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部局運営方針の 達成状況

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部局運営方針の 達成状況
平成 25 年度
部局運営方針の
達成状況
平成 26 年 8 月
大 牟 田 市
目
次
1 企画総務部 ····················· 1
2
企画総務部契約検査室·············
17
3 市民部 ························ 21
4 市民協働部 ···················· 34
5 産業経済部 ···················· 56
6 都市整備部 ···················· 73
7 環境部 ························ 87
8 保健福祉部 ···················· 95
9 消防本部 ····················· 116
10 企業局 ······················· 134
11 教育委員会 ··················· 146
※「部局運営方針について」
本市では、「大牟田市総合計画 2006~2015」に掲げる 3 つの都市像である「市民と歩む自
立都市」、「活力と創意にあふれる産業都市」、「いこい、やすらぐ安心都市」の実現に向け、
様々な事業に取組んでいます。
そのような中、平成 20 年度より毎年度、部局ごとに重点的に取組む施策や構成事務事業、
それらの達成目標などを明らかにし、市民の皆さんとの情報共有化を図ることにより、市
民との協働のまちづくりを推進しています。更に、各部局の目標を明確にすることで、市
全体の予算を効果的に配分するなど、市全体の組織力を高めています。
今回、「平成 25 年度 部局運営方針の達成状況」が、まとまりましたのでお知らせします。
平成25年度 企画総務部の「運営方針」
部 長 井 田 啓 之 1.部の方針
(1)部の基本理念
自立した地域経営と独自の地域づくりを進めていくため、まちづくりの土台である財政基盤の強化
と健全化に取り組みます。また、行政課題に対応した組織機構の整備や行政マネジメントサイクル
の確立により、行政資源を有効に活用した行財政運営を行い、総合計画に掲げる各施策を効果的、
効率的に進めます。
さらに、市政全般にわたる重要な施策や新たな課題に対して市民ニーズを的確に把握し、多面的
な検討を加え、各施策を推進するとともに、関係部局等に対して情報提供や助言などの支援を行い
ます。
※方針は総合計画の主要施策順に記載しています。
(2)25年度の取組み方針
(1)文化財の保護と活用
本市の歴史や文化を理解する上で重要である文化財の保護に努めるとともに、埋蔵文化財や民
俗文化財など各種文化財の調査・研究に取り組みます。また、郷土理解を深め、文化財の保護意識
の向上を図るために、見学の促進や情報の発信に努めます。三池炭鉱に関する近代化遺産は、市
民や企業と協働しながら、保護と活用に努めます。
(2)世界遺産本登録に向けた取り組みの推進(重点)
H25年度に政府推薦、26年度に国際記念物遺跡会議(イコモス)による専門的調査を経て、27年
度に「九州・山口の近代化産業遺産群」の構成資産である宮原坑、三池炭鉱専用鉄道敷跡、三池港
の世界遺産本登録を目指します。また、これらの「九州・山口の近代化産業遺産群」の構成資産及
びその他の近代化産業遺産の保存・継承に向けた市民の理解や盛り上がりを高めます。
さらに、「近代化産業遺産を活用したまちづくりプラン」に掲げる各種事業を推進します。
(3)健全な財政基盤の確立
「財政構造強化指針」に基づき、実質収支の黒字を継続させるとともに、経常収支比率や実質公
債費比率の抑制に努めます。
一時的な取組みに頼ることなく、収支均衡を継続するとともに、将来のまちづくりに向けた投資を
行うなど、自らの責任において自治体運営・経営を行えるような基礎体力を強化することで、健全な
財政基盤を確立していきます。
(4)行財政運営の効率化
社会経済状況の変化や地方分権型社会の進展等、新たな行政需要に柔軟かつ適切に対応でき
る行政執行体制を構築します。
また、限られた行政資源で最大の効果が発揮できるよう、事務事業の見直し等を推進し、組織・機
構の検討・整備を行うとともに、適正な職員配置を行うことで、行財政運営の効率化を図ります。
(5)地域情報化の推進
市内に地域情報化の推進に必要な情報通信基盤(ブロードバンド)の未整備地域があるため、民
設民営方式で情報通信基盤の整備を行い、すべての市民が情報通信技術(ICT)の恩恵を享受でき
る環境を整えます。
また、情報通信基盤の整備とあわせて、情報通信機器の利活用能力の向上を図ります。
1
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 文化財の保護と活用
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
郷土の歴史・文化である文化財、市民
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
近代化遺産を含む文化財を適切に保存・管理し、活用
していきます。このことで市民のみなさんが郷土に愛着
と誇りをもち、次世代のまちづくりへの関心を高めてもら
【抱える問題やニーズ(現状)】
うようにします。またH23年度に策定された「近代化産業
調査や保存・活用が十分にできていない文化財がありま 遺産を活用したまちづくりプラン」に示す近代化産業遺
す。また近代化遺産については、世界遺産候補となってい 産の保存と活用を進めます。
るものもあり、後世に伝えていくため保護の手立てが必要
です。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
指標名① 文化財の見学者数(人)
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
目標値 3,000 3,500 4,000 4,500 5,000 H23年度を起点として毎
年500人の見学者増を目
指します。
実績値 1,742 2,470 6,459
代表的な近代化遺産である宮
算出式・
原坑跡の定期公開等の見学者
考え方等
数から関心の高まりを見ます。 達成度
58.1
70.6 161.5
指標名② 文化財の周知率(%)
目標値
44.0
48.0
52.0
算出式・ まちづくり市民アンケートの指
考え方等 標により測ります。
実績値
41.3
43.1
42.1
達成度
93.9
%
%
%
%
89.8
%
%
%
56.0
%
81.0
%
近代化遺産の周知に努め、
60.0 まちづくり市民アンケートで
掲げる主な近代化遺産10施
設の平均周知率の向上を目
% 指します。
開発行為等に伴い埋蔵文化
指標名③ 埋蔵文化財の調査実施率(%) 目標値 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0
財を保護する観点から、申
算出式・ 開発行為等に伴う埋蔵文化財 実績値 100.0 100.0 100.0
%
%
%
考え方等 の事前調査を完全実施します。 達成度
100.0 100.0 100.0
構成する事務事業
事務事業名
1 文化財保護事業
所管課
世界遺産登録・文化財室
%
請案件全てに対し、台帳並
びに試掘調査等の事前調査
% を実施します。
【これまでの成果とその要因】
重点 ・宮原坑跡等の見学者は、定期公開日の増加や、世界遺産登録へ
向け政府推薦が9月に決まったこともあり、大きく増えました。
・開発等に伴う文化財の照会については様式を整備し、回答に齟
齬をきたさないようにしました。
文化財調査・研究事 世界遺産登録・文化財室
業
近代化遺産保存・活 世界遺産登録・文化財室
3
用事業
【残った課題とその要因】
世界遺産関連施設 世界遺産登録・文化財室
4
●
等保存整備事業
・近代化遺産はじめ文化財に対する市民の理解・認知が十分でな
く、代表的な文化財の認知度はまだ目標を下回っています。市民
近代化産業遺産を
5 活用したまちづくり 総合政策課
● への啓発が十分ではありません。
の推進(再掲)
2
6
7
8
9
10
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
・適切な文化財の管理は、保存に向けて必須のものであり、今後と
も文化財の日ごろの点検・管理を行う必要があります。また、文化
財の所有者へも保存に向けた技術的助言を行います。
・近代化遺産をもっと広く知ってもらうための事業を行う必要があり
ます。
新規
2
【担当課 : 世界遺産登録・文化財室 】
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
文化財の保護と活用
編・章・節
1
事業名
事業内容
5
5
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
世界遺産関連施設等保存整備事業
「宮原坑跡」等を含む「九州・山口の近代化産業遺産群」は、世界遺産暫定一覧表に記載
されており、H24年度に史跡拡大・追加指定を受けた「宮原坑跡」・「専用鉄道敷跡」をはじ
めとする「三井三池炭鉱跡」の世界遺産本登録に向けて、その保存・管理並びに周知啓
発・活用を進めます。
国指定史跡「三井三池炭鉱跡」の保存・管理に努めます。
「宮原坑跡」や「旧長崎税関三池税関支署」等の世界遺産関連施設について、保存・管理
並びに周知啓発・活用に取り組みます。
三井三池炭鉱跡宮原坑跡の適正な保存・管理を行います。
達成目標 【25年度進捗目標】
三井三池炭鉱跡宮原坑跡のH24年度追加指定部分の適正な保存並びに管理に向けた
諸整備
一般会計
予算額
款・項・目
9
5
1
事業名
当初予算額
財
国
(単位:千円) 源
県
119,483
(79,624)
内
訳
※予算書に記載している事業名
世界遺産関連施設等保存整備事業費
補正額
-43,156 千円
156,000 千円
前年度繰越額
千円
起債
その他
一般財源
0
(1,200)
36,517
(32,020)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
・史跡「三井三池炭鉱跡」の追加指定を受けた「宮原坑跡・専用鉄道敷跡」の公有化を行い
取組実績 ました。また史跡境界杭を設置しました。
・宮原坑跡及び旧長崎税関三池税関支署の定期公開を毎週日曜日に実施しました。
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
・史跡「三井三池炭鉱跡」の追加指定を受
けた「宮原坑跡・専用鉄道敷跡」の公有化
(進捗率100%)
・史跡拡大地の境界杭設置(進捗率
達成状況 100%)
・宮原坑跡及び旧長崎税関三池税関支署
の定期公開を毎週日曜日に実施(進捗率
100%)
・「九州・山口の近代化産業遺産群」世界
遺産登録推進協議会事業への対応(進捗
率100%)
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
・世界遺産本登録に向けて、推薦書記載に必要な構成資
産の保全措置を図ることができました。
・史跡宮原坑跡の追加指定部分、及び専用鉄道敷跡の
公有化を行うことができました。また史跡範囲を示す境界
杭も設置することができました。
・宮原坑跡及び旧長崎税関三池税関支署の定期公開を
週1回行うことができました。
112,051 千円
国
79,624
県
起債
1,300
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
31,127
3
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 世界遺産本登録に向けた取り組みの推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
・市、・市民
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
・「九州・山口の近代化産業遺産群」の構成資産となっ
ている、宮原坑、三池炭鉱専用鉄道敷跡、三池港の世
界遺産登録を目指します。
【抱える問題やニーズ(現状)】
・構成資産以外の近代化産業遺産の保存、継承を行な
・世界遺産登録に向け、国県等と連携しながら国内におい います。
て政府推薦を受け、イコモス(国際記念物遺跡会議)調査 ・施設の公開やセミナー等を通じ、「九州・山口の近代化
を経て、世界遺産に本登録されることが必要です。
産業遺産群」の本市構成資産及びその他の近代化産
・世界遺産本登録、近代化産業遺産の保存、継承に向け 業遺産の保存、継承に向けた市民理解、盛り上がりに
ては、機運の高まりが必要です。
つなげます。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 世界遺産本登録
目標値
政府推薦
H25年度政府推薦
算出式・
H26年度イコモス調査
考え方等
H27年度世界遺産本登録
実績値
政府推薦
指標名② 市民理解度(%)
目標値 達成度
近代化産業遺産への理解度が 実績値
算出式・
施設等の保存、継承につながり
考え方等
達成度
ます。
指標名③
公開・啓発事業への参加者数
(人)
%
%
%
100.0
68.0
登録 H27年度世界遺産本登録
に向け、国内政府推薦、
イコモス調査、世界遺産
本登録と進捗管理を行っ
%
%
ていきます。
イコモス調査
70.0
84.1
%
%
%
%
72.0 近代化産業遺産の一斉
公開アンケートにより、施
設等の保存、継承に係る
理解度を計ります。
%
123.7
後期基本計画における重
点施策の成果指標。H21
年度3,800人であり、H23
年度より1,000人の増加を
%
目指します。
目標値 6,000 7,000 8,000 9,000 10,000
公開・啓発事業への参加人数
算出式・
で世界遺産候補、近代化産業
考え方等
遺産の関心度を計ります。
実績値 4,850 8,374 13,831
構成する事務事業
事務事業名
世界遺産本登録に
1
向けた取組み
【これまでの成果とその要因】
重点 世界遺産本登録に向けた取組みは、H25年9月に政府推薦を受
け、H26年1月には、「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連
● 地域」として推薦書正式版がユネスコに送付されました。世界遺産
本登録に向けた取組みは、着実に進捗しています。
政府推薦を期に施設の見学者も増加傾向にあります。
2
世界遺産本登録に
向けた啓発事業
世界遺産関連施設等
3 保存整備事業(再掲)
所管課
世界遺産登録・文化財室
世界遺産登録・文化財室
世界遺産登録・文化財室
近代化産業遺産を活
4 用したまちづくりの推
進
5
総合政策課
達成度
7
8
新規
%
%
【残った課題とその要因】
● H26年のイコモス調査に対し着実に対応し、H27年の本登録につ
なげる必要があります。
併せて、市民等の世界遺産登録に向けた盛り上がりをはかるた
め効果的な啓発事業を実施する必要があります。
10
%
●
6
9
%
80.8 119.6 172.9
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
世界遺産登録に向けた取組みは着実に進捗しており、今後も引
き続き国、協議会等と連携した取組みを進めていきます。
また、荒尾市など三池炭鉱関連施設のある自治体などと連携し
ながら効果的な啓発活動を実施していきます。
4
【担当課 : 世界遺産登録・文化財室 】
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
世界遺産本登録に向けた取り組みの推進
編・章・節
1
事業名
5
5
-
区 分
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
世界遺産本登録に向けた取組み
H27年度の世界遺産登録に向け、国県等の関係機関等と連携し、「九州・山口の近代化
産業遺産群」世界遺産登録推進協議会(以下「協議会」という。)として、世界遺産登録に向
けた取組みを行っています。H23・24年度は、登録に必要な施設の保全(文化財指定等)、
管理保全計画等の策定を行いました。
事業内容
達成目標
H25年からは、協議会として世界遺産登録に向けた手続きに入り、イコモス(国際記念物
遺跡会議)や国、協議会等からの各種調査、照会等への対応が必要となります。本市構成
資産の価値等を説明していくことが必要となります。
登録に向けた手順としては、国内の政府推薦(H25年度)、イコモスによる専門的評価への
対応(H26年度)、世界遺産本登録(H27年度)となります。
政府推薦に向け、イコモス、国、協議会等からの各種調査、照会等に対応します。
【25年度進捗目標】
政府推薦。
一般会計
予算額
款・項・目
2
1
10
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
事業名
※予算書に記載している事業名
世界遺産登録推進費
補正額
7,885 千円
前年度繰越額
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
7,885
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
9月に政府推薦を受け、1月に推薦書正式版がユネスコ世界遺産委員会に送付されまし
取組実績 た。
【目標達成状況】
達成状況
政府推薦決定。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
県
【進捗状況の分析】
課題であった政府推薦を受け、世界遺産登録に
向け一歩前進しました。
政府推薦決定後は国、協議会等と連携しながら
推薦書が成案化され、1月には、「明治日本の産業
革命遺産 九州・山口と関連地域」として推薦書正
式版がユネスコ世界遺産委員会に送付されまし
た。世界遺産本登録に向けた取組みは着実に前進
しています。
次年度への繰越額
8,184 千円
千円
起債
その他
一般財源
8,184
5
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
世界遺産本登録に向けた取り組みの推進
編・章・節
2
事業名
事業内容
総合政策課
【担当課: 世界遺産登録・文化財室 】
5
5
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
近代化産業遺産を活用したまちづくりの推進
市内には、多くの石炭産業関連の近代化産業遺産群が残されています。こうした遺産群は、日本の
近代化を支え、大牟田市の礎を築いたものであり、他地域にはない本市固有の貴重な財産です。炭
鉱関連遺産は、わが国近代化の歴史、地域の歩み、人々の想いなど、時代の証人であり、これらを
価値あるものとして捉え、次の世代に残し、さらには、まちづくりにも活用していくため、本市では「近
代化産業遺産を活用したまちづくりプラン」を策定しました。今後は、同プランに掲げる各種事業に取
り組んでいきます。
まちづくりプラン推進のため下記の事業に取り組みます。
①行政、企業など多様な主体の参画による仕組みづくり
②近代化産業遺産の保存・活用に向けた取り組み
③エピソード集の作成
④クリーンアップ(清掃活動)
①多様な主体の参画による仕組みづくりを行います。②近代化産業遺産の保存・活用の取り組みを
行います。③三池炭鉱の出来事に関する思い出などを集めたエピソード集を作成します。
④定期公開やイベントにあわせ、職員、市民参加等によるクリーンアップ(清掃活動)を行います。
達成目標 【25年度進捗目標】
①多様な主体の参画による仕組みづくり。②近代化産業遺産の保存・活用に向けた取り組
み。③エピソード集の作成。④クリーンアップの実施(12回/年)
※予算書に記載している事業名
一般会計
予算額
款・項・目
2
1
10
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
事業名
近代化産業遺産を活用したまちづくりプラン推進費
世界遺産登録推進費
3,066 千円
国
県
補正額
前年度繰越額
起債
その他
0
(10,000)
18,699 千円
千円
一般財源
3,066
(11,765)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
①地域団体等で構成するまちづくり協議会を設立しました。②広く市民の意見を聴くため、「みんなの
会議」や「活用検討審議会」での議論、検討を踏まえ、保存活用に係る基本構想を策定しました。③エ
取組実績 ピソード集は原稿提供が少なく、第2部の発行には至りませんでした。④宮原坑跡等で職員と市民の参
加による清掃活動等を行いました。
達成状況
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
①地域団体等で構成する「近代化産業遺産を
活用したまちづくり協議会を設立しました。今後
も団体の参画促進に努めます②三川坑跡につ
いては、保存活用に係る基本構想を策定しまし
た。今後は整備に向け、基本計画の策定等を
進めます。③エピソード゙集については、原稿提
供が少なく発行には至らなかったため、H26年
度に発行を予定しました,。④宮原坑跡等での
清掃活動等を11回/年行いました。今後も継続
して取り組みます。
①地域団体等による近代化産業遺産を活用したまちづくりに対
する理解から、「近代化産業遺産を活用したまちづくり協議会」
を設立しました。引続き参画団体の拡充を図ります。②三川坑
跡の保存活用のため、用地及び建物等施設を取得するととも
に、施設の一般公開を行いました。また、三川坑跡の保存活用
に係る基本構想を、「みんなの会議」や「活用検討審議会」での
議論、検討を踏まえ策定しました。③エピソード集については、
原稿提供が少なく第2部の発行には至りませんでした。④ス
ポーツごみ拾い2回、クリーンウォーク2回、鉄道敷清掃4回、三
川坑跡清掃2回、チャレンジデー清掃1回を市民と共に取り組み
ました。
決算額
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
20,080 千円
国
県
起債
10,000
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
10,080
6
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 健全な財政基盤の確立
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
一時的な取組みに頼ることなく、収支均衡を継続する
とともに、将来のまちづくりに向けた投資を行うなど、自
【抱える問題やニーズ(現状)】
らの責任において自治体運営・経営を行えるよう基礎体
財政健全化計画の目標のひとつであった累積赤字の解 力を強化することで、健全な財政基盤を確立していきま
消については達成できましたが、抜本的な財政構造の改 す。指標については、財政構造強化指針に基づき設定
革、財政規律の確保についてはまだ道半ばです。なお一 しますが、経常収支比率及び実質公債費比率について
層の財政構造の強化に向け、目標を定め取り組んでいく は、当面の目標値をそれぞれ設定します。
必要があります。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
指標名① 実質収支黒字の継続
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
目標値 黒字
黒字
黒字
算出式・ 財政構造強化指針に基づき、 実績値 黒字 黒字 黒字
%
%
%
考え方等 実質収支の黒字を継続します。 達成度
100.0 100.0 100.0
指標名② 経常収支比率(%)
目標値
96.0
95.0
93.8
算出式・ 財政構造の柔軟性をあらわす
考え方等 経常収支比率を抑制します。
実績値
96.0
94.9
96.3
達成度 100.0 100.1
97.4
指標名③ 実質公債費比率(%)
目標値
14.0
13.4
12.0
健全化判断比率のひとつであ
算出式・
る実質公債費比率を抑制しま
考え方等
す。
実績値
13.2
12.0
10.5
構成する事務事業
事務事業名
未利用地の積極的
1
な処分
所管課
総務課
2
計画的な起債の活
用
財政課
3
「公共施設維持管理
計画」の策定
行財政改革推進室
%
%
行財政改革推進室
証)
特別会計の健全化
5 支援(財政収支の検 財政課
証)
6
7
8
9
10
新規
%
%
%
達成度 106.1 111.7 114.3
%
92.6
%
11.4
%
黒字 財政構造強化指針に基づ
き、実質収支の黒字を継
続していきます。
%
91.4 経常収支比率について、
類似団体の平均値を目指
します(H22年度の数値は
91.4)。
%
実質公債費比率について、
10.8 将来的に類似団体の平均
値を目指しますが、まず
は、県内26市の平均値
% (10.8)を目指します。
【これまでの成果とその要因】
H20年度に策定した「財政健全化計画」に基づき、経常経費の削
減、職員数の削減や職員給の臨時的なカット、し尿処理手数料の
● 改定及び浄化槽汚泥処理手数料の新設などの取り組みを着実に
進め、H22年度より4年連続実質収支黒字となりました。しかしなが
● ら、H25年度は普通交付税の錯誤措置に伴う精算などにより、単年
度収支は赤字となりました。引き続き、H23年度に策定した「財政構
造強化指針」に基づき、抜本的な財政構造の改革に努めるととも
● に、行政事務の重要性の再認識を図っています。
重点
受益者負担の適正化
4 (使用料・手数料の検
%
黒字
【残った課題とその要因】
本市の市税等の歳入環境については、人口の減少や高齢化の
進展もあり、ただちに好転するという状況にはありません。また、地
方交付税については算定項目など毎年見直しが行われており、今
後の動向は不透明です。
歳出面では、今後も扶助費が増加していくことが見込まれます。
このため、将来に亘って収支が均衡できるような安定的な財政基
盤の確立までには至っていません。
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
H23年度に策定しました「財政構造強化指針」において、「実質収
支黒字の継続、財政調整基金の積立、経常収支比率・実質公債費
比率の抑制」という基本方針を達成するために基本的なルールを
定めており、このルールを遵守していくことで、国の動向に左右され
ない安定した財政基盤の構築を目指していきます。
また、指標のうち実質公債費比率については、市債の元金償還額
の3分の2以内の借り入れにより県内26市の平均値を達成できる目
途がついたため、目標値を類似団体の平均値に変更し、さらなる
ルールの遵守に努めます。
7
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
【担当課: 総務 課 】
健全な財政基盤の確立
編・章・節
1
計
4
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 未利用地の積極的な処分
公有財産のうち行政目的を廃止した将来にわたり活用する見込みのない市有財産を、積
極的に売払うことにより、自主財源の確保、管理経費の削減を図ります。
事業内容
【活動指標と予定】
達成目標
売却に係る整理面積
・・・
25,900 ㎡
処分面積
・・・
3,300 ㎡
市有地の売却額
・・・
一般会計
予算額
款・項・目
2
1
9
事業名
国
千円
※予算書に記載している事業名
財産管理費
補正額
14,516 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
87,000
前年度繰越額
県
起債
その他
-4,329 千円
千円
一般財源
14,516
(10,187)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
【活動指標と実施状況】
【問題点・課題】
売却に係る整理面
・・・ 25,928 ㎡ 現在まで、公有財産のうち行政目的を廃止した市
積
有財産を売却してきたことから、優良な売払い物件
達成状況
処分面積
・・・ 16,953 ㎡ が減少しており、新たな優良物件の確保が課題と
なっています。また、長期売れ残り物件の処分方法
市有地の売却額
・・・ 231,036 千円 や価格設定が課題となっています。
処分面積、売却額とも目標を達成することができました。また、現在の経済状況がやや回
復傾向にありますので、今後の売払いについては、購買ニーズを見極めながら、新規物件
今後の方針 について関係課と整理を行い、一般競争入札や常時公募を実施します。なお、長期売れ残
り物件については、定期借地権による貸付の一般競争入札や常時公募を実施し、維持管
理費の削減と税収増を目指します。
決算額
決算額
財
国
7,478 千円
県
起債
(単位:千円) 源
内
訳
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
7,478
8
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
【担当課 : 財政課 】
健全な財政基盤の確立
編・章・節
2
計
4
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 計画的な起債の活用
事業内容
公債費については、H19年度をピークに減少していく見込みです。しかしながら、歳出に占
める割合は当面の間高い水準で推移することが見込まれます。なお一層の縮減を図るた
め、交付税の振り替わりである臨時財政対策債及び地域活性化に寄与し交付税措置の有
利な過疎対策事業債を除く、市債の発行限度額を「財政構造強化指針」で設定している
ルールのとおり元金償還額の3分の2以内に設定し、計画的に公債費を縮減していきます。
【活動指標と予定】
市債の発行額
(臨財債、過疎債除く)
24.3
・・・
億円
達成目標
一般会計
予算額
款・項・目
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
千円
国
県
補正額
前年度繰越額
起債
その他
千円
千円
一般財源
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
【活動指標と実施状況】
達成状況
市債の発行額
・・・
(臨財債、過疎債除く)
【問題点・課題】
14.3
億円
過疎対策事業債については、充当率100%のうち
交付税措置が70%と有利な財源ではありますが、
残りの30%は市の実質的な負担となるため、計画
的に活用する必要があります。
H23年度に策定した「財政構造強化指針」のルールに基づき、市債発行額を元金償還額
の3分の2以内にしていくことにより、公債費の縮減を図っていきます。
一方で、将来のまちづくりを行う上では、総合計画の後期基本計画に掲げる事業に取り
今後の方針
組むことも必要であることから、国県等の財源を最大限活用していくことにより、市債の発
行額を必要最小限にしていくとともに、市債の発行にあたっては交付税措置が有利な過疎
対策事業債の活用を計画的に行っていきます。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
千円
県
起債
9
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点) 【担当課 : 行財政改革推進室 】
施策名
番号
健全な財政基盤の確立
編・章・節
3
事業名
計
4
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
「公共施設維持管理計画」の策定
公共施設の多くは、同時期に整備されたものが多く、今後施設にかかる改修・更新が一
時期に集中し、財政運営にも影響を及ぼすことが想定されます。
そこで、できる限りの施設の長寿命化を図るとともに、改修・更新のコストの縮減、平準化
を図るため、施設の老朽化の度合いや利用状況、今後のコストの見通しなど、ハード・ソフ
ト両面から、公共施設の実態を検証し、全庁的な視点から、最適な維持管理のあり方を明
事業内容 らかにした「公共施設維持管理計画」を策定します。
「公共施設維持管理基本方針」を基に、各施設について利用状況や老朽化の度合いなど
実態をきめ細かく洗い出し、修繕や更新の時期やあり方を示す長寿命化計画及び、各施設
の今後の方向性(統廃合や用途・機能の転換など、公共施設の配置の最適化)を定めた計
画を取りまとめた「公共施設維持管理計画」を策定します。
・基本方針に基づき、
①各施設詳細データの収集から、一元管理が可能なデータベースの構築
②施設の今後の方向性(統廃合や機能転換など)の決定
③予算制約を考慮した施設の維持管理のあり方(長寿命化計画)の決定
達成目標 を行います。
【25年度進捗目標】
①施設データベースの構築
②施設の今後の方向性(統廃合や機能転換など)の決定
③各施設長寿命化計画の策定
一般会計
予算額
款・項・目
2
1
13
当初予算額
財
国
事業名
※予算書に記載している事業名
公共施設維持管理計画策定費
補正額
8,000 千円
前年度繰越額
県
起債
その他
(単位:千円) 源
内
訳
千円
千円
一般財源
8,000
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
・公共施設維持管理基本方針の策定
・計画の対象となる施設等の基礎データの収集、整理
取組実績
・コンサルを選定し、計画策定の支援業務を委託
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
計画策定には至りませんでしたが、公共施設維持管
理基本方針を定め、庁内へ周知を図るとともに、計画の
・対象となる施設のデータ収集、整理。
達成状況 ・施設の今後の方向性の決定、及び各施 対象となる施設等の基礎データの収集、整理を行いまし
た。また、施設の点検・分析技術や優先順位の考え方、
設長寿命化計画の策定には、至りません
及び策定した計画の実効的な運用に民間のノウハウを
でした。
活用するため、本市に適した業者を選定し、計画策定支
援業務を委託しました。
決算額
決算額
財
国
千円
県
起債
(単位:千円) 源
内
訳
10
次年度への繰越額
その他
8,000 千円
一般財源
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 行財政運営の効率化
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市
【抱える問題やニーズ(現状)】
我が国の社会情勢の変化や、全国で進展していく少子高
齢化、人口減少社会の到来、地域経済の低迷等、社会情
勢の変化は、地方自治体の取り組みや市民生活に影響を
及ぼしています。さらに地方分権型社会の進展により、住
民に近い市町村へ様々な権限の委譲が行われ、生活者の
視点に立ち、新たな行政課題や行政需要に応えるために
自らの判断と責任の下行政運営を行っていくことが求めら
れています。このような周辺事情の変化の中にあっても、
市民生活の安定を図ることが必要です。
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
社会経済状況の変化や地方分権型社会の進展等、新
たな行政需要に柔軟かつ適切に対応できる行政執行体
制を構築します。また、限られた行政資源で、最大の効
果を発揮させることのできるよう、適宜、組織・機構の検
討・整備を行い、適正な職員配置を行うことで、施策事
業の効果的・効率的な実現を図ります。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
職員配置適正化方針2011
職員配置適正化方針2011の目
指標名①
目標値 946
926
901
869
837 (H23年度~H27年度)[H23
標職員数(人)
年度策定]に基づき、新規採
用者数について、定年退職
消防・病院を除く職員数
実績値
943
931
902
者数及び定年前早期退職者
(H28.4.1現在の職員数を837人
算出式・
数の3分の1を上限とすること
とします。)
%
%
%
%
%
考え方等
を基本として、計画的な職員
「目標値」は翌年4月の人数を 達成度
数の削減を行います。
100.3 99.5 99.9
表示
構成する事務事業
事務事業名
所管課
「職員配置適正化方
1 針2011(H23年度~ 人事課
H27年度)」の推進
2
「(仮称)業務最適化
計画」の策定
3
組織機構の検討・整
総合政策課
備
4
民間活力等の導入
推進
行財政改革推進室
【これまでの成果とその要因】
H29年3月に市制施行100周年を迎えるにあたり、新たな大牟田市
市史編さん業務を行うことが決定したことから、「市史編さん室」を、
H2年度より休止していた国土調査の再開に向け、「国土調査準備
● 室」を、消費税増税に伴う、臨時福祉給付金支給業務に対応する
ため、「臨時福祉給付金対策室」を新設しました。
また、より簡素で効率的な行政運営を行っていくために、事務事
● 業見直しにも取り組み、職員数の削減も行いました。
重点
行財政改革推進室
5
6
7
9
8
10
新規
【残った課題とその要因】
刻々と変化する社会情勢や行政需要を的確に捉え、適宜、組織・
機構の検討・整備を行い、適正な職員配置を行うことで、施策事業
の効果的・効率的な実現を図る必要があります。
また、より簡素で効率的な行政運営を行っていくために、事務事
業見直しを推進するとともに、「職員配置適正化方針2011(H23年
度~H27年度)」に基づいた職員数の削減を行っていく必要があり
ますが、 これまでもあらゆる手法による事務事業見直しを行って
きたことや、多様化・高度化する行政需要への対応など、今後の事
務事業見直しの困難性は高まってきていることから、事務事業見
直しの柱となる「業務最適化計画」を策定することとしていました
が、計画策定にあたり、協議・検討に多くの時間を要したため、H25
年度中に策定することができませんでした。
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
「職員配置適正化方針2011(H23年度~H27年度)」に基づき、新
規採用者数について、定年退職者数及び定年前早期退職者数の3
分の1を上限とすることを基本として、計画的な職員数の削減を行
なうとともに、H25年度中に策定予定であった事務事業見直しの柱
となる「業務最適化計画」については、H26年度中に策定し、さらな
る事務事業見直しの推進を図って行きます。
11
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
行財政運営の効率化
編・章・節
1
事業名
【担当課 : 人事課 】
計
4
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
「職員配置適正化方針2011(H23年度~H27年度)」の推進
「職員配置適正化方針2011(H23年度~H27年度)」に基づき、消防部門及び病院部門を
除く職員数について、H28年4月までに、H23年4月の職員数から145人の削減(消防部門及
び病院部門を除く職員数目標値:837人)を目指します。
事業内容
そのため、新規採用者数について、定年退職者数及び定年前早期退職者数の3分の1を
上限とすることを基本として、計画的な職員数の削減を行います。
「職員配置適正化方針2011(H23年度~H27年度)」に基づき、職員数の削減を図ります。
達成目標
【25年度進捗目標】
・H23.4~H26.4の削減目標
△81
・進捗率
55.9%
一般会計
予算額
款・項・目
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
※予算書に記載している事業名
千円
県
補正額
前年度繰越額
起債
その他
千円
千円
一般財源
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
「職員配置適正化方針2011(H23年度~H27年度)」に基づき、職員数の削減を行いまし
取組実績 た。
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
・H23.4~H28.4の削減目標
△145
・H23.4~H26.4の削減実績
達成状況 △80
・進捗率
55.2%
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
H26年4月の消防部門及び病院部門を除く職
員数は902人となっており、「職員配置適正化
方針2011(H23年度~H27年度)」に掲げるH26
年4月の職員数の年次目標が901人であること
から、おおむね計画通りに職員数の削減が進
んでおります。
決算額
国
千円
県
起債
12
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点) 【担当課 : 行財政改革推進室 】
施策名
番号
行財政運営の効率化
編・章・節
2
事業名
計
4
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
「(仮称)業務最適化計画」の策定
現在本市は、職員配置適正化方針に基づく計画的な職員数の削減に取り組む一方で、こ
れまでも様々な手法による事務事業見直しに取り組んできています。特に、ここ数年での大
幅な見直しや職員数の削減によって、見直しの困難性が高まってきていますが、今後にお
いても、少数の職員体制で円滑な業務遂行が可能となるよう、継続的かつ計画的な見直し
を着実に実現していく必要があります。このため、新たな視点を活用した中長期的な事務
事業内容 事業見直しの柱となる計画を策定するものです。
本計画の策定に当たっては、客観的な視点を活用し、専門的な調査・分析を行い、効果
的に策定業務を遂行するとともに、真に実効性のある計画とするため、外部の識者を活用
します。
「職員配置適正化方針2011(H23年度~H27年度)」に基づき、計画的な職員数の削減を図
るために、今後の事務事業の見直しの柱となる計画を策定します。
達成目標
【25年度進捗目標】
外部の識者を活用し、長期的な事務事業見直しの計画を策定します。
一般会計
予算額
款・項・目
2
1
13
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
事業名
※予算書に記載している事業名
業務最適化計画策定事業費
補正額
25,000 千円
前年度繰越額
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
25,000
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
計画策定業務委託者の選定作業を行い、業務を委託しました。その後、業務たな卸しを
行い、職員への業務アンケート、各課への業務インタビュー、先進事例調査等を実施し、方
取組実績 策を検討しました。
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
方策には、横断的な取り組みも含まれることか
ら、実現可能性を高めるため、関係部局との協議、
達成状況 委託業者と、計画案の検討を重ねて 先進地調査を含めた更なる調査検討、費用対効果
の検証等が必要となりました。これらに一定時間を
います。
要するため、計画策定には至りませんでした。H26
年度へ予算の繰り越しを行い、できる限り早く計画
を決定します。
決算額
決算額
財
国
千円
県
起債
(単位:千円) 源
内
訳
13
次年度への繰越額
その他
25,000 千円
一般財源
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 地域情報化の推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市民や企業
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
市内全域でブロードバンドが利用できる情報通信基盤
を整備するとともに、情報通信機器の体験会やパソコン
講習会などを通して情報通信への興味や理解を深める
【抱える問題やニーズ(現状)】
ことで、格差無くすべての市民が情報通信技術の利便
社会の情報化が急速に進展し、インターネットに代表さ 性を享受できる環境を整えます。
れるICT(情報通信技術)は、着実に市民生活や企業活動 また、社会の情報化の進展に合わせて地域情報化を
に溶け込んできています。しかし、現状として、市内には 計画的に進めます。
地域情報化の推進に必要な情報通信基盤が整っていな
い地域があるほか、個人によってICTの利活用状況に大
きな差があります。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
通信事業者へ助成を行い、
指標名① 地域情報通信基盤の整備(%) 目標値
100.0
民設民営方式により、H26年
度末までに市内全域でブ
算出式・ H25年度、26年度で、市内全域 実績値
ロードバンドサービスの提供
%
%
%
% を可能とします。
考え方等 にブロードバンドを整備。
達成度
指標名② インターネット利用者の割合(%) 目標値
62.0
自宅または自宅外でインター
算出式・
ネットを利用している市民の割
考え方等
合(%)
51.4
自宅のパソコン等でインターネット
実績値
達成度
指標名③ を利用する市民の割合(%)
目標値
自宅から回線接続によりイン
算出式・
ターネットを利用する市民の割
考え方等
合
実績値
構成する事務事業
事務事業名
地域情報通信基盤
1
整備事業
達成度
%
%
70.0 80%です。H22年の総合情報
60.0
化計画市民アンケートで本市の
現状が60%であったことから、
% まずは、H27年度末で70%の
世帯の利用を目指します。
H24年3月末の全国平均が約
63.0 63%です。H22年の総合情報
化計画市民アンケートで本市の
現状が55%であったことから、
% H27年度末で全国平均の値に
達することを目指します。
%
82.9
57.0
34.7
%
%
%
60.9
H24年3月末の全国平均が約
65.0
【これまでの成果とその要因】
重点 情報通信基盤整備事業については、予定どおり進捗しています。
所管課
情報通信利活用能力向上事業については、インターネット講座の
情報化推進室 ● 開催や地域でのイベントの場を活用し、基盤整備事業の説明やイ
ンターネット体験会を開催しました。
情報化推進室
2
情報通信利活用能
力向上事業
3
「総合情報化計画
情報化推進室
2013~2015」の推進
5
【残った課題とその要因】
情報通信機器の体験会やパソコン講習会などを通して情報通信
への興味や理解を深めることが必要ですが、市民への周知がまだ
十分とは言えません。
6
7
8
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
情報通信基盤整備事業については、目標どおりに整備を完了さ
せます。
情報通信利活用能力向上事業については、市民ニーズを把握す
るとともに、通信事業者や地区公民館及び地域団体と連携を図り
ながら、体験会及びパソコン講習を通してインターネットのPRを行
います。また、パソコンサークル等に情報を提供するなど連携して
進めていきます。
4
9
10
新規
14
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
地域情報化の推進
編・章・節
1
事業名
【担当課 : 情報化推進室 】
計
5
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
地域情報通信基盤整備事業
地域情報化の推進に必要な情報通信基盤(ブロードバンド)が今だ整っていない地域が市
内にあるため、通信事業者へ助成し民設民営方式で整備を行います。これにより、格差無
くすべての市民がICTの恩恵を享受できる環境が整います。
事業内容
まずは、事業を進めるにおいて市側に立ち、仕様書の作成支援や通信事業者と交渉を行
うコンサルタントを選定します。そのコンサルタントと共に通信事業者の選定を行い、整備に
伴う工事を始めます。
まずは今回の事業を進めるに当たり助言や作業支援ができるコンサルタントを選定し、そ
のコンサルタントと共に通信事業者の選定を行います。そして8月から9月に整備に伴う工
事を開始します。
達成目標
【25年度進捗目標】
4~5月 コンサルタントの選定。5~6月 通信事業者の選定準備。7月~8月 通信事業者
の選定。8月~9月 工事着工。
一般会計
予算額
款・項・目
2
1
11
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
※予算書に記載している事業名
地域情報通信基盤整備事業費
補正額
5,000 千円
前年度繰越額
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
5,000
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
事業を進めるに当たり助言や作業支援ができるコンサルタントを決定し、そのコンサルタ
ントと共に通信事業者の選定を行いました。そして、11月から整備に伴う工事に着手しまし
た。
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
4~5月 コンサルタントの選定。
達成状況 6~7月 通信事業者の選定準備。
8月~10月 通信事業者の選定。
11月から工事着工。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
予定どおり進捗しています。
4,200 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
4,200
15
4.部の行政資源(平成25年5月1日現在) (1)職員数
企画総務 部
市職員総数(b)
1,068 人
職員(a)
嘱託員
再任用
85 人
職 員 総 数 臨時職員
業務委託者
8 人
職 員 比 率
(a/b)
約
14.3 人
0 人
2 人
合 計
109.3 人
7.96 %
(2)予算規模
一般会計
平成25年度
予算額
17,185,940 千円 人件費 ※人件費は職員・嘱託・臨職等ごとに設けるモデル額で算出
729,080 千円 一般会計
17,618,301 千円 平成25年度
決算額
特別会計 (名称:財産区特別会計)
3,189 千円
16
平成25年度 企画総務部 契約検査室 の「運営方針」
室 長 村 本 武 1.部の方針
(1)部の基本理念
本市の建設工事及び設計等業務委託並びに物品購入の入札契約は、市民生活の基盤となる社
会資本や市民サービス等に必要な物品を、市民の貴重な税金を主な財源として調達するものである
ため、手続きの公正性、透明性又は競争性の確保、不正行為の排除及び適正な検査・検収による
品質確保などに努めます。
※方針は総合計画の主要施策順に記載しています。
(2)25年度の取組み方針
基本理念を基に、次のとおり入札契約制度の改善に向けた検討に取り組みます。
(1)総合評価方式による入札は、価格と価格以外の要素を総合的に評価して落札者を決定する
ことで、品質の向上、ダンピングの防止、不良・不適格業者の排除及び建設業者の技術力の
向上などが期待されることから、対象となる業種の拡大及び技術力を評価する項目を検討しま
す。
(2)建設工事及び設計等業務委託並びに物品購入の入札契約は、厳しい地域情勢を踏まえ、地
元業者の育成や雇用の確保を図る観点から、これまで同様、地元企業への優先発注に努め
ます。
(3)物品の購入及び役務の提供については、福祉関係施設等からの調達の推進が図られるよう、
規則及び契約事務手続きの整備に努めます。
17
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 行財政運営の効率化(入札契約制度の改善)
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
発注者及び受注者
建設工事並びに測量、調査及び設計等の入札
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
入札及び契約手続きにおける競争性、公平性及び透
明性の確保、不正行為の排除の徹底、適切な施工の確
保、価格と品質の双方が優れた総合評価方式による入
札を試行します。
また、工事に関する技術力水準の向上や能率的な施
【抱える問題やニーズ(現状)】
工の確保及び工事の適切な評価を行うと共にコストと品
贈収賄、談合、不良不適格業者などの公共調達をめぐ 質の両面を重視した社会資本の整備に努め、市民の信
る不祥事や不良工事の発生が危惧される中で、公共工事 頼の確保と建設業の健全な発展を図ります。
の品質を確保し、促進していくために、価格と品質の双方
が総合的に優れた調達の実施が求められています。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
総合評価方式による条件付一
指標名①
般競争入札の件数(件)
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
目標値
5
5
5
6
6
5
全入札案件のうち、総合評価方 実績値
算出式・
式による条件付一般競争入札
%
%
%
考え方等
の件数
達成度 120.0 120.0 100.0
構成する事務事業
事務事業名
1
入札契約制度の改
善
5
%
総合評価方式条件付一
5 般競争入札は、価格と品
質の双方が総合的に優
れているため、本格運用
に向けた目標値を設定し
% ます。
【これまでの成果とその要因】
所管課
契約検査室
(契約担当)
総合評価方式による入札については、予定価格が概ね1億円以
上の大規模工事で試行していましたが、H24年度に引き続き、1億
円未満の予定価格のものについても一部実施しました。また、案件
● 毎に総合評価方式の評価項目について検討し実施しています。
重点
2
3
4
5
6
【残った課題とその要因】
特別簡易型による総合評価方式による入札を試行しています
が、工事内容や規模更に応じた案件毎の評価方式、項目の更なる
検討が必要です。また、総合評価方式による入札については、価
格だけの審査ではなく、技術評価を行わなければならないため、入
札から契約に係る事務処理に時間を要します。
7
8
9
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
工事内容・規模に応じた総合評価の方式・評価項目の見直しと提
出書類の簡素化等を検討していることから、達成できるものと見込
んでいます。
10
新規
18
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 契約検査室 】
行財政運営の効率化
編・章・節
計
4
-
区 分
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 入札契約制度の改善
入札契約状況を取りまとめ、問題点・課題を検証し、「公共工事の入札及び契約の適正化
の促進に関する法律」及び「公共工事の品質確保の促進に関する法律」等法の趣旨に基づ
き、国や県の動向を見据え、更なる入札契約制度の改善を行います。
25
事業内容 年 建設工事において総合評価方式による入札の試行と、対象となる業種の拡大及び技
度 術力を評価する項目の内容の再検討を行います。
は
4~6月
7~9月
10~12月
総合評価方式の試行 総合評価方式の試行
1~3月
総合評価方式の評価 総合評価方式の評価
項目の検証
項目の検証
入札及び契約手続きにおける競争性、公平性及び透明性の確保、不正行為の排除の徹
底、適切な施工の確保、価格と品質の双方が優れた社会資本の整備に努め、市民の信頼
の確保と建設業の健全な発展を図ります。
達成目標 【成果指標と目標】
総合評価方式による入札の件数
一般会計
予算額
款・項・目
2
1
16
国
※予算書に記載している事業名
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・ 5件
契約検査室管理運営費
補正額
149 千円
前年度繰越額
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
149
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
総合評価方式による入札については、予定価格が概ね1億円以上の大規模工事で試行し
取組実績 ていましたが、H24年度に引き続き、1億円未満の予定価格のものについても一部実施しまし
た。また、案件毎に総合評価方式の評価項目を検討し実施しています。
【成果指標と目標達成状況】
達成状況 総合評価方式による
・・・ 5件
入札の件数
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
【改善・見直しの方向性】
工事の規模や技術的な工夫の余地など個々の工事の内容
に応じた総合評価方式の評価項目や提出書類の簡素化等
の検討を行います。
149 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
149
19
4.部の行政資源(平成25年5月1日現在) (1)職員数
契約検査室
市職員総数(b)
1,068 人
嘱託員
再任用
職員(a)
12 人
職 員 総 数 0.6 人
臨時職員
業務委託者
2 人
職 員 比 率
(a/b)
約
0 人
0 人
合 計
14.6 人
1.12 %
(2)予算規模
一般会計
2,772 千円 平成25年度 特別会計 (名称: 会計)
予算額
千円 人件費 ※人件費は職員・嘱託・臨職等ごとに設けるモデル額で算出
99,960 千円 一般会計
3,596 千円 平成25年度
決算額
特別会計 (名称: 会計)
千円
20
平成25年度 市 民 部 の「運営方針」
部 長 大佐古 寿 男 1.部の方針
(1)部の基本理念
市民部は、戸籍や住民基本台帳、税の賦課徴収、国民年金や国民健康保険などの社会保障制度
を所管しています。また、市民の意見・要望等を市政に反映する広聴機能も担っており、市民生活に
係わりが深い部門です。このため、次の基本理念のもと事業を推進します。
1 接遇を重んじた窓口対応を心掛けます。
2 住民情報の正確な記録と適正な管理に努めます。
3 市民のみなさまから寄せられる「こえ」を聴き、よりよい市政のために生かします。
4 納税者の理解を深め、公平・公正な税負担に努めます。
5 国民健康保険の事業運営の安定化に努め、医療費適正化を推進し、健康づくりを支援します。
(2)25年度の取組み方針
※方針は総合計画の主要施策順に記載しています。
(1)消費者行政の推進(重点)
研修会や講座、各種イベント、広報紙等で、市民の消費生活に関する正しい知識の啓発・情報提
供を行うとともに、関係機関、団体等と連携を図りながら、市民の意識啓発を推進します。
また、契約、購入、借金に関する相談など、多様な相談に対応するため、消費生活専門相談員に
よる相談体制の充実や関係機関との連携を図ります。
(2)国民健康保険事業の健全な運営(重点)
国保財政の健全化を推進するための被保険者の健康づくり対策としては、第2期特定健康診査等
実施計画に基づき特定健康診査等事業を実施するとともに保健事業の拡充を図ります。また、医療
費の適正化の推進、保険税の適正な賦課徴収や国・県に対する財政支援策の充実・強化の要請等
財源確保に努めるなど、「国民健康保険事業財政安定化計画」に掲げる財政安定化に向けた取組
みを推進します。
(3)健全な財政基盤の確立(適正課税の推進と市税収入の確保)
本市の厳しい財政状況のもと、市政運営の一端を担うため、課税客体の把握と申告漏れを無くす
ことに努め、公平・公正かつ適正な課税の推進及び自主財源の確保を図ります。
また、収納に当たっては、納税義務者の利便性向上を図るとともに、公平・公正の観点から徴収業
務に取り組むことにより、収納率の維持向上を図ります。
(4)行財政運営の効率化(住民情報の正確な記録と適正な管理)
住民情報の正確な記録と適正な管理を行うとともに、各種の届出・証明書交付等に関し市民の利
便性向上に努めます。
21
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 消費者行政の推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市民
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
専門的な知識を持つ相談員を配置し、消費生活にか
かる相談対応及び苦情処理のための斡旋を行うことに
より、消費者トラブルの解決を支援し、被害の回復に寄
【抱える問題やニーズ(現状)】
与します。また、広報紙等での啓発を行うことで、市民が
消費者と事業者との情報や交渉力等の格差から、消費 消費生活に関する知識を深めるとともに、消費にかかる
者被害を消費者だけで回復することは限界があります。 市の専門の相談窓口を認知し、被害を未然に防止する
そのため、消費生活相談窓口で、消費者からの苦情、相 ことができます。
談、斡旋などに対応し、被害の回復及び問題解決への支
援とともに、被害の未然防止に向け、消費者の意識啓発
を図ることが必要です。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 消費生活相談窓口の認知度(%) 目標値
60.0
60.0
60.0
算出式・ 相談できる市の消費生活相談 実績値
考え方 窓口の認知度の高まりを表しま
す。
達成度
等
52.7
57.3
53.2
%
%
%
87.8
95.5
88.7
指標名② 出前講座依頼数(回)
目標値
24
24
24
算出式・ 出前講座の依頼数は、消費者
考え方 意識の高まりを表します。
等
実績値
17
27
45
構成する事務事業
事務事業名
所管課
1 消費者意識の啓発
市民生活課
2 消費生活相談事業
市民生活課
達成度
4
8
10
新規
%
24 月2回程度を目標としま
す。
%
70.8 112.5 187.5
【残った課題とその要因】
増加する高齢者の消費者被害を減らすために、高齢者を見守る
体制づくりが求められてきました。本市では、高齢者施策所管課を
中心とした、地域包括支援センター、介護事業者、民生委員・児童
委員、警察など関係機関との協力体制を利用して、消費者被害の
早期発見と未然防止への見守りが広がってきています。今後は、
障害者、若年層への啓発が課題です。
7
9
%
24
相談窓口の認知度」の調査
結果(54.8%)に基づきます。
% (後期基本計画重点施策目
標値)
【これまでの成果とその要因】
消費者被害の早期発見と未然防止のための啓発事業と相談事
業を軸として、広報やホームページでの情報発信、街頭啓発、出前
● 講座、研修会等を実施しています。消費生活相談窓口の認知度
は、まだ目標に達していませんが、出前講座の依頼がH25年度は
● 45件と急増し、悪質商法に関する市民の意識の高まりと啓発効果
を表しています。
6
%
%
H22年度「まちづくり市民アン
60.0 ケート」における「消費生活
重点
3
5
%
60.0
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
広報、ホームページ、街頭啓発、出前講座、消費者講座の実施に
より、悪質商法の新たな手口の紹介など消費者被害の未然防止、
早期発見のための啓発を行います。福岡県消費者行政活性化基
金事業補助金や福岡県金融広報委員会の助成金を活用し、消費
生活相談窓口のPRのためにカレンダーやうちわ、マグネットなど啓
発用品を作成します。相談の内容も複雑化・多様化しており、新た
な消費者問題に対処するために相談員の資質向上のための研修
への参加を支援します。
22
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 市民生活 課】
消費者行政の推進
編・章・節
3
7
区 分
5
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 消費者意識の啓発
消費生活に関する正しい知識の啓発及び情報提供を、研修会や出前講座、広報紙、関係
機関・団体等と連携による街頭啓発などを通じて行います。
25
事業内容 年 市民を対象とした研修会の実施、校区まちづくり協議会等へのチラシ配布、出前講座
度 への対応、広報紙掲載、街頭啓発等による消費者意識の啓発活動を行います。
は
4~6月
7~9月
街頭啓発活動、まちづく
消費者講座の実施、
り協議会等へのチラシ
配布、出前講座の対応 出前講座の対応
10~12月
消費者講座の実施、
街頭啓発活動、出前
講座の対応
1~3月
出前講座の対応
消費者自身が消費に関する知識を深めることにより、被害を未然に防止することができま
す。
達成目標 【成果指標と目標】
消費生活相談窓口の認知度
・・・ 60.0%
出前講座依頼数
・・・ 24回
一般会計
予算額
款・項・目
2
1
17
国
消費者行政事業費、消費者行政活性化基金事業費
82 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
事業名
県
起債
補正額
前年度繰越額
その他
0
(970)
970 千円
千円
一般財源
82
(82)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
H25年度も福岡県消費者行政活性化基金補助金を活用して事業を実施しました。悪質商法等への注意喚起の
ために、街頭啓発を年金支給日に2回、県の悪質商法撲滅月間の12月に1回、大牟田駅やゆめタウン等で実施し
ました。広報おおむたには、3回掲載しました。出前講座は、45件の依頼がありました。研修会は「くらしの達人講
座」と題し終活をテーマとして5回の講座を開催しました。悪質商法の手口と撃退法をイラストでわかり易く説明し
たカレンダーを作成し、地区公民館や介護事業者等を通じ配布しました。
【成果指標と目標達成状況】
消費生活相談窓
・・・ 53.2%
口の認知度
達成状況
【改善・見直しの方向性】
関係機関と連携を図りながら、障害者や若年層への啓発を
行います。
出前講座依頼数 ・・・ 45回
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
1,206 千円
県
起債
1,130
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
76
23
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
2
【担当課 : 市民生活 課】
消費者行政の推進
編・章・節
3
7
区 分
5
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 消費生活相談事業
専門的な知識を持つ消費生活専門相談員を配置することにより、悪質商法や多重債務に
関する相談に対応します。
25
事業内容 年 消費生活相談窓口を設置し、専門相談員による消費生活相談を実施します。また、庁
度 内の多重債務対策連絡会議を開催することにより多重債務者対策を推進します。
は
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
消費生活相談窓口の 消費生活相談窓口の常
消費生活相談窓口の
消費生活相談窓口の
常設、多重債務対策 設、多重債務対策連絡
常設
常設
会議研修会の開催
連絡会議の開催
消費者被害の回復及び消費者トラブルの解決への支援を行います。
達成目標 【成果指標と目標】
消費生活相談窓口の認知度
一般会計
予算額
款・項・目
2
1
・・・ 60.0%
17
国
消費者行政事業費、消費者行政活性化基金事業費
3,922 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
事業名
県
起債
補正額
前年度繰越額
その他
0
(1,466)
866 千円
千円
一般財源
3,922
(3,322)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
消費生活相談窓口において、消費生活専門相談員を配置し、消費生活に関する苦情・相談に対応しました。
年々、相談の内容が複雑・多様化しており、新たな消費者問題に対応するために福岡県消費者行政活性化基金
事業補助金を活用し、相談員の研修参加を支援しました。また、消費生活相談窓口を広く知ってもらうために、広
報おおむたに相談窓口の案内や悪質商法に関する事例を掲載しました。多重債務対策については、多重債務対
策連絡会議を11月に開催し、関係各課と本市の多重債務相談状況について意見交換を行い、相談窓口への誘
導、紹介につながるよう連携を深めました。
【成果指標と目標達成状況】
【改善・見直しの方向性】
達成状況 消費生活相談窓
・・・ 53.2%
口の認知度
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
消費生活相談窓口の周知を継続的に行うとともに、相談に
対する相談員等の専門性の向上を図ります。
4,580 千円
県
起債
1,297
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
3,283
24
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 国民健康保険事業の健全な運営
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
国民健康保険被保険者
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
国民健康保険被保険者が健康づくりに関する意識を
高め、さらに、年1回の特定健康診査を受診し、必要に
応じて保険者が行う特定保健指導を受けることで、生活
【抱える問題やニーズ(現状)】
習慣病などの疾病の早期発見・早期治療ができます。
国民健康保険事業の歳出の中で大部分を占める医療 また、料理講習会などの事業を通した日頃の生活習慣
費は年々増加しており、国保財政を圧迫しています。この の改善の取り組みが疾病の予防、重症化の防止に繋が
要因の一つとして、糖尿病や高血圧等の生活習慣病の増 ります。
加があります。生活習慣病は、日頃の生活に密接なかか このような取り組みが医療費の適正化を推進し、ひい
わりがあり、食生活や運動習慣等を見直す必要がありま ては財政の健全化に寄与することとなります。
す。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 医療費の地域差指数
目標値
1.05 1.05 1.05 H25年度から県が示す地
域差指数を指標とし、本
年齢階層別1人当たりの医療費 実績値
市のH24年度の地域差指
1.07
算出式・ が県平均を1.0とした場合の本
数1.06を下回るよう目標
%
%
%
%
%
考え方等 市の医療費の指数
値を設定します。
達成度
98.1
指標名② 特定健康診査の受診率(%)
目標値
57.0
65.0
40.0
特定健康診査等実施計画(以
算出式・ 下、実施計画という)に基づき
考え方等 設定しています。
実績値
27.5
28.4
30.0
達成度
48.2
43.7
75.0
指標名③ 特定保健指導の実施率(%)
目標値
45.0
45.0
40.0
実施計画に基づき設定していま 実績値
算出式・ す。
考え方等
達成度
32.7
39.8
44.7
構成する事務事業
事務事業名
所管課
特定健康診査・特定
1
保険年金課
保健指導事業
2 健康づくり啓発事業 保険年金課
%
%
72.7
%
%
%
%
88.4 111.8
45.0
%
45.0
%
第1期(H24年度まで)及び第
50.0 2期(H25年度からH29年度ま
で)の実施計画に基づく、特
定健診受診率の目標値を設
% 定します。
第1期(H24年度まで)及び第
50.0 2期(H25年度からH29年度ま
で)の実施計画に基づく、特
定保健指導実施率の目標値
% を設定します。
【これまでの成果とその要因】
重点 H25年度の医療費の地域差指数(H23年度医療費実績)は、本市
一人当たりの医療費が県平均医療費を大きく上回ったことなどから
● 目標値を達成することができませんでした。また、特定保健指導実
施率については、目標値を超えて実施することができましたが、特
定健康診査については、必須項目として検査項目を追加したもの
の、目標値には達することができませんでした。
3
疾病の早期発見及
び予防事業
4
はり・きゅう療養費補
保険年金課
助
5
医療費の適正化事
業
保険年金課
6 保険税の賦課業務
保険年金課
7 保険給付業務
保険年金課
【残った課題とその要因】
本市は生活習慣病に係る医療費の割合が高いことや医療供給
体制が充実していることなどにより、一人当たりの医療費が高い状
● 況となっています。特定健康診査・特定保健指導はこのような生活
習慣病対策としてH20年度から実施しているものですが、本市にお
いては継続受診者が県平均と比べ少ないことや1度も受診したこと
がない被保険者が多いことなどから受診率が伸び悩んでおり、そ
の対応策が課題となっています。
納税課
●
8
9
10
新規
保険税の滞納整理
業務(再掲)
保険年金課
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
特定健診・特定保健指導については、第2期実施計画においてH29
年度の健診・保健指導のいずれも60%を目標値と定め推進しているも
ので、H27年度はそれぞれの目標値を50%としています。この目標値
を達成するために、H26年度においては地域健康力アップ推進事業と
の連携の推進並びに未受診者への受診勧奨などの取り組みを進めて
いくこととしています。このような特定健診をはじめとした保健事業や医
療費の適正化事業に取り組むことにより、医療費の地域差指数の目
標達成へつなげていくことができるものと考えます。
25
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 保険年金 課】
国民健康保険事業の健全な運営
編・章・節
4
7
区 分
―
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 特定健康診査・特定保健指導事業
特定健診等実施計画に基づき、メタボリックシンドロームに着目した特定健康診査及び20
代30代健康診査を実施し、生活習慣病の有病者や予備群を早期に発見するとともに生活習
慣改善の支援が必要となった人へ特定保健指導を行います。また、生活習慣改善対策とし
て、食生活の改善や運動による健康づくりなどの支援事業を行います。
25 特定健康診査及び20代30代健康診査は、個別健診及び集団健診にて実施し、受診率
事業内容 年 向上のための周知啓発や電話等での受診勧奨を行います。特定保健指導は年間を通し
度
て実施し、併せて、生活習慣の改善のための事業を実施します。
は
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
【通年実施】個別・集 保健指導(重症化対 保健指導(重症化対 保健指導(重症化対
団健診、受診勧奨、 策を含む)、健康運動 策を含む)、健康運動 策を含む)、健康運動
料理講習会
事業
事業
事業
年1回の特定健康診査、20代30代健康診査の受診を定着させ、健診結果により特定保健
指導を実施することで、メタボリックシンドロームに該当する人とその予備群を早期に発見
し、生活習慣病の発症、あるいは重症化や合併症の進行を予防します。
達成目標 【成果指標と目標】
特定健康診査受診率
特定保健指導実施率
特別会計
予算額
款・項・目
4
1
・・・ 40.0%
・・・ 40.0%
1
特定健康診査・特定保健指導事業費
補正額
127,702 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
※予算書に記載している事業名
事業名
前年度繰越額
県
21,826
起債
その他
21,826
千円
千円
一般財源
84,050
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
広報紙に健康診査の特集を6ページ掲載し、H25年度より必須とした心電図・貧血検査をアピールするなどの周
知啓発を行いました。また、新たな取り組みとして市民協働による「えるる」での集団健診や愛情ねっとでの受診
勧奨等のメール配信を実施しました。集団健診については地域健康力アップ推進事業の取り組みにより活動指
標を超える回数となっています。特定保健指導は訪問による指導も実施し、保健指導の面談ができなかった人へ
は資料を付けた健診結果を送付するなどきめ細かく対応しました。
【成果指標と目標達成状況】
特定健康診査受
・・・ 30.0%
診率
達成状況 特定保健指導実
・・・ 44.7%
施率
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
【改善・見直しの方向性】
継続受診者や新規受診者の確保に努めるため、本市独自
の必須検査項目を周知し、併せて勧奨の手法や広報の手段
等について検討を行い受診率向上を目指します。また、地域
健康力アップ推進事業の活用により集団健診実施回数の増
や地域住民への意識啓発を図ります。
86,969 千円
国
16,820
県
起債
15,848
次年度への繰越額
その他
54,301
26
千円
一般財源
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
2
【担当課 : 保険年金 課】
国民健康保険事業の健全な運営
編・章・節
4
7
―
区 分
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 医療費の適正化事業
被保険者の適正な受診を推進するため、健康づくり啓発事業と併せて医療費に対する意
識を高めるための啓発活動を行います。また、ジェネリック医薬品の使用促進を図るととも
に、レセプトの内容点検や第三者行為(交通事故など原因が第三者によるケガなど)の掘り
起し等に取り組みます。
25 本市の医療費実態の周知や医療費通知などにより被保険者の適正な受診を推進しま
事業内容 年 す。また、ジェネリック医薬品の差額通知及び希望カードの配布、レセプト点検の実施や
度
第三者行為の届出を推進して医療費適正化に努めます。
は
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
ジェネリック差額通知・希 ジェネリック差額通
ジェネリック差額通
ジェネリック差額通
知、レセプト点検、医 望カード配布、レセプト 知、レセプト点検、医 知、レセプト点検、医
点検、医療費通知
療費通知
療費通知
療費通知
国保財政歳出の多くの部分を占める医療費の適正化を推進し、将来的な医療費の伸びの
抑制を図ることで、被保険者が将来にわたって安心して必要な医療を受けられる制度を堅持
することができます。
達成目標 【成果指標と目標】
ジェネリック医薬品普及率(調剤数量)
レセプト内容点検財政効果率
特別会計
予算額
款・項・目
1
1
3
※予算書に記載している事業名
事業名
医療費適正化特別対策事業費
補正額
21,444 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・ 35.0%
・・・ 0.24%
前年度繰越額
国
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
21,444
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
ジェネリック医薬品の使用促進については、保険証交付に併せジェネリック医薬品希望
カードを配布しました。また、ジェネリック医薬品差額通知を毎月対象者に送付し意識啓発に
取組実績 努めました。なお、レセプト点検については、国保連合会において行われた一次点検の後に
本市において4人の嘱託員で二次点検を行っていますが、効果的・効率的に行うための勉強
会を近隣市と合同で実施しました。
【成果指標と目標達成状況】
【改善・見直しの方向性】
被保険者本人の自己負担の有無にかかわらず、医療費全
体の削減が必要であるという観点から、ジェネリック医薬品
使用の意識啓発を行います。また、レセプト点検員の更なる
点検技術の向上に取り組み、再審査申し立て件数の増加を
図ります。
ジェネリック医薬品
36.6%
普及率(調剤数量) ・・・
達成状況 レセプト内容点検
・・・ 0.20%
財政効果率
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
19,828 千円
国
県
252
起債
8,782
次年度への繰越額
その他
10,794
27
千円
一般財源
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 健全な財政基盤の確立(適正課税の推進と市税収入の確保)
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
納税義務者
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
課税客体の把握と申告漏れを無くすことに努め、公
平・公正かつ適正な課税の推進及び自主財源の確保を
図ります。
【抱える問題やニーズ(現状)】
また、収納にあたっては、納税義務者の利便性の向上
本市では、企業誘致や産業の振興に取り組んでいます を図るとともに、公平・公正の観点から徴収業務に取り
が、人口の減少は依然として続いており、市税収入は減 組むことにより、収納率の向上を図ります。
少しています。一方、市税の収納率の向上は、自主財源
の確保に直結しており、収納率の維持・向上は最も重要な
課題です。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
目標値 98.67 98.67 98.94 98.94 98.94 収納率の推移と本市の現
況及び国の施策等を勘案
して設定しました。
0
現年度分収納額÷現年度分調 実績値 98.80 98.85 98.87
%
%
%
%
%
定額
達成度 100.1 100.2 99.9
0.0
市税滞納繰越分収納率(%)
目標値 12.78 13.39 13.90 13.90 13.90 収納率の推移と本市の現
況及び国の施策等を勘案
して設定しました。
実績値
13.40
11.44
12.32
0
滞納繰越分収納額÷滞納繰越
指標名① 市税現年度分収納率(%)
算出式・
考え方等
指標名②
算出式・
考え方等 分調定額
構成する事務事業
事務事業名
個人市民税賦課業
1
務
%
達成度 104.9
%
85.4
%
88.6
%
%
0.0
2
法人市民税賦課業
務
税務課
【これまでの成果とその要因】
積極的な納税催告と有効な滞納処分の実施、更には徴収対策強
化のため県税事務所や国保連合会事業を活用した税務署OBから
の助言を受け、徴収能力向上に努めました。H25年度の市税の現
年度分及び滞納繰越分の収納率については、前年度と比べ向上し
ましたが、目標値達成までには至りませんでした。
3
固定資産税(土地)
賦課業務
税務課
4
固定資産税(家屋)
賦課業務
税務課
5
固定資産税(償却資
税務課
産)賦課業務
6
軽自動車税賦課業
務
所管課
税務課
税務課
7 市たばこ税賦課業務 税務課
8 入湯税賦課業務
税務課
市税の滞納整理業
務
納税課
10 収納の利便性向上
納税課
9
新規
重点
【残った課題とその要因】
収納率向上においては、納めやすい環境づくりが必要で、コンビ
ニ収納導入は緊急の課題です。
また、年金受給者や市外納税者からは、ゆうちょ銀行(郵便局)で
納付が出来るよう要望が高まっています。
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
収納率については、県下でも高い水準にありますが、今後も目標
達成するよう徴収努力を行います。併せて、納付環境の改善として
● H26年度からコンビニ収納を実施し、納期内納付の促進に繋げ、滞
納整理を行うことで、更なる税収確保に努めていきます。
●
28
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 納税 課】
健全な財政基盤の確立(適正課税の推進と市税収入の確保)
編・章・節
計
4
―
区 分
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 市税の滞納整理業務
口座振替推奨の徹底、夜間催告、不動産・預金・生命保険等の差し押さえや差し押さえた
不動産の公売を実施することにより、収納率の向上を図ります。
25
事業内容 年 ①滞納処分(債権・不動産等)の強化 ②迅速な換価処分(差押債権の取立て・不動産公
度 売等)の実施 ③納税相談の受付 ④夜間催告の実施
は
4~6月
7~9月
滞納処分・換価処分 滞納処分・換価処分
の実施、夜間催告の の実施、夜間催告の
実施
実施
10~12月
滞納処分・換価処分
の実施、夜間催告の
実施
1~3月
滞納処分・換価処分
の実施、夜間催告の
実施
市税収納率を100%に近づけることによって、市税収入並びに税負担の公平性を確保しま
す。
達成目標 【成果指標と目標】
市税現年度課税分収納率
国民健康保険税現年度課税分収納率
市税・国民健康保険税滞納繰越分収納率
一般会計
予算額
款・項・目
2
2
2
国
※予算書に記載している事業名
事業名
賦課徴収費
9,193 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・ 98.94%
・・・ 95.00%
・・・ 市税 13.90% 国保 11.00%
県
起債
補正額
千円
千円
一般財源
前年度繰越額
その他
392
8,801
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
積極的な納税催告と有効な滞納処分の実施、更には徴収対策強化のため県税事務所との特別収納対策
や国保連合会の収納対策アドバイザー共同設置事業を活用し、税務署OBからの助言を受けながら滞納処
取組実績 理を行い徴収能力向上に努めました。その結果、H25年度の市税の現年度分及び滞納繰越分、国民健康
保険税の滞納繰越分の収納率については前年度と比べ増加しましたが、収納率の目標値達成までには至
りませんでした。
【成果指標と目標達成状況】
市税現年度課税
・・・ 98.87%
分収納率
達成状況 国民健康保険税現
93.78%
年度課税分収納率 ・・・
市税・国民健康保険税
滞納繰越分収納率
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
市税 12.32%
・・・ 国保 10.24%
決算額
国
【改善・見直しの方向性】
高度な法律知識を要する事案や悪質な滞納事案について
は、国・県とも連携を図り、取り組みます。また、滞納処分や
関係する法令等の研修を充実させ、徴税吏員としてのスキ
ルアップを図ります。
コンビニ収納を導入し、納期内納付を増やすことで初期滞
納業務減を目指します。
9,337 千円
県
起債
次年度への繰越額
千円
一般財源
その他
74
29
9,263
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
2
【担当課 : 納税 課 】
健全な財政基盤の確立(適正課税の推進と市税収入の確保)
編・章・節
計
4
区 分
―
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 収納の利便性向上
口座振替の加入勧奨を行い、利用者の増加を図ります。また、コンビニ納付のH26年度導
入を目指し、システム等の環境整備を行います。
事業内容
【活動指標と予定】
納税通知書で口座振替勧
・・・
奨
達成目標
一般会計
予算額
広報紙で口座振替勧奨
款・項・目
2
2
国
1 回
・・・
2
※予算書に記載している事業名
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
32,000 通
賦課徴収費
14,445 千円
県
起債
補正額
前年度繰越額
その他
683 千円
千円
一般財源
14,445
(15,128)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
【活動指標と実施状況】
納税通知書で口
・・・ 30,007 通
座振替勧奨
達成状況 広報紙で口座振
・・・
1 回
替勧奨
今後の方針
【問題点・課題】
口座振替勧奨及び新たに導入するコンビニ収納の周
知を図る必要があります。また、年金受給者や市外納
税者からは、ゆうちょ銀行(郵便局)納付が出来るよう
要望が高まっています。
収納率の向上を図るため、今後とも納税環境の維持・整備に努めるとともに、納付等に対
する利便性が高く、市民サービスの向上が見込まれるH26年度から導入するコンビニ収納の
適正な運用を行うほか、口座振替の普及啓発・加入勧奨を実施します。また、更なる納付環
境改善となる、ゆうちょ銀行の収納取扱いについても検討を行います。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
13,551 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
1,269 千円
一般財源
13,551
30
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 行財政運営の効率化(住民情報の正確な記録と適正な管理)
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市民
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
住基カード利用によるコンビニ交付サービス、開庁時
間の延長、昼休み窓口業務、電話予約、郵便請求など
のサービスを周知し利用してもらうなど、市民の利便性
【抱える問題やニーズ(現状)】
等を視野に入れながら、各種届出や諸証明の交付等に
戸籍・住民異動・印鑑登録の届出等に係る住民情報を おける、本人確認の厳格化を徹底し、住民情報の正確
正確に記録し、適正に管理する必要があります。また、各 な記録と適正な管理を行います。
種届出や諸証明交付に当たっては、接遇や市民の利便
性向上が求められています。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 接遇の向上(%)
目標値 85.0 85.0 85.0 85.0 85.0 H21年度接遇市民アンケー
ト調査(「挨拶」と「職員の対
挨拶、職員対応アンケート調査 実績値 70.6 77.0 76.4
応」で「良い」との回答平均
0
算出式・ を行い、「良い」と評価された割
が80.75%)をもとに、85%
%
%
%
%
%
考え方等 合
以上を目指します。
達成度
83.1
90.6
89.9
0.0
目標値 7,500 8,500 9,500 10,500 11,500 H23年2月からのコンビニ交
付の利用実績を勘案し、
住民票の写し、印鑑証明書に 実績値 4,400 4,912 6,000
H23年度を7,500件、次年度
0
算出式・ 係るコンビニ交付サービスの利
以降、毎年1,000件ずつの
%
%
%
%
%
考え方等 用件数
増加を目指します。
達成度 58.7 57.8 63.2
0.0
指標名② コンビニ交付の交付件数(件)
構成する事務事業
事務事業名
戸籍・住民記録の正確
1 な記録と適正な管理
所管課
市民課
戸籍、住民票の写し、印
2 鑑証明書、船員手帳等、 市民課
諸証明の交付業務
3
【これまでの成果とその要因】
接遇研修を受講するなど、接遇向上に努めました。アンケート調
査で「良い」と評価された割合は、H24年度をやや下回りましたが、
「親切丁寧」など好意的な意見が寄せられました。また、コンビニ交
付の交付件数は目標を下回りましたが、これは、コンビニで証明書
● を取得するためには、住基カードが必要であり、このカードの交付
件数が伸び悩んだことが要因の一つであると考えています。なお、
H25年3月から年度末・年度初めの休日窓口開設を開始しました。
重点
5
【残った課題とその要因】
引き続き、接遇向上の取り組みが必要です。また、コンビニ交付
の利用を促進するためには、前提となる住基カードの普及が鍵で
あり、普及促進策を講じる必要があります。
6
7
8
4
9
10
新規
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
課内で接遇に係る研修会等を実施し、接遇の向上を図るととも
に、アンケートでの意見要望を踏まえ、市民サービスの向上に努め
ます。また、コンビニ交付の前提となる住基カードの普及促進につ
いては、社会保障・税番号制度(個人番号カード)の動向を見なが
ら、窓口でのカード交付申請勧奨などに取り組みます。
31
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 市民 課 】
行財政運営の効率化(住民情報の正確な記録と適正な管理)
編・章・節
計
4
区 分
―
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 戸籍、住民票の写し、印鑑証明書、船員手帳等、諸証明の交付業務
戸籍、住民票の写し、印鑑証明書、船員手帳等、諸証明書の交付を行います。なお、住民
基本台帳カードについては、来庁者へのカード取得の推奨を積極的に行うなどして普及促
進に努めます。
事業内容
【活動指標と予定】
達成目標
一般会計
予算額
窓口(市民課)交付件数
・・・
166,200 件
住基カード交付枚数
・・・
2,000 枚
款・項・目
2
3
1
戸籍住民基本台帳費
補正額
20,989 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
※予算書に記載している事業名
事業名
前年度繰越額
県
起債
その他
15
19,177
千円
千円
一般財源
1,797
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
【活動指標と実施状況】
【問題点・課題】
住基カードの普及により、諸証明の交付件数に占め
窓口(市民課)交
・・・ 176,925 件
るコンビニ交付の割合を高める必要があります。
付件数
達成状況 住基カード交付
・・・
1,325 枚
枚数
社会保障・税番号制度の動向を見ながら住基カードの普及促進、及びコンビニ交付や窓口
サービス等の向上に努めます。
今後の方針
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
20,103 千円
県
起債
13
次年度への繰越額
その他
19,963
32
千円
一般財源
127
4.部の行政資源(平成25年5月1日現在) (1)職員数
市民 部
市職員総数(b)
1,068 人
嘱託員
再任用
職員(a)
113 人
職 員 総 数 臨時職員
25 人
業務委託者
15 人
職 員 比 率
(a/b)
約
0人
5人
合 計
158 人
10.58 %
(2)予算規模
一般会計
4,061,404 千円 特別会計 (名称:国民健康保険特別会計)
17,339,595 千円 平成25年度
予算額
特別会計 (名称:後期高齢者医療特別会計)
2,133,217 千円 人件費 ※人件費は職員・嘱託・臨職等ごとに設けるモデル額で算出
999,700 千円 一般会計
3,922,212 千円 平成25年度 特別会計 (名称:国民健康保険特別会計会計)
決算額
16,829,525 千円
特別会計 (名称:後期高齢者医療特別会計)
1,972,936 千円
33
平成25年度
市民協働部 の「運営方針」
部 長 村 上 義 弘 1.部の方針
(1)部の基本理念
市民と行政との協働のまちづくり・地域づくりを推進し、市民が将来にわたって「住んで良かった」と
思うことが出来るまちを目指します。また、まちづくり・地域づくりは人づくりからという基本的な考え
方に立ち、社会教育の振興を図ります。
そのため、地域コミュニティの形成、地域活動の支援、生涯学習社会の構築などの市民活動を推
進すると共に、青少年の健全育成、文化・スポーツの振興、すべての人がお互いの人権を認め合
い、尊重し合う社会の構築、安全な生活環境づくりなどに取り組みます。
※方針は総合計画の主要施策順に記載しています。
(2)25年度の取組み方針
(1)学習機会の充実
情報通信技術の進展や環境意識の高まりなどの社会の変化に対応するため、団体、企業等との
連携を深めながら、学習情報を効果的に市民に提供するとともに、学習成果の発表の機会の充実
を図るなど、解決すべき課題についての学習機会の充実に努めます。特に、本格的な長寿社会を
迎えるにあたり、高齢者の生きがいづくりと社会参加の促進に努めます。
(2)地域の教育力の再生と向上
子どもの居場所開設団体やPTAに対する活動支援等を行うことにより、地域全体で子どもを育て
見守る意識の醸成を図り、子どもをはぐくむ地域の教育力の再生と向上を目指します。また、大牟田
地域教育力向上推進協議会を中心に、家庭、学校、地域の連携を強化し、児童生徒の規範意識等
をはぐくむとともに「共に育ち、共に育てる(共育)」風土の醸成に努めます。
(3)スポーツ活動を支える仕組みづくりの推進
市民が主体的かつ計画的に多様なスポーツ活動に取り組むことによって、豊かなスポーツライフを
形成し、定着していけるよう、大牟田市体育協会をはじめとする各種団体等との連携により、活動支
援のための仕組みづくりを推進します。
競技力向上と市民のスポーツへの関心を高めるため、各種スポーツ大会の奨励、トップレベルの
競技大会の誘致等スポーツ事業の支援に努めます。
また、地域住民がより身近にスポーツ活動に親しめるよう、総合型地域スポーツクラブの創設と支
援に努めます。
(4)地域コミュニティの形成(重点)
地域コミュニティの望ましいあり方を示した「地域コミュニティ基本指針」に基づき、心豊かな地域づ
くり、まちづくりの推進母体となる校区まちづくり協議会の形成とそれを担う人材の育成に向けた取り
組みを進めます。
また、地区公民館や学校などの公共施設をはじめ、既存施設の有効活用を原則とし、それにより
がたい場合は新設も検討しながら地域活動の拠点整備を進めます。
(5)市民活動の促進
「市民活動促進指針」に基づき、市民活動についての理解や関心が深まるための情報発信に取り
組むとともに、市民活動を支える人材や資機材、場所などの資源確保についての支援や、市民活動
団体間のネットワークづくりなどに取り組みます。
まちづくり団体の交流と、市民活動促進の機能を担う市民活動サポートセンターを設置するなど、
地域での活動が活発に、継続して行われる環境を整えます。
34
(6)協働のまちづくりの理念の共有
本市では、市民生活の道標として「みずからの責任において、互いに力を合わせ」まちづくりを行う
ことを市民自ら宣言した市民憲章が制定され、実践されています。この市民憲章の精神は協働のま
ちづくりを進めていく上で基礎となるものであり、その理念を生かしながら全市民共通のまちづくりに
ついてのルールづくりとその共有に向けて、「自治(まちづくり)基本条例」の制定に市民の皆さんとと
もに取り組みます。
(7)啓発活動の推進(重点)
市民一人ひとりが同和問題をはじめとするあらゆる人権問題に対する理解と認識を深めるととも
に、人権問題を自らの課題としてとらえ、偏見や差別をなくす取り組みを推進するために、人権・同
和問題啓発推進協議会や人権・同和教育研究協議会をはじめ、学校、地域、職域等における諸団
体との連携による人権尊重社会の実現を目指した多様な啓発活動を推進します。
(8)政策・方針決定過程への女性の参画促進(重点)
企業、各種団体等における方針決定過程への女性の参画を促進する取り組みを進めていきます。
また、本市の政策の立案及び決定に大きな役割を果たす審議会等委員や管理職への女性の登用
を推進します。
35
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 学習機会の充実
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市民
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
社会の変化から生じる現代的課題に関する学習情報の提供
や、ニーズに応じた学習機会の提供など、学習環境の充実を図る
ことで、「学びの輪」をつくり、広げ、まちの活力を生み出します。
【抱える問題やニーズ(現状)】
特に、多くの高齢者が学習活動や学習成果を生かした活動を行
情報通信技術の進展や環境意識の高まりなど社会の変 い、元気にはつらつと生きがいをもって生活できるよう学習機会の
充実を図ります。
化に対応することが必要となっています。
※「学びの輪」…「学びの循環」(学習活動→出会い→新たな学習
学習に意欲のある人は多いのですが、実際には学習活 活動等の一連の流れ)や、「人と人の輪」等のこと。 「学びの輪」
動を行っていない人もかなりの数存在します。
は、個人の成長に役立つだけでなく、新たな絆を育むことなどか
高齢化率が30%を超え、高齢者の生きがいづくりや社会 ら、誰もが「学びの輪」に加わり、活動することはまちの活力を生
参加の促進が求められています。
み出します。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 学習している人の割合(%)
目標値 50.0 55.0 56.0 57.0 60.0 全国調査(H24生涯学習に
関する世論調査)での同様
の項目の結果が57.5%です
まちづくり市民アンケートでこの 実績値 50.6 42.9 40.7
算出式・ 1年間に学習活動を行ったと答
ので、これを超える目標を設
%
%
%
%
% 定しました。
考え方等 えた人の割合
指標名② 事業参加者の満足度(%)
達成度 101.2
78.0
72.7
目標値
-
95.0
-
各事業の参加者アンケートで、 実績値
算出式・ 満足と回答した人の割合
考え方等
達成度
指標名③ 生きがいを得た高齢者の割合(%) 目標値
高齢者対象事業の参加者アン
算出式・ ケートで、生きがいを得たと回 実績値
考え方等 答した人の割合
達成度
構成する事務事業
事務事業名
95.0
各事業において内容の充実
95.0 を図り、満足度を向上させる
目標として設定しました。
95.0
%
%
%
%
%
100.0
-
80.0
-
80.0
87.0
%
%
%
108.8
%
ボランティア講座、シニアデ
80.0 ビュー講座、健康づくり講座
参加者が生きがいを得ること
ができるよう内容を充実させ
% る目標として設定しました。
2 学習機会提供事業
【これまでの成果とその要因】
重点 市民自ら企画し市民が学ぶ「大牟田市民カレッジ事業」、身近な
所管課
地域資源を学び郷土愛の醸成を図る「ふるさと大牟田講座」、高齢
地域コミュニティ推
者の生きがいづくりと社会参加促進を図る「生涯青春学びの扉」な
進課・生涯学習課
ど様々な講座を実施し、事業参加者の満足度も目標を達成し一定
地域コミュニティ推
の評価を得ることができました。
進課・生涯学習課
3 学習成果発表事業
地域コミュニティ推
進課
1 学習情報提供事業
【残った課題とその要因】
「まなびのカタログ」や「地区公民館だより」で様々な学習情報を
おおむたの活力をはぐく
提供しましたが、この1年間に学習活動を行なったと答えた人の割
地域コミュニティ推
5 む生涯学習「学びの輪」 進課・生涯学習課 ● 合は目標及び前年度を下回っています。学習活動を行なっていな
推進事業
い人を新たに取り込んだ数が少なかったことがひとつの要因と考え
6
られます。
社会教育施設・設備充 地域コミュニティ推
4 実事業
進課
7
8
9
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
今後もニーズを捉えながら充実した内容の事業を実施するととも
に、新たに学習する人の利用促進を図るため、地区公民館が開催
する講座の広報や会場等及び学習情報の提供方法を工夫します。
10
新規
36
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 地域コミュミティ推進課・生涯学習 課】
学習機会の充実
編・章・節
5
1
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 おおむたの活力をはぐくむ生涯学習「学びの輪」推進事業
市民の共通基盤である郷土愛の醸成や本市の高い高齢化率を踏まえた高齢者の社会参加の促進
及び自ら学びたいことを学ぶために行動する市民の育成など、本市の課題となっていることをテーマに
講座を行い、その解決に取り組むとともに、「学びの輪」の理念の啓発を行います。特に高齢者の社会
参加の促進については保健福祉部と共同で取り組みます。
25 ①ふるさと大牟田講座(7講座)、②市民カレッジ企画者養成講座(1講座)、③高齢者生きがいづく
事業内容 年 り社会参加促進事業(ボランティア講座7、シニアデビュー講座14、マナビ塾7、健康づくり講座7、つ
度 どい)の実施
は
4~6月
7~9月
10~12月
①~③企画・立案、参加 ①~③講座実施
者募集
①~③講座実施
1~3月
①~②講座実施
市民の学習活動や学習成果を生かした活動を促進することで、まちの活力をはぐくみます。また、市
民へ「学びの輪」への参加を促進し、理念の普及を図ります。
達成目標 【成果指標と目標】
郷土愛が高まったと答えた割合
企画者となった参加者の割合
生きがいを得た高齢者の割合
一般会計
予算額
款・項・目
9
5
1
国
※予算書に記載している事業名
事業名
生涯学習「学びの輪」推進事業費
900 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・ 80.0%
・・・ 50.0%
・・・ 80.0%
県
起債
補正額
前年度繰越額
その他
千円
千円
一般財源
900
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
①ふるさと大牟田講座は、本市にゆかりのある人物や、歴史、史跡、自然、近代化産業遺産などの身近な地域資
源について学ぶ講座を7講座実施し、251人の受講がありました。受講により郷土愛が高まったと回答した人は
80%となり目標を達成することができました。
②市民カレッジ企画者養成講座については、専門家に学ぶ講座をはじめ、先進地視察やプレ講座を3回実施する
など市民カレッジ運営のノウハウを蓄積しました。H26年2月には設立総会を開催し、市民カレッジ委員会規約を
定め、講座受講生延べ26人の内15人が委員となり、H26年度から本格実施の予定です。
③高齢者生きがいづくり社会参加促進事業は、全35講座と発表会1回を実施し、1,000人の参加がありました。受
講により生きがいを得たと回答した人は87%となり目標を上回りました。
【成果指標と目標達成状況】
郷土愛が高まった
・・・ 80.0%
と答えた割合
達成状況 企画者となった参
・・・ 57.7%
加者の割合
生きがいを得た高
・・・ 87.0%
齢者の割合
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
【改善・見直しの方向性】
○テーマに応じた講座を開催しながら、7地区公民館で連携
し、事業を実施する方策を検討します。
○市民カレッジ委員会の活動を側面支援します。
784 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
784
37
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 地域の教育力の再生と向上
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
地域社会
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
子どもたちが、地域の中で健やかに成長、発達できる
よう、子どもの居場所開設団体やPTAの活動への支援
などの取組みを行い、地域全体で子どもを守り育てる意
【抱える問題やニーズ(現状)】
識の醸成を図ります。また、大牟田市地域教育力向上
子どもたちを取り巻く環境が大きく変化し、子どもたちの 推進協議会を中心に、家庭、学校、地域の連携を強化
健やかな成長、発達に不可欠な地域の教育力が低下して し、「共育」風土の醸成を図ります。
います。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 地域における通学合宿の効果(%) 目標値
算出式・
考え方等
通学合宿に参加したボランティアに対
するアンケートで、今後も地域で子ども
の活動に参加したいと答えた人の割合
指標名② 子どもの居場所の開設数(か所)
80.0
実績値
達成度
目標値
80.0
%
23
子どもの居場所を増やすことで、地
子どもに関わる活動に参加した市民の
%
%
%
100.0
24
算出式・ 域の子どもを見守る意識の醸成を 実績値
%
考え方等 図ります
達成度 104.3
指標名③ 割合(%)
目標値
子どもに関わる活動に参加してい
算出式・ る市民の割合によって、地域の教 実績値
考え方等 育力の再生と向上の度合いを測り 達成度
ます
80.0
24
25
22
23
%
%
91.7
92.0
30.0
32.5
35.0
17.8
14.8
18.4
%
59.3
%
45.5
%
52.6
26
%
37.5
%
「今後も地域で子どもに関わる
80.0 活動に参加したい」と答えたボラ
ンティアの割合で地域の大人の
参加意欲を測り、それが継続的
% に80%以上になることを目指し
ます。
地域団体等が自主的に運
27 営する子どもの居場所につ
いて、既存の居場所を継続
するとともに、年に1か所以
% 上の新設を目指します。
まちづくり市民アンケートに
40.0 より、地域で子どもに関わる
活動に参加した市民の割合
がH27年度に40%となること
% を目指します。
構成する事務事業
【これまでの成果とその要因】
重点 H25年度末までに23か所の居場所を開設することができました。
事務事業名
所管課
地域・地区公民館・学校関係の関係者の居場所開設への協力が
子どもの居場所づく 地域コミュニティ
1
● 要因と考えます。
推進課
り支援事業
通学合宿では地域で実行委員会を立ち上げ、多くの人がボラン
地域コミュニティ
2 通学合宿支援事業 推進課
● ティアとして関わることによって、地域全体で子どもたちを育てると
いう地域の教育力の向上に寄与できました。
3 PTA活動支援事業
4
大牟田地域教育力
向上推進事業
地域コミュニティ
推進課
指導室
5
6
7
8
9
10
新規
【残った課題とその要因】
校区に1か所の居場所を開設するという当初の目標はほぼ達成
できていますが、一方で閉所する居場所もあり、安心して継続的に
運営できるよう、引き続き支援を行う必要があります。また、居場所
未開設の天領校区に居場所を開設するため、積極的に働きかける
必要があります。
通学合宿については、地域で協力してもらうボランティアや参加
者を増やすために、認知度を高める必要があります。また、子ども
の成長が見られたという効果を上げるためには、説明会等をとおし
て、保護者やボランティアの人に通学合宿の意義や意図等を共通
理解してもらう必要があります。
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
年に1か所以上居場所を新設できるよう、地区公民館・学校関
連・地域との連携を強化し、未開設校区には出前居場所などを実
施していきます。既存居場所の内容充実を図るため、遊びのリー
ダー養成講座を実施し、認知度を上げるために『広報おおむた』や
「居場所通信」などを使って効果的に広報していきます。
通学合宿については、認知度を高め、運営手法の確立を図るた
め、モデル事業を実施するとともに、ボランティアの養成にも取り組
みます。また、保護者やボランティアへの説明会等で通学合宿の
意義や必要性をきちんと理解して参加してもらい、通学合宿の効果
を高めていきます。
38
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)【担当課 : 地域コミュニティ推進 課】
施策名
番号
1
地域の教育力の再生と向上
編・章・節
5
2
-
区 分
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 子どもの居場所づくり支援事業
子どもの居場所を開設する団体等の主体的な取組みを支援するため、補助金の交付を行うほか、居場所づくりにかか
わる人材を育成し、居場所の活動の充実を図ることを目的とした遊びのリーダー養成講座を実施します。また、居場所
への積極的な参加を促すため、様々な機会を捉えて積極的に広報・啓発を行うとともに、新たな居場所の開設に向け
て、居場所の未開設校区に対し出前居場所を実施します。 市内で居場所づくりに取り組む関係者及びアンビシャス運
動参加団体等で構成する「子どもの居場所等連絡協議会」では、情報交換会、研修会や体験活動などを実施します。
25 子どもの居場所づくりに取り組む団体等に対し補助金の交付等による運営支援を行うほか、「遊びのリー
事業内容 年 ダー養成講座」を開催し、居場所ボランティアの育成に取り組みます。また、研修会、子どもの体験活動、広
度 報・啓発活動を行うほか、地区公民館と連携して出前居場所に取り組みます。
は
4~6月
7~9月
補助金の交付、居場所等連絡協議
会(情報交換会)の開催、居場所通
信の配布、地区公民館担当者会議
の実施、出前居場所の実施
10~12月
居場所等連絡協議会(情報 居場所通信の配布、出前
交換会)の開催、研修会の 居場所の実施
実施
1~3月
居場所等連絡協議会(情報交換
会)の開催、子どもの体験活動の実
施、遊びのリーダー養成講座の開
催、地区公民館担当者会議の実
施、居場所通信の配布
子どもの居場所での活動を通じて、社会のルールや人間関係能力など、子どもの生きる力をはぐくむ
ため、子どもの居場所を拡げていきます。
達成目標 【成果指標と目標】
新規居場所開設数
居場所継続開設個所
居場所開設校区数
一般会計
予算額
款・項・目
9
5
・・・ 1か所
・・・ 24か所
・・・ 21校区
4
国
青少年教育費、子どもの居場所運営費補助
430 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
事業名
県
起債
補正額
前年度繰越額
その他
千円
千円
一般財源
430
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
居場所の周知啓発を図るため、「子どもの居場所通信」やポスターを計画的に発行しました。各居場所に対し地域活動指導員
や地区公民館職員が情報提供などの支援を行ったほか、17か所の居場所に補助金を交付し運営支援を行いました。また、市
内で居場所づくりに取り組む関係者及びアンビシャス運動参加団体等で構成する「子どもの居場所等連絡協議会」において、
情報交換会を3回、居場所づくりの充実を図るための研修会を1回、子どもの体験活動である「わくわく!子どもまつり」を1回開
催しました。
居場所の数は前年度より1か所増えて、23か所となりました。また、居場所での遊び体験を広げ、居場所の内容の充実を図る
ため、遊びのリーダー養成講座を実施しました。
【成果指標と目標達成状況】
・・・ 1か所
新規居場所開設数
達成状況 居場所継続開設個所 ・・・ 22か所
居場所開設校区数
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・ 20校区
決算額
国
【改善・見直しの方向性】
居場所ボランティアの養成と居場所での遊びの提案を目的
とした研修会や講座を実施します。
居場所未開設の天領校区に対して積極的な働きかけを行
います。
446 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
446
39
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)【担当課 : 地域コミュニティ推進 課】
施策名
番号
2
地域の教育力の再生と向上
編・章・節
5
2
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 通学合宿支援事業
子どもたちが地域の人々の協力を得て、公民館等に寝泊りしながら学校外の下校から登校までの生活を自分
たちの力で行う通学合宿を実施する実行委員会を支援します。
通学合宿の意義や必要性を理解し、生活面での全般的な指導を行うボランティアを養成するための講座を実施
します。
通学合宿への認知度の向上及び運営手法の確立を図るため、モデル事業として通学合宿を実施します。
通学合宿の意義や必要性等について、広報おおむた等で啓発を行います。
25
事業内容 年
度
は
県の委託や自主的な取組みとして通学合宿を実施する4つの実行委員会に対して、実行委員会立ち上げ時のアドバイ
ス、各種会議でのボランティア依頼、参加者への研修や保護者説明会を開催するほか、県の委託を除く3つの実行委員会
に対して補助金を交付します。
通学合宿ボランティアを養成するための講座を実施するほか、モデル事業として通学合宿を実施します。
通学合宿の意義や必要性について、『広報おおむた』などで広報・啓発を行います。
4~6月
7~9月
通学合宿を実施する実行
委員会の県への推薦
『広報おおむた』での啓発
10~12月
ボランティア養成講座及び 補助金の交付、通学合宿
モデル事業の実施、補助金 実施に当たっての支援
の交付、通学合宿実施に
当たっての支援
1~3月
リーフレットの作成
マニュアルの作成
(地域の大人)ボランティアスタッフとしてかかわることにより、地域住民同士の交流を深め、地域コミュ
ニティを構築するとともに、地域全体で子どもを育てる気運を醸成することを目的としています。
(子ども)通学合宿を通して、規則正しい生活習慣を身につけ、働くことや協力することの大切さを理解
するとともに、他人との協調性や責任感を高めることを目的としています。
達成目標 【成果指標と目標】
通学合宿実施校区数
子どもに成長が見られたと答えた保護者の割合
今後も子どもに関わる活動がしたいと答えたボランティアの割合
一般会計
予算額
款・項・目
9
5
4
国
※予算書に記載している事業名
事業名
青少年教育費・通学合宿事業費補助
補正額
382 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・ 5校区
・・・ 90.0%
・・・ 80.0%
前年度繰越額
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
382
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
学校、PTA、地域等に対して通学合宿の意義や必要性を説明しながら、県の委託を受けて通学合宿を実施する実行
委員会の立ち上げを支援し、県への推薦を行いました。実行委員会が通学合宿を実施するにあたって、補助金の交付、
実行委員会への助言や連絡調整等を行ったほか、スタッフ説明会、保護者説明会、参加者の事前研修等への支援を行
いました。また、ボランティアを養成するための講座を実施したほか、モデル事業として上官校区で通学合宿を実施しま
した。さらに通学合宿の意義や必要性について『広報おおむた』で啓発を行ったほか、子ども会説明会等でリーフレットを
配布しました。
【成果指標と目標達成状況】
・・・ 5校区
通学合宿実施校区数
達成状況
子どもに成長が見られたと
答えた保護者の割合
・・・ 100.0%
今後も子どもに関わる活動がし
たいと答えたボランティアの割合
・・・ 80.0%
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
【改善・見直しの方向性】
・通学合宿の認知度を高め、取組みを広げていくために、市
と地域の実行委員会との共催でモデル事業としての通学合
宿を実施します。
・モデル事業を実施する校区を対象に、ボランティアを養成
するための講座を実施します。
186 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
186
40
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 スポーツ活動を支える仕組みづくりの推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市民
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
総合型スポーツクラブの創設を支援することにより、地
域自らが主体的かつ計画的に多様なスポーツ活動に取
り組むことができる環境を整備し、豊かなスポーツライフ
【抱える問題やニーズ(現状)】
の形成・定着を図るための仕組みを作ります。
高齢化・少子化の進展等に伴い地域(校区)のスポーツ また、体育協会をはじめとしたスポーツ関係団体等と
行事が減少するとともに、ライフスタイル等の変化等によ 連携した支援体制を構築することにより、競技力の向上
り子どもに運動習慣が定着しないことが懸念され、地域に やスポーツへの関心の向上を図ります。
おける総合型スポーツクラブの創設が求められています。
また、優れた資質を有し競技力向上に意欲ある人材を
支える環境の整備が求められています。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
総合型地域スポーツクラブの設置
指標名①
目標値
数の累計(団体)
地域が、地域の特性を生かし自主
算出式・ 的に運営するスポーツ活動の拠点 実績値
考え方等 数です。
1
2
2
1
1
1
%
%
達成度 100.0
指標名② 県民体育大会における市町村順位 目標値
例年開催される県民体育大会秋季
算出式・ 大会は、市町村対抗戦であり、順
考え方等 位が公表されます。
実績値
達成度
%
50.0
50.0
7
7
7
9
8
7
%
%
%
77.8
87.5 100.0
3
3
%
%
7
6
%
スポーツ振興計画最終年
度であるH32年度末設置
目標数(5箇所)の中間年
度の目標数です。
過去の実績並びにスポー
ツ振興計画最終年度であ
るH32年度末の目標順位
(5位以内入賞)から設定
%
したものです。
構成する事務事業
事務事業名
【これまでの成果とその要因】
重点 県民体育大会における目標値は達成しました。総合型地域ス
所管課
ポーツクラブの新規創設については、地域の役員の交代等もあり
スポーツ団体・組織
スポーツ推進室 意見交換等行ってきましたが設立までは至っていません。
1
連携・支援事業
2
競技スポーツ振興・
スポーツ推進室
支援事業
総合型地域スポーツ
3 クラブ育成・支援事業 スポーツ推進室 ●
4
5
6
7
8
9
10
新規
【残った課題とその要因】
県民体育大会におけるH25年度目標値は達成したものの、最終
目標であるH32年度の5位以内入賞を目指し、更なる支援が必要で
す。
また、総合型地域スポーツクラブの推進にあたって、地域組織に
おける核となる推進者の育成と制度の理解促進が課題です。
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
現在支援中の地域に対しては、継続して意見交換等を行いなが
ら支援を行うとともに、新たな地域の掘り起こしを行います。
41
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : スポーツ推進 室】
スポーツ活動を支える仕組みづくりの推進
編・章・節
5
6
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 総合型地域スポーツクラブ育成・支援事業
地域が自ら「多種目」「多世代」「多志向」に取り組める「総合型地域スポーツクラブ」を設立
し、子どもから高齢者まで誰もが、自分にあったスポーツに取り組むことができるよう地域の
スポーツ環境整備の取組みを支援します。
25 市民を対象に「総合型地域スポーツクラブ」の普及啓発を図ります。また、クラブ創設に
事業内容 年 意欲ある地域の取組みを支援します。
度
は
4~6月
7~9月
広報等を活用した周知
啓発
10~12月
1~3月
地域研修会、クラブ設立支 地域研修会、クラブ設立 クラブ設立支援、地域の
援、地域のアシスタントクラ 支援
アシスタントクラブマネー
ブマネージャーの育成支援
ジャーの育成支援
地域で「いつでも」「誰でも」「気軽に」スポーツができる仕組みづくりを行うことによって、子
どもを地域で支えながら子どもの体力向上を目指し、スポーツを通したコミュニティを形成し
ます。
達成目標 【成果指標と目標】
クラブ設置数合計
クラブ会員合計
一般会計
予算額
款・項・目
9
・・・ 2団体
・・・ 200人
6
1
国
総合型地域スポーツクラブ創設支援事業費
500 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
事業名
県
起債
補正額
前年度繰越額
その他
千円
千円
一般財源
500
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
創設を働きかけている1団体については、推進役である役員の交代等があり、あらためて説明会、意
見交換会等を実施しましたが、H25年度内の新規クラブ設立までは至りませんでした。また、既存クラ
取組実績 ブについては、会員募集のためのチラシ作成支援やクラブ啓発のための広報紙作成等を行い、市民
からの問い合わせもあっていますが、新規会員獲得までは至っていません。
達成状況
【成果指標と目標達成状況】
【改善・見直しの方向性】
クラブ設置数合計
・・・1団体
地域の理解を深めるため、引き続き新規設立の支援を行
います。
クラブ会員合計
・・・45人
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
26 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
26
42
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 地域コミュニティの形成
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市民、地域
【抱える問題やニーズ(現状)】
地域における住民ニーズや課題が複雑多様化してお
り、その対応には、行政だけでなく、地域での取組みが必
要となっています。しかしながら、ライフスタイルや価値観
の多様化を背景に、地域への帰属意識は低下しつつあ
り、連帯感の希薄化が進んでいます。
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
地域コミュニティの望ましいあり方を示した「地域コミュ
ニティ基本指針」に基づき、心豊かな地域づくり、まちづ
くりの推進母体となる校区まちづくり協議会の形成とそ
れを担う人材の育成に向けた取組みを進めることによ
り、地域コミュニティが再生されることを目指します。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
市内の全ての校区に校区ま
指標名① 校区まちづくり協議会の組織化 (校区) 目標値
5
10
15
20
21 ちづくり協議会が形成されて
いる状態を目標とします。(学
校区まちづくり協議会の形成を
4
10
15
算出式・ 地域コミュニティの再生につな 実績値
校再編により目標値修正の
%
%
%
%
% 可能性があります。)
考え方等 げていきます。
達成度
指標名② 地域活動や行事への参加割合(%) 目標値
地域コミュニティの活性化には
算出式・ 多くの人の参加が求められてい 実績値
考え方等 ます。
達成度
80.0 100.0 100.0
30.0
35.0
40.0
22.9
23.4
25.0
%
%
%
76.3
66.9
62.5
目標値
60.0
63.0
66.0
安心安全な暮らしには隣近所と 実績値
算出式・ のつながりが必要です。
考え方等
達成度
48.5
50.2
44.4
指標名③ 隣近所とのつながり(%)
構成する事務事業
事務事業名
校区まちづくり協議
1
会形成促進事業
所管課
地域コミュニ
ティ推進課
校区まちづくり交付
金交付事業
地域コミュニ
ティ推進課
2
校区まちづくり協議会 地域コミュニ
3 活動拠点確保事業
ティ推進課
4
地域コミュニティ啓
発・人材育成事業
地域コミュニ
ティ推進課
5
防犯灯街路灯補助
事業
地域コミュニ
ティ推進課
6 地域活動支援事業
地域コミュニ
ティ推進課
%
まちづくり市民アンケートの
72.0 H22年度の結果では「密であ
る」「まあ密である」が55.3%
なので、H27年度に72%を目
% 標とします。
【残った課題とその要因】
市民アンケートによりますと、地域活動や行事への参加について
は微増、近所とのつながりについては、H24年度は微増しましたが
H25年度は減少しており、目標値には差があります。校区まちづくり
協議会の形成については、H25年度までに15校区で設立していま
すが、早急に、全校区への設立働きかけを行う必要があります。
8
新規
%
67.2
69.0
%
が26.2%なので、H27年度に
50%を目標とします。
●
10
%
79.7
%
まちづくり市民アンケートの
50.0 H22年度の結果では「参加」
【これまでの成果とその要因】
重点 校区まちづくり協議会の設立は、予定どおり15校区で設立してい
ます。地域活動や行事への参加割合については微増となっていま
● す。未設置校区の校区まちづくり協議会の設立とともに、設置して
いる校区まちづくり協議会の組織率を上げるとともに、さらに参加し
やすい事業を企画していく必要があります。
7
9
%
80.8
45.0
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
「地域コミュニティ基本指針」に基づき、H27年度までに全校区で
の校区まちづくり協議会の設立を目指し、設立後についても支援を
続けていきます。また、それを担う人材の育成に向けた取組みを進
めることにより、地域コミュニティが再生されることを目指します。
43
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)【担当課 : 地域コミュニティ推進 課】
施策名
番号
1
地域コミュニティの形成
編・章・節
計
1
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 校区まちづくり協議会形成促進事業
地域コミュニティ基本指針の周知を市民に図ると共に、地域住民組織の実態を把握しなが
ら、地域住民の総意に基づく校区まちづくり協議会の形成を支援します。
25 校区まちづくり協議会の形成を支援すると共に、設立後の運営も支援します。また、地
事業内容 年 域と共に未組織地域の組織化、町内公民館・自治会への加入促進を進めます。
度
は
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
校区まちづくり協議会形 校区まちづくり協議会形 校区まちづくり協議会形 校区まちづくり協議会形
成の働きかけ、未組織 成の働きかけ、未組織 成の働きかけ、未組織 成の働きかけ、未組織
地域の組織化等
地域の組織化等
地域の組織化等
地域の組織化等
地域でのまちづくりの推進母体となる校区まちづくり協議会が市域全体に形成され、住み
慣れた地域で安心安全に暮らし続けられるまちづくりを、住民自らが行政と協働して進める
ようになることを目指します。
達成目標 【成果指標と目標】
校区まちづくり協議会の組織化
一般会計
予算額
款・項・目
2
1
18
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
・・・ 15校区
※予算書に記載している事業名
事業名
校区まちづくり協議会形成促進事業費
補正額
1,515 千円
前年度繰越額
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
1,515
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
校区まちづくり協議会は、H23年度に4校区、H24年度に6校区、H25年度に5校区、合計15
校区で設立しています。残り6校区となりましたが、準備委員会の設置を検討したり、設立に
取組実績 向けた協議を始めた校区もあります。
【成果指標と目標達成状況】
【改善・見直しの方向性】
校区まちづくり協議
・・・ 15校区
会の組織化
従来の町内公民館加入世帯率が低い校区にあっては、校
区まちづくり協議会の形成に当たって、校区まちづくり交付金
の交付対象となるための加入世帯率50%(経過措置40%)を
クリアすることが厳しい状況にあるので、地域とともに加入促
進に取り組むなど、更なる設立支援を実施し、また意識の醸
成を図ります。
達成状況
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
1,413 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
1,413
44
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)【担当課 : 地域コミュニティ推進 課】
施策名
番号
2
地域コミュニティの形成
編・章・節
計
1
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 校区まちづくり協議会活動拠点確保事業
各校区にコミュニティセンターを整備します。コミュニティセンターの整備は既存の公共施設
の活用を原則としますが、それによりがたい場合は新設します。
25 設置にかかる基本方針に基づき、地域との協議の上、整備への取り組みを開始しま
事業内容 年 す。
度
は
4~6月
7~9月
関係部局との協議、調
整
地域との協議の開始
10~12月
地域との協議
地域との協議
個別具体的な計画作成 整備着手
1~3月
地域との協議
運用開始
校区まちづくり協議会が事務所を置ける活動拠点施設を確保し、地域の人が常駐して普段
から誰もが気軽に立ち寄り、会話ができ、住みよい地域づくりを進める場所となることを目指
します。
達成目標 【成果指標と目標】
既存公共施設の活用
新設施設の設計
一般会計
予算額
款・項・目
2
1
・・・ 2箇所
・・・ 2箇所
18
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
県
※予算書に記載している事業名
事業名
校区まちづくり協議会活動拠点確保事業費
補正額
千円
8,000 千円
前年度繰越額
千円
起債
その他
一般財源
8,000
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
当初予算では、地区公民館への設置分として2箇所(みなと、手鎌)分200万円を計上した結果、手鎌
校区には設置できましたが、みなと校区は、設置場所について協議が整わなかったため設置にいたり
取組実績 ませんでした。新設については、天領と倉永の設計を予定していましたが、地域の意見の収集に時間
がかかったため、H25年度中に発注し、その全額をH26年度に繰り越しています。また、明治校区で
は、明治会館にコミュニティセンターを設置しました。
【成果指標と目標達成状況】
既存公共施設の
・・・ 2箇所
活用
達成状況
新設施設の設計 ・・・ 0箇所
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
【改善・見直しの方向性】
基本方針のスケジュールと現況を比較し、上記の問題を考
えながら、地域とのスケジュール等の調整をする必要性があ
ります。
1,013 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
6,000 千円
一般財源
1,013
45
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 市民活動の促進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市民・市民活動団体、行政
市民・市民活動団体が行う市民活動
【抱える問題やニーズ(現状)】
市民活動の状況把握が十分できていません。
市民と市民活動を結びつける仕組みづくりができていま
せん。
市民活動を促進させるための環境が整っていません。
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
市民活動は、行政より柔軟に、サービスの受け手であ
る市民の視点を持ってきめ細かな対応ができます。市
民活動が活発に行われ、市民と行政が相互に補完し、
協力し合うことで、住みよいまちづくりの実現を目指しま
す。そのために、「市民活動促進指針」に基づき、市民
活動についての理解や関心が深まるための情報発信、
活動を支える人材、資機材、活動場所の確保、活動資
金の確保のための仕組みづくりに取り組み、市民活動
が活発に継続して行われるための環境を整えます。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
まちづくり市民アンケート
ボランティア活動をしやすい環境が
指標名① 整っていると思う人の割合(%)
目標値 29.6 30.0 31.0 32.0 33.0 (H23年度実施分)の結果は
29.6%でした。市民活動促進
「市民活動促進指針」の基本施 実績値 30.9 32.3 30.4
指針に基づく環境整備を行う
算出式・ 策に掲げる環境整備を進めるこ
ことで、毎年度1%の増を目
%
%
%
%
%
考え方等 とで、その成果を図ります。
達成度 104.4 107.7 98.1
指します。
市民活動に関心があると答えた人
指標名② の割合(%)
目標値
市民活動への参加や協力を促 実績値
算出式・ す仕組みを整え、その成果を図
考え方等 ります。
達成度
構成する事務事業
事務事業名
所管課
市民活動サポートセ
1
生涯学習課
ンターの整備
2 市民活動助成事業
生涯学習課
情報の提供と市民
講座等の開催
生涯学習課
3
4
5
39.6
40.0
42.0
37.0
38.8
44.6
%
93.4
%
%
97.0 106.2
44.0
%
まちづくり市民アンケート(H23年
46.0 度実施分)の結果は39.6%でし
た。市民活動への参加や協力を
促す情報提供や講座等の開催
を行い、毎年度2%の増を目指
% します。
【これまでの成果とその要因】
重点 H25年10月、市民活動等多目的交流施設“えるる”をオープンし、
併せて市民活動サポートセンターを開設しました。市民活動を促進
● するための講座(Tomo Tomo Café)の実施や協働を進めるための
市民活動補助制度を実施しました。また、市民活動の経済的な基
● 盤づくりを図るための補助金情報や人材育成のための講座等の情
報提供を行いました。
【残った課題とその要因】
市民活動サポートセンターの充実を図るとともに、市民活動を支
える人材の育成、市民活動団体間のネットワークづくり、市民活動
に取り組む新たな人材の確保など、市民活動の裾野拡大の取組み
が必要です。
6
7
8
9
10
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
市民活動等多目的交流施設“えるる”のオープンと併せて市民活
動サポートセンターを開設しました。今後においては、活動を支え
る人材育成の取組みや市民活動を継続して行うための組織づくり
など、市民活動が活発に継続して行われるための環境を整えてい
きます。
新規
46
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
市民活動の促進
編・章・節
1
事業名
【担当課 : 生涯学習 課 】
計
1
-
区 分
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
市民活動サポートセンターの整備((仮称)中心市街地にぎわい交流施設設置事業)
市民活動促進指針に基づき、市民活動を促進させるための活動場所の確保(市民活動
サポートセンターの設置)、活動機材の確保、人材の確保、ネットワークづくりに取り組みま
す。
事業内容
達成目標
(仮称)中心市街地にぎわい交流施設のH25年10月開設に向け、調度品の整備や管理・
運営に必要な諸作業を進めます。併せて同施設に設置する「市民活動サポートセンター」
には、市民活動を促進させるための機材を整備するとともに、「協働の拠点」として、人材育
成事業、ボランティアの活性化や市民活動団体間のネットワーク構築事業、協働事業に取
り組みます。
H25年10月の市民活動サポートセンター(市民活動等多目的交流施設)の開設に向け、
設置条例の制定、規則、要綱の整備を行うと共に、管理に関する各種契約、調度品の発注
のほか、運営に必要な準備を行います。
【25年度進捗目標】
H25年10月の市民活動サポートセンター(市民活動等多目的交流施設)の開設
一般会計
予算額
款・項・目
2
1
18
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
事業名
※予算書に記載している事業名
市民活動促進費
補正額
20,767 千円
前年度繰越額
国
県
起債
その他
400
千円
千円
一般財源
20,367
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
H25年度6月議会に設置条例を制定し、規則等の整備を行うとともに、管理に関する各種契約、調
度品の発注のほか、開館に必要な準備を行いました。7月には、公募により、愛称「えるる」に決定し
ました。10月7日に市民活動等多目的交流施設「えるる」の供用を開始するとともに、市民活動サ
取組実績 ポートセンターを開設し、ロッカー、メールボックス、複写機、印刷機など活動機材の整備を行いまし
た。また、「TomoTomoCafe」(7回開催)と銘打ち、人材育成のための研修機会の提供や団体間のネッ
トワークづくりに取り組みました。
【目標達成状況】
達成状況
【進捗状況の分析】
10月5~6日のオープニングイベントを皮切り 計画どおりに開設することができました。
に、10月7日に市民活動等多目的交流施設「え
るる」の供用を開始するとともに、市民サポート
センターを開設しました。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
17,941 千円
国
県
起債
210
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
17,731
47
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
2
【担当課 : 生涯学習 課】
市民活動の促進
編・章・節
計
1
-
区 分
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 市民活動助成事業
協働のパートナーとなるNPO等市民活動団体の基盤を確立するため、NPO等市民活動団
体が行う「課題解決を図るための活動で全市的に公益性のある事業」に対し、補助金を交付
するもの。
25 提案公募型協働モデル事業補助金(1事業30万円限度、3年度限度に事業実施。1年
事業内容 年 目補助10/10、2年目2/3、3年目1/2。1団体選定しモデル事業を実施)。ステップアップ補
度
助金(1団体10万円限度。2団体を選考)。
は
4~6月
7~9月
10~12月
事業説明会、問い合わ
せ期間、募集、審査
事業実施
1~3月
3月までに事業完了
市民活動団体の基盤が確立し、市民活動や協働事業へ取組みが活発化することで、市民
の誰もが安心・安全で、今後も住み続けていきたいと思えるような地域となることを目指しま
す。
達成目標 【成果指標と目標】
応募団体数
一般会計
予算額
款・項・目
2
・・・ 3団体
1
18
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
※予算書に記載している事業名
事業名
市民活動促進費
補正額
500 千円
前年度繰越額
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
500
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
H25年度に制度を創設し実施しました。「ステップアップ補助金」では、2団体の募集に対し4団体の応募があり、
「提案公募型協働モデル事業補助金」では、1団体の募集に対して3団体の応募があり、その中から補助金の交
付団体を決定し、補助金を交付しました。また、各団体では、H25年10月~H26年3月までそれぞれの団体で公益
的な活動を実施されました。さらには、交付団体及び応募し未交付となった団体へのフォローアップを実施し、団
体の企画・提案力のスキルアップを図りました。
【成果指標と目標達成状況】
【改善・見直しの方向性】
応募団体数
Tomo Tomo café(スキルアップセミナーなど)の実施や各種
機関が行う補助金や助成金などの情報を提供するとともに、
支援します。
・・・ 7団体
達成状況
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
499 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
499
48
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 協働のまちづくりの理念の共有
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市、市民
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
市民との協働を基本理念として、市の役割はもとより、
市民の権利や責務、市長の役割や責務等を明確にした
道しるべを策定することにより、協働のまちづくりの理念
【抱える問題やニーズ(現状)】
を共有するとともに、「まちづくりの主役は市民」であるこ
分権型社会においては、限りある行政資源の中で、多様 とを実感できるまちづくりを実現します。
化する市民ニーズに対応しながら自立した個性あるまち
づくりが求められます。地域に暮らす誰もが自分たちの地
域で安心して暮らし続けるためには、市民・各種団体、行
政がそれぞれの責任と役割で互いに補完し、協力し合う
「協働」のまちづくりが必要です。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 市民憲章啓発事業への参加者数(人) 目標値
136
146
156 啓発事業の際に、理念の
共有を行うためです。
H23年度の実績を基本に毎年 実績値
98
算出式・ 度10人ずつの増加を目指しま
%
%
%
%
%
考え方等 す。
達成度
72.1
自治基本条例策定にかかる市民意見
指標名② の提出数
目標値
35
市民検討会、審議会、パブコメ
算出式・ の意見数
考え方等
実績値
27
構成する事務事業
事務事業名
自治(まちづくり)基
1
本条例の制定
2
市民憲章推進委員
会補助
達成度
%
%
%
45
%
条例制定に関わること
で、市民参加を促進し、協
働の理念の共有を図るこ
とができると考えます。
%
77.1
【これまでの成果とその要因】
条例制定方針の策定を行うとともに、公募市民27名等からなる市
所管課
民検討会を立ち上げ、条例に盛り込む内容となる市民、行政の役
市民協働総務課 ● 割や協働を進めるための制度について検討を行いました。
重点
市民協働総務課
3
4
6
【残った課題とその要因】
まちづくりの主体である市民と行政とが共通認識に立って条例づ
くりに取り組む必要があることから、まちづくり基本条例の意義、目
的及び条例制定過程などを市民及び職員に対し広く周知し、理解
を浸透させていく必要があります。
7
8
5
9
10
新規
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
H26年11月を目処に市民検討会の意見・考え方を提言書としてと
りまとめ、その提言書を基に条例素案の作成を行います。また、
H26年中に条例審議会を設置し、H27年度前半にかけて条例案の
審議を行い成案化を図ります。さらなる条例制定の取組みについ
て周知を図るため、広報活動の取り組みを進めます。
49
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点) 【担当課 : 市民協働総務 課 】
施策名
番号
協働のまちづくりの理念の共有
編・章・節
1
事業名
計
1
―
区 分
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
自治(まちづくり)基本条例の制定
H27年度までに自治(まちづくり)基本条例の制定に市民とともに取り組みます。
事業内容
条例の制定方針をもとに、議会基本条例との調整を行いながら庁内会議において条例に掲げる項
目を決定し、理念、市民の役割や責務等市民に関わる条文については、市民参加の検討会を立ち上
げ、協議します。条例案については、26年度は条例案を審議会に諮問し、答申を受けるとともに、パ
ブリックコメントを実施し、広く市民意見を反映します。
制定方針の決定、条項の決定、市議会との調整、庁内制定会議及び市民協働推進委員会での検
討、市民検討会委員の募集と検討会の開催
達成目標
【25年度進捗目標】
市民検討会での条例案の検討(7回)
一般会計
予算額
款・項・目
2
1
18
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
事業名
※予算書に記載している事業名
自治基本条例制定費
800 千円
県
補正額
前年度繰越額
起債
その他
千円
千円
一般財源
800
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
4月から10月にかけて部内において条例制定方針の検討を行い、11月に経営会議において制定方
針を決定しました。1月から3月にかけて公募市民27名等からなる市民検討会を3回開催し、ワーク
ショップ形式により条例策定に当たっての課題の抽出を行いました。
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
市民検討会における条例の構成要素及び内 H25年度中に市民検討会を計画どおり開催することが
容の検討(3回)
できませんでしたが、H26年11月の市民検討会の提言書
のとりまとめに向け作業を進めています。H26年中に条
例素案の作成、パブリックコメントの実施、さらには条例
審議会の設置を予定しており、事業の進捗は順調に推
移しています。
達成状況
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
636 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
636
50
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 啓発活動の推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市民
【抱える問題やニーズ(現状)】
市民の人権問題に対する理解と認識は、未だ十分とは
言えない状況にあります。
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
あらゆる人権問題に対する市民一人ひとりの理解と認
識が深まり、すべての人がお互いの人権を認め合い尊
重し合う、人権尊重社会の実現を目指すものです。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 参加者理解度(%)
目標値 90.0 90.0 90.0 90.0 90.0 人権フェスティバルにおける
参加者の内容理解度を、過
去の実績から勘案して、
参加者アンケートでの「よく分
算出式・ かった」「概ね分かった」の総数 実績値 80.9 82.6 79.0
90%以上に設定していま
%
%
%
%
% す。
考え方等 に対する割合
達成度
89.9
91.8
87.8
指標名② 「差別等がない」とする割合(%)
目標値
42.0
44.0
46.0
まちづくり市民アンケート調査
算出式・ 結果での「偏見や差別がない」
考え方等 とする割合
実績値
41.1
39.6
40.2
達成度
97.9
構成する事務事業
事務事業名
人権フェスティバル
1
関係事業
3
人権・同和問題啓発 人権・同和教育
課
事業
大牟田市人権・同和問
人権・同和・男女
5 部落解放同盟補助
人権・同和・男女
共同参画課
6 全日本同和会補助
人権・同和・男女
共同参画課
4 題啓発推進協議会補助 共同参画課
「(仮称)第2次人権教育・ 人権・同和・男女
9
10
新規
%
87.4
%
い」とする調査結果42%を基
点に、毎年2ポイント上げて
% いきます。
【これまでの成果とその要因】
「まちづくり市民アンケート」調査結果では、「偏見や差別がない」
所管課
とする人の割合は、約40%で推移しています。継続的な啓発活動
人権・同和・男女
●
がその要因の一つと思われます。
共同参画課
人権思想の普及・高 人権・同和・男女
共同参画課
揚
8
%
90.0
H22年度「まちづくり市民アン
50.0 ケート」の「偏見や差別がな
重点
2
7 啓発基本計画」の策定
%
48.0
共同参画課
【残った課題とその要因】
市民の人権問題についての正しい理解と認識は、未だ十分とは
言えません。その要因の一つとして、人権問題に対して無関心や
無理解層への働きかけが十分でないことによるものと思われます。
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
地域コミュニティや関係団体との連携を深め、市民との協働によ
る啓発活動を進めるとともに、「人権のまちづくり啓発リーダー養成
事業」等の新たな啓発手法の展開、さらに、人権フェスティバルで
は、参加者の増加を図るため、①無関心・無理解層をいかに取り込
むか、②誰でも気軽に参加したくなるような内容の工夫と実施方
法、実施時期の検討などにより、目標達成に向けて取り組みます。
51
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)【担当課 : 人権・同和・男女共同参画 課】
施策名
番号
1
啓発活動の推進
編・章・節
計
2
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 人権フェスティバル関係事業
分かりやすい身近な人権問題をテーマに、誰でもが気軽に参加しやすい広がりのある人権フェスティ
バルとするため、大牟田市人権・同和問題啓発推進協議会の加盟団体等の参加・参画を得ながら、講
演会、コンサート等の啓発活動を実施します。
25 ステージ部門と展示部門の二部構成による人権フェスティバルを開催します。ステージ部門の講
事業内容 年 演者については未定です。展示部門では、男女共同参画に関する展示を行います。
度
は
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
①人権フェスティバル
(12月7日)
あらゆる人権問題に対する市民一人ひとりの理解と認識が深まり、すべての人がお互いの
人権を認め合い尊重し合う、人権尊重社会の実現を目指すものです。
達成目標 【成果指標と目標】
参加者数
初参加者の割合
人権問題の理解度
一般会計
予算額
款・項・目
3
・・・ 500人
・・・ 15.0%以上
・・・ 90.0%以上
1
2
国
人権・同和問題啓発フェスティバル関係費
760 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
事業名
県
起債
補正額
前年度繰越額
その他
308
千円
千円
一般財源
452
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
障害を持ちながら書家として活動している金澤翔子さんの揮毫(書の実演)、母親の金澤泰子さんの
講演、金澤翔子さん・泰子さん母子によるトークショーという構成で、障害を持って生まれた娘に対する
取組実績 葛藤と障害を乗り越え、幼い子どもや知的障害者に「書」を教えるまでに成長するまでの軌跡を紹介
し、障害者に対する理解の向上を図りました。
【成果指標と目標達成状況】
達成状況
参加者数
・・・ 500人
初参加者の割合
・・・ 55.2%
人権問題の理解度
・・・ 79.3%
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
【改善・見直しの方向性】
全市民的な啓発組織である大牟田市人権・同和問題啓発
推進協議会(市同推協)の加盟団体や女性団体等への積極
的な参加要請を行います。
決算額
国
646 千円
県
起債
317
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
329
52
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 政策・方針決定過程への女性の参画促進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
審議会等委員への女性の参画状況
【抱える問題やニーズ(現状)】
女性の参画が進まない要因として、各種審議会等の委
員候補となる女性、特に地域や職域で役職等についてい
る女性が少ない現実があります。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
審議会等委員への女性の登用率
指標名①
(%)
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
市における政策・方針決定の場に女性も男性と等しく
参画することにより、性別にかかわりなく、その個性や
能力を発揮することができる男女共同参画社会の形成
を目指します。
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
目標値
35.0
35.0
40.0
市における政策・方針決定過程
算出式・ への参画状況を検証する指標 実績値
考え方等 としています。
達成度
27.4
32.8
34.6
構成する事務事業
事務事業名
審議会等委員への
1
女性の参画推進
企業、各種団体等にお
2 ける方針決定過程へ
の女性の参画促進
3
%
78.3
%
93.7
%
40.0
%
40.0 第2次男女共同参画プラ
ンにおいて、H29年度末ま
でに40%以上を目指しま
す。
%
86.5
【これまでの成果とその要因】
重点 「女性委員の登用アップキャンペーン及び登用アッププロジェクト」
所管課
を継続して取り組み、「女性人材リスト」への登録者の募集及び庁
人権・同和・男
● 内への情報提供を行いました。その結果、女性人材リスト登録者21
女共同参画課
名が審議会等の委員に登用されました。
人権・同和・男
女共同参画課
市における女性職員
人事課
の登用等の推進
5
【残った課題とその要因】
女性委員の登用率を伸ばすためには、各課が求めている人材を
確保することが必要です。女性人材リストへの登録者が不十分で
す。
6
7
8
4
9
10
新規
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
第2次おおむた男女共同参画プランの中で、審議会等委員への
女性の登用率について目標値を定めています。この目標の達成の
ために、女性委員の登用アップを図る取組みとして、様々な分野で
活動されている女性の情報を収集し、女性人材リストへの登録を働
きかける等、拡充に努め、第2次おおむた男女共同参画プランに掲
げる施策を推進していきます。
53
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)【担当課 : 人権・同和・男女共同参画 課】
施策名
番号
1
政策・方針決定過程への女性の参画促進
編・章・節
計
3
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 審議会等委員への女性の参画推進
1)「審議会等の設置運営及び適切な公開に関する要綱」の適切な運用を行います。
2)女性人材リスト登録事業を継続して取り組みます。
25 1)審議会等委員の選任時、上記要綱第5条の事前審査と市長への事前協議の徹底
事業内容 年 2)審議会等委員の選任時、「女性人材リスト」の活用等による積極的な登用推進
度
は
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
上記1)、2)
上記1)、 2)
上記1)、 2)
上記1)、2)
早期に、登用率40%以上を達成することにより、市の政策・方針決定過程への女性の参画
拡大が図られます。
達成目標 【成果指標と目標】
審議会等委員への女性の登用率
一般会計
予算額
款・項・目
3
1
9
国
※予算書に記載している事業名
事業名
男女共同参画推進費
303 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・ 40.0%
県
起債
補正額
前年度繰越額
その他
千円
千円
一般財源
303
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
「女性委員の登用アップキャンペーン及び登用アッププロジェクト」を継続して取り組み、「女性人材リ
スト」への登録者の募集及び庁内への情報提供を行いました。
取組実績 その結果、女性人材リスト登録者21名が審議会等の委員に登用されました。
【成果指標と目標達成状況】
審議会等委員へ
・・・ 34.6%
の女性の登用率
達成状況
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
【改善・見直しの方向性】
第2次おおむた男女共同参画プランの中で、審議会等委員
への女性の登用率について目標値を定めています。この目
標の達成のために、女性委員の登用アップを図る取組みに
ついて見直しを行い、第2次おおむた男女共同参画プランに
掲げる施策を推進していきます。また、様々な分野で活動さ
れている女性の情報を収集し、女性人材リストへの登録を働
きかけ、拡充に努めます。
103 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
103
54
4.部の行政資源(平成25年5月1日現在) (1)職員数
市民協働部
市職員総数(b)
1,068 人
嘱託員
再任用
職員(a)
47.5 人
職 員 総 数 臨時職員
28.6 人
業務委託者
8 人
職 員 比 率
(a/b)
約
0 人
1 人
合 計
85.1 人
4.45 %
(2)予算規模
一般会計
947,263 千円 平成25年度 特別会計 (名称: 会計)
予算額
千円 人件費 ※人件費は職員・嘱託・臨職等ごとに設けるモデル額で算出
467,010 千円 一般会計
956,381 千円 平成25年度
決算額
特別会計 (名称: 会計)
千円
55
平成25年度 産業経済部 の「運営方針」
部 長 大久保 徳政
1.部の方針
(1)部の基本理念
にぎわいと活力にあふれる産業創造都市を実現するため、H23年度に策定した「産業振興ビジョ
ン」に基づき、産業の振興を通じた雇用の創出と地域経済の活性化を目指します。
工場適地への企業誘致を推進し、環境・リサイクル産業やエネルギー関連産業の振興に努め、時
代変化に柔軟に対応し得る産業のまちづくりに取組みます。
また、本市がこれまで培った産業技術の集積や三池港、有明海沿岸道路、九州新幹線等の交通
ネットワークを活用した工業、にぎわいと活気あふれる商業、地域特性豊かな農林水産業等の活性
化に取組むとともに、近代化産業遺産等を利活用しながら観光の振興に努めていきます。
※方針は総合計画の主要施策順に記載しています。
(2)25年度の取組み方針
(1)企業誘致活動の推進(重点)
企業誘致を推進すべく、企業ニーズの把握や進出後のフォローアップを行うと共に、関係各機関と
の連携も密にし、テクノパークやエコタウン、みなと産業団地を含め、市内工場適地や空き工場への
企業誘致を積極的に推進します。
(2)環境・リサイクル産業の振興
大牟田エコタウンプランを踏まえ、有明海沿岸道路や三池港を活用しながらエコタウンなどにおけ
る、事業拡大、起業化支援を推進し環境・リサイクル産業を振興します。
(3)企業競争力の強化(重点)
将来を見据えた技術の高度化、取引の拡大、人材確保・育成等を支援し、企業競争力の強化を図
ります。
(4)商店街の活性化(重点)
地域の生活者が安心して買い物をすることができる環境づくりや商店街等の主体的・自立的な事
業活動の支援により、個性豊かで魅力的な商業空間の創出を図ることで都市機能の充実を推進し
ます。
(5)三池港の利用促進(重点)
中国や韓国をはじめとする東アジアに近接した国際港湾としての利用促進を図るために、三池貿
易振興会やマイポートみいけ利用促進協議会、ジェトロ等と連携して、コンテナ定期航路の維持・拡
大に向けたポートセールスの強化や経済セミナー、貿易実務講座の開催等による、貿易知識の向
上及び普及促進を行います。
(6)担い手の育成(重点)
認定農業者の育成・確保や規模拡大を支援し、新規就農者や女性、高齢者の活躍できる環境づく
りに努めるとともに、集落営農組織の効率的な経営ができる生産体制を確立し、法人化を推進しま
す。
(7)中心市街地の環境整備(重点)
空洞化の著しい中心市街地において、人々が住み、働く場所を創出するために、民間活力の導入
を図りながら、都心居住や職住近接型の良質な住宅の供給等「街なか居住」の促進に努めるととも
に、にぎわいと活力を呼び戻すため、いこい、安らぐといった空間等の整備やさまざまな機能の導入
について検討します。
56
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 企業誘致活動の推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
大牟田市に進出希望する市外企業や、増設を行う市内 企業誘致や市内企業の新たな事業展開等を推進し、
企業です。
地域経済の活性化(産業創出、雇用創出、税収向上、
取引拡大等)を図ります。
【抱える問題やニーズ(現状)】
市民意識調査において、大牟田に不足しているものとし
て「働く場所」との回答が多く、雇用の場の創出が求めら
れています。また、産業の振興を図るために「企業誘致」・
「地元企業の育成」との回答が多く、市内企業において、
新規事業展開や増設を促進する環境整備が必要です。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
指標名① 立地(新設・増設)(社)
算出式・
考え方等
総合計画2006~2015後期基本計画に
掲げる重点施策の成果指標「立地企業
20社/5年」を1年ごとの数値に置き換え
る(操業開始した企業数)
指標名② 雇用創出(人)
算出式・
考え方等
総合計画2006~2015前期基本計画に
掲げた重点施策の成果指標「雇用1,000
人/5年」を1年ごとの数値に置き換える
(計画雇用数)
構成する事務事業
事務事業名
1 企業誘致推進事業
2
所管課
産業振興課
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
目標値
4
4
4
実績値
7
7
4
達成度
175
175
100
目標値
200
200
200
実績値
194
87
68
達成度
97.0
%
%
%
%
43.5
%
%
4
%
200
%
4 総合計画2006~2015後
期基本計画における成果
指標「立地:20社/5年」
%
200 総合計画2006~2015前
期基本計画に掲げた成
果指標「雇用:1,000人/5
年」
%
34.0
【これまでの成果とその要因】
国、県等の関係機関との連携のもと、積極的な企業訪問、各種
支援を行ってきた結果、立地(新設・増設)は、進んでいる状況にあ
● ります。
実績としては、H18~24年度まで、立地35社(新設14社、増設21
社)、雇用の創出798名です。なお、H25年度は、立地4社(新設2
社、増設2社)、雇用の創出68名でした。
重点
3
4
6
【残った課題とその要因】
企業誘致は、経済情勢、景気動向等に左右される部分も多いこ
とから、社会情勢を的確に把握するとともに、関係機関との連携強
化を図る必要があります。
また、立地(新設・増設)は進んでいるものの、企業活動等の変
化により、立地に伴う雇用の創出が低調な状況にあります。
7
8
5
9
10
新規
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
立地(20社/5年)、雇用創出(1,000人/5年)の目標達成に向け、
みなと産業団地や大牟田エコタウン、民間所有の工場適地等の積
極的なPR活動、企業訪問活動を実施し、企業誘致の実現を図るこ
とで、一人でも多くの雇用の創出を図っていきます。
また、進出企業や地場企業に対する各種支援を行うことで、市内
企業の増設についても推進し、雇用の創出を図っていきます。
57
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 産業振興 課】
企業誘致活動の推進
編・章・節
1
1
-
区 分
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 企業誘致推進事業
年間を通じて、製造業・環境リサイクル関連産業を中心に、企業訪問、企業立地アンケート
調査(設備投資意向等の調査)、設備投資に対する優遇措置の適用(補助金交付等)を行い
ます。
25 ・企業訪問活動、企業立地アンケート調査(設備投資意向等の調査)、設備投資に対す
事業内容 年 る優遇措置(補助金交付等)
度
は ・国や県、(独)中小企業基盤整備機構など、関係各機関との連携強化
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
企業訪問活動、関係各機 企業訪問活動、関係各機 企業訪問活動、関係各機
企業訪問活動、関係各機
関との連携強化、優遇措置 関との連携強化、企業立地 関との連携強化、企業立地
関との連携強化
の適用(補助金交付等)
アンケート調査
アンケート調査
企業誘致や市内企業の新たな事業展開等を推進し、地域経済の活性化(産業創出、雇用
創出、税収向上、取引拡大等)を図ります。
達成目標 【成果指標と目標】
立地(新設・増設)
雇用創出
一般会計
予算額
款・項・目
6
・・・ 4社
・・・ 200名
1
5
事業名
国
企業誘致費
補正額
106,738 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
県
前年度繰越額
起債
その他
100,200
(22,300)
-77,907 千円
千円
一般財源
6,538
(6,531)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
・企業訪問活動・・・168社、企業立地アンケート調査・・・13,699社、企業立地(増設含む)・・・4
社、雇用の創出・・・68名
取組実績
・企業進出(雇用の創出)・・・㈱ジェイ・ピー(9名)、(有)ジョイックスシステム(50名)
・市内企業の増設(雇用の創出)・・・電気化学工業㈱(4名)、オギハラ食品㈱(5名)
【成果指標と目標達成状況】
立地(新設・増設) ・・・ 4社
達成状況
雇用創出
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・ 68名
決算額
国
【改善・見直しの方向性】
これまでの「大牟田テクノパーク企業誘致促進協議会」に
代わり、新たに「(仮称)大牟田市企業誘致推進協議会」を設
立し、官民一体となった企業誘致活動を推進していきます。
また、新たな賃貸工場の建設に向け、ニーズ調査や建設
場所の検討を行います。
次年度への繰越額
28,606 千円
県
起債
22,300
58
その他
千円
一般財源
6,306
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 環境・リサイクル産業の振興
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
大牟田市内において、環境・リサイクル産業に関連する 環境問題が重視される時代にふさわしい新たな産業
事業を行う、あるいは事業を展開しようとする企業。
を創造する取組みとして、大牟田エコタウンプランを踏
まえ、エコタウンにおける事業拡大、企業化支援を推進
【抱える問題やニーズ(現状)】
するとともに、グリーンアジア国際戦略総合特区区域内
環境・リサイクル産業については、石炭産業に代わる新 の企業の事業拡大を行い、環境・リサイクル産業の創
たな基幹産業として支援していく必要があります。しかし、 出と振興を図ります。
1社単独でビジネス展開していくのは困難であり、情報や
資金、技術等の経営資源を外部との連携によって補完し
あうことが重要です。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 事業化件数(件)
目標値
2
1
1
算出式・
企業が事業を開始した件数
考え方等
実績値
0
0
1
達成度
%
%
%
0.0
指標名② 雇用の創出数(人)
目標値
3
3
3
事業化や実証事業により関連
算出式・
企業において新たに雇用され
考え方等
た者の人数
実績値
5
0
5
%
%
%
指標名③ 実証事業取組み数(件)
目標値
達成度 166.7
1
所管課
環境・リサイクル産業
1 分野の研究開発等支
産業振興課
援事業
エコサンクセンター活
2 用による環境・リサイク 産業振興課
%
1 炭素繊維リサイクルなど
の新たな産業の事業化を
目指します。
%
0.0 100.0
5
%
0.0 166.7
1
1
2
2
1
算出式・ 継続事業を含んで実証事業の 実績値
%
%
%
考え方等 取組みを行った件数
達成度 200.0 200.0 100.0
構成する事務事業
事務事業名
1
1
%
5 炭素繊維リサイクルなど
環境・リサイクル産業の
実証事業や事業化によ
り、関連企業において新
%
規雇用を目指します。
1 環境・リサイクル産業の
実証事業を、各年度1回
以上展開します。
%
【これまでの成果とその要因】
重点 ・レアメタルリサイクルについては、市内事業者が認定事業者とな
り、本格稼動となりました。
● ・炭素繊維リサイクルについては、エコタウン内のプラントでの実証
事業が行われました。
・グリーンアジア国際戦略総合特区については、2事業者が認定事
業者となりました。
ル産業啓発事業
3
4
6
【残った課題とその要因】
・炭素繊維リサイクルについて、県や関係団体等と連携しながら、
今後の動向に関する情報を取得していくことが必要です。
・グリーンアジア国際戦略総合特区については、県と連携し指定区
域内の企業の動向を把握する必要があります。
7
8
5
9
10
新規
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
・炭素繊維リサイクルについては、実証事業により一定の成果が
出たとしても、H26年度は実施されません。今後、炭素繊維リサイ
クルの動向に関する情報取得を行います。
・グリーンアジア国際戦略総合特区については、県と連携し指定区
域内の企業の動向を把握し、1件の指定法人の指定を受けること
を目指します。
59
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 産業振興 課】
環境・リサイクル産業の振興
編・章・節
1
1
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 環境・リサイクル産業分野の研究開発等支援事業
・レアメタルのリサイクルについて、県等と情報交換しながら新制度移行後、認定事業者に認定されるよう支援を行って
いきます。
・炭素繊維リサイクルについては県等と連携しながら実証事業の継続について支援していきます。
・グリーンアジア国際戦略総合特区については、県等と情報交換しながら、認定事業者に認定されるよう支援を行ってい
きます。
25
年
度
事業内容 は
・レアメタルリサイクルについては、県等と連携し、使用済小型家電の中間処理やレアメタル抽出を行う企業
の拡充に向けた支援を行います。・炭素繊維リサイクルについては、県や関係団体等と連携しながら、エコタ
ウン内のプラントでの実証事業に向けた支援を行います。・グリーンアジア国際戦略総合特区については、県
や関係団体等と連携しながら、指定区域内の企業の動向を把握し、認定に向けた支援を行います。
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
・レアメタルリサイクル事業拡充
・炭素繊維リサイクル実証事業
・グリーンアジア国際戦略総合
特区認定法人認定に向けた支
援
・レアメタルリサイクル事業拡充
・炭素繊維リサイクル実証事業
・グリーンアジア国際戦略総合特
区認定法人認定に向けた支援
・レアメタルリサイクル事業拡充
・炭素繊維リサイクル実証事業
・グリーンアジア国際戦略総合特
区認定法人認定に向けた支援
・レアメタルリサイクル事業拡充
・炭素繊維リサイクル実証事業
・グリーンアジア国際戦略総合特
区認定法人認定に向けた支援
・使用済小型家電の中間処理やレアメタル抽出を行う企業の事業拡充。
・炭素繊維リサイクルについては、エコタウン内での事業化。
・グリーンアジア国際戦略総合特区における認定法人への認定。
達成目標 【成果指標と目標】
使用済小型家電の回収量
実証事業の継続件数
一般会計
予算額
款・項・目
6
1
5
事業名
国
※予算書に記載している事業名
環境リサイクル産業推進費
補正額
108 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・ 1,500kg
・・・ 2件
前年度繰越額
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
108
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
・レアメタルリサイクルについては、市内事業者が認定事業者となり、本格稼動となりました。
・炭素繊維リサイクルについては、県や関係団体等と連携しながら、エコタウン内のプラントでの実証
取組実績 事業が行われました。
・グリーンアジア国際戦略総合特区については、県と連携し指定区域内の企業の動向を把握し、2事
業者が認定事業者となりました。
【成果指標と目標達成状況】
使用済小型家電
・・・ 2,876kg
の回収量
達成状況 実証事業の継続
・・・ 1件
件数
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
【改善・見直しの方向性】
・炭素繊維リサイクルについて、県や関係団体等と連携しな
がら情報を取得します。
・グリーンアジア国際戦略総合特区については、県と連携し
指定区域内の企業の動向を把握していきます。
82 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
82
60
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 企業競争力の強化
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
地域の企業
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
(公財)大牟田市地域活性化センターなどと連携して、
地域の企業における企業取引のマッチング、企業活動
の基盤である人材の確保・育成支援などの取組みを通
【抱える問題やニーズ(現状)】
じて、企業の生産改善課題の解決、取引拡大などを側
地域企業を取り巻く環境は厳しく、個別企業が抱える事 面から支援し、地域産業の活性化に資することを目的と
業活動に伴う課題は複雑多岐に及び、企業体力に乏しい しています。
中小企業単独による課題解決は困難な状況です。
企業の生産改善、人材育成及び確保、取引拡大などは喫
緊の課題となっています。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 企業間取引のマッチング件数(件) 目標値
「地域の企業」と「市内外の企
算出式・
業」との取引を支援し、成立し
考え方等
た件数をカウントします。
実績値
10
10
10
5
5
11
%
%
%
達成度
50.0
指標名② 人材の確保ができた企業数(社) 目標値
5
5
5
企業合同面談会などの事業を 実績値
算出式・
通じて、人材が確保できた企業
考え方等
達成度
数をカウントします。
0
2
7
%
%
%
0.0
10
%
10 『大牟田市総合計画2006
~2015後期基本計画』に
掲げる重点施策の指標値
%
50.0 110.0
5
%
40.0 140.0
5 地域の企業のニーズが高
い「人材確保」を指標と
し、前年度までの実績をも
とに、年間5社の人材確保
%
を目標値としました。
技術的課題をはじめとした地
指標名③ 企業相談を解決できた割合(%) 目標値 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 域企業の諸課題を(公財)大
牟田市地域活性化センターの
活用により解決できた割合を
% 指標とし、100%解決を目指し
目標値を設定しています。
事業活動に伴う様々な相談を
算出式・
解決できた割合をカウントしま
考え方等
す。
実績値 100.0 100.0 100.0
構成する事務事業
事務事業名
【これまでの成果とその要因】
重点 (公財)大牟田市地域活性化センターと連携を図り、企業が抱え
る課題解決に向け、延べ410社の企業訪問を実施し、研究開発や
● 取引拡大、産学連携等に関する76件の相談全てに対応しました。
その結果、19件の研究開発補助事業の採択や7件の企業間取引
が成立し、さらに、福岡県中小企業振興センターによる4件の企業
間取引が成立しました。また、合同面談会において7社の人材確保
(13名内定)ができました。
1
(公財)大牟田市地域活性化
センターとの連携による地
域企業への支援強化事業
2 研究開発支援事業
所管課
産業振興課
産業振興課
大牟田市産業活性化
3 推進協議会等による企 産業振興課
%
%
%
達成度 100.0 100.0 100.0
%
業支援事業
4 人材確保推進事業
5
産業振興課
「産業振興ビジョン
産業振興課
2012~2016」の推進
【残った課題とその要因】
中小企業の経営状況は経済の動向に左右されやすく、これまで
以上に技術力や生産力等を向上させ、企業の競争力を強化してい
くことが必要です。
6
7
8
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
地域活性化センターにアドバイザー等を配置し、企業訪問を実施
するとともに国県等の関係支援機関と一層の連携を図り、取引拡
大に関する情報や研究開発等の相談に対応していくことで、27年
度目標を達成していきます。また、継続した企業支援により体力の
ある企業を育成し、雇用の場を創出していきます。
9
10
新規
61
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 産業振興 課】
企業競争力の強化
編・章・節
1
2
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 (公財)大牟田市地域活性化センターの連携による地域企業への支援強化事業
製品開発、技術開発、取引拡大、人材育成、企業PRを支援する事業を実施します。
25
事業内容 年 製品開発、技術開発、取引拡大、人材育成、企業PRを支援する事業を実施します。
度
は
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
企業訪問、相談対
企業訪問、相談対応、
企業訪問、相談対応、
企業訪問、相談対応、
応、研究開発補助制 研究開発補助制度等
産学官連環交流会開
展示会等出展
度等への申請支援
への申請支援
催
地域の中小企業が新製品・新技術の研究・開発、新規事業展開、取引拡大などに取り組
むことで産業が振興し、雇用の創出、地域経済の発展の資することを目的としています。
達成目標 【成果指標と目標】
課題解決割合
一般会計
予算額
款・項・目
6
・・・ 100%
1
5
事業名
地域企業支援事業費
補正額
12,661 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
12,661
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
本市と(公財)大牟田市地域活性化センターとの連携により、地域企業における産学官・企
業間連携の促進、製品・技術の研究開発支援、技術課題の解決、新たな製品・技術の開
取組実績
発、新規事業展開などを支援し、課題の解決・マッチング、補助金の採択など企業ニーズに
応えることができました。
【成果指標と目標達成状況】
【改善・見直しの方向性】
課題解決割合
企業課題の把握、支援制度に関する情報収集に努めると
ともに、支援を必要とする企業にとって、身近な相談窓口と
して認識してもらえるように周知を図ります。
・・・ 100%
達成状況
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
17,269 千円
県
次年度への繰越額
起債
その他
7,800
62
千円
一般財源
9,469
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 商店街の活性化
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
魅力づくりに意欲があり、自ら取り組みを行なう商店街
及びその活性化に熱意のある経営者です。
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
高齢化が進む本市においては、近場で快適かつ便利
な買い物を指向する市民ニーズに対応するものとして、
地域に根ざした各商店街の存在意義は大きく、今後ま
【抱える問題やニーズ(現状)】
すます地域コミュニティの中で、商店街が市民の豊な消
景気の悪化や大規模小売店舗の進出等により、都市機 費生活を支えるとともに、雇用の場の提供や税源のひ
能の一翼を担う商店街では、来街者の減少とともに年々 とつとして社会的役割が期待されています。このような
空き店舗が増加し、本市の魅力・元気を喪失する要因の 市民が必要とする魅力的な商業空間の創出・都市機能
一つとなっており、商店街の空洞化は、市民が保有する を創造することにより、商店街の活性化を図ります。
資産価値の低下を招来し、税収の減少という形で行政に
も影響を及ぼしています。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 中心商店街の歩行量(人)
目標値 18,764 19,132 19,500 19,868 20,236 商店街組織等の主体的
な魅力づくりや賑わいを
創出する事業等に対する
商店街における新たなソフト事 実績値 16,489 15,771 15,998
算出式・
支援を図り、H21年度比
%
%
%
%
%
業による歩行量数の増加、H21
考え方等
で10%増加させます。
達成度 87.9 82.4 82.0
年度(18,396人)比10%増
目標値 1,691 1,724 1,757 1,790 1,824 商店街組織等の主体的
な魅力づくりや賑わいを
創出する事業等に対する
実績値
401
348
261
商店街における新たなソフト事
支援を図り、H21年度比
算出式・
%
%
%
%
%
業による歩行量数の増加、H21
で10%増加させます。
考え方等
達成度 23.7 20.2 14.9
年度(1,658人)比10%増
指標名② 県堺地区の歩行量(人)
構成する事務事業
事務事業名
所管課
1 商店街支援事業
商業観光課
中小企業(商店)組
2 織力の強化
商業観光課
3 まちづくり基金事業
商業観光課
4
5
6
高齢社会に対応した
商業観光課
商店街機能の充実
【これまでの成果とその要因】
年々減少傾向にあった歩行量が、中心商店街においては一旦下
げ止まりの状況を見せています。これは、市民活動等多目的交流
● 施設がオープンしたことによる効果も考えられますが、その他に
も、新栄町商店街における「サマーフェスタ」、銀座通商店街にお
ける「歴史と芸術のまち大牟田フェスティバル」、築町商店街にお
ける「ちくまちフェア」などのソフト事業が積極的かつ継続的に行わ
れており、まちの賑わい創出と、継続した歩行量確保へ一定の効
果があったものと考えられます。
重点
【残った課題とその要因】
県堺地区については、核店舗であった「和光とれとれ市場」の閉
店の影響から、目標値と実績値が大きく乖離しており、このため、
H26年度からの指標の見直しを行うこととしております。閉店や担
い手不足により弱体化が進む商店街組織に対しては、賑わいを創
出する事業を実施するための支援を行うにあたっても、これまで以
上に積極的かつ丁寧な取り組みが必要となっています。
7
8
9
10
新規
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
今年度においても、目標達成までには至っていませんが、減少し
続けていた歩行量が下げ止まりの状況を見せています。
今後は、この状況をさらに改善させるためにも空き店舗調査によ
り開業希望者への情報提供を充実させ、魅力ある店舗、商店街づ
くりへの支援を図るほか、まちづくり基金事業で実施された事業に
ついて、更に効果を発揮させるためのフォローアップを行い、賑わ
いのある商店街形成への取り組みを進め、恒常的に訪れる来街
者を増やす取り組みを行っていきます。
63
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 商業観光 課】
商店街の活性化
編・章・節
1
3
区 分
1
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 商店街支援事業
既存の商店街に集客を呼び込むため、賑わい創出や都市機能の充実に取組む事業など、
商店街が自ら取り組む商店街活性化のための事業構築や事業費の補助などの支援を行い
ます。
25
事業内容
年
度
は
中心市街地をはじめとする地域の商店街で、賑わいを創出するためのソフト事業など各
種事業への取り組みに対して支援し、来街者の増加と集客等の確保を図ります。
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
補助事業をはじめとする 「祇園さんまんじゅう」及び 「歴史と芸術のまち」を 補助事業をはじめとする
商店街組織等の取り組 「サマーフェスタ」、「プロが はじめとする商店街組織 商店街組織等の取り組
教える料理教室やウエルカ 等の取り組みに対する みに対する支援
みに対する支援
ムちくまちフェア」をはじめ 支援
とする商店街組織等の取り
組みに対する支援
商店街が賑わいを取り戻し、魅力的な商業空間が創出され、活性化していくことで、近場で
快適かつ便利な買物の場や地域交流の場といった、高齢者のニーズに対応した機能を提供
するとともに、税源や雇用の場、「街の顔」としての役割を果たしていくことを目指しています。
達成目標 【成果指標と目標】
イベント実施時及び講座などの参加人員 ・・・ 17,094人
一般会計
予算額
款・項・目
6
1
2
事業名
国
商店街環境維持補修支援事業費補助、商店街小規模ソフト事業費補助
1,080 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
県
起債
補正額
前年度繰越額
その他
千円
千円
一般財源
1,080
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
【事業の構築支援】築町商店街「プロが教える料理教室・ものづくり教室(72人)、Welcomeちくまちフェア(1,000人)、イル
ミネーション、クリスマスコンサート(150人)」、新栄町商店街「祇園さんまんじゅうによる賑わい創出(150人)」「サマー
フェスタ2013(12,000人)」「大牟田秋の祭典in新栄町(5,500人)」、銀座通商店街「歴史と芸術のまち大牟田フェスティバ
ル事業(1,243人)」
【事業の助成】小規模ソフト事業補助金(900千円)「新栄町商店街(288千円)、築町商店街(300千円)、銀座通商店街
(300千円)」、地域商店街活性化事業<全振連>(4,000千円)「大牟田秋の祭典in新栄町(3,498千円)」
【成果指標と目標達成状況】
【改善・見直しの方向性】
イベント実施時及び
講座などの参加人員
集客イベントなどの各種事業に商店街等ならではの付加
価値を創造することで、顧客の囲い込みを促し、誘客するた
めの仕掛け作り等の構築をするための「魅力的な商店街づく
り」に対して支援するほか、商店街の活性化を図るための人
材育成についても支援していきます。
・・・ 20,115人
達成状況
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
888 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
888
64
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 三池港の利用促進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
船社・荷主及び三池港背後圏企業等
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
県南地域の物流拠点港として、コンテナ定期航路の
維持・拡大に向けたポートセールスや三池港背後圏企
業への貿易知識の向上等の取り組みを進め、三池港を
【抱える問題やニーズ(現状)】
中心とした本市の物流機能を高めるとともに、三池港背
・コンテナ定期航路の維持拡大に向けては、一定量以上 後圏企業の競争力向上や新産業の創出、市内工業適
の荷の安定確保と輸出入の均衡を図ることが必要です。 地への企業立地の促進など更なる地域振興や地域経
・他港にない港湾管理者による三池港特有の自主規制に 済の活性化を図ります。
起因するコスト高が、定期航路誘致や集荷拡大を進める
上で大きな課題です。
・三池港背後圏への貿易情報の発信を図るとともに、地
元企業等に対し貿易知識の向上・育成を図る必要があり
ます。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 外貿コンテナ取扱量(TEU)
目標値 8,000 20,000 20,000 20,000 20,000 港湾管理者が掲げるH24年
度の外貿コンテナ取扱量目
標2万TEUをH27年度の目標
H23年度の実績からH24年度は 実績値 15,427 18,837 16,990
算出式・ 2万TEUに設定、H27年度まで
値に設定し、取扱量の維持
%
%
%
%
% を目指します。
考え方等 取扱量の維持を図ります。
達成度 192.8
指標名② コンテナ定期航路数(便/週)
目標値
94.2
85.0
3
4
3
取扱貨物量の増加により、外内
3
3
4
算出式・ 貿コンテナ定期航路の維持拡 実績値
%
%
%
考え方等 大を図ります。
達成度 100.0 100.0 100.0
構成する事務事業
事務事業名
三池港利用促進
1 ポートセールス事業
三池港・みなと振興室
三池港・みなと振興室
三池貿易振興会補
助
三池港・みなと振興室
4
5
6
7
8
9
10
新規
%
外貿定期コンテナ船の大型
4 化を図るとともに、現在週3
便ある定期航路に「外貿コン
テナ定期航路」を1便、増便
% し、週4便化を目指します。
【これまでの成果とその要因】
所管課
地域貿易振興対策
2 事業
3
4
重点 ●外貿コンテナ取扱量は、コンテナ定期航路の定着もあり、3年連続となる
1万TEUは突破しましたが、対前年度比で約1割減、目標値達成度でも前年
● を下回りました。
●コンテナ取扱量の減少の主な要因は、急激な円安による主要貨物であ
る家具の輸入量の減少によるものです。
●コンテナ定期航路は、近年の外貿コンテナ取扱量の増加や船社への誘
致活動の成果もあり、8月に上海航路が新規開設され目標を達成すること
ができました。
【残った課題とその要因】
●三池港の利用拡大に向けては、パイロットの乗船やタグボートの配備等
といった他港にはない三池港特有の自主規制から余計なコストがかかる
為、緩和に向けた港湾整備事業の検討が必要です。
●外貿コンテナ取扱量の増加は、コンテナ定期航路の維持拡大に繋がる
ため、「マイポートみいけ利用促進協議会」の構成団体が一体となり、継続
荷主の安定利用と更なる新規荷主の獲得が必要です。
●外貿コンテナは、輸入が8割以上占めることから、輸出入の均衡を図るた
めに輸出貨物の拡大を強化する取り組みが必要です。
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
●外貿コンテナ取扱量は、H26年度の取扱量は円安の影響もあり過去最
高を記録したH25年度と比較して約1割程度下回ったものの、H27年度の目
標達成は見えてきました。急激なコンテナの増加にも迅速に対応できるよう
に、コンテナヤード等の港湾整備の推進を、引き続き、県へ要望します。
●外内貿コンテナ定期航路の維持拡大に向けては、取扱量の安定確保と
ともに輸出入(移出入)量の均衡が重要であり、引き続き、ポートセールス
の強化と荷主助成制度の維持・拡大を進めてまいります。
65
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点) 【担当課 : 三池港・みなと振興室】
施策名
番号
1
三池港の利用促進
編・章・節
1
3
区 分
2
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 三池港利用促進ポートセールス事業
マイポートみいけ利用促進協議会に参画し、船社・荷主企業等へのポートセールス活動や
説明会を行うとともに、荷主・船社への助成事業を実施します。また、三池港特有の自主規
制の緩和に向けた取り組みを進めます。
25 三池港の利用促進に向けて、船社・荷主企業等へのポートセールス活動や説明会を行
事業内容 年 うとともに、自主規制緩和に向けて水先案内人会等関係機関との意見交換会を実施しま
度
は す。
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
船社・荷主企業等へのポー
船社・荷主企業等へのポー 船社・荷主企業等へのポー 船社・荷主企業等へのポー
トセールス、水先案内人会
トセールス、自主緩和に向 トセールス、自主緩和に向 トセールス、三池港の説明
等関係機関との意見交換
けた取り組みなど
けた取り組みなど
会など
会など
三池港における利用企業や取扱量の増加とコンテナ定期航路の維持・拡大により、三池
港を中心とした本市の物流機能を高めるとともに、三池港背後圏立地企業の競争力向上を
図ります。
達成目標 【成果指標と目標】
新規利用荷主企業数
一般会計
予算額
款・項・目
6
1
・・・ 25社
4
事業名
マイポートみいけ利用促進費
補正額
11,500 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
11,500
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
「マイポートみいけ利用促進協議会」と連携して、港湾と有明海沿岸道路の連携によるアクセスの向
上や、外貿コンテナ定期航路の週2便運航、更には上海航路の新規開設による利便性及び荷主助成
取組実績 制度の維持拡大等を積極的にPRしました。その結果、3年連続となる1万TEUは突破しましたが、急激
な円安による影響もあり、H25年度は、過去最高を記録したH24年度の取扱量を約1割程度下回る結
果となりました。
【成果指標と目標達成状況】
新規利用荷主企
・・・ 38社
業数
達成状況
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
【改善・見直しの方向性】
三池港の利用企業増加による集荷拡大を図るため、「マイ
ポートみいけ利用促進協議会」と一体となり、継続荷主の安
定利用と新規荷主の獲得に向け、荷主助成制度の維持・拡
大や戦略的なポートセールス活動を行います。また、港湾管
理者による自主規制緩和に向けては、港湾所在市として、
国や県へ港湾整備の早期推進を要望します。
次年度への繰越額
10,923 千円
県
起債
10,700
66
その他
千円
一般財源
223
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 担い手の育成
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
集落営農組織、認定農業者、農業者
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
普及指導センター及びJAと連携して、地域の農業者
で担う集落営農組織の体質強化・法人化、認定農業者
及び新規就農者の育成・確保や規模拡大と生産性の
高い農業経営を実現します。
【抱える問題やニーズ(現状)】
全国的に農業従事者の減少・高齢化により担い手が減
少し、生産力が落ちています。また、世界の食料事情も不
安定さを増していて、国民への食料安定供給に支障が出
ることが懸念されます。よって、国内生産力を維持・回復
するために担い手を育成するとともに、農地の面的集積を
図り生産性の高い農業経営を育成する必要があります。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 年間新規就農者数(人)
目標値
2
2
2 毎年、2人の新たな農業
従事者の確保を目指しま
す。
実績値
2
算出式・
1年間における新規の就農者数
%
%
%
%
%
考え方等
達成度
100.0
指標名② 生産組織の法人化(組織)
目標値
1
0
0
1
1 5年間で3生産組織の法
人化を目指します。
1
0
0
算出式・ 7集落営農組織のうち3組織に 実績値
%
%
%
%
%
考え方等 ついて法人化を目指します。
達成度 100.0
-
-
指標名③ 認定農業者数(人)
目標値
54
55
56
算出式・
認定農業者の認定数
考え方等
実績値
55
54
53
構成する事務事業
事務事業名
「人・農地プラン」推
1 進事業
【これまでの成果とその要因】
重点 新規就農者については、新規就農者相談会を利用され、目標ど
おり達成しました。生産組織の法人化については、県普及指導セ
● ンター、JA等と連携して、講習会等を開催しましたが、法人化まで
には至りませんでした。認定農業者については、経営改善指導等
を実施しましたが更新をしない農業者がありましたので減少しまし
た。
所管課
農林水産課
2 農業経営対策事業
農林水産課
農業生産法人経営
3 安定化対策事業費
補助
農林水産課
%
達成度 101.9
%
98.2
%
57
%
58 H22年度の53人を基準
に、5年間で5人の純増を
目指します。
%
94.6
7
【残った課題とその要因】
新規就農者については、目標を達成しましたが、相談会の利用
者数を増やすことが課題です。生産組織の法人化については、合
意形成に至るまでに十分な協議が必要であり、時間がかかりま
す。認定農業者については、今後高齢化等により辞める農業者が
増えることが想定されるため、新規認定者の確保が課題となって
います。
8
4
5
6
9
10
新規
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
H24年度に人・農地プランを作成したので、地域での話し合いを
通じ、法人化及び個別経営体(認定農業者)の育成を推進していき
ます。また、法人化については、役員等への説明会を実施し、法人
化に向けた取り組みを進めます。
67
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 農林水産 課】
担い手の育成
編・章・節
1
5
区 分
1
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 「人・農地プラン」推進事業
地域ごとに策定する「人・農地プラン」の実現を図るために、国の事業である青年就農給付
金及び農地集積協力金への取組を進めます。
25 ・新規就農希望者の相談受付及び青年就農給付金の申請受付
事業内容 年 ・農地利用集積円滑化団体との連携による、農地集積協力金の対象となる農地の把握
度
・関係機関と連携して就農相談会を開催
は
4~6月
7~9月
・農事組合長への説明
・事業に関する相談・申請
受付
10~12月
・事業に関する相談・申請
受付
・新規就農者の状況確認
・事業に関する相談・申請
受付
・就農相談会の開催
1~3月
・事業に関する相談・申請
受付
・新規就農者の状況確認
・新規就農者の確保
・地域の中心となる経営体への農地集積や分散化した農地の連坦化の推進
達成目標 【成果指標と目標】
新規就農者数
・・・ 2人
中心となる経営体への利用権設定面積 ・・・ 200a
一般会計
予算額
款・項・目
5
1
3
事業名
人・農地プラン推進事業費
補正額
11,730 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
県
起債
その他
-1,796 千円
千円
一般財源
11,730
(9,934)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
・就農相談会を9月以降毎月1回開催し、4人の相談を受けました。今年度は、2人の新規就
取組実績 農者を確保できました。
・中心となる経営体への利用権設定面積は、307aとなりました。
【成果指標と目標達成状況】
新規就農者数
【改善・見直しの方向性】
・就農相談会の利用者数については、県・JAと連携をとりな
がら、PRに努めます。
・新規就農者の状況確認については、県・JAと連携をとりな
がら、的確な指導を図ります。
・・・ 2人
達成状況 中心となる経営
・・・ 307a
体への利用権設
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
9,934 千円
県
起債
9,934
68
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 中心市街地の環境整備
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
中心市街地
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
生活環境を整備し、街なか居住を進めると共に、生活
利便施設の整備をすることで、定住人口と交流人口を
増加させ、中心市街地の活性化を図ります。
【抱える問題やニーズ(現状)】
・人口流出や高齢化、空き店舗の増加や来街者の減少により空
洞化が著しくなっています。
・大型商業施設の閉店が続き、跡地対策が課題となっています。
・商業による活性化策だけではなく、生活交流拠点としての賑わ
いを創出し、多様な面から中心市街地の活性化を図ることが必
要です。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
指標名① 定住人口の増加(人)
算出式・
考え方等
社会・自然減を想定した中心市街地の人口の
増加(H24・26年度はソフト事業等による人口
増見込、H25・27年度は各前年度までに竣工
(想定)した共同住宅建設による人口増見込)
指標名② 歩行量の増加(人)
算出式・
考え方等
(仮称)中心市街地にぎわい交流施設
整備事業による来館者数等を想定し、
新栄町地区のアベニューパーキング東
側の歩行量を計測
構成する事務事業
事務事業名
所管課
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
実績値 6,410 6,409 6,393
%
%
99.7
98.5
目標値
792
800
875
実績値
596
384
610
達成度
%
75.3
%
48.0
%
69.7
%
963
%
H21年度の数値(750人)を基に、H
23年度からH25年度は定住人口
の増加や(仮称)中心市街地にぎ
わい交流施設整備等による増加を
見込み、H26年度からは前年比1
% 割増を目指します。
1060
【これまでの成果とその要因】
重点 H22年1月に取得したレマン跡地については、H24年度に既存建
物の解体、新築工事に着手し、H25年8月に工事完成、10月に市民
● 活動等多目的交流施設「えるる」として供用開始しました。
中心市街地活性化推進室
中心市街地活性化
2 推進事業
中心市街地活性化推進室
●
3 街なか居住の促進
中心市街地活性化推進室
市街地整備課
【残った課題とその要因】
新栄町駅前地区市街
4 地再開発事業の促進
%
達成度 100.0
(仮称)中心市街地に
ぎわい交流施設整備
事業
1
後期基本計画において、H23年4月1
日現在6,378人の中心市街地の人口
から、5ヵ年で延200人の増加を見込
んでいます。(概ねマンション2棟によ
る増加及びその他の活性化事業効
% 果による増加を想定)
目標値 6,410 6,428 6,493 6,513 6,578
6
新栄町地区のさんえい跡には、民間活力の導入によって、大型
集合住宅が建設されましたが、中心市街地では空き店舗に加え空
き地が増加しており、井筒屋跡については、民間事業者による大
型集合住宅建設が中断している状況です。
また、新栄町駅前地区では、地元権利者の意向把握、事業成立
性の精査等を行い、推進計画を取りまとめました。
7
8
(再掲)
5
9
10
新規
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
H25年10月に開館した市民活動等多目的交流施設「えるる」を拠
点として、地域住民、地元商店街等と連携したイベントを実施し、新
たなにぎわいの創出に努めます。「えるる」活用事業、まちづくり基
金による民間事業の支援等によって、定住人口及び歩行量の増加
につなげていきたいと考えています。
69
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点) 【担当課 : 中心市街地活性化推進室】
施策名
番号
中心市街地の環境整備
編・章・節
1
事業名
2
2
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
(仮称)中心市街地にぎわい交流施設整備事業
中心市街地の活性化に資する事業に活用するために、H22年1月に新栄町地区のレマン
跡を取得しました。H22年度に活用に係る基本計画を策定し、新栄町駅前という交通の利
便性を活かし、市民の誰もが気軽に利用できる公共公益施設を整備し、H25年度中の開館
を目指しています。
事業内容
施設には市民活動のサポートをはじめ、地域コミュニティの形成促進等、市民自らの主体
的なまちづくりを推進する市民協働機能の導入を基本に、フレンズピアおおむたの機能(青
少年教育や生涯学習機能、子育て支援機能)を移転・導入する予定です。また、施設整備
にあたっては、過疎対策事業債とともに国の社会資本整備総合交付金を活用していきま
す。
H24年下半期に開始した交流施設の整備に引き続き取り組みます。
達成目標
【25年度進捗目標】
上半期に施設整備を完了し、H25年10月開館を目標とします。
一般会計
予算額
款・項・目
6
1
2
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
(仮称)中心市街地賑わい交流施設整備事業費
184,927 千円
国
県
補正額
前年度繰越額
起債
73,515
(105,672)
その他
-3,714 千円
106,709 千円
一般財源
111,400
(182,100)
12
(150)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績 施設整備を8月に完了し、交流施設管理運営を生涯学習課に引き継ぎました。
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
達成状況 施設整備を8月に完了し、施設は市民活動等
多目的交流施設「えるる」として10月に開館しま 施設整備はスケジュールどおり完了しました。
した。
決算額
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
283,982 千円
国
県
次年度への繰越額
起債
123,288
129,400
70
その他
千円
一般財源
31,294
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点) 【担当課 : 中心市街地活性化推進室】
施策名
番号
中心市街地の環境整備
編・章・節
2
事業名
6
1
区 分
2
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
中心市街地活性化推進事業
H21年度に策定した中心市街地活性化基本計画中間報告を基本としながら、地域情勢の
変化に対応した中心市街地の活性化策を総合的、計画的に推進します。
事業内容
中心市街地活性化に向けた市の取り組みの基本理念、方向性を定めるとともに、核的事
業の検討の進捗次第では、中心市街地活性化法に基づく基本計画を策定し、関係機関と
の調整を行い、国へ認定申請を行います。
中心市街地活性化策の計画的総合的な推進を進めるとともに、核的事業である新栄町
駅前地区市街地再開発事業の事業計画の進捗に応じて、新中心市街地活性化基本計画
の策定を進めます。
達成目標
【25年度進捗目標】
年度内の新中心市街地活性化基本計画の策定、国への認定申請を目指します。
一般会計
予算額
款・項・目
6
1
2
事業名
中心市街地活性化推進事業費
補正額
2,000 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
2,000
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
市民アンケート調査を実施するとともに、商工会議所が事務局を担い、学識経験者、商業
関係者、企業関係者、交通事業者、地域住民等を構成員とする「大牟田市中心市街地活
取組実績
性化協議会準備委員会」に意見を聴きながら、中心市街地活性化基本計画(案)をとりまと
めました。
達成状況
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
認定申請に向けて、内閣府と協議を進めたも
のの、核的事業の確実性、市民意向の反映に
よる計画づくり等の指摘を受け、認定申請まで
には至りませんでした。
新基本計画の認定は、概ね5年以内に事業の効果が
発現(最低でも事業着手)し、かつ、事業実施による目
標、数値指標を設定しなければならず、基本計画という
より実施計画レベルの実現可能な事業の構築が必要で
す。
H25年度の取り組みにより、新基本計画認定に向けて
必要な数値指標による目標の設定が可能となりました。
決算額
決算額
財
国
2,060 千円
県
起債
(単位:千円) 源
内
訳
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
2,060
71
4.部の行政資源(平成25年5月1日現在) (1)職員数
産業経済 部
市職員総数(b)
1,068 人
嘱託員
再任用
職員(a)
54 人
職 員 総 数 臨時職員
0.8 人
業務委託者
7 人
職 員 比 率
(a/b)
約
0 人
0 人
合 計
61.8 人
5.06 %
(2)予算規模
一般会計
2,180,493 千円 平成25年度 特別会計 (名称: 会計)
予算額
千円 人件費 ※人件費は職員・嘱託・臨職等ごとに設けるモデル額で算出
441,280 千円 一般会計
1,932,989 千円 平成25年度
決算額
特別会計 (名称: 会計)
千円
72
平成25年度 都市整備部の「運営方針」
部 長 中村 秀樹 1.部の方針
(1)部の基本理念
都市基盤の整備につきましては、住みやすい生活環境と産業の発展を支える機能的な整備を推
進します。
生活環境の整備につきましては、市民が住み続けたいと思うまちづくりを進め、すべての人にやさ
しく快適な生活環境づくりを推進します。
また、市民と行政が協力し、安心して安全に暮らすことのできる環境づくりに取り組みます。
(2)25年度の取組み方針
※方針は総合計画の主要施策順に記載しています。
(1)市街地整備の推進
民間主体による新栄町駅前地区市街地再開発事業を促進するために、新栄町駅前地区再開発
準備会に対し、事業の構築に向けた指導、助言及び支援を行います。
(2)幹線道路の整備(重点)
本市の交通拠点を結ぶ幹線道路の交通混雑の緩和と安全な道路交通確保に向け、主要地方道
南関大牟田北線、主要地方道大牟田高田バイパスをはじめとする重要な幹線道路について、県と
連携を図りながら整備を促進します。
(3)住宅セーフティネットの推進(重点)
誰もが安心して入居できる民間賃貸住宅の供給促進を行うとともに、市営住宅の計画的な建替
え及び改善を行います。
(4)浸水対策の推進(重点)
手鎌野間川、手鎌南川、峠川の河川改修事業を推進し、浸水被害が顕著な地域の浸水被害の
緩和に努めます。
(5)防災対策の推進(重点)
東日本大震災の教訓を踏まえ、災害を完全に防ぐことは不可能であることから、住民の避難と
いった人命を守ることを最重要視した、災害時の被害を最小化する「減災」の考え方を新たに加え、
本年度までに地域防災計画を抜本的に見直し、防災・減災対策を進め、市民が安心安全に暮らす
ことができるまちづくりを推進します。
73
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 市街地整備の推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
新栄町駅前地区
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
再開発事業を促進し、安全で快適な都市環境の整
備と活気と賑わいのあるまちづくりを目指します。
【抱える問題やニーズ(現状)】
民間主体の再開発事業(駅機能の更新及び街なか居住の
促進や商業・業務機能の再配置等)が検討されており、事業
の実現に向けた指導・助言等の支援が求められています。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
指標名① 再開発事業の進捗段階
算出式・
考え方等
1段階:実現性・実効性確認、方向性決定
2段階:推進計画策定、都市計画決定
3段階:組合設立認可
4段階:権利変換計画認可
5段階:権利変換登記、工事
6段階:管理組合設立、建築物等登記
7段階:組合解散・清算手続
構成する事務事業
事務事業名
新栄町駅前地区市街地
1 再開発事業の促進
2
所管課
市街地整備課
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
目標値
準備
段階
1段階 2段階
実績値
準備
段階
1段階 2段階
%
4
7
8
新規
%
【残った課題とその要因】
H25年度は権利者調整等に時間を要し推進計画の取りまとめ
が年度末まで延伸したことから、H26年度事業に係る補助要望
及び都市計画決定には至らず、H26年度は予定している事業
(3・4段階)に進むことはできない状況です。
6
10
%
70.0
【これまでの成果とその要因】
H24年度に新栄町駅前地区再開発準備会が策定した基本計
画を基に、権利者の意向確認や再開発事業の経験が豊富なUR
● 都市機構の支援を受け、関係実務者協議等を重ね、都市計画
決定を行うための推進計画をとりまとめました。また、推進計画
の取りまとめと並行し、都市計画や補助要望に係る県との事前
相談を行いました。
9
%
各段階が順調に進捗した
場合の目標値を設定して
います。
重点
3
5
%
達成度 100.0 100.0
3段階
5段階
4段階
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
H25年度予定の都市計画決定がH26年度にずれ込んだことか
ら、H26年度は都市計画決定に係る諸手続きを進める必要があ
ります。また、H26年度の当初予定事業(3・4段階)はH27年度以
降に延伸する必要があり、H27年度の目標達成は見込めない状
況です。
よって、今後、準備組合(H26.4.16準備会より移行・設立)とス
ケジュールの見直しについても協議を行い、事業の進捗等を見
極めながら、H27年度事業に係る国・県との補助要望協議や指
導・助言等、可能な支援を行い、事業の推進を図って行きたいと
考えています。
74
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
市街地整備の推進
編・章・節
1
事業名
事業内容
【担当課 : 市街地整備 課 】
2
2
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
新栄町駅前地区市街地再開発事業の促進
新栄町駅前地区市街地再開発事業を促進するために、市では都市計画決定に向けて事
業計画、権利調整の詳細の検討を行うなど推進計画の策定に取り組み、新栄町駅前地区
再開発準備会(以下「準備会」という。)において策定された基本計画の実現性を高めま
す。推進計画の策定にあわせて、準備会、商工会議所並びに県等の関係機関との協議・
調整を進め、事業の方向性を明確にします。
・推進計画の策定及び都市計画決定に係る事務
・準備会に対する指導、助言
・準備会及び商工会議所との協議・調整
・県等の関係機関との協議・調整
・推進計画の策定にあわせて、準備会、商工会議所並びに県等の関係機関との協議・調整
を進め、事業の方向性を明確にします。
・準備会に対し、事業推進上必要な指導・助言を行います。
達成目標
【25年度進捗目標】
・都市計画決定
一般会計
予算額
款・項・目
7
4
1
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
県
※予算書に記載している事業名
新栄町駅前地区市街地再開発準備費
補正額
-11,000 千円
17,000 千円
前年度繰越額
11,000 千円
起債
その他
一般財源
6,800
(13,342)
10,200
(3,658)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
都市計画決定に向け、事業の基本的な枠組みとなる推進計画を策定しましたが、都市計
取組実績 画決定手続きには着手できませんでした。
【目標達成状況】
(2段階の途中)
・推進計画策定
【進捗状況の分析】
H25年度(2段階)は、推進計画を策定し、都市計画決定
手続きに着手・決定する予定でした。しかし、推進計画策
定上、必要な権利者の意向把握や権利調整及び事業成
立性等に係る精査・検討に時間を要し、推進計画の取り
まとめが年度末まで延伸したことから、次のステップとな
る都市計画決定及びH26年度事業に係る補助要望には
至りませんでした。
よって、H26年度の当初予定事業(3・4段階)はH27年度
以降に延伸し取組みを進めていく必要があります。
達成状況
決算額
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
15,833 千円
国
県
起債
6,216
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
9,617
75
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 幹線道路の整備
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市民、市
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
幹線道路を整備することにより、市内の交通混雑が
解消され、安全な通行が確保されるとともに、沿道環
境の改善、市民の利便性向上につながります。
【抱える問題やニーズ(現状)】
市内の幹線道路において、慢性的に交通渋滞が発生
し、沿道環境の悪化や経済活動の停滞を招いている箇所
があります。
幹線道路において、道路幅員が狭かったり、歩道が設置
されていないなど、安全な通行が確保されていない区間が
あります。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
南関大牟田北線(岩本交差点~南
指標名① 関IC)の整備
目標値
※1
※2
算出式・ 整備方針が決定されるよう、県 実績値
考え方等 や地元等の調整
達成度
※1
※3
%
%
100.0
%
目標値
※1
※2
算出式・ 事業の推進が継続して円滑に
考え方等 進むよう、県や地元等の調整
実績値
※1
※2
構成する事務事業
事務事業名
1 県道整備促進
%
%
%
※1 アンダーパスの供
用開始
% ※2 完成
0.0
指標名② (都)長溝線の整備
達成度
%
※1 交通量調査実施
※2 整備手法決定
% ※3 整備手法未定
%
100.0 100.0
【これまでの成果とその要因】
南関大牟田北線については、県や地元の調整に努めましたが、
整備手法決定に至っていません。
国県道路対策室 ● 長溝線については目標通りH25年度に完成しました。
所管課
重点
2
3
4
5
【残った課題とその要因】
南関大牟田北線について、整備手法を決定する前に、市と地元
が一体となり、県に対して早期事業化に向けた要望活動を実施す
る必要があります。
6
7
8
9
10
新規
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
南関大牟田北線の早期事業化に向けて地元調整を図り、福岡
県に対して地元と市が一体となって要望活動を実施します。
76
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
】
幹線道路の整備
編・章・節
1
事業名
【担当課 : 国県道路対策室
2
3
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
県道整備促進
市内の県道において、現在整備を進めている箇所の完成及び整備要望箇所の事業化を
目指し、地元や県、庁内等の関係機関との調整を行い、事業促進を図ります。
事業内容
南関大牟田北線(岩本交差点~南関IC)の整備要望を行うための地元調整や(都)長溝
線整備等の整備支援を行います。
・整備を進めている箇所の事業促進を支援します。
・整備要望箇所の早期事業化を目指し、地元及び関係機関との調整を図ります。
達成目標
【25年度進捗目標】
・南関大牟田北線(岩本交差点~南関IC)の整備手法決定。
・(都)長溝線の完成。
一般会計
予算額
款・項・目
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
※予算書に記載している事業名
千円
県
補正額
前年度繰越額
起債
その他
千円
千円
一般財源
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
・整備箇所の事業促進を支援しました。
・整備要望箇所の事業化を目指し、地元及び関係機関との調整を図りました。
取組実績
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
・南関大牟田北線(岩本交差点~南関IC) ・南関大牟田北線(岩本交差点~南関IC)について、整
の整備手法決定には至っていません。
備手法を決定する前に、市と地元が一体となり、県に対
・(都)長溝線が完成しました。
して早期事業化に向けた要望活動を実施する必要があ
達成状況
ります。
・(都)長溝線については、事業主体である県の側面的
支援に努めた結果、H25年度に完成しました。
決算額
決算額
財
国
千円
県
起債
(単位:千円) 源
内
訳
77
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 住宅セーフティネットの推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
大牟田市民(住宅確保要配慮者)
【抱える問題やニーズ(現状)】
社会経済情勢が絶えず変化するなかで、高齢者や障害
者などの住宅確保要配慮者のニーズは多様化する傾向に
あります。
また、市営住宅の老朽化が進んでおり、適正なストック形
成が図れていない状況です。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
民間セーフティネット住宅の登
指標名①
録戸数(戸)
算出式・
各年度に新規登録された戸数
考え方等
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
誰もが安心して入居できる民間住宅の供給促進のた
め、民間事業者との協働による重層的で柔軟な住宅
セーフティネットづくりを目指します。
また、市営住宅のバリアフリー化や耐震化等の性能
向上のため、建替、改善を推進します。
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
目標値
45
50
50
実績値
25
157
74
%
%
%
達成度
55.6
314
148
指標名② 市営住宅の建替、改善戸数(戸) 目標値
36
38
90
算出式・ 建替、改善により居住環境が向 実績値
考え方等 上した戸数
達成度
36
38
150
構成する事務事業
事務事業名
所管課
2
中部地区市営住宅建
建築住宅課
替事業
3
東部地区市営住宅建
建築住宅課
替事業
4
公営・改良住宅ストッ
建築住宅課
ク総合改善事業
7
9
10
新規
%
90 大牟田市住宅マスター
プランに基づき、市営住
宅の性能向上を図りま
す。
%
167
【残った課題とその要因】
H30年度までに「サービス付き高齢者向け住宅」などのセーフ
ティネット住宅登録戸数260戸以上を目標に、引き続き民間事業
者等との協働による啓発活動を推進します。
また市営住宅の居住水準の確保と安心安全のためには、計画
的な建替え、耐震化並びに改善工事が必要です。
6
8
%
86
【これまでの成果とその要因】
民間事業者等との協働によるシンポジウムの開催などにより、
H25年度末における本市の「サービス付き高齢者向け住宅」など
● のセーフティネット住宅登録戸数は256戸となりました。
また市営住宅の建替、改善についても予定通り推進していま
す。
「住宅マスタープラ
ン」推進事業
5
%
100
%
25 大牟田市住宅マスター
プランの指標より、H30
年度までに民間セーフ
ティネット住宅登録件数
%
を260戸以上とします。
重点
1
建築住宅課
%
100
25
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
「サービス付き高齢者向け住宅」などのセーフティネット住宅登
録戸数は順調に増加しており、目標をH30年度からH27年度に前
倒しで取り組む一方、問題や課題を洗い出し、質の向上を図って
いく必要があります。
また、市営住宅の住環境改善と居住水準の向上を図るため、建
替事業及び改善事業を計画的に推進します。
78
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 建築住宅 課】
住宅セーフティネットの推進
編・章・節
3
1
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 「住宅マスタープラン」推進事業
民間事業者及び関係団体との協働により、民間の空き家を活用した市営住宅に代わる住
宅セーフティネットを構築のため、「居住支援協議会」を設立します。また、福祉部局と連携を
図り、適正な「サービス付き高齢者向け住宅」の普及促進を図ります。
25 課内にプロジェクト会議を組織し、住宅マスタープランを推進するとともに、6月に「居住支援協議会」を設立
事業内容 年 し、民間事業者との連携により住宅確保要配慮者に対する居住支援策を継続的に実施していきます。また、2
度 月を目標に「サービス付き高齢者向け住宅」普及促進及び質の向上のためのセミナーを開催します。
は
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
・プロジェクト会議
・プロジェクト会議
・プロジェクトチーム結成
・プロジェクト会議
・プロジェクト会議
・居住支援策の推進 ・居住支援策の推進
・居住支援協議会設立 ・居住支援策の推進 ・セミナー開催準備
・セミナー開催
誰もが安心して入居できる民間住宅の供給促進のため、民間事業者との協働による重層
的で柔軟な住宅セーフティネットづくりを目指します。
達成目標 【成果指標と目標】
民間セーフティネット住宅の登録戸数
セミナー参加者数
一般会計
予算額
款・項・目
7
5
3
※予算書に記載している事業名
事業名
住宅マスタープラン推進事業費
補正額
300 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・ 50戸
・・・ 100人
前年度繰越額
国
県
起債
その他
135
千円
千円
一般財源
165
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
6月に医療・福祉関係団体、不動産関係団体等との協働により「大牟田市居住支援協議
会」を設立し、民間の空き家の実態調査を実施するとともに、空き家を有効に活用するため
取組実績 のモデルの研究・検討を行いました。
また、福岡県等の協力を得ながら、1月にサービス付き高齢者向け住宅の運営課題及び空
き家を活用したまちづくりをテーマにセミナーを開催しました。
【成果指標と目標達成状況】
【改善・見直しの方向性】
民間セーフティネット
住宅の登録戸数
達成状況 セミナー参加者
数
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・ 74戸
・・・ 160人
決算額
国
空き家の所有者の理解を得た上で活用できる空き家のデータベース化を
行うことにより、入居を希望する住宅確保要配慮者とのマッチング作業が円
滑に行えるような仕組みづくりが必要です。サービス付き高齢者向け住宅に
ついては、既に事業を行っている者、これから事業を始めようとしている者
に対し、福祉部局との連携を図りながら、セミナー等を通じて適正な運営に
ついて周知していく必要があります。また、利用者が安心して選択できるよ
う、必要な情報を提供していく必要があります。
114 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
114
79
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 浸水対策の推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
河川の流域住民
【抱える問題やニーズ(現状)】
宅地開発等の都市化が進み、これまで田畑が有していた
保水・遊水機能が低下し流下能力が不足したことや、近年
の集中的なゲリラ豪雨により、一部河川流域では浸水被害
が生じています。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
指標名① 護岸整備延長(野間川)(m)
560m/5年
算出式・
浸水緩和のため、護岸整備を
考え方等
行います。
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
流下能力が不足する河川において、河道拡幅や橋
梁・堰等の改良を行い、流域住民の生命・財産を洪水
被害から守り、安全で快適なまちづくりを実現します。
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
H26年度までに、護岸整備
目標値
50
210
400
560
延長560mを完了することに
より、25.2haの地域が浸水
実績値
56
241
340
緩和となります。(事業見直
%
%
%
%
% しによりH26年度完了予定)
達成度 112.0 114.8
85.0
指標名② 浸水緩和面積(野間川)(ha)
目標値
2.14
8.98
17.1
算出式・ 護岸整備により浸水が緩和さ
考え方等 れます。
実績値
2.4
10.3
14.5
指標名③ 河川改修工事の調整段階(南川)
目標値
1段階:地元説明会
算出式・ 2段階:測量設計委託
考え方等 3段階:用地買収
4段階:用地買収
実績値
構成する事務事業
事務事業名
所管課
準用河川手鎌野間川
1
土木建設課
河川改修事業
2
普通河川手鎌南川河
土木建設課
川改修事業
3 河川維持管理
土木管理課
%
%
達成度 112.1 114.7
達成度
重点
●
%
25.2
%
H25年度までに、
17.1ha、H26年度まで
に、25.2haの浸水緩和を
図ります。
%
84.8
1段階 2段階 3段階 4段階 H27年度までに、地元説
明会・測量設計委託・用
地買収を完了し、河川改
1段階 2段階
修工事に着手します。
%
%
%
%
%
100.0 100.0
【これまでの成果とその要因】
河川の改修事業は、大牟田市の総合計画に掲げ、重点施策とし
て推進しています。
●
6
【残った課題とその要因】
(手鎌野間川)
概ね計画通りに進捗しており、特に問題はありません。
(手鎌南川)
河川・調節池の整備には、土地所有者及び関係者の理解が欠
かせないため、十分な説明を行っていきます。
7
8
4
5
9
10
新規
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
今後も、事業費の確保を図り、計画的に事業を進捗していきま
す。
なお、手鎌野間川は、H26年度までの整備により一定の浸水解
消が図られることから、H27年度以降は一時休止します。
80
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
浸水対策の推進
編・章・節
1
事業名
【担当課 : 土木建設 課 】
3
5
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
準用河川手鎌野間川河川改修事業
準用河川手鎌野間川は、河川断面の狭小及び橋梁・堰等の構造物による断面阻害によ
り、大雨時において河川が溢水し浸水被害が生じています。
この解消に向けて、河道拡幅や橋梁・堰等構造物の改良を進め、河川の安全な流下能
力を確保し、流域住民の生命・財産を守ります。
事業内容
達成目標
事業用地確保(2.77ha)、護岸整備(1,500m)、橋・取水施設等構造物新設改良(4箇所)
護岸整備 L=200m
舗装・防護柵 L=400m
水路整備 L=300m
道路整備 L=260m
【25年度進捗目標】
護岸整備 92.1%(1,381m/1500m)
一般会計
予算額
款・項・目
7
3
3
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
県
※予算書に記載している事業名
手鎌野間川河川改良事業費
補正額
-55,000 千円
181,200 千円
前年度繰越額
160,806 千円
起債
その他
一般財源
72,400
(113,111)
97,700
(156,300)
11,100
(17,595)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
護岸整備 L=99m
舗装・防護柵 L=644m
水路・道路整備 L=433m
取組実績
駐輪場整備 一式
【目標達成状況】
護岸整備進捗 85.3%
(1,280m/1,500m)
【進捗状況の分析】
H25年度は、護岸整備による河道拡幅を行い、浸
水緩和を進めました。また、両岸道路の舗装工事、
水路・道路工事、駐輪場工事等を行い、草木地区
の生活環境の改善を図りました。
達成状況
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
次年度への繰越額
197,283 千円
国
県
起債
77,165
76,800
81
その他
69,658 千円
一般財源
43,318
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
浸水対策の推進
編・章・節
2
事業名
【担当課 : 土木建設 課 】
3
5
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
普通河川手鎌南川河川改修事業
手鎌南川は、断面狭小による流下能力不足と上流部での宅地開発等に伴う保水・遊水
機能の低下により、大雨時には浸水被害が生じています。このため、事業用地の早急な確
保と、被害緩和に向けた調節池の設置及び河道拡幅とともに鉄道橋や堰の改良を行い、
河川の安全な流下能力を確保し、流域住民の生命・財産を守ります。
事業内容
H24年度 地元説明会
H25年度 測量設計委託
H26年度 用地買収
H27年度 用地買収
測量設計委託
達成目標
【25年度進捗目標】
測量設計委託完了
一般会計
予算額
款・項・目
7
3
3
事業名
手鎌南川河川改良事業費
補正額
25,000 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
国
県
起債
0
(15,290)
その他
22,500
( 0)
-9,710 千円
千円
一般財源
2,500
( 0)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
H25年度は、南川流域の河川特性を確認する降雨・流量等の調査を始め、基本設計策定
業務委託を実施しました。これにより、西鉄東甘木駅上流の浸水解消には、河川拡幅によ
る河川改修の他、河川流量を調整する調節池の整備や、橋・堰等を改修する基本計画を
取組実績
策定しました。
【目標達成状況】
測量・基本設計完了
【進捗状況の分析】
基本設計策定業務委託を発注し、調査・検討を踏まえ
予定通りに策定することが出来ました。今後は、詳細設
計・用地測量等を行い、地元関係者の理解を得ながら用
地取得を進めていきます。
達成状況
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
15,289 千円
国
県
起債
15,286
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
3
82
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 防災対策の推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市民、防災機関、市
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
災害時においては、自助・共助・公助の連携が必要
です。
公助を担う防災機関は、訓練等を通した自らの対応
【抱える問題やニーズ(現状)】
力の向上や関係機関との連携強化を図ります。
東日本大震災や九州北部豪雨など、全国各地で自然災 また、自助・共助を担う地域等における災害に対す
害による被害や犠牲者がでています。このような大規模な る啓発や意識の向上、自主防災組織による取り組み
災害に対しては、被害を未然に防ぐ防災だけでなく、被害 の強化や市民や地域に対する情報伝達手段の整備
を最小限に抑える減災の観点からの対策が必要です。
を図り、災害に強いまちを目指します。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 自主防災組織の設立(校区)
目標値
15
17
19
算出式・ 小学校区ごとの自主防災組織
考え方等 の組織数
実績値
14
16
20
構成する事務事業
事務事業名
1
防災対策室
地域防災を高めるコミュニ
3 ティ形成の促進と防災教育 防災対策室
の充実
4
災害時要援護者支援
防災対策室
対策
5
「地域防災計画」の策
防災対策室
定
【残った課題とその要因】
東日本大震災の発生以来、市民の災害に対する関心は高まっ
ております。一方、住民組織である町内公民館加入率が低下し
ています。地域においては、地域活動や子供たちの見守りなど、
● さまざまな活動があり、地域を担ってある方々の高齢化、負担が
増えており、自主防災組織となる安心安全まちづくり推進協議会
の全校区での整備にまで至っていません。
7
10
新規
%
H20年10月大牟田市安心安全まちづくり推進協議会を設
立し、更に各校区における協議会設立を目指しており、そ
の組織を自主防災組織と位置づけております。未組織の
校区については組織化の働きかけを行い、現在20校区で
設立されています。
また、地域住民の防災に対する意識を醸成する必要が
あることから、広報紙や機関紙への情報掲載、研修会開
催による防災意識の啓発、住民参加型の市の総合防災
訓練の実施、更には校区組織が実施する災害図上訓練
● や救出救護訓練、安否確認訓練など、自主防災組織の支
援を行ってきました。
9
%
94.1 105.3
重点
6
8
93.3
%
21 すべての小学校区で、
地域安全活動を推進す
る校区協議会の設立を
目指します。
%
【これまでの成果とその要因】
所管課
災害対策本部の機能
防災対策室
強化
2 災害時の避難対策
達成度
%
21
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
H20年度の安心安全まちづくり推進協議会の設立以来、地域で
も活動が盛んになり自主防災組織の組織数は少しずつ伸びてい
ます。さらに、東日本大震災を契機に住民の防災に対する関心
も高まり、H23年度以降は未組織の校区でも防災研修や訓練を
開催し、組織化の機運が高まりつつあります。今後とも地域との
連携を深めながら、防災訓練等を通じ自主防災組織の設立・運
営支援を行います。
83
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 防災対策 室】
防災対策の推進
編・章・節
3
7
区 分
2
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 地域防災を高めるコミュニティ形成の促進と防災教育の充実
総合防災訓練をはじめ、住民参加型の防災訓練を実施します。
そのほか、災害図上訓練や講習会を実施し、地域住民の防災意識を高め、自主防災組織
の設立を図ります。
25
事業内容 年 防災訓練、災害図上訓練、講習会、自主防災組織の設立・支援
度
は
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
通信訓練、自主防災 総合防災訓練、自主 自主防災組織の整
自主防災組織の整
組織の整備、講習
防災組織の整備、講 備、講習会、災害図上 備、講習会、災害図上
会、災害図上訓練
習会、災害図上訓練 訓練
訓練
市民の防災意識の高揚を図り、日頃から防災に対する個人(自助)や地域(共助)の取組
みを推進します。また、防災訓練を実施することにより、防災関係機関の連携・協力を強力な
ものとして、災害時に最低限の被害にとどめることができるような体制を整備します。
達成目標 【成果指標と目標】
防災訓練や講習会等の参加者数 ・・・ 2,000人
自主防災組織の設立
・・・ 19校区
一般会計
予算額
款・項・目
8
1
5
国
防災対策費
4,238 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
事業名
県
起債
補正額
前年度繰越額
その他
10,000 千円
千円
一般財源
4,238
(14,238)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
総合防災訓練及び災害図上訓練等を39回実施しました。また、新たに4校区で自主防災組
織が設立されました。
取組実績
【成果指標と目標達成状況】
防災訓練や講習
・・・ 4,041人
会等の参加者数
達成状況 自主防災組織の
・・・ 20校区
設立
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
【改善・見直しの方向性】
防災研修会や図上訓練等をできるだけ多く実施する
ことで、防災意識の啓発、地域の協力(共助)による自
主防災組織の重要性を訴えていきます。
4,198 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
10,000 千円
一般財源
4,198
84
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
防災対策の推進
編・章・節
2
事業名
【担当課 : 防災対策 室 】
3
7
区 分
2
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
「地域防災計画」の策定
東日本大震災の発生を受け、国・県においては、津波・地震の想定の見直しをはじめとす
る防災計画の見直しがなされたことから、本市においても地理的条件等を踏まえた新たな
地域防災計画を策定します。
事業内容
計画の策定に当っては、防災対策検討委員会及びワーキング会議を適宜開催し、福岡
県との協議を経て、大牟田市防災会議において計画を策定します。
・地域防災計画策定のための防災対策検討委員会及びワーキング会議を適宜開催するこ
ととしています。
達成目標
【25年度進捗目標】
・災害対策本部会議での議論を経て、大牟田市防災会議に諮り、「大牟田市地域防災計
画」を年度内に策定します。
一般会計
予算額
款・項・目
8
1
5
事業名
地域防災計画策定事業費
補正額
13,000 千円
当初予算額
財
国
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
県
起債
その他
(単位:千円) 源
内
訳
千円
千円
一般財源
13,000
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
・防災対策検討委員会及びワーキング会議で検討を行いました。
取組実績
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
・災害対策本部会議、県協議を経て、 予定どおり、H26年2月に大牟田市防災会議にお
大牟田市防災会議に諮り、「大牟田市 いて、「大牟田市地域防災計画」を策定しました。
達成状況 地域防災計画」を策定しました。
決算額
決算額
財
国
8,827 千円
県
起債
(単位:千円) 源
内
訳
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
8,827
85
4.部の行政資源(平成25年5月1日現在) (1)職員数
都市整備 部
市職員総数(b)
1,068 人
職員(a)
嘱託員
再任用
99 人
職 員 総 数 4.7 人
臨時職員
業務委託者
6 人
職 員 比 率
(a/b)
約
2 人
1.6 人
合 計
113.3 人
9.27 %
(2)予算規模
一般会計
1,507,080 千円 平成25年度 特別会計 (名称: 会計)
予算額
千円 人件費 ※人件費は職員・嘱託・臨職等ごとに設けるモデル額で算出
. 千円 一般会計
1,554,027 千円 平成25年度
決算額
特別会計 (名称: 会計)
千円
86
平成25年度 環境部の「運営方針」
部 長 松 﨑 伸 一 1.部の方針
(1)部の基本理念
環境保全については、市民、市民活動団体、事業所、行政が一体となって、エコ行動(環境を守り、
より良い環境を創る行動)を推進し、循環と創造による快適環境の構築を目指します。
ごみ対策については、発生抑制によるごみの減量化に努めるとともに、再利用やリサイクルの推
進を図り、環境負荷の少ない循環型社会づくりを目指します。
(2)25年度の取組み方針
※方針は総合計画の主要施策順に記載しています。
(1)温暖化対策の推進(重点)
市民や事業者などのエコ行動を促進することにより、二酸化炭素などの温室効果ガスの削減に
取り組みます。このため、「地球温暖化対策実行計画(地域施策編)」を盛り込んだ第二次環境基本
計画に基づき、住宅用太陽光発電設備の設置にかかる費用の補助を行うなど温暖化対策の効率
化を図り、市民や事業者との連携のもと推進します。
(2)生活排水対策の推進
環境学習や啓発などにより、環境問題に対する市民意識の向上に努め、日常生活に伴う汚濁負
荷の低減に取り組みます。また、公共下水道の整備や、浄化槽の普及及び適正管理についての啓
発指導に努めるなど、生活排水対策を推進します。
(3)一般廃棄物(ごみ)の減量化・資源化の推進(重点)
市民一人ひとりの理解と協力による、ごみの発生抑制を基本とした、ごみ減量や分別の徹底を図
ります。
また、市民への啓発を重点とした、生ごみの堆肥化をはじめとするごみの減量・資源化事業など
「ごみ処理基本計画」に基づいた 施策を推進します。
87
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 温暖化対策の推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市民、市民活動団体、事業所、行政
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
市民や事業者などのエコ行動を促進することにより、
二酸化炭素などの温室効果ガスが削減される状態にな
る事を狙います。
【抱える問題やニーズ(現状)】
温暖化対策は、日本をはじめ世界的な喫緊の課題と
なっています。本市においても行政の率先的取組として大
牟田市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)を実施中
ですが、市民、事業所等の「エコ行動」を促進する必要が
あります。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 市民の「エコ行動」の実施率(%)
算出式・
考え方等
H22年度の「まちづくり市民アンケート」結果に
おいて、市民のエコ行動の実施率は64.8%で
したので、これらを基準に実質毎年3ポイント
増、H27年度までに80%以上を目指します。
目標値
68.0
71.0
74.0
実績値
71.6
67.4
68.3
%
達成度 105.3
指標名② 事業所の「エコ行動」の実施率(%) 目標値
算出式・
考え方等
H23年度の第2次環境基本計画策定時の「事
業所アンケート」結果において、事業所のエコ
行動の実施率は73.55%でしたので、これらを
基準に実質毎年3ポイント増、H27年度までに
85%以上を目指します。
73.0
%
%
94.9
92.3
76.0
79.0
77.0
%
82.0
実績値 56.50 58.60 67.80
達成度
%
77.4
%
77.1
%
%
85.8
総合計画後期基本計画におけ
80.0 る重点施策の指標において、
「まちづくり市民アンケート」結果
で、市民のエコ行動の実施率が
% 80%以上を最終目標に設定して
います。
毎年、無作為抽出した100事業所
と公害防止・環境保全協定を締結
している事業所にアンケートを行
い、その結果から事業所のエコ行
動の実施率が、85%以上を最終
% 目標に設定しています。
85.0
H22年度から直近3年度の平均設
置基数が約300基であり、H25年度
の想定設置基数を2000基とし、
H26年度以降は、各年度300基増
を目標値とし、H27年度は、2,600
% 基を最終目標に設定しています。
指標名③ 住宅用太陽光発電設備設置基数(基) 目標値 1,140 1,320 1,500 2,300 2,600
算出式・
考え方等
H22年度から直近3年度の平均設置基数が約
300基であり、H25年度の想定設置基数を
2000基とし、H26年度以降は、各年度300基増
を目標値とします。
構成する事務事業
事務事業名
住宅用太陽光発電
1
設備設置支援事業
所管課
環境企画課
実績値 1,236 1,610 2,126
%
%
%
達成度 108.4 122.0 141.7
%
【これまでの成果とその要因】
成果指標は、目標値をおおむね達成しました。
その要因として、指標①、②については、庁内外に向けた情報発
● 信や環境学習会の実施等が考えられます。
指標③については、太陽光発電設備設置支援事業の開始や市
民に向けた情報発信等が進んだことが考えられます。
重点
2
体験型環境教育推
進事業
環境企画課
3
環境学習講座推進
事業
環境企画課
4 環境情報発信事業
環境企画課
6
【残った課題とその要因】
指標①、②については、年度により対象者が変わることが考えら
れます。
また、指標全てについて、気象や経済状況等に左右されるため、
年度により変動が考えられます。
7
8
大牟田市地球温暖化対
5 策実行計画(事務事業
編)推進事業
9
10
新規
環境企画課
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
地球温暖化対策は、日本をはじめ世界的な喫緊の課題となって
いますので、本市においても「地球温暖化対策の推進に関する法
律」に基づく大牟田市地球温暖化対策実行計画を推進し、情報発
信等を継続的に行い、エコ行動の定着を図ります。
88
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
【担当課 : 環境企画 課 】
温暖化対策の推進
編・章・節
1
3
6
区 分
1
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
補助金名 住宅用太陽光発電設備設置支援事業
交付先 住宅用太陽光発電設備設置者
住宅用太陽光発電設備の設置
交付先
補 の事業
助 内容等
内
容
1kWあたり30千円
4kWまで 最大120千円
算定
基準
地球環境を保全するため、市民・事業者等の「エコ行動」を促進し、二酸化炭素などの「温
室効果ガス」削減の取り組みを推進することにより低炭素社会の構築を目指します。
補助目的
一般会計
予算額
款・項・目
4
2
2
事業名
当初予算額
財
国
県
※予算書に記載している事業名
住宅用太陽光発電設備設置支援事業費
補正額
千円
12,000 千円
前年度繰越額
千円
起債
その他
一般財源
(単位:千円) 源
内
訳
12,000
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
事業周知のため、住宅用太陽光発電設備設置支援事業の内容を広報おおむた及び
取 市ホームページに掲載し、104基の申請に対し100基補助しました。
組
実
績
達成状況
今 住宅用太陽光発電設備の設置基数は、この数年、予想を上回る勢いで増えていま
後 すので、現状を維持できるように広報誌やホームページ等を活用し、普及啓発していき
の ます。
方
向
性
決算額
決算額
財
国
11,589 千円
県
起債
(単位:千円) 源
内
訳
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
11,589
89
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 生活排水対策の推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市民、浄化槽
【抱える問題やニーズ(現状)】
河川の水質汚濁は、生活排水が主たる原因となってい
ます。
下水道事業計画区域外の地区の高齢化が一段と進み、
住宅に金銭をかけない世帯が多くなっています。
1世帯当たりの員数も減少しており、くみ取り便槽等から
浄化槽へ切替する世帯が少くなっています。
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
日常生活に伴う汚濁負荷の低減により、市域全体の
河川及び海域の水域悪化を防止し、公共用水域の保全
を目指します。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
H27年度の目標を3.2として
指標名① 市内河川の水質(BOD濃度)
目標値
2.9
2.8
2.7
2.6
2.5 いたが、H23年度から測定地
点の見直しを行い、過去5年
市測定点のBOD濃度(5年平均値) 実績値
2.7
3.0
3.1
間(H19~23)の平均削減値
算出式・ の毎年0.1mg/L減少を目標としま
0.1により目標を2.5に設定し
%
%
%
%
%
考え方等 す。基準値はH19~23年の5年間
ています。
達成度
平均値の2.9
107.4 93.3 87.1
指標名② 生活排水処理率(%)
算出式・ 生活排水処理人口×100/計画
考え方等 処理区域内人口
構成する事務事業
事務事業名
浄化槽設置整備事
1
業費補助
所管課
環境保全課
2
浄化槽普及・啓発事
環境保全課
業
3
河川の水質対策事
業
4
環境保全課
目標値
54.7
59.6
64.5
実績値
52.7
54.6
56.7
達成度
%
96.3
%
91.6
%
67.3
%
大牟田市生活排水処理
基本計画(H23~32年度)
の中の生活排水処理率
の数値を目標に設定して
% います。
70.1
87.9
【これまでの成果とその要因】
下水道の計画的な整備と水洗化の促進、浄化槽補助の拡充など
によって、生活排水処理率は伸びています。浄化槽の設置には、
● H23年度から補助制度を拡充し普及促進に努めています。H25年
度は緊急雇用創出事業の活用と合わせ、職員による戸別訪問を
実施し、6,123戸を訪問し一歩踏み込んだ説明を行い、市民への周
知を図り理解を求めました。
重点
【残った課題とその要因】
7
浄化槽設置のH23-25の目標数は850基で、これに対し実績は599基
(うち補助基数436基)でした。また、市内河川の水質(BOD値)は減少
傾向にありましたが、H24・25年度の目標値は未達成となりました。
浄化槽の普及の阻害要因として、簡易水洗トイレの普及や対象世帯の
高齢化、また浄化槽の維持管理費が高いというイメージがあり更なる
普及ができないのが現状です。今後、更なる普及を図るために、いか
に効率よく、効果的に進めていくか、また、浄化槽の維持管理に理解を
求めていくことが課題です。
8
9
5
6
10
11
新規
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
生活排水対策のための啓発事業の継続と浄化槽・下水道の普及
を促進します。市民への生活排水対策の理解と浄化槽設置の上乗
せ補助金交付制度の周知が重要になります。そのため、ホーム
ページや広報おおむたへの掲載、ビラ入れ、戸別訪問、公民館で
の説明会、回覧板などを活用し普及を促進していきます。
90
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
【担当課 : 環境保全 課 】
生活排水対策の推進
編・章・節
1
3
6
区 分
1
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
補助金名 浄化槽設置整備事業費補助
交付先 浄化槽設置者
補助金交付先は合併浄化槽設置者です。50人槽までの合併浄化槽設置者に対して通常
交付先 の補助金を100基、下水道事業計画区域外の地域でくみ取り便槽及び単独浄化槽から合
の事業 併浄化槽への転換については、10人槽までの自家居住用の住宅の場合、上乗せ補助金を
補 内容等 300基、合わせて400基分の補助金を交付します。
助
内
通常補助
容
人槽毎に11階層で構成しており、5人から50人槽まで国の基準に従い補助します。
算定 上乗せ補助
基準 下水道事業計画区域外の地域でくみ取り便槽及び単独浄化槽から合併浄化槽の10人槽
までを自家居住用住宅に設置する場合には、本体の工事基準額の40%に上乗せし90%相
当額を補助します。
10人槽までの合併浄化槽設置者に上乗せ補助金を交付することで、合併浄化槽の設置
を促し、家庭から排出される雑排水を浄化し、生活系汚濁負荷を軽減させます。
補助目的
一般会計
予算額
款・項・目
4
2
2
事業名
浄化槽設置整備事業費補助
補正額
301,755 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
国
県
53,597
起債
53,597
その他
140,900
千円
千円
一般財源
53,661
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取
組
実
績
達成状況
緊急雇用創出事業を利用して浄化槽の普及促進を委託した有明環境整備公社が雇
用した2名の普及促進員による上乗せ補助を拡大した地域への戸別訪問と、職員によ
る同地域の開発団地を中心とした戸別訪問を行いました。また一方で、環境企画課と
合同で、くみ取り料金が人頭制から従量制に切り替え後に大幅に上がった世帯を戸別
訪問しましたが、簡易水洗トイレの普及や高齢者世帯が多く住宅に金銭をかけてもメ
リットがないなどの理由で思うようには設置基数は延びませんでした。
今 生活排水による環境負荷を軽減する上で必要なものです。今後も同じように進めて
後 いきます。
の
方
向
性
決算額
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
次年度への繰越額
97,327 千円
国
27,187
県
起債
20,183
91
36,700
その他
千円
一般財源
13,257
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 一般廃棄物(ごみ)の減量化・資源化の推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市民、事業者等
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
リデュース(発生抑制)・リユース(再使用)・リサイクル(再生
利用)といういわゆる3Rを基本としたライフスタイル・ビジネス
【抱える問題やニーズ(現状)】
スタイルの促進を図り、また、消費者(市民等)・事業者・行政
市民生活が物質的に豊かになる一方で廃棄物処理問題は、 の役割分担によって、廃棄物の発生を抑制し、廃棄物となった
ものについて不適正処理の防止その他の環境への負荷の低
大量廃棄と合わせて様々な性質のものが廃棄物として排出さ
れ、環境負荷の少ない適正処理が重要な課題となっています。 減に配慮しつつ、再利用、再生利用、熱回収の順に可能な限
また、新たな最終処分場建設が困難性を極めるなか、既設処分 り循環的な利用を行い、なお、処分が必要なものについて適
場の延命化が喫緊の課題となっており、廃棄物の排出抑制と物 正な処分を行う循環型社会の構築を図ります。
質循環を確保した循環型社会構築が求められています。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
指標名① ごみ総排出量(トン)
算出式・
考え方等
目標値 43,900 43,300 42,700 42,100 41,500
H22年度実績見込(44,000トン)から大型商業
施設進出の影響等を考慮したH23年度目標
値を基準に、以降毎年約1.4%減(約600トン)
の継続を目標値としています。
指標名② 資源化量(トン)
算出式・
考え方等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
H19年度から減少傾向にありますが、さらなる
適正分別等の取り組みにより、H21年度実績
(約7,000トン)を基準に、H23年度以降、維持継
続を目標値としています。
生ごみ堆肥化機材等購入補助金
実績値 43,235 41,061 40,950
%
%
%
%
%
目標値
7,000
7,000
7,000
7,000
7,000
実績値
6,320
5,000
4,783
%
%
達成度 101.5 105.5 104.3
達成度
90.3
71.4
%
目標値
100
100
100
ごみ減量化対策として、H20年度から同
算出式・ 購入補助金交付事業を行っており、H23 実績値
考え方等 年度目標の年間100世帯交付の維持継 達成度
続を目標値としています。
44
62
48
指標名③ 交付世帯数(世帯)
構成する事務事業
事務事業名
1
所管課
一般廃棄物(ごみ)の排
環境業務課
出指導及び啓発事業
%
44.0
%
62.0
%
68.3
%
100
%
燃えるごみ、燃えないごみ、資源化量
の合計。総合計画後期基本計画にお
ける重点施策の指標では、ごみ総排
出量41,500トンを最終目標にしていま
す。
計画収集と自己搬入による資源物量
の合計。ごみ総排出量年間41,500トン
を最終目標にしています。その中の
資源化量については、毎年7,000トンの
維持継続を目標とすることによって、
% ごみ総排出量に占める資源化率が向
上するように設定しています。
燃えるごみの減量対策の一つとして、
生ごみの減量化は今後も課題であ
り、毎年100世帯の生ごみ堆肥化機
材の交付を継続することで、家庭でで
きる生ごみの堆肥化の促進・普及に
% よる減量効果を見込んでいます。
100
48.0
【これまでの成果とその要因】
燃えるごみ及び燃えないごみの減量化については、順調に推移
していますが、資源物の回収量は前年度より減少しています。ごみ
● 総量の減少傾向は、市民意識の高まりと併せ行政人口の自然減
や顕著な高齢化が影響しているものと分析しています。また、資源
物の回収量の減少については、民間事業者による紙類を主体とし
た地域回収の活性化によるものであると考えています。
重点
2 リサイクル事業
環境業務課
3 ごみ減量推進事業
環境企画課
リサイクルプラザ゙管
環境施設課
理運営事業
6
【残った課題とその要因】
ごみ総量が減少傾向にある中、民間事業者による紙類を主体と
した地域回収が活性化していることから、本市の資源物回収量は
大きく減少しています。しかし、民間事業者の活動は資源化市場の
動向により、休止等の可能性があるため、従来どおり、意識啓発を
継続しながら資源化を推進して行きます。
7
8
4
5
9
10
新規
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
燃えるごみ及び燃えないごみの減量化については、社会情勢を
加味したもので、減量化の取り組みを進めることにより目標達成が
見込めます。また、資源化については、民間事業者の事業展開が
大きく影響することと民間の資源化量が把握できないことから、数
値的には不透明な状況です。しかしながら、現在の結果に結びつく
要因として、継続して取り組んでいる排出源における適正分別排出
に関する意識啓発や直接指導などの効果が表れているものであ
り、今後も継続して取り組みます。
92
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 環境業務 課】
一般廃棄物(ごみ)の減量化・資源化の推進
編・章・節
3
6
区 分
3
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 一般廃棄物(ごみ)の排出指導及び啓発事業
家庭から排出されるごみの分別排出による資源化を促進することにより、ごみとして処理さ
れる量の減量が期待されることから、市民にごみの減量化及びごみの再資源化に対する意
識啓発を行うとともに、市民が判り易い広報啓発事業の推進に努めます。
25 広報おおむたによりごみ出しルールの遵守や排出時における分別の徹底について周知を図ると
年 ともに、地域における啓発活動を拡充することでごみの減量化及び資源化を促進します。また、諸
事業内容 度 事情により資源物の地域回収への排出が困難な市民を対象に休日回収を実施します。
は
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
広報おおむた
広報おおむた
広報おおむた
広報おおむた
現地での直接指導
現地での直接指導
現地での直接指導
現地での直接指導
休日資源回収
休日資源回収
休日資源回収
休日資源回収
有料指定袋制度によるごみの減量効果を維持・継続するとともに、資源分別収集の徹底、
特に古布類、その他紙類の分別排出の促進による減量化や、生ごみについては家庭で出
来る堆肥化等による減量化を推進します。
達成目標 【成果指標と目標】
紙類の排出量
古布・古着の排出量
休日資源回収の利用者数
一般会計
予算額
款・項・目
4
3
1
※予算書に記載している事業名
事業名
清掃事業広報費
補正額
1,074 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
5,000 トン
450 トン
1,600 人
・・・
・・・
・・・
前年度繰越額
国
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
1,074
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
廃棄物の適正な分別排出に関しては、収集時における直接指導及び不在世帯については、別途排
出指導担当による現地指導を行いました。また、地域集会や出前講座を活用しての啓発については、
種々の機会を通じて積極的に働きかけを行い、要請があったものにはすべて対応しました。なお、資
取組実績 源(特に紙類)の回収量が減少していますが、これは、古紙の市場価格が好況なこともあり、スーパー
等の店頭回収等、民間での回収が活発に行われているもので、全体の紙類の資源化として減少して
いるものではないと考えています。
【成果指標と目標達成状況】
達成状況
【改善・見直しの方向性】
紙類の排出量
・・・
古布・古着の排出量
・・・ 343 トン
休日資源回収の利用者数
・・・
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
2,885
1,663
決算額
国
トン
人
再資源化については、行政又は民間、どちらの取り組みで
あっても確実に資源化されることが確認できれば、本来の目
的は達成されます。しかし、民間事業者が行う地域回収につ
いては、再資源化市場の動向によって回収の停止や廃止も
想定されることから、市民に対する啓発や休日資源回収につ
いては、継続して実施する必要があります。
804 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
804
93
4.部の行政資源(平成25年5月1日現在) (1)職員数
環 境 部
市職員総数(b)
1,068 人
職員(a)
嘱託員
再任用
131 人
職 員 総 数 臨時職員
1.8 人
業務委託者
37 人
職 員 比 率
(a/b)
約
7 人
8.6 人
合 計
185.4 人
12.27 %
(2)予算規模
一般会計
3,093,578 千円 平成25年度 特別会計 (名称: 会計)
予算額
千円 人件費 ※人件費は職員・嘱託・臨職等ごとに設けるモデル額で算出
1,155,780 千円 一般会計
2,822,689 千円 平成25年度
決算額
特別会計 (名称: 会計)
千円
94
平成25年度 保健福祉部 の「運営方針」
部 長 中 尾 清 志 1.部の方針
(1)部の基本理念
「誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができる」まちづくり。
近年の少子高齢化や核家族化等に伴う地域や家族の機能の変化、地域におけるコミュニティの希
薄化など、市民を取り巻く環境が大きく変容する中、住み慣れた地域で人として尊厳をもっていきい
きと自立した生活を安心して送ることができる地域福祉の充実が必要です。そのため、本市では、市
民の健康と福祉の向上のために、自立の支援、予防対策及び地域密着を基本として推進するととも
に、市民や民間事業者、行政などが一体となって、地域を主体とした支え合い助け合うまちづくりの
推進に努めます。
※方針は総合計画の主要施策順に記載しています。
(2)25年度の取組み方針
(1)食品衛生対策の推進(重点)
市民の食生活の安全性を確保するために大牟田市食品衛生監視指導計画に基づき、食品取扱
施設への立入検査や食品の検査を実施することで、安全性の確保を図るとともに、広報や講習会を
通じて食品衛生に関する正しい情報を提供することにより、食品衛生上の危害発生の未然防止に
努めます。
また、食中毒の原因菌の特定、食品添加物や残留農薬等の試験検査に必要な検査機器の整備・
更新に努めます。
(2)地域福祉の推進(重点)
「人が真ん中のまちづくりプランⅡ」に基づき、一人ひとりが「支え合い」の意識を持つ~『人財』づく
り、生活課題の解決のための仕組みづくり~『つながり』づくり、地域福祉における協働の推進~協
働、の3つを柱として地域福祉の推進を図ります。
「子どもも大人も、障害がある人もない人も、女性も男性も、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし
続けることができる」まちづくりを進めます。
(3)地域包括ケアの推進(重点)
地域組織の連携強化や高齢者見守り体制の構築、住環境の充実を図るとともに、認知症の早期
発見、相談支援体制の拡充や認知症ケアの質の向上を目指します。認知症に対する理解の啓発や
人材育成等に努め、認知症高齢者や若年性認知症の人、その家族への支援体制の強化を図りま
す。一人ひとりのさまざまなニーズや状態の変化に応じて、包括的・継続的なサービスを提供するた
め、地域包括支援センターの充実を図ります。また、権利擁護などの総合相談機能の強化と拡充、
成年後見制度の円滑な利用のための仕組みづくりに取り組みます。
(4)地域における多様な子育て支援(重点)
保育サービスをはじめとした、地域における子育て支援サービスを充実します。多様な就労形態や
緊急の理由等に対応して、休日保育、延長保育、養護児保育、病後児保育、一時預かり事業、ファ
ミリーサポートセンターなどの充実を図るとともに、つどいの広場においては、市民との協働による子
育て支援の取り組みとして、子育てサポーター登録制度の充実を図ります。
95
(5)障害者の生活支援(重点)
障害福祉に関する制度の広報・啓発活動の充実により、障害者や家族等への情報提供や、市民
への障害に対する理解の啓発に努めるとともに、障害者が地域で安心して自立した日常生活や社
会生活が送れるよう、障害者の状況に応じた柔軟な事業形態による事業を、効率的・効果的に実施
します。また、相談支援事業者や障害福祉サービス事業者、保健・医療関係者、教育・雇用関係機
関、障害者団体及び行政等の地域の関係機関で設置した障害者自立支援協議会において、民間と
行政が協働して、障害者福祉に係る課題の解決を図ります。
(6)健康づくり意識の啓発
市民とともに健康づくりを推進するために、第2次健康増進計画を策定し周知を図るとともに関係
団体が実施する健康づくり関連事業の支援を行います。また、地域健康力アップ推進事業などを行
い、市民一人ひとりが心身ともに元気で生涯を過ごすための意識啓発の取り組みを充実します。
(7)生活保護の適正実施
生活保護の実施に当たっては、被保護者の的確な状況の把握に努め、他の法律や制度の活用、
公共職業安定所との連携による就労支援などを通して、被保護者の自立を助長するとともに、保護
の適正実施に努めます。
また、被保護者の経済的自立のみならず、身体や精神の健康を回復、維持し、自分の健康管理、
生活管理を行う日常生活における自立、さらには地域社会の一員としての社会的自立を支援するた
め、多様な自立支援プログラムの中から、被保護者に必要な支援を組織的に実施します。
96
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 食品衛生対策の推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市民、食品事業者
【抱える問題やニーズ(現状)】
飲食に起因する衛生上の危害は依然として発生してお
り、食品の安全性の確保は、市民が豊かな食生活を実践
していくためには必要不可欠です。
そのためには、食品衛生監視体制の充実及び食品の検
査や食中毒の原因菌などの特定のための検査機器の更
新、更には本市では実施していない新たな検査項目を実
施するための試験検査設備・機器の整備を行う必要があ
ります。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
指標名① 食中毒発生件数
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
市民が安心して安全な食生活を送ることができるよう
に、「大牟田市食品衛生監視指導計画」に基づき、食品
取扱施設に対し監視指導を行うとともに、食品取扱者や
市民に対し、食品衛生に関する情報提供を行い、自主
衛生管理の推進や知識の普及を図ります。
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
目標値
0
食中毒発生の減少を施策の目
0
算出式・ 的としており、その成果を容易 実績値
%
考え方等 に判断しうる指標です。
達成度 100.0
指標名②
0
1
0
%
‐
%
0
%
0 食中毒の発生をなくすこと
が施策の大きな目的で
す。
%
100.0
100.0 100.0 100.0 100.0 検査した食品が成分規格
に適合していることによ
り、流通食品の安全性が
99.5 99.4 100.0
確認できます。
%
%
%
%
%
食品衛生法に基づく成分規格検査適
目標値 100.0
合率(%)
不良食品の流通を防止し、流通食
算出式・ 品の安全性を科学的に確認するこ 実績値
考え方等 とができます。適合検体数/総検 達成度
査検体数×100(%)
監視指導対象施設数に対する監視
指標名③
指導件数の割合(%)
目標値
食品取扱施設の監視指導を行うこ
算出式・ とにより、施設の衛生を確保するこ 実績値
考え方等 とができます。監視指導件数/対 達成度
象施設数×100(%)
構成する事務事業
事務事業名
所管課
1 食品衛生対策事業
生活衛生課
保健所検査室整備
事業
生活衛生課
2
0
99.5
99.4 100.0
60.0
60.0
60.0
42.2
57.1
58.2
%
70.3
%
95.2
%
60.0
%
60.0 目標値を維持していくこと
により、食品取扱施設の
衛生状況の水準を維持向
上することができます。
%
97.0
【これまでの成果とその要因】
H25年度大牟田市食品衛生監視指導計画に基づき、対象施設へ
の立入検査や食品の検査等を実施し、監視指導率は目標値に近
● い達成度となりました。また、市内の施設を原因とする食中毒の発
生はありませんでした。
●
重点
3
4
6
【残った課題とその要因】
市内において食中毒の発生はありませんでしたが、全国的にノロ
ウイルスによる大規模食中毒の発生が多くみられました。引き続き
施設への立入検査や食品の検査等の監視指導を行うとともに、講
習会や広報媒体を利用し、食品衛生に関する知識の普及が必要と
なります。
7
8
5
9
10
新規
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
飲食による健康被害発生を防止するため、今後についても監視
体制及び検査体制の確保及び充実に努め、引き続き全国的な食
中毒発生状況や食品に係る問題の発生状況を考慮し、効果的効
率的な施設への立入検査、食品の検査や食品衛生に関する講習
会を実施します。
97
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
【担当課 : 生活衛生 課 】
食品衛生対策の推進
編・章・節
1
3
6
区 分
2
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 食品衛生対策事業
食品関連施設への立入検査・食品の検査・食中毒への対応・食品取扱者による自主的な
衛生管理を推進します。また、市民への情報提供等による食品安全の確保や検査機器の
整備を行います。
事業内容
【活動指標と予定】
達成目標
監視指導件数
・・・
1,880 件
食品取扱者講習会実施数
・・・
20 回
消費者講習会実施数
・・・
15 回
一般会計
予算額
款・項・目
4
1
7
事業名
食品衛生監視関係費
補正額
967 千円
当初予算額
前年度繰越額
国
財
※予算書に記載している事業名
県
起債
その他
(単位:千円) 源
内
訳
千円
千円
一般財源
967
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
【活動指標と実施状況】
・・・
監視指導件数
達成状況 食品取扱者講習
・・・
消費者講習会実
施数
・・・
【問題点・課題】
1,799 件 食品取扱施設に対する監視指導件数は、24年度
実績の1,757件と比較すると増加しましたが、目標
16 回 値達成には至りませんでした。
会実施数
今後の方針
16 回
飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止するためには、食品取扱施設への監視指導
を行うとともに、食品取扱者に対する適切な情報提供が必要となります。また、食品衛生に
関する専門的知識の取得を図るため、研修会へ積極的に参加し、職員の資質向上に努め
ます。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
610 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
610
98
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
食品衛生対策の推進
編・章・節
2
事業名
【担当課 : 生活衛生 課 】
3
6
区 分
2
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
保健所検査室整備事業
試験検査に使用する機器等を整備します。
事業内容
本市では実施していない新たな検査項目を実施するために必要な機器の整備を図りま
す。
試験検査の精度を維持するために、老朽化した検査機器を計画的に更新します。
・PCR検査関連機器一式及びPCR検査技術の研修
・超音波洗浄器(更)
・自動洗浄振とう装置(更)
達成目標
【25年度進捗目標】
74.2%( 23/31 )
整備進捗率(機器整備数/機器整備計画数)
一般会計
予算額
款・項・目
4
1
2
事業名
検査室整備事業費
補正額
40,000 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
国
県
起債
その他
8,847
千円
千円
一般財源
31,153
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
・PCR検査関連機器一式及びPCR検査技術の研修
・超音波洗浄器(更)
・自動洗浄振とう装置(更)
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
74.2%(23/31)
整備進捗率(機器整備数/機器整備計画
達成状況 数)
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
H25年度においては、近年全国的に発生が多いノロウィ
ルスを検査するための遺伝子検査機器を新たに整備す
るとともに、老朽化により検査機器2台を更新しました。検
査機器の整備は予定通りに進捗しています。
33,288 千円
国
県
起債
9,519
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
23,769
99
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 地域福祉の推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市民
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
支え合いが十分に機能するためには、住民それぞれが地域
における支え合いの必要性を認識し、子どもや高齢者まで、
誰もが福祉の受け手であるとともに地域福祉の担い手になる
【抱える問題やニーズ(現状)】
という意識を持って、できることから活動へ参加することが重
少子高齢化等による家族構造の変化や社会情勢の影響等を 要です。
背景に、福祉ニーズは複雑・多様化が進み、自助努力や公的制 また、地域福祉に関係する個人・団体の活動を活発化する
度だけでは地域での生活を続ける事が困難な事例が増えてい ことは、地域福祉の向上に大きく貢献します。そのため、行政
ます。そのため、地域での支え合いによる福祉向上が重要に
と民生委員・児童委員をはじめ各機関・団体との連絡や協議
なっていますが、人間関係の希薄化が進むなど、十分に支え合 を密にし、地域福祉活動が活発に行われるように連携・支援
いが機能しているとは言えない状況です。
する必要があります。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
「ご近所支え合いネット」の登録者のう
指標名① ち、支援者がいる人の割合(%)
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
目標値
44.0
46.0
48.0
支援者がいる登録者数÷全登 実績値
算出式・ 録者数
考え方等
達成度
40.2
39.6
39.5
%
%
%
91.4
86.1
82.3
目標値
60.0
63.0
66.0
地域福祉の基盤となる隣近所と
算出式・ のつながりづくりに取り組み、こ 実績値
考え方等 の割合の増加を目指します。
達成度
48.5
50.2
44.4
隣近所とのつながりが「密である」「まあ
指標名② 密である」と答えた人の割合(%)
構成する事務事業
事務事業名
1 地域福祉推進事業
2
3
「地域福祉計画」の
策定
%
80.8
%
79.7
%
67.3
50.0
%
69.0
%
「第2次大牟田市地域福祉計
52.0 画」ではH26年度末で50%達
成を目標としており、H27年度
は継続的な取組みにより更に
% 向上を目指し52%を目標とし
ます。
まちづくり市民アンケートの
72.0 H22年度の結果では「密であ
る」「まあ密である」が55.3%
なので、H27年度に72%を目
% 標とします。
【これまでの成果とその要因】
「災害時等要援護者支援制度」の登録者数は、H25年度末で
所管課
9,795人となり前年度より541人減少しました。これは、新たな登録
地域福祉推進室 ● 者数より既登録者の転出や死亡等による減少件数の方が多かっ
たためです。また、登録者情報を地域と共有するための「個人情報
地域福祉推進室 の取扱いに関する協定」を締結した校区は、H24年度末と比べ4校
区増加しました。これは、「校区まちづくり協議会」の構築が進むな
ど、地域団体と協議する環境整備が進んだこと等によるものです。
重点
7
【残った課題とその要因】
「災害時等要援護者支援制度」の登録者のうち、支援者がいる人
の割合は、前年度の39.6%から39.5%とやや減少しています。これ
は新規登録の際に支援者を記入していない人が増えていることが
要因と考えられるため、支援者の重要性について訴えかけていく必
要があります。また、協定締結校区を増やすとともに、地域団体等
の協力により要援護者と支援者をつなぐ機能を強化する必要があ
ります。
8
4
5
6
9
10
新規
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
指標①については、「校区まちづくり協議会」構築の活発化に合
わせて各校区と協定締結を広げ、H27年度には、全校区と締結す
る見込みです。また、「支え合いマップ」など支援者を発掘する手法
の活用について、協定締結校区を中心に提案・協議を進めます。
指標②については、継続的な意識啓発と合わせ、地域包括支援
センターや市社会福祉協議会との連携のもとで地域に関わりなが
ら住民同士の関係強化を図ることで、目標の達成を図ります。
100
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 地域福祉推進 室】
地域福祉の推進
編・章・節
4
1
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 地域福祉推進事業
①一人ひとりが支え合いの意識を持つ「人財づくり」:意識啓発、担い手育成、活動支援など
を行います。
②生活課題の解決のための「つながりづくり」:つながりを育む地域づくり、生活課題を解決
する仕組みづくりを行います。
25 ①支え合いの啓発事業、出張地域デビュ―講座、ボランティア活動活性化等を実施しま
事業内容 年 す。
度
②「ご近所支え合いネット」の登録推進及び地域への働きかけを強化します。
は
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
①啓発事業等、ボランティ
ア活性化実施
②「ご近所支え合いネット」
啓発と地域との協議
①啓発事業等、ボランティ
ア活性化実施
②「ご近所支え合いネット」
について同左
①啓発事業等、ボランティ
ア活性化実施
②「ご近所支え合いネット」
について同左
①啓発事業等、ボランティ
ア活性化実施
②「ご近所支え合いネット」
について同左
住民一人ひとりに支え合いの意識と関係が醸成され、地域の中で住民同士や各種団体等
による支え合いが十分機能することにより、誰もが安心して暮らし続けることができるまちに
なることを目指します。
達成目標 【成果指標と目標】
隣近所とのつながりが「密である」「まあ密である」と答えた人の割合
「ご近所支え合いネット」登録者のうち支援者がいる人の割合
#REF!
#REF!
一般会計
予算額
款・項・目
3
1
1
事業名
※予算書に記載している事業名
地域福祉計画推進費
補正額
740 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・ 66.0%
・・・ 48.0%
前年度繰越額
国
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
740
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
啓発事業の実施については、積極的に各校区のまちづくり協議会、民生委員・児童委員協議会、社
会福祉協議会などの会議時に出向き意識啓発活動を行った結果、目標を上回り各団体に対し、きめ
取組実績 細やかに実施することができました。(30回)
地域支援組織との協定締結については、まちづくり協議会立ち上げの動きに合わせたことなどから4
校区の締結に留まりました。(総計12校区)
達成状況
【成果指標と目標達成状況】
【改善・見直しの方向性】
隣近所とのつながりが「密であ
る」「まあ密である」と答えた人
の割合
「ご近所支え合いネット」登録
者のうち支援者がいる人の割
合
「災害時等要援護者支援制度」における支援者を発掘するため、
協定締結校区を中心に協議を行い、新たな手法についても提案を
進めます。また、校区まちづくり協議会等の動きに合わせ、更なる
協定締結を推進します。
なお、同制度については、災害対策基本法の改正など国の動向
等を踏まえながら、防災部局と連携し、新しい取組みについて検討
を行います。
##
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・ 44.4%
・・・ 39.5%
#REF!
決算額
国
298 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
298
101
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 地域包括ケアの推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
1次2次予防事業対象者及び要介護等認定者、認知症の人本 高齢者が住み慣れた地域で、その人らしく暮らし続けることがで
きるよう、介護、医療、予防、生活支援、住まい等の支援が、高齢
人とその家族
【抱える問題やニーズ(現状)】
高齢者になっても住み慣れた地域でその人らしく暮らし続ける
ために、介護サービスの充実のほか、総合相談、権利擁護への
取り組みや地域ネットワークの構築が求められています。また、
認知症に関する普及啓発や地域の見守り体制、ネットワークの
構築が望まれています。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
指標名①
算出式・
考え方等
指標名②
算出式・
考え方等
要介護状態ではない高齢者の割合
(%)
第1号被保険者のうち、要介護・要支
援状態ではない人の割合について、
H22年度当初の水準から悪化させな
いよう取り組みます。
地域の支援を行う地域交流拠点数
(ヵ所)
徘徊模擬訓練等において、地域のさ
まざまな主体的な取り組みの拠点と
なる地域交流拠点を、年2ヶ所ずつ増
やします。
指標名③ 認知症サポーターの人数(人)
小中学校認知症絵本教室や認知症
算出式・ サポーター養成講座を開催します。
考え方等
構成する事務事業
事務事業名
地域包括支援セン
1
ターの充実
2
地域認知症ケアコ
ミュニティ推進事業
3
在宅生活の継続支
援
4
高齢者の入所等措
置業務
5
6
7
8
9
10
新規
者のニーズや状態の変化に応じて切れ目なく提供されるまちづく
りを進めます。また、医療、介護等の公的なサービスだけでなく、
地域住民の支援など地域の様々な社会資源が連携し、高齢者や
その家族を支えます。 認知症コーディネーターやもの忘れ相談
医など専門職によるきめ細かな支援により、認知症の人本人や
家族が孤立せず、安心して生活できるまちづくりを進めるととも
に、認知症に対する正しい理解を地域に広めることにより、早期
発見・対応や地域見守り体制の構築を進めます。
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
目標値
82.0
82.0
82.0
実績値
80.0
80.4
80.9
達成度
97.6
98.0
98.7
目標値
29
31
39
実績値
38
40
39
%
%
%
%
%
%
達成度 131.0 129.0 100.0
82.0
%
40
%
後期高齢者の増加に伴い、認
82.0 定率は高くなっていくものの、
適切な介護予防事業の取り組
みにより、悪化を食い止め、要
% 介護状態にならない高齢者の
割合を維持させます。
徘徊模擬訓練実施校区にお
41 いて校区実行委員会を支援す
る地域交流拠点を着実に増や
し、介護予防事業の普及や認
% 知症の人を支える仕組みの実
効性を高めます。
認知症サポーター養成講座や
目標値 2,800 2,900 3,000 3,100 3,200 絵本教室を通じ認知症の正しい
実績値 2,398 2,601 2,328
達成度
%
85.6
%
89.7
%
77.6
%
理解を広めることにより、見守り
体制やネットワークの強化を図
% ることにつなげます。毎年100人
ずつの増加を目標とします。
【これまでの成果とその要因】
重点 H24年10月より6包括体制となり、地域包括ケアシステムの構築
所管課
に向け、地域との連携や総合相談機能の強化、介護予防ケアマネ
長寿社会推進課 ● ジメントの観点による介護予防や地域健康づくり、成年後見セン
ター開設に向けた取り組み等を行いました。また、認知症コーディ
長寿社会推進課 ● ネーター養成研修やサポーター養成講座、絵本教室、徘徊SOS
ネットワーク模擬訓練などに取り組むことにより、認知症を地域全
体で支え見守る体制づくりが進みました。
長寿社会推進課 長寿社会推進課
【残った課題とその要因】
後期高齢者が増加するとともに、独居高齢者や高齢者のみ世帯
が増えつつある本市においては、要介護等認定者数が著しく増加
していました。しかし、H24年度下半期以降はようやく落ち着きが見
られ、H25年度末はH24年度末と比較しても要介護等認定者数は
減少、「要介護状態にならない高齢者の割合」(指標名①)も増加し
ています。しかし、現状を維持することが精一杯の状況にあり、目
標達成が厳しい状況にあります。
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
高齢者保健福祉計画・第5期介護保険事業計画(H24~H26年度)におい
て、要介護等認定者の増加に伴う介護給付費の増加が見込まれることか
ら、第1号被保険者保険料は大幅な上昇となりました。そうした給付費の増
加を少しでも抑えるため、地域包括支援センターを中核とする地域包括ケ
ア体制を強化し、日常生活圏域ニーズ調査の結果に基づく訪問事業や介
護予防ケアカンファレンス、1次・2次予防事業などによる介護予防ケアマ
ネジメントを確実に実施します。また、認知症理解の普及啓発や研修事
業、地域認知症サポートチームなど地域認知症支援体制構築に向けた取
組みを強化しながら、住み慣れた地域で安心して暮らせるよう支援してい
きます。
102
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 長寿社会推進 課】
地域包括ケアの推進
編・章・節
4
2
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 地域包括支援センターの充実
地域包括支援センターと介護予防・相談センターを中心に、介護予防マネジメント(要支援・要介護状
態に陥らない、更なる重度化を防止)や総合相談支援、権利擁護(虐待などの早期発見や成年後見制
度の周知・利用促進)、包括的・継続的ケアマネジメント支援(ケアマネジャーの質の向上に向けた支
援)などに取り組むと共に、地域住民や民生委員等との連携体制を確立し、地域におけるネットワーク
づくりを支援します。
25 ○6包括による体制強化と機能充実(地域包括支援センター運営協議会の開催)○介護予防ケアマネジメント
事業内容 年 の確実な実施(介護予防ケアカンファレンス・2次予防事業対象者把握事業)○徘徊模擬訓練等を通した地域
度 づくりを目的としたネットワーク構築支援○虐待等の早期発見、防止に向けた民生委員などとの連携強化○
は 大牟田市成年後見センターの設置に向けた検討
4~6月
7~9月
10~12月
○運営協議会・介護予防ケ ○運営協議会・介護予防ケ
アカンファレンスの開催
アカンファレンスの開催
○成年後見センターの設置 ○徘徊模擬訓練の開催
に向けた検討
1~3月
○運営協議会・介護予
防ケアカンファレンスの
開催
○運営協議会・介護予
防ケアカンファレンスの
開催
高齢者が住み慣れた地域で、その人らしく暮らし続けることができるよう、介護、医療、予
防、生活支援、住まい等の支援が、高齢者のニーズや状態の変化に応じて切れ目なく提供
されるまちづくりを進めます。また、医療、介護等の公的なサービスだけでなく、地域住民の
達成目標 支援など地域の様々な社会資源が連携し、高齢者やその家族を支えます。
【成果指標と目標】
相談件数
・・・ 3,600件
ケアプラン検討件数
・・・ 864件
※予算書に記載している事業名
特別会計
予算額
款・項・目
3
1
2
事業名
地域包括支援センター事業費
成年後見制度利用支援事業費
補正額
186,003 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
前年度繰越額
県
73,437
起債
その他
36,719
39,128
千円
千円
一般財源
36,719
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
地域包括支援センターについては、介護予防・相談センターとともに4基本業務を中心に遂行し、特に介護予防
ケアマネジメントについては、二次予防事業対象者に積極的なアプローチを行うとともに、6地域包括支援セン
ターを南北に分けて2合議体を組織し、介護予防ケアカンファレンスを実施しました。また、仮事務所で運営してい
た吉野地区地域包括支援センターを吉野地区公民館内に移設し、より市民の身近な場所で相談対応ができる環
境を整えました。成年後見センターについては、設立に向けて検討・準備を行った結果、H26年4月より市社会福
祉協議会に運営事業を委託し、総合福祉センター内に開設することとしました。
【成果指標と目標達成状況】
相談件数
・・・ 12,278件
達成状況 ケアプラン検討
件数
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
【改善・見直しの方向性】
地域包括支援センター運営協議会における様々な意見を踏まえ
るとともに、定例的な包括ケア会議や管理者会議等の開催による
情報共有や課題解決に向けた協議を通じて、センターのさらなる充
実及び機能強化に向けた取り組みを推進していきます。あわせて、
身体機能等の改善に結び付けられるよう、介護予防ケアカンファレ
ンスの充実に向けて検討していきます。
・・・ 298件
決算額
172,539 千円
国
68,637
県
起債
33,839
次年度への繰越額
その他
36,224
103
千円
一般財源
33,839
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
2
【担当課 : 長寿社会推進 課】
地域包括ケアの推進
編・章・節
4
2
-
区 分
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 地域認知症ケアコミュニティ推進事業
もの忘れ相談医や認知症コーディネーター等の人材育成、認知症専門医とコーディネーターからなる
地域認知症サポートチームなどに取り組むと共に、もの忘れ予防・相談検診等の認知症の早期発見・
相談支援体制の拡充を図ります。また、世代間交流・多分野交流による地域住民向け研修会や徘徊
模擬訓練などの開催により、認知症の人が発症前から人生の最後まで尊厳を持って豊かに暮らし、認
知症の人とともに暮らす地域づくりに向けて地域啓発を図ります。
25 ①認知症コーディネーター養成研修【月2回・通年】②認知症ケア実践塾【年6回程度】③認知症絵本教
事業内容 年 室【随時】④認知症サポーター養成講座【随時⑤地域認知症サポートチーム【随時】⑥認知症家族
度 介護定例会【月1回】⑦若年性認知症本人交流会【月1回】⑧徘徊模擬訓練【9月】
は
4~6月
7~9月
認知症コーディネーター養成
研修、地域認知症サポート
チーム等
10~12月
認知症コーディネーター養成
研修、地域認知症サポート
チーム等、徘徊模擬訓練
1~3月
認知症コーディネーター養成 認知症コーディネーター養成
研修、地域認知症サポート
研修、地域認知症サポート
チーム等、「人・心・まちづくり」 チーム等
地域ミーティング
認知症コーディネーターやもの忘れ相談医、介護サービス事業者など専門職による決め細
かな支援により、認知症の人本人や家族が孤立せず、安心して生活できるまちづくりを進め
るとともに、認知症に対する正しい理解を地域に広めることにより、早期発見・対応や地域見
守り体制の構築を進めます。
達成目標 【成果指標と目標】
認知症コーディネーター養成研修修了者数 ・・・ 97人
認知症サポートチームの支援事例数
・・・ 20件
特別会計
予算額
款・項・目
3
1
2
事業名
認知症ケアコミュニティ推進事業
補正額
9,500 千円
当初予算額
前年度繰越額
国
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
県
3,753
起債
その他
1,876
1,995
千円
千円
一般財源
1,876
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
認知症コーディネーター養成研修や認知症サポーター養成講座、小中学校の絵本教室などの実施
により、認知症ケアを推進する人材育成と認知症の普及啓発を行いました。10回目となる徘徊模擬訓
取組実績 練においては、多世代交流に力を入れ、高校生や大学生の参加を呼びかけました。また、地域認知症
支援体制の構築に向け、地域認知症サポートチーム事業のほか、医師会や認知症医療センターと連
携し、もの忘れ相談医の役割の見直しや登録の促進に向けた研修会を開催しました。
【成果指標と目標達成状況】
【改善・見直しの方向性】
認知症コーディネーター養
成研修修了者数
認知症地域支援体制の構築のため、地域認知症サポート
チームの取り組みを中心に、在宅介護者や若年性認知症本
人に対する支援の充実、医師会や認知症医療センターとの
連携によるもの忘れ相談医登録の促進に取り組みます。
達成状況 認知症サポートチームの支
援事例数
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・ 95人
・・・ 18件
決算額
9,328 千円
国
3,685
県
起債
1,842
次年度への繰越額
その他
1,959
104
千円
一般財源
1,842
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 地域における多様な子育て支援
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
子どもとその家庭を中心とした全市民
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
きめ細かく柔軟な保育サ―ビス等の充実を図り、子育
ての不安感・負担感の軽減とともに、就労形態等の多様
化等に対応した子育て支援を展開します。
【抱える問題やニーズ(現状)】
結果として、安心して子育てができる環境が整い、児
核家族化の進行、就労形態の多様化、近所や地域関係 童の福祉の向上が図られます。
の希薄化などにより、子育て中の保護者が抱える負担感
や不安感は増加しています。そのような中、子育て支援に
対するニ―ズについても多種・多様化しており、きめ細かく
柔軟な保育サ―ビスの充実が求められています。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
住んでいる地域が子育てしやすい
指標名①
目標値
ところだと思う人の割合(%)
まちづくり市民アンケートで住んで
算出式・ いる地域が子育てしやすいところだ 実績値
考え方等 と思う人の割合を増やします。
達成度
指標名②
子育て交流の場所等があるとした人
目標値
の割合(%)
%
50.0
50.0
47.5
50.4
%
%
50.0
%
50.0 住んでいる地域が子育て
をしやすいところだと思う
人が50%以上(過半数)と
なることを目指します。
%
95.0 100.8
27.6
28.2
まちづくり市民アンケ―トで子育
算出式・ て交流の場所等があるとした人 実績値 31.4 30.5
%
%
考え方等 の割合を増やします。
達成度 113.8 108.2
34.0
37.0
28.2
%
82.9
%
37.0 「ある」と答える人の割合
10%相当改善。(H26年
度:いきいき子どもプラン
Ⅱ評価指標) 27%(H22
%
年度実績)+10%=37%
100.0 100.0 100.0 いきいき子どもプランⅡに
基づき、施策・事業の計
画的な推進を図ることか
88.9 100.0
ら、計画どおり進んでいる
%
%
%
%
割合100%を目指します。
88.9 100.0
指標名③ 構成事務事業の進捗状況(%) 目標値 100.0 100.0
いきいき子どもプランⅡ進捗管
算出式・ 理で計画どおり進んでいる以上 実績値
考え方等 の事業割合
達成度
構成する事務事業
事務事業名
所管課
つどいの広場・子育
1
児童家庭課
て支援センタ―事業
77.8
%
77.8
【これまでの成果とその要因】
重点 ・まちづくり市民アンケ―トの「住んでいる地域が子育てしやすいと
ころだと思う人の割合」は目標達成しましたが、「子育て交流の場
● 所等があるとした人の割合」は目標を達成できませんでした。
・いきいき子どもプランⅡの進捗では、すべての事業が計画通り進
んでいる状況です。
2
延長保育促進事業
費補助事業
児童家庭課
3
保育所養護児保育
費補助事業
児童家庭課
4
ファミリ―サポ―トセ
児童家庭課
ンタ―事業
5
一時預かり事業費
補助事業
児童家庭課
6
子育て短期支援事
業
児童家庭課
【残った課題とその要因】
・病児保育についての考え方の整理が必要です。
・H27年度から本格実施予定の子ども・子育て支援新制度に係る子
ども・子育て支援事業計画(新たな子育て支援の計画)の策定とそ
の実施に向けた準備が必要です。
7
(病児)病後児保育
事業
児童家庭課
8
学童保育所養護児
保育費補助事業
児童家庭課
9 休日保育事業
10
新規
児童家庭課
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
「住んでいる地域が子育てしやすいところだと思う人の割合」と
「子育て交流の場所等があるとした人の割合」は、まちづくり市民ア
ンケ―トの対象者による変動も想定されますが、子育て支援事業
の推進及び社会福祉協議会・教育委員会等との連携した取組みに
より引き続き目標達成を目指します。構成事務事業の進捗状況
は、予算を含めた事業の充実・改善等関係団体との連携を図りな
がら計画的に取り組むことにより達成可能と考えます。
105
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 児童家庭 課】
地域における多様な子育て支援
編・章・節
4
3
-
区 分
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 つどいの広場・子育て支援センタ―事業
月1回の子育て講座の他、リズム遊び、絵本の読み聞かせ、季節の行事遊び・制作等を実
施しています。また、市民参画による子育て支援充実のため、子育てサポーターの登録と活
動支援に取り組みます。
25 H25年度の「(仮称)中心市街地にぎわい交流施設」への移設に向け、既存の事業や多
世代交流の充実を図ります。市民参画による子育て支援展開充実に向け、子育てサポ
事業内容 年
度
―タ―拡充とスキルアップに取り組みます。
は
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
講座・行事等実施、サ 講座・行事等実施、お 講座・行事等実施、家 多世代交流事業開
ポ―タ―活動等
おむたっ子の発行(7・ 族月間イベント開催等 催、サポ―タ―養成
11・3月)等
講座開催等
子育て中の親とその子どもが、つどいの広場・子育て支援センターで気軽に集い、交流を
図ることや相談援助等を受けることで、子育ての不安や負担感の緩和を図り、親子で楽しく
過ごせる場を確保します。
達成目標 【成果指標と目標】
つどいの広場利用数
講座参加者数
相談件数
一般会計
予算額
款・項・目
3
2
・・・ 3,877組
・・・ 314人
・・・ 235件
3
事業名
つどいの広場事業費
補正額
3,910 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
※予算書に記載している事業名
千円
千円
一般財源
前年度繰越額
県
1,951
(0)
起債
その他
0
(1,951)
8
1,951
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
H25年10月に「つどいの広場・子育て支援センター」を「えるる」に移転。新しい施設となった
こともあり、利用者数は9月までの月平均13組が10月以降は20組と増えており、年間目標を
取組実績 達成することができました。子育てサポーター活動においては、イベントへの主体的な参画
等も行われており、サポーター登録者27人、年間活動件数407回と予定を上回る実績をあげ
ています。
【成果指標と目標達成状況】
【改善・見直しの方向性】
つどいの広場利用数 ・・・ 4,047組
効果的な市民周知・情報発信により利用者の拡大を図りま
達成状況 講座参加者数
相談件数
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・ 241人
・・・ 322件
決算額
国
す。
事業内容に高齢者や学生等との多世代交流の視点を盛り
込み充実を図ります。
子育てサポーター活動の質の向上を図ります。
3,373 千円
県
起債
1,683
次年度への繰越額
千円
一般財源
その他
7
106
1,683
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 障害者の生活支援
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
障害のある人及びその家族等
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
障害者自立支援法の改正に適切に対応するとともに、
障害のある人が地域等で安心して日常生活や社会生
活を送るために、サービス等利用計画案を勘案した障
【抱える問題やニーズ(現状)】
害福祉サービス等の支給決定のスキームを確立し、総
障害のある人の個々の障害特性や心身の状況、その置 合的かつ効果的なケアマネジメントを実施することによ
かれている環境や障害福祉サービス等の利用の意向な り、最も適切な障害福祉サービス等の利用が可能とな
ど、多種多様な事情が存在します。こうした中、関係機関 ることです。
等との更なる連携強化による総合的かつ効果的なケアマ
ネジメントの実施が必要です。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 障害福祉サ―ビス等支給決定率(%) 目標値
サ―ビス等利用計画案を勘案した
障害福祉サ―ビス等の支給決定に 実績値
算出式・ より、障害のある人にとって、最も
考え方等 適切な障害福祉サ―ビス等の組み
合わせ等による利用が可能になる 達成度
と考えます。
構成する事務事業
事務事業名
所管課
計画相談支援及び障
1 害児相談支援の推進 福祉課
障害者自立支援協議
2 会の充実
福祉課
‐
3.0
‐
3.0
%
‐
%
H26年度末までに全ての
25.0 100.0 100.0 利用者のサービス等利用
計画案を勘案した障害福
祉サービス等の支給決定
29.6
を行うこととしています。
%
%
%
100.0 118.4
【これまでの成果とその要因】
障害福祉サービス等の利用申請の際に、本制度の趣旨を説明し
理解を得るとともに、利用申請者とサービス等利用計画案の作成
● が可能な事業者との連絡調整に努めたことにより、目標を上回る
結果となっています。
重点
3 広報等による市民啓発 福祉課
4
6
【残った課題とその要因】
本制度の趣旨についての理解がまだ不十分であるため、利用者
へ更なる周知を図る必要があります。また、サービス等利用計画案
を必要とするすべての人が最も適切な障害福祉サービスの利用が
できるように事業者の支援が必要です。
7
8
5
9
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
利用者の理解やサービス等利用計画案を作成する事業者の協
力を得ながら、サービス等利用計画案を勘案した障害福祉サービ
ス等の支給決定を行うこととします。
10
新規
107
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 福祉 課】
障害者の生活支援
編・章・節
4
4
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 計画相談支援及び障害児相談支援の推進
サ―ビス等利用計画案を勘案し、障害福祉サ―ビス等の支給決定を行います。
25 計画相談支援及び障害児相談支援の給付を行います。
事業内容 年
度
は
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
サ―ビス等利用計画 同左
同左
同左
案の作成を促進しま
す。
障害福祉サ―ビス等の利用を希望する障害のある人が、最も適切な障害福祉サ―ビス等
の組み合わせ等による利用が可能となることを目的とするものです。
達成目標 【成果指標と目標】
障害福祉サ―ビス等支給決定率
#REF!
#REF!
一般会計
予算額
款・項・目
3
1
3
事業名
国
※予算書に記載している事業名
相談支援費
12,522 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・ 25.0%
#REF!
#REF!
県
6,261
(5,402)
起債
補正額
前年度繰越額
その他
3,131
(2,701)
-605 千円
千円
一般財源
3,130
(3,814)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
障害福祉サ―ビス等の利用申請の際に、本制度の趣旨を説明し理解を得るとともに、利用
申請者とサ―ビス等利用計画案の作成が可能な事業者との連絡調整に努めた結果、サ―
取組実績 ビス等利用計画案を踏まえた障害福祉サ―ビス等の支給決定率が目標値の25%に対し、
実績で約30%となりました。
【成果指標と目標達成状況】
障害福祉サ―ビ
・・・ 29.6%
ス等支給決定率
【改善・見直しの方向性】
サ―ビス等利用計画案を作成する事業者との情報交換を
緊密に行い、事業者とともに利用者に対する制度の周知に
取り組むとともに、H25年度国の補正予算による地域人づくり
事業を活用するなど、サ―ビス等利用計画案を作成する事
業者を支援する事業に取り組みます。
達成状況
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
11,168 千円
国
5,933
県
起債
2,967
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
2,268
108
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 健康づくり意識の啓発
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市民
校区まちづくり協議会・町内公民館・NPO法人等
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
・市民一人ひとりの一次予防(疾病の発生そのものを予
防する取組み)及び二次予防(疾病の早期発見・早期治
療への取組み)に向けた保健行動が増加し、生活の質
【抱える問題やニーズ(現状)】
の向上が図られることを意図としています。
本市は、全国に先がけて少子高齢化が進んでおり、医 ・関係部局や関係団体との連携を図り、健康づくりを柱
療費についても、高い数値を示しています。がん検診、特 とした施策体系を構築させることを意図としています。
定健診を初めとする健康診査の受診率についても低い状 ・保険事業を充実させることにより健康寿命を延伸さ
況となっています。
せ、また、中期的にみた医療費の抑制を図ることを意図
としています。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
地域健康力アップ推進事業がん検
指標名①
目標値
診対前年度伸び率(%)
受診者数の前年度からの伸び 実績値
算出式・ 率
考え方等
達成度
10.0
まちづくり市民アンケート結果
%
580.0
構成する事務事業
事務事業名
所管課
健康増進計画策定・
1
健康対策課
周知事業
2
地域健康力アップ推
健康対策課
進事業
%
%
-1.7
88.0
実績値
達成度
10.0
58.0 -0.17
%
指標名② 健康に気をつけている市民の割合(%) 目標値
算出式・
考え方等
10.0
90.0
78.4
%
%
%
89.1
%
10.0 継続モデル校区・新規モ
デル校区のがん検診延
べ受診者数が対前年度
比で毎年10%伸びること
%
を想定。
健康づくりの一施策でもある食育
について、食育推進計画でH26年
度の目標値を「食育に関心を持っ
ている市民の割合を90%」として
% いることを受け、本指標において
も同一目標値を設定。
90.0
【これまでの成果とその要因】
「健康に気をつけている市民の割合」については、地域健康力
アップ推進事業モデル校区を中心に健康づくり意識の向上が見受
● けられます。要因としては、校区まちづくり協議会等の地域健康力
アップ推進事業補助決定団体などの地域を主体とした取り組みが
● 図られたことが考えられます。
重点
3 健康づくり推進事業 健康対策課
4 歯科保健対策事業
健康対策課
5 保健指導事業
健康対策課
6
【残った課題とその要因】
地域健康力アップ推進事業のモデル校区の拡充を引き続き行い
全校区指定へとつなげることと、継続校区については、2年目以降
のがん検診受診者数の伸び率が低率または受診者数が減少とな
る傾向があることから、引き続き支援活動を行い、地域自らが健康
づくりについて意識を持つ機会を創出することが課題となります。
7
8
9
10
新規
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
地域健康力アップ推進事業のモデル校区については、地域コミュ
ニティ推進課との連携により毎年度5校区以上の指定をすることと
しています。モデル校区のがん検診伸び率については、新規校区
については確実に伸びるものの、継続校区については低率となる
傾向となるため、地域の関係団体等との協働による年間を通じた
受診勧奨の取り組みも併せて行うことにより、達成が可能と思われ
ます。「健康に気をつけている市民の割合」については、健康増進
企画事業への参加者数の拡充を図ることにより達成が可能と思わ
れます。
109
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
健康づくり意識の啓発
編・章・節
1
事業名
【担当課 : 健康対策 課 】
4
6
区 分
1
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
健康増進計画策定・周知事業
健康増進法第8条に基づく本市の第2次の健康増進計画をH25年度までに策定するため
に、H24年度に策定した計画の骨子や施策体系のもと策定協議会等を中心に策定します。
また、計画策定後は市民周知を図るための取組みを行います。
事業内容 策定協議会による検討
市民ワークショップの開催
パブリックコメントの実施
啓発用のパンフレット等の作成と市民周知のためのイベントの開催など
○H24に示された計画の骨子や施策体系等をもとに市民ワークショップ等の意見を踏ま
え、推進会議で計画の案を策定、その後経営会議を経て計画を策定します。
○市民周知のための講演会を開催し市民の健康づくり意識の向上を図ります。
【25年度進捗目標】
達成目標 ・策定協議会の開催(4回)
・市民ワークショップの開催(3回)
・H25.12月までに計画を策定
・市民周知の広報掲載(1回)
・講演会等の開催(1回)
一般会計
予算額
款・項・目
4
1
4
事業名
健康増進計画策定費
補正額
2,400 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
2,400
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
○計画の骨子や施策体系等をもとにグループインタビュー等の意見を踏まえ、推進会議で計画の案
取組実績 を策定
○市民周知のための講演会を開催
達成状況
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
・健康づくり推進会議の開催(3回)
・グループインタビューの開催(5回)
・H25.12までに計画を策定
・市民周知の広報掲載(1回)
・講演会等の開催(1回 約150人の参加)
H24年度に実施した健康づくりに関する市民アンケートの結果
をもとに本市の健康課題の抽出を行い、その後庁内の検討組
織である大牟田市健康づくり推進委員会や庁外の検討組織で
ある健康づくり推進会議(旧 健康増進計画策定協議会)をもと
に検討を行いました。なお、市民ニーズの把握のためにH25年
度に予定していました市民ワークショップについては、定員に達
しなかったため、各世代を対象としたグループインタビューに変
更し、5回実施しました。
健康増進計画については、当初の計画通りH25.12に策定し、
その後の市民周知の取り組みとして、H26.3.1の「広報おおむ
た」に計画の概要を掲載しました。また市民周知の講演会を
H26.3.29に開催し約150人の参加となりました。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
1,878 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
1,878
110
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
2
【担当課 : 健康対策 課】
健康づくり意識の啓発
編・章・節
4
6
区 分
1
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 地域健康力アップ推進事業
校区まちづくり協議会等の関係団体との連携のもと、モデル校区において健康診査の受診
勧奨や集団出前検診、健康づくり関連事業を行い地域の健康力のアップを図ります。
25 H24年度からの継続モデル校区5校区、新規校区5校区を募集し、10校区のモデル校区を設定しま
事業内容 年 す。各種健診の受診勧奨と集団出前健診10回行い、併せて健康増進企画事業を10校区で10事業
度 実施します。H25年度末には、取り組みの発表を行う講演会を実施します。
は
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
①モデル校区の募集 ①モデル校区での事 ①モデル校区での事 ①モデル校区での事
②モデル校区の決定 業実施
業実施
業実施
②取組みの発表
地域住民一人ひとりが健康づくりに対する意識を持ち積極的に健診の受診や健康づくりの
行動を起こすことによって地域全体の健康力をアップし市民全体の生活習慣病の予防を図
るものです。
達成目標 【成果指標と目標】
モデル校区でのがん検診対前年度伸び率
一般会計
予算額
款・項・目
4
1
4
事業名
国
10.0%
※予算書に記載している事業名
地域健康力アップ推進事業費
補正額
2,000 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・
前年度繰越額
県
起債
その他
480 千円
千円
一般財源
2,000
(2,480)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
当初の予定(モデル校区:10校区)を上回る12のモデル校区(継続校区:5 新規校区:7)を
指定し、全校区で各種健診の受診勧奨と集団出前健診を行いました。また健康増進企画事
取組実績 業を12校区で21事業実施されました。がん検診の受診者数は、新規のモデル校区では受診
者数が伸びたものの、継続校区については、386人の減少となり、モデル校区全体では11人
の減少、0.17パーセントの減少となりました。
【成果指標と目標達成状況】
【改善・見直しの方向性】
モデル校区でのがん
検診対前年度伸び率
・・・ -0.17%
達成状況
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
モデル校区の拡充と補助決定団体が行う取組み(特に健
康増進企画事業)に対して庁内の関係部局や地域包括支援
センターが連携してサポートしていく必要があります。さらな
る健康診査事業の充実により受診者数を増やす取組みが必
要です。(特に2年目、3年目のモデル校区)
2,084 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
2,084
111
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 生活保護の適正実施
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
生活保護の新規申請をする低所得(世帯)、生活保護を 保護の適用にあたっては、制度の趣旨に従い、訪問調査に
よる生活実態の把握、資産及び収入状況等の関係先調査な
受給している人(世帯)を対象
どを行い、国が定める基準や実施要領に基づいた要否の判
定、保護の決定を行うことにより、最低生活の保障と適正な保
生活保護は生活に困窮する全ての国民に対し、困窮の程度に 護の実施を推進します。こうした保護の適正実施の推進を図
応じて必要な保護を行い、最低限度の生活を保障するとともに る中で、真に生活に困窮している低所得者(世帯)に必要な生
自立を助長する制度です。
活が保障され、同時に経済的な自立のほか社会的な自立等
保護の動向は、地域の経済状況や福祉、社会保障施策等に を支援することにより、地域社会の一員として充実した生活が
大きく影響を受けるため、本市では求職活動をおこないながらも 送られるようになることを目指します。
適職につけない人が多く、就労支援の必要性が大きいといえま
す。
【抱える問題やニーズ(現状)】
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
指標名① 自立支援(就労支援)(人)
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
目標値
26
26
26
支援対象者のうち、就労開始者 実績値
算出式・ 数
考え方等
達成度
18
21
34
指標名② 自立支援による自立(%)
目標値
%
69.2
3.0
%
%
26
%
80.8 130.8 #REF!
3.0
5.0
5.0
自立支援対象者のうち、自立で 実績値
4.8
5.8 16.7 #REF!
算出式・ きた人の割合
%
%
%
%
考え方等
達成度 160.0 193.3 334.0 #REF!
指標名③ 法定期限内での要否の決定(%)
算出式・
考え方等
目標値
%
保護課
レセプト点検充実事
保護課
業
7
8
9
10
新規
%
%
%
ある者で、経済的自立を果たし
た者を、直近の実績を参考に目
% 標値の設定を行いました。
100 生活保護の申請受理後、
保護の要否の決定に当
たっては、法定期限遵守
(100%)を目標値として設
%
定しました。
【これまでの成果とその要因】
生活保護の適正実施に当たっては、訪問調査、課税調査、病状
調査等の実施と合わせ、被保護者の社会参加や早期自立に向け
● た自立支援プログラムに取り組んでいます。就労支援については、
社会状況等、特に雇用状況の好転と相まって目標達成ができまし
● た。これまでの厚生労働省監査、会計検査院実地検査、福岡県の
監査においても、概ね適正な処理との評価を受けています。
3 生活保護相談事業
6
100
自立支援対象者のうち、就労阻
5.0 害要因が軽微な稼動年齢層に
重点
保護課
5
100
達成度 100.0 100.0 100.0 #REF!
生活保護適正化事
業
4
100
法定期限内での要否の決定率 実績値 100.0 100.0 100.0 #REF!
構成する事務事業
事務事業名
所管課
自立支援プログラム
1
保護課
推進事業
2
100
26 失業者の就職は、雇用情
勢の影響が大きい為、直
近の実績を参考に目標値
の設定を行いました。
%
【残った課題とその要因】
保護の適正実施を推進するために、訪問調査の徹底、稼動年齢層に対
する病状調査及び就労指導等の基本的なケースワークの着実な実施に
努めます。また、的確に被保護者の問題把握を行いその解決を図るため
に組織的運営体制の整備と個々の職員のスキルアップが必要です。
自立支援を推進するためには、今までのケースワークでは就労に結びつ
けることができなかった被保護者に対してケースワーカーと事業担当者と
の連携を強化し、被保護者に対して、適宜適切な就労指導を行うとともに、
複数の自立支援のプログラムを設定し、積極的に支援の輪を広げていく
必要があります。
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
目標達成に当たっては、組織的運営体制の整備充実を図る必要
があることから、効率的・効果的な業務運営ができるよう事務改善
を進めていきます。また、所員一人ひとりが、人権に配慮した的確
な指導援助ができるよう研修体制の充実を図り、他法他施策の活
用のスキルアップに努めていきます。
112
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 保護 課】
生活保護の適正実施
編・章・節
4
7
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 自立支援プログラム推進事業
被保護者の抱える自立に向けての様々な課題に対応可能な自立支援を実施するため、経
済的自立を促す就労支援事業のみならず、社会生活自立の支援等に関する個別支援プロ
グラムについて事業を実施します。
25 大牟田市被保護者就労支援事業、就労意欲喚起等支援事業、精神障害者等地域移
事業内容 年 行支援事業、教育環境整備支援事業に取り組みます。
度
は
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
支援者の状況を把握
就労支援要支援者選定 委託先選定及び事前準
就労意欲喚起等支援
及び関係機関との打合 備打合わせ、教育環境
し、自立支援員による
わせの上、事業開始
整備事業のみ先行開始 事業の開始
事業推進
これまでの経済的給付を中心とする現行制度から、被保護者の自立(経済的自立、社会生
活自立)を支援する制度へと変革することによって、被保護者の自立促進に努めます。
達成目標 【成果指標と目標】
就労支援による就職決定者
・・・ 26人
地域移行支援による退院(所)者数 ・・・ 11人
・・・ 80.0%
体験者の満足度
一般会計
予算額
款・項・目
3
3
1
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
県
※予算書に記載している事業名
自立支援プログラム推進事業費
補正額
-2,886 千円
10,340 千円
前年度繰越額
千円
起債
その他
一般財源
6,112
(3,238)
4,203
25
(13)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
①就労支援員を中心に稼働能力を有する被保護者の就労支援を実施し34人が就職しました。②自立支援員(地
域移行)による精神疾患等により長期入院となっている被保護者のうち症状が安定し、受入条件が整えば退院可
能である者に対し、退院に向けた支援を実施し2人が退院しました。③被保護者の経済的自立及び社会生活自立
を支援することを目的とした就労意欲喚起等支援事業を実施し9人が参加し1人が就職しました。④高校進学率の
向上を図るための教育環境整備支援事業(学習支援)を実施し7人が参加し7人高校進学しました。
【成果指標と目標達成状況】
就労支援による
・・・ 34人
就職決定者
達成状況 地域移行支援に
・・・ 2人
よる退院(所)者
【改善・見直しの方向性】
前年度に引き続き協力依頼を行い、退院可能な患者につ
いては、継続して退院協議を行っていきます。
意欲喚起事業について、委託先の確保に努めます。
体験者の満足度 ・・・ 88%
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
4,621 千円
国
3,690
県
起債
922
次年度への繰越額
千円
一般財源
その他
9
113
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
【担当課 : 保護 課 】
生活保護の適正実施
編・章・節
2
4
7
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 生活保護適正化事業
生活保護法では、生活に困窮するものが、その利用し得る資産、能力その他のあらゆる
ものを、その最低限度の生活の維持のために活用することを要件としているため、扶養義
務調査、税務調査、病状調査及び訪問調査等を実施します。また、今後予定されている国
の生活支援戦略等に基づき医療扶助の適正化や不正受給の防止に努めます。
事業内容
【活動指標と予定】
達成目標
扶養義務調査
...
1,700 人
税務調査
...
4,300 人
訪問調査
...
12,000 件
一般会計
予算額
款・項・目
3
3
1
事業名
生活保護総務費
補正額
6,645 千円
当初予算額
県
起債
その他
6,622
(5,403)
内
訳
-1,218 千円
千円
一般財源
前年度繰越額
国
財
(単位:千円) 源
※予算書に記載している事業名
23
(24)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
【活動指標と実施状況】
達成状況
扶養義務調査
...
税務調査
...
訪問調査
...
【問題点・課題】
不正・不適正受給対策が強化され福祉事務所の
881 人 調査権限が拡大したことから、官公署への調査件
数が増加することが予想されます。
4,511 人
13,336 件
生活保護の適正化については、全国的に関心が高く、国民(市民)の目が厳しい状況の
中、濫給、漏給ならびに不正受給防止のための税務調査、扶養義務者からの援助照会、
訪問調査及び病状調査等により適正保護に努めます。電子レセプト活用による他法活用
の推進やジェネリック医薬品の普及啓発を行い、また、警察職員OBによる暴力団員等によ
今後の方針 る不正受給防止に努めます。今後ともケースワークの資質の向上、援助方針の充実に努
めていきます。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
4,547 千円
国
県
起債
4,535
次年度への繰越額
千円
一般財源
その他
12
114
4.部の行政資源(平成25年5月1日現在) (1)職員数
保健福祉 部
市職員総数(b)
1,068 人
職員(a)
嘱託員
再任用
179 人
職 員 総 数 臨時職員
45.3 人
業務委託者
32 人
職 員 比 率
(a/b)
約
4 人
10 人
合 計
270.3 人
16.76% %
(2)予算規模
一般会計
21,900,915 千円 特別会計 (名称: 介護保険特別会計)
12,601,288 千円 平成25年度
予算額
特別会計 (名称: 病院事業債管理特別会計)
1,107,686 千円 人件費 ※人件費は職員・嘱託・臨職等ごとに設けるモデル額で算出
1,633,080 千円 一般会計
21,962,372 千円 平成25年度 特別会計 (名称: 介護保険特別会計)
決算額
12,626,038 千円 特別会計 (名称: 病院事業債管理特別会計)
961,619 千円 115
平成25年度 消防本部 の「運営方針」
消防長 中嶋 晃
1.部の方針
(1)部の基本理念
市民の生命、身体及び財産を守るため、火災の未然防止に努め、火災予防行政の充実を図りま
す。また、複雑・多様化する各種災害や、増加する救急・救助事案に迅速かつ適切に対応するた
め、消防の広域化を視野に入れつつ、消防力の充実・強化に努めます。
※方針は総合計画の主要施策順に記載しています。
(2)25年度の取組み方針
(1)火災予防行政の充実 (重点)
「安心・安全なまちづくり」を目指して、消防法令に基づき各防火対象物の立入検査を行い、消防用
設備等の維持管理等におけるハード面、消防訓練の実施をはじめ避難経路の維持管理等防火管
理業務におけるソフト面に対する指導強化を図ります。
また、住宅火災による死傷者の軽減を図るため、予防広報並びに住宅用火災警報器の設置を推
進します。
(2)消防・救急・救助体制の充実
本市における消防・救急・救助体制の充実を図り、市民の生命・身体及び財産を保護し、安心・安
全が享受できる環境を創出します。
(3)消防団活動等の充実
地域防災力の充実のため減少傾向にある消防団員の人員確保に努めます。また、消防団員の活
動支援として、格納庫の改修や移転整備、車両や資機材の更新、年間計画による各種訓練を実施
します。さらに、活性化計画に基づく事業を推進します。
(4)消防施設の整備・充実
消防防災の拠点施設として、消防庁舎の耐震化と機能の充実を図るため、消防庁舎建設実施設
計に基づき、建設を行います。また、消防通信指令システムの構築及び消防・救急無線のデジタル
化については、筑後地域の8消防本部(久留米広域、大牟田市、柳川市、八女、筑後市、大川市、甘
木・朝倉、みやま市)により共同運用を行うため、消防指令センター等建設実施設計、消防緊急通信
指令システム及び消防救急デジタル無線システム共同整備調査設計に基づき建設等を推進しま
す。
116
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 火災予防行政の充実
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
市民、防火対象物、危険物施設、防災協会等各種団体 小規模多機能施設等福祉施設の安全の確保、危険物
組織及び管理者・設置者
事故の防止、違反是正による火災発生の防止、更には
各種団体に対し防火意識の高揚を図り、事業所での災
【抱える問題やニーズ(現状)】
害の防止はもとより地域の安心・安全を確立することを
防火に対する意識付け、特に福祉施設等における夜間 目的とします。また、防火対象物をはじめ、一般住宅の
の防火管理体制の確立、住宅用火災警報器の設置推
防火対策も併せて実施していきます。
進、老朽化する危険物施設の規制
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 防火対象物の違反是正率(%) 目標値 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 防火対象物の火災予防を
推進するために、特定防
火対象物の違反是正を重
実績値
70.0
73.7
75.5
算出式・
点的に実施します。
違反是正率
%
%
%
%
%
考え方等
達成度 70.0 73.7 75.5
指標名② 住宅用火災警報器設置率(%) 目標値 80.0 85.0 90.0 95.0 100.0 H21年6月設置義務化さ
れた住宅用火災警報器
の設置を推進し、全世帯
実績値
77.1
79.6
79.8
算出式・
設置を目指します。
住宅用火災警報器設置率
%
%
%
%
%
考え方等
達成度 96.4 93.6 88.7
指標名③ 火災焼死者数(人)
目標値
0
0
0
0
0 住宅用火災警報器の設
置を推進し、住宅火災に
よる焼死者をなくします。
実績値
2
3
3
算出式・
住宅火災による焼死者の減少
%
%
%
%
%
考え方等
達成度 -
-
-
構成する事務事業
事務事業名
違反防火対象物等
1
の是正指導
所管課
予防課
【これまでの成果とその要因】
重点 計画的な立入検査と追跡調査を実施してきたことで違反件数も減
少し、違反是正率も上昇しました。また法令改正に伴い福祉施設
● 等にスプリンクラー設備を該当施設すべて設置に至りました。住宅
用火災警報器の設置につきましては、秋季及び春季火災予防運動
● の際、市内の大型店舗においてアンケート及び普及啓発活動を実
施していますが、80%の設置率から伸びていません。
2
住宅防火対策の推
進
予防課
3
福祉施設等の防火
対策の推進
予防課
●
予防課
7
【残った課題とその要因】
一昨年から住宅用火災警報器の設置が停滞しています。その要
因として、「義務化は知っていても罰則規定がないため」あるいは
「借家のため」という理由が多数を占めています。今後そのような設
置消極者層の設置促進に向けて新たな手法が必要と考えます。こ
れまでの広報誌、ホームページの活用や訓練、防火講話等の出向
時の啓発活動に加え、商業施設、公共施設、公共交通機関等の協
力を得てポスター掲示やパンフレットの配置等具体的な取り組みが
必要です。
8
4 危険物規制事務
5
6
9
10
新規
防火協力団体育成・
予防課
指導事業
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
防火対象物の立入検査を計画的に実行することで確認された違
反事項については、追跡調査及び改善指導を徹底することにより、
違反処理を強化していきます。
また、住宅火災における焼死者をなくすために住宅用火災警報
器の設置を促進していきます。
117
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 予防 課】
火災予防行政の充実
編・章・節
3
7
区 分
1
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 違反防火対象物等の是正指導
防火対象物等の立入検査を実施し、防火管理状況、消防設備等の維持管理状況を検査
し、違反防火対象物の是正を行います。
25
事業内容 年 立入検査によって違反の発掘を行い、違反防火対象物については改善指導を行いま
度 す。
は
4~6月
7~9月
立入検査の実施
10~12月
1~3月
追跡調査及び是正経
是正勧告等の指示
過確認
違反是正指導
防火対象物の老朽化や所有者等の移転に伴い施設の管理状況が十分ではなく、立入検
査の強化を図ることでハード面(建築構造、消防用設備)、ソフト面(管理状況)とも違反がな
く市民が、安心・安全に利用できる優良な防火対象物を目指します。
達成目標 【成果指標と目標】
違反是正件数
違反率 (防火対象物)
違反率 (危険物施設)
一般会計
予算額
・・・
・・・
・・・
款・項・目
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
全件
8.5%
0%
※予算書に記載している事業名
千円
国
県
起債
補正額
前年度繰越額
その他
千円
千円
一般財源
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
防火対象物への立入検査は、年次計画に則って定期的に実施しています。また、継続的
取組実績 に実施している立入検査に加え、違反対象物への追跡調査によって違反件数が減少し、違
反処理の効果が顕著となっています。
達成状況
【成果指標と目標達成状況】
【改善・見直しの方向性】
違反是正件数
・・・ 209件
違反率 (防火対象物)
・・・ 14.5%
違反率 (危険物施設)
・・・
中長期的指導を行うとともに、消防用設備等に係る融資制
度の説明等をはじめ、粘り強い取り組みが必要となります。
また、法改正が予定されている場合には、立入検査等の際
に事業主に対して事前に改正内容を説明することにより、設
備の新設・改修等に係る財政的負担を事前に計画していた
だくよう指導します。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
0%
千円
県
起債
118
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
2
【担当課 : 予防 課】
火災予防行政の充実
編・章・節
3
7
区 分
1
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 住宅防火対策の推進
市のホームページに掲載するとともに、春・秋の火災予防運動期間中に「広報おおむた」記
事掲載、また各種消防イベントをはじめ、避難訓練、地域防災訓練開催時に対応します。
25
事業内容
年
度
は
市のホームページ・「広報おおむた」への記事掲載、防火教室等開催、防火チラシの配
布を行います。
4~6月
7~9月
ホームページ掲載
防火教室等開催
チラシの配布
ホームページ掲載
防火教室等開催
チラシの配布
10~12月
1~3月
ホームページ・広報おお
むた掲載
防火教室等開催
チラシの配布
ホームページ・広報おお
むた掲載
防火教室等開催
チラシの配布
住宅火災の減少を目的とし、市民広報を通して防火意識を高揚させ、併せて住宅用火災
警報器の設置を推進し、効果ある初期的対応と避難の確保を図ります。
達成目標 【成果指標と目標】
建物火災件数
住宅用火災警報器設置率
住宅火災による焼死者の減少
一般会計
予算額
款・項・目
8
1
1
・・・
・・・
・・・
事業名
※予算書に記載している事業名
消防署管理運営費
補正額
536 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
0件
90.0%
0人
前年度繰越額
国
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
536
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
秋季及び春季火災予防運動期間中に大型店舗において、住宅用火災警報器の設置状
取組実績 況の聞取りアンケート調査及び設置普及促進の啓発活動を実施しました。また、併せて「広
報おおむた」に奏功事例を含めた記事を掲載しました。
【成果指標と目標達成状況】
建物火災件数
達成状況 住宅用火災警報器設置
・・・
【改善・見直しの方向性】
35件
率
・・・ 79.8%
住宅火災による焼死者
の減少
・・・
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
3人
住宅用火災警報器の設置促進については、地域の中で取
り組みを進めていく必要がありますので、今後も校区まちづく
り協議会等を通して設置促進を図っていきます。また、これま
での広報誌、ホームページの活用や訓練、防火講話等の出
向時の啓発活動に加え、商業施設、公共施設、公共交通機
関等の協力を得てポスター掲示やパンフレットの配置等を計
画します。
466 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
466
119
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
3
【担当課 : 予防 課】
火災予防行政の充実
編・章・節
3
7
区 分
1
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 福祉施設等の防火対策の推進
立入検査を全施設実施し、設備、防火管理体制の違反をなくし、訓練等の指導を強化しま
す。
25
事業内容 年 立入検査によって違反の発掘を行い、違反対象物については改善指導を行います。
度
は
4~6月
7~9月
10~12月
追跡調査及び是正経
是正勧告等の指示
過確認
立入検査の実施
1~3月
違反是正指導
災害時の要援護者に対するサポート体制の確立と夜間の管理体制を充実させます。ま
た、災害を出さない施設を目指し、予防指導に全力を挙げるとともに、施設の職員が入居者
を安全に避難させる体制を構築します。
達成目標 【成果指標と目標】
違反是正件数
・・・
全件
違反率
・・・
0%
一般会計
予算額
款・項・目
事業名
当初予算額
国
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
千円
県
起債
補正額
前年度繰越額
その他
千円
千円
一般財源
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績 定期的な立入検査の実施と夜間を想定した訓練指導を年間を通じ実施しました。
【成果指標と目標達成状況】
【改善・見直しの方向性】
違反是正件数
・・・ 53件
違反率
・・・ 0%
日常的な訓練指導をはじめ、防火管理の重要性と災害時
の対応の向上を目指します。ここ数年、年間約10施設ずつ新
たな福祉施設が開業しています。そのため、新規福祉施設に
ついては最初の消防訓練の際に予防課より出向するよう調
整し、指導するものとします。
達成状況
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
千円
県
起債
120
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 消防・救急・救助体制の充実
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
災害等から保護しなければならない全ての市民を対象と 本市における、消防・救急・救助体制の充実を図り、市
しています。
民の生命・身体及び財産を保護し、安心・安全が享受で
きる環境を創出します。
【抱える問題やニーズ(現状)】
高齢者をはじめとする災害時に支援を必要とする人々
は、増加傾向にあり、求められるサービスは質・量ともに
増大しています。限られた人員体制の中であっても、適切
な対応が求められています。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
認定救急救命士の資格取得
指標名①
(人)
算出式・
認定救命士数・毎年2名養成
考え方等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
心肺停止患者の救命率向上
目標値
13
15
17
19
21 のため、気管挿管と薬剤投
与等、より高度な救命処置
実績値
13
15
16
が実施できる「認定救急救
%
%
%
%
% 命士」を養成します。
達成度 100.0 100.0
94.1
指標名② 応急手当の実施率(%)
目標値
43.0
41.0
42.0
応急手当実施者数/心肺停止 実績値 52.6 52.1 51.3
算出式・
患者数(目標値は消防白書の
%
%
%
考え方等
達成度 128.3 124.0 119.3
全国統計値)
44.0
%
心肺停止患者に対しては、
45.0 その場に居合わせた人の心
肺蘇生法の実施が極めて重
要です。消防白書の全国統
% 計値を、目標値としていま
す。
隊評価B級とは、評価35項目
指標名③ 救助技術技能評価の取得(%) 目標値 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 中、30以上の項目におい
て、技術技能を満たし、あら
ゆる災害においても円滑迅
% 速な救助活動が実施できる
部隊の水準をいいます。
算出式・ 救助技術技能確認表に基づく
考え方等 隊評価B級以上の取得率
実績値 100.0 100.0 100.0
構成する事務事業
事務事業名
救急業務の質の向
1
上
【これまでの成果とその要因】
重点 消防・救急・救助体制の充実を図るため、各事業に掲げた目的と
その効果について、情報の共有化を図りました。認定救命士2名の
● 養成は、人員体制の確保が出来ず1名の養成となりましたが、目標
については、全職員の理解と協力のもと「安心・安全の環境づくり
● に貢献していこう」という、熱意と努力により概ね達成されていま
す。
所管課
警防課
%
%
%
達成度 100.0 100.0 100.0
2
救助業務の質の向
上
警防課
3
応急手当の普及啓
発
警防課
●
4 特殊災害への対応
警防課
%
6
【残った課題とその要因】
消防・救急・救助体制の充実を図るためには、全てを消防で取り
組むという考えではなく、市民協働の視点を持った施策の展開が必
要です。特に、応急手当の普及については、幅広い市民の協力を
得ることが大変効果的であり、消防職員と連携することにより、セフ
ティーネットはさらに広がるものと思います。
7
8
5
9
10
新規
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
救急業務については、研修等の事前計画に基づき人材を確保し
ていきます。救助業務については、各種災害マニュアルを基に、部
隊訓練・総合訓練等を実施するとともに、個別想定ごとに個人の技
術・能力を具体的に評価していきます。応急手当普及事業につい
ては、核となる「応急手当普及員」の継続的な育成を行いながら具
体的な活動の場を提供していきたいと思います。
121
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 警防 課】
消防・救急・救助体制の充実
編・章・節
3
7
区 分
1
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 救急業務の質の向上
救急救命士養成計画に基づき、指定研修機関(救急救命九州研修所)において、救急救
命士を養成します。就業後の技術水準を維持するため、二次医療機関等での継続的な生涯
教育研修を実施します。また、拡大処置が実施できる認定救急救命士の養成も継続して実
施します。
25 救急救命士養成研修1名(7ヶ月)・救急救命士就業前研修1名(3ヶ月)・救急救命士就
事業内容 年 業中研修20名(各128時間)・気管挿管病院実習2名(各30症例)・薬剤投与病院実習1名
度
は (1症例)・県消防学校救急科6名(各2ヶ月)
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
各研修機関の指定日 各研修機関の指定日 各研修機関の指定日 各研修機関の指定日
に従い、研修及び実 に従い、研修及び実 に従い、研修及び実 に従い、研修及び実
習を行います。
習を行います。
習を行います。
習を行います。
本市が運用する高規格救急車4台に救急救命士を配置し、拡大処置を含めた質の高い救
命処置を提供するとともに、医療機関での教育・研修を充実させ、救命処置水準の向上を目
的とします。※拡大処置の種類【気管挿管・薬剤(アドレナリン)投与】
達成目標 【成果指標と目標】
救急救命士資格取得
生涯教育及び拡大処置認定資格取得
救急科資格取得
一般会計
予算額
款・項・目
8
1
1
消防活動費
5,026 千円
国
1人
23人
6人
※予算書に記載している事業名
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・
・・・
・・・
県
起債
補正額
前年度繰越額
その他
千円
千円
一般財源
5,026
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
署内事後検証会36回 医療機関症例検討会12回 救急救命九州研修所1名(7ヶ月)
就業前研修1名(3ヶ月間) 再教育病院実習9名(各48時間) 再教育研修19名(各80時間
取組実績
/2年)
挿管実習1名(6ヶ月) 挿管認定1名 薬剤認定1名 救急科6名(各2ヶ月)
【成果指標と目標達成状況】
救急救命士資格取得
【改善・見直しの方向性】
・・・
1人
資格取得
・・・
20人
救急科資格取得
・・・
6人
達成状況 生涯教育及び拡大処置認定
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
再教育は、研修期間を踏まえ、計画的に施行し、警防
人員体制を維持していく必要があります。また、昨年度
から実施しているワークステーション方式の教育も承認
され、具体的な運用方法についてさらに充実していく必
要があります。
3,854 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
3,854
122
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
【担当課 : 警防 課 】
消防・救急・救助体制の充実
編・章・節
2
3
7
区 分
1
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 救助業務の質の向上
事業内容
災害現場における人命救助活動が安全・確実・迅速に遂行できるよう、本市における救助
事案を分析し、地域の特性も踏まえた救助訓練を実施します。
【活動指標と予定】
各種救助訓練の実施
600 回
・・・
達成目標
一般会計
予算額
款・項・目
事業名
当初予算額
財
※予算書に記載している事業名
千円
国
県
補正額
前年度繰越額
起債
その他
千円
千円
一般財源
(単位:千円) 源
内
訳
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
【活動指標と実施状況】
各種救助訓練の実
・・・
施
【問題点・課題】
874 回
達成状況
今後の方針
災害現場における人命救助活動が安全、確実、迅速に遂行できるよう、本市における救
助事案を分析し、地域の特性も踏まえた救助訓練を実施します。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
千円
県
起債
123
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
3
【担当課 : 警防 課】
消防・救急・救助体制の充実
編・章・節
3
7
区 分
1
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 応急手当の普及啓発
各種の応急手当講習会を計画的に実施するとともに、あらゆる機会を通して普及啓発を推
進します。
25 次の①から④を実施します。①依頼された場所における応急手当講習会の開催②定
事業内容
年
度
は
期的な消防署においての普通救命講習会の開催③応急手当普及員による普通救命講
習会の開催④広報誌等を活用した応急手当の普及啓発
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
教育機関への普通救命
教育機関との講習計画
講習会
普通救命講習会
調整
応急手当普及員講習
応急手当普及員講習会
普通救命講習会
会・上級救命講習会
普通救命講習会
応急手当の講習会を開催し、いざという時に心肺蘇生法等適切な対応ができるように育成
していきます。(1世帯に1人)
※応急手当講習会の種類【・普通救命講習会(3時間)・上級救命講習会(8時間)・応急手当
普及員講習会(3日間)】
達成目標
【成果指標と目標】
心肺停止患者に対する応急手当の実施率
一般会計
予算額
款・項・目
8
1
1
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
県
・・・ 43.0%
※予算書に記載している事業名
消防活動費、応急手当普及啓発事業費
補正額
千円
8,321 千円
前年度繰越額
千円
起債
その他
一般財源
5,901
2,420
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
講習の実績は、職員等が実施した普通救命講習65回で受講者は2,307名、普及員講習2回
で受講者47名、普及員再講習4回で36名、普及員による普通救命講習5回で受講者93名で
取組実績
した。修了証が発行されない3時間未満の救急講習は84回で受講者2,146名でした。また、広
報活動については、広報紙により4回実施しました。
【成果指標と目標達成状況】
【改善・見直しの方向性】
普通救命講習の実施状況を踏まえ、各事業所、学校
達成状況 心肺停止患者に対する応
へ普及員養成の啓発活動を継続的に実施します。ま
・・・ 51.3% た、学校関係には、教育委員会、校長会を通して、講習
急手当の実施率
開催の調整を図る必要があります。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
7,301 千円
県
起債
5,802
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
1,499
124
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 消防団活動等の充実
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
消防団と地域防災体制
【抱える問題やニーズ(現状)】
各種災害の多様化や地域の防災意識の向上に対応す
るため、消防団の役割を明確にする必要があります。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
活力ある消防団組織の構築と、新たな時代に応じた組
織再編や資機材再配置を実施し、これらの取り組みに
より地域防災力の強化を図ります。
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 消防団員数(人)
目標値
610
631
652
算出式・
条例定数に対する充足率
考え方等
実績値
629
631
630
指標名② 各種訓練の開催(回)
目標値
4
46
46
算出式・ 年4回の全体訓練と、分団ごと
考え方等 の年2回の訓練を実施します。
実績値
4
133
228
構成する事務事業
事務事業名
消防団員加入促進
1
事業
所管課
総務課
2 消防団活動の支援
総務課
消防団活性化の推
進
総務課
3
4
5
6
%
達成度 103.1 100.0
%
%
%
46
%
46 4半期に1回の全体訓練
の実施と、分団ごとの年2
回以上の訓練の実施、ま
た諸活動に関する支援を
%
行います。
【これまでの成果とその要因】
消防団活性化総合計画に基づき、消防団の進むべき方向性が明
確になりました。
● このことで、消防団による自立した取組みができるようになり、活
動実績も増加しました。
● 団員数は前年比1名減となりましたが、様々なイベント等での加
入促進の機会は増加しています。
●
【残った課題とその要因】
訓練回数は増加したものの、内容の充実と団員の技術向上を図
る必要があります。
そのためにもリーダー的人材の育成が必要であり、各種研修会
への参加などが必要です。
また近年はじめて団員数が減少しました。より細かな加入促進の
取組みが必要です。
8
新規
%
重点
10
%
%
694 各年度21名増加(各分団1
名)を目標とし、条例定数
を目指します。
96.6
達成度 100.0 289.1 495.7
7
9
%
673
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
基本方針として、各分団1名の増加を目標値として取り組んでい
きます。そのために様々な組織と連携し、消防団員の確保に努め
ます。
また消防団員の知識技術の向上のため、各種研修会等への参
加を促進します。
125
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
消防団活動等の充実
編・章・節
1
事業名
【担当課 : 総務 課 】
3
7
区 分
1
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
消防団員加入促進事業
消防団加入者を増やし、条例定数700名を目指します。
総合計画後期基本計画期間中においては、各年度21名(分団1名)を目標とし、後期基本
計画最終年度(H27年度)において694名を目指します。
事業内容
団員確保のため、広報活動や消防団員への情報提供を行います。
また、加入促進の手段として、機能別団員・分団制度の拡充を行ないます。
H27年度において694名を目標とします。
達成目標
【25年度進捗目標】
各分団1名増加で、652名を目指します。
一般会計
予算額
款・項・目
8
1
2
事業名
消防団管理費
補正額
633 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
633
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
消防団員自らが各種イベント等に出向いたり、広報紙を作成し、加入促進を訴えました。
取組実績 また、消防団協力事業所表示制度を導入し加入促進を訴えました。
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
H22年以降様々な取り組みを実施したことにより、
全体的な加入促進の意識付けができ、減少から増
達成状況 652名を目標に取り組みましたが、 加へと転じました。
H25年度実績としては630名という結果
今後は、消防団自らが、各分団単位で地域事情
でした。
に応じた様々な加入促進に取り組んでいく必要が
あると考えます。
決算額
決算額
財
国
674 千円
県
起債
(単位:千円) 源
内
訳
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
674
126
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
消防団活動等の充実
編・章・節
2
事業名
【担当課 : 総務 課 】
3
7
区 分
1
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
消防団活動の支援
格納庫の改修や移転整備、車両の更新や年次計画による各種訓練を実施します。
事業内容
消防団員の活動支援を目的として、格納庫や車両の整備、技術習得のための各種訓練
を実施します。
計画に応じた車両更新と訓練を実施します。
達成目標
【25年度進捗目標】
CD-1型 1台(笹林分団)
軽積載車 1台(手鎌分団2部) 軽広報車1台(女性分団)
普通積載 2台(上内分団3部、倉永分団3部)
一般会計
予算額
款・項・目
8
1
4
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
県
※予算書に記載している事業名
小型動力ポンプ付積載車購入費
補正額
千円
44,600 千円
前年度繰越額
19,156 千円
起債
その他
一般財源
44,600
(63,700)
0
(56)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
H24年度繰越事業の天領分団格納庫は建設が完了し、供用を開始しました。
また、手鎌分団第2部の軽積載車は、国の事業を活用し、総務省消防庁から無償貸与を
取組実績
受け、事業費を軽減することができました。
【目標達成状況】
H25年度事業の車両更新および格
納庫建設については、すべて予定通
達成状況 り完了しました。
また、消防団の訓練は、目標値46回
に対し、228回の実績となりました。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
県
【進捗状況の分析】
車両更新等は計画通り推進することができまし
た。また更新に当たっては国の事業を活用し車両1
台の無償貸与を受けたことから、事業費の軽減が
できました。
消防団の訓練については、当初の目標値を大きく
上回る結果となったため、次年度以降の目標設定
を引き上げることとしました。
次年度への繰越額
53,917 千円
千円
起債
その他
一般財源
51,500
127
2,417
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
消防団活動等の充実
編・章・節
3
事業名
【担当課 : 総務 課 】
3
7
区 分
1
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
消防団活性化の推進
消防団活性化計画に基づく事業を推進します。
事業内容
組織の統廃合、車両配置計画の検討、及び各分団定数の見直しを行います。
新たな活性化計画に基づき事業を推進します。
達成目標
【25年度進捗目標】
活性化計画に基づき、実施計画を作成します。
一般会計
予算額
款・項・目
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
※予算書に記載している事業名
千円
県
補正額
前年度繰越額
起債
その他
千円
千円
一般財源
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績 新活性化総合計画を消防団員へ理解してもらうため、総務委員会で議論を行いました。
【目標達成状況】
実施計画の策定を予定していました
が、新総合計画を消防団員へ理解し
達成状況 ていただくための議論を先行して実施
したため、実施計画の策定までは至り
ませんでした。
【進捗状況の分析】
実施計画を策定予定でしたが、3つのテーマに応
じた実施計画の策定については、新総合計画につ
いて消防団員への説明を経て、消防団員とともに
策定することが望ましいと判断したため、実施計画
の作成までは至りませんでした。
決算額
決算額
財
国
千円
県
起債
(単位:千円) 源
内
訳
128
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 消防施設の整備・充実
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
災害時に助けを必要とする市民
【抱える問題やニーズ(現状)】
消防の広域化の推進、消防救急無線のデジタル化及び
指令業務の共同運用など消防を取り巻く環境が大きく変
わる中、耐震性に不安がある庁舎の建替えや通信指令施
設を効率的に整備する必要があります。また、大規模災
害発生に備え消防水利を充実する必要があります。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
指標名① 庁舎建設進捗率(%)
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
庁舎、通信指令施設、消防水利等の消防施設を整備
することで、災害対応力を充実させ、市民の安心・安全
な環境を確保します。
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
目標値
10.0
40.0
算出式・ 実施計画、基本・実施設計、建 実績値 10.0 40.0 70.0
%
%
%
考え方等 設工事、竣工
達成度 100.0 100.0 100.0
指標名② 通信指令施設整備進捗率(%) 目標値
10.0
20.0
30.0
算出式・ 指令業務の共同運用及びデジ 実績値 10.0 20.0 30.0
%
%
%
考え方等 タル化の整備
達成度 100.0 100.0 100.0
構成する事務事業
事務事業名
所管課
1 消防庁舎建設事業
総務課
2
消防通信指令施設
整備事業
総務課
3
デジタル無線機器整
総務課
備事業
4
耐震性防火水槽の
整備
総務課
消防車両・各種資機
5 材の最新鋭化・軽量 総務課
化に向けた整備
60.0 100.0 消防救急無線のデジタル
化の期限がH28年5月末
日のため、H27年度まで
に整備予定事業
%
%
●
【残った課題とその要因】
庁舎建設では、車庫棟に配備する庁用品を建設の進捗状況と整
合性を図りながら進めていく必要があり、関係課と更なる連携が必
要になります。指令業務では、ソフト面で人的要員の体制問題、活
動時の設備運用の方法等について、具体的に検討していく必要が
あります。
7
8
新規
%
【これまでの成果とその要因】
庁舎建設においては、H25年度に庁舎棟が完成し、3月より供用
を開始しました。指令業務の共同運用及びデジタル化においても、
● スケジュールどおり進捗している状況です。いずれも関係課や派遣
職員で構成する協議会事務局との連携がスムーズに行われてい
● るからと考えます。
10
%
重点
6
9
H26年10月末竣工予定事
業
70.0 100.0
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
指令システム、デジタル無線の構築を完了し、スムーズに仮運用
が実施できるような体制を図る必要があります。そのために、無
線、システム整備の進捗管理を適切に行い、研修計画をH26年度
中の早い段階で整備し、協議会事務局や構成消防本部と更なる連
携を密にして充分な協議を図り、着実に進めていく必要がありま
す。
129
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
消防施設の整備・充実
編・章・節
1
事業名
【担当課 : 総務 課 】
3
7
区 分
1
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
消防庁舎建設事業
消防庁舎の建替えにより、消防防災拠点として、耐震化と機能の充実を図ります。
事業内容
新消防庁舎の建築工事
新消防庁舎の電気設備工事
新消防庁舎の管設備工事
既存消防庁舎の解体工事
・新消防庁舎の建築工事、電気設備工事、管設備工事
・既存消防庁舎の解体工事
・消防庁舎の工事監理委託
達成目標
【25年度進捗目標】
・新消防庁舎庁舎棟の完成
一般会計
予算額
款・項・目
8
1
4
事業名
消防庁舎建設事業費
補正額
368,767 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
国
県
起債
その他
243,800
(287,400)
81,330
千円
58,137 千円
一般財源
43,637
(58,174)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
・新消防庁舎事務棟の完成
・既存消防庁舎の解体
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
・当初計画とおり、H25年度内に新庁舎へ移転し、
・新消防庁舎事務棟がH26年3月に完
供用を開始しました。今後車庫棟建設に入り、H26
達成状況
成し、その後、新庁舎へ移転し、供用 年10月末に全体完成の予定です。
を開始しました。
・現在の工事進捗は工程計画通り進んでおり、事
業費ベースで進捗率60%です。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
332,405 千円
県
次年度への繰越額
起債
277,800
130
その他
90,895 千円
一般財源
54,605
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
消防施設の整備・充実
編・章・節
2
事業名
【担当課 : 総務 課 】
3
7
区 分
1
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
消防通信指令施設整備事業
高機能消防指令センターを複数の消防本部で共同して整備していきます。
事業内容
高機能消防通信指令システム化整備については、費用の低減化と複雑多様化する大災
害等に備え市民サービスの一層の向上を図る観点から、筑後地域の8消防本部(久留米広
域、大牟田市、柳川市、八女、筑後市、大川市、甘木・朝倉、みやま市)において、指令業務
を共同して行う合同指令センターを設置し、H28年4月の運用開始を目指します。
・合同指令センター庁舎建設工事契約締結
・指令システム設置工事契約締結
達成目標
【25年度進捗目標】
・合同指令センター庁舎建設開始
・指令システム設置工事開始
一般会計
予算額
款・項・目
8
1
4
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
県
※予算書に記載している事業名
筑後地域消防通信指令施設整備事業負担金
補正額
-27,700 千円
145,119 千円
前年度繰越額
千円
起債
その他
一般財源
129,000
(65,800)
0
(50,981)
16,119
(638)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
・合同指令センター庁舎建設工事契約締結を完了しました。
・指令システム設置工事契約締結を完了しました。
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
・合同指令センター庁舎建設に着手し
達成状況 ました。
・指令システム設置工事に着手しまし
た。
決算額
決算額
財
国
スケジュールどおりに合同指令センター庁舎建設
と指令システム設置工事契約を締結し、旧庁舎解
体工事が完了、指令センター庁舎建設工事と指令
システム設置工事を開始しました。
次年度への繰越額
117,387 千円
県
起債
(単位:千円) 源
内
訳
65,800
131
その他
50,981
千円
一般財源
606
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
消防施設の整備・充実
編・章・節
3
事業名
【担当課 : 総務 課 】
3
7
区 分
1
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
デジタル無線機器整備事業
電波の有効利用を図るため、電波関係審査基準が改正され、消防救急無線はH28年5月
までに、これまで使用してきた150MHz帯アナログ無線から260MHz帯デジタル無線に移行
することとなり、消防救急無線のデジタル化整備を行います。
事業内容
費用の低減化と複雑多様化する大災害等に備え、市民サービスの一層の向上を図る観
点から、筑後地域の8消防本部(久留米広域、大牟田市、柳川市、八女、筑後市、大川市、
甘木・朝倉、みやま市)において、合同指令センター整備と同時進行でH28年4月の運用開
始に向け共同して整備して行きます。
消防救急デジタル無線システム設置工事契約締結
達成目標
【25年度進捗目標】
消防救急デジタル無線システム設置工事開始
一般会計
予算額
款・項・目
8
1
4
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
県
※予算書に記載している事業名
筑後地域消防通信指令施設整備事業負担金
補正額
-9,592 千円
50,099 千円
前年度繰越額
千円
起債
その他
一般財源
50,000
(40,500)
99
(7)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
消防救急デジタル無線システム設置工事契約を締結しました。
取組実績
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
達成状況 消防救急デジタル無線システム設置 スケジュールどおりに設置工事契約を締結し、整
工事を開始しました。
備工事を開始しました。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
次年度への繰越額
40,507 千円
県
起債
40,500
132
その他
千円
一般財源
7
4.部の行政資源(平成25年5月1日現在) (1)職員数
消防本 部
市職員総数(b)
1,068 人
嘱託職員
再任用
職員(a)
132 人
職 員 総 数 臨時職員
2 人
業務委託者
3 人
職 員 比 率
(a/b)
約
0 人
3 人
合 計
140 人
12.36 %
(2)予算規模
一般会計
920,367 千円 平成25年度 特別会計 (名称: 会計)
予算額
千円 人件費 ※人件費は職員・嘱託・臨職等ごとに設けるモデル額で算出
1,062,400 千円 一般会計
809,551 千円 平成25年度
決算額
特別会計 (名称: 会計)
千円
133
平成25年度 企業局 の「運営方針」
局 長 松田 雅廣
1.局の方針
(1)局の基本理念
水道は、市民生活に欠かすことができないライフラインです。安全で安定した質の高い水の供給を
図るため、老朽施設の更新、配水管網の整備、水道一元化や未給水地域対策等を進めます。ま
た、計画的な施設の整備、更新を行い、適切な維持管理に努めます。
下水道は、生活環境の改善、浸水の防除、公共用水域の水質保全に役立つ、安心で安全な市民
生活を支える重要な都市基盤施設です。下水道の普及を進めるために、効率的で効果的な整備を
行うとともに、老朽施設の計画的な改築、更新に努めます。
なお、上下水道の事業運営に当たっては、公営企業会計の原則に基づき、安定した事業運営に取
り組みます。
(2)25年度の取組み方針
※方針は総合計画の主要施策順に記載しています。
(上水道事業)
(1)安全で安定した水の供給(重点)
将来にわたって、安全で安定した水道水を供給していくために、老朽管の更新、配水ブロック化を
進め、災害に強い配水管網の整備を行うとともに、水質管理の徹底を図ります。
また、長年の課題である水道一元化を推進し、水道行政における不均衡の解消を図ります。
(2)上水道事業の安定した運営
H26年度から地方公営企業会計制度が見直されるため、新会計制度への移行業務を行います。
また、水道事業運営の根幹である水需要については、人口の減少、大口使用者の使用量の減や
節水意識の浸透等により、今後も減少傾向が続くものと見込まれます。将来にわたる負担の公平を
図るために、施設の適切な維持管理を行うとともに、より一層の業務の効率化や経費節減に取組
み、安定した事業運営に努めます。
(下水道事業)
(3)生活排水対策及び浸水対策の推進(重点)
本市における下水道普及率は、H23年度末で47.1%であり、全国平均75.8%、福岡県平均77.4%
に比べて低い状況です。良好な水環境を確保するため、年2%の普及率向上を目標とし、汚水管渠
の整備を進めるとともに、長寿命化計画に基づき、下水道施設の改築や更新を行い施設の延命化
を図ります。
(4)下水道事業の安定した運営
H26年度から地方公営企業会計制度が見直されるため、新会計制度への移行業務を行います。
下水道事業は、先行的に施設整備を行い、汚水処理の対価として使用料を収入することで建設に
要した経費を回収するため、早期に水洗化を促進することが必要です。水洗化が促進されると、有
収水量が増加し下水道施設の利用効率が高まるとともに、下水道使用料収入の増収につながるた
め、早期に水洗化が進むよう啓発や助成制度の周知を図り、水洗化率の向上に努めます。
また、施設の適切な維持管理を行うとともに、より一層の業務の効率化や経費節減に取組み、安
定した事業運営に努めます。
134
2.重点的に取り組んだ施策
施策名
安全で安定した水の供給
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
水道使用者
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
水道施設の計画的な更新により、にごり水や管破損
事故の抑制や原水の水質状況等の確認による水質の
確保を行い、合わせて社水から市水への切り替えを行
【抱える問題やニーズ(現状)】
う水道一元化を推進することで、水道サービスの不均
本市の老朽化した送配水管等は、にごり水や破損事故の 衡を解消し、市民に対し安全で安定的に水道水の供
原因となっており、地震災害対策の観点からも施設の早期 給を行い、生活環境の改善を図ります。
の更新や管路の耐震化が必要となっています。また、本市
には、市水と社水の2つの水道が存在しており、市民に対
する水道サービスの不均衡が生じているため、水道の一元
化を推進する必要があります。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 老朽管更新の進捗率
目標値
18.4
22.3
26.5
算出式・ 更新された老朽管延長/老朽
考え方等 管総延長(単位:%)
実績値
19.1
24.5
29.5
指標名② 水資源有効活用の割合
目標値
95.0
95.0
95.0
算出式・ 有効水量/配水量×100(単
考え方等 位:%)
実績値
93.3
94.9
94.2
達成度
98.2
構成する事務事業
事務事業名
%
%
%
達成度 103.8 109.9 111.3
%
%
99.9
%
99.2
29.8
%
95.0
%
36.3 配水施設再構築事業計画
に基づき計画した老朽管
更新総延長179kmに対す
% る管路更新の進捗率を目
標値とします。
95.0 計画的な老朽管更新等に
よる漏水対策を行い、漏水
量を減らし、有効率95%以
% 上を目指します。(参考)全
国平均92.4%(H23年度)
1 配水施設の再構築
上水道建設課
【これまでの成果とその要因】
水道工事を下水道工事と同時に行ったり、舗装工事に先行して
行うなど、他事業との調整・連携を図ることで、計画的かつ効率的
● に老朽管の更新を行っています。
2 水道一元化の推進
一元化推進室
●
3
4
5
所管課
水道水及び原水の水
水質管理課
質管理
重点
【残った課題とその要因】
国の補助金を活用し、積極的に事業を進めておりますが、まだ
進捗率が低く、にごり水や出水不良、管破損の原因となる無ライ
ニング管等の老朽管が残存しているため、有効率の目標値には
至っていません。
6
7
8
9
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
将来にわたって、安全で安定した水道水を供給していくために、
今後も積極的に国の補助事業を活用するとともに、下水道事業
等の他事業と更なる連携を図り、計画的かつ効率的な老朽管の
更新に努め、目標の達成を図ります。
10
新規
135
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
安全で安定した水の供給
編・章・節
1
事業名
【担当課 : 上水道建設 課 】
3
3
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
配水施設の再構築
老朽化した水道管は、にごり水や出水不良、破損事故などの原因となることから、耐震性
を有する管へ更新することと併せて配水ブロック化を行うことで、災害に強く安全で安定した
水の供給を目指します。
事業内容
・老朽管の更新(配水ブロック化)
全体整備延長:L=179km 口径30mm~500mm
(H25年度)
整備延長:L=6.3km 口径50mm~300mm
老朽管の更新
φ 50~300mm
L=6.3km
達成目標
【25年度進捗目標】
47.5km(累計)/179km進捗率 26.5%
特別会計
予算額
款・項・目
1
1
3
事業名
配水管整備費
補正額
330,000 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
国
県
43,402
(43,402)
起債
その他
200,900
(208,789)
0
△ 50,450 千円
205,943 千円
一般財源
20,830
(157,492)
64,868
(75,810)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
老朽管の更新
φ 40~300mm
L=8.9km
【目標達成状況】
52.8km(累計)/179km
進捗率 29.5%
【進捗状況の分析】
水道工事を下水道工事と同時に行ったり、舗装工事に
先行して行うなど、他事業との調整、連携を図ることで、
計画的かつ効率的に老朽管の更新を行い、ほぼ予定ど
おりに進捗しています。
達成状況
決算額
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
443,452 千円
国
県
次年度への繰越額
起債
39,668
169,323
136
その他
172,132
38,758 千円
一般財源
62,329
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点) 【担当課 : 一元化推進室
施策名
番号
安全で安定した水の供給
編・章・節
2
事業名
】
3
3
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
水道一元化の推進
本市には、市水と社水の2つの水道が存在し、水道サービスにおいてさまざまな不均衡が
生じています。社水から市水へと切替えを行う水道一元化を実施することで、不均衡を解
消し、市民への安全で安定した水の供給を目指します。
事業内容
達成目標
・水道一元化事業(市水への切替)
配水管布設延長:7,570m 口径30㎜~150㎜、給水管付替件数:2,758箇所
(H25年度)
H26年度以降に行う給水管付替に必要な配水管の整備
配水管布設延長:2,970m 口径50㎜~150㎜
・配水管布設 φ 50~150mm L=2,970m
【25年度進捗目標】
・配水管布設2,970m/7,570m
進捗率39.2%
特別会計
予算額
款・項・目
1
1
2
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
拡張費
補正額
112,065 千円
国
県
前年度繰越額
起債
35,130
(35,130)
その他
△ 112,065 千円
112,065 千円
一般財源
70,263
(70,263)
6,672
(6,672)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
・配水管布設 φ 50~150mm L=2,718.4m
取組実績
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
・配水管布設 2,718.4m/9,822.4m
進捗率 27.7%
水道一元化については、H25年2月に取り組みを開始し、26年3月31
日までに一元化の対象者2,459件の手続きが完了しました。その後、給
水管付替件数と配水管の整備延長の再精査を行った結果、付替工事
が必要な箇所は2,366件、整備すべき配水管の延長は9,822.4mとなり
ました。
当初の予定より配水管の全体整備延長が長くなったことや、H25年度
の予定工事を一部変更したことから進捗率は当初予定の39.2%から
27.7%となりましたが、配水管布設工事、給水管の付替工事とも計画通
りに進んでおり、水道一元化事業はおおむね順調に進捗しています。
達成状況
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
次年度への繰越額
113,512 千円
国
県
起債
35,130
72,853
137
その他
千円
一般財源
5,529
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 上水道事業の安定した運営
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
水道事業
【抱える問題やニーズ(現状)】
水道は、市民生活に欠かすことのできないライフラインで
す。
水道事業の根幹である水需要は、人口の減少、大口使
用者の使用量減や節水意識の浸透等により、今後も減少
傾向が見込まれます。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
公営企業として、施設の適切な維持管理に努めると
ともに、経費の節減や業務の効率化を図り、安定した
事業運営の確保に努めます。
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 単年度黒字の達成状況
目標値 110.0 110.0 110.0 110.0 110.0 単年度黒字を全国平均
の110%(H20年度)を目
(営業収益+営業外収益)/(営 実績値 110.0 106.5 105.7
0
算出式・
指します。
業費用+営業外費用)×100
%
%
%
%
%
考え方等
達成度 100.0 96.8 96.1
(単位:%)
0.0
指標名② 料金回収率
目標値 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0
算出式・ 供給単価/給水原価×100(単
考え方等 位:%)
実績値 103.8 100.4 100.3
達成度 103.8 100.4 100.3
0.0
指標名③ 累積欠損金の解消
目標値
0.0
%
6.5
%
1.5
%
0.0
1.3 解消
0.0
算出式・ 累積欠損金/(営業収益-受託 実績値
%
%
%
考え方等 工事収益)×100(単位:%)
達成度 500.0 150.0 100.0
構成する事務事業
事務事業名
所管課
新地方公営企業会計
1 制度への移行
総務課
水道事業の経営指標
2 等による経営分析
経営企画課
0
%
%
0.0
0
%
水道水の供給に係る経
費の料金回収率100%
を維持していきます。
%
H25年度には累積欠損
金の解消を目指します。
0.0
【これまでの成果とその要因】
給水収益は減少していますが、事務事業見直しをはじめとする
経費削減等の取り組みを積極的に継続し、費用の削減を行った
● 結果、5年連続の黒字決算となりました。
また、累積欠損金の解消についても、H25年度解消との目標に
対し、H24年度において解消できており、H25年度においても欠損
金の発生はありません。
重点
3 水道管路維持管理
上水道工務課
4 漏水調査
上水道工務課
5 水道施設維持管理
施設課
6
【残った課題とその要因】
人口の減少、大口使用者の使用量の減少や節水家電製品の普
及、節水意識の浸透等により、水需要は今後も減少傾向が見込
まれます。
限られた資源で最大の効果を発揮することができるよう、なお一
層の経営の効率化と健全化に努める必要があります。
7
8
9
10
新規
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
今後も給水収益の減少が見込まれますが、一層の経営の効率
化と健全化に努めることにより目標を達成していきます。
138
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
上水道事業の安定した運営
編・章・節
1
事業名
【担当課 : 総務 課 】
3
3
-
区 分
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
新地方公営企業会計制度への移行
新地方公営企業会計に適応した財務会計システムの整備、財務諸表等に与える影響や
課題への対応を行う等計画的に準備を進め、新会計制度への移行を行います。
事業内容
達成目標
・新財務会計システム導入
・会計規程等の整備
・固定資産情報の整備
・新財務会計システム導入業者の選定及び打ち合わせ
・新財務会計システム移行及び試行
・固定資産情報の確認等
・財務諸表等の作成
【25年度進捗目標】
・新財務会計システム稼動
・新地方公営企業会計制度への移行
特別会計
予算額
款・項・目
1
1
4
事業名
当初予算額
財
国
※予算書に記載している事業名
改良費 他
17,234 千円
県
補正額
前年度繰越額
起債
その他
(単位:千円) 源
内
訳
8,617
千円
千円
一般財源
8,617
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
・新財務会計システム導入業者の選定及び打合せ
・旧財務会計システムからの移行作業及び新財務会計システムの内容確認、試行及び研
修
取組実績
・固定資産情報の確認、修正及び整備等
・H26年度予算編成資料作成
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
・新財務会計システム稼動
・新地方公営企業会計制度に沿った平成
達成状況 26年度予算編成資料作成
決算額
決算額
財
国
新財務会計システム導入に伴う事業者選定及び契約が遅れたこ
とや固定資産や債権者情報等の内容確認、データ修正、整備に時
間を要しました。特に固定資産は、資産に関する古い情報が詳細
に入力されておらず、確認等に時間を要しました。システム構築に
つきましては、動作、帳票及び集計等多くの確認、修正が必要でし
たが、事業者と打ち合わせを行いながら整備を進め、H26年度予
算編成資料の作成を行うことができました。
7,766 千円
県
起債
(単位:千円) 源
内
訳
次年度への繰越額
その他
3,883
139
0 千円
一般財源
3,883
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 生活排水対策及び浸水対策の推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市民
【抱える問題やニーズ(現状)】
本市の下水道事業は、浸水対策を優先的に進めてきた
ため、汚水管渠の整備が遅れており、H23年度末の下水道
普及率は47.1%、全国平均75.8%、福岡県平均77.4%に比
べて低い状況です。また、老朽化した施設が存在している
ため、計画的に改築、更新する必要があります。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
良好な水環境、快適で衛生的な生活を確保するた
め、公共下水道の整備を進めます。
また、安定した水処理を行うため、老朽化した下水道
施設について、長寿命化計画に基づき、計画的に改築
や更新を行い、機能の保全と延命化を図ります。
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 下水道が利用できる割合
目標値
46.0
48.0
50.0
52.0
算出式・ 処理区域内人口(人)/行政区
考え方等 域内人口(人)×100(単位;%)
実績値
47.1
49.7
51.8
0
指標名② 管路の長寿命化進捗率
目標値
下水道施設(管路)の長寿命化
算出式・
対策進捗率(単位;%、事業費
考え方等
ベース)
実績値
指標名③ ポンプ場の長寿命化進捗率
目標値
下水道施設(ポンプ場)の長寿
算出式・
命化対策進捗率(単位;%、事
考え方等
業費ベース)
実績値
構成する事務事業
事務事業名
所管課
公共下水道汚水管渠
1 整備事業
下水道建設課
下水道施設(管路)の長
2 寿命化対策事業
3
【第1期】
下水道施設(ポンプ場)
の長寿命化対策事業
【第1期】
下水道建設課
施設課
%
%
%
達成度 102.4 103.5 103.6
達成度
達成度
%
0.0
5.0
25.0
45.0
1.30
13.0
0
%
%
%
%
26.0
52.0
0.0
1.3
22.1
48.6
1.5
19.3
0
%
%
115.4
%
87.3
%
0.0
54.0 下水道を利用できる人を
増やすため、下水道普
及率を年2%向上させる
% ことを目標とします。
65.0 長寿命化計画(H24~
H29)に対して、下水道施
設(管路)の長寿命化対
% 策が進んだ割合を目標
とします。
74.3 長寿命化計画(H24~
H28)に対して、下水道施
設(ポンプ場)の長寿命化
% 対策が進んだ割合を目
標とします。
【これまでの成果とその要因】
社会資本整備総合交付金の決定額が低い中、効率的に管渠整
備を行うことにより下水道普及率については年2%の向上が達成で
● きています。一方、長寿命化計画に係る改築工事については、入
札不調等により、進捗率に影響がでたものの、限られた財源の中
で計画的に整備を行っています。
重点
6
【残った課題とその要因】
今後も継続して交付金制度を活用し、計画的かつ効率的な下水
道施設の整備を進めていきますが、管渠整備と併せて長寿命化
計画に係る改築工事に取り組めるよう、財源の確保が重要な課
題となっています。また、工事を円滑に実施するため、早い時期に
地元説明会を行い、周知を図る必要があります。
7
8
4
5
下水道処理施設等の
水質管理課
水質監視
9
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
長寿命化計画に基づく、計画的な改築工事に取り組めるよう財
源の確保に努めるとともに、今後も下水道普及率年2%向上を目指
し、計画的で効率的な管渠整備を行います。
10
新規
140
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
生活排水対策及び浸水対策の推進
編・章・節
1
事業名
【担当課 : 下水道建設 課 】
3
4
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
公共下水道汚水管渠整備事業
下水道は、生活環境の改善、公共用水域の水質保全、浸水の防除を図り、安心で安全な
市民生活を確保する上で重要な都市施設です。そこで、計画区域である三池、三川、駛馬
等各処理系統の幹線及び枝線管渠の工事を実施します。また、次年度以降整備予定地域
の設計委託を行います。
事業内容
公共下水道汚水管整備事業 (事業計画区域 2,090ha)
(H25年度:整備面積76ha)
幹線管渠整備延長 L= 1,000m 枝線管渠整備延長 L= 14,800m
三池、三川、駛馬、吉野処理系統実施設計業務委託
事業計画区域内の三池、三川、駛馬処理系統において幹線及び枝線工事を実施し、面
整備を行います。
整備面積 76ha 累計 1,356.64ha
達成目標
【25年度進捗目標】
事業計画区域に対する整備率及び公共下水道処理人口普及率は次のとおりとなっています。
整備率 64.91% 普及率 50.0%
(整備率の減少は、事業計画区域の拡大によるもの 1,640ha→2,090ha)
特別会計
予算額
款・項・目
1
1
2
事業名
公共下水道築造費
補正額
1,539,320 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
国
県
起債
763,360
(1,036,136)
その他
698,994
(965,421)
102,830 千円
768,868 千円
一般財源
76,966
(409,461)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
事業計画区域内の三池、三川、駛馬、諏訪処理系統において幹線及び枝線工事を実施
し、面整備を行いました。
整備面積 105.21ha 累計 1,396.16ha
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
事業計画区域に対する整備率及び公共 年間2%以上の下水道処理人口普及率を確保するた
下水道処理人口普及率は次のとおりと
めに、公共下水道計画に基づき、効率的な面整備を
行っています。
達成状況 なっています。
整備率 66.80% 普及率 51.8%
決算額
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
1,393,940 千円
国
県
起債
532,515
次年度への繰越額
1,049,800 千円
その他
一般財源
502,818
141
358,607
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 下水道事業の安定した運営
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
公共下水道事業
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
水洗化が進むと、有収水量が増加し、施設の利用効
率が高まるとともに、下水道使用料の増収が図れるた
め、水洗化の普及促進に努めます。
【抱える問題やニーズ(現状)】
また、維持管理に要する経費の削減や業務の効率
公営企業として、最小の経費で最良なサービスを安定的 化を図り、施設を適切に維持管理し、安定した事業運
に提供することが求められています。
営の確保に努めます。
下水道事業は、先行的に施設整備を行い、汚水処理の
対価として使用料を収入することで建設に要した経費を回
収するため、早期に水洗化を促進する事が必要です。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
指標名① 単年度黒字の達成状況
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
目標値 102.0 109.0 112.0 112.2 114.0
(営業収益+営業外収益)/(営 実績値 111.7 111.4 111.9
算出式・
業費用+営業外費用)×100(単
%
%
%
考え方等
達成度 109.5 102.2 99.9
位;%)
指標名② 汚水処理費の使用料回収率
算出式・ 使用料収入/汚水処理費×
考え方等 100(単位;%)
指標名③ 水洗化戸数
%
%
累積欠損金の解消を目
指し、単年度黒字114%
を目指します。
目標値 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 「雨水公費、汚水私費」
の原則に基づき、汚水処
理に係る経費の使用料
実績値 114.0 111.9 121.4
%
%
%
%
% 回収率100%を維持しま
達成度 114.0 111.9 121.4
す。
目標値 1,200 1,200 1,200 1,200 1,200
算出式・ 下水道処理区域内で下水道に 実績値
考え方等 接続された戸数(単位;戸)
達成度
構成する事務事業
事務事業名
所管課
新地方公営企業会計
1 制度への移行
総務課
946 1,230 1,252
%
%
%
%
%
毎年1,200戸の水洗化戸
数の増加を目指します。
78.8 102.5 104.3
2 等による経営分析
経営企画課
【これまでの成果とその要因】
水洗化の普及促進等の取り組みにより、下水道使用料収入は
年々増加しています。一方で、事務事業見直しをはじめとする経
● 費削減等の取り組みを積極的に継続したことや前年度までの企
業債借換等の効果により支払利息が減ったことなど、費用の増加
を極力抑えることができた結果、黒字となりました。
3 水洗化の普及促進
下水道建設課
●
下水道事業の経営指標
4
下水道施設の運転管
施設課
理
重点
5
6
7
8
【残った課題とその要因】
水洗化の普及促進や経費削減に取り組み、単年度での黒字達
成を継続し、累積欠損金の解消に努める必要があります。
9
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
今後も継続して水洗化の普及促進に取り組み、使用料収入の
増収を目指すとともに、下水道処理施設の適切で効率的な維持
管理を行います。
10
新規
142
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
下水道事業の安定した運営
編・章・節
1
事業名
【担当課 : 総務 課 】
3
4
-
区 分
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
新地方公営企業会計制度への移行
新地方公営企業会計に適応した財務会計システムの整備、財務諸表等に与える影響や
課題への対応を行う等計画的に準備を進めます。
事業内容
達成目標
・新財務会計システム導入
・会計規程等の整備
・固定資産情報の整備
・新財務会計システム導入業者の選定及び打ち合わせ
・新財務会計システム移行及び試行
・固定資産情報の確認等
・財務諸表等の作成
【25年度進捗目標】
・新財務会計システム稼動
・新地方公営企業会計制度への移行
特別会計
予算額
款・項・目
1
1
3
事業名
施設設備費
補正額
11,963 千円
当初予算額
財
国
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
県
起債
その他
(単位:千円) 源
内
訳
5,981
千円
千円
一般財源
5,982
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
・新財務会計システム導入業者の選定及び打合せ
・旧財務会計システムからの移行作業及び新財務会計システムの内容確認、試行及び研
修
取組実績
・固定資産情報の確認、修正及び整備等
・H26年度予算編成資料作成
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
・新財務会計システム稼動
・新地方公営企業会計制度に沿ったH26
達成状況 年度予算編成資料作成
決算額
決算額
財
国
新財務会計システム導入に伴う事業者選定及び契約が遅れたことや
固定資産や債権者情報等の内容確認、データ修正、整備に時間を要し
ました。特に固定資産は、資産に関する古い情報が詳細に入力されて
おらず、確認等に時間を要しました。システム構築につきましては、動
作、帳票及び集計等多くの確認、修正が必要でしたが、事業者と打ち合
わせを行いながら整備を進め、H26年度予算編成資料の作成を行うこと
ができました。
7,438 千円
県
起債
(単位:千円) 源
内
訳
次年度への繰越額
その他
3,719
143
千円
一般財源
3,719
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
2
【担当課 : 下水道建設 課】
下水道事業の安定した運営
編・章・節
3
4
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 水洗化の普及促進
地元説明会や、普及促進相談員による未水洗化家屋への戸別訪問を実施し、水洗化支援
制度の周知を図るとともに、下水道への接続を促す等、水洗化の指導を行い水洗化の普及
促進に努めています。
25 H23年度に新設した「水洗化促進特別補助」は、供用開始後3年を経過した世帯につい
事業内容 年 ては、補助制度が適用できる最終年度となるため、戸別訪問等により制度の周知を図
度 り、水洗化を推進します。
は
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
普及促進相談員によ
普及促進相談員によ 普及促進相談員によ
普及促進相談員によ
る戸別訪問、地元説
る戸別訪問
る戸別訪問
る戸別訪問
明会の開催
下水道が供用開始された区域内の住民全てが水洗化を行うことで、安定した下水道使用
料収入と水処理コストを低減し、水環境への汚濁負荷を削減できるとともに、し尿汲み取り
地域での二重の社会負担が解消できます。
達成目標 【成果指標と目標】
水洗化率
特別会計
予算額
款・項・目
1
・・・ 70.9%
1
4
事業名
国
普及促進費
80,786 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
県
起債
補正額
前年度繰越額
その他
35,000
22,893
千円
千円
一般財源
22,893
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
供用開始区域内の水洗化義務期間を経過していない未水洗家屋2,018戸を戸別訪問し、水洗
化支援制度の周知と水洗化指導を実施しました。水洗化義務期間を経過した家屋については、
取組実績 水洗化の啓発チラシを5,827戸に投かんしました。H25年度中に水洗化された家屋は、1,253戸で
25年度末の水洗化率は70.8%となりました。経済的な支援制度の利用状況は、奨励金569戸、
高齢者補助149戸、水洗化促進特別補助210戸、私道助成7件でした。
【成果指標と目標達成状況】
【改善・見直しの方向性】
過去の訪問記録等を整備し、建物の老朽化や立地条件等
水洗化率
・・・ 70.8%
の理由により、水洗化が当面見込め無い家屋は、戸別訪問
の対象から除外し、より効率的な戸別訪問による水洗化指
達成状況
導を実施します。また、未水洗家屋地図をブロック分けし、ブ
ロックごとに更地になっていないか等の現地調査を実施しま
す。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
76,923 千円
国
県
起債
32,000
次年度への繰越額
その他
22,462
144
千円
一般財源
22,461
4.局の行政資源(平成25年5月1日現在) (1)職員数
企業 局
職員(a)
84 人
職 員 総 数 臨時職員
(a/b)
約
1,068 人
嘱託員
再任用
5 人
業務委託者
5 人
職 員 比 率
市職員総数(b)
0 人
3.6 人
合 計
97.6 人
7.87 %
(2)予算規模
(水道事業会計)
収益的収支
平成25年度
資本的収支
予算額
収入
支出
収入
支出
2,698,610
2,658,649
676,727
1,441,005
千円
千円
千円
千円
人件費 ※25年度水道事業会計の人件費を記載
567,554 千円 ※資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額764,278千円は、損益勘定留保資金等で補てんするものとします。
(下水道事業会計)
収益的収支
平成25年度
資本的収支
予算額
収入
支出
収入
支出
2,607,105
2,369,021
2,727,298
4,058,233
千円
千円
千円
千円
人件費 ※25年度下水道事業会計の人件費を記載
353,575 千円 ※資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1,330,935千円は、損益勘定留保資金等で補てんするものとします。
(水道事業会計)
収益的収支
平成25年度
資本的収支
決 算 額
収入
支出
収入
支出
2,533,092
2,399,267
725,963
1,466,990
千円
千円
千円
千円
人件費 531,099 千円 ※資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額741,027千円は、損益勘定留保資金等で補てんするものとします。
(下水道事業会計)
収益的収支
平成25年度
資本的収支
決算額
収入
支出
収入
支出
2,508,731
2,244,810
1,732,124
3,073,926
千円
千円
千円
千円
人件費 319,676 千円 ※資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1,341,802千円は、損益勘定留保資金等で補てんするものとします。
145
平成25年度 教育委員会事務局 の「運営方針」
教育次長 堤 隆 明
1.部の方針
(1)部の基本理念
まちづくりは人づくりからという基本的な考え方に立ち、本市の教育は、魅力ある住みよい地域づく
りを担い、社会の発展に貢献できる人づくりを目指します。
学校教育において、確かな学力を身につけた人間性豊かで心身ともにたくましい子どもたちを育成
するために、家庭・地域と学校との連携及び小学校と中学校の連携や交流を充実し、児童生徒に
「生きる力」をはぐくむ教育を推進します。また、子どもたちが安心して学べる安全な学校教育環境の
整備を図るとともに、学校再編整備を推進します。
※方針は総合計画の主要施策順に記載しています。
(2)25年度の取組み方針
(1)確かな学力をはぐくむ教育の推進
確かな学力をはぐくみ、個性や能力を伸ばす教育を推進するとともに、教科・領域の横断的、総合
的な指導により国際理解教育、ICT教育、環境教育、福祉教育等これからの社会に必要となる教育
の充実を図ります。また、地域や児童生徒の実態を生かした特色ある学校づくりを推進します。
(2)健やかな体を育てる教育の充実
体育の時間や体育的行事など、教育課程の工夫と部活動や授業間の休み時間等におけるスポー
ツの奨励による体力向上を図ります。また、健康教育や食に関する指導の充実など、基本的な生活
習慣の改善、定着を図るとともに、食育の観点から中学校給食の実施に向けた取組みを進め、健康
でたくましい児童生徒の育成に努めます。
(3)安全で快適な学校施設の整備
学校施設については、安心、安全で良好な教育環境を確保するため、校舎等の耐震化を推進する
ほか、生活スタイルの変化に応じたトイレの洋式化、児童生徒の机、いすの更新などを主とした整備
に努めます。
(4)学校再編整備の推進(重点)
「市立学校再編整備第二次実施計画」に基づき、児童生徒の教育環境整備を図るため、地域住民
の理解を得ながら、学校再編整備を進めます。また、学校の適正規模に関する今後の国の動向を
注視し、第二次実施計画の進捗や児童生徒数の推移等状況の変化を勘案しながら、適正な学校規
模による全体的な再編計画を検討します。
146
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 確かな学力をはぐくむ教育の推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
児童生徒
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
急激な社会の変化への対応を図るために、学習指導
要領に基づき、知・徳・体のバランスのとれた生きる力を
育成するとともに、社会の変化に対応できる子どもたち
の育成を図ります。
具体的には、児童生徒の学習に対する関心・意欲の
向上や個に応じた自力解決する力の育成を図るととも
に、郷土大牟田への関心を高めるようはぐくんでいきま
す。
【抱える問題やニーズ(現状)】
これからの社会は、知識基盤社会化、グローバル化が
進み、急激な変化が予想されます。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
H24年度の全国学力・学習
指標名① 児童生徒の授業の理解度(%)
目標値
74
76
78 状況調査での児童生徒の国
語、算数・数学の理解度が
実績値
76.0
算出式・ 全国学力・学習状況調査のアン
72%ですので、これを超える
ケートでの国語、算数・数学の授業
%
%
%
%
% 目標を設定しました。
考え方等 内容の理解度の割合
達成度
102.7
児童生徒の郷土大牟田への関心
目標値
-
90
90
児童生徒へのアンケートでの「子ど 実績値
-
77.6
85.0
達成度
-
目標値
90
指標名② 度(%)
算出式・
も大牟田検定」の取組を通した郷
考え方等 土大牟田への関心度の割合
少人数学級編制による学習意欲の
指標名③ 向上(%)
%
%
90
%
86.2
94.4
90
90
%
90
保護者・学校へのアンケートで、少
算出式・ 人数学級編制によって児童に学習 実績値 94.5 95.5 90.5
%
%
%
考え方等 意欲の向上が認められたと回答さ 達成度
105.0 106.1 100.6
れた割合
構成する事務事業
事務事業名
【これまでの成果とその要因】
所管課
指導室
2 学力向上推進事業
指導室
3
外国語学習推進事
業
指導室
4
ユネスコスクール交
指導室
流支援事業
●
5
子ども大牟田検定ス
指導室
テップアップ事業
6
少人数学級編制・少
学校教育課
人数授業推進事業
8
9
10
新規
田検定」の取組を通して郷土
大牟田に関心をもった割合
% 90%を毎年度維持すること
を目標とします。
年度ごとに対象児童は替わ
90 ることから、学習意欲の向上
を認めると回答された割合
90%を毎年度維持すること
% を目標とします。
重点 少人数でのきめ細やかな授業を推進したことや言語活動の充実に向け
た職員研修と授業改善を推進したことにより、授業の理解度が向上しまし
た。持続可能な開発のための教育(ESD)は、ユネスコスク-ル研修会とユ
ネスコスク-ル子どもサミットを開催し、九州管内及び全国のユネスコスク
-ル関係者と各学校の交流を推進しました。「子ども大牟田検定」は3年目
の取組でしたが、児童生徒の郷土への興味・関心を高めました。
1 教育研究事業
7
%
年度ごとに対象児童生徒は
90 替わることから、「子ども大牟
【残った課題とその要因】
学力の向上については、言語活動の充実による授業改善をさらに推進
するともに、小学校低学年から、基礎的基本的な知識や技能を活用する
● 能力を育成する取組を推進する必要があります。「子ども大牟田検定」は3
年を経過したため、マンネリ化を防ぐとともに、さらなる充実を図る必要が
あります。また、子ども大牟田検定では中学生の受検率を増やすよう各学
● 校の取組への指導助言が必要です。ユネスコスクールの交流について
は、市内はもちろん市外の学校との交流を計画的に実施できるように学校
へ指導・支援を行います。
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
大牟田市学力向上検討委員会を新たに設置し、小学校1~4年生の児童
の基礎的・基本的な知識及び技能の習得とそれらを活用する能力の向上
を図るための教材集(国語・算数)の作成と活用に取り組むとともに、授業
改善や家庭学習の充実に取り組みます。また、「子ども大牟田検定」につ
いては、大牟田の伝説・民話・近代化産業遺産群を盛り込んだ改訂版「子
ども検定ガイドブック」を作成し、小学校3年生以上の全児童生徒に個人用
として配布するほか、新たに上級編検定問題を作成して、中学生を中心に
希望者に挑戦させる等により、郷土愛のさらなる醸成を図ります。これらの
取組を進めることで、27年度目標の達成は可能と考えます。
147
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
【担当課 : 指導室
】
確かな学力をはぐくむ教育の推進
編・章・節
1
5
3
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 ユネスコスクール交流支援事業
市立の全小・中・特別支援学校は、ユネスコスクールとして持続発展教育(ESD)の充実に
取り組んでおり、児童生徒が自分の考えを発信できる力を身に付けたり、ESDの実践を共
有して各学校の取組を更に充実させたりするため、様々な国や地域のユネスコスクール加
盟校との交流や具体的活動を行っています。教育委員会は、その支援のため指導主事を
派遣します。また、年間を通して実践してきた内容を発表する「ユネスコスク-ル子どもサ
事業内容 ミット」を開催したり、各学校の実践を集めた事例集を作成・配布したりして各学校の交流を
図り実践の充実を図ります。
【活動指標と予定】
達成目標
児童生徒の発表会
・・・
ユネスコスクール実践事例数
・・・ 33
一般会計
予算額
款・項・目
9
1
3
事業名
事例
※予算書に記載している事業名
ユネスコスク-ル推進事業費
補正額
143 千円
当初予算額
財
1 回
前年度繰越額
国
県
起債
その他
(単位:千円) 源
内
訳
千円
千円
一般財源
143
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
【活動指標と実施状況】
【問題点・課題】
本市では、子どもサミットやユネスコスク-ル研修
児童生徒の発表会
・・・ 1 回 会等で、各学校の実践を交流しています。今後は、
社会教育施設や企業及びNPO等との連携を強化
達成状況 ユネスコスクール実践事
・・・ 33 事例 し、本市の取組をさらに充実させていくことが必要で
例数
す。
今後の方針
今後も引き続き、ユネスコスク-ル研修会やユネスコスク-ル子どもサミット等を通して、
全国のユネスコスク-ルや関係機関との連携・交流を推進していきます。また、更なる充実
のための新たな取組として、社会教育施設や企業及びNPO等との連携を強化し、本市や各
学校の「持続可能な開発のための教育(ESD)」の交流・促進を推進します。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
133 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
133
148
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
2
【担当課 : 指導室 】
確かな学力をはぐくむ教育の推進
編・章・節
5
3
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 子ども大牟田検定ステップアップ事業
児童・生徒が、大牟田の宝ものについて「子ども大牟田検定」ガイドブックを参考に学習し、希望者が
「子ども大牟田検定」に受検する機会を設けます。また、児童生徒が体力検定カードをもとに、日常的
に運動にチャレンジし、希望者が「体力検定」に受検する機会を設けます。また、児童生徒が学習した
大牟田の宝や運動を表現したDVDを作成し、市内外に発信します。
25 「子ども大牟田検定」ガイドブックや「体力検定」カードを作成・配布します。「子ども大牟田検定」
や「体力検定」をそれぞれ年2回実施して、正答数やクリアーした運動に応じて称号カードを贈りま
事業内容 年
度 す。
は
4~6月
7~9月
10~12月
1~3月
ガイドブックやカードの作成 第1回子ども大牟田検定(9 受検募集、検定問題・内容 第2回子ども大牟田検定(1
と配布、検定問題・内容の 月)
の検討
月)
検討、受検募集
第1回体力検定(6~7月)
第2回体力検定(12~1月)
児童・生徒が、大牟田のよさを改めて見直し大牟田市についての理解・興味を深め、我が郷土を愛
する心を育みます。また、児童生徒が体力向上に向け、継続的に運動に取り組むように育てます。
達成目標 【成果指標と目標】
児童生徒の郷土大牟田への関心度 ・・・ 90%
子ども大牟田体力検定への参加率 ・・・ 70%
一般会計
予算額
款・項・目
9
1
3
事業名
子ども大牟田検定事業費
補正額
1,100 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
国
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
1,100
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
「子ども大牟田検定」ガイドブックとカレンダ-を配布したことで、児童生徒の大牟田についての学習
が深まりました。カレンダ-は各学校や地区公民館に掲示したことで、保護者や市民への啓発を行い
ました。児童生徒から応募された問題を参考に検定問題を作成し、2回の検定を実施しました。1回目
は約4,650名、2回目は約4,610名が受検し、児童生徒の大牟田の宝についての理解・関心を高めるこ
取組実績 とができ、郷土学習への意欲も向上しました。H24年度のチャレンジカ-ドの活用状況や検定の実施
状況をもとに、チャレンジカ-ドと検定カ-ドを改訂し、市内の全児童生徒に配布しました。始業前の時
間や休み時間にチャレンジカ-ドの縄跳びの技に挑戦するなど、日常的な取組が進められています。
【成果指標と目標達成状況】
【改善・見直しの方向性】
児童生徒の郷土大牟田
・・・
への関心度
H25年度は、「子ども大牟田検定」ガイドブックを小学校3年
生に個人用として配布しました。ガイドブックを個人用として
配布することで、日常的な学習が行われやすく、受検率も増
加すると考えられます。また、本検定を始めて3年が経過した
ため、児童生徒が興味関心をもって主体的に取り組むことが
できるように、ガイドブックをさらに充実させたり、検定問題を
工夫したりします。体力検定は、「主要施策3健やかな身体を
育てる教育の充実」に位置づけて推進します。
達成状況 子ども大牟田体力検定
への参加率
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・
決算額
国
85 %
72 %
602 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
602
149
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
3
【担当課 : 学校教育 課】
確かな学力をはぐくむ教育の推進
編・章・節
5
3
-
区 分
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 少人数学級編制・少人数授業推進事業
小学校4年生までの学級を35人以下学級編制とし、学級規模の少人数化を推進することで、よりきめ
細やかな学習指導や生徒指導の充実を図ります。また、小学校5・6年生及び中学校において36人以
上の学級を有する学校に対し非常勤講師を派遣し、習熟度別・課題別等の少人数授業を推進すること
で、個に応じた学習指導を行い学力の向上を図ります。
25
年
事業内容 度
は
県の加配教員(指導方法工夫改善定数教員)を学級担任とする等により、小学校4年生までの学級を35人
以下の編制(少人数学級編制)とするとともに、県の加配教員の本来の役割である習熟度別・課題別授業を
行うための非常勤講師を派遣します。
小学校5・6年生及び中学校において36人以上学級を有する学校に対して、少人数授業のための非常勤講
師を派遣します(H25年度から)。
4~6月
7~9月
小学4年生以下の少人
数学級編制の実施、非
常勤講師の派遣
10~12月
1~3月
非常勤講師の活動状況 非常勤講師の活動状況 非常勤講師の活動状況
の把握
の把握
の把握、事業効果の検
証
児童・生徒の一人ひとりにきめ細やかな指導が行き届くことにより、児童・生徒の学習意欲
が向上し、発言・発表の機会の増加等につながり、授業に集中する落ち着いた学習環境が
整備されます。
達成目標 【成果指標と目標】
少人数学級編制による学習意欲の向上 ・・・
・・・
少人数授業による学習意欲の向上
一般会計
予算額
款・項・目
9
1
3
事業名
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
県
90 %
90 %
※予算書に記載している事業名
少人数学級編制・少人数授業推進事業費
補正額
千円
22,000 千円
前年度繰越額
千円
起債
その他
一般財源
22,000
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
4月当初の小学校の学級編制において、小学校4年生までの全ての学級を、指導方法工夫改善教員
(加配教員)を担任とすることで35人以下学級編制としました。これに伴い、1年生で6学級、2年生で3
学級、3年生で4学級、4年生で2学級の学級増加となりました。対象学校数は11校でした。また、小学
取組実績 校においては、加配教員を担任とした8校と、5・6年生で36人以上学級を有する学校5校に非常勤講師
を派遣し、少人数授業の推進を行い、個に応じた指導の充実に努めました。中学校においても、36人
以上の学級を有する学校4校5学年に対し非常勤講師を派遣し、きめ細やかな指導の充実により学力
の向上を図りました。
達成状況
【成果指標と目標達成状況】
【改善・見直しの方向性】
少人数学級編制による学
習意欲の向上
・・・ 90.5 %
少人数授業による学習意
欲の向上
・・・ 88.5 %
・5年生での学級規模拡大の影響について調査します。
・小学校6年生まで、または、中学校3年生までの35人以下学
級編制の課題等について研究を行います。
・講師確保の手法について検討します。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
次年度への繰越額
22,796 千円
県
起債
22,700
150
その他
千円
一般財源
96
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 健やかな体を育てる教育の充実
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
児童生徒及びその保護者
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
知・徳・体のバランスのとれた「生きる力」をはぐくむた
めに、課題である柔軟性の改善に向けた運動習慣の定
着化、及び食育の推進等を通じた生活習慣の改善や中
【抱える問題やニーズ(現状)】
学校給食の実現を図ることで、児童生徒の健やかな体
小学5年生、中学2年生を対象とした「全国体力・運動能 を育てます。
力、運動習慣等調査結果」において、小・中学生ともに体
力及び肥満・痩身傾向児の出現率は概ね平均的ですが、
長座体前屈(柔軟性)や朝食の摂取・睡眠時間等に課題
が見られます。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
指標名① 運動の実施状況(%)
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
「全国体力・運動能力、運動習
目標値
60.0
61.0
62.0
週3日以上運動やスポーツを実 実績値
算出式・
施している小・中学生の割合
考え方等
達成度
(学校の体育の授業を除く)
59.6
57.6
57.0
99.3
94.4
91.9
指標名② 朝食の摂取状況(%)
目標値
86.5
88.5
90.5
算出式・ 朝食を毎日食べている小・中学 実績値
考え方等 生の割合
達成度
84.8
82.5
78.1
98.0
93.2
86.3
指標名③ 中学校給食の進捗率(%)
目標値
20.0
40.0
60.0
80.0 100.0 度の実施までを100%の目標値
算出式・ 中学校給食の検討から実施ま
考え方等 での進捗率
実績値
20.0
40.0
60.0
(各年次20%)とし、当該年度の
計画に対する進捗状況を実績
% 値として設定しました。
構成する事務事業
事務事業名
1 食育推進事業
%
%
%
%
%
%
63.0
%
%
92.5
%
%
%
達成度 100.0 100.0 100.0
64.0 慣等調査結果」における全国平
均値(H21年度:58%)に向上率
(毎年1ポイント)を加えて設定し
% ました。
大牟田市食育推進計画に掲げ
92.5 る同割合を目標値(H26年度:
92.5%以上)として設定しまし
た。(実績値:「全国体力・運動
% 能力、運動習慣等調査結果」)
H23年度の検討段階からH27年
%
【これまでの成果とその要因】
所管課
学務課
2
中学校給食推進事
業
学務課
3
小学校給食実施事
業
学務課
4 体力向上推進事業
指導室
5 健康教育推進事業
指導室
重点 改訂したチャレンジカードと検定カードを活用して、児童生徒が休み時間等に体を
動かすようになり、日常的な運動につながってきています。また、学校における栄養
● 指導や早寝早起き朝ごはん運動に資する食育研修会等の取組を通じて、食の重要
性等を児童生徒やその保護者へ指導・啓発を行ってきました。これらの地道な取り
組みにより一定の成果はあるものの、成果指標①②の年度目標は少しずつ低下し
● ています。
また、中学校給食については、関係課との連携のもと、給食センター等の基本設
計・実施設計の作成、建築に係る法定手続き、年度内の工事着工を計画どおり行
いました。
【残った課題とその要因】
7
運動している小中学生の割合は、福岡県平均より高く、全国平均よりや
や低くなっており、今後とも、取組の改善工夫が必要です。また、朝食を毎
日食べている本市の小中学生の割合は、全国や県内の平均値と比較して
やや低い水準にあり、これには子どもや保護者の事情など様々な要因が
考えられますが、朝食を摂取する必要性を理解してもらうことが必要です。
中学校給食については計画どおり進捗しています。今後は、H27年4月か
ら給食が円滑に実施できるよう、運営体制の整備など、着実に諸準備を進
めていく必要があります。
8
9
10
新規
6
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
チャレンジカードと検定カードをさらに改善していき、健康な生活を送ろうとする意
識を持たせることで、目標達成につなげていきます。また、朝食を毎日食べている
小中学生の割合を向上させていくには、子どもたちへの指導は勿論のこと、その保
護者へ朝食の重要性等をより一層啓発していくことが必要であり、早寝早起き朝ご
はん運動に資する講演会等の内容を改善工夫するとともに、学校、家庭、地域の連
携を強化しながら食育の取り組みを充実していくことで目標の達成につなげていき
ます。中学校給食については、引き続き関係課との連携を図りながら施設整備を進
めていくとともに、給食の実施に係る運営面等について、庁内の中学校給食検討委
員会や学校関係者等で構成する同準備委員会等で検討・協議を行い、H27年4月
から給食が円滑に実施できるようにします。
151
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
1
【担当課 : 学務 課】
健やかな体を育てる教育の充実
編・章・節
5
3
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
事 業 名 食育推進事業
①食育推進モデル校を設置し、体験活動等を通じた食育の推進を図ります。
②学校給食における地場産物の使用促進を通じた食育の推進を図ります。
③学校給食週間等の取組みを通じた食育の推進を図ります。
④早寝早起き朝ごはん運動を通じた食育の推進を図ります。
25 食育推進モデル校の設置、体験活動等の実践と活動内容の発信、地場産物を活用した献立の
事業内容 年 研究、食育だより等の発行、給食試食会の開催、食育推進人形劇の開催、食育啓発ポスター展の
度
開催、料理教室の開催、早寝早起き朝ごはん講演会等を開催します。
は
4~6月
7~9月
10~12月
食育推進モデル校の設置、食 早寝早起き朝ごはん講演会の 関係団体等との協議、食育だ
育だより等の発行
開催、地場産物を活用した献 より等の発行
立の研究、子ども料理教室の
開催、食育人形劇の開催
1~3月
食育モデル校の実践発表と活
動内容の発信、給食ポスター
標語展、給食試食会の開催、
食育だより等の発行
食育に関する様々な体験等を通じて、食育に関する知識と食を選択する力を習得し、健全
な食生活を実践することができる子どもたちの育成を図ります。
達成目標
一般会計
予算額
【成果指標と目標】
地場産物使用割合(品目ベース)
朝食を毎日食べさせる意義の理解度
款・項・目
9
2
1
事業名
国
※予算書に記載している事業名
食育推進事業
補正額
669 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
・・・ 47 %
・・・ 100 %
前年度繰越額
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
669
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
①三池小学校を食育推進モデル校に指定し、地域との連携による野菜栽培や味噌作り体験等を実
践するとともに、拡大校内研修会(公開授業や研究協議会)を開催しました。また、その研究成果を
リーフレットに取りまとめ、市内各学校へ情報発信しました。②学校給食に市内で生産された青果物が
使用できないか、JA等関係機関・団体や庁内関係課と協議を行っておりますが、地場産物の使用割合
取組実績 は38.9%でした。また、地場産物を活用した献立の研究を行い、新たに1献立を導入しました。③学校
給食週間を開催し、給食試食会や子ども料理教室、ポスター標語作品展等を実施するとともに、食育
人形劇を保育所等で4回開催しました。④小学校PTA連合会(小P連)家庭教育委員会と連携を図り、
早寝早起き朝ごはん運動に資する食育研修会(料理の実演講習)を開催しました。その際の保護者ア
ンケートで、朝食を毎日食べさせる意義の理解度は98%でした。
【成果指標と目標達成状況】
地場産物使用割合
・・・ 38.9%
(品目ベース)
達成状況 朝食を毎日食べさ
98%
せる意義の理解度 ・・・
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
【改善・見直しの方向性】
・地場産物の使用割合を高めるため、課題である安定供給、
低価格、統一規格等について、JA等関係機関・団体等と連
携・協議しながら、課題解決に向け取組を進めていきます。
・朝食を毎日食べさせる意義やその重要性を多くの保護者に
理解してもらうための取組をPTA連合会と連携しながら進め
ていきます。
623 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
623
152
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
健やかな体を育てる教育の充実
編・章・節
2
事業名
事業内容
達成目標
5
3
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
中学校給食推進事業
文部科学省公表の全国公立中学校における完全給食率は81.6%です。また、今般の社会
情勢の変化や家庭の諸事情、さらには食育基本法の改正に見られるような食育等の観点
から、中学校給食への要望はこれまで以上に高まっており、その早期実現が強く求められ
ています。このような現状や食育の重要性を踏まえ、H27年4月の中学校給食実施に向け
取り組みを進めます。
中学校給食センター建設等に係る基本設計・実施設計を作成するとともに、旧諏訪小学
校跡地に同センターを建設するため、用途地域に関する建築許可などの法定手続きを行
います。また、給食センター建設に係る各種工事等の入札手続きを行い年度内に着工する
などの取り組みを進めていきます。
・基本設計、実施設計を作成します。
・旧諏訪小学校跡地に中学校給食センターを建設するため、用途地域に関する建築審査
会の許可等、法定手続きを行います。
・入札手続きを行い、給食センター建設工事等に着手します。
【25年度進捗目標】
総合評価方式等により建設業者を決定し、工事等に着手する段階までを年度目標とし、全
体計画における進捗率は60%とします。
一般会計
予算額
【担当課 : 学務 課 】
款・項・目
9
3
3
事業名
中学校給食共同調理場建設事業費
補正額
450,071 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
県
起債
その他
426,100
千円
千円
一般財源
23,971
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
・関係課と連携しながら基本設計、実施設計を10月末で完了しました。
・旧諏訪小学校跡地に給食センターを建設することについて、建築審査会で建築許可の同
意が得られ、その後、建築許可を受けました。
取組実績 ・給食センター新築工事、空調設備工事に係る請負契約締結議案及び厨房機器に係る財
産の取得議案について議会の議決を経て、3月に契約を締結しました。また、その他の電
気設備工事、衛生設備工事等についても3月に契約締結を行い、年度内に給食センター建
設工事に着手しました。
【目標達成状況】
取り組むべき事業内容を実施しまし
たので、全体計画における進捗率は
達成状況 60%とします。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
【進捗状況の分析】
給食センターの基本設計・実施設計の作成、法定
手続き、建設工事等の着工という年度目標を達成
することができました。これは中学校給食実施方針
及び基本構想で示したスケジュールに沿ったもの
で、関係課との連携のもと計画どおりの進捗が図ら
れたものと考えます。
288,144 千円
県
次年度への繰越額
起債
259,200
153
その他
千円
一般財源
28,944
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 安全で快適な学校施設の整備
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
学校施設
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
H27年度までに学校施設全体の耐震化を完了し、児
童・生徒等の学校における安全性を確保します。
H27年度に2クラス増が見込まれる大牟田特別支援学
【抱える問題やニーズ(現状)】
校で不足する施設や老朽している施設について、隣接
学校は、児童生徒が一日の大半を過ごす活動の場であ する天道小学校跡の施設を活用して整備します。
り、災害時には応急避難場所としての役割を果たすことか
ら、施設の安全性の確保は極めて重要です。良好な教育
環境を確保するために施設の耐震化や整備改修が必要
です。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
指標名① 耐震化率(%)
目標値
65.3
70.2
77.8
市立学校における全体棟数に
算出式・
対する耐震性がある建物の割
考え方等
合
実績値
65.3
75.4
82.4
指標名② 旧天道小の施設改修率(%)
目標値
-
-
算出式・ 特別支援学校に隣接する天道小学校 実績値
跡の施設のうち特別支援学校の施設と
考え方等 して活用するものを改修した割合
達成度
-
-
構成する事務事業
事務事業名
学校施設耐震化推
1
進事業
%
%
%
達成度 100.0 107.4 105.9
%
-
%
0.0 100.0
100.0
%
-
85.7 100.0 H27年度までに耐震化を
完了する予定です。
%
%
%
-
活用する施設(校舎、体
育館、プールの3施設)の
すべてを改修することを
もって達成とします。
%
100.0
【これまでの成果とその要因】
耐震化推進事業は、計画通り進んでいます。
所管課
特別支援学校整備事業(旧天道小学校跡地活用)は、H25年度、
総務課
● H26年度の2か年の計画としていましたが、国の経済対策による有
利な財源を活用できたことで、H25年度に整備を終えることができ
学校施設・設備改修
2
総務課・学務課 ました。
事業
特別支援学校整備事業
3 (旧天道小学校跡地活用) 総務課
重点
●
7
【残った課題とその要因】
学校施設の耐震化は計画通り進んでいますが、今後は非構造部
材の耐震化も必要となっています。
学校施設全体のうち建設してから20年以上経過したものが
88%、30年以上経過したものが69%と施設の老朽化が進んでいる
ので、計画的な長寿命化改修に取り組む必要があります。
また、近年の夏季の暑さの中、児童生徒の健康管理と学習環境
向上の観点から、議会決議があっている普通教室へのエアコン設
置に係る計画を策定する必要があります。
8
9
4
5
6
10
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
学校再編予定校の施設のうち2棟については、H28年度、H29年
度に改築を予定していますので、それらを除くとH27年度末に耐震
化が完了する見込みです。
11
新規
154
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
安全で快適な学校施設の整備
編・章・節
1
事業名
【担当課 : 総務 課 】
5
3
-
区 分
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
学校施設耐震化推進事業
学校施設は、児童生徒等が一日の大半を過ごす活動の場であり、非常災害時には応急
避難場所としての役割を果たすことから、その安全性の確保は極めて重要です。
学校施設のうち、S56年施行の現行耐震基準以前に建設(着手)された校舎等について、
計画的に耐震化及び外壁等改修を行い、児童・生徒等の安全を確保します。
事業内容 ※耐震化:耐震診断を実施し、Is値0.7 未満の場合、補強等工事を実施すること。
H25年度は、H24年度に行った6校10棟の耐震2次診断の結果に基づいて、建物構造体の
耐震化工事と外壁等改修工事を行います。外壁等改修工事は耐震2次診断を行った全棟
で行い、耐震化工事は耐震性能Is値が0.7未満の3校3棟で行います。また、新たに6校10棟
の耐震2次診断及び実施設計を行います。
H24年度に実施した6校10棟の診断結果により、3校3棟(平原小、高取小、白光中)の耐震
補強工事を行います。
6校10棟(玉川小、中友小、白川小、三池小、銀水小、勝立中)の耐震診断及び診断結果
達成目標 に基づく耐震補強実施設計を行います。
【25年度進捗目標】
学校施設全体の耐震化率は77.8%(98棟/126棟)となります。
※耐震化率は閉校となる天道小の建物を特別支援学校に含めています。
一般会計
予算額
款・項・目
9 2・3 3
事業名
耐震化事業費(小・中)
補正額
373,000 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
国
県
起債
134,626
その他
-323,100 千円
323,100 千円
一般財源
237,400
974
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
H24年度に実施設計を行った3校3棟(平原小、高取小、白光中) の耐震化等工事を行いました。
取組実績 6校10棟(玉川小、中友小、白川小、三池小、銀水小、勝立中)の耐震2次診断の結果、6棟は耐震基
準を満たしていませんでしたので、耐震補強等の実施設計を行いました。
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
学校施設全体の耐震化率は82.4%(103 学校施設については、国からH27年度までに耐震化を
棟/125棟)となりました。
完了するよう求められています。本市では、耐震化優先
度調査の結果、地震の強い振動・衝撃で倒壊し、又は崩
※耐震化率は、耐震基準を満たしていると 壊する危険性が高いと推定される施設から、順次、耐震
判明した4棟と、別事業で耐震化工事を行 2次診断、実施設計、耐震化等工事を行っています。
なった1棟を含めています。
S56年施行の現行耐震基準以前に建設(着手)された
達成状況 ※閉校となった天道小の体育館を特別支 校舎等はH26年3月現在で60棟あります。これらの施設
援学校で使用することとしたため、従来か については、H20年度からH27年度までに計画的に耐震
らの特別支援学校体育館を解体しました。 化を行うこととしています。H25年度までに44棟の耐震2
これにより総棟数が1棟減りました。
次診断を行ったところ、30棟は耐震基準を満たしていま
せんでした。このうち24棟についてはH25年度までに耐震
化工事を行い、6棟についてはH26年度に耐震化工事を
行う予定としています。
事業は計画通り進んでいます。
決算額
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
304,771 千円
国
県
次年度への繰越額
起債
111,743
191,100
155
その他
千円
一般財源
1,928
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点)
施策名
番号
安全で快適な学校施設の整備
編・章・節
2
事業名
【担当課 : 総務 課 】
5
3
-
区 分
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
特別支援学校整備事業(旧天道小学校跡地活用)
H24年度で閉校となった旧天道小学校の施設全体を特別支援学校で活用することによっ
て、手狭となっていた校舎問題等を解決し教育環境等を整備します。
事業内容
H25年度は、校舎の耐震2次診断及び実施設計を行います。
校舎1棟の耐震2次診断を行うとともに、旧天道小学校施設全体を特別支援学校として使
用できるよう実施設計を行います。
達成目標
【25年度進捗目標】
耐震2次診断、実施設計を行います。
一般会計
予算額
款・項・目
9
4
2
事業名
学校建設事業費
補正額
14,460 千円
当初予算額
財
前年度繰越額
国
(単位:千円) 源
県
起債
0
(52,719)
内
訳
※予算書に記載している事業名
その他
14,100
(93,300)
-14,460 千円
164,500 千円
一般財源
360
(18,481)
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
H25年度に耐震2次診断と実施設計を行い、H26年度に工事を行う2か年の計画でした
が、H24年度の国の経済対策による有利な財源を活用できたことから、工事まで完了しまし
た。
【目標達成状況】
工事まで完了しました。
【進捗状況の分析】
工事をH25年度に前倒しして実施し完了したこと
で、1年早く教育環境を整備することができました。
達成状況
決算額
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
次年度への繰越額
160,414 千円
国
県
起債
51,407
89,400
156
その他
千円
一般財源
19,607
2.重点的に取り組んだ施策
施策名 学校再編整備の推進
施策の目的
【誰が・何が(対象)】
市立学校
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
21世紀を生きる児童生徒の学校教育環境整備を図る
ため、長期的展望に立ち、責任ある教育行政の確保の
観点から学校の小規模化に対応した学校再編整備を行
います。
【抱える問題やニーズ(現状)】
児童生徒数の変化により複式学級編制への対応や学
習活動への特別な工夫を要する小規模校が増加するな
ど解決すべき課題が生じています。
施策の成果指標とその目標・実績値
指標等
23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 27年度目標値の設定理由
再編校の児童・生徒、保護
指標名① 教育環境向上の満足度(%)
目標値
80.0
80.0 者、教職員に対しアンケート
を実施し、各再編後の教育
各再編毎の再編校アンケートで 実績値
95.9
算出式・
環境の向上の成果を把握し
「教育環境」が向上したと答えた
%
%
%
%
% ます。
考え方等
人の割合を80%以上とします。 達成度
119.9
指標名② 再編による新校の開校数
目標値
1
算出式・ 小学校2校、中学校3校を再編
考え方等 し、新校2校を開校します。
実績値
1
構成する事務事業
事務事業名
達成度
%
%
%
100.0
天道・笹原小を再編し、H25
-
1 年4月に新校を開校します。
%
また、右京・船津・延命中を
再編し、H27年4月の新校開
% 校を目指します。
【これまでの成果とその要因】
第二次実施計画では、天道・笹原小学校再編後のアンケートで、
所管課
「教育環境」が向上したと答えた人の割合が、目標の80%を上回る
学校適正規模・適正配置
1 に向けた再編計画の策定 学校再編推進室 ● 95.9%と、おおむね再編について肯定的に捉えられていました。ま
た、右京・船津・延命中学校再編に向け、学校再編協議会を設置・
小規模特認校制度の円
2 滑な実施と状況把握【上 学校教育課
運営しました。上内小学校では、H24年度に導入した小規模特認
校制度を引き続き実施しました。
内小学校】
学校再編整備推進事業
適正規模・適正配置は、検討委員会の答申内容説明会を実施
3 【右京・船津・延命中学 学校再編推進室 ● し、再編に伴う諸課題について全庁的な協議を行って、H26年3月
校】
に計画を策定し、公表しました。
4
重点
8
【残った課題とその要因】
第二次実施計画に基づき、右京・船津・延命中学校の再編、上
官・大牟田小学校の再編を推進します。上内小学校については、
10名の小規模特認校制度利用者がありましたが、複式学級の解消
には至りませんでしたので、今後も同制度を周知するとともに、複
式学級編制の児童への影響について課題整理を行う必要がありま
す。
また、適正規模・適正配置計画について周知を行い、同計画に基
づく再編準備を進める必要があります。
9
5
6
7
10
11
12
新規
【27年度目標の達成見込みとそのための方策】
第二次実施計画については、H25年4月に天の原小学校を開校
し、H27年4月の右京・船津・延命中学校の再編準備を進めており、
計画通り順調に進んでいます。
H26年度は、右京・船津・延命中学校の再編準備を継続するとと
もに、H28年4月の上官・大牟田小学校の再編整備に向け、学校再
編協議会を設置して準備を進め、上内小学校については、当面は
複式学級の実施状況を検証しながら、課題解決に向け学校との協
議を進めます。
また、市立学校適正規模・適正配置計画を周知し、同計画に基づ
く再編準備を行います。
157
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点) 【担当課 : 学校再編推進 室 】
施策名
番号
学校再編整備の推進
編・章・節
1
事業名
5
3
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
学校適正規模・適正配置に向けた再編計画の策定
全市的な小中学校の適正規模・適正配置について検討し、学校再編整備第二次実施計
画後の学校再編計画を策定します。
事業内容
H25年度は、学校適正規模・適正配置検討委員会の答申を受け、小中学校の適正規模・
適正配置に向けた再編計画を策定します。
学校適正規模・適正配置検討委員会の答申内容を尊重した再編計画を策定し、計画の
周知を行います。
達成目標
【25年度進捗目標】
学校適正規模・適正配置に向けた再編計画策定の進捗率…100%
一般会計
予算額
款・項・目
9
1
2
事業名
学校再編整備事業費
補正額
543 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
543
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
学校適正規模・適正配置検討委員会の答申内容説明会を小学校17校で実施し、庁内で
学校再編に関する課題について協議を行った上で、検討委員会の答申内容を尊重した再
編計画を策定し、公表しました。
【目標達成状況】
学校適正規模・適正配置に向けた再
編計画策定の進捗率:100%
達成状況
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
【進捗状況の分析】
学校適正規模・適正配置検討委員会の答申内容
説明会を小学校17校で実施し、保護者や地域の意
見を聴取しました。また、庁内で学校再編に伴う諸
課題について協議を行った上で、検討委員会の答
申内容を尊重し、26年3月に「大牟田市立学校適正
規模・適正配置計画」を策定し、計画を公表しまし
た。
314 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
314
158
3.重点的に取り組んだ施策を構成する事務事業(重点) 【担当課 : 学校再編推進 室 】
施策名
番号
学校再編整備の推進
編・章・節
2
事業名
5
3
区 分
-
重点施策 ・ 新規 ・ 継続
学校再編整備推進事業【右京・船津・延命中学校】
右京・船津・延命中学校再編協議会(仮称)を設置・運営し、新校開校のために必要な事
項の協議を行います。
事業内容
学校再編協議会で校名案、通学路の安全対策、新校の施設整備等について協議を行い
ます。
学校再編協議会からの答申を受け、新校の校名を決定します。
また、通学路の安全対策、新校の施設整備について、学校再編協議会から関係機関に
要望を行います。
達成目標
【25年度進捗目標】
右京・船津・延命中学校の再編の進捗率…50%
一般会計
予算額
款・項・目
9
1
2
事業名
学校再編整備事業費
補正額
457 千円
当初予算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
国
※予算書に記載している事業名
前年度繰越額
県
起債
その他
千円
千円
一般財源
457
◇ ◇ ◇ 達 成 状 況 ◇ ◇ ◇
取組実績
学校再編協議会を設置・運営して新校開校に必要な事項の協議を行い、通学路の安全
対策、施設整備について、学校再編協議会から関係機関に要望を行いました。
また、学校再編協議会からの校名案の答申を受け、新校の校名を決定しました。
【目標達成状況】
【進捗状況の分析】
右京・船津・延命中学校の再編の進捗 第二次実施計画に基づき、学校再編協議会を設
率:50%
置・運営して再編準備を進め、新校名(宅峰中学
校)の決定、通学路の安全対策、施設整備に関す
達成状況
る要望事項の取りまとめ及び関係機関への要望書
の提出を行いました。
決算額
財
(単位:千円) 源
内
訳
決算額
国
427 千円
県
起債
次年度への繰越額
その他
千円
一般財源
427
159
4.部の行政資源(平成25年5月1日現在) (1)職員数
教育委員会 事務局
市職員総数(b)
1,068 人
嘱託員
再任用
職員(a)
83.5 人
職 員 総 数 臨時職員
16.8 人
業務委託者
70 人
職 員 比 率
(a/b)
約
0 人
0 人
合 計
170.3 人
7.82 %
(2)予算規模
一般会計
2,166,870 千円 平成25年度 特別会計 (名称: 会計)
予算額
千円 人件費 ※人件費は職員・嘱託・臨職等ごとに設けるモデル額で算出
829,330 千円 一般会計
2,434,612 千円 平成25年度
決算額
特別会計 (名称: 会計)
千円
160
平成 25年度 部局運営方針の達成状況
平成 26年8月発行
〒836-8666 福岡県大牟田市有明町 2 丁目 3 番地
大牟田市企画総務部総合政策課
TEL:
(0944)41-2501
FAX:
(0944)41-2552
http://www.city.omuta.lg.jp/
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