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上下水道事業年報

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上下水道事業年報
上下水道事業年報
平 成 2 3 年 度
桑名市上下水道部
桑名市の概要
桑名市の概要
桑名市は、平成 16 年 12 月6日に、旧桑名市・多度
町・長島町の1市2町が合併して誕生しました。
市域は、右の図のとおり三重県の北部に位置し、名
古屋市から 25km 圏にあり、東は愛知県、北は岐阜県
に接し、南は伊勢湾や四日市圏域に接しています。
地形は、養老山系南東部に位置する山地・丘陵地帯
と、伊勢湾に流れる木曽三川と員弁川がつくる沖積平
野、木曽川・長良川によってつくられた輪中に代表さ
れる低く平坦な水郷地帯により形成されています。
また、西部丘陵地には名古屋圏でも有数の住宅団地
や工業団地が形成されています。
このように、この地域は、古くから東海道の要衝、
多度大社の門前、水郷のまちとして、共通する経済
圏・生活圏のなかで、多様な歴史と文化を育みながら
三重県の北の玄関として発展を続けてまいりました。
桑名市(平成 24 年3月末)
136.61 km2
・面積
・人口
142,427 人
・世帯数
55,322 世帯
水道事業
創設認可
明治 37 年 6月 1日
供用開始
大正 13 年 10 月 13 日
下水道事業(法適用)
建設事業開始
昭和 35 年 12 月 27 日
供用開始(汚水)
昭和 54 年 4月 1日
法適用
平成 22 年 4月 1日
農業集落排水事業(法非適用)
特別会計設置
平成 4年
4月
1日
供用開始
平成 8年
4月
9日
目
次
第1編 機構
(1) 上下水道部機構図 ………………………………………………………
1
(2) 職員配置状況 ……………………………………………………………
1
(3) 事務分掌 …………………………………………………………………
2
(4) 職員構成 …………………………………………………………………
4
第2編 水道事業
1
2
3
4
水道事業の創設と沿革
(1) 創設 ………………………………………………………………………
5
(2) 沿革 ………………………………………………………………………
7
(3) 認可経緯 …………………………………………………………………
12
施 設 概 要 (1) 桑名地区 …………………………………………………………………
18
(2) 多度地区 …………………………………………………………………
24
(3) 長島地区 …………………………………………………………………
26
(4) 水道施設一覧表 …………………………………………………………
27
(5) 桑名市上水道給水区域図 ………………………………………………
28
業 務 状 況 (1) 水道水源取水内訳 ………………………………………………………
30
(2) 薬品使用量、動力用電力使用量及び電力料金 ………………………
31
(3) 送・配水量の推移 ………………………………………………………
32
(4) 事業の推移状況 …………………………………………………………
33
(5) 給水件数 …………………………………………………………………
34
(6) 水道メーター設置状況 …………………………………………………
35
(7) 水道メーター開閉栓及び取替件数 ……………………………………
35
(8) 給水工事件数 ……………………………………………………………
36
(9) 水道料金収納体系状況 …………………………………………………
37
(10)水道用途別使用量 ………………………………………………………
38
(11)地区別水道使用水量 ……………………………………………………
40
(12)導・送水管総延長 ………………………………………………………
42
(13)配水管総延長 ……………………………………………………………
43
(14)水源地別水質試験結果 …………………………………………………
44
(15)水道料金 …………………………………………………………………
46
財 務 状 況 (1) 概況 ………………………………………………………………………
47
(2) 比較損益計算書 …………………………………………………………
48
(3) 比較貸借対照表 …………………………………………………………
50
(4) 事業費用分析表 …………………………………………………………
52
(5) 比較資本的収支計算書 …………………………………………………
53
(6) 企業債 ……………………………………………………………………
53
(7) 水道事業比較経営診断表 ………………………………………………
54
(8) 指標解説 …………………………………………………………………
55
第3編 下水道事業
1
は じ め に …………………………………………………………………
2
公共下水道事業の沿革
3
4
5
6
7
57
(1) 沿革 ………………………………………………………………………
58
(2) 認可経緯 …………………………………………………………………
60
(3) 普及状況 …………………………………………………………………
70
施 設 概 要 (1) 流域関連公共下水道事業(桑名・多度地区)施設概要 ……………
71
(2) 単独公共下水道事業(長島地区)施設概要 …………………………
75
(3) 下水道施設一覧 …………………………………………………………
77
(4) 桑名市下水道計画図(汚水) …………………………………………
78
(5) 桑名市下水道計画図(雨水) …………………………………………
80
業 務 状 況 (1) 整備状況 …………………………………………………………………
82
(2) 事業の推移状況 …………………………………………………………
84
(3) 受益者負担金制度 ………………………………………………………
85
(4) 下水道使用料 ……………………………………………………………
85
(5) 下水道用途別使用量 ……………………………………………………
86
(6) 普及促進 …………………………………………………………………
88
(7) 排水設備工事件数 ………………………………………………………
89
(8) 下水道排水(排除)基準 ………………………………………………
90
財 務 状 況 (1) 概況 ………………………………………………………………………
91
(2) 比較損益計算書 …………………………………………………………
92
(3) 比較貸借対照表 …………………………………………………………
94
(4) 事業費用分析表 …………………………………………………………
96
(5) 比較資本的収支計算書 …………………………………………………
97
(6) 企業債 ……………………………………………………………………
97
(7) 公共下水道事業比較経営診断表 ………………………………………
98
(8) 指標解説 …………………………………………………………………
99
農業集落排水事業
(1) 沿革 ………………………………………………………………………
100
(2) 普及状況 …………………………………………………………………
100
(3) 農業集落排水施設使用料 ………………………………………………
100
(4) 施設概要 …………………………………………………………………
101
(5) 農業集落排水事業比較経営診断表 ……………………………………
102
合併浄化槽設置整備事業補助金交付
(1) 概要 ………………………………………………………………………
103
第1編
機
構
(1) 上下水道部機構図
業
務
管
理
課
管
理
係
業
務
係
給
経
水
管
理
者
道
課
水
道
課
長 島 上 下 水 道
事
務
所
契
約
監
理
営
水
企
画
係
室
工
務
係
計
画
係
水
下
排
源
管
理
室
工
務
係
計
画
係
施
設
管
理
室
上
下
水
道
係
長島浄化センター
課
契
約
係
調
達
係
検
査
指
導
係
(2) 職員配置状況
次
長
次 長
課長
業
主幹
務
管理係
管
業務係
理
給排水係
課
経営企画室
課長
主幹
水
道
工務係
課
計画係
水源管理室
課長
下
工務係
水
道
計画係
課
施設管理室
所長
長島上
下水道 上下水道係
事務所 長島浄化センター
契約監理課(兼務)
計
合 計
水道事業
主事
技師
−
1
1
−
−
1
2
−
2
1
−
1
4
−
−
(1)
−
1
−
4
−
2
1
10
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
1
2
−
−
11
23/(1)
34/(1)
下水道事業
主事
技師
−
−
−
−
−
−
2
−
1
−
1
2
3
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
1
1
2
(1)
1
−
5
−
1
1
−
−
2
9/(1)
14
23/(1)
(注)・( )内は、外書きで兼務職員を表す
・管理者を除く
- 1 -
合 計
主事
技師
−
1
1
−
−
1
4
−
3
1
1
3
7
−
−
(1)
−
1
−
4
−
2
1
10
−
1
1
2
(1)
1
−
5
−
1
2
2
−
2
(8)
(3)
20/(9)
37/(4)
57/(13)
(3) 事 務 分 掌
業 務 管 理 課
(1) 例規の制定及び改廃に関すること。
(19) 量水器の開閉作業に関すること。
(2) 公印の保管に関すること。
(20)
(3) 文書の収受発送及び整理保存に関すること。
(21) 計量器の維持管理に関すること。
(4)
職員の人事、給与、福利厚生及び労働組合に関す
ること。
(22)
計量器(量水器の開閉栓作業を除く。)の使用開
始及び中止に関すること。
流域下水道事業連絡協議会及びその他関係諸団体
との連絡調整に関すること。
(5) 契約及び協定に関すること。
(23) 下水道使用料及び受益者負担金等に関すること。
(6) 庁舎及び車両の維持管理に関すること。
(24) 下水道の普及及び啓発に関すること。
(7) 指定給水装置工事事業者に関すること。
(25)
(8) 諸証明及び統計に関すること。
(26) 排水設備に伴う融資斡旋に関すること。
(9) 物品材料の購入及び不用品の処分に関すること。
(27) 特定施設及び除害施設の設置等に関すること。
事務の近代化及び機械化の総括調整に関するこ
(10)
と。
(28)
(11) 給水の申込み及び諸届の受付事務に関すること。
(29) 水道水以外の汚水量の認定に関すること。
(12) 業務統計に関すること。
(30) 水洗便所改造義務等の指導に関すること。
料金その他諸収入の調定、収納、徴収、精算及び
(13)
還付に関すること。
(31) 水洗便所等改造工事補助金に関すること。
(14) 料金その他諸収入の減免手続に関すること。
(32)
排水設備の確認申請及び設計審査並びに検査に関
すること。
公共下水道(終末処理場を除く。)の水質管理に
関すること。
排水設備工事指定業者登録及び技術指導に関する
こと。
下水道事業等に関する各種調査及び統計並びに資
(33)
料の作成に関すること。
(15) 給水の停止等違反処分に関すること。
(16) 水道の使用証明等に関すること。
(34) 供用開始及び処理開始の公告に関すること。
(17) 私人への委託事務に関すること。
(35) 他課に属しないこと。
計量器の点検、検針及び使用量の認定に関するこ
(18)
と。
業務管理課 経営企画室
(1) 上下水道事業の事業計画の調整に関すること。
(6) 試算表及び財務諸表に関すること。
(2) 上下水道事業の経営計画に関すること。
(7) 予算執行の審査及び支出に関すること。
(3) 上下水道事業予算及び決算の統計に関すること。
(8) 指定金融機関に関すること。
(4) 上下水道事業の資金計画に関すること。
(9) 広報広聴に関すること。
(5)
現金、有価証券及び貯蔵品の出納保管に関するこ
と。
(10)渉外に関すること。
水 道 課
(1) 上水道事業の整備計画に関すること。
(4) 機械器具の整備保全に関すること。
上水道施設の設計、施工監督及び工事検査に関す
ること。
給水装置工事の設計審査及び竣工検査に関するこ
(3)
と。
(2)
(5) 課の業務統計に関すること。
(6)
その他取水、浄水、送水、配水及び給水に関する
こと。
水道課 水源管理室
(1) 上水道施設の維持管理に関すること。
(2)
(5) 薬品の保管及び監守に関すること。
上水道施設の設計、施工監督及び工事検査に関す
ること。
(6) 機械器具の整備保全に関すること。
(3) 受水に関すること。
(7) 室の業務統計に関すること。
(4) 水質試験及び水質保全に関すること。
(8) その他取水、浄水、送水及び配水に関すること。
- 2 -
下 水 道 課
下水道事業に関する国庫補助金要望申請に関する
こと。
(1) 事業用資材の調達に関すること。
(8)
(2) 水路の占用に関すること。
(9) 下水道事業の設計及び工事施工に関すること。
下水道事業の終末処理場及びポンプ場施設の設計
(3)
並びに工事施工に関すること。
(10) 下水道施設の改良及び維持に関すること。
(4) 私設下水道に関すること。
(11)
(5) 下水道事業の計画等調査及び調整に関すること。
(12) 公共下水道台帳の整備保管に関すること。
(6)
下水道事業の都市計画決定及び事業認可に係る公
告及び縦覧に関すること。
(7) 下水道事業の基本設計に関すること。
下水道事業に係る用地の取得及び補償に関するこ
と。
(13) 課の業務統計に関すること。
(14) その他下水道事業に関すること。
下水道課 施設管理室
(1)
終末処理場、ポンプ場の管理運営及び設備の改善
等に関すること。
(2)
終末処理場、ポンプ場施設の維持管理及び保安に
関すること。
(13)
給水装置工事の設計審査及び竣工検査に関するこ
と。
長島上水道事務所
(1) 給水の申込み及び諸届の受付事務に関すること。
(2)
料金その他諸収入の調定、収納、徴収、精算及び
還付に関すること。
(14) 受水に関すること。
(3) 料金その他諸収入の減免手続に関すること。
(15) 水質試験及び水質保全に関すること。
(4) 給水の停止等違背処分に関すること。
(16) 薬品の保管及び監守に関すること。
(5) 水道の使用証明等に関すること。
(17) 機械器具の整備保全に関すること。
(6) 私人への委託事務に関すること。
(18) 量水器の開閉栓作業に関すること。
計量器の点検、検針及び使用量の認定に関するこ
と。
計量器(量水器の開閉栓作業を除く。)の使用開始
(8)
及び中止に関すること。
(7)
(19)
公共下水道事業受益者負担金の賦課徴収に関する
こと。
(20) 下水道の計画に関すること。
(9) 計量器の維持管理に関すること。
(21) 下水道の工事に関すること。
(10) 上水道事業の整備計画に関すること。
(22) 下水道の維持管理に関すること。
上水道施設の設計、施工監督及び工事検査に関す
(11)
ること。
(23) 事務所の業務統計に関すること。
(12) 上水道施設の維持管理に関すること。
(24)
その他送水、配水、給水及び下水道に関するこ
と。
契 約 監 理 課
(1)
工事請負等の入札参加資格審査及び登録に関する
こと。
(5) 工事等の契約履行証明に関すること。
(2) 工事請負等の業者の指名に関すること。
(6) 工事の施工検査に関すること。
(3) 工事請負等の契約の予定価格設定に関すること。
(7)
(4) 工事請負等の入札及び契約に関すること。
(8) その他工事の検査に関すること。
工事の設計及び施工に係る指導助言に関するこ
と。
主管課の事務分掌(業務管理課)
(1)
部における総合企画の調整及び進行管理に関する
こと。
(6) 部内の応援体制の運用に関すること。
(2) 部における事務事業考査に関すること。
(7) 部内の行政資料整備に関すること。
(3) 部における事務事業の調整に関すること。
(8) 部内職員の研修に関すること。
部の予算及び決算に関する事務の総括に関するこ
(4)
と。
(9) 部の財産に関すること。
(5) 市議会に関すること。
- 3 -
(4) 職員構成
① 給料(本俸)別職員構成
区 分
平成24年3月31日現在(単位:人・%)
技 師
合 計
主 事
職員数
比 率
職員数
比 率
職員数
比 率
100千円以上 150千円未満
−
0
−
0
−
0
150 〃 200 〃
1
5.0
−
0
1
1.7
200 〃 250 〃
3
15.0
1
2.7
4
7.0
250 〃 300 〃
5
25.0
2
5.4
7
12.3
300 〃 350 〃
1
5.0
8
21.6
9
15.8
350 〃 400 〃
5
25.0
13
35.2
18
31.6
400千円以上
5
25.0
13
35.1
18
31.6
合 計
20
100
37
100
57
100
給 料 総 額 (円)
6,506,232
13,498,930
20,005,162
一人当たり平均給料(円)
325,312
364,836
350,968
(注) 管理者を除く
② 年齢別職員構成
区 分
25歳未満
水 道 事 業
主事 技師
計
下
水
平成24年3月31日現在(単位:人・%)
道 事 業
合
計
比 率 主事 技師
計
−
−
−
0
−
−
−
25 〃 30 〃
−
−
−
0
2
−
2
30 〃 35 〃
2
2
4
11.8
2
1
35 〃 40 〃
1
2
3
8.8
1
40 〃 45 〃
2
4
6
17.6
45 〃 50 〃
1
3
4
50 〃 55 〃
2
4
55歳以上
3
合 計
平均年齢
比 率 主事 技師 職員数 比 率
0
−
−
−
0
8.7
2
−
2
3.5
3
13.0
4
3
7
12.3
3
4
17.4
2
5
7
12.3
1
1
2
8.7
3
5
8
14.0
11.8
−
2
2
8.7
1
5
6
10.5
6
17.6
1
2
3
13.0
3
6
9
15.8
8
11
32.4
2
5
7
30.5
5
13
18
31.6
11
23
34
100
9
14
23
100
20
37
57
100
46.2
47.9
47.3
41.6
48.3
45.7
44.1
48.0
46.6
(注) 管理者を除く
③ 勤続年数別職員構成
区 分
水 道 事 業
主事 技師
計
下
水
平成24年3月31日現在(単位:人・%)
道 事 業
合
計
比 率 主事 技師
計
比 率 主事 技師 職員数 比 率
5年未満
−
−
−
0
2
1
3
13.0
2
1
3
5.2
5年以上10年未満
−
−
−
0
1
−
1
4.3
1
−
1
1.8
10 〃 15 〃
4
2
6
17.6
−
−
−
0
4
2
6
10.5
15 〃 20 〃
2
6
8
23.5
2
3
5
21.8
4
9
13
22.8
20 〃 25 〃
−
3
3
8.8
2
4
6
26.1
2
7
9
15.8
25 〃 30 〃
−
2
2
5.9
−
−
−
−
2
2
3.5
30 〃 35 〃
3
5
8
23.6
−
3
3
13.0
3
8
11
19.3
35年以上
2
5
7
20.6
2
3
5
21.8
4
8
12
21.1
合 計
11
23
34
100
9
14
23
100
20
37
57
100
22.9
26.5
25.3
18.0
24.5
22.0
20.7
25.7
24.0
平均勤続年数
(注) 管理者を除く
- 4 -
0
第2編
水
道
事
業
1
水道事業の創設と沿革
(1)
創設
①
創設まで
桑名市は、三重県の北部にあって東は伊勢湾、西は養老山脈、鈴鹿連峰、北は揖
斐、長良、木曽の三大河川、員弁川(町屋川)に囲まれたデルタ地帯に位置していま
す。
市の西部丘陵地帯は、第三紀層の砂利、砂、粘土でできています。また、市街地
及びその付近一帯の平坦地は第四紀新層に属し、かつては海であった所に木曽三川
と町屋川の泥砂が堆積して形成されたもので、豪雨の度に溢水を繰り返し、しばし
ば家屋が浸水の被害を受ける湿潤の地でありました。そのため井戸水の多くは有機
性の混雑物による微臭や濁色を帯び、飲用に適した井戸を得ることは古来甚だ難し
いことでした。
関ケ原の戦の功により慶長6年(1601年)初代桑名藩主に封じられた本多平八郎忠
勝は入封後巨大な土木工事を起こし、桑名城の修築、市街地の町割り(都市計画)に
着手しました。第二代忠政の時代に及ぶこの「慶長の町割」には上水道も構想され
ていたようですが、実現を見ぬまま元和3年(1617年)本多氏は姫路へ転封となりま
した。次いで来封した松平隠岐守定勝の嗣子定行は民生安定の第一策としてこれを
とり上げ、周到な計画の下に工事に着手し、江戸初期の寛永3年(1626年)には南域
の町屋川の清流を水路で桑名市街に引き住民の用水とする大事業の一部を完成しま
した。これが「町屋御用水」の始まりです。以後この御用水は補修拡張が重ねられ、
明治に至る約300年間にわたって桑名町民はその恩恵を享受してきました。その一
部は今でも農業用水路として活用されています。
②
私設諸戸水道の創設
町屋御用水は、川水を水路によって導いたもので、当時に於いては立派な水道で
したが、汚物の流入、汚水の浸透は避けられず、降雨があれば濁る、水道としては
不完全なものでした。
旧桑名町の隣村であった赤須賀村も元来飲料水の乏しい地域で、当時桑名、赤須
賀に連年悪疫が流行した大きな原因は飲料水の不良にありました。衛生的な水道の
建設はこれに気づいた住民の 20年来の宿願となっており、桑名町議会も早くから
種々調査を行ったものの、当時の町財政を以ては完遂の見込みが立たず、遂にこれ
を断念せざるを得ませんでした。
これを憂えた桑名の富豪諸戸清六氏は、「事は急を要する、これを町議会に図れ
ば実現は難しい、一刻も早く住民の困窮を救済するため私財を投げうってでもこれ
- 5 -
を実現しなければならない」と決心し、明治32年に水道建設のため水源調査に着手
しました。探査を続けるうち小野山、愛宕山下の竪抗の湧水の水質が優れ、飲料水
にも好適であることがわかったのでその地を水源に決定しました。
そして、東太一丸の邸宅との間約2,000mに口径3インチ(7.6センチ)の鋳鉄管
を布設して自家用の水道を設け、余った水を邸前に設置した水槽に引込んで町民に
開放しました。これにより計画の成功を確信して町民の使用に堪え得る水源の調査
を進め、先に発見した水源の周辺に水脈を探り当てて予定の水量を確保しました。
そして、この湧水を集めるため空継ぎ土管を伏せ、配水池を設け、鋳鉄管を布設
して整備を整え、共用栓を55か所に設置し、町民に無料で開放しました。水源調査
開始から6年後の明治37年6月でした。
明治39年11月12日に諸戸清六氏が死亡後、この水道設備は二代目諸戸清六、精太
の両氏により管理運営されていましたが、大正13年桑名町へ寄附されました。この
貯水池遺構は三重県指定史跡の指定を受け管理されています。
供給区域
旧桑名町
旧赤須賀村
全部
旧益生村
旧大山田村
一部
【諸戸水道貯水池の遺構】
- 6 -
(2)
①
沿革
第一次拡張事業(昭和3年∼昭和4年)
諸戸清六が、精魂こめて建設した水道設備も水源の水量が建設当時の日量890㎥
から年々減少する一方、町民の生活は向上して専用給水栓を要求する声も高まって
きました。また、防火用設備としてこれを見れば、水源地の標高差が僅かであるた
め水圧が低く、有事の際の使用も危ぶまれることから水量の増加と水圧の増強が叫
ばれるようになりました。このような状況の下、昭和2年8月10日付けで許可を受
け昭和3年5月より第一次拡張事業が着工されました。
この事業は、水源を町屋川の伏流水に求め、桑名市上野字笠松(当時は益生村)
標高34mに浄水場を設けてポンプを以て揚水し、浄化した水を口径12インチの鋳鉄
管を通じて自然流下にて桑名町に導き旧諸戸水道の配水管に連絡すると共に、市街
地の配水管網を整備し各戸に給水をするものでありました。この事業は昭和4年9
月末日に完成しました。
なお、この事業計画は、給水人口30,000人、1人1日最大給水量140L、1日最大
給水量4,200㎥でした。
給水区域
②
桑名町一円
益生村一部
第二次拡張事業(昭和27年∼昭和31年)
明治22年市町村制度が実施されて桑名町が誕生、以後大正12年に赤須賀村と、昭
和8年には益生村と合併。一方大山田村は、昭和3年西桑名町となり、昭和12年4
月桑名町と西桑名町が合併して「桑名市」が誕生しました。当時西桑名町には昭和
5年7月14日付けにて布設許可を受け、昭和6年2月末日竣工した西桑名町簡易水
道があったのでこれを引き継ぎ、昭和13年5月31日その配水管との連絡工事を行っ
た結果、浄水場からの給水区域は大きく広がりました。
近隣合併による給水区域の拡大、給水人口の増加、生活の向上等に伴う給水量の
増大などによって、昭和17、18年頃には第二次拡張工事の必要が生じたものの、折
しも太平洋戦争中で国内は非常体制下にあったため、実現には至りませんでした。
第2次世界大戦中の昭和19年12月6日突如襲った三河湾地震では本市の水道も配
水管の破損等大きな被害を受けました。震災からの復旧後間もない昭和20年7月17
日、桑名市は未曾有の焼夷弾攻撃を受け、続く24日には痛烈な爆弾攻撃を受けて焦
土と化し、水道事業においても給水戸数9,773戸のうち約70%が被災する大きな被
害を受けました。その後昭和23年3月には一応の復旧工事を完成したが水需要の拡
大は続き、昭和25年には1日最大配水量4,200㎥をはるかに超過する5,300㎥を記録
するに至りました。その結果水圧は急激に低下し、制水弁による調整をしても管末
- 7 -
地域では昼間一滴の水も出ないという出水不良の状態に陥りました。そこで急遽第
二次拡張事業を策定、昭和26年4月に厚生省の許可を受けて昭和27年4月送水管よ
り着手し、昭和31年3月に完成しました。
なお、この事業計画は、給水人口42,000人、1人1日最大給水量250L、1日最大
給水量10,500㎥でした。
③
第三次拡張事業(昭和37年∼昭和40年)
第二次拡張事業完了後数年を経た昭和30年には深谷・久米の両村、翌年には城南
村が桑名市と合併しましたが、当時簡易水道を有していたのは城南村だけでした。
昭和34年9月26日襲来した伊勢湾台風により揖斐川堤防が決壊した際、飲料用井
戸水が汚水、汚物によって汚染されるという衛生上の問題が発生したため、昭和36
年の深谷を初めとして、昭和37年在良、昭和40年に久米、昭和41年には七和の各地
区に簡易水道を建設し給水を開始しました。
一方上水道では市勢の発展に伴う著しい人口増加により昭和36年給水能力に不足
をきたしたため、城南地区簡易水道の上水道への統合を含めた第三次拡張事業の認
可を昭和37年3月に受け、城南地区に浅井戸を1井建設して簡易水道の既設配管に
上水道管を連結するとともに、浄水場の緩速ろ過池を増強して給水区域の拡大、給
水能力の強化を図り、昭和41年3月に工事は完成しました。
なお、この事業計画は、給水人口61,000人、1人1日最大給水量350L、1日最大
給水量21,350㎥でした。
④
第四次拡張事業(昭和42年∼昭和52年)
(当初計画)
市勢の発展とともに水需要は年々上昇の一途をたどり、さらに西部丘陵地帯には
日本住宅公団及び民間企業によって大規模住宅団地の開発が計画されたため計画人
口をはじめ水源等施設全般の見直しを行い、昭和42年3月31日に第四次拡張事業と
して厚生省の認可を受けました。
本事業計画は、水源を町屋水源系、西部水源系の二系統に分け、久米・七和地区
を除く各簡易水道を統合する計画であり、町屋水源系では昭和3年第一次拡張事業
で建設した笠松新田ポンプ場を廃止し、稗田地内にポンプ場を新しく建設して能力
アップを図り市街地への安定給水を、西部水源系では芳ケ崎地内に浅井戸2井を築
造し、市内西部方面への安定給水を行うものでした。
なお、この事業計画は、給水人口114,000人、1人1日最大給水量417L、1日最大
給水量47,500㎥でした。
- 8 -
(第一次変更事業)
(昭和42年∼昭和52年)
第四次拡張事業は、昭和42年3月の認可以来順調に進捗しましたが、当初計画で
水道統合の対象外であった久米・七和地区の簡易水道も、市勢の発展に伴う水量の
不足や地下水の水質変動により、存続させることは困難となったため事業計画の一
部変更を行い、市域全体を上水道給水区域(一部を除く。)とした第四次拡張、第
一次変更事業の認可を昭和44年3月20日に受けました。
本事業計画では、町屋水源系の和泉水源地で井戸水源の改修を行って水量アップ
を図り、西部水源系では当初計画より浅井戸を2井増やして井戸水源4井とし、員
弁川南側の久米・桑部地区については、久米簡易水道の井戸水源の改造を行い取水
量の増量を行うほか施設の整備を図り、上水道として南部水源系、南部水源地を新
しく建設することになりました。
なお、この事業計画は、給水人口156,000人、1人1日最大給水量417L、1日最
大給水量65,000㎥でした。
(第二次変更事業)
(昭和53年∼昭和62年)
昭和43年に着工した第四次拡張事業は、計画目標を昭和52年とし、名古屋市の近
郊住宅地域として急速な市勢の発展が予想されるため、計画給水人口156,000人、
計画1日最大給水量65,000㎥で計画を進めましたが、昭和48年の石油ショックを初
めとする経済不況等により大規模な「大山田土地区画整理事業」等も遅れてきたの
で、過去の実績を基礎に給水人口、給水量の予測を見直して「三重県北勢水道用水
供給事業」からの受水と現在の自己水源と合わせて給水方式の整備編成のため、第
四次拡張事業第二次変更の認可を昭和53年3月31日に受けました。
なお、この事業計画は、給水人口132,000人、1人1日最大給水量576L、1日最
大給水量76,000㎥(県営水道から1日20,000㎥受水)でした。
(第三次変更事業)
(平成元年∼平成10年)
昭和43年に着工した第四次拡張(一次二次変更)事業による、水源施設、浄水施
設、配水施設等の整備のほか、深谷、在良、久米、七和の各簡易水道の上水道統合
と町屋、西部、南部の3水源の完成と、三重県北勢水道用水供給事業からの受水を
合わせ76,000㎥の配水能力を有するようになりました。
しかしながら昭和3年第一次拡張事業以来60余年を経た水道施設の老朽化が進み、
また、住宅団地開発等により水需要の増大が予想されることから給水人口及び水道
施設等の見直しを行ない、平成元年2月20日第四次拡張(第三次変更)事業の認可
を受けました。
本事業計画は、町屋・西部・南部の3水源系の新規自己水源開発を始め、井戸水
- 9 -
を取水している水源のPH値(水素イオン濃度)が低いため水質改善を行うほか、
老朽管及び石綿セメント管の布設替等管網整備を図り、安定給水に努めるものでし
た。
しかし、本拡張事業も平成10年の目標年次に達したため、本事業を1∼2年延長
して給水人口と長良川河口堰受水も含めた給水量及び水道施設全般の長期的な見直
しを行う必要がありました。
なお、この事業計画は、給水人口134,000人、1人1日最大給水量586L、1日最
大給水量78,500㎥(県営水道から1日20,000㎥受水)でした。
⑤
第五次拡張事業(平成13年∼平成25年)
昭和42年度を初年度とする第四次拡張事業は、三次に亘る変更を重ね、平成12年
度まで長期にわたって自己水源の開発や県水の受水、水質改善、配水施設等の整備
を推進してきましたが、この間、大山田、新西方、星川、播磨特定地区など市内各
地で開発が行われ、今後も伊勢湾岸自動車道桑名インターチェンジ開設、東海環状
自動車道路、中部国際空港の整備など交通アクセスの向上や快適で質の良い宅地開
発が北部山間部をはじめ市内各所で進められており、一層の水需要が見込まれるこ
とや給水区域を市内全域に拡張する必要があることから、平成13年度を初年度とし、
平成25年度を目標年度とする第五次拡張事業の認可を平成13年2月16日に受けまし
た。
本事業計画では、播磨特定地区団地分として新たに西部水源地に浅井戸2井を築
造し、また、安定した良質な水源である地下水を保全するため既設井戸を見直した
結果、井戸の老朽化に伴う取水量の減少分や、さらに将来の開発等需要増に備えて
三重県北中勢水道用水供給事業(長良川河口堰)から受水し、安定供給に努めるも
のでした。
なお、この事業計画は、給水人口134,000人、1人1日最大給水量604L、1日最
大給水量81,000㎥(県営水道から1日22,500㎥受水)でした。
⑥
一市二町の合併
平成16年12月6日の一市二町(旧桑名市・旧多度町・旧長島町)の合併に伴い、
事 業 の 規 模 は 給 水 人 口 161,740 人 、 1 人 1 日 最 大 給 水 量 648L 、 1 日 最 大 給 水 量
104,843㎥(県営水道から1日30,800㎥受水)となりました。
平成17年度に新桑名市水道事業のマスタープランとなる「桑名市上水道事業基本
計画」を策定し、厚生労働省に平成20年度を初年度、平成30年度を目標年度とする
新桑名市水道事業の創設認可の申請を行いました。
- 10 -
⑦
上水道事業変更の届出
合併後3年が経過したことから合併協定に基づき、水道料金の地域格差を是正し、
需要者の負担を公平にするため、平成20年4月1日から市内の水道料金を統一しま
した。
また、厚生労働省に平成30年度を目標とする新桑名市の上水道事業変更届出書を
提出し(平成21年3月30日受理)、桑名市上水道事業が桑名市多度、桑名市長島の
各上水道事業を譲り受ける形態で事業を統合しました。
なお、本事業計画は、給水人口143,256人、1人1日最大給水量546L、1日最大
給水量78,255㎥(県営水道から1日25,400㎥受水)、給水区域は市内全域で、この計
画に基づき施設整備を推進しています。
- 11 -
(3)認可経緯
① 旧桑名市
事
認
業
可
工
内
年
月
事
明治37年 (1904年)
昭和2年 (1927年)
昭和26年 (1951年)
昭和37年 (1962年)
私設諸戸水道の創設
第一次拡張
第二次拡張
第三次拡張
地下水、涌水を貯水
池に導入し、町内55
か所の共用栓を供給
し、住民の自由使用
容 に任じた。
(富豪諸戸清六翁)
大正13年桑名町営水
道となる。
専用給水栓の設置と
防火設備の完備を期
して、本格的な上水
道事業に発展した。
日
戦災の復旧と市政の
復興を目指して、給
水量の増加を計画し
給水区域の拡張を行
う。
市勢とみに発展し、
人口増加著しく、給
水量の激増に対処す
ると共に、城南地区
簡易水道を統合す
る。
昭和2年8月10日
昭和26年4月3日
昭和37年3月31日
費
169,360 円
378,500 円
114,140,000 円
122,330,000 円
給
水
区
域
桑名町、他2か所
桑名町全域、益生村一部
桑名市の一部
桑名市の一部
給
水
人
口
17,000 人
30,000 人
42,000 人
61,000 人
4,200㎥/日
10,500㎥/日
21,350㎥/日
1人当り140L/日
1人当り250L/日
1人当り350L/日
1日最大給水量
計
画
要
項
現在の桑名市尾ノ山南
員弁川の伏流水
員弁川の伏流水
員弁川の伏流水
南地区で横坑、竪坑に
集水埋渠φ450㎜×180m
集水埋渠φ450㎜×360m
集水埋渠φ450㎜×360m
城南水源 浅井戸∼1井
城南水源 浅井戸∼2井
よる、地下水並びに湧
水
水
源
取
水
方
法
導
水
施
設
浄
配
配
水
施
水
水
自
然
流
下
ポ
ン
プ
揚
水
ポ
ン
プ
揚
水
ポ
ン
プ
φ450㎜× 44m
φ300㎜×820m
φ350㎜×980m
φ250㎜×818m
φ250㎜×818m
φ300㎜×820m
緩速ろ過池(3池)
緩速ろ過池(6池)
緩速ろ過池(7池)
塩素滅菌
塩素滅菌
揚
水
設
池
容量 953㎥(1池)
容量 1,740㎥
容量 3,600㎥
容量 4,140㎥
φ200㎜∼50㎜ 14,708m
φ300㎜以下
φ350㎜以下
φ350㎜以下
34,926m
管
- 12 -
80,516m
96,374m
昭和42年 (1967年)
昭和44年 (1969年)
昭和53年 (1978年)
平成元年 (1989年)
平成13年 (2001年)
第四次拡張
第四次拡張変更
第四次拡張第2次変更
第四次拡張第3次変更
第五次拡張
市勢大いにのび、名
古屋市、四日市市の
衛星都市として工業
の発展、住宅地の開
発等進む。市内に散
在する簡易水道4か
所を統合する。
市勢の発展と共に、
人口の社会増がめざ
ましく、第四次拡張
に対して変更を行
う。
市内に散在する簡易
水道2か所を統合す
る。
経済不況等による、
市勢発展の鈍化に伴
い給水量給水人口等
の見直しを、三重県
営北勢水道用水供給
事業から受水する。
地下水の浄水方法及
び生活様式の変化に
伴い給水量の見直し
を行い施設変更を行
う。三重県営北勢水
道用水供給事業から
受水する。
市北部の大型団地(
播磨地区)開発に伴
う水源から配水まで
の見直しと、一部給
水区域外であった市
北西部山間地を拡張
し給水区域を市内全
域として、拡張事業
を行う。
昭和42年3月31日
昭和44年3月20日
昭和53年3月31日
平成元年2月20日
平成13年2月16日
784,000,000 円
2,826,000,000 円
4,172,798,000 円
3,380,000,000 円
12,710,000,000 円
桑名市内全域(一部を除く)
桑名市内全域(一部を除く)
桑名市内全域(一部を除く)
桑名市内全域(一部を除く)
桑名市内全域
114,000 人
156,000 人
132,000 人
134,000 人
134,000 人
47,500㎥/日
65,000㎥/日
76,000㎥/日
78,500㎥/日
81,000㎥/日
1人当り417L/日
1人当り417L/日
1人当り576L/日
1人当り586L/日
1人当り604L/日
員弁川の伏流水
員弁川の伏流水
員弁川の伏流水
員弁川の伏流水
員弁川の伏流水
集水埋渠φ800㎜× 80m
集水埋渠φ800㎜× 80m
集水埋渠φ800㎜× 80m
集水埋渠φ800㎜× 80m
集水埋渠φ800㎜× 80m
集水埋渠φ600㎜×240m
集水埋渠φ600㎜×240m
集水埋渠φ600㎜×240m
集水埋渠φ600㎜×240m
集水埋渠φ600㎜×240m
城南水源 浅井戸∼2井
七和水源 浅井戸∼1井
七和水源 浅井戸∼1井
西部水源 浅井戸∼6井
西部水源 浅井戸∼8井
七和水源 浅井戸∼1井
西部水源 浅井戸∼4井
西部水源 浅井戸∼4井
南部水源 浅井戸∼1井
南部水源 浅井戸∼1井
南部水源 浅井戸∼3井
額田水源 浅井戸∼2井
和泉水源 浅井戸∼1井
和泉水源 浅井戸∼1井
額田水源 浅井戸∼2井
県水受水点
町屋水源 浅井戸∼2井
町屋水源 浅井戸∼2井
県水受水点
大山田配水場、大山田東
県水受水点
大山田配水場、大山田東
配水場、南部配水場
大山田配水場、蓮花寺配
配水場、南部配水場
(七和水源含む)
南部水源 浅井戸∼3井
水場、南部配水場
ポ
ン
プ
揚
水
ポ
ン
プ
揚
水
ポ
ン
プ
揚
水
ポ
ン
プ
揚
水
ポ
ン
φ800㎜以下
φ800㎜以下
φ800㎜以下
φ800㎜以下
φ800㎜以下
L=1,390m
L=2,147m
L=2,147m
L=5,057m
L=3,556m
プ
揚
緩速ろ過池(7池)
緩速ろ過池(7池)
緩速ろ過池(7池)
緩速ろ過池(7池)
緩速ろ過池(7池)
塩素滅菌
塩素滅菌
塩素滅菌
遊離炭酸除去設備
遊離炭酸除去設備
西部、南部
西部、南部
次亜塩素滅菌、塩素滅菌
次亜塩素滅菌
容量 4,510㎥
φ400㎜
φ350㎜以下
計
3,529m
241,625m
245,154m
水
容量 13,810㎥
容量 27,170㎥
容量 30,500㎥
容量 45,920㎥
φ400㎜
5,942m
φ600㎜
1,611m
φ600㎜
2,471m
φ600㎜
2,165.5m
φ350㎜以下 242,790m
φ500㎜
30m
φ500㎜
920m
φ500㎜
1,551.6m
φ400㎜
8,063m
φ400㎜
10,663m
φ400㎜
1,586.4m
計
248,732m
φ350㎜以下
計
417,013m
426,717m
- 13 -
φ350㎜以下
計
440,892m
454,946m
φ350㎜以下 587,977.0m
計
607,580.5m
② 旧多度町
事
認
業
可
工
内
年
月
事
昭和38年 (1963年)
昭和49年 (1974年)
昭和58年 (1983年)
平成10年 (1998年)
認可
第一次拡張
第二次拡張
変更認可
本町は地下水位が低
く、飲料水他防火用
水の確保、認可甚だ
容 困難を極めている。
ここに新しく水道を
布設して完全給水を
実施して町発展に寄
与せんとする。
水需要の増加と生活
水準の向上により、
現施設が限界に達し、
今後の需要増に対処
するため第一次拡張
事業を行う。
昭和51年度で第一
次拡張事業を完了し
たが近年水需要の増
加により、今後予想
されるそれらの要因
や工場の生活用水確
保するため第二次拡
張事業を行う。
5号井水道悪化及び
8号井の楊水量の減
少に伴い、この2眼
を廃止し、5号井の
計画取水量を6号井
に増量し、また旧8
号井に替る新たな8
号井を設ける取水地
点の変更を行うもの
である。
日
昭和38年12月26日
昭和49年3月30日
昭和58年8月4日
平成10年12月1日
費
100,000,000 円
68,000,000 円
1,467,000,000 円
167,774,000 円
給
水
区
域
多度町全域
多度町全域
多度町全域
古野、美鹿除く多度町全域
給
水
人
口
10,000 人
12,000 人
16,000 人
10,350 人
2,000㎥/日
3,600㎥/日
12,400㎥/日
12,400㎥/日
1人当り200L/日
1人当り300L/日
1人当り775L/日
1人当り1,198L/日
1日最大給水量
計
画
要
項
水
地下水(深井戸)2本
地下水(深井戸)3本
地下水(深井戸)6本
地下水(深井戸)7本
φ300㎜× 51m×2本
φ300㎜× 51m×3本
地下水(浅井戸)2本
φ300㎜× 51m×1本
北部系、北部第2系
φ300㎜×100m×1本
中部系、南部系に分類
φ400㎜× 50m×2本
源
(内1本予備)
φ600㎜× 21m×1本
φ300㎜×110m×1本
φ350㎜×100m×1本
取
水
方
法
導
水
施
設
浄
水
施
ポ ン プ 揚 水
ポ ン プ 揚 水
送水ポンプ室90㎡ 1棟
送水ポンプ室90㎡ 1棟
送水ポンプ 2台
送水ポンプ 2台
ポ ン プ 揚 水
ポ ン プ 揚 水
φ150㎜×φ250㎜
L=7,503m
塩素滅菌機 2台
多度北部、中部、北部
塩素滅菌槽 1槽
第2送水場
設
塩素滅菌機 12台
配
水
池
配
水
管
送
水
容量 357㎥(1池)
容量 536㎥(2池)
容量 5,786㎥(3池)
容量 5,786㎥(3池)
φ200㎜∼φ75㎜ 42,531m
φ200㎜∼φ75㎜ 43,841m
φ400㎜∼φ75㎜ 68,172m
φ400㎜∼φ300㎜
φ 40㎜∼φ25㎜ 3,000m
φ 40㎜∼φ25㎜
φ200㎜ 1,473m
φ200㎜ 1,473m
3,000m
管
5,900m
φ250㎜∼φ 75㎜ 64,872m
φ300㎜∼φ200㎜ 3,880m
φ300㎜ 1,650m
φ250㎜ 730m
φ200㎜ 1,500m
- 14 -
平成16年 (2004年)
変更認可
平成16年12月6日の市町村合併により古野簡易水道、美鹿簡易水道を
上水道が譲り受け事業統合を行う。
平成16年12月3日
167,774,000 円
148,000,000 円
117,532,000 円
多度地区
美鹿地区
古野地区
10,350 人
550 人
840 人
12,400㎥/日
180㎥/日
363㎥/日
1人当り1,198L/日
1人当り327L/日
1人当り432L/日
地下水(深井戸)7本
肱江川
多度川
φ300㎜× 51m×1本
渓流水
渓流水
φ300㎜×100m×1本
(表面水)
(表面水)
φ400㎜× 50m×2本
(内1本予備)
φ600㎜× 21m×1本
φ300㎜×110m×1本
φ350㎜×100m×1本
ポ ン プ 揚 水
φ150㎜×φ250㎜
自
然
流
下
φ100㎜
L=7,503m
L=517m
自
然
流
下
φ150㎜×φ250㎜
L=1,487m
多度北部、中部、北部
浄水場
浄水場
第2送水場
緩速ろ過池 2池
緩速ろ過池 3池
容量 5,786㎥(3池)
容量 135㎥(2池)
容量 242㎥(3池)
φ400㎜∼φ300㎜
φ150㎜∼φ50㎜ 4,280m
φ150㎜∼φ30㎜ 2,644m
塩素滅菌機 12台
5,900m
φ250㎜∼φ 75㎜ 64,872m
減圧弁 1ヶ所
φ300㎜ 1,650m
φ250㎜ 730m
φ200㎜ 1,500m
- 15 -
③ 旧長島町
昭和42年 (1967年)
事
認
業
可
工
内
年
月
事
認可
昭和50年 (1975年)
長島簡易水道と伊曽
島簡易水道、小島簡
易水道を統合して長
容 島水道として認可を
受けた。
※旧長島簡易水道は
第一水源となる。
※旧伊曽島簡易水道
は第二水源となる。
平成7年 (1995年)
第一次拡張
昭和51年からの北
勢広域水道の受水に
備えるため送水管を
布設した。
第二次拡張
平成11年 (1999年)
第三次拡張
第一次拡張認可から
第二次拡張認可から
19年経過し、人口
5年経過し、人口動
及び使用量の増加に
態及び使用形態が変
よって水量不足とな
化して、将来の水需
っている。平成6年
要を見直す必要が生
度に長良川河口堰が
じた。
完 成 す る の で、
2,900㎥/日取水し
水量不足を解消する。
日
昭和42年2月10日
昭和50年6月20日
平成7年3月28日
平成11年12月6日
費
169,360 円
33,075,000 円
739,328,566 円
758,431,000 円
給
水
区
域
長島町全域
長島町全域
長島町全域
長島町全域
給
水
人
口
10,000 人
15,000 人
16,500 人
16,000 人
1,400㎥/日
5,100㎥/日
5,520㎥/日
10,900㎥/日
1人当り140L/日
1人当り340L/日
1人当り334.5L/日
1人当り682L/日
1日最大給水量
地下水(深井戸)3本
計
画
要
項
第一水源
水
県営北勢広域水道
県営北勢広域水道
県営北勢広域水道
より受水
より受水
より受水
φ300㎜×238m
4,300㎥/日
4,300㎥/日
φ300㎜×250m
φ300㎜×250m
自己水(地下水)
8,300㎥/日
源
第二水源
長良川導水取水
2,800㎥/日
自己水(地下水)
2,900㎥/日
2,800㎥/日
φ300㎜×300m
ポ
取
水
方
ン
プ
揚
水
自
然
流
下
自然流下(県水受水)
自然流下(県水受水)
法
ポンプ揚水(長良導水)ポンプ揚水(長良導水)
φ450㎜× 44m
導
水
施
φ250㎜×4,260m
設
φ250㎜×818m
第一水源
急速ろ過池(1池)
浄
水
施
設
高速凝集沈殿池(1池)
塩素滅菌機 2機
第二水源
壁掛け塩素滅菌機 2台
容量 200㎥(1池)
配
水
容量 2,000㎥(1池)
容量 2,000㎥(1池)
池
300㎥(1池)
配
水
管
送
水
管
φ200㎜以下
84,465m
φ250㎜∼φ150㎜
φ300㎜以下 2,080m
- 16 -
1,929m
φ200㎜ 1,643.7m
④ 桑名市(事業統合後)
平成21年(2010年)
事
業
内
認 可 ( 届 出 ) 年 月 日
事
平成24年(2012年)
市町村合併により、桑名市多度上水道事
業及び桑名市長島上水道事業を桑名市上
水道事業へ譲り受けし、事業統合を行っ
容 た。
今後は各事業の計画を反映させながら、
事業を進めていく。
業
取水量減少により、古野浄水場取水地点
(多度川上流)の変更を行った。
平成21年3月30日
平成24年3月29日
費
13,067,586,000 円
10,375,173,000 円
給
水
区
域
桑名市全域
桑名市全域
給
水
人
口
143,256 人
143,256 人
78,255㎥/日
78,255㎥/日
1人当り546L/日
1人当り546L/日
1 日 最 大 給 水 量
表流水 古野
美鹿
源
管
路
管 送
路 水
管 配
路 水
新所水源
2,900 m3/日
10,000 m3/日
地下水 浅井戸 西部1∼8号井
33,000 m3/日 地下水 浅井戸 西部1∼8号井
33,000 m3/日
浅井戸 南部1∼3号井
9,700 m3/日
浅井戸 南部1∼3号井
9,700 m3/日
浅井戸 額田1∼2号井
5,800 m3/日
浅井戸 額田1∼2号井
5,800 m3/日
深井戸 北部系第1∼2、4号井
5,900 m3/日
深井戸 北部系第1∼2、4号井
5,900 m3/日
深井戸 中部系第6号井
2,400 m3/日
深井戸 中部系第6号井
2,400 m3/日
深井戸 南部系第7、8号井
4,100 m3/日
深井戸 南部系第7、8号井
4,100 m3/日
24,300 m3/日 その他 県水(木曽川用水系)
2 000 m3/日
2,000
計画取水量(合計)
管 導
路 水
198 m3/日
美鹿
10,000 m3/日 伏流水 員弁川(2級河川)
県水(長良川水系)
施
198 m3/日
伏流水 員弁川(2級河川)
その他 県水(木曽川用水系)
水
400 m3/日
2,900 m3/日
新所水源
計
水
画
要
浄
項
400 m3/日 表流水 古野
100,698 m3/日
県水(長良川水系)
1 100 m3/日
1,100
計画取水量(合計)
99,798 m3/日
町屋水源地(町屋)
緩速ろ過
町屋水源地(町屋)
緩速ろ過
西部水源地
塩素滅菌のみ
西部水源地
塩素滅菌のみ
南部水源地
塩素滅菌のみ
南部水源地
塩素滅菌のみ
町屋水源地(額田)
塩素滅菌のみ
町屋水源地(額田)
塩素滅菌のみ
北部系浄水場
塩素滅菌のみ
北部系浄水場
塩素滅菌のみ
中部浄水場
塩素滅菌のみ
中部浄水場
塩素滅菌のみ
南部浄水場
塩素滅菌のみ
南部浄水場
塩素滅菌のみ
古野浄水場
緩速ろ過
古野浄水場
緩速ろ過
美鹿浄水場
緩速ろ過
美鹿浄水場
緩速ろ過
新所浄水場
凝集沈殿+急速ろ過
新所浄水場
凝集沈殿+急速ろ過
設
500
mm未満
14,479 m
500∼1,000
mm未満
1,087 m
500
mm未満
46,324 m
500∼1,000
mm未満
7,052 m
75
mm未満
79,448 m
75∼250
mm未満
707,927 m
250∼500
mm未満
43,291 m
DIP,GP,SUS
43,291 m
DIP,GP,SUS
500∼1,000
mm未満
2,727 m
DIP,GP,SUS
2,727 m
DIP,GP,SUS
計
24,300 m3/日
DIP,GP,SUS,VP
DIP
DIP,GP,SUS,VP
DIP,GP,SUS
DIP,GP,SUS,PEP,VP,LP
DIP,GP,SUS,PEP,VP
14,479 m
2,487 m
50,094 m
7,052 m
79,448 m
707,927 m
907,505 m
902,335 m
- 17 -
DIP,GP,SUS,VP
DIP
DIP,GP,SUS,VP
DIP,GP,SUS
DIP,GP,SUS,PEP,VP,LP
DIP,GP,SUS,PEP,VP
2 施 設 概 要
(1) 桑名地区
① 町屋水源系
町屋水源地
竣
工
上野浄水場
額田1号井
額田2号井
昭和44年
昭和45年
平成14年
平成14年
所 在 地
桑名市大字稗田
字外川原919-1
桑名市大字上野
字笠松282
桑名市大字額田
字前川原19∼21
桑名市大字額田
字前川原131-1,133-1
用地面積
4,778.00㎡
GL+11.246m
13,765.10㎡
GL+34.282m
1,136.00㎡
GL+13.515m
312.00㎡
GL+13.30m
最大取水
能
力
10,000㎥/日(伏流水)
−
−
−
集 水 管
φ800 L=80m
φ600 L=240m
−
−
−
取 水 井
着 水 井
ろ 過 池
配 水 池
−
RC造
16m×3m×10.4m
浅井戸
φ1,000×21.5m
−
RC造
1井 7m×3.83m×2.45m
−
緩速ろ過池
18×26m 468㎡
−
RC造 1,800㎥
31.4×19.7×3.0m
緊急遮断弁
φ300φ300
φ200φ150
RC造 315㎡
地下1階地上1階建
RC造 408㎡
1棟 地上3階建
RC造 174㎡
地上2階建
1棟
2井
7池
浅井戸
1井 φ600×22m
−
−
−
−
−
−
3池
4基
RC造 114.03㎡
1棟 地上1階建
RC造 20.82㎡
1棟 地上1階建
管 理 棟
滅 菌 室
CB造 15㎡
平屋建
取水ポン
プ
−
低区送水
ポ ン プ
水中ポンプ
φ200×4.7㎥/min
×46m×1,800/60s -1
×55kw
高区送水
ポ ン プ
両吸込渦巻
φ150-φ125×4.5 ㎥
/min×95m×
1,800/60s -1×110kw
滅 菌 機
−
自 家 発
電 装 置
ガスタービン機関
三相交流発電機
6,600V625KVA750ps
RC造 6.6㎡
地上1階建
1棟 RC造 30㎡(貯蔵室)
地上1階建
−
−
−
−
−
3棟
1棟
−
−
−
−
−
−
−
−
4台
3台
次亜注入ポンプ
38mg/min
ディーゼル機関
三相交流発電機
1台 220V50KVA65ps
1井
5台
ディーゼル機関
三相交流発電機
1台 220V150KVA180ps
- 18 -
−
1台
1棟
② 桑名西部水源系
桑名西部水源地
(1号井∼4号井)
竣
工
西部5号井
西部6号井
西部7・8号井
平成11年
昭和40年
平成8年
平成14年
所 在 地
桑名市大字芳ヶ崎
字外前友1629,1631
桑名市大字五反田
字前友2050-1
桑名市大字星川
字森忠前2242
桑名市大字芳ケ崎
字前友1648
用地面積
13,128.00㎡
GL+19.091m
1,047.00㎡
GL+19.00
755.00㎡
GL+19.00
1,663.00㎡
GL+19.091
最大取水
能
力
1号井4,800㎥/日
2号井4,700㎥/日
3号井4,700㎥/日
4号井4,700㎥/日
4,700㎥/日
3,400㎥/日
7号井 3,000㎥/日
8号井 3,000㎥/日
−
−
最大送水
能
力
33,000㎥/日
取 水 井
浅井戸
φ600×25m
浅井戸
4井 φ900×21.5m
浄 水 池
RC造 1,500㎥
RC造 1,800㎥
1池
1池
配 水 池
−
−
−
−
管 理 棟
RC造1,122.22㎡
地下1階地上2階建
RC造 38㎡
1棟 地上1階建
滅 菌 室
RC造 78.57㎡
地上1階建
1棟
遊離炭酸室
RC造 302㎡
地上1階建
1棟
−
RC造 10㎡
1棟 地上1階建
7号井 浅井戸
φ1,000×17.0m
1井 8号井 浅井戸
φ1,000×21.5m
RC造 114㎡
1棟 地上1階建
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
水中ポンプ
水中ポンプ
水中ポンプ
×3,600/60s ×37kw
×3,600/60s ×37kw
2棟
1井
−
−
RC造 15㎡
1井
−
−
エアーチャンバー室 地上1階建
県水受水
ポ ン プ
浅井戸
1井 φ1,000×20m
−
1棟
7号井 水中ポンプ
取
水
ポ ン プ
φ150×3.75㎥/min×40m
×3,600/60s-1×37kw
配
水
ポ ン プ
−
送
水
ポ ン プ
両吸込渦巻
φ250×φ150×
6.51㎥/min×99m×
1,800/60s -1×160kw
滅 菌 機
自 家 発
電 装 置
φ150×3.75㎥/min×40m
1台
-1
×3,600/60s ×37kw
4台 φ150×3.75㎥/min×40m 1台 φ150×3.75㎥/min×40m 1台
8号井
水中ポンプ
-1
-1
φ150×3.75㎥/min×40m
-1
×3,600/60s ×37kw
−
−
−
6台
−
−
−
次亜注入ポンプ
38mg/min
8台
−
−
−
ガスタービン機関
三相交流発電機
6,600V1,250KVA
ディーゼル機関
1台 三相交流発電機
200V70KVA85ps
1台
- 19 -
−
ディーゼル機関
三相交流発電機
220V150KVA180ps
1台
1台
西方配水場
竣
工
大山田配水場
星見ヶ丘配水場
松ノ木配水・加圧所
昭和44年
昭和61年
平成14年
平成5年
所 在 地
桑名市大字西方
字南ノ広1114
桑名市松ノ木
四丁目8-1
桑名市松ノ木
四丁目7-59
桑名市星見ケ丘
一丁目210
用地面積
3,081.44㎡
GL+79.759m
4,125.57㎡
GL+92.142m
1,645.71㎡
GL+92.0m
396.96㎡
GL+90.8m
最大取水
能
力
−
−
−
−
最大送水
能
力
−
−
−
−
取 水 井
−
−
−
−
浄 水 池
−
−
−
−
PC造 φ24m×6m
2,500㎥
配 水 池
緊急遮断弁φ250㎜
1池
1基
PC造φ25m×6.3m
3,000㎥
PC造φ14.2m×6.2m
1池 980㎥
(有効容量630㎥)
PC造φ12.4m×19m
1池 1,930㎥
(有効容量360㎥)
1池
PC造φ24m×6.3m
2,800㎥
1池 緊急遮断弁φ150㎜
1基 緊急遮断弁φ150mm
1基
緊急遮断弁 φ600㎜
1基
管 理 棟
LGS造 23㎡
地上1階建
RC造 260㎡
1棟 地上1階建
RC造 140.04㎡
1棟 地上1階建
滅 菌 室
−
−
−
−
遊離炭酸室
−
−
−
−
エアーチャンバー室
−
−
−
−
県水受水
ポ ン プ
−
−
−
−
取
水
ポ ン プ
−
−
−
−
配
水
ポ ン プ
−
両吸込渦巻
φ200-φ150×
4.3㎥/min×35m×
1,800/60s -1×37kw
−
−
送
水
ポ ン プ
−
−
水中ポンプ
φ125×1.9㎥/min
×55m×1,800/60s -1
×30kw
滅 菌 機
−
−
−
自 家 発
電 装 置
−
ディーゼル機関
三相交流発電機
220V250KVA360ps
4台
ディーゼル機関
1台 三相交流発電機
220V150KVA180ps
- 20 -
1棟
3台
−
水中ポンプ
φ80 ×0.9㎥/min
×23m×1,800/60s -1
×5.5kw
−
1台
−
2台
大山田東配水場
桑名北部配水場
七和配水場
播磨配水場
昭和63年
昭和44年
昭和44年
平成14年
桑名市藤が丘
四丁目107
桑名市大字蛎塚
新田字温泉562-1
桑名市森忠
1545
桑名市陽だまりの丘
五丁目305
6,645.00㎡
GL+92.30m
3,500.65㎡
GL+37.812m
2,764.14㎡
GL+65.5m
3,474.94㎡
GL+116.207m
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
PC造
二重構造
40.5m×6.2m
8,000㎥
1池 PC造φ16m×5m
1,000㎥
1池
緊急遮断弁
φ600㎜φ400mm
2基 緊急遮断弁φ250mm
1基
−
超高区PC造 二重構造
φ20m×3m 900㎥
高区PC造
二重構造
φ20m×7.5m 2,310 ㎥
緊急遮断弁
φ200㎜φ150㎜
RC造 84㎡
地上1階建
RC造 12㎡ 地
RC造 20㎡
1棟 上1階建
1棟 地上1階建
RC造 29.46㎡
1棟 地上1階建
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
水中ポンプ
φ200×4.87㎥/min
×11.4m×1800/60s -1
×15kw
2台
- 21 -
1池
2基
1棟
③ 桑名南部水源系
桑名南部水源地
(1号井)
竣
南部2号井
南部3号井
工
平成6年
地
桑名市大字島田字川北1056- 桑名市大字島田字川北
3
1066
桑名市大字島田字幸田
819
用 地 面 積
927.00㎡
GL+16.90m
220.48㎡
GL+16.90m
422.00㎡
GL+16.90m
最大取水能力
3,100㎥/日
3,300㎥/日
−
最大送水能力
9,700㎥/日
−
−
取
水
井
浅井戸
φ1,000×25m
配
水
池
管
理
棟
所
在
平成5年
浅井戸
1井 φ1,000×25m
−
RC造 370.73㎡
地上3階建
平成15年
浅井戸
1井 φ1,000×24m
−
PC造 86.19㎡
地上2階建
−
1棟
−
取水ポンプ
水中ポンプ
水中ポンプ
φ150×3.47㎥/min×
φ150×3.47㎥/min×
1台
1台
30m×3,600/60s-1×
30m×3,600/60s -1×
30kw
30kw
−
送水ポンプ
水中ポンプ
φ150×3.1㎥/min×
91m×1,800/60s-1×
75kw
3台
−
−
滅
次亜注入ポンプ
38mg/min
3台
−
−
ガスタービン機関
三相交流発電機
6,600V400KVA480ps
ディーゼル機関
1台 三相交流発電機
220V100KVA
菌
機
自家発電装置
1棟
- 22 -
1台
−
1井
桑名南部配水場
赤尾配水場
赤尾加圧所
城南配水場
昭和56年
平成3年
平成3年
平成6年
桑名市大字能部字松葉谷
1498-2
桑名市赤尾台四丁目12
桑名市赤尾台四丁目1
桑名市大字和泉字リノ割
1170,1170-1
6,805.00㎡
GL+65.0m
7,228.00㎡
GL+86.0m
218.00㎡
GL+45.0m
617.00㎡
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
PC造φ28m×6.5m
4,000㎥
緊急遮断弁
φ600mm
PC造φ18m×4m
1池 1,000㎥
緊急遮断弁
1基 φ150mm
RC造 40㎡
地下1階地上1階建
1棟
RC造 20㎡
地上1階建
1池
1基
1棟
RC造 48㎡
地上1階建
1棟
CB造 13㎡
地上1階建
−
−
−
−
−
水中ポンプ
φ65×0.75㎥/min×
50m×1,800/60s -1×
11kw
−
−
−
−
−
−
−
−
- 23 -
−
2台
−
1棟
(2) 多度地区
① 多度北部水源系
多度1,2号井
多度4号井
多度北部送水場
多度北部第2送水場
多度北部配水場
昭和39年
昭和59年
昭和60年
昭和59年
昭和60年
昭和59年
所 在 地
桑名市多度町戸津
622の内
桑名市多度町柚井
1435-2
桑名市多度町戸津
311の内
桑名市多度町多度
738-12
桑名市多度町小山
2656-3他
用地面積
512.50㎡
104.11㎡
392.40㎡
625.00㎡
GL+18.6m
1,925.00㎡
GL+97m
最大取水
能
力
1号井1,800㎥/日
2号井1,800㎥/日
2,300㎥/日
(予備井戸2,300㎥)
竣
工
最大送水
能
力
取 水 井
深井戸
1号井φ300×51m
2号井φ300×100m
原 水 池
RC造 75㎥
4.8×6.4×2.5m
深井戸
1井
φ400×50m
1井
1池
2井
−
−
−
−
3,600㎥/日
3,300㎥/日
−
−
−
−
−
−
RC造104.5㎥
浄 水 池
−
RC造 118㎥
−
5.0×9.5×2.5m
5.43×7.7×2.5m
5.0×9.5×2.6m
配 水 池
取
水
ポ ン プ
原
水
ポ ン プ
送
水
ポ ン プ
管 理 棟
滅 菌 機
自 家 発
電 装 置
−
−
水中ポンプ
水中ポンプ
1池
2池 RC造149.2㎥
1池
PC造二重構造
φ22.3m
1池
3,000㎥
1基
緊急遮断弁φ250
−
φ125×1.5㎥/min
φ125×1.6㎥/min
-1 2台
-1 2台
×17m×3,600/60s
×15m×3,600/60s
×11kw
×11kw
−
−
−
−
−
−
−
水中ポンプ
φ80×1.2㎥/min×
3台
4.5m×1,800/60s-1×
7.5kw
−
多段渦巻ポンプ
−
RC造 103.22㎡
地上1階建
−
ディーゼル発電機
220V70KVA
−
RC造 32.00㎡
1棟 地上1階建
−
ディーゼル発電機
1台 220V40KVA
多段渦巻ポンプ
φ100×1.3㎥/min
φ100×1.16㎥/min
-1 4台
-1 4台
×108m×1,800/60s
×98m×1,800/60s
×45kw
×37kw
RC造 122.43㎡
1棟 地上1階建
滅菌ポンプ
38mg/min
ディーゼル発電機
1台 220V150KVA
- 24 -
RC造 128.00㎡
1棟 地上1階建
1棟
滅菌ポンプ
4台 38mg/min
4台
ディーゼル発電機
1台 220V150KVA
1台
−
−
−
−
② 多度中部水源系
多度6号井
竣
多度中部送水場
小山配水場
工
昭和59年
昭和59年
昭和39年、昭和50年
地
桑名市多度町御衣野140-2
桑名市多度町小山1261-1
桑名市多度町小山2100-1他
用 地 面 積
48.00㎡
GL+11.30m
115.00㎡
GL+24.5m
804.00㎡
GL+67m
最 大 取 水
能
力
2,400㎥/日
取
水
井
深井戸
φ600×21m
浄
水
池
−
配
水
池
−
所
在
取水ポンプ
水中ポンプ
φ125×1.39㎥/min
×34m×3,600/60s -1×15kw
送水ポンプ
1井
−
−
−
−
RC造 50㎥
3.0×6.8×2.5m
2池
−
−
RC造 911㎥
RC造 375㎥
緊急遮断弁 φ250mm
−
−
2池
1基
1台
多段渦巻ポンプ
φ125×1.66㎥/min
×60m×1,800/60s -1×30kw
−
管
理
棟
−
RC造 57.94㎡
地上1階建
滅
菌
機
−
滅菌ポンプ
38mg/min
−
2台
1棟
2台
RC造 28.0㎡
地上1階建
1棟
−
③ 多度南部水源系
多度7号井
竣
多度8号井
多度南部配水場
工
昭和59年
平成13年
昭和59年
地
桑名市多度町御衣野2000-5
桑名市多度町御衣野698-2他
桑名市多度町御衣野1500-7他
用 地 面 積
204.00㎡
143.00㎡
GL+13.50m
5,688.00㎡
GL+76.0m
最 大 取 水
能
力
2,100㎥/日 (井戸2,100㎥)
2,000㎥/日 (井戸2,000㎥)
取
水
井
深井戸
φ350×110m
配
水
池
所
在
1井
−
深井戸
φ350×100m
−
1井
−
PC造φ19.6m 1,500㎥
緊急遮断弁φ250
−
1池
1基
取水ポンプ
水中ポンプ
水中ポンプ
φ125×2.01㎥/min×90m×
φ125×1.46㎥/min×65m×
1台 3,600/60s -1×45kw
1台
3,600/60s -1×30kw
−
管
理
棟
RC造 36.00㎡
地上1階建
−
滅
菌
室
−
−
コンクリートブロック造 14.00㎡
1室
滅
菌
機
−
−
次亜注入ポンプ
38mg/min
2台
自
電
家
装
発
置
ディーゼル発電機
220V70KVA
1棟
RC造 31.50㎡
地上1階建
ディーゼル発電機
1台 220V200KVA
- 25 -
1棟
1台
−
④ 古野水源系、美鹿水源系
古野浄水場
竣
美鹿浄水場
工
昭和58年
昭和61年
地
桑名市多度町古野1226-6他
桑名市多度町美鹿878-2他
積
1,128㎡
2,284.91㎡
最大取水能力
400㎥/日 (表流水400㎥)
198㎥/日 (表流水198㎥)
着
水
井
RC造 21㎥ 1.5×5.0×2.8m
1池 RC造 3.75㎥ 1.0×2.5×1.5m
1池
配
水
池
RC造 120㎥ 5.5×7.5×3.0m
2池 RC造 67.50㎥ 4.5×6.0×2.5m
2池
普 通 沈 殿 池
RC造 162.54㎥ 2.7×21.5×2.8m
1池 RC造 81.25㎥ 2.5×13.0×2.5m
1池
緩 速 ろ 過 池
RC造 6.0m×8.0m
3池 RC造 6.0m×7.5m
2池
滅
菌
機
次亜注入ポンプ38mg/min
1台 次亜注入ポンプ38mg/min
1台
管
理
棟
CB造 14.62㎡ 地上1階建
1棟 CB造 7.6㎡ 地上1階建
1棟
所
用
在
地
面
(3) 長島地区
新所浄水場
竣
所
用
在
地
面
新所配水場
白鶏配水場
長島導水ポンプ場
工
昭和30年
平成6年
平成14年
平成10年
地
桑名市長島町
新所1184-89
桑名市長島町
新所50-1
桑名市長島町
白鶏171-2
桑名市長島町
西外面872
積
4,035.11㎡
3,011.18㎡
2,005.00㎡
1,518.24㎡
配
水
池
PC造 1,500㎥
1池 PC造 2,000㎥
管
理
棟
RC造 58.5㎡
1棟
RC造 403㎡
地下1階地上2階建
1池 PC造 2,000㎥
1棟
SRC造 325㎡
地上2階建
1池
−
1棟
−
導水ポンプ場
−
−
−
RC造 121㎥
平屋建
1棟
導 水 ポ ン プ
−
−
−
水中渦巻ポンプ
2,900㎥/日
3台
配 水 ポ ン プ
−
多段渦巻ポンプ
φ150×2.3㎥/min
×50m×45kw
多段渦巻ポンプ
φ150×2.3㎥/min
3台
×50m×45kw
滅
機
−
次亜注入ポンプ
2.4∼24CC/min
次亜注入ポンプ
2台 2.4∼24CC/min
自家発電装置
−
パッケージ型
ディーゼル機関
200KVA
パッケージ型
ディーゼル機関
1台
220KVA
菌
- 26 -
3台
2台
1台
−
−
−
(4) 水道施設一覧表
施
設
地
敷地面積(㎡)
桑名市大字稗田字外川原 919-1
4,778 .00
名
所
在
町
屋
水
源
地
上
野
浄
水
場 〃 大字上野字笠松 282
額
田
1
号
井 〃
大字額田字前川原 19∼21
額
田
2
号
井 〃
大字額田字前川原 131-1、133-1
13,765 .10
1,136 .00
312 .00
桑 名 西 部 水 源 地 (1 号 井 ∼ 4 号 井 ) 〃
大字芳ケ崎字前友 1629、1631
西
部
5
号
井 〃
大字五反田字前友 2050-1
西
部
6
号
井 〃
大字星川字森忠前 2242
755 .00
井 〃
大字芳ケ崎字前友 1648
1,663 .00
場 〃 大字西方字南ノ広 1114
3,081 .44
場 〃
4,125 .57
西
部
西
大
7
・
方
8
配
山
田
号
水
配
水
松 ノ 木 配 水 ・ 加 圧 所
松ノ木四丁目 8-1
〃 松ノ木四丁目 7-59
13,128 .00
1,047 .00
1,645 .71
星
見
ケ
丘
配
水
場 〃
星見ケ丘一丁目 210
396 .96
大
山
田
東
配
水
場 〃
藤が丘四丁目 107
6,645 .00
桑
名
北
部
配
水
場 〃
蛎塚新田字温泉 562-1
3,500 .65
七
和
配
水
場 〃
森忠 1545
2,764 .14
播
磨
配
水
場 〃
陽だまりの丘五丁目 305
3,474 .94
桑 名 南 部 水 源 地 ( 1 号 井 ) 〃
大字島田字川北 1056-3
927 .00
南
部
2
号
井 〃
大字島田字川北 1066
220 .48
南
部
3
号
井 〃 大字島田字幸田 819
桑
名
南
部
配
水
場 〃
大字能部字松葉谷 1498-2
6,805 .00
7,228 .00
赤
尾
配
水
場 〃
赤尾台四丁目 12
赤
尾
加
圧
所 〃
赤尾台四丁目 1
城
南
配
水
場 〃 大字和泉字リノ割
多
度
多
1
・
多度町戸津 622の内
617 .00
512 .50
104 .11
場
〃 多度町戸津 311の内
392 .40
多 度 北 部 第 2 送 水 場
〃 多度町多度 738-12
625 .00
多
場
〃
多度町小山 2656-3他
井
〃
多度町御衣野 140-2
48 .00
場
〃
多度町小山 1261-1
115 .00
度
多
多
北
部
北
送
部
度
度
号
井 〃
1170,1170-1
〃 多度町柚井 1435-2
度
4
号
218 .00
井
多
度
2
422 .00
配
6
中
水
水
号
部
送
水
1,925 .00
小
山
配
水
場
〃
多度町小山 2100-1他
804 .00
多
度
7
号
井
〃
多度町御衣野 2000-5
204 .00
多
度
8
号
井
〃 多度町御衣野 698-2他
場
〃 多度町御衣野 1500-7他
5,688 .00
1,128 .00
多
度
南
部
配
水
古
野
浄
水
場
〃
美
鹿
浄
水
場
〃 多度町美鹿 878-2他
新
所
浄
水
場
〃
新
所
配
水
場
〃
白
鶏
配
水
場
〃 長島町白鶏 171-2
2,005 .00
場
〃
1,518 .24
長
島
導
水
ポ
ン
プ
多度町古野 1226-6他
143 .00
2,284 .91
長島町新所 1184-89
4,035 .11
長島町新所 50-1
3,011 .18
長島町西外面 872
- 27 -
- 28 -
- 29 -
3 業 務 状 況
(1) 水道水源取水内訳
施
名
取水方法
地
伏 流 水
1
10,000
3,541,299
桑 名 西 部 水 源 地
井 戸 水
4
33,000
9,447,720
桑 名 南 部 水 源 地
井 戸 水
2
6,400
1,899,904
桑 名 第 1 分 水
受 水
1
6,000
1,157,287
桑 名 第 2 分 水
受 水
1
8,000
1,183,550
桑 名 第 3 分 水
受 水
1
4,100
93,726
多 度 北 部 送 水 場
井 戸 水
1
3,600
202,941
多度北部第2送水場
井 戸 水
1
2,300
563,519
多 度 中 部 送 水 場
井 戸 水
1
2,400
586,038
多度南部7・8号井
井 戸 水
2
4,100
310,595
古
野
浄
水
場
表 流 水
1
400
106,698
美
鹿
浄
水
場
表 流 水
1
198
46,992
水
受 水
1
3,100
1,562,699
場
受 水
1
2,000
466,749
水
受 水
1
2,200
396,555
20
87,798
21,566,272
町
長
白
千
設
屋
水
島
鶏
源
分
配
倉
水
分
合
計
施設数 公称能力 (㎥/日)
水源別構成割合
県受水 4,860,566
22.6%
表流水
153,690 0.7%
井戸水
13,010,717
60.3%
伏流水
3,541,299
16.4%
- 30 -
取水量 (㎥/年)
単位:㎥
(2) 薬品使用量、動力用電力使用量及び電力料金
(税込み)
区分
年度
次亜塩素酸
ソ
ー
ダ
(kg)
電
力
量
(Kwh)
電 力 料 金
(円)
配 水 量 1 ㎥当
た り 電 力 料金
(円)
21 年度
112,517
11,258,056
153,647,730
7.29
22 年度
99,344
10,569,532
143,855,924
6.82
23 年度
103,183
10,750,569
156,220,563
7.49
4 月
6,798
875,829
11,697,531
7.04
5 月
9,382
901,770
12,019,436
6.94
6 月
7,831
876,795
12,001,171
6.95
7 月
10,004
940,877
13,391,807
7.22
8 月
10,061
927,961
13,738,466
7.41
9 月
10,530
928,049
13,942,586
8.00
10 月
8,144
902,196
13,404,013
7.57
11 月
8,845
893,260
13,334,791
7.87
12 月
6,870
898,635
13,460,600
7.64
1 月
8,652
902,781
13,433,345
7.82
2 月
7,977
856,343
12,945,254
7.97
3 月
8,089
846,073
12,851,563
7.44
月 平 均
8,599
895,881
13,018,380
−
日 平 均
282
29,373
426,832
−
- 31 -
(2) 薬品使用量、動力用電力使用量及び電力料金
(税込み)
区分
年度
次亜塩素酸
ソ
ー
ダ
(kg)
電
力
量
(Kwh)
電 力 料 金
(円)
配 水 量 1 ㎥当
た り 電 力 料金
(円)
21 年度
112,517
11,258,056
153,647,730
7.29
22 年度
99,344
10,569,532
143,855,924
6.82
23 年度
103,183
10,750,569
156,220,563
7.49
4 月
6,798
875,829
11,697,531
7.04
5 月
9,382
901,770
12,019,436
6.94
6 月
7,831
876,795
12,001,171
6.95
7 月
10,004
940,877
13,391,807
7.22
8 月
10,061
927,961
13,738,466
7.41
9 月
10,530
928,049
13,942,586
8.00
10 月
8,144
902,196
13,404,013
7.57
11 月
8,845
893,260
13,334,791
7.87
12 月
6,870
898,635
13,460,600
7.64
1 月
8,652
902,781
13,433,345
7.82
2 月
7,977
856,343
12,945,254
7.97
3 月
8,089
846,073
12,851,563
7.44
月 平 均
8,599
895,881
13,018,380
−
日 平 均
282
29,373
426,832
−
- 31 -
(3) 送・配水量の推移
(単位:㎥)
区分
送
水
量
配
自 己 水
年度
県
水
水
量
計
1日平均
1日最大
配 水 量
配 水 量
21 年度
18,119,516
3,760,206 21,879,722 21,287,509
58,321
67,073
22 年度
16,811,249
5,034,008 21,845,257 21,084,503
57,765
66,667
23 年度
16,598,046
4,878,684 21,476,730 20,870,303
57,022
64,421
4月
1,354,348
389,023
1,743,371
1,660,986
55,366
57,361
5月
1,403,474
421,995
1,825,469
1,732,503
55,887
59,004
6月
1,377,018
416,698
1,793,716
1,727,988
57,599
63,185
7月
1,421,309
518,717
1,940,026
1,854,801
59,832
64,421
8月
1,442,926
490,017
1,932,943
1,853,700
59,796
63,825
9月
1,354,386
436,784
1,791,170
1,743,392
58,113
61,428
10月
1,408,999
404,990
1,813,989
1,770,662
57,118
59,225
11月
1,356,905
353,247
1,710,152
1,694,399
56,479
58,466
12月
1,418,432
362,879
1,781,311
1,762,890
56,867
59,836
1月
1,401,093
340,117
1,741,210
1,718,021
55,420
58,359
2月
1,311,707
334,156
1,645,863
1,623,357
55,977
57,893
3月
1,347,449
410,061
1,757,510
1,727,604
55,729
57,809
月 平 均
1,383,170
406,557
1,789,727
1,739,191
―
―
日 平 均
45,349
13,329
58,679
57,022
―
―
- 32 -
(4) 事業の推移状況
年 度
項 目
21年度
22年度
23年度
給 水 区 域 内 戸 数
(戸)
57,788
59,125
59,695
給 水 区 域 内 人 口
(人)
141,951
142,236
142,427
計 画 給 水 人 口
(人)
143,256
143,256
143,256
給
水
戸
数
(戸)
57,777
59,114
59,684
給
水
人
口
(人)
141,925
142,210
142,401
量
(㎥)
21,287,509
21,084,503
20,870,303
量
(㎥)
17,835,204
18,018,534
17,744,966
1 日 最 大 配 水 量
((㎥))
67,073
,
66,667
,
64,421
,
1 日 平 均 配 水 量
(㎥)
58,321
57,765
57,022
有
率
(%)
83.78
85.46
85.02
配
有
水
収
水
収
供
給
単
価
(円)
105.16
105.32
104.92
給
水
原
価
(円)
110.88
110.02
112.27
導送配水管布設延長
(m)
898,710
902,335
904,269
給
水
収
益
(千円)
1,875,465
1,897,654
1,861,886
総
収
益
(千円)
1,974,897
1,980,082
1,986,270
総
費
用
(千円)
2,002,874
2,006,914
2,013,649
(注)給水収益・総収益・総費用は消費税及び地方消費税を含まない。
- 33 -
(5) 給水件数
① 口径別
(単位:件)
口径
φ13
φ20
φ25
φ30
φ40
φ50
φ75 φ100 φ150 φ200
計
21 年度
23,494
26,580 1,513
49
556
171
38
6
2
2
52,411
22 年度
23,371
27,368 1,523
12
578
167
45
4
5
2
53,075
23 年度
23,276
28,009 1,520
13
583
193
43
7
2
2
53,648
年度
② 地区別
(単位:件)
地区別
日
進
精
義
立
教
城
東
益 世
修 徳
大 成
大 和
桑 部
年度
21 年度
2,257
1,766
1,663
523
3,180
1,339
4,493
2,986
1,854
22 年度
2,256
1,777
1,648
538
3,175
1,382
4,559
3,150
1,901
23 年度
2,248
1,755
1,644
529
3,184
1,369
4,631
3,351
1,931
地区別
在 良
七 和
久 米
深 谷
城 南
大山田
多 度
長 島
計
年度
21 年度
3,358
4,873
2,538
2,054
4,015
6,252
4,001
5,259
52,411
22 年度
3,340
4,920
2,575
2,063
4,079
6,379
4,041
5,292
53,075
23 年度
3,359
5,081
2,613
2,042
4,105
6,373
4,102
5,331
53,648
(単位:件)
③ 用途別
④ 消火栓設備設置数
用途
(単位:個)
区分
一般用 湯屋用 プール用 その他
単口
計
年度
双口
計
年度
21 年度
52,361
4
40
6
52,411
21 年度
3,159
28
3,187
22 年度
53,029
4
40
2
53,075
22 年度
3,159
28
3,187
23 年度
53,599
4
39
6
53,648
23 年度
3,159
28
3,187
- 34 -
(6) 水道メーター設置状況
(単位:個)
区分
口径
直 続 式
隔 測 式
計
φ13 ㎜
27,795
249
28,044
φ20 ㎜
29,109
136
29,245
φ25 ㎜
1,799
0
1,799
φ30 ㎜
15
0
15
φ40 ㎜
682
0
682
φ50 ㎜
209
15
224
φ75 ㎜
68
6
74
φ100 ㎜
7
0
7
φ150 ㎜
2
1
3
φ200 ㎜
1
1
2
59,687
408
60,095
計
(7) 水道メーター開閉栓及び取替件数
開 栓
(単位:件)
取 替
閉 栓
区分
口径
新 設
開 始
計
φ13 ㎜
131
1,522
φ20 ㎜
587
φ25 ㎜
撤 去
休 止
計
1,653
73
1,945
2,018
4,405
6
4,411
1,873
2,460
19
2,390
2,409
2,907
3
2,910
7
10
17
3
34
37
292
1
293
φ30 ㎜
0
1
1
0
0
0
2
0
2
φ40 ㎜
6
9
15
1
15
16
86
1
87
φ50 ㎜
2
11
13
0
11
11
35
0
35
φ75 ㎜
0
25
25
1
24
25
13
0
13
φ100 ㎜
0
0
0
0
0
0
0
0
0
φ150 ㎜
0
0
0
0
0
0
0
0
0
φ200 ㎜
0
0
0
0
0
0
0
0
0
リモートメーター
0
0
0
0
0
0
0
0
0
合 計
733
3,451
4,184
97
4,419
4,516
7,740
11
7,751
- 35 -
検定満期 故 障
計
(8) 給水工事件数
(単位:件)
区分
新設工事
増設工事
舗装先行工事
撤去工事
修繕工事
計
年度
21 年度
686
542
7
15
65
1,315
22 年度
657
525
9
3
51
1,245
23 年度
721
631
31
5
0
1,388
4月
55
55
3
1
0
114
5月
54
47
4
0
0
105
6月
65
53
0
0
0
118
7月
39
36
4
0
0
79
8月
70
48
1
1
0
120
9月
68
43
2
0
0
113
10月
84
42
2
1
0
129
11月
56
59
6
0
0
121
12月
59
64
1
0
0
124
1月
43
73
6
0
0
122
2月
40
64
2
0
0
106
3月
88
47
0
2
0
137
- 36 -
(9) 水道料金収納体系状況
直 配 納 付
年 度
21年度
22年度
23年度
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
委 託 集 金
口 座 振 替
クレジット
計
件 数(件)
40,453
8,766
260,511
−
309,730
比 (%)
13.06
2.83
84.11
−
100.00
件 数(件)
54,344
395
257,962
4,021
316,722
比 (%)
17.16
0.12
81.45
1.27
100.00
件 数(件)
56,940
192
254,487
8,064
319,683
比 (%)
17.81
0.06
79.61
2.52
100.00
件 数(件)
3,484
0
16,652
391
20,527
比 (%)
16.97
0.00
81.12
1.91
100.00
件 数(件)
5,843
35
25,955
742
32,575
比 (%)
17.94
0.11
79.68
2.27
100.00
件 数(件)
3,411
0
16,568
428
20,407
比 (%)
16.71
0.00
81.19
2.10
100.00
件 数(件)
5,885
35
25,905
791
32,616
比 (%)
18.04
0.11
79.42
2.43
100.00
件 数(件)
3,495
0
16,543
459
20,497
比 (%)
17.05
0.00
80.71
2.24
100.00
件 数(件)
5,995
32
25,891
827
32,745
比 (%)
18.31
0.10
79.07
2.52
100.00
件 数(件)
3,625
0
16,517
479
20,621
比 (%)
17.58
0.00
80.10
2.32
100.00
件 数(件)
5,992
30
25,840
886
32,748
比 (%)
18.30
0.09
78.91
2.70
100.00
件 数(件)
3,615
0
16,502
517
20,634
比 (%)
17.52
0.00
79.97
2.51
100.00
件 数(件)
5,928
30
25,806
950
32,714
比 (%)
18.12
0.09
78.88
2.91
100.00
件 数(件)
3,567
0
16,473
547
20,587
比 (%)
17.33
0.00
80.02
2.65
100.00
件 数(件)
6,100
30
25,835
1,047
33,012
比 (%)
18.48
0.09
78.26
3.17
100.00
- 37 -
(10) 水道用途別使用量
区 分
一 般 用
件 数
年 度
(件)
使用量
(㎥)
湯 屋 用
1件当り
(㎥)
件 数
(件)
使用量
1件当り
(㎥)
(㎥)
21 年度
309,584
17,746,349
57.32
12
28,672
2,389
22 年度
316,548
17,909,605
56.58
24
37,538
1,564
23 年度
321,194
17,641,400
54.92
24
32,416
1,351
4 月
22,255
972,062
43.68
0
0
0
5 月
32,559
1,868,877
57.40
4
5,434
1,359
6 月
20,394
1,010,989
49.57
0
0
0
7 月
32,584
1,928,527
59.19
4
5,328
1,332
8 月
20,484
1,052,287
51.37
0
0
0
9 月
32,713
2,077,161
63.50
4
5,275
1,319
10 月
20,608
1,049,605
50.93
0
0
0
11 月
32,677
1,948,547
59.63
4
5,371
1,343
12 月
20,628
1,004,831
48.71
0
0
0
1 月
32,705
1,893,721
57.90
4
5,458
1,365
2 月
20,586
1,016,335
49.37
0
0
0
3 月
33,001
1,818,458
55.10
4
5,550
1,388
- 38 -
学 校 プ ー ル 用
件 数
(件)
使用量
(㎥)
そ の 他
合 計
1件当り 件 数 使用量 1件当り 件 数
(㎥)
(件)
(㎥)
(㎥)
(件)
使用量
(㎥)
1件当り
(㎥)
96
59,384
618.58
38
799
21.03
309,730
17,835,204
57.58
147
71,333
485.26
3
58
19.33
316,722
18,018,534
56.89
168
70,760
421.19
27
390
14.44
321,413
17,744,966
55.21
2
861
430.50
0
0
0.00
22,257
972,923
43.71
7
2,959
422.71
5
142
28.40
32,575
1,877,412
57.63
12
3,724
310.33
1
1
1.00
20,407
1,014,714
49.72
27
22,274
824.96
1
1
1.00
32,616
1,956,130
59.97
12
14,106
1175.50
1
3
3.00
20,497
1,066,396
52.03
27
19,954
739.04
1
0
0.00
32,745
2,102,390
64.20
12
4,186
348.83
1
0
0.00
20,621
1,053,791
51.10
63
2,332
37.02
4
28
7.00
32,748
1,956,278
59.74
3
325
108.33
3
18
6.00
20,634
1,005,174
48.71
1
1
1.00
4
112
28.00
32,714
1,899,292
58.06
1
38
38.00
0
0
20,587
1,016,373
49.37
1
0
0.00
6
85
33,012
1,824,093
55.26
- 39 -
0.00
14.17
(11) 地区別水道使用水量
月別
4月
5月
6月
7月
8月
9月
地 区
日 進
103,372
199
106,914
245
113,058
290
精 義
258
111,032
309
113,244
506
124,415
立 教
68,072
35
73,296
40
79,904
41
城 東
14,911
236
15,243
240
16,094
240
益 世
153,142
1,151
159,265
1,334
170,440
1,214
修 徳
4,585
151,598
3,911
155,551
4,083
165,228
大 成
1,573
225,303
438
234,369
737
241,925
大 和
210
202,446
360
214,656
186
224,379
桑 部
94,930
137
99,614
90
103,853
169
在 良
159,885
2,118
163,428
2,272
172,722
2,727
七 和
247,119
1,204
258,187
2,121
268,421
2,072
久 米
116,578
202
124,547
294
126,262
142
深 谷
9
94,774
61
98,927
106
104,078
城 南
971
225,404
775
235,830
850
246,488
大 山 田
6,743
273,400
8,228
288,016
8,947
294,174
多 度
267
253,542
45
261,799
114
264,652
長 島
298
334,631
93
347,102
113
430,156
計
972,923 1,877,412 1,014,714 1,956,130 1,066,396 2,102,390
- 40 -
(単位:㎥)
10月
11月
12月
1月
2月
3月
計
構成比
(%)
114,556
460
105,466
318
107,844
331
653,053
3.68
286
112,714
269
109,696
292
105,243
678,264
3.82
77,060
106
69,469
24
69,994
128
438,169
2.47
16,835
222
15,228
254
15,742
281
95,526
0.54
168,082
1,402
157,115
1,371
160,159
1,503
976,178
5.50
4,694
153,395
4,052
155,677
4,121
148,765
955,660
5.39
477
232,657
2,303
230,681
658
224,137
1,395,258
7.86
256
216,939
212
202,346
446
208,900
1,271,336
7.16
103,891
77
99,863
96
100,335
139
603,194
3.40
170,051
2,154
161,682
1,998
160,594
2,098
1,001,729
5.65
262,258
1,346
258,019
1,734
262,880
1,623
1,566,984
8.83
123,426
246
120,307
104
122,187
279
734,574
4.14
80
95,602
42
93,457
161
88,676
575,973
3.25
1,181
235,806
963
224,058
856
221,979
1,395,161
7.86
10,433
274,493
9,732
275,391
9,915
262,279
1,721,751
9.70
152
248,918
259
240,418
38
239,465
1,509,669
8.51
73
379,741
193
361,669
151
318,267
2,172,487
12.24
1,053,791 1,956,278 1,005,174 1,899,292 1,016,373 1,824,093 17,744,966 100.00
- 41 -
(12) 導・送水管総延長
(単位:m)
材 質
鋳鉄管
鋼 管
ステンレス管
ビニール管
ポリ管
−
−
−
−
142.40
−
−
−
1,248.80
計
口 径
φ900 ㎜
142.40
φ700 ㎜
98.80
1,150.00
φ600 ㎜
4,045.80
482.00
59.60
−
−
4,587.40
φ500 ㎜
1,538.80
−
43.30
−
−
1,582.10
φ450 ㎜
577.55
−
−
−
−
577.55
φ400 ㎜
8,078.56
352.78
149.90
−
−
8,581.24
φ350 ㎜
3,873.62
97.07
−
−
−
3,970.69
φ300 ㎜
12,011.02
1,297.94
232.10
−
−
13,541.06
φ250 ㎜
6,633.49
−
−
−
−
6,633.49
φ200 ㎜
16,819.92
178.50
−
−
18,190.72
φ150 ㎜
3,906.95
34.00
φ125 ㎜
245.00
−
φ100 ㎜
1,387.98
−
φ75 ㎜
41.80
−
φ75㎜未満
計
−
59,401.69
21.00
3,613.29
1,192.30
6.90
−
389.65
−
2,010.30
6,347.80
−
245.00
1,790.00
−
3,185.58
−
5.35
−
47.15
−
39.60
−
60.60
7.60
499.40
- 42 -
3,416.90
2,010.30
68,941.58
(13) 配水管総延長
(単位:m)
材 質
鋳鉄管
鋼 管
ステンレス管
ビニール管
ポリ管
計
31.30
−
−
1,675.20
51.60
−
−
1,051.60
口 径
φ600 ㎜
1,619.80
φ500 ㎜
1,000.00
φ400 ㎜
14,230.91
317.40
577.90
−
−
15,126.21
φ350 ㎜
2,502.62
141.35
−
−
−
2,643.97
φ300 ㎜
12,250.81
179.60
9.10
−
−
12,439.51
φ250 ㎜
12,302.27
61.29
14.78
703.00
−
13,081.34
φ200 ㎜
40,609.44
310.25
323.70
5,855.70
367.40
47,466.49
φ150 ㎜
99,981.60
557.12
852.49
29,142.48
13,187.94
143,721.63
φ125 ㎜
243.70
φ100 ㎜
139,590.85
856.14
841.44
92,496.34
41,083.04
274,867.81
φ75 ㎜
112,726.06
1,297.70
199.44
84,204.53
45,091.80
243,519.53
114.00
2,320.76
12.80
46,746.56
30,291.90
79,486.02
437,172.06
6,065.71
2,919.25
259,148.61
130,022.08
835,327.71
φ75㎜未満
計
24.10
−
−
4.70
- 43 -
−
−
248.40
(14) 水源地別水質試験結果
水質項目
一般細菌
大腸菌
カドミウム及びその化合物
水銀及びその化合物
セレン及びその化合物
鉛及びその化合物
ヒ素及びその化合物
六価クロム化合物
シアン化物イオン及び塩化シアン
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素
フッ素及びその化合物
ホウ素及びその化合物
四塩化炭素
1,4-ジオキサン
シス及びトランス-1,2-ジクロロエチレン
ジクロロメタン
テトラクロロエチレン
トリクロロエチレン
ベンゼン
塩素酸
クロロ酢酸
クロロホルム
ジクロロ酢酸
ジブロモクロロメタン
臭素酸
総トリハロメタン
トリクロロ酢酸
ブロモジクロロメタン
ブロモホルム
ホルムアルデヒド
亜鉛及びその化合物
アルミニウム及びその化合物
鉄及びその化合物
銅及びその化合物
ナトリウム及びその化合物
マンガン及びその化合物
塩化物イオン
カルシウム、マグネシウム等(硬度)
蒸発残留物
陰イオン界面活性剤
ジェオスミン
2-メチルイソボルネオール
非イオン界面活性剤
フェノール類
有機物等(全有機炭素(TOC)の量)
pH値
味
臭気
色度
濁度
残留塩素
単位
町屋
桑名南部
桑名西部
多度北部
平均値
平均値
平均値
平均値
個/1mL
N.D
N.D
N.D
N.D
個/50mL
陰性
陰性
陰性
陰性
mg/L
<0.0003
<0.0003
<0.0003
<0.0003
mg/L
<0.00005 <0.00005 <0.00005 <0.00005
mg/L
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
mg/L
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
mg/L
0.001
<0.001
<0.001
<0.001
mg/L
<0.005
<0.005
<0.005
<0.005
mg/L
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
mg/L
0.8
0.9
0.8
1.0
mg/L
0.08
0.07
0.08
0.05
mg/L
<0.02
<0.02
<0.02
<0.02
mg/L
<0.0002
<0.0002
<0.0002
<0.0002
mg/L
<0.005
<0.005
<0.005
<0.005
mg/L
<0.004
<0.004
<0.004
<0.004
mg/L
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
mg/L
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
mg/L
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
mg/L
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
mg/L
0.07
0.07
<0.06
0.08
mg/L
<0.002
<0.002
<0.002
<0.002
mg/L
0.002
0.002
0.002
<0.001
mg/L
<0.004
<0.004
<0.004
<0.004
mg/L
0.002
0.002
0.002
<0.001
mg/L
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
mg/L
0.005
0.004
0.005
<0.001
mg/L
<0.003
<0.003
<0.003
<0.003
mg/L
0.002
0.001
0.002
<0.001
mg/L
<0.001
0.001
0.001
<0.001
mg/L
<0.003
<0.003
0.003
<0.003
mg/L
0.003
0.002
0.003
0.006
mg/L
<0.02
<0.02
<0.02
<0.02
mg/L
<0.01
<0.01
0.04
0.01
mg/L
0.006
0.005
0.006
0.015
mg/L
5.9
7.0
5.9
5.2
mg/L
<0.001
<0.001
0.002
<0.001
mg/L
6.3
7.0
5.8
3.9
mg/L
72
59
68
28
mg/L
110
100
110
61
mg/L
<0.02
<0.02
<0.02
<0.02
mg/L <0.000001 <0.000001 <0.000001 <0.000001
mg/L <0.000001 <0.000001 <0.000001 <0.000001
mg/L
<0.005
<0.005
<0.005
<0.005
mg/L
<0.0005
<0.0005
<0.0005
<0.0005
mg/L
0.4
0.3
0.3
<0.3
7.4
7.5
7.4
6.9
異常なし 異常なし 異常なし 異常なし
異常なし 異常なし 異常なし 異常なし
度
<0.5
<0.5
0.6
<0.5
度
<0.1
<0.1
<0.1
<0.1
mg/L
0.48
0.41
0.31
0.48
- 44 -
多度中部
多度南部
平均値
平均値
N.D
N.D
陰性
陰性
<0.0003
<0.0003
<0.00005 <0.00005
<0.001
<0.001
0.001
<0.001
<0.001
<0.001
<0.005
<0.005
<0.001
<0.001
0.7
0.1
<0.05
<0.05
<0.02
<0.02
<0.0002
<0.0002
<0.005
<0.005
<0.004
<0.004
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
0.07
0.10
<0.002
<0.002
<0.001
<0.001
<0.004
<0.004
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
<0.003
<0.003
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
<0.003
<0.003
0.005
0.003
<0.02
<0.02
<0.01
<0.01
0.014
0.009
11
14
<0.001
<0.001
7.6
4.3
39
56
110
130
<0.02
<0.02
<0.000001 <0.000001
<0.000001 <0.000001
<0.005
<0.005
<0.0005
<0.0005
<0.3
<0.3
6.7
6.8
異常なし 異常なし
異常なし 異常なし
<0.5
<0.5
<0.1
<0.1
0.44
0.43
古野浄水場 美鹿浄水場
平均値
N.D
陰性
<0.0003
<0.00005
<0.001
<0.001
0.002
<0.005
<0.001
0.3
<0.05
<0.02
<0.0002
<0.005
<0.004
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
0.07
<0.002
0.001
<0.004
0.001
<0.001
0.004
<0.003
0.002
<0.001
<0.003
0.002
<0.02
<0.01
0.002
4.7
<0.001
3.1
25
56
<0.02
<0.000001
<0.000001
<0.005
<0.0005
0.3
7.6
異常なし
異常なし
<0.5
<0.1
0.54
平均値
N.D
陰性
<0.0003
<0.00005
<0.001
<0.001
0.001
<0.005
<0.001
0.2
0.05
<0.02
<0.0002
<0.005
<0.004
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
0.08
<0.002
0.008
<0.004
0.001
<0.001
0.013
0.004
0.004
<0.001
<0.003
0.001
0.02
<0.01
0.002
5.5
<0.001
3.4
29
63
<0.02
<0.000001
<0.000001
<0.005
<0.0005
0.4
7.6
異常なし
異常なし
<0.5
<0.1
0.43
伊曽島地区
市民センター
平均値
N.D
陰性
<0.0003
<0.00005
<0.001
<0.001
<0.001
<0.005
<0.001
0.3
0.07
<0.02
<0.0002
<0.005
<0.004
<0.001
<0.001
<0.001
<0.001
0.07
<0.002
0.010
<0.004
0.001
<0.001
0.015
0.006
0.004
<0.001
0.004
0.003
0.038
0.02
0.002
4.5
<0.001
6.9
16
34
<0.02
0.0000025
<0.000001
<0.005
<0.0005
0.7
7.3
異常なし
異常なし
<0.5
<0.1
0.37
- 45 -
基準値
100CFU/mL以下
検出されないこと
0.003mg/L以下
0.0005mg/L以下
0.01mg/L以下
0.01mg/L以下
0.01mg/L以下
0.05mg/L以下
0.01mg/L以下
10mg/L以下
0.8mg/L以下
1.0mg/L以下
0.002mg/L以下
0.05mg/L以下
0.04mg/L以下
0.02mg/L以下
0.01mg/L以下
0.03mg/L以下
0.01mg/L以下
0.6mg/L以下
0.02mg/L以下
0.06mg/L以下
0.04mg/L以下
0.1mg/L以下
0.01mg/L以下
0.1mg/L以下
0.2mg/L以下
0.03mg/L以下
0.09mg/L以下
0.08mg/L以下
1.0mg/L以下
0.2mg/L以下
0.3mg/L以下
1.0mg/L以下
200mg/L以下
0.05mg/L以下
200mg/L以下
300mg/L以下
500mg/L以下
0.2mg/L以下
0.00001mg/L以下
0.00001㎎/L以下
0.02mg/L以下
0.005mg/L以下
3mg/L以下
5.8以上8.6以下
異常でないこと
異常でないこと
5度以下
2度以下
0.1mg/l以上
(15) 水 道 料 金
専用及び共用給水装置
平成20年4月1日改正
基本料金1ヶ月につき
用
途
従量料金(1㎥につき)
別
水 量
一 般 用
料 金
10㎥まで
630円
10㎥を超え
20㎥を超え
40㎥を超え
100㎥を超
20㎥まで
40㎥まで
100㎥まで
えるもの
105円
131.25円
145.95円
153.3円
湯 屋 営 業 用
100㎥まで
2,940円
100㎥を超えるもの
60.9円
学校プール用
100㎥まで
2,940円
100㎥を超えるもの
79.8円
臨時用その他
20㎥まで
20㎥を超えるもの
351.75円
4,200円
私設消火栓(無計量制)
基本料金
用 途 別
摘 要
使用時間
料 金
火災以外の
場合に使用
毎10分まで
210円
1口につき
するもの
加入金
加入金
メーター口径
13ミリメートル
63,000円
20ミリメートル
136,500円
25ミリメートル
226,800円
40ミリメートル
410,550円
50ミリメートル
609,000円
75ミリメートル
1,564,500円
100ミリメートル
2,982,000円
150ミリメートル
管理者が別に定める額
200ミリメートル
管理者が別に定める額
- 46 -
4 財 務 状 況
(1) 概況
① 損益 単位:千円
純損失 27,379
収益
営業外収益
85,399
営業収益
1,900,872
特別損失 14,871
費用
営業外費用
155,986
営業費用
1,842,792
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
② 貸借 単位:千円
資産
固定資産
25,817,994
流動資産
2,392,301
負債・資本
固定負債 134,018 流動負債 303,617
剰余金
19,121,005
資本金 8,651,655
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
(注)①損益及び②貸借については、消費税及び地方消費税を含まない。
- 47 -
70%
80%
90%
100%
(2) 比較損益計算書
年 度
科 目
営
(円)
業
収
益
1,875,465,476
94.97
95.96
益
18,241,912
0.92
69.30
益
3,769,685
0.19
76.99
金
5,829,323
0.30
84.07
71,504,751
3.62
115.34
受 取 利 息 及 び 配 当 金
11,167,691
0.57
90.74
雑
60,337,060
3.05
121.43
水
託
営
事
他
会
業
営
計
外
収
業
負
収
収
担
益
収
他
特
収
工
の
他
会
計
別
益
補
利
助
金
益
過 年 度 損 益 修 正 益
合
営
計
業
費
用
−
−
−
85,744
0.00
10.61
85,744
0.00
10.61
1,974,896,891
100
96.08
1,814,078,798
90.57
100.46
原
水
及
び
浄
水
費
743,322,544
37.11
101.10
配
水
及
び
給
水
費
204,774,263
10.23
111.11
費
13,885,120
0.69
78.79
受
託
工
事
業
務
費
135,403,890
6.76
103.31
総
係
費
96,177,585
4.80
96.75
減
価
償
却
費
615,924,695
30.75
98.67
資
産
減
耗
費
4,443,957
0.22
32.31
用
146,744
0.01
100.45
177,508,377
8.87
80.38
176,662,838
8.82
82.23
却
488,600
0.03
9.83
出
356,939
0.02
34.41
11,286,833
0.56
84.00
11,286,833
0.56
84.00
そ
営
の
業
他
営
外
業
費
費
用
支払利息及び企業債取扱諸費
繰
延
勘
雑
用
(%)
95.52
そ
費
対前年比
96.38
受
益
益
(%)
1,903,306,396
給
収
2 1 年 度
金 額
構 成 比
特
定
償
支
別
損
失
過 年 度 損 益 修 正 損
そ
の
他
特
別
損
合
失
計
当
年
度
純
利
益
当
年
度
純
損
失
- 48 -
−
2,002,874,008
−
27,977,117
−
100
−
97.98
−
−
−
−
2 2 年 度
構 成 比
金 額
(円)
(%)
対前年比
2 3 年 度
構 成 比
金 額
(%)
(円)
(%)
対前年比
(%)
1,920,296,158
96.98
100.89
1,900,871,630
95.70
98.99
1,897,653,971
95.84
101.18
1,861,885,767
93.74
98.12
10,340,394
0.52
56.68
9,079,933
0.45
87.81
6,185,132
0.31
164.08
4,172,737
0.21
67.46
6,116,661
0.31
104.93
25,733,193
1.30
420.71
59,685,429
3.01
83.47
85,398,605
4.30
143.08
7,779,569
0.39
69.66
6,200,743
0.31
79.71
51,905,860
2.62
86.03
67,328,074
3.39
129.71
−
11,869,788
0.60
−
−
−
100,864
0.01
117.63
−
−
−
100,864
0.01
117.63
−
−
−
1,980,082,451
100
100.26
1,986,270,235
100
100.31
1,821,349,732
90.75
100.40
1,842,792,370
91.51
101.18
749,064,134
37.33
100.77
720,324,547
35.77
96.16
204,752,169
10.20
99.99
246,922,281
12.26
120.60
6,446,502
0.32
46.43
6,356,439
0.32
98.60
149,755,629
7.46
110.60
145,793,305
7.24
97.35
99,880,242
4.98
103.85
114,242,548
5.67
114.38
606,130,763
30.20
98.41
607,414,778
30.16
100.21
5,096,508
0.25
114.68
1,525,944
0.08
29.94
223,785
0.01
152.50
212,528
0.01
94.97
167,747,378
8.36
94.50
155,985,795
7.75
92.99
167,747,378
8.36
94.95
154,453,020
7.67
92.07
−
−
−
−
−
−
−
−
−
1,532,775
0.08
−
17,817,305
0.89
157.86
14,870,620
0.74
83.46
17,817,305
0.89
157.86
14,870,620
0.74
83.46
−
2,006,914,415
−
26,831,964
−
100
−
−
100.20
−
−
−
95.91
2,013,648,785
−
27,378,550
−
100
−
100.34
−
−
−
102.04
(注)消費税及び地方消費税を含まない。
- 49 -
(3) 比較貸借対照表
年 度
科 目
固 定 資 産
有 形 固 定 資 産
土
地
建
物
構
築
物
機
械
及
び
装
置
車
両
運
搬
具
工 具 器 具 及 び 備 品
建
設
仮
勘
定
無 形 固 定 資 産
電
話
加
入
権
受
水
権
水
利
権
施
設
利
用
権
投
資
投
資
有
価
証
券
流 動 資 産
現
金
預
金
未
収
金
貯
蔵
品
前
払
金
預 り 有 価 証 券
資
産
合
計
固 定 負 債
退 職 給 与 引 当 金
修
繕
引
当
金
流 動 負 債
未
払
金
未
払
費
用
預
り
金
そ の 他 流 動 負 債
負
債
合
計
資 本 金
自
己
資
本
金
借
入
資
本
金
剰 余 金
資
本
剰
余
金
国
庫
補
助
金
県
補
助
金
受 贈 財 産 寄 附 金
工
事
寄
附
金
工
事
負
担
金
補
助
金
利
益
剰
余
金
減
債
積
立
金
利
益
積
立
金
建 設 改 良 積 立 金
当 年 度 未処 分利 益剰 余金
当 年 度 未 処 理 欠 損 金
資
本
合
計
負
債
資
本
合
計
金 額
2 1 年 度
構 成 比
(円)
26,249,084,703
25,691,709,612
1,865,019,598
1,261,534,903
18,698,502,130
3,750,557,039
2,245,678
7,758,731
106,091,533
60,154,591
183,700
42,264,596
6,519,610
11,186,685
497,220,500
497,220,500
2,569,109,344
2,176,595,933
377,139,831
15,373,580
−
−
28,818,194,047
227,996,252
115,237,274
112,758,978
231,053,499
95,295,350
51,714,912
84,053,237
−
459,059,751
9,398,392,211
2,618,079,958
6,780,312,253
18,960,742,085
17,912,545,130
694,676,070
385,000
376,804,169
911,860,496
15,677,756,314
251,063,081
1,048,196,955
321,771,612
55,426,599
505,000,000
165,998,744
−
28,359,134,296
28,818,194,047
- 50 -
(%)
91.09
89.15
6.47
4.38
64.88
13.01
0.01
0.03
0.37
0.21
0.00
0.15
0.02
0.04
1.73
1.73
8.91
7.55
1.31
0.05
−
−
100
0.79
0.40
0.39
0.80
0.33
0.18
0.29
−
1.59
32.62
9.09
23.53
65.79
62.15
2.41
0.00
1.31
3.16
54.40
0.87
3.64
1.12
0.19
1.75
0.58
−
98.41
100
対前年比
(%)
100.35
99.59
108.32
120.69
101.49
99.95
76.75
87.49
12.62
95.08
100
94.69
93.70
97.34
167.18
167.18
86.02
87.17
79.47
103.23
−
−
98.88
87.28
79.37
97.17
60.40
33.62
301.90
102.48
−
71.31
96.32
101.90
94.32
101.16
101.39
101.17
100
107.24
100.00
101.37
100
97.40
103.54
100
100
80.98
−
99.50
98.88
金 額
2 2 年 度
構 成 比
(円)
26,042,546,443
25,488,284,867
1,865,019,598
1,229,150,677
18,653,656,069
3,610,188,839
1,902,178
11,420,173
116,947,333
57,041,076
183,700
39,895,069
6,080,969
10,881,338
497,220,500
497,220,500
2,704,879,105
2,286,047,319
392,084,606
15,147,180
6,600,000
5,000,000
28,747,425,548
161,589,340
94,807,885
66,781,455
476,862,500
329,345,646
40,935,157
101,581,697
5,000,000
638,451,840
8,987,822,862
2,618,079,958
6,369,742,904
19,121,150,846
18,099,785,855
694,676,070
385,000
401,608,830
911,860,496
15,840,192,378
251,063,081
1,021,364,991
487,770,356
55,426,599
505,000,000
−
26,831,964
28,108,973,708
28,747,425,548
対前年比
(%)
(%)
90.60
88.67
6.49
4.27
64.89
12.56
0.01
0.04
0.41
0.20
0.00
0.14
0.02
0.04
1.73
1.73
9.40
7.95
1.36
0.05
0.02
0.02
100
0.56
0.33
0.23
1.66
1.15
0.14
0.35
0.02
2.22
31.27
9.11
22.16
66.51
62.96
2.42
0.00
1.40
3.17
55.10
0.87
3.55
1.70
0.19
1.75
−
△ 0.09
97.78
100
99.21
99.21
100
97.43
99.76
96.26
84.70
147.19
110.23
94.82
100
94.39
93.27
97.27
100
100
105.28
105.03
103.96
98.53
−
−
99.75
70.87
82.27
59.22
206.39
345.61
79.16
120.85
−
139.08
95.63
100
93.94
100.85
101.05
100
100
106.58
100
101.04
100
97.44
151.59
100
100
0
−
99.12
99.75
- 51 -
金 額
2 3 年 度
構 成 比
(円)
(%)
対前年比
(%)
25,817,994,038
91.52
99.14
25,266,845,977
89.57
99.13
1,871,854,335
6.63
100
1,205,302,112
4.27
98.06
18,513,703,931
65.63
99.25
3,458,003,355
12.26
95.78
1,769,295
0.01
93.01
10,223,169
0.04
89.52
205,989,780
0.73
176.14
53,927,561
0.19
94.54
183,700
0.00
100
37,525,542
0.13
94.06
5,642,328
0.02
92.79
10,575,991
0.04
97.19
497,220,500
1.76
100
497,220,500
1.76
100
2,392,300,539
8.48
88.44
2,036,859,869
7.22
89.10
336,139,578
1.19
85.73
14,301,092
0.05
94.41
− − −
5,000,000
0.02 −
28,210,294,577
100
98.13
134,018,442
0.47
82.94
71,366,464
0.25
75.27
62,651,978
0.22
93.82
303,616,894
1.08
63.67
190,564,553
0.68
57.86
66,085,761
0.23
161.44
41,966,580
0.15
41.31
5,000,000
0.02 −
437,635,336
1.55
68.55
8,651,654,657
30.67
96.26
2,726,893,571
9.67
104.16
5,924,761,086
21.00
93.01
19,121,004,584
67.78
100.00
18,235,831,756
64.64
100.75
694,676,070
2.46
100
385,000
0.00
100
423,060,830
1.50
105.34
911,860,496
3.23
100
15,954,786,279
56.56
100.72
251,063,081
0.89
100
885,172,828
3.14
86.67
378,956,743
1.35
77.69
28,594,635
0.10
51.59
505,000,000
1.79
100
− −
0
27,378,550
△ 0.10 −
27,772,659,241
98.45
98.80
28,210,294,577
100
98.13
(注)消費税及び地方消費税を含まない。
(4) 事業費用分析表
21年度
年 度 22年度
支 出 額
区 分
構成比
支 出 額
23年度
構成比
支 出 額
構成比
(円)
(%)
(円)
(%)
(円)
(%)
人
給料手当等
227,916,853
11.36
224,332,267
11.18
188,283,063
9.35
件
退職給与金
19,980,000
1.00
16,764,107
0.83
38,923,000
1.93
費
法定福利費
43,081,210
2.15
45,422,272
2.26
39,780,739
1.98
息
176,662,838
8.80
167,747,378
8.36
154,453,020
7.67
減 価 償 却 費
及び資産減耗費
620,368,652
30.91
611,227,271
30.46
608,940,722
30.24
動
力
費
146,331,269
7.29
137,170,374
6.83
148,781,664
7.39
修
繕
費
152,017,767
7.57
94,266,267
4.70
115,644,220
5.74
材
料
費
1,415,914
0.07
1,385,378
0.07
233,513
0.01
薬
品
費
5,323,681
0.26
4,908,206
0.24
5,632,507
0.28
受
水
費
378,288,735
18.85
423,569,860
21.11
399,713,370
19.85
そ
の
他
231,487,089
11.74
280,121,035
13.96
313,262,967
15.56
計
2 002 874 008
2,002,874,008
100
22,006,914,415
006 914 415
100
22,013,648,785
013 648 785
100
支
合
払
利
(注)消費税及び地方消費税を含まない。
平成23年度
薬品費
0%
修繕費
6%
事業費用
その他
16%
材料費
0%
減価償却費
及び資産減耗費
30%
動力費
7%
支払利息
8%
受水費
20%
人件費
13%
- 52 -
(5) 比較資本的収支計算書
年度
21年度
科目
22年度
23年度
(円)
(円)
(円)
企
業
債
98,800,000
21,000,000
100,000,000
出
資
金
48,852,600
0
0
負
担
金
142,094,735
85,835,978
26,827,740
加
入
金
88,795,900
97,205,850
93,858,450
国 庫 補 助 金
8,021,000
0
0
収 入 合 計
386,554,235
204,041,828
220,686,190
建 設 改 良 費
517,392,878
414,029,139
379,630,961
企 業 債 償 還 金
706,588,286
431,569,349
544,981,818
支 出 合 計
1,223,981,164
845,598,488
924,612,779
差 引 収 支
△ 837,426,929
△ 641,556,660
△ 703,926,589
(注)消費税及び地方消費税を含む。
(6) 企業債
借
財
入
未償還残高
構 成 比
(円)
(%)
省
政 府 債
3,498,966,579
59.06
地 方 公 共 団 体
金
融
機
構
機 構 債
1,990,142,111
33.59
市 中 金 融 機 関
縁 故 債
435,652,396
7.35
5,924,761,086
100
合
務
種 類
先
計
- 53 -
(7) 水道事業比較経営診断表
出典:総務省 平成22年度水道事業経営指標
桑名市
項 目
22年度 23年度
類型
平均
桑名市
全国
平均
項 目
22年度 23年度
事業の概況
一般家庭用料金
(1ヶ月20㎥当たり)
平均有収水量
類型
平均
全国
平均
財政状態の健全性
円/月
1,680
1,680
ℓ
347
340
2,722
322
3,081
311
施設の効率性
総収支比率
%
98.7
98.6
109.3
109.7
経常収支比率
%
99.5
99.4
109.5
110.2
利子負担率
%
2.6
2.6
2.5
2.6
負荷率
%
86.6
88.5
86.2
86.1
流動比率
%
567.2
787.9
601.6
502.8
最大稼働率
%
75.2
73.4
74.0
71.2
当座比率
%
561.6
781.6
565.3
426.7
有収率
%
85.5
85.0
86.6
90.1
自己資本構成比率
%
75.6
77.4
67.3
66.2
8.3
8.3
6.0
7.4
固定資産対長期資
本比率
%
92.1
92.5
92.6
91.7
企業債元金対減価償却
費比率
%
71.2
89.7
65.9
固定資産使用効率
㎥/万円
経営の効率性
供給単価
円/㎥
105.3
104.9
161.1
172.1
給水原価
円/㎥
110.0
112.3
159.6
169.8
料金回収率
%
95.7
93.5
100.9
101.3
自己資本回転率
回
0.09
0.09
0.12
0.16
68.7
事業効率性の類型平均、全国平均との比
施設の効率性(有収率)
1.5
投資の効率性
経営の健全性
(料金回収率)
1.25
(固定資産使用効率)
総資本回転率
回
0.07
0.07
0.08
0.10
固定資産回転率
回
0.07
0.07
0.09
0.12
0.75
未収金回転率
回
4.97
5.20
7.59
8.12
0.5
総資本利益率
%
-0.03
-0.04
0.72
1.01
固定資産構成比率
%
90.6
91.5
91.3
89.9
職員一人当たりの給
水人口
人/人
4,444
5,086
3,483
3,164
職員一人当たりの有
収水量
㎥/人 563,079 633,749 409,090 359,630
職員一人当たりの営
業収益
円/人
59,682
67,564
68,160
64,836
職員給与費対営業収
益比率
%
14.5
13.6
11.2
14.0
1
料金
経営の効率性
(給水原価)
団体
1ヶ月当たり
家庭用料金(20㎥)
類型平均
全国平均
※類型平均を1とした場合の類型平均及び全国平均との比較
(注1)類型平均及び全国平均値は平成22年度
(注2)類型とは、給水人口別区分:10万人以上15万人未満、水源別区分:その他、有収水量密度別区分:全国平均未満の団体
- 54 -
(8) 指標解説
① 事業の概要
項 目
指 標 解 説
一 般 家 庭 料 金
( 1 ヶ 月 20 ㎥ 当 た り )
(円)
桑名市の場合、1期2ヶ月を料金基準としており、2ヶ月で
40㎥を使用した場合の1ヶ月料金で表示。
2 平 均 有 収 水 量
(ℓ)
節水型社会への移行等により特に都市部を中心に平
均有収水量が減少傾向にある。
1
算 出 方 法
1日平均有収水量(ℓ)
現在給水人口
② 施設の効率性
項 目
1 負
2 最
荷
大
3 有
働
収
標 解 説
算 出 方 法
(%)
水道事業の施設効率を判断する指標のひとつ。数値が大きい
ほど効率的だが、季節的な水需要の変動が大きいと負荷率が
小さくなる。
1日平均配水量
1日最大配水量
率 (%)
施設の1日配水能力に対する1日最大配水量の割合。水需要
の多い季節に対する施設能力の余力を示す。
率
年間配水量に対する有収水量の割合。高いほど良
く、低い原因には漏水などがある。
1日最大配水量
配水能力
年間総有収水量
年間総配水量
年間総配水量
有形固定資産
率
稼
指 (%)
有形固定資産に対する年間総配水量の割合。高いほ
4 固 定 資 産 使 用 効 率 (㎥/万円)ど効率的である。
×100
×100
×100
③ 経営の効率性
項 目
指 標 解 説
1 供
給
単
年間の水道料金収入を有収水量で割った値。1㎥当
価 (円/㎥) たりの平均販売単価。
2 給
水
原
価 (円/㎥) 水道水1㎥を作るのに必要とする経費。
3 料
金
回
収
率 (%)
給水にかかる費用のうち、水道料金で回収する割
合。
4 自己資本回転率
(回)
比率が高ければ、投下資本に対して営業活動が活発
であることを意味する。
5 総 資 本 回 転 率
(回)
事業に投資された資産が、どれだけ有効に活用され
たかを示す指標。
6 固定資産回転率
(回)
投資した固定資産が有効活用されているかどうかを
判断する指標。
7
未
収
金
回
転
率
(回)
未収金の回収速度を示し、低ければ営業未収金が未
回収のまま残留する期間が長いことを示す。
8
総
資
本
利
益
率
(%)
事業の総合的な収益力を判断する指標。
9 固 定 資 産 構 成 比 率 (%)
職
の
職
11
の
職
12
の
職
13
営
10
員一人当た
給 水 人
員一人当た
有 収 水
員一人当た
営 業 収
員 給 与 費
業 収 益 比
一般的に比率が低ければ、柔軟な経営が可能とな
る。
り(人/人)損益勘定職員一人当たりの生産性を給水人口を基準
に把握する指標。
口
り(㎥/人)損益勘定職員一人当たりの生産性を有収水量を基準
に把握する指標。
量
り(円/人)損益勘定職員一人当たりの生産性を営業収益を基準
に把握する指標。
益
対 (%) 営業収益に対する職員給与費の割合で、営業収益が
職員にどの程度分配されているかを示す。
率
算 出 方 法
給水収益
年間総有収水量
経常費用-(受託工事費+材料及び不用品売却原価+附帯事業費)
年間総有収水量
供給単価
給水原価
営業収益-受託工事収益
×100
(期首自己資本金+期首剰余金+期末自己資本金+期末剰余金)/2
営業収益-受託工事収益
(期首負債資本合計+期末負債資本合計)/2
営業収益-受託工事収益
(期首固定資産+期末固定資産)/2
営業収益-受託工事収益
(期首未収金+期末未収金)/2
経常利益-経常損失
×100
(期首負債資本合計+期末負債資本合計)/2
固定資産
固定資産+流動資産+繰延勘定
現在給水人口
損益勘定職員数
年間総有収水量
損益勘定職員数
営業収益-受託工事収益
損益勘定職員数
職員給与費
営業収益−受託工事収益
×100
×100
④ 財政状態の健全性
項 目
1 総
収
支
比
子
負
担
標 解 説
算 出 方 法
総収益と総費用の比率を表し、100%未満であると総
収支が赤字であることを示す。
総収益
総費用
×100
総収益、総費用からそれぞれ特別利益、特別損失を除く経常
収支の比率で、100%未満であれば経常収支で赤字であるこ
とを表す。
経常収益
経常費用
×100
率 (%)
利子負担率が高い場合、高金利の企業債を借入れて
おり、経営圧迫の要因となる。
負債(企業債+他会計借入金+一時借入金)+借入資本金
率 (%)
2 経 常 収 支 比 率
3 利
指 (%)
支払利息+企業債取扱諸費
×100
4 流
動
比
率 (%)
企業の安全性をを判断する指標で、200%以上が望ま
しいとされています。
流動資産
流動負債
×100
5 当
座
比
率 (%)
企業の安全性をを判断する指標で、短期の負債に対
する支払能力を判断する。
現金及び預金+未収金
流動負債
×100
6 自 己 資 本 構 成 比 率 (%)
企業経営の安定度を図る指標で、一般的に100%に近
いほど安定度が高いといえる。
自己資本金+剰余金
負債資本合計
×100
固 定 資 産
長 期 資 本 比
企 業 債 元 金
8
減 価 償 却 比
事業の固定的・長期的な安全性を判断する指標で、
100%以下で低いことが望ましい。
固定資産
固定負債+資本金+剰余金
×100
企業債元金がその補てん財源である減価償却費に占
める割合を示し、低いほうが健全である。
建設改良のための企業債償還元金
当年度減価償却費
×100
7
対 (%)
率
対 (%)
率
- 55 -
第3編
下 水 道 事 業
1
はじめに
桑名市において近代的な下水道事業計画的は、戦後復興都市計画事業の一環として昭和23
年に始まりました。昭和36年には、市街地の浸水被害の防止と、生活環境の改善・水質の汚
濁防止を図るため、公共下水道建設に着手し整備を進めてきました。その後、その他生活排
水対策事業として、農業集落排水事業に平成4年より着手しました。また、合併処理浄化槽
設置整備事業補助金を平成13年に開始し、市全域の生活環境の向上を図ってきました。
しかし、近年の社会情勢の変化のなかで、事業の計画性や透明性の確保のため、公共下水
道事業については平成22年から地方公営企業法の一部適用を行い、平成23年には下水道事業
の地方公営企業法全部適用と同時に水道事業と下水道事業を組織統合しました。
また、農業集落排水事業及び合併処理浄化槽設置整備事業補助金についても上下水道部へ
集約し、生活用水と生活排水を一体的に考えることにより、環境への負荷が少なく、地球環
境にやさしい水循環社会をめざし事業を推進しています。
【桑名市全体面積における汚水処理区域割合】
農業集落排水計画(認可・整備)区域
面 積:112ha(1%)
人 口:2,430人
普及率:1.7%(人口割)
岐阜県
愛知県
いなべ市
桑名市
員弁郡東員町
面 積(13,661ha)
人 口(142,427人)
三重郡朝日町
三重郡川越町
三重県北部浄化センター
- 57 -
公共下水道計画区域
面 積:3,818ha(28%)
人 口:127,990人
公共下水道認可区域
面 積:2,639ha(19%)
人 口:105,040人
公共下水道処理区域
面 積:2,250ha(16%)
人 口:104,586人
普及率:73.4%(人口割)
2
公共下水道事業の沿革
(1) 沿革
①
流域関連公共下水道
桑名市の下水道は、市街地の浸水被害の防止と、生活環境の改善・水質の汚濁防止
を図るため、昭和 36 年に約 334 ヘクタールの計画をたて、そのうち特に整理を要する
汚水 153 ヘクタール、雨水 113 ヘクタールの事業認可を受け、事業に着手し、合流式
排水方式で整備を進めてきました。
また、昭和 47 年から日本住宅公団により大山田土地区画整理事業が始められ、これ
に呼応して市は造成計画に合わせた下水道計画を策定し、昭和 48 年3月に大山田単独
公共下水道事業として分流式排水方式で認可を受け、昭和 54 年に供用を開始しました。
昭和 59 年に第2次宅地開発(蓮花寺地区)の計画に伴い、同区域を追加する事業認可
の変更を受けて事業を行ってきました。
昭和 48 年度には四日市・鈴鹿水域流域別下水道整備計画が策定され、三重県におい
て、北勢水域の河川及び伊勢湾の水質保全を図る目的で、当時の二市九町を対象とし
た北勢沿岸流域下水道事業(北部処理区)が施行されることになりました。桑名市に
おいてもこの事業に併せて、昭和 53 年に流域関連公共下水道事業として、排水方式を
分流式に見直し、計画処理面積 2,365 ヘクタール(大山田地区は除く)の基本計画を
策定しました。同年、汚水 164 ヘクタール、雨水 164 ヘクタールの事業認可を受け着
手し、順次認可区域の拡大を行っています。
北勢沿岸流域下水道事業の北部浄化センターは、昭和 63 年1月から供用開始(四日
市市と川越町のそれぞれ一部)され、桑名市も平成3年1月に一部区域で供用を開始し
ています。平成 12 年度には、大山田単独公共下水道も流域関連公共下水道に編入しま
した。
旧桑名市街地は大半が海抜0メートル地帯にあり、排水不良による浸水被害は宿命
的でありました。この根本対策として公共下水道施設の整備とともに、雨水の浸水地
域の解消を図るために都市下水路事業を促進してきましたが、平成 12 年度に西別所都
市下水路を公共下水道に編入し、福島・西桑名・西方・下深谷第一・下深谷第二・江
場の7都市下水路全てを流域関連公共下水道に編入しました。
多度地区の下水道事業も、三重県の施行する北勢沿岸流域下水道事業(北部処理
区)に基づき流域関連公共下水道として整備を進めています。
平成3年度に全体計画区域 453 ヘクタールを対象とした基本計画を策定し、平
成4年度に 39 ヘクタールの事業認可を受け着手し、順次区域の拡大を行い、現在
では、小山土地区画整理地区周辺の未開発地域を除く全域 407 ヘクタールを事業
- 58 -
計画区域として事業を進めています。
また、平成 15 年度には、汚水管整備が完成に近づいたことから、市街化区域
218 ヘクタールを対象に雨水全体計画を立案しました。このうち、市街化による流
出量増加に伴い、浸水防除対策として香取排水区(面積 52 ヘクタール、ポンプ能
力 4.5 ㎥/s)を新たに事業区域に含め、ポンプ場の整備を進めています。
平成 16 年 12 月6日の一市二町の合併に伴い、平成 20 年に新桑名市として北勢沿岸
流域関連公共下水道事業を一本化し、汚水 2,025 ヘクタール、雨水 1,395 ヘクタール
の事業認可の変更を受け、現在では、桑名・多度地区において雨水 1,074 ヘクタール、
汚水 1,673 ヘクタールで供用開始しています。
雨水関係では、ポンプ場 10 か所で揖斐川、員弁川、新堀川、多度川へ排除し、汚水
関係では、流域下水道の桑名幹線・員弁川幹線に接続し、川越町の北部浄化センター
にて処理されて放流しています。
②
単独公共下水道
長島地区の下水道事業は、平成4年度に「長島町公共下水道基本計画」を策定し、
旧長島町既成市街地を中心に 99 ヘクタールの汚水整備区域を対象に平成5年 12 月に
当初認可を得て、事業着手し整備を進めています。
その後、変更認可を重ね、平成 12 年3月には、長島町赤地に長島浄化センター(ク
リーンピア)の完成と共に一部供用開始を行い、現在では事業認可区域約 614 ヘクタ
ールのうち、596 ヘクタールを整備完了し、578 ヘクタールで供用開始しています。
雨水関係では、平成 14 年度に東海豪雨(平成 12 年)において、水害被害の大きか
った大島排水区について早期に対策が必要と位置づけ、当該地区を対象とした浸水の
防除を図るため、225 ヘクタールを対象とした計画を策定しました。新たに雨水計画
の事業認可区域 136 ヘクタールを公共下水道事業に加え、整備事業を進め、平成 21 年
3月末から供用を開始しています。
- 59 -
(2) 認可経緯
① 旧桑名市
昭和36年(1961年)
昭和48年(1973年)
昭和53年(1978年)
単独公共下水道
単独公共下水道
単独公共下水道
下水道法事業認可
下水道法事業認可
下水道法事業認可
昭和36年2月9日
昭和48年3月9日
昭和53年3月31日
処理方式
合流式
分流式
分流式
区域面積
汚水 153ha
雨水 113ha
合流
分流
汚水 153ha 汚水 194ha
雨水 113ha 雨水 292ha
汚水 194ha
雨水 292ha
人 口
47,500人
30,300人
30,300人
処理能力
12,350㎥/日
14,000㎥/日
14,000㎥/日
区 分
認 可 年 月 日
内
容
特記事項
備 考
ポンプ施設
京橋中継ポンプ場
雨水ポンプ 3台
汚水ポンプ 2台
住吉ポンプ場
雨水ポンプ 3台
江場ポンプ場
雨水ポンプ 4台
汚水ポンプ 3台
江場終末処理場
活性汚泥法
ポンプ施設
大山田第一中継ポンプ場
汚水ポンプ 2台
大山田第二中継ポンプ場
汚水ポンプ 2台
大山田第三中継ポンプ場
汚水ポンプ 2台
合流式区域を北勢沿岸流域
下水道へ編入
汚水 153ha
雨水 113ha
大山田終末処理場
標準活性汚泥法
執行年度
昭和47年度∼昭和52年度
- 60 -
目標年次
昭和58年3月31日
昭和53年(1978年)
昭和54年(1979年)
昭和58年(1983年)
昭和58年(1985年)
流域関連公共下水道
単独公共下水道
流域関連公共下水道
単独公共下水道
下水道法事業認可
下水道法事業認可
下水道法事業認可
下水道法事業認可
昭和53年8月23日
昭和54年
昭和58年3月17日
昭和58年3月31日
分流式
分流式
分流式
分流式
汚水 164ha
雨水 164ha
汚水 194ha
雨水 292ha
汚水 164ha
雨水 164ha
汚水 276ha
雨水 306ha
7,179人
30,300人
7,179人
30,300人
−
14,000㎥/日
−
14,000㎥/日
江場排水区と住吉排水区を追加
江場排水区 84ha
住吉排水区 80ha
既成市街地85haを第1期計画と 大山田終末処理場
して整備を行い既成合流式区域 標準活性汚泥法から
79haについては、昭和58年度以 脱窒素活性汚泥法へ変更
降に分流式に切り替える
既成合流区域 79ha
今回整備区域 85ha
目標年次
昭和58年3月31日
目標年次
昭和58年3月31日
事業認可区域追加
大山田処理区 汚水 82ha
大山田地区 194ha
住吉排水区(既成合流式)52ha
蓮花寺地区 82ha
の雨水整備(分流式)を行う
大山田排水区 雨水 82ha
が、面整備は昭和60年度以降に
大山田地区 224ha
行う
蓮花寺地区 82ha
大山田第四中継ポンプ場追加
汚水ポンプ 2台
目標年次
昭和60年3月31日
- 61 -
目標年次
昭和64年3月31日
昭和60年(1985年)
昭和62年(1982年)
平成元年(1989年)
流域関連公共下水道
単独公共下水道
流域関連公共下水道
下水道法事業認可
下水道法事業認可
下水道法事業認可
昭和60年3月31日
昭和62年6月
平成1年6月9日
処理方式
分流式
分流式
分流式
区域面積
汚水 138ha
雨水 164ha
汚水 276ha
雨水 306ha
汚水 183ha
雨水 209ha
人 口
5,300人
30,300人
8,800人
処理能力
−
14,000㎥/日
−
区 分
認 可 年 月 日
内
容
事業認可区域追加
桑名西部第一処理分区 19ha
桑名西部第二処理分区 26ha
蓮花寺調整池の一部施設及び
整備計画の見直しを行い、汚水
敷地面積の変更
整備区域を26ha縮小
特記事項
大山田第四中継ポンプ場の敷
既成合流式区域の分流化は昭和
地面積の拡大と管径及び延長
66年度以降に行う
の一部変更
西別所川排水区 26ha
蓮花寺川右岸第一排水区10ha
稗田排水区 8ha
大山田排水区 1ha
既設合流式区域の汚水整備は平
成3年度以降とする
備 考
目標年次
昭和66年3月31日
目標年次
昭和73年3月31日
- 62 -
目標年次
平成4年3月31日
平成2年(1990年)
平成4年(1992年)
平成5年(1993年)
平成6年(1994年)
流域関連公共下水道
流域関連公共下水道
流域関連公共下水道
流域関連公共下水道
下水道法事業認可
下水道法事業認可
下水道法事業認可
下水道法事業認可
平成2年2月27日
平成4年3月13日
平成5年5月28日
平成6年8月30日
分流式
分流式
分流式
分流式
汚水 233ha
雨水 233ha
汚水 322ha
雨水 322ha
汚水 637ha
雨水 608ha
汚水 780ha
雨水 672ha
21,100人
23,553人
34,276人
46,605人
−
−
−
−
事業認可区域追加
事業認可区域追加
桑名中部処理分区 35ha 桑名中部処理分区 39ha
事業認可区域追加
桑名西部第一処理分区 95ha 桑名西部第二処理分区 1ha
東方第二処理分区 18ha
桑名西部第二処理分区 5ha 下深谷部北処理分区 29ha
桑部第二処理分区 36ha
事業認可区域追加
播磨処理分区 180ha 下深谷部南処理分区 26ha
久米処理分区 35ha
桑名中部処理分区 50ha
上深谷部処理分区 4ha
江場排水区 22ha
江場城南処理分区 44ha
住吉排水区 18ha
江場排水区 24ha
播磨地区第一排水区 140ha
古川第一排水区 35ha
播磨地区第二排水区 32ha 江場排水区 9ha
古川第二排水区 20ha
播磨地区第三排水区 8ha 深谷第二排水区 29ha
古川第三排水区 16ha
星川第一排水区 46ha 下深谷排水区 21ha
星川第二排水区 38ha 沢北川左岸排水区 5ha
目標年次
平成7年3月31日
目標年次
平成7年3月31日
目標年次
平成9年3月31日
- 63 -
目標年次
平成11年3月31日
平成8年(1996年)
平成9年(1997年)
平成11年(1999年)
流域関連公共下水道
流域関連公共下水道
流域関連公共下水道
下水道法事業認可
下水道法事業認可
下水道法事業認可
平成8年1月30日
平成9年11月4日
平成11年2月9日
処理方式
分流式
分流式
分流式
区域面積
汚水 841ha
雨水 729ha
汚水 1,084ha
雨水 901ha
汚水 1,084ha
雨水 901ha
人 口
51,190人
67,539人
67,539人
処理能力
−
−
−
区 分
認 可 年 月 日
内
容
特記事項
事業認可区域追加
桑名西部第一処理分区 4ha
桑名西部第二処理分区 1ha
播磨処理分区 56ha
播磨地区第一排水区 1ha減
播磨地区第二排水区 1ha
新西方排水区 57ha
備 考
目標年次
平成12年3月31日
事業認可区域追加
桑名中部処理分区 93ha
東方第一処理分区 3ha
東方第二処理分区 22ha
桑名西部第一処理分区 7ha
桑名西部第二処理分区 23ha
桑部第二処理分区 14ha
久米第二処理分区 22ha
播磨処理分区 4ha
江場城南処理分区 55ha
桑名中部処理分区、江場城南処理
分区において、汚水幹線ルート及
び管径の変更
住吉排水区 2ha
江場排水区 82ha
福島排水区 22ha
西桑名排水区 35ha
西方排水区 9ha
江場第一排水区 22ha
目標年次
平成15年3月31日
- 64 -
目標年次
平成15年3月31日
平成12年(2000年)
平成14年(2002年)
平成16年(2004年)
流域関連公共下水道
流域関連公共下水道
流域関連公共下水道
下水道法事業認可
下水道法事業認可
下水道法事業認可
平成12年8月29日
平成14年8月16日
平成16年9月7日
分流式
分流式
分流式
汚水 1,389ha
雨水 1,239ha
汚水 1,389ha
雨水 1,239ha
汚水 1,484ha
雨水 1,293ha
75,810人
75,810人
81,550人
−
−
−
事業認可区域追加
桑名中部処理分区 11ha
桑名西部第一処理分区 5ha
桑名西部第二処理分区 11ha減
桑名西部第三処理分区 13ha
桑部第一処理分区 6ha
久米第二処理分区 3ha
播磨処理分区 276ha
下深谷部南処理分区 2ha
大山田排水区 305ha
西桑名排水区 1ha
西方排水区 9ha
西別所排水区 23ha
下深谷排水区においてポンプの増
設
桑名駅西側の区画整理に伴う雨
水、汚水の管渠変更
大山田汚水中継ポンプ場管理棟の
編入
下水道計画区域の拡張による汚水
管渠の追加
深谷第二排水区 4ha
下深谷排水区 9ha
西桑名排水区 11ha
西方排水区 16ha
西別所排水区 14ha
目標年次
平成18年3月31日
目標年次
平成23年3月31日
大山田単独公共下水道の編入
(汚水276ha、雨水306ha)
目標年次
平成18年3月31日
事業認可区域追加
桑名中部処理分区 26ha
東方第二処理分区 1ha
桑名西部第一処理分区 11ha
桑名西部第三処理分区 7ha
下深谷部北処理分区 4ha
下深谷部南処理分区 10ha
江場城南処理分区 36ha
- 65 -
② 旧多度町
平成4年(1992年)
平成6年(1994年)
平成8年(1996年)
平成9年(1997年)
流域関連公共下水道
流域関連公共下水道
流域関連公共下水道
流域関連公共下水道
下水道法事業認可
下水道法事業認可
下水道法事業認可
下水道法事業認可
平成4年10月26日
平成6年8月30日
平成8年5月17日
平成9年6月27日
処理方式
分流式
分流式
分流式
分流式
区域面積
汚水 39ha
汚水 75ha
汚水 128ha
汚水 226ha
人 口
1,100人
2,450人
3,840人
7,270人
処理能力
−
−
−
−
区 分
認 可 年 月 日
内
容
多度処理分区 39ha
特記事項
備 考
家庭汚水量
468㎥/日最大
工場排水量
49㎥/日最大
地下水量
70㎥/日最大
事業認可区域追加
多度南処理分区 31ha 事業認可区域追加
多度中処理分区 11ha 多度北処理分区 53ha
多度北処理分区 33ha
事業認可区域追加
多度南処理分区 11ha
多度中処理分区 8ha
多度北処理分区 79ha
目標年次
平成10年3月31日
目標年次
平成12年3月31日
目標年次
平成15年3月31日
- 66 -
目標年次
平成12年3月31日
③ 市町村合併後
桑名市(旧桑名市・旧多度町)
平成12年(2000年)
平成16年(2004年)
平成20年(2008年)
流域関連公共下水道
流域関連公共下水道
流域関連公共下水道
区 分
下水道法事業認可
下水道法事業認可
下水道法事業認可
平成12年8月11日
平成16年12月24日
分流式
分流式
処理方式
分流式
汚水 401ha
汚水 401ha
雨水 52ha
区域面積
汚水 2,025ha
雨水 1,395ha
10,110人
9,690人
人 口
89,640人
−
−
処理能力
−
認可年月日
内
容
雨水計画の香取排水区を事
業区域に追加し、ポンプ場
の整備を行う
事業認可区域追加
多度南処理分区 53ha
多度中処理分区 93ha 香取排水区 52ha
多度北処理分区 29ha
香取ポンプ場
Φ1350 4.0㎥/s 1台
Φ500 0.5㎥/s 1台
目標年次
平成18年3月31日
平成20年10月21日
事業認可区域追加
桑名中部処理分区 31ha
東方第二処理分区 22ha
桑名西部第一処理分区 11ha
桑名西部第二処理分区 24ha
下深谷部北処理分区 12ha
下深谷部南処理分区 9ha
江場城南処理分区 25ha
特記事項 多度南処理分区 95ha
多度中処理分区 118ha
多度北処理分区 194ha
深谷第二排水区 2ha
西桑名排水区 2ha
西方排水区 43ha
西別所排水区 3ha
香取排水区 52ha
目標年次
平成23年3月31日
備 考
- 67 -
目標年次
平成27年3月31日
桑名市(旧長島町)
平成5年(1993年)
平成8年(1996年)
平成10年(1998年)
単独公共下水道
単独公共下水道
単独公共下水道
下水道法事業認可
下水道法事業認可
下水道法事業認可
平成5年12月7日
平成9年2月7日
平成11年3月26日
処理方式
分流式
分流式
分流式
区域面積
汚水 99ha
汚水 99ha
汚水 301ha
人 口
4,000人
4,000人
11,200人
処理能力
約 3,000㎥/日
約 3,000㎥/日
8,900㎥/日
区 分
認 可 年 月 日
内
容
計画汚水量(日最大):
2,400 ㎥/日
特記事項
計画汚水量(日最大):
6,500 ㎥/日
幹線管渠の変更
処理方式 :
標準活性汚泥法
備 考
目標年次
平成12年3月31日
処理方式 :
標準活性汚泥法
目標年次
平成12年3月31日
- 68 -
目標年次
平成17年3月31日
平成15年(2003年)
平成16年(2004年)
平成19年(2007年)
単独公共下水道
単独公共下水道
単独公共下水道
下水道法事業認可
下水道法事業認可
下水道法事業認可
平成15年6月13日
平成16年7月6日
平成20年3月28日
分流式
分流式
分流式
汚水 301ha
雨水 136ha
汚水 614ha
雨水 136ha
汚水 614ha
雨水 136ha
11,200人
16,100人
15,400人
8,900㎥/日
10,100㎥/日
10,000㎥/日
計画汚水量(日最大):
9,700 ㎥/日
雨水追加
目標年次
平成20年3月31日
計画汚水量(日最大):
9,500 ㎥/日
処理方式 :
処理方式 :
凝集剤添加型ステップ流入
ステップ流入式多段硝化脱 式多段硝化脱窒法+急速砂ろ
窒法+凝集剤添加+急速砂ろ過 過法 及び標準活性汚泥法
法
(凝集剤添加)+急速砂ろ過
法
目標年次
平成23年3月31日
- 69 -
目標年次
平成25年3月31日
(3)普及状況
① 流域関連公共下水道(桑名・多度地区)
行政人口(人)
(a)
行政区域内面積(ha)
処理区域内人口(人)
(b)
処理区域面積(ha)
処理区域内水洗化人口(人)
(c)
処理区域内世帯数(世帯)
(d)
水洗化世帯数(世帯)
(e)
普及率(人口割)
(b/a)
水洗化率(人口割)
(c/b)
水洗化率(世帯割)
(e/d)
22年度
126,583
10,488
88,427
1,663.8
83,028
33,760
31,612
69.9%
93.9%
93.6%
23年度
126,802
10,488
89,055
1,672.8
83,697
34,345
32,140
70.2%
94.0%
93.6%
22年度
15,653
3,173
15,334
577.5
12,017
5,401
4,105
98.0%
78.4%
76.0%
23年度
15,625
3,173
15,531
577.5
12,380
5,370
4,194
99.4%
79.7%
78.1%
22年度
142,236
13,661
103,761
2,241.3
95,045
39,161
35,717
72.9%
91.6%
91.2%
23年度
142,427
13,661
104,586
2,250.3
96,077
39,715
36,334
73.4%
91.9%
91.5%
② 単独公共下水道(長島地区)
行政人口(人)
(a)
行政区域内面積(ha)
処理区域内人口(人)
(b)
処理区域面積(ha))
処理区域面積(
処理区域内水洗化人口(人)
(c)
処理区域内世帯数(世帯)
(d)
水洗化世帯数(世帯)
(e)
普及率(人口割)
(b/a)
水洗化率(人口割)
(c/b)
水洗化率(世帯割)
(e/d)
③ 桑名市全体
行政人口(人)
(a)
行政区域内面積(ha)
処理区域内人口(人)
(b)
処理区域面積(ha)
処理区域内水洗化人口(人)
(c)
処理区域内世帯数(世帯)
(d)
水洗化世帯数(世帯)
(e)
普及率(人口割)
(b/a)
水洗化率(人口割)
(c/b)
水洗化率(世帯割)
(e/d)
- 70 -
3 施設概要
(1)流域関連公共下水道事業(桑名・多度地区)施設概要
① 汚水中継ポンプ場
大山田第一
中継ポンプ場
竣
所
敷
在
地
面
建
汚
能
水
排
大山田第二
中継ポンプ場
大山田第三
中継ポンプ場
工 昭和52年
昭和54年
昭和53年
地 桑名市野田六丁目17-1
桑名市野田四丁目8-18
桑名市松ノ木五丁目15-1
積 330.00㎡
350.00㎡
360.00㎡
屋 鉄筋コンクリート造り
鉄筋コンクリート造り
鉄筋コンクリート造り
出 1.40㎥/分
力 横軸汚水用ポンプ2台
1.18㎥/分
横軸汚水用ポンプ2台
1.24㎥/分
横軸汚水用ポンプ2台
汚
水
沈
砂
池 2池
2池
2池
処
名
理
分
区
の
播磨処理分区
称
播磨処理分区
播磨処理分区
ポ
ン
プ
井 1池
1池
1池
発
電
設
備 75KVA 3φ220V 60Hz
35KVA 3φ220V 60Hz
40KVA 3φ220V 60Hz
大山田第四
中継ポンプ場
竣
所
敷
在
地
面
建
汚
能
水
排
蓮花寺第2
中継ポンプ場
汚水中継
ポンプ場管理センター
工 平成元年
昭和57年
平成15年
地 桑名市藤が丘七丁目401
桑名市大字蓮花寺皿ヶ谷1605-18
桑名市松ノ木七丁目17-18
積 470.00㎡
24.00㎡
395.15㎡
屋 鉄筋コンクリート造り
ブロック造り
鉄骨造り
出 3.10㎥/分
力 横軸汚水用ポンプ2台
0.95㎥/分 2台
−
1池
−
汚
水
沈
砂
池 1池
処
名
理
分
区
の
播磨処理分区
称
−
−
−
−
ポ
ン
プ
井 1池
発
電
設
備 65KVA 3φ220V 60Hz
12KVA 3φ220V 60Hz
- 71 -
32KVA 3φ220V 60Hz
② 雨水ポンプ場
香取ポンプ場
下深谷第2ポンプ場
城之堀ポンプ場
甚内ポンプ場
昭和55年
昭和61年
昭和47年
平成20年
桑名市大字下深谷
部字長侭4929-3
桑名市大字下深谷
部字長侭地内
桑名市大字下深谷
部字城之堀100-3
桑名市大字福島
523-1
敷 地 面 積 1,400.00㎡
2,300.00㎡
2,260.00㎡
1,900.00㎡
3,800.00㎡
建 築 面 積 313㎡
221.143㎡
85.7㎡
175.50㎡
633.95㎡
排 水 面 積 52.0ha
35.2ha
6.5ha
30.6ha
49.4ha
排 水 区 名 香取排水区
深谷第2排水区
下深谷排水区
西桑名排水区
鉄筋コンクリート
造り
鉄筋コンクリート
造り
竣
工 平成23年
下深谷ポンプ場
所 在 地
建
屋
排水能力
桑名市多度町香取
356
−
鉄筋コンクリート
造り
鉄筋コンクリート
造り
鉄筋コンクリート
造り
30㎥/分
水中ポンプ1台
68㎥/分
45㎥/分
104㎥/分
145㎥/分
斜流形水中ポンプ1
立軸斜流ポンプ1台 立軸斜流ポンプ1台
立軸斜流ポンプ1台
台
14.5㎥/分
200㎥/分
240㎥/分
49㎥/分
206㎥/分
斜流形水中ポンプ1
立軸斜流ポンプ1台 立軸斜流ポンプ1台
立軸斜流ポンプ1台 立軸斜流ポンプ2台
台
−
−
10㎥/分
50㎥/分
斜流形水中ポンプ1
水中ポンプ1台
台
−
沈 砂 池 2池
2池
−
2池
4池
ポ ン プ 井 1井
1井
−
1井
1井
ディーゼル機関
360ps×1,800rpm×
発 電 設 備 6気筒 発電機
200KVA×210V
60Hz
ディーゼル機関
360ps×1,800rpm×
6気筒 発電機
300KVA×440V
60Hz
ディーゼル機関
480ps×1,800rpm×
6気筒 発電機
350KVA×440V
60Hz
ディーゼル機関
437ps×1,800rpm×
6気筒 発電機
625KVA×6,600V
60Hz
ディーゼル機関
360ps×1,800rpm×
6気筒 発電機
300KVA×220V
60Hz
- 72 -
福島ポンプ場
昭和55年
住吉ポンプ場
昭和63年
江場ポンプ場
城南ポンプ場
西別所ポンプ場
昭和44年
平成16年
昭和58年
桑名市大字桑名字砂割
桑名市船馬町地先
654-34
桑名市大字江場字
正金縄415
桑名市大字太平町242- 桑名市大字繁松新田字
6
西之割地内
2,400.00㎡
2,730.00㎡
6,680.00㎡
2,520.48㎡
2,900.00㎡
394.192㎡
658.5㎡
221.143㎡
388.96㎡
448㎡
22ha
100.01ha
220.01ha
220ha
39.2ha
福島排水区
住吉排水区
江場排水区
城南排水区
西別所排水区
鉄筋コンクリート造り 鉄筋コンクリート造り 鉄筋コンクリート造り 鉄筋コンクリート造り 鉄筋コンクリート造り
78㎥/分
立軸斜流ポンプ2台
120㎥/分
立軸斜流ポンプ2台
200㎥/分
立軸斜流ポンプ3台
195㎥/分
立軸斜流ポンプ2台
300㎥/分
立軸斜流ポンプ2台
277㎥/分
立軸斜流ポンプ3台
−
−
−
164.6㎥/分
立軸斜流ポンプ3台
−
87㎥/分
立軸斜流ポンプ2台
168㎥/分
立軸斜流ポンプ2台
−
−
5池
4池
5池
−
4池
1井
1井
2井
−
1井
ディーゼル機関750ps
×1,200rpm×6気筒
発電機600KVA×6,600V
60Hz
ディーゼル機関900ps
×900rpm×6気筒
発電機750KVA×6,600V
60Hz
ディーゼル機関360ps
×1,800rpm×6気筒
発電機300KVA×440V
60Hz
- 73 -
ディーゼル機関740ps
×1,800rpm×6気筒
発電機350KVA×440V
60Hz
ディーゼル機関600ps
×1,200rpm×6気筒
発電機500KVA×440V
60Hz
③ その他小規模雨水ポンプ場
蓮花寺農住ポンプ場
竣
工 平成8年
所
敷
在
地
地
面
寿農住ポンプ場
平成7年
桑名市大字蓮花寺字字
桑名市神成町2-52
賀329-1
第三農住ポンプ場
立花公園ポンプ場
平成8年
平成14年
桑名市福島新町6
桑名市立花町1-4
30,250.00㎡
積 1,320.00㎡
280.00㎡
560.00㎡
屋 RC造り
鉄骨造り
鉄筋コンクリート造り 鉄筋コンクリート造り
6㎥/分
水中ポンプ2台
11.2㎥/分
水中ポンプ2台
2.8ha
3.18ha
調 整 池 面 積
1,000㎡
(
約
)
200㎡
270㎡
1,821.4㎡
発
60KVA 220V 60Hz
48KVA 220V 60Hz
47KVA 220V 60Hz
建
7㎥/分
水中ポンプ2台
排
水
能
力
排
水
面
積 3.98ha
電
設
備 55KVA 220V 60Hz
- 74 -
1.5㎥/分
水中ポンプ2台
−
(2)単独公共下水道事業(長島地区)施設概要
① 長島浄化センター
竣
供
工 平成12年
用
所
敷
開
在
地
始 1系平成12年3月、2系平成15年3月、3系平成22年3月
地 桑名市長島町赤地331-1
面
積 21,840㎡
水 処 理 能 力 現在日最大8,400㎥/日 (4系完成時10,000㎥/日)
最 初 沈 澱 池 容積 1系113㎥×2池、2系225㎥、3系225㎥
反
応
槽 容積 1系990㎥、2系990㎥、3系1,096㎥
最 終 沈 澱 池 容積 1系310㎥×2池、2系620㎥、3系745㎥
砂 ろ 過 設 備 3,367㎥/日×2基
2基
原 水 ポ ン プ 3.7㎥/min×3台
3台
自 動 ス ク リ ー ン 1.5kw 回転レーキ式自動除塵機
1台
送
風
機 1系684㎥/h×2台、2系1,368㎥/h、3系1,140㎥/h
4台
撹
拌
機 1系2.2kw×2台、5.5kw×2台、2系2.2kw×2台、5.5kw×2台、3系1.5kw×3台
11台
置 3系2.27㎥/min
一式
散
気
装
返 送 ポ ン プ 1系1.0㎥/min×2台、2系1.1㎥/min×2台、3系0.9㎥/min×2台
6台
次 亜 塩 ポ ン プ 0.3㎥/min×2台
2台
次 亜 塩 タ ン ク 容積 2㎥
1台
脱
2台
水
機 1系10㎥/h、2系60kg-DS/㎡/h×3㎡
汚 泥 供 給 ポ ン プ 1系15㎥/h×2台、2系13.5㎥/h
3台
薬 品 供 給 ポ ン プ 1系2.4㎥/h×2台、2系1.8㎥/h
3台
薬 品 タ ン ク 容積 6㎥×2台
2台
脱
臭
装
置 薬品脱臭 横型スクリーン多段接触方式 24㎥/h
1台
薬 品 脱 臭 フ ァ ン 5.5kw ターボファン
1台
土 壌 脱 臭 フ ァ ン 5.5kw ターボファン
1台
自 家 用 発 電 機 160kw 200KVA 日立製作所 パッケージ型発電機 1999年据付
1台
全体計画 16,600人
計 画 処 理 人 口
認可計画 15,400人
全体計画 614ha
処 理 区 域 面 積
認可計画 614ha
処
理
方
式 標準活性汚泥法+ステップ流入式多段硝化脱窒法+凝集剤添加+急速ろ過
処 理 水 放 流 先 農業排水路 → 長良川水域丸八川
- 75 -
② 汚水中継ポンプ場
姫御前汚水中継ポンプ場
竣
供
用
所
敷
開
在
地
面
北部汚水中継ポンプ場
南部汚水中継ポンプ場
工 平成16年
平成22年
平成22年
始 平成16年3月
平成22年3月
平成22年3月
地 桑名市長島町源部外面山の割44
桑名市長島町西川字五右エ門西
670-3
桑名市長島町白鶏字佐藤1-38
積 2,590㎡
559.09㎡
418.11㎡
水 処 理 能 力
現在2台運転時日最大10,080㎥/日
(将来3台運転時15,120㎥/日)
−
−
揚 砂 ポ ン プ
3.7kw 0.5㎥/min 水中汚泥汚
物ポンプ 1台
−
−
自 動 ス ク リ ー ン 0.4kw 自動掻き上げ式 一式
−
−
汚 水 ポ ン プ 210㎥/h×3台 30kw
−
−
真 空 ポ ン プ
−
口径 80mm 吐出量 5.4㎥/min 吸 口径 65mm 吐出量 3.3㎥/min 吸
込圧力 -70Kpa 回転数 1160min-1 込圧力 -70Kpa 回転数 1750min-1
3台
3台
圧 送 ポ ン プ
−
口径 150mm 吐出量 1.1㎥/min
全揚程 48m 回転数 1765min-1
2台
口径 100mm 吐出量 0.6㎥/min
全揚程 13m 回転数 2000min-1
2台
処理風量 5.0㎥/min 空塔速度
0.282m/sec 1台
処理風量 3.0㎥/min 空塔速度
0.247m/sec 入口濃度 3.0 出口
濃度 2.5以下 1台
脱
臭
装
置 活性炭吸着塔 17㎥/h 1台
脱 臭 フ ァ ン
2.2kw FRP製ターボファン
1台
−
−
内容量 4㎥ 直径 o1650mm 直胴
部 2230mm 設計圧力 -0.08Mpa
1槽
集 水 タ ン ク
−
内容量 8㎥ 直径 o2200mm 設計
圧力 -80Kpa 1基
冷
塔
−
冷却水量 44L/min 風量 6.6㎥
/min 冷却能力 15.35kw 1台
−
封 水 タ ン ク
−
形状 1000w×2500L×1400L 容量
2.5㎥ 材質 SUS304 1台
−
床 排 水 ポ ン プ
−
口径 50mm 出力 0.4kw 吐出量
0.12㎥/min 揚程 8m 1台
口径 50mm 吐出量 0.2㎥/min 揚
程 6m 1台
封 水 ポ ン プ
−
口径 32mm 出力 0.4kw 吐出量
28L/min 3台
−
酸 素 発 生 機
−
酸素発生量 30N㎥/h 吐出圧力
0.45MPa 1台
−
空 気 圧 縮 機
−
吐出空気量 0.66㎥/min 吐出圧力
0.69MPa 1台
−
却
自 家 用 発 電 機
188.9kw 200KVA 三菱電機 パッケージ 定格出力 92.0kw 115KVA 三菱重工 40kw 50KVA ヤンマーエネルギーシ
型発電機 2002年据付 1台
業 パッケージ型発電機 1台
ステム パッケージ型発電機 1台
- 76 -
(3)下水道施設一覧表
施
設
名
所
在
地
敷地面積(㎡)
大 山 田 第 一 中 継 ポ ン プ 場 桑名市野田六丁目 17-1
330 .00
大山田第二中継ポンプ場 〃
野田四丁目 8-18
350 .00
大山田第三中継ポンプ場 〃
松ノ木五丁目 15-1
360 .00
大山田第四中継ポンプ場 〃
藤が丘七丁目 401
470 .00
蓮 花 寺 第 2 中 継 ポ ン プ 場 〃 大字蓮花寺皿ヶ谷 1605-18
24 .00
汚 水 中 継 ポ ン プ 場
〃
管 理 セ ン タ ー
松ノ木七丁目 17-18
香
多度町香取 356
1,400 .00
場 〃 大字下深谷部字長侭 4929-3
2,300 .00
下
取
深
ポ
谷
ン
ポ
ン
プ
プ
場 〃
395 .15
下 深 谷 第 2 ポ ン プ 場 〃 大字下深谷部字長侭 地内
2,260 .00
城
場 〃 大字下深谷部字城之堀 100-3
1,900 .00
之
堀
ポ
ン
プ
甚
内
ポ
ン
プ
場 〃
大字福島 523-1
3,800 .00
福
島
ポ
ン
プ
場 〃
大字桑名字砂割 654-34
2,400 .00
住
吉
ポ
ン
プ
場 〃
船馬町地先
2,730 .00
江
場
ポ
ン
プ
場 〃
大字江場字正金縄
城
南
ポ
ン
プ
場 〃 大字太平町 242-6
2,520 .48
場 〃
大字繁松新田字西之割 地内
2,900 .00
大字蓮花寺字字賀 329-1
1,320 .00
西
別
所
ポ
ン
プ
.蓮 花 寺 農 住 ポ ン プ 場 〃
寿
農
住
ポ
ン
プ
場 〃
415
6,680 .00
神成町 2-52
280 .00
第 三 農 住 ポ ン プ 場 〃
福島新町 6
560 .00
立 花 公 園 ポ ン プ 場 〃
立花町 1-4
30,250 .00
長 島 浄 化 セ ン タ ー 〃
長島町赤地 331-1
21,840 .00
姫御前汚水中継ポンプ場 〃
長島町源部外面山の割 44
2,590 .00
北 部 汚 水 中 継 ポ ン プ 場 〃 長島町西川字五右エ門西 670-3
559 .09
南部汚水中継ポンプ場 〃
418 .11
長島町白鶏字佐藤 1-38
- 77 -
大山田第二中継ポンプ場
大山田第一中継ポンプ場
大山田第三中継ポンプ場
(公共)
(農集)
- 78 -
北部汚水中継ポンプ場
姫御前汚水中継ポンプ場
長島浄化センター(クリーンピア)
汚水中継ポンプ場管理センター
大山田第四中継ポンプ場
- 79 -
南部汚水中継ポンプ場
下深谷ポンプ場
城之掘ポンプ場
- 80 -
香取ポンプ場
甚内ポンプ場
福島ポンプ場
住吉ポンプ場
江場ポンプ場
西別所ポンプ場
- 81 -
4 業務状況
(1)整備状況
① 汚水計画
区
域
処理分区名
︵
︶
流
域
関北
連部
公処
共理
下区
水
道
認 可
整 備
認 可
整 備
422.8
324.5
23,860
23,431
東方第一処理分区
3.0
1.0
500
501
東方第二処理分区
63.5
36.4
4,080
3,044
桑名西部第一処理分区
152.2
127.0
8,350
8,742
桑名西部第二処理分区
67.8
41.0
2,800
2,294
桑名西部第三処理分区
20.2
17.1
440
461
桑部第一処理分区
5.6
5.6
90
170
桑部第二処理分区
50.3
42.9
3,310
3,187
久米第一処理分区
35.2
35.2
2,770
3,101
久米第二処理分区
25.2
25.0
720
668
517.3
453.2
23,870
25,158
下深谷部北処理分区
44.6
33.0
1,660
1,433
下深谷部南処理分区
47.1
38.8
1,830
1,723
上深谷部処理分区
4.0
4.0
440
442
江場城南処理分区
158.7
124.0
5,450
5,025
多度北処理分区
194.3
193.8
5,270
5,265
多度中処理分区
118.3
75.7
2,060
2,305
多度南処理分区
94.7
94.6
2,140
2,105
2,024.8
1,672.8
89,640
89,055
播磨処理分区
処理区名
面 積(ha)
認 可
単独公共
下水道
人 口(人)
桑名中部処理分区
計
区域
面 積(ha)
長島処理区
613.80
- 82 -
整 備
595.80
人 口(人)
認 可
15,400
整 備
15,531
② 雨水計画
区
域
面 積(ha)
排水区名
認 可
住吉排水区
100.01
100.01
江場排水区
220.01
169.11
25.80
25.80
8.00
8.00
10.20
10.20
306.03
306.03
古河第一(赤尾地区)排水区
35.20
35.20
古河第二(正和台地区)排水区
20.00
20.00
古河第三(正和台地区)排水区
16.00
16.00
播磨地区第一排水区
139.20
96.07
播磨地区第二排水区
32.80
28.99
播磨地区第三排水区
8.00
0.00
星川第一排水区
46.20
46.20
星川第二排水区
38.00
38.00
深谷第二排水区
35.20
33.00
下深谷排水区
30.60
30.60
5.20
0.00
新西方排水区
56.90
56.90
福島排水区
22.00
0.00
西桑名排水区
49.40
0.00
西方排水区
76.80
34.42
江場第一排水区
22.00
0.00
西別所排水区
39.17
19.24
香取排水区
52.00
0.00
計
1,394.72
1,073.77
西別所川排水区
稗田排水区
蓮花寺川右岸第一排水区
大山田排水区
︵
︶
流
域
関北
連部
公処
共理
下区
水
道
整 備
沢北川左岸排水区
区域
面 積(ha)
排水区名
認 可
単独公共
大島排水区
下水道
136.00
- 83 -
整 備
136.00
(2) 事業の推移状況
年 度
22年度
項 目
23年度
処理区域内世帯数
(世帯)
39,161
39,715
処 理 区 域 内 人 口
(人)
103,761
104,586
全 体 計 画 人 口
(人)
127,990
127,990
水 洗 化 世 帯 数
(世帯)
35,717
36,334
口
(人)
95,045
96,077
年 間 総 処 理 水 量
(㎥)
11,762,798
12,122,287
有
量
(㎥)
10,310,097
10,316,036
1日最大処理水量
(㎥)
44,702
46,629
1日平均処理水量
(㎥)
31,377
31,660
有
率
(%)
87.7
85.1
価
(円)
144.0
145.4
汚 水 処 理 原 価
(円)
181.0
174.9
汚 水 管 布 設 延 長
(km)
627
629
雨 水 管 布 設 延 長
(km)
137
137
下 水 道 使 用 料
(千円)
1,484,609
1,499,968
総
収
益
(千円)
3,181,373
3,230,879
総
費
用
(千円)
3,335,054
3,288,173
水
使
洗
化
収
人
水
収
用
料
単
(注)下水道使用料・総収益・総費用は消費税及び地方消費税を含まない。
- 84 -
(3)受益者負担金制度
下水道が整備されると、周辺の衛生環境は向上し、環境保護にも大きな力を発揮します。ま
た、結果的に土地の利便性が増すという利益を受けることになります。しかし下水道は、誰もが
使える公園や道路と異なり、整備された区域内の土地所有者や賃借権・地上権などの権利をお持
ちの方のみがその恩恵を受けられるという特徴があります。このため、下水道整備の費用を公費
(税金)だけでまかなうことは、整備区域と未整備区域の人々の間に不公平を招くことになって
しまいます。受益者負担金制度は、このような不公平をなくすため下水道の恩恵や利益を受ける
方に建設費の一部を負担していただく制度です。
この制度は旧桑名市では平成3年度、旧多度町では平成9年度、旧長島町では平成12年度から
徴収を開始し、平成16年の合併により単価を283円/㎡に統一しました。
受益者負担金年度別調定額及び収納率
年度
22年度
区分
23年度
調定額 (円)
129,240,860
20,425,040
収納率 (%)
98.32
85.74
(4)下水道使用料
( )下
使 料
平成22年4月1日改正
種
別
一 般 汚 水
基本使用料
従量使用料(1㎥につき)
1ヶ月につき
945.00円
1㎥から
10㎥を超え
30㎥を超え
100㎥を超え 500㎥を超え 1,000㎥を
10㎥まで
30㎥まで
100㎥まで
500㎥まで
205.80円
249.90円
21.00円
134.40円
1,000㎥まで 超えるとき
276.15円
302.40円
公 衆 浴 場
汚
水
―
1㎥につき
24.15円
学校プール
汚
水
―
1㎥につき
107.10円
- 85 -
(5)下水道用途別使用量
一般汚水
区 分
件 数
年 度
(件)
使用量
(㎥)
公衆浴場汚水
1件当り
(㎥)
件 数
使用量
1件当り
(件)
(㎥)
(㎥)
22 年度
187,800 10,231,535
54.48
30
51,528
23 年度
193,488 10,231,378
52.88
30
53,494
1,783.13
1,717.60
4 月
11,343
521,905
46.01
0
0
0.00
5 月
20,526
1,130,346
55.07
5
9,074
1,814.80
6 月
11,273
549,244
48.72
0
0
0.00
7 月
20,611
1,163,556
56.45
5
9,004
1,800.80
8 月
11,335
558,093
49.24
0
0
0.00
9 月
20,706
1,222,910
59.06
5
8,785
1,757.00
10 月
11,441
559,149
48.87
0
0
0.00
11 月
20,741
1,159,940
55.92
5
8,701
1,740.20
12 月
11,506
541,551
47.07
0
0
0.00
1 月
20,824
1,155,080
55.47
5
8,976
1,795.20
2 月
12,126
551,809
45.51
0
0
0.00
3 月
21,056
1,117,795
53.09
5
8,954
1,790.80
- 86 -
学校プール汚水
件 数
使用量
合 計
1件当り
(件)
(㎥)
47
27,034
67
31,164
0
0
2
929
4
(㎥)
件 数
使用量
1件当り
(件)
(㎥)
575.19
187,877
10,310,097
54.88
465.13
193,585
10,316,036
53.29
11,343
521,905
46.01
464.50
20,533
1,140,349
55.54
1,280
320.00
11,277
550,524
48.82
16
12,282
767.63
20,632
1,184,842
57.43
5
4,588
917.60
11,340
562,681
49.62
16
10,372
648.25
20,727
1,242,067
59.93
5
914
182.80
11,446
560,063
48.93
19
799
42.05
20,765
1,169,440
56.32
0
0
0.00
11,506
541,551
47.07
0
0
0.00
20,829
1,164,056
55.89
0
0
0.00
12,126
551,809
45.51
0
0
0.00
21,061
1,126,749
53.50
0.00
- 87 -
(㎥)
(6) 普及促進
① 水洗便所等改造資金融資あっせん
公共下水道の処理区域内(供用開始後)で個人住宅や個人が経営するアパートなどで、既設
トイレを水洗トイレに改造する工事と、これと同時に施工する排水設備工事に必要な資金を金
融機関から低利で融資を受けられるようにあっせんするもので、資金融資の利率は1%とし、
金融機関における利率との差額は市が補給します。
・家屋の新築・改築・増築の利用は不可
・この制度は1家庭1回限り
・対象者は市内在住者
・貸付金
貸付限度額
50万円(共同住宅の場合は1戸20万以内で総額100万円以内)
利率
1%(年利)
償還方法
36回以内の毎月元利均等償還
融資あっせん制度実績
年度 区分
件
22年度
23年度
計
数 (件)
3
1
4
額 (円)
799,000
500,000
1,299,000
融資利息補
て ん 金 額 (円)
( 円 )
25,897
18,801
44,698
融
資
② 生活扶助世帯に対する水洗便所等改造工事補助金交付
生活扶助世帯の居住に供する住宅の既設トイレを、公共下水道の処理開始の告示の日から3
年以内に水洗トイレに改造する工事と、これと同時に施工する排水設備工事に必要最小限の資
金を補助します。
・供用開始日以降の新築・改築・増築・移転の利用は不可
補助金交付制度実績 22、23年度 なし
- 88 -
(7)排水設備工事件数
(単位:件)
年度
新設工事
増設・改築工事
融資あっせん
22 年度
771
74
3
23 年度
735
78
1
4 月
84
7
1
5 月
62
6
0
6 月
51
7
0
7 月
74
4
0
8 月
57
5
0
9 月
57
8
0
10 月
58
9
0
11 月
59
3
0
12 月
62
7
0
1 月
51
9
0
2 月
56
5
0
3 月
64
8
0
- 89 -
(8)下水道排水(排除)基準
この基準を上回るものはすべて、特定施設又は除害施設となり、届出必要。
対象者
対象物質又は項目
排水量(㎥/日)
︵
条
例
で
定
め
る
基
準
︶
処
理
可
能
項
目
温度
アンモニア性窒素等含有量
︵
︶
処
理
困
難
物
質
非特定事業場
50㎥/日以上
50㎥/日未満
50㎥/日以上
50㎥/日未満
45℃
45℃
45℃
45℃
380
380
380
380
5を超え9未満
5を超え9未満
5を超え9未満
生物化学的酸素要求量(BOD)
600
―
600
―
浮遊物質量(SS)
600
―
600
―
沃素消費量
220
220
220
220
環
境 ノルマルヘキサン抽出物質
項
目 窒素含有量
等 燐含有量
鉱油
5
5
5
5
動植物油
30
30
30
30
240
240
240
240
32
32
32
32
フェノール類
5
5
5
5
銅及びその化合物
3
3
3
3
亜鉛及びその化合物
2
2
2
2
鉄及びその化合物(溶解性)
10
10
10
10
マンガン及びその化合物(溶解性)
10
10
10
10
クロム及びその化合物(溶解性)
2
2
2
2
0.1
0.1
0.1
0.1
シアン化合物
1
1
1
1
有機燐化合物
1
1
1
1
鉛及びその化合物
0.1
0.1
0.1
0.1
六価クロム化合物
0.5
0.5
0.5
0.5
砒素及びその化合物
0.1
0.1
0.1
0.1
0.005
0.005
0.005
0.005
検出されないこと
検出されないこと
検出されないこと
検出されないこと
0.003
0.003
0.003
0.003
0.3
0.3
0.3
0.3
水銀及びアルカリ水銀その他水銀化合物
アルキル水銀化合物
PCB
トリクロロエチレン
テトラクロロエチレン
0.1
0.1
0.1
0.1
ジクロロメタン
0.2
0.2
0.2
0.2
0.02
0.02
0.02
0.02
0.04
0.04
0.04
0.04
1
1
1
1
0.4
0.4
0.4
0.4
3
3
3
3
1,1,2-トリクロロエタン
0.06
0.06
0.06
0.06
1,3-ジクロロプロペン
0.02
0.02
0.02
0.02
チウラム
0.06
0.06
0.06
0.06
シマジン
0.03
0.03
0.03
0.03
チオベンカルブ
0.2
0.2
0.2
0.2
ベンゼン
0.1
0.1
0.1
0.1
健 四塩化炭素
康
1,2-ジクロロエタン
項
目 1,1-ジクロロエチレン
シス-1,2-ジクロロエチレ
ン
1,1,1-トリクロロエタン
セレン及びその化合物
0.1
0.1
0.1
0.1
ほう素及びその化合物
230(10)
230(10)
230(10)
230(10)
ふっ素及びその化合物
15(8)
15(8)
15(8)
15(8)
10
10
10
10
ダイオキシン類
(備考)
特定事業場
5を超え9未満
水素イオン濃度(pH)
カドミウム及びその化合物
政
令
の
基
準
H23.11.1改正
単位は、ダイオキシン類はpg-TEQ/L、その他はmg/L
銅及びその化合物・フェノール類は三重県の上乗せ条例による。
は、直罰対象の排除基準を示す。
( )は長島地区の数値を示す。川への放流の為
生物化学的酸素要求量(BOD)・浮遊物質量(SS)は、桑名市下水道条例施行規則第七条により50㎥/日未満は規制しない。
条例とは、桑名市下水道条例第8条(特定事業場)を、同条例第9・10条(非特定事業場:除害施設)をいう。
- 90 -
5 財 務 状 況
(1) 概況
① 損益 単位:千円
純損失 57,294
収益
営業収益
2,192,299
営業外収益
1,038,580
特別損失 8,902
費用
営業費用
2,378,111
0%
10%
20%
30%
営業外費用
901,160
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
② 貸借 単位:千円
資産
流動資産
1,361,238
固定資産
100,045,816
流動負債
1,078,227
負債・資本
固定負債
3,506,896
資本金
37,749,850
0%
10%
20%
剰余金
59,072,081
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
(注)①損益及び②貸借については、消費税及び地方消費税を含まない。
③ 経営状況
収
項
収
益
収
支
資
増減率
22年度 23年度 増減額
(%)
目
入
的
百万円
3,181
3,231
50
1.6
料金収入
百万円
1,485
1,500
15
1.0
繰入金
百万円
1,686
1,724
38
2.3
百万円
3,335
3,288
△ 47
△ 1.4
支払利息
百万円
925
895
△ 30
△ 3.2
減価償却費
百万円
1,280
1,238
△ 42
△ 3.3
職員給与費
百万円
89
121
32
36.0
収 支 差 引
百万円
△ 154
△ 57
支
出
97 △ 63.0
項
収
本
目
入
的
収
支
22年度 23年度 増減額
増減率
(%)
百万円
1,706
2,334
628
36.8
地方債
百万円
723
1,158
435
60.2
繰入金
百万円
432
440
8
1.9
百万円
2,768
3,552
784
28.3
建設改良費
百万円
855
1,520
665
77.8
元金償還金
百万円
1,913
2,032
119
6.2
収 支 差 引
百万円 △ 1,062 △ 1,218
△ 156
14.7
支
純
出
損
益
百万円
△ 154
△ 57
(注)収益的収支は消費税及び地方消費税を含まず、資本的収支は消費税及び地方消費税を含む。
- 91 -
97 △ 63.0
(2) 比較損益計算書
年 度
金 額
科 目
営
(円)
業
下
収
水
使
用
担
受
託
そ
営
益
道
負
収
事
の
業
他
業
営
外
収
業
収
収
他
会
県
補
補
助
助
雑
収
合
営
費
業
費
−
料
1,484,608,650
46.67
−
金
661,796,288
20.80
−
益
2,425,500
0.08
−
益
982,400
0.03
−
1,031,559,660
32.42
−
300,977
0.01
−
金
1,023,784,025
32.18
−
金
2,564,000
0.08
−
益
4,910,658
0.15
−
計
3,181,372,498
100
−
2,393,809,067
71.79
−
用
水
管
渠
費
63,670,130
1.91
−
雨
水
管
渠
費
16,022,514
0.48
−
汚
水
ポ
ン
プ
場
費
60,916,887
1.83
−
雨
水
ポ
ン
プ
場
費
180,072,782
5.40
−
費
107 328 642
107,328,642
3.22
3 22
−
理
場
普
及
促
進
費
172,897
0.01
−
受
託
事
業
費
2,425,500
0.07
−
費
519,382,213
15.57
−
流
域
下
水
道
業
務
費
55,585,298
1.67
−
総
係
費
107,956,856
3.24
−
減
価
償
却
費
1,279,772,400
38.37
−
資
産
減
耗
費
502,948
0.02
−
930,796,547
27.90
−
925,002,065
27.73
−
5,794,482
0.17
−
10,448,076
0.31
−
10,448,076
0.31
−
計
3,335,053,690
100
−
失
153,681,192
営
業
外
費
用
支払利息及び企業債取扱諸費
雑
特
支
別
損
出
失
過 年 度 損 益 修 正 損
合
当
(%)
汚
処
用
対前年比
67.58
益
計
(%)
2,149,812,838
受 取 利 息 及 び 配 当 金
益
2 2 年 度
構 成 比
年
度
純
損
- 92 -
−
−
2 3 年 度
構 成 比
金 額
(円)
(%)
対前年比
(%)
2,192,299,407
67.85
101.98
1,499,968,042
46.42
101.03
691,970,965
21.42
104.56
−
−
−
360,400
0.01
36.69
1,038,579,673
32.15
100.68
103,548
0.01
34.40
1,031,807,415
31.93
100.78
556,000
0.02
21.68
6,112,710
0.19
124.48
3,230,879,080
100
101.56
2,378,110,532
72.32
99.34
59,606,469
1.81
93.62
27,644,075
0.84
172.53
52,276,976
1.59
85.82
161,915,068
4.92
89.92
103 573 507
103,573,507
3.15
3 15
96.50
96 50
127,801
0.00
73.92
−
−
−
536,475,478
16.32
103.29
58,795,567
1.79
105.78
136,111,460
4.14
126.08
1,238,000,442
37.65
96.74
3,583,689
0.11
712.54
901,160,584
27.41
96.82
895,369,774
27.23
96.80
5,790,810
0.18
99.94
8,901,938
0.27
85.20
8,901,938
0.27
85.20
3,288,173,054
100
98.59
57,293,974
−
37.28
(注1)消費税及び地方消費税を含まない。
(注2)平成22年度から財務適用のため、対前年比なし。
- 93 -
(3) 比較貸借対照表
2 2 年 度
構 成 比
金 額
年 度
科 目
(円)
固 定 資 産
有 形 固 定 資 産
土
地
建
物
構
築
物
機
械
及
び
装
置
車
両
運
搬
具
工 具 、 器 具 及 び 備 品
建
設
仮
勘
定
無 形 固 定 資 産
電
話
加
入
権
地
上
権
施
設
利
用
権
投
資
出
資
金
基
金
流 動 資 産
現
金
預
金
未
収
金
預 り 有 価 証 券
資
産
合
計
固 定 負 債
企
業
債
流 動 負 債
未
払
金
未
払
費
用
預
り
金
そ の 他 流 動 負 債
負
債
合
計
資 本 金
自
己
資
本
金
借
入
資
本
金
剰 余 金
資
本
剰
余
金
国
庫
補
助
金
県
補
助
金
受 贈 財 産 評 価 額
他
会
計
負
担
金
他
会
計
補
助
金
受
益
者
負
担
金
工
事
負
担
金
負
担
金
そ の 他 資 本 剰 余 金
欠
損
金
当 年 度 未 処 理 欠 損 金
資
本
合
計
負
債
資
本
合
計
99,396,807,102
91,729,381,406
1,485,423,854
2,338,584,882
80,742,898,781
6,959,532,074
36,691
25,992,164
176,912,960
7,586,492,119
5,484,000
11,332,120
7,569,675,999
80,933,577
3,831,000
77,102,577
562,672,583
119,462,026
438,210,557
5,000,000
99,959,479,685
3,326,177,331
3,326,177,331
268,022,306
258,265,852
,
,
4,228,629
527,825
5,000,000
3,594,199,637
38,804,158,708
2,783,400,537
36,020,758,171
57,561,121,340
57,714,802,532
22,993,965,178
36,946,911
24,361,167,532
1,264,129,102
−
1,744,954,360
458,480,443
464,023
6,854,694,983
153,681,192
153,681,192
96,365,280,048
99,959,479,685
- 94 -
(%)
99.43
91.76
1.48
2.34
80.77
6.96
0.01
0.03
0.17
7.59
0.01
0.01
7.57
0.08
0.01
0.07
0.57
0.12
0.44
0.01
100
3.32
3.32
0.28
0.25
0.01
0.01
0.01
3.60
38.82
2.78
36.04
57.58
57.73
23.00
0.04
24.37
1.26
−
1.74
0.46
0.01
6.85
△ 0.15
△ 0.15
96.40
100
対前年比
(%)
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
2 3 年 度
金 額
構 成 比
(円)
100,045,815,482
92,573,215,578
1,485,423,856
2,310,785,731
80,617,822,988
6,921,083,917
13,948
23,590,798
1,214,494,340
7,411,652,851
5,484,000
14,581,888
7,391,586,963
60,947,053
3,831,000
57,116,053
1,361,238,853
691,426,162
664,812,691
5,000,000
101,407,054,335
3,506,896,504
3,506,896,504
1,078,226,275
998,893,519
,
,
3,459,296
70,873,460
5,000,000
4,585,122,779
37,749,850,370
2,783,400,537
34,966,449,833
59,072,081,186
59,283,056,352
23,618,040,926
73,636,293
24,820,343,155
1,394,843,417
297,337,147
1,764,563,884
459,132,524
464,023
6,854,694,983
210,975,166
210,975,166
96,821,931,556
101,407,054,335
(%)
98.66
91.29
1.46
2.28
79.50
6.82
0.01
0.02
1.20
7.31
0.01
0.01
7.29
0.06
0.00
0.06
1.34
0.68
0.65
0.01
100
3.46
3.46
1.06
0.98
0.01
0.06
0.01
4.52
37.22
2.74
34.48
58.25
58.47
23.29
0.07
24.48
1.38
0.29
1.74
0.45
0.01
6.76
△ 0.21
△ 0.21
95.48
100
対前年比
(%)
100.65
100.92
100
98.81
99.85
99.45
38.01
90.76
686.49
97.70
100
128.68
97.65
75.31
100
74.08
241.92
578.78
151.71
100
101.45
105.43
105.43
402.29
386.77
81.81
13427.45
100
127.57
97.28
100
97.07
102.62
102.72
102.71
199.30
101.88
110.34
−
101.12
100.14
100
100
137.28
137.28
100.47
101.45
(注1)消費税及び地方消費税を含まない。
(注2)平成22年度から財務適用のため、対前年比なし。
- 95 -
(4) 事業費用分析表
年 度 22年度
23年度
支 出 額
区 分
構成比
支 出 額
構成比
(円)
(%)
(円)
(%)
人
給 料 手 当 等
75,073,162
2.25
79,794,889
2.43
件
退 職 給 与 金
0
0
25,100,544
0.76
費
法 定 福 利 費
14,621,839
0.44
17,411,934
0.53
息
925,002,065
27.74
895,369,774
27.23
減 価 償 却 費
及 び 資 産 減 耗 費
1,280,275,348
38.39
1,241,584,131
37.76
支
払
利
動
力
費
73,342,454
2.20
77,172,120
2.35
修
繕
費
52,493,059
1.57
52,940,943
1.61
材
料
費
155,710
0.00
0
0
薬
品
費
7,855,000
0.24
7,806,000
0.24
流 域 下 水 道
管理運営費負担金
519,382,213
15.57
536,475,478
16.31
そ
他
386,852,840
11.60
354,517,241
10.78
計
3,335,053,690
100
3,288,173,054
100
の
合
(注)消費税及び地方消費税を含まない。
23年度
修
繕
費
2%
事業費用
薬品費
0%
材料費
0%
動力費
2%
その他
11%
人件費
4%
減価償却費
及び資産減耗費
38%
支払利息
27%
流域下水道
管理運営費負
担金
16%
- 96 -
(5) 比較資本的収支計算書
年度
22年度
科目
23年度
(円)
(円)
1,158,000,000
企
業
債
722,800,000
出
資
金
353,725,378
金
118,761,309
134,279,175
金
302,722,000
657,000,000
金
37,754,000
37,754,000
金
132,432,860
21,104,240
金
38,000,000
20,000,000
他
会
国
計
庫
県
負
補
補
負
担
助
助
担
投
資
他
回
会
収
計
補
入
建
設
企
収
合
改
業
債
助
良
償
投
還
金
−
−
305,965,000
計
1,706,195,547
2,334,102,415
費
855,221,590
1,520,490,608
金
1,912,543,593
2,031,589,165
資
229,860
13,476
支
出
合
計
2,767,995,043
3,552,093,249
差
引
収
支
△ 1,061,799,496
1,217,990,834
(注)消費税及び地方消費税を含む。
(6) 企業債
借
入
先
未償還残高
種 類
構 成 比
(円)
(%)
政 府 債
12,585,639,171
32.71
政 府 債
8,407,795,474
21.85
機 構 債
12,405,380,267
32.25
市中金融機関
縁 故 債
5,035,166,294
13.09
三
そ の 他
39,365,131
0.10
38,473,346,337
100
財
務
日 本
株 式
地方公
金 融
合
郵
会
共団
機
重
省
政
社
体
構
県
計
- 97 -
(7) 公共下水道事業比較経営診断表
桑名市
項 目
22年度 23年度
出典:総務省 平成22年度下水道事業経営指標・下水道使用料の概要
全国
全国
桑名市
類型
類型 平均
平均
項 目
平均
平均
(公共)
22年度 23年度
(公共)
財政状態の健全性
事業の概要
事業別普及率
%
72.9
73.4
−
74.4
総収支比率
%
95.4
98.3
126.7
120.6
進捗率
%
81.1
81.7
83.4
83.0
経常収支比率
%
95.7
98.5
126.5
120.6
円
2,499
2,499
2,816
2,606
事業別資金不足比
率
%
−
−
9.6
6.9
46
46
43
63
利子負担率
%
2.4
2.3
2.4
−
自己資本構成比率
%
60.4
61.0
56.1
−
%
99.7
99.7
99.6
−
379
368
324
269
4,536
4,145
4,039
3,152
一般家庭用使用料
(1ヶ月20㎥当たり)
処理区域内人口密度
人/ha
施設の効率性
有収率
%
87.7
85.1
76.8
81.2
固定資産対長期資
本比率
水洗化率
%
91.6
91.9
92.7
93.8
処理区域内人口1人当
たりの地方債現在高
千円/人
処理区域内人口1人当
たりの基準外繰入金
円/人
経営の効率性
使用料単価
円/㎥
144.0
145.4
168.4
135.0
汚水処理原価
円/㎥
181.0
174.9
183.8
147.6
汚水処理原価
(分流式下水道等に要す
る経費控除前)
円/㎥
233.2
232.1
237.5
176.4
汚水処理原価
(維持管理費)
円/㎥
83.0
84.0
75.1
65.0
汚水処理原価
(資本費)
円/㎥
98.0
90.9
108.7
82.7
事業効率性の類型平均、全国平均との比較
施設の効率性(有収率)
1.2
投資の効率性
(水洗化率)
1
経営の健全性
(経費回収率)
0.8
経費回収率
%
79.6
83.2
91.6
91.4
経費回収率
(分流式下水道等に要す
る経費控除前)
%
61.8
62.6
70.9
76.5
経費回収率
(維持管理費)
%
173.5
173.2
224.2
207.8
円/人 17,985
(汚水分)
処理区域内人口1人当た
円/人
8,246
りの維持管理費
17,247
18,929
16,525
8,282
7,736
7,270
0.6
処理区域内人口1人
当たりの管理運営費
(汚水分)
処理区域内人口1人当た
円/人
りの資本費(汚水分)
9,738
8,965
11,193
9,255
職員1人当たりの処
理区域内人口
人/人
4,716
4,754
3,404
3,592
職員給与費対営業収
益比率
%
4.2
5.5
6.4
7.8
0.4
経営の効率性
汚水処理原価
(分流式下水道等に
要するを控除する前)
団体
(参考)
分流式下水道等に要
する経費を控除する
前の経費回収率
類型平均
全国平均
※類型平均を1とした場合の類型平均及び全国平均との比較
※「経営の効率性」については、外側ほど効率性が高い(汚水処理原価が低い)
(注1)類型平均及び全国平均値は平成22年度
(注2)類型とは、処理区域内人口区分:10万人以上、有収水量密度区分:2.5千㎥/ha∼5千㎥/ha、供用開始後年数区分:25年以
上の団体
- 98 -
(8) 指標解説
① 事業の概要
項 目
指 標 解 説
1 普
及
率
(%)
下水道事業の整備状況を表しており、公共下水道事
業としての普及率を示す。
2 進
捗
率
(%)
全体計画に対しての進捗状況を人口割合で表示。
3
一 般 家 庭 使 用 料
( 1 ヶ 月 20 ㎥ 当 た り )
(円)
桑名市の場合、1期2ヶ月を料金基準としており、2ヶ月で
40㎥を利用した場合の1ヶ月利用料で表示。
4
処
人
理 区 域
口
密
内
(人)
度
処理区域面積1haあたりの処理区域内人口を表す。
算 出 方 法
処理区域内人口
行政区域内人口
処理区域内人口
全体計画人口
×100
×100
処理区域内人口
処理区域面積
② 施設の効率性
項 目
1 有
2 水
収
洗
標 解 説
(%)
有収率が高いほど使用料徴収の対象とできない不明
水が少なく、効率的であることを示す。
率 (%)
処理区域内人口のうち、水洗便所を設置して汚水を
処理している人口の割合。
率
化
指 算 出 方 法
年間有収水量
年間汚水処理水量
水洗便所設置済人口
処理区域内人口
×100
×100
③ 経営の効率性
項 目
1 使
用
料
単
指 標 解 説
価 (円/㎥) 汚水(有収水量)1㎥当たりの使用料収入。
2 汚 水 処 理 原 価 (円/㎥) 汚水(有収水量)1㎥当たりに係る処理費用。
汚 水 処 理 原
(維持管理費
汚 水 処 理 原
4
( 資 本 費
価
汚水(有収水量)1㎥当たりに係る下水道施設の維
(円/㎥) 持管理費。
)
価
汚水(有収水量)1㎥当たりに係る資本費(減価償
(円/㎥) 却費・企業債利息等)の金額。
)
5 経
率 (%)
3
費
回
収
汚水処理に要した費用に対する、使用料による回収
程度を示す指標。
6
経 費 回 収 率
(%)
(維持管理費)
7
処理人口1人当たりの管理
管理運営費とは、下記2項目の維持管理費と資本費
(円/人) の合計。
運 営 費 ( 汚 水 分 )
8
処理人口1人当たりの維持
処理区域内人口1人当たりにかかっている維持管理
(円/人) 費で、効率的な維持管理状況を判断する指標
管 理 費 ( 汚 水 分 )
9
処理人口1人当たりの資本
(円/人) 資本費の内訳は、減価償却費と企業債利息等。
費 ( 汚 水 分 )
100%を下回った場合は、早急に経費の抑制と使用料
の適正化を図る必要がある。
職員1人当たりの
(人/人) 職員一人当たりの処理区域内人口を表す。
処理区域内人口
職 員 給 与 費 対
営業収益に対する職員給与費の割合で、営業収益が
(%) 職員にどの程度分配されているかを示す。
11
営 業 収 益 比 率
10
算 出 方 法
使用料収入
年間有収水量
汚水処理費
年間有収水量
汚水処理費(維持管理費)
年間有収水量
汚水処理費(資本費)
年間有収水量
使用料収入
汚水処理費
使用料収入
汚水処理費(維持管理費)
管理運営費(汚水分)
処理区域内人口
維持管理費(汚水分)
処理区域内人口
資本費(汚水分)
処理区域内人口
処理区域内人口
職員数
職員給与費
営業収益−受託工事収益
×100
×100
×100
④ 財政状態の健全性
項 目
1 総
収
支
比
率 (%)
指 標 解 説
算 出 方 法
総収益と総費用の比率を表し、100%未満であると総
収支が赤字であることを示す。
総収益
総費用
×100
2 経 常 収 支 比 率
(%)
総収益、総費用からそれぞれ特別利益、特別損失を除く経常
収支の比率で、100%未満であれば経常収支で赤字であるこ
とを表す。
経常収益
経常費用
×100
事
業
別
資 金 不 足 比 率
(%)
公営企業の資金不足を料金収入の規模と比較して指
標化し、経営状態の悪化の度合いを示す。
資金不足額
営業収益−受託工事収益
×100
率 (%)
利子負担率が高い場合、高金利の企業債を借入れて
おり、経営圧迫の要因となる。
支払利息+企業債取扱諸費
企業債+他会計借入金+一時借入金
×100
本
(%)
率
対
(%)
率
企業経営の安定度を図る指標で、一般的に100%に近
いほど安定度が高いといえる。
自己資本金+剰余金
負債・資本合計
固定資産
固定負債+資本金+剰余金
地方債現在高
処理区域内人口
基準外繰入金
処理区域内人口
3
4 利
子
負
担
自
己
資
構
成
比
固 定 資 産
6
長 期 資 本 比
5
事業の固定的・長期的な安全性を判断する指標で、
100%以下で低いことが望ましい。
7
処理区域内人口1人当たり
(千円) 処理区域内人口1人当たりの地方債残高を表す。
の 地 方 債 現 在 高
8
処理区域内人口1人当たり
の 基 準 外 繰 入 金
(円)
処理区域内人口1人当たりの基準外繰入金を表す。
- 99 -
×100
×100
6 農業集落排水事業
(1)沿革
農村地域における混住化の進展、生活様式の高度化、農
業生産様式の変化など農業及び農村地域を取り巻く状況の
変化により、農業用用排水の汚濁が進行し農作物への影響
や悪臭の発生など、生産環境及び生活環境に大きな影響を
及ぼすようになってきました。
このため、農村地域における資源循環の促進を図りつつ、
農業用用排水の水質保全、農業用用排水施設の機能維持及
び農村生活環境の改善を図り、併せて公共用水域の水質保
全に寄与するため、農業集落におけるし尿、生活雑排水等
古野地区浄化センター
の汚水を処理するため、農業集落排水施設を整備し、生産性の高い農業の実現と活力ある
農村社会の形成及び循環型社会の構築に努めています。
桑名市の農業集落排水施設は5か所で、旧桑名地区については平成5年度に工事着手し
た立田・太平農業集落排水処理施設、平成7年度に工事着手した嘉例川クリーンセンター
が、それぞれ平成9年5月、平成11年5月に供用を開始しました。旧多度地区について
は、平成4年度に工事着手した多度北地区浄化センター、平成9年度に工事着手した美鹿
地区浄化センター、平成11年度に工事着手した古野地区浄化センターが、それぞれ平成8
年4月、平成13年3月、平成15年3月から供用を開始しています。
(2)普及状況
年度
区分
処理区域
水洗化
水洗化率
世帯数
(世帯)
人口(a)
(人)
世帯数
(世帯)
人口(b)
(人)
(b/a)
(3)農業集落排水施設使用料
22年度
23年度
743
783
2,469
2,430
690
690
2,337
2,337
94.7%
96.2%
(平成22年4月1日改正)
農業集落排水施設使用料は、下水道使用料の算出と同様となります。
- 100 -
(4) 施設概要
農業集落排水処理施設
嘉例川クリーン
センター
立田・太平地区農業
集落排水処理施設
多度北地区
浄化センター
美鹿地区
浄化センター
工
平成10年
平成9年
平成8年
平成13年
地
桑名市大字嘉例川
字小屋田292-1
桑名市太平町81-1
桑名市多度町福永
字東福永3002
桑名市多度町美鹿
471-1
1,189.39㎡
1,453.00㎡
1,125.00㎡
1,194.81㎡
11.4ha
15.7ha
37.9ha
14.4ha
680人
850人
860人
430人
処 理 方 式
JARUS Ⅲ型
JARUS Ⅲ型
JARUS Ⅲ型
JARUS XIV型
計
汚
水
画
量
184㎥/日
230㎥/日
233㎥/日
117㎥/日
B
O
D
20㎎/ℓ以下
20㎎/ℓ以下
20㎎/ℓ以下
20mg/ℓ以下
C
O
D
30㎎/ℓ以下
30㎎/ℓ以下
30㎎/ℓ以下
40mg/ℓ以下
S
50㎎/ℓ以下
50㎎/ℓ以下
50㎎/ℓ以下
50mg/ℓ以下
水
先
嘉例川 → いなべ 農業用排水路 →
農業用排水路 →
川
新堀川 → 揖斐川 揖斐川
竣
所
在
敷 地 面 積
処 理 区 域
面
積
処 理 計 画
人
口
S
処
放
理
流
田代川 → 肱江川
古野地区
浄化センター
竣
所
在
工
平成15年
地
桑名市多度町古野
2219-1,2219-2
敷 地 面 積
処 理 区 域
面
積
処 理 計 画
人
口
1,985.19㎡
32.2ha
JARUS XIV型
計
汚
水
画
量
287㎥/日
B
O
D
20mg/ℓ以下
C
O
D
30mg/ℓ以下
S
50mg/ℓ以下
水
先
立合川 → 肱江川
処
放
理
流
●古野地区浄化センター
1,060人
処 理 方 式
S
●多度北地区浄化センター
●美鹿地区浄化センター
桑名市
●嘉例川クリーンセンター
立田・太平地区農業集落排水処理施設●
- 101 -
(5)農業集落排水事業比較経営診断表
出典:総務省 平成22年度下水道事業経営指標・下水道使用料の概要
桑名市
項 目
22年度 23年度
全国
平均
(農集)
類型
平均
22年度 23年度
事業の概要
%
1.7
1.7
進捗率
%
63.6
62.6
64.5
62.1
円/月
2,499
2,499
3,127
3,068
人/ha
22
22
14
16
一般家庭用使用料
処理区域内人口密度
類型
平均
全国
平均
(農集)
財政状態の健全性
事業別普及率
(1ヶ月20㎥当たり)
桑名市
項 目
−
5.8
施設の効率性
総収支比率
%
142.1
137.9
131.7
132.2
経常収支比率
%
142.1
137.9
131.8
132.3
事業別資金不足比
率
%
−
−
58.3
31.2
利子負担率
%
−
−
2.3
−
自己資本構成比率
%
−
−
54.7
−
%
−
−
99.5
−
有収率
%
100.0
100.0
92.0
92.8
固定資産対長期資
本比率
水洗化率
%
94.7
96.2
80.6
81.3
処理区域内人口1人当
たりの地方債現在高
千円/人
処理区域内人口1人当
たりの基準外繰入金
円/人
経営の効率性
使用料単価
円/㎥
154.2
148.9
148.0
143.6
汚水処理原価
円/㎥
256.6
250.0
293.2
280.5
汚水処理原価(分流式下水道
等に要する経費控除前)
円/㎥
586.4
596.6
532.2
510.8
円/㎥
256.6
250.0
186.2
184.7
円/㎥
0.0
0.0
107.0
95.8
1
%
60.1
59.5
50.5
51.2
0.8
%
26.3
25.0
27.8
28.1
0.6
%
441
425
5,883
501
502
9,554 10,534 10,756
事業効率性の類型平均、全国平均との比較
施設の効率性(有収率)
汚水処理原価
(維持管理費)
汚水処理原価
(資本費)
経費回収率
経費回収率(分流式下水道
等に要する経費控除前)
経費回収率
(維持管理費)
60.1
59.5
79.5
77.7
処理区域内人口1人当たりの
管理運営費(汚水分)
円/人 26,090
24,572
22,334
22,076
処理区域内人口1人当たりの
維持管理費(汚水分)
円/人 26,090
24,572
14,182
14,539
処理区域内人口1人当た
りの資本費(汚水分)
円/人
0
0
8,152
7,538
1.4
投資の効率性
(水洗化率)
1.2
経営の健全性
(経費回収率)
経営の効率性
(参考)
分流式下水道等に要
する経費を控除する
前の経費回収率
汚水処理原価
(分流式下水道等に
要する経費を控除する前)
職員1人当たりの処
人/人
0
0
3,163
2,997
団体
類型平均
全国平均
理区域内人口
※類型平均を1とした場合の類型平均及び全国平均との比較
職員給与費対営業収
%
0.0
0.0
13.4
14.1
※「経営の効率性」については、外側ほど効率性が高い(汚水処理原価が低い)
益比率
(注1)類型平均及び全国平均値は平成22年度
(注2)類型とは、有収水量密度区分:2.5千㎥未満、供用開始後年数15年∼25年の団体
経 営 状 況
資 本 的 収 支
収 益 的 収 支
項 目
収 入
22年度 23年度 増減額
増減率
(%)
百万円
132
120
△ 12
△ 9.1
料金収入
百万円
39
36
△ 3
△ 7.7
繰入金
百万円
83
83
0
0.0
百万円
93
87
△ 6
△ 6.5
支払利息
百万円
29
27
△ 2
△ 6.9
減価償却費
百万円
−
−
−
−
職員給与費
百万円
0
0
−
−
百万円
39
33
支 出
収
支
差
引
項 目
収 入
22年度 23年度 増減額
増減率
(%)
百万円
19
26
7
36.8
地方債
百万円
0
0
−
−
繰入金
百万円
19
26
7
36.8
百万円
59
60
1
1.7
建設改良費
百万円
1
2
1
100.0
元金償還金
百万円
58
58
0
0.0
百万円
△ 40
△ 34
百万円
△ 1
△ 1
支 出
収
△ 6 △ 15.4 収
- 102 -
支
差
支 再 差
引
引
6 △ 15.0
0
0.0
7
合併処理浄化槽設置整備事業補助金交付
(1)
概要
衛生的な生活環境を実現するため、高度成長期からトイレの水洗化を目的とした単独
処理浄化槽が普及しました。しかし、単独処理浄化槽では処理されないトイレ以外の炊
事、洗濯、風呂等からの雑排水は、生活排水全体の有機汚濁のうち70%以上を占めると
いわれています。水環境を守ることを目的として、平成13年から単独処理浄化槽の新設
は禁止され、既に設置されている単独処理浄化槽の使用者はし尿と生活雑排水を併せて
処理する合併処理浄化槽への転換に努めるものとされました。
桑名市においては、公共下水道及び農業集落排水認可区域外を対象として、し尿と生
活雑排水によって生じる公共用水域の水質汚濁を防止し、生活環境の保全と公衆衛生の
向上を目的として合併処理浄化槽設置者に対して補助金の交付を行っています。
①
事業の変遷
平成13年4月
合併処理浄化槽設置者への補助の開始
(下水道認可区域外・農業集落排水認可区域外)
②
合併処理浄化槽設置補助金額
補助対象区域
下水道認可区域外・農業集落排水認可区域外
設置対象建築物
10人槽以下
浄化槽の大きさ
専用住宅・併用住宅
補
助
金
5人槽
332,000円
6∼7人槽
414,000円
8∼10人槽
548,000円
※ 併用住宅:主 に 居 住 の 用 に 供 す る 建 築 物 又 は 延 べ 床 面 積 の 2 分 の 1 以 上 を 居 住
の用に供する建築物
③
実績
平成23年度事業費
46,330千円
- 103 -
上下水道事業年報
平成23年度
発 行 平成24年10月 発行所 桑名市上下水道部 業務管理課
桑名市多度町多度一丁目1番地1
(電 話) 0594( 49)2057
(F A X) 0594( 48)3585
(E-mail) [email protected]
(ホームページ)
http://www.city.kuwana.lg.jp/
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