...

45号(第3回定例会 昭和49年11月1日発行)(PDF形式

by user

on
Category: Documents
6

views

Report

Comments

Transcript

45号(第3回定例会 昭和49年11月1日発行)(PDF形式
譲,
しかし、今日の現実は本
ては感謝にたえないが、
い理解の賜で、私らとし
条例の新設一件、全面改正を含む条例の改正
議案の内訳は、一般会計第三次補正予算、
て賛成全員で可決した。
十日間開かれ、区長提出議案二十七件をすべ
第三回定例会は、9月17日から26日までの
塚戸小 一億八五五〇万円㈱協栄組
−松原小 一億三三〇〇万円 小野建設㈱
第三次補正予算・自然災害救済条例など二十七件を可沫
区においても、これだけ
五件、工事請負契約八件、区道の認定・廃止
このほか、17日の本会議で、﹃昭和四十九年
●消火バケツの購入
工期は5
0年7∼8月。
駒留中 一億五〇四〇万円 門脇建設㈱
●小中学校校舎増改築工事請負契約 三件
の予定。
定数は百二十名で、うち零歳児保育は九名・
建 工期5
0年6月30日
では安心できない客観情
十件、それに物品購入と和解報告である。
きの
同時に記憶しておかなけ
勢が切迫していることも
ればならないのである−
●一般会計第三次補正予算
度定期監査報告など報告九件が行われた。
視や理解はほとんどない
れている。住民の共同監
しれない危険の中に置か
ょって持ち去られるかも
は、明日にも心なき者に
る。委員会審議では、物価対策や校舎などの
た心身障害者福祉手当約千二百万円などであ
良修繕費など約六千万円、それに全面改正し
ンター建設費約四千万円、道路や公共溝渠改
品の充実費約七千八百万円、仮称弦巻区民セ
おもなものは、小中学校校舎・校庭整備と備
二億九二九〇万八千円の追加補正。歳出の
告︶
●土地賃借権の調停事件の和解︵専決処分報
世帯を除く各家庭に、11月末までに配送する
契約の相手方は㈱夷急百貨店。今回は、一人
八九五円で購入予定額は一億七五四二万円。
十九万六千個︵予定︶購入する。契約単価は
6月の定例会で予算計上した消火バケツを
の路傍の石造物は、じつ
記録に登載された多数
に近い。急速な宅地化、
雨漏り補修などに質疑、要望が行われた。
壊の結果でもあるのであ
が、同時にそれは遣跡破
発見の動機になっている
●心身障害者福祉手当条例の全面改正
条例
●自然災害による弔慰金支給・援護資金貸付
一万六千円になった。
なお、これで予算総額は、三八七億五七一
●報告九件
買い受けることで和解が成立。
相手方に三億八七五〇万七二〇〇円を支払い、
等々力三丁目七四−三の宅地九九一・七三
予定。
工事は、往々にして遣跡’
とくに耐久建造物の基礎
る。もちろん本区も一層
年に区が調停申立を行い、このほど、区が
平方層の借地権をめぐって争われていたもの。
開発されなければならな
いが、その開発と矛盾す
以上二件の記事は二ぺージに別掲
○開発公社の昭和四十八年度経営状況
o昭和四十九年四∼六月分例月出納検査
○昭和四十九年度定期監査︵教育委員会分・
つ土地である。区内発見の、いわゆる先土器文化
覚と責任において、これら文化財をかけがえのな
現在、本区に最も必要なことは、区民共同の自
ない。
●老人福祉手当条例改正
貸付限度額を一万円から三万円にアップ。
額決定の専決処分報告
○自動車事故・児童の傷害等事故の損害賠償
区役所分︶
る文化財保存との調和の
●母子応急小口資金貸付条例改正
●水防・応憩業務従事者損害補償条例改正
補償基礎額・最高限度額などの引き上げ。
の石器がそれを証明している。さらにそれは、縄
基本体制が定められてい
高度経済成長の陰に、かけがえのない文化財が
職土器文化へ、次いで弥曇文化へと発展し、次の
古墳時代には多数の古墳を残した。さらに、次の
い貴璽な文化遺産だとして保存する発想である。
●新設に伴う公園条例改正
げる。十月分から実施。
現行手当月額五千円を七千五百円に引き上
ニページに内容別掲
○区立保育園の環境保全に関する要望書
ヴみ ゃみ
報が、私らの胸を痛めて、すでに何年かがむなし
毎日のように闇から闇へとほろんでいく悲しい惜
徳斜制社会では、その所属する荏尿︵礁︶の名を押
そのために、一の指針となるのは、区の﹁文化財
代田四丁目付近 一億七〇四〇万円 会津工
業㈱ 工期50年3月26日 .
北沢三丁目付近 一億0八四五万円㈱元木
●区道の認定・廃止 十件
保護条例﹂の制定とそれに基づく文化財保護運動
都市東京の一部としては全く希有の文化財をよぐ
180.73
おら
積一万一五一九・一三平方厨のうち、一七七
駒沢緑泉公園 駒沢三丁目一九ー八。総面
残している地だといってよい。
梅丘一丁目付近その4 一億三四七〇万円浅
組東京支店 工期50年3月13日
剛鳥山六丁目1∼4
した古瓦は、国分寺遺跡から多数出土している。
の展開である。今にしてそれを行がないと、きょ
ある。結局は、住民すべての自覚と自制によって
そのうえ、本区は他区に先駆けて郷土資料館を
野建設㈱ 工期5
0年2月24日
135.70
く過ぎ去った。当局の必死のPRも、一部有志の
行政訴訟も、すべてをあざ笑うように、それは永
遠に私らの視界から消え去っていぐ。貴重な歴史
平安時代には、世田谷の語源となった瀬田庄が文
自主的に、まずこれを守りぬく決意とそれを実行
つくり、﹁代官屋敷﹂を保護して、その文化財保存
工費 七四〇〇万円 藤田建設㈱ 鉄筋二階一
●下馬保育園新築工事請負契約
上祖師谷二丁目13
世田谷区隙会事務局(引2)l I
郵便番号154
発行人 事務局長 大場啓二
世田谷
48
発行所 世田谷区世田谷四丁目21−27
一嘗
の証人であり、郷土発展の足あととでもいうべき
て、結局、誇るべき本区の歴史の証人を撫裡して
うであればまだ保存し得るものを、明日には失っ
●下水道枝線工事請負契約 四件
になる。
七・六八平方齎を開設。全面完成は五十年度
べるまでもない著しい豪族の属鰍や社寺。街道を
しまうことにならないともかぎらないのである。
献にあらわれるし、中世以後はnここで改めて述
残した。いわば今日では、この地の歴史発展の証
それらを、私らははたして単なる経済成長と差引
人である文化財はまだ多数残っているし、まだ未
きにこの世から消し去ってよいものだろうか。後
いだろうかと、この現実を悲しむのはもちろん私
世に、子孫からこれを非難されてなんと答えてよ
する貝体的運動がなければ、やがて私らは自己発
の実を示してきた。とくに郷土資料館のOときは、
田工務店 工期50年2月24日
展の足あとなき民族と化するよりほかなくなって
全国に誇ってさしつかえない施設と収集資料を持
代沢二・五丁目付近八八三〇万円 ㈱千代
しまうだろう。
っている。これは全く、区当局と代官大場家の深
953.52
合 計
△452.35
廃止 粕谷一一丁目7・8・9
169.00
粕δ一丁日7・8。9
70.20
成械二丁目19
定
発見のものの存在の可能性も強い。近世に入ると、
らと直接血のつながる祖先の住んだ古い歴史を持
私らの世田谷区は、すでに旧石器時代から、私
玉堤二丁目3
66.00
砧四丁目24
487.00
玉塀 一丁目20・26・解
28.24
駒沢三丁目12・】7
108.00
代田三丁目23・24
92.oo
上北沢五丁目50・51
69.OO
羽根木 一丁目6・17
認
ニもんじよ
?o窪
至勇
延長(m)
所 在 地
区分
一人ではない。
夢考み 祉会教育委員
類、用具の類すらまだ残っている。世界第一の大
勇盤考古学/世田谷区
無数の路標、石仏、石塔をはじめ、民家や古文書
査勇そ 國學院大学教授/
んともし難いし、いまの行政措置だけでも限界が
ぐを
しかし、現在の﹁文化財保護法﹂だけでは、いか
世田谷には、遺跡、史跡が多数点在している。
を合わせ保護し、次の時代に引き継ぐ努力をしよう。
写真凹璽要文化財﹁木造不動明王及八大童子九躯﹂の
体。世田谷観音寺所蔵。
及継点 ひぐち・きよゆき
発行昭和49年口月1日
都内で﹁災害救助法﹂が適用された場合、
は、まず災害の範囲が問われ、 ﹁その他の
この条例案を審議した区民環境委員会で
も盛られている。
“自然災害救済条例”を新設
た住宅には災害援護資金を貸付けます
異常な自然現象﹂とは何をいうのかが質問
死亡した人には弔慰金を支給、被害を受け
今定例会で﹁災害弔慰金の支給およぴ災
めたものであると答弁。また、援護資金が
された。理事者は、 ﹁火山の爆発﹂﹁たつま
少ないとの要望に対しては、金融公庫の貸
き﹂など、﹁災害救助法﹂で厚生大臣が認
この条例 は 、 暴 風 、 豪 雨 、 豪 雪 、 洪 水 、
立した。
高潮、地震、津波、その他の異常な自然現
付け制度もあり、将来は本条例も徐々に改
害援護資金貸付けに関する条例﹂が可決成
象で、区民が被害を受けた場合に適用され
”災害応急小口資金”の貸付制度があると
善すると答えた。店舗付住宅は適用される
その内容は、①区民が死亡したとき、そ
述べた。
る。昨年9月に制定、ことし1月から施行
の遺族に一人当り五十万円を支給︵ただし、
委員会としては、自然災害だけでなく、
この点について理事者は、商品の損害には
故意または重大な過失の場合と警察などの
火災や爆発事故など、予測できない人為的
が、専用店舗は適用しないとの説明があり、
補償がある場合は除く︶、 ②世帯主が負傷
な災害にも適用し、区の見舞金制度も取り
ある。
したとき、または区内の庄居が被災したと
で可決した。
入れるべきだとの要望を付けて、全員賛成
された国の法律に基づいてつくった条例で
十万円を限度に貸付ける︵ただし、年間所
災害に適用される。
なお、この条例は、48年7月6
1 日以降の
きに災害援護資金として、二十万円から五
得百五十万円以下の世帯︶というもの。条
けた狛江市猪万。(写真提供クリエイティプ・ルームオ才タ)
’.
2月に改正︵特に区
て、例年4月、8月、1
円︶となる。支払時期は、都条例に合わせ
また、この両方に該当する人は併給︵六千
百四万五千円︶以下の人には月額五千円。
いない③一定の所得︵単身世帯で年額二
他の手当を受けていない、②施設に入って’
円。前記該当者のうち、二十歳以上で、①
瞭夢縮症の人に支給されるもので、月額千
級以上の身障者、③脳性麻ひまたは進行性
この手当は、①中度以上の精薄者、②二
部を改正するもの。
害者福祉手当に関する条例﹂をプラス、全
した条例に、都が6月に制定した﹁心身障
この条例は、3月の第一回定例会で成立
決した。
例﹂の全面改正議案を審議、全員賛成で可
厚生委員会では、﹁心身障害者福祉手当条
ら、︵︸
碗
らになっている。
長が認めた場合は別︶。条例の適用は1
0月か
9
ll r藪」“ ・’≧☆’「}・;
¢蔦
・1☆1
の全人口割合はO・五七%、すなわち、千
を占め、﹂番多い。両方の合計四三八○人
神薄弱者は一一〇〇人で、中度の人が三割
肢体の不自由な人︵児︶である。また、精
のある人は三二八○人で、うち六割以上が
調査を行った。それによると、身体に障害
区では、昨年、区内の心身障害者の実態
世田谷区の心身障害者の実態
七百人であると説明した。
の受給者が約千六百人、千円の人は約二千
どの人に適用となる,当区では月額五千円’
の所得なので、この条例で該当するほとん
答弁。さらに、所得の制限はあくまで本人
その他0場合は医師の診断露で判定すると
の手帳﹂、身障者は﹁身体障害者手帳﹂で、
われた。これに対し理事者は、糟薄者は﹁愛
委員会では、資格をどう判定するかが問
麺
9月26日の本会議で、各
委員会の審査を終えた請
願・陳情十六件が議決さ
れた。新規付託分は、二
る請願
家庭福祉員の助成に関す
願︵三軒茶屋地区︶
保育所増設等に関する請
奥沢学童保育クラプ施設の拡充と改善等に関す
る請願︵三軒茶屋地区︶
請願・陳情
分は八十四件になった。
学童保育所増設等に関す
■採択四件
学童保育所・児童図書館・集会室等の建設に関
る請願
十九件。これで継続審査
◇世田谷信用金園千歳船橋支店新築に関する請
公共溝渠出水防止対策に関する請願︵下馬公園︶
する請願︵塚一尺千歳両小学校区︶
願
◇通学路の安全整備に関する請願︵北烏山九丁
◇羽根木公園施設整備に関する請願
教育条件整備に関する請願
﹁小公園︵児童遊園地︶﹂設立促進のための請願
◇信号機設置に関する請願︵砧農協山野支店前︶
八幡山小区域︶
通学区域変更に関する陳情︵松沢小・上北沢小・
目一九番先︶
◇学童保育クラブ設置を要望する請願く桜・松
教育環境整備に関する請願︵用賀中︶
校舎の増改築等に関する請願︵鳥山北小︶
■意見付採択六件
◇再開発計画に関する請願︵祖師谷地区︶
﹁インフレによる庶民の貯金目減りに対する損
交通規制に関する請願︵経堂農大通り︶
丁目地域︶
中央高速道路公害に関する請願︵北烏山一、二
丘。世田谷・桜丘小通学区域︶
区︶
◇再開発計画反対に関する請願︵祖師谷大蔵地
◇建築公害防止に関する陳情︵桜丘二丁目七番
害賠償請求﹂訴訟に関する請願
一号︶
◇蛇崩川遊歩道外灯花壇設備に関する請願
清掃事務所建設に反対する請願︵駒沢地域︶
老人無料パスに関する請願
区立中学校生徒の進学諸問題改善に関する請願
浸水個所改善に関する請願︵下馬三丁目地域︶
◇呑川埋立後の上部利用に関する請願
◇児童福祉センタi建設についての請願
■一部採択一部不採択 一件
■取下承認三件
鳥山川下水道幹線の上部利用についての請願︵世
田谷三丁目地域︶
◇学校食品用森永製品の即時使用中止等に関す
排水工事促進に関する請願︵鎌田一丁目地域︶
る請願
◇老人福祉事業に関する請願
域︶
児童公園設置に関する請願︵三軒茶屋一丁目地
番一七号および三三号︶
都営住宅改築に関する請願︵上北沢五丁目一五
目一八九番地︶
◇マンション建設反対に関する請願︵奥沢七丁
■新規付託分 二十九件
関する請願
区立小・中学校講師に対する研究助成金支給に
区立中学校整備充実に関する請願
中学校建設を求める請願︵砧南地区︶
教育大・図書館短大跡地払い下げに関する請願
老人の民営バス及び電車の無料利用に関する陳
世田谷区の精神衛生対策の充実についての請願
老人福祉事業に関する陳情
世田谷区民会館ホールy
﹁区長公選等実現記念一 一十三区民のつどい﹂に参加を!
場所
開きます。この運動をさらに盛り上げる
自治権拡充運動の進め方について大会を
︵日時 ”月28日㈹午後一時
地方自治法が改正され、いよいよ来年
ために、区民の多数のむ参加をお願いし
がら区の事務事業も拡充され、区長の選
挙が行われます。
を望む請願を採択しており、この計画案を
ます。
区立保青園の環境保全に関する要望書
再度検討するよう強く要望する。
議会では、これまでの経過報告と今後の
そこで、世田谷区を含めた二十三区区
身体障害の原因をみると、病気によるも
宅の建設計画を発表した。当区では、保育
区立鳥山北保育園隣接地に、都は公社住
㊨②。⑧
のが最も多く六〇・六%。ついで先天性の
画審議会会長あて
都知事・都住宅供給公社理事長・都都市計
6月28日提出 9月17日議会報告、
階なので、計画案を強行することは地元に
環境保全等の問題をまだ話し合っている段
%の順になっている。また、身体障害者の
大きな影響を与える。当区議会でも再検討
は四十∼六十歳が多い。
男女別では、男が女の約二倍で、年齢的に
もの一六・八%、事故によるもの一一・五
人に五∼六人となっている。
情
例では、そのほか貸付金返還に関する規定
﹄ミ隔§ミミ嘱
機能障誓圃復1に、今日もトレ
写頁=区立ひまわり荘で。
藍
捗
悪夢のような日を過ごした狛江市民。災難は、いつ襲ってくるかわからない。写頁=9月/日の大雨で被害を受
心身障害者福祉手当を目薯同六干円︵騒︶にアツブ
飾葺葺目⋮奮内
霞
轍藪◇』1』\「べ・
、
図図闘昌四8◎副
ー自民党ー
その後の措置はどうなっているのか。
委員会に規制要請したことは高く評価する。
質問 国道二四六号線の交通公害を都公安
質間 区の部課長の中には、﹁庄民参加﹂を
いので発表できないこともある。
て異論はない。だが、区は完全自治体でな
区長 区政を公表することは、理想論とし
国へ要請したか。
区独自で点検を行ったか。また、損害分を
質閲多摩川の決壊は国の怠慢が原因だ。
せる。
く。融資制度の要望も強いので早速検討さ
りを決めた。今後も積極的に活動させてい
防災計画﹂を立案するなど手を打っている。.
区長・助役 区も関係条例をつくり、﹁地域
ど水害対策に万全を期せ。
非常避難袋を配布、情報伝達組織の確立な
った。建設省に堤防補強を要望せよ。また、
接する当区にとっても大きなショックであ
質間 豪雨による多摩川の決壊事故は、隣
二十三区の中で一番悪い。区民の安全をは
・災類焼率が非常に高い。とくに水利状況は
質間 当区は避難道路が少なく、しかも火
−民社党−
イ
質問 当区の下水道事業の促進については、
9年度中に交通規制を行うと言明し
区長 4
真剣に研究している人がいる、これを区政
区長・助役 点検は常時国の監視員が行っ
区長・助役 ブロックの﹁下水道促進連合﹂
区政と区民との間のコミュニケーションが
質間住民参加への道を進めるためには、
1社会党−
なった。生活関係費の相次ぐ値上りはすさ
質間﹁物価高の秋﹂といわれるシーズンと
あ零細業者に〃つなぎ資金々を融資せよ
ー共産党−
要請せよ。また、給食費値上げ分を国で全
た今がチャンスなので、都と協力して強く
特例措置を撤廃させよ。区が市並みになっ
質間 国の地方交付税が都に交付されない
なので、都に特別交付するよう要望する。
ている。区の被害は国へ要請できない約束
産直方式は評価するが、野菜も行うべきだ。
施設利用の効率化をはかれ。食肉・鮮魚の
質聞 福祉会館・図醤館の時間延長など諸
どほかにたくさんすべきことがある。
的なもので、区としては、飲料水の確保な
へのPRも行っている。非常避難袋は個人
平常時からの準備には財源が必要だ。区民
を得たので、危険密集地域の避難道路づく
十分でないとこの施策は実施できない。避
較できない大きさであり、職員数や財源が
区長・助役 人口・面積の規模が他区と比
そなえ、緊急避難袋を全戸に配布している。
域の改造を早急に行え。他区では非常時に
。代田・北沢地区など危険度の最も高い地
かるため、区は本腰を入れるべきだ。松原
書 消火危険地帯の改造猛手茎
これまでわが党が全力をあげて主張してき
た。また、高速道路には防音壁を設置する
区長 十分留意する。
に生かすようはかるべきだ。
⑤下水譜業の計画を遅ら馨な
た問題だ。国の総儒要抑制策に対し、当区
ことを決めている。
の会長でもあり、呑きるだけ努力する。国
前提となる。区長は今まで、議会だけの対
まじく区民を打ちのめしている。区は﹁区
額補助させる努力をしたか。
努力する。区内の野菜を区民に提供すべく
区長・助役 職員組合とも協議して実現に
てはならない。その見通しをどう考えてい
7年度までは六
や都への要請は行う。5
6∼5
十%ぐらい普及する予定だ。当区は分流式
話で十分だと言明しているが、区民の声を
民生活緊急対策本部﹂で何を検討したか。
て要求する。給食費の補助は要請している。
区長 区が直接対象ではないが十分整理し
るか。
が多いので、雨水幹線も布設しなければな
直接聞いで区政に反映させるべきだ。区長
区内の零細企業者は、不況と諸経費のアッ
,一,丸となって要求すべきだ。
あげよ。税制の根本的な改正を二十三区が
都市整備審議会で三軒茶屋地区改造の承認
難袋をつくるだけでも約六億円が必要だ。
らない。そのため現在はっきり即答できな
,プで倒産寸前だ。二∼三百万円の“つなぎ
くのか。
農協と話合っており、それが期待できそう
公選実施を前に、住民自治をどう育てていF
い。
資金”融資制度を早急に考えよ。
質間 区長公選制に伴っての区政のあり方、
区長 住民参加を否定はしない。行政の主
だ。
質間第三庁舎建設構想を示せ。教育大農
は、都に強く申入れをしている。都区間で
区長・助役 事務移管に伴う財源について
この確認書を取りかわした。二十三区が共
場跡地、玉川支所隣接地の利用方法は。
次進める。用地利用はまだ検討中だ。
って、一般市と同じにするわけにいかない。
通、共栄という考えから、すぐ法改正を行
区長 第三庁舎は、用地や財源確保など順
質間 姉妹都市ウイニペグ市との交流を活
時期をみて検討していく。
発にし、日加国際親善に役立たせよ。
区長 可能なかぎり交流を深めていく。
区立幼稚園はすべて二年制保青を
区立幼稚園を全部二年保育にできな
また、私立幼稚園への補助が他区よ
のか
り大変 少 な い。補助額をどう算出している
急取り除け。また、出水止薬品に毒性があ
う道路の不法占拠が放置されたままだ。至
料にできないか︵共産︶。下水道工事に伴
も通知せよ。準保護世帯も水洗工事費を無
質間 下水道工事の都実施予定を議会側に
では仕方がない。
照
都の下水道工事日程を明らかにせよ 夫する。園内に運動施設をつくるのは現状
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
ー公明党ー
水害の事故防止に全力を注げ
りに勇敢に取りくんでいく。
質閲 事務移管に伴う財政権獲得に全力を
事務事業の 受 入 体 制 を ど う 考 え て い る か 。
区長 8月に対策本部を開き、鮮魚の安売
,政参加は選挙であり、それ以後は議会が貴
人公は区民だ。その主人公である区民の行
適正に進めていく。具体的な問題について
任を持つべきと考える。区民からの要望は
区長。助役 法改正の主旨に沿って、円滑
は、これから検討を行う。
の話合いは起こりえないことだ。
会合以外でもキャッチできる。区民全部と
質間〃ガラス張りの区政へすなわち、﹁区政
公開の原則﹂を実現させよ。区長は民主行
味からも区政PRをもっと拡充すべきだ。
政が未成熟だといっているが、そういう意
織改善の考えは︵民社︶。
●●
● ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●
●●●●●● ●●●● ●●●● ●●
る考えを持っているのか。先買い制度や組
助役 すぐ活用はできない。何を優先させ
ていくかを検討し、将来は組織も改善して、
命 多摩川の浄化を程的に行え
ると発表されたがどう処置したか︵社会︶。
が、軽減に努力する。不法占拠除去は若干
告する。費用の利益者負担はやむをえない
ふ
や
す
。
既設園も新
ている の を ニ ク ラ スに
教育長 ・ 総 務 部 長 四園で一クラス実施し
︵自民︶.
土木部長 都区の定期会議で判明したら報、
善せよ︵柱会・公明︶。 ボランティア活動
質問 中性洗剤の使用中止、小中学生によ
定を受けない小児ゼンソクの子に、区の保
え
て
い
く
。
生活の実
設園を 含 め 順 次 切 り替
る清掃などを呼びかけ、多摩川をきれいに
時間がかかっても話合いで解決したい。薬
祉員活動を重視せよ︵自民︶。
助アップをした。今後も増額していく。
態や公立との格差などを参考に協会への補
提供するのは一.般区民との関係でできない
ぐ使用を中止する。
が十分留意していく。
安全会へも働きかけよ︵社会︶。
品には十分注意している。変化があればす
のための集会を行った。今後も努力する。
教育長 安全会へ改善を要講する。区の見
先決なので、”安全手引き”を検討中だ。
舞金制度も検討する。事故をなくすことが
る都の指導がはっきりすれば区が受け入れ
質問 河肘の自然保護対策を示せ︵共産︶。
る。当面の待遇改善は行う。区独自で看護
り返さない抜本策を示せ︵共産︶。
う改修してきた。二重投資は極力避け、行
区独自の見舞金制度をつくれないか。学校
質問 休日・夜間診療目ざして計画した保
人派遣制度を行っており、助成も強化した。
土木部長 一時間三十ミリの雨に耐えるよ
対策を示せ。また、携帯浴槽の貸出し、老
質間 学童の校内事故補償を充実させよ。
等々力渓谷の清流を取り戻せ。危険個所や
健センターが、違った方向に運営されよう
プ、トイレを設置せよ。スモン病など難病
質間 区施設のすべてに身障者用のスロー
環境部長 休日。夜間診療はまだ検討中だ。
質間 住民が要望する側溝排水の改修は速
児童遊園施設の整備も怠るな︵共産︶。
を反映させよ︵社会︶。
としている。利用者の立場を考え、その声
児童遊園地は私有地なので整備を要講する。
質間 用賀調理場の地盤沈下の原因を調査
政効果を考えて改良する。下水道を普及さ
依頼したが、その結果と区の対策は︵共産︶。
人大学設置など、老人サービスを徹底せよ
せることが最良の策だ。
専門家の問題など実現はかなりむずかしい
質問 区の公園づくりと利用者の要望とが
の結果であった。そのため、地質調査を行
教青長 軟弱地帯で地下層の調査が必要と
危険個所は応急措置をする。
福祉部長 新設施設には設置するよう各部
マッチしていない。官僚的に行わず、住民
い、下水道・地下鉄・道路公団にも警告し
︵公明︶。
に依頼している。薬害による難病の助成も
の声をよく聞くべきだ︵社会︶。
が努力している。住民代表を含めて運営を
検討中だ。浴場はセンター方式を研究して
たい。因果関係がわかれば補償を要求する。
じる。
土木部長 年齢差など、人それぞれに価値
質問 区の実情に合った﹁生活防衛条例﹂
無認可保育所・保育ママの待遇改善を
■
質問 家庭福祉員︵保育ママ︶の待遇を改
観が違うのでバラエティに富んだものを工
決定する。
﹄区長 意義ある提案だ。区の場合はいろい
ろ準備が必要だが検討する。
府・企業に強く要講せよ︵共産︶。公害の認
質間 自動車公害の対策と公害認定など政
いる。老人会館を建設し、老人病対策も講
をつくり、区民の暮らしを守れ︵社会︶。
やかに行え︵自民︶。溢水事故を何回もく
川の水を引き上げる方法などを研究中だ。
助役 川の原水がないのが悩みだが、多摩
,助役・厚生・福祉部長 無認可保育に対す
を大切に育て、奉仕による心身障害者の福
運動場
養施設を特別に提供できないか︵社会︶。
楽しく遊んだ多摩川の河川敷が、64年ぶりの大雨
で冠水した。もし堤防が決壊したらと思うとゾッ
とする。写真=ドロ沼となった区立二子玉川緑地
助役・環境部長 要請は行った。保養所を
》繍
主幹︵多摩川浄化︶ 当区が呼びかけ、そ
綴
する幅広い運動を率先して行え︵自民︶。
饗
① 区民の声を区政に反映させよ
の実情を強く訴え、完成計画を絶対遅らせ
●
活発に運用させていく。
新しい区の事務事業をPRせよ
質間 都からの事務移管について住民の意
見 を 聞 けないか。また、その内容を区民に
よくPRし、説明集会も開け︵社会︶。都
のいいなりの事務移管をするな。職員を来
春すっきり区に移せないのか︵無所属︶。
区長・助役 都のいいなりには絶対しない。
移管事務事業の細部が決まれば議会に説明
する。住民の意見は聞けない。集会も困難
を 残 し て おく。
だ。職員の意思もあるので、都区交流の道
質間 選挙の適正な啓発に区は努力したか。
区 畏 公 選制の意義などをPRせよ。区議選
の 公 報 は必ず作成、配布せよ︵社会︶。
選管委員長﹁明るく正しい選挙の推進協議
会﹂と協 力 し て 啓 発 を 行 っ て い る 。 P R は
行うが、公報発行はまだ結論が出ていない。
⑲
い質
か間
問
問
えを行ったが、区はこれを意欲的に活用す
ひ
丘岸
質間 公法人の﹁土地開発公社﹂に切り替
、
⑨.
「
團
’
ノ
改正地方自治法の施行で、来春、
区議会議員選挙と一緒に区長選挙が
行われます。このことは、区議会が
長い間特別委員会を設けて、区民と
ともにさまざまな活動を行った大き
な成果だといえるでしょう。
区議会訴ほ、このほか﹁交通対策﹂・
しています。そこで今回は、この二
﹁下水 道 促 進 ﹂ の 二 特 別 委 員 会 を 設 置
つの委員会活動について紹介します。
新玉川線早期開通に全力投球
昭和4
6年7月、この委員会は、東急幹部
︵交通対策委員会︶
と営団地下鉄、それに萸京都の新玉川線工
事関係者を一堂に招き、懇談を行った。
この席では、まず東急側の工事計画の説
明を聞いた。地下鉄の事業決定の遅れと渋
谷駅工事の分担などから”完成は大幅に遅
れる”という表明をめぐって、熱っぽい論
議がかわされた。すなわち、48年秋の完成
の見込みが立たないという説明であった。
0年秋にならないと開通
予定が、早くても5
0月に第一期工事の進み具合
委員会は、1
を現地視察。同時に、朝の交通混雑ぶりを
﹁民話と伝脱は蔓夷ど
︿編集部から﹀ 著者
の桜井教授に問合せた
ところ、次のような回
委員会が設けられた。この年は、上水道を
前号の﹁せたがやの
答がありました。
おりに﹂
民話と伝説﹂⑥、“ホタ
六郷用水のことは、小
お叱りをうけました。
含めた活動を行ったが、一番大きな問題は、
なったことである。このことは、下水道普
ルの光で女が掘る用水”
法改正で区が枝線工事を直接行えることに
及を急ぐ当区にとって大きな力となった。
は、六郷用水のことの
47年4月、都と区の間で枝線工事に関す
はなく﹁次太夫堀﹂が
なら、 ﹁義太夫堀﹂で
何? 六郷用水のこと
ように思われますが如
用水もおなじです。︵研究者“川崎市高津の
川崎市を流れる二ヶ領
泉氏の事業は、対岸の
正しいのです。また小
たことは資料に見え、
泉氏によって建設され
f甲■
田中氏からの談話を拝聴したものを利用さ
会をしたときの出席者で、古老の早川氏や
四%であった。
る基本協定が結ばれた。早速、8月の臨時
正しいと思います。
だが、46年度末の当区普及率はわずか五・
会で第一号の契約議案を上程。以後工事は
慶長6年に、稲毛川崎の代官小泉次太夫
村田文雄氏がおります。︶
・㌧い
急ピッチで進められた。しかし、台風によ
ただ、﹁義太夫堀﹂はけしからぬといわれ
/▽ i勘
取り掛かれず、鉄道建設公団からの資金融
る集中康雨のため、7月には梅丘駅付近で,
吉次が新田開発のため、多摩川を分水して
ますが、これは昭和26年に、喜多見で座談
調
資という形でやっと着手したわけである。
出水事故が発生。委員会はこの問題に取り
農民、その恩恵を忘れぬために﹁次太夫堀﹂
和泉村から六郷にいたる間掘盤した用水で、
この両者を再度招き、工事再開を促した。
ごのほか委員会では、踏切りの改善など
問題、さらに一方では工事促進を都に働き
組む結果となった。現場視察や住民の補償
と称したと﹃新篇武蔵風土記稿巻之四十九﹄
だが、菓急側の経営廓情から第二期工廓に
で小田急電鉄と、千歳鳥山駅延畏工事につ
かけるなど大わらわの活動を行った。結局、
‘、
た、警察署との話合い、都市交通のあり方
に記されています。
せてもらいました。なお、文だけでなく、
小生は、多摩川の近くに三十年以上住ん
なかたい資料よりも、語かになりますのでv
多少のデホメーションを採用することにし
図柄もOざいますし、民話や伝説には確実
誤りでなかったら、紙上でO教示を得たい
ております。
たことがありません。もし﹁次太夫堀﹂の
働きかけた。また、普及した部分の水洗化
と思います。民話や伝説に関心を持ってい
も、やはりそうでOざいます。事実という
でいますが、﹁義太夫堀﹂なる名称を聞い
設備の研究を行い、都・区の融資制度改善
ますのでお伺いする次第です。
た方がよいと思います。
夫堀﹂がそう呼ばれたことをハッキリさせ
と呼ぶ者があったとしても、それは﹁次太
に世田谷を語るようにしていきます。
土にのこる世田谷の原点をみつめ、ここ
生も糟力的に仕事をさせてもらってい圭9。
風姿を描くことに、わたしも、絵をかく先
﹁太子堂のキツネ﹂”前々号掲載Hにして
を検討した。他方、道路使用許可や不法占
よりも、土地で伝えられてきたその時代の
れ、下水道事業に及ぽす影響を慎重に協議。
この幹線工事は一年遅れとなった。
枝線丁事が大きく前進
を謡うことが許されたので、﹁義太夫堀﹂
また、㌔次太夫堀﹂の工事場で義太夫節
.七%にアップ、49年度来までには一二・九
48年度夫現在、当区の下水道普及率は一
中町一丁目一九−エハ 棚田慎吾
ることを進言した。
奥州の戦をおえ、ぶじに頼朝は鎌倉に
がいせんするとき、下馬にあしをとめ、
子の明神の森に駒をつなぎ、戦勝の報告
をした。そのあと、かつての愛馬、あし
毛が眠る﹁あし毛塚﹂をたずねた。
﹁あし毛塚﹂は、入口がはききよめられ、
もり土もまどかで、かりこみもみごとで
あった。
花までたむけてある。頼朝公は下馬引
沢村のひとたちが、農家の姥を中心にお
こなった善行だと感謝した。
おさ
頼朝は村の長を呼び出し、﹁あし毛塚﹂
長は、姥は頼朝ががいせんすることを聞
を供養してくれた姥にほうびをと申すと、
いて、よろこびまったが、二日ほどわず
らい、きのうころりと死の旅にでたこと
を伝えた。
頼朝訟は蛯がいないことを悲しみ、こ
の地を姥妙谷と名づけ、姥の名をおくっ
河西忠三議員の失職に伴い、区議会の会
■会派構成・委員長の変更
σ新玉川線の工事、下水道工事と、まだ区
げました。都市化が進む中で、一人でも多
の文化財を考え直そうと一ぺージに取り上
いずれも区民が期待する工事だけに、一日
内の道路は、当分の間狭くなっています。
くのご理解を願うことがそのネライです。
正男議員︵社会︶が選出された。
も早く完成するよう、工事関係者の努力を
日付で、建設常任委員会委員長には、佐藤
民 会 産 明 社 属
計
姐一一一一番 内線五九〇∼五九八まで。
開かれます。傍聴などのお問合せは、
O決算を審議する第四回定例会は、n月に
亀井重光︵自民︶ 脳八○〇一
■議員の電話番号変夏
自 社 共 公 民 無
願いたいものです。
9 5 4 3 1p
派構成は次のとおりとなった。また9月26
O文化の日にちなんで、本号では世田谷区
ました。
各議員がこぞってこの問題の善処を要望し
ありませんでしたが、代表・一般質問では、
.O幸いにも、当区では区民の直接の被害は
に水﹂の大事件でした。
の決壊”は、まさに区民にとっては﹁寝耳
・O奇しくも﹁防災の日﹂に起きた”多摩川.
%になる予定である。
うた
新しい問題解決に努力した。
拠の撤去、現場付近住民のトラブルなど、
計画を絶対減らさないよう関係機関に強く
48年は、国の総需要抑制政策が打ち出さ
くうざく
いて京王電鉄とそれぞれ折衝を行った。ま
評げ
50年秋全線開通目ざして、
の勉強会など多彩な活動を行った。
48年4月、東急側から、新玉川線の全線
設計完了と、5
0月開通に全力を注ぎ、
0年1
部分開通は行わないとの報告があった。ま
0月には、第二期工事の中間報告も出さ
た1
れた。
一方、環七自動車公害がクローズアップ
され、委員会は都公安委員会に規制を要請。
昭和46年、二十三区で最下位を争ってい
︵下水道促進委員会︶
る下水道普及率を、早く上位に引き上げ、
提出した。そのほか、請願個所を何カ所も
視察、児童の交通安全対策を関係機関に申
健康都市世田谷にふさわしい生活環境をと、
小田急線の区内工事を地下化する要望書も
し入れるなどの活動を行った。
●●●●●●●●ー⑦
文.桜井正信 なにがおこったんだ。よろいかぶとのい
絵・阿伊染徳美 かめしい大将やヤリかつぎの雑照が、瀬田
−用賀−上馬引沢ー下馬引沢と、奥州街道
きのうも、またきょうもと、まい日旗さ
駒つなぎの をせましと軍馬がすす麓
﹁あし毛塚﹂に ・しものを先頭に、讐の書武者が、もく
もくと北にゆく。
ギ
だれいうとなく、奥州の平泉に、藤原泰
マぬ をばつ
衡を討伐にいく鎌倉武士の兵馬だという。
三日目には、もっとにぎにぎしい大将の
お通りである。供の者をたくさん従えた総
大将の源頼朝の晴れすがたがみえる。
どころがどうしたことか、頼朝公がのっ
ていたあし毛の馬が下馬にさしかかったと
き、急に元気がなくなり、苦しみだした。
をよろめかせ、沢の深みにひどり沈めてし
馬は大きな目から涙をだし、重いからだ
まった。・
そのとき、村の農家の姥が、頼朝公にぬ
たという。
塵
樋
かずき、馬を供養する﹁あし毛塚﹂をつく
ね
前に、各委員は改めて目を見張らせた。委
員会としては、一日も早く開通させるほか
手がないと判断、早速1
2月には、東急本社、
運輸省に直接足を運び、工事促進の要望書
を手渡した。また、国会・都議会議員にも
協力を要請するなど、まさに新玉川線中心
の委員会活 動 で あ っ た 。
そのほか、・小田急の幹部を招き、地下鉄
九号線の工事予定をただした。区民からの
請願・陳情の処理や区内警察署と交通安全
対策協議なども活発に行った。
47年になり、新玉川線工事は一時中断。
年末になってようやく第二期工事が再開し
た。この間区民からは、あてにならないバ
スダイヤと交通ラッシュの異常ともいえる
激しさに、工事促進を強く要望する投書が
区議会に殺到した。そこで委員会としても、
1月に東急側を呼び、工事の遅れている理
鉄十一号線の工事計画を調査。さらに8月、
由をただし、2月には営団に出かけて地下、
1/一
Fly UP