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「アクションプラン(案)」へのご提案に対する環境審議会の考え方
第 55 回環境審議会 資料 7 「アクションプラン(案) 」へのご提案に対する環境審議会の考え方 NO. ご提案の概要 環境審議会の考え方 第二次町田市環境マスタープランの基本 「第二次町田市環境マスタープラン」につ 目標の上位に大目標として「環境首都まち きましては、環境審議会での審議を行っ だ」を目指すことを宣言する て、町田市の望ましい環境像を設定し、こ れを実現するために5つの基本目標を掲 1 げ、それぞれの基本目標ごとに指標として の達成目標を置き、施策を挙げるという体 系を決定しております。 環境市民サポーターの設置 環境への取り組みは市だけで行うのでは アクションプランを行政と協働して、環境 なく、市民や事業者の方の協力が不可欠で 2 (仮 施策の企画立案・施行を推進する「環境市 すので、取り組みを進めていくために、 民サポーター」の設置を要望する。 称)環境懇談会をつくってどのような形が いいか、ご意見をいただきながら検討すべ きと考えます。 3 「まちだ環境大学」設置の検討 町田市の今後の検討課題とすべきと考え あらゆる環境問題に取り組む機関として、 ます。 市民・事業者・大学・行政が協働して設立・ 運営・管理し、市民大学や中央公民館等の “環境関連講座”を統括した内容として研 究や議論を深め、あらゆる生活シーンにお いて環境学習の実行を可能にし、行動・協 働する市民づくりを目指す。 4 「環境地区住民協議会」の設置 町田市の今後の検討課題とすべきと考え 町内会・自治会、地域のまちづくり組織や ます。 環境関係団体等のメンバーや個人などに よる、環境問題全般を考え実行する組織を 設置し、上記3,4の事業や活動と連携し、 小中学校の環境学習のコーディネート、エ ネルギー問題などに取り組むものである。 5 「まちだ野外博物館」の設立の検討 現在町田市では、北部丘陵の活性化事業を 北部丘陵地域一帯を野外博物館として自 進めています。一方で生涯学習センターな 然公園のように設定し、文化分野の歴史・ どの生涯学習の場を広げていく取り組み 芸能・工芸・食、産業分野の農業・林業や も行われております。ご提案につきまして ご提案の概要 NO. 環境審議会の考え方 里山・谷戸、自然分野の生物・植物等につ は、多角的総合的な取り組みとして、今後 いて、誰もが”環境学習“可能な機関とす 研究、検討していくべきと考えます。 る。地域の人が博物館の要員として得意分 野を担う。 6 「町田リサイクル文化センター」の充実 ごみの減量や資源化は大きな課題であり、 ”ゴミ“”エコ“”リサイクル“について より一層力を入れていかなければならな 「町 は、町田リサイクル文化センターの機能の いと思います。現在でもご希望の方に、 充実が必要。ガイド(学芸員に相当する知 田リサイクル文化センター」の見学の際の 識保有者)が常駐してだれもが学習でき、 説明等のガイドを行っておりますが、今後 活動団体の交流と情報交換の場とする。” もごみの減量や資源化について啓発して ゴミアーティスト“”リサイクルアーティ いく場として、工夫しながら活動を広げて スト“と協働して日本初のリサイクル・ア いくべきと考えます。 ートフェスティバルを野外で開催してほ しい。 7 各地域で「まちだグリーンマップ」の製 「市民協働による環境マップの作成」は、 作・配布 市内の環境に関する情報を地図上で見ら 5-〔2〕重点事業 26「市民協働による環 れ、環境への意識を高められるようなもの 境マップの作成」をグリーンマップ*とし を、市民協働で作成するというもので、グ て作成してほしい。地域住民と子どもが一 リーンマップとしての作成を否定するも 緒にまち歩きをして作成、各地域で作成さ のではありません。事業を展開する際に、 れたマップ情報を後日まとめ、町田全市域 どのような地図をどんなやり方で作って の「グリーンマップ」にまとめ印刷し、全 いくか、ご意見を参考に、よく検討して作 家庭に配布する。 * 成していくべきと考えます。 市民によって環境に関する情報を、世界共通のア イコン(絵文字)で表示した地図を作る活動 8 公営「レンタ・サイクル」の研究・開発 ご指摘のように、自転車の走行の安全性が フランスのパリ市で 2007 年に導入した 確保できる自転車走行レーンの整備など “レンタサイクル・システム”に習って公 が前提になると思われます。「アクション 営の“レンタ・サイクル”の導入を提案し プラン(案)」45 ページ掲載の重点事業 たい。町田市らしい自転車の研究・開発を 20 では、自転車レーン設置を掲げており 「まちだ環境大学」にしてもらう。自転車 ます。距離は短いですが、場所を選定し、 走行できる自転車専用道路を整備しない 有効な活用につなげていきたいと考えま と成果は出ないと思われるので、整備計画 す。自転車の事故が増え、自転車のマナー を早く策定すべき。 も問題になる中、自転車運転教室や交通安 全教室を行うなど、自転車の乗り方につい NO. ご提案の概要 環境審議会の考え方 て啓発し、駐輪場などの整備を進めるな ど、まずは自転車走行環境の改善を行って いきたいと考えています(4-〔1〕-施策 ⑤「自転車利用環境の整備を進めます」) 。 その上で、町田市のレンタ・サイクルにつ いて、研究すべきと考えます。