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2010/09

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2010/09
9月のコース管理データ
コース名称
グリーンキーパー氏名
所在地
ホール数
開場年月日
標高(m)
芝地管理面積(㎡)
その他管理対象面積
従業員数
パート・アルバイト
外注
札幌GC輪厚コース レインボーヒルズGC
龍ヶ崎CC
こぶしGC
琵琶湖CC
若木GC
菊池 大拙
安藤 義雄
渡辺 護
東 浩一
中村 高徳
志村 譲一
北海道
宮城県
茨城県
岐阜県
滋賀県
佐賀県
18
18
1958/8/10
100~132
60
課題・問題点
芝品種
施肥・活性剤・抑制剤等
コース名称
18
1959/11/3
1991/10/10
60
440
164
80
422,890
523,000
653,500
404,700
44,000
145,000
247,110
158,862
718,000
697,900
14
10
19
6
15
なし
4
なし
7
4
9
4
あり
あり
あり
樹木周囲刈り込み
除草剤散布、コース内草
刈り
除草剤散布、松喰い虫防
除
4
なし
16.8
19.6
1.0
19.1
4.0
25.4
24.0
1.2
26.5
1.6
137.0
173.0
98.0
33.3
-85.7
336.9
224.0
67.0
189.5
9.5
19
12
18
6
10
10
5
8
3
9月の2週目に入ってか
らようやく気温が下がり、芝
の生育も順調になってき
た。
ANAオープンは幸い天
候に恵まれ無事開催する
ことが出来た。課題は大会
期間を通じてツアー機構
が希望するグリーンコン
ディションを維持すること
であったが、スピード(10.5
~11.5)とコンパクション
(23~24)が上がり過ぎな
いようにする方向での調整
と色出しが比較的うまく
いったことは、得るところが
大きかった。
9月上旬まで残暑が続
き、毎日散水作業に追わ
れていたが、中旬から急
に気温が下がり、雨量も例
年より多い月になった。
下旬になり、ようやく乾燥
害でダメージを受けた場
所も回復してきており、グ
リーンの顔色もだいぶ変
わってきている。
夏が異常に暑かったた
め逆に秋は短そうである。
芝は本来の生理を取り戻
していないと考えている
が、残り少ないシーズンで
いかに更新作業を行い、
良い状態で冬を迎えるか
で、来春の立ち上がりが決
まるため、気が抜けない状
態がまだ続きそうだ。
雪腐病防除用の薬剤選
定が難しくなっている。
18
9月に入り、朝晩が涼しく
なってきたので、ベント芝
も少しずつ元気が出てき
ている。外気は、秋の様相
を呈してきており、夏に受
けたダメージも徐々にでは
あるが回復してきている。
中旬になると、日中の気
温は上がっても朝夕の気
温が低くなるため、ベント
芝の草勢も日増しに強く
感じられるようになってき
ている。
中旬から下旬に掛けて
降雨が少ないため、バン
カー周囲が焼けてきてい
る。この時期は例年通りだ
と秋雨前線の影響で雨が
降るわけだが、今年は、乾
燥気味の好天に恵まれ、
雨不足となり少し心配でも
ある。
14
19
2
6
9
10
10
2
9月に入っても猛暑日が
続き、フェアウェイ、ラフな
どが乾燥により茶色になっ
ている。
中旬に入りやっと朝晩が
涼しくなってきた。と同時
にグリーンの状態も良く
なってきた。
裸地化することなく夏を
越せたようである。
部分的に悪い所もある
が、コアリング等で回復出
来るレベルで収まってい
る。
幸いお客様からグリーン
に対してクレームが無く夏
を越せたので、あとは10月
のクラブ選手権に向けて、
どれだけ仕上げられるか
が問われている。
9月上旬までの気温もま
だまだ高く、最高気温
35℃を記録した日が5日、
30℃以上は15日とまだま
だ厳しい残暑が続いた。
グリーンの回復作業を行
いたい所であったが、9月
上旬は少し芝補植だけ行
い、インターシードは中旬
以降に伸ばすしかなかっ
た。
14日以降平均気温が
25℃を切り出してからメイ
ングリーンのインターシー
ドを開始。サブグリーンも
あわせて芝補植を開始し
た。その他、散水作業、刈
り込みで今月は終わって
しまった。
9月に入っても暑い日は
続き、気温が平年並みに
戻ったのは、25日を過ぎて
からであった。
フェアウェイ・ラフは、中
旬には、適度な降雨があ
り、乾燥害からほぼ回復し
た。グリーンは、状態の悪
いグリーン数面の回復が
思ったよりかなり遅く、一部
張替えも行った。
今年の暑さを経験したこ バンカーの排水不良箇
とで、いろいろ学び、問題 所の改善
点も見えてきた。
今後、同じ失敗をしない
ように改善できるところは
改善していきたいと思って
いる。
今年は虫の発生が少な
い。
グリーンにおいては残効
の長い薬剤を用いた結果
だと思うが、フェアウェイ、
ラフに関しては刈り込み頻
度が高かったからであると
思う。
作業において優先順位
だけではなく、劣後順位も
意識して行っていきたい。
9月上旬、念のためピシ
ウム病、炭ソ病予防剤を散
布。補植、インターシード
時は枯らさないよう、丁寧
に散水を行う。
除草剤散布は例年、9月
20日過ぎから開始する
が、今年は10月上旬に変
更する。フェアウェイ、ラフ
の乾燥害がきつかった場
所は有機肥料プラス目砂
で回復を図る。
10月中旬にコアリングを
予定しているが、グリーン
毎のコンディションに差が
あり、すべて同じ方法とい
う訳にはいかないようだ。
コアリング時のストレス
に、状態の悪いグリーンが
耐えられるか少々不安で
ある。
コアの回収方法、目砂の
すり込み、タインの大きさ
等、グリーンの状態を考え
て、更新作業によるストレ
スが、その効果を上回らな
いように判断したい。
ベント
ベント
ベント
ペンクロス
ケイト
ペンクロス
ペンクロス
H5年に10面播種。H6年
に10面張芝
H3年5月
H3年5月
H10年3月。
H21~22年
インターシー
ド(007)
S56年~H11 1993年 9面、1994年 9
年。H19~ 面播種
22年イン
ターシード
(CY-2)
ペンリンクス
CY-2
1990年3月 2005年6月、 H20年~007をインター
8月
シード
造成・播種・張芝年
刈高(㎜)
グ
リ 刈込回数
|
ン
27
1994/4/20
600,000
内容
基
礎
デ
|
タ コース管理全般に関
して
18
1958/11/3
710,000
6
気温℃(右平年差)
降水量㎜(右平年差)
晴天日数
曇天日数
雨天日数
降雪日数
18
1992/6/8
3.8~3.2
35
液肥3回、粒肥1回
4.0
4.0
4.0~3.8
4.3~4.0
4.4
27
13
25
10
30
9/3、11、
9/4、11、
糖分、亜リン 亜リン酸0.5 液肥2回 活性剤2回 微
17、26:液
17、27:液
酸0.5㏄、カ ㏄、肥料
量要素2回
肥、活性剤 肥、活性剤 リウム1g、ハ (10-3イケルプ珪 8)15g、糖
酸資材20g、 分、シリカ水
緩効性肥料
(10-3-8)2g、
アミノ酸入り
微量要素
札幌GC輪厚コース レインボーヒルズGC
龍ヶ崎CC
こぶしGC
4.0~3.8
20
液肥(10-017)、アミノ
酸、糖、ケイ
酸、カルシウ
ム、竹エキ
ス、カニエキ
ス
4.5
4.0~3.8
30
液肥(10-0- N0.64-P0.2-K0.64
17)、アミノ
酸、糖、ケイ
酸、カルシウ
ム、竹エキ
ス、カニエキ
ス
琵琶湖CC
若木GC
30
薄目砂1回、プラネットエ
アー1回
9/9,14、21、 9/14、30:薄 エアレーショ 目土散布
トップドレッシング0.8㎜× 極薄目砂0.8 極薄目砂0.8 目砂0.3㎜×2回
30:薄目砂 目砂
ン(ハイドロ (青森砂0.5 1、クロスタインフォーキン ㎜焼砂
㎜焼砂
ジェクト)、目 ㎜)
グ1回
土散布2回
(青森砂)、
グルーマー
掛け
藻
ドライスポッ ドライスポッ ダラースポッ ダラースポッ 炭そ病
ト、炭疽病 ト、炭疽病 ト
ト
ピシウム病
跡
ピシウム病
跡
炭疽病、細菌性病害
少
少
殺菌剤散布
9/3:殺菌剤 9/4:殺菌剤 イミノクタジ
全面処理
全面処理
ン酢酸塩
なし
シバツトガ
シバツトガ
少
少
更新作業内容
病害
病害程度
病害対策
虫害
グ 虫害程度
リ 虫害対策
|
ン 雑草
中
少
なし
少
中
中
少
テブコナ
ゾール、ペ
ンシクロン
殺菌剤2回
ピシウム病
予防、炭ソ
病予防
ピシウム病
予防、炭ソ
病予防
ダイブフロアブル、ドウグ
リーン
タマナヤガ、 タマナヤガ、 シバツトガ
シバツトガ シバツトガ
少
少~中
少
9/3:殺虫剤 9/4:殺虫剤 シラフルオ
全面処理
全面処理
フェン
なし
少
なし
シラフルオ
フェン
アキメヒシバ ヒメクグ
少
雑草程度
雑草対策
手取除草
手取除草
手取除草
シバツトガ・ シバツトガ・ シバツトガ
ヨトウ
ヨトウ
少
少
少
殺虫剤1回
殺虫剤散布 殺虫剤散布 アセルプリン
メヒシバ
メヒシバ
メヒシバ
少
少
手取作業
手取作業
少
手取除草
手取除草
1面、007で
実施
オーバーシード
大会中はダブルカットを実 藻の発生が
施
あり、薄目
砂、手目砂
で対応
順調に生育 乾燥害(散
している
水不良)と徒
長の影響を
受け、コン
ディションが
低下し、芝草の回復に全
力を注ぐことになったが、
おかげさまで、9月の気温
が低温傾向になってきた
ため、グリーン面は、被覆
してきているが、根の伸長
はもう少しである
管理メモ
芝品種(左:レギュラー
ペレニアルライグラス
コウライ
コウライ(一 普通コウライ
部ミッドナイ
ト)
ティ、右:バックティ)
刈高(㎜)
刈込回数
施肥・活性剤・抑制剤等
更新作業内容
テ 病害
ィ 病害程度
グ
ラ 病害対策
ウ
ン 虫害
ド 虫害程度
11.0
4
9
9/22:肥料散 9/22:肥料散
布30g
布30g
6
粒肥1回、液肥2回
目砂2回
なし
なし
目土散布(堆肥混ぜあわ
せ)
なし
なし
なし
なし
葉枯れ病
なし
なし
なし
なし
なし
なし
9/6:殺虫剤 9/6:殺虫剤
全面処理
全面処理
なし
なし
なし
なし
なし
なし
手取除草
手取除草
なし
なし
20
殺菌剤散布
なし
なし
なし
シバツトガ
シバツトガ
少
少
なし
雑草対策
F オーバーシード
W
10.0
10.0
6
6
なし
シプロクナゾール
特になし
ペレニアルライグラス
施肥・活性剤・抑制剤等 液肥2回
コース名称
10.0
コウライ
13.0
13.0
8
7
なし
少
刈高(㎜)
刈込回数
フ 更新作業内容
ェ
ア 病害
ウ
病害程度
ェ
イ 病害対策
虫害
虫害程度
虫害対策
雑草
雑草程度
コウライ
10.0
管理メモ
芝品種
コウライ
8.0
虫害対策
雑草
雑草程度
雑草対策
オーバーシード
コウライ
カーブラリア
日照不足による擦り切れ
箇所修復
普通コウライ、姫コウライ、 コウライ
野芝
コウライ
コウライ
コウライ
13
16
13
15
15.0
13.0
23
5
5
6
8
7
9/21~23:肥料散布30g
なし
なし
なし
なし
ラージパッチ、ダラース
ポット
乾燥害
少
中
中
なし
殺菌剤散布
なし
殺菌剤1回
肥培管理で処理
コガネムシ
シバツトガ、ヨトウ
シバツトガ、ヨトウ
シバツトガ
ヨトウ、シバツトガ
中
中
少
少
少
殺虫剤散布
9/7~10:殺虫剤散布
殺虫剤1回
殺虫剤散布
風神フロアブル
なし
メヒシバ、ヒメクグなど
メヒシバ
少
少
札幌GC輪厚コース レインボーヒルズGC
なし
龍ヶ崎CC
こぶしGC
なし
琵琶湖CC
若木GC
F
W
管理メモ
芝品種
刈高(㎜)
刈込回数
カラス食害に悩まされる
乾燥害、虫の発生とダメー
ジを受けている
ペレニアルライグラス
ノシバ
35
4
ノシバ
ノシバ
45
50
2
3
施肥・活性剤・抑制剤等 液肥2回
9/21~23:肥料散布30g
なし
更新作業内容
病害
病害程度
なし
なし
病害対策
ラ
フ 虫害
虫害程度
虫害対策
カーブラリア
なし
中
なし
コガネムシ
シバツトガ
スジキリヨトウ
中
9/7~10:殺虫剤散布
なし
雑草程度
なし
雑草対策
カラス食害に悩まされる
特になし
42
7
4
2
乾燥害
肥培管理で処理
シプロクナゾール(予防散 なし
布)
殺虫剤散布
50
少
なし
シラフルオフェン
ノシバ
40
少
殺菌剤散布
雑草
管理メモ
擬似葉腐れ病
ノシバ
シバツトガ、ヨトウ
ヨトウ、シバツトガ
少
少
殺虫剤1回スポット散布
風神フロアブル
チドメ ヒメクグ、カヤツリグ メヒシバ
サ
チガヤ、ヤハズソウ
少
中
少
なし
茎葉処理剤散布、手取除
草
Fly UP