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3.換気(1) 【Ⅱ環境・設備:過去問20年の類似項目別による出題問題

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3.換気(1) 【Ⅱ環境・設備:過去問20年の類似項目別による出題問題
3.換気(1) 【Ⅱ環境・設備:過去問20年の類似項目別による出題問題一覧表】
平成8年度 問題3
平成9年度 問題2
建築物の室内空気汚染に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
平成10年度 問題2
平成11年度 問題2
平成12年度 問題3
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
室容積150㎥の居室において、室内空気を攬挫しながら0.2㎥/hのCO2を連続発生さ
せ、充分時間が経過した後のC02濃度を測定すると2,500ppmであった。室内での他
のCO2の発生はなく、室外のCO2濃度が400ppmであったとすると、この居室の換気
量に最も近いものは、次のうちどれか。
外気温O℃、無風の条件の下で、図のような上下に開口部を有する断面の建築物A、
B、Cがある。室温がいずれも20℃開口部の中心間の距離がそれぞれ3m、2m、1
m、上下各々の開口面積がそれぞれ0.3㎡、0.5㎡、0.6㎡であるとき、換気量の大小
関係として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、いずれも流量係数は一定とし、中
性帯は開口部の中心間の中央に位置するものとする。
1
喫煙により生じる空気汚染に対する必要換気量は、浮遊粉じんの発生量によって決
まる。
1
建築物の出入口における漏気の防止には、一般に、回転扉に比べて風除室を設け
た二重扉のほうが有効である。
1
建築物が風圧力によって換気される場合、その換気量は、外部風向と開口条件が一
定なら、ほぼ外部風速に比例する。
1
10㎥/h
2
開放型燃焼器具を使用する場合、室内の酸素濃度が約18~19%に低下すると、不
完全燃焼による一酸化炭素の発生量が急増する。
2
暖房時における高層階の室内圧は、同じ高さの静止外気圧に比べて高くなる傾向が
ある。
2
第二種換気方式は、排風機のみを有し、適当な給気口やドアがらり等から空気を取り
入れる方式である。
2
20㎥/h
3
建築物の気密化に伴い、内装材や断熱材に含まれるホルムアルデヒドや厨房・台所
での二酸化窒素の発生が問題となってきている。
3
局所換気は、有効な給気口及び給気経路を計画しておかないと、換気量が確保でき
なかったり、扉の開閉に障害が生じたりする。
3
気密性の高い建築物において、問題となっているシックビル症候群(Sick Building S
yndrome)は、建材・家具などから放散するホルムアルデヒドなどが原因の一部とされ
る。
3
50㎥/h
4
5
空気中の細菌は、浮遊粉じんに付着している場合が多いので、特に病院などでは粉
じん処理などを行い、空調設備による病原菌の院内感染に注意する必要がある。
4
壁面などへの汚染物質の付着がなく、汚染物質の発生量と室内換気量がそれそれ一
定である場合、定常状態における室内の汚染物質の濃度は、容積が大きい室に比べ
て小さい室のほうが高くなる。
解答 (正解肢5)
解答 (正解肢1)
解答 (正解肢2)
解答 (正解肢4)
解答 (正解肢4)
○
○
×
×
1
×
漏気の防止には、風除室を設けた二重扉に比べて、回転扉のほうが有効である(設
問は逆である)。
2
○
3
○
4
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
住宅における全般換気とは、局所換気と対をなす用語であり、居間、食事室、寝室、
子供室等の一般居室を中心に、住宅全体を対象とした換気のことである。
1
1
×
2
4
○
5
○
ザイデルの式より、換気量Q=0.2/(0.0025-0.0004)=95 にて100㎥/hが最も近い。
4
×
5
○
温度差換気の比較は、「面積×√高さ」の比較で求めることができるので、A0.6、B
0.7、C0.6から解答4となる。
×
5
平成14年度 問題2
平成15年度 問題2
平成16年度 問題2
平成17年度 問題3
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
室容積150㎥の居室において、室内の水蒸気発生量が0.6kg/hのとき、室内空気の
重量絶対湿度を0.010kg/kgDAに保つための換気量として、最も適当な値は、次のう
ちどれか。ただし、室内の水蒸気は直ちに室全体に一様に拡散するものとし、外気の
重量絶対湿度を0.005kg/kgDA、 空気の密度を1.2kg/㎥とする。また、乾燥空気1kg
を1 kgDAで表す。
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
気体の汚染物質が発生する室において、イ~二の条件における汚染物質濃度から
みた必要換気回数に、最も近いものは、次のうちどれか。ただし、発生した汚染物質
は、すぐに室全体に一様に拡散するものとする。
密閉型暖房機器は、燃焼による室内の空気汚染のおそれが少ない。
1
50㎥/h
1
第二種機械換気方式は、室外よりも室内の気圧を下げるので、汚染質を発生する室
に適している。
換気量が同じであれば、室の形状、換気方式が異なる場合においても、室内汚染物
質の濃度の低減量は等しくなる。
2
ディスプレイスメント・ベンチレーション(置換換気)は、室内空気の積極的な混合を避
けるため、設定温度よりもやや低温の空気を室下部から吹き出し、居住域で発生した
汚染質を室上部から排出するものである。
2
100㎥/h
2
換気設備に全熱交換型のものを使用すると、外気負荷を低減することができる。
3
交通量の多い幹線道路に面した建築物等においては、外気が必ずしも清浄ではな
い場合があるので、外気取入口の位置に配慮するほか、取入れ空気の除塵等を行う
必要がある。
3
必要換気量は、「室内の汚染質濃度の許容値と外気の汚染質濃度との差」を「単位時
間当たりの室内の汚染質発生量」で除して求める。
3
120㎥/h
3
半密閉型の暖房機器は、室内の空気を燃焼に用いる。
4
第三種機械換気方式は、厨房、便所、浴室のように、一般に、室内で臭気や水蒸気
等が発生し、これを他室へ流出させない注意が必要な空間に用いられる。
4
居室の計画的な自然換気においては、建築物内外の温度差や建築物周囲の風圧を
考慮して、換気口等の大きさを決定する。
4
150㎥/h
4
室内の排気口の位置は、一般に、室内における汚染質の濃度分布に影響を与える。
5
室内の空気の汚染原因としては、塵あい、体臭、タバコの煙、建材や家具からの揮発
性有機化合物(VOC)、ホルムアルデヒド等がある。
5
シックハウス症候群の原因とされる物質には、害虫駆除に使用する有機リン系殺虫剤
も含まれる。
5
300㎥/h
5
建築物において、暖房時に温度差換気を行うと、中性帯よりも下側が換気経路の上
流になる。
1
条件
イ.室の容積:25㎥
ロ.室内の汚染物質発生量:1,500μg/h
八.大気中の汚染物質濃度:0μg/㎥
二.室内空気中の汚染物質許容濃度:100μg/㎥
1.0.4
2.0.6
3.0.8
4.1.0
5.1.2
解答 (正解肢2)
解答 (正解肢3)
解答 (正解肢2)
解答 (正解肢1)
解答 (正解肢2)
○
○
×
×
第二種機械換気方式は、送風機のよる換気であることから、室外よりも室内の気圧が
上がるので、汚染質を発生する室に適していない。
×
1
1
×
換気量が同じであっても、室の形状が異なると、空気の淀みができて、室内汚染物質
の濃度の低減量は等しくならない。
○
3
○
4
1
2
○
3
2
×
必要換気量は「単位時間当たりの室内の汚染質発生量」を「室内の汚染質濃度の許
容値と外気の汚染質濃度との差」で除して求める(設問は逆である)。
2
○
3
×
4
注)類似の選択肢問題は、10色(黄色、緑色、紫色、水色、オレンジ色、薄い黄色、薄い緑色、薄い紫色、薄い水色、薄いオレンジ色)にて分類している。出題問題の図は、手書きとしている。
×
○
×
5
×
4
○
5
○
ザイデルの式より、換気量Q=1500/(100-0)=15 ⇒換気回数N=15-25=0.6 より
2が正解となる。
3
4
回/h
回/h
回/h
回/h
回/h
1
○
2
×
○
5
○
ザイデルの式より、換気量Q=0.6/(1.2×(0.010-0.005))=100 従って2が正解とな
る。
3
○
4
○
5
×
3
2
2
×
2
×
○
○
1.A>B>C
2.A>C>B
3.B>A>C
4.B>C>A
5.C>A>B
200㎥/h
3
4
5
平成13年度 問題2
×
第二種換気方式は、送風機のみを有し、外気を送り込む方式である(設問は第三種
換気方式の解説)。
○
○
100㎥/h
1
3
4
×
定常状態における室内の汚染物質の濃度は、容積の大小に関係なく一定となる。
1
○
○
1
建築物C
5
3
5
開 口面積 は上下 各々 0.6㎡
建築物B
自然換気は、季節による外気温の変化、風の強弱、風向きの変化により換気量が左
右される。
2
5
開 口面積 は上下 各々 0.5㎡
建築物A
5
○
浮遊粉じんの吸入による健康障害においては、一般に、粒子径が0.1~1.0μmのも
のによる影響が大きい。
開口部の
中心間の
距離1m
開 口面積 は上下 各々 0.3㎡
4
2
4
開口部の
中心間の
距離2m
全般換気は、室全体の気流分布を考慮して、室内で発生する汚染空気の希釈、拡
散、排出を行う換気方式のことである。
1
一室の上下に大きさの異なる開口のある建築物において、無風の条件で、内外に温
度差がある場合、中性帯の位置は、開口部の大きいほうへ近づく。
開口部の
中心間の
距離3m
×
5
3.換気(2) 【Ⅱ環境・設備:過去問20年の類似項目別による出題問題一覧表】
平成18年度 問題3
平成19年度 問題2
平成20年度 問題2
平成21年度 問題2
平成21年度 問題3
外気温5℃、無風の条件の下で、図のような上下に開口部を有する断面の建築物A、
B、Cがある。室温がいずれも20℃、開口部の中心間の距離がそれぞれ1m、2m、4
m、上下各々の開口面積がそれぞれ0.8㎡、0.4㎡、0.3㎡であるとき、換気量の大小
関係として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、いずれも流量係数は一定とし、中
性帯は開口部の中心間の中央に位置にするものとする。
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
容積が100㎥の室において、室内の水蒸気発生量が0.6 kg/h、 換気回数が1.0回/h
のとき、十分に時間が経過した後の室内空気の重量絶対湿度として、最も適当なもの
は、次のうちどれか。ただし、室内の水蒸気は室全体に一様に拡散するものとし、外
気の重量絶対湿度を0.010kg/kg(DA)、空気の密度を1.2kg/㎥とする。また、乾燥空
気1㎏を1kg(DA)と表す。
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
開口部の
中心間の
距離2m
開口部の
中心間の
距離1m
開口部の
中心間の
距離4m
開 口面積 は上下 各々0.8㎡
開 口面積 は上下 各々 0.4㎡
開 口面積 は上下 各々 0.3㎡
建築物A
建築物B
建築物C
1.A>B>C
2.A>C>B
3.B>A>C
4.C>A>B
5.C>B>A
開放型燃焼器具を使用する場合、室内の酸素濃度が約18~19%に低下すると、不
完全燃焼による一酸化炭素の発生量が急増する。
1
第一種機械換気方式は、給気機及び排気機を用いるため、室内圧を周囲より高く保
つ必要のある室にも採用することが可能である。
1
0.005kg/kg(DA)
1
温度差による換気において、外気温度が室内温度よりも高いとき、中性帯よりも上側
の開口から外気が侵入する。
2
室内外の空気の密度が同じ場合、一般に、隙間を含めたすべての開口部からの給気
量と排気量は一定となる。
2
容積の異なる二つの室において、壁面等における水蒸気の吸放湿がなく、外気の絶
対湿度[kg/kg(DA)]、室内の水蒸気発生量[kg/h]及び換気向数[回/h]がそれぞれ同
じ場合、定常状態における室内の絶対湿度[kg/kg(DA)]は、容積が大きい室より小さ
い室のほうが高くなる。
2
0.010kg/kg(DA)
2
全般換気は、室全体の空気を入れ替えることにより、室内で発生する汚染質の希釈、
拡散、排出を行う換気方式のことである。
3
室内外の温度差がない場合、建築物の外壁に設けられたすべての開口部の風圧係
数の値が正(十)であっても、風圧係数の値に差があれぱ風力換気が生じる。
3
住宅の常時機械換気設備として、浴室等の水廻りの排気ファンを用いる場合、給気
口が設けられた各居室の必要換気量を安定的に確保するためには、建築物全体の
気密性を低くするほうが効果がある。
3
0.015kg/kg(DA)
3
風圧力によって換気される場合、その換気量は、外部風向と開口条件が一定ならば、
外部風速の平方根に比例する。
4
上下に大きさの異なる二つの開口部がある室において、無風の条件で温度差換気を
行う場合、中性帯の位置(高さ)は、一般に、大きい開口部よりも小さい開口部のほうに
近づく。
4
密閉型燃焼器具においては、室内空気を燃焼用として用いない。
4
0.030kg/kg(DA)
4
第一種換気方式によって居室ごとに個別に換気を行う場合、居室と廊下等とを隔てる
扉には、換気経路の確保を目的としたアンダーカットやがらりを設けなくてもよい。
5
冬期における高層の建築物においては、一般に、低層階の出入口等から外気が流
入する傾向がある。
5
一般的な窓の開口の流量係数は、ベルマウス形状の開口の流量係数に比べて小さ
い値である。
解答 (正解肢2)
解答 (正解肢4)
解答 (正解肢3)
解答 (正解肢3)
解答 (正解肢3)
×
○
○
×
○
1
2
1
1
○
温度差換気の比較は、「面積×√高さ」の比較で求めることができるので、解答2とな
る。
1
○
○
2
2
×
3
○
3
3
×
4
×
上下に大きさの異なる二つの開口部がある室では、中性帯の位置は、開口部の小さ
いほうではなく、大きいほうに近づく。
4
×
5
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
図は、ある風向における建築物の平面の風圧係数分布を示したものである。この建築
物に開口部を設ける場合、最も通風量の多いものは、次のうちどれか。ただし、開口
部は同じ高さに設けるものとし、流量係数は同じ値とする。
2
-0.4
3
開口2㎡
風向
○
ザイデルの式より、換気量(100×1)=0.6/(1.2×(0.010-?) ⇒?=0.015 により解
答3となる。
3
×
4
×
風圧力による換気量は、外部風向と開口条件が一定ならば、外部風速に比例する。
○
4
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
住宅の常時機械換気設備として、浴室等の水まわりの排気ファンを用いる場合、給気
口が設けられた各居室の必要換気量を安定的に確保するためには、住宅全体の気
密性を高くするほうが効果がある。
2.
開口1㎡
-0.2
-0.6
平成26年度 問題3
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
外気温7℃、無風の条件の下で、図のような上下に開口部を有する断面の建築物A、
B、Cがある。室温がいずれも20℃に保たれ、上下各々の開口面積がそれぞれ0.3
㎡、0.4㎡、0.7㎡、開口部の中心間の距離がそれぞれ4m、2m、1mであるとき、建築
物A、B、Cの換気量QA、QB、QCの大小関係として、正しいものは、次のうちどれか。
ただし、いずれの開口部も流量係数は一定とし、中性帯は開口部の中心間の中央に
位置するものとする。なお、√2≒1.4として計算するものとする。
1
定常状態において、外部から室内へ流入する空気の質量は、室内から外部へ流出
する空気の質量と等しい。
2
外気に面して上下に大きさの同じ二つの開口部がある室において、無風の条件で温
度差換気を行う場合、換気量は内外温度差の二乗に比例する。
2
建具まわりの隙間から流入・流出する漏気量は、隙間前後の圧力差の1/n乗に比例
し、nは1~2の値をとる。
3
空気齢は、室内のある地点における空気の新鮮度を示すものであり、その値が小さい
ほど、その地点の空気の新鮮度は高い。
3
ある建築物の容積の異なる二つの室において、室内の二酸化炭素発生量(㎥/h)及
び換気回数(回/h)が同じ場合、定常状態での室内の二酸化炭素濃度(%)は、容積が
小さい室より大きい室のほうが高くなる。
開口部の
中心間の
距離4m
開口1㎡
開口2㎡
開口1㎡
3.
開口部の
中心間の
距離2m
開口1㎡
4
4.
喫煙によって発生する浮遊粉じんに基づく必要換気量は、一般に、喫煙によって発
生する一酸化炭素に基づく必要換気量に比べて大きい。
4
開 口面積 は上下 各々 0.3㎡
開 口面積 は上下 各々 0.4㎡
開 口面積 は上下 各々 0.7㎡
建築物A
建築物B
建築物C
1.QA>QB>QC
2.QA>QC>QB
3.QC>QA>QB
4.QC>QB>QA
ナイトパージは。外気温度が建築物内の温度以下となる夜間を中心に、外気を室内
に導入することで躯体等に蓄冷する方法であり、冷房開始時の負荷を低減し、省エネ
ルギー化を図ることができる。
解答 (正解肢4)
解答 (正解肢4)
解答 (正解肢2)
解答 (正解肢3)
解答 (正解肢3)
○
×
○
○
○
1
1
○
2
1
×
2
○
3
2
×
3
×
空気齢は、建物に入った新鮮空気が、ある地点まで到達する平均時間のことであり、
空気の新鮮度を示している(設問は空気余命の解答)。
4
開口部の
中心間の
距離1m
開口2㎡
-0.2
空気齢は、時間の単位をもつ換気効率に関する指標であり、その値が小さいほど発
生した汚染物質を速やかに排出できることを意味する。
平成25年度 問題3
開口2㎡
1.
開口2㎡
4
○
-0.2
-0.4
4
3
平成24年度 問題4
開口2㎡
-0.2
-0.6
建築物の気密化を図ることは、一般に、必要換気量を安定的に確保し、換気経路を
明確にすることができる。
×
給気口が設けられた各居室の必要換気量を安定的に確保するためには、建築物全
体の気密性を低くするのではなく、高くしたほうが効果がある。
○
2
○
平成23年度 問題3
ディスプレイスメント・ベンチレーション(置換換気)は、室内の設定温度よりもやや低温
の空気を室下部から供給し、室内の発熱を利用して空気を暖めて上昇させて、室上
部から排出する換気手法である。
×
5
平成22年度 問題3
上下に大きさの異なる二つの開口部がある室において、無風の条件で温度差換気を
行う場合、大きな開口部における内外圧力差は、小さな開口部に比べて小さい。
1
2
4
○
5
1
1
1
×
上下に大きさの開口部での温度差換気の場合、換気量は内外温度差の二乗ではな
く、内外温度差の平方根に比例する。
○
風力による換気量の比較は、風上側と風下側との風圧係数の差だけを比較すれば良
いので、0.8、0.85、0.8、0.9より解答4となる。
○
2
○
3
3
○
4
注)類似の選択肢問題は、10色(黄色、緑色、紫色、水色、オレンジ色、薄い黄色、薄い緑色、薄い紫色、薄い水色、薄いオレンジ色)にて分類している。出題問題の図は、手書きとしている。
1
○
2
×
ザイデルの式より、(換気回数×室容積)=室内CO2発生量/(室内CO2濃度-室外
CO2濃度)より、室容積が小さいほど室内CO2濃度は高くなる。
3
○
4
×
温度差換気量の大小関係は、開口面積と開口高さの√を乗じた数値で比較できるの
で、0.6、0.56、0.7となり解答3となる。
○
4
3.換気(3) 【Ⅱ環境・設備:過去問20年の類似項目別による出題問題一覧表】
平成27年度 問題4
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
開口部に風圧力が作用したときの換気量は、外部風向と開口条件が一定の場合、外
部風速に比例する。
2
住宅の全般換気を、トイレ、浴室、台所等の水まわり部分から排気する第三種換気方
式で行う場合、居室に設ける自然給気口は、床面からの高さを1.6m以上とすることが
望ましい。
3
大きさの異なる上下の二つの開口部を用いて、無風の条件で温度差換気を行う場
合、中性帯の位置(高さ)は、有効開口面績の小さいほうの開口部に近づく。
4
二酸化炭素を0.015㎥/h発生する成人1人当たりの必要換気量は、外気の二酸化炭
素濃度が0.03%で室内の許容濃度が0.1%の場合、約21㎥/hとなる。
解答 (正解肢3)
○
1
○
2
3
×
温度差換気による中性帯の位置(高さ)は、有効開口面績の小さいほうではなく、大き
いほうの開口部に近づく。
○
4
注)類似の選択肢問題は、10色(黄色、緑色、紫色、水色、オレンジ色、薄い黄色、薄い緑色、薄い紫色、薄い水色、薄いオレンジ色)にて分類している。出題問題の図は、手書きとしている。
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