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児童虐待は社会全体で解決する問題です(PDF文書)

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児童虐待は社会全体で解決する問題です(PDF文書)
∼ さしのべて あなたのその手 いちはやく ∼
児童虐待は社会全体で解決する問題です
11月は「児童虐待防止推進月間」です。
児童虐待に関する相談対応件数は依然として増加しています。
特に、子どもの生命が奪われるなど重大な事件があとを絶ちません。
児童虐待問題は、社会全体で解決すべき重要な課題です。
子育てに悩んでいる方は、ひとりで抱え込まずに相談してください。
自分の周囲で虐待が疑われるときは、連絡してください。
まわりの大人が、子どもの心の叫びに気づき、子どもの声を支援機関につないでください。
「虐待」ってどんなこと?
子どものためだと考えていても、過剰な教育や厳しいしつけによって子どもの心身の発達を損なう行為であ
れば、それは「虐待」と判断されます。虐待は子どもの心身に大きな傷を残すばかりでなく、発見が遅れると
かけがえのない命を奪うことにもなります。
★
「虐待」であるかどうかは、あくまで子どもの立場で判断されます。
虐待は、どこの家庭でも起こりうるものです
「こうしなければならない」
「こうでなければならない」という気持ちで子どもに接していませんか?
子育てに頑張りすぎることで虐待をしてしまっていませんか?
虐待は育児不安や経済不安など保護者が抱えるいくつかの事情が重なって起こります。
子育てに不安や悩みを感じたら、思い詰めてしまう前に誰かに相談しましょう。
★虐待は、決して特別な人にだけ起きる特別な問題ではないのです。
「もしかしたら虐待かも!?」
子どもをひどく叱っている、泣き声が聞こえる、身体にあざや傷がある、暗くなっても外にいる・・・など
様子がおかしいと思ったときには相談(通告)してください。
「虐待かどうかわからないし・・・」「まちがいかもしれないし・・・」
「きっと誰かが連絡しているはず・・・」
と連絡をためらわないでください。
あなた が気づいて、行動(連絡)することは、いろいろな悩みを抱えた保護者に問題解決のきっかけを
与える第一歩となります。
★
「虐待相談(通告)をすること」
=「虐待をする親を責めること」ではありません。
虐待に関する相談(通告)や育児不安などの相談先
茅野市役所こども課こども・家庭相談係
☎72−2101 内線305・310
諏訪児童相談所
☎52−0056
長野県児童虐待・DV24時間ホットライン
☎0263−91−2413
児童相談所全国共通ダイヤル
イ チ ハ ヤ ク
☎189(※PHSや一部のIP電話からはつながりません。)
※匿名でかまいません。児童虐待でなかったとしても、責められることはありません。また、相談(連絡)して
いただいた方のプライバシーは守られます。
子どもを虐待から守るための5か条
●
「おかしい」と感じたら迷わず連絡(通告)
【通告は義務=権利】
●
「しつけのつもり…」は言い訳(子どもの立場で判断)
●ひとりで抱え込まない(あなたにできることから即実行)
●親の立場より子どもの立場(子どもの命が最優先)
●虐待はあなたの周りでも起こりうる(特別なことではない)
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広報ちの 2016.11
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