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多職種連携・教育委員会 - 日本若手精神科医の会

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多職種連携・教育委員会 - 日本若手精神科医の会
認定特定非営利法人・日本若手精神科医の会(JYPO)に数ある委員会の中で、 この多職種連携・教育委員会のページにようこそお越しくださいました(^.^)。 本委員会を代表いたしまして、三重県立こころの医療センターの長徹二(ちょうてつじ)
が本委員会のこれまでの活動内容と今後の展望について、ご紹介させていただきます。 活動の 4 本柱+今後の展望) 1. メンタルヘルス・ファーストエイド(Mental Health First Aid: MHFA) メンタルヘルスに支障が生じたときに好ましい初期対応が可能になれば、その後の治療
や生活がよりよいものになるという視点より、オーストラリアで MHFA が産声を上げました。
この取組は国家的プロジェクトとして展開され、すでにオーストラリアの人口のなんと
1.5%にあたる人が受講しているようです。当事者との社会的な距離が近づくこと、援助を
与えることへの自信が深まり、実際に援助した際により多くの援助をあたえられるように
なったことなど、受講者の精神的健康度も改善したことがすでに報告されています。 卒業メンバーである OB・OG の先生方を中心にメルボルンまで研修を受けに行き MHFAJAPAN
(http://mhfa.jp/)を立ち上げたり、書籍も出版しており、現役メンバーも精神保健福祉
センターなどで開催する研修会をサポートしたりしています。今後も本委員会はこの活動
を日本中に広め、困った時にすぐに手当てができる・してもらえる社会を目指します。 2. こころのバリアフリー研究会 精神疾患や精神疾患を抱える人に対する偏見をはじめとする、「こころのバリア」を様々
な視点からなくしていく活動や研究などを報告する研究会で、当委員会からもプログラム
委員として参加させていただいています。 当事者・家族・医療保健福祉関係者が一堂に集まる研究会は珍しく、貴重な機会です。 この研究会は毎年 6 月末に開催されておりますので、関心のある方は web サイトをご覧に
なってください(http://www.jsbfm.com/)。 3. 日本精神神経学会(JSPN)サマースクール 学生・研修医に精神科の醍醐味を知ってもらう日本精神神経学会の夏のイベントがある
のですが、その企画やお手伝いをさせていただいています。ありがたいことに、当委員会
に毎年貴重な時間を頂戴しておりますので、参加者に満足してもらえる企画を 1 年かけて
練りに練って、そのファシリテーションも含めて委員会全体で取り組んでいます。 これまでの開催報告は学会 web に掲載されていますのでご覧になってください。 2015 年 (https://www.jspn.or.jp/modules/residents/index.php?content_id=33) 2016 年 (https://www.jspn.or.jp/modules/residents/index.php?content_id=34) 実はこのイベントをきっかけに学生・研修医会員の話につながり、ついに平成 28 年度から
会 費 無 料 の「医学生・研修医会員」が実現しましたので、ご入会をお待ちしております! 4. プライマリケア・連合学会とのコラボレーション プライマリケア連合学会と連携して、お互いを高めることができることを模索していく
ために、現在情報交換を行いながら、少しずつ動き始めているところです。他分野の医師
を含め多職種との連携をすすめ、精神医療の教育・啓発に関しての検討を行うことを実現
したいと考えています。ご関心のある方は遠慮なくいろんな提案をお待ちしております。 4.1 +アルファ(本委員会におけるわたしの願望・夢) ☆JYPO certificated education 何か啓発書・教科書的なものや講義スライドボックスや研修コース動画などを作成して、
質を担保しつつ、多様な視点で学ぶ機会を広く浸透させる! 認定マークはノーマン・サルトリウス先生の笑顔でサムアップ!にしたいなぁ…。 ☆JYPO delivery lecturers 精神科の様々な分野で活躍しているメンバーを登録しておき、研修講師を派遣する事業や、
これから講義を行う予定のある会員のスライドチェックを行うなど、ネットワークを生か
して教育の質を高めるシステムを構築する!別名「講師エージェント」「赤スライド先生」 ☆臨床 dorodoro ワークショップ エビデンスだけにこだわることなく、各所属施設に伝統として伝わってきた一子相伝的な
臨床の工夫や泥臭い dorodoro 臨床経験から導かれるアツいディスカッション教育的企画! 具体的には「臨床場面で指導医から受けた印象に残った指導・名言」「思い出症例発表会」 「臨床でやっているひと工夫や例え話プレゼン大会」「対応力アップ実践面接トレーニング」 「間違い指摘我慢大会」「各専門分野からのお手紙~これだけは知っておいて祭り」等など 精神科医の教育・連携に関して中心的な役割を担います。どうぞよろしくお願いします。 本委員会メンバー
*担当理事 高尾碧(肥前精神医療センター)
池田俊一郎(関西医科大学)
大矢希(京都府立医科大学附属北部医療センター)
須賀楓介(高知大学)
宋龍平(岡山県精神科医療センター)
田中智里(慈雲堂病院)
中神由香子(京都大学)
濵本妙子(三重県立こころの医療センター)
増田史(滋賀医科大学)
*委員長 長徹二(三重県立こころの医療センター)
メンバーからひと言 いま、身近でできることを一つずつ
若手の立場を生かして取り組んでいきます! 高尾碧 様々な人と協力し合って、良い医療が実現できることは 精神科の醍醐味ですよ。特に若いゆえに、周りの人も 緊張せず、本音で語り合える一生の仲間を作る。 今しか出来ないことがそこにあると思います。 池田俊一郎 大久保亮 大矢希 鈴木宗 日本・世界各地の人の輪を大切にし、拡げられれば、 と思っています。あなたも一緒にその輪を広げましょう! 互いの存在を原動力にして、今いる場所から 一歩でも先に進み続ける姿勢を大事にしたいです! 須賀楓介 高尾碧 日本ハムの大谷選手のように 多職種連携・教育の二刀流でがんばります! 宋龍平 心のプロフェッショナルとして、私たちにできること、
もっとたくさんあるはず。
その可能性を信じて、診察室から飛び出そう!
田中智里 中神由香子 一人でできることには限りがあります。
出会いの縁を大切に、Think Globally、 Act Locally を
皆で実践していきたいです!
多様な背景の方と出会うことで、 たくさんの気づきを得られました。 みなさまとお会いできることを楽しみにしています! 濵本妙子 いろんなバックグラウンドの人と、 縦にも横にもどんどんつながって、 みんなで一歩前へ楽しく成長できますように! 増田史 僕は良い指導医に出会えて本当にラッキーでした! この委員会で教科書やガイドラインに載っていない
ノウハウを集約できればいいなと考えています。 臨床・研究・教育の 3 冠王を目指して頑張ります! 長徹二 
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