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地震後の点検で異常が確認された設備に係る関連パラメータ採取項目 No. 機器名称 種類 原子炉冷却材再循環 ポンプMGセット A 1 設備点検結果 プラント運転パラメータ採取項目 永久磁石発電機(C81-C008A)出力ケーブル用フレキシブルチューブの被覆に亀裂を発 見した。 発電機用軸受のオイルリングにねじれ量の許容値逸脱が確認された。 ・MGセット発電機・電動機軸受温度 電動機ローターバーに緩みが確認された。 B 2 低圧ドレンポンプ 電動機反フライホイール側軸受の排油サポートに軽微な変形が確認された。 ・MGセット発電機・電動機軸受温度 電動機基礎部(グラウト部)に軽微なひび割れを確認した。 ・低圧ドレンポンプ吐出圧力 ・低圧ドレンポンプ吐出流量 電動機基礎部(グラウト部)に軽微なひび割れを確認した。 ・低圧ドレンポンプ吐出圧力 ・低圧ドレンポンプ吐出流量 電動機基礎部(グラウト部)に軽微なひび割れを確認した。 ・低圧ドレンポンプ吐出圧力 ・低圧ドレンポンプ吐出流量 A 3 B 4 C 5 グランド蒸気減圧弁 作動試験を実施したところ,弁駆動部より異音がしたことから,念のため,弁本体及び ・グランドシール蒸気圧力 駆動部の分解点検を実施した。その結果,異常は確認されなかった。 6 高圧タ-ビン - 基本点検における目視点検において,軸受の油切りにロータとの接触による損傷及び接 触の痕等を確認した。また,予め計画する追加点検においては,翼(動翼と静翼)及び 車軸の接触の痕・傷ならびに地震の荷重を直接受け保つ中間軸受台キーの変形,オイル シールリングの割れ,クラッシュピンの接触跡等が確認された。 7 目視点検にて地震の荷重を直接受けもつ中間軸受台基礎部コンクリート(グラウト部) に割れが確認された。 低圧タ-ビン ・高圧タービン加減弁蒸気室圧力,第1段後蒸気室圧力 ・高圧タービン排気圧力 ・主タービン回転速度 ・主タービン 軸受軸振動 ・主タービンスラスト位置,軸受温度 ・主タービン軸受温度,軸受給油圧力 ・低圧タービン排気室温度 ・主タービン振動位相角 ・主タービン加減弁 開度,バイパス弁開度 ・高圧タービン排気圧力 ・主タービン車室伸び ・高圧タービン伸び差,低圧タービン伸び差 A ・高圧タービン加減弁蒸気室圧力,第1段後蒸気室圧力 ・高圧タービン排気圧力 ・主タービン回転速度 基本点検における目視点検において,軸受の油切りにロータとの接触による損傷及び接 ・主タービン 軸受軸振動 触の痕等を確認した。また,予め計画する追加点検においては翼(動翼と静翼)及び車 ・主タービンスラスト位置,軸受温度 軸の接触の痕・傷・クラッシュピンの接触跡等が確認された ・主タービン軸受温度,軸受給油圧力 ・低圧タービン排気室温度 動翼については,さらなる追加点検として,翼付け根部の目視点検及び非破壊検査を ・主タービン振動位相角 行った結果,第14段に磁粉指示模様が確認された。(第14段:12枚/304枚) ・主タービン加減弁 開度,バイパス弁開度 ・高圧タービン排気圧力 ・主タービン車室伸び ・高圧タービン伸び差,低圧タービン伸び差 8 B ・高圧タービン加減弁蒸気室圧力,第1段後蒸気室圧力 ・高圧タービン排気圧力 ・主タービン回転速度 基本点検における目視点検において,軸受の油切りにロータとの接触による損傷及び接 ・主タービン 軸受軸振動 触の痕等を確認した。また,予め計画する追加点検においては翼(動翼と静翼)及び車 ・主タービンスラスト位置,軸受温度 軸の接触の痕・傷・クラッシュピンの接触跡等が確認された ・主タービン軸受温度,軸受給油圧力 ・低圧タービン排気室温度 動翼については,さらなる追加点検として,翼付け根部の目視点検及び非破壊検査を ・主タービン振動位相角 行った結果,第14段,第16段に磁粉指示模様が確認された。(第14段:91枚/ ・主タービン加減弁 開度,バイパス弁開度 304枚,第16段:1枚/260枚) ・高圧タービン排気圧力 ・主タービン車室伸び ・高圧タービン伸び差,低圧タービン伸び差 9 C 10 ・高圧タービン加減弁蒸気室圧力,第1段後蒸気室圧力 ・高圧タービン排気圧力 ・主タービン回転速度 基本点検における目視点検において,軸受の油切りにロータとの接触による損傷及び接 ・主タービン 軸受軸振動 触の痕等を確認した。また,予め計画する追加点検においては翼(動翼と静翼)及び車 ・主タービンスラスト位置,軸受温度 軸の接触の痕・傷・クラッシュピンの接触跡等が確認された ・主タービン軸受温度,軸受給油圧力 ・低圧タービン排気室温度 動翼については,さらなる追加点検として,翼付け根部の目視点検及び非破壊検査を ・主タービン振動位相角 行った結果,第14段,第16段に磁粉指示模様が確認された。(第14段:34枚/ ・主タービン加減弁 開度,バイパス弁開度 304枚,第16段:4枚/260枚) ・高圧タービン排気圧力 ・主タービン車室伸び ・高圧タービン伸び差,低圧タービン伸び差 1/2 地震後の点検で異常が確認された設備に係る関連パラメータ採取項目 No. 機器名称 主発電機本体 種類 設備点検結果 - 予め計画する追加点検として軸受廻り詳細点検を実施した結果,軸受メタルに回転子 シャフトとの接触キズを確認した。また,浸透探傷検査にて部分的な欠陥を確認した。 予め計画する追加点検としてブラシホルダー廻り詳細点検を実施した結果,ブラシホル ダー廻りの構成品と回転子コレクタ廻りとの接触,界磁電路接続ボルト緩み・ロッカー 部のノックピンの変形等が確認された。 11 予め計画する追加点検としてキー部,基礎ボルト詳細点検を実施した結果,センター キーの変形,アライメントキー廻りの傷,アライメント調整座取付ボルトの緩み,ライ ナー飛び出し,発電機据付ボルトワッシャーずれを確認した。 復水器 プラント運転パラメータ採取項目 ・発電機電力 ・発電機電力量 ・発電機電圧 ・発電機電流 ・発電機 無効電力 ・発電機 界磁電圧 ・発電機 界磁電流 ・発電機 界磁巻線温度 ・発電機 機内水素ガス圧力 ・発電機 機内水素ガス純度 ・発電機 機内水素ガス温度 ・発電機入口固定子冷却水導電率 ・発電機出口固定子冷却水導電率 ・固定子冷却水 イオン交換樹脂塔出口導電率 ・固定子冷却水入口温度 ・固定子冷却水入口圧力 ・密封油圧力 ・軸振動 A 基本点検における目視点検で整流板に浮き上り及び変形を確認した。 ・復水器 真空度 基本点検における目視点検で水室フランジ部漏えい痕及び海側水室フランジ蓋パッキン ・復水器 水位 のはみ出し・千切れが確認された。 ・復水器 ホットウェル出口導電率 ・復水流量 基本点検における目視点検で,水室フランジ部ボルトナットのズレ跡が確認された。 12 B 基本点検における目視点検で整流板に浮き上り及び変形を確認した。 ・復水器 真空度 基本点検における目視点検で水室フランジ部漏えい痕及び海側水室フランジ蓋パッキン ・復水器 水位 のはみ出し・千切れが確認された。 ・復水器 ホットウェル出口導電率 ・復水流量 基本点検における目視点検で,水室フランジ部ボルトナットのズレ跡が確認された。 13 C 基本点検における目視点検で整流板に浮き上り及び変形を確認した。 基本点検における目視点検で水室フランジ部漏えい痕及び海側水室フランジ蓋パッキン ・復水器 真空度 のはみ出し・千切れが確認された。 ・復水器 水位 ・復水器 ホットウェル出口導電率 基本点検における目視点検で,水室フランジ部ボルトナットのズレ跡が確認された。 ・復水流量 14 予め計画する追加点検として浸透探傷試験を実施した結果,器内混合ドレン配管のサ ポート溶接部近傍に損傷が確認された。 湿分分離加熱器 A ・湿分分離加熱器出口蒸気圧力 予め計画する追加点検として浸透探傷試験により溶接部の指示模様や目視点検による溶 ・湿分分離加熱器出口蒸気温度 接部の傷が確認された。 ・湿分分離器ドレン水位 15 B ・湿分分離加熱器出口蒸気圧力 予め計画する追加点検として浸透探傷試験により溶接部の指示模様や目視点検による溶 ・湿分分離加熱器出口蒸気温度 接部の傷が確認された。 ・湿分分離器ドレン水位 16 第1給水加熱器 A 17 第1給水加熱器(A)基礎・グラウト部にき裂が確認された。 主変圧器 - 予め計画する追加点検として目視点検を実施した結果,放圧管より油漏れが確認され た。 18 予め計画する追加点検として分解点検を実施した結果,巻線部の絶縁物の一部にズレが 確認された。 起動領域モニタ ・第1給水加熱器出口温度 ・第1給水加熱器ドレン水位 ・第1給水加熱器器内圧力 ・主変圧器油温度 ・主変圧器二次電流 G 基本点検における目視点検にてコネクタと接続ケ-ブルの取り合い部にゆるみが確認さ れた。 19 平均出力領域モニタ (検出器) - 格納容器(D/W)内雰 囲気放射線モニタ A ・SRNMレベル 基本点検における目視点検にてLPRM検出器信号コネクタ2個(ケーブル側)にゆる ・SRNMレベル みが確認された。 ・APRMレベル (対象はロケーション№36-37A/60-45C) 20 基本点検における目視点検にて格納容器内雰囲気放射線モニタ検出器(ドライウェル) の高圧電源用コネクタの芯線抜けを確認した。 21 ・格納容器内雰囲気放射線モニタ B 基本点検における目視点検にて格納容器内雰囲気放射線モニタ検出器(ドライウェル)の ・格納容器内雰囲気放射線モニタ 高圧電源用コネクタの芯線抜けを確認した。 22 排気筒放射線モニタ(IC) B 基本点検における目視点検にて排気筒放射線モニタ検出器の信号用コネクタピン(ケー ・排気筒放射線モニタ ブル側)に芯線抜けを確認した。 23 気体廃棄物処理系設 備エリア排気放射線モニタ 24 A 基本点検における機能確認において気体廃棄物処理系設備エリア排気放射線モニタAの検出器 の校正機能の確認を実施したところ,校正回路における模擬信号の上昇時間が他の検出 ・気体廃棄物処理系設備エリア排気放射線モニタ 器と比べて長い状態であった。検出器校正回路を点検した結果,回路の校正パルスを生 成している素子の故障を確認した。 2/2