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「信州プレミアム牛肉」認定要領

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「信州プレミアム牛肉」認定要領
「信州プレミアム牛肉」認定要領
第1章
総
則
(目的)
第1
この要領は、長野県産牛肉の認知度向上を図るとともに、高品質な牛肉の生産拡
大及び県内及び県外における需要創出・拡大を進めるため、長野県産の食味の優れた
牛肉を「信州プレミアム牛肉」という名称で認定するにあたり、必要な事項を定める
ものとする。
(定義)
第2
この要領において「信州プレミアム牛肉」とは、第3に規定された基準を満たし、
認定された牛肉をいう。
2
この要領において、「登録流通業者」とは、第4により認定された業者をいい、「取
扱登録店」とは、信州プレミアム牛肉取扱店登録要領(平成 21 年3月 24 日付け 20
農政マ第 161 号)第4により登録された販売店及び飲食店等をいう。
第2章
信州プレミアム牛肉の基準
(信州プレミアム牛肉の基準)
第3
信州プレミアム牛肉の基準は、次に掲げるものとする。
(1) 生産農場
信州あんしん農産物(牛肉)生産認定農場実施要領(平成 25 年3月 25 日付け 24
園畜第 1200 号)に基づく信州あんしん農産物(牛肉)生産認定農場(以下「認定農
場」という。)であること
(2) 品種・性等
黒毛和種の去勢又は未経産雌牛(全飼養期間のうち認定農場で飼養された期間が
最も長いものに限る。)
(3) 規格等
社団法人日本食肉格付協会(以下「日格協」という。)による牛枝肉取引規格の
うち、肉質等級4以上、かつ、歩留等級B以上、脂肪交雑基準ナンバー(以下「B
MS‐No.」という。)及び脂肪酸簡易測定装置による筋間脂肪の測定値から推
定した胸最長筋中のオレイン酸含有率が、次に掲げる条件のいずれかを満たすこと
ア
BMS‐No.7以上かつオレイン酸含有率55%以上
イ
BMS‐No.5以上かつオレイン酸含有率58%以上
ウ
BMS‐No.8以上かつオレイン酸含有率52%以上
(4) 牛肉の部位等
次に掲げるものを除く部位及びその加工肉であること
ア
頭部、頸部、脛部、尾部及び横隔膜を含む内臓肉
イ
肉ひき機でひいたもの(挽肉)及び牛肉の整形に伴い副次的に得られたもの
(細切れ、切り落とし)
第3章
信州プレミアム牛肉の流通
(登録流通業者の要件と認定)
第4
登録流通業者の要件は、次に掲げるものとする。
(1) 県内認定
ア
枝肉格付業務が適正に行われた認定農場由来の牛肉の荷受けができること。
イ
信州プレミアム牛肉を恒常的かつ安定的に取扱登録店に提供できること。
(2) 県外認定
ア
認定農場由来の黒毛和牛を生産者からの委託を受けて卸売市場にて出荷販売で
きる業者であること。なお、卸売市場での販売を円滑に行うため、その業務の一
部を事業者へ委託する場合は、別に定める運用規程に基づき知事へ報告すること。
イ
購買者の協力を得て、信州プレミアム牛肉を恒常的かつ安定的に取扱登録店に
提供できること。
2
登録希望者は、信州プレミアム牛肉登録流通業者認定申請書(様式第1号)により、
長野県知事(以下「知事」という。)にあらかじめ認定申請を行う。
3
知事は、登録希望者からの申請内容が要件を満たしているときは、信州プレミアム
牛肉登録流通業者認定証(様式第2号)を交付するものとする。
(登録流通業者の責務)
第5
登録流通業者は、牛肉のトレーサビリティ、食品衛生及び食品表示に係る関連法
令を遵守するとともに、次に掲げる事項を行うものとする。
(1) 信州プレミアム牛肉についての積極的な表示
(2) 信州プレミアム牛肉と他の牛肉との区別化
(3) 知事及び地方事務所長が行う流通状況を調査するための立入検査の受入れ
(4) 取扱登録店の拡大及び信州プレミアム牛肉の適正な取扱指導
(信州プレミアム牛肉商標の使用)
第6
登録流通業者は、信州プレミアム牛肉商標使用規程(平成 22 年1月8日付け 21
農政マ第 136 号)に規定する信州プレミアム牛肉商標を積極的に使用するよう努め、
その使用にあたっては、当該規程を遵守する。
2
登録流通業者は、信州プレミアム牛肉商標を積極的に使用することにより、取扱登
録店に対する適正な流通に努めるとともに、取扱登録店に対して当該商標の積極的表
示を促すものとする。
(登録流通業者の取消し)
第7
知事は、この要領に基づく流通・販売・提供等を行わない登録流通業者に対して、
登録を取り消すことができるものとする。
第4章
信州プレミアム牛肉の認定
(オレイン酸含有率の測定)
第8
認定に係るオレイン酸含有率の測定は、知事が委託する者が実施するものとする。
ただし、測定業務の効率化を図るために必要と認められる場合は、登録流通業者が実
施できるものとする。
2
オレイン酸含有率の測定は、枝肉の左半丸冷と体の第6・第7肋骨間切開面におけ
る筋間脂肪で行うものとする。
(認定申請)
第9
登録流通業者は、この要領に規定する認定基準を満たした牛肉について、信州プ
レミアム牛肉認定申請書(以下「認定申請書」という。)(様式第3号)により、認
定申請を行うことができるものとする。なお、県外での認定申請の場合は、別に定め
る運用規程に基づき申請するものとする。
(認定)
第 10
知事は、認定申請のあった牛肉について、認定基準と照合・判定し、認定基準を
満たしているときは、信州プレミアム牛肉認定証(様式第4号)を交付するとともに、
当該牛肉の個体識別番号を公表するものとする。
(その他)
第 11
本要領に定めるもののほか、信州プレミアム牛肉の認定に関し必要な事項は、農
政部長が定める。
附
則
この要領は、平成 21 年3月 24 日から施行する。
この要領は、平成 22 年1月8日から施行する。
この要領は、平成 24 年 11 月 20 日から施行する。
この要領は、平成 25 年4月1日から施行する。
(様式第1号)第4関係
信州プレミアム牛肉登録流通業者認定申請書
番
平成
長野県知事
阿 部 守 一
年
号
月
日
様
申請者
住
所
氏
名(代表者)
「信州プレミアム牛肉」認定要領第4の規定により、信州プレミアム牛肉登録流通業
者に認定してください。
記
区分・項目
食
肉
処
理
出
荷
荷
受
内
容
食肉処理場名
枝肉格付員
オレイン酸測定機関・者(県委託先)
信州あんしん農産物認定農場件数
件
荷受け年間計画頭数(黒毛和種)
頭
取扱登録店計画数
件
*信州あんしん農産物認定農場の名簿を添付のこと
(様式第2号)第4関係
No.
信州 プ レミ ア ム牛 肉登 録流 通業 者 認定 証
平成
年
月
日付けで申請のあった信州プレミアム牛肉登録流通業者につい
て、「信州プレミアム牛肉」認定要領第4の規定により、下記のとおり認定します。
記
1
所在地
2
名称
平成
年
長野県知事
月
日
阿 部 守 一
(様式第3号)第9関係
信州プレミアム牛肉認定申請書
番
平成
長野県知事
阿 部 守 一
年
号
月
日
様
申請者(登録流通業者)
住
所
氏
名
「信州プレミアム牛肉」認定要領第9の規定により、下記の牛肉を信州プレミアム牛
肉に認定してください。
記
申請頭数
頭(内訳は別紙による)
(様式第4号)第 10 関係
No.
信州 プレ ミ アム 牛 肉認 定証
(住所)
(氏名)
様
(購買者氏名)
様(※県外認定の場合のみ)
平成
年
月
日付けで申請のあった信州プレミアム牛肉の認定について、
「信
州プレミアム牛肉」認定要領第 10 の規定により、下記のとおり認定します。
記
1
生産者
①
住所
②
氏名
2
個体識別番号
3
品種・性
黒毛和種
4
枝肉格付
① 規格
②
5
脂肪交雑(BMS-No.)
オレイン酸含有率
%
平成
年
長野県知事
月
日
阿 部 守 一
(様式第5号)第4関係
信州プレミアム牛肉に係る業務委託契約報告書
番
平成
長野県知事
阿 部 守 一
年
号
月
日
様
申請者(登録流通業者)
住
所
氏
名
「信州プレミアム牛肉」認定要領第4の(1)のアの規定により、下記のとおり報告しま
す。
記
1
2
業務委託者
(1) 住
所
(2) 氏
名
業務委託契約書
別添のとおり
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