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Semflex-LP 一般技術説明用 資料
西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 1/24 ピンラック式 ピンラック式ゲート駆動装置 ゲート駆動装置 Semflex-LP シリーズ 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 目次 項 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17-1. 17-2. 17-3. 17-4. 17-5. 17-6. 17-7. 17-8. 17-9. 17-10. 18. 項目 Semflex-LP シリーズの製品体系について 製品の形式表記方について 基本構造について サーボ制御とは Semflex-LP シリーズの特徴 Semflex-LP シリーズ 基本仕様 「ダム堰施設技術基準」 準拠に関して 主な設計諸元 ピンラックおよび周辺部品の寸法および諸元 ピンラックおよび周辺部品寸法図 電動機仕様 制御装置部 基本仕様と詳細 制御装置 操作盤面 制御装置 筐体仕様 塗装 標準仕様 アナログ開度計について Semflex-LP20S 外形図 Semflex-LP30S 外形図 Semflex-LP50S 外形図 Semflex-LP75S 外形図 Semflex-LP100S 外形図 Semflex-LP20W 外形図 Semflex-LP30W 外形図 Semflex-LP50W 外形図 Semflex-LP75W 外形図 Semflex-LP100W 外形図 Semflex-LP シリーズ 発注仕様書 MEMO: シリーズ 発注仕様書」にご記入 MEMO: ご発注時にはP30に添付の「Semflex-LP : いただくと便利です。 版 V 1.01 2006/09/19初版 ページ 2 2 3 4 5 6 6 7 8 9 10 11 12 13 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 2/24 1.Semflex-LP シリーズの シリーズの製品体系について 製品体系について 図1.Semflex-LP 構成図 制御装置 標準形 W型の場合 (追加) 制御装置 ラックカバ 連結シャフト Semflex -LP ハンドル 図2.製品体系図 カップリングx2 架台 ピンラック アナログ開度計付 ダム堰 対応形 ユビキタス 対応 ゲートマスタ アナログ開度計付 標準ハンドル ハンドル S形 右回転開(上昇) 高速ハンドル (シングル 標準ハンドル ハンドル アーム) 機構部 右回転閉(下降) 高速ハンドル (ダム堰 標準ハンドル ハンドル 対応型) W型 右回転開(上昇) 高速ハンドル (ダブル 標準ハンドル ハンドル アーム) 右回転閉(下降) 高速ハンドル 別売 ①ピンラック(長さ指定) ②ラックカバ(長さ指定) オーダ ③連結シャフト(長さ指定) ④カップリングx2 部品 ⑤連結架台 ⑥ピンラック用連結金具類 (1)製品体系を図2に示します。多様な製品 群から最適な機種を選定いただけます。 (2)機構部の標準型は、ダム堰設計基準(案)に全て準拠していますが、制御部の「標準形」は、 一般に必要な機能に絞り込んだものとし、同基準を網羅したものを「ダム堰対応形」としています。 (3)Semflex-LP Semflex-LP シリーズは、制御装置と機構部が一体の製品で、いずれか一方の個別販売 シリーズ は、品質保証上、行えませんので、ご理解ください。 (4)ご用途、適用場所によって、異なる部品類は「別売オーダ部品」と して個別にご用命ください。 2.製品の 製品の形式表記方について 形式表記方について Semflex-LP シリーズは、豊富なオプションを準備しています。下記の形式記号で内容を判 シリーズ 別できますので、下記に従って正確な形式をご指定ください。 なお特殊仕様をご希望のお客様は、前もって当社営業担当と、その製作の可否を打ち合わせ の後いただき、別途仕様書でご指示いただくことになります。 図3.形式表記法について 固定表記部 (注)Semflexは西部電機㈱の取得した登録商標です。 R Semflex-LP50SS-SS-T 50SS-SS-T 形式表記の例 共通の商標 その他に特殊仕様がある場合最後に「T」 と明記ください。事前の詳細打ち合わせが 必要です。(別仕様書で指示ください。) LP:シリーズ名表記 (L Linear P Pinlack) ハンドル回転速度の表記 最大吊り下げ荷重の表記 (KNの表示)で 下記5種類から選択 20 ← (2ton) 20 30 ← (3ton) 30 50 ← (5ton) 50 75 ←(7.5ton) 100 ← (10ton) アーム数の表記 S:シングルアーム W:ダブルアーム S:標準型 H:高速型 ハンドル回転方向の表記 S:標準:右回転 開(上昇) L:非標準:右回転 閉(下降) 制御装置種別の表記 アナログ 環境条件仕様 開度計 屋内 屋外 無し S O 標準形 有り U W 無し - D ダム堰対応形 有り - V 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 3/24 3.基本構造について 基本構造について Semflex-LP方式 Semflex-LP方式( 方式(新方式) 新方式) 制御装置部 制御装置部 操作盤面 外部 出力 電源 入力 過トルク 防止 装置 手動 ハンドル 出力ギア PLC インダクション モータ 自重降下 クラッチ サーボ ドライバ サ ー ボ ア ン プ 保持用 ブレーキ (無励磁 作動) 従来方式 自 重 サーボ 降 モータ 下 レ バ 差動 減速機2 差動 減速機1 位置 センサ ピン ラック 図4.Semflex-LP 基本構造図 ねじギア ねじギア 自重降下 調速機 開度 表示計 自 重 降 下 レ バ 過トルク 防止 装置 手動 ハンドル 位置決め 位置決め用 リミットスイッチ 出力ギア ピン ラック トルク スイッチ 図5.従来の方式の基本構造(当社のLPMシリーズの例) Semflex-LP方式 Semflex-LP方式( 方式(新方式) 新方式)の構造と 構造と効用 図4に当シリーズの基本構造図を示します。従来方式(図5)に比し、積極的な新技術の採用 により、大変シンプルな構造を実現することができました。具体的には、以下の3つの新技術の 採用の成果です。 (1)サーボ制御 サーボ制御 制御 モータ自身の回転位置、回転速度、回転トルクを常時把握しながら(フィードバック)制御する技 術で、従来の様に機械式のリミットスイッチの必要がなくなりました。従って、位置決め用リミット スイッチや機械式トルク検出器、機械式開度表示器が電子式に置き換わり、主として機械系機能 が電子化され、シンプルになりました。サーボ制御に関する説明は次頁をご参照ください。 (2)シーケンサ シーケンサ 表示盤面のランプや押しボタンの制御や、開度表示、動作位置や速度、トルク等のサーボ制御 装置への指令、外部への信号出力等を一括して行います。従来は機械式機構、リレーやシンク ロ、を使用していたところが、電子制御に変わり、主として制御系機能が電子化され、シンプルに なりました。従来の煩わしいリミットスイッチの調整作業等が大幅に簡素化されます。 表1 新技術採用と機能の実現手段の変更 (3)差動方式減速機 差動方式減速機 Semflex-LPシリーズ 従来は何段にもわたる平歯車や傘歯車の組み合わ 従来機種機能 技術的革新 せにより、いろいろな機能を実現してきましたが、当 位置決め用 位置センサ 電子式 シリーズはコアキシャル(同心)な一体型差動減速機 リミットスイッチ 機械式 位置センサ を全面採用いたしました。当減速機は一般産業用とし 開度表示計 機械式 電子式 液晶デジタル表示 てタフで高精度であることが、長年の実績で検証され 自重降下 サーボモータ 電磁式 機械式 ているものです。この採用により、機械系構造がシン 調速機 回生制動 プルになり、ギアボックスの体積が飛躍的に小さくな 過トルク サーボモータに 機械式 て過トルク検出 電子式 スイッチ り、設置スペースの縮小や潤滑油等の節源が可能に 自重降下用 切り離し無しで 機構改善 機械式 なりました。 クラッチ 自重降下 で不要化 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 4/24 4.サーボ制御 サーボ制御とは 制御とは 図6.サーボドライブの サーボドライブの制御構成図 位置 指令 装置 位置指令 + 位置 制御 速度指令 + - - 速度 制御 トルク指令 + - 電流 検出 電流 制御 トルクフィードバック 速度フィードバック 位置フィードバック 位置 検出器 サーボ モータ インター フェース サーボアンプ サーボ制御 サーボ制御の 原理・構成と 構成とメリット 制御の原理・ サーボ制御とは、常時「指令値と現在値を比較して、その誤差を「ゼロ」にすべく、フィードバック 制御を行う上図の様な制御システムのことをいいます。この様なシステムでは、指令した通りに 機械(制御対象)が、忠実に追従しているか確かめて、誤差(ズレ)があれば制御内容を変えて、目 標に到達するように補正を繰り返します。 制御の流れに注目すると、誤差→現在値→誤差と、ループが閉じているため、クローズドルー プ(Closed Loop)とも呼ばれます。反対にフィードバックのない方式は、オープンループ(Open Loop)と呼ばれ、従来のリミットスイッチと摩擦ブレーキを使う位置決め方式がこれに当たります。 ACサーボシステムでは、サーボモータに取付けられたエンコーダからのパルス信号やサーボ モータの電流を検出して、サーボアンプにフィードバックすることにより、機械を指令通りに制御し ます。このフィードバックには、一般的に次の3つのループがあります。 位置ループ 位置ループ:位置検出器により作られる位置フィードバック信号により、位置制御するループ。 ループ 速度ループ 速度ループ:速度検出器により作られる速度フィードバック信号により、速度制御するループ。 ループ 電流ループ 電流ループ:アンプの電流から作られる電流フィードバック信号により、トルク制御を行うループ。 ループ この様なサーボ制御技術は、工作機械や産業用ロボット等に古くから(約40年前)多く使われ、 また近年コンピュータ技術の進歩により、上記のループ内にこのコンピュータを組込み、リアルタ イムに複雑な演算をすることで、飛躍的な機能や動作性能の向上を計れるようになりました。 これらの進歩に伴い、使用台数が飛躍的増加し、今や信頼性も高く、コストパフォーマンスの高 い、汎用技術に育っています。 今回、当社Semflex-LPシリーズに、ゲート開閉機業界初めて、上記サーボ制御技術を全面的 に採用いたしました。 これにより、後述のようにコンパクトでフレキシブルな次世代ゲート開閉機 が誕生し、今までにないお客様メリットがご提案できるようになりました。 表2 現状On-Off制御とサーボ制御の機能比較表 比較の項目 従来のON-OFFドライブ 止めたいところにリミットスイッチを設け、 この信号で、モータ電源をOFFし、機械 位置制御 的ブレーキで制動停止する。従って、位 置決め精度のバラツキは大きく、ブレー キもエネルギ吸収のため短期摩耗する。 基本的に、電源周波数に依存した回転 速度に固定されており、速度は変えられ 速度制御 ない。また負荷が大きくなると、速度は 低下し不安定となる。 メカブレーキ の役割 モータの種類 モータの大きさ サーボ制御 モータに付属した位置センサからの情報を基に、モー タの回転量を常時監視しながら指定された位置との 差を計算し、補正制御することで、移動停止する。 (フィードバック制御、クロズドループ制御と言う。) 停止位置は任意に設定が可能。リミットスイッチ不要。 モータに付属した速度センサからの情報を基に、指定 された速度との差を常時計算し、補正制御することで、 指定速度を維持する。負荷変動に対して速度は変わ らない。速度指令を変えると速度は任意に可変。 リミットスイッチで決められた位置にメカ 常時の動作での停止は、サーボで行うためメカブレー ブレーキで、制動減速し止める。従って キは使用せず、位置保持用として使用。自重降下時 には制動用として使う。また電源を切ったとき、位置を 運動エネルギー吸収の役目。 保持するためにブレーキを使用する。 誘導電動機(インダクションモータ) サーボモータ(シンクロナスモータ) ケイ素鋼板と巻き線だけで構成されてい 高級マグネットが使用され、大きなトルクが出せるた るので相対的に大きく重たい。 め、小型軽量。(重量1/2以下) 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 5/24 5.Semflex-LP シリーズの シリーズの特徴 1 図7 LPシリーズの特徴 すっきり・ すっきり・外観( 外観(小型軽量コンパクト 小型軽量コンパクト) コンパクト) 正面外観 体積比 重量比 設置面積比 Easy Replace 既存 Easy Replace 既存の 既存の手 動開閉装置の 動開閉装置のリプレース が簡単です 簡単です。 です。 平面外観 ケーブル類の露出無し。 2 さっと・ さっと・開閉( 開閉(高速開閉/ 高速開閉/プログラマブル) プログラマブル) 津波警報発令時等、 津波警報発令時等、緊急遮断時に 緊急遮断時に威力を 威力を発揮。 発揮。 従来の 1.0m/min. m/min.まで 従来の0.3m/min. 0.3m/min.を m/min.を1.0 m/min.まで自由 まで自由に 自由に選定で 選定で きます。 きます。変速位置設定も 変速位置設定も任意です 任意です。 です。 SemflexSemflex-LP LP シリーズ 1.0m 1.0m/分 開閉 速度 ともかく速い 高速3倍速度 くわえて 大変 フレキシブル 高速リトライ 高速リトライ フラッシング 障害物除去機能 ゲート閉位置清掃機能 N回 リトライ 開位置 低速切 換 現状LPM 現状LPM 0.3m/分 m/分 閉位置 障害物 検知 開閉時間 3 らくらく・ らくらく・メンテナンス( メンテナンス(ライフサイクルコストの ライフサイクルコストの削減) 削減) オイル交換間隔 LPM -3S 2年 Semflex -LP30 LP30S 30S 4年 交換量(廃油量 24.5リットル 6リットル 交換オイル種類 2 種類 1 種類 点検項目 オイル交換個所 遠心ブレーキ 4 指定時間 停止 3個所分散 1個所集中 摩耗チェック チェック無し 当社3tonクラスでの比較例 産業廃棄物の 産業廃棄物の極少化 49リットル→6リットル/4年間 なんと なんと 8分の1 エコデザイン、 エコデザイン、万が一の油漏れ 油漏れ時も被害が 被害が微少 機械式調速機から 機械式調速機から電気式調速機 から電気式調速機( 電気式調速機(非接触系) 非接触系)へ かんたん・ かんたん・ユビキタス( ユビキタス(ウエブ操作機能追加 ウエブ操作機能追加オプション 操作機能追加オプション) オプション) ゲートマスタ ユニット (オプション) 管理者 インターネット回線 遠隔操作(ゲート開閉) 状況監視 緊急操作(自重降下操作) Semflex-LP 電源供給のみで 。(制御 制御 電源供給のみで即 のみで即、操作。( 操作。( 装置一体型が 装置一体型が標準です 標準です。) です。) オールインワン設計 オールインワン設計で 設計で、優れた拡 れた拡 張性。 張性。 ウェブ遠隔操作機能 ウェブ遠隔操作機能( 遠隔操作機能(ゲートマスタ) ゲートマスタ) が簡単に 簡単に追加設置可能。 追加設置可能。 (ゲートマスタは ゲートマスタはオプションです オプションです。) です。) 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 6/24 6.Semflex-LP シリーズの シリーズの基本仕様 表3 単動 連動 形式 仕様 LP20S LP30S LP50S LP75S LP100S LP20W LP30W LP50W LP75W LP100W 開閉能力※1 W(KN) 最小降下力※ 2 (KN) 開 電動時最大※ 3 Sm(m/min.) 閉 速 手 標準形 Sh(cm/30rev.) 度 動 高速形 Sh’(cm/30rev.) 手動操作力 F(N) ハンドル半径 R(mm) 標準 手動ハンドル 回転方向 オプション 20 4 1.05 2.64 12.5 98 30 6 1.29 1.71 8.2 95 160 50 10 1.07 1.02 5.0 95 75 15 0.95 1.1 3.3 98 100 20 1.07 0.8 2.5 95 20 4 1.05 2.64 12.5 98 30 50 75 100 6 10 15 20 1.29 1.07 0.95 1.07 1.71 1.02 1.10 0.81 8.2 5.0 3.3 2.5 95 95 98 96 250 160 250 右回転開方向(上昇方向) 右回転閉方向(下降方向) 機構部 236 276 430 630 850 236 276 430 630 850 制御部 64 64 64 65 65 64 64 64 65 65 従動機構部 - - - - - 質量(kg) 中間軸 - - - - - ラック/1m当 19 30 46 65 95 19 30 46 65 95 ラックカバ/1m当 10 18 22 27 27 10 18 22 27 27 0.3m/min.時 0.63 0.20 0.33 0.40 0.9 0.20 0.33 0.40 0.63 0.9 操作機入力 電力(KW) 最大速度時 0.53 1.00 1.26 1.90 2.80 0.53 1.00 1.26 1.90 2.8 供給電源 AC200V/220V 50HZ/60HZ 保護構造 屋外型 IP55 (JIS C9020 IEC529)、操作盤面は開時にも防水。 使用温度※4 環境温度-10℃~50℃の範囲(スペースヒータ 有効条件) 使用環境 保存温度 -25℃~85℃(使用温度範囲外は通電作動不可) 条件 湿度 90%RH以下(結露無きこと) 主制御 PLC制御(当社製PLC) 制御方式 モーション制御 位置決め、ソフトウエアサーボ制御 位置検出 エンコーダ(光学式、磁気式併用) 運転操作 押しボタンによる機側運転操作、遠隔による運転操作(開、閉、停止、自重降下) 表示 動作表示(開、閉、異常の状態、液晶表示)開度表示(cm※5、%)、警報ブザー 教示 閉位置(原点)、中間位置(2点)、開位置、点検位置、非常上限位置等、任意設定可能 制御機能 開度位置記憶 主電源off(=停電)時バッテリによる位置データのバックアップ(1年)。 停電時表示機能 主電源off(=停電)時バッテリによる液晶表示のバックアップ(1月)。 開閉時の過トルク異常、サーボ異常、PLC異常、バッテリ異常、コントローラ異常 異常表示機能 オーバタイム異常、等 保証期間 出荷後1.5年間あるいは設置後1年間のいずれか短い方の期間。 動作寿命(機械部品劣化) 10,000回の開閉(最大負荷、最大速度、1mストローク) ※1:開閉能力は、最大吊り上げ力を示します。従って扉体総質量 扉体総質量+ 扉体総質量+最大接触抵抗力( 最大接触抵抗力(摩擦力)< 摩擦力)<開閉能力 )<開閉能力となるよう 開閉能力 に水門の設計を行う必要があります。 ※2:最小降下力は、水門を自重降下させるに必要な最低限の降下力を示します。従って扉体総質量 扉体総質量- 扉体総質量-最大接触抵 抗力 抗力( 抗力(摩擦力)> 摩擦力)>最小降下力 )>最小降下力となるように水門の設計を行う必要があります。これ以下の場合には自重降下機能 最小降下力 が使用できない場合があります。 ※3:電動時最大速度を示します。本機は速度可変ですから、最低 0m/minまで任意の設定が可能です。 ※4:使用温度は主電源が入った状態では、スペースヒータにより盤内温度が制御されるので-10℃での操作が可 能ですが、主電源がoffの場合は0 0℃~50℃ 50℃の使用温度範囲になります。 ※5:cmの表示は3桁数字の表示になります。(最大6桁) 「cm」の単位表示は出来ません。 7.「ダム .「ダム堰施設技術基準 ダム堰施設技術基準」 堰施設技術基準」 準拠 」 準拠に 準拠に関して (1)当Semflex-LPシリーズは新技術を積極的に導入いたして設計していますが、基本的に 機構部および制御部共に「ダム堰施設技術基準」に準拠しています。 (2)新規に導入しました技術は主に「位置決め制御方式サーボドライブ技術」「PLC技術」で 従来、機械的に実現していました機能の一部を電子的に実現することで、部品点数の削減に よる信頼性と機能の大幅向上が可能になりました。 (3)同基準に掲載されています実施例や応用例は、従来機種や構造を基本としていますので、 当然ながら上記の新技術導入のSemflexーLPシリーズの構成とは異なる処がありますが、そ の設計原理、安全設計理念は同基準にすべて合致しています。安心してご使用いただけます。 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 7/24 8.主な設計諸元 表4 単動 連動 形式 仕様 LP20S LP30S LP50S LP75S LP100S LP20W LP30W LP50W LP75W LP100W SUS304 386 460 567 574 SGD400D 399 475 586 593 ピン歯車P.C.D d(mm) 127.34 145.53 200.11 236.49 電動系 Gm 1272 1119 2046 2467 減速比 手動系 Gh 454 801 1841 2026 電動系 ηm 駆動 標準形 ηh 効率 手動系 高速形 ηh’ ピンラック 限界 座屈長さ(cm) ※1 モータ定格出力※2 電動機回転 速度(min.-1) 742 766 272.87 2532 444 520 689 721 444 520 689 721 127.34 145.53 200.11 236.49 1272 1119 2046 2467 3212 597 617 200.11 1844 454 801 1841 2026 2340 0.6 0.18 0.55 P(KW) 0.6 1.15 1.5 2.0 3.0 0.6 1.15 1.5 2.0 3.0 0.3m/min.時 955 735 980 1000 890 955 735 980 1000 880 最大速度時 Nm 3330 3150 3500 3150 3150 3330 3150 3500 3150 3150 ※1:ピンラックの限界座屈長さの設計はダム・堰施設技術基準(案)に 準じています。設計条件は以下の通りです。 ①ラック棒両端支持条件(両端回転):β=1.0 1.0 1.0 ②座屈に対する安全率Sf は電動機定格トルクから算出した応力度 に対し4.0 4.0を採用しています。(最悪条件) 4.0 ③細長比は最大200以下とします。 ④ラック棒の材質と機械的特性を表5に示します。 (材質はSUS304とSGD400Dの2種類とします。) ⑤ピンラックの座屈長さの算定は、下式によっています。 ⑥ピンラックの寸法諸元は表6をご参照ください。 座屈計算式( 座屈計算式(ご参考) 参考) ①基準式 σk W ただし σca= S σc= ≦σca f A E λ0=πx 0.6xσy E (a)λ>λ0 の場合 オイラーの式 σk=π2x 2 λ (b)λ ≦ λ0 の場合 ジョンソンの式 σk= σy x [1-0.4 x ( λ/ λ0)2 ②限界座屈長さ:L(cm) π2 x E x r 2 (a)λ>λ0 の場合 L= Β2 x (W/A)x Sf (b)λ ≦ λ0 の場合 L= r x λ0 x β 表5 ピンラック材料の特性 降伏点/耐力 材質 (σy) N/cm2 SUS304 2.05x104 SGD400D 2.35x104 縦弾性係数 (E)N/cm2 1.93x107 2.06x107 表6 計算式に使う記号 記号 単位 説明 σc (N/cm2) 圧縮応力度 W (N) 押下げ力 A (cm2) 有効断面積 σca (N/cm2) 材料の許容座屈応力度 σk (N/cm2) 限界座屈応力度 Sf 安全率 λ0 境界細長比 E (N/cm2) 縦弾性係数 σy (N/cm2) 材料の降伏点,耐力 λ 細長比 (λ=l/r=β・L/r) l (cm) 有効座屈長(l=β・L) β 材料条件(β=1.0) L (cm) 限界座屈長さ、部材長 r (cm) 断面二次半径 σy -(W/A)xSf 0.4 x σy ※2:当シリーズに使用のサーボモータは定トルク特性です。モータの特性は「11.電動機仕様」をご参照ください。 参考資料:表3の基本仕様は表4の設計諸元を使って以下の式で計算できます。 参考資料 πxdxNm Sm= (1)電動開閉速度:Sm(m/min.) 1000xGm SmxW (2)電動機出力:P(KW) P= 60xηm Wxdx1000 (3)手動操作力:F(N) F= 2xRxGhxηh πxdx30 (4)手動開閉速度:Sh(cm/30rev.) Sh= 10xGh 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 9.ピンラック ピンラックおよび ラックおよび周辺部品 および周辺部品の 周辺部品の寸法および 寸法および諸元 および諸元 資料№ BZ-0625 一般配布資料 8/24 表7 単動 連動 形式 LP20S LP30S LP75S LP20W LP30W LP75W LP100W LP50S LP100S LP50W 仕様 H 65 75 100 100 125 65 75 100 100 100 B 16 22 25 35 40 16 22 25 35 25 C 40 50 65 80 100 40 50 65 80 65 φD 20 25 32 40 45 20 25 32 40 32 φE 27 33 41 50 56 27 33 41 50 41 F 3 3 4 4 4 3 3 4 4 4 4 断面二次モーメント I (cm ) 71.1 149 403 546 1241 71.1 149 403 546 403 有効断面積 A (cm2) 14.4 22 34 42 64 14.4 22 34 42 34 断面二次半径 r (cm) 2.22 2.60 3.44 3.61 4.40 2.22 2.60 3.44 3.61 3.44 a 40 40 45 50 60 40 40 45 50 45 ピンラック寸法 b 70 80 110 150 180 70 80 110 150 110 (mm) c 100 100 130 150 180 100 100 130 150 130 φd 26 33 45 52 60 26 33 45 52 45 図9参照 p(ピッチ) 44.45 50.80 69.85 82.55 95.25 44.45 50.80 69.85 82.55 69.85 A 155 181 195 220 255 155 181 195 220 195 B 135 161 11 12 12 135 161 11 12 11 C 10 10 6.5 8.5 9.5 10 10 6.5 8.5 6.5 D 35 41 53 64 82 35 41 53 64 53 E 117 139 8 10 12 117 139 8 10 8 吊りピン寸法 F 8 8 90 100 130 8 8 90 100 90 (mm) G - - 50 60 80 - - 50 60 50 H - - 20 20 25 - - 20 20 20 図10参照 I - - 20 20 25 - - 20 20 20 J - - 38.5 42 54 - - 38.5 42 38.5 K - - 13 18 18 - - 13 18 13 質量(kg) 1.2 2.2 3.6 6.0 11.1 1.2 2.2 3.6 6.0 3.6 タイプ A A B/C B/C B/C A A B/C B/C B/C A 250 275 370 450 555 250 275 370 450 370 B 42.5 50 75 85 100 42.5 50 75 85 75 C 97.5 105 120 145 195 97.5 105 120 145 120 D 70 80 110 150 180 70 80 110 150 110 E 40 40 65 70 80 40 40 65 70 65 F 85 100 130 150 190 85 100 130 150 130 ジョイント寸法 G 165 175 240 300 365 165 175 240 300 240 (mm) H 36 42 54 65 83 36 42 54 65 54 I 85 100 120 130 150 85 100 120 130 120 図11参照 J 26 33 45 52 60 26 33 45 52 45 K 39 49 63 77 97 39 49 63 77 63 L 55 65 100 100 130 55 65 100 100 100 M - - 110 130 160 - - 110 130 110 タイプ A A B/C B/C B/C A A B/C B/C B/C 質量(kg) 5.4 9.0 19.2 28.7 58.6 5.4 9.0 19.2 28.7 19.2 A 100 125 150 200 250 100 125 150 200 250 B 16 16 19 19 19 16 16 19 19 19 G 107 145 180 236 273 107 145 180 236 273 Sタイプ H 12.5 12.5 15 18 18 12.5 12.5 15 18 18 駆動側 I 132 170 210 272 309 132 170 210 272 309 ラックカバ寸法 J 79 72 95 118 136.5 79 72 95 118 136.5 K 206 218 295 355 409.5 206 218 295 355 409.5 (mm) M 310 316 420 509 582 310 316 420 509 582 図12参照 N 12.5 13 15 18 18 12.5 13 15 18 18 F 12 12 15 19 19 12 12 15 19 19 取付ボルト M10x35 M10x35 M12x40 M16x45 M16x45 M10x35 M10x35 M12x40 M16x45 M16x45 A 520 480 440 324 324 520 480 440 324 324 本体スタンド部 寸法 B 246 286 326 355 380 246 286 326 355 380 (mm) C 766 766 766 679 704 766 766 766 679 704 図13参照 H 1061 1061 1085 1019 1074 1061 1061 1085 1019 1074 ピンラック 断面寸法 (mm) 図8参照 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 9/24 10. 10.ピンラック ピンラックおよび ラックおよび周辺部品寸法図 および周辺部品寸法図 図9 ピンラックの ピンラックの長さ寸法 N I G H M K ラックカバ L I A r= キャップ B N F ご参考:断面諸計数は右式で 計算します。 図12 12 ラックカバ寸法 ラックカバ寸法(Sタイプ 駆動側) 寸法 J ΦD ①断面二次モーメント: I (cm4) 2 x B x(H3ーD3) x 10-4 I = 12 ②有効断面積:A (cm2) H A=2 x B(H-D) x 10-2 ③断面二次半径:r (cm) □A ΦE 図8 ピンラックの ピンラックの断面寸法 B B C 4-ΦF (注)1.当ラックカバの材質はSTKR400です。 2.ラックカバ長さ L は,L=ストローク+余裕 でご指定ください。なお余裕は約50mm見てくだ さい。またラックを長めに製作する場合には、 その分の長さも考慮ください。 3.防鳥針付キャップも製作いたしますのでご指 定ください。(オプション対応) Φd 図13 13 本体、 本体、スタンド部関連寸法 スタンド部関連寸法 c 有効長LS=n x p(ピッチ) a b ピンラック 全長 LT 図10 10 吊りピン寸法 ピン寸法 割りピンΦF 平座金 A ピン歯車 本体 C G C F H ①Aタイプ B C J C ΦK I E B A ②B/Cタイプ B/Cタイプ スタンド A ΦJ F M ΦH D E C B I ΦJ RL 2 L ΦH A A ゲートに対 して開閉器 が右または 左に向く場 合 K K D E C F ゲートに対 して開閉器 が正面また は背面に向 く場合 ΦJ M R2 B Cタイプ G F Cタイプ M Bタイプ G M R2 I L D E C Bタイプ □ 図14 14 ジョイントタイプと ジョイントタイプと取付け 取付け方向 K ΦH B I □ A (注)材質はすべて SUS304N2 です。 図11 11 ジョイント寸法 ジョイント寸法 Aタイプ ΦH H ΦD ΦD E B G L (注)Aタイプのジョイントは開閉器の向きに関係なく採 用が可能です。B、Cタイプのジョイントは開閉器の 向きにより使い分けが必要です。 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 10/24 表8 11. 11.電動機仕様 形式 仕様 電圧 V 定格出力 KW 定格トルク N・m 瞬時最大トルク N・m 定格電流 Arms 瞬時最大電流 Arms 定格回転速度 min-1 最高回転速度 min-1 回転子慣性モーメント kg/m2x10-4 トルク回転速度 特性表 時間定格 振動階級 絶縁抵抗 耐熱クラス 絶縁耐圧 保護方式 回 転 速 度 (min-1) □C D 4-φF (注)図12の(注)記をご参照ください。 特性表 2 特性表 3 5000 4000 3000 2000 1000 0 B A 0 1.5 A 3 4.5 トルク(N・m) 6 3 0 A B 6 9 トルク(N・m) 特性表 4 6000 回 転 速 度 (min-1) B L 表9 単動 連動 LP20S LP30S LP50S LP75S LP100S LP20W LP30W LP50W LP75W LP100W 200 200 0.6 1.15 1.5 2.0 3.0 0.6 1.15 1.5 2.0 3.0 1.91 3.66 4.90 6.36 9.80 1.91 3.66 4.90 6.36 9.80 5.73 11.0 14.7 19.1 29.4 5.73 11.0 14.7 19.1 29.4 4.3 8.5 9.3 12.1 17.9 4.3 8.5 9.3 12.1 17.9 13.6 26.0 28.0 42.0 56.0 13.6 26.0 28.0 42.0 56.0 3000 3000 6000 5000 6000 5000 0.326 1.20 2.00 2.47 7.00 0.326 1.20 2.00 2.47 7.00 1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 定格トルク以下で連続 V15 DC500V, 10MΩ以上 B F B F AC1500V 1分 AC1500V 1分 全閉自冷 I P55 全閉自冷 I P67 全閉自冷 I P55 全閉自冷 I P67 特性表 1 6000 □E A 100 125 150 200 150 B 16 16 19 19 19 Wタイプ 121 146 180 236 180 C 従動側 ラックカバ D 12 12 15 18 15 寸法(mm) E 145 170 210 272 210 図15参照 F 12 12 15 19 15 取付ボルト M10x35 M10x35 M12x40 M16x45 M12x40 □A D 連動 形式 図15 15 ラックカバ寸法 ラックカバ寸法(Wタイプ従動側) 寸法(W LP20W LP30W LP75W LP50W LP100W 仕様 キャップ ラックカバ 12 特性表 5 5000 4000 3000 2000 A 1000 0 0 A B 5 10 15 トルク(N・m) 20 0 B 20 30 10 トルク(N・m) 0 B 5 10 15 トルク(N・m) (注)当特性表はモータ+サーボ ドライブの持てる性能を表記して いますが、瞬時最大トルクや電流 については、用途対応で安全上 上限値を制限して使用している 場合があります。 A:連続使用領域 B:反復使用領域 40 20 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 11/24 12. 12.制御装置部 制御装置部 基本仕様と 基本仕様と詳細 機能項目 動力電源 保護機能 現場操作 遠方操作 (無電圧接点入力) 現場 電源・操作系表示 (ランプ表示) 現場状態表示 (ランプ表示) 現場故障表示 (ランプ表示) 遠方 電源・操作系表示 遠方状態表示 遠方故障表示 開度出力 その他表示 仕 様 様 三相AC200/220V 3E(逆相、欠相、過電流) 信号線落雷保護(セイレスタ) 開 閉 停止 急閉 非常停止 ランプテスト BZOFF 遠方-現場切替 強制 点検 開 閉 停止 急閉 非常停止 受電 制御 現場 遠方 全開 全閉 開中 閉中 中間1 中間2 非常上限 点検上限 停止 急閉 開トルク異常 閉トルク異常 強制 非常停止 点検 漏電 3E ブレーカダウン 接点溶着 制御 現場 遠方 全開 全閉 開中 閉中 中間1 中間2 非常上限 点検上限 停止 急閉 開トルク異常 閉トルク異常 強制 非常停止 点検 漏電 3E ブレーカダウン 接点溶着 バッテリー異常 R/I変換器(DC4~20mA) 電圧計 電流計 表10 ダム堰 ダム堰 要件 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ LEC (参考) 参考) ○ × ○ ○ ○ ○ × × × × ○ × × ○ ○ ○ ○ × × × × × ○ ○ OPTION OPTION × × OPTION OPTION × × OPTION OPTION × × × × × × × × × × ○ ○ ○ ○ × × OPTION × × × ○ ○ × × × × × × × × ○ OPTION OPTION SemflexSemflex-LP 標準型 ダム堰型 ダム堰型 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ × ○ × ○ ○ ○ ○ ○ × ○ × ○ × ○ × ○ × ○ × ○ × ○ × ○ ○ ○ ○ × ○ × ○ × ○ × ○ × ○ × ○ × ○ × ○ × ○ × ○ ○ ○ ○ ○ × ○ × ○ × ○ × ○ × ○ × ○ × ○ × ○ ○ ○ ○ ○ × ○ × ○ × ○ × ○ × ○ × ○ × ○ × ○ OPTION ○ ○ ○ ○ ○ 備 考 考 パネル面操作 パネル面操作 パネル面操作 パネル面操作 パネル面操作 パネル面操作 パネル面操作 パネル面操作 盤内部操作 盤内部操作 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 パネル面表示 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 12/24 13. 13.制御装置 制御装置 操作盤面仕様 図17 標準形 図19 標準形+アナログ開度計付 V ~ A ~ V ~ A ~ 電圧計 電流計 電圧計 電流計 開度 100% DC4~20mA 開度出力計 液晶 表示 液晶 表示 液晶表示 画面 液晶表示 画面 受電 受電 閉 停止 開 BZ OFF ランプ テスト ランプ テスト 全開 開 トルク 全閉 閉 トルク 閉 停止 開 BZ OFF ランプ テスト ランプ テスト 開 トルク 全閉 閉 トルク 全開 非常停止 非常停止 ブザー ブザー 図18 ダム堰対応形 図20 ダム堰対応形+アナログ開度計付 V ~ A ~ V ~ A ~ 電圧計 電流計 電圧計 電流計 開度 100% DC4~20mA 開度出力計 液晶 表示 液晶 表示 液晶表示 画面 制御 受電 電源 現場 遠方 ブレーカ 接点 漏電 3E ダウン 溶着 全開 全閉 停止 閉 トルク 非常 開中 開中 上限 点検 閉中 閉中 上限 開 強制 点検 トルク 閉 非常 予備 トルク 停止 閉 停止 開 BZ OFF ランプ テスト ランプ テスト 制御 受電 電源 現場 遠方 ブレーカ 接点 漏電 3E ダウン 溶着 全開 全閉 停止 閉 トルク 非常 開中 開中 上限 点検 閉中 閉中 上限 開 強制 点検 トルク 閉 非常 予備 トルク 停止 停止 開 BZ OFF ランプ テスト ランプ テスト 非常停止 非常停止 ブザー 閉 ブザー 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 13/24 表11 制御装置 筐体仕様 14. 14.制御装置 制御装置 筐体仕様 制御装置の筐体の仕様は右表の通り 2種類です。各々の仕様を確認のうえ ご発注ください。 屋内仕様 屋外仕様 筐体材質 鋼板 ステンレス 遮光板 無し 有り 封入構造 IP55 IP55 塗装仕様 表12参照 表12参照 (注)操作盤表示面のドアを開放しても操作表示面もIP55と なっています。降雨時の操作も問題ありません。 15. 15.塗装 塗装 標準仕様 塗装仕様は生産工程上、下記の通り長いリードタイムが必要です。ご発注の場合には特に下 記の点についてご配慮ください。 (1)機構部塗装仕様は、下記の「ダム堰技術基準」に準拠の仕様を標準とします。塗装色はマ 機構部塗装仕様 ンセル10B5/10を標準とします。お客様ご指定が、標準と異なる場合には、ご発注の折りに 必ずご指定ください。(下表の通り、塗装には長いリードタイムが必要です。) (2)制御盤塗装仕様は、部品単位の焼付け塗装をいたしますので、完成塗装(後塗り)は工程 制御盤塗装仕様 上お受けできません。あらかじめご了承ください。塗装仕様および塗装色共に、当社標準屋外防 錆塗装で、塗装色 塗装色は 塗装色はマンセル マンセル 5PB6 PB6/8(西部電機標準色) 西部電機標準色)になります。 表12 標準塗装仕様 記号および塗装系 C-2 ジンクリッチペイント + エポキシ樹脂系 + ポリウレタン樹脂系 操 作 機 機 構 部 (ダム堰技術基準に 準拠の仕様です。) 制 御 盤 推奨塗装色 屋内仕様 屋外仕様 塗装色 施行 場所 製鉄所 工場 工程 標準膜厚 参考塗装 (μm) 間隔(日) 塗料名 一次プライマー 第1層(下塗) ミストコート 第2層(下塗) 第3層(下塗) 第4層(中塗) 第5層(上塗) 無機ジンクリッチプライマー 無機ジンクリッチペイント ミストコート エポキシ樹脂下塗り塗料 エポキシ樹脂下塗り塗料 ポリウレタン樹脂中塗り塗料 ポリウレタン樹脂上塗り塗料 合計 マンセル 10B5/10(西部電機標準色) メラミン系塗装(半艶) 部品焼付 け塗装 ウレタン系耐塩塗装(半艶) マンセル 5PB6/8(西部電機標準色) 16. アナログ開度計 開度計について 16.アナログ 開度計について Semflex-LPシリーズは標準仕様でデジタル式開時計を装備しておりますが 更にアナログ式開度表示計をご要望の場合には、80mm角の見やすい開度系 を操作盤面に取り付けることができます。 通電時には勿論のこと、供給電源遮断時にも内蔵のバックアップバッテリによ り約6時間開度を表示できます。 バックアップアップバッテリは充電式ですから主電源が供給されている時は常 に充電状態です。(完全に放電した状態から満充電になるまでに12時間必要で す。)なおバッテリが満充電にならない状態で再び主電源を遮断された場合開度 表示時間が短くなります。なおバックアップバッテリが放電してしまうと開度出力 が出来なくなりますが、その場合にも同パネル面に搭載しているデジタル開度計 で確認することができます。 15 75 - 80 80 40 30 305 2~180 3~180 - 1~7 1~7 1~7 - 外面50/内面40 外面60/内面40 図21 開度表示計 ストローク %、m (任意表示) □80mm 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 14/24 17- 17-1.外形図 外形図 Semflexー SemflexーLP20 LP20S 20S (図面番号3394510) 520 541 400 500 602 236 186 4-Φ28アナ 22 400 826 500 64 3-G1 94 245 369 R160 特殊形 右回転閉) (右回転閉 ) 1579 70 139 標準形 右回転開) (右回転開 ) 70 3-G1 245 222 64 369 R160 70 70 139 注:外形寸法は改善のため、予告無く変更することがあります。ご購入の際は確定図をご請求ください。 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 15/24 17- 17-2.外形図 外形図 Semflexー SemflexーLP30 LP30S 30S (図面番号3394422) 480 4-Φ28アナ 581 660 400 500 273 209 22 400 500 3-G1 73 280 373 R160 102 1615 特殊形 右回転閉) (右回転閉 ) 844 75 141 標準形 右回転開) (右回転開 ) 75 3-G1 280 248 73 373 R160 75 75 141 注:外形寸法は改善のため、予告無く変更することがあります。ご購入の際は確定図をご請求ください。 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 16/24 440 4-Φ28アナ 17- 17-3.外形図 外形図 Semflexー SemflexーLP50 LP50S 50S (図面番号3394511) 645 22 265 500 342 768 400 500 400 850 特殊形 (右回転閉 右回転閉) ) 1599 101 114 285 415 R160 316 285 3-G1 183 415 R160 101 75 標準形 (右回転開 右回転開) ) 3-G1 75 75 75 183 注:外形寸法は改善のため、予告無く変更することがあります。ご購入の際は確定図をご請求ください。 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 17/24 17- 17-4.外形図 外形図 Semflexー SemflexーLP75 LP75S 75S (図面番号3394512) 695 318 6-Φ28アナ 324 600 500 250 250 801 特殊形 (右回転閉 右回転閉) ) 1635 85 標準形 (右回転開 右回転開) ) 3-G1 122 334 118 484 R250 334 118 213 484 R250 85 3-G1 358 28 866 363 500 85 85 213 注:外形寸法は改善のため、予告無く変更することがあります。ご購入の際は確定図をご請求ください。 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 18/24 17- Semflexー ーLP100 17-5.外形図 Semflex LP100S 100S (図面番号3394423) 750 324 409 6-φ34アナ 385 28 600 250 850 600 250 950 500 特殊形 (右回転閉 右回転閉) ) 1683 3-G1 119 359 137 510 R250 100 219 標準形 (右回転開 右回転開) ) 100 3-G1 359 392 137 510 R250 100 100 219 注:外形寸法は改善のため、予告無く変更することがあります。ご購入の際は確定図をご請求ください。 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 19/24 芯間距離 標準形の場合 17- 17-6.外形図 外形図 Semflexー SemflexーLP20 LP20W 20W (図面番号3394514) W 541 4-φ28アナ 520 602 400 500 236 22 400 1579 3-G1 369 3-G1 245 64 標準形 (右回転開 右回転開) ) 70 70 139 222 R160 94 245 64 369 R160 特殊形 (右回転閉 右回転閉) ) 500 826 70 70 139 注:外形寸法は改善のため、予告無く変更することがあります。ご購入の際は確定図をご請求ください。 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 20/24 芯間距離 標準形の場合 17- 17-7.外形図 外形図 Semflexー SemflexーLP30 LP30W 30W (図面番号3394533) W 581 4-φ28アナ 480 660 400 500 273 22 400 500 1615 3-G1 373 3-G1 280 73 標準形 (右回転開 右回転開) ) R160 75 75 141 248 280 102 73 373 R160 特殊形 (右回転閉 右回転閉) ) 844 75 75 141 注:外形寸法は改善のため、予告無く変更することがあります。ご購入の際は確定図をご請求ください。 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 21/24 芯間距離 標準形の場合 17- 17-8.外形図 外形図 Semflexー SemflexーLP50 LP50W 50W (図面番号3394534) W 440 645 4-φ28アナ 22 400 特殊形 (右回転閉 右回転閉) ) 850 500 768 342 400 500 1599 101 3-G1 114 標準形 (右回転開 右回転開) ) 285 415 R160 183 285 316 101 75 415 R160 75 75 183 3-G1 75 注:外形寸法は改善のため、予告無く変更することがあります。ご購入の際は確定図をご請求ください。 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 22/24 芯間距離 標準形の場合 17- 17-9.外形図 外形図 Semflexー SemflexーLP75 LP75W 75W (図面番号3394513) W 695 363 6-φ28アナ 324 866 500 600 500 250 250 801 118 85 213 334 118 R250 8 5 484 3-G1 標準形 (右回転開 右回転開) ) 122 334 484 R250 特殊形 (右回転閉 右回転閉) ) 1635 3-G1 358 28 8 5 85 213 注:外形寸法は改善のため、予告無く変更することがあります。ご購入の際は確定図をご請求ください。 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 資料№ BZ-0625 一般配布資料 23/24 芯間距離 324 750 6-φ34アナ 標準形の場合 17- 17-10. 10.外形図 外形図 Semflexー SemflexーLP100 LP100W 100W (図面番号3394535) W 28 600 409 950 250 250 600 500 特殊形 (右回転閉 右回転閉) ) 850 1683 137 3-G1 137 3-G1 359 510 100 100 219 392 R250 標準形 119 (右回転開 右回転開) ) 359 510 R250 100 100 219 注:外形寸法は改善のため、予告無く変更することがあります。ご購入の際は確定図をご請求ください。 西部電機(株) Semflex-LP シリーズ 産業機械事業部 資料№ BZ-0625 一般配布資料 24/24 一般技術説明用 一般技術説明用 資料 受注番号 Semflex-LP シリーズ シリーズ 発注仕様書 台 納期 年 月 日 受注台数 殿 ご注文主 殿 施行主 工事名 殿 設置場所 KN 最大閉力 KN kg 扉体質量 扉 最大開力 門 通常揚程 mm 非常上限 mm 点検揚程 mm mm 中間軸カバ 要・不要 発注形式 Semflex-LP - - 芯間距離 本 開度表示(デジタル) cm・% ←cm表示の場合、「cm」の液晶表示はありません。 供給電源 V Hz 体 ← + アナログ開度計 要・不要 アナログ開度計表示 cm・% 選定 制 追加仕様 アナログ 環境条件仕様 ←(注)制御装置選定に 制御装置選定に際して 開度計 表記記号 基本形 屋内 屋外 御 (1)ダム堰形は、全て屋外仕様となります。 無し S X (2)標準形は屋外、屋内の選択が出来ます。 装 標準形 (3)屋外仕様は全て「ステンレス筐体+遮光板付」で 有り U Y 置 屋内仕様は全て「鋼板製筐体で遮光板なし」です。 無し - D - V 有り mm ラック材質 ダム堰対応形 詳しくは「14.制御装置筐体仕様」をご参照ください。 SUS304・SGD400D(亜鉛メッキ) ラック長 ラック分割 要・不要 分割位置 mm ラックカバ 要・不要 長さ mm 標準・防鳥針付き・不要 ラックカバ材質 SUS304・SGD400D(亜鉛メッキ) ラックカバ用キャップ ジョイント 要・不要 ジョイントタイプ A・B・C ジョイント本数 本 吊りピン 要・不要 吊りピンタイプ A・B/C 吊りピン本数 本 中間軸(Wタイプ) 要・不要 長さ mm W形カップリング 要・不要 分解工具 要・不要 塗装仕様 ダム堰基準準拠仕様 ・ ご指定特殊仕様( ) 本 体 10B5/10(当社標準)・ご指定( ) タッチアップ塗料 要・不要 塗装色 塗 メラミン系塗装 メラミン系塗装: 系塗装:半艶 半艶 ( (当社標準限定) 当社標準限定) 標準仕様 制御 塗装 装 盤 仕様 ダム堰規準仕様 ウレタン系耐塩塗装 ウレタン系耐塩塗装: 系耐塩塗装:半艶 半艶 (当社標準限定) 当社標準限定) (遮光板 マンセル5 マンセル5PB6 PB6/8(当社標準色限定) 当社標準色限定) を含む) 塗装色 写真撮影 要・不要 撮影箇所 オ プ シ ョ ン 部 品 そ の 他 仕 様 Memo 備 考 5 4 3 2 改版 打合日 客先ご担当 ご署名 ご担当 仕様変更点のポイント 課長 営業担当