...

物品仕様書 市内ソフトEM CCP-APケーブル

by user

on
Category: Documents
44

views

Report

Comments

Transcript

物品仕様書 市内ソフトEM CCP-APケーブル
仕様書番号
YESS
物品仕様書
市内ソフトEM CCP-APケーブル
( 品名 : ソフトEM CCP-AP )
3163-6D6S
市内ソフトEM
CCP-APケーブル(ソフトEM
CCP-AP)
1.適 用 範 囲
この仕様書は、市内電話線路に用いる全線心着色識別星形構成のポリエチレン絶縁
耐燃ポリエチレン被覆ケーブルについて規定し、下記の規格によるものとする。
なお、このケーブルはハロゲン及び鉛を含まない材料により構成されていることを
特徴とする。
適用規格
2.構
:
矢崎規格
造
構成順
項
1
導
2
絶
目
縁
材
料
・
構
造
仕
体
電 気 用 軟 銅 線
JIS C 3102に適合
体
ポ リ エ チ レ ン
標準厚:付表による
様
色別した線心4条を正方形に
3
カ
ッ
ド
そろえてより合わせ、対角線
カッドの種類:表-1参照
上の2線心で1対を構成する
4
5
10対
ユニット
集
合
カッド番号1~5までを集合し、
粗巻テープの種類:表-2参照
着色テープを粗巻して10対ユ
10対ユニット内のカッドよりピ
ニットを構成する
ッチは、全て異ならせる
10対以下のケーブル
ケーブルを円形に仕上げるため
ケーブル対数に応じて必要
プラスチックの介在を入れる場
カッド数を集合する
合がある
20対以上のケーブル
ケーブル対数に応じて必要
ユニット数を集合する
6
押え巻き
プラスチックテープ重ね巻き
10対以下のケーブル
軟アルミテープ厚さ:約0.2mm
軟アルミテープを縦添えして
巻き、その上に耐燃ポリエチ
レン(黒色)を施す。
7
シ
ー
ス
20対以上のケーブル
ラミネートテープ(*1)を縦添
10対以下のケーブル
平均厚:付表の値の90%以上
最小厚:付表の値の75%以上
20対以上のケーブル
して巻き、その上に耐燃ポリ
平均厚:付表の値の85%以上
エチレン(黒色)を施す。
最小厚:付表の値の80%以上
(LAPシース(*2))
JIS C 3102 : 電気用軟銅線
(*1) ラミネートテープ:軟アルミテープ(厚さ約0.2mm)とプラスチックフィルム
からなる複合テープ
(*2) LAPシース :ラミネートテープのプラスチックフィルムとPEシースを
融着させたもの
-1-
3.特
性
電気特性は、下表による。
項
導
目
体
サ
イ
特
ズ
導 体 抵 抗 (20℃) Ω/km
耐
電
圧
V/1分間
絶縁抵抗
MΩkm
静 電 容 量
(1kHz)
nF/km
煙
0.65mm
93.5以下
56.5以下
DC 500 又は AC 350
5000 以上
平均60 以下
60対以上
平均55 以下
平均値
150 以下(50対以下は除く)
最大値
800 以下
pF/500m
発
0.5mm
50対以下
静 電 結 合※1
材
料
特
性
濃
度※2
150 以下
(絶縁体,シース)
燃焼時発生ガスの酸性度※3
pH3.5 以上
(絶縁体,シース)
難
性
燃
60 秒以内で自然に消えること
※1 静電結合は各カ ッ ド 内の実回線間を 測定し 、 こ の時の測定値が, 上表の値に
/500
(m )でケ ーブ
ルが 100
100 と する 。
※2 試験方法: J I S C 60695-6-31 ( 環境試験方法-電気・ 電子-耐火性試験-煙によ る
光の不透過度の測定-小規模静的試験方法-材料)
※3 試験方法: J CS 7397( 電線・ ケ ーブルの燃焼性に関する 特性試験方法)
4.ケーブル表示
ケーブル内の適当な箇所に次の事項を連続印刷したテープを施す。
(1) 製造社名又はその略号
(2) 製造年
5.荷
造
ケーブルは両端を密封し、端末においてカッドおよびユニットの配列方向が右回りの
端末を上部とし、赤色テープをケーブルシース上に巻き、他端は青色テープを巻く。
6.その他
取り扱い上の注意
このケーブルの絶縁体は、ポリエチレン系材料を使用しています。
そのため長期間日光や蛍光灯の紫外線が当たるとヒビ割れなどを起こすので、絶縁体
露出部には黒色テープなどの保護を施して下さい。
-2-
表-1
対の色別
線 心
第1対
カッドNO.
A
1
青
2
黄
3
緑
4
赤
5
紫
A
第2対
B
C
D
B
白
茶
黒
カッド配列
※ 上図は赤端を示す。
配 列 図
表-2
1
10対ユニット粗巻テープの色別
ユニットNo.
1
2
3
4
5
粗巻テープの色
青
黄
緑
赤
紫
5
4
2
3
10対ケーブル及び
10対ユニット
※ 丸内の数字はカッドNo.を表す。
No.1
10対ユニット
No.1
10対
ユニット
No.2
No.3
20対ケーブル
No.4
No.2
30対ケーブル
No.1
10対
No.5
C
D
No.2
No.3
50対ケーブル
※
上図は赤端を示す。
-3-
*
付 表 ソフトEM CCP-AP
*
参
考
*
導 導
絶
シ *
仕
概
標
*
体 対
体
縁
|
上
算
準
*
サ × 直
体
ス
り
質
条
*
イ 数
径
厚
厚
外
量
長
*
ズ さ
さ
径
kg/km
m
*
(参考)
*
*
㎜ ㎜
㎜
㎜
㎜
0.5
×
10P
0.5
0.15
1.7
11.5
120
500
0.5
×
20P
0.5
0.15
1.7
14.5
190
500
0.5
×
30P
0.5
0.15
1.7
15.0
230
500
0.5
×
50P
0.5
0.15
1.7
17.5
340
500
0.65 ×
10P
0.65
0.20
1.7
13.0
170
500
0.65 ×
20P
0.65
0.20
1.7
17.0
280
500
0.65 ×
30P
0.65
0.20
1.7
17.5
340
500
0.65 ×
50P
0.65
0.20
1.7
22
550
500
* シース厚さとは、{ 10対以下のケーブル:ポリエチレンシース厚さ }を表す。
{ 20対以上のケーブル:LAPシース厚さ }
断 面 図
カッドより構造(10対)
耐燃ポリエチレンシース
軟アルミテープ
押え巻きテープ
押え巻きテープ
カッド線心
ポリエチレン絶縁体
軟銅導体
断 面 図
ユニットより構造(20対以上)
耐燃ポリエチレンシース
ラミネートテープ
押え巻きテープ
押え巻きテープ
ユニット線心(下図参照)
ユニット色別粗巻テープ
カッド線心
ポリエチレン絶縁体
軟銅導体
Fly UP