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EV・pHVタウン構想の実現に向けた 経済産業省での取り組み
資料3 EV・pHVタウン構想の実現に向けた 経済産業省での取り組み 2008年7月28日 かながわ電気自動車普及推進協議会 経済産業省製造産業局自動車課 前田 了 1.EV・ .EV・pHVタウン pHVタウン構想 タウン構想の 構想の基本方針 ○ EV・pHVタウン構想の実施にあたっては、①EV・pHVの初期需要の創出、②充電インフラの整備、③E V・pHVの普及啓発、④効果評価・改善の4つの基本方針に基づき実施 ○ そのため、政府、自動車メーカー、研究機関、有識者などから構成される「EV・pHVタウン構想推進検討 会」を設置し、4つの基本方針に基づく具体的な施策を検討 <タウン構想 タウン構想の 構想の基本方針概念図> 基本方針概念図> 政府、自治体、 自動車メーカー、 電力会社、 地域協力企業 ①EV・pHVの 初期需要の 創出 ④効果評価 ②充電インフラ の整備 ③EV・pHV の普及啓発 <タウン構想 タウン構想の 構想の4つの基本方針 つの基本方針> ① EV EV・・pHVの pHVの初期需要の 初期需要の創出 EV・pHVの購入・利用時のインセンティブの付与 により初期需要を創出し、普及を加速化 ② 充電 充電インフラ インフラの インフラの整備 自動車メーカー、 、自治体、地域協力企業と連携し た充電インフラの整備により、航続距離への安心 感を享受 ③ EV EV・・pHVの pHVの普及啓発 EV・pHVの話題化、差別化により、普及啓発を促 し、普及を加速化 <EV・ EV・pHVタウン pHVタウン構想推進検討会 タウン構想推進検討会> 構想推進検討会> 政府、自動車メーカー、研究機関、有識者など連携して 取り組む①~④の具体的な施策の検討 ④ 効果 効果評価 評価 上記①~③の好循環を生み出すCheck&Reviewの 実施 2 2.EV・ .EV・pHVタウン pHVタウン構想 タウン構想の 構想の検討・ 検討・推進スケジュール 推進スケジュール ○ 2009年以降、電気自動車、プラグインハイブリッド車が国内市場へ投入されることから、09年度から実 施するEV・pHVタウンの具体的施策を検討し、本年中に中間報告(タウン構想推進マスタープラン骨子)、 年度内に最終報告(タウン構想推進マスタープラン)を取り纏める予定 ○ 本年中にEV・pHVタウン実施地域を選定し、実施地域は本検討会での検討内容も参考にしつつ、地域独 自の「タウン構想推進アクションプラン」を年度内に策定し、09年度から具体的な施策を5年間実施予定 <タウン構想 タウン構想の 構想の検討・ 検討・実施スケジュール 実施スケジュール> スケジュール> 年度 2008 2009 タウン構想の検討・推進 2012 2013 タウン構想推進検討会 地域 EV・pHVタウン 実施地域の選定・実施 2011 2010 ・本年中に中間取りまとめ、年度末までに最終取りまとめ予定 ・本年夏頃、モデル事業実施地域を公募し、本年中に実施地域を選定 ・実施地域は、今年度はアクションプランの策定し、来年度から5年間実施予定 普及想定※ ・特定ユーザー(法人)向け ・個人ユーザー向け ・個人モニター向け 特定ユーザー 個人モニター 個人ユーザー (※EV:日産、三菱、富士重 pHV:トヨタ) EV・pHVの初期需要の創出 購入時・利用時インセンティブ他 充電インフラの整備 充電インフラ整備他 EV・pHVの普及啓発 効果評価 普及啓発 効果評価 3 EV・ EV・pHVタウン pHVタウン構想 タウン構想の 構想の将来像 自然観光地での パーク&EVライド、 観光レンタカー(観光タイプ) ゼロエミッションを活かした 住宅とEVとの融合 タクシー、公用車、 郵便収集車、パトカー、 救急車などへの活用 (地域密着タイプ) 時間貸駐車場で 駐車中に充電 巡回バスを中心に 非接触充電設備で 急速充電 ショッピングセンターの EV専用駐車場 で急速充電 航続距離の限られた島しょで 再生可能エネルギーの活用 (エコアイランドタイプ) Z 風力発電、原子力発電の活用に よるゼロエミッションクルマ社会 (電源立地タイプ) 自宅の太陽光発電の活用による オール電化ライフ トラックアイドリングストップ用給電設備で 将来的にはEVトラックへ充電 4 3.EV・ .EV・pHVタウン pHVタウン選定 タウン選定の 選定の視点・ 視点・基準 (1) 電気自動車、 電気自動車、プラグインハイブリッド車普及 プラグインハイブリッド車普及と CO2削減の 削減の効果 車普及とCO2 ・ 例えば、以下のようなEV・pHVの普及、CO2削減の考え方に沿った取組であることを推奨 -2020年までにEV・pHVを含めた次世代自動車を新車販売の2台に1台の割合で導入を図る野心的な目 標達成の一翼を担う取組であること -2050年に半減を超える長期的な目標を目指す取組であること (2) 費用対効果 ・ 関係者との連携体制の下、地域の特色を最大限に活かした先導性・モデル性のある取組により、なるべく 少ない費用で住民、企業、自治体等へのEV、pHVの普及が促進される取組であること (3) 先導性・ 先導性・モデル性 モデル性 ・ これまでに実施されてきたEV・pHVの初期需要の創出、充電インフラの整備、普及啓発にとどまらない、 新しい取組も含まれていること ・ 国内及び海外の他の自治体にも展開可能で、模範・参考となる取組であること (4) 地域適応性 ・ 自治体の固有の条件・特色(地理、気候、人口、経済、産業、交通、環境など)を的確に把握し、その特色 を活かした独自のアイディアが盛り込まれた取組であること (5) 実現可能性 ・ 目標達成との関係で取組に合理性があること ・ 自動車メーカー、電力会社、地元企業等の幅広い関係者の参加が見込まれること (6) 持続性 ・ 自治体独自のEV・pHVタウンの将来像の実現により、自治体の長期的な活力の創出が期待できること 5