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<海外紹介> 英国ノーサンブリア大学(ニューカッスル・ ポリテクニック)における情報図書館学教育 下 田 尊 久 1.はじめに 英国の大学は,1992年までユニバーシティ ポリテクニックは地方自治体予算による公立と とポリテクニックの二つの大学群に別れてい た。ユニバーシティは46校,ポリテクニック は37校を数え,前者がどちらかといえば研究 立大学を除き全ての大学が同じ国家予算によっ に重点が置かれているのに対し,後者はその創 クニックも校名に「ユニバーシティ」を使用す 設の目的から実践的な分野の教育がその特徴で る事が可能となり,同年秋にはユニバーシティ いった違いがあった。しかし現在は1校ある私 て運営されている1〕。さらに1992年の法律の 改正により,大学制度の一本化が図られポリテ あり,研究よりは教育に重点が置かれていた。 が倍増した。筆者は1990年から1992年まで 図書館学の領域では関連の学科をもつ大学 は,ユニバーシティ系7校,ポリテクニック系 ニューカッスル・ポリテクニック(現ノーサン 7校,カレッジ1校,その他の教育機関1校と なっていた。カレッジ1校を除きいずれも大学 籍し研究する機会を得,こうした変革期に遭遇 ブリア大学)情報図書館管理学科の大学院に在 した。そこでこの図書館学教育の体験からとく 院を持ち,より高いレベルの司書教育を行って にノーサンブリア大学を通して英国の図書館学 いる。また大学予算の財源から見ると,従来ユ 教育の実情について触れてみたい。 ニバーシティは国家予算によるいわゆる国立, 2.情報図書館学教育における大学の役割 “一 英国における司書教育は当初LAによるディ プロマ(大学院レベルのディプロマとは違う) 資格を与える2年コースSchoo1of Librarian− shipで行われてきた。その後1960年代にこの コースの母体が大学やカレッジヘと移り,現在 は国内の16校がその養成機関となっている (表1)。それらの情報図書館学関連の学科の半 数はポリテクニックであった。 図書館学教育を行っている学科名は, Librarianship and Information Studies Librarian Studies Library,Archive and Information Studies Library and Information Studies Information Studies Information Science Information and Library Management となっており,図書館学の歴史の変遷が感じ られる。大学等が司書の養成機関となったこと ノーサンブリア大学団害館 30 により,学歴を問わない資格試験の制度から, 大学図書館研究XLV(1994.12) 表1英国における図書館学問違の学科を持つ大学・カレッジ イングランド University of Central England in Bimingham(Birmingham Polytechnic) (Brighton Po1ytechnic) University of Brighton City University Leeds Metropolitan University (Leeds Polytechnic) LiverpooI John Moores University (Liverpool Polytechnic) Loughborough University of Technology Manchester Metropolitan University University of Northumbria at Newcastle (Manchester Polytechnic) University of North London (Po1ytechnic of North London) (Newcastle upon Tyne Po1ytechnic) University Col−ege London University of Shefield Ealing College of Higher Education ウェーノレズ University of Wales,Aberystwyth スコットランド Robert Gordon University (Robert Gordon’s Institute of Techno−ogy) University of Strathc1yde 」ヒアイノレランド Queen’s University of Belfast (Commonwealth Universities Yearbook,1993) *括弧内はいずれも1992年以降に名称変更した大学等の旧校名 学部・大学院での教育へと関心が移った。1967 3.ノーサンブリア大学(ニューカッスル・ポリ 年にCity UniversityでMSc in Information テクニック)における情報図書館学教育 Scienceのコースが,1969年にはウェールズ大 3.1 北東イングランドの大学群 学(Aberystwyth)でPost−Graduate 筆者の滞在したニューカッスル市は,北東イ Diploma in Librarianshipがスタートし,図書 ングランドと呼ばれる地方の中心にある。この 館職員の養成は,LAの認定試験による資格の 地域はスコットランドとの境界にあり,大学は 付与から学部さらに大学院における図書館学教 育へと発展していった2〕。すなわち司書の資格 ダーラム,ニューカッスル,ノーサンブリア, サンダーランドの4校である4〕。このうち情報 は,学士,大学院におけるディプロマ,修士お 図書館学関連の学科をもつのはノーサンブリア よび博士号等の学位の取得によるものへとその 大学1校である。ノーサンブリア大学は,前述 幅が広がり図書館側の質的レベルの要求の高ま のように1992年に旧ニューカッスル・ポリテク りと,学生の大学志向に弾みをつけた宮〕。取得 ニックが校名変更した大学である。1969年に できる学位は,学部教育においてはBAまた Newcast1e Co11ege of Commerceや他の技術 はBLibであり,ディプロマ・コースでは,Di− 系,芸術系の2つのカレッジとともに統合し pLibとなる。大学院教育では,MA・MScで あり,ウェールズ大学のみMLibの学位があ る。また研究コースではMPhilやさらにPhD NewcastIePolytechnicとなり,1974年には 教育系カレッジも加わった。3学部,1ビジネ が与えられる。 持つUK内では最大のポリテクニックの一つ ス・スクールを持ち,全学部で大学院コースを であった。1989年に経営母体がニューカッス ル市から政府機関であるポリテクニック・カウ 31 英国ノーサンブリア大学における情報図書館学教育 ンシルに移行された。中央図書館は,蔵書50 ような教養課程はない。 万冊のほかにEC(現EU)によるEuropean 書,報告書等を収集保存し企業などからの学外 第1学年は基礎学年ではあるが,全ての学生 が同じカリキュラムで専門科目の講義・実習等 を行っている。ノーサンブリア大学では「社会 利用者も多い。 における情報」,「情報・図書館サービスの運 3.2 ノーサンブリア大学情報図書館管理学科 行して「IT技術」や「コミュニケーションの この学科は,Department of Information and Library Management(DILM)が現在の 名称である。その歴史は1949年に設置された 熟が通年で組まれており,実際のレポート提出 ニューカッスル地域におけるLAのSchool of る。 Librarianshipに始まる。1971年に学科として 第2学年は引き続き全学生が同一のカリキュ ニューカッスル・ポリテクニックに誕生し, ラムで進むが,最終学年である第3学年になる と特定の習得科目はなくなり,プロジェクトに Documentation Centreを併設しECの公式文 営」,「情報処理」や「情報利用」等の理論と平 School of Librarianship and Information 方法」,「統計処理」等のテクニカルな科目の習 やディスカッションに活かすようになってい Studiesとなり,現在に至る。学科の規模は, よる研究,各自の卒論・口述試験の準備や,情 学科スタッフ数 15名 学生数 220名 (学部150名十Dip55名十大学院15名) 報関連機関での実習などが行われる。論文の提 教員一人当たり学生数 17.53名 英国の大学院教育は,課程コース(Higher となっている。この学科で設置されている Degree by instruction)と研究コース 出後,口述試験を受けて学士となる。 3.3.2 大学院教育 コースは以下のとおりである。 (Higher Degree by research)および,ディプ 学部コース: ロマ・コース(Postgraduate Diploma)があ ○the BA Information and Library Manage− ment る。またこれらのコースは,同学科の学部教育 との連動性はなく,図書館学の関連学科以外か Othe BSc Information and Communication Management(1994.9新設) マ・コースにおいては,学部教育の内容と重な ○the BSc Information Management with るものも見られる。 らの学生を多く期待しているせいか,ディプロ Languages and Information Technology (予定) A.The Postgraduate Diploma/MA−MSc 大学院課程コース: Information and Library Management Othe Postgraduate Diploma/MA−MSc (1)ディプロマ・コース in Information and Library Management Othe Postgraduate Diploma in Information 通常は1年コースでディプロマ(Diploma) が与えられるが大学院の学位とは違う。ノーサ ンブリア大学では34週(9か月)で講義・ゼミ ナール・実習・レポート提出などを終え,試験 を受けて修了する。またディプロマ取得が課程 and Records Management(1993.5新設) コースによる大学院修士課程(MA/MSc)の Othe Postgraduate Diploma/MA−MSc in Leaming and Resource Centre Manage− ment 大学院研究コース: 準備コースとなっていてここで得た成績で学位 Othe Research Degrees of MPhil and PhD in 論文を提出する基礎資格を得られる。ただし, Information and Library Management 在籍期間は2年を越えることはできない(表 2)。 3.3 情報図書館管理学科における教育 3.3.1 学部教育 英国の学部教育は3年が標準であり,日本の 32 ディプロマ 第1ブロック(15週) 第1ブロックでは,InformationinSociety, 大学図書館研究XLV(1994.12) 表2 ノーサンブリア大学情報図書館学科におけ 新のITについても習得するようになってい るディプロマ/MA−MScコースのカリキュラム る。IT関連の科目は通年で講義と実習を重ね BLOCK1 Information in Society ながら,レポート提出等にも応用され,さらに コンピュータを使った統計処理や電子メールに よるレポート提出なども課せられている。また Communication and presentation Strategic apProaches to management 学外の関連施設の見学や外部講師による講演が Systems planning&controI 年間スケジュールの中に組まれている引。 Date analysis for information management ディプロマ実習(4週): Information processing I ノーサンブリア大学では,図書館等での実習 Information technology I は当初第2フロックの中間に組み込まれていた が,講義内容との連動性を考慮し1991年から 第1ブロックの終了と同時に実施されている。 Information use I Work experience BLOCK2 実習先は出身地を含め国内各地に在り業種も, Information processing II 各種図書館,マスコミ,一般企業など幅広い。 Information technology II ディプロマ 第2ブロック(15週): Information use II 第2ブロックではIT関連の科目の他に研究 Options のための基礎的知識の習得を重視している,ま Adult leaming Advanced indexing Business information たオプションから最低4科目を選択して履修す るようになっている。 Children’s Iiterature ディプロマの取得: Collection policy and evaluation 各科目は,講義・ゼミ・実習・小論文で構成 Community librarianship され,成績は7項目にわたる5段階評価と,指 Data law and ethics 導教官による総合評価が加味される。ディプロ European information services market マの修了は,科目単位の評価と最終口頭試験の Information services to industry Libraries, leisure and the arts Management for preservation 結果を統合して審査される。 (2〕MA/MSc(14週)への移行 Management for education resource cen− ディプロマの一定レベルでの修了によって, treS Marketing information and1ibrary ser− 基礎資格を得て研究計画を指導教官とともに作 成し提案する。提案が許可されると指導教官の ViCeS 下で独立して研究を行い「学位論文」を提出す Princip1es of document provision る。論文は1万語程度とし,委員会で審査され Records management Seria1s management User education 口述試験を受けて修了する。在籍期間は6か月 間のみ延長できる。 Special module Research methods Integrated assignment このコースはThe Counci1’s Degrees of Dissertation Master of Philosophy and Doctor of Philoso− (STUDENT HANDB00K1992) B.研究コースMPhil/PhD phyと呼ばれ,修士号はMPhil,博士号は Communication and presentation,Strategic PhDである。これらの学位はポリテクニック 時代は学位授与のための国の学位審査委員会 apProaches to management,Systems plan− (CNAA)によって審査された6〕。研究の申請 ning&controlといった科目の他にData analysis,Information processing,Informa・ から学位取得までの期間は,MPhi1は最短で 18か月で33か月以内。PhDは最低で60か月 tion technology,Information useといった長 最長で72か月以内と定められている(表3)。 33 英国ノーサンブリア大学における情報図書館学教育 表3 研究コースにおける申請から学位取得までのルート 最低所要月数 最高所要月数 フルタイム(パートタイム〕 フルタイム(パートタイム) 0 ENROLMENT(申請) 0 3(6) REGISTRATION(審査・登録) 6(12) 1:1::;/M PhD 33(45) べ舳 PhD 18(36) 36(48) 60(72) (資料RESEARCH DEGREE COMMITTEE,CNAA,1990) 完全な研究コースで,独自の主題と研究計画 学の倍増による学卒者の大量生産ではなく,社 をCNAAの下部組織である小委員会に提出す 会の新しい環境や要求に対応するものであろ る。申請者は,指導教授とともに小委員会によ う。図書館学教育においては,今日の情報化社 る面接を受け,研究内容,研究計画,指導方法 についてディスカッションを行い審査される。 会と呼ばれる環境で,レコード・マネージメン トといった記録媒体の多様化にあわせた新しい 申請の可否が決定されると登録されDirector 情報管理の科目を取り入れている。W.L.ザン of Studiesと呼ばれる指導教授のもとで定めら ダースによれば,こうした図書館学における視 野の広がりの必要性は1970年代初めに言及さ れており,とくに図書館員のリカレント教育で れた期限内に研究をまとめ学位論文を提出す る。また必要に応じて,Extemalsuperviser と呼ばれる研究テーマに関連のある指導教官 が,他大学から指名されその指導を受ける。 は,既存の知識をupdateなものにすることや 専門家的な主題研究と同時に,本当の意味で必 研究のユニーク性が必須であるが,MPhil は研究手法の習得にその重点がおかれ,PhD 要な新しい知識とは「マネージメントの技術」 はその独創的な成果がとくに重要となる。「移 摘している刊。日本の大学基準協会による「図 行」の制度は,博士課程に在籍しながら一旦 MPhi1取得の修士課程でスタートするもので 書館・情報学教育基準」(1977)においても 1年以内に博士コースヘの変更申請をし,移行 その新しい技術に重点が置かれているように思 われる。これに対し,英国の図書館学教育は, した場合は2年以内にPhDの論文を提出しな をどう意識し,適応する力を持つかであると指 「システム管理」という項目は見られるが目〕, ければならない。移行時には研究成果の中間報 告を提出するがこのレポートでの修士の学位取 「コスト・パフォーマンス」のような経営サイド 得はできない。このコースでの在籍期間中に講 いは「知識のマネージメント」といった角度か 義を受ける義務は全くないが,フルタイムの学 らのアプローチがより重要視されている。 生は最低週35時間,パートタイムの学生は週 2時間の拘束を受ける。社会科学系の分野で は,論文はMPhi1で2万語,PhDで4万語で の角度や,「情報資源のマネージメント」ある 5.おわリに 今日情報をマネージすることがますます注目 あり,3名の審査委員(内1名は指導教授)に よって査読され,口述試験において議論され され,われわれ司書の目,技術,経験を活用す る。この研究成果についてのディスカッション よってますます司書のインフォメーション・ス は,MPhi1で1時間,PhDで2時間が標準と ペシャリストとしての役割が求められていると されている.審査の結果によっては一部論文を 考える。英国図書館学における実学教育は, 修正し,最終提出を行う。 る場が広がっている。同時に情報量の肥大化に LAによる司書資格付与のための教育の時代が 終り,学部・大学院教育による司書養成が定着 4.情報図書館学教育における新しい模索と挑戦 現在英国で行われている教育改革は,単に大 34 しつつある。とくに大学院教育は他分野での学 卒者,成人,留学生の入学を積極的に進めてい 大学図書館研究XLV(1994.12) る。図書館学の内容も実践に即する実学教育を 重視しながら,ハウスキーピング技術ばかりで はなく社会環境が求める情報のマネージにその 重点が置かれていることから必ずしも単なる 「図書館司書」の枠にとらわれていない。以上 のことから英国における図書館学教育がとくに 先進的であるとは思わないが,日本におけるそ の教育を考える上で参考になる点は多いと感じ 6)CNAA:The Counci1for Nation1Academy Awardsは,独自に学位授与の権限を持たな い大学やカレッジ等の申請に基づき,学位を 与える機関である。これに対し,ユニバーシ ティは,その大学名で学位授与が行える権限 を持っていた。大学の学部教育や大学院にお ける学位の取得方法についてはプリティッ シュ・カウンシルに詳しい資料がある。 7)W.L.ザンダース‘‘専門教育:次の1O年間へ た。 の挑戦”r英国における学術情報と図書館』 キース・バrモーリス・ライン共編,日本学 (本稿の一部は,平成5年8月6日 札幌医 術振興会,1978,p97−109. 科大学で開催された「北海道地区大学図書館職 員研究集会」で発表したものである。また, 1992年以降の大学状況は,ノーサンブリア大 学Dr.M.H.ハイネ教授,写真は,サンダーラ ンド大学奥村圭子助教授の協力を得た。) 8)裏田武夫,r図書館学の創造』,日本図書館協 会,1987. 参考文献 1)Harrold,Ann“Schools of Librarianship’’ Libraries in the United Kingdom and the Repub1ic of Ireland 1988,London,The 注記 Library Association,1988,p151−154. 1)1976年創立のUniversity of Buckinghamは 政府の補助金を受けていない日本でいう私立 ship,’B〆κ∫ゐ五心m肋m∫あφ oma ∫mカm〃ακom 大学に近い大学である。 ∫c{emce J966一ユ970. 1972, pp268−291. 2)Jones,Derek“Education and Training” B洲∫ん〃凸mれαm∫励ma∫物mmκ0m肌肋 エ98エーエ985,Vo1.1.1988,pp230−258. 3)New P.G.“Training and Education for Li− brarianship and Information Science” 3州5乃〃かm肋m∫物ma∫物m吻〃0m∫C水 2)Saunders,W.L.‘’Education for Librarian− 3)Stratton, Carol Postgraduate Study in Britain95,Reed Information Services,1994. 4)The Library Association,“Education for library and information science”五心mパe∫ 伽6∫肋mmκom加B〆勿肋,LA,1992,p47− 5)Association of Commonwealth Universities, emceユ97エーユ9π, 1977,pp102−111. Commonwealth Universities Yearbook1993, P.G.Newによれば,1980年以降LAのディ vo1.3.P−Z,pp2671−2672.1993. プロマ認定者数はゼロとなっている。 4)古都ダーラム市にあるダーラム大学はその歴 6)Students’Handbook,Postgraduate Diploma/ MA−MSc Information and Library Manage− 史が古くオックス・ブリッジと同じ学寮制度の ment,University of Northumbria at Newca− 伝統を持つ名門である。ニューカッスル市に はニューカッスル大学とノーサンブリア大学 がある。ニューカッスル大学は,ダーラム大 学の分校としてスタートした大学であるが, 現在は総合大学でありとくに農学部・医学部が stle, 1992. 大きい。ニューカッスル市に隣接するサン ダーランド市には英国日産をはじめ1OO以上 and Design,NewcastIe Polytechnic,1991. の日本企業が進出しており,サンダーランド 大学(旧サンダーランド・ポリテクニック)が ある。ここには日本文化学科があワ日英交流 Resesarch Degree registration, Research 7)Definitive Course Document,Postgraduate Diploma/MA−MSc Information and Library Management,Department of Information and Library Management,Faculty of Arts 8)Guide1ines to candidates and supervisors on Degree Committee,Newcastle upon Tyne Polytechnic,1990. 史の研究が行われている。 5)例年Boston SpaにあるBLDSCの視察とLA スタッフによるLA紹介と学生会員募集が実 <H6.9.12受理 しもだ・たかひさ 藤女子大学図書館総務係長〉 施されている。 35