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ドッヂビー大会 ルールブック(PDF:96KB)
第7回荒川区 ドッヂビーチャレンジ大会 ルールブック 荒川区スポーツ推進委員会 *予選リーグ* ・各チーム3試合行う(申込状況により変更あり) ・勝ちチームは、勝ち点3 ・引き分けの場合は、両チームに勝ち点1 ・負けチームは、勝ち点0 ・勝ち点が同じ場合は、得失点差で順位を決める ・相手が棄権した場合は、不戦勝となり得失点で+5Pt とする ・予選各リーグ上位チームが決勝トーナメントに進出 *決勝トーナメント* ・同点の場合は、延長戦を行う 1 用具 (1)使用ディスク ドッヂビー270モデルとする。 (2)チームでお揃いのユニフォームを着用する場合は、審判に見える大きさの番号が入っているもの を着用すること。 2 コート Bチーム外野 Aチーム内野 Aチーム外野 Bチーム内野 Bチーム 外野 Aチーム 外野 Bチーム外野 ※ ※ ※ ※ ※ 3 内外野の移動の仕方 Aチーム Bチーム Aチーム外野 2m 以上 センターラインの延長は2m以上 外野の外枠の制限はなし コートの大きさは、9m×18m(各部門共通) 壁は床と同じ扱い 外野内野間の移動は、中央のコーンをまたがなければならない (相手チームの内野・外野は通らない)。 チーム (1)1チームの人数 大会における1チームの登録人数は13名∼20名とする。 (2)1ゲームのプレーヤー人数 1ゲームに出場するプレーヤーは1チーム13名とする。ただし、13名に満たないチームはその 人数をプレーヤーとする。前半後半の交代はできるが、ゲーム途中のプレーヤーの交替はできない。 また、14名以上を登録したチームで、ケガやその他の理由により、審判がプレー続行不可能と判断 した場合は、交代のプレーヤーを出場させることができる。なお、ゲームごとにプレーヤーを交代す ることができる。登録されたプレーヤーは、前後半どちらかに必ず出場する。 4 ゲーム時間 (1)1ゲームの時間 前半3分30秒・交代2分・後半3分30秒 2ゲームマッチ 5 勝 敗 (1)勝敗の決定 時間内に相手の内野に一人もプレーヤーが残ってない状態。または、ゲーム時間経過後、より多く のプレーヤーが内野に残っているチームを勝者とする。内野に残っているプレイヤーの人数が両チー ム同数の場合は、引き分けとする。 6 ゲームの進め方 (1)ゲーム開始前 ○試合前に、あらかじめ外野に出るプレーヤーと前後半それぞれに出場するプレーヤー、控え選手を 決めておく。自分のチームの2試合前までに、各コートの待機場所に集合する。 ○試合開始時間に対戦するチームがいなければ、そのチームは不戦敗となる。 ○試合開始時間に選手がそろわない場合は、そのまま試合を始める。途中で選手がそろっても、 前半終了までコートに入れない。後半からの参加は可能。 (2)ゲームスタート開始時の内野・外野の配置 ゲーム開始に先立ち、各チームは内野・外野のそれぞれの配置人数を決めておく。 配置人数は外野は常時1名以上、内野は開始時1名以上とする。 外野は、縦方向及び横方向(左右)のどこに何人配置してもよい。 (3)ゲームの開始(フリップ) 両チームセンターコートに沿って並ぶ。代表がジャンケンをして、負けた代表者がディスクをフリ ップする。ジャンケンに勝った代表者は、そのディスクが空中にあるとき、ディスクのどちらの面 が上になって地面に止まるかを推測し、「おもて」または「うら」のコールをする。そのコールが 当たった場合は、そのチームが、ゲーム開始時の自陣コートかディスクの所有権かのどちらかを先 に選べる。コールがはずれた場合は、相手チームが先に選ぶことができる。 ゲームは大会本部の合図により開始する。 (4)ディスクのキャッチ ○片手または両手でディスクをつかんでいる状態 ○ひざや腕など、体の一部でディスクをはさんでいる状態 (5)アウトとなる場合 内野プレーヤーは相手チームのプレーヤーがノーバウンドで投げたディスク(故意による顔面及び 頭部への攻撃は禁止)により、以下の場合アウトとなり、速やかに外野に移動しなければならない。 ○ディスクをキャッチできずにディスクが身体、ユニフォーム、その他身に付いている物に触れた 後、地面に落ちた時。 ○ディスクをキャッチできずにディスクが身体、ユニフォーム、その他身に付いている物に触れた 後、相手チームのプレーヤーにファール無くキャッチされるか触られた時。 ※上記により1回のスローで、同一チームの内野プレーヤーが連続でディスクに触れた場合は、そ のプレーヤーすべてがアウトとなる。 (6)アウトとならない場合 内野プレーヤーは以下の場合にはアウトにならない。 ○内野プレーヤーが一度取り損ねたディスクをノーバンドでファールなく味方のプレーヤー(内外 野は問わない)がキャッチした時。但し、その味方のキャッチがファールの場合は無効となり、 ディスクの所有権も相手へ移動する。 ○相手チームのスローワーがスロー時にファールをしていた時。 (7)内野に入る権利 外野プレーヤーは、相手チームの内野プレーヤーをアウトにすることにより内野に入ることができ る。但し、外野が1人の場合は、相手チームの内野をアウトにしても内野には入れない。 ※ゲーム開始時に外野に配置されたプレーヤーは、相手チームの内野プレーをアウトにしなければ、 内野に入れない(最初から外野にいるプレーヤーも、相手チームの内野を当てなければ内野に入 ることができない)。 (8)内野に入る権利の消滅 外野プレーヤーが相手内野プレーヤーをアウトにしても以下の場合は内野に入ることができない。 ○アウトを取ってから内野に入る前にディスクに触れた時。 ○アウトを取ってからすぐに自分の内野に入らなかった時。 ※あえて外野にとどまることは可能であるが、時間をおいて内野に入ることはできない。 (9)内外野の移動 プレー中、内外野を移動する時は、相手陣地を通ることはできず、センターラインとサイドライン の交差する点(中央コーンの上)から通過しなければならない。 内外野を移動するプレーヤーがプレーの妨げになった場合、プレーはすぐに中断され、両チームの 準備が整い次第プレーを再開する。 内外野を移動するプレーヤーが原因で、相手チームに不利が生じた場合、そのプレーは無効となり ディスクの所有権は、そのプレー直前の状態に戻す。 (10)ディスクの所有権 ○静止したディスクの所有権 どのプレーヤーもキャッチしなかったディスクは、ディスクが静止したコートのチームにその所 有権となる。 ○動いているディスクの所有権 ディスクが地面を転がったりすべったりしている場合は、そのディスクが完全に自陣コートに入 っている状態のときにとることができ、そのプレーヤーが所有権を得る。ただし、自陣コートで あっても内野プレーヤーが外野にあるディスクを取ったり、外野プレーヤーが内野にあるディス クを取ることはできない。 ○空中にあるディスクの所有権 空中にあるディスクはルールに違反しない限り、どの時点で触れたり、キャッチしたりしても良 く、キャッチしたプレーヤーがそのまま所有権を得る。 ○同時キャッチの所有権 空中にあるディスクをそれぞれのチームのプレーヤーが同時にキャッチした場合、同時キャッチ 直前にディスクに触れたプレーヤーの相手チームのプレーヤーがディスクの所有権を得る。 ○ライン上のディスクの所有権 ライン上のディスクは、最後にディスクに触れたプレーヤーの相手チームの所有権となる(触れ るとはキャッチミス、当たるなど全ての行為)。 (11)スポーツマンシップ アウトになった場合、自分から率先して外野に出る。 (12)ゲームの終了(前半・後半) ○ゲーム終了後、外野プレーヤーはその場に座る。 ○内野プレーヤーは、センターラインに整列する。 ○内野プレーヤーの数を主審と副審が確認後、主審の呼びかけで外野プレーヤーも整列する。 ○勝敗と得点の確認を主審が行う。 7 ファール (1)ファールの処理 ○ファールが発生した場合、ディスクの所有権は相手チームに移動する。 ○ファールを犯すと同時に行ったプレーの結果、ディスクの所有権が相手チームに移動していた場合、 プレーはそのまま続行する。 ○ファールを犯したチームがそのままディスクを所有していた場合、プレーは一時中断され、ディス クの所有権を移動された後、プレーを再開する。 (2)内野同士のパスの制限 同一チームで内野同士のパスはファールとなる。パスとは一度キャッチしたディスクを手放した後、 別のプレーヤーがキャッチするか、または直接手渡すことを指す。 (3)外野のパスの制限 同一チームの外野同士または外野と内野でパスする場合、必ずコートのいずれかのライン上を2回 ディスクが通過するよう投げなければならない。ライン上をディスクが通過しないパスはファールと なる。 ※センターライン上のコーンをまたいでパスを行う場合、ディスクはコーンの内側(コート側)を 通らなければならない(外野にはセンターラインがないため)。 (4)オーバーラインスロー ディスクを投げる時、ラインを踏むとファールとなる。また、スローの時の勢いでラインを踏み越 したり、ジャンプしてスローした後ラインを踏み越した場合もファールとなる。 (5)オーバーラインキャッチ ディスクをキャッチする時、ラインを踏んだり、踏み越すとファールとなる。ジャンプをして空中 でキャッチした後に着地する時、または走りながらキャッチした時もラインを踏んだり踏み越すとフ ァールとなる。 (6)オーバーコート 相手コート内にあるディスクまたはライン上にあるディスクに触れるとファールになる。ただし、 空中はこれに含まれない。 (7)タッチング 試合中、故意に相手チームのプレーヤーに触れるとファールとなる。また、相手チームのプレーヤ ーが所持している、または触れているディスクに触れるとファールとなる。 (8)頭部及び顔面への攻撃の制限 故意による頭部及び顔面への攻撃は禁止。 (9)反則スロー フォアハンドスロー・バックハンドスロー以外は全てファールとなる (ディスクの表面が必ず上面になること) 。 上投げは禁止とする。 (10)スポーツマンシップ ファールを犯した場合、速やかに相手チームにディスクを渡す。 (11)アウト・オブ・コート 守備側のプレーヤーがディスクを避けた時などにラインを踏むまたは踏み越した場合、 ファールとなり、ディスクの所有権が相手側に移る。 (12)アウト・オブ・ライン 攻撃側のプレーヤーがラインを踏むまたは踏み越した場合、ファールとなり、ディスクの 所有権が相手側に移る。 (13)5 秒ルール 投げることが可能な体勢に入ってから 5 秒以内に投げなければ、ファールとなり、 ディスクの所有権が相手側に移る。 8 警 告 ○遅延行為 プレーヤーや監督が故意にプレーの進行を遅らせる行為や時間稼ぎと思われる行為をした場合。 ○コート外でのプレー プレーヤーは、自分がいなければならないコート以外の場所に位置してはならない。(相手コート、 内野プレーヤーは内野、外野プレーヤは外野以外の場所) これを意図的に行った場合、また、著しくゲームの進行に影響を与えた場合。 ○迷惑行為 プレーヤーや監督が他人に迷惑を与えるような行為を行った場合、または、ゲームや大会の運営に 支障をきたす行為を行った場合 ※審判の指示に従わない場合は、1 ポイント減点とする。 9 審判 (1)配置例 ○人数 主審1名、副審1名、線審2名 ※右図を参照 線審 副審 主審 線審 10 その他 (1)ファール時等のディスクの所有権の移動方法 ディスクを一旦審判に渡し、審判から所有権の発生したチームの内野プレーヤーに渡します。なお、 両チームに有利・不利の状況が発生なく、ファールを犯したチームから相手チームの内野へディスク の所有権が移動した場合には、そのままプレーを続行する。 【Q&A】 ・ 相手が投げたディスクをキャッチしたが、キャッチした瞬間地面にディスクが当たっている。 → セーフ。 ・ 内野でディスクをキャッチした後、コートから出てしまった。 → セーフだが、相手にディスクの所有権が移る。 ・ 外野にいて、相手チームの内野を当てたが、あえて外野にとどまった。 → 外野にとどまるのは可能だが、再び相手チームの内野を当てないと、中には入れない。 ・ 地面に転がっているディスクを止めたが、ライン上で止まってしまった。 → ディスクを止めたプレーヤーの、相手側のディスクの所有権になる。 ・ コート内でディスクに当たり別の味方がキャッチしたが、キャッチした際にラインを踏んでいた。 → ラインを踏んでキャッチしているためファール(キャッチは無効)となり相手チームにディスクの 所有権が移行する。また、ディスクに当たったプレーヤーはアウトとなり、外野に移動する。