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その最大限の活用のために‐(森本構成員資料)(PDF:2648KB)
資料1 メタデータのオープン化等検討 WG 第 2 回 2016-10-11 東京大学文書館 森本祥子 アーカイブズ資料の特性 ―その最大限の活用のために― 1 キーワードは"コンテクスト" アーカイブズ資料は、単体では存在しない(本来の意味を持たない) ・ 資料を生み出した活動との関連 ・ 他の資料との関連 ・ 保存の経緯が持つ情報 → ∴ これら"コンテクスト情報"があってはじめて、コンテンツ情報が意味を持つ 目録表示 > デジタルデータ表示 アーカイブズ資料理解のためのコンテクスト情報提示は、アーカイブズ機関としての不 可欠な責務 2 デジタル・アーカイブのポータルサイトの例 ICARUS: International Centre for Archival Research Archives Portal Europe (EU funded) Discovery (The National Archives UK) ← いずれもいわゆるポータルサイト 3 アーカイブズ資料のデジタル・アーカイブ構築の要件 ・ 入り口はキーワード検索で OK → その後の絞り込み時に必ずコンテクスト情報を提供する ・ 利用者の関心に応じた自由度の高い情報リンクの実現 ・ 資料一点毎をばらばらにして取り込むシステムではなく、塊を提示できるシステム 国立公文書館デジタルアーカイブ monasterium.net (via ICARUS) International Institute of Social History (via APE) Discovery (TNA) Discovery (TNA) Discovery (TNA)