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2015年4月 発行 Manna & Baby こどもクリニック通信《vol.66》

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2015年4月 発行 Manna & Baby こどもクリニック通信《vol.66》
Manna&Babyこどもクリニック通信
福岡市城南区長尾4丁目6‐17 TEL 092‐866‐8800 h,p://mannaandbaby.or.jp/ アイチケット順番とり h,p://paa.jp/t/188601/ 第65号 平成27年4月
新学期が始まり、暖かい季節がやってきましたね。
新しいことにチャレンジしてわくわく・ドキドキを感じ
ましょう。
小学3年生まで実施されている「ぎょう虫検査」の義務づけが、来年4月から
廃止されます。通称「お尻ぺったん」とも呼ばれ、セロハンテープを肛門周囲に
貼り付けて卵の有無を調べる検査です。戦後、寄生虫卵の保有者の割合が
高かったこともあり、1958年から法律で寄生虫卵検査が義務づけらていました。 小学生の寄生虫卵保有者の割合は1949年が63.89%。それが次第に減り続
け、2013年度は0.16%になりました。今後は、通常の衛生教育で 十分に対応でき、手洗いや清潔の保持という基本的な衛生 教育を引き続き徹底することにより、寄生虫卵の検査を省略 してもよいと考えられるとしています。
最近あるお母さんから聞いたお話です。 自分の子供を未熟児で生み、その時の様子をビデオや写真に残してお
いたのだそうです。その子が3歳になったある日その時の写真をみせた
のだそうです。その写真はいっぱいの管が繋がっている入院中の写真で
した。 すると、その子は大つぶの涙を流し泣いたそうです。その話をお母さんは
笑顔で話してくれました。きっとその子の成長を誰よりもあたたかく見守り
続けていたことが、その笑顔からうかがえました。そして頑張ってこられ
た母業の自身さえも伝わってきました。もしどこかで未熟児を生んだこと
で自分を責めたり、いつか子どもに謝ろうと思っているお母さんがいたと
したら、この親子関係を参考にしてみて下さい。精一杯していても、どうし
ようもならない出来事は起こってしまいます。起こってしまったことを悲し
むよりもその後どう育てたか、子どもとどう向き合ったかの方が大切なこ
とのように思います。一人でかかえこまでいでね。大事な命はみんなで
育てましょう!! 昨日は寝る何時間前に夜ご飯を食べましたか?
ぐっすり眠るためには、就寝時刻の2・3時間前には食事を終わらせておい
たほうがいいとされています。食べ物が完全に消化されるまで待つ必要は
ありませんが、胃の中にたくさん食べ物が残ったままだと眠りが浅くなり疲
れが取れにくくなります人間の眠気は、体温が下がるタイミングに合わせ
てやってくるそうなので胃の消化活動を活発化させずにおやすみさせてあ
げてくださいね。ちなみに、辛いものや温かいものを夕食に食べるとその日
はぐっすり眠れるようになるという話があります。こういった食べ物は体温
を上げる作用が強いので一度上がった体温が下がるときに大きな落差が
生まれ、その影響で心地よく眠りに入っていけるそうです。
<胃の中に停滞する目安時間>
◎ゴハン、パン → 2時間半∼3時間
◎野菜、穀類 → 2時間 ∼2時間半
◎揚げ物 → 4時間
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