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Ⅴ 飼料の自給率の向上に関する事項 1 飼料需要見込量(目標年度) (注
Ⅴ 飼料の自給率の向上に関する事項 1 飼料需要見込量(目標年度) 粗飼料 給与率 区分 乳 牛 粗飼料 自給率 都道府県内産飼料から 供給されるTDN量 1頭当たり 年間必要 年間必要TDN量 TDN量 ③=①×② うち うち うち うち 良質 低質 良質 低質 ② ④ ⑤ ⑥ ⑦ 頭数 ① 粗飼料 うち 良質 ⑧= ③×④×⑥ うち 低質 ⑨= ③×⑤×⑦ 計 ⑪= ⑧+⑨+⑩ 濃厚 飼料⑩ 飼料 現在の 自給率 飼料 備考 ⑫= 自給率 ⑪/③ ⑬ 頭 kg kg % % % % kg kg kg kg % % 成牛 7,300 4,798 35,025,400 60 0 79 0 16,574,714 0 56,257 16,630,971 47 42 育成牛 3,200 2,174 6,956,800 60 0 79 0 3,292,096 0 0 3,292,096 47 42 計 10,500 19,866,810 0 56,257 19,923,067 47 42 繁殖雌牛 4,450 1,328 5,909,600 60 25 80 100 2,836,608 1,477,400 0 4,314,008 73 67 550 1,193 656,150 60 25 80 100 314,952 164,038 0 478,990 73 67 3,151,560 1,641,438 0 4,792,998 73 67 育成牛 計 肉 肉専 用 用種 牛肥 育 乳用種 牛 交雑種 41,982,200 5,000 6,565,750 8,400 2,432 20,428,800 1 10 20 27 41,388 559,442 0 600,830 3 2 5,100 2,928 14,932,800 1 10 20 20 30,254 298,656 1,832,813 2,161,723 14 1 4,400 2,598 11,431,200 1 10 20 20 23,159 228,624 464,534 716,317 6 1 計 17,900 46,792,800 94,801 1,086,722 2,297,347 3,478,870 7 1 合計 33,400 95,340,750 23,113,171 2,728,160 2,353,604 28,194,935 30 24 (注)1.区域ごとに記載する必要がある場合にあっては、区域ごとに記載すること。 2.①の頭数は、年間平均常時飼養頭数を記載すること。 3.育成牛は、繁殖用に供する目的で飼養しているもので繁殖雌牛以外のものをいう。 4.供給TDN量については県外に供給される分も含む。 - 11 - 2 飼料給与 (1)飼料給与 現在 粗飼料 牧草類(良質粗飼料) 都 稲発酵粗飼料(WCS) 道 野草 府 稲わら 県 その他 内 濃厚飼料 産 飼 飼料用米 料 エコフィード等 その他 合計 粗飼料 都 道 輸入品 府 濃厚飼料 県 飼料用米 外 エコフィード等 産 輸入品 飼 料 合計 目標 TDNkg 20,784,218 19,251,001 722,900 4,250 1,509,600 19,367 73,139 0 73,139 0 TDNkg 25,841,331 23,113,171 1,569,984 8,500 2,698,410 21,250 2,353,604 2,280,465 73,139 0 20,857,357 28,194,935 12,408,615 12,408,615 52,880,643 0 82,714 52,797,929 10,076,085 0 57,069,730 0 82,714 56,987,016 65,289,258 67,145,815 (注)1.都道府県全体の数値を記入すること。 2.食料・農業・農村基本計画における平成32年度の粗飼料自給率は100%を目標としているため、これとの整合性を図る観点からすれば、上表の中の 粗飼料のうち輸入 品の目標は、ゼロとすることが望ましい。 (2)具体的措置 県内から発生する食品残さ等のうち、飼料として利用可能な資源については、安全の確 保を第一に、排出業者と利用者の連携の推進を図るものとする。 また、県内で生産される飼料用米の活用を進めていくために、周年供給のための保管施 設及び流通体系の整備を進める取組を推進するとともに、適切な飼料設計と飼養管理技術 の普及を図るものとする。 - 12 - 3 飼料供給計画 (1)飼料供給計画 区 域 名 田 区分 飼料作物 作付面積 (ha) 1,210 飼料作物の作付面積 畑 稲発酵 普通畑 牧草地 粗飼料 (WCS) 152 1,620 950 現在(平成20年) 放牧面積 小計 田 ② 畑 24.0 5.0 13.0 162,465 120.0 25.0 計 ① 林地 区 域 名 田 区分 飼料作物 作付面積 (ha) 1,450 4,089 70,549 41,610 計 29.0 26.0 3.0 71.0 15.0 4,563 19,251 17.6 4.3 2.7 4.4 4.4 4.3 0.5 0.5 0.5 0.6 0.6 0.5 0.6 0.5 0.1 0.1 0.1 0.5 300 1,680 950 計 ① 林地 1,570 10,169 目標(平成32年) 放牧面積 小計 田 ② 野草地 23.6 1,510 稲わら 畑 その他 計 4,080 25.0 10.0 190,732 125.0 50.0 5,021 23,113 18.4 8.5 8,880 80,612 45,790 1.7 4,800 ソルゴー 13.5 イタリアン 10.7 0 WCS 20.8 播種 0 牧草 12.9 稲ワラ 37.0 8,845 飼料作物の作付面積 畑 稲発酵 普通畑 牧草地 粗飼料 (WCS) 21.9 960 飼料 供給地 乳牛換 飼料用 面積 算1頭 備考 米作付 ③=① 当たり け面積 +②× ④ 0.1 (a) TDN% 3,812 0 トウモロコシ 26 19.1 723 野草地等 面積(ha) 生産量 64,330 (t) 全 域 生産量の TDN換算量 7,924 (t) 10a当た 4.4 り生産量 (t) 10a当た 0.5 りTDN量 (t) 稲わら その他 3,780 野草地等 面積(ha) 生産量 50,306 (t) 全 域 生産量の TDN換算量 5,844 (t) 10a当た り生産量 4.2 (t) 10a当た 0.5 りTDN量 (t) 野草地 35.0 30.0 35.0 5.0 105 25.0 26.9 2.9 3.0 4.8 4.8 4.7 0.5 0.5 0.5 0.6 0.6 0.6 0.6 0.1 0.1 0.1 1,556 8,580 30 2,698 TDN利用 率85% 飼料 供給地 乳牛換 飼料用 面積 算1頭 備考 米作付 ③=① 当たり け面積 +②× ④ 0.1 (a) TDN% 4,084 500 トウモロコシ 26 19.1 ソルゴー 13.5 イタリアン 10.7 3,300 WCS 20.8 播種 2,280 牧草 12.9 稲ワラ 37.0 0.7 0.5 TDN利用 率85% (注)1.TDN換算量の諸元を備考欄に記入すること。 2.稲わらの面積の欄は利用面積、生産量の欄は飼料としての利用量を記入すること。 3.④=③÷乳牛換算頭数(乳牛飼養頭数+繁殖雌牛飼養頭数×0.7+繁殖雌牛以外の肉用牛飼養頭数×0.1) 4.飼料用米の欄は、乳牛及び肉用牛への仕向量を推計し記入すること。 (2)具体的措置 ア 飼料自給率の向上 本県の優良草種・品種の導入、草地の計画的な更新等を通じた栽培管理技術の高位平準 化により飼料作物の単収の向上を図る。併せて、飼料生産に係る作業規模の拡大に伴う労 力の軽減及び低コスト化のために、地域の実情等に応じて飼料生産の共同化、飼料生産用 機械利用の共同化並びに、コントラクターの育成等を図り、労働時間の縮減に努め効率的 な飼料生産を推進する。特に、畜産ヘルパー組織の育成活用、TMRの生産供給など高能 率な生産体系の確立を図るため、組織運営に必要な作業量の確保、人材育成・確保など組 織管理運営体制の強化を図る。 良質かつ低コストな自給飼料生産を推進するとともに、有効な地域資源である稲わらの 飼料としての有効利用を図るために、農協、集落及びコントラクター等を単位とした組織 的な取組の下に、地域での飼料作物生産・流通システム等の確立を推進し、その他の未利 - 13 - 用・低利用資源についても利用の促進を図る。 また、耕畜連携の取組として定着している稲発酵粗飼料の生産に加え、飼料用米の栽培 についても推進していくこととし、水田を有効活用して飼料自給率の向上を図る。 イ 放牧の推進 本県は中山間地域が多いことから、小面積の水田や耕作放棄地等を活用した和牛放牧の 一層の拡大を図るため、衛生対策及び放牧地の維持・管理、地権者と和牛農家との連携支 援等の総合的な指導・支援体制を整備する。 公共牧場については、地域の飼養動向、利用農家のニーズ等を踏まえ、広域利用等によ り利用頭数の確保を図るとともに、各牧場の機能分担を図り効率的利用を推進する。 4 飼料基盤の確保等 (1)飼料基盤の造成・整備計画 現在の飼料基盤面積 区域名 全域 (単位:ha) 牧草地 950 飼料畑 2,830 その他 71 計 3,851 造成 目標年度までの事業実施予定面積 整備 牧草地 飼料畑 その他 487 34 計 521 (注)その他は、野草地や放牧に利用される林地等 (2)具体的措置 農地の流動化による土地利用の団地化・集積を促進するとともに耕種経営との連携強化 による転作田や水田裏利用による稲発酵粗飼料を始めとする飼料作物の生産拡大を推進す る。また、経営実態や畜種に考慮した草地の整備・活用することで飼料基盤の拡充を推進 する。 - 14 -