日本インターネットガバナンス会議 (IGCJ)って知ってる？

日本インターネットガバナンス会議
(IGCJ)って知ってる？
2016年4月15日 JANOG 37.5
JPNIC/IGCJ事務局 山崎 信
@syjpn23
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IGCJ Webサイト http://igcj.jp/
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なぜIGCJを立ち上げたのか
• インターネットの課題はより…
– 複雑化、グローバル化、影響が重大に、様々な
利害関係者が関与、政治問題化…
• 日本におけるインターネットガバナンスに
関する関心の低さ
• この状況に対処する活動が日本に存在しな
かった
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IGCJは何をするところ？
• 様々なステークホルダーが様々なインター
ネットの課題を議論するための場を目指す
• 主な活動
– 2ヶ月おきに会合を開催
– メーリングリストでの議論
• 既存の、およびテーマに特化した活動との
連携
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概要 (4月14日時点)
• 設立 : 2014年6月18日 (1年9ヶ月前)
• メーリングリスト購読者数: 244
• ミーティング参加者 : 30∼40名程度 (事務局スタッフ除
く)
– 主にインターネット技術／運営セクターと
ビジネス関係者
– 他に政府、教育機関など
• 開催した会合 : 通常12回、臨時1回
– http://igcj.jp/meetings/
• 「IGCJを考える会」メンバー : 4名
• 事務局はJPNICが担当
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主な話題
• IANA監督権限移管
• インターネットガバナンスフォーラム
(IGF)
• 国連、ITU方面
– WSIS+10など
• セキュリティ原則／ドキュメント
• ネットワーク中立性
• IGCJ自身の運営に関するもの
– 運営方針など
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IGCJを取り巻く関係者
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賛同者募集モデル
IGCJを場として使い意見集約する一つの方法
• IGCJとしての意見集約は困難という背景
• IGCJをプラットフォームとして意見発信に使う
一つの方法
IGCJ会合、
ML
意見書作成チーム（テーマごと）
有志
挙手
意見書
ドラフト
仲間集め
意見書
賛同者
リスト
外部
発表
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賛同者募集モデルの例
• セキュリティに対する考え • IANA移管に向けた意見提出
方／原則のドキュメント化
– IANA移管提案検討グループ
– インターネットに関するセ
キュリティに関する基本の
考え方
– マルチステークホルダー間
の議論のルート文書となる
ことを意図
– 2015年7月活動開始(当初メ
ンバー数16)
– 議論：IGCJ8および12
– 活動中
–
–
–
–
–
–
(ICG)からの意見募集への対応
(2015/7)
設立(2015/8)：当初メンバー
数：9
草案公開(2015/8/24)、意見募
集(∼9/2)
公開検討会議開催(2015/9/1)
賛同者募集(9/3∼8)
意見提出(9/8)：賛同者数 92名
http://igcj.jp/news/2015/09
09.html
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IGCJのこれまでの成果
• インガバに関して日本で最初の、誰でも参加でき
る活動
– 比較的高頻度（年6回）
• 様々な分野の方が参加（ビジネス、政府、学界、
利用者）
– より多くの、広範囲な方々の参加が必要
• IANA移管に関する意見提出活動は顕著な一里塚
• コミュニティ形成は未だ発達途上、しかしマルチ
ステークホルダーによるコンセンサス形成を念頭
に置いて前進中
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様々な課題例
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様々な課題例(グラフィカル版)
WSIS+10
IGF
Netmundial Initiative…
等
データプライバシー
ネット中立性
著作権
児童ポルノ…等
ガバナンス
自体
法・政策・
規制
人権
IANA機能監督権限移管
DNSセキュリティ
gTLDポリシー
IPv4在庫枯渇IPv6対応
広範囲の監視対策強化
…等
IXP
アプリ
DNS
ドメイン名
IPアドレス
プロトコル
回線
海底
ケーブル
エンタメ
セキュリティ
オンラインアクセス
モバイル
端末
ソーシャル
メディア
教育
報道・情報
業界・取引
政治
政局論
機構論
決め方
Governance
on the Internet
Governance
of the Internet
衛星
移動体通信
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JANOGerへの期待
• 新しい風
– 若者
– 突き抜けた人
• 問題提起・議論のキックオフ
– ゼロレーティングとか
– IGCJをプラットフォームとして使ってもらえ
れば…
• 皆さんの情熱・関⼼が、物事を動かします
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