp=工事原価(単位:円)
2. Ypの算出にあたっては,小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする(単位:%)。
別表 8 前払金支出割合による補正(一般管理費等率)
前 払 い 金 支 出 割 合 区 分
0%から5%以下
5%を超え 15 % 以 下
15%を超え 25 % 以 下
25%を超え 35 % 以 下
35%を超え 40 % 以 下
補 正 係 数
1.05
1.04
1.03
1.01
1.00
(備考) 別表―7で求めた一般管理費等率に当該補正係数を乗じて得た率は,小数点以下第3位を四捨五入して2位止めとする。
別表 9 契約保証に係る補正(一般管理費等率)
保 証 の 方 法
補正値(%)
ケース-1:発注者が金銭的保証制度を必要とする場合。
(工事請負契約書第4条を採用する場合)
。た
だし,特定建設工事共同企業体工事は除く。
0.04
ケース-2:ケース-1以外の場合
補正しない
(備考) 1. ケース-2の具体的例は以下のとおりとする。
① 予算決算及び会計令第100条の2第1項第1号の規定により工事請負契約書の作成を省略できる工事請負契約である場合
② 契約保証を必要とするケースと必要としないケースが混在する混合入札の場合,契約保証費は積算では計上しないものとす
る。
(備考) 2. 契約保証に必要な費用を計上する場合は,当初契約の積算に見込むものとする。
─ ─
27
❷土 工―43
⑩ 安定処理工 参考掲載(H24)…施工パッケージ型積算方式に移行「国土交通省土木工事積算基準」参照
1. 安定処理工
⑴ 適 用 範 囲
現位置での路上混合作業で,混合深さ 100 cm まで,かつ 1 層までの混合に適用する。
なお,1層の混合深さが 100 cm を超える場合や 2 層以上混合する場合は,別途考慮する。
⑵ 日当り編成人員
日当り編成人員 (人)
世 話 役
普
通
作
1
業
員
3
(備考) 普通作業員の作業内容は,固化材の散布,混合及び敷均し作業の補助労務である。
⑶ 機種の選定
作 業 種 別
固
化
材
散
布
機 械 名
規 格
単位
排出ガス対策型(第2次基準値)
バ ッ ク ホ ウ クローラ型クレーン機能付
(クレーン仕様) 2.9 t 吊
山積 0.45 m3(平積 0.35 m3)
数 量
60 cm 以下 60 cm を超え100 cm 以下
台
1
1
混
合
(混合深さ 60 cm 以下)
スタビライザ
路床改良用
処理幅 2 m 処理深さ 0.6 m
〃
1
―
混
合
(混合深さ 60 cm を超え100 cm 以下)
〃
路床改良用
処理幅 2 m 処理深さ 1.2 m
〃
―
1
敷
締
均
固
し
モータグレーダ ブレード幅 3.1 m
〃
1
1
め
排出ガス対策型(第1次基準値)
タイヤローラ
8 ~ 20 t
〃
1
1
摘要
(備考) 現場条件により上表により難い場合は,別途考慮する。
⑷ 日当り施工量
日 当 り 施 工 量
混 合 回 数
単 位
数 量
1 回
m
2
790
2 回
〃
690
(備考) 1. 混合回数は,消石灰・セメント系は1回,生石灰は2回を標準とする。た
だし,土質状態により,これにより難い場合は別途考慮する。
2. 固化材散布,混合,敷均し,締固めをすべて含んだ標準施工量である。
3. 上表には,100 m 程度の仮置場~現場までの小運搬及び現場内小運搬が含
まれている。
⑸ 諸 雑 費
諸雑費は,養生中の飛散防止等(シート掛け等)の費用であり,労務費,機械損料及び運転経費の合計額に次表の率を乗じた
金額を上限として計上する。
諸
諸
雑
費
雑
費
率
率 (%)
3
(備考) 養生中の飛散防止等が不要な場合は,計上しない。
─ ─
70
❷土 工―44
⑷ 機械運転単価表
機
械
名
規 格
適 用 単 価 表
指
定
事
ウ
排出ガス対策型(第2次基準値) クローラ型
クレーン機能付 2.9t吊
山積 0.45 m3(平積 0.35 m3)
機―18
運転労務数量→1.00
燃 料 消 費 量→48
機械損料数量→1.56
ザ
(路床改良用)
処理幅 2 m
処理深さ 0.6 m
機―18
運転労務数量→1.00
燃 料 消 費 量→113
機械損料数量→1.68
〃
(路床改良用)
処理幅 2 m
処理深さ 1.2 m
機―18
運転労務数量→1.00
燃 料 消 費 量→140
機械損料数量→1.68
モ ー タ グ レ ー ダ
ブレード幅 3.1 m
機―18
運転労務数量→1.00
燃 料 消 費 量→39
機械損料数量→1.85
排出ガス対策型(第1次基準値)
8 ~ 20 t
機―18
運転労務数量→0.90
燃 料 消 費 量→26
機械損料数量→1.80
バ
ス
タ
ッ
タ
イ
ク
ビ
ホ
ラ
ヤ
ロ
イ
ー
ラ
項
2. 安定処理工(バックホウ混合)
⑴ 適 用 範 囲
現場条件によりスタビライザによる施工が出来ない路床改良工事,及び構造物基礎の地盤改良工事で,1層の混合深さが路床1
m以下・構造物基礎2m以下における現位置での混合作業に適用する。
なお,固化材はセメント系のみとし,路床改良工事における適用可能な現場条件とは次の何れかに該当する箇所とする。
①施工現場が狭隘な場合
②転石がある場合
③移設出来ない埋設物がある場合
⑵ 機種の選定
機械・規格は,次表を標準とする。
機種の選定
施工箇所
路
作業種別
機
械
名
規
格
単位
数量
台
1
固 化 材 散 布
バ
混
合
ッ
ク
ホ
排出ガス対策型(第1次基準値)
クローラ型
ウ
クレーン機能付 2.9t吊
山積0.5m3(平積0.4m3)
敷
均
し バ
ッ
ク
ホ
排出ガス対策型(第1次基準値)
ウ クローラ型
山積0.28m3 (平積0.2m3)
〃
1
締
固
め タ イ ヤ ロ ー ラ
排出ガス対策型(第1次基準値)
8~20t
〃
1
〃
1
〃
1
床
固 化 材 散 布
混
合 バ
構 造 物 基 礎
敷
均
し
締
固
め 振
ッ
ク
ホ
排出ガス対策型(第1次基準値)
クローラ型
ウ
クレーン機能付 2.9t吊
山積0.8m3 (平積0.6m3)
動
ロ
ー
ラ ハンドガイド式 0.8~1.1t
(備考) 1. 現場条件により,上記により難い場合は,別途考慮する。
2. 振動ローラは,賃料とする。
─ ─
71
摘
要
❷土 工―45
⑶ 編 成 人 員
日当り編成人員 (人)
施工箇所
世 話 役
特殊作業員
普通作業員
床
1
─
3
構 造 物 基 礎
1
1
1
路
⑷ 日当り施工量
バックホウ混合日当り施工量 (m2/日)
施 工 箇 所
混合深さ
数 量
路 床
1m以下
180
1m以下
127
1mを超え2m以下
74
構 造 物 基 礎
(備考) 1. 上記数量は1層当りの数量である。
2. 固化材散布,混合,敷均し,締固めをすべて含んだ標準施
工量である。
3. 上表には,50m程度の現場内小運搬が含まれている。
⑸ 機械運転単価表
機 械 名
バ
ッ
ク
ホ
規 格
適用単価表
排出ガス対策型(第1次基準値) クローラ型
クレーン機能付 2.9t吊
山積0.5m3(平積0.4m3)
機-18
運転労務数量→1.00
燃 料 消 費 量→45
機械損料数量→1.27
排出ガス対策型(第1次基準値) クローラ型
山積0.28m3(平積0.2m3)
機-18
運転労務数量→1.00
燃 料 消 費 量→12
機械損料数量→0.88
ラ
排出ガス対策型(第1次基準値) 8~20t
機-18
運転労務数量→1.00
燃 料 消 費 量→7.1
機械損料数量→0.95
ウ
〃
タ
イ
ヤ
ロ
ー
指 定 事 項
バ
ッ
ク
ホ
ウ
排出ガス対策型(第1次基準値) クローラ型
クレーン機能付き 2.9t吊
山積0.8m3(平積0.6m3)
機-18
運転労務数量→1.00
燃 料 消 費 量→79
機械損料数量→1.25
振
動
ロ
ー
ラ
ハンドガイド式 0.8~1.1t
機-16
燃 料 消 費 量→0.7
賃 料 数 量→1.25
─ ─
72
⓬造 園― 1
⓬ 造
① 植 栽 基 盤 工
1. 造
形
工
園
(10 m2当り)
⑴ 築山単価表
名 称
造
普
園
通
作
業
規 格
単 位
数 量
摘 要
工
人
0.24
景姿造形作業
員
〃
0.10
手伝い,小運搬
(備考)
本表は,築山の表面部分平均厚30 cm 程度の人力による景姿作業などに適用する。
ただし,心土は機械施工を原則とする。
② 擁 壁 工
1 . 石 積 工
⑴ 崩れ積・面積(めんづみ)
名 称
(10 m2当り)
規 格
単位
数 量
土 木 一 般 世 話 役
人
1.0
石
工
〃
1.9
員
〃
2.8
普
通
野
水
作
業
面
抜
パ
イ
石
φ300~1,000mm
個
プ
VU50
m
40
必要量を計上する
胴 込 ・ 裏 込
コンクリート打設
3
m
1.7
吸出し防止材設置
m2
10.0
諸
式
1
雑
費
摘 要
必要に応じ計上する
(備考) 1. 運搬距離20 m 程度の人力による現場内小運搬を含む。
2. 野面石の使用量は,特殊な形状,施工方法等の場合は別途考慮する。
⑵ 切石(大谷石)積歩掛
名 称
石
(10 m2当り)
単 位
石 積 み 高 さ
1.5 m まで
2.4 m 未満
摘 要
工
人
2.0
3.0
積石仕拵え,築石(笠石据付け共)
普 通 作 業 員
〃
2.0
3.0
材料小運搬,石工手伝い
(備考) 1 . 本表には裏込めを含まない。裏込めに栗石等を使用する場合は 1 m3につき普通作業員0.5人を計上することが出来
る。なお,間隙充填として裏込め栗石の使用量に対し20%のクラッシャランを計上する。
2 . 工事の難易により,20%以内の増減をすることが出来る。
(10 m2当り)
⑶ 割小端積単価表
名 称
規 格
単 位
数 量
土 木 一 般 世 話 役
人
0.7
石
〃
7.0
〃
6.0
普
小
諸
工
通
作
端
業
積
雑
員
石
費
300 × 74 mm 程度
厚さ20 ~ 35 mm 程度
m2
10
式
1
摘 要
労務費の2%
(備考) 1 . 仕上り厚90 mm,目地幅10 mm 程度,
(深目地 3 ~ 5 mm)の場合である。
2 . 運搬距離20 m 程度の人力による現場内小運搬を含む。
3 . 諸雑費は,張付けモルタルの費用であり,労務費の合計額に上表の率を乗じた金額を上限として計上する。
─ ─
587
⓬造 園― 2
(10 m2当り)
⑷ 割石積(本布積)単価表
名 称
規 格
単位
数 量
土 木 一 般 世 話 役
人
0.5
石
〃
3.1
普
工
通
作
業
割
水
抜
パ
イ
員
〃
石
控350mm 程度
個
プ
VU50
m
胴 込 ・ 裏 込
コンクリート打設
必要量を計上する
1.7
10.0
m
式
費
2
諸
雑
5.2
130
m3
吸出し防止材設置
摘 要
必要に応じ計上する
1
(備考)
運搬距離20 m 程度の人力による現場内小運搬を含む。
(10 m2当り)
⑸ 雑割石,雑石積(法勾配1割未満)歩掛
数 量
名 称
空 石 積
単位
雑割石
控350mm
練 石 積
雑 石
控300mm
控350mm
雑割石
控400mm
雑 石
控350mm
控300mm
控350mm
控400mm
土木一般世話役
人
0.4
0.4
0.4
0.4
0.4
0.4
0.4
0.4
石
〃
1.7
1.2
1.3
1.6
1.5
1.1
1.2
1.5
工
普 通 作 業 員
〃
石
材
個
130
210
160
140
胴 込 ・ 裏 込
コンクリート打設
m3
―
―
―
―
1.7
1.7
1.7
1.7
諸
%
4
3
4
3
―
―
―
―
雑
費
率
3.6
2.8
3.3
3.8
3.6
2.8
130
210
3.3
3.8
160
140
(備考) 1 . 布積及び谷積に適用する。
2 . 運搬距離20 m 程度の人力による現場内小運搬を含む。
3 . 諸雑費は,胴込,裏込栗石(砕石)の費用であり,労務費の合計額に上表の率を乗じた金額を上限として計上する。
4 . 練石積の目地は,原則的に空目地とする。目地を塗る場合は別途考慮する。
⑹ 胴込,裏込コンクリート投入打設(石積)単価表
名 称
規 格
単位
(10 m3当り)
数 量
特
殊
作
業
員
人
普
通
作
業
員
〃
1.8
コ ン ク リ ー ト
m3
11.7
諸
式
1
雑
費
摘 要
1.3
10 ×(1 + 0.17)
労務費の12%
(備考) 1 . 運搬距離20 m 程度の人力による現場内小運搬を含む。
2 . 諸雑費は,コンクリートバケット,バイブレータ,型枠等の費用であり,労務費の合計額に上表の率を乗じた金額を
上限として計上する。
3 . 胴込・裏込コンクリートのロス率は,+0.17とする。
4 . 基礎コンクリート及び天端コンクリートは,「❺コンクリート工」欄参照。
⑺ 吸出し防止材設置単価表
名 称
普
通
作
規 格
単位
数 量
員
人
吸 出 し 防 止 材
m2
11.2
諸
式
1
雑
業
(10 m2当り)
費
摘 要
0.06
(備考) 吸出し防止材のロス率は,+0.12とする。
─ ─
588
10 ×(1 + 0.12)
⓭下 水 道― 1
⓭ 下 水 道
① 開 削 工 事
1 . マンホール(人孔)
⑴ マンホール用ブロック据付工(斜壁,直壁等又はスラブの作業)単価表
種 目
形状寸法
単位
土 木 一 般 世 話 役
人
特
殊
作
業
員
〃
普
通
作
業
員
トラッククレーン賃料
諸
雑
数 量
(1 個当り)
単 価(円)
金 額(円)
摘 要
〃
油圧伸縮ジブ型 4.9 t 吊
日
費
式
1
(備考)
計
ブロック据付工歩掛表
種 目
(1 個当り)
形状寸法
数 量
単位
斜壁,直壁等,スラブ
土木一般世話役
人
0.10
特殊作業員
〃
0.10
普通作業員
〃
0.20
トラックク 油圧伸縮ジブ型
4.9 t 吊
レーン賃料
日
0.10
諸雑費率
%
3
(備考) 諸雑費は,モルタル工(配合 1:2,敷厚 1 cm)等の費用であり,労務費の合計額に上表の率を乗じた金額を上限とし
て計上する。
(1 箇所当り)
⑵ マンホール用蓋据付工(受枠とも)及び調整コンクリートブロック据付工単価表
種 目
形状寸法
単位
土 木 一 般 世 話 役
人
特
殊
作
業
員
〃
普
通
作
業
員
トラッククレーン賃料
諸
雑
数 量
単 価(円) 金 額(円)
摘 要
〃
油圧伸縮ジブ型 4.9 t 吊
費
日
%
(備考)2.
計
蓋及び調整コンクリートブロック据付工歩掛表
種 目
形状寸法
(1 箇所当り)
単位
数 量
土木一般世話役
人
0.13(0.08)
特殊作業員
〃
0.13(0.08)
普通作業員
〃
0.26(0.16)
ト ラ ッ ク ク 油圧伸縮ジブ型
レーン賃料
4.9 t 吊
日
0.13(0.08)
諸 雑 費 率
%
6(5)
(備考) 1. 本歩掛は,蓋(受枠とも)と調整コンクリートブロック一組当りの設置に適用する。
2. 諸雑費は,モルタル工(配合 1:2,敷厚 1 cm)等の費用であり,労務費の合計額に上表の率を乗じた金額を上限と
して計上する。
3. 調整コンクリートブロックを使用しない場合には,( )内の値を計上する。
4. 高流動性無収縮超早強モルタル及び受枠変形防止調整金具を使用する場合は別途計上する。
─ ─
625
⓭下 水 道― 2
(1 m2 当り)
⑶ モルタル上塗工(配合 1:○)(マンホール用)単価表
種 目
左
形 状 寸 法
単位
官
数 量
摘 要
人
普
通
作
業
員
〃
モ
ル
タ
ル
工
m3
(1 m2 当り)
①モルタル上塗工歩掛表
種 目
単 位
左 官
普通作業員
歩掛
人
0.33
0.33
摘 要
(備考) 1 . 上塗りモルタル厚は 10 ~ 30 mm とし,歩掛は上表の数値により共通とする。
2 . モルタル材は,モルタル厚により計上する。
(1 m3 当り)
②モルタル工歩掛表
混合比
セメント
砂
1:1
1,100 kg
0.75 m3
普通作業員
1.5人
1:2
720 kg
3
0.95 m
1.3人
1:3
530 kg
1.05 m3
1.1人
(備考) 1 . 本表の材料はロスを考慮した数字である。
2 . 本表は材料小運搬及び練合を含む。
3 . 本表は目地等の仕上げは含まれていない。
4 . 本表は通常の養生費を含む。
⑷ 底部工(組立式)
(1箇所当り)
種 目
砕
石
形 状 寸 法
単位
数量
○○-40
m3
面積
(m 2)×厚さ
(m)
×(1+ロス率)
配分 1:2 厚さ 2 cm
m2
インバートコンクリート工
モ ル タ ル 上 塗 工
単価
金額
摘 要
〃
⑸ 小型マンホール設置(レジンコンクリート製)
(1箇所当り)
労 力 (人)
マンホール深さ
(m)
土木一般世話役
特殊作業員
普通作業員
1.00m以下
0.09
0.10
0.15
1.50m以下
0.11
0.12
0.17
2.00m以下
0.12
0.14
0.19
2.50m以下
0.14
0.16
0.22
3.00m以下
0.15
0.18
0.24
3.50m以下
0.17
0.20
0.26
4.00m以下
0.18
0.22
0.28
諸雑費(%)
6
(備考) 1 . 本歩掛は,下水道用レジンコンクリート製小型マンホール(JSWAS K-10)の設置に適用する。
2 . 本歩掛は,レジンコンクリート製マンホール呼び径300㎜の設置に適用する。
3 . 本歩掛は,レジンコンクリート製小型マンホール本体の設置,本管との接続及び蓋設置を含む。
4 . 諸雑費は接合材,モルタル等の費用であり,労務費の合計額に上表の諸雑費率を乗じた金額を上限として計上する。
─ ─
626
⓭下 水 道― 3
2 . 機械掘削工(小型バックホウ・バックホウ)
(1 m当り)
⑴ 機械掘削工(小型バックホウ)単価表
種 目
形状寸法
単位
土 木 一 般 世 話 役
人
普
員
〃
バ ッ ク ホ ウ 運 転
通
作
業
日
諸
式
雑
費
数量
単価(円)
金額
摘 要
100/日当り施工量
1
端数処理
100 m3当り
計
1 m
3 計/100 m3
当 り
(備考)バックホウ1日当り施工量は,下表による。
日当り施工量
(m3)
掘 削 機 種
山積0.08 m3〔平積0.06 m3〕
小型バックホウ クローラ型 排出ガス対策型
(第1次基準値)
山積0.13 m3〔平積0.1 m3〕
43
48
・礫質土,砂,砂質土,粘性土に適用する。
(100 m3当り)
労務歩掛表
掘 削 機 種
土木一般世話役
(人)
普通作業員
(人)
2.4
6.4
2.2
6.0
山積0.08 m3〔平積0.06 m3〕
小型バックホウ クローラ型 排出ガス対策型
(第1次基準値)
山積0.13 m3〔平積0.1 m3〕
(備考) 1 . 土木一般世話役は現場での指揮・指導を行うものとする。
2 . 普通作業員は,補助的作業(土砂の切崩し,床均し等の作業)を行うものとする。
(1 m当り)
⑵ 機械掘削工(バックホウ)単価表
種 目
形状寸法
土 木 一 般 世 話 役
普
通
作
業
員
バ ッ ク ホ ウ 運 転
諸
雑
費
単位
数量
単価(円)
金額
〃
時間
式
1
端数処理
100 m3当り
計
3 1 m
摘 要
人
計/100 m3
当 り
(100 m3当り)
労務歩掛表
土木一般世話役
(人)
普通作業員
(人)
山積0.28 m3〔平積0.2 m3〕
1.8
5.0
山積0.45 m3〔平積0.35 m3〕
1.4
4.0
0.9
3.0
掘 削 機 種
バックホウ クローラ型 排出ガス対策型
バックホウ クローラ型
クレーン機能付吊能力2.9t
排出ガス対策型又は,クローラ型 排出ガス対策型
(第1次基準値)
(第2次基準値)
3
3
山積0.8 m 〔平積0.6 m 〕
(備考) 1 . 土木一般世話役は現場での指揮・指導を行うものとする。
2 . 普通作業員は,補助的作業(土砂の切崩し,床均し等の作業)を行うものとする。
(100 m3当り)
バックホウ運転時間
運転時間
(時間)
掘 削 機 種
バックホウ クローラ型 排出ガス対策型
バックホウ クローラ型
クレーン機能付吊能力2.9t
排出ガス対策型又は,クローラ型 排出ガス対策型
(第1次基準値)
(第2次基準値)
(備考)礫質土,砂,砂質土,粘性土に適用する。
─ ─
627
山積0.28 m3〔平積0.2 m3〕
9.7
山積0.45 m3〔平積0.35 m3〕
6.6
3
3
山積0.8 m 〔平積0.6 m 〕
3.0
⓮上 水 道― 1
⓮ 上 水 道
1. 鋳鉄管布設工
⑴ 機械による吊込み据付歩掛表
呼
び
径
配
(mm)
75 以下
100
150
200
250
300
350
400
450
500
600
700
800
900
1,000
1,100
1,200
1,350
1,500
1,600
1,650
1,800
2,000
2,100
2,200
2,400
2,600
管
(10 m 当り)
工
普 通 作 業 員
(人)
(人)
0.06
0.07
0.09
0.10
0.11
0.13
0.17
0.21
0.25
0.29
0.36
0.44
0.52
0.63
0.78
0.93
1.08
1.32
1.72
2.29
2.50
2.97
3.15
3.27
3.73
4.36
5.15
0.13
0.13
0.15
0.16
0.17
0.19
0.25
0.31
0.37
0.43
0.55
0.66
0.80
0.92
1.17
1.38
1.63
2.06
2.58
3.43
3.75
4.45
4.74
4.89
5.59
6.54
7.50
クレーン機種
クレーン付トラック
4 t 積 2.9 t 吊
〃
〃
〃
〃
〃
〃
トラッククレーン・油圧伸縮ジブ型
4.9 t 吊
ク レ ー ン
運 転 時 間
(h)
ク レ ー ン
賃
料
(日)
1.21
1.21
1.34
1.41
1.47
1.54
1.61
―
―
―
―
―
―
―
―
0.29
0.30
0.32
0.34
0.36
0.39
0.41
0.45
0.48
0.52
0.56
0.61
0.81
0.83
0.89
0.95
0.97
1.01
1.13
1.24
〃
〃
〃
〃
〃
〃
16 t 吊
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
20 t 吊
〃
〃
25 t 吊
〃
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
(備考) 1. 歩掛は,20 m 程度の現場内小運搬を含む。
2. 本表は一般配管の標準を示したもので,現場の状況に応じて割増することが出来る。
3. 管径 350 mm 以下の吊込機械は,現場の状況に応じ,トラッククレーン・油圧伸縮ジブ型4.9 t 吊,又は,バックホウ
(クレーン仕様)クローラ型クレーン機能付 2.9 t 吊を使用することが出来る。なお,バックホウ(クレーン仕様)は,
「ク
レーン等安全規則」,「移動式クレーン構造規格」に準拠した機械である。
⑵ 人力による吊込み据付歩掛表
呼
び
(10 m 当り)
径
(mm)
配
管
(人)
75 以下
100
150
200
250
300
350
400
0.17
0.19
0.25
0.37
0.50
0.65
0.90
1.14
工
普
通
作
(人)
業
員
0.52
0.65
0.91
1.13
1.38
1.66
1.98
2.37
(つづく)
─ ─
707
⓮上 水 道― 2
管
(mm)
径
配
管
(人)
450
500
600
700
800
900
1,000
1.40
1.65
2.16
2.68
3.29
3.71
4.22
工
普
通
作
(人)
業
員
2.76
3.17
4.00
4.82
5.61
6.42
7.62
(備考) 1. 歩掛は,20 m 程度の現場内小運搬を含む。
2. 本表は一般配管の標準を示したもので,現場の状況に応じて割増することが出来る。
⑶ メカニカル継手歩掛表
呼
び
径
(mm)
配
(1 口当り)
管
工
(人)
普通作業員
(人)
諸
雑
費
モ ル タ ル 充 填 工
配 管 工(人) 普通作業員(人) モルタル量(m3)
75以下
100
150
200
250
300
350
400
450
500
600
700
800
900
1,000
1,100
1,200
1,350
1,500
1,600
1,650
1,800
2,000
2,100
0.05
0.05
0.06
0.07
0.08
0.09
0.09
0.10
0.11
0.12
0.14
0.16
0.21
0.24
0.28
0.33
0.39
0.48
0.59
0.78
0.83
0.95
1.10
1.27
0.05
0.05
0.06
0.07
0.08
0.09
0.09
0.10
0.11
0.12
0.14
0.16
0.21
0.24
0.28
0.33
0.39
0.48
0.59
0.78
0.83
0.95
1.10
1.27
労務費の 1%
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
0.20
0.22
0.24
0.27
0.30
0.35
0.42
0.51
0.58
0.61
0.69
0.82
0.90
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
0.07
0.07
0.08
0.09
0.10
0.12
0.14
0.17
0.19
0.20
0.23
0.28
0.30
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
0.0074
0.0079
0.0085
0.0095
0.0135
0.0151
0.0183
0.0209
0.0284
0.0295
0.0328
0.0394
0.0419
2,200
2,400
2,600
1.37
1.58
1.78
1.37
1.58
1.78
〃
〃
〃
0.99
1.16
1.33
0.33
0.39
0.45
0.0449
0.0497
0.0547
(備考) 1. モルタル充填工は U 形,UF 形,LUF 形及び US 形継手の場合のみ加算する。
2. モルタル配合は 1 : 1 を標準とする。
3. US 形
(継ぎ輪φ75~250 mm)
,NS 形
(異形管 φ300~450 mm)
,S 形,US 形,UF 形,LUF 形,KF 形,S Ⅱ形等の離
脱防止継手及び U 形(φ700~1,200 mm)の場合は30%を上限として割増することが出来る。
4. 特殊押輪を使用する場合は,下記の計算式により割増することが出来る。
押しボルト数/ T 頭ボルト数×30%=割増% ただし,30%を上限とする。
5. 接合工事を本体工事に含めない場合(分離発注)の歩掛は,別途算出すること。
─ ─
708
⓰調 査― 1
⓰ 調 査
① 測 量
1. 測量業務積算基準
1 ― 1 適 用 範 囲
この積算基準は,測量業務に適用する。
1 ― 2 実 施 計 画
測量業務の実施計画を策定する場合,当該作業地域における基本測量及び公共測量の実施状況について調査し,利用できる
測量成果等の活用を図ることにより,測量の重複を避けるよう努めるものとする。これらについての掌握及び助言は国土地理
院が行っている。
1 ― 3 測量業務費
1 ― 3 ― 1 測量業務費の構成
直接人件費
直接測量費
材
料 費
機械経費
旅費交通費
測量作業費
直接経費
測量業務価格
技術管理費
間接測量費
測量業務費
一般管理費等
諸
基地関係費
安
全 費
そ
の 他
精度管理費
成果検定費
経 費
測量調査費
消費税相当額
1 ― 3 ― 2 測量業務費構成費目の内容
⑴ 測量作業費
測量作業費は,一般的な測量作業に要する費用である。
① 直接測量費
直接測量費は,次の各項目について計上する。
ア.直接人件費
測量作業に従事する技術者の人件費である。なお,名称及びその基準日額等は別途定める。
イ.材 料 費
材料費は,業務を実施するのに要する材料の費用である。
ウ.機械経費
機械経費は,業務に使用する機械に要する費用である。その算定は「請負工事機械経費積算要領」に基づいて積算するも
のを除き,別途定める「測量機械損料等算定表」による。
エ.直接経費
a.旅費交通費
業務に係る旅費交通費であり,各所管の「旅費取扱規則」及び「日額旅費支給規則」等に準じて積算する。
ただし,空中写真測量及び航空レーザ測量の場合は撮影・計測に関する者の往復交通費は,本拠飛行場から前進基地ま
でとする。操縦及び整備に関する者の往復交通費は計上しない。
b.基地関係費
基地関係費は,測量作業を実施するための基地設置又は使用に要する費用である。
c.安 全 費
安全費は,測量作業における安全対策に要する費用である。
d.そ の 他
器材運搬,伐木補償,車借上料等に要する費用を計上する。
オ.技術管理費
a.精度管理費
精度管理費は,測量成果の精度を確保するために行う検測,精度管理表の作成及び機械器具の検定等の費用である。
─ ─
795
⓰調 査― 2
b.成果検定費
成果検定費は,測量成果の検定を行うための費用である。
また,成果検定費は諸経費率算定の対象額としない。
② 間接測量費
間接測量費は,動力用水光熱費,その他の費用で,直接測量費で積算された以外の費用及び登記記録調査(登記手数料は含
まない),図面トレース等の専門業に外注する場合に必要となる間接的な経費,業務実績の登録等に要する費用である。
なお,間接測量費は,一般管理費等と合わせて,諸経費として計上する。
③ 一般管理費等
一般管理費等は,一般管理費及び付加利益よりなる。
ア.一般管理費
一般管理費は当該業務を実施する企業の経費であって,役員報酬,従業員給与手当,退職金,法定福利費,福利厚生費,
事務用品費,通信交通費,動力用水光熱費,広告宣伝費,交際費,寄付金,地代家賃,減価償却費,租税公課,保険料,雑
費等を含む。
イ.付加利益
付加利益は,当該測量作業を実施する企業を継続的に運営するのに要する費用であって,法人税,地方税,株主配当金,
内部留保金,支払利息及び割引料,支払保証料その他の営業外費用等を含む。
⑵ 測量調査費
測量調査費は,宇宙技術を用いた測量等の難度の高い測量業務について行う調査・計画及び測量データを用いた解析等高度な
技術力を要する業務を実施する費用である。
⑶ 消費税相当額
消費税相当額は,消費税相当分とする。
1 ― 4 測量業務費の積算方式
1 ― 4 ― 1 測量業務費
測量業務費は,次の積算方式によって積算するものとする。
測量業務費=(測量作業費)+(測量調査費)+(消費税相当額)
={(測量作業費)+(測量調査費)}×{ 1+(消費税率)}
① 測量作業費=(直接測量費)+(間接測量費)+(一般管理費等)
=(直接測量費)+(諸経費)
={(直接測量費)-(成果検定費)}×{ 1+(諸経費率)}+(成果検定費)
② 諸 経 費
測量作業費に係る諸経費は,別表第 1により直接測量費(成果検定費を除く)ごとに求められた諸経費率を,当該直接測量費
(成果検定費を除く)に乗じて得た額とする。
③ 測量調査費
測量調査費については,「土木設計業務等積算基準」による。
なお,測量調査についての運用は別表第 2 による。
別表第 1
ア.諸経費率標準値
直接測量費
(成果検定費を除く)
50 万円以下
適 用 区 分 等
下記の率とする
率 又 は 変 数 値
91.2%
50 万円を超え 1 億円以下
1 億円を 超えるもの
イ.の算出式により求められた率とする。
ただし,変数値は下記による。
下記の率とする
A
b
371.23
- 0.107
51.7%
イ.算出式
z=A× Xb
ただし,z:諸経費率(単位:%)
X:直接測量費(単位:円)[成果検定費を除く。]
A,b:変数値
(備考) 諸経費率の値は,小数点以下第 2 位を四捨五入して小数点以下第1位止めとする。
─ ─
796
⓰調 査― 6
2. 4 級基準点測量
2 ― 1 新点 35 点(永久標識設置なし)
延
作業工程
測 量
主任技師
作業計画
0.5
べ
測 量
技
師
人
測 量
技 師 補
1.0
0.5
選 点
2.5
2.5
伐 採
0.5
0.5
観 測
3.0
3.0
計算整理
内訳
0.5
外業
内業
合 計
員
測 量
助 手
所
普 通
作 業 員
2.0
0.5
1.5
2.0
1.0
6.0
7.0
材
料
品 名
規 格
木 杭
6 × 6 × 60 cm
数 量
35 本
消 耗 品
5.0
6.0
要
トータルステーション
ガ
ラ
0.5
1.0
2.5
2.5
1.0
(1.0)
1.0
(8.0)
8.5
(8.0)
8.5
(8.0)
8.0
0.5
1 式
ソ
イ
リ
ト
2 級
3 台日
ン
バ
ン
31 ℓ
1,500cc
6 台日
各費目の直接人件費に対する割合
割 合
費 目
備 考
伐採有り 伐採なし
機械経費
2.5%
3.0%
通信運搬費等 11.0%
4.0%
材料費
3.0%
3.0%
(備考) 1. 本歩掛の適用範囲は,新点 170 点以下とする。
2. 本歩掛には,関係機関協議資料作成及び関係機関打合せ協議に係る作業時間も含む。
3. 伐採を必要としない場合は,伐採工程の人日数を減ずるものとする。また,直接人件費に対する割合は,伐採なしの
数値を適用するものとする。なお( )書の数値は,伐採を含まない数値である。
2 ― 2 基準点測量変化率
2 ― 2 ― 1 地域差による変化率
変
地 形
地 域
平 地
化
丘 陵 地
率
低 山 地
高 山 地
大
市
街
地
+ 0.1
市
街
地
甲
+ 0.1
市
街
地
乙
0.0
0.0
都
市
近
郊
0.0
0.0
耕
地
0.0
- 0.1
+ 0.1
原
野
0.0
- 0.1
0.0
+ 0.1
森
林
+ 0.1
0.0
+ 0.2
+ 0.3
2 ― 3 そ の 他
⑴ 打 合 せ
中間打合せの回数は 1 回を標準とし,必要に応じて打合せ回数を増減する。打合せ回数を増減する場合は, 1 回当り,中間打
合せ 1 回の人員を増減する。
3. 4 級水準測量観測
3 ― 1 ― 1 標準歩掛表
準
作
業
内外業別
標
量
4級水準測量観測
2 km
延
べ
測 量 測 量 主任技師 技 師
外
人
員
測 量 技師補
測 量 助 手
0.7
0.4
0.4
内
0.1
0.4
0.4
計
0.1
0.8
0.8
主 要 材 料 及 び 器 材
普 通 作業員
品 名
レベル
鋲
0.7
規
格
3級
7×15×80 mm
ライトバン 1,500 cc
各費目の直接人件費に対する割合
費目
割合
費目
割合
費目
割合
機械経費
1.5%
通信運搬費等
1.5%
材料費
5.0%
(備考) 1. 本歩掛の適用範囲は,4 級水準測量観測 20 km 以下とする。
2. 本歩掛には,関係機関協議資料作成及び関係機関打合せ協議に係る作業時間も含む。
─ ─
800
備考
単位
数量
台日
0.3
本
2
台日
0.4
⓰調 査―59
② 地 質 調 査
1. 地質調査積算基準
1 ― 1 適 用 範 囲
土木事業に係る地質調査に適用する。
1 ― 2 地質調査業務費
1 ― 2 ― 1 地質調査業務費の構成
材 料 費
直接人件費
直接調査費
機械経費
電子成果品作成費
直接経費
純調査費
特許使用料
水道光熱電力料
運 搬 費
準 備 費
一般調査
対象額
仮 設 費
業 務 費
安 全 費
調査業務
間接調査費
価 格
借 地 料
旅費交通費
施工管理費
営 繕 費
そ の 他
地質調査
業 務 管 理 費
業 務 費
一般管理費等
諸経費
解析等調査業務費
消費税相当額
1 ― 2 ― 2 地質調査業務費構成費目の内容
⑴ 一般調査業務費
一般調査業務費は,高度な技術的判定を含まない単純な地質調査である。
① 純 調 査 費
ア.直接調査費
直接調査費は,業務に必要な経費のうち,次の a から d に掲げるものとする。
a.材 料 費
材料費は,当該調査を実施するのに要する材料の費用である。
b.直接人件費
業務に従事する者の人件費である。なお,名称及びその基準日額等は別途定める。
c.機 械 経 費
調査に必要な機器の損料又は使用料とし,各調査の種別ごとに積算し計上する。
d.直 接 経 費
⒜ 電子成果品作成費
電子成果品作成に要する費用を計上する。
⒝ 特許使用料
特許使用料は,契約に基づき支出する特許使用料及び派出する技術者等に要する費用の合計額とする。
⒞ 水道光熱電力料
水道光熱電力料は,当該調査に必要となる電力,電灯使用料及び用水使用料とする。
イ.間接調査費
間接調査費は,業務処理に必要な経費のうち,次の a ~ i に掲げるものとする。
a.運 搬 費
機械器具及び資機材運搬,乱さない試料やコアの運搬,現場内小運搬及び作業員の輸送に要する費用を計上する。
機械器具の運搬は,機械器具および資機材運搬。
─ ─
853
⓰調 査―79
2 ― 8 電子成果品作成費
2 ― 8 ― 1 電子成果品作成費
電子成果品作成費は次の計算式による。
電子成果品作成費=直接調査費(電子成果品作成費を除く)×0.016
ただし,上限を 20 万円とする。
2 ― 8 ― 2 施工管理費
施工管理費は次の計算式による。
施工管理費=直接調査費×0.007
2 ― 9 現地試験等(参考)
2 ― 9 ― 1 オーガーボーリング(径100 mm,GL-3 m までの粘性土)
項 目
名 称
標
材
料
費
オ
本
箱
ー
ガ
ー
刃
先
質
調
査
技
師
雑
務
費
員 数
箱
1.0
個
0.08
土質用
1
人
0.13
主 任 地 質 調 査 員
〃
0.38
地
〃
0.38
〃
0.38
日
0.38
規 格
単位
員 数
品
式
1
師
人
0.3
主 任 地 質 調 査 員
〃
0.4
地
質
調
査
員
〃
0.4
普
通
作
業
普
機 械 経 費
(3 m 当り)
単位
式
地
労
規 格
オ
品
質
調
通
ー
査
作
ガ
業
ー
損
員
員
料
ポストホール型
摘 要
材料費の 5%
(備考) 1. GL―3 m 以深の場合は 50%割増。 2. 砂質土については 30%割増。
3. 地下水面以下は掘削出来ない。
2 ― 9 ― 2 原位置試験
ベーンテスト(陸上,GL-10 m 以浅)
項 目
材 料 費
雑
地
労 務 費
動 力 費
機 械 経 費
(1 回当り)
名 称
質
調
査
技
費
労
務
費
〃
0.4
油
ℓ
2.0
油
脂
式
1.0
軽油費の 20%
日
0.4
〃
0.4
100 m 型
ベ ー ン 試 験 器 損 料
ボーリングマシン損料
地
(1 箇所当り)
名 称
規 格
単位
員 数
摘 要
式
1
人
0.25
〃
0.25
〃
0.25
日
0.25
質
調
査
技
師
主 任 地 質 調 査 員
地
機 械 経 費
員
項 目
料
労務費の 5%
軽
2 ― 9 ― 3 現場単位体積重量試験(砂置換法)
材
摘 要
質
調
査
員
現 場 密 度 試 験 器 損 料
砂置換法
(備考) 1. 測定方法は,JIS A 1214。 2. 材料費はスプーン,ナイフ,標準砂等。 3. ビットの掘削費は含まれていない。また,含水比試験は別途計上。
─ ─
873
⓰調 査―92
③ 設 計 業 務
1. 設計業務等積算基準
1 - 1 適 用 範 囲
土木事業に係る設計業務等に適用する。
1 - 2 業務委託料
1 ― 2 ― 1 業務委託料の構成
直接人件費
直接原価
業務原価
業務価格
直接経費
旅費交通費
電子成果品作成費
電子計算機使用料及び機械器具損料
特許使用料
業務委託料
その他
間接原価
その他原価
一般管理費等
消費税相当額
1 ― 2 ― 2 業務委託料構成費目の内容
⑴ 直接原価
① 直接人件費
直接人件費は,業務処理に従事する技術者の人件費とする。
② 直 接 経 費(積上計上分)
直接経費は,業務処理に必要な経費とする。
ア.旅費交通費
イ.電子成果品作成費
ウ.電子計算機使用料及び機械器具損料
エ.特許使用料,製図費等
③ 直 接 経 費(積上げ計上するものを除く)
直接経費(積上計上分)以外の直接経費とする。
なお,特殊な技術計算,図面作成等の専門業に外注する場合に必要となる経費業務実績の登録等に要する費用を含む。
⑵ 間接原価
当該業務担当部署の事務職員の人件費及び福利厚生費,水道光熱費等の経費とする。
※ その他原価は直接経費(積上計上するものを除く)及び間接原価からなる。
⑶ 一般管理費等
業務を処理する建設コンサルタント等における経費等のうち直接原価,間接原価以外の経費。一般管理費等は一般管理費及び
付加利益よりなる。
① 一般管理費
一般管理費は,建設コンサルタント等の当該業務担当部署以外の経費であって,役員報酬,従業員給与手当,退職金,法定
福利費,福利厚生費,事務用品費,通信交通費,動力用水光熱費,広告宣伝費,交際費,寄付金,地代家賃,減価償却費,租
税公課,保険料,雑費等を含む。
② 付 加 利 益
付加利益は,当該業務を実施する建設コンサルタント等を,継続的に運営するのに要する費用であって,法人税,地方税,
株主配当金,役員賞与金,内部保留金,支払利息及び割引料,支払保証料その他の営業外費用等を含む。
1 ― 3 業務委託料の積算
1 ― 3 ― 1 建設コンサルタントに委託する場合
⑴ 業務委託料の積算方式
業務委託料は,次の方式により積算する。
業務委託料=(業務価格)+(消費税相当額)
=[{(直接人件費)+(直接経費)+(その他原価)}+(一般管理費等)]×{1+(消費税率)}
⑵ 各構成要素の算定
① 直接人件費
設計業務等に従事する技術者の人件費とする。なお,名称及びその基準日額は別途定める。
─ ─
886
⓰調 査―94
4. 設計業務等標準歩掛
4 ― 1 道路設計標準歩掛
4 ― 1 ― 1 道路概略設計A
地形図(1/5,000),地質資料,現地踏査結果,文献及び設計条件等に基づき,可能と思われる各線形を選定し,各線形について図上
で 100 m ピッチの縦横断の検討及び土量計算,主要構造物の数量,概算工事費を積算し,比較案及び最適案を提案する業務とする。
道 路 概 略 設 計A(地形図1/5,000)
直
職 種
主 任
技術者
区 分
技師長
接
人
(10 km 当り)
件
費
主 任
技 師
技 師
A
技 師
B
技 師
C
3.5
技術員
設
計
計
画
3.5
4.0
5.5
現
地
踏
査
1.5
1.5
1.0
1.5
3.5
4.0
5.0
10.0
11.0
2.5
4.0
6.5
10.5
路 線 選 定 及 び
主要構造物計画
設計図及び関係機関
との協議資料作成
概算工事費算出
照
報
2.0
1.5
査
告
書
作
1.5
成
計
2.0
3.0
1.5
1.0
2.5
3.5
4.0
2.5
10.5
16.0
23.5
22.5
21.5
◦道路概略設計B
地形図(1/2,500),地質資料,現地踏査結果,文献及び設計条件等に基づき,可能と思われる各線形を選定し,各線形について図上
で 50 m ピッチの縦横断の検討及び土量計算,主要構造物の数量,概算工事費を積算し,比較案及び最適案を提案する業務とする。
道 路 概 略 設 計B(地形図1/2,500)
職 種
直
人
(10 km 当り)
件
費
主 任
技 師
技 師
A
技 師
B
技 師
C
画
3.0
5.0
6.0
3.5
現
地
踏
査
路 線 選 定 及 び
主要構造物計画
設計図及び関係機関
との協議資料作成
概算工事費算出
2.0
2.0
2.5
2.5
5.5
7.0
区 分
設
計
計
照
報
主 任
技術者
接
技師長
2.0
2.0
3.0
査
告
書
作
2.0
8.0
14.5
18.0
6.0
8.0
11.0
1.5
2.0
2.5
5.0
6.0
6.5
3.5
12.0
23.0
35.5
32.5
成
計
2.5
(道路概略設計A,B共通)
(備考) 1. 設計延長は,主要構造物(トンネル,橋梁,函渠等)を含む区間を延長とする。
2. 道路の規格,構造形式等による補正は行わない。
3. 新設及び改良区間を対象とする。
4. 設計延長(成果受取り延長)は,以下のいずれかのとおりとする。
・設計延長と比較路線の成果を要求する場合は,それぞれの延長の合計を設計延長として計上する。
・最適ルートのみの成果を要求する場合は,最適ルートのみを設計延長として計上する。
5. 電子計算機使用料は,直接経費として直接人件費(労務費を除く)の 7 %を計上する。
◦標準歩掛の補正(道路概略設計A,道路概略設計B)
⑴ 地形により下表で割増すものとする。
平
丘
市
山
急
地 形
陵
街
峻
山
地
地
地
地
地
割 増 率
0 %
5 〃
10 〃
20 〃
⑵ 暫定計画を行う場合は,標準歩掛を 15%割増すものとする。
⑶ 工区ごとに成果品の分割を行う場合は,標準歩掛を5 %割増すものとする。
─ ─
888
技術員
29.0
2.建築工事
❶ 建築工事の積算体系及び歩掛
❷ 共 通 費
❸ 仮 設
❹ 土 工
❺ 地 業
❻ 鉄 筋
❼ コンクリート
❽ 型 枠
❾ 鉄 骨
❿ 既製コンクリート
⓫ 防 水
⓬ 石 工 事
⓭ タ イ ル
⓮ 木 工
⓯ 屋根及びとい
⓰ 金 属
⓱ 左 官
⓲ 建 具
⓳ 塗 装
⓴ 内 外 装
仕上ユニット
構内舗装
植 栽
とりこわし
建築改修工事
歩掛は市場単価方式への移行工種についても掲載しております。
次ページの注意事項に留意されご利用ください。
❶建築工事の積算体系及び歩掛― 1
❶ 建築工事の積算体系及び歩掛
(積算価額)を積算するための建築数量の計測・計算の方
① 工事費の構成
法を示すものであり,鉄筋コンクリート造(RC 造),鉄
建築工事の工事費の積算は,敷地条件,建物の規模・
骨鉄筋コンクリート造(SRC 造),鉄骨造(S造)及び壁
構造,工法,施工の段取り,周辺環境,他工事との関
式鉄筋コンクリート造(RC-W 造)等の標準的な建築物
連,工事期間,施工時期,下請業者の状況,契約上の諸
について定めたものである。
条件等を勘案し,適正に行わなければならない。
建築工事の数量は,設計図書に示された内容に基づき,
発注者が作成する工事費は,工事価格に消費税等相当
数量積算基準の定める方法により算出する。
額8%を加算することによって算定される。消費税等相
③ 内訳書式
当額は,所得税法及び消費税法並びに地方税法に基づき
建築工事の工事費算出の根拠を示す内訳書は,一般に
工事価格に課せられることとなる消費税及び地方消費税
(一財)建築コスト管理システム研究所及び(公社)日
の額である。
本建築積算協会が編集した「建築工事内訳書標準書式・
工事価格は,工事原価に一般管理費等(付加利益を含
同解説」(以下,「内訳標準書式」という)によることが
む)を加算し,算定する。
多い。この内訳標準書式には,工種別内訳書標準書式(以
工事原価は,純工事費(下請経費を含む)と現場管理
下,
「工種別内訳書式」という),改修内訳書標準書式(以
費とで構成し,純工事費は直接工事費(直接仮設を含む)
と共通仮設費(総合仮設費)とに分けられる。
下,
「改修内訳書式」という)及び部分別内訳書標準書式
(以下,
「部分別内訳書式」という)の三つの書式がある。
直接工事費は,工事目的物を施工するために直接必要
⑴ 工種別内訳書式
とされる費用であり,各工事科目ごとに分けて積算す
工種別内訳書式は,主に工種・材料を対象として部
る。
分の価格を計算し,工程の順序に従い記載する方式で
共通仮設費,現場管理費及び一般管理費等を合わせて
あり,内訳書式として一般に広く使用されている。
共通費という。また,現場管理費と一般管理費等を合わ
工事種目の区分は,設計図,仕様書等の表示に従
せて諸経費ということがある。
い,建物の棟別,各工作物又は工種区分等による。
共通費は,❷の共通仮設費,現場管理費,一般管理費
各工事種目は,科目,細目等に区分する。
等に基づいて積算する。
科目は,工種別,材種別,職種別,箇所別又は機
工事費の構成は,下図による。
能別等によって区分する。
② 数量基準
細目は,科目を更に細分化したもので,材料費,
建築工事の数量は,一般に(一財)建築コスト管理シ
労務費,仮設費,機械器具費,運搬費及び下請とな
ステム研究所及び(公社)日本建築積算協会が編集した
る専門工事業者の経費(以下,「下請経費」という)
「建築数量積算基準・同解説」(以下,「数量積算基準」と
等又はそのいくつかを併せたもので示す。
いう)によることが多い。この数量積算基準は,工事費
工事費の構成及び工種別内訳
(種目別内訳)
工事価格
工 事 費
工事原価
純工事費
直接工事費
現場管理費
(元請業者の分だけ
計上する。下請業者
の分は各細目別の単
価に含める。)
A 棟建築
.(〃 設 備)
.B 棟建築
(〃 設 備)
屋外施設等
共通仮設費
(総合仮設費)
(元請業者の分
だけ計上する。
下請業者の分は
各細目別の単価
に含める。)
(諸経費)
一般管理費等
(元請業者の分だけ
計上する。下請業者
の分は各細目別の単
価に含める。)
(設計・監理費)
(性能発注や設計・
施工を請負で契約す
る場合に適用する。)
消費税等相当額
(消費税等相当額は,工事価格に消費税法
条第 項及び
(科目別内訳)
囲
障
.構内舗装
.屋外排水
共通費
(細目別内訳)(一部例示)
.土
.地
工
業
.型
枠
.既製コンクリート
.防
水
.
石
タ
イ ル
.木
工
.屋根及びとい
金
属
左
官
.建
具
カーテンウォール
.塗
装
.内
外 装
.ユニット及びその他
生材処分
条並びに地方税法第 条の 及び第 条の で定める税率を乗じて算定する。)
─ ─
983
普通コンクリート
.無 筋 コ ン ク リ ー ト
.コンクリート打設手間
ポ ン プ 圧 送
強度補正
.コ ン ク リ ー ト 足 場
(打 継 ぎ 処 理)
.(止
水
板)
.造
.集
板
.銘
作
成
材
材
材
板
木
.(防腐・防虫・防蟻処理)
❶建築工事の積算体系及び歩掛― 2
能と関連させながら捉えようとする方式であり,コ
⑵ 改修内訳書式
ストプランニングなどの費用の検討に利用できるも
改修内訳書式は,改修工事の標準となる書式を示
のである。
すもので,改修内容に従い記載する方式である。
工事種目の区分は,工種別内訳書式と同様である
④ 工事歩掛と単価
が,各工事種目は,大科目,中科目及び小科目に区
直接工事費は,工事費の積算において主体をなすもの
分する。
である。
大科目は,直接仮設及び改修種別(防水改修,外
また,直接工事費の算定には,以下の方法がある。
壁改修,内装改修等)によって区分する。
⑴ 材料価格及び機器類価格に個別の数量を乗じて算定
する。
また,改修工事では通常,撤去と改修が伴うこと
⑵ 単位施工当りに必要な材料費,労務費,機械器具費
から中科目として撤去と改修に区分する。
等から構成された単価に数量を乗じて算定する。
小科目は,改修種別に従って,部位(床,幅木・
⑶ 上記⑴又は⑵により難い場合は,施工に必要となる
壁,天井等)や工種(鉄筋,コンクリート,型枠等)
全ての費用を「1式」として算定する。
等に区分する。
細目は,小科目の順序に従って,材料費,労務費,
前出⑵の単価には,歩掛による複合単価や物価資料に
機械器具費,運搬費及び下請経費等又はそのいくつ
掲載された「建築工事市場単価」等がある。
かを併せたもので示す。
また,歩掛による複合単価,
「建築工事市場単価」以外
の単価及び価格は,物価資料の掲載価格又は製造業者・
⑶ 部分別内訳書式
専門工事業者の見積価格等を参考とする。
部分別内訳書式は,五会連合協定〔㈳建築業協会
(現(一社)日本建設業連合会),
(一社)全国建設業協
歩掛による複合単価は,材料歩掛(所要資材数量)に
会,
(公社)日本建築家協会,
(一社)日本建築学会,
材料単価を乗じて材料費を,また労務歩掛(作業に要す
(公社)日本建築士会連合会〕の書式として昭和43
る員数)に労務単価を乗じて労務費を計算する。更に,
年 6 月に決定されたが,その後「建築積算研究会」
これに仮設費,機械器具費,運搬費及び下請経費等を加
制定へと移行し,現在では「建築工事内訳書標準書
算して算出する。
式検討委員会」制定の標準書式となっている。
本編の材料歩掛及び労務歩掛は,材料の切りむだ,破
部分別内訳書式は,工種別内訳書式を更に発展さ
損,こぼれ,その他の材料のロス,及び手待ちなど労務
せて,建築物を構成する各部分を部位別に区分し,
のロスを見込んでいるものである。
それぞれの部位のコストをその部位の持つ目的や機
本書の歩掛は,国の統一基準である「公共建築工事標
部
(大科目)
共通仮設費
(総合仮設費)
分
別
内
訳
(小科目)
(中科目)
(大科目)
(中科目)
(小科目)
備 費
仮設建物費
工事施設費
安全費
動力用水光熱費
理清掃費
そ の 他
直接仮設
工事
価格
工事
原価
純工
事費
直 接
工事費
建
築
土工・地業
遣
方
出 し
等
外部足場
災害防止
仮設材運搬
土
工
地業
△△土工・地業
工事費
体
礎躯体
上部躯体
体
め
. 外
屋
根
壁
外部開口部
外部
外 部
外部△△仕上
. 内部仕上
床
内
壁
内部開口部
杭
コンクリート
既製コンクリート
〔○○躯体〕
(一般躯体に準ずる)
(設
土
△△室仕上
備)
. 空
調
間仕切下地
コンクリート材仕上
材仕上
材仕上
タイル材仕上
木 材仕上
屋根及びとい材仕上
金属材仕上
材仕上
建具材仕上
カーテンウォール
材仕上
外装材仕上
ユニット及びその他
機
機
械
. その他設備
屋外施設等
現場管理費
一般管理費等
(諸経費)
(設計・監理費)
消費税等相当額(消費税等相当額は,工事価格に消費税法
条第 項及び
条並びに地方税法第
─ ─
984
条の
及び第
条の
で定める税率を乗じて算定する。)
❶建築工事の積算体系及び歩掛― 3
準仕様書」(建築工事編)を適用する鉄筋コンクリート
「その他」の率は,市場における取引の動向等を勘案
造の事務所等,延べ面積3,000㎡程度の標準的な新営工
し,次表を基に設定する。
事を想定している。
「そ の 他」 の 標 準
建築工事の歩掛は,多くの実績値を集約したものであ
り,施工時期,天候,立地条件,工期,施工の難易度,
労働者の能力などによって大きく相違する。
特に,労務歩掛では労働者が熟練工であるか否か,ま
た,給与体系が時間給か出来高給であるかによって大き
な相違がでてくる。したがって,あらゆる場合の歩掛をそ
れぞれ設定することは困難である。歩掛の性格としては
どうしても規模,工法等が標準的な場合を想定して設定
せざるを得ない。本編の歩掛は,様々な条件下における
建築工事のうちで標準的なものの実績の最大公約数であ
る。
⑤ 下請経費等
この工事標準歩掛には,
「その他」の項目があるが,こ
れは下請経費等を示すものである。また,下請経費等は,
下請業者の一般管理費,利益のほかに,施工時に使用す
る工具類の損料,消耗材料費等を含んだものである。
ただし,トルクレンチ,モルタルポンプ車及び大型機
器は含まない。
建築工事の「その他」の標準として工種ごとの率を掲
げると右表のとおりである。これには大きく分けて,
「労
務」を対象にする場合と「材料」と「労務」等の全体を
対象とする場合とがあるが,前者は主に,労務提供型下
請である躯体関係の工事の場合に,後者は主に,材工で
下請を行う仕上工事の場合に適用されている。
工 種
「その他」の率
備 考
仮
設
土
工
地
業
鉄
筋
コンクリート
型
枠
鉄
骨
既
製
コンクリート
防
水
(労)×(12~20%)
(労+雑)×(12~20%)
(労+雑)×(12~20%)
(労+雑)×(12~20%)
(労+雑)×(12~20%)
(材+労+雑)×(12~20%)
(労+雑)×(12~20%)
(雑)に工場管理費を含む
(材+労)×(10~15%)
(材+労+雑)×(10~15%)
石
(材+労)×(10~15%)
タ
イ
ル
木
工
屋根及びとい
金
属
左
官
建
具
(建具取付)
建具(ガラス)
塗
装
内
外
装
仕上ユニット
構 内 舗 装
植栽
(樹木費以外)
植栽(樹木費)
撤
去
外 壁 改 修
とりこわし
(材+労)×(10~15%)
(労)×(12~20%)
(材+労)×(10~15%)
(材+労)×(10~15%)
(材+労)×(13~18%)
(材)に石材は含めない
(労)×(10~15%)
(材+労)×(10~15%)
(材+労+雑)×(13~18%)
(材+労)×(10~15%)
(労)×(12~20%)
(材+労+雑)×(10~20%)
(材+労+雑)×(10~20%)
(材)に芝を含む
(材)×(上記決定率×0.7)
(労)×(12~20%)
(労)×(12~20%)
(労)×(12~20%)
(材)に地被類を含む
(備考) 1.表中(材)は「材料費」,
(労)は「労務費」,
(雑)は「運搬費及
び消耗材料費等」を示す。
2.植栽の「その他」の率には,枯補償,枯損処理を含むものとす
る。
3.取り外しの場合は,取り外しを行う製品等に対応する工種の
「その他」の率を適用する。
─ ─
985
❷共 通 費― 2
算定式による共通仮設費率(Kr)の参考値(%)(抜粋)
共通仮設費率 新営建築工事
P:直接工事費(千円)
下限値(%)
T:工期(カ月)
T:3.0
T:4.0
T:6.0
T:12.0
T:18.0
T:36.0
上限値(%)
10,000
3.25
3.55
3.80
4.19
25,000
3.16
3.21
3.44
3.79
50,000
3.09
3.19
3.51
100,000
3.03
3.25
3.84
200,000
2.96
3.01
3.55
3.91
3.94
400,000
2.90
3.29
3.63
3.86
600,000
2.86
3.15
3.47
3.81
800,000
2.84
3.05
3.36
3.78
1,000,000
2.82
2.97
3.28
2,500,000
2.74
2.96
3.49
3.64
5,000,000
2.68
2.74
3.24
3.57
T:12.0
T:18.0
下限値による
4.33
上限値による
4.21
4.12
4.03
3.75
注)直接工事費には発生材処分費を含まない。
〔備考〕算定式は以下のとおり
-0.1105
0.2389
Kr = 7.56 × P
×T
ただし,Kr:共通仮設費率(%)
P :直接工事費(千円)とし,1 千万円以下の場合は,1 千万円として扱う
T :工期(カ月)
直接工事費 1 千万円以下 上限値 4.33(%)
下限値 3.25(%)
-0.0313
1 千万円を超える 上限値 Kr = 5.78 × P
-0.0313
下限値 Kr = 4.34 × P
注1. 本表の共通仮設費率は,施工場所が一般的な市街地の比率である。
注2. Kr の値は,小数点以下第 3 位を四捨五入して 2 位止めとする。
算定式による共通仮設費率(Kr)の参考値(%)(抜粋)
共通仮設費率 改修建築工事
P:直接工事費(千円)
下限値(%)
T:工期(カ月)
T:2.0
T:3.0
T:6.0
T:9.0
上限値(%)
5,000
3.59
4.24
4.99
15,000
3.30
3.39
3.99
5.27
25,000
3.17
3.60
4.75
50,000
3.00
3.13
4.13
4.86
100,000
2.85
3.59
4.22
4.74
200,000
2.70
3.12
3.67
4.12
400,000
2.56
2.71
3.19
3.58
4.21
4.33
600,000
2.48
2.50
2.94
3.30
3.88
4.19
800,000
2.42
2.77
3.11
3.66
4.10
1,000,000
2.38
2.65
2.97
3.50
4.03
2,000,000
2.26
2.30
2.58
3.04
3.82
下限値による
6.07
上限値による
5.36
注)直接工事費には発生材処分費を含まない。
〔備考〕算定式は以下のとおり
-0.2027
0.4017
Kr = 18.03 × P
×T
ただし,Kr:共通仮設費率(%)
P :直接工事費(千円)とし,5 百万円以下の場合は,5 百万円として扱う
T :工期(カ月)
直接工事費 5 百万円以下 上限値 6.07(%)
下限値 3.59(%)
-0.0774
5 百万円を超える 上限値 Kr = 11.74 × P
-0.0774
下限値 Kr = 6.94 × P
注1. 本表の共通仮設費率は,施工場所が一般的な市街地の比率である。
注2. Kr の値は,小数点以下第 3 位を四捨五入して 2 位止めとする。
─ ─
987
5.58
5.08
4.82
4.56
❷共 通 費― 5
算定式による現場管理費率(Jo)の参考値(%)(抜粋)
現場管理費率 新営建築工事
Np:純工事費(千円)
下限値(%)
T:工期(カ月)
T:3.0
T:4.0
T:6.0
T:12.0
T:18.0
T:36.0
上限値(%)
10,000
10.01
12.60
14.91
18.91
25,000
8.77
9.23
10.93
13.86
50,000
7.93
8.63
10.95
100,000
7.18
8.65
12.99
200,000
6.50
6.84
10.27
13.02
13.07
400,000
5.88
8.11
10.29
11.83
600,000
5.54
7.07
8.96
11.15
800,000
5.32
6.41
8.13
10.70
1,000,000
5.15
5.94
7.54
2,500,000
4.51
5.52
8.29
9.08
5,000,000
4.08
4.36
6.55
8.22
T:12.0
T:18.0
下限値による
20.13
17.64
上限値による
15.96
14.44
10.36
注)純工事費には発生材処分費を含まない。
〔備考〕算定式は以下のとおり
Jo = 151.08 × Np-0.3396 × T0.5860
ただし,Jo :現場管理費率(%)
Np:純工事費(千円)とし,1 千万円以下の場合は,1 千万円として扱う
T :工期(カ月)
純工事費 1 千万円以下 上限値 20.13(%)
下限値 10.01(%)
-0.1442
1 千万円を超える 上限値 Jo = 75.97 × Np
-0.1442
下限値 Jo = 37.76 × Np
注1. 本表の現場管理費率は,施工場所が一般的な市街地の比率である。
注2. Jo の値は,小数点以下第 3 位を四捨五入して 2 位止めとする。
算定式による現場管理費率(Jo)の参考値(%)(抜粋)
現場管理費率 改修建築工事
Np:純工事費(千円)
下限値(%)
T:工期(カ月)
T:2.0
T:3.0
T:6.0
T:9.0
上限値(%)
5,000
12.70
16.38
20.69
15,000
9.91
10.46
13.21
19.70
25,000
8.82
10.72
15.99
50,000
7.54
8.08
12.05
15.22
100,000
6.45
9.08
11.47
13.53
200,000
5.51
6.84
8.64
10.20
400,000
4.71
5.15
6.51
7.68
9.71
9.96
600,000
4.30
4.37
5.51
6.51
8.22
9.09
800,000
4.03
4.90
5.79
7.31
8.52
1,000,000
3.83
4.48
5.28
6.68
8.10
2,000,000
3.27
3.37
3.98
5.03
6.92
下限値による
26.86
20.95
上限値による
注)純工事費には発生材処分費を含まない。
〔備考〕算定式は以下のとおり
Jo = 356.20 × Np-0.4085 × T0.5766
ただし,Jo :現場管理費率(%)
Np:純工事費(千円)とし,5 百万円以下の場合は,5 百万円として扱う
T :工期(カ月)
純工事費 5 百万円以下 上限値 26.86(%)
下限値 12.70(%)
-0.2263
5 百万円を超える 上限値 Jo = 184.58 × Np
-0.2263
下限値 Jo = 87.29 × Np
注1. 本表の現場管理費率は,施工場所が一般的な市街地の比率である。
注2. Jo の値は,小数点以下第 3 位を四捨五入して 2 位止めとする。
─ ─
990
18.66
15.95
13.64
11.66
❷共 通 費― 6
③ 一般管理費等
設計変更における一般管理費等については,設計変
一般管理費等は,工事施工にあたる受注者が継続して
更の内容を当初発注工事内に含めた場合の一般管理費
企業活動するために本・支店,営業所等が必要とする経
等を求め,当初発注工事の一般管理費等を控除した額
費であり,一般管理費と付加利益からなる。したがって,
とする。
一般管理費を個々の工事で積み上げることは不可能であ
ただし,設計変更については契約保証費にかかる補
正を行わない。
り,統計値によらざるを得ない。
次表〔備考〕に示す算定式は,平成 23 年 4 月に国土
一般管理費の項目及び内容は,次表による。
一 般 管 理 費
項 目
内 容
役 員 報 酬
従業員給料手当
取締役及び監査役に要する報酬
本店及び支店の従業員に対する給与,諸手
当及び賞与(賞与引当金繰入額を含む。)
本店及び支店の役員及び従業員に対する退
職金(退職給付引当金繰入額及び退職年金
掛金を含む。)
本店及び支店の従業員に関する労災保険
料,雇用保険料,健康保険料及び厚生年金
保険料の事業主負担額
本店及び支店の従業員に対する慰安,娯楽,
貸与被服,医療,慶弔見舞等の福利厚生等
に要する費用
建物,機械,装置等の修繕維持費,倉庫物
品の管理費等
事務用消耗品費,固定資産に計上しない事
務用備品,新聞参考図書等の購入費
通信費,旅費及び交通費
電力,水道,ガス等の費用
技術研究,開発等の費用
広告,公告又は宣伝に要する費用
得意先,来客等の接待,慶弔見舞等に要す
る費用
社会福祉団体等に対する寄付
事務所,寮,社宅等の借地借家料
建物,車両,機械装置,事務用備品等の減
価償却額
新製品又は新技術の研究のための特別に支
出した費用の償却額
新技術又は新経営組織の採用,資源の開発
並びに市場の開拓のため特別に支出した費
用の償却額
不動産取得税,固定資産税等の租税及び道
路占用料その他の公課
火災保険その他の損害保険料
契約の保証に必要な費用
社内打合せの費用,諸団体会費等の上記の
いずれの項目にも属さない費用
退
職
金
法 定 福 利 費
福 利 厚 生 費
維 持 修 繕 費
事 務 用 品 費
通 信 交 通 費
動力用水光熱費
調 査 研 究 費
広 告 宣 伝 費
交
際
費
寄
付
金
地 代 家 賃
減 価 償 却 費
試験研究償却費
開 発 償 却 費
租
税
公
課
保
険
料
契 約 保 証 費
雑
費
交通省官庁営繕部から公表されている。
算定式による一般管理費等率(Gp)の参考値(%)(抜粋)
一般管理費等率 建築工事
Cp:工事原価(千円)
参考値(%)
5,000以下 11.26
10,000 10.95
25,000 10.54
50,000 10.23
100,000 9.93
200,000 9.62
400,000 9.31
600,000 9.13
800,000 9.00
1,000,000 8.90
2,500,000 8.49
3,000,000を超える
8.41
〔備考〕算定式は以下のとおり
Gp = 15.065 - 1.028 × log(Cp)
ただし,Gp:一般管理費等率(%)
Cp:工事原価(千円)
注. Gp の値は,小数点以下第 3 位を四捨五入して 2 位
止めとする。
1 一般管理費等の算定
一般管理費等は,工事の性質,需給の状況,履行の
難易等によって相違する。また,一般管理費等は直接
工事費,共通仮設費,及び現場管理費を合計した,い
わゆる工事原価に対応する比率(一般管理費等率)を
求め,工事原価にこの一般管理費等率を乗じて算定す
る。
なお,契約保証費については,必要に応じて別途加
算する。
その他工事を単独で発注する場合は,別途一般管理
費等を算定する。
─ ─
991
❾鉄 骨― 1
❾ 鉄 骨
① 一 般 事 項
⑴ 鉄骨工事の細目別内訳には,建物を構成する「⑴主体鉄骨」,鉄骨階段,胴縁母屋等の「⑵付帯鉄骨」,及び「⑶耐火被覆」に大
別して計上する。
⑵ 「⑵付帯鉄骨」の PC 版取付用ファスナー,スリーブ,鉄骨階段,及びデッキプレート等は,鋼材に含めず別途価格を算出する。
「⑶耐火被覆」は,耐火性能や部位等で厚さごとに面積計上する。また,小間詰め等は幅,厚み等で長さ計上する。
⑶ 所要数量を求めるときは設計数量に下表数値の割増をすることを標準とする。
鋼材の種類
割増率
形鋼,鋼管及び平鋼
5%
広幅平鋼及び鋼板(切板)
3%
ボルト類
4%
アンカーボルト類
0%
デッキプレート
5%
⑷ 鋼材加工する際に発生する材量の残材に価値が有る場合は,その価値を評価しスクラップ控除として直接工事費から控除する。
⑸ 鉄骨工場加工費については,標準歩掛で計算を行うと共に,専門業工事者の見積価格等と比較検討し定める。
⑹ 鋼材を工場にて加工する場合は,運搬費を計上する。
⑺ 鉄骨建方用揚重機の費用は別途計上する。
⑻ 現場建方の歩掛は,低層及び,中層の建物に適用する。なお1m2 当り鋼材使用量及び鋼材総使用量により補正する。
鉄 骨 工 事
摘 要
名 称
明
細 内 訳
単 位
書
数 量
備 考
⑴主体鉄骨
切
板
鋼
板
規格・板厚
所要数量(t)
設計数量(t)×1.03
鋼
規格・形状・寸法
〃
〃
設計数量(t)×1.05
鋼
〃
〃
〃
設計数量(t)×1.03
柱
〃
〃
〃
設計数量(t)×1.05
平
鋼
規格・寸法
〃
〃
設計数量(t)×1.03
丸
鋼
規格・径
〃
〃
設計数量(t)×1.04
ロス量×0.7
単価=鉄屑 H2
形
広
ボ
幅
ッ
平
ク
ス
t
鉄骨スクラップ控除
工 場 加 工 組 立
▲1式
工場溶接共
t
設計数量(t)
1式(t,m2) 設計数量又は塗装面積
工 場 錆 止 め 塗 装
鉄
骨
運
搬
t
現
場
建
方
〃
設計数量(t)
〃
高 力 ボ ル ト 類
規格・形状・寸法
〃
所要数量(t)
設計数量(t)×1.04
高力ボルト類締付
高力,特殊高力
本
設計数量(本)
径,本数
現
すみ肉6 mm 換算長
m
設計数量(m)
場
溶
接
1式(t,m2) 設計数量又は塗装面積
現 場 錆 止 め 塗 装
災 害 防 止 養 生
1式
鉄 骨 建 方 重 機
〃
小
水平垂直ネット
トラッククレーン他
計
⑵付帯鉄骨
鉄
骨
階
段
材工共
箇所(1式)
1 次 フ ァ ス ナ ー
カーテンウォール取付け用
〃
ス
リ
径,長さ
〃
種別,径,長さ,材工共
〃
溶
工場及び現場第三者試験機関
〃
設計数量(箇所)
形状,厚さ,材工共
m2
設計数量(m2)
接
ー
部
試
ブ
タイプ,箇所
ア ン カ ー ボ ル ト
験
デッキプレート等
(デ ッ キ 受 け 金 物)
箇所(m)
外周コンクリート止め
材工共
軽 量 形 鋼 構 造
もや,胴縁,ボルト類,材工共
錆
必要に応じて計上
止
め
塗
m
1式(箇所) 設計数量(t)
1式(t,m2) 設計数量又は塗装面積
装
柱底均しモルタル
種別,材工共
1式(箇所) 設計数量(箇所)
厚,寸法
ス タ ッ ト ボ ル ト
材工共
1式(本数) 設計数量(t)
規格・形状・寸法
1式(箇所) 設計数量(箇所)
必要に応じて計上
(仮 設 金 物) 形状,寸法,材工共
(つづく)
─ ─
1061
❾鉄 骨― 2
名 称
鉄
骨
足
小
摘 要
単 位
場
数 量
1式(箇所) 計画数量
備 考
必要に応じて計上
計
⑶耐火被覆
耐
火
被
〃
小
覆
仕様,性能,部位
m2
設計数量
仕様,性能,小間詰め
m
〃
計
計
② 主体鉄骨の工場加工・組立
主体鉄骨の工場加工・組立は,工場溶接を含めて工場直接労務費を算出し,設計数量(t)当り単価とする。工場直接労務費の算出
に際し,主体鉄骨の数量算出による集計は下記に分類する。
歩掛には,鋼板の切板加工が含まれていない。したがって,鋼板の材料費は切板価格とする。
柱,梁について,形鋼と鋼板を集計する。
主体鉄骨加工・組立歩掛
名 称
摘 要
単 位 全溶接構造
(1 t 当り)
H 形鋼構造
備
考
工場直接労務費
h
工
費
1 式
1 式
H 形鋼構造 労務×100~150%
費
1 式
1 式
酸素,アセチレンガス,消耗鋼材(エンドダ
ブを含む)等
費
すみ肉 6 mm 換算長
m
他
場
副
溶
そ
間
接
〃
資
接
材
材
料
の
( )( ) 算出式による
全溶接構造 労務×150~200%
( )( ) 1 式
1 式
工場直接労務費 便宜上「公共工事設計労務単価(基準額)」の鉄骨工の 77%とし,1日の実働時間を7時間と想定する。
工場直接工賃金(円/h 鉄骨工単価/日×0.77÷7 時間)≒ (円/h)
⑴ 工場直接労務費
◦全溶接構造
⎰ A×a+B×b
⎱
工場直接工=⎱
( ×C)+(d × D)×(e
× g × H1 )+(f × g × H2 )(円/t)
⎰
A+B
◦ H 形鋼構造
工場直接工={(a × C)+(d × D)}×(e × g × H1 )+(f × g × H2 )(円 /t)
A:鋼板柱の鋼材使用量(t)
B:鋼板梁の鋼材使用量(t)
鋼板設計数量
C:鋼板の使用率(%)……………… 設計数量(鋼板+形鋼)
形鋼設計数量
D:H 形鋼(他の形鋼を含む)の使用率(%)…… 設計数量(鋼板+形鋼)
他の形鋼- CT 鋼,I 形鋼及び溝形鋼の単一部材で,梁,柱を構成するもの。
a:鋼板柱の鉄骨工標準加工時間(h/t) 表-a
b:鋼板梁の鉄骨工標準加工時間(h/t) 表-b
d:H 形鋼(他の形鋼を含む)の鉄骨工標準加工時間(h/t) 形鋼の設計数量(kg)
部材当り鋼材使用量= 部材数(P)
表-d
部材数(P)―柱,梁の主要部材及びそれに準ずる間柱,小梁で工場加工・組立前の本数
e:構造の加工難易による増減率 表-e
f:溶接工標準加工時間(h/t) 溶接すみ肉6mm 換算長(m)
溶接長(m/t)= 鉄骨設計数量(t)
表-f
g:鋼材総使用量による増減率 表-g
H1:1 時 間当り工場鉄骨工直接賃金(円/h)
H2:1 時間当り工場溶接工直接賃金(円/h)
─ ─
1062
❾鉄 骨― 3
平均板厚(mm)
10 未満
10 以上
11 未満
表-a 鋼板柱の鉄骨工標準加工時間
11 以上
12 以上
13 以上
14 以上
12 未満
13 未満
14 未満
15 未満
15 以上
16 未満
16 以上
17 未満
(h/t)
18 以上
19 未満
17 以上
18 未満
a
33.9
32.1
30.6
29.3
31.3
30.1
29.1
28.2
27.4
26.6
平均板厚(mm)
19 以上
20 未満
20 以上
21 未満
21 以上
22 未満
22 以上
23 未満
23 以上
24 未満
24 以上
25 未満
25 以上
26 未満
26 以上
27 未満
27 以上
28 未満
28 以上
a
25.9
25.2
24.6
24.0
23.5
23.0
22.6
22.1
21.7
21.3
(備考) 1. 切板加工時間を除く。
2. 平均板厚とは,柱及びブラケットに使用する各々の鋼板厚(mm)に,各々の設計数量(t)を乗じた合計数量を,
鋼板柱の設計数量(t)の合計で除した数値とする。
平均板厚(mm)
7 未満
表-b 鋼板梁の鉄骨工標準加工時間
8 以上
9 以上
10 以上
11 以上
9 未満
10 未満
11 未満
12 未満
7 以上
8 未満
12 以上
13 未満
13 以上
14 未満
(h/t)
14 以上
15 未満
b
18.4
17.0
15.9
15.0
14.3
13.6
13.0
13.9
13.4
平均板厚(mm)
15 以上
16 未満
16 以上
17 未満
17 以上
18 未満
18 以上
19 未満
19 以上
20 未満
20 以上
21 未満
21 以上
22 未満
22 以上
23 未満
23 以上
b
13.0
12.6
12.2
11.8
11.5
11.2
11.0
10.7
10.5
(備考) 1. 切板加工時間を除く。
2. 平均板厚とは,梁に使用する各々の鋼板厚さ(mm)に,各々の設計数量(t)を乗じた合計数量を,鋼板梁の設計
数量(t)の合計で除した数値とする。
表-d H 形鋼(他の形鋼を含む)の鉄骨工標準加工時間
(h/t)
部材当り鋼材使
用量(kg/p)
100 未満
100 以上
150 未満
150 以上
200 未満
200 以上
250 未満
250 以上
300 未満
300 以上
350 未満
350 以上
400 未満
400 以上
450 未満
450 以上
500 未満
d
17.9
16.5
15.6
15.1
14.7
14.3
14.1
13.8
13.6
部材当り鋼材使
用量(kg/p)
500 以上
550 未満
550 以上
600 未満
600 以上
700 未満
700 以上
800 未満
800 以上
900 未満
d
13.5
13.3
13.2
12.9
12.7
900 以上 1,000 以上 1,200 以上 1,400 以上
1,000 未満 1,200 未満 1,400 未満 1,600 未満
12.5
12.3
12.1
11.8
(備考) 1. 部材当り鋼材使用量は,H 形鋼(他の形鋼も含む)の部材数(P)で補正されたものである。
2. 他の形鋼とは,CT 鋼,I 形鋼及び溝形鋼で,単一部材で柱及び梁を構成するものをいう。
3. 部材数(P)とは,柱及び梁の主要部材並びにそれに準じる間柱及び小梁で,工場組立て前の本数を示す。
表 -e 構造の加工難易による増減率
加 工 難 易
単 純
一 般
複 雑
e
0.8~0.95
1
1.05~1.2
(備考) 1. 一般とは,事務所等で標準ラーメン構造の場合。
2. 単純とは,工場,倉庫等で加工部材の種類が少ない場合。
3. 複雑とは,上記以外で加工部材の種類が多い場合。
溶接長(m/t)
20 未満
20 以上
30 未満
30 以上
40 未満
表-f 溶接工標準加工時間
40 以上
50 以上
60 以上
50 未満
60 未満
70 未満
70 以上
80 未満
80 以上
90 未満
90 以上
100 未満
(h/t)
100 以上
110 未満
f
2
3.4
4.6
5.7
6.7
7.7
8.7
9.6
10.5
11.3
溶接長(m/t)
110 以上
120 未満
120 以上
130 未満
130 以上
140 未満
140 以上
150 未満
150 以上
160 未満
160 以上
170 未満
170 以上
180 未満
180 以上
190 未満
190 以上
200 未満
200 以上
f
12.2
13
13.8
14.6
15.4
16.1
16.9
17.6
18.4
19.1
400 以上
500 未満
500 以上
600 未満
600 以上
700 未満
700 以上
800 未満
1.01
0.99
0.97
0.96
鋼材総使用量(t) 30 未満
g
1.36
30 以上
60 未満
1.31
表-g 鋼材総使用量による増減率
60 以上
100 以上 200 以上 300 以上
100 未満 200 未満 300 未満 400 未満
1.22
1.16
1.08
以上 900 以上 1,000 以上 1,500 以上
鋼材総使用量(t) 800
900 未満 1,000 未満 1,500 未満 2,000 未満 2,000 以上
g
0.94
0.93
0.92
0.89
─ ─
1063
0.86
1.04
❾鉄 骨― 4
⑵ 副 資 材 費
副 資 材 費
材 料
摘 要
単 位
素
m3
7
3.5
ア セ チ レ ン
kg
3.5
1.7
サービスボルト
本
2
1
補
kg
6
2
摘 要
単 位
手 溶 接
酸
助
鋼
材
全溶接構造
(1 t 当り)
H 形鋼構造
備
考
⑶ 溶接材料費
溶 接 材 料 費
材 料
溶
接
(1 m 当り)
半自動溶接
自動溶接
備
考
棒
kg
0.42
―
―
CO2 ワ イ ヤ
〃
―
0.23
―
炭
ス
〃
―
0.12
―
潜弧溶接ワイヤ
〃
―
―
0.21
フ ラ ッ ク ス
〃
―
―
0.21
酸
ガ
(備考) 1. すみ肉脚長 6 mm 換算。
2. 半自動溶接を標準とする。
③ 鉄 骨 運 搬
(t 当り)
名 称
摘 要
単 位
6t積
日
0.12
11 t 積
日
0.065
トラック運転
数 量
備
考
④ 現 場 建 方
鉄骨建方で低層(平家),中層(2 節6階程度)及び高層(3 節以上)により,機械,運転を含めて補正する。
鉄骨建方は,1 日当りの標準作業量を15 t とし,現場における取降し,仮締め及びひずみ直しを含む。
⑴ 低層,中層の現場建方
名 称
普 通 ボ ル ト
現 場 建 方 歩 掛(標準)
摘 要
単 位
低 層
(1 t 当り)
中 層
備
考
仮 締 め
本
20
20
4%(損料率)
と
び
工
人
0.4
0.53
鉄
骨
工
〃
0.067
0.067
そ
の
他
1 式
1 式
(備考) 1. 備考欄の数値は1現場当り損料率を示す。
2. 揚重機械器具は,別途計上する。
現場建方の補正
現場建方費=標準単価× K1
補正値 K1 =a×b
a:1 m2 当り鋼材使用量による増減率 …………………… 表-a
b:鋼材総使用量による増減率 …………………………… 表-b
表-a 1 m2当り鋼材使用量による増減率
2
1m 当り鋼材
使用量(kg)
50
未満
増 減 率
1.3
鋼材総使用量
(t)
10
未満
増 減 率
1.34
50 以上 55 以上 60 以上 65 以上 70 以上 80 以上 90 以上 110 以上 130 以上 150 以上 190 以上
55 未満 60 未満 65 未満 70 未満 80 未満 90 未満 110 未満 130 未満 150 未満 190 未満 250 未満
1.26
1.22
1.18
1.14
1.1
1.05
1
0.95
0.89
0.84
表-b 鋼材総使用量による増減率
10 以上 15 以上 20 以上 30 以上 50 以上 80 以上 150 以上 250 以上 500 以上 1,000 以上
15 未満 20 未満 30 未満 50 未満 80 未満 150 未満 250 未満 500 未満 1,000 未満
1.3
1.26
1.22
1.18
─ ─
1064
1.14
1.1
1.05
1
0.95
0.89
0.77
3 . 電気設備工事
❶ 電気設備工事の積算体系及び歩掛
❷ 共 通 費
❸ 電力工事
❹ 通信工事
❺ 信号工事
❻ 電気設備改修工事
歩掛は市場単価方式への移行工種についても掲載しております。
次ページの注意事項に留意されご利用ください。
❸電 力 工 事―34
⑭ 照明器具取付け
1. 白 熱 灯
名 称
摘 要
コ
熱
灯
品 名
労 務
単位 歩掛数量 職種
歩掛員数(人) その他
吊
個
1
電工
0.120
1式
プ
吊
〃
1
〃
0.144
〃
吊
〃
1
〃
0.144
〃
〃
1
〃
0.153
〃
〃
1
〃
0.130
〃
レ セ プ タ ク ル
〃
1
〃
0.087
〃
ダ ウ ン ラ イ ト(埋込み)
〃
1
〃
0.209
〃
チ
白
材 料
ド
パ
ー
単位
イ
ェ
ー
ン
シーリングライト(直付)
ブ ラ ケ ッ ト 灯(壁付)
1個
当り
白 熱 灯 器 具
(備考) 1 . インサート,吊ボルト等の取付けを含む。
2 . 埋込器具の補強材等の取付けは,含まない。
3 . システム天井に取り付ける場合,電工の歩掛りを0.6倍とし,雑材料は算出しない。
4 . 消耗品,雑材料は,材料費の 5 %程度とする。
5 . 「その他」の率は,労務費の12~20%を計上する。
─ ─
1241
❸電 力 工 事―35
2. H I D 灯
名 称
H
I
〔投
H
光
D
付
D
灯
I
〔埋
込
D
み
1.430
1式
〃
1
〃
1.740
〃
〃
1
〃
0.304
〃
〃
1
〃
0.348
〃
〃
1
〃
0.417
〃
〃
1
〃
0.330
〃
〃
1
〃
0.391
〃
1,000W以下
〃
1
〃
0.470
〃
150W以下
〃
1
〃
0.240
〃
〃
1
〃
0.357
〃
〃
1
〃
0.409
〃
1個
当り
400W以下
投
光
器
〃
H I D 灯 器具
250W以下
400W以下
灯
〃
250W以下
灯〕
歩掛員数(人) その他
電工
1,000W以下
灯
労 務
単位 歩掛数量 職種
1
250W以下
〔パイプペンダント〕
H
材 料
品 名
個
1,000W以下
灯〕
I
単位
400W以下
灯
器〕
I
〔直
H
D
摘 要
〃
H I D 灯 器具
H I D 灯 器具
400W以下
(備考) 1. 安定器を含む。
2. HID 灯器具(電動昇降装置共)は,HID 灯器具の電工の歩掛りに0.20人を加算する。
3. 消耗品,雑材料は,材料価格の 2 %程度とする。
4. 「その他」の率は,労務費の12~20%を計上する。
3. H I D 灯(ポールライト)
100W
ポール3.5m(地上高)
個
1
電工
1.51
1式
〃 〃 4.0m( 〃 )
〃
1
〃
1.51
〃
〃
1
〃
1.78
〃
200W
ポール4.5m( 〃 )
〃 〃 5.0m( 〃 )
〃
1
〃
1.78
〃
〃 〃 5.5m( 〃 )
〃
1
〃
1.78
〃
250W
ポール4.5m( 〃 )
H
I
D 灯 〃 〃 5.0m( 〃 ) 1 個
(ポ ー ル ラ イ ト) 〃 〃 5.5m( 〃 ) 当り
ポールライト
〃
1
〃
1.84
〃
〃
1
〃
1.84
〃
〃
〃
1
〃
1.84
ポール4.5m( 〃 )
〃
1
〃
2.02
〃
〃 〃 5.0m( 〃 )
〃
1
〃
2.02
〃
〃 〃 5.5m( 〃 )
〃
1
〃
2.02
〃
300W
400W
ポール4.5m( 〃 )
〃
1
〃
2.02
〃
〃 〃 5.0m( 〃 )
〃
1
〃
2.02
〃
〃 〃 5.5m( 〃 )
〃
1
〃
2.02
〃
(備考) 1. 安定器は内蔵とする。
2. ポールライトのコンクリート基礎は別途計上する。
3. 接地工事は別途計上する。
4. 消耗品,雑材料は,材料価格の 2 %程度とする。
5. 「その他」の率は,労務費の12~20%を計上する。
─ ─
1242
❸電 力 工 事―39
8. LED 照明
名 称
摘 要
単位
材 料
品 名
LSS1・LSS9・LSR12(1260×200未満)
※2250 lm~6800 lm
LED 照明
(ベースライト露出形) LSS6・LSS7(1260×200以上)
※4750 lm~6600 lm
労 務
単位 歩掛数量 職種
歩掛員数(人) その他
個
1
電工
0.178
1式
〃
1
〃
0.222
〃
LRS6(1235×150)
※2250 lm~6600 lm
〃
1
〃
0.266
〃
LED 照明
LRS3(1235×220)
(ベースライト埋込形) ※6300 lm
〃
1
〃
0.332
〃
〃
1
〃
0.392
〃
〃
1
〃
0.209
〃
〃
1
〃
0.240
〃
〃
1
〃
0.282
〃
〃
1
〃
0.348
〃
LED 照明
LRS2(400φ~500φ)
(高天井ダウンライト埋込形) ※12000 lm,18000 lm
〃
1
〃
0.357
〃
LBF1(130×130)
LED 照明
(ブラケットライト埋込形) ※25 lm
〃
1
〃
0.174
〃
LED 照明
LBF2(250×90)
(ブラケットライト露出形) ※950 lm
〃
1
〃
0.130
〃
LST1(450φ×400 T(B)4.5)
LED 照明
(屋外 LED ポールライト) ※6300 lm
〃
1
〃
1.84
〃
LED 照明
LSA1(太陽電池パネル TB3.0)
(屋外 LED ポールライト) ※300 lm
〃
1
〃
2.48
〃
LED 照明
LPT1(100φ×800)
(屋外 LED ガーデンライト) ※100 lm
〃
1
〃
0.755
〃
LRS4・LRSL5(600×600)
※3150 lm~6300 lm
LRS1(125φ,150φ)
※950 lm~8600 lm
LED 照明
(ダウンライト埋込形) LRS1(200φ)
※6800 lm,8600 lm
LRS1(250φ)
※6800 lm,8600 lm
1個
当り
LED 照明
LSR1・LSR2
(高天井ダウンライト露出形) ※20000 lm
LED 照明器具
(備考) 1. 一体形 LED に適用する。
2. 公共建築設備工事標準図(電気設備工事編)に記載のない型番は,JIL5004「公共施設用照明器具」による。また,
( )は標準的な器具寸法又は天井切込み寸法を示し,※ の定格光束は,代表値を示す。
3. LED 制御装置の取付けを含む。
4. インサート,吊ボルト等の取付けを含む。
5. 埋込器具の補強材等の取付けは含まない。
6. 照明制御装置を内蔵した照明器具及び別に設置された照明制御装置等からの信号により制御される照明器具には,
電工の歩掛りに0.05人/個を加算する。
7. 金属線ぴに取り付ける場合,電工の歩掛りを0.8倍とする。
8. システム天井に取り付ける場合,電工の歩掛りを0.6倍とし,雑材料は算出しない。
9. 消耗品,雑材料は,材料価格の 5%程度とする。
10. 「その他」の率は,労務費の12~20%を計上する。
9. 照明制御装置
照 明 制 御 装 置
〔セ ン サ〕
1個
当り
照明制御装置
(セ ン サ)
(備考) 1. 埋込形,直付形に適用する。
2. 照明器具一体形には適用しない。
3. システム天井に取り付ける場合は,電工の歩掛りを0.8倍して用いる。
4. 消耗品,雑材料は,材料価格の 2 %程度とする。
5. 「その他」の率は,労務費の12~20%を計上する。
─ ─
1246
個
1
電工
0.159
1式
❸電 力 工 事―40
10. 誘 導 灯
C
誘
導
灯
BL , BH
A
1個
当り
誘 導 灯 器 具
個
1
電工
0.174
1式
〃
1
〃
0.200
〃
〃
1
〃
0.313
〃
個
1
電工
0.130
1式
〃
1
〃
0.209
〃
(備考) 1. 消防関係法令による避難口誘導灯及び通路誘導灯とする。
2. C は,避難口 C 級及び通路 C 級とする。
3. BL は,避難口 B 級・BL 形及び通路 B 級・BL 形とする。
4. BH は,避難口 B 級・BH 形及び通路 B 級・BH 形とする。
5. A は避難口 A 級及び通路 A 級とする。
6. 点滅形は,電工の歩掛りに0.05人/個を加算する。
7. 点滅式誘導音付加形は,電工の歩掛りに0.1人/個を加算する。
8. 消耗品,雑材料は,材料価格の 5 %程度とする。
9. 「その他」の率は,労務費の12~20%を計上する。
11. 非常用照明(白熱灯)
非常用照明(白熱灯)
露出形
JE9~30W,I40W
非常用照明 ( 白熱灯 )
埋込形
JE9~30W,I40W
1個
非常用照明器具
当り (白 熱 灯)
(備考) 1. インサート,吊ボルト等の取付けを含む。 4. 消耗品,雑材料は,雑料価格の 5 %程度とする。
2. 金属線ぴに取り付ける場合,電工の歩掛りを0.8倍とする。 5. 「その他」の率は,労務費の12~20%を計上する。
3. システム天井に取り付ける場合,電工の歩掛りを0.6倍とし,雑材料は算出しない。
形
形
形
形
コンパクト形蛍光ランプ(スタータ非内蔵形)の形状例 白熱灯(埋込み)取付け例
蛍光灯取付け例(40 W ×2)
隠ぺい配管工事,天井埋込み
─ ─
1247
❸電 力 工 事―41
軽量鉄骨天井隠ぺい照明器具取付け例
HID 灯(ポールライト)の参考姿図とコンクリート基礎の例
〔単位 mm〕
〔単位 mm〕
器 種
寸 法
材 質・材 厚
a
b
300~400
330~535
HST5A‒180~300
400~520
(CML , M , NH)
500~650
HST5A‒70CM~
150CM
グローブ
GH
P
本 体
AC,ADC
SPC0.8
FC,STK
適合ポール
器 種
摘 要
T3.5
1. ポ ールの材質は, SS400, STK400, SM490, SMA490又は SGP
とする。
2. 接地端子内蔵のものとする。
3. ベースプレートを使用する場合は,T の後にB を付記する。
(例:TB3.5)
4. T(B)の後ろの数値は,h を示す。
T(B)3.5
T(B)4
T4 T(B)4.5,T(B)5
T(B)5.5
T5 T4.5
〔備考〕 上方光束比は,15%以下とする。
T5.5
(灯具) (ポール)
─ ─
1248
❻電気設備改修工事― 1
❻ 電気設備改修工事
① 一 般 事 項
⑴ 電気設備工事における撤去,再使用及び改修工事に適用する。
⑵ 撤去は,各設備に応じた標準歩掛員数に,②撤去を適用して算出するほか,③撤去(600V 絶縁電線)~⑨撤去(位置ボックス)
による。
② 撤 去
細
目
名
称
単 位
電 線・ ケ ー ブ ル
電
線
管
照
明
器
具
配
線
器
具
分 電 盤・ 端 子 盤
撤
変
去
通
電
信
機
用
器
器
具
新営工事の標準歩掛員数に対する乗率
再使用しない
再使用する(取り外し)
0.2
0.4
0.2
0.4
0.3
0.4
0.3
0.4
0.2
0.4
0.3
0.5
0.3
0.4
m
個
面
個
電
柱
本
0.3
0.6
架
線
1 条 1 径間
0.2
0.4
0.3
0.6
0.3
0.6
地 中 線 ケ ー ブ ル
コンクリートトラフ
m
その他
1式
(備考) 1. 材料の整理,運搬に要する普通作業員は,別途計上する。
2. 電線管でコンクリート埋設のものは除く。
3. 現場の状況又は分解手間の程度によっては,本表の乗率を増減できる。
4. 「その他」は,労務費の10~20%を計上する。
③ 撤 去(600V 絶縁電線)
(EM‒ IE,EM‒CE,HIV・IV・IC 等 管内配線の場合)
名
称
摘
要
単位
歩掛員数(人)
その他
電工
0.0018
1式
1.2
〃
0.0020
〃
1.6
〃
0.0020
〃
2.0
〃
0.0022
〃
2.6
〃
0.0028
〃
〃
0.0020
〃
3.5
〃
0.0022
〃
5.5
〃
0.0028
〃
8
〃
0.0032
〃
〃
0.0040
〃
22
〃
0.0048
〃
38
〃
0.0064
〃
60
〃
0.0084
〃
100
〃
0.0112
〃
150
〃
0.0146
〃
200
〃
0.0166
〃
250
〃
0.0196
〃
325
〃
0.0234
〃
1.0 mm
2 mm2
600 V 絶縁電線
(管内配線)
労 務
職種
14
1 m 当り
(備考) 1. 撤去品を再利用する場合の撤去は,歩掛員数を2.0倍する。
2. ダクト類の配線にも適用する。
3. 合成樹脂製可とう電線管(PF 管,CD 管)内配線の場合は,電工の歩掛員数を0.9倍する。
4. 接地線は,ラック,ピット,トラフ及びダクトとも管内の電工の歩掛員数を適用する。
5. 「その他」は,労務費の12~20%を計上する。
─ ─
1300
4 . 機械設備工事
❶ 機械設備工事の積算体系及び歩掛
❷ 共 通 費
❸ 配管工事
❹ 空気調和及び換気設備工事
❺ 暖房設備工事
❻ 衛生設備工事
❼ 保温工事
❽ 塗装工事
❾ 防錆工事
❿ 土 工 事
⓫ コンクリート工事
⓬ 桝 類
⓭ 機械設備改修工事
歩掛は市場単価方式への移行工種についても掲載しております。
次ページの注意事項に留意されご利用ください。
❹空気調和及び換気設備工事― 1
❹ 空気調和及び換気設備工事
① 一 般 事 項
空気調和及び換気設備工事は,機器類,機器搬入及びダクト類等の施工に適用する。
② 冷凍機及び冷却塔
1. 冷 凍 機
冷凍機の種類は各種あって,取引条件も種類により異なっている。
冷凍機は取引条件として,その販売単価に現場搬入費及び据付費を含めてあるものと含めていないものとがあり,注意しなければ
ならない。通常の場合は次のとおりである。
⑴ ターボ冷凍機,吸収冷凍機……販売単価に搬入据付費を含むので,別に計上しない。
製造者に見積りを依頼するときは機器の搬入経路,設置場所等の施工条件の明示が必要である。
⑵ チリングユニット,空気熱源ヒートポンプユニット及び直だき吸収冷温水機は,販売単価に搬入据付費を含まない。
名
称
単位
摘
要
3.75 kW 以下
5.5 〃
チリングユニット
1基
当り
設備機械工
1.58
1式
〃
1.89
〃
11.0 〃
〃
3.15
〃
〃
5.18
〃
37.0 〃
〃
7.21
〃
60.0 〃
〃
8.56
〃
75.0 〃
〃
12.61
〃
90.0 〃
〃
13.06
〃
設備機械工
1.87
1式
〃
2.31
〃
5.5 〃
〃
3.10
〃
7.5 〃
〃
3.46
〃
3.75 〃
〃
11.0 〃
〃
5.12
〃
15.0 〃
〃
5.33
〃
22.0 〃
〃
6.70
〃
33.0 〃
〃
10.31
〃
37.0 〃
〃
10.88
〃
6.28
1式
小型二重効用 70 kW 以下 設備機械工
直だき吸収冷温水機
〃
務
歩掛員数(人) その他
22.0 〃
2.2 kW 以下
空 気 熱 源 ヒ ー ト
ポンプユニット
労
職 種
〃 105 〃 〃
8.44
〃
〃 140 〃 〃
10.60
〃
〃 176 〃 〃
12.76
〃
二 重 効 用264 kW 以下
〃
18.16
〃
〃 352 〃 〃
23.56
〃
〃 440 〃 〃
25.74
〃
〃 528 〃 〃
30.54
〃
〃 598 〃 〃
34.38
〃
〃 721 〃 〃
41.10
〃
〃 897 〃 〃
50.70
〃
〃 1056 〃 〃
59.34
〃
─ ─
1351
備
考
1. 現場館側渡しとする。
2. 防振 基 礎の 場 合は 20%増 し とす
る。
3. 搬入費を別に見込む。
4. 「その他」の 率は,労 務費の 10~
18%を計上する。
(注) 摘要欄は,圧縮機電動機出力を
示す。
1. 現場館側渡しとする。
2. 防振 基 礎の 場 合は 20%増 し とす
る。
3. 搬入費を別に加算する。
4. 「その他」の 率は,労 務費の 10~
18%を計上する。
(注) 摘要欄は,圧縮機電動機出力を
示す。
1. 現場館側渡しとする。
2. 搬入費を別に見込む。
3. 「その他」の 率は,労 務費の 10~
18%を計上する。
(注) 摘要欄は,冷凍能力を示す。
❹空気調和及び換気設備工事― 2
2. 冷 却 塔
⑴ 冷却塔は,塔屋上に設置する場合が多い。現場館側渡しの冷却塔を吊上げる搬入費は,容積質量を基準として算出する(❹空気
調和及び換気設備工事,⑤「機器搬入費」参照)。
⑵ 現場組立形冷却塔及び大型の冷却塔は,機器単価に,墨出し,据付け費,調整等を含めるため,これらについては製造者の見積
りにより計上する。
冷 却 塔
名
称
単 位
摘
要
20.9 kW 以下
冷 却 塔
(FRP)
1基
当り
労
職 種
務
歩掛員数(人) その他
設備機械工
1.18
1式
31.4 〃
〃
1.27
〃
41.8 〃
〃
1.31
〃
62.7 〃
〃
1.51
〃
83.7 〃
〃
1.59
〃
104 〃
〃
1.71
〃
125 〃
〃
1.95
〃
167 〃
〃
2.52
〃
209 〃
〃
2.93
〃
251 〃
〃
3.33
〃
334 〃
〃
4.47
〃
備
考
1. 現場館側渡しとする。
2. 防振基礎の場合は20%増しとす
る。
3. 搬入費を別に見込む。
4. 「その他」の率は,労務費 の 10
~18%を計上する。
(注) 摘要欄は,冷却水出入口温度
32℃,37℃, 外 気 温 度 27℃
(WB)場合の冷却能力を示す。
③ 空 気 調 和 機
⑴ 空気調和機は多種類のものがあり,質量100kg 以上のものは,現場仮置場より設置階までの搬入費が必要である。搬入費は
(❹空気調和及び換気設備工事「⑤機器搬入費」参照)。
⑵ 次に据付費の労務歩掛を種類別に示す。
1. 空 気 調 和 機
名
称
単 位
摘
要
9,780 m3/h 以下
ユ ニ ッ ト 形
空 気 調 和 機
コンパクト形
空 気 調 和 機
1台
当り
〃
労
務
職 種
歩掛員数(人)
その他
設備機械工
4.66
1式
11,300 〃
〃
5.09
〃
17,100 〃
〃
7.66
〃
25,900 〃
〃
9.39
〃
30,700 〃
〃
10.04
〃
35,700 〃
〃
12.14
〃
39,400 〃
〃
15.39
〃
43,800 〃
〃
20.85
〃
2,000 〃
設備機械工
1.70
1式
4,000 〃
〃
2.05
〃
6,000 〃
〃
2.41
〃
─ ─
1352
備
考
1. 搬入費を別に見込む。
2. 防振基 礎 の場 合は 20% 増 しと
する。
3. 「その他」の率は,労 務費の 10
~18%を計上する。
⓭機械設備改修工事―13
③ 改 修
1. 配 管 工 事
改修工事における配管工事は,新設歩掛の「はつり補修」を除いた歩掛とする。
2. 配管接続・切断工事
⑴ 配管切断接続工事
1) 鋼 管 類
鋼管類の配管切断接続工事の歩掛は,次表により算出する。
配管(材工),保温(材工)は,新設歩掛による複合単価とし,管種,施工部位別により算出する。
配管切断接続(鋼管類)
名 称
単位
一箇所当り
配管分岐
又
は
配管合流
単位
細 目
呼 び 径
15A
20
25
32
40
50
65
80
100
125
150
200
250
配管(材工) m
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
300
1
保温(材工) 〃
1.5
1.5
1.5
1.5
1.5
1.5
1.5
1.5
1.5
1.5
1.5
1.5
1.5
1.5
配 管 工
人
0.27
0.30
0.32
0.36
0.41
0.48
0.72
0.85
0.99
1.16
1.52
1.69
2.08
2.51
保 温 工
〃
0.02
0.02
0.02
0.03
0.03
0.03
0.03
0.04
0.05
0.06
0.07
0.09
0.12
0.15
そ
他
200
250
300
の
1 式
(備考) 1. 配管工は既設管切断,取外し,分岐継手接続の労務歩掛とする。
2. 保温工は既設保温材取外しの労務歩掛とする。
3. 保温を要しない場合は,表中の保温(材工),保温工を適用しない。
4. 「その他」の率は,労務費の10~20%を計上する。ただし,複合単価分は対象としない。
2) 樹 脂 管 類
樹脂管類の配管切断接続工事の歩掛は,次表により算出する。
保温(材工)は,新設歩掛による複合単価とし,施工部位別に算出する。
配管切断接続(樹脂管類)
名 称
単位
一箇所当り
配管分岐
又
は
配管合流
単位
細 目
呼 び 径
15A
20
25
32
40
50
65
80
100
125
150
配管(材工) m
0.5
0.5
0.5
0.5
0.5
0.5
0.5
0.5
0.5
0.5
0.5
―
―
―
保温(材工) 〃
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
―
―
―
配 管 工
人
0.09
0.10
0.10
0.10
0.13
0.13
0.14
0.17
0.18
0.22
0.23
―
―
―
保 温 工
〃
0.01
0.01
0.02
0.02
0.02
0.02
0.02
0.02
0.03
0.04
0.04
―
―
―
そ
他
の
1 式
(備考) 1. 配管工は既設管切断,取外し,分岐継手接続の労務歩掛とする。
2. 保温工は既設保温材取外しの労務歩掛とする。
3. 保温を要しない場合は,表中の保温(材工),保温工を適用しない。
4. 「その他」の率は,労務費の10~20%を計上する。ただし,複合単価分は対象としない。
⑵ 配管切断工事
1) 鋼 管 類
鋼管類の配管切断工事の歩掛は,次表により算出する。
保温(材工)は,新設歩掛による複合単価とし,施工部位別により算出する。
配管切断(鋼管類)
名 称
単位
一箇所当り
屋内一般
単位
細 目
保温(材工) m
呼 び 径
15A
20
25
32
40
50
65
80
100
125
150
200
250
300
0.3
0.3
0.3
0.3
0.3
0.3
0.5
0.5
0.5
0.5
0.5
0.5
0.5
0.5
配 管 工
人
0.13
0.13
0.13
0.13
0.14
0.14
0.14
0.15
0.16
0.16
0.17
0.19
0.20
0.22
保 温 工
〃
0.01
0.01
0.01
0.01
0.01
0.01
0.01
0.01
0.02
0.02
0.02
0.03
0.04
0.05
そ
他
の
1 式
(備考) 1. 保温工は既設保温材取外しの労務歩掛とする。
2. 保温を要しない場合は,表中の保温(材工),保温工を適用しない。
3. 「その他」の率は,労務費の10~20%を計上する。ただし,複合単価分は対象としない。
─ ─
1510
⓭機械設備改修工事―14
2) 樹 脂 管 類
樹脂管類の配管切断工事の歩掛は,次表により算出する。
配管(材工),保温(材工)は,新設歩掛による複合単価とし,施工部位別に算出する。
配管切断(樹脂管類)
単位
箇所当り
屋内一般
単位
細 目
名 称
呼 び 径
15A
保温(材工) m
20
25
32
40
50
65
80
100
125
150
200
250
300
0.3
0.3
0.3
0.3
0.3
0.3
0.5
0.5
0.5
0.5
0.5
―
―
―
人 0.09
0.10
0.10
0.10
0.13
0.13
0.14
0.17
0.18
0.22
0.23
―
―
―
保 温 工
〃
0.01
0.01
0.01
0.01
0.01
0.01
0.01
0.02
0.02
0.02
―
―
―
そ
他
配 管 工
の
0.01
1 式
(備考) 1. 保温工は既設保温材取外しの労務歩掛とする。
2. 保温を要しない場合は,表中の保温(材工),保温工を適用しない。
3. 「その他」の率は,労務費の10~20%を計上する。ただし,複合単価分は対象としない。
3. ダ ク ト 工 事
⑴ ダクト端部閉塞工事
端部閉塞工事費は,基準単価(m2当り)× 端部開口面積(m2)より算出する。
基準単価は,次表による。
ダクト端部閉塞
細 目
単位
名 称
摘 要
亜鉛鉄板
基
準
単
価
2
1m
当り
単位
1.0 t
m
鋼材・雑材料(材料費 × 0.3)
2
式
鉄板鋼材加工取付け
ダクト工
人
そ の 他
数 量
1.6
1
1
1 式
(備考) 「その他」の率は,労務費の8~15%を計上する。
4. 桝 類
⑴ インバート改修工事
インバート改修工事費は,各規格のインバート桝1箇所当りの改修費を次表より算出する。
インバート改修
細 目
イ ン バ ー ト 改 修
単位
1 箇所
当 り
名 称
単位
規 格
600角以下
900φ
1,200φ
インバートコンクリート
3
m
0.01
0.05
0.10
インバート型枠
m2
0.12
0.24
0.33
インバートモルタル
3
m
0.01
0.03
0.05
普通作業員
人
0.05
0.05
0.10
はつり工
〃
0.05
0.20
0.39
そ の 他
1 式
(備考) 「その他」の率は,労務費の10~18%を計上する。
─ ─
1511
⓭機械設備改修工事―16
⑷ 機械はつり
ダイヤモンドカッターによる配管用貫通口工事
コンクリート壁
貫 通 孔 径
(1箇所当り)
コ
ン
ク
リ
ー
ト
厚
さ (mm)
100 ~ 150
200程度
250程度
300程度
350程度
25
0.20
0.27
0.35
0.41
0.48
0.55
0.62
0.69
28
32
38
0.21
0.21
0.21
0.28
0.29
0.29
0.36
0.36
0.36
0.44
0.44
0.44
0.51
0.51
0.51
0.58
0.58
0.58
0.65
0.65
0.65
0.72
0.72
0.72
50
0.24
0.32
0.40
0.48
0.56
0.64
0.72
0.80
63
0.24
0.32
0.40
0.48
0.56
0.64
0.72
0.81
75
0.28
0.38
0.47
0.57
0.67
0.76
0.86
0.96
88
0.29
0.39
0.49
0.59
0.70
0.80
0.90
0.99
100
0.32
0.42
0.53
0.63
0.74
0.84
0.95
1.06
125
0.37
0.49
0.62
0.74
0.86
0.99
1.11
1.24
150
0.45
0.60
0.75
0.90
1.05
1.20
1.35
1.51
175
0.55
0.73
0.92
1.11
1.29
1.48
1.66
1.85
200
0.63
0.94
1.10
1.26
1.42
1.58
1.74
1.91
225
0.76
1.14
1.33
1.52
1.71
1.90
2.09
2.28
250
0.95
1.43
1.67
1.91
2.15
2.39
2.63
2.87
300
1.08
1.62
1.89
2.16
2.43
2.70
2.97
3.24
350
1.32
1.99
2.32
2.65
2.99
3.32
3.65
3.98
400
1.75
2.62
3.06
3.50
3.94
4.37
4.81
5.25
450
1.97
2.96
3.45
3.95
4.44
4.94
5.43
5.93
500
2.20
3.30
3.85
4.40
4.95
5.50
6.05
6.60
(mm)
400程度
450程度
500程度
その他
職
種 特殊作業員(人)特殊作業員(人)特殊作業員(人)特殊作業員(人)特殊作業員(人)特殊作業員(人)特殊作業員(人)特殊作業員(人)
(備考) 1. 本表は,鉄筋切断,搬出に要する費用及び補修費を含む。
2. 「その他」の率は,労務費の12~20%を計上する。
⑤ 機 器 搬 出
❹空気調和及び換気設備工事の⑤機器搬入費の基準単価を機器搬出費として使用する。
─ ─
1513
1 式
Fly UP